JP3822941B2 - 廃棄物処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃棄物処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来、工事現場や建築現場などで発生する廃棄物を廃棄物処理場へ運搬して廃棄するために、廃棄物を収納するための廃棄物処理箱が種々用いられているが、従来の廃棄物処理箱は、廃棄物を廃棄する時に廃棄物処理箱を人手で傾けて廃棄したり、廃棄物処理箱の底板や側面板を人手で開いて廃棄物を廃棄している。
【0003】
前記従来の廃棄物処理箱では、前述のような方法で廃棄物を廃棄するため、作業上危険性が高く、人手で作業を行うため作業性が悪く、安全性の高い作業性が良好な廃棄物処理箱が望まれている。
【0004】
本発明は、前記従来の課題を解決するためになされたものであり、安全性が高く作業効率が良好な非常に実用性の高い廃棄物処理装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0006】
方形状の底面板 21 の3辺に方形状の側面板2’を連設して上方及び前方が開口する容体1を設け、この容体1の前方の開口に側面板2を配設するとともに該側面板2の上部に腕体 20 を突設し、この腕体 20 を側面板2と対向する位置の側面板2’の上部に枢着することで該容体1の該側面の一部を分離可能に構成し、吊り上げロープ 13 等により該腕体 20 を吊り上げた際、腕体 20 が擺動し且つ容体1が反対方向に擺動し、容体1の前方の開口から該容体1内の廃棄物4を導出できるように構成した廃棄物導出機構3を具備したことを特徴とする廃棄物処理装置に係るものである。
【0007】
また、請求項1記載の廃棄物処理装置において、側面板2の容体1に対する固定及び分離を可能に構成する側面板固定機構5を設けたことを特徴とする廃棄物処理装置に係るものである。
【0008】
また、請求項2記載の廃棄物処理装置において、側面板2に擺動部材8を枢着し、この擺動部材8の支点9の上側及び下側の双方に連結部材7を突設し、この夫々の連結部材7の先端を容体1の夫々の側面板2’に着脱自在に取り付け、擺動部材8を支点9を支点に回動させることで夫々の連結部材7と側面板2’とが連結若しくは分離状態となるように側面板固定機構5を構成したこと特徴とする廃棄物処理装置に係るものである。
【0009】
【発明の作用及び効果】
方形状の底面板 21 の3辺に方形状の側面板2’を連設して上方及び前方が開口する容体1を設け、この容体1の前方の開口に側面板2を配設するとともに該側面板2の上部に腕体 20 を突設し、この腕体 20 を側面板2と対向する位置の側面板2’の上部に枢着することで該容体1の該側面の一部を分離可能に構成し、吊り上げロープ 13 等により該腕体 20 を吊り上げた際、腕体 20 が擺動し且つ容体1が反対方向に擺動し、容体1の前方の開口から該容体1内の廃棄物4を導出できるように構成したから、単に、吊り上げロープ13等により腕体20を吊り上げるだけで、側面板2を容体1から分離することができ、同時に容体1の底面が傾き、容体1内に収納している廃棄物4を側面板2が分離した開口から容体1の外部へ非常に効率良く排出することができる。
【0010】
また、側面板2を容体1に固定及び分離可能に構成する側面板固定機構5を設けたから、容体1内に廃棄物4を収納保管しておく時には側面板固定機構5により容体1と側面板2とを固定状態にしておき、廃棄物4を廃棄する時に側面体固定機構5により容体1と側面板2とを分離して、容体1に収納している廃棄物4を容体1の側面板2を分離した開口から廃棄することができる。
【0011】
また、側面板2に擺動部材8を枢着し、この擺動部材8の支点9の上側及び下側の双方に連結部材7を突設し、この夫々の連結部材7の先端を容体1の夫々の側面板2’に着脱自在に取り付け、擺動部材8を支点9を支点に回動させることで夫々の連結部材7と側面板2’とが連結若しくは分離状態となるように側面板固定機構5を構成したから、擺動部材8を左右に回動することで側面板2’に連結部材7が連結固定若しくは分離状態となるようにすることができ、例えば擺動部材8の支点9取り付け部の下側に右側の連結部材7を連結し、上側に左側の連結部材7を連結し、擺動部材8の上端部を支点9を支点にして、右側に回動すると、右側の連結部材7は左方向へ移動して右側の側面板2’から分離し、左側の連結部材7は右方向へ移動して左側の側面板2’から分離するから、側面板2を容体1から分離させることができ、擺動部材8の上端部を支点9を支点にして左側に回動すると、右側の連結部材7は右方向へ移動して右側の側面板2’に連結し、左側の連結部材7は左方向へ移動して左側の側面板2’に連結するから、側面板2を容体1に固定させることができ、擺動部材8を単に左右に回動するだけで側面板2を容体1に固定したり、分離したりでき、非常に簡易な構成の側面板固定機構5とすることができ、作業性も非常に良好とすることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の一実施例に係る廃棄物処理装置に関して以下図面に基づき説明する。
【0013】
本実施例は、図1に図示したように、方形状の底面板21及び底面板21の3辺に方形状の側面板2’を連設して上方及び前方が開口する容体1に一側面を閉塞する側面板2を分離可能に構成する側面板分離機構3を介して側面板2を容体1に連設する。
【0014】
側面板分離機構3は、側面板2の上端両側に連設して容体1の上側に設けた枠体10(腕体20)と容体1の側面板2を設ける側と反対側の側面の両側に設けた側面とを回動軸16を介して連結し、枠体10は回動軸16により容体1と回動可能に取り付ける。図1では、回動軸16は、枠体10に連結板17を設け、この連結板17と容体1の側面とを回動軸16を介して連結している。
【0015】
容体1の側面板2を設置する側の側面には、右側の側面下部に孔19を設けた連結金具6を設け、左側の側面略中央部に孔19を設けた連結金具6を設ける。
【0016】
側面板2の外面の略中央部の上下には、棒体状の擺動部材8を側面板2の略中央部より少し下方に軸体状の支点部材9を介して回動可能に取り付け、擺動部材8の支点部材9の取り付け部より下方に、右側に棒体が側面板2の端部に達する状態で連結部材7の一端を回動可能に回動軸18を介して連結し、擺動部材8の支点部材9の取り付け部より上方に、左側に棒体が側面板2の端部に達する状態で連結部材7の一端を回動可能に回動軸18を介して連結する。
【0017】
容体1に擺動部材8の上端を右側に回動した状態で側面板2を閉塞状態に設置し、擺動部材8の上端を左側に回動すると、下側に連結した連結部材7が右側の連結金具6の孔19に嵌入し、上側に連結した連結部材7が左側の連結金具6の孔19に嵌入して側面板2が容体1に取り付け固定される。
【0018】
容体1に側面板2が取り付け固定されている状態で、擺動部材8の上端を右側に回動すると、下側に連結した連結部材7が右側の連結金具6の孔19から抜け出て分離状態となり、上側に連結した連結部材7が左側の連結金具6の孔19から抜け出て分離状態となり側面板2が容体1から分離状態となる。
【0019】
枠体10若しくは側面板2の上端部の箱体の四角にU字状の吊り上げ金具12を取り付け、この吊り上げ金具12に各々吊り上げロープ13の一端に設けた連結金具14を連結し、各吊り上げロープ13の他端を箱体の上方略中央部で連結金具15を用いて一つに連結し、連結金具15から一本の吊り上げロープ13を連結する。
【0020】
次に、前述した本実施例の使用方法について説明する。
【0021】
本実施例の廃棄物処理装置を容体1に側面板2を閉塞状態で固定した状態で、箱体内に廃棄物4を収納する。
【0022】
廃棄物4を収納した箱体は、トラックなどにより廃棄物処理場へ運搬する。箱体をトラックの荷台に積んだり降ろしたりする時には、吊り上げロープ13の先端をクレーンなどに連結して作業を行うようにすると作業効率が非常に良い。
【0023】
廃棄物処理場へ運搬した廃棄物を収納した廃棄物処理装置は、例えば、トラックの荷台に積んで運搬した場合には、吊り上げロープ13を吊り上げ金具12に連結し、吊り上げロープ13の先端をクレーンに連結して廃棄物処理装置をクレーンにより持ち上げ、廃棄物処理装置を廃棄物処理場の廃棄物4を廃棄する所定の場所に一旦降ろし、擺動部材8の上端を右側に回動して側面板2を容体1から分離可能の状態にした後、図2に図示したように、吊り上げロープ13の先端をクレーンにより上方に引き上げると、側面板2が容体1から徐々に離れて容体1の一側面が開放状態となり、図3に図示したように、吊り上げロープ13の先端をクレーンにより更に上方に引き上げると、側面板2が容体1から完全に離れると共に、容体1の底面が側面板2側を下方にして傾き、容体1内に収納されている廃棄物4を廃棄物処理場の所定の場所に廃棄することができる。
【0024】
容体1内に収納されている廃棄物4を全て廃棄した後、廃棄物処理装置はクレーンにより再びトラックの荷台に積み、工事現場などに運搬する。
【0025】
廃棄物4を廃棄した廃棄物処理装置に再び廃棄物4を収納する場合には、擺動部材8の上端を左側に回動し、容体1に設けた連結金具6に連結部材7を連結して容体1に側面板2を取り付け固定する。
【0026】
本実施例は、以上のように、少なくとも底面と側面とを有する容体1の該側面の一部を分離可能に構成し、容体1を吊り上げた際、側面の一部が分離するとともに容体1が傾くように側面板分離機構3(廃棄物導出機構3)を具備したから、容体1を吊り上げると、容体1内の廃棄物4を側面の一部が分離して形成された開口から容体1の外に導出することができ、容体1内に収納した廃棄物4を容体1外に廃棄する時には、単に容体1を上方に吊り上げるだけで廃棄物4を容体1外に排出することのできる非常に作業効率が良好で安全性が高く実用性の高いものとすることができる。
【0027】
容体1と側面板2とを分離可能に構成する側面板分離機構3を介して側面板2を容体1に連設し、容体1を上方に持ち上げることで側面板2が容体1から分離し、容体1内に収納している廃棄物4を排出できるように構成したから、廃棄物4を収納する時には、容体1と側面板2とが一体に構成された箱体内に廃棄物4を収納し、廃棄物4を廃棄する時に容体1を上方に持ち上げると側面板2が容体1から分離すると共に、本体の底面が傾きながら容体1が上方に上がり、箱体内に収納されている廃棄物4を容体1から分離した側面板2の開放口から箱体の外部へ排出することができ、廃棄物を廃棄する時には、単に容体1を上方に持ち上げるだけで、廃棄物4を箱体から外部に排出することのできる非常に作業効率が良好で安全性が高く実用性の高いものとすることができる。
【0028】
また、方形状の底面板21の3辺に方形状の側面板2’を連設して上方及び前方が開口する容体1を設け、この容体1の前方の開口に側面板2を配設するとともに該側面板2の上部に腕体20を突設し、この腕体20を側面板2と対向する位置の側面板2’の上部に枢着し、吊り上げロープ13等により該腕体20を吊り上げた際、腕体20が反時計回りに擺動し且つ容体1が時計回りに擺動し、容体1の前方の開口から該容体1内の廃棄物4を導出できるように構成したから、単に、吊り上げロープ13等により腕体20を吊り上げるだけで、側面板2を容体1から分離することができ、同時に容体1の底面が傾き、容体1内に収納している廃棄物4を側面板2が分離した開口から容体1の外部へ非常に効率良く排出することができる。
【0029】
また、側面板2を容体1に固定及び分離可能に構成する側面板固定機構5を設けたから、容体1内に廃棄物4を収納保管しておく時には側面板固定機構5により容体1と側面板2とを固定状態にしておき、廃棄物4を廃棄する時に側面体固定機構5により容体1と側面板2とを分離して、容体1に収納している廃棄物4を容体1の側面板2を分離した開口から廃棄することができる。
【0030】
また、側面板2に擺動部材8を枢着し、この擺動部材8の支点9の上側及び下側の双方に連結部材7を突設し、この夫々の連結部材7の先端を容体1の夫々の側面板2’に着脱自在に取り付け、擺動部材8を支点9を支点に回動させることで夫々の連結部材7と側面板2’とが連結若しくは分離状態となるように側面板固定機構5を構成したから、擺動部材8を左右に回動することで側面板2’に連結部材7が連結固定若しくは分離状態となるようにすることができ、例えば擺動部材8の支点9取り付け部の下側に右側の連結部材7を連結し、上側に左側の連結部材7を連結し、擺動部材8の上端部を支点9を支点にして、右側に回動すると、右側の連結部材7は左方向へ移動して右側の側面板2’から分離し、左側の連結部材7は右方向へ移動して左側の側面板2’から分離するから、側面板2を容体1から分離させることができ、擺動部材8の上端部を支点9を支点にして左側に回動すると、右側の連結部材7は右方向へ移動して右側の側面板2’に連結し、左側の連結部材7は左方向へ移動して左側の側面板2’に連結するから、側面板2を容体1に固定させることができ、擺動部材8を単に左右に回動するだけで側面板2を容体1に固定したり、分離したりでき、非常に簡易な構成の側面板固定機構5とすることができ、作業性も非常に良好とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る廃棄物処理箱を示す斜視図である。
【図2】 本発明の一実施例に係る廃棄物処理箱の使用状態を示す説明図である。
【図3】 本発明の一実施例に係る廃棄物処理箱の使用状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 容体
2 側面板
2’側面板
3 廃棄物導出機構
4 廃棄物
5 側面板固定機構
7 連結部材
8 擺動部材
9 支点
13 吊り上げロープ
20 腕体
21 底面板
Claims (3)
- 方形状の底面板の3辺に方形状の側面板を連設して上方及び前方が開口する容体を設け、この容体の前方の開口に側面板を配設するとともに該側面板の上部に腕体を突設し、この腕体を側面板と対向する位置の側面板の上部に枢着することで該容体の該側面の一部を分離可能に構成し、吊り上げロープ等により該腕体を吊り上げた際、腕体が擺動し且つ容体が反対方向に擺動し、容体の前方の開口から該容体内の廃棄物を導出できるように構成した廃棄物導出機構を具備したことを特徴とする廃棄物処理装置。
- 請求項1記載の廃棄物処理装置において、側面板の容体に対する固定及び分離を可能に構成する側面板固定機構を設けたことを特徴とする廃棄物処理装置。
- 請求項2記載の廃棄物処理装置において、側面板に擺動部材を枢着し、この擺動部材の支点の上側及び下側の双方に連結部材を突設し、この夫々の連結部材の先端を容体の夫々の側面板に着脱自在に取り付け、擺動部材を支点を支点に回動させることで夫々の連結部材と側面板とが連結若しくは分離状態となるように側面板固定機構を構成したこと特徴とする廃棄物処理装置。
Priority Applications (1)
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| JP2867297A JP3822941B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 廃棄物処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2867297A JP3822941B2 (ja) | 1997-02-13 | 1997-02-13 | 廃棄物処理装置 |
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| JPH10218302A JPH10218302A (ja) | 1998-08-18 |
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| JPH10218302A (ja) | 1998-08-18 |
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