JP3831970B2 - 内燃機関の燃料噴射装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は内燃機関の燃料噴射装置に関し、特に燃料圧力の脈動防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日の内燃機関は複数の気筒を有するのが一般的で、各気筒の燃料噴射弁に燃料を分配する分配配管が設けられている。この分配配管が設けられた内燃機関において燃料噴射弁のノズル開閉時に発生する水撃波が燃料噴射弁の燃料導入路より分配配管に伝幡し、分配配管内で燃料圧力の脈動が発生する。燃料圧力の脈動により分配配管が機械的に振動し、この振動がエンジン騒音を起こすという問題があった。その対策として分配配管の肉厚を厚くして剛性を高め、分配配管の機械的な振動を抑えることが考えられるが、実際には相当肉厚を厚くする必要があり現実的ではない。そこで実開昭60−3271号公報には分配配管壁にて内側を流れる燃料と分配配管壁の外側の大気とを隔てる可動体を設けるとともに、この可動体をスプリングにより分配配管内に向けて付勢せしめるようにした燃料圧力脈動防止装置が開示されている。この燃料圧力脈動防止装置では分配配管内の燃料圧力の脈動をスプリングの付勢力で吸収することで、燃料圧力の脈動の防止効果を得ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記実開昭60−3271号公報記載の燃料圧力脈動防止装置は分配配管壁の内側を流れる燃料と分配配管壁の外側大気とを可動体が隔てる構造のため燃料の漏れ防止等で構造が複雑であり、必ずしも実用的とは言えない。
【0004】
そこで本発明では、燃料圧力の脈動を防止する効果が十分で、しかも構造が簡単な内燃機関の燃料噴射装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明によれば、燃料噴射弁の燃料導入路と燃料を各燃料噴射弁に分配する分配配管とで燃料通路を形成し、上記燃料導入路の先端のノズル部より燃料を噴射せしめる内燃機関の燃料噴射装置において、上記分配配管と上記燃料噴射弁の燃料導入路の境界域に上記分配配管から上記燃料導入路へ流れる燃料の流量を制御する流量制御手段を設け、該流量制御手段は、上記燃料通路のうち上記流量制御手段から上記燃料噴射弁の上記ノズル部までの容積と上記燃料通路の全容積の差の上記全容積に対する比率と、上記流量制御手段で制御される燃料の流量の上記燃料噴射弁の上記ノズル部から噴射される燃料の流量に対する比率とが等しくなるように設定することを特徴とする。
【0006】
かかる構成とすることにより、ノズル部の開閉で上記燃料通路に圧力波が発生するが、上記分配配管を伝幡する圧力波と上記燃料噴射弁の燃料導入路を伝幡する圧力波が等しくなる。したがってこれらの圧力波が上記境界域で反射しても上記境界域における燃料の圧力分布は変化しない。この結果、上記燃料通路を流れる燃料の流量が変動せず、上記燃料通路において燃料圧力が脈動することが防止される。
【0007】
請求項2記載の発明によれば、上記流量制御手段を上記分配配管と上記燃料噴射弁の接続部に設けることにより、圧力波の多重反射が発生しにくく燃料圧力の脈動を防止する高い効果が得られる。
【0008】
請求項3記載の発明によれば、上記流量制御手段を上記分配配管と上記燃料噴射弁の境界域の燃料通路に設けたオリフィスで形成することにより、上記燃料通路のうち上記境界域から上記ノズル部までの容積と上記燃料通路の全容積の差の上記全容積に対する比率と、上記オリフィスで制御される燃料の流量の上記燃料噴射弁の上記ノズル部における燃料の流量に対する比率とが等しくなるように設定することが上記オリフィスの径を設定するだけで簡単にできる。
【0009】
請求項4記載の発明によれば、上記オリフィスの上記燃料噴射弁側の出口の周縁部を上記燃料噴射弁側が拡径するテーパ状に形成することにより、上記ノズル部から混入した空気が上記周縁部に案内され上記オリフィスを通過して上記分配配管の方へ逃がすことができる。これにより燃料の噴射不良が防止できる。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本発明の内燃機関の燃料噴射装置を図1に示す。図1(A)は全体図で、本発明の内燃機関の燃料噴射装置は、内燃機関1にその各気筒ごとに燃料を噴射する燃料噴射弁たるインジェクタ2と、これらに燃料を分配する分配配管たるデリバリパイプ3が付設してある。デリバリパイプ3は上流側が燃料フィルタ6を介して燃料タンク52内の燃料ポンプ51と接続してあり、燃料タンク52の燃料がデリバリパイプ3内に供給されるようになっている。一方デリバリパイプ3の下流側はプレッシャレギュレータ7と接続してあり、燃料ポンプ51から供給される燃料の圧力を一定に保つようになっている。
【0011】
図1(B)はインジェクタ2とデリバリパイプ3の一部の詳細を示す断面図で、デリバリパイプ3壁に接続部たる横穴31が形成してあり、デリバリパイプ3壁の外側の表面には横穴31を囲み円筒上の段部32が設けてある。段部32にはインジェクタ2が嵌合してある。インジェクタ2はデリバリパイプ3から直角方向に立ち上がる略棒状体で、その内部には長手方向に燃料導入路2aが形成してある。燃料導入路2aは、一端がデリバリパイプ3と連通し、他端がインジェクタ2の先端のノズル部21に達している。燃料タンク5から燃料がデリバリパイプ3およびインジェクタ2の燃料導入路2aよりなる燃料通路Pを通ってノズル部21に供給され、ノズル部21から図略の上記気筒の吸気管内に向けて噴射するようになっている。
【0012】
またインジェクタ2は、燃料導入路2aにノズル部21を開閉するノズルニードル22と、これを電動で作動せしめるソレノイド23が設けてある。
【0013】
デリバリパイプ3とインジェクタ2の接続部4は、デリバリパイプ3の横穴31とインジェクタ2の間に空間が形成してあり、そこに本発明の特徴部分である円盤状のオリフィス8Aが設けてある。オリフィス8Aの流通孔81はデリバリパイプ3とインジェクタ2の燃料導入路2aの間の燃料の流通を規制しており、流通孔81の径がオリフィス8Aを通過する燃料の流量をQr 、インジェクタ2のノズル部21から噴射される燃料の流量(噴射流量)をQi 、インジェクタ2の燃料導入路2aの容積とデリバリパイプ3の容積の比率を1:kとして次式(1)を満たすように設定してある。すなわちオリフィス8を通過する燃料の流量Qr のノズル部21から噴射される噴射流量Qi に対する比率がデリバリパイプ3の容積のインジェクタ2の燃料導入管2aおよびデリバリパイプ3の全容積に対する比率と等しくなるように設定している。
Qr /Qi =k/(k+1)………(1)
【0014】
本発明の燃料噴射装置の作動をシミュレーションにより説明する。本発明の燃料噴射装置の作動の説明に先立ち、比較のため図5〜図7に示す従来の燃料噴射装置のシミュレーションの結果について説明する。
【0015】
図5はシミュレーションのモデルとインジェクタのノズル部が開いた後の燃料通路における燃料の圧力分布を示すもので、燃料通路9はインジェクタの燃料導入路(以下、インジェクタ側通路という)92、デリバリパイプ(以下、デリバリパイプ側通路という)94を直列に接続したもので、インジェクタ側通路92の端部にインジェクタのノズル部91が設けてあり、デリバリパイプ側通路94の端部(以下、閉端という)95は閉鎖している。インジェクタ側通路92、デリバリパイプ側通路94は図に示すようにそれぞれ長さがLで等しく、断面積が接続部96を境に異なるようにしてある。インジェクタ側通路92の断面積とデリバリパイプ側通路94の断面積の比率が1:kとしてあり、インジェクタ側通路92の容積とデリバリパイプ側通路94の容積も1:kである。図の(a),(b),(c),(d)はインジェクタ側通路92とデリバリパイプ側通路94の燃料の圧力分布を時間T/4(=L/a、a:燃料中の音速)おきに時系列的に追跡したものである。時間t=0にノズル部21において燃料の噴射(噴射流量Qi =Q0 )が起きると、デリバリパイプ側通路94の方向へ進行する圧力波(負圧)が発生する。圧力波の大きさは、インジェクタ側通路92の断面積をA、燃料密度をρとしてρa×(燃料の流速)であるから次式(2)で表される。
P0 =ρaQ0 /A………(2)
【0016】
図の(a)はノズル部91において燃料の噴射が生じた直後(t=ΔT)の状態で、圧力波がノズル部91から接続部96に向けて音速aで伝幡する。圧力波が接続部96に達すると接続部96における燃料の流量Qr が生じるが、燃料通路の断面積がデリバリパイプ側通路94ではAからkAに拡大するため接続部96における燃料の流量Qr は噴射流量Qi より大きな値となる。接続部96における燃料の流量Qr は次式(3)で表される。これによりデリバリパイプ側通路94を接続部96から閉端95の方向に伝幡する圧力波(負圧)は大きさが変化する。圧力波の大きさP1は次式(4)で表される。
Qr =2kQ0 /(1+k)………(3)
P1 =ρa×{2kQ0 /(1+k)}/kA=2P0 /(1+k)…(4)
【0017】
一方、接続部96における燃料の流量Qr が発生するためインジェクタ側通路92にはノズル部91の噴射流量Qi に対する余剰の流量(Qr −Qi )が生じる。余剰の流量(Qr −Qi )は次式(5)で表される。これにより接続部からノズル部21へ進行する圧力波(正圧)が発生する。圧力波の大きさP2 は、次式(6)で表される。
Qr −Qi =(k−1)Q0 /(1+k)………(5)
P2 =(k−1)P0 /(1+k)………(6)
【0018】
このようにノズル部91で発生した圧力波が、接続部96においてデリバリパイプ側通路94を閉端95の方向へ伝幡する圧力波と、接続部96で反射しインジェクタ側通路92をノズル部91の方向へ伝幡する圧力波に変化する(図の(b)、t=T/4+ΔT)。その一方の圧力波はノズル部91に達するとノズル部91で反射して再び接続部96の方向に伝幡する。多方、デリバリパイプ側通路94を伝幡する圧力波もデリバリパイプ側通路94の閉端95で反射して再び接続部96の方向に伝幡する。(図の(c)、t=T/2+ΔT)。
【0019】
そしてこれら圧力波が接続部96に達すると、その時の燃料の圧力分布はこれら圧力波が発生した時の圧力分布と逆転しており、インジェクタ側通路92の燃料の圧力が高くなる。しかして接続部96における燃料の流量Qr は再び0になる。そして接続部96からノズル部91へ進行する圧力波(負圧)が発生し、インジェクタ側通路92を伝幡する(図の(d)、t=3T/4+ΔT)。この圧力波の大きさはP0 で、ノズル部91に達すると反射して再び接続部96に向けて伝幡する。図の(d)の圧力分布は燃料の圧力が図の(a)の圧力に比して4P0 /(k+1)低いことを除けば図の(a)の状態と同一で、図の(a)、(b)、(c)、(d)が繰り返される。
【0020】
図6は接続部96、ノズル部91における燃料の圧力の経時変化を示すもので、上記のごとく接続部96では圧力波が接続部96で反射をする時間T/2ごとに階段状に低下していき、ノズル部91では周期Tのパルス状の振動を伴いつつ階段状に低下していく。図7は接続部96、ノズル部91における燃料の流量Qr ,Qi を示すもので、ノズル部91において燃料の流量が一定であっても、接続部96では過剰な流量の燃料が流れる期間と、流量が0の期間とが交互に現れる周期Tの振動現象が見られる。この結果、デリバリパイプにおいて燃料の圧力の脈動が生じる。
【0021】
次に本発明の燃料噴射装置の燃料圧力をシミュレーションした結果を図2により説明する。インジェクタ側通路92とデリバリパイプ側通路94の接続部96にオリフィス93を設けたことで接続部96における燃料の流量Qr が上記式(1)に従うことを条件としたものである。オリフィス93以外の条件はすべて図5に示したものと同じである。。図の(a),(b),(c),(d)はインジェクタ側通路92、デリバリパイプ側通路94の燃料の圧力分布を時系列的に追跡したものである。t=0でノズル部91において燃料の噴射(噴射流量Qi =Q0 )が生じると、従来の燃料噴射装置と同様に圧力波(負圧)が発生し、接続部96の方向に伝幡する(図の(a))。
【0022】
圧力波が接続部96に達すると、接続部96において燃料の流量Qr が発生するが燃料の流量Qr はオリフィス93により制御がされてその大きさが次式(7)で表される。これによりデリバリパイプ側通路94を伝幡する圧力波は次式(8)で表される大きさP3に変化する。この圧力波はデリバリパイプ側通路94を閉端95方向へ伝幡する。
Qr =kQ0 /(1+k)………(7)
P3=ρa×{kQ0 /(1+k)}/kA=P0 /(1+k)……(8)
【0023】
一方、インジェクタ側通路92にはノズル部96における噴射流量Qi と接続部96における燃料の流量Qr の差の流量(Qi −Qr )が発生する。差の流量(Qi −Qr )は次式(9)で表される。これにより接続部96からノズル部91の方向へ進行する圧力波(負圧)が発生する。圧力波の大きさP4は、次式(10)で表される。
Qi −Qr =Q0 −Qr =Q0 /(1+k)………(9)
P4=P0 /(1+k)………(10)
【0024】
このようにノズル部91で発生した圧力波が、接続部96においてデリバリパイプ側通路94を閉端95の方向へ伝幡する圧力波と、接続部96で反射しインジェクタ側通路92をノズル部21の方向へ伝幡する圧力波に変化する(図の(b)、t=T/4+ΔT)。これらの圧力波の大きさP1 ,P2 はいずれもP0 /(1+k)である。その一方のデリバリパイプ側通路94を伝幡する圧力波は閉端95で反射して再び接続部96の方向に伝幡する。多方、インジェクタ側通路92を伝幡する圧力波はノズル部91に達すると反射して再び接続部96の方向に伝幡する。(図の(c)、t=T/2+ΔT)。
【0025】
これらの圧力波が接続部96に達した時、燃料の圧力分布はこれらの圧力波が発生した時と同じである。そして再度反射が起きるが、ノズル部91、閉端95で反射した各圧力波は大きさが同じ(P1 =P2 )であるから接続部96における燃料の流量Qr および燃料の圧力に影響を与えない。したがって再度反射が起きた後の圧力波は大きさを保持したまま、それぞれデリバリパイプ側通路94、インジェクタ側通路92を閉端95、ノズル部91に向かって伝幡する(図の(d)、t=3T/4+ΔT)。図の(d)の示す圧力分布は燃料の圧力が図の(b)の燃料の圧力に比してP0 /(k+1)低いことを除けば図の(b)の状態と同一で、図の(b)、(c)が繰り返される。
【0026】
図3は接続部96、ノズル部91における燃料の圧力の経時変化を示すもので、上記のごとくいずれも圧力波が接続部96で反射をする時間T/2ごとに階段状に低下していく。そして1回に低下する大きさは圧力波の大きさを示しており、接続部96、ノズル部91とで同じになっている。図4は接続部96、ノズル部91における燃料の流量を示すもので、接続部96においても圧力波によって燃料の圧力分布が変化しないから燃料の流量が一定に保たれる。この結果、燃料の圧力の脈動が低減できる。
【0027】
(第2実施形態)
図8は別の実施形態を示すもので、基本的には図1の装置と同じである。図中、図1と同一番号を付したものは実質的に同じ作用をするので相違点を中心に説明する。オリフィス8Bをインジェクタ2の燃料導入路2aのややノズル部21側に設けてあり、オリフィス8Bの流通孔82の径を、オリフィス8Bで制御される燃料の流量のノズル部21における燃料の噴射流量に対する比率が、デリバリパイプ3とインジェクタ2の燃料導入路2aよりなる全容積のノズル部21からオリフィス8Bまでの燃料導入路2aの容積の比率となるように設定してある。このようにオリフィス8Bの位置がデリバリパイプ3とインジェクタ2の燃料導入路2aの接続部4ではなく、本実施形態のごとく接続部4に近いデリバリパイプ3とインジェクタ2の燃料導入路2aの境界域であれば燃料の圧力脈動を防止する良好な効果が得られる。
【0028】
(第3実施形態)
図9はさらに別の実施形態を示すもので、基本的には図1の装置と同じであり万一ノズル部21から空気が混入しても燃料の噴射不良が起こらないようにしたものである。図中、図1と同一番号を付したものは実質的に同じ作用をするので相違点を中心に説明する。デリバリパイプ3の横穴31とインジェクタ2の間の空間に設けたオリフィス8Cは肉厚の円型で、流通孔83のインジェクタ2側の出口83aに凹部84が形成してあり、凹部84はインジェクタ2側が拡径したテーパ状をしている。流通孔83の径が第1実施形態の式(1)を満たすように設定してある。
【0029】
本実施形態は燃料の圧力脈動を防止する良好な効果が得られるとともに、ノズル部21より混入した空気がオリフィス8Cの凹部84のテーパ状の表面に案内されて流通孔83からデリバリパイプ3へ抜けるため、空気がインジェクタ2の燃料導入路2aに溜まることがなく燃料の噴射不良が防止される。
【0030】
なお上記各実施形態は流量制御手段を燃料通路に形成したオリフィスで形成したが燃料の流量を制御できるものであれば実施が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の内燃機関の燃料噴射装置の全体概要図であり、(B)は本発明の内燃機関の燃料噴射装置の要部の拡大断面図である。
【図2】本発明の内燃機関の燃料噴射装置の作動を説明する概念図である。
【図3】(A)、(B)は本発明の内燃機関の燃料噴射装置の作動を説明する第1、第2のグラフである。
【図4】(A)、(B)は本発明の内燃機関の燃料噴射装置の作動を説明する第3、第4のグラフである。
【図5】従来の内燃機関の燃料噴射装置の作動を説明する概念図である。
【図6】(A)、(B)は従来の内燃機関の燃料噴射装置の作動を説明する第1、第2のグラフである。
【図7】(A)、(B)は従来の内燃機関の燃料噴射装置の作動を説明する第3、第4のグラフである。
【図8】本発明の別の内燃機関の燃料噴射装置の要部の拡大断面図である。
【図9】本発明の更に別の内燃機関の燃料噴射装置の要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 内燃機関
2 インジェクタ(燃料噴射弁)
2a 燃料導入路
21 ノズル部
3 デリバリパイプ(分配配管)
4 接続部
8A,8B,8C オリフィス(流量制御手段)
83a 出口
P 燃料通路
Claims (4)
- 内燃機関の複数の気筒のそれぞれに燃料噴射弁を設け、供給される燃料を各燃料噴射弁に分配する分配配管を設け、上記燃料を上記分配配管から上記燃料噴射弁の燃料導入路を経て該燃料導入路の先端のノズル部に輸送し、該ノズル部から上記燃料が噴射される内燃機関の燃料噴射装置において、上記分配配管および上記燃料導入路よりなる燃料通路の途中であって上記分配配管と上記燃料導入路の境界域に上記分配配管から上記燃料導入路へ流れる燃料の流量を制御する流量制御手段を設け、該流量制御手段は、上記燃料通路のうち上記流量制御手段から上記燃料噴射弁の上記ノズル部までの容積と上記燃料通路の全容積の差の上記全容積に対する比率と、上記流量制御手段で制御される燃料の流量の上記燃料噴射弁の上記ノズル部から噴射される燃料の流量に対する比率とが等しくなるように設定したことを特徴とする内燃機関の燃料噴射装置。
- 請求項1記載の内燃機関の燃料噴射装置において、上記流量制御手段を上記境界域の上記分配配管と上記燃料噴射弁の接続部に設けた内燃機関の燃料噴射装置。
- 請求項1または2いずれかに記載の内燃機関の燃料噴射装置において、上記流量制御手段を上記分配配管と上記燃料噴射弁の境界域の燃料通路に設けたオリフィスで形成した内燃機関の燃料噴射装置。
- 請求項3記載の内燃機関の燃料噴射装置において、上記オリフィスの上記燃料噴射弁側の出口の周縁部を上記燃料噴射弁側が拡径するテーパ状に形成した内燃機関の燃料噴射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08582296A JP3831970B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 内燃機関の燃料噴射装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP08582296A JP3831970B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 内燃機関の燃料噴射装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09250412A JPH09250412A (ja) | 1997-09-22 |
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ID=13869555
Family Applications (1)
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| JP08582296A Expired - Lifetime JP3831970B2 (ja) | 1996-03-14 | 1996-03-14 | 内燃機関の燃料噴射装置 |
Country Status (1)
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Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-03-14 JP JP08582296A patent/JP3831970B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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