JP4149607B2 - 移動無線端末装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、表示部に種々の利用設定や自装置の状態に関する情報を項目毎に表示し、この表示より項目を選択し、利用設定の変更や自装置の状態確認を行う移動無線端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、従来の移動無線端末装置では、アラーム機能や留守番電話機能といった種々の機能のON/OFF設定、着信音量や着信メロディの設定など、種々の利用設定の変更、あるいはバッテリ残量などの自装置の状態の確認を行う場合、上述の利用設定や状態確認に予め対応づけられたメニュー番号をユーザがキー入力部より入力することにより、利用設定の変更や状態の確認要求を受け付けるようにしている。
【0003】
しかしながら、このような従来の移動無線端末装置では、ユーザが予め、上記メニュー番号を記憶しておく必要があり、ユーザがメニュー番号を忘れると、その番号を探し当てるまでそのメニューが使用できないという問題があった。
【0004】
また、上述のようなメニュー番号の直接入力による手法の他に、メニューキーなどを押下して端末の状態をメニューモードに設定し、マルチファンクションキーなどの方向性を持ったキーを連続的に押下することにより所望のメニューを検索して選択することにより、上述したような利用設定の変更や装置の状態確認を行う手法もある。
【0005】
しかしながら、近時、携帯電話端末やPHS(Personal Handyphone System)端末等の移動無線端末装置では、多機能化が進んでいるため、多くのメニューが存在しており、多数のメニューが階層化により整理されているものの、あるユーザにとって利用頻度の高いメニューが深層にある場合もあり、この場合ユーザは、利用の度にスクロールキーなどを多数回押下することになるため、時間と手間がかかるという問題があった。
【0006】
迅速に利用設定の変更や状態確認を行うには、前述したように、対応するメニュー番号を覚えておけばよいが、多機能化によって桁数の増えたメニュー番号を覚えておくのは、もはや困難な状況にある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の移動無線端末装置では、迅速に利用設定の変更や状態確認を行うには、対応するメニュー番号を覚えておく必要があり、ユーザにとって過重な負担であるという問題があった。
【0008】
この発明は上記の問題を解決すべくなされたもので、利用頻度の高い、利用設定の変更や状態確認については、メニュー番号を覚えていなくても、迅速かつ容易に行うことが可能な移動無線端末装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、種々の利用設定や当該移動無線端末装置の状態に関する情報を表示手段に項目毎に表示し、ユーザがこの表示を視認して項目の選択を行うことにより、利用設定の変更や状態の確認を行う移動無線端末装置において、ユーザが項目を選択した回数を項目毎に集計する集計手段と、項目毎に優先順序の指定を行う優先指定手段と、ユーザより項目の表示要求があった場合に、優先指定手段で指定された順序で項目を表示し、これに次いで優先指定手段で指定されていない項目を集計手段の集計結果に基づく順序で表示する表示制御手段とを具備して構成するようにした。
【0010】
上記構成の移動無線端末装置では、ユーザより項目の表示要求があった場合に、指定された項目をその優先順序で優先的に表示し、これに次いでそれ以外の項目は過去にユーザが選択した回数の多い順序で表示するようにしている。
【0011】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、指定された項目については確実に優先的に指定された順序で表示されるので、例えば、利用回数は少ないが、利用するときには急を要するような項目に迅速かつ容易に対応でき、そしてこれに次いで、それ以外の項目は利用回数の多いものから表示を行うので、項目を重複表示することもなく、項目に予め対応づけた番号を覚えていなくても、迅速かつ容易に、利用回数の多い項目を選択して、利用設定の変更や状態確認を行うことができる。
【0012】
また、この発明では、表示制御手段が、優先指定手段で指定された項目が無い場合には、集計手段の集計結果に基づく順序で前記項目を表示することを特徴とする。
【0013】
したがって、この発明によれば、指定された項目が無い場合には、利用回数に準じた順序で項目が表示されるので、項目に予め対応づけた番号を覚えていなくても、迅速かつ容易に、利用回数の多い項目を選択がすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の一実施形態について説明する。
図1はこの発明の一実施形態に係わる移動無線端末装置の構成を示すもので、図2は上記移動無線端末装置の外観図である。
【0015】
移動無線端末装置は、アンテナ10と、通信部20と、表示部30と、音声入出力部40と、操作部50と、記憶部60と、制御部100とを備えている。
図示しない基地局から無線通話チャネルを介して送られた無線周波信号は、アンテナ10で受信されたのち通信部20に入力される。
【0016】
通信部20は、上記無線周波信号を、内蔵する周波数シンセサイザにて生成した局部発振信号とミキシングすることにより、中間周波信号に周波数変換する。
なお、上記局部発振信号の周波数は、後述の制御部100によって制御される。そして、通信部20は、このようにして得た中間周波信号に復調処理を施した後、復号化処理を施し、制御部100の指示に応じ自己宛ての信号を抽出する。
【0017】
音声入出力部40は、通信部20にて復号化処理され抽出された信号をアナログ通話信号に変換した後、内蔵するスピーカ41より拡声出力する。また、音声入出力部40は、マイクロホン42を備えており、このマイクロホン42を通じて入力された送話音声を符号化処理し、この符号化処理結果を、搬送波信号を変調するのに用いる。そして、この変調処理結果は通信部20に入力される。
【0018】
通信部20では、上記変調処理結果を前述の周波数シンセサイザで発生された送信局部発振信号とミキシングすることにより、制御部100により指示された無線チャネル周波数の無線周波信号に周波数変換する。そして、この無線周波信号は、所定の送信電力レベルに増幅された後、アンテナ10から基地局に向け送信される。
【0019】
表示部30は、液晶ディスプレイ(LCD)31を備え、自機の状態(各種モード設定状況や電波の受信状況)、時刻、着信先の電話番号などを表示するためのものである。
【0020】
また、操作部50は、テンキーやオンフックキー、オフフックキーなどの他に、スクロールキー51、numberキー52、ファンクション(F)キー53、確定キー54、メニューキー55などの種々の機能キーを備えたもので、ユーザがデータ入力や各種モード設定登録を行なうためのものである。
【0021】
記憶部60は、例えばROMやRAMなどの半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒体には制御部100の制御プログラムや、予めシステムより自機に割り当てられているIDデータ、各種設定情報などの種々制御データの他、短縮ダイヤルなどの着信先のダイヤルデータなどを記憶するもので、このほかに、メニューデータ記憶エリア60aを備える。
【0022】
メニューデータ記憶エリア60aは、図3に示すように、当該移動無線端末装置が備える種々の機能についての表示データを、それぞれ予め割り当てられたメニュー番号順に記憶するエリアである。
そして、各メニュー番号には、各機能の名称や内容を示す「メニュー表示内容」と、後述する「使用回数」および「優先指定」の各情報が対応づけられており、これらの情報がメニューデータ記憶エリア60aに記憶される。
【0023】
制御部100は、例えばマイクロコンピュータを主制御部として備えたもので、通信を行なうために上述の各部を制御する通常の機能に加え、その他の制御機能として、優先メニュー指定制御手段100aと、選択メニューカウント手段100bと、メニュー表示制御手段100cとを備える。
【0024】
優先メニュー指定制御手段100aは、メニューのうち、ユーザによって指定されたものに対して、ユーザが指定する優先順位を示す番号データを、そのメニュー番号に対応づけて、上記メニューデータ記憶エリア60aに記録する制御を行うものである。
【0025】
選択メニューカウント手段100bは、メニュー番号毎に、ユーザによって選択されたものの数をカウントして集計し、上記メニューデータ記憶エリア60aに記録する制御を行うものである。
【0026】
メニュー表示制御手段100cは、ユーザから、メニューの表示を行う要求があった場合に、上記メニューデータ記憶エリア60aに記憶される情報に基づいて、メニューの表示を行うものである。
【0027】
次に、上記構成の移動無線端末装置のメニュー表示に係わる処理について説明する。この処理は、制御部100によってなされ、待ち受け待機時に、繰り返し実行される。
【0028】
まず、ステップ4aでは、numberキー52が押下されたか否か監視する。ここで、numberキー52が押下された場合には、ステップ4bに移行し、一方、押下されない場合には、ステップ4cに移行する。
【0029】
ステップ4bでは、優先メニュー指定制御手段100aにより、優先メニューの指定処理が行われる。ここで例えば、メニュー番号21の「アラーム時刻設定」を1番の優先指定とする場合には、メニューキー55、テンキーの「2」キー、「1」キー、numberキー52、テンキーの「1」キーを、この順で押下する。
【0030】
すると、この入力を優先メニュー指定制御手段100aが受け付け、図3に示すように、メニュー番号21の「アラーム時刻設定」の優先指定のデータに「1」を記録し、当該処理を終了する。
【0031】
一方、ステップ4cでは、Fキー53が押下されたか否か監視する。ここで、Fキー53が押下された場合には、ステップ4kに移行し、一方、押下されない場合には、ステップ4dに移行する。
【0032】
ステップ4dでは、メニューキー55が押下されたか否か監視する。ここで、メニューキー55が押下された場合には、ステップ4eに移行し、一方、押下されない場合には、当該処理を終了する。
【0033】
ステップ4eでは、メニュー表示制御手段100cがメニューデータ記憶エリア60aに記憶される情報(図3参照)を参照し、優先指定が「1」のメニュー番号(図3では、メニュー番号21)の「メニュー表示内容」を、液晶ディスプレイ31に表示し、ステップ4fに移行する。この様子を、図5に示す。
【0034】
なお、ここで、優先指定されたメニューがない場合には、最も使用回数の多いメニュー番号に対応する「メニュー表示内容」を、液晶ディスプレイ31に表示する。
【0035】
ステップ4fでは、スクロールキー51の下方向が押下されたか否か監視する。ここで、スクロールキー51が押下された場合には、ステップ4gに移行し、一方、押下されない場合には、ステップ4fにて、スクロールキー51の下方向への押下を監視する。
【0036】
ステップ4gでは、メニュー表示制御手段100cがメニューデータ記憶エリア60aに記憶される情報(図3参照)を参照し、「メニュー表示内容」を液晶ディスプレイ31に表示する処理を行い、ステップ4hに移行する。
【0037】
この処理では、現在表示しているメニュー番号の次順の優先順位のメニュー番号の「メニュー表示内容」を、あるいは、次順の優先順位の指定が存在しない場合には、優先指定されたメニューを除くもののうち、最も使用回数の多いメニュー番号の「メニュー表示内容」を、あるいは優先指定がないものを表示している場合には、優先指定されたものを除いて、表示しているメニューに次いで使用回数の多いメニュー番号の「メニュー表示内容」を、液晶ディスプレイ31に表示する。
【0038】
したがって、例えば、メニューデータ記憶エリア60aに記憶される情報が、図3のようなものであった場合には、スクロールキー51の操作に応じて、図7に示すような順序で表示を行う。なお、使用回数が同数のものについては、メニュー番号が若い方を上位とする。
【0039】
このため、すでにメニュー番号21の「メニュー表示内容」が液晶ディスプレイ31に表示されていたとすると、次順としては、メニュー番号31に対応する「メニュー表示内容」が液晶ディスプレイ31に表示される。この様子を、図6に示す。
【0040】
ステップ4hでは、現在液晶ディスプレイ31に表示しているメニューに、確定するか否かを、確定キー54の押下を監視することにより判断する。ここで、確定キー54が押下された場合には、ステップ4iに移行し、一方、押下されない場合には、ステップ4fに再び移行して、スクロールキー51の下方向への押下を監視する。
【0041】
ステップ4iでは、選択メニューカウント手段100bが、現在液晶ディスプレイ31に表示しているメニューの使用回数の値に、1を加算し、ステップ4jに移行する。
ステップ4jでは、現在液晶ディスプレイ31に表示しているメニューを実行する。
【0042】
一方、ステップ4kでは、メニュー番号を受け付ける。例えば、メニュー番号21を指定する場合には、ステップ4cにて押下されたFキー53に続き、テンキーの「2」キー、「1」キーを順に入力する。
【0043】
ステップ4kにてメニュー番号の入力を受け付けると、ステップ4lに移行して、ここでメニュー表示制御手段100cがメニューデータ記憶エリア60aに記憶される情報を参照し、受け付けた番号をメニュー番号とするメニューの「メニュー表示内容」を、液晶ディスプレイ31に表示し、ステップ4hに移行する。
【0044】
以上のように、上記構成の移動無線端末装置では、メニュー毎に、その使用回数をカウントしておき、次回、メニューの表示要求があった場合に、上記使用回数に基づく順序でメニューを表示するようにしている。
【0045】
したがって、上記構成の移動無線端末装置によれば、メニューの表示要求を行うと、過去の利用回数の多い順序でメニューが表示されることになるため、利用頻度の高いメニュー番号を覚えていなくても、そのメニューを迅速かつ容易に表示させ選択することができる。
【0046】
また、上記構成の移動無線端末装置では、ユーザによって任意に指定される優先メニューについては、過去の利用回数とは無関係に優先して表示するようにしているので、例えば、利用回数は少ないが、使用するときに急を要するようなメニューについて有効である。
【0047】
尚、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはいうまでもない。
【0048】
【発明の効果】
以上述べたように、この発明では、ユーザより項目の表示要求があった場合に、指定された項目をその優先順序で優先的に表示し、これに次いでそれ以外の項目は過去にユーザが選択した回数の多い順序で表示するようにしている。
【0049】
したがって、この発明によれば、指定された項目については確実に優先的に指定された順序で表示されるので、例えば、利用回数は少ないが、利用するときには急を要するような項目に迅速かつ容易に対応でき、そしてこれに次いで、それ以外の項目は利用回数の多いものから表示を行うので、項目を重複表示することもなく、項目に予め対応づけた番号を覚えていなくても、迅速かつ容易に、利用回数の多い項目を選択して、利用設定の変更や状態確認を行うことが可能な移動無線端末装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる移動無線端末装置の一実施の形態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した移動無線端末装置の外観の一例を示す図。
【図3】図1に示した移動無線端末装置のメニューデータ記憶エリア60aに記憶される情報を説明するための図。
【図4】図1に示した移動無線端末装置のメニュー表示に係わる動作を説明するためのフローチャート。
【図5】図1に示した移動無線端末装置の液晶ディスプレイの表示例を示す図。
【図6】図1に示した移動無線端末装置の液晶ディスプレイの表示例を示す図。
【図7】図1に示した移動無線端末装置にてメニュー表示を行なった場合の表示順序を説明するための図。
【符号の説明】
10…アンテナ
20…通信部
30…表示部
31…液晶ディスプレイ
40…音声入出力部
41…スピーカ
42…マイクロホン
50…操作部
51…スクロールキー
52…numberキー
53…ファンクションキー
54…確定キー
55…メニューキー
60…記憶部
60a…メニューデータ記憶エリア
100…制御部
100a…選択メニューカウント手段
100b…優先指定制御手段
100c…メニュー表示制御手段
Claims (2)
- 種々の利用設定や当該移動無線端末装置の状態に関する情報を表示手段に項目毎に表示し、ユーザがこの表示を視認して項目の選択を行うことにより、前記利用設定の変更や前記状態の確認を行う移動無線端末装置において、
ユーザが項目を選択した回数を前記項目毎に集計する集計手段と、
前記項目毎に優先順序の指定を行う優先指定手段と、
ユーザより前記項目の表示要求があった場合に、前記優先指定手段で指定された順序で項目を表示し、これに次いで前記優先指定手段で指定されていない項目を前記集計手段の集計結果に基づく順序で表示する表示制御手段とを具備することを特徴とする移動無線端末装置。 - 前記表示制御手段は、前記優先指定手段で指定された項目が無い場合には、前記集計手段の集計結果に基づく順序で前記項目を表示することを特徴とする請求項1に記載の移動無線端末装置。
Priority Applications (1)
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| JP08933199A JP4149607B2 (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 移動無線端末装置 |
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