JP3792246B2 - クロストーク解消回路、液晶表示装置、及び表示制御方法 - Google Patents
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Description
このようなTFTによるアクティブマトリックス型の液晶パネルにおいて、近年、高輝度・高コントラスト・低消費電力を実現する超高開口率化技術であるSHA(Super High Aperture Ratio)技術を使用したパネルが実現されている。
図12は、SHA技術を利用したTFT液晶パネルにおける絵素電極の構成例を説明するための図で、図12(A)は絵素電極部の平面概略図で、図12(B)は絵素電極部の側断面の概略構成図である。図12において、11は絵素電極、12はTFT、13はソースライン、14はゲートライン、15は寄生容量、16は特殊樹脂である。
さらに、特許文献1の発明は、液晶パネルの構成が複雑化することで、製造工程が煩雑化しコストの増加が見込まれる。また、遮光体と画素電極との重なり幅を大きくすることで、液晶パネルの透過率が減少するという問題を招来する。
このように、LUTを用いて抽出した補正値によって着目絵素電極に入力される表示信号を補正することで、液晶パネルの絵素電極間に生じるクロストークの影響を除去して、高品質の画像表示を行うことができる。また、LUTを用いてクロストークの補正値を抽出しているので、例えば上記特許文献2に記載のもののように、隣接画素に含まれる同色の絵素信号レベルが同一であるという特定条件下でしか正確な補正ができないものとは異なり、どのような条件の下でも正確なクロストークの補正を行うことが可能である。
ここで一般的に、クロストーク量は、補正対象の絵素の表示信号レベルと、補正対象の絵素に影響を与えてクロストークを生じさせる隣接絵素の表示信号レベルとの大小関係により変化するが、この時の変化は非線形であるため、LUTを用いることで処理効率が向上し、これに伴うコストダウンを図ることができる。
また、クロストークの補正において、クロストークの流れが画面水平方向の右から左であれば、画面右端の絵素から順にリレー方式で補正をする必要がある。しかし、この方法ではリアルタイム処理が困難であり実用的でないため、上記のように、隣々接絵素から隣接絵素の補正、さらに補正後の隣接絵素から補正対象絵素の補正を行うことで、リレー方式と同等に精度の良いクロストークの補正が可能となる。
第1の技術手段のように、LUTを2段構成にした場合、2倍のLUTが必要となり、回路規模が大きくなるが、隣接絵素の補正を行う場合、補正値はそれほど厳密である必要がないため、対象絵素を補正するための2段目のLUTに比べ、隣接絵素を補正するための1段目のLUTは粗く設定することができる。こうすることで、回路規模が大きくなるという弊害を抑えることができる。
このように、LUTに補正値データを設定する信号レベルの間隔を、各絵素に対する表示信号のレベルが取りうるレベル幅に対して、所定のレベル幅刻みで粗く設定することにより、回路規模を削減したLUTを構成することができる。
第3の技術手段のようなLUTを用いた場合、各絵素に対する表示信号のレベルが取りうるレベル幅に比して補正精度が低下することが予想されるが、この補正精度の低下を防ぐために、粗く設定したレベル間の補正値を直線補間することで、より正確なクロストークの補正が可能となる。
第4の技術手段のように、LUTに設定されたレベル間の補正値を直線補間することにより、目的とする補正値データを抽出する場合、各絵素に対する表示信号のレベルが取りうるレベル幅を、例えば8レベル刻みでLUTを構成したとすると、LUT上には32段階の補正値しか格納できず、最終端のレベルとの補間を行うことができない。従って、上記のように、最終端のデータに固定値を設定しておくことで、固定値との間で補間が可能となり、補間のための複数のテーブルを構成する必要がなくなる。
このように、LUTに補正値データを設定する信号レベルの間隔を、隣接絵素の信号レベルに比して、補正対象の絵素の信号レベルを細かい間隔で設定することで、LUTの容量規模を削減するとともに、より柔軟で正確なクロストークの補正が可能となる。
すなわち、クロストーク量は各原色の絵素電極で異なるため、各原色毎に独立して補正データを設定することで、より忠実なクロストークの補正が可能となる。また、光学的クロストークも各原色毎において異なるため、各原色毎にそれぞれ独立して補正データを設定することで、より忠実なクロストークの補正が可能となる。
上述のクロストーク解消回路を具備することにより、正確なクロストークの補正ができる液晶表示装置を実現することが可能である。
クロストークは、当該絵素電極のソースライン、及び当該絵素電極のソースラインと垂直方向に隣接する隣接絵素電極のソースラインの電位変化により、当該絵素電極に印加された電荷量が変化することで発生するため、画面全体の各ソースラインに沿って連なる絵素電極に入力される表示信号をモニタし、当該絵素電極に入力されるべき表示信号の補正を行うことで、より正確にクロストークを解消することができ、より高画質の画像表示を実現することが可能となる。
このように、画面全体の各ソースラインに沿って連なる絵素電極に入力されるべき表示信号と、当該絵素電極に入力されるべき表示信号によって、当該絵素電極の表示輝度がどの程度変化させられるか、また、この時の当該絵素電極に入力されるべき表示信号レベルと、各ソースラインに沿って連なる絵素電極に入力されるべき表示信号レベルととの関係を考慮し、クロストーク補正量を導出するための演算式、またはLUTを構成しておき、当該絵素電極に入力されるべき表示信号と、各ソースラインに沿って連なる絵素電極に入力されるべき表示信号とから当該絵素電極に対する補正信号を導出することで、より正確なクロストークの補正を行うことができる。
クロストークは、当該絵素電極に電圧印加されてから以降の期間中に、他の絵素電極に供給するためのソースラインの電位変化により、当該絵素電極に電圧印加された電荷量が変化することで発生するため、当該絵素電極に表示信号が入力されてから以降の期間中に他の絵素電極に入力される表示信号をモニタし、当該絵素電極に入力されるべき表示信号の補正を行うことで、より正確にクロストークを解消することができ、より高画質の画像表示を実現することができる。
このように、当該絵素電極に表示信号が入力されるべきタイミング以降の期間中に、他の絵素電極に入力されるべき表示信号によって、当該絵素電極の表示輝度がどの程度変化させられるか、また、この時の当該絵素電極に入力されるべき表示信号レベルと、他の絵素電極に入力されるべき表示信号レベルの関係とを考慮し、クロストーク補正量を導出するための演算式、またはLUTを構成しておき、当該絵素電極に入力されるべき表示信号と、他の絵素電極に入力されるべき表示信号とから当該絵素電極に対する補正信号を導出することで、より正確なクロストークの補正を行うことができる。
このような構成とすることによって、第11の技術手段に比べ完全なクロストークの補正を行うことは出来ないが、絵素電極に表示信号が入力される以前の期間中の入力表示信号を用いて補正を行うことで、フレームメモリの削減が可能となり、回路規模を小さくすることができる。
ここで、例えばTV(テレビジョン受像機)等においては、入力画像の高域成分はあらかじめフィルタリングされており、画面内をほぼ一様ととらえても問題はなく、また、フレーム間での画像信号の差異も小さく(フレーム間相関が大きく)、特に人間の視覚特性において色差の感度は小さいため、第11の技術手段における当該絵素電極に表示信号が入力されてから以降の期間中に入力される表示信号に代えて、絵素電極に表示信号が入力される以前の期間の入力信号を用いても、実用上問題はない。
これにより、回路規模を小さくしつつ、第11の技術手段のように、当該絵素電極に表示信号が入力されてから以降の期間中に他の絵素電極に入力される表示信号を用いて補正を行う場合と、ほぼ同等の補正効果が得られる液晶表示装置を実現することができる。
このように、当該絵素電極に表示信号が入力されるべきタイミング以前の期間に、他の絵素電極に入力される表示信号によって、当該絵素電極の表示輝度がどの程度変化させられるか、また、この時の当該絵素電極に入力されるべき表示信号レベルと、他の絵素電極に入力された表示信号レベルとの関係を考慮し、クロストーク補正量を導出するための演算式、またはLUTを構成しておき、当該絵素電極に入力されるべき表示信号と、他の絵素電極に入力された表示信号とから当該絵素電極に対する補正信号を導出することで、より正確なクロストークの補正を行うことができる。
クロストークは、当該絵素電極のソースライン、及び当該絵素電極のソースラインと垂直方向に隣接する隣接絵素電極のソースラインの電位変化により、当該絵素電極に電圧印加された電荷量が変化することで発生するため、画面全体の各ソースラインに沿って連なる絵素電極に入力される表示信号をモニタし、当該絵素電極に入力されるべき表示信号の補正を行うことで、より正確にクロストークを解消することができ、より高画質の画像表示を実現することが可能となる。
このように、当該絵素電極画面全体の各ソースラインに沿って連なる絵素電極に入力されるべき表示信号と、当該絵素電極に入力されるべき表示信号によって、当該絵素電極の表示輝度がどの程度変化させられるか、また、この時の当該絵素電極に入力されるべき表示信号レベルと、各絵素電極のソースラインに沿って連なる絵素電極に入力されるべき表示信号レベルとの関係を考慮し、クロストーク補正量を導出するための演算式、またはLUTを構成しておき、当該絵素電極に入力されるべき表示信号と、各ソースラインに沿って連なる絵素電極に入力されるべき表示信号とから当該絵素電極に対する補正信号を導出することで、より正確なクロストークの補正を行うことができる。
クロストークは、当該絵素電極に電圧印加されてから以降の期間中に、他の絵素電極に供給するためのソースラインの電位変化により、当該絵素電極に電圧印加された電荷量が変化することで発生するため、絵素電極に表示信号が入力されてから以降の期間中に他の絵素電極に入力される表示信号をモニタし、当該絵素電極に入力されるべき表示信号の補正を行うことで、より正確にクロストークを解消することができ、より高画質の画像表示を実現することができる。
このように、当該絵素電極に表示信号が入力されるべきタイミング以降の期間中に、他の絵素電極に入力されるべき表示信号によって、当該絵素電極の表示輝度がどの程度変化させられるか、また、この時の当該絵素電極に入力されるべき表示信号レベルと、他の絵素電極に入力されるべき表示信号レベルの関係とを考慮し、クロストーク補正量を導出するための演算式、またはLUTを構成しておき、当該絵素電極に入力されるべき表示信号と、他の絵素電極に入力されるべき表示信号とから当該絵素電極に対する補正信号を導出することで、より正確なクロストークの補正を行うことができる。
このような構成とすることによって、第17の技術手段に比べ完全なクロストークの補正を行うことは出来ないが、当該絵素電極に表示信号が入力される以前の期間中の入力表示信号を用いて補正を行うことで、フレームメモリの削減が可能となり、回路規模を小さくすることができる。
ここで、例えばTV(テレビジョン受像機)等においては、入力画像の高域成分はあらかじめフィルタリングされており、画面内をほぼ一様ととらえても問題はなく、また、フレーム間での画像信号の差異も小さく(フレーム間相関が大きく)、特に人間の視覚特性において色差の感度は小さいため、第17の技術手段における当該絵素電極に表示信号が入力されてから以降の期間に入力される表示信号に代えて、当該絵素電極に表示信号が入力される以前の期間の入力信号を用いても、実用上問題はない。
これにより、回路規模を小さくしつつ、第17の技術手段のように、当該絵素電極に表示信号が入力されてから以降の期間中に他の絵素電極に入力される表示信号を用いて補正を行う場合と、ほぼ同等の補正効果が得られるクロストーク解消回路を実現することができる。
このように、当該絵素電極に表示信号が入力されるべきタイミング以前の期間に、他の絵素電極に入力される表示信号によって、当該絵素電極の表示輝度がどの程度変化させられるか、また、この時の当該絵素電極に入力されるべき表示信号レベルと、他の絵素電極に入力された表示信号レベルとの関係を考慮し、クロストーク補正量を導出するための演算式、またはLUTを構成しておき、当該絵素電極に入力されるべき表示信号と、他の絵素電極に入力された表示信号とから当該絵素電極に対する補正信号を導出することで、より正確なクロストークの補正を行うことができる。
クロストークは、当該絵素電極のソースライン、及び当該絵素電極のソースラインと垂直方向に隣接する隣接絵素電極のソースラインの電位変化により、当該絵素電極に電圧印可された電荷量が変化することで発生するため、画面全体の各ソースラインに沿って連なる絵素電極に入力される表示信号をモニタし、当該絵素電極に入力されるべき表示信号の補正を行うことで、より正確にクロストークを解消することができ、より高画質の画像表示を実現することが可能となる。
このように、画面全体の各ソースラインに沿って連なる絵素電極に入力されるべき表示信号と、当該絵素電極に入力されるべき表示信号によって、当該絵素電極の表示輝度がどの程度変化させられるか、また、この時の当該絵素電極に入力されるべき表示信号レベルと、各ソースラインに沿って連なる絵素電極に入力されるべき表示信号レベルととの関係を考慮し、クロストーク補正量を導出するための演算式、またはLUTを構成しておき、当該絵素電極に入力されるべき表示信号と、各ソースラインに沿って連なる絵素電極に入力されるべき表示信号とから当該絵素電極に対する補正信号を導出することで、より正確なクロストークの補正を行うことができる。
クロストークは、当該絵素電極に電圧印加されてから以降の期間中に、他の絵素電極に供給するためのソースラインの電位変化により、当該絵素電極に電圧印加された電荷量が変化することで発生するためで、当該絵素電極に表示信号が入力されてから以降の期間中に他の絵素電極に入力される表示信号をモニタし、当該絵素電極に入力されるべき表示信号の補正を行うことで、より正確にクロストークを解消することができ、より高画質の画像表示を実現することが可能となる。
このように、当該絵素電極に表示信号が入力されるべきタイミング以降の期間中に、他の絵素電極に入力されるべき表示信号によって、当該絵素電極の表示輝度がどの程度変化させられるか、また、この時の当該絵素電極に入力されるべき表示信号レベルと、他の絵素電極に入力されるべき表示信号レベルの関係とを考慮し、クロストーク補正量を導出するための演算式、またはLUTを構成しておき、当該絵素電極に入力されるべき表示信号と、他の絵素電極に入力されるべき表示信号とから当該絵素電極に対する補正信号を導出することで、より正確なクロストークの補正を行うことができる。
このような構成とすることによって、第23の技術手段に比べ完全なクロストークの補正を行うことは出来ないが、当該絵素電極に表示信号が入力される以前の期間中の入力表示信号を用いて補正を行うことで、フレームメモリの削減が可能となり、回路規模を小さくすることができる。
ここで、例えばTV(テレビジョン受像機)等においては、入力画像の高域成分はあらかじめフィルタリングされており、画面内をほぼ一様ととらえても問題はなく、また、フレーム間での画像信号の差異も小さく(フレーム間相関が大きく)、特に人間の視覚特性において色差の感度は小さいため、第23の技術手段における当該絵素電極に表示信号が入力されてから以降の期間中に入力される表示信号に代えて、当該絵素電極に表示信号が入力される以前の期間の入力信号を用いても、実用上問題はない。
これにより、回路規模を小さくしつつ、第23の技術手段のように、当該絵素電極に表示信号が入力されてから以降の期間中に他の絵素電極に入力される表示信号とを用いて補正を行う場合と、ほぼ同等の補正効果が得られる表示制御方法を実現することができる。
このように、当該絵素電極に表示信号が入力されるべきタイミング以前の期間中に、他の絵素電極に入力される表示信号によって、当該絵素電極の表示輝度がどの程度変化させられるか、また、この時の当該絵素電極に入力された表示信号レベルと、他の絵素電極に入力されるべき表示信号レベルとの関係を考慮し、クロストーク補正量を導出するための演算式、またはLUTを構成しておき、当該絵素電極に入力されるべき表示信号と、他の絵素電極に入力される表示信号とから当該絵素電極に対する補正信号を導出することで、より正確なクロストークの補正を行うことができる。
本実施形態の液晶表示装置は、図1に示すように、クロストーク解消回路として、RGBの表示信号を補正するために補正対象の絵素ごとに隣接絵素の表示信号を取得する隣接絵素取得回路1と、隣接絵素取得回路1にて取得した隣接する絵素の表示信号を用いて、補正対象の各絵素の表示信号を補正する補正信号を出力するLUT2とが設けられている。
これら各原色毎のLUTは、液晶表示装置の内部または周辺部のいずれに設けてもよく、例えば、LUTを記憶する記憶手段として、ROMやRAM等の半導体メモリを使用することができる。
すなわち、ここでは、LUTに補正値データを設定する信号レベルの間隔を、各絵素に対する表示信号のレベルが取りうるレベル幅(この場合、256段階=8ビット)に対して、所定のレベル幅刻みで粗く設定することにより、回路規模を削減したLUTを構成することができる。
そして次にLUTの縦方向(垂直方向)の直線補間を行う。この場合、上記の横方向(水平方向)の直線補間により得られたレベル“7.5”,“8.5”とから、直線補間によってレベル“8.0”を算出し、この値を補正値として使用する。
上記の図4に示すようなLUTをハードウェアで考えた場合、自絵素6ビット×隣接絵素5ビットのアドレスでLUTを実現することができる。しかしながら、自絵素6ビットアドレスの場合、LUT上には64段階の補正値しか格納することができず、(0,4,8・・・252)というように、レベル“0”から4刻みでレベルを設定すると、最終端のレベル“252”と“255”との間の補間を行うことができなくなる。
これは図4の網掛けで表した領域Bの部分に相当し、この領域Bの部分をLUTに形成しないことにより、64段階(=6ビット)で最終端のレベル256までを設定したLUTが作成できる。
LUTは、補正精度を保持しつつできるだけその容量を小さく形成する必要がある。図5は、自絵素レベルを横軸に、補正値を縦軸にとったグラフの一例を示す図である。図5に示すように、自絵素レベルを横軸にとったグラフは、入力信号レベルの変化に対する補正値の変化率が大きく、変曲点の多い曲線になっている。このため、補正精度を確保するために、LUTに補正値を設定するレベルを細かくとる必要がある。
クロストークの補正においては、厳密に言えば、自絵素は隣接絵素の補正後の結果を基に補正する必要があり、更に隣接絵素は、隣々接絵素の補正後の結果を基に補正する必要がある。つまりクロストークの流れが画面水平方向の右から左であれば、画面右端の絵素から順にリレー方式で補正する必要がある。しかし、この方法はリアルタイム処理が困難であり実用的でない。
例えば、(RGB)=(64,64,255)の入力があったとする。これは、Gのレベルを最も変化させるパターンである。従って、まずGのレベルの補正を行う。図7は、LUTの要部を説明する図である。この場合、自絵素をG絵素とするとき、自絵素(G)の入力レベルが“64”、隣接絵素(B)の入力レベルが“255”であるため、図7のLUTから、補正値は“−21”となる。この補正値“−21”によって、Gの入力レベル“64”を補正し、補正後のGのレベルとして“43”を得る。
また、リレー方式を考えた場合、B絵素の更に右隣の入力レベルを用いてBのレベルを補正することになるが、この補正結果がR絵素の補正結果にまで影響を及ぼすことはなく、リレー方式を用いる必要性はない。
上記のように、隣々接絵素を考慮した2段補正を実現するには、1段補正に比して2倍のLUTが必要となり、回路規模が大きくなるという弊害が生じる。そこで、1段目のLUT(隣接絵素を補正するためのLUT)を簡素化する。例えば、2段目を64×32(6×5ビット)、1段目を32×16(5×4ビット)のLUTとする。すなわち、隣接絵素補正用LUTに補正値データを設定する信号レベルの間隔を、補正対象絵素補正用のLUTに補正値データを設定する信号レベルの間隔に比して粗く設定する。
この2段補正を用いることにより、隣接絵素の補正結果を基に自絵素を補正することが可能となるが、このときの隣接絵素の補正結果は厳密である必要はないため、1段目のLUT(隣接絵素を補正するためのLUT)の簡素化が可能となる。1段目を簡素化しなかった場合との差は無視できる値である。
RGBの他の色G,Bのそれぞれについても、上記同様に隣接絵素及び隣々接絵素のレベルを用いて補正される。
時刻iで書き込まれる自ソースラインと隣接ソースラインとの電位をVs自i、Vs隣iとし、絵素電極に蓄えられている電位をVdiと定義する。さらに、絵素電極の容量をCpix、自ソースラインと絵素電極との結合容量をCsd自、隣接ソースラインと絵素電極との結合容量をCsd隣とした時、容量結合比α、βパラメータは、次式で表すことができる。
本実施形態の液晶表示装置は、図9に示すように、クロストーク解消回路として、デジタルレベルを電圧値に変換するための電圧値変換LUT23と、1ライン期間の映像信号を遅延させるための1ライン遅延ラインメモリ24と、1フレーム期間の映像信号を遅延させるための1フレーム遅延フレームメモリ25と、1フレーム期間分の自列補正量を格納する自列補正量格納ラインメモリ26と、隣接列補正量を格納するための隣接列補正量格納ラインメモリ27と、補正演算回路28と、補正量を抽出するためのLUT29と、電圧値をデジタルレベルに変換するデジタルレベル変換LUT30とが設けられている。
尚、上述したLUT23、29、30はRAMやROMで容易に実現できる。
尚、上述したLUT23、29、30はRAMやROMで容易に実現できる。
Claims (26)
- 液晶パネルが具備する複数の各絵素電極に入力される表示信号を補正することにより、該液晶パネルを用いた液晶表示装置のクロストークを解消するようにしたクロストーク解消回路において、
補正対象の絵素の表示信号と、該補正対象の絵素のソースラインと垂直な一定の方向に隣接する隣接絵素の表示信号とを入力し、該補正対象の絵素の表示信号を補正するための補正信号を出力するLUTと、
前記補正対象絵素に隣接する隣接絵素の表示信号を補正するための隣接絵素補正用LUTとを備え、
該隣接絵素補正用LUTは、前記隣接絵素のソースラインと垂直な一定の方向に隣接する隣々接絵素の表示信号と、前記隣接絵素の表示信号とを用いて、該隣接絵素の補正値データを抽出して隣接絵素補正信号として出力し、
前記補正対象絵素を補正するための前記LUTは、前記隣接絵素補正用LUTから出力された信号を用いて補正した隣接絵素の表示信号と、前記補正対象絵素の表示信号とを入力し、該補正対象絵素の補正データを抽出することを特徴とするクロストーク解消回路。 - 請求項1に記載のクロストーク解消回路において、
前記隣接絵素補正用LUTに補正値データを設定する信号レベルの間隔は、前記補正対象絵素補正用のLUTに補正値データを設定する信号レベルの間隔に比して、粗く設定されることを特徴とするクロストーク解消回路。 - 請求項1または2に記載のクロストーク解消回路において、
前記LUTに補正値データを設定する信号レベルの間隔は、各絵素電極に入力される表示信号の信号レベルが取りうるレベル幅に対して、所定のレベル幅刻みで粗く設定されることを特徴とするクロストーク解消回路。 - 請求項3に記載のクロストーク解消回路において、
前記補正値データを設定した信号レベル間の信号レベルに対応する補正値データを前記LUTから抽出する場合、前記信号レベル間を直線補間することにより、目的とする補正値データを抽出することを特徴とするクロストーク解消回路。 - 請求項4に記載のクロストーク解消回路において、
前記LUTは、補正対象絵素の信号レベルと隣接絵素の信号レベルとを用いて抽出する補正値データが0となる領域が省略して作成され、前記補正値データが0となる信号レベルとその信号レベルに隣接して設定された信号レベルとの間で前記直線補間を行う場合、該隣接して設定された信号レベルの補正値データと、予め定めた固定補正値データ0との間で直線補間を行うことにより、前記目的とする補正値データを抽出することを特徴とするクロストーク解消回路。 - 請求項3ないし5のいずれか1に記載のクロストーク解消回路において、
前記LUTに補正値データを設定する信号レベルの間隔は、前記隣接絵素の信号レベルに比して、前記補正対象の絵素の信号レベルが細かい間隔で設定されることを特徴とするクロストーク解消回路。 - 請求項1ないし6のいずれか1に記載のクロストーク解消回路において、
前記LUTをRGBの各原色毎に設け、該各色のLUTの補正値を個別に設定可能としたことを特徴とするクロストーク解消回路。 - 請求項1ないし7のいずれか1に記載のクロストーク解消回路を具備することを特徴とする液晶表示装置。
- 複数の絵素電極がマトリックス状に形成されたアクティブマトリックス型液晶パネルを用いて、該絵素電極に電圧を印加し、この電荷を1フレーム期間保持することにより、カラー画像を表示する液晶表示装置であって、
各絵素電極へ入力される表示信号を補正する補正手段を備え、
該補正手段は、画面全体の絵素電極に入力される表示信号に関わらず、当該絵素の表示輝度が本来表示されるべき表示輝度に対して色差ΔE=6.5以下となるように、当該絵素電極に入力されるべき表示信号を補正することを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項9に記載の液晶表示装置において、
前記補正手段は、各ソースラインに沿って連なる絵素電極に入力されるべき表示信号と、当該絵素電極に入力されるべき表示信号とを用いて、当該絵素電極へ入力されるべき表示信号に対する補正信号を生成することを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項9に記載の液晶表示装置において、
前記補正手段は、当該絵素電極に表示信号が入力されてから以降の期間に、当該絵素電極以外の絵素電極に入力される表示信号に関わらず、当該絵素の表示輝度が本来表示されるべき表示輝度に対して色差ΔE=6.5以下となるように、当該絵素電極に入力されるべき表示信号を補正することを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項10に記載の液晶表示装置において、
前記補正手段は、当該絵素電極に表示信号が入力されるべきタイミング以降の期間に、当該絵素電極以外の絵素電極に入力されるべき表示信号と、当該絵素電極に入力されるべき表示信号とを用いて、当該絵素電極へ入力されるべき表示信号に対する補正信号を生成することを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項9に記載の液晶表示装置において、
前記補正手段は、当該絵素電極に表示信号が入力される以前の期間に、当該絵素電極以外の絵素電極に入力された表示信号に関わらず、当該絵素の表示輝度が本来表示されるべき表示輝度に対して色差ΔE=6.5以下となるように、当該絵素電極に入力されるべき表示信号を補正することを特徴とする液晶表示装置。 - 請求項10に記載の液晶表示装置において、
前記補正手段は、当該絵素電極に表示信号が入力されるべきタイミング以前の期間に、当該絵素電極以外の絵素電極に入力された表示信号と、当該絵素電極に入力されるべき表示信号とを用いて、当該絵素電極へ入力されるべき表示信号に対する補正信号を生成することを特徴とする液晶表示装置。 - 複数の絵素電極がマトリックス状に形成されたアクティブマトリックス型液晶パネルを用いて、該絵素電極に電圧を印加し、この電荷を1フレーム期間保持することにより、カラー画像を表示する液晶表示装置のクロストーク解消回路であって、
各絵素電極へ入力される表示信号を補正する補正手段を備え、
該補正手段は、画面全体の絵素電極に入力される表示信号に関わらず、当該絵素の表示輝度が本来表示されるべき表示輝度に対して色差ΔE=6.5以下となるように、当該絵素電極に入力されるべき表示信号を補正することを特徴とするクロストーク解消回路。 - 請求項15に記載のクロストーク解消回路において、
前記補正手段は、各ソースラインに沿って連なる絵素電極に入力されるべき表示信号と、当該絵素電極に入力されるべき表示信号とを用いて、当該絵素電極へ入力されるべき表示信号に対する補正信号を生成することを特徴とするクロストーク解消回路。 - 請求項15に記載のクロストーク解消回路において、
前記補正手段は、当該絵素電極に表示信号が入力されてから以降の期間に、当該絵素電極以外の絵素電極に入力される表示信号に関わらず、当該絵素の表示輝度が本来表示されるべき表示輝度に対して色差ΔE=6.5以下となるように、当該絵素電極に入力されるべき表示信号を補正することを特徴とするクロストーク解消回路。 - 請求項16に記載のクロストーク解消回路において、
前記補正手段は、当該絵素電極に表示信号が入力されるべきタイミング以降の期間に、当該絵素電極以外の絵素電極に入力されるべき表示信号と、当該絵素電極に入力されるべき表示信号とを用いて、当該絵素電極へ入力されるべき表示信号に対する補正信号を生成することを特徴とするクロストーク解消回路。 - 請求項15に記載のクロストーク解消回路において、
前記補正手段は、当該絵素電極に表示信号が入力される以前の期間に、当該絵素電極以外の絵素電極に入力された表示信号に関わらず、当該絵素の表示輝度が本来表示されるべき表示輝度に対して色差ΔE=6.5以下となるように、当該絵素電極に入力されるべき表示信号を補正することを特徴とするクロストーク解消回路。 - 請求項16に記載のクロストーク解消回路において、
前記補正手段は、当該絵素電極に表示信号が入力されるべきタイミング以前の期間に、当該絵素電極以外の絵素電極に入力された表示信号と、当該絵素電極に入力されるべき表示信号とを用いて、当該絵素電極へ入力されるべき表示信号に対する補正信号を生成することを特徴とするクロストーク解消回路。 - 複数の絵素電極がマトリックス状に形成されたアクティブマトリックス型液晶パネルを用いて、該絵素電極に電圧を印加し、この電荷を1フレーム期間保持することにより、カラー画像を表示する液晶表示装置の表示制御方法であって、
各絵素電極へ入力される表示信号を補正する補正ステップを有し、
該補正ステップは、画面全体の絵素電極に入力される表示信号に関わらず、当該絵素の表示輝度が本来表示されるべき表示輝度に対して色差ΔE=6.5以下となるように、当該絵素電極に入力されるべき表示信号を補正することを特徴とする表示制御方法。 - 請求項21に記載の表示制御方法において、
前記補正ステップは、各ソースラインに沿って連なる絵素電極に入力されるべき表示信号と、当該絵素電極に入力されるべき表示信号とを用いて、当該絵素電極へ入力されるべき表示信号に対する補正信号を生成することを特徴とする表示制御方法。 - 請求項21に記載の表示制御方法において、
前記補正ステップは、当該絵素電極に表示信号が入力されてから以降の期間に、当該絵素電極以外の絵素電極に入力される表示信号に関わらず、当該絵素の表示輝度が本来表示されるべき表示輝度に対して色差ΔE=6.5以下となるように、当該絵素電極に入力されるべき表示信号を補正することを特徴とする表示制御方法。 - 請求項22に記載の表示制御方法において、
前記補正ステップは、当該絵素電極に表示信号が入力されるべきタイミング以降の期間に、当該絵素電極以外の絵素電極に入力されるべき表示信号と、当該絵素電極に入力されるべき表示信号とを用いて、当該絵素電極へ入力されるべき表示信号に対する補正信号を生成することを特徴とする表示制御方法。 - 請求項21に記載の表示制御方法において、
前記補正ステップは、当該絵素電極に表示信号が入力される以前の期間に、当該絵素電極以外の絵素電極に入力された表示信号に関わらず、当該絵素の表示輝度が本来表示されるべき表示輝度に対して色差ΔE=6.5以下となるように、当該絵素電極に入力されるべき表示信号を補正することを特徴とする表示制御方法。 - 請求項22に記載の表示制御方法において、
前記補正ステップは、当該絵素電極に表示信号が入力されるべきタイミング以前の期間に、当該絵素電極以外の絵素電極に入力された表示信号と、当該絵素電極に入力されるべき表示信号とを用いて、当該絵素電極へ入力されるべき表示信号に対する補正信号を生成することを特徴とする表示制御方法。
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