JP3991299B2 - ケーブルの固定構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、小型の電子機器等の箱体内におけるケーブルの固定構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば小型の電子機器の箱体に引き込まれた入力ケーブルおよび出力ケーブルは、前記箱体外からの力によりケーブルの両長手方向の力、つまり、箱体からの引き抜き方向の力および箱体への引き込み方向の力を受けたり、曲げモーメントを受けたりするので、これらに耐えうるように箱体のケーブル通し穴の部分でケーブルをクランプする必要がある。
従来、小型の電子機器の箱体においてケーブルをクランプする場合は、図2に示すように、電子機器11の箱体12の厚みを厚くして、両側のケーブル通し穴13、14の部分にリング状の溝15、16を形成するとともに、入力ケーブル17と出力ケーブル18の前記溝14、16に対応する部分に、それぞれケーブルクランプ19、20を取り付け、前記ケーブルクランプ19、20を前記溝15、16内に係合させていた。
このようにすることにより、入力ケーブル17と出力ケーブル18は、それぞれ独立して、ケーブル17、18の両長手方向の動きが止められ、かつ曲げモーメントに対する抵抗力を得ていた。
なお、図2において、21は入力ケーブル17および出力ケーブル18と接続される基板である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のケーブル固定構造にあっては、入力ケーブル17と出力ケーブル18とをそれぞれ独立して箱体12に固定していたので、両ケーブル17、18のケーブルクランプ19、20を係合するために箱体12の厚みが厚くなり、箱体12の大きさが大きくなってスペース効率が悪いという問題があった。
本発明は、このような問題を解消するためになされたもので、電子機器の箱体を小型化することのできるケーブル固定構造を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、入力と出力のケーブルが電子機器の箱体の両側からケーブル通し穴を通って箱体内に引き込まれるとともに、前記箱体内で固定されるケーブルの固定構造において、前記入力と出力のケーブルを箱体の中で縛着体を用いて一体的に縛着するとともに、それぞれのケーブルの箱体の内面傍らの部分に縛着体を縛り付けて、一方のケーブルに生じたケーブルの長手方向の動き、曲げ、およびねじりを他方のケーブルを利用して止めるようにしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例におけるケーブル固定構造を示す小型電子機器の平断面図である。
例えば小型の電子機器1の箱体2は、両側にそれぞれケーブル通し穴3、4を形成し、前記ケーブル通し穴3、4に、入力ケーブル17と、出力ケーブル18を引き込んでいる。なお、入力ケーブル17を通す通し穴3は、出力ケーブル18を通す通し穴4の位置より、出力ケーブル18の略直径寸法分だけ位置をずらせており、箱体2の中に引き込まれた入力ケーブル17と出力ケーブル18は、箱体2の中で自然に外周面同志が接触するようにして重なり合うよう設定されている。
入力ケーブル17と出力ケーブル18は、この重なり合った状態で、重なり合った部分にインシュロックなどの縛着体5、6を縛り付けて一体化するとともに、それぞれのケーブル17、18の箱体2の内面傍らの部分に縛着体7、8を縛着している。
このようにすることにより、一方のケーブル、例えば入力ケーブル17は、他方のケーブル、例えば出力ケーブル18の箱体内面傍らに縛着した縛着体8をストッパーとして利用して両長手方向の動きのうち箱体2内に引き込む方向の動きを止めることができるので、一方のケーブル、例えば入力ケーブル17自身は、箱体2内から引き抜く方向の動きに対してのみ対処すればよくなる。これは他方のケーブル、例えば出力ケーブル18の場合でも同じである。
さらに、一方のケーブル、例えば入力ケーブル17に生じた曲げモーメントも他方のケーブル、例えば出力ケーブル18で吸収することができる。
またさらに、それぞれのケーブル17、18に生じたねじれに対しても、2つのケーブル17、18が一体化しているので横に広くなった2つのケーブル17、18をそのまま回転させることになり、ねじりに対する抵抗力が発生するとともに、前記抵抗力よりも大きなねじり力に対しては、幅の広い板を狭い箱体の中で回転させるが如き縛着体5、6の突起を箱体2の上下に引っかけてねじれを止めることができる。
これにより、箱体2そのものには溝などの加工を施す必要がなくなり、小型電子機器の箱体2は必要最小限の大きさですみ小形化することができる。
【0006】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、入力と出力のケーブルを箱体の中で縛着体を用いて一体的に縛着するとともに、それぞれのケーブルの箱体の内面傍らの部分に縛着体を縛り付けるようにした簡単な構成で、入力と出力のケーブルに発生した引出し、引き込み、曲げ、ねじりなどの外力に対して良好に対処することができるので、電子機器の箱体をコストをかけることなく小形化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例におけるケーブル固定構造を示す小型電子機器装置の平断面図である。
【図2】 従来技術におけるケーブル固定構造を示す小型電子機器装置の平
【符号の説明】
1 電子機器、
2 箱体、
3、4 ケーブル通し穴、
5、6、7、8、4 縛着体、
17 入力ケーブル、
18 出力ケーブル、
21 基板
Claims (2)
- 入力と出力のケーブルが電子機器の箱体の両側からケーブル通し穴を通って箱体内に引き込まれるとともに、前記箱体内で固定されるケーブルの固定構造において、
前記入力と出力のケーブルを箱体の中で縛着体を用いて一体的に縛着するとともに、それぞれのケーブルの箱体の内面傍らの部分に縛着体を縛り付けて、一方のケーブルに生じたケーブルの長手方向の動き、曲げ、およびねじりを他方のケーブルを利用して止めることを特徴とするケーブルの固定構造。 - 前記箱体の両側に形成するケーブル通し穴の位置を、ケーブルの略直径寸法分ずらせたことを特徴とする請求項1記載のケーブルの固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36056099A JP3991299B2 (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | ケーブルの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36056099A JP3991299B2 (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | ケーブルの固定構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001177271A JP2001177271A (ja) | 2001-06-29 |
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ID=18469937
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP36056099A Expired - Fee Related JP3991299B2 (ja) | 1999-12-20 | 1999-12-20 | ケーブルの固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3991299B2 (ja) |
-
1999
- 1999-12-20 JP JP36056099A patent/JP3991299B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001177271A (ja) | 2001-06-29 |
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