JP4079191B2 - 地中壁の打ち継ぎ部形成具および地中壁の打ち継ぎ部施工方法 - Google Patents

地中壁の打ち継ぎ部形成具および地中壁の打ち継ぎ部施工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4079191B2
JP4079191B2 JP2006347378A JP2006347378A JP4079191B2 JP 4079191 B2 JP4079191 B2 JP 4079191B2 JP 2006347378 A JP2006347378 A JP 2006347378A JP 2006347378 A JP2006347378 A JP 2006347378A JP 4079191 B2 JP4079191 B2 JP 4079191B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
joint
forming tool
underground wall
underground
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006347378A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007113390A (ja
Inventor
眞弘 佐藤
慎一 西原
昌美 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2006347378A priority Critical patent/JP4079191B2/ja
Publication of JP2007113390A publication Critical patent/JP2007113390A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4079191B2 publication Critical patent/JP4079191B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)

Description

本発明は、簡単かつ容易に地中壁の打ち継ぎ部を形成することができるとともに、パネルの品質や打ち継ぎ部のせん断耐力を適切に保証することができる地中壁の打ち継ぎ部形成具および地中壁の打ち継ぎ部施工方法に関する。
従来、地中壁を施工、特に地中壁相互のせん断力を伝達できる打ち継ぎ部を施工するにあたっては図35に示すように、先打ちパネルaの端部bのコンクリートを削って凹凸面cを形成し、この削りによる凹凸面cを打ち継ぎ部として後打ちパネルdを打ち継ぐようにしていた。
ところで、このような地中壁の打ち継ぎ部では、打ち継ぎ部のせん断耐力を高めるために地中壁及び内壁の厚さを厚くすることが考えられるが、これに伴ってコストアップを招く虞がある。
本発明は、上記事情に鑑みて創案されたものであり、簡単かつ容易に地中壁の打ち継ぎ部を形成することができるとともに、パネルの品質や打ち継ぎ部のせん断耐力を向上させることができる地中壁の打ち継ぎ部形成具および地中壁の打ち継ぎ部施工方法を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明の主たる地中壁の打ち継ぎ部形成具は、鉄筋篭を備えた地中壁の先打ちパネル、および鉄筋篭を備えた地中壁の後打ちパネルそれぞれにその両端が埋設されてこれら先打ちパネルと後打ちパネルとを互いに接合するための接合金物を着脱自在に保持し、上記鉄筋篭を備えた先打ちパネルに剥離可能に固着される地中壁の打ち継ぎ部形成具であって、前記接合金物は、波形鉄板であり、その波形が前記地中壁の深さ方向に連続するように保持されることを特徴とする。
また、かかる目的を達成するため、本発明の主たる地中壁の打ち継ぎ部施工方法は、鉄筋篭を備えた地中壁の先打ちパネルおよび鉄筋篭を備えた地中壁の後打ちパネルそれぞれにその両端が埋設されてこれら先打ちパネルと後打ちパネルとを互いに接合するための波形鉄板を、その波形が前記地中壁の深さ方向に連続するように、打ち継ぎ部形成具に着脱自在に保持するステップと、上記打ち継ぎ部形成具を上記鉄筋篭を備えた先打ちパネルに、上記波形鉄板の一端を埋設しつつ固着させて、当該先打ちパネルを構築する第2ステップと、上記打ち継ぎ部形成具を上記波形鉄板から離脱させつつ上記先打ちパネルから剥離する第3ステップと、上記波形鉄板の他端を埋設しつつ上記鉄筋篭を備えた後打ちパネルを構築する第4ステップと、を備えたことを特徴とする。
簡単かつ容易に地中壁の打ち継ぎ部を形成することができるとともに、パネルの品質や打ち継ぎ部のせん断耐力を向上させることができる地中壁の打ち継ぎ部形成具および地中壁の打ち継ぎ部施工方法を提供することが可能となる。
本明細書及び添付図面により、少なくとも以下の事項が明らかにされる。
地中壁の打ち継ぎ部形成具は、地中壁の先打ちパネルおよび後打ちパネルそれぞれにその両端が埋設されてこれら先打ちパネルと後打ちパネルとを互いに接合するための接合金物を着脱自在に保持し、上記先打ちパネルに剥離可能に固着される。
また、前記接合金物は板材であり、該板材は、前記先打ちパネル側と前記後打ちパネル側とに突出されることを特徴とする。前記板材は、これを前記先打ちパネルおよび前記後打ちパネルに定着させる定着部を有する。
あるいは、前記接合金物は鉄筋群であり、該鉄筋群は、前記先打ちパネル側と前記後打ちパネル側とに突出されつつ、連結部材によって地中壁の深さ方向に連結されている。
また、前記接合金物には、前記先打ちパネルと前記後打ちパネルとの打ち継ぎ部に位置させて、当該打ち継ぎ部の止水をする止水部材が設けられている。
また、地中壁の打ち継ぎ部形成具は、前記先打ちパネルと前記後打ちパネルの打ち継ぎ部に配設され、前記接合金物の一端を該先打ちパネルに埋設するときには当該先打ちパネルに固着され、該接合金物の他端を該後打ちパネルに埋設するときには該接合金物から離脱しつつ該先打ちパネルから剥離される。
また、地中壁の打ち継ぎ部形成具は、前記接合金物を、その一端を先打ちパネル用削孔内に露出させかつ他端をその内部に収納した状態で保持する。
また、地中壁の打ち継ぎ部形成具は、前記先打ちパネル用削孔内に、後打ちパネル用削孔側に面して配置される剥離用ベース板と、該剥離用ベース板の先打ちパネル用削孔側に配置され、前記接合金物の他端を収納する収納部とを備える。
また、地中壁の打ち継ぎ部形成具は、前記収納部と前記剥離用ベース板との間に該剥離用ベース板から前記先打ちパネル用削孔側に突出させて、前記先打ちパネルに前記後打ちパネルを係合させる係合凹部を形成する凸部材を備えている。
また、前記収納部は、前記接合金物の他端を挟み込む溝であり、これら溝と接合金物との間には、該溝内へのコンクリートの流入を阻止する封止部が備えられている。
また、地中壁の打ち継ぎ部形成具は、これと前記先打ちパネル用削孔との間隙からコンクリートが流れ出すのを阻止する堰部材を備えている。
また、地中壁の打ち継ぎ部形成具は、前記先打ちパネル用削孔から上方へ突出された上端部が吊り下げ治具で吊られて、当該先打ちパネル用削孔内に支持される。
地中壁の打ち継ぎ部施工方法であって、地中壁の先打ちパネルおよび後打ちパネルそれぞれにその両端が埋設されてこれら先打ちパネルと後打ちパネルとを互いに接合するための接合金物を着脱自在に保持する地中壁の打ち継ぎ部形成具を用意する第1ステップと、上記打ち継ぎ部形成具を上記先打ちパネルに、上記接合金物の一端を埋設しつつ固着させて、当該先打ちパネルを構築する第2ステップと、上記打ち継ぎ部形成具を上記接合金物から離脱させつつ上記先打ちパネルから剥離する第3ステップと、上記接合金物の他端を埋設しつつ上記後打ちパネルを構築する第4ステップと、からなる。
また、前記第2ステップでは、掘削した先打ちパネル用削孔内の前記後打ちパネルとの打ち継ぎ部に前記打ち継ぎ部形成具を配置し、その後上記先打ちパネル用削孔内に先打ちパネル構築用コンクリートを打設し、前記第3ステップでは、掘削した後打ちパネル用削孔側から前記打ち継ぎ部形成具を剥離して上記接合金物の他端を該後打ちパネル用削孔内に露出させ、前記第4ステップでは、上記後打ちパネル用削孔内に後打ちパネル構築用コンクリートを打設する。
以下に、本発明にかかる地中壁の打ち継ぎ部形成具および地中壁の打ち継ぎ部施工方法の好適な実施形態を、添付図面を参照して説明する。地中壁、例えば連続地中壁の施工手順は大まかに説明すると、まず先打ちパネル用の削孔を掘削し、当該先打ちパネル用削孔内には、鉄筋籠を挿入するとともに後打ちパネルとの打ち継ぎ部に位置させて打ち継ぎ部形成具を配置し、次いで当該先打ちパネル用削孔内にコンクリートを打設して先打ちパネルを構築する。その後、打ち継ぎ部からの打ち継ぎ部形成具の撤去と、後打ちパネル用の削孔の掘削とを行い、当該後打ちパネル用削孔内には、鉄筋籠を挿入した後にコンクリートを打設して、先打ちパネルに打ち継いで後打ちパネルを構築する。
以下、上記の施工手順に従って、本実施形態を説明する。まず、図1に示すような地中壁の打ち継ぎ部形成具101を準備する。この打ち継ぎ部形成具101は、図2に示すように連続地中壁2の先打ちパネル3と後打ちパネル4との打ち継ぎ部においてこれらパネル3,4それぞれにその両端5a,5bが埋設されてこれら先打ちパネル3と後打ちパネル4とを互いに接合するために、これら両者間に跨るように配置される接合金物5を着脱自在に保持し、先打ちパネル3に剥離可能に固着される。
この打ち継ぎ部形成具101は、地中壁の深さ方向に長く形成され(図23参照)、鋼製の帯板状の剥離用ベース板106と、このベース板106の一方の面に、相互間に溝108を形成すべく互いに間隔を隔てて溶接接合された複数の条材109a〜109cとから構成されている。図示例にあっては、複数の条材109a〜109cがほぼC字形状の平面外形輪郭を構成するように、中央のU字状の条材109bの左右両側におおよそV字状の条材109a,109cが配設されている。
また接合金物5としては図3に示すように、波形鉄板105が用いられている。この波形鉄板105は、溝108に沿って打ち継ぎ部形成具101の長さ相当で地中壁の深さ方向に長く形成され、その波形が地中壁の深さ方向に連続するように溝108内に取り付けられる。波形鉄板105では、その波形の凹凸部分105aに先打ちパネル3および後打ちパネル4のコンクリートが回り込んで両者が凹凸係合されることとなり、従ってその凹凸部分105aがパネル3,4に対する接合金物の定着を高める定着部として機能するようになっている。そして、この波形鉄板105にあっても、先打ちパネル3と後打ちパネル4とを強固に連結するシアコネクタとして機能する。
さらに、波形鉄板105には、先打ちパネル3と後打ちパネル4の打ち継ぎ部となる条材109a〜109cの溝108の開口位置に位置させて、打ち継ぎ部の止水をする止水部材111が設けられる。止水部材111は具体的には、ゴムなどで帯板状に形成され、波形鉄板105の表裏にその波形に沿って、溝108の全長に亘って設けられる。これにより、地中壁の深さ方向ほぼ全長に達する波形鉄板105の両面において、地中壁の内外に達する漏水等を阻止できるようになっている。また止水部材111は、ゴムの弾性によって溝108に圧着し、波形鉄板105の溝108に対する脱着性を良好なものとしている。さらに止水部材111はその弾性で溝108に圧着することにより、溝108内へのコンクリートの流入を阻止する封止部としても機能し、後打ちパネル4に埋設する以前に波形鉄板105に異物が付着するのを防止できるようになっている。
図4および図5には、他の形態の地中壁の打ち継ぎ部形成具201が示されている。この打ち継ぎ部形成具201では、接合金物5として図5に示すように、アンチスリップ鋼板(神鋼建材工業株式会社製:商品名)などと称される板材205が用いられている。この板材205には、その板面全域に適宜間隔を隔てて縦横に多数の穴206が形成されているとともに、穴206の位置に対応させて千鳥配置で、板材205を一方から窪ませて他方に突出させた凹凸部207が形成されている。この板材205も、打ち継ぎ部形成具201の長さ相当で地中壁の深さ方向に長く形成され、溝108内に取り付けられる。
この板材205では、先打ちパネル3および後打ちパネル4のコンクリートが穴206に回り込んで充填されるとともに凹凸部207と凹凸係合されることで両者が接合されることとなり、従ってその穴206および凹凸部207が、パネル3,4に対する接合金物の定着を高める定着部として機能するようになっている。そして、この板材205にあっても、先打ちパネル3と後打ちパネル4とを強固に連結するシアコネクタとして機能する。さらに、この板材205にあっても波形鉄板105の場合と同様に、先打ちパネル3と後打ちパネル4の打ち継ぎ部となる条材109の溝108の開口位置に位置させて、打ち継ぎ部の止水をする止水部材111が設けられ、この止水部材111により同様な作用が得られるようになっている。
図6〜図10には、さらに他の形態の地中壁の打ち継ぎ部形成具301が示されている。この打ち継ぎ部形成具301は、鋼製の帯板状の剥離用ベース板306と、このベース板306の一方の面に溶接で取り付けられたほぼC字形状の鋼製チャンネル材でなる凸部材307と、間隔を隔てて形成された一対の溝308を有して、剥離用ベース板306の反対側に凸部材307に重ねて溶接接合された鋼製の条材309とから構成されて、地中壁の深さ方向に長く形成される(図23参照)。
条材309の各溝308には、接合金物5が設けられる。この接合金物5は、図8〜図10に示すように、鉄筋305を複数配列した鉄筋群によって構成され、その一端305aは先打ちパネル用削孔3a内に露出されるように溝308から外方へ突出され、他端305bは収納部として機能する溝308内に挟み込んで収納されており、すなわち打ち継ぎ部形成具301内部に収納されて設けられている。
鉄筋305としては、丸鋼などを環状、図示例にあっては矩形環状に成形したものが用いられる。しかしながら、鉄筋305はそのままの棒状のものや、他の形態に加工したものであっても良いことはもちろんである。この鉄筋群の各鉄筋305は、連結部材310によって互いに適宜間隔を隔てて地中壁の深さ方向に連結される。
連結部材310は、鋼板材などで帯板状に形成されて、溝308に沿って打ち継ぎ部形成具301の長さ相当で地中壁の深さ方向に長く形成され、鉄筋群でなる接合金物5の各鉄筋305はこの連結部材310に溶接接合されて、そのほぼ全長に亘って配列される。図示例にあっては、鉄筋群は連結部材310の一方の面に取り付けられている。またこの連結部材310は、鉄筋305の水平方向両端305a,305b(接合金物5の両端5a,5b)を先打ちパネル3側と後打ちパネル4側とに突出させるべく、鉄筋305の外形輪郭幅よりも狭い幅で形成され、その側縁から外方に露出された鉄筋305周りにコンクリートを回り込ませることができるようになっている。これにより、コンクリートとの高い付着性を確保することができる。そして、連結部材310によって地中壁の深さ方向ほぼ全長にわたって配列された鉄筋群は、先打ちパネル3と後打ちパネル4とを強固に連結するシアコネクタとして機能する。
さらに、鉄筋群には、先打ちパネル3と後打ちパネル4の打ち継ぎ部となる条材309の溝308の開口位置に位置させて、打ち継ぎ部の止水をする止水部材311a,311bが設けられる。止水部材311a,311bは具体的には、ゴムなどで帯板状に形成され、鉄筋群の両側に溝308の全長に亘って設けられる。本実施形態にあっては、止水部材311a,311bは鉄筋305を連結する連結部材310の両面に一対取り付けられるようになっている。一方の止水部材311aは、鉄筋群の配列側において、各鉄筋305を乗り越えつつ連結部材310の表面に密着し、図11に示した打ち継ぎ部において当該鉄筋群が接合された側から滲入してくる漏水等を止水する。また、他方の止水部材311bは、連結部材310の反対側の表面に密着し、図11に示した打ち継ぎ部において鉄筋群とは反対側から滲入してくる漏水等を止水するようになっている。これにより、地中壁の深さ方向ほぼ全長に達する連結部材310の両面において、地中壁の内外に達する漏水等を阻止できるようになっている。
また連結部材310両面の止水部材311a,311bは、ゴムの弾性によって溝308に圧着し、鉄筋305の溝308に対する脱着性を良好なものとしている。さらに止水部材311a,311bはその弾性で溝308に圧着することにより、溝308内へのコンクリートの流入を阻止する封止部としても機能し、後打ちパネル4に埋設する以前に鉄筋305の他端305bに異物が付着するのを防止できるようになっている。
以下、図6〜図10に示した打ち継ぎ部形成具301の場合を例にとって説明する。連続地中壁の施工箇所においては、図12〜図21に示すように、先打ちパネル3を構築するために揚重機14で揚重した掘削機15を用いて先打ちパネル用削孔3aを形成する(図12)。先打ちパネル用削孔3aを形成したならば、次いで揚重機14を用いて鉄筋篭16を挿入する(図13)。そしてその後、先打ちパネル3と後打ちパネル4との打ち継ぎ部となる先打ちパネル用削孔3aの両端部に、揚重機14を用いて、用意した打ち継ぎ部形成具301を一対挿入する(図14)。この際、打ち継ぎ部形成具301はいずれも、鉄筋群で構成した接合金物5の一端305aを先打ちパネル用削孔3a内に露出させかつ他端305bを収納する溝308を未形成の後打ちパネル用削孔4a側に位置させるように配置される。打ち継ぎ部形成具301を先打ちパネル用削孔3a内に設置するに際しては、揚重機14から図23および図24に示すような吊り下げ治具17への移し替えが行われる。
吊り下げ治具17は、削孔3aの両側に設けられている一対の掘削作業用のガイド定規18間に削孔3aと後に形成される削孔4aとを跨ぐように掛け渡された架設材19と、この架設材19の両端に、剥離用ベース板306の両端に位置を合わせて取り付けられた一対の固定金物20とから構成される。これら固定金物20は、万力のように、剥離用ベース板306の両端を挟み、ねじで締め付けて動かないように固定するようになっている。この際、特に打ち継ぎ部形成具301は、その上端部301aが先打ちパネル用削孔3aから上方に突出され、当該上端部301aが固定金物20で保持されることにより、先打ちパネル用削孔3a内に吊り下げた状態で吊り下げ治具17に支持されるようになっている。吊り下げ支持された打ち継ぎ部形成具301は、その後先打ちパネル用削孔3a内に打設される先打ちパネル構築用コンクリートの打設圧力で先打ちパネル用削孔3aの内面に押し付けられて、さらに位置が安定するようになっている。
また、打ち継ぎ部形成具301は、その下端部301bが先打ちパネル用削孔3aの最深部から距離をあけて、設置される。このような打ち継ぎ部形成具301の設置は、後述する打ち継ぎ部形成具の剥離手段21との関係で設定される。具体的には、打ち継ぎ部形成具301の上端部301aを先打ちパネル用削孔3aから上方へ突出させるのは、剥離手段21の打ち継ぎ部形成具301への装着を先打ちパネル用削孔3a内ではなく、その外の広い空間で行うためである。また打ち継ぎ部形成具301の下端部301bを先打ちパネル用削孔3aの最深部から離しているのは、剥離手段21が先打ちパネル用削孔3aの最深部に達したときに、これに備えた後述する貫入部材22の取り付け位置において打ち継ぎ部形成具301を先打ちパネル3から完全に剥離することができるようにするためである。
また図23に示すように、接合金物5の上端は、打ち継ぎ部形成具301からの離脱を確実化するために、打ち継ぎ部形成具301の上端部301aから僅かに突出させることが好ましい。さらに図示例にあっては、打ち継ぎ部形成具301の下端部301bには、先打ちパネル用削孔3a内に打設されるコンクリートのスライムの沈殿防止のために、テーパが付けられている。さらに、打ち継ぎ部形成具301には図21(b)に示すように、これと先打ちパネル用削孔3aとの間隙が広い場合には、先打ちパネル用削孔3a内への挿入前に、この間隙からコンクリート、特に後述する打ち継ぎ部形成具301の剥離作業で障害となる粗骨材が流れ出すのを阻止する堰部材23が取り付けられる。この堰部材23としては、リブラスなどの強靱で柔軟性を有する金属製の網材が用いられ、剥離用ベース板306と削孔3a内面との間に亘って張り渡されるようになっている。
このようにして打ち継ぎ部形成具301を先打ちパネル用削孔3a内に配置したならば、図15および図10に示すように先打ちパネル構築用コンクリートを打設し、全体に十分に硬化させて先打ちパネル3の構築を完了する。この先打ちパネル3の構築完了により、接合金物5の一端5a(鉄筋の一端305a)は、先打ちパネル3内に強固に埋設される。そしてまた、打ち継ぎ部形成具301についても、先打ちパネル用削孔3a内に面する剥離用ベース板306や凸部材307、条材309の外面が、硬化した先打ちパネル構築用コンクリートに対して緊密に固着される。
このようにして先打ちパネル3の構築が完了したならば、次いで図16及び図22に示すように、先打ちパネル3の隣に、先打ちパネル用削孔3aの形成手順と同様にして、後打ちパネル用削孔4aを形成する。
このようにして後打ちパネル用削孔4aの形成作業が終了したならば、次いで図17および図22に示すように、打ち継ぎ部形具301を先打ちパネル3から剥離して撤去する。この打ち継ぎ部形成具301の撤去に用いる撤去装置として、先打ちパネル3に固着された打ち継ぎ部形成具301と当該先打ちパネル3との固着境界F(図22(a)参照)に貫入されて、打ち継ぎ部形成具301を先打ちパネル3から剥離させる剥離手段21について、まず説明する。
図25に示すように、本実施形態にあっては、揚重機14に吊り下げられて昇降される掘削機15を揚重体とし、この掘削機15に、打ち継ぎ部形成具301と先打ちパネル3の固着境界Fに位置されて掘削機15の下降動作により固着境界Fに貫入される貫入部材22が設けられている。この貫入部材22は図26に示すように、掘削機15のグラブシェル支持フレーム15aに着脱自在に取り付けられる取り付けフレーム24と、この取り付けフレーム24の両端に支持ピン25を介して回転自在に取り付けられたL字形状の一対の剥離ピース26とから構成される。
剥離ピース26は、支持ピン25が挿入される基部26aと、この基部26aの端部から折り曲げて形成された爪部26bとから構成される。そしてこの剥離ピース26は、取り付けフレーム24で剥離手段21全体を掘削機15に取り付けた状態で、打ち継ぎ部形成具301と先打ちパネル3との固着境界Fに、具体的には図22(b)に示すように、その基部26aが打ち継ぎ部形成具301周りにコンクリートが流れ込み得る剥離用ベース板306の側縁と先打ちパネル用削孔3aの内面と間に位置され、爪部26bがさらに回り込んで先打ちパネル3とこれに固着している剥離用ベース板306の表面との間に位置されて、後打ちパネル用削孔4a側から剥離用ベース板306に地中壁の深さ方向、言い換えれば削孔3a、4aの深さ方向にスライド可能に係合される。
そしてこの貫入部材22は、固着境界F位置に合致された状態で、揚重機14によって一旦吊り上げられた掘削機15が後打ちパネル用削孔4a内に降下、あるいは落下されることにより、その重量慣性によりくさびを打つようにして固着境界Fに貫入されていくようになっている。そしてこの貫入操作が繰り返されることにより、剥離ピース26は順次深く打ち継ぎ部形成具301と先打ちパネル3との間に食い込みつつ打ち継ぎ部形成具301を先打ちパネル3から剥がしていくこととなり、剥離ピース26が剥離用ベース板306の最下端に達することで打ち継ぎ部形成具301を先打ちパネル3から剥離させるようになっている。剥離用ピース26の基部26aには、図27(a),(b)に示すように、その貫入作用を増進させるために、ビット27aやカッター状の刃27bを備えるようにしてもよい。
また、剥離手段21を構成する掘削機15のグラブシェル15bには、図28および図29に示すように、爪部26bの貫入作用を増進するために、貫入部材22による剥離作業を実施する前に、特に剥離用ベース板306の側縁と先打ちパネル用削孔3aとの間隙に回り込んだコンクリートなどの異物をあらかじめ除去することを目的として、当該間隙に対応する位置に破砕手段として切削刃28を設けるようにしてもよい。そしてまず一旦揚重機14による掘削機15の下降操作で切削刃28により削りだしを行って間隙をきれいにし、その後改めて掘削機15の下降操作による剥離作業を実施するようにすればよい。
また剥離用ベース板306の後打ちパネル用削孔4aに面する表面に付着している泥などの異物は、これに近接するグラブシェル15bの掘削刃15cで掻き取ることもできる。切削刃28は図30に示すように、グラブシェル支持フレーム15aに設けるようにしてもよい。特にグラブシェル15bに設けた場合には、先行する切削刃28で間隙をきれいにしつつ、後行する貫入部材22で剥離作業を実施することができて、掘削機15の一回の下降操作で剥離作業を完了することも可能である。また、切削刃28および貫入部材22をともにグラブシェル支持フレーム15aに取り付ける場合には、これらをグラブシェル支持フレーム15aの反対側の面にそれぞれ取り付ければ、掘削機15を反転させるだけで、作業を切り替えることができる。この場合であっても、グラブシェル15bの掘削刃15cで泥などを掻き取ることができる。
他方、掘削機15の稼働効率を上げる場合には、専用の剥離手段21を用いることが好ましい。この剥離手段21は図31および図32に示すように、揚重機14に吊り下げられた、掘削機15に代わる相当の重量を有するブロック体状の揚重体29と、この揚重体29の一側面に上下2段で取り付けられた貫入部材22と、貫入部材22の下方で揚重体29の下端に設けられ、掘削機15の場合のグラブシェル15bの掘削刃15cに代わる掻き取り刃30と、この掻き取り刃30と貫入部材22との間に設けられた同様の切削刃28と、さらに、下側の貫入手段22の取り付けフレーム24下側に設けられた、もう一つの掻き取り刃31とから構成される。
この剥離手段21も、掘削機15を利用する場合と同様に用いられるようになっていて、貫入部材22を打ち継ぎ部形成具301に向けて吊り下げられ、掻き取り刃30,31で剥離用ベース板306の後打ちパネル用削孔4a側の面の泥などの異物を掻き取り、切削刃28で削りだしをして間隙をきれいにし、貫入部材22によって打ち継ぎ部形成具301を先打ちパネル3から剥離させるようになっている。
図33および図34には、さらに他の剥離手段21の例が示されている。この剥離手段21は、揚重体29の一側面に貫入部材22が取り付けられるとともに、揚重体19の下端に掻き取り刃30と切削刃28とを取り付けた回転ドラム32が回転自在に支持されている。多数の掻き取り刃30が回転ドラム32の周面に配列されているとともに、多数の切削刃28が回転ドラム30の周縁に配列されている。そして、削孔3a,4a外に設置された動力源33から供給される動力で回転ドラム32を回転駆動することによって、掻き取り動作と削りだし動作とを行うようになっている。
以上説明したような撤去装置を用いて、図17に示すように、先打ちパネル3から打ち継ぎ部形成具301を剥離して撤去する。例えば、掘削機15を揚重機14で吊り上げ、打ち継ぎ部形成具1の上方から切削刃28を間隙位置に合わせ、そしてまたグラブシェル15bの掘削刃15cを剥離用ベース板306の後打ちパネル用削孔側に合わせて、後打ちパネル用削孔4a内で掘削機15を打ち継ぎ部形成具301に沿って下降させることにより、まず間隙を含む剥離用ベース板306周りの異物を除去する。
この除去作業が完了したならば、掘削機15を削孔4a外へ吊り上げて、今度は貫入部材22を、削孔3a,4aから突出している剥離用ベース板306に係合させる。そしてこの状態で、掘削機15の降下と吊り上げを繰り返すことにより、貫入部材22を打ち継ぎ部形成具301と先打ちパネル3との固着境界Fに順次深く貫入させていき、削孔4aの最深部まで掘削機15を到達させることで、図22(c)に示すように、打ち継ぎ部形成具301を先打ちパネル3から剥離させる。この剥離に伴って、止水部材311a,311bの溝308に対する圧接が解除されて、打ち継ぎ部形成具301から接合金物5の他端305bが離脱する。剥離された打ち継ぎ部形成具301は、揚重機14で削孔4aから吊り出して、再使用する。
このようにして打ち継ぎ部形成具301を先打ちパネル3から剥離すると、接合金物5の他端305bは打ち継ぎ部形成具301から離脱されて先打ちパネル3側に残り、後打ちパネル用削孔4a内に露出される。またこの打ち継ぎ部形成具301の先打ちパネル3からの剥離に伴い、先打ちパネル3の打ち継ぎ部には、凸部材307によって先打ちパネル3に後打ちパネル4を係合させる係合凹部34が形成される。
このようにして打ち継ぎ部形成具301の剥離作業が完了したならば(図17)、図18に示すように、次いで揚重機14を用いて後打ちパネル用削孔4a内に鉄筋篭16を挿入する。そしてその後、図19に示すように、この後打ちパネル用削孔4aに対して、さらに後打ちとなるパネルとの打ち継ぎ部形成具301を揚重機14を用いて挿入する。
このようにして鉄筋篭16および打ち継ぎ部形成具301を後打ちパネル用削孔4a内に配置したならば、接合金物5の他端5b(鉄筋305の他端305b)を埋設しつつ後打ちパネル構築用コンクリートを打設して、図11に示すように後打ちパネル4の構築を完了する。この後打ちパネル4の構築完了により、接合金物5の他端305bは、後打ちパネル4内に強固に埋設され、これにより、接合金物5は、地中壁の先打ちパネル3および後打ちパネル4それぞれにその両端305a,305bが埋設されてこれら先打ちパネル3と後打ちパネル4の両者間に跨るように配置され、両パネル3,4間のシアコネクタとして機能することとなる。
以上のような作業によって、一対の先打ちパネル3と後打ちパネル4との打ち継ぎが達成され、これを順次繰り返すことにより、連続地中壁の構築を完了することができる。
本実施形態にかかる地中壁の打ち継ぎ部形成具および地中壁の打ち継ぎ部施工方法にあっては、打ち継ぎ部形成具301を、硬化して完成された先打ちパネル3に剥離可能に固着させ、一旦固着させた打ち継ぎ部形成具301を改めて剥離する手法を採用することとしていて、パネル構築用コンクリートが硬化したならばいつでも適当な時期に、打ち継ぎ部形成具301を撤去する剥離作業を実施することができ、作業タイミングなどの施工管理を格段に向上することができて地中壁の施工作業性を改善することができるとともに、これに伴ってパネル3,4自体の品質や接合金物5による両パネル3,4の接合強度を従来と比べてきわめて高いものとすることができ、特に、打ち継ぎ部に対して容易かつ簡単に接合金物5を配置することができて、そしてこの接合金物5により、打ち継ぎ部のせん断耐力を格段に向上させることができ、従来技術における単にコンクリートの削り面での接合しか期待できないために、打ち継ぎ部のせん断耐力が低く、これを補うために地中壁の厚さを厚くしたり、内壁を構築することが必要となって、地下構造物の構築に多大な手間を要し、かつ相当のコストアップを余儀なくされるという課題を一挙に解決することができる。
また、先打ちパネル3に固着させた単一ピースの打ち継ぎ部形成具301を先打ちパネル3から剥離させるだけで、接合金物5から打ち継ぎ部形成具301を離脱させて後打ちパネル4に対する接合金物5の配置を確保できる。
また、打ち継ぎ部形成具301が接合金物5の他端5b(鉄筋の他端305b)を収納した状態で保持して後打ちパネル4の施工時までの養生を兼ねるので、先打ちパネル3施工時の打ち継ぎ部に対する作業量や必要部品点数を削減できる。すなわち、本実施形態の打ち継ぎ部形成具301にあっては、それ自体がインターロッキングパイプやジョイントボックスの機能を発揮し、ジョイントボックスの収納機能も備え、さらに仕切り板も必要ではなくなり、単一ピースの打ち継ぎ部形成具301を剥離したときの先打ちパネル3の打ち継ぎ部には、先打ちパネル構築用コンクリートから接合金物5のみが露出した状態を得ることができる。
打ち継ぎ部形成具301は主として、剥離用ベース板306と、接合金物5の収納部となる溝308を形成する条材309とからなり、簡単に構成することができる。
また必要に応じて、剥離用ベース板306と条材309との間に凸部材307を設けることもでき、これにより先打ちパネル3と後打ちパネル4の打ち継ぎ部を強固にする係合凹部34を形成することができる。
また、止水部材311a,311bによって、溝308と接合金物5との間に、接合金物5の打ち継ぎ部形成具301に対する着脱機能と、溝308内へのコンクリートの流入を阻止する封止機能とを確保することができる。
また、堰部材23によりコンクリートの流れ出しを阻止でき、特に粗骨材の流出を阻止して、切削刃28などを用いた間隙からの異物の削りだしに対する障害発生を防止して、打ち継ぎ部形成具301の剥離作業を円滑化することができる。
また、吊り下げ治具17を用いることにより、揚重機14からの打ち継ぎ部形成具1の移し替えを可能にして、揚重機14の稼働効率を向上できる。また打ち継ぎ部形成具301を吊り下げ支持するので、打ち継ぎ部形成具301の設置が簡便であるとともに、その高さ調整を容易に実施でき、またパネル構築用コンクリートの打設圧力で適切に先打ちパネル用削孔3aの内面に密着させることができる。さらに、打ち継ぎ部形成具301の上端部301aを先打ちパネル用削孔3a上方へ突出させて支持するので、剥離手段21の装着を円滑化することができる。
両パネル3,4の打ち継ぎ部への止水部材311a,311bの埋設によって、当該箇所の止水性を格段に向上することができる。本実施形態では、ゴム製の止水部材311a,311bを例示して説明したが、一般の鋼板材などであってもよい。
なお、上述した各実施形態にあっては、いずれも接合金物5を2つ対にして壁厚方向に並設したダブル構成となしているが、壁厚が薄い場合には、せん断耐力を考慮してシングル構成としても良いし、あるいは壁厚が十分に厚い場合には、更に増やして3つ以上となしても良い。
以上要するに、本実施形態にかかる地中壁の打ち継ぎ部形成具および地中壁の打ち継ぎ部施工方法にあっては、打ち継ぎ部形成具を、硬化して完成された先打ちパネルに剥離可能に固着させ、一旦固着させた打ち継ぎ部形成具を改めて剥離する手法を採用することとしていて、地中壁の施工作業性を改善することができるとともに、これに伴って先打ちパネル自体の品質や両パネル同士の接合強度を従来と比べてきわめて高いものとすることができ、特に、打ち継ぎ部に対して容易かつ簡単に接合金物を配置することができて、そしてこの接合金物により、打ち継ぎ部のせん断耐力を格段に向上させることができる。
また、単一ピースの打ち継ぎ部形成具を剥離することで、先打ちパネルの打ち継ぎ部に、接合金物のみが露出した打ち継ぎ部を形成することができる。
本発明にかかる地中壁の打ち継ぎ部形成具の一実施形態を示す平面図である。 図1の地中壁の打ち継ぎ部形成具を用いて形成した打ち継ぎ部分を示す平面図である。 図1の地中壁の打ち継ぎ部形成具に適用される波形鉄板の側面図である。 本発明にかかる地中壁の打ち継ぎ部形成具の他の一実施形態を示す平面断面図である。 図4の地中壁の打ち継ぎ部形成具に適用される板材の正面図である。 本発明にかかる地中壁の打ち継ぎ部形成具のさらに他の一実施形態を示す平面断面図である。 図6の地中壁の打ち継ぎ部形成具に適用される鉄筋群や連結部材、止水部材の配置構成を示す平面図である。 図7の配置構成の部分正面図である。 図7の配置構成の側断面図である。 図6の打ち継ぎ部形成具を用いて形成した先打ちパネルの端部部分の平面断面図である。 先打ちパネルと後打ちパネルの打ち継ぎ完了状態を示す平面図である。 本発明にかかる地中壁の打ち継ぎ部施工方法の一実施形態を説明するもので、掘削工程を示す図である。 同上、鉄筋篭挿入工程を示す図である。 同上、打ち継ぎ部形成具の挿入工程を示す図である。 同上、コンクリート打設工程を示す図である。 同上、後打ちパネルの掘削工程を示す図である。 同上、打ち継ぎ部形成具の取外し工程を示す図である。 同上、後打ちパネルの鉄筋篭挿入工程を示す図である。 同上、打ち継ぎ部形成具の挿入工程を示す図である。 同上、コンクリートの打設と次ぎパネルの施工開始工程を示す図である。 図6の地中壁の打ち継ぎ部形成具の先打ちパネル用削孔への装着状況を説明する説明図である。 図6の地中壁の打ち継ぎ部形成具の後打ちパネル用削孔からの撤去状況を説明する説明図である。 図6の地中壁の打ち継ぎ部形成具を支持する吊り下げ治具を示す側面図である。 図23の吊り下げ治具の平面図である。 本発明にかかる地中壁の打ち継ぎ部形成具撤去装置の一実施形態を示す掘削機の側面図である。 図25の掘削機に適用される貫入部材の一例を示す平面図である。 図26の貫入部材に適用されるビットや刃の一例を示す斜視図である。 図25の掘削機に適用される切削刃の一例を示す側面図である。 図28の切削刃を図6の地中壁の打ち継ぎ部形成具に適用した状態を示す平面図である。 図25の掘削機に適用される切削刃の他の例を示す側面図である。 本発明にかかる地中壁の打ち継ぎ部形成具撤去装置の他の実施形態を示す斜視図である。 図31の地中壁の打ち継ぎ部形成具撤去装置の使用状態を示す側面図である。 本発明にかかる地中壁の打ち継ぎ部形成具撤去装置のさらに他の実施形態を示す斜視図である。 図25の地中壁の打ち継ぎ部形成具撤去装置の使用状態を示す側面図である。 地中壁の打ち継ぎ部の従来例を示す平断面図である。
符号の説明
2 連続地中壁
3 先打ちパネル 3a 先打ちパネル用削孔
4 後打ちパネル 4a 後打ちパネル用削孔
5 接合金物 5a 接合金物の一端
5b 接合金物の他端 14 揚重機
15 掘削機 15a グラブシェル支持フレーム
15b グラブシェル 15c グラブシェルの掘削刃
16 鉄筋篭 17 吊り下げ治具
18 ガイド定規 19 架設材
20 固定金物 21 剥離手段
22 貫入部材 23 堰部材
24 取り付けフレーム 25 支持ピン
26 剥離ピース 26a 剥離ピースの基部
26b 剥離ピースの爪部 27a ビット
27b カッター状の刃 28 切削刃
29 揚重体 30 掻き取り刃
31 掻き取り刃 32 回転ドラム
33 動力源 34 係合凹部
101,201 打ち継ぎ部形成具 105 波形鉄板
105a 波形鉄板の凹凸部分 106 剥離用ベース板
108 溝 109a〜109c 条材
111 止水部材 205 板材
206 穴 207 凹凸部
301 打ち継ぎ部形成具 301a 打ち継ぎ部形成具の上端部
301b 打ち継ぎ部形成具の下端部 305 鉄筋
305a 一端 305b 他端
306 剥離用ベース板 307 凸部材
308 溝 309 条材
310 連結部材 311a,311b 止水部材
F 固着境界

Claims (13)

  1. 鉄筋篭を備えた地中壁の先打ちパネル、および鉄筋篭を備えた地中壁の後打ちパネルそれぞれにその両端が埋設されてこれら先打ちパネルと後打ちパネルとを互いに接合するための接合金物を着脱自在に保持し、上記鉄筋篭を備えた先打ちパネルに剥離可能に固着される地中壁の打ち継ぎ部形成具であって、
    前記接合金物は、波形鉄板であり、その波形が前記地中壁の深さ方向に連続するように保持されることを特徴とする地中壁の打ち継ぎ部形成具。
  2. 前記波形鉄板は、前記先打ちパネル側と前記後打ちパネル側とに突出されることを特徴とする請求項1に記載の地中壁の打ち継ぎ部形成具。
  3. 前記波形鉄板は、これを前記先打ちパネルおよび前記後打ちパネルに定着させる定着部を有し、該先打ちパネルと該後打ちパネルとを強固に連結するシアコネクタとして機能するよう構成されていることを特徴とする請求項2に記載の地中壁の打ち継ぎ部形成具。
  4. 2枚の前記波形鉄板が、波形の面が互いに向かい合うように設けられていることを特徴とする請求項1〜3いずれかの項に記載の地中壁の打ち継ぎ部形成具。
  5. 前記2枚の波形鉄板は、前記波形の面の凹部と凹部が向かい合い、前記波形の面の凸部と凸部が向かい合うように設けられていることを特徴とする請求項4に記載の地中壁の打ち継ぎ部形成具。
  6. 前記接合金物には、前記先打ちパネルと前記後打ちパネルとの打ち継ぎ部に位置させて、当該打ち継ぎ部の止水をする止水部材が設けられており、
    前記地中壁の打ち継ぎ部形成具には、前記先打ちパネル用削孔内に、後打ちパネル用削孔側に面して配置される剥離用ベース板と、該剥離用ベース板の先打ちパネル用削孔側に配置され、前記接合金物の他端を収納する収納部とが設けられており、
    前記止水部材は、前記接合金物と前記収容部との間に位置して該収容部へのコンクリートの流入を阻止するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5いずれかの項に記載の地中壁の打ち継ぎ部形成具。
  7. 請求項1〜6いずれかの項に記載の地中壁の打ち継ぎ部形成具は、前記先打ちパネルと前記後打ちパネルの打ち継ぎ部に配設され、前記接合金物の一端を該先打ちパネルに埋設するときには当該先打ちパネルに固着され、該接合金物の他端を該後打ちパネルに埋設するときには該接合金物から離脱しつつ該先打ちパネルから剥離されることを特徴とする地中壁の打ち継ぎ部形成具。
  8. 請求項1〜7いずれかの項に記載の地中壁の打ち継ぎ部形成具は、前記接合金物を、その一端を先打ちパネル用削孔内に露出させかつ他端をその内部に収納した状態で保持することを特徴とする地中壁の打ち継ぎ部形成具。
  9. 請求項6に記載の地中壁の打ち継ぎ部形成具は、前記収納部と前記剥離用ベース板との間に該剥離用ベース板から前記先打ちパネル用削孔側に突出させて、前記先打ちパネルに前記後打ちパネルを係合させる係合凹部を形成する凸部材を備えていることを特徴とする地中壁の打ち継ぎ部形成具。
  10. 請求項8に記載の地中壁の打ち継ぎ部形成具は、これと前記先打ちパネル用削孔との間隙からコンクリートが流れ出すのを阻止する堰部材を備えていることを特徴とする地中壁の打ち継ぎ部形成具。
  11. 請求項1〜10いずれかの項に記載の地中壁の打ち継ぎ部形成具は、前記先打ちパネル用削孔から上方へ突出された上端部が吊り下げ治具で吊られて、当該先打ちパネル用削孔内に支持されることを特徴とする地中壁の打ち継ぎ部形成具。
  12. 鉄筋篭を備えた地中壁の先打ちパネルおよび鉄筋篭を備えた地中壁の後打ちパネルそれぞれにその両端が埋設されてこれら先打ちパネルと後打ちパネルとを互いに接合するための波形鉄板を、その波形が前記地中壁の深さ方向に連続するように、打ち継ぎ部形成具に着脱自在に保持するステップと、
    上記打ち継ぎ部形成具を上記鉄筋篭を備えた先打ちパネルに、上記波形鉄板の一端を埋設しつつ固着させて、当該先打ちパネルを構築する第2ステップと、
    上記打ち継ぎ部形成具を上記波形鉄板から離脱させつつ上記先打ちパネルから剥離する第3ステップと、
    上記波形鉄板の他端を埋設しつつ上記鉄筋篭を備えた後打ちパネルを構築する第4ステップと、
    を備えたことを特徴とする地中壁の打ち継ぎ部施工方法。
  13. 前記第2ステップでは、掘削した先打ちパネル用削孔内の前記後打ちパネルとの打ち継ぎ部に前記打ち継ぎ部形成具を配置し、その後上記先打ちパネル用削孔内に先打ちパネル構築用コンクリートを打設し、
    前記第3ステップでは、掘削した後打ちパネル用削孔側から前記打ち継ぎ部形成具を剥離して上記波形鉄板の他端を該後打ちパネル用削孔内に露出させ、
    前記第4ステップでは、上記後打ちパネル用削孔内に後打ちパネル構築用コンクリートを打設することを特徴とする請求項12に記載の地中壁の打ち継ぎ部施工方法。
JP2006347378A 2006-12-25 2006-12-25 地中壁の打ち継ぎ部形成具および地中壁の打ち継ぎ部施工方法 Expired - Fee Related JP4079191B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006347378A JP4079191B2 (ja) 2006-12-25 2006-12-25 地中壁の打ち継ぎ部形成具および地中壁の打ち継ぎ部施工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006347378A JP4079191B2 (ja) 2006-12-25 2006-12-25 地中壁の打ち継ぎ部形成具および地中壁の打ち継ぎ部施工方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002151423A Division JP3982327B2 (ja) 2002-05-24 2002-05-24 地中壁の打ち継ぎ部形成具および地中壁の打ち継ぎ部施工方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007113390A JP2007113390A (ja) 2007-05-10
JP4079191B2 true JP4079191B2 (ja) 2008-04-23

Family

ID=38095833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006347378A Expired - Fee Related JP4079191B2 (ja) 2006-12-25 2006-12-25 地中壁の打ち継ぎ部形成具および地中壁の打ち継ぎ部施工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4079191B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102058507B1 (ko) * 2019-07-09 2019-12-23 엘티삼보 주식회사 워터스탑 스크래퍼 및 이를 이용한 워터스탑 시공법

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009019370A (ja) * 2007-07-10 2009-01-29 Ohbayashi Corp 地中壁の打ち継ぎ構造、地中壁の打ち継ぎ部形成具、地中壁の打ち継ぎ部施工方法
JP4866803B2 (ja) * 2007-07-10 2012-02-01 株式会社大林組 地中壁の打ち継ぎ部形成具、地中壁の打ち継ぎ部施工方法
JP2009293222A (ja) * 2008-06-03 2009-12-17 Ohbayashi Corp 打ち継ぎ部形成具、地中壁の打ち継ぎ部の施工方法
KR101318202B1 (ko) * 2013-02-08 2013-10-15 삼보이엔씨 주식회사 지수블록을 이용한 워터스탑 시공법
JP6634855B2 (ja) * 2016-02-02 2020-01-22 住友ゴム工業株式会社 走行ドラムの製造方法及び走行ドラム
KR102216504B1 (ko) * 2020-07-10 2021-02-17 엘티삼보 주식회사 지중연속벽 형성을 위한 워터스탑 시공시 이용되는 지수블록 조립체 및 이를 이용한 지중연속벽 시공 방법
KR102351891B1 (ko) * 2021-10-26 2022-01-18 엠씨씨건설 주식회사 내진 지하연속벽을 위한 연결블록

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102058507B1 (ko) * 2019-07-09 2019-12-23 엘티삼보 주식회사 워터스탑 스크래퍼 및 이를 이용한 워터스탑 시공법

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007113390A (ja) 2007-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010242318A (ja) 打継ぎ冶具、地中壁の打継ぎ部施工方法
JP2007113390A (ja) 地中壁の打ち継ぎ部形成具および地中壁の打ち継ぎ部施工方法
JP3982327B2 (ja) 地中壁の打ち継ぎ部形成具および地中壁の打ち継ぎ部施工方法
JP3867197B2 (ja) 地中壁の打ち継ぎ部施工方法、並びに地中壁の打ち継ぎ部形成具撤去装置
KR100912859B1 (ko) 콘크리트타설을 위한 마감부재의 콘크리트 누출방지용차단판
JPS5985021A (ja) 地下連続壁工法及びその工法に使用する装置
JP4866803B2 (ja) 地中壁の打ち継ぎ部形成具、地中壁の打ち継ぎ部施工方法
JP4893391B2 (ja) 鋼管矢板の腹起こし材、腹起こし、腹起こしを用いた鋼管矢板及びその施工方法
JP2020125661A (ja) 地中連続壁の継手構造、及び地中連続壁の施工方法
JP2009019370A (ja) 地中壁の打ち継ぎ構造、地中壁の打ち継ぎ部形成具、地中壁の打ち継ぎ部施工方法
KR100418826B1 (ko) 프리캐스트 콘크리트 암거의 피씨강선 연속화를 통한접합력 증대방법
JP2009293222A (ja) 打ち継ぎ部形成具、地中壁の打ち継ぎ部の施工方法
JP2003214086A (ja) 鋼矢板立坑のシールド掘進用土留め施工方法、及びシールド掘進用鋼矢板
JP2009203715A (ja) コンクリート壁の隙間の防水シール部材と防水シール方法
JP2650539B2 (ja) 地中連続壁の構築工法
JPH0421868Y2 (ja)
JP2002302939A (ja) 連続地中壁の打ち継ぎ部用スペーサ
JPH0828195A (ja) トンネルの覆工方法
KR102601493B1 (ko) 지하연속벽 연결부 결속용 조인트 및 이것을 이용한 지하연속벽 시공방법
JP7590287B2 (ja) 貫入杭の施工方法、掘削装置接続用治具、および杭打設装置
JP2840024B2 (ja) 縦孔の形成方法
JP5317932B2 (ja) 雄継手用防護材と鋼製部材および地中連続壁の施工方法並びに雄継手用防護材の建て込み方法
JP2007277975A (ja) ソイルセメント柱列壁用の芯材の建込み治具およびこの建込み治具を使用したソイルセメント柱列壁用の芯材の建込み方法
JPH0352816Y2 (ja)
JP2570599Y2 (ja) 連続地中壁構築用仕切板構造

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071023

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080128

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4079191

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140215

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees