JP3846740B2 - パイプの曲げ加工装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、主として細径、長尺パイプの曲げ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の曲げ加工装置としては、パイプ側の適所を保持したひねりユニットによって該パイプをその軸芯上で回動せしめて曲げ方向を設定し、かつ該ひねりユニットの一方側、もしくは両方側に配設した曲げユニットにて前記設定位置での曲げ加工を行うように構成されたものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の前記曲げ加工ユニット装置は、ひねりユニットによってパイプ側を該パイプの軸芯上で回動せしめる構造であるため、その先端部側からの逐次曲げ加工時に、すでに曲げ加工の施された先端部側の曲げ部分をひねりによる回動によってひねり回すこととなり、したがって薄肉でかつ長尺材のパイプにあっては、曲げ部分の形状にクヅレ変形を生じるという欠点があった。そのため、比較的太径、厚肉でかつ短尺状のものだけに適用される傾向にある等、その加工範囲に制限を余儀なくされる問題を有した。
【0004】
また、ひねりユニット位置が固定しているために、ひねりユニットのチャック位置がパイプの中央位置にない時には、その都度パイプに対するチャック位置を変更してやらないと、極めて短いパイプしか加工できず不便であった。
【0005】
この問題を解決するために、本出願人は、直管材からなるパイプの任意箇所を把持するチャックユニットを有し、該チャックユニットの左右の少なくとも一方側に、進退自在な曲げ加工ユニットを備えたパイプ曲げ加工装置において、前記曲げ加工ユニットを、頂部にパイプセット用のガイド溝を有する支持体と、該支持体に前記ガイド溝と同様のガイド溝を面壁の一部に有し、被加工パイプの軸芯に対して直交する方向に360度の範囲にわたって回動するごとく取付けられた回動体と、この回動体に取付けられたモータ駆動のローラ式曲げユニットとで構成し、回動体を介してローラ式曲げユニットを回動させることによって被加工パイプの曲げ方向を設定できるように構成したパイプ曲げ加工装置を先に提案した(特開昭62−93029号)。
【0006】
しかし、このパイプ曲げ加工装置は、曲げ用モータがローラ式曲げユニット内に配置されているためこのローラ式曲げユニットの重量と容量が大きくなり、このローラ式曲げユニットを回動させるひねり用モータおよび送り装置を移動させるための送りユニット用の駆動モ−タの負荷が大きくなると共に、大きな重量(質量)のため支持体上部に発生する微小振動に伴う精度低下をもたらすのみならず該振動の減衰までの停止時間を必要とし、さらに各部に剛性が求められ、かつ送りおよびひねり速度が遅くなった。また、被加工パイプの曲げ加工形状にもある程度の制限が与えられる。さらに、曲げ用モータの動力配線および位置検出用信号線の断線を起こし易く機械を破損するおそれがあった。
【0007】
この発明は、前述したような曲げ加工の現状に鑑みてなされたものであり、ローラ式曲げユニットの重量(質量)と容積を減少し、該ユニットを回動させるひねり用モータおよび送りユニット駆動モ−タの負荷を減らし、送り、ひねり速度を向上し、被加工パイプの曲げ加工形状に対する制限も取り除くと共に、電気配線の断線の危険性を解消したパイプの曲げ加工装置を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、架台と、前記架台の長手方向に移動自在に載置され、かつ突出端部に被加工パイプが係止されるパイプ係止部を有する支持板を前記架台に垂直に突設した送りユニットと、前記パイプ係止部に係止された被加工パイプを係止するとともにその軸芯を中心に所定のひねり角度で360度回動するごとく前記支持板に配設されたひねり板と、前記ひねり板に配設され、かつ該ひねり板に係止された被加工パイプを該ひねり板に直角な面内で所定の角度に曲げる曲げローラユニットと、前記支持板の突出端部の一側に前記被加工パイプの軸芯と同軸上に回動自在に配設されたひねりギヤと、前記支持板の突出端部の他側に前記被加工パイプの軸芯と同軸上に回動自在に配設された曲げギヤとを備え、前記ひねり板は前記ひねりギヤと一体に回動するごとく配設され、かつ前記曲げギヤ、ひねりギヤおよびひねり板には、前記支持板に設けられたパイプ係止部と切欠きの端部を同一線上に配列した切欠き部が形成されて、前記パイプ係止部に係止された被加工パイプが前記曲げギヤ、ひねりギヤおよびひねり板とによってその係止状態が保持される仕組みとなし、かつ前記送りユニットは、該送りユニットに設けられたひねり用モータの回転を前記支持板の一側に配設された前記ひねりギヤの回動を介して前記ひねり板に伝達する第1の回転伝達系と、該送りユニットに設けられた曲げ兼ひねり用モータの回転を前記支持板の他側に配設された前記曲げギヤの回動を介して前記曲げローラユニットに伝達する第2の回転伝達系とを備え、前記ひねり用モータおよび曲げ兼ひねり用モータが同量回転し前記第1の回転伝達系および第2の回転伝達系により前記ひねり板が回動して前記被加工パイプの曲げ方向が設定され、続いて前記第2の回転伝達系のみにより前記曲げギヤのみが回動して前記曲げローラユニットにより被加工パイプに曲げ加工が施される仕組みとなしたことを特徴とし、また、ひねり板に保持された被加工パイプを該ひねり板に直角な面内で所定の角度に曲げる曲げローラユニットは、第2の回転伝達系により、ひねり板に取付けられた複数の回転伝達ギヤ、または複数の回転伝達ギヤとラック・アンド・ピニオン機構を介して曲げ動作が行なわれる機構となしたことを特徴とするパイプの曲げ加工装置を要旨とする。
【0009】
【作用】
送りユニットはモータ駆動方式で、架台上を前後進させて被加工パイプの曲げ加工位置に移動停止できるようになっている。被加工パイプは支持板に設けたパイプ係止部に係止され、この状態で送りユニットに設けたひねり用モータおよび曲げ兼ひねり用モータを同量回転させ、この回転が支持板の両面に配設した第1および第2の回転伝達系によってひねり板に伝達され曲げローラユニットの位相をずらすことなくひねり板が所定の角度回動し、被加工パイプの曲げ方向が設定される。
【0010】
次に、パイプ係止部に係止された被加工パイプをひねり板に保持すると、曲げ兼ひねり用モータを回転させる。この回転が支持板の一面に配設した第2の回転伝達系によって曲げローラユニットに伝達され、被加工パイプがその保持位置においてひねり板に直角な面内で所定の曲げ角度で曲げられる。
【0011】
この発明では、ひねり用モータおよびパイプ曲げ用モータは曲げローラユニットが取付けられたひねり板に設けず送りユニットに設置しているので、ひねり用モータの負荷が軽減されると共に、送り、ひねり速度を増し、剛性を特別高めることなく被加工パイプの加工形状が制限を受けず、電気配線の断線トラブル等も解消される。
【0012】
【実施例】
図1はこの発明に係る曲げ加工装置を全体的に示す斜視図、図2は同上装置のひねり板と曲げローラユニットを拡大して示す正面図、図3は同上の側面図であり、1は架台、2は送りユニット、3は支持板、4はひねり板、5は曲げローラユニット、6はチャックユニット、7は回転体、8は連結部、9は支持軸、10は保持体、Pは被加工パイプ、M1は送りユニット駆動モータ、M2は曲げ兼ひねり用モータ、M3はひねり用モータ、G2は曲げギヤ、G3はひねりギヤ、R1は型ロール、R2は曲げローラである。
【0013】
すなわち、架台1の上面に左右一対の送りユニット2が被加工パイプPの軸芯方向に移動可能に載置され、各送りユニット2は当該ユニットに設置された駆動モータM1によりラック・アンド・ピニオン機構にて前後動する仕組みとなしている。この送りユニット2には支持板3が上面に突設され、該支持板の先端部には被加工パイプPが係止されるパイプ係止部3−1が切込み形成され、この部分にそれぞれ切込みが形成された曲げギヤG2、ひねりギヤG3、およびひねり板4が一体的に取付けられている。
【0014】
送りユニット2に搭載した曲げ兼ひねり用モータM2とひねり用モータM3は、被加工パイプの曲げ方向の設定と所定の角度に曲げ加工するための駆動源であり、ひねり動作機構は、各支持板の対向面にひねり用モータM3によりプーリ及びベルトを介して回転駆動されるギヤG3−1が軸支され、このギヤの回転を伝達するギヤG3−2、G3−3、一対のG3−4を介して支持板上部のひねりギヤG3が回転される仕組みとなっている。
【0015】
このひねりギヤG3には、ひねり板4が軸を介して曲げギヤG2と同軸上に固定され、かつこれら曲げギヤG2、ひねりギヤG3、ひねり板4には、前記パイプ係止部3−1と切欠きの端部を同一線上に配列した切欠きがそれぞれ形成され、パイプ係止部3−1に係止された被加工パイプPが曲げギヤG2、ひねりギヤG3、ひねり板4とによってその係止状態が保持される仕組みとなっている。
【0016】
ひねり板4に取付けられている曲げローラユニット5は、固定の型ロールR1と該ロールに沿って回動自在な曲げローラR2とを具備し、型ロールR1と曲げローラR2はそれぞれ被加工パイプが挟持されるカリバーを有する。
【0017】
一方、曲げ兼ひねり動作機構は、各支持板3の他面に曲げ兼ひねり用モータM2によりプーリ、ベルトを介して回転駆動されるギヤG2−1が軸支され、前記ひねり動作機構の回転伝達ギヤG3−2、G3−3、一対のG3−4と同軸に取付けられた回転伝達ギヤG2−2、G2−3、一対のG2−4を介して支持板上部の曲げギヤG2が回転される仕組みとなし、この曲げギヤG2にひねり板4の背面に取付けられている一対の回転伝達ギヤG2−5が噛合しており、さらにこの一対の回転伝達ギヤG2−5と噛合する回転伝達ギヤG2−6が同ひねり板4の背面に取付けられている。そして、回転伝達ギヤG2−6と同軸に傘歯車G2−7がひねり板4の前面に取付けられ、この傘歯車G2−7に同一面に取付けられた傘歯車G2−8が噛合し、この傘歯車G2−8と同一軸に回転伝達ギヤG2−9が設けられ、このギヤと噛合するもう一つの回転伝達ギヤG2−10がひねり板4に取付けられている。この回転伝達ギヤG2−10と同一軸に設けた回転体7が連結部8を介して支持軸9に連結されており、この支持軸9に固定された保持体10に曲げローラR2が取付けられている。なお、この曲げローラR2は、型ローラR1と周面を対接させたり、この対接を解除できるようにシリンダー等の回動機構にて離接可能に設けられている。
【0018】
チャックユニット6は、左右の曲げ加工ユニットの間の中間に位置し、支持板3のパイプ係止部3−1に係止されて曲げ加工が施される被加工パイプPを把持するようになっている。
【0019】
上記構成の曲げ加工装置により被加工パイプPに曲げ加工を施す際は、まず曲げローラR2を型ロールR1から離して開いた状態とし、被加工パイプPの一端側の曲げ加工が施される部分から離れた中央付近をチャックユニット6で把持し、該パイプPの一端側を、同位相に合せた支持板3のパイプ係止部3−1、曲げギヤG2、ひねりギヤG3、およびひねり板4の各切欠きに挿通させる。続いて、被加工パイプPの一端に最も近い被加工位置を型ロールR1と曲げローラR2のカリバー位置に一致させ、曲げローラR2を型ロールR1側へ移動させて被加工パイプPを保持する。
【0020】
この状態で、曲げ兼ひねり用モータM2およびひねり用モータM3を駆動してギヤG2−1、G3−1を回動させ、回転伝達ギヤG2−2、G2−3、G2−4を介して曲げギヤG2を、回転伝達ギヤG3−2、G3−3、G3−4を介してひねりギヤG3を、それぞれ回動させる。曲げギヤG2およびひねりギヤG3が回動すると、ひねりギヤG3に固定しているひねり板4が回動し、型ロールR1と曲げローラR2とにより保持されている被加工パイプPの軸芯を中心に所定のひねり角度だけ回動して、被加工パイプPの曲げ方向が設定される。
【0021】
ここで、ひねり用モータM3、ギヤG3−1、回転伝達ギヤG3−2、G3−3、G3−4およびひねりギヤG3を固定し、曲げ兼ひねり用モータM2のみを駆動し最上段の曲げギヤG2を回動させて、ひねり板4の背面に取付けられている回転伝達ギヤG2−5、G2−6を逐次回動させる。回転伝達ギヤG2−6が回動すると、該ギヤと同軸の傘歯車G2−7が回動し、傘歯車G2−8、回転伝達ギヤG2−9、G2−10、回転体7および連結部8を介して支持軸9に回転が伝達される。このようにして、支持軸9が回動すると、支持軸9に固定されている保持体10が回動するので、曲げローラR2が型ロールR1の軸芯を中心に所定の曲げ角度だけ回動し、被加工パイプPに曲げ加工が施される。
【0022】
最初の曲げ加工位置での加工が完了すると、チャックユニット6で被加工パイプPを把持した状態で、曲げ兼ひねり用モータM2を逆回転させて曲げローラR2を初期位置まで戻した後、送りユニット駆動モータM1を起動して送りユニット2を被加工パイプPの一端側から次の加工位置近傍まで移動させる。しかる後、次の曲げ加工位置に対して同様の動作で曲げ加工が施され、以下同様にして次々と被加工パイプPに対して所定の曲げ加工が施され、曲げ加工が完了した時点でチャックユニット6による被加工パイプPの把持を解除する。
なお、上記した実施例では被加工パイプの一端側の曲げ加工を説明したが、この発明の曲げ加工装置はチャックユニット6に対し左右一対設けられているため、チャックユニット6によりほぼ中央付近を把持された被加工パイプPの両端側より同時に曲げ加工を行うことができ、曲げ加工に要する時間を短縮できる。
【0023】
また、この発明の他の実施例として、前記支持軸9に回転力を伝達する機構としては、前記傘歯車機構に替えて、ラック・アンド・ピニオン機構を用いることができる。図4、図5はその一例を示したもので、回転伝達ギヤG2−6と同軸にピニオンG2−11をひねり板4の前面に取付け、このピニオンG2−11と、ひねり板の同一面にスライド可能に取付けたラックRー1とを噛合させ、さらにこのラックRー1と平行して一体的に取付けたラックRー2と、支持軸9に取付けたピニオンG2−12とが噛合するごとく構成し、回転伝達ギヤG2−6の回転を上記2組のラックピニオン機構を介して支持軸9に回転力を伝達する機構を用いることができる。上記のラック・アンド・ピニオン機構におけるラックRー1とRー2のスライド機構は、この2つのラックRー1とRー2をスライダ−11に取付け、このスライダ−11をひねり板4に取付けたスライドガイド12に凹凸嵌合方式等によりスライド可能に取付けた構造となっている。
【0024】
すなわち、このラック・アンド・ピニオン機構の場合は、回転伝達ギヤG2−6が回動すると、該ギヤと同軸のピニオンG2−11が回動し、ラックRー1を介してスライダ−11が移動すると同時にラックRー2とピニオンG2−12とを介して支持軸9に回転が伝達され、被加工パイプPに曲げ加工が施される。
【0025】
なお、この発明の曲げ加工装置においては、被加工パイプPの各加工位置、各加工位置でのひねり角度および曲げ角度を、予め自動制御装置(図示せず)に入力しておくことにより、全自動的に被加工パイプPに対する曲げ加工を行うことができる。
【0026】
【発明の効果】
上記のごとく構成されたこの発明は、以下に記載する効果を奏する。
(1)曲げユニットの慣性質量が小さくなるため、装置としての撓みが減り、曲げ精度が向上し、かつ長寿命が達成できると共に、送り速度やひねり速度が増し、タクトタイムが短縮できる。
(2)曲げローラユニットに被加工パイプの曲げ加工を規制するモータ等の規制物がないため、あらゆる曲げ加工が可能となるとともに、曲げローラユニットの小型、軽量化がはかられる。
(3)曲げ兼ひねり用モータおよびひねり用モータにて曲げローラユニットを回動させるため、ひねり用モータの容量を小さくすることができ、全体的に小型化が実現される。
(4)曲げローラユニットに曲げ加工を行うモータがないため、曲げローラユニットの回動による電気配線の断線等のトラブルが皆無である。
(5)パイプ先端部側の曲げ加工が施された部分でのクヅレ変形が皆無となり、多彩な曲げ加工を高精度に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る曲げ加工装置を全体的に示す斜視図である。
【図2】同上装置のひねり板と曲げローラユニットを拡大して示す正面図である。
【図3】同上のひねり板と曲げローラユニットの側面図である。
【図4】曲げローラユニットへの回転伝達機構の他の実施例を要部のみ示す正面図である。
【図5】同上の回転伝達機構を示す側面図である。
【符号の説明】
1 架台
2 送りユニット
3 支持板
4 ひねり板
5 曲げローラユニット
6 チャックユニット
7 回転体
8 連結部
9 支持軸
10 保持体
11 スライダ−
12 スライドガイド
P 被加工パイプ
M1 送りユニット駆動モータ
M2 曲げ兼ひねり用モータ
M3 ひねり用モータ
G2 曲げギヤ
G3 ひねりギヤ
R1 型ロール
R2 曲げローラ
G2−1〜G2−6 回転伝達ギヤ
G2−7、G2−8 傘歯車
G2−9、G2−10 回転伝達ギヤ
G2−11、G2−12 ピニオン
G3−1〜G3−4 回転伝達ギヤ
Rー1、Rー2 ラック
Claims (3)
- 架台と、前記架台の長手方向に移動自在に載置され、かつ突出端部に被加工パイプが係止されるパイプ係止部を有する支持板を前記架台に垂直に突設した送りユニットと、前記パイプ係止部に係止された被加工パイプを係止するとともにその軸芯を中心に所定のひねり角度で360度回動するごとく前記支持板に配設されたひねり板と、前記ひねり板に配設され、かつ該ひねり板に係止された被加工パイプを該ひねり板に直角な面内で所定の角度に曲げる曲げローラユニットと、前記支持板の突出端部の一側に前記被加工パイプの軸芯と同軸上に回動自在に配設されたひねりギヤと、前記支持板の突出端部の他側に前記被加工パイプの軸芯と同軸上に回動自在に配設された曲げギヤとを備え、前記ひねり板は前記ひねりギヤと一体に回動するごとく配設され、かつ前記曲げギヤ、ひねりギヤおよびひねり板には、前記支持板に設けられたパイプ係止部と切欠きの端部を同一線上に配列した切欠き部が形成されて、前記パイプ係止部に係止された被加工パイプが前記曲げギヤ、ひねりギヤおよびひねり板とによってその係止状態が保持される仕組みとなし、かつ前記送りユニットは、該送りユニットに設けられたひねり用モータの回転を前記支持板の一側に配設された前記ひねりギヤの回動を介して前記ひねり板に伝達する第1の回転伝達系と、該送りユニットに設けられた曲げ兼ひねり用モータの回転を前記支持板の他側に配設された前記曲げギヤの回動を介して前記曲げローラユニットに伝達する第2の回転伝達系とを備え、前記ひねり用モータおよび曲げ兼ひねり用モータが同量回転し前記第1の回転伝達系および第2の回転伝達系により前記ひねり板が回動して前記被加工パイプの曲げ方向が設定され、続いて前記第2の回転伝達系のみにより前記曲げギヤのみが回動して前記曲げローラユニットにより被加工パイプに曲げ加工が施される仕組みとなしたことを特徴とするパイプの曲げ加工装置。
- ひねり板に保持された被加工パイプを該ひねり板に直角な面内で所定の角度に曲げる曲げローラユニットは、第2の回転伝達系により、ひねり板に取付けられた複数の回転伝達ギヤを介して曲げ動作が行なわれる機構となしたことを特徴とする請求項1に記載のパイプの曲げ加工装置。
- ひねり板に保持された被加工パイプを該ひねり板に直角な面内で所定の角度に曲げる曲げローラユニットは、第2の回転伝達系により、ひねり板に取付けられた複数の回転伝達ギヤとラック・アンド・ピニオン機構を介して曲げ動作が行なわれる機構となしたことを特徴とする請求項1に記載のパイプの曲げ加工装置。
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