JP3777708B2 - インジェクタ - Google Patents
インジェクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP3777708B2 JP3777708B2 JP06749497A JP6749497A JP3777708B2 JP 3777708 B2 JP3777708 B2 JP 3777708B2 JP 06749497 A JP06749497 A JP 06749497A JP 6749497 A JP6749497 A JP 6749497A JP 3777708 B2 JP3777708 B2 JP 3777708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- fuel
- injector
- valve body
- valve member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、蓄圧室に貯留された作動流体の圧力を利用して燃料を燃焼室に噴射するインジェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンの燃料噴射制御に関して、噴射圧力の高圧化を図り、且つ燃料の噴射タイミング及び噴射量等の噴射条件をエンジンの運転状態に応じて最適に制御する方法として、蓄圧式燃料噴射システムが知られている。蓄圧式燃料噴射システムは、ポンプによって所定圧力に加圧された燃料噴射制御用の作動流体を蓄圧室に貯留し、作動流体の圧力を利用してインジェクタから対応する燃焼室内に燃料を噴射する蓄圧式燃料噴射システムである。加圧燃料が各インジェクタにおいてエンジンの運転状態に対して最適な噴射条件で噴射されるように、コントローラが蓄圧室内の圧力及び各インジェクタに設けられた制御弁を制御している。
【0003】
蓄圧式燃料噴射システムの一つのタイプとして、加圧された燃料それ自体を作動流体として用いるシステムがある。このシステムでは、バランスチャンバ内の燃料圧を制御することによって針弁のリフトを制御し、高圧燃料をインジェクタから燃焼室内に噴射するものである。インジェクタに供給すべき高圧燃料は、燃料ポンプから蓄圧器としてのコモンレールに貯留されている。電子制御ユニットであるコントローラは、エンジン回転数センサ、エンジン気筒判別センサ及び上死点検出センサ、アクセルペダル踏込み量センサ等のエンジンの運転状態を検出するための各種センサからの信号が入力されている。コントローラは、これらの信号に基づいて、エンジン出力が運転状態に即した最適出力になるように、インジェクタによる燃料の噴射条件、即ち、燃料の噴射タイミング及び噴射量を制御する。また、コモンレールには圧力センサが設けられており、コモンレール内の燃料圧は、コントローラの制御の下で燃料ポンプと流量制御弁とによって所定圧力に維持されている。なお、蓄圧システムの詳細は、周知のものであり、また本発明に直接関係するところではないので、これ以上の説明を省略する。
【0004】
コモンレール式の燃料噴射システムにおいては、インジェクタには、常時、燃料噴射圧相当の燃料圧の圧力を有する燃料が供給されており、電磁弁の作動によって針弁が駆動され、開放された噴孔から燃料が噴射される。そのため、電磁弁やノズルの往復動部材がその復帰時に案内部材に対してスムースに案内されずに復帰位置に戻らないスティック現象を生じることがある。このようなスティック現象が生じると、燃料は開口した噴孔から噴射し続けて、エンジンが破損してしまうおそれがある。このため、インジェクタへの燃料の入口に、燃料の通過量を制限するフローリミッタを設けて、燃料の噴射時間が長くなると燃料の通路を閉じてしまうものが従来から提案されている(特開平4−241767号公報、特開平4−252860号公報参照)。
【0005】
上記各公報に開示されているフローリミッタと同様のタイプの構造が、図3に示されている。フローリミッタ40は、高圧燃料を蓄圧するコモンレールと、各インジェクタに延びる燃料配管との間に配置され、コモンレールから燃料配管へ供給される燃料の量が所定値以上となったときに、その燃料の流れを停止させるものである。フローリミッタ40は、ハウジング41内の中空孔42内にピストン43、ピストン43のインジェクタ側にピストン43と一体的に移動可能に設けられたボール体44、ボール体44をコモンレール側に付勢するスプリング45、及びボール体44とスプリング45との間に配設されたスプリングシート46から構成されている。ピストン43のコモンレール側への移動を規制する規制部材47が設けられている。ピストン43と規制部材47とには、それぞれ燃料の通過を許容するオリフィス48、49が形成されている。また、中空孔42のインジェクタ側には、ボール体44の外径よりも小さい圧入孔50が形成されている。
【0006】
かかるフローリミッタにおいて、通常の燃料噴射状態であれば、コモンレールからの高圧燃料は、規制部材47のオリフィス49、ピストン43のオリフィス48、ボール体44の周囲、スプリングシート46を通って、インジェクタ側に流れる。このとき、ピストン43及びボール体44が流量に応じてインジェクタ側、即ち、圧入孔50側に移動する。インジェクタの燃料噴射期間が長くなると、ボール体44の移動量が増大して圧入孔50内に圧入され、ボール体44による弁が閉鎖状態となり、インジェクタへの燃料の供給を完全に停止する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のタイプのフローリミッタは、ピストン43、ボール体44、スプリング45、及びそのシート46等の多くの構成部品を必要としており、構造が複雑であるという問題点がある。また、ピストン43とボール体44とをスプリングのばね力に抗して移動させる目的で、燃料が通過するオリフィス前後の差圧を利用しているため、オリフィスの開口面積を相当に絞って設定している。このような絞りを有するオリフィスは、燃料噴射時において燃料の通過に対する抵抗となり、燃料噴射率を低下させるという問題点もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の目的は、上記問題を解決し、インジェクタの先端において、針弁が既に有している噴孔の開閉機構を利用して、コントローラによって設定される燃料噴射期間が経過してもなお燃料の噴射が継続されている状態に応じて燃料の流れを制限するフローリミッタ機能をも、針弁に持たせることにより、簡単且つ低コストでフローリミッタ機能を奏することができると共に、従来のフローリミッタに見られるようなオリフィス前後の差圧を利用することに起因して生じる燃料の圧力損失がないインジェクタを提供することである。
【0009】
前記目的を達成するため、この発明によるインジェクタは、燃料供給路を備えると共に内部に中空穴が形成され且つ先端に前記燃料供給路を通じて供給された燃料を噴射するための噴孔が形成されたノズル本体及び前記中空穴にリフト可能に配置され且つ前記ノズル本体に形成された弁シートに離接して前記噴孔を開閉する針弁を具備してなるインジェクタにおいて、前記針弁は、弁本体及び該弁本体の先端凹面に対し微小な隙間を隔てて離接可能な前記弁本体と当接する側の面と前記噴孔を開閉するための弁フェースとを有する弁部材の2部材で構成されており、燃料噴射期間経過後に前記弁本体の下降による前記噴孔の閉鎖が行われない状態に応じて、前記弁部材が該弁部材の前記弁本体と当接する側の面に前記噴孔を閉鎖させる大きさの燃料圧を受けるようにしたことを特徴とするものである。
【0010】
この発明によるインジェクタは、上記の構成を有しているので、針弁が本体の中空穴内をリフトすることにより燃料が噴孔から噴射され、針弁の下降によって噴孔が閉鎖されて燃料の噴射が停止される。針弁の弁部材は、弁本体の先端凹面に離接可能に当接しているので、針弁のリフト時には、互いの離接面間には負圧が生じて弁本体に追従してリフトする。燃料噴射期間は、コントローラが各種のセンサからの信号、特に、エンジン回転数とアクセル踏込み量とに応じて設定される。針弁が正常に作動していれば、弁部材は下降する弁本体と共に下降して噴孔が閉じられる。この燃料噴射期間が経過してもなお、針弁の下降が行われない場合には、弁部材は、弁本体と当接する側の面に受ける燃料圧に基づいて下降して噴孔を閉鎖する。
【0011】
また、このインジェクタにおいて、前記弁部材の前記弁本体と当接する側の面が受ける燃料圧は、前記燃料供給路と前記微小な隙間とを連通するように前記弁本体内に形成され且つ燃料供給路の有効通路面積よりも小さい有効通路面積を有する送油路を通じて供給される。弁本体内に形成された送油路の有効通路面積は、燃料供給路の有効通路面積よりも小さいから、針弁のリフト時に低下した弁本体と弁部材間の燃料圧は、前記送油路を通じて次第に上昇し、燃料噴射期間の経過後に燃料供給路内の燃料圧まで回復する。この回復した燃料圧は、弁部材の弁本体と当接する側の面に作用して、弁部材を下降させる。
【0012】
また、このインジェクタにおいて、前記弁部材の前記弁本体と当接する側の面が受ける燃料圧は、前記燃料供給路と前記微小な隙間とを連通するように前記弁本体の先端凹面上又は弁部材の前記弁本体と当接する側の面上或いはこれら両方の面上に形成され且つ燃料供給路の有効通路面積よりも小さい有効通路面積を有する送油溝を通じて供給される。針弁のリフト時に低下した弁本体と弁部材間の燃料圧の回復については、送油路を弁本体内に形成する上記の場合と同様である。
【0013】
また、このインジェクタにおいて、前記弁本体の先端凹面と弁部材の前記弁本体と当接する側の面との間には微小な隙間が形成されている。送油路又は送油溝等から前記弁本体の先端凹面と弁部材の前記弁本体と当接する側の面との間に供給される燃料圧は直ちに、上記微小な隙間を通じて前記弁部材の前記弁本体と当接する側の面に作用して、弁部材を迅速に作動させる。
【0014】
更に、このインジェクタにおいて、前記弁部材はボール又は先細テーパ面を有する錐体である。ボールの球面又は錐体の先細テーパ面は、先端側にノズル本体に形成された弁シートに着座可能な弁フェースを有し、また、燃料供給路の燃料圧を受けて針弁をリフトさせる受圧面を有し、更に弁本体の先端凹面に離接可能に当接する側に、弁部材を下降させる燃料圧を受ける面を含むことになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、この発明による燃料噴射装置の一実施例を、図1の記載を参照して説明する。図1はこの発明によるインジェクタの全体を示す断面図であり、図2は図1に示したインジェクタの先端部の構造を示す拡大断面図である。
【0016】
このタイプの蓄圧式燃料噴射システムに用いられるインジェクタの一つが図1に示されている。エンジンの気筒数に応じた数のインジェクタが用意されており、コモンレール(図示せず)に貯留された高圧燃料は、燃料流路の一部を構成する分岐管18を通じて各インジェクタ1に供給される。インジェクタ1の上側側部には燃料入口継手20を介して分岐管18が接続されている。インジェクタ1の本体内部には、燃料通路21,22が形成されており、分岐管18及び燃料通路21,22から燃料流路が構成されている。燃料流路を通じて供給された燃料は、第1燃料溜まり23及び針弁4の周囲の通路を通じて、針弁4のリフト時に開く噴孔5から燃焼室内に噴射される。余剰の燃料は戻り管19を通じてコモンレールに戻される。
【0017】
インジェクタ1には、針弁4のリフトを制御するために、バランスチャンバ式の針弁リフト機構が設けられている。即ち、インジェクタ1の最上部には、制御弁としての電磁弁26が設けられており、コントローラ38からの制御信号としての制御電流が、信号線27を通じて電磁弁26のソレノイド28に送られる。ソレノイド28が励磁されると、アーマチュア29が上昇して、燃料路31の端部に設けられた開閉弁32を開くので、燃料流路からバランスチャンバ30に供給された燃料の燃料圧が燃料路31を通じて解放される。
【0018】
インジェクタ1の中央本体内部に形成された中央中空穴33内には、コントロールピストン34が昇降可能に設けられている。低下したバランスチャンバ30内の圧力に基づく力とリターンスプリング35のばね力とによってコントロールピストン34に働く押下げ力よりも、第1燃料溜まり23に臨むテーパ面36及び後述する針弁4の先端部に作用する燃料圧に基づいてコントロールピストン34を押し上げる力が勝るため、コントロールピストン34は上昇する。その結果、針弁4がリフトして、噴孔5から燃料が噴射される。燃料噴射量は、燃料流路内の燃料圧と針弁4のリフト(リフト量、リフト期間)とによって定められ、針弁4のリフトは、開閉弁32の開閉制御をするためにソレノイド28へ送られる制御電流としての噴射パルスによって決定される。
【0019】
図2には、図1に示したインジェクタの先端部の構造が拡大断面によって示されている。インジェクタ1のノズル本体2(この発明によるインジェクタの本体に相当する)には、内部に中空穴3が形成されており、中空穴3内を針弁4がリフト可能に収容されている。ノズル本体2の先端には、噴孔5が形成されている。針弁4は、針弁4の大部分を占める弁本体6と、弁本体6の先端に設けられている弁部材7とを有している。中空穴3と針弁4との間には、上流側の第1燃料供給路8と、第1燃料供給路8の下流側にあって、第1燃料供給路8の有効通路断面積がやや小さい有効通路断面積を有する第2燃料供給路9が形成されている。第1燃料供給路8を通じて供給された燃料は、ノズル本体2の先端と弁部材7との間に形成された第2燃料溜まり10を経て、噴孔5からエンジンの燃焼室(図示せず)内に噴射される。
【0020】
針弁4の弁部材7は、ボールの形状を有しており、球面の先端側部分は弁フェース11となっている。弁フェース11は、ノズル本体2に形成された球面の一部から構成される環状の弁シート12に離接可能であり、弁フェース11の弁シート12への離接に応じて、噴孔5が開閉される。弁部材7は弁本体6によって、約上半分を抱持されているが、弁部材7は弁本体6に対して離接可能に当接しており、弁本体と当接する側の面13は弁本体6の凹状の球面から成る先端凹面14に対向しており、弁本体と当接する側の面13と先端凹面14との間には、微小な隙間15が形成されている。弁本体6には、第1燃料供給路8と隙間15とを連通する送油路16が形成されている。
【0021】
弁部材7の弁本体と当接する側の面13が受ける燃料圧は、弁本体6内に形成された送油路16を通じて供給される。送油路16の有効通路面積は、第1燃料供給路8の有効通路面積よりも相当に小さく設定されているので、微小な隙間15内の圧力が低下した場合であっても、微小な隙間15内の圧力は、第1燃料供給路8内の噴射圧力に相当する高い燃料圧まで直ちに回復することはない。したがって、針弁4の弁本体6がリフトするときには、微小な隙間15に負圧が生じるが、その負圧は直ちに第1燃料供給路8内の高い燃料圧にまで回復することはなく、弁部材7が弁本体と当接する側の面13に作用する低い圧力と、第2燃料供給路9内の高い燃料圧との差圧に基づいて、弁本体6に追従してリフトすることになる。微小な隙間15内の圧力は、送油路16を通じて、第1燃料供給路8内の燃料圧にまで次第に回復するが、その回復に要する期間は、コントローラ38の演算によって設定される通常の燃料噴射期間よりも長く設定されている。
【0022】
このインジェクタは、上記のように構成されており、次にその作動を説明する。針弁4のリフト時には、弁本体6がリフトするが、微小な隙間15内は第1,第2の燃料供給路8,9内の燃料圧を維持できずに負圧となる。このため、弁部材7は第2燃料供給路9内の噴射圧力相当の高い燃料圧を下半分の表面で受けて、弁本体と当接する側の面13に作用する圧力との差圧に基づいて、弁本体6に追従してリフトする。燃料噴射期間を経過しても、針弁4の下降による噴孔5の閉鎖が行われないために燃料の噴射が継続されている場合には、微小な隙間15内の燃料圧は、第1燃料供給路8内の燃料圧が送油路16を通じて供給されることにより、次第に回復する。燃料噴射中は、有効通路面積が第1燃料供給路8と比較してやや狭い第2燃料供給路9内、即ち、弁部材7の周囲での燃料の流れは速いので、第2燃料供給路9での燃料圧は低圧となり、面13に作用する回復した燃料圧との差圧に基づいて、弁部材7が弁本体6から離れて下降し、弁部材7は噴孔5を閉鎖することになる。
【0023】
弁部材7の弁本体と当接する側の面13が受ける燃料圧の供給は、弁本体6内に形成した送油路16の代わりに、第2燃料供給路9に一端が開口するように弁本体6の先端凹面14上に形成した送油溝とすることもできる。弁部材7がボールでなく上下に回転するものでなければ、送油溝は、弁部材7の弁本体と当接する側の面13上、或いは弁本体6の先端凹面と弁部材7の弁本体と当接する側の面13上の両方に形成してもよい。いずれの場合であっても、送油溝の有効通路面積は、第2燃料供給路9の有効通路面積よりも小さい値に設定される。なお、弁部材7はボールであるとして説明したが、弁部材7の形状はボールに限られることはなく、円錐体のような先細テーパ面を有する錐体に形成することもできる。
【0024】
【発明の効果】
この発明によるインジェクタは、上記のように、針弁を弁本体と弁本体の先端凹面に離接可能に当接し且つ噴孔を開閉する弁部材との2部構成で構成し、燃料噴射期間を経過したにもかかわらず、弁本体の下降による噴孔の閉鎖が行われていない状態では、弁部材は弁本体と当接する側の面に噴孔を閉鎖させる大きさの燃料圧を受ける。針弁の弁部材は、弁本体の先端凹面に離接可能に当接する構造であり、針弁のリフト時には弁本体に追従してリフトし、燃料噴射期間が経過してもなお針弁の下降が行われない場合には、弁本体と当接する側の面に受ける燃料圧に基づいて下降して噴孔を閉鎖する。したがって、燃料噴射期間の経過後に燃料の噴射を停止させるフローリミッタ機構が、従来のようなインジェクタとは多くの構成部品を必要とした別個の装置としてではなく、インジェクタのノズルにおいて簡単な構造で得ることができる。また、フローリミッタ機構の動作に、燃料のオリフィス通過による圧力降下を利用していないので、燃料噴射時において燃料の通過に対する抵抗がなく、燃料噴射率が全体的に低下することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるインジェクタの一実施例を示す断面図である。
【図2】 図1に示すインジェクタの要部拡大断面図である。
【図3】 従来のフローリミッタの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 インジェクタ
2 ノズル本体
3 中空穴
4 針弁
5 噴孔
6 弁本体
7 弁部材
8 第1燃料供給路
9 第2燃料供給路
11 弁フェース
12 弁シート
13 弁本体と当接する側の面
14 先端凹面
15 微小な隙間
16 送油路
Claims (4)
- 燃料供給路を備えると共に内部に中空穴が形成され且つ先端に前記燃料供給路を通じて供給された燃料を噴射するための噴孔が形成されたノズル本体及び前記中空穴にリフト可能に配置され且つ前記ノズル本体に形成された弁シートに離接して前記噴孔を開閉する針弁を具備してなるインジェクタにおいて、
前記針弁は、弁本体及び該弁本体の先端凹面に対し微小な隙間を隔てて離接可能な前記弁本体と当接する側の面と前記噴孔を開閉するための弁フェースとを有する弁部材の2部材で構成されており、燃料噴射期間経過後に前記弁本体の下降による前記噴孔の閉鎖が行われない状態に応じて、前記弁部材が該弁部材の前記弁本体と当接する側の面に前記噴孔を閉鎖させる大きさの燃料圧を受けるようにしたことを特徴とするインジェクタ。 - 前記弁部材の前記弁本体と当接する側の面が受ける前記燃料圧は、前記燃料供給路と前記微小な隙間とを連通するように前記弁本体内に形成され且つ前記燃料供給路の有効通路面積よりも小さい有効通路面積を有する送油路を通じて供給されることを特徴とする請求項1に記載のインジェクタ。
- 前記弁部材の前記弁本体と当接する側の面が受ける前記燃料圧は、前記燃料供給路と前記微小な隙間とを連通するように前記弁本体の前記先端凹面上又は前記弁部材の前記弁本体と当接する側の面上或いはこれら両方の面上に形成され且つ前記燃料供給路の有効通路面積よりも小さい有効通路面積を有する送油溝を通じて供給されることを特徴とする請求項1に記載のインジェクタ。
- 前記弁部材は、ボール又は先細テーパ面を有する錐体であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のインジェクタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06749497A JP3777708B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | インジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06749497A JP3777708B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | インジェクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10252606A JPH10252606A (ja) | 1998-09-22 |
| JP3777708B2 true JP3777708B2 (ja) | 2006-05-24 |
Family
ID=13346609
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06749497A Expired - Fee Related JP3777708B2 (ja) | 1997-03-06 | 1997-03-06 | インジェクタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3777708B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE10150712A1 (de) * | 2001-10-13 | 2003-04-17 | Bosch Gmbh Robert | Brennstoffeinspritzventil |
| JP2020153337A (ja) * | 2019-03-22 | 2020-09-24 | ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 | エンジン |
-
1997
- 1997-03-06 JP JP06749497A patent/JP3777708B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10252606A (ja) | 1998-09-22 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0195736B1 (en) | Accumulator injector | |
| EP0893594B1 (en) | A fuel injection control device | |
| JP3823391B2 (ja) | エンジンの燃料噴射装置 | |
| US4505243A (en) | Electromagnetic injection control valve in unit fuel injector | |
| EP0774067B1 (en) | Solenoid actuated miniservo spool valve | |
| US5522545A (en) | Hydraulically actuated fuel injector | |
| EP0187112B1 (en) | Solenoid valve, particularly as bypass valve with fuel injector | |
| JPS62203932A (ja) | 内燃機関用燃料噴射装置 | |
| EP1053397B1 (en) | Hydraulically actuated fuel injector with seated pin actuator | |
| JP2003524725A (ja) | 内燃機関用燃料噴射系のインジェクタのためのコンパクト構造の二段式電磁弁 | |
| JPH1089190A (ja) | 蓄圧式燃料噴射装置 | |
| US6988680B1 (en) | Injector of compact design for a common rail injection system for internal combustion engines | |
| EP0971119A2 (en) | Common-rail fuel-injection system | |
| US6463914B2 (en) | Regulating member for controlling an intensification of pressure of fuel for a fuel injector | |
| JP3777708B2 (ja) | インジェクタ | |
| JP3882555B2 (ja) | 燃料噴射弁 | |
| US6279542B1 (en) | Method and arrangement for controlling the injection pressure of liquid fuel | |
| US20090114744A1 (en) | Device for the Injection of Fuel Into the Combustion Chamber of an Internal Combustion Engine | |
| JP3844092B2 (ja) | 蓄圧式燃料噴射装置 | |
| JP2674266B2 (ja) | ディーゼル機関用燃料噴射装置 | |
| JPH0437268B2 (ja) | ||
| CN115288900B (zh) | 基于喷孔开启数量调节的可变喷油规律电控喷油器 | |
| JPH0461189B2 (ja) | ||
| JP3924888B2 (ja) | 燃料噴射装置 | |
| JPH0640931Y2 (ja) | 燃料噴射装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050624 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050705 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050902 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050902 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20060207 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20060220 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090310 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100310 Year of fee payment: 4 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110310 Year of fee payment: 5 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |