JP4097247B2 - トナー収容容器及び現像装置 - Google Patents
トナー収容容器及び現像装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4097247B2 JP4097247B2 JP2001387974A JP2001387974A JP4097247B2 JP 4097247 B2 JP4097247 B2 JP 4097247B2 JP 2001387974 A JP2001387974 A JP 2001387974A JP 2001387974 A JP2001387974 A JP 2001387974A JP 4097247 B2 JP4097247 B2 JP 4097247B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- toner
- opening
- supply port
- container
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、トナーが収容されるトナー収容容器及び現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータやワークステーションの出力装置として、粉体の現像剤(トナー)を用いて記録媒体に画像を形成する電子写真方式の画像形成装置が知られている。このような画像形成装置としては、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービームプリンタやLEDプリンタ)、ファクシミリ装置などが挙げられる。
【0003】
上記した画像形成装置には、静電潜像が形成される感光ドラムや、この感光ドラムに形成された静電潜像にトナーを供給する現像装置などが備えられている。また、画像形成装置には、感光ドラムを一様に帯電する帯電器や、感光ドラムに残留したトナーを除去するクリーニング装置なども備えられている。
【0004】
現像装置は、一般に、トナーが収容されるトナー収容容器(トナー収容室)と、このトナー収容容器に収容されたトナーが供給(搬送)されてくる現像部とに大別される。トナー収容容器と現像部は互いに隣接して配置されている。現像部には、感光ドラムに近接して配置された現像スリーブや、トナー収容容器から搬送されてきたトナーを現像スリーブに向けて撹拌しながら搬送する撹拌部材が組み込まれている。この撹拌部材によって搬送されたトナーは現像スリーブに到達し、これにより現像スリーブから感光ドラムにトナーが供給される。
【0005】
ところで、上記した感光ドラムや現像装置などを一体的に組み込んだプロセスカートリッジが着脱自在に装着された画像形成装置もある。このプロセスカートリッジでは、トナー収容容器と現像部の境界部分に、トナー収容容器から現像部にトナーを供給するためのトナー供給口が形成されている。プロセスカートリッジが未使用の状態では、トナー供給口はフィルム状の部材で塞がれている。未使用のプロセスカートリッジを画像形成装置に装着する際に、フィルム状の部材が引き抜かれる。
【0006】
また、画像形成装置のなかには、プロセスカートリッジを採用せずに、現像装置を単体で組み込んだタイプのものもある。このタイプの画像形成装置では、現像装置に収容されたトナーを使い切ったときは、現像装置とは別体のトナー収容容器から現像装置にトナーを補給する。このトナー収容容器には、この内部からトナーを取り出すためのトナー供給口が形成されている。
【0007】
上述したプロセスカートリッジと同様に、トナー収容容器が未使用の状態では、トナー供給口はフィルム状の部材で塞がれている。未使用のトナー収容容器から現像装置にトナーを補給する際に、フィルム状の部材が引き抜かれる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述したようにフィルム状部材を引き抜く際に、トナー収容容器の内部のトナーがフィルム状部材に付着して落下したり飛散したりすることがある。このようにトナーが飛散等した場合、画像形成装置やユーザがトナーで汚されるという問題がある。
【0009】
本発明は、上記事情に鑑み、フィルム状部材に付着したトナーが落下したり飛散したりすることを防止したトナー収容容器及び現像装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明のトナー収容容器は、トナーが収容されると共にこの収容されたトナーを供給するためのトナー供給口が形成されたトナー収容容器において、
(1)収容されたトナーを前記トナー供給口から所定の現像部に供給する際には取り除かれる、前記トナー供給口を塞ぐ第1のフィルム状部材と、
(2)該第1のフィルム状部材が取り除かれる際に、該第1のフィルム状部材のうちトナーが付着した部分を覆いながら該第1のフィルム状部材と共に取り除かれる第2のフィルム状部材とを備えたことを特徴とするものである。
【0011】
ここで、
(3)前記トナー供給口は、所定の開口部の近傍から該開口部に遠ざかる方向に延びる長方形状のものであり、
(4)前記第1のフィルム状部材は、前記トナー供給口を覆う覆い部と、この覆い部のうち前記開口部とは反対側の部分から連続して前記開口部に向かって延びる共に前記覆い部を挟んだ前記トナー供給口とは反対の側を延びる延長部とを有するものであって、かつ、該延長部の先端部が前記開口部を通り抜けてその外部に飛出たものであり、
(5)前記第2のフィルム状部材は、前記延長部を挟んだ前記覆い部とは反対の側に配置されたものであって、その先端部が前記開口部を通り抜けてその外部に飛出たものであってもよい。
【0012】
さらに、
(6)前記第2のフィルム状部材は、その幅が、前記第1のフィルム状部材の幅よりも広いものであり、
(7)前記開口部は、その幅が、前記第2のフィルム状部材の幅よりも狭く、かつ、前記第1のフィルム状部材の幅よりも広いものであり、
(8)前記第1及び前記第2のフィルム状部材双方の前記先端部を同時に引っ張りながらこれらフィルム状部材を前記開口部から引き抜く際に、前記第2のフィルム状部材が前記第1のフィルム状部材を包むように折り曲げられてもよい。
【0013】
さらにまた、
(9)前記第2のフィルム状部材は、その幅が、前記第1のフィルム状部材の幅と略同じものであり、
(10)前記第1及び前記第2のフィルム状部材双方の前記先端部を同時に引っ張りながらこれらフィルム状部材を前記開口部から引き抜く際に、前記第2のフィルム状部材が前記第1のフィルム状部材に重なることにより、前記第1のフィルム状部材のうちトナーが付着した部分を前記第2のフィルム状部材が覆ってもよい。
【0014】
さらにまた、
(11)前記第2のフィルム状部材は、前記第1のフィルム状部材を覆う部分に粘着層が形成されたものであってもよい。
【0015】
さらにまた、
(12)前記第2のフィルム状部材は、前記第1のフィルム状部材に連続して一体的に形成されたものであってもよい。
【0016】
また、上記目的を達成するための本発明の現像装置は、像担持体に形成された静電潜像を現像するための現像部と、該現像部に供給されるトナーが収容されるトナー収容容器とを備えた現像装置において、
(13)前記トナー収容容器は、上記したいずれかのトナー収容容器であることを特徴とするものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
[第1実施形態]
【0018】
図1から図5までを参照して、本発明の第1実施形態を説明する。
【0019】
図1は、第1実施形態の現像装置が組み込まれたプロセスカートリッジを示す模式図である。図2は、図1のプロセスカートリッジの斜視図である。図3は、フィルム状部材を示す平面図である。図4は、図3のフィルム状部材が取り付けられた現像装置の内部を模式的に示す平面図である。図5(a)は、図4の現像装置の開口部を内側から示す側面であり、(b)は、(a)のB―B断面図である。
【0020】
プロセスカートリッジ10には、図1に示すように、原稿に記録された画像の情報を担持する光(一点鎖線A)が照射される感光ドラム12や、この感光ドラム12を一様に帯電する帯電器14などが組み込まれている。帯電器14によって一様に帯電された感光ドラム12に光が照射され、これにより、感光ドラム12に静電潜像が形成される。
【0021】
また、プロセスカートリッジ10には、感光ドラム12に形成された静電潜像を現像する現像装置20も組み込まれている。感光ドラム12に形成された静電潜像は、現像装置20から供給されたトナーで現像されて現像像が形成される。なお、プロセスカートリッジ10には、感光ドラム12に残留したトナーを除去するクリーニング装置16も組み込まれている。上記のようなプロセスカートリッジ10は、複写機(図示せず)などの画像形成装置の内部に着脱自在に装着される。
【0022】
上記の現像装置20は、感光ドラム12に近接して配置された現像スリーブ(現像ローラ)22を備えている。現像スリーブ22には、直流と交流が重畳されたバイアス電圧がバイアス電源(図示せず)によって印加されている。現像スリーブ22とその内部のマグネットローラ24とによって現像スリーブ22の表面にトナーが穂状に形成されて付着し、この付着したトナーが感光ドラム12に供給される。
【0023】
現像スリーブ22を挟んで感光ドラム12とは反対側には、矢印D方向に回転するトナー撹拌器26が配置されている。トナー撹拌器26が矢印D方向に回転することによりトナーが撹拌されながら現像スリーブ22に搬送される。なお、現像スリーブ22の近傍には、現像スリーブ22の表面に形成された穂状のトナーの高さを規制するドクターブレード28が固定されている。上記した現像スリーブ22やトナー撹拌器26が配置されている室(空間)が、現像部30である。
【0024】
現像装置20には、現像部30に隣接して、トナー42が収容されたトナー収容容器40が形成されている。トナー収容容器40には、中心軸44aを中心にして矢印E方向に回転する撹拌部材44が配置されている。この撹拌部材44が矢印E方向に回転することにより、トナー収容容器40に収容されているトナー42が撹拌されながらトナー撹拌器26に向けて搬送される。
【0025】
トナー収容容器40のうち、現像部30に隣接する部分には、トナー42を現像部30に供給するためのトナー供給口46が形成されている。トナー供給口46は、中心軸44aに平行な方向(図1の紙面に垂直な方向)に延びる細長い長方形状のものである。トナー供給口46は、プロセスカートリッジ10が未使用の状態では、薄いフィルム状部材50で塞がれている。このため、プロセスカートリッジ10を輸送するときなどは、トナー収容容器40にトナー42が収容されたままであり、トナー収容容器40から現像部30にトナー42が移動できない。
【0026】
複写機(図示せず)等の画像形成装置にプロセスカートリッジ10を装着したときにはフィルム状部材50を取り除き、トナー42がトナー収容容器40から現像部30に供給されるようにする。フィルム状部材50を取り除けるようにするために、図2に示すように、フィルム状部材50の一端部50aがプロセスカートリッジ10の開口部48から飛出ている(露出している)。プロセスカートリッジ10を画像形成装置に装着した後、上記の一端部50aを引っ張ることによりフィルム状部材50が取り除かれる。これにより、トナー42をトナー収容容器40から現像部30に供給できることとなる。
【0027】
フィルム状部材50について説明する。
【0028】
図3に示すように、フィルム状部材50は、第1のフィルム状部材(第1シート)60と第2のフィルム状部材(第2シート)70から構成されている。第1のフィルム状部材60は、トナー供給口46(図1参照)の幅よりも広い幅W1をもつ。また、第1のフィルム状部材60の長さは、トナー供給口46の長さの2.2〜3.0倍程度である。
【0029】
第2のフィルム状部材70の幅W2は、第1のフィルム状部材60の幅W1よりも広く、ここでは、幅W1の1.2〜1.5倍程度である。また、第2のフィルム状部材70の先端部70a(斜線部)の幅W1は、第1のフィルム状部材60の幅W1と同じである。第2のフィルム状部材70の後端部には丸孔72が形成されている。なお、第2のフィルム状部材70では、先端部70aから中央部に向けて緩やかなテーパが形成されている。
【0030】
第1のフィルム状部材60の先端部60a(斜線部)と第2のフィルム状部材70の先端部70aは結合されて一体となっており、この一体となった部分がフィルム状部材50の先端部50aとなっている。この先端部50aは、上述したように、開口部48から飛出ている。
【0031】
第1のフィルム状部材60と第2のフィルム状部材70は、図4に示すように、折り曲げられてプロセスカートリッジ10に取り付けられている。第1のフィルム状部材60は、トナー供給口46を覆う覆い部62を有する。この覆い部62の周縁部は熱と圧力によってトナー供給口46の周縁部(トナー収容容器40の壁)に溶着されており、この覆い部62によってトナー供給口46が塞がれている。
【0032】
覆い部62は、トナー供給口46のうち開口部48の近傍部分に端部が位置している。覆い部62のうち開口部48とは反対側の部分(折れ曲がり部)63が折れ曲がっており、この折れ曲がり部63からは、これに連続して延長部64が開口部48に向かって延びている。延長部64は、覆い部62を挟んだトナー供給口46とは反対の側をトナー供給口46に並行に延びている。延長部64の先端部が開口部48を通り抜けてその外部に飛出ており、この先端部が第1のフィルム状部材60の先端部60aとなっている。
【0033】
第2のフィルム状部材70は、延長部64を挟んだ覆い部62とは反対の側に配置されている。第2のフィルム状部材70の先端部70aは、上述したように、開口部48を通り抜けてその外部に飛出ている。第2フィルム状部材70の後端部には、上述したように、丸孔72(図3参照)が形成されており、この丸孔72は、プロセスカートリッジ10の筐体11に形成された爪11aに着脱自在に掛け止められている。
【0034】
第2のフィルム状部材70の長手方向中央部73は、第1フィルム状部材60と同様に、折り曲げられている。従って、第2のフィルム状部材70は、先端部70aから中央部73までが延長部64の近傍をトナー供給口46に並行に延びて中央部73で折れ曲がっており、この中央部73から後端部までが、第1のフィルム状部材60を挟んでトナー供給口46とは反対の側をトナー供給口46に並行に延びている。なお、開口部48には、互いに向き合った2つのスポンジ80,82が配置されている。この2つのスポンジ80,82の圧力によって開口部48が塞がれている。
【0035】
開口部48は、図5(b)に示すように、プロセスカートリッジ10の内側(図5(b)の紙面の左側)から外側(図5(b)の紙面の右側)に向けてスロープ状に狭くなっている。開口部48の入口部分(プロセスカートリッジ10の内側に位置する部分)の幅W3は、第2のフィルム状部材70の後端部の幅W2の1.1〜1.3倍程度である。開口部48の出口部分(プロセスカートリッジ10の外側に位置する部分)の幅W4は、第2のフィルム状部材70の先端部70aの幅W1の1.1〜1.3倍程度であって、幅W2よりも狭い。
【0036】
開口部48の横断面形状は、図5(a)に示すように、湾曲している。開口部48の横断面形状うち第1のフィルム状部材60の側の形状の曲率は、第2のフィルム状部材70の側の形状の曲率よりも小さい。しかも、開口部48の横断面の面積は、プロセスカートリッジ10の内側から外側に向かうほど徐々に狭くなっている。また、開口部48の内壁面のうち幅W4に相当する部分には、フィルム状部材50が引き抜かれるときに押し付けられる凸状の押し付け部80が形成されている。
【0037】
フィルム状部材50が開口部48を通して引き抜かれるときは、開口部48の横断面形状の曲率及び押し付け部80によって、第2のフィルム状部材70の幅方向両端部が、図5(a)に示すように折り曲げられる。この結果、第1のフィルム状部材60の覆い部62うちトナー収容容器40の内部に向き合っている面(部分)にトナー42が付着しても、この面が開口部48を通過する際に第2のフィルム状部材70に包まれて覆われる。この結果、第1のフィルム状部材60に付着したトナー42が落下したり飛散したりしない。このため、ユーザやその周辺が、フィルム状部材50を取り除く際にトナー42で汚れない。
[第2実施形態]
【0038】
図6から図8までを参照して、本発明の第2実施形態を説明する。
【0039】
図6は、第2実施形態の現像装置が組み込まれたプロセスカートリッジを示す模式図である。図7は、フィルム状部材を示す平面図である。図8は、図7のフィルム状部材が取り付けられた現像装置の内部を模式的に示す平面図である。これらの図では、図1から図5までに示された構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
【0040】
プロセスカートリッジ90の基本的構成は、第1実施形態のプロセスカートリッジ10の基本的構成と同様である。しかし、現像装置100の構造が第1実施形態の現像装置20の構造とは異なる。
【0041】
現像装置100には、トナー収容容器40(図1参照)とは異なる構造のトナー収容容器110が形成されている。トナー収容容器110には、2つのトナー供給口112,114が形成されており、このうちトナー供給口112が、トナー供給口46に相当する。2つのトナー供給口112,114は、図6の紙面に垂直方向に延びる細長い長方形状のものである。これら2つのトナー供給口112,114は、プロセスカートリッジ90が未使用の状態ではフィルム状部材120で塞がれている。
【0042】
フィルム状部材120の長さは、トナー供給口112の長さの4.5〜5.0倍ほどである。フィルム状部材120の幅方向の周縁部には、トナー収容容器110の壁面にフィルム状部材120を粘着させる粘着層122(斜線部分)が形成されている。また、フィルム状部材120の先端部120aにも粘着層124(斜線部分)が形成されている。さらに、フィルム状部材120のうち、粘着層124からトナー供給口112の長さ程度離れた部分にも、粘着層126(斜線部分)が形成されている。また、フィルム状部材120の後端部120bには丸孔128が形成されている。
【0043】
フィルム状部材120の粘着層124,126は、トナー供給口112の周縁部の壁面102,104に粘着されている。粘着層122のうち、粘着層124と粘着層126に挟まれた部分も、トナー供給口112の周縁部の壁面に粘着されている。即ち、フィルム状部材120のうち粘着層124から粘着層126までの部分は、トナー供給口112に並行に延びている。このように粘着層124等がトナー供給口112の周縁部の壁面に粘着されることにより、トナー供給口112は塞がれている。
【0044】
フィルム状部材120のうち粘着層126よりもやや後端部120bの側の部分(第1折り曲げ部130)において、フィルム状部材120は、開口部48に向かう方向に折り曲げられている。折り曲げられた部分は開口部48を通り抜けて10mm〜40mmほど外部に飛出ている。この飛出た部分は第2折り曲げ部132で折り曲げられて、開口部48を通り抜けて現像装置100の内部に再び入り込んでいる。
【0045】
この入り込んだ部分は、トナー供給口112に並行に第1折り曲げ部130の近傍まで延びており、トナー供給口112の長さよりもやや長い。この入り込んだ部分は、第1折り曲げ部130の近傍の第3折り曲げ部132において、トナー供給口112から離れるように折り曲げられている。この折り曲げられた部分の後端部は後端部120bに相当する。第3折り曲げ部132から後端部120bまでの部分はトナー供給口114を塞ぐように配置されているが、図8に示すように、完全には塞いでいない。後端部120bに形成された丸孔128には、壁面に形成されたボス部(突起)140が差し込まれており、これにより、後端部120bが壁面に位置決めされて固定されている。なお、開口部48はスポンジ106の圧力によって塞がれている。
【0046】
フィルム状部材120を引き抜くときは、第2折り曲げ部132の近傍部分を開口部48から離すように徐々に引く。これにより、粘着層122同士が貼り合わされながら重なり、粘着層124,126が壁面102,104から剥がされる。従って、フィルム状部材120のうちトナー収容容器110の内部に向き合っている面(部分)にトナー42が付着しても、この面が開口部48を通過する際にフィルム状部材120の他の部分に重なって覆われる。この結果、フィルム状部材120に付着したトナーが落下したり飛散したりしない。このため、ユーザやその周辺が、フィルム状部材120を取り除く際にトナーで汚れない。
【0047】
また、第1及び第2実施形態のようなフィルム状部材を用いて、トナーの飛散等を防止することにより、トナーによる汚れを気にするユーザの精神的苦痛やストレスを大幅に低減できる。さらに、顧客満足度の観点からも非常に優れたプロセスカートリッジや現像装置を提供できる。さらにまた、このような効果を比較的簡易な構成で得られる。
【0048】
なお、上記した例では、プロセスカートリッジに組み込まれた現像装置のトナー収容容器にフィルム状部材を取り付けた例を説明したが、単体の現像装置にフィルム状部材を取り付けても良い。また、単体のトナー収容容器にフィルム状部材を取り付けてもよい。これらの場合であっても、上記と同様の効果を奏する。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のトナー収容容器では、第1のフィルム状部材が取り除かれる際には、第1のフィルム状部材のうちトナーが付着した部分を第2のフィルム状部材が覆うので、第1のフィルム状部材に付着したトナーが落下したり飛散したりすることが無い。このため、ユーザやその周辺がトナーで汚れない。
【0050】
ここで、前記トナー供給口は、所定の開口部の近傍から該開口部に遠ざかる方向に延びる長方形状のものであり、前記第1のフィルム状部材は、前記トナー供給口を覆う覆い部と、この覆い部のうち前記開口部とは反対側の部分から連続して前記開口部に向かって延びる共に前記覆い部を挟んだ前記トナー供給口とは反対の側を延びる延長部とを有するものであって、かつ、該延長部の先端部が前記開口部を通り抜けてその外部に飛出たものであり、前記第2のフィルム状部材は、前記延長部を挟んだ前記覆い部とは反対の側に配置されたものであって、その先端部が前記開口部を通り抜けてその外部に飛出たものである場合は、第1のフィルム状部材及び第2のフィルム状部材双方の先端部を同時に引っ張ることにより、第2のフィルム状部材で第1のフィルム状部材を覆いながら、この第1のフィルム状部材をトナー供給口から取り除ける。従って、簡易な手順で、しかも、トナーを飛散させずに第1のフィルム状部材を取り除けることとなる。
【0051】
さらに、前記第2のフィルム状部材は、その幅が、前記第1のフィルム状部材の幅よりも広いものであり、前記開口部は、その幅が、前記第2のフィルム状部材の幅よりも狭く、かつ、前記第1のフィルム状部材の幅よりも広いものであり、前記第1及び前記第2のフィルム状部材双方の前記先端部を同時に引っ張りながらこれらフィルム状部材を前記開口部から引き抜く際に、前記第2のフィルム状部材が前記第1のフィルム状部材を包むように折り曲げられる場合は、第1のフィルム状部材のうちトナーが付着した部分が第2のフィルム状部材によっていっそう確実に覆われる。従って、トナーの落下や飛散がいっそう確実に防止される。
【0052】
さらにまた、前記第2のフィルム状部材は、その幅が、前記第1のフィルム状部材の幅と略同じものであり、前記第1及び前記第2のフィルム状部材双方の前記先端部を同時に引っ張りながらこれらフィルム状部材を前記開口部から引き抜く際に、前記第2のフィルム状部材が前記第1のフィルム状部材に重なることにより、前記第1のフィルム状部材のうちトナーが付着した部分を前記第2のフィルム状部材が覆う場合は、第1のフィルム状部材のうちトナーが付着した部分が第2のフィルム状部材によっていっそう確実に覆われる。従って、トナーの落下や飛散がいっそう確実に防止される。
【0053】
さらにまた、前記第2のフィルム状部材は、前記第1のフィルム状部材を覆う部分に粘着層が形成されたものである場合は、粘着層によって第1のフィルム状部材と第2のフィルム状部材が互いに結合するので、トナーの落下や飛散をいっそう確実に防止できる。
【0054】
さらにまた、前記第2のフィルム状部材は、前記第1のフィルム状部材に連続して一体的に形成されたものである場合は、第1及び第2のフィルム状部材が一体的に形成されているので、これらを作製し易い。
【0055】
また、本発明の現像装置によれば、第1のフィルム状部材が取り除かれる際には、第1のフィルム状部材のうちトナーが付着した部分を第2のフィルム状部材が覆うので、第1のフィルム状部材に付着したトナーが落下したり飛散したりすることが無い。このため、ユーザがその周辺がトナーで汚れない。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の現像装置が組み込まれたプロセスカートリッジを示す模式図である。
【図2】図1のプロセスカートリッジの斜視図である。
【図3】フィルム状部材を示す平面図である。
【図4】図3のフィルム状部材が取り付けられた現像装置の内部を模式的に示す平面図である。
【図5】(a)は、図4の現像装置の開口部を内側から示す側面であり、(b)は、(a)のB―B断面図である。
【図6】第2実施形態の現像装置が組み込まれたプロセスカートリッジを示す模式図である。
【図7】フィルム状部材を示す平面図である。
【図8】図7のフィルム状部材が取り付けられた現像装置の内部を模式的に示す平面図である。
【符号の説明】
20,100 現像装置
30 現像部
40,110 トナー収容容器
42 トナー
46 トナー供給口
50,120 フィルム状部材
60 第1のフィルム状部材
62 覆い部
64 延長部
70 第2のフィルム状部材
122,124,126 粘着層
Claims (5)
- トナーが収容されると共にこの収容されたトナーを供給するためのトナー供給口が形成されたトナー収容容器において、
収容されたトナーを前記トナー供給口から供給する際には、前記トナー収容容器に形成された開口部から引き抜かれるものであって、且つ、前記トナー供給口を覆う覆い部と、この覆い部のうち前記開口部とは反対側の部分から連続して前記開口部に向かって延びる共に前記覆い部を挟んだ前記トナー供給口とは反対の側を延びる延長部とを有し、該延長部の先端部が前記開口部を通り抜けて容器の外部に飛び出た第1のフィルム状部材と、
該第1のフィルム状部材が引き抜かれる際に、該第1のフィルム状部材のうちトナーが付着した部分を覆いながら該第1のフィルム状部材と共に取り除かれるものであって、且つ、前記延長部を挟んだ前記覆い部とは反対の側に配置されると共にその先端部が前記開口部を通り抜けて容器の外部に飛び出た第2のフィルム状部材とを備え、
前記開口部は、
その幅が、前記第2のフィルム状部材の幅よりも狭く、かつ、前記第1のフィルム状部材の幅よりも広いものであり、
その横断面形状は、前記第1のフィルム状部材の側の形状の曲率が、前記第2のフィルム状部材の側の形状の曲率よりも小さいものであって、その容器の内側から外側に向かう形状は、外側に向かうほど徐々に狭くなったものであり、
前記第1及び前記第2のフィルム状部材双方の前記先端部を同時に引っ張りながら、これらフィルム状部材を引き抜く際に、前記開口部の形状によって、前記第2のフィルム状部材が前記第1のフィルム状部材を包むように折り曲げられることを特徴とするトナー収容容器。 - 前記第2のフィルム状部材は、
その幅が、その先端部において前記第1のフィルム状部材の幅と略同じものであり、
その先端部から中央部に向けて緩やかなテーパが形成されて前記開口部より広くなっており、前記第1及び第2フィルム状部材を前記開口部から引き抜く際に、前記第2のフィルム状部材の前記開口部よりも広い部分が前記第1のフィルム状部材を包むように折り曲げられることを特徴とする請求項1に記載のトナー収容容器。 - 前記第2のフィルム状部材は、
前記第1のフィルム状部材を覆う部分に粘着層が形成されたものであることを特徴とする請求項1又は2に記載のトナー収容容器。 - 前記第2のフィルム状部材は、
前記第1のフィルム状部材に連続して一体的に形成されたものであることを特徴とする請求項1、2、又は3に記載のトナー収容容器。 - 像担持体に形成された静電潜像を現像するための現像部と、該現像部に供給されるトナーが収容されるトナー収容容器とを備えた現像装置において、
前記トナー収容容器は、
請求項1から4までのうちのいずれか一項に記載のトナー収容容器であることを特徴とする現像装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001387974A JP4097247B2 (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | トナー収容容器及び現像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001387974A JP4097247B2 (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | トナー収容容器及び現像装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003186290A JP2003186290A (ja) | 2003-07-03 |
| JP4097247B2 true JP4097247B2 (ja) | 2008-06-11 |
Family
ID=27596642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001387974A Expired - Fee Related JP4097247B2 (ja) | 2001-12-20 | 2001-12-20 | トナー収容容器及び現像装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4097247B2 (ja) |
-
2001
- 2001-12-20 JP JP2001387974A patent/JP4097247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2003186290A (ja) | 2003-07-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5039390B2 (ja) | プロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
| JPH1039603A (ja) | 現像ユニット及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
| JPH10282779A (ja) | 現像ユニット及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置及びトナーシール | |
| JP3037194B2 (ja) | プロセスカートリッジへのトナーの供給方法及び画像形成装置用プロセスカートリッジ | |
| US4969557A (en) | Toner cartridge | |
| JP4035384B2 (ja) | 現像剤補給容器 | |
| US20070206975A1 (en) | Toner container and toner loading method | |
| JP3281483B2 (ja) | 現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 | |
| JP3555102B2 (ja) | シール部材及び収納容器並びに該シール部材を有する容器 | |
| JP2002139904A (ja) | 現像装置及びプロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 | |
| JP3950504B2 (ja) | トナー容器 | |
| CN100419595C (zh) | 盒及用于将消耗品填充入盒中的方法 | |
| JP4609548B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び現像剤収容器 | |
| JP3071850B2 (ja) | 容器装置 | |
| JP2003186290A (ja) | トナー収容容器及び現像装置 | |
| JP2006337532A (ja) | 現像ローラカバーおよび現像カートリッジ | |
| JP6576101B2 (ja) | 現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 | |
| JP4596056B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び現像剤収容器 | |
| JP2004198822A (ja) | 駆動力伝達装置、および画像形成装置 | |
| JP4569651B2 (ja) | 現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置及び現像剤収容器 | |
| JP6701994B2 (ja) | トナー容器、及びトナー容器を備える画像形成装置 | |
| JPH09288413A (ja) | 現像装置及びプロセスカートリッジ | |
| JP5815047B2 (ja) | 現像剤収容室、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置 | |
| JP3984966B2 (ja) | 現像ユニット及びプロセスカートリッジ | |
| JP2000162857A (ja) | 現像ユニット及びプロセスカートリッジ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041220 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070302 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071114 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080115 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080310 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080310 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110321 Year of fee payment: 3 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |