JP3854397B2 - ビデオ編集方法及びビデオ編集システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ポストプロダクションにおけるビデオ編集方法及びビデオ編集システムに関し、特に、標準の24フレーム/秒の映画フィルムから変換された動画素材の編集に用いられるビデオ編集方法及びビデオ編集システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
映画フィルムやビデオテープでは、フレームと呼ばれる連続した静止画像を高速に再生することにより、動画像が生成される。例えば、商業映画では、1秒間に24フレームが再生されるように定められている。一方、アメリカ合衆国で採用されているテレビジョン標準規格NTSCに準拠したビデオテープについては、1秒間に29.97フレームが再生されるように定められている。また、高精細度のビデオ規格SMPTE−240Mに準拠した高解像ビデオテープについては、1秒間に30フレームが再生されるように定められている。ヨーロッパにおけるPAL規格及びSECAM規格では、ビデオテープは1秒間に25フレームが再生されるよう定められている。
【0003】
フレームレートの違いの他に、ビデオ再生と映画再生には重要な相違がある。すなわち、ビデオテープにおいては、画面に表示される画像は、多数の水平走査線に分割されている。アメリカ合衆国のNTSC規格では、画面上で全てが見えるわけではないが、525本の走査線があり、一方、ヨーロッパのPAL規格では、625本の走査線がある。ビデオテープにおいては、各フレームに対応する走査線は、偶数フィールドに対応するものと奇数フィールドに対応するものとに分割されている。ビデオテープでは、フレームを記録するために、まず、一方のフィールドを記録し、続いて他方のフィールドを記録する。したがって、ビデオテープにおける1フレームは、2つのフィールドから構成され、例えばSMPTE−240Mに準拠したビデオテープでは、1秒間に30フレーム、すなわち1秒間に60フィールドが再生される。
【0004】
映画フィルムからビデオテープに動画像の素材を変換することは、頻繁に行われている。このような機能を備えたテレシネと呼ばれる装置が知られている。テレシネの詳細については、本願の発明者による米国特許第5,428,387号に開示されている。近年では、逆に、ビデオテープに記録された動画像の素材を映画フィルムに変換することも頻繁に行われている。特に、高精細度ビデオ編集機器を用いることにより、画質を劣化させることなく、このような変換ができる。何れの場合でも、映画フィルムの24フレーム/秒と、ビデオテープにおける25、29.97又は30フレーム/秒との間の補間が必要である。
【0005】
24フレーム/秒の映画フィルムを、29.97若しくは30フレーム/秒のビデオテープに変換する際に必要とされるフレームレートの差異を補間する標準的な処理は、3−2プルダウンと呼ばれている。この処理においては、映画フィルムの偶数番目のフレームは、ビデオテープの連続する2つのフィールドに記録される。この2つのフィールドは、対応する走査線の組が違うという点を除けば同一のものである。一方、映画フィルムの奇数番目のフレームは、ビデオテープの連続する3つのフィールドに記録される。この3つのフィールドも、対応する走査線の組が違うという点を除けば同一のものである。このようにして、24フレーム/秒のフレームレートで記録された映画フィルムの、再生時間にして1/12秒に相当する2枚1組のフレームは、ビデオテープにおける5つのフィールドに変換される。5つのフィールドの再生時間は、60フィールド/秒のフレームレートで再生されるビデオテープにおいても、映画フィルムと同様に1/12秒である。
【0006】
図8に示すように、映画フィルム100を3−2プルダウンにより変換したビデオテープには、例えばフィールドグループ125、130、135、140等が記録され、各フィールドグループは、例えば映画フィルム100のフレーム、例えばフレーム105、110、115、120等に対応している。フィールドグループは、実質的に4つの種類に分類され、以下では、それぞれのフィールドグループをA、B、C、Dと呼ぶこととする。Aフィールドグループは、ビデオテープの1フレーム及び映画フィルムの1フレームに対応する2つのフィールドから構成される。Bフィールドグループは、3つのフィールドから構成され、1番目及び2番目のフィールドは、ビデオテープの1フレームに対応し、3番目のフィールドは、ビデオテープの次のフレームに属しており、また、この3つのフィールドは、映画フィルムの1フレームに対応している。Cフィールドグループは、2つのフィールドから構成され、この2つのフィールドは、ビデオテープの異なる2つのフレームに属し、また、映画フィルムの1つのフレームに対応している。Dフィールドグループは、3つのフィールドから構成され、1番目のフィールドは、ビデオテープの1つのフレームに属し、2番目及び3番目のフィールドは、ビデオテープの次のフレームに属し、また、全てのフィールドは、映画フィルムの1つのフレームに対応している。
【0007】
ここに示す例において、AフィールドグループとCフィールドグループには、下記のような相違が認められる。すなわち、AフィールドグループとCフィールドグループは、何れも映画フィルムの1フレームに対応しているが、Aフィールドグループの第1のフィールドは、ビデオテープの第1のフィールドに、すなわち偶数フィールドの走査線に対応しているのに対し、Cフィールドグループの第1のフィールドは、ビデオテープの第2のフィールドに、すなわち奇数フィールドの走査線に対応している。同様の相違がBフィールドグループとDフィールドグループの間にも認められる。すなわち、Bフィールドグループの第1のフィールドは、ビデオテープの第1のフィールド、すなわち偶数フィールドの走査線に対応しているのに対し、Dフィールドグループの第1のフィールドは、ビデオテープの第2のフィールド、すなわち奇数フィールドの走査線に対応している。
【0008】
3−2プルダウンにより映画フィルムから変換されたビデオテープには、図8に示すようなABCD、ABCD、ABCD・・・といったフィールドグループのシーケンスが繰り返されている。ビデオテープの冒頭の2つのフィールドは、Aフィールドグループに属するということから、ビデオテープ内のフィールドの位置を知ることにより、そのフィールドがA、B、C、Dのどのフィールドグループに属するかを知ることができる。近年のビデオテープの編集においては、各フレームにはタイムコードが付されている。このタイムコードは、時をhh、分をmm、秒をss、フレーム(フィールドではない)をffとして、hh:mm:ss:ffといった形式で表される。ビデオテープには、1秒当たり6組のA、B、C及びDフィールドグループが記録されており、1組のフィールドグループは、5つのフレームに相当するため、タイムコードのビデオフレーム番号ffのみからそのフレームを構成するフィールドがA、B、C及びDのどのフィールドグループに属するものであるかを知ることができる。特に、各秒の最初のフレームは、Aフィールドグループを構成する2つのフィールドから構成され、各秒の2番目のフレームを構成するフィールドは、Bフィールドグループの一部を構成する2つのフィールドであり、各秒の3番目のフレームは、Bフィールドグループの一部である1つのフィールドと、Cフィールドグループの一部である1つのフィールドとから構成される。このようにして、それぞれのフィールドがどのフィールドグループに属するものであるかを知ることができる。
【0009】
ビデオ編集において、2つ以上のビデオソースを用いた、カット、ワイプ又はディゾルブといった処理が知られている。ポストプロダクション業界で知られているビデオ編集システムでは、あらゆるフレームの境界で、このカット、ワイプ及びディゾルブ処理が可能である。
【0010】
以下、図9に示すような典型的なビデオ編集の手順について検討する。この例では、ビデオ編集システムの利用者は、映画フィルムから3−2プルダウンにより変換されたビデオテープX及びビデオテープYを使用している。例えば、利用者がビデオテープXから、図9に示す番号0〜5の6つのフレームをコピーのために出力し、続いてビデオテープYの番号0〜4の5つのフレームを出力するような処理を行おうとしているとする。ビデオテープX、Yは、それぞれ3−2プルダウンにより変換されたものであるので、ビデオテープXのフレーム0〜5は、映画フィルムの5つのフレーム(以下、5つのフィルムフレームという。)に基づくものであり、ABCDAといったフィールドグループのシーケンスからなり、一方、ビデオテープYのフレーム0〜4は、4つのフィルムフレームに基づくものであり、ABCDといったフィールドグループのシーケンスからなる。この処理が従来のビデオ編集システムによりなされた場合、ビデオテープXの最初の6つのビデオフレーム0〜5は、出力ビデオテープZにコピーされてABCDAといった最初のシーケンスを形成する。続いて、ビデオテープYのビデオフレーム0〜4が出力ビデオテープZにコピーされる。この追加のコピーにより、図9に示すように、出力ビデオテープZにはABCDAABCDといった、好ましくない不規則なシーケンスが形成される。
【0011】
図9に示す処理が、カットではなくディゾルブであるとする。すなわち、ビデオテープXの画像にビデオテープYの画像が混合されて、時間と共に徐々にビデオテープYの画像に移り変わるような処理がなされたとする。図9から明らかなように、出力ビデオテープZのフレーム7は、2つのフィールドから構成されている。出力ビデオテープZのフレーム7の第1のフィールドは、ビデオテープXの数字7と8に挟まれたBフィルムフレームに基づく画像と、ビデオテープYの数字1と2に挟まれたBフィルムフレームに基づく画像とを混合したものである。一方、出力ビデオテープZのフレーム7の第2のフィールドには、ビデオテープXの数字7と8に挟まれたCフィルムフレームに基づく画像と、ビデオテープYの数字1と2に挟まれたBフィルムフレームに基づく画像とが混合されるといった不都合が生じる。
【0012】
以上の例が示すように、ソースとなるビデオテープX、Yが、フィルムから3−2プルダウンにより変換され、そのフィールドグループがABCDが連続する完全なシーケンスからなっていても、ビデオ編集処理により出力されたテープでは、ABCDのシーケンスが乱れ、不規則なシーケンスを有するものとなる可能性がある。この不規則性により、出力ビデオテープZが再びフィルムに変換されたとき、映像に視覚で感知できる程の悪影響が現れる。カット処理をただ1度行うだけでも、カット以降のビデオテープ全体にABCDシーケンスのずれが生じ、現在のフィールドがA、B、C、Dのどのフィールドグループに属するかをタイムコードから判別することができなくなる。
【0013】
このような問題を回避するための技術として、ABCDシーケンスを1組としてその組の境界のみでしかカット、ワイプ又はディゾルブといった処理を行わないよう制限する手法がある。ABCDの1組は5フレーム分の長さを有し、これは1/6秒に相当し、この手法では、例えば映像と音響効果を同期させる等の編集者の意図する技巧が著しく制限される。このような創造性の制限は、実際には受け入れ難いものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の問題に鑑み、フィールドグループのABCDシーケンスの規則性を保ち、画像の解像度を劣化させることなくカット、ディゾルブ等の編集処理を可能にするビデオ編集方法及びビデオ編集システムを提供することを目的とする。また、本発明は、従来のビデオ編集システムに大幅な変更を加えることなく、必要最小限の変更で上述の課題を解決することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明に係るビデオ編集方法は、映画フィルムから3−2プルダウンにより得られるビデオ信号において、ビデオテープの1フレーム及び映画フィルムの1フレームに対応する2つのフィールドから構成される第1のフィールドグループと、3つのフィールドから構成され、1番目及び2番目のフィールドはビデオテープの1フレームに対応し、3番目のフィールドはビデオテープの次のフレームに属し、これらの3つのフィールドは映画フィルムの1フレームに対応する第2のフィールドグループと、2つのフィールドから構成され、これらの2つのフィールドはビデオテープの異なる2つのフレームに属し、これらの2つのフィールドは映画フィルムの1つのフレームに対応する第3のフィールドグループと、3つのフィールドから構成され、1番目のフィールドはビデオテープの1つのフレームに属し、2番目及び3番目のフィールドはビデオテープの次のフレームに属し、これらの3つのフィールドは映画フィルムの1つのフレームに対応する第4のフィールドグループとが第1、第2、第3、第4のフィールドグループの順番に、巡回的に並んだ入力シーケンスを、この入力シーケンスと異なる出力シーケンスに変換して、映画フィルムから3−2プルダウンにより得られた他のビデオ信号にワイプ又はディゾルブするビデオ編集方法において、入力シーケンスに従って順次入力される各フィールドを順次複数のフィールドメモリに巡回的に書き込む書込ステップと、複数のフィールドメモリから巡回的に、出力シーケンスに従って各フィールドを順次読み出す読出ステップとを有し、読出ステップでは、出力シーケンスが他のビデオ信号のシーケンスを維持するように、各フィールドを読み出す。
【0016】
また、本発明に係るビデオ編集システムは、映画フィルムから3−2プルダウンにより得られるビデオ信号において、ビデオテープの1フレーム及び映画フィルムの1フレームに対応する2つのフィールドから構成される第1のフィールドグループと、3つのフィールドから構成され、1番目及び2番目のフィールドはビデオテープの1フレームに対応し、3番目のフィールドはビデオテープの次のフレームに属し、これらの3つのフィールドは映画フィルムの1フレームに対応する第2のフィールドグループと、2つのフィールドから構成され、これらの2つのフィールドはビデオテープの異なる2つのフレームに属し、これらの2つのフィールドは映画フィルムの1つのフレームに対応する第3のフィールドグループと、3つのフィールドから構成され、1番目のフィールドはビデオテープの1つのフレームに属し、2番目及び3番目のフィールドはビデオテープの次のフレームに属し、これらの3つのフィールドは映画フィルムの1つのフレームに対応する第4のフィールドグループとが第1、第2、第3、第4のフィールドグループの順番に、巡回的に並んだ入力シーケンスを、この入力シーケンスと異なる出力シーケンスに変換して、映画フィルムから3−2プルダウンにより得られた他のビデオ信号にワイプ又はディゾルブするビデオ編集システムにおいて、複数のフィールドメモリと、入力シーケンスに従って順次入力される各フィールドを順次複数のフィールドメモリに巡回的に書き込む書込手段と、複数のフィールドメモリから巡回的に、出力シーケンスに従って各フィールドを順次読み出す読出手段と、出力シーケンスが他のビデオ信号のシーケンスを維持して、各フィールドを読み出すように書込手段及び読出手段を制御する制御手段とを備える。
【0017】
また、本発明に係るビデオポストプロダクション用のビデオ編集システムは、映画フィルムから3−2プルダウンにより得られるビデオ信号において、ビデオテープの1フレーム及び映画フィルムの1フレームに対応する2つのフィールドから構成される第1のフィールドグループと、3つのフィールドから構成され、1番目及び2番目のフィールドはビデオテープの1フレームに対応し、3番目のフィールドはビデオテープの次のフレームに属し、これらの3つのフィールドは映画フィルムの1フレームに対応する第2のフィールドグループと、2つのフィールドから構成され、これらの2つのフィールドはビデオテープの異なる2つのフレームに属し、これらの2つのフィールドは映画フィルムの1つのフレームに対応する第3のフィールドグループと、3つのフィールドから構成され、1番目のフィールドはビデオテープの1つのフレームに属し、2番目及び3番目のフィールドはビデオテープの次のフレームに属し、これらの3つのフィールドは映画フィルムの1つのフレームに対応する第4のフィールドグループとが第1、第2、第3、第4のフィールドグループの順番に、巡回的に並んだ入力シーケンスのビデオ信号を再生する第1のビデオ再生装置と、映画フィルムから3−2プルダウンにより得られた他のビデオ信号を出力シーケンスに従って再生する第2のビデオ再生装置と、第1のビデオ再生装置の出力に接続されたリシーケンサと、リシーケンサ及び第2のビデオ再生装置の出力に接続され、リシーケンサの出力を含む複数のビデオ信号を切り換えて出力する切換装置と、切換装置の出力に接続され、切換装置からのビデオ信号を記録するビデオ記録装置と、第1のビデオ再生装置、リシーケンサ、切換装置及びビデオ記録装置を制御する編集制御装置とを備える。更に、リシーケンサは、ビデオ再生装置の出力に接続され、ビデオ信号をフィールド毎に記憶する複数のフィールドメモリと、入力シーケンスに従って順次入力される各フィールドを順次複数のフィールドメモリに巡回的に書き込む書込手段と、複数のフィールドメモリから巡回的に、出力シーケンスに従って各フィールドを順次読み出す読出手段と、出力シーケンスが他のビデオ信号のシーケンスを維持して、各フィールドを読み出すように書込手段及び読出手段を制御する制御手段とを備える。
【0018】
すなわち、上述の課題を解決するために、本発明は、リシーケンサという新規な装置を用いる。リシーケンサは、ビデオ設備に用いられている例えばNTSCやSMPTE−240M等の規格に基づく毎秒のコマ数に応じて1ビデオフィールド分の画像をそれぞれ記憶する8つのフィールド記憶手段を備える。リシーケンサの入力端子にはビデオ再生手段が接続されており、リシーケンサは出力端子からビデオ信号を出力する。リシーケンサは、ビデオ編集システム内のビデオ再生手段に一対一で対応し、例えばビデオ編集システムが3つのビデオ再生手段から編集作業を行って出力ビデオテープZを作製するものであれば、3つのリシーケンサが必要となる。
【0019】
また本発明に係るビデオ編集システムは、リシーケンサのインタフェースを司るとともにそれらを制御する編集コントローラを備える。編集コントローラは、リシーケンサを制御してリシーケンサに入力された信号を適切な形式に変換させ、フィールドグループのABCDシーケンスが規則的に繰り返されたビデオ信号を出力し、出力ビデオテープZにはABCDシーケンスが規則的に繰り返された望ましいビデオ信号が記録される。
【0020】
編集コントローラとリシーケンサの共働により、出力ビデオテープZのフィールドグループのABCDシーケンスの規則性を保ちながら、2つのビデオ信号に対しカット、ワイプ又はディゾルブ等の編集を行うことができる。カット、ワイプ及びディゾルブ等の処理は、最小コマ単位で行うことができ、素材となるビデオ信号のA、B、C及びDフィールドグループの何れからカット、ワイプ又はディゾルブを行っても、A、B、C及びDフィールドグループのうち、任意のフィールドグループを出力することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るビデオ編集方法及びビデオ編集システムについて図面を参照して説明する。
【0022】
以下では、説明のために発明の構成要素に特定の名称を用いて、発明の実施の形態を説明する。以下に示す詳細な記述は単なる例であり、発明の実施に必ずしも必要ではないということは、当業者には明らかである。また、発明を説明する図面には、発明を明瞭にするために、良く知られた回路及び装置をブロック図にして示している。
【0023】
本発明を適用したビデオ編集システムは、ポストプロダクションにおけるビデオ編集等に用いられる。このビデオ編集システムは、図1に示すように、編集コントローラ330を備え、利用者は、編集コントローラ330を操作して、編集作業を行う。また、このビデオ編集システムは、素材となるビデオ信号を再生する2つ以上のビデオテープレコーダ(以下、VTRという。)300、320と、2つ以上のリシーケンサ305、325と、切換装置310と、出力ビデオテープZに記録を行うVTR315とを備えている。VTR300、320は、それぞれリシーケンサ305、325に接続され、リシーケンサ305、325は、切換装置310に接続されている。このビデオ編集システムは、図示しないが、通常、コンソールと、ビデオモニタ装置と、音声ミキサと、スピーカ等の他の機器を備えている。
【0024】
図2は、このビデオ編集システムの実際の編集処理における動作を示すものである。まず、VTR320におけるビデオテープXの最初の6つのビデオフレームが、VTR315における出力ビデオテープZの最初の部分に、ABCDAのシーケンスを有する5つのフィールドグループのビデオ信号(以下、単にフィールドグループという。)として記録される。一方、VTR300におけるビデオテープYの最初のフレームのシーケンスは、出力ビデオテープZに記録される前に、リシーケンサ305によりABCDシーケンスからBCDAシーケンスに変換される。この変換(以下、位相変換ともいう。)により、出力ビデオテープZには、ABCDのシーケンスが繰り返される。
【0025】
このように、例えばABCDシーケンスをBCDAシーケンスに変換するために、リシーケンサ305は、幾つかのビデオフィールドをコピーして、残りのフィールドを削除するような動作を行う。例えば、図2に示すビデオテープYの最初のAフィールドグループは、2つのフィールドからなっているが、これを、リシーケンサ305は、3つのフィールドからなるBフィールドグループに変換して出力ビデオテープZに記録する。この動作のために、リシーケンサ305は、ビデオテープYのAフィールドグループの第1番目のフィールドを、出力ビデオテープZのBフィールドグループの第1番目及び第3番目のフィールドとして記録し、ビデオテープYのAフィールドグループの第2番目のフィールドを、出力ビデオテープZのBフィールドグループの第2番目のフィールドとして記録する。続いて、図2に示すビデオテープYのBフィールドグループをCフィールドグループに変換するために、リシーケンサ305は、3つのフィールドを2つのフィールドに変換する。これは、ビデオテープYのBフィールドグループの最後にある第3のフィールドを削除し、最初の2つのフィールドの順序を逆にすることにより行われる。このようにフィールドの順序を入れ替える理由は、Bフィールドグループの第1番目のフィールドが、偶数フィールドの走査線に対応するものであるのに対し、Cフィールドグループの第1番目のフィールドは、奇数フィールドの走査線に対応するものであるからである。続いて、リシーケンサ305は、同様にビデオテープYのCフィールドグループをDフィールドグループに変換する。AフィールドグループからBフィールドグループへの変換と同様に、ビデオテープYのCフィールドグループの第1番目のフィールドを出力ビデオテープZのDフィールドグループの第1番目及び第3番目のフィールドに記録し、ビデオテープYのCフィールドグループの第2番目のフィールドを出力ビデオテープZのDフィールドグループの第2番目のフィールドに記録する。最後に、リシーケンサ305は、ビデオテープYのDフィールドグループをAフィールドグループに変換するために、Dフィールドグループの最後のフィールドを削除し、残る最初の2つのフィールドの順序を入れ替える。
【0026】
図2に示す例では、テープに記録されたABCDシーケンスをBCDAシーケンスに変換するものであるが、他の編集処理においては、フィールドグループのシーケンスをABCDからCDABに、若しくはABCDシーケンスをDABCシーケンスに変換する必要がある場合もあり、また、ABCDシーケンスのまま出力ビデオテープZに記録してよい場合もある。このように、リシーケンサ305、325の動作モードは4つあり、以下では便宜的に、入力されたABCDシーケンスをABCDシーケンスのまま出力するモードをABCDモードと、入力されたABCDシーケンスをBCDAシーケンスとして出力するモードをBCDAモードと、入力されたABCDシーケンスをCDABシーケンスとして出力するモードをCDABモードと、入力されたABCDシーケンスをDABCシーケンスとして出力するモードをDABCモードと呼ぶこととする。
【0027】
リシーケンサ305、325は、図3に示すように、8つのフィールドのビデオ信号(以下、単にフィールドという。)を記憶するフィールドメモリ500、500、・・・、500と、フィールドメモリ500〜500を制御する読出/書込コントローラ505と、編集コントローラ330からの入力によりリシーケンサ305、325の動作を制御するコントローラ515とを備える。リシーケンサ305、325に入力され、或いはリシーケンサ305、325から出力されるフィールドは、例えばデジタル形式のものであり、この分野で良く知られている数多くのビデオフォーマットの何れに準拠するものであってもよい。各フィールドの再生時間、すなわち1/60秒毎に入力されるフィールドは、8つのフィールドメモリ500〜500のうちの1つに書き込まれ、同時に、別のフィールドメモリ500〜500に記憶されているフィールドが読み出され、リシーケンサ305、325の出力端子から出力される。また、リシーケンサ305、325は、フィールドを出力する毎に、すなわち1/60秒毎に出力するフィールドの数をカウントするフィールドカウンタ510を備える。このフィールドカウンタ510に計数された数をフィールドカウントと呼ぶ。フィールドカウントは、10を法として0〜9の値をとる。これは、都合がよいことに、フィールドカウントが9を超える度に0にリセットすることにより実現することができる。コントローラ515は、それぞれの動作モードに応じて何れかのフィールドメモリ500〜500に対して書込を行い、何れのフィールドメモリ500〜500から読出を行うかを決定するとともに、フィールド数のカウントを行う。この手順を以下に詳細に説明する。
【0028】
図4乃至図7は、それぞれ4つのモードに対応しており、各モードの各フィールドカウントに対応する時間に、どのフィールドメモリ500〜500に対して書込が行われ、また読出が行われるかを示すものである。図4は、リシーケンサ305がABCDモードで動作している場合に、各フィールドカウントに対応する時間にどのフィールドメモリ500〜500に対して書込が行われ、また読出が行われるかを示すものである。図4は、例えばフィールドカウントが0のとき、フィールドメモリ500に対して書込が行われ、フィールドメモリ500から読出が行われることを示している。フィールドカウントが1のとき、2番目の欄に示すように、フィールドメモリ500に対して書込が行われ、フィールドメモリ500から読出が行われる。フィールドカウントが2のときは、フィールドメモリ500に対して書込が行われ、フィールドメモリ500から読出が行われる。フィールドカウントが3のときは、フィールドメモリ500に対して書込が行われ、フィールドメモリ500から読出が行われる。フィールドカウントが4のときは、書込は行われず、フィールドメモリ500から読出が行われる。フィールドカウントが5のときは。フィールドメモリ500に対して書込が行われ、フィールドメモリ500から読出が行われる。フィールドカウントが6のときは、フィールドメモリ500に対して書込が行われ、フィールドメモリ500から読出が行われる。フィールドカウントが7のときは、フィールドメモリ500に対して書込が行われ、フィールドメモリ500から読出が行われる。フィールドカウントが8のときは、フィールドメモリ500に対して書込が行われ、フィールドメモリ500から読出が行われる。そして、フィールドカウントが9のときは、書込は行われず、フィールドメモリ500から読出が行われる。
【0029】
図4に示すように、このリシーケンサ305による処理では、入力と出力との間に遅れが生じている。例えば、ABCDモードでは、入力されたフィールドは、フィールドカウントが0のときに書き込まれ、フィールドカウントが2のときに読み出されて出力される。すなわち、フィールド2つ分の再生時間、すなわち1/30秒の遅れが生じている。編集コントローラ330は、この時間の遅れに基づいてシステム全体の同期を調整する機能を有している。
【0030】
図5は、リシーケンサ305がBCDAモードで動作しているときに、各フィールドカウントに対応する時間に、どのフィールドメモリ500〜500に対して書込が行われ、どのフィールドメモリ500〜500から読出が行われるかを示すものである。この場合、例えば、フィールドカウントが0のとき、フィールドメモリ500に対して書込が行われ、フィールドメモリ500から読出が行われる。フィールドカウントが1のとき、フィールドメモリ500に対して書込が行われ、フィールドメモリ500から読出が行われる。フィールドカウントが2のとき、フィールドメモリ500に対して書込が行われ、フィールドメモリ500から読出が行われる。フィールドカウントが3以上の値を示す場合も、どのフィールドメモリ500〜500に対して書込が行われ、どのフィールドメモリ500〜500から読出が行われるかは、図4を用いた説明と同様、図5においても残りの欄を見れば明らかである。図6及び図7は、それぞれリシーケンサ305がCDABモード及びDABCモードで動作している場合の、各フィールドカウントに応じたフィールドメモリ500〜500に対する読出及び書込を示す図である。これらのCDABモード及びDABCモードにおいては、入力と出力の間に3フィールド分の再生時間、すなわち1/20秒の遅れが生ずる。
【0031】
以上では、リシーケンサ305の動作について、ソースとなるビデオテープから入力されるシーケンスを全てAから始まるものとして説明してきた。しかしながら、リシーケンサ305は、B、C又はDフィールドグループから始まるシーケンスが入力されたとしても同様に動作することができる。B、C又はDフィールドグループから始まるシーケンスに対応するには、0以外のフィールドカウントから動作を開始すればよい。例えば、リシーケンサ305が図5に示すようなBCDAモードで動作しており、ソースとなるビデオテープから入力されるシーケンスがCから始まるものであるとする。この場合、図5から明らかなように、単にフィールドカウントが0ではなく、5の時点から動作を開始すればよい。この例では、編集コントローラ330は、ソースとなるビデオテープが最初に送り出すフィールドグループがどのフィールドグループに属するものであるかを示す情報を、リシーケンサ305に供給している。この情報により、リシーケンサ305は、どのフィールドカウントから動作を開始するかを決定する。
【0032】
図4に示す書込及び読出に用いるフィールドメモリ500〜500の選択は、単なる例示にすぎない。当業者は、使用するフィールドメモリを様々に変更して、指定されたモードにおいて入力されたシーケンスを必要なABCDシーケンスに変換することができる。
【0033】
また、図1において、リシーケンサ305、325をそれぞれ別個の筐体を有するものとして示しているが、複数のリシーケンサを1つの筐体に納め、電源や、例えば編集コントローラ330と接続するためのRS−422端子等の他の部品を共有するようにしてもよいことは、当業者には自明である。さらに、好ましい実施の形態として、ビデオテープの編集について説明したが、当業者にとって、本発明がビデオを記録した例えばレーザディスク等の他の媒体についても同様に適応できることは明らかである。
【0034】
【発明の効果】
本発明に係るビデオ編集方法及びビデオ編集システムは、複数のフィールドメモリから入力フィールドを記憶する第1のフィールドメモリを選択し、第1のフィールドメモリに入力フィールドを書き込み、複数のフィールドメモリから第2のフィールドメモリを選択し、出力フィールドを上記第2のフィールドメモリから読み出し、出力フィールドを出力する。出力シーケンスにおける各フィールドグループは、入力シーケンスにおけるフィールドグループの何れに属するものになるようにされ、入力シーケンスを異なるシーケンスを有する出力シーケンスに変換して出力する。
【0035】
本発明によれば、映画フィルムから3ー2プルダウンにより変換された複数のビデオテープを編集する際、編集点が制限されることなくカット、ワイプ及びディゾルブ等の編集処理を行うことができ、且つ出力テープに記録されるフィールドグループのシーケンスの規則性が保たれ、映像が劣化することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したビデオ編集システムの構成を示す図である。
【図2】本発明のビデオテープの編集例を示す図である。
【図3】リシーケンサの内部を説明する図である。
【図4】リシーケンサのABCDモードの動作を示す図である。
【図5】リシーケンサのBCDAモードの動作を示す図である。
【図6】リシーケンサのCDABモードの動作を示す図である。
【図7】リシーケンサのDABCモードの動作を示す図である。
【図8】3−2プルダウンを説明する図である。
【図9】従来のビデオテープの編集例を示す図である。
【符号の説明】
300 VTR、305 リシーケンサ、310 切換装置、315 VTR、320 VTR、325 リシーケンサ、330 編集コントローラ

Claims (14)

  1. 映画フィルムから3−2プルダウンにより得られるビデオ信号において、ビデオテープの1フレーム及び映画フィルムの1フレームに対応する2つのフィールドから構成される第1のフィールドグループと、3つのフィールドから構成され、1番目及び2番目のフィールドはビデオテープの1フレームに対応し、3番目のフィールドはビデオテープの次のフレームに属し、該3つのフィールドは映画フィルムの1フレームに対応する第2のフィールドグループと、2つのフィールドから構成され、該2つのフィールドはビデオテープの異なる2つのフレームに属し、該2つのフィールドは映画フィルムの1つのフレームに対応する第3のフィールドグループと、3つのフィールドから構成され、1番目のフィールドはビデオテープの1つのフレームに属し、2番目及び3番目のフィールドはビデオテープの次のフレームに属し、該3つのフィールドは映画フィルムの1つのフレームに対応する第4のフィールドグループとが第1、第2、第3、第4のフィールドグループの順番に、巡回的に並んだ入力シーケンスを、該入力シーケンスと異なる出力シーケンスに変換して、映画フィルムから3−2プルダウンにより得られた他のビデオ信号にワイプ又はディゾルブするビデオ編集方法において、
    上記入力シーケンスに従って順次入力される各フィールドを順次複数のフィールドメモリに巡回的に書き込む書込ステップと、
    上記複数のフィールドメモリから巡回的に、上記出力シーケンスに従って各フィールドを順次読み出す読出ステップとを有し、
    上記読出ステップでは、上記出力シーケンスが上記他のビデオ信号のシーケンスを維持するように、各フィールドを読み出すことを特徴とするビデオ編集方法。
  2. 上記入力シーケンスが上記第1、第2、第3及び第4のフィールドグループの何れから開始されるかを示す情報が入力される情報入力ステップを更に有する請求項1記載のビデオ編集方法。
  3. 上記複数のフィールドメモリのうちのどのフィールドメモリに対して書込又は読出を行ったかを示すフィールドカウントを変更するフィールドカウント変更ステップを更に有する請求項1記載のビデオ編集方法。
  4. 上記フィールドカウント変更ステップでは、上記フィールドカウントに1を加算し、該フィールドカウントが10になると、該フィールドカウントを0にすることを特徴とする請求項3記載のビデオ編集方法。
  5. 上記出力シーケンスを示すモード情報が入力されるモード情報入力ステップを有し、
    上記読出ステップにおいて、上記入力されたモード情報に基づいて読み出すフィールドメモリを選択することを特徴とする請求項1記載のビデオ編集方法。
  6. 上記モード情報は、少なくとも4つの値をとることを特徴とする請求項5記載のビデオ編集方法。
  7. 上記出力シーケンスにおける上記第1のフィールドグループは、上記入力シーケンスにおける第2、第3又は第4のフィールドグループの1つに対応することを特徴とする請求項1記載のビデオ編集方法。
  8. 映画フィルムから3−2プルダウンにより得られるビデオ信号において、ビデオテープの1フレーム及び映画フィルムの1フレームに対応する2つのフィールドから構成される第1のフィールドグループと、3つのフィールドから構成され、1番目及び2番目のフィールドはビデオテープの1フレームに対応し、3番目のフィールドはビデオテープの次のフレームに属し、該3つのフィールドは映画フィルムの1フレームに対応する第2のフィールドグループと、2つのフィールドから構成され、該2つのフィールドはビデオテープの異なる2つのフレームに属し、該2つのフィールドは映画フィルムの1つのフレームに対応する第3のフィールドグループと、3つのフィールドから構成され、1番目のフィールドはビデオテープの1つのフレームに属し、2番目及び3番目のフィールドはビデオテープの次のフレームに属し、該3つのフィールドは映画フィルムの1つのフレームに対応する第4のフィールドグループとが第1、第2、第3、第4のフィールドグループの順番に、巡回的に並んだ入力シーケンスを、該入力シーケンスと異なる出力シーケンスに変換して、映画フィルムから3−2プルダウンにより得られた他のビデオ信号にワイプ又はディゾルブするビデオ編集システムにおいて、
    複数のフィールドメモリと、
    上記入力シーケンスに従って順次入力される各フィールドを順次上記複数のフィールドメモリに巡回的に書き込む書込手段と、
    上記複数のフィールドメモリから巡回的に、上記出力シーケンスに従って各フィールドを順次読み出す読出手段と、
    上記出力シーケンスが上記他のビデオ信号のシーケンスを維持して、各フィールドを読み出すように上記書込手段及び読出手段を制御する制御手段とを備えるビデオ編集システム。
  9. 上記入力シーケンスが上記第1、第2、第3及び第4のフィールドグループの何れから開始されるかを示す情報が入力される情報入力手段を更に備える請求項8記載のビデオ編集システム。
  10. 上記複数のフィールドメモリのうちのどのフィールドメモリに対して書込又は読出を行ったかを示すフィールドカウントをカウントするフィールドカウント手段を更に備える請求項8記載のビデオ編集システム。
  11. 上記フィールドカウント手段は、上記フィールドカウントに1を加算し、該フィールドカウントが10になると、該フィールドカウントを0にすることを特徴とする請求項10記載のビデオ編集方法。
  12. 上記出力シーケンスを示すモード情報が入力されるモード情報入力手段を更に備え、
    上記制御手段は、上記モード情報入力手段に入力されたモード情報に基づいて、読み出すフィールドメモリを選択するように上記読出手段を制御することを特徴とする請求項8記載のビデオ編集方法。
  13. 上記出力シーケンスにおける第1のフィールドグループは、上記入力シーケンスにおける第2、第3又は第4のにフィールドグループの1つに対応することを特徴とする請求項8記載のビデオ編集システム。
  14. 映画フィルムから3−2プルダウンにより得られるビデオ信号において、ビデオテープの1フレーム及び映画フィルムの1フレームに対応する2つのフィールドから構成される第1のフィールドグループと、3つのフィールドから構成され、1番目及び2番目のフィールドはビデオテープの1フレームに対応し、3番目のフィールドはビデオテープの次のフレームに属し、該3つのフィールドは映画フィルムの1フレームに対応する第2のフィールドグループと、2つのフィールドから構成され、該2つのフィールドはビデオテープの異なる2つのフレームに属し、該2つのフィールドは映画フィルムの1つのフレームに対応する第3のフィールドグループと、3つのフィールドから構成され、1番目のフィールドはビデオテープの1つのフレームに属し、2番目及び3番目のフィールドはビデオテープの次のフレームに属し、該3つのフィールドは映画フィルムの1つのフレームに対応する第4のフィールドグループとが第1、第2、第3、第4のフィールドグループの順番に、巡回的に並んだ入力シーケンスのビデオ信号を再生する第1のビデオ再生装置と、
    映画フィルムから3−2プルダウンにより得られた他のビデオ信号を出力シーケンスに従って再生する第2のビデオ再生装置と、
    上記第1のビデオ再生装置の出力に接続され、ビデオ信号をフィールド毎に記憶する複数のフィールドメモリと、上記入力シーケンスに従って順次入力される各フィールドを順次上記複数のフィールドメモリに巡回的に書き込む書込手段と、上記複数のフィールドメモリから巡回的に、上記出力シーケンスに従って各フィールドを順次読み出す読出手段と、上記出力シーケンスが上記他のビデオ信号のシーケンスを維持して、各フィールドを読み出すように上記書込手段及び読出手段を制御する制御手段とを有するリシーケンサと、
    上記リシーケンサ及び第2のビデオ再生装置の出力に接続され、該リシーケンサの出力を含む複数のビデオ信号を切り換えて出力する切換装置と、
    上記切換装置の出力に接続され、上記切換装置からのビデオ信号を記録するビデオ記録装置と、
    上記ビデオ再生装置、リシーケンサ、切換装置及びビデオ記録装置を制御する編集制御装置とを備えるビデオポストプロダクション用のビデオ編集システム。
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