JP4001987B2 - 光海底ケーブル用光ファイバユニット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光海底ケーブルのコアとして用いられる光海底ケーブル用光ファイバユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は、光海底ケーブルの断面図である。図2において、1は光ファイバユニット、2,5は水走り止めコンパウンド、3は鉄製の3分割金属パイプ、4はピアノ線等よりなる抗張力線、6は銅、アルミ等よりなる外部金属パイプ、7はポリエチレン等よりなる絶縁体、8は同じくポリエチレン等よりなる外部保護層である。
【0003】
光ファイバユニット1は、通常、図3に示すように、紫外線硬化性樹脂よりなるオーバコート層12を有するテンションメンバ11の外周に、複数本、例えば6本の光ファイバ心線13,13,・・・を、心線相互間に均等な間隔をあけて撚り合わされている。そして、その外周にヤング率が低い紫外線硬化性樹脂よりなる内層被覆14と、ヤング率が高い紫外線硬化性樹脂よりなる外層被覆15とが順次設けられている。
【0004】
光ファイバ心線13として、従来は、外径が0.4mmクラスのものが用いられていたが、最近は、低コスト化,ケーブル外径の小径化等が要求されるようになって、0.25mmクラスのものが用いられるようになってきている。
【0005】
このような光海底ケーブルの端末処理の際は、外側から順に、外部保護層8,絶縁体7,外部金属パイプ6,抗張力線4,3分割金属パイプ3等を除去した後、光ファイバユニット1中の各光ファイバ心線13,13,・・・を、内、外層被覆14,15と分離して取り出す。そして、光ファイバユニット1から光ファイバ心線13を分離するには、ユニットの端部数cmをペンチ等を使って押しつぶし、あるいは、ナイフ等を使って切り込みを入れた後、内,外層被覆14,15を指でつまんで左右に引き裂く。その後、内部の光ファイバ心線13,13,・・・を取り出す。光ファイバ心線13を1本ずつ、引き裂き面に対して垂直方向に引っ張って、内,外層被覆14,15から分離させていく。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、そのように、外径の小さい光ファイバ心線13を用いた光海底ケーブル用光ファイバユニットでは、ケーブル端末で心線を取り出す際の解体性(ケーブル端末での光ファイバ心線13の取り出し易さ)が不十分であるという問題点があった。
【0007】
すなわち、例えば、光ファイバ心線が6本ある光ファイバユニットの端末をペンチでつぶした後、左右に引き裂こうとするとき、各光ファイバ心線が等間隔になっているため、内外層被覆の引き裂かれる位置が一定せず、引き裂き後の心線の本数が偏ってしまいやすい。例えば、図3に示すような6本の光ファイバを撚り合わせた6心光ファイバユニットの場合には、一方に2心、他方に4心というように、心線の本数が偏って引き裂かれやすい。また、ナイフで切り込みを入れて引き裂く場合でも、引き裂き後の心線の本数が同じになるように分ける位置、例えば図3に示すような6心の光ファイバユニットの場合には、3心ずつ分ける位置に正確に切り込みを入れるのが困難で、やはり、心線の本数が偏りやすい。
【0008】
そしてそのように、心線の本数が偏って引き裂かれると、本数が少なくなって引き裂かれた方の光ファイバ心線1本1本にかかる応力が大きくなる。その際、光ファイバ心線13が0.25mmと小さいため、破断し易くなるという問題点があった。
【0009】
また、たとえ3心ずつ均等に引き裂かれたとしても、各光ファイバ心線が等間隔になっているため、引き裂き面側になる光ファイバ心線は、引き裂き面の直近に位置することになる。そして、引き裂き面外縁部(外層被覆の引き裂き面に相当する)には、不規則な凹凸ができる。そのような状態で、引き裂き面の直近にある光ファイバ心線を分離すべく、引き裂き面に対して垂直方向に引っ張ると、光ファイバ心線が比較的引き裂き面外縁部に近い位置において引き上げられるため、引き裂き面外縁部の凹凸に引っかかり易く、破断する可能性が高くなる。
【0010】
本発明は、そのような問題点を解決し、0.25mmクラスの光ファイバ心線を用いた光海底ケーブル用光ファイバユニットの解体性を改善することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1記載の光海底ケーブル用光ファイバユニットは、紫外線硬化性樹脂のオーバコート層を有するテンションメンバの外周に複数本の光ファイバ心線が間隔をあけて撚り合わされ、その外周に紫外線硬化性樹脂よりなり、前記光ファイバ心線の略全周を覆う被覆層が設けられた光海底ケーブル用光ファイバユニットであって、前記複数本の光ファイバ心線の内、所定の光ファイバ心線間の間隔が他の部分より広くあけられていることを特徴とする。このようにすると、端末処理の際に、光ファイバ心線間の間隔が他の部分より広くあけられている部分で引き裂くことができ、0.25mmクラスの光ファイバ心線を用いた光海底ケーブル用光ファイバユニットでも、光ファイバ心線を破断させることなく処理できる。
【0012】
また、請求項2記載の光海底ケーブル用光ファイバユニットは、光ファイバ心線間の間隔が広い部分を境界として、前記複数本の光ファイバ心線を本数が均等な複数のグループに分けるようにしたことを特徴とする。このようにすると、端末処理の際に、光ファイバ心線の本数が均等になるように被覆層を引き裂くことができ、各光ファイバ心線に掛かる応力が均等に分散されて、より一層、光ファイバ心線が破断しにくくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面の基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の光海底ケーブル用光ファイバユニットの一例を示す断面図である。符号は、図3のものに対応している。
【0014】
テンションメンバ11は、例えば、銅メッキ鋼線よりなり、その表面にウレタンアクリレート系の紫外線硬化性樹脂よりなるオーバコート層12を形成している。その上に、0.25mmクラスの光ファイバ心線13−1,13−2,・・・が複数本、この場合は6本、間隔をあけて撚り合わされている。その際、光ファイバ心線を、光ファイバ心線13−1と13−6および光ファイバ心線13−3と13−4との間の間隔を他の部分より大きくしている。
【0015】
その外側に、ウレタンアクリレート系の紫外線硬化性樹脂よりなる内層被覆14と外層被覆15を設けている。その際、内層被覆14には、6.5kg/mm2 程度の低ヤング率のものを用い、外層被覆15には、60kg/mm2 程度の高ヤング率のものを用いる。
【0016】
この光ファイバユニット1の端末処理は、ユニット端部をペンチで押しつぶした後、内,外層被覆14,15を摘んで左右両側に引っ張る。その際、光ファイバ心線13−1と13−6および光ファイバ心線13−3と13−4との間の間隔が他の部分より広くなっているため、被覆がその部分で引き裂かれ、光ファイバ心線が両側に均等な本数に分かれる。また、ナイフで被覆に切り込みを入れて行う場合は、光ファイバ心線13−1と13−6および光ファイバ心線13−3と13−4との間の間隔が他の部分より広くなっているため、その部分の位置が判別し易く、切り込みを入れ易い。したがって、ナイフで被覆に切り込みを入れて行う場合でも、光ファイバ心線が両側に均等な本数に分かれるように引き裂くことができる。
【0017】
しかも、それらの端部に位置する光ファイバ心線13−1,3および13−4,6と引き裂き面との間の幅が広くなる。そのため、引き裂き面の近くにある光ファイバ心線を分離すべく、引き裂き面に対して垂直方向に引っ張っても、光ファイバ心線は、引き裂き面の直近には位置しないので、引き裂き面外縁部からは距離を保った状態で引き上げられ、よって引き裂き面外縁部の凹凸に引っ掛かりにくくなる。
【0018】
オーバコート層12を有するテンションメンバ11の上に光ファイバ心線13−1〜6を設ける方法としては、光ファイバ心線を送り出す心線ガイドを、図1のような心線配置に合わせて配置し、その中にテンションメンバ11を通しながら、テンションメンバ11のオーバコート層12の上に撚り合わせていけばよい。
【0019】
また、従来の光海底ケーブル用光ファイバユニットは、光ファイバ心線の本数が4本のものが多く、そのような4本の光ファイバ心線を持つ光ファイバユニットを作るときに用いられる心線ガイドを有効利用してもよい。すなわち、4心の光ファイバユニットの製造に用いられる心線ガイドは、正方形状に設けられているが、そのような心線ガイドを有効に利用して図1のような光ファイバユニット1を製造することもできる。その場合は、2組の心線ガイドを90゜角度を変えて直列2段に配置し、前段で4本の光ファイバユニットを正方形配置し、後段で残り2本の光ファイバユニットを、前段で配置した各2本の心線の間に配置するようにする。
【0020】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、次に記載するような効果を奏する。
請求項1記載の光海底ケーブル用光ファイバユニットは、複数本の光ファイバ心線の内、所定の光ファイバ心線間の間隔が他の部分より広くあけるようにした。その結果、端末処理の際に、光ファイバ心線間の間隔が他の部分より広くあけられている部分で引き裂くことができ、引き裂いた後に、光ファイバ心線と引き裂き面との間の幅が広くなって、各光ファイバ心線を1本ずつ分離する際に、光ファイバ心線が引き裂き面の凹凸に引っ掛かりにくくなる。したがって、0.25mmクラスの光ファイバ心線を用いた光海底ケーブル用光ファイバユニットでも、光ファイバ心線を破断させることなく処理できる。
【0021】
また、請求項2記載の光海底ケーブル用光ファイバユニットは、光ファイバ心線間の間隔が広い部分を境界として、前記複数本の光ファイバ心線を本数が均等な複数のグループに分けるようにした。その結果、端末処理の際に、光ファイバ心線の本数が均等になるように被覆層を引き裂くことができ、各光ファイバ心線に掛かる応力が均等に分散されて、より一層、光ファイバ心線が破断しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光海底ケーブル用光ファイバユニットの一例を示す断面図である。
【図2】光海底ケーブルの断面図である。
【図3】従来の光海底ケーブル用光ファイバユニット断面図である。
【符号の説明】
1…光ファイバユニット
2,5…水走り止めコンパウンド
3…3分割金属パイプ
4…抗張力線
6…外部金属パイプ
7…絶縁体
8…外部保護層
11…テンションメンバ
12…オーバコート層
13…光ファイバ心線
14…内層被覆
15…外層被覆
Claims (2)
- 紫外線硬化性樹脂のオーバコート層を有するテンションメンバの外周に複数本の光ファイバ心線が間隔をあけて撚り合わされ、その外周に紫外線硬化性樹脂よりなり、前記光ファイバ心線の略全周を覆う被覆層が設けられた光海底ケーブル用光ファイバユニットであって、前記複数本の光ファイバ心線の内、所定の光ファイバ心線間の間隔が他の部分より広くあけられていることを特徴とする光海底ケーブル用光ファイバユニット。
- 光ファイバ心線間の間隔が広い部分を境界として、前記複数本の光ファイバ心線を本数が均等な複数のグループに分けるようにしたことを特徴とする請求項1記載の光海底ケーブル用光ファイバユニット。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29036997A JP4001987B2 (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 光海底ケーブル用光ファイバユニット |
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP29036997A Expired - Fee Related JP4001987B2 (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 光海底ケーブル用光ファイバユニット |
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