JP3850140B2 - 車両検知装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、車両検知装置は種々のタイプのものが知られている。そのうちの一つに、車両に搭載された車上装置の車上アンテナから車上信号を送信し、車上信号を、地上誘導ループによって受信し、車上信号が受信された時に列車検知リレーを動作させて列車有りとする検知信号を生成し、車上信号が受信されない時、検知リレーを落下させて、「車両なし」とする検知信号を生成する方式の車両検知装置が知られている。
【0003】
この車両検知方式の問題点の一つは、回路故障時に検知リレーが落下してしまい、列車なしとする検知信号が出力されてしまうため、フェイルセーフを確保することができないことである。
【0004】
もう一つの問題点は、車両の走行方向を検知することができないために、例えば単線区間の踏切制御等に用いると、問題を生じ易いことである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、フェイルセーフを確保し得る車両検知装置を提供することである。
【0006】
本発明のもう一つの課題は、車両の走行方向を検知し得る車両検知装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するため、本発明に係る車両検知装置は、車上装置と、地上装置とを含む。前記車上装置は、車両に搭載され、車上信号を車上アンテナから送信する。
【0008】
前記地上装置は、受信コイルと、照査信号供給回路と、照査信号検知回路と、方向検知回路とを含んでいる。
【0009】
前記受信コイルは、第1のコイルと、第2のコイルと、第3のコイルとを含み、前記車上信号を受信し得る位置に配置されている。前記第1のコイル及び前記第2のコイルは、車両の走行方向において、互いに異なる位置に配置され、かつ、部分的に重なるように配置されている。前記第3のコイルは、前記第1のコイル及び第2のコイルに誘導結合している。前記照査信号供給回路は、照査信号を、前記第3のコイルに供給する。前記照査信号は前記車上信号よりも低いレベルを持つ。
【0010】
前記照査信号検知回路は、第1の照査信号検知回路と、第2の照査信号検知回路とを含んでいる。前記第1の照査信号検知回路は、前記第1のコイルに接続され、前記車上信号が受信されたとき前記照査信号を抑圧する回路を含み、前記照査信号が抑圧されないときは「車両なし」、前記照査信号が抑圧されたときは「車両有り」とする第1の車両検知信号を生成する。
【0011】
前記第2の照査信号検知回路は、前記第2のコイルに接続され、前記車上信号が受信されたとき前記照査信号を抑圧する回路を含み、前記照査信号が抑圧されないときは「車両なし」、前記照査信号が抑圧されたときは「車両有り」とする第2の車両検知信号を生成する。
【0012】
前記方向検知回路は、前記第1の照査信号検知回路及び第2の照査信号検知回路から前記第1の車両検知信号及び第2の車両検知信号が供給され、前記第1の車両検知信号及び前記第2の車両検知信号の時間的な変化順序から前記車両の走行方向を判定する。
【0013】
本発明に係る車両検知装置において、地上装置は、受信コイルを含んでいる。受信コイルは、第1のコイルと、第2のコイルと、第3のコイルとを含み、第3のコイルは第1のコイル及び第2のコイルに誘導結合するように配置されている。地上装置は照査信号供給回路を含んでおり、照査信号供給回路は、照査信号を、第3のコイルに供給する。
【0014】
車両の車上アンテナが受信コイルの上に存在しない場合は、照査信号供給回路から第3のコイルに供給された照査信号のみが、コイル間誘導結合により、第3のコイルから第1のコイル及び第2のコイルにそれぞれ伝送される。
【0015】
地上装置に含まれる照査信号検知回路は、第1の照査信号検知回路と、第2の照査信号検知回路とを有する。第1の照査信号検知回路は第1のコイルに接続され、車上信号が受信されたとき照査信号を抑圧する回路を含み、照査信号が抑圧されないときは「車両なし」とする第1の車両検知信号を生成する。第2の照査信号検知回路は、第2のコイルに接続され、車上信号が受信されたとき照査信号を抑圧する回路を含み、照査信号が抑圧されないときは「車両なし」とする第2の車両検知信号を生成する。
【0016】
車両の車上アンテナが受信コイルの上に存在しない場合、車上信号が受信されないので、抑圧作用が働かない。従って、第1の照査信号検知回路において生成された第1の車両検知信号または第2の照査信号検知回路において生成された第2の車両検知信号から、「車両なし」と判定することができる。
【0017】
次に、車両が受信コイルに近づくと、車上アンテナから送信された車上信号が受信コイルによって受信される。車上信号は、第1のコイル及び第2のコイルを通して、第1の照査信号検知回路及び第2の照査信号検知回路に入力される。照査信号も、第1のコイル及び第2のコイルを通して、第1の照査信号検知回路及び第2の照査信号検知回路に入力される。
【0018】
第1の照査信号検知回路及び第2の照査信号検知回路は、車上信号が受信されたとき照査信号を抑圧する回路を有するから、車上信号が第1及び第2の照査信号検知回路によって受信された場合、照査信号が抑圧される。
【0019】
照査信号が抑圧されたときは、第1の照査信号検知回路は「車両有り」とする第1の車両検知信号を生成し、第2の照査信号検知回路も、「車両有り」とする第2の車両検知信号を生成する。
【0020】
第1のコイル及び第2のコイルは、車両の走行方向において、互いに異なる位置に配置されているから、第1のコイルにおいて、照査信号が受信できなくなるタイミングと、第2のコイルにおいて照査信号が受信できなくなるタイミングとに、時間的ずれを生じる。しかも、第1のコイル及び第2のコイルは、車両の走行方向において、部分的に重なるように配置されているから、第1の照査信号検知回路及び第2の照査信号検知回路の間に、照査信号を同時に受信できなくなる時間的タイミングを生じさせることができる。
【0021】
方向検知回路は、第1の照査信号検知回路及び第2の照査信号検知回路から第1の車両検知信号及び第2の車両検知信号が供給され、第1の車両検知信号及び第2の車両検知信号の時間的な変化順序から車両の走行方向を判定する。即ち、第1のコイルにおいて照査信号が受信できなくなるタイミングと、第2のコイルにおいて照査信号が受信できなくなるタイミングとの時間的ずれ、及び、第1のコイル及び第2のコイルが照査信号を同時に受信できなくなる時間から、車両の走行方向を判定する。このようにして、車両の走行方向を検出することができるので、例えば、単線区間等において用いるのに適した車両検知装置を実現することができる。
【0022】
照査信号供給回路、受信コイル及び照査信号検知回路の何れかに、回路故障を生じた場合、照査信号検知回路において、照査信号を検知することができなくなる。第1のコイルに接続された第1の照査信号検知回路及び第2のコイルに接続された第2の照査信号検知回路の何れにおいても、照査信号を検知することができなくなる。照査信号が検知されないときは、第1の照査信号検知回路及び第2の照査信号検知回路の何れも、「車両有り」とする車両検知信号を生成する。このため、フェイルセーフな車両検知装置を実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は本発明に係る車両(列車)検知装置を概略的に示す図である。本発明に係る車両検知装置は、車上装置1と、地上装置2とを含む。車上装置1は、車両3に搭載され、車上信号Ftを車上アンテナ10から送信する。車両3は軌道4の上を矢印a1またはb1の方向に走行する。
【0024】
地上装置2は、受信コイル21と、照査信号供給回路22と、照査信号検知回路23と、方向検知回路24とを含んでいる。
【0025】
受信コイル21は、第1のコイル211と、第2のコイル212と、第3のコイル213とを含み、前記車上信号を受信し得る位置に配置されている。第1のコイル211及び第2のコイル212は、第3のコイル213に誘導結合すると共に、車両3の走行方向において、互いに異なる位置に配置され、かつ、部分的に重なるように配置されている。図示では、1ターンコイルを示しているが、巻き数は複数であってもよい。照査信号供給回路22は、照査信号Fcを、第3のコイル213に供給する。照査信号Fcは車上信号Ftよりも低レベルである。
【0026】
照査信号検知回路23は、第1の照査信号検知回路231と、第2の照査信号検知回路232とを含んでいる。第1の照査信号検知回路231は、第1のコイル211に接続され、車上信号Ftが受信されたとき照査信号Fcに抑圧を加える。そして、照査信号Fcが抑圧されないときは「車両なし」、照査信号Fcが抑圧されたときは「車両有り」とする第1の車両検知信号S1を生成する。
【0027】
第2の照査信号検知回路232は、第2のコイル212に接続され、車上信号Ftが受信されたとき照査信号Fcに抑圧を加える。そして、照査信号Fcが抑圧されないときは「車両なし」、照査信号Fcが抑圧されたときは「車両有り」とする第2の車両検知信号S2を生成する。
【0028】
第1の照査信号検知回路231及び第2の照査信号検知回路232は、一種の周波数選別回路であり、車上信号Ft及び照査信号Fcを通すバンドパスフィルタ51、リミッタ52、照査信号Fcを通すバンドパスフィルタ53、電圧検知回路54及び増幅器55等を備える。
【0029】
従って、第1の照査信号検知回路231及び第2の照査信号検知回路232から出力される第1の車両検知信号S1及び第2の車両検知信号S2は、「車両なし」のとき高レベル(論理値1とする)となり、「車両有り」のとき低レベル(論理値0とする)となる。
【0030】
第1の照査信号検知回路231及び第2の照査信号検知回路232から出力される第1の車両検知信号S1及び第2の車両検知信号S2はリレー61、62にそれぞれ供給される。第1の車両検知信号S1及び第2の車両検知信号S2は、「車両なし」のとき論理値1となり、「車両有り」のとき論理値0となるので、リレー61、62は、「車両なし」のとき動作(励磁)し、「車両有り」のとき落下(無励磁)する。リレーの代わりに、他の回路素子を用い得ることは言うまでもない。
【0031】
方向検知回路24は、第1の照査信号検知回路231及び第2の照査信号検知回路232から、第1の車両検知信号S1及び第2の車両検知信号S2が供給され、第1の車両検知信号S1及び第2の車両検知信号S2の時間的な変化順序から車両3の走行方向を判定する。実施例において、「車両有り」を意味する第1の車両検知信号S1はリレー61の落下接点A2によって与えられ、「車両なし」を意味する第1の車両検知信号S1はリレー61の動作接点A1によって与えられる。同様に、「車両有り」を意味する第2の車両検知信号S2はリレー62の落下接点B2によって与えられ、「車両なし」を意味する第2の車両検知信号S2はリレー62の動作接点B1によって与えられる。方向検知回路24の判定出力はリレー71、72に供給される。リレー71が落下した時に、車両3が矢印a1の方向に進行したとする接点出力を生じ、リレー72が落下した時に、車両3が矢印b1の方向に進行したとする接点出力を生じる。リレー71、72が動作したときは方向検出信号は出力されない。
【0032】
図2は図1に示した車両検知装置の動作を説明する図である。上段の線図は軌道4上を走行する車両3と、第1のコイル211及び第2のコイル212との関係を示してある。
【0033】
図2の中段の波形図は車上アンテナ10の位置(横軸)と、第1のコイル211及び第2のコイル212による車上信号Ftの受信レベル(縦軸)との関係を示す。曲線L1が第1のコイル211による受信特性、曲線L2が第2のコイル212による受信特性を示している。車両3が矢印a1の方向に走行する場合を想定すると、横軸に取られた車上アンテナ10の位置は、車両3または車上アンテナ10が受信コイル21上を通過する時間に対応している。図2の下段のタイムチャートは照査信号検知回路23における照査信号検知を示している。
【0034】
図2において、第1のコイル211には第1の照査信号検知回路231が接続されており、第2のコイル212には第2の照査信号検知回路232が接続されているので、第3のコイル213から第1のコイル211及び第2のコイル212に伝送された照査信号Fcは、第1の照査信号検知回路231及び第2の照査信号検知回路232に供給される。
【0035】
t0時よりも前は、車両3の車上アンテナ10は、受信コイル21に十分に結合していないので、受信コイル21の車上信号Ftの受信レベルはスレッショールドレベルVs以下である。従って、t0時よりも前は、第1の照査信号検出回路231は照査信号Fcを検知して、その出力側に接続されたリレー61を動作させる。これにより、リレー61から「車両なし」を意味する論理値1の第1の車両検知信号S1が出力される(図2(a)参照)。
【0036】
第2の照査信号検出回路232においても、照査信号Fcを検知したとき、その出力側に接続されたリレー62を動作させる。これにより、リレー62から「車両なし」を意味する論理値1の第2の車両検知信号S2が出力される(図2(b)参照)。
【0037】
従って、第1の照査信号検知回路231において生成された第1の車両検知信号S1または第2の照査信号検知回路232において生成された第2の車両検知信号S2から、「車両なし」と判定することができる。
【0038】
第1の車両検知信号S1及び第2の車両検知信号S2が、「車両なし」を意味する論理値1である場合、リレー61、62が動作し、その動作接点A1、B1が閉じる。動作接点A1、B1が閉じている場合、方向検知回路24は高レベル(論理値1とする)の信号S3、S4を、リレー71、72に供給し、動作(励磁)させる(図2(c)参照)。
【0039】
次に、車両3が受信コイル21に近づき、車上アンテナ10が受信コイル21と結合すると、車上アンテナ10から送信された車上信号Ftが受信コイル21によって受信される。実施例の場合、第1のコイル211が車両3の走行方向a1で見て、手前にあるので、第1のコイル211がまず車上アンテナ10と結合を開始する。
【0040】
第1のコイル211が車上アンテナ10と結合を開始すると、第1の照査信号検出回路231には、車上信号Ftと、照査信号Fcとが入力される。車上信号Ft及び照査信号Fcはバンドパスフィルタ51によって抽出された後、リミッタ52に供給される。車上信号Ftのレベルが低いうちは、照査信号Fcに対する抑圧が充分ではないので、リミッタ52からは照査信号Fcが出力され、その成分がフィルタ53を通して抽出され、電圧検知回路54及び増幅回路55を通って、リレー61を動作させる。
【0041】
第1のコイル211の車上信号受信レベルは、車上アンテナ10が第1のコイル211の中央部に進む程高くなる。そして、t0時に第1のコイル211の車上信号受信レベルが予め定められたスレッショールドレベルVsに到達すると、照査信号Fcが、リミッタ52による抑圧作用を受ける。この結果、電圧検知回路54から照査信号Fcが出力されなくなる。このことは、照査信号Fcが受信できなくなったことを意味する。このため、リレー61がt0時に落下し、「車両有り」とする論理値0の第1の車両検知信号S1(図2(a)参照)が生成される。
【0042】
第2のコイル212は、車両3の走行方向a1で見て、第1のコイル211の前方位置に配置されている。このため、第2の照査信号検知回路232では、t0時よりも遅れたt1時に、照査信号Fcが受信できなくなる(図2(b)参照)。即ち、第1の照査信号検知回路231及び第2の照査信号検知回路232の間において、照査信号Fcが受信できなくなるタイミングに、時間的ずれを生じる。
【0043】
しかも、第1のコイル211及び第2のコイル212は、車両3の走行方向a1において、部分的に重なるように配置されているから、第1のコイル211の車上信号受信レベルがスレッショールドレベルVsよりも高い値を保っている状態で、第2のコイル212の車上信号受信レベルがスレッショールドレベルVsを越えるような設定を行なうことができる。これにより、t1時からt2時までの間、第1のコイル211及び第2のコイル212が、照査信号Fcを同時に受信できなくなる時間△Tを生じさせることができる。
【0044】
方向検知回路24は、第1の照査信号検知回路231及び第2の照査信号検知回路232から第1の車両検知信号S1及び第2の車両検知信号S2が供給され、第1の車両検知信号S1及び第2の車両検知信号S2の時間的な変化順序から車両3の走行方向を判定する。
【0045】
実施例において、第1のコイル211において、t0時に照査信号Fcが受信できなくなり、t0時から時間t1だけ遅れて第2のコイル212において照査信号Fcが受信できなくなったこと、及び、第1のコイル211及び第2のコイル212が照査信号Fcを同時に受信できなくなる時間△Tがあったことから、車両3が走行方向a1の方向に走行していると判定して、論理値1の方向検知信号S3またはS4を出力する。方向検知信号S3またはS4は、車両3の存在及び走行方向を判定した後のt3時に、論理値0になる。
【0046】
実用的には、車両3の存在及び走行方向を判定した後は、車上アンテナ10が受信コイル21上を通過し終わったt4時から、所定の時間を経過したt5時に、信号S3、S4を論理値1にし、リレー71、72を動作させ、車両なしに対応させておく。
【0047】
説明は省略するが、車両3が矢印b1の方向に走行する場合は、第1のコイル211と第2のコイル212の動作を入れ替えて考察すればよい。これにより、車両3が走行方向b1の方向に走行している場合も、その走行方向b1を検出できる。このように、車両3の走行方向を検出することができるので、例えば、単線区間等において用いるのに適した車両検知装置を実現することができる。
【0048】
次に、照査信号供給回路22、受信コイル21及び照査信号検知回路23の何れかに、回路故障を生じた場合、照査信号検知回路23において、照査信号Fcを検知することができなくなる。照査信号Fcが検知されないときは、故障状態により、第1の照査信号検知回路231または第2の照査信号検知回路232の何が、「車両有り」とする論理値0の車両検知信号S1またはS2を生成する。このため、フェイルセーフな車両検知装置を実現することができる。
【0049】
図3は本発明に係る車両検知装置を踏切制御に用いた例を示している。走行方向a1に走行する車両31に対して、踏切8から距離をおいて、踏切制御子91、本発明に係る車両検知装置の受信コイル21及び踏切警報終止用踏切制御子93を配置する。通常は、踏切8から踏切制御子91までの距離が警報区間になる。本発明に係る車両検知装置の受信コイル21は踏切制御子91に近接した位置に設置する。
【0050】
踏切制御子91による列車検知及び受信コイル21による走行方向判定結果により、走行方向a1に走行する車両31に対して、踏切8における閉扉及び警報鳴動が開始される。
【0051】
車軸短絡不良または車両の軽量化等、何らかの理由により、踏切制御子91が、車両検知が行なわれなかった場合も、本発明に係る車両検知装置による車両検知及び走行方向判定が行なわれるので、踏切制御子91の動作不良をバックアップし、踏切制御の信頼性を確保することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果を得ることができる。
(a)フェイルセーフを確保し得る車両検知装置を提供することができる。
(b)車両の走行方向を検知し得るフェイルセーフな車両検知装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両検知装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した車両検知装置の動作を説明する図である。
【図3】本発明に係る車両検知装置を踏切制御に用いた例を示す図である。
【符号の説明】
1 車上装置
10 車上アンテナ
2 地上装置
21 受信コイル
211 第1のコイル
212 第2のコイル
213 第3のコイル
22 照査信号供給回路
23 照査信号検知回路
231 第1の照査信号検知回路
232 第2の照査信号検知回路
3 車両
4 軌道
Ft 車上信号
Fc 照査信号

Claims (2)

  1. 車上装置と、地上装置とを含む車両検知装置であって、
    前記車上装置は、車両に搭載され、車上信号を車上アンテナから送信し、
    前記地上装置は、受信コイルと、照査信号供給回路と、照査信号検知回路と、方向検知回路とを含んでおり
    前記受信コイルは、第1のコイルと、第2のコイルと、第3のコイルとを含み、前記車上信号を受信し得る位置に配置されており、
    前記第1のコイル及び前記第2のコイルは、車両の走行方向において、互いに異なる位置に配置され、かつ、部分的に重なるように配置されており、
    前記第3のコイルは、前記第1のコイル及び第2のコイルに誘導結合しており、
    前記照査信号供給回路は、照査信号を、前記第3のコイルに供給し、前記照査信号は前記車上信号よりも低いレベルを持ち、
    前記照査信号検知回路は、第1の照査信号検知回路と、第2の照査信号検知回路とを含んでおり、
    前記第1の照査信号検知回路は、前記第1のコイルに接続され、前記車上信号が受信されたとき前記照査信号を抑圧する回路を含み、前記照査信号が抑圧されないときは「車両なし」、前記照査信号が抑圧されたときは「車両有り」とする第1の車両検知信号を生成し、
    前記第2の照査信号検知回路は、前記第2のコイルに接続され、前記車上信号が受信されたとき前記照査信号を抑圧する回路を含み、前記照査信号が抑圧されないときは「車両なし」、前記照査信号が抑圧されたときは「車両有り」とする第2の車両検知信号を生成し、
    前記方向検知回路は、前記第1の照査信号検知回路及び第2の照査信号検知回路から前記第1の車両検知信号及び第2の車両検知信号が供給され、前記第1の車両検知信号及び前記第2の車両検知信号の時間的な変化順序から前記車両の走行方向を判定する
    車両検知装置。
  2. 車両検知装置用地上装置であって、
    受信コイルと、照査信号供給回路と、照査信号検知回路と、方向検知回路とを含んでおり
    前記受信コイルは、第1のコイルと、第2のコイルと、第3のコイルとを含み、車両に備えられた車上アンテナから送信される車上信号を受信し得る位置に配置されており、
    前記第1のコイル及び前記第2のコイルは、車両の走行方向において、互いに異なる位置に配置され、かつ、部分的に重なるように配置されており、
    前記第3のコイルは、前記第1のコイル及び第2のコイルに誘導結合しており、
    前記照査信号供給回路は、照査信号を、前記第3のコイルに供給し、前記照査信号は前記車上信号よりも低いレベルを持ち、
    前記照査信号検知回路は、第1の照査信号検知回路と、第2の照査信号検知回路とを含んでおり、
    前記第1の照査信号検知回路は、前記第1のコイルに接続され、前記車上信号が受信されたとき前記照査信号が抑圧される回路を含み、前記照査信号が抑圧されないときは「車両なし」、前記照査信号が抑圧されたときは「車両有り」とする第1の車両検知信号を生成し、
    前記第2の照査信号検知回路は、前記第2のコイルに接続され、前記車上信号が受信されたとき前記照査信号が抑圧される回路を含み、前記照査信号が抑圧されないときは「車両なし」、前記照査信号が抑圧されたときは「車両有り」とする第2の車両検知信号を生成し、
    前記方向検知回路は、前記第1の照査信号検知回路及び第2の照査信号検知回路から前記第1の車両検知信号及び第2の車両検知信号が供給され、前記第1の車両検知信号及び前記第2の車両検知信号の時間的な変化順序から前記車両の走行方向を判定する
    車両検知装置用地上装置。
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