JP4047527B2 - 情報配信システム及び情報配信方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報配信システム及び情報配信方法に関し、特に、インターネットを利用可能な環境において、FTP(File Transfer Protocol)サーバに置かれた配信情報をダイヤルアップルータが自動で取得する場合に好適な情報配信システム及び情報配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インターネット上では、電子メールを配信する情報配信サービスや、ホームページによる各種情報提供サービスがある。電子メールの配信に関する従来例としては、例えば特開平11−88408号公報に記載の技術が提案されている。同公報には、常時インターネットと接続されていない家庭用PCからダイアルアップ接続を行う電子メールのユーザに対し、電子メールが配信された時に、インターネット側よりホームPCとIP接続する代理サーバ装置と、電子メールを自動的にホームPCに接続する手段を備えた電子メールシステムが開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例においては、上述したようにインターネット上では電子メールの情報配信サービスがあるが、それには次のような問題点があった。
【0004】
第一に、不定期に電子メールが配信される場合、サービスの利用者は、新規の電子メールが配信されているか否かを確認するために、利用者が所持するパーソナルコンピュータ(以下パソコンと略称)の起動及び回線の接続を行う必要がある。
【0005】
第二に、サービスの提供者は、サービスの利用者毎に個別のメールアカウント情報を管理する必要がある。
【0006】
また、上述したようにインターネット上ではホームページによる各種情報提供サービスが存在するが、それには次のような問題点があった。
【0007】
第一に、不定期にホームページが更新される場合、サービスの利用者は、ホームページが更新されているか否かを確認するために、利用者が所持するパソコンの起動及び回線の接続を行う必要がある。
【0008】
第二に、サービスの提供者は、サービスの利用者毎に個別のユーザIDとパスワード情報を管理をする必要がある。
【0009】
第三に、ホームページ巡回ソフトウェアを使用すれば、ホームページの更新をパソコン上から自動で確認できるが、これの使用時には、パソコンを起動させておく必要がある。
【0010】
本発明の目的は、被配信者は端末を起動せずにインターネット上から新規に配信情報を取得したか否かを容易に確認することができ、配信情報の提供者は被配信者毎に個別の情報を管理することができる情報配信システム及び情報配信方法を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、コンピュータをインターネットに接続するためのルータにおいて、FTPサーバにログインするためのID及びパスワードを格納している第1格納手段と、前記格納手段から前記ID及び前記パスワードを読み出し、該ID及び該パスワードを利用して、前記FTPサーバにログインするログイン手段と、前記FTPサーバから、該FTPサーバに格納されているファイルの一覧情報を取得する一覧情報取得手段と、前記一覧情報取得手段が新たに取得した新たな一覧情報と、前記一覧情報取得手段が前回取得した古い一覧情報を比較することにより、前記FTPサーバに新たに格納されたファイルを検出する検出手段と、前記検出手段により新たなファイルであることが検出されたファイルのみを前記FTPサーバから受信する受信手段と、前記受信手段が受信したファイルを格納する第2格納手段と、前記検出手段により新たなファイルであることが検出されたファイルを前記FTPサーバから受信した旨を表示する表示手段と、を備えるルータであって、前記検出手段は、古い一覧情報に含まれるファイルの日付が新たな一覧情報に含まれる同一ファイルの日付よりも古い場合には、前記FTPサーバにそのファイルが新たに格納されたと判断し、且つ、古い一覧情報に含まれないファイルが新たな一覧表示に含まれている場合には、前記FTPサーバにそのファイルが新たに格納されたと判断することを特徴とするルータが提供される。
【0012】
上記のルータは、前記コンピュータからの要求に従って、前記第2格納手段に格納されているファイルを前記コンピュータに送信する送信手段を更に備えていてもよい。
【0013】
上記のルータは、前記ログイン手段が前記FTPサーバにログインするべき時刻に関する情報を格納する第3格納手段と、現在時刻を出力する時計手段と、現在時刻が前記第3格納手段に格納されている時刻と等しくなった時に、前記ログイン手段を起動する起動手段と、を更に備えていてもよい。
【0014】
上記のルータは、ユーザにより操作されるスイッチと、前記スイッチが前記ユーザにより操作された時に、前記ログイン手段を起動する起動手段と、を更に備えていてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
次に、本発明の第1実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0016】
(1)構成の説明
本発明の第1実施形態のダイヤルアップルータ8は、図1に示す如く、表示部1、表示回路2、記憶部3、コンピュータ回路4、時計回路5、回線とのインターフェイス部6、パソコンとのインターフェイス部7を具備している。また、本発明の第1実施形態のインターネット利用環境は、図2に示す如く、パソコン9、ダイヤルアップルータ8、網終端装置14、ISDN(Integrated Services Digital Network)回線10、網終端装置15、ルータ16、FTPサーバ11、端末17から構成されている。
【0017】
上記構成を詳述すると、図1において、表示部1は、例えば発光ダイオードまたは液晶ディスプレイなどから構成されており、配信情報を取得したか否かについて被配信者に通知する表示を行う。表示回路2は、コンピュータ回路4からの表示の指示を受信し、指示に従い表示部1を制御する。時計回路5は、現在時刻の値を保持しており、これらをコンピュータ回路4に与える。コンピュータ回路4は、自動情報取得に関する情報の送受信の指示を行う。
【0018】
記憶部3は、プログラムと、自動情報取得に必要な情報(接続先の電話番号、接続先のユーザIDとパスワード、FTPサーバ11の名称、FTPサーバ11へ接続するポート番号、FTPサーバ11へ接続するためのユーザIDとパスワード、取得する配信情報ファイル名、自動情報取得を行う時刻)を記憶し、これらの記憶した内容をコンピュータ回路4に与える。これらの情報のうち、FTPサーバ11の名称、FTPサーバ11へ接続するポート番号、FTPサーバ11へ接続するためのユーザIDとパスワード、取得する配信情報ファイル名については、製造時に記憶している。
【0019】
回線とのインターフェイス部6は、ダイヤルアップ回線に対しパケットの送受信を行い、配信情報をFTPサーバ11よりISDN回線10を介して受け取る。パソコンとのインターフェイス部7は、パソコン9からダイヤルアップルータ8へ送信された情報をコンピュータ回路4に与え、また、コンピュータ回路4の指示で情報をパソコン9へ送信する。
【0020】
図2において、パソコン9は、被配信者がダイヤルアップルータ8へ自動情報取得を行うのに必要な情報の設定、及び自動情報取得により取得した配信情報の内容確認に使用する。FTPサーバ11は、端末17から送信された配信情報ファイルを記憶している。配信情報ファイルは、ヘッダと本文から成る。ヘッダは、配信が行われた日時、後述の本文の概要などからなる。本文は配信情報の本体である。FTPサーバ11は、ダイヤルアップルータ8から送信要求があれば配信情報ファイルを送信する。
【0021】
網終端装置14は、ダイヤルアップルータ8とISDN回線10との間で送受信されるパケットの信号形式を、双方に適した信号形式に変換する。網終端装置15は、ルータ16とISDN回線10との間で送受信されるパケットの信号形式を、双方に適した信号形式に変換する。ISDN回線10は、ダイヤルアップルータ8からルータ16、またはルータ16からダイヤルアップルータ8の方向へパケットを流す通路の役割を果たす。
【0022】
ルータ16は、ダイヤルアップルータ8とISDN回線10及び網終端装置14、15を介して接続する。また、ルータ16は、ダイヤルアップルータ8から送信されたFTPサーバ11宛てのパケットを網終端装置15を介して受信し、FTPサーバ11への経路に対して受信したパケットを送信する。また、ルータ16は、FTPサーバ11から送信されたダイヤルアップルータ8宛てのパケットを受信し、網終端装置15を介して、ダイヤルアップルータ8への経路であるISDN回線10に受信したパケットを送信する。端末17は、配信情報の提供者が、配信情報ファイルをFTPサーバ11に送信するのに使用する。
【0023】
上記利用環境において配信情報の提供者は、端末17から配信情報ファイルをFTPサーバ11に送信する。
【0024】
また、被配信者は、パソコン9から接続先の電話番号、接続先のユーザIDとパスワード、自動情報取得を行う時刻をダイヤルアップルータ8に送信する。自動情報取得を行う時刻については、例を挙げると、水曜日の20:00、毎日21:00、12時間毎といった形式のいずれかで指定する。コンピュータ回路4は、パソコンとのインターフェイス部7を介して自動情報取得を行う時刻を受信する。
【0025】
記憶部3は、自動情報取得を行うのに必要な情報のうち、FTPサーバ11の名称、FTPサーバ11へ接続するためのユーザIDとパスワード、取得する配信情報ファイル名をダイヤルアップルータ8製造時に記憶している。これらの情報は、ダイヤルアップルータ8の個体によらず、どのダイヤルアップルータ8の記憶部3にも同じ情報が記憶される。また、記憶部3は、これらに加えパソコン9から送信された接続先の電話番号、接続先のユーザIDとパスワード、自動情報取得を行う時刻も記憶し、記憶した情報をコンピュータ回路4に与える。
【0026】
コンピュータ回路4は、記憶部3に記録された自動情報取得を行う時刻が、時計回路5の保持している現在時刻と一致すると、回線とのインターフェイス部6を介して接続先の電話番号に電話をかける。続いて、コンピュータ回路4は、回線とのインターフェイス部6を介して、ルータ16に接続先とのユーザID及びパスワードを送信する。ルータ16は、受信したユーザIDとパスワードを確認し回線を接続する。コンピュータ回路4は、FTPサーバ11に対して接続を求めるため、回線とのインターフェイス部6を通して、FTPサーバ11に対して、FTPサーバ11に接続するためのユーザIDとパスワードを送信する。FTPサーバ11は、受信したユーザIDとパスワードを確認し、ダイヤルアップルータ8とFTPサーバ11は通信を開始する。
【0027】
コンピュータ回路4は、FTPサーバ11に対して、配信情報ファイルの送信を要求する。FTPサーバ11は要求された配信情報ファイルを送信する。また、コンピュータ回路4は回線とのインターフェイス部6を介して回線を切断する。また、コンピュータ回路4は、表示回路2を介して表示部1の表示を変更する。表示部1の表示が、配信情報を取得していないものから配信情報を取得したものに変更、ないしは前回の自動情報取得により得た配信情報の表示から更新されることで、被配信者は新しい配信情報が取得されたことを知る。
【0028】
被配信者が、パソコン9からダイヤルアップルータ8に取得した配信情報ファイルの送信を要求するパケットを送信すると、コンピュータ回路4は、記憶部3に保存されている取得した配信情報ファイルを、パソコンとのインターフェイス部7を通してパソコン9に送信し、被配信者は、パソコンからも取得した配信情報ファイルの内容を確認することができる。
【0029】
(2)動作の説明
次に、本発明の第1実施形態の動作について図1〜図3を参照して詳細に説明する。
【0030】
図1及び図2を参照すると、本発明の第1実施形態では、記憶部3は、FTPサーバ11の名称、FTPサーバ11へ接続するポート番号、FTPサーバ11へ接続するためのユーザIDとパスワードを製造時に記憶している。これら製造時に記憶している情報は、ダイヤルアップルータ8の個体によらず、全てのダイヤルアップルータ8で同じ情報を記憶している。
【0031】
また、被配信者は、予め接続先の電話番号、接続先のユーザIDとパスワード、自動情報取得を行う時刻をダイヤルアップルータ8に設定する。パソコン9から自動情報取得を行うのに必要な情報をダイヤルアップルータ8に送信すると、コンピュータ回路4は、パソコンとのインターフェイス部7を介して受信し、受信した情報を記憶部3に記憶する。コンピュータ回路4は、記憶された自動情報取得を行う時刻と時計回路5の現在時刻を比較し、一致した場合は自動情報取得を実施する。
【0032】
以降では、図3のフローチャートに従って第1実施形態の詳細な動作について説明する。
【0033】
端末17は、FTPによる通信の手順を開始し、接続を要求するパケットをFTPサーバ11に送信する。FTPサーバ11は、接続要求のパケットを受信すると、端末17に対しユーザIDとパスワードを要求するパケットを送信する。端末17は、上述の要求パケットを受信すると、ユーザIDとパスワードのパケットを送信する。
【0034】
FTPサーバ11は、ユーザIDとパスワードのパケットを受信すると、FTPサーバ11が記憶しているユーザID、パスワードと照合し、認証を行う。認証が成立すると、FTPサーバ11は、端末17に認証が成立した旨を通知するパケットを送信する。端末17は、回線とのインターフェイス部6を介して、上述の通知パケットを受信する。端末17は、配信情報ファイルのパケットをFTPサーバ11に送信する。FTPサーバ11は、受信した上述のパケットを配信情報ファイルとして記憶する(ステップA1)。
【0035】
コンピュータ回路4は、FTPサーバ11の存在する接続先に電話をかけ、接続を要求するパケットを回線とのインターフェイス部6を介してルータ16に送信する。ルータ16は、接続要求のパケットを受信すると、ダイヤルアップルータ8に対しユーザIDとパスワードを要求するパケットを送信する。コンピュータ回路4は、回線とのインターフェイス部6を介して上述の要求パケットを受信すると、回線とのインターフェイス部6を介して、ルータ16へ接続するためのユーザIDとパスワードのパケットを送信する。
【0036】
ルータ16は、ユーザIDとパスワードのパケットを受信すると、ルータ16が記憶しているユーザID、パスワードと照合し、認証を行う。認証が成立すると、ルータ16は、ダイヤルアップルータ8に認証が成立した旨を通知するパケットを送信し、ダイヤルアップルータ8とルータ16は、通信を開始する。
【0037】
コンピュータ回路4は、上述の通知パケットを回線とのインターフェイス部6を介して受信すると、FTPによる通信の手順を開始し、接続を要求するパケットを回線とのインターフェイス部6を介してFTPサーバ11に送信する。この時使用するFTPのポート番号は、予め記憶部3に記憶されていたものを使用する。FTPサーバ11は、接続要求のパケットを受信すると、ダイヤルアップルータ8に対しユーザIDとパスワードを要求するパケットを送信する。コンピュータ回路4は、回線とのインターフェイス部6を介して上述の要求パケットを受信すると、回線とのインターフェイス部6を介してユーザIDとパスワードのパケットを送信する。このユーザIDとパスワードは、上述の通り全てのダイヤルアップルータ8で同じ情報を記憶部3に記憶している。
【0038】
FTPサーバ11も、記憶部3が記憶しているユーザID、パスワードを記憶しており、ユーザIDとパスワードのパケットを受信すると、記憶しているユーザID、パスワードと照合し、認証を行う。認証が成立すると、FTPサーバ11は、ダイヤルアップルータ8に認証が成立した旨を通知するパケットを送信する。コンピュータ回路4は、回線とのインターフェイス部6を介して、上述の通知パケットを受信する(ステップA2)。
【0039】
コンピュータ回路4は、FTPサーバ11にFTPサーバ11の持つファイル一覧情報を要求するパケットを、回線とのインターフェイス部6を介して送信する。FTPサーバ11は、パケットを受信すると、ファイル一覧情報のパケットをダイヤルアップルータ8に送信する。コンピュータ回路4は、上述のファイル一覧情報パケットを回線とのインターフェイス部6を介して受信する。
【0040】
記憶部3に記憶されている前回の自動情報取得時に記憶された配信情報ファイルの日付が、FTPサーバ11に存在する配信情報ファイルと等しい場合、コンピュータ回路4は、自動情報取得を行う必要がないと判断する。コンピュータ回路4は、ステップA6の実行に移る。
【0041】
記憶部3に記憶されている前回の自動情報取得時に記憶された配信情報ファイルの日付がFTPサーバ11のものより古い場合、または配信情報ファイルが記憶部3に存在しない場合、コンピュータ回路4は、自動情報取得を行う必要があると判断し、後述のステップA4に移る(ステップA3)。
【0042】
コンピュータ回路4は、回線とのインターフェイス部6を介して、FTPサーバ11に配信情報ファイルの送信を要求するパケットを送信する。FTPサーバ11は、上述のパケットを受信すると、配信情報ファイルのパケットをダイヤルアップルータ8に送信する。コンピュータ回路4は、配信情報ファイルのパケットを回線とのインターフェイス部6を介して受信し、記憶部3に記憶する(ステップA4)。
【0043】
コンピュータ回路4は、表示回路2を介して表示部1の表示を、新規に自動情報取得を行った状態に変更する。これにより、被配信者に新規に自動情報取得を行ったことを知らせる。また、表示部1がテキスト表示が可能な液晶ディスプレイなどである場合は、配信情報ファイルのヘッダの表示を行う。ヘッダは、配信が行われた日時、配信された情報の概要などからなり、この場合は被配信者は表示部1を見ることでヘッダに記載されている事柄を確認できる(ステップA5)。コンピュータ回路4は、FTPの終了及び回線の切断を通知するパケットを、回線とのインターフェイス部6を介して送信して回線を切断する(ステップA6)。
【0044】
コンピュータ回路4が自動情報取得を行わなかった場合と、新規に自動情報取得を行った場合で、以降の処理を変更する。自動情報取得を行わなかった場合、ステップA5による表示部1の表示の変更がないため、被配信者は、自動情報取得が行われなかったことを知り、自動情報取得の処理は終了する。自動情報取得を行った場合、後述のステップA8に移る(ステップA7)。
【0045】
新規に自動情報取得を行った場合、ステップA5による表示部1の表示の変更により、被配信者は、自動情報取得が行われたことを知る。また、表示部1がテキスト表示が可能な液晶ディスプレイなどの場合、配信情報ファイルのヘッダ部が表示されるため、被配信者は、取得した配信情報ファイルの概要を知ることができる。被配信者は、パソコン9を起動し、WWWブラウザから新規に取得した配信情報ファイルの送信を要求するパケットをダイヤルアップルータ8に送信する(ステップA8)。
【0046】
コンピュータ回路4は、パソコンとのインターフェイス部7を介して、上述の要求パケットを受信する。コンピュータ回路4は、記憶部3に保存されている配信情報ファイルを、パソコンとのインターフェイス部7を介してパソコン9に送信する(ステップA9)。コンピュータ回路4は、表示回路2を介して、表示部1を自動情報取得が行われていない状態の表示に変更し(ステップA10)、自動情報取得の処理を終了する。
【0047】
被配信者は、パソコン9のWWWブラウザ等のアプリケーションを使用して、ステップA8にてパソコン9が受信した配信情報ファイルの内容を確認する。
【0048】
以上説明したように、本発明の第1実施形態の自動情報取得機能付きダイヤルアップルータ及びFTPによる情報配信方法によれば、インターネットを利用可能な環境において、FTPサーバ11に置かれた配信情報をダイヤルアップルータ8が自動で取得することができる。即ち、ダイヤルアップルータ8は、FTPサーバ11に自動的に接続し、配信情報の提供者がFTPサーバ11に置いた配信情報ファイルを得る。被配信者は、ダイヤルアップルータ8による自動情報取得により、新しい配信情報ファイルが得られたか否かを、図1の表示部1で確認できる。また、被配信者は、配信情報ファイルの内容を図2のパソコン9の表示で確認できる。
【0049】
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0050】
(1)構成の説明
本発明の第2実施形態のダイヤルアップルータ8は、図4に示す如く、表示部1、表示回路2、記憶部3、コンピュータ回路4、回線とのインターフェイス部6、パソコンとのインターフェイス部7、スイッチ13を具備している。また、本発明の第2実施形態のインターネット利用環境は、図5に示す如く、パソコン9、ダイヤルアップルータ8、網終端装置14、アナログ回線12、網終端装置15、ルータ16、FTPサーバ11、端末17から構成されている。
【0051】
第2実施形態では、ダイヤルアップルータ8は、上記第1実施形態で示した図1の時計回路5の代わりに、スイッチ13を装備している。第2実施形態におけるスイッチ13以外の構成は、上記第1実施形態と同様であり、説明を省略する。 上記第1実施形態では、コンピュータ回路4は、記憶された自動情報取得を行う時刻と、時計回路5の現在時刻とを比較し、一致した場合は自動情報取得を実施していたが、第2実施形態では、被配信者がスイッチを押した時点で自動情報取得を実施する。これにより、被配信者は設定時刻によらず、新しい配信情報を確認したいときに簡単な操作で自動情報取得を使用できる。
【0052】
(2)動作の説明
次に、本発明の第2実施形態の動作について図4〜図6を参照して詳細に説明する。
【0053】
先ず、図5を参照して2例目を説明する。
【0054】
第2実施形態では、上記第1実施形態の図2のISDN回線10の代わりにアナログ回線12を使用して、ダイヤルアップルータ8はFTPサーバ11に接続している。アナログ回線12は、ダイヤルアップルータ8からルータ16、またはルータ16からダイヤルアップルータ8の方向へパケットを流す通路の役割を果たす。
【0055】
次に、図6を参照して3例目を説明する。
【0056】
第2実施形態では、サービスの被配信者は自動情報取得を行う時刻を指定しない。自動情報取得は他の何らかの通信により回線が接続されたときに行われる。上記第1実施形態の図3では、ステップA5にて回線の切断を行うが、第2実施形態では、回線の切断は行わない(ステップB6)。ステップB6以外の処理は、上記第1実施形態と同様であり、説明を省略する。
【0057】
上記第1実施形態の図3では、被配信者は自動情報取得により回線接続の料金を支払う必要があるが、第2実施形態では、自動情報取得による回線接続の料金は発生しない。
【0058】
以上説明したように本発明の第2実施形態によれば、上記第1実施形態と同様に、被配信者はパソコンを起動せずにインターネット上から新規に配信情報を取得したか否かを容易に確認することができ、配信情報の提供者は被配信者毎に個別の情報を管理することができる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、下記の効果を奏する。
【0060】
第1の効果は、被配信者は、被配信側装置(パソコン)を起動せずに配信情報ファイルの自動情報取得が行われたことを確認することができる。即ち、被配信者は、時間のかかる被配信側装置(パソコン)の起動を行わないで、新規に配信情報を取得したか否かを配信情報取得装置の表示を見ることで確認することができる。
【0061】
第2の効果は、予め配信情報取得装置の記憶手段に記憶されている配信情報管理装置へ接続するためのユーザIDとパスワードは、全ての配信情報取得装置の記憶手段に同じ情報が記憶されているため、配信情報の提供者は、被配信者数に関わらず、ユーザIDとパスワードは一組のみを管理すればよい。そのため、配信情報の提供者は、被配信者毎に個別の情報を管理する必要はない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のダイヤルアップルータの構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施形態のインターネット利用環境の構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2実施形態のダイヤルアップルータの構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明の第2実施形態のインターネット利用環境の構成例を示すブロック図である。
【図6】本発明の第2実施形態の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 表示部
3 記憶部
4 コンピュータ回路
5 時計回路
8 ダイヤルアップルータ
9 パソコン
10 ISDN回線
11 FTPサーバ
12 アナログ回線
13 スイッチ
17 端末
Claims (4)
- コンピュータをインターネットに接続するためのルータにおいて、
FTPサーバにログインするためのID及びパスワードを格納している第1格納手段と、
前記格納手段から前記ID及び前記パスワードを読み出し、該ID及び該パスワードを利用して、前記FTPサーバにログインするログイン手段と、
前記FTPサーバから、該FTPサーバに格納されているファイルの一覧情報を取得する一覧情報取得手段と、
前記一覧情報取得手段が新たに取得した新たな一覧情報と、前記一覧情報取得手段が前回取得した古い一覧情報を比較することにより、前記FTPサーバに新たに格納されたファイルを検出する検出手段と、
前記検出手段により新たなファイルであることが検出されたファイルのみを前記FTPサーバから受信する受信手段と、
前記受信手段が受信したファイルを格納する第2格納手段と、
前記検出手段により新たなファイルであることが検出されたファイルを前記FTPサーバから受信した旨を表示する表示手段と、
を備えるルータであって、
前記検出手段は、古い一覧情報に含まれるファイルの日付が新たな一覧情報に含まれる同一ファイルの日付よりも古い場合には、前記FTPサーバにそのファイルが新たに格納されたと判断し、且つ、古い一覧情報に含まれないファイルが新たな一覧表示に含まれている場合には、前記FTPサーバにそのファイルが新たに格納されたと判断することを特徴とするルータ。 - 請求項1に記載のルータにおいて、
前記コンピュータからの要求に従って、前記第2格納手段に格納されているファイルを前記コンピュータに送信する送信手段を更に備えることを特徴とするルータ。 - 請求項1に記載のルータにおいて、
前記ログイン手段が前記FTPサーバにログインするべき時刻に関する情報を格納する第3格納手段と、
現在時刻を出力する時計手段と、
現在時刻が前記第3格納手段に格納されている時刻と等しくなった時に、前記ログイン手段を起動する起動手段と、
を更に備えることを特徴とするルータ。 - 請求項1に記載のルータにおいて、
ユーザにより操作されるスイッチと、
前記スイッチが前記ユーザにより操作された時に、前記ログイン手段を起動する起動手段と、
を更に備えることを特徴とするルータ。
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