JP3992500B2 - 耐摩耗性に優れた熱間加工用非調質鋼及び熱間加工品 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、耐摩耗性向上のための高周波焼入を省略する用途に使用する鋼であって、前記高周波焼入処理を省略しても耐摩耗性を確保できる非調質鋼、及び高周波焼入処理を省略しても耐摩耗性に優れる熱間加工品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車部品などの機械構造用部品は、耐摩耗性が要求される場合がある。特に、近年の自動車の高出力化に対応して、クランクシャフトやカムシャフトなどのエンジン摺動部に使用される部品の耐摩耗性の向上が強く求められるようになってきている。機械構造用部品の耐摩耗性を高める場合、多くは、摺動部の表面硬化処理を施しており、例えば、高周波焼入れ処理、窒化処理、浸炭処理などを実施している。なお芯部の強度を高めるためには、Vなどの強化元素を添加している。このV添加鋼は、熱間鍛造後、制御冷却プロセスに従って冷却することによって芯部の強度が高められている。
【0003】
近年、表面硬化処理時のリードタイムや電気燃料費によるコスト高の改善が求められており、省エネルギーやコストダウンを目的に、表面硬化処理(高周波焼入処理など)を省略する事も検討されている。高周波焼入処理を省略できれば、エネルギーを大幅に節約できる利点がある。高周波焼入処理を省略しても高周波焼入鋼並に耐摩耗性を向上させるためには、例えば、Cを増量添加させることが考えられる。しかし、その場合、被削性の低下が懸念され、部品の製造が困難となる。
【0004】
表面硬化処理を省略しながら耐摩耗性を高める鋼として、例えば、特開2000−265242号公報には、C:0.40〜0.70%、Si:0.50%以下、Mn:0.90〜1.80%、Cr:0.05〜1.00%、s−Al:0.01〜0.045%、およびN:0.005〜0.025%を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、熱間鍛造後の組織がフェライト+パーライトであり、初析フェライト面積率が10%以下であるVを含有しない熱間鍛造用非調質鋼が開示されている。この公報開示の発明では、初析フェライト面積率を10%以下に抑制することで耐摩耗性を高めている。より詳細には、実施例の欄では7つの例の鋼が用いられており、そのうち6例ではフェライト面積率を0%にして耐摩耗性を高めており、1つの例ではフェライト面積率を6.9%にして耐摩耗性を高めている。しかしフェライト面積率を確実に0%にするのは困難である。一方、フェライト面積率が0%ではない6.9%の例では、いまだ耐摩耗性が不十分である。しかもこの公報では「初析フェライト面積率を10%以下に止める条件は、各合金成分の実際の添加量を、上記合金組成の範囲内で組み合わせ、適切な組み合わせを実験的に求めることによって決定できる」と記載されているのみで、具体的にどのようにすればよいかについては全く記載されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の様な事情に着目してなされたものであって、その目的は、熱間加工後の高周波焼入れを行わないような非調質鋼において、フェライト面積率を0%としないでも、所定レベルの被削性を確保しながら、耐摩耗性に優れるような非調質鋼及び熱間加工品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは前記課題を解決するために摩耗損傷の原因究明検討を行った。そして非調質鋼を用いて軸受形状の試験部材を製造し、4MPaの荷重をかけながら18000回の回転摩耗試験を行い、摺動部分の損傷状態を顕微鏡写真で観察したところ、小さな亀裂がフェライト部を割って形成されていることを発見した。従って耐摩耗性の向上のためには、特開2000−265242号公報が開示しているようなフェライト面積率の低減だけではなく、フェライト部を硬くすることも重要であることを突き止めた。
【0007】
フェライト部を硬くするためには、SiやVを添加することが有効であると思われる。一方、フェライト面積率を低減するためにはどのようにすればよいかについては知られていないため、さらに検討を重ねた結果、CやMnが多い程、フェライト面積率が小さくなることを突き止めた。
【0008】
従って耐摩耗性を高めるためには、SiやVを添加してフェライト部を硬くすると共に、CやMnを多くしてフェライト面積率を低減することが考えられたが、そのようにすると被削性が悪化し、所定レベルの被削性を確保するのが困難となる。
【0009】
そこでさらに検討を進めた結果、Al量を抑制した場合にもフェライト面積率が小さくなることを発見した。そしてSiやVを添加してフェライト部が硬くなっていても、Al量の抑制によってフェライト面積率を小さくすれば、CやMnの増大によってフェライト面積率を小さくする場合に比べて被削性は悪化せず、所定レベルの被削性を確保できることを見出し、本発明を完成した。
【0010】
すなわち本発明に係る耐摩耗性に優れた非調質鋼は、C:0.32〜0.6質量%、Si:0.05〜1.5質量%、Mn:0.30〜2.0質量%、Al:0.008質量%以下、Cr:1.5質量%以下、V:0.01〜0.25質量%、残部:Feおよび不可避的不純物であり、熱間加工後の組織がフェライト面積率5%超、25%以下のフェライト−パーライト組織であり、前記フェライト部の硬さが170〜270HVである点に要旨を有するものである。前記非調質鋼は、更に他の元素として、S:0.1質量%以下(0%を含まない)、Pb:0.3質量%以下(0%を含まない)、Bi:0.3質量%以下(0%を含まない)、Ca:0.01質量%以下(0%を含まない)、Mg:0.01質量%以下(0%を含まない)などを含有していてもよい。
【0011】
本発明にはC:0.32〜0.6質量%、Si:0.05〜1.5質量%、Mn:0.30〜2.0質量%、Al:0.008質量%以下、Cr:1.5質量%以下、V:0.01〜0.25質量%、残部:Feおよび不可避的不純物であり、フェライト面積率5%超、25%以下のフェライト−パーライト組織であり、前記フェライト部の硬さが170〜270HVであることを特徴とする耐摩耗性に優れた熱間加工品も含まれる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明では、鋼を熱間加工した後において、フェライト面積率0%超、35%以下のフェライト−パーライト組織となり、フェライト部の硬さ(ビッカース硬さ)が170〜270HVとなるようにしている。フェライト面積率が小さいところでフェライト部の硬さを硬くすれば、耐摩耗性をさらに高めることができる。
【0013】
フェライト部の硬さは、170HV以上、好ましくは175HV以上、さらに好ましくは180HV以上である。フェライト部が硬いほど、より確実に耐摩耗性を向上できる。ただし、フェライト部が硬すぎると被削性が低下する虞がある。従ってフェライト硬さは、270HV以下、好ましくは260HV以下、さらに好ましくは250HV以下である。
【0014】
フェライト面積率は、5%超、好ましくは10%超である。一方、フェライト面積率が大きすぎると、フェライト硬さを硬くしても耐摩耗性を十分に高めることができない。従ってフェライト面積率は、25%以下である。
【0015】
なお前記フェライト面積率とは、フェライト組織とパーライト組織との合計に対するフェライト組織の面積基準の割合のことをいう。
【0016】
また前記熱間加工後の組織は、実質的にフェライト−パーライト組織ではあるが、若干の他の組織の存在を完全に否定するものではなく、フェライト組織とパーライト組織との合計は、全組織に対して、例えば、95面積%以上、好ましくは99面積%以上、さらに好ましくは100面積%程度である。
【0017】
フェライト部の硬さを前記所定範囲に制御する場合、SiやVの量を調節するのが有効である。SiやVの適切な量は、Cや他の元素によって異なってくるものの、SiやVが多くなる程フェライト部が硬くなる性質を考慮しながら、下記に示す範囲から選択することができる。
【0018】
Si:0.05〜1.5質量%
Siの量が少なすぎると、Vを加えてもフェライト硬さが不足する場合がある。従ってSiの量は、0.05質量%以上、好ましくは0.10質量%以上、さらに好ましくは0.15質量%以上とする。一方、Siが過剰であると、被削性が不十分となる場合がある。また非調質鋼の熱間加工時の脱炭が増加するといった不具合も生じる。従って本発明では、Si含有量は、1.5質量%以下、好ましくは1.2質量%以下、さらに好ましくは1.0質量%以下とする。
【0019】
V:0.01〜0.25質量%
Vは、上述したように、フェライト硬さを硬くするのに有効な元素である。Vの含有量は、0.01質量%以上、好ましくは0.05質量%以上、さらに好ましくは0.08質量%以上とする。一方、Vを過剰にすると、フェライト硬さが硬くなりすぎる場合がある。従って、V含有量は、0.25質量%以下とする。
【0020】
一方、フェライト面積率を低減する場合、CやMnの含有量を多くしたり、Alの含有量を少なくするのが有効である。しかし、本発明では上述したように、フェライト硬さを硬くするためにSiやVを所定量以上添加しており、さらなるCの増量やMnの増量は、被削性を悪化させる。そこで本発明では、Alの含有量(total-Alの量)を下記に示す範囲で抑制することによって、所定レベルの被削性を確保しながら、フェライト面積率を低減している。
【0021】
Al:0.008質量%以下
Alの範囲は、0.008質量%以下である。
【0022】
なお前記非調質鋼は、C,Mn,Crを下記の範囲で含有している。
【0023】
C:0.32〜0.6質量%
Cの含有量を大きくするとフェライト面積率を小さくできるものの、靭延性が低下すると共に引張強度が高くなって鋼の被削性が低下する。そこで本発明では、上述したようにAlの抑制によってフェライト面積率を小さくすることとし、Cを増量しないようにしている。Cの含有量は、0.6質量%以下、好ましくは0.55質量%以下、さらに好ましくは0.5質量%以下とする。一方、Cの含有量が少なすぎると、Al量を抑制してもフェライト面積率が十分に小さくならない場合があり、鋼の強度や耐摩耗性が不足する場合がある。従ってCの含有量は、0.32質量%以上、好ましくは0.35質量%以上、さらに好ましくは0.4質量%以上とする。
【0024】
Mn:0.30〜2.0質量%
Mnの含有量を大きくしてもフェライト面積率を小さくできるものの、ベイナイトが生成して被削性が低下する。そこで本発明では、上述したようにAlの抑制によってフェライト面積率を小さくすることとし、Mnも増量しないようにしている。Mnの含有量は、2.0質量%以下、好ましくは1.7質量%以下、さらに好ましくは1.5質量%以下とする。一方、Mnの含有量が少なすぎると、鋼の強度や靭性が不足する場合があるだけでなく、Al量を抑制してもフェライト面積率が十分に小さくならない場合がある。従ってMnの含有量は、0.30質量%以上、好ましくは0.35質量%以上、さらに好ましくは0.4質量%以上とする。
【0025】
Cr:1.5質量%以下
Crは、パーライトラメラー間隔を小さくして延性あるいは耐力を向上し、疲労強度を向上させるのに有用であるためである。Crの含有量は、例えば、0.10質量%以上、好ましくは0.15質量%以上、さらに好ましくは0.20質量%以上である。一方、Crが過剰となればベイナイトが生成するため、被削性が不足する場合がある。Crの含有量は、1.5質量%以下、好ましくは1.3質量%以下、さらに好ましくは1.0質量%以下である。
【0026】
上記非調質鋼は、残部はFe及び不可避的不純物である。上記非調質鋼は、必要に応じて、以下に記載の他の元素を含有していてもよい。
【0027】
例えば上記非調質鋼鋼は、快削性元素(S、Pb、Bi、Ca、Mgなど)を含有していてもよい。これら快削性元素の添加量は、例えば、以下の通りである。
【0028】
S:0.1質量%以下(0%は含まない)
Sは、Mnと結合してMnSを形成し、鋼の被削性を高めるのに有用である。Sの含有量は、例えば、0.03質量%以上、好ましくは0.04質量%以上、さらに好ましくは0.05質量%以上である。ただしSが過剰になると、熱間加工時に割れが発生しやすくなるため、Sの含有量は、0.1質量%以下、好ましくは0.08質量%以下とするのが望ましい。
【0029】
Pb:0.3質量%以下(0%は含まない)
Pbは被削性を向上するのに有効な元素である。Pbの含有量は、例えば、0.03質量%以上、好ましくは0.04質量%以上、さらに好ましくは0.05質量%以上である。ただしPbを過剰に添加してもその効果は飽和するため、Pbの含有量は0.3質量%以下、好ましくは0.2質量%以下とするのが望ましい。
【0030】
Bi:0.3質量%以下(0%は含まない)
Biも被削性を向上するのに有効な元素である。Biの含有量は、例えば、0.02質量%以上、好ましくは0.03質量%以上、さらに好ましくは0.04質量%以上である。ただしBiを過剰に添加してもその効果は飽和するため、Biの含有量は0.3質量%以下、好ましくは0.2質量%以下とするのが望ましい。
【0031】
Ca:0.01質量%以下(0%は含まない)
Caも被削性を向上するのに有効な元素である。Caの含有量は、例えば、0.0015質量%以上、好ましくは0.0020質量%以上、さらに好ましくは0.0030質量%以上である。ただしCaを過剰に添加してもその効果は飽和するため、Caの含有量は0.01質量%以下、好ましくは0.008質量%以下とするのが望ましい。
【0032】
Mg:0.01質量%以下(0%は含まない)
Mgは被削性の向上、及びMnSによる異方性を改善するのに有効な元素である。Mgの含有量は、例えば、0.0010質量%以上、好ましくは0.0015質量%以上、さらに好ましくは0.0020質量%以上である。ただしMgを過剰に添加してもその効果は飽和するため、Mgの含有量は、0.01質量%以下、好ましくは0.005質量%以下とするのが望ましい。
【0033】
なお前記快削性元素は、単独で又は2種以上組み合わせて添加することができる。
【0034】
前記非調質鋼は、熱間加工(例えば、熱間鍛造など)した後、高周波焼入処理などの表面効果処理をしない用途に極めて有用である。すなわち熱間加工後の耐摩耗性に優れているため、高周波焼入処理を省略しても耐摩耗性に優れた製品(クランクシャフト、カムシャフトなどのエンジン部摺動部品など)を得ることができる。また熱間加工後の被削性も確保されているため、前記製品を簡便に製造することができる。
【0035】
【実施例】
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はもとより下記実施例によって制限を受けるものではなく、前・後記の趣旨に適合し得る範囲で適当に変更を加えて実施することも勿論可能であり、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。
【0036】
実験例3〜19
表1に示す化学組成の鋼(残部はFe及び不可避的不純物である)を真空炉によって溶製した後、温度1250℃に加熱し、熱間鍛造によって直径60mmの丸棒に鍛伸し、放冷した。得られた丸棒鋼のフェライト面積率、フェライト硬さを測定するとともに、下記試験によって耐摩耗性及び被削性を評価した。
【0037】
[耐摩耗性]
上記丸棒鋼からディスク状試験片を切り出した。この試験片とピン(JIS
SUJ2鋼製)とを用い、周速:0.05m/s、面圧:0.05GPaの条件でピンオンディスク摩耗試験を行い、試験片の摩耗減量を測定した。
【0038】
[被削性]
直径10cmのドリル(JIS SKH9鋼製)を使用し、切削速度30m/min、送り0.21mm/rev、無潤滑の条件で前記丸棒鋼を切削した。ドリルが溶損するまでに切削できた合計長さを測定し、L30ドリル寿命とした。
【0039】
結果を表1、及び図1,図2に示す。
【0040】
【表1】
【0041】
図1及び図2から明らかなように、フェライト部分を170HV以上にし、フェライト面積率を35%以下にすることによって耐摩耗性を高めることができる。
【0042】
また表1から明らかなように、実験例11,13では、SiやVが比較的すくなく、Cなどの他の元素の影響もあってフェライト硬さが柔らかくなってしまっているため、フェライト面積率が小さくても耐摩耗性が不十分である。一方、実験例18では、SiやVの量が適切であってフェライト硬さが十分であっても、Alが多いためにフェライト面積率が大きすぎ、耐摩耗性が不十分である。
【0043】
これらに対して、実験例3〜10では、SiやVの量が適切であってフェライト部が硬く、さらにAl量が抑制されているためにフェライト面積率が小さいため、高い耐摩耗性を有している。しかもCの増量やMnの増量ではなく、Alの抑制によってフェライト面積率を下げているため、十分なレベルの被削性を有している。
【0044】
なお実験例12ではCが少なすぎるため、また実験例15ではMnが少なすぎるため、Alを抑制してもフェライト面積率を十分に下げることができず、耐摩耗性が不十分となる。また実験例14ではSiが多すぎ、実験例16ではMnが多すぎ、実験例17ではCrが多すぎるため、被削性が悪くなる。実験例19では、Cや他の元素との関係において、SiやVが多すぎるためにフェライト硬さが硬すぎ、被削性が悪くなっている。
【0045】
【発明の効果】
本発明によれば、SiやVなどによってフェライト硬さを硬くし、そしてフェライト面積率を小さくしているため、耐摩耗性を高めることができる。しかもフェライト面積率の低下をAlの抑制によって行っているため、CやMnを増大させる場合に比べて被削性を良好なレベルに維持できる。そのため、熱間加工後の高周波焼入れを行わないような非調質鋼において、フェライト面積率を0%としないでも、所定レベルの被削性を確保しながら耐摩耗性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は実験例のデータに基づいてフェライト面積率と摩耗量との関係を示すグラフである。
【図2】図2は実験例のデータに基づいてフェライト硬さと摩耗量との関係を示すグラフである。
Claims (3)
- C:0.32〜0.6質量%、Si:0.05〜1.5質量%、Mn:0.30〜2.0質量%、Al:0.008質量%以下、Cr:1.5質量%以下、V:0.01〜0.25質量%、残部:Feおよび不可避的不純物であり、熱間加工後の組織がフェライト面積率5%超、25%以下のフェライト−パーライト組織であり、前記フェライト部の硬さが170〜270HVであることを特徴とする耐摩耗性に優れた熱間加工用非調質鋼。
- 更に他の元素として、S:0.1質量%以下(0%を含まない)、Pb:0.3質量%以下(0%を含まない)、Bi:0.3質量%以下(0%を含まない)、Ca:0.01質量%以下(0%を含まない)、及びMg:0.01質量%以下(0%を含まない)
から選択された少なくとも1種を含有する請求項1又は2に記載の熱間加工用非調質鋼。 - C:0.32〜0.6質量%、Si:0.05〜1.5質量%、Mn:0.30〜2.0質量%、Al:0.008質量%以下、Cr:1.5質量%以下、V:0.01〜0.25質量%、残部:Feおよび不可避的不純物であり、熱間加工後の組織がフェライト面積率5%超、25%以下のフェライト−パーライト組織であり、前記フェライト部の硬さが170〜270HVであることを特徴とする耐摩耗性に優れた熱間加工品。
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