JP3955246B2 - 包装用補助具 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナス、キュウリ、ほうれん草などの蔬菜類、果物類、花卉あるいは鉢植え草花などを包装袋で包装する際に使用する包装用補助具に関する。
【0002】
【従来の技術】
スーパーマーケットなどにおいて販売されている蔬菜類や果物などは、一般に適当な個数をポリエチレンなどの合成樹脂フィルム製の包装袋に入れ、袋上部を粘着テープで縛るか、熱融着することによって封止した状態で陳列されている。通常、このような包装袋への包装作業は、蔬菜類や果物などを生産者から集荷し、スーパーマーケットなどに納入するまでの過程において行われている。
【0003】
これらの包装作業は、その取扱量が多い場合は自動包装機で行われ、取扱量が少ない場合は手作業で行われているが、手作業による包装過程においては、被包装物を袋に入れる際の作業性を高めるため、漏斗形状の包装用補助具が使用されている。
【0004】
漏斗形状をした包装用補助具を用いて包装作業を行う場合、包装用補助具の下方の細径部分を包装袋の上縁開口部から袋内へ挿入し、この状態で当該補助具上面の擂鉢状開口部から被包装物を投入し、細径部の内周面に沿って滑落させることによって被包装物を袋内へ詰め込んでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の包装用補助具の場合、細径部分を包装用袋内へ挿入して包装作業開始状態にセットする際の作業性を考慮すると、当該細径部分の外径をなるべく細くすることが望ましい反面、擂鉢状開口部に投入された被包装物を傷つけることなく円滑に包装袋内へ誘導するには、包装袋内へ挿入される細径部分の内径をなるべく大きくすることが望ましいのであるが、一つの包装用補助具でこれらの相反する要請を共に満たすことは極めて困難である。
【0006】
また、従来の包装用補助具は、被包装物を包装袋内へ誘導する細径部分の内径がほとんど一定であるため、ナスやキュウリなどのように太さが不均一なもの、ほうれん草などのように葉部分が広がった形状のものあるいは果実類のように球体に近い形状のものなどは、細径部分内をスムーズに通過しないことがある。
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、包装袋への着脱が容易で、被包装物を円滑に包装袋内へ導入することのできる包装用補助具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の包装用補助具は、包装袋の開口部に誘導部材の終端部を挿入し、前記誘導部材の始端部を前記開口部から露出させた状態で当該包装袋に着脱可能にセットし、前記誘導部材に当接させた被包装物を前記誘導部材に沿って前記始端部から前記終端部に向かう誘導方向へ押圧するか自然落下させることより前記被包装物を前記包装袋内へ導入する包装用補助具であって、
被包装物を前記誘導方向へ誘導するための平面状の誘導部を有する平板状の誘導部材、曲面状の誘導部を有する曲面板状の誘導部材、直線状の誘導部を有する直線状の線材で形成された誘導部材または曲線状の誘導部を有する曲線状の線材で形成された誘導部材を漏斗形状または筒状をなすように複数配列し、複数の前記誘導部材を、少なくとも前記誘導方向の終端部が互いに接近離隔移動可能な状態に連結して形成し、さらに、前記誘導部材の始端部をそれぞれ前記漏斗形状部分または前記筒状部分の外周方向へ折曲させることにより前記包装袋内に挿入された前記誘導部よりも拡径した鍔部分を形成したことを特徴とする。
【0009】
このような構成とすることにより、当該包装用補助具を構成する複数の誘導部材の終端部はそれぞれ拡径方向、縮径方向へ移動可能となるため、包装用補助具を包装袋にセットするときは、その誘導方向の終端部を縮径させることで包装袋内へ容易に挿入することができ、被包装物を包装袋内へ誘導するときは被包装物との接触で誘導部材が拡径方向に移動して包装袋を広げるので、被包装物を円滑に包装袋内へ導入することができるようになる。また、被包装物を包装袋内へ誘導し終わった後、包装用補助具を包装袋から抜き取るときも、包装袋と被包装物の状態に応じて誘導部材の終端部が拡径、縮径可能であるため、包装袋からの離脱も容易である。
【0010】
ここで、複数の前記誘導部材の連結手段として、隣接する誘導部材同士を傾動自在に連結する支軸またはヒンジを設ければ、比較的小さな力で誘導部材の誘導方向の終端部を互いに接近離隔移動させることができるようになるため、包装袋への着脱性および被包装物の導入機能がさらに向上し、当該包装用補助具内を通過する被包装物に損傷を与えることなく包装袋内へ誘導することができるようになる。
【0011】
前述したように誘導部材同士を傾動自在に支軸で連結した場合、誘導部材の誘導方向の終端部が拡径方向へ移動すると、これに伴って誘導部材の支軸より上の部分が縮径方向へ移動するため、包装用補助具の開口部が狭くなって被包装物の誘導機能が低下することがある。そこで、支軸を誘導部材の誘導方向の始端部に接近させて配置すれば、誘導部材の終端部の拡径移動に伴って縮径する範囲(誘導部材の支軸より上の部分)を縮小することができるため、開口部が狭まることによる誘導機能の低下を抑制することができる。
【0012】
この場合、支軸が配置された部分を除く誘導部材の始端部を、その終端部方向へ湾曲させたり、切欠したりした形状あるいは外周方向へ折曲した形状とすれば、誘導部材の終端部の拡径移動に伴って縮径する始端部分をさらに縮小することができるため、誘導機能の低下を抑制する効果が高まる。
【0013】
前記誘導部材として、平面状誘導部材と、前記平面状誘導部材に凹面を向けて配列された樋状誘導部材とを用いれば、当該包装用補助具内に断面が蒲鉾形状の誘導経路が形成されるため、開口部を上にした包装袋を垂直支持板の表面に吊下げた状態で包装作業を行う場合の使用に適したものとなり、吊下げ状態の包装袋へ被包装物を円滑に導入することができるようになる。
【0014】
すなわち、垂直支持板の表面に吊下げられた包装袋は当該垂直支持板方向へ広げることができないが、前記平面状誘導部材が垂直支持板に面するようにして当該包装用補助具の終端部を包装袋内へ挿入すれば、樋状誘導部材の終端部を垂直支持板のない方向へ移動させることで包装袋を広げることが可能となるため、前記吊下げ状態の包装袋内のように、誘導部材の終端部が全周方向に拡径移動できない場合に適したものとなり、この場合においても被包装物を包装袋内へ円滑に導入することができる。
【0015】
ここで、前記樋状部材の樋底部を、被包装物の誘導方向に従って平面状誘導部材に接近した形状とすれば、誘導部材の終端部側を薄小化することができるので、包装袋内への挿入性および被包装物導入後の包装袋からの離脱性を高めることができる。この場合、樋状部材の樋底部を平面状誘導部材に接近する形状としては、被包装物の性状に応じて、直線的に接近する形状、曲線的に接近する形状などを採用することができる。
【0016】
また、前記誘導部材の少なくとも一つを、被包装物の誘導方向に従って幅を縮小したテーパ形状とすれば、誘導部材の終端部側をさらに近く接近移動させ、小さく縮径させることが可能となるため、包装袋内への挿入性および被包装物導入後の包装袋からの離脱性を高めることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第一実施形態である包装用補助具を斜め上方から見た状態で示す斜視図、図2は図1に示す包装用補助具を斜め下方から見た状態で示す斜視図、図3および図4は図1に示す包装用補助具を用いた包装作業を示す説明図である。
【0018】
図1,図2に示すように、本実施形態の包装用補助具1は、被包装物を一定方向へ誘導するための平面状の誘導部2aを有する8個の誘導部材2を漏斗形状に配列し、これらの誘導部材2を、リング状の支軸3により、その誘導方向の終端部2bが互いに接近離隔移動可能な状態に連結して形成している。8個の誘導部材2は支軸3を中心に傾動自在であるため、各誘導部材2の終端部2bは拡径方向、縮径方向へ移動自在である。
【0019】
包装用補助具1を用いて包装作業を行う場合、図3(a)に示すように、開口部5aを上にして垂直支持板4に吊下げ状態に保持された包装袋5の開口部5aに、包装用補助具1の誘導部材2の終端部2bを窄めた状態にして挿入する。このとき、各誘導部材2の終端部2bは互いに接近して最も縮径した状態にあるため容易に挿入することができる。また、各誘導部材2の始端部2cをそれぞれ外周方向へ折曲させることにより、誘導部2aよりも拡径した鍔部分を形成しているため、包装用補助具1が包装袋5内へ落下することもない。
【0020】
この後、図3(b)に示すように、被包装物である複数のナスNを略垂直状態に束ねて包装用補助具1内へ差し込むと、束になったナスNの一部が誘導部材2の誘導部2aに当接して誘導部材2を外周方向へ押圧し、図3(c)に示すように、各誘導部材2の終端部2bが拡径するため、ナスNを自然落下させるかあるいは軽く押し下げるかするだけで、ナスNを円滑に包装袋5内へ導入することができる。この場合、支軸3は誘導部材2の始端部2cに接近させて配置されているため、誘導部材2の終端部2bが拡径方向へ移動しても、始端部2cが大幅に縮径して誘導機能を阻害することはない。
【0021】
図4(a)に示すようにナスNが包装袋5内へ導入されたら、包装用補助具1を包装袋5から取り外した後、ナスNの入った包装袋5のみを下方へ引っ張って垂直支持板4から当該包装袋5を離脱させ、開口部5aの下方を粘着テープ6などで結束し、開口部5a付近の余剰部分5bを切断除去すれば、包装作業が完了する。
【0022】
ナスNの導入が終わった包装袋5から包装用補助具1を取り出す場合、包装袋5およびナスNの状況に応じて、誘導部材2の終端部2bがそれぞれ自由に拡径、縮径可能であるため、包装袋5からの離脱も容易である。包装袋5から離脱させた包装用補助具1は、図4(b)に示すように垂直支持板4に吊下げられている空の包装袋5の開口部aから袋内へ挿入すれば、前述した手順で次の包装作業を行うことができる。
【0023】
包装用補助具1は8個の誘導部材2を備えているため、被包装物を導入するとき包装袋5をほぼ全周方向へ広げることができる点で優れている。包装用補助具1の用途は特に限定しないが、比較的硬くて丸い物品あるいはスリップ性が良好で長い物品などを包装袋5内へ導入する場合に好適である。また、包装用補助具1を包装袋5にセットした状態において、包装用補助具1内を通して包装袋5内へ手を差し込むようにして包装作業を行ったり、包装袋5内へ手を差し込んで被包装物の整列を行ったりすることもできるため、利便性に優れている。
【0024】
次に図5,図6を参照して本発明の第二実施形態である包装用補助具11について説明する。図5に示すように、包装用補助具11は、凹曲面状の誘導部12aを有する二つの誘導部材12を、それぞれの凹曲面同士を対向させて漏斗形状に配置し、二つの誘導部材12同士を柔軟で折り曲げ自在なヒンジ13で連結して形成している。
【0025】
したがって、図6に示すように、包装用補助具11の二つの誘導部材12は、ヒンジ13を中心にして、その誘導方向の終端部12bが互いに接近離隔移動する方向へ傾動可能であり、これによって、終端部12bが拡径、縮径するように移動する。
【0026】
包装用補助具11の使い方は、前述した包装用補助具1と同じであり、同様の機能、効果が得られるが、包装用補助具11を構成する誘導部材12は二つであるため、製作が簡単であるほか、二つの誘導部材12の終端部12b同士を密着させるだけで下端部12b付近は最小化するので包装袋5内への挿入が容易である点が優れている。また、包装用補助具11の用途は特に限定するものではないが、比較的硬くて丸い物品あるいはスリップ性が良好で長い物品などのほか軟らかい物品を包装袋5内へ導入する場合に好適である。
【0027】
次に図7,図8を参照して本発明の第三実施形態である包装用補助具21について説明する。図7に示すように、本実施形態の包装用補助具21は、平面状誘導部22aを有する平板状の誘導部材22と、この誘導部材22に凹面状誘導部23aを向けて配列した樋状誘導部材23とを、支軸24で傾動自在に連結することによって形成している。したがって、樋状誘導部材23の終端部23bは誘導部材22に接近離隔移動可能である。
【0028】
包装用補助具21においては、図7(c)に示すように、包装用補助具21内に断面が蒲鉾形状の誘導経路24が形成されるため、図8に示すように、開口部5aを上にした包装袋5を垂直支持板4の表面に吊下げた状態で包装作業を行う場合の使用に適している。
【0029】
図8に示すように、垂直支持板4の表面に吊下げられた包装袋5は垂直支持板4方向へ広げることができないが、平板状の誘導部材22が垂直支持板4に面するようにして包装用補助具21の終端部を包装袋5内へ挿入すれば、樋状誘導部材23の終端部23bを垂直支持板4のない方向へ移動させることによって包装袋5を広げることが可能となる。したがって、吊下げ状態の包装袋5内のように、誘導部材22の終端部が垂直支持板4に向って拡径移動できない場合の包装作業に適しており、この場合においても被包装物であるほうれん草Hを包装袋5内へ円滑に導入することができる。
【0030】
包装用補助具21においては、図7(b)に示すように、誘導部材22および樋状誘導部材23の幅を被包装部の誘導方向に沿って縮小したテーパ形状とするとともに、図7(a)に示すように、樋状誘導部材23の樋底部23cを被包装物の誘導方向に従って誘導部材22方向へ直線的に接近させた形状としているため、終端部23b付近を小さく縮径させることで包装袋5内へスムーズに挿入することができる。
【0031】
また、誘導部材22の始端部を樋状誘導部材23の始端部より延設することにより、包装用補助具21の全体が状差し形状となっているため、包装袋5内への被包装物の導入を極めて円滑に行うことができる。そのほか、包装用補助具21は、包装用補助具1,11よりも比較的長い誘導部材22および樋状誘導部材23を備えているため、包装袋の底付近まで開くことができる点で優れており、スリップ性の悪い比較的長い物品や比較的軟らかくて丸い物品を包装袋に導入する包装作業に好適である。
【0032】
次に図9を参照して本発明の第四実施形態である包装用補助具31について説明する。図9に示すように、本実施形態の包装用補助具31は、平面状誘導部32aを有する平板状の誘導部材32と、これより幅の狭い平面状誘導部33aを有する4枚の平板状の誘導部材33とを略五角筒形状をなすように配列し、誘導部材32,33の始端部付近を支軸34で傾動自在に連結している。誘導部材33の支軸34より上方に位置する部分は外側へ折り曲げた形状となっている。
【0033】
包装用補助具31の使い方は、図8に示す包装用補助具21と同様であり、同様の機能、効果を得ることができるが、包装用補助具31の場合、4枚の平板状の誘導部材33を備えており、包装袋を4方向へ開くことができるため、葉物野菜などのように広がった形状の物品の包装作業に好適である。
【0034】
次に図10,図11を参照して本発明の第五実施形態である包装用補助具41について説明する。包装用補助具41は、図10に示すように、平面状誘導部42aを有する角樋形状の誘導部材42と、凹曲面形状の誘導部43aを有する樋状誘導部材43とを筒状をなすように対向配置し、支軸44で傾動自在に連結して形成し、誘導部材42の終端部42bと樋状誘導部材43の終端部43bとは互いに接近離隔移動可能である。樋状誘導部材43の樋底部43dは、被包装物の誘導方向に従って誘導部材42方向へ曲線的に接近させた形状としている。
【0035】
包装用補助具41においては、樋状誘導部材43の始端部43cを終端部43b方向へ湾曲させた形状としているため、終端部42b,43bを離隔方向へ移動させたとき、樋状誘導部材43の始端部43cが図10(b)の仮想線Sで示すように誘導部材42方向に近づくことがないので、開口部の縮径によって包装作業が阻害されることがない。
【0036】
包装用補助具41は、前述と同様、図11に示すように垂直状態に吊下げられた包装袋5に挿入してほうれん草Hなどの包装作業を行うことができ、この場合においても、前述した包装用補助具21,31などと同様の機能、効果を得ることができる。
【0037】
包装用補助具42においては、樋状誘導部材43の樋底部43dは、その終端部43bに向うに従って誘導部材42方向へ曲線的に接近させた形状としているため、図11(b)に示すように、包装袋5内へほうれん草Hを導入した後、包装用補助具41を包装袋5から取り出すとき、包装用補助具41を上方へ引っ張れば、樋底部43dの中央部分X付近がほうれん草Hの葉部などを内側へ押さえ込むとともに、終端部43bが包装袋5を外側へ押し広げるので、取り出しが極めて容易である。
【0038】
【発明の効果】
本発明により、以下の効果を奏する。
【0039】
(1)包装袋の開口部に誘導部材の終端部を挿入し、前記誘導部材の始端部を前記開口部から露出させた状態で当該包装袋に着脱可能にセットし、前記誘導部材に当接させた被包装物を前記誘導部材に沿って前記始端部から前記終端部に向かう誘導方向へ押圧するか自然落下させることより前記被包装物を前記包装袋内へ導入する包装用補助具において、
被包装物を前記誘導方向へ誘導するための平面状の誘導部を有する平板状の誘導部材、曲面状の誘導部を有する曲面板状の誘導部材、直線状の誘導部を有する直線状の線材で形成された誘導部材または曲線状の誘導部を有する曲線状の線材で形成された誘導部材を漏斗形状または筒状をなすように複数配列し、複数の前記誘導部材を、少なくとも前記誘導方向の終端部が互いに接近離隔移動可能な状態に連結して形成し、さらに、前記誘導部材の始端部をそれぞれ前記漏斗形状部分または前記筒状部分の外周方向へ折曲させることにより前記包装袋内に挿入された前記誘導部よりも拡径した鍔部分を形成したことにより、複数の誘導部材の終端部などは拡径方向、縮径方向へ移動可能となるため、包装袋への着脱が容易となり、被包装物を円滑に包装袋内へ導入することができるようになる。
【0040】
(2)複数の前記誘導部材の連結手段として、隣接する誘導部材同士を傾動自在に連結する支軸またはヒンジを設ければ、比較的小さな力で誘導部材の終端部を互いに接近離隔移動させることができるようになるため、包装袋への着脱性および被包装物の導入機能がさらに向上し、当該包装用補助具内を通過する被包装物に損傷を与えることなく包装袋内へ誘導することができるようになる。
【0041】
(3)前記支軸を誘導部材の始端部に接近させて配置すれば、誘導部材の終端部の拡径移動に伴って縮径する範囲(誘導部材の支軸より上の部分)を縮小することができるため、開口部の狭まりに起因する誘導機能の低下を抑制することができる。
【0042】
(4)前記誘導部材として、平面状誘導部材と、この平面状誘導部材に凹面を向けて配列された樋状誘導部材とを用いれば、包装用補助具内に断面が蒲鉾形状の誘導経路が形成されるため、垂直支持板の表面に開口部を上にした包装袋を吊下げた状態で包装作業を行う場合の使用に適したものとなり、吊下げ状態の包装袋へ被包装物を円滑に導入することができるようになる。
【0043】
(5)前記樋状部材の樋底部を、被包装物の誘導方向に従って平面状誘導部材に接近する形状とすれば、誘導部材の終端部側を薄小化することができるので、包装袋内への挿入性および被包装物導入後の離脱性を高めることができる。
【0044】
(6)前記誘導部材の少なくとも一つを、被包装物の誘導方向に従って幅を縮小したテーパ形状とすれば、誘導部材の終端部側をさらに近く接近移動させ、小さく縮径させることが可能となるため、包装袋内への挿入性および被包装物導入後の離脱性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施形態である包装用補助具を斜め上方から見た状態で示す斜視図である。
【図2】 図1に示す包装用補助具を斜め下方から見た状態で示す斜視図である。
【図3】 図1に示す包装用補助具を用いた包装作業を示す説明図である。
【図4】 図1に示す包装用補助具を用いた包装作業を示す説明図である。
【図5】 本発明の第二実施形態である包装用補助具を示す斜視図である。
【図6】 図5に示す包装用補助具の拡縮機能を示す斜視図である。
【図7】 (a)は本発明の第三実施形態である包装用補助具を示す側面図、(b)は包装用補助具を示す正面図、(c)は包装用補助具を示す平面図である。
【図8】 図7に示す包装用補助具の使用状態を示す側面図である。
【図9】 (a)は本発明の第四実施形態である包装用補助具を示す側面図、(b)は包装用補助具を示す正面図、(c)は包装用補助具を示す平面図である。
【図10】 (a)は本発明の第五実施形態である包装用補助具を示す斜視図、(b)は包装用補助具を示す側面図である。
【図11】 (a),(b)は図10に示す包装用補助具の使用状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1,11,21,31,41 包装用補助具
2,12,22,32,33,42 誘導部材
2a,43a 誘導部
2b,12b,23b,43b,43b 終端部
2c,43c 始端部
3,34,44 支軸
4 垂直支持板
5 包装袋
5a 開口部
5b 余剰部分
6 粘着テープ
13 ヒンジ
22a,32a,33a,42a 平面状誘導部
23,43 樋状誘導部材
23a 凹面状誘導部
23c,43d 樋底部
24 誘導経路
H ほうれん草
N ナス
S 仮想線
X 樋底部の中央部分

Claims (6)

  1. 包装袋の開口部に誘導部材の終端部を挿入し、前記誘導部材の始端部を前記開口部から露出させた状態で当該包装袋に着脱可能にセットし、前記誘導部材に当接させた被包装物を前記誘導部材に沿って前記始端部から前記終端部に向かう誘導方向へ押圧するか自然落下させることより前記被包装物を前記包装袋内へ導入する包装用補助具であって、
    被包装物を前記誘導方向へ誘導するための平面状の誘導部を有する平板状の誘導部材、曲面状の誘導部を有する曲面板状の誘導部材、直線状の誘導部を有する直線状の線材で形成された誘導部材または曲線状の誘導部を有する曲線状の線材で形成された誘導部材を漏斗形状または筒状をなすように複数配列し、複数の前記誘導部材を、少なくとも前記誘導方向の終端部が互いに接近離隔移動可能な状態に連結して形成し、さらに、前記誘導部材の始端部をそれぞれ前記漏斗形状部分または前記筒状部分の外周方向へ折曲させることにより前記包装袋内に挿入された前記誘導部よりも拡径した鍔部分を形成したことを特徴とする包装用補助具。
  2. 複数の前記誘導部材の連結手段として、隣接する前記誘導部材同士を傾動自在に連結する支軸またはヒンジを設けた請求項1記載の包装用補助具。
  3. 前記支軸を前記誘導部材の誘導方向の始端部に接近させて配置した請求項2記載の包装用補助具。
  4. 前記誘導部材として、平面状誘導部材と、前記平面状誘導部材に凹面を向けて配列した樋状誘導部材とを用いた請求項1〜3のいずれかに記載の包装用補助具。
  5. 前記樋状誘導部材の樋底部を、被包装物の誘導方向に従って前記平面状誘導部材に接近した形状とした請求項4記載の包装用補助具。
  6. 前記誘導部材の少なくとも一つを、被包装物の誘導方向に従って幅を縮小したテーパ形状とした請求項1〜5のいずれかに記載の包装用補助具。
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