JP4233149B2 - 動作時素リレー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、鉄道信号の分野等で使用される動作時素リレーに関する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の動作時素リレーの概略構成を示すブロック図である。この従来の動作時素リレーa′は、列車検知信号等の所定の信号に基づいて生成された制御条件信号が、変圧器及び平滑回路等からなる論理部用電源部10を介してCPUを中心に形成された論理部11に入力されるように構成されている。
【0003】
論理部11は、制御条件信号が入力されたことを条件に、または、必要に応じて制御条件信号を検出する制御条件検出部12がその制御条件信号を検出したことを条件に、時素をデジタルに演算処理し、算出された所定の動作時素(設定時素)T経過後に、リレードライバ13を介して出力リレー14を駆動制御するように構成されている。
【0004】
上記リレードライバ13は、上述の制御条件信号を駆動電源として、または、その制御条件信号を平滑回路等から形成されるリレードライバ用電源部15により調整して得られた電源を駆動電源として駆動されるように構成されている。
【0005】
したがって、出力リレー14は、図4のタイムチャートに示されるように、制御条件信号が動作時素リレーa′に入力された時点から設定された動作時素T後に、出力を開始し、その制御条件信号が動作時素リレーa′に入力されなくなるまで出力状態を継続することができる。
【0006】
図3中、16は、論理部用電源電圧低下検出部であって、論理部11の駆動電源の電圧を監視できるように構成されているとともに、その駆動電源の電圧が所定値以下になったとき、論理部11をリセット処理できるように構成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の動作時素リレーa′は、論理部11とリレードライバ13とが別個に駆動電源を有しているので、リレードライバ用の電源電圧が論理部を駆動停止させない範囲で一時的に低下したとき、所定の設定された動作時素T以内で復旧し、その所定の動作時素Tを確保できない不都合があった。
【0008】
図5のタイムチャートを参照してさらに説明すると、リレードライバ13の駆動電源が出力リレー14の出力を維持できない範囲で低下すると、出力リレー14は落下(OFF)して、制御条件信号が動作時素リレーa′に制御条件信号が入力されなくなったことと同じこととなり、出力リレー14はOFFとなる。
【0009】
ところが、リレードライバ電源が設定された所定の動作時素Tよりも短い時間(図5の設定時素T′参照)で復旧すると、出力リレー14は、所定の設定された動作時素Tを経過することなく扛上(ON)し(図5のイ参照)、所定の設定された動作時素Tを確保できなくなる不都合が発生してしまう。
【0010】
そこで、本発明は、上記不都合を解決するためになされたものであって、その目的は、リレードライバ電源電圧に一時的な低下があっても、所定の動作時素Tを確保することのできる動作時素リレーを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る動作時素リレーは、上記目的を達成するために、所定の制御条件信号の入力に基づいて時素を演算処理して所定の動作時素を算出し、その所定の動作時素の経過時に出力する論理部と、出力リレーと、前記論理部からの出力に基づいて前記出力リレーを駆動するリレードライバとを有する動作時素リレーにおいて、前記論理部と前記リレードライバに駆動電源を供給するための電源部を、前記制御条件信号を入力して同一の駆動電源を供給する一つの電源部とし、前記電源部から前記論理部と前記リレードライバに供給する駆動電源の電圧低下を検出する電源電圧低下検出部を備え、前記電源電圧低下検出部は前記駆動電源の電圧低下を検出したとき前記論理部にリセット信号を与えることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施の形態に係る動作時素リレーの概略構成を示すブロック図である。この動作時素リレーaは、列車検知信号等の所定の信号に基づいて生成された制御条件信号が、変圧器及び平滑回路等からなる電源部1を介してCPUを中心に形成された論理部2、及びリレードライバ3に駆動電源を供給できるように構成されている。
【0013】
論理部2は、制御条件信号を検出する制御条件検出部4がその制御条件信号を検出したことを条件に時素(時間)をデジタルに演算処理し、算出された所定の動作時素T経過後に、リレードライバ3を介して出力リレー4を駆動制御するように構成されている。
【0014】
論理部2及びリレードライバ3は、制御条件信号を変圧器及び平滑回路等から構成される電源部1で調整して得られた電源を駆動電源として駆動されるように構成されている。
【0015】
したがって、出力リレー5は、上記図4のタイムチャートに示されるように、制御条件信号が動作時素リレーaに入力した時点から所定の設定された動作時素(設定時素)T経過後に出力を開始し、その制御条件信号が動作時素リレーaに入力されなくなるまで出力状態を継続することができる。
【0016】
図1中、6は、電源電圧低下検出部であって、論理部2の駆動電源の電圧を監視できるように構成されているとともに、その電圧が所定値以下になったとき、論理部2をリセット処理できるように構成されている。
【0017】
図2は、電源部1の電圧が制御条件検出部4を停止させない範囲で、かつ、電源電圧低下検出部6で電圧低下が検出される範囲で一時的に低下したときのタイムチャートである。
【0018】
電源部1は、制御条件信号を入力して論理部2及びリレードライバ3の駆動電源を生成しているので、その制御条件信号が何等かの原因で上述した範囲で一時的に低下すると、電源電圧低下検出部6が電圧低下を検出し、電源電圧低下検出部6から出力されるリセット信号で論理部2はリセットされ、その電圧低下中、リセット状態が保持される。
【0019】
電源部1の電圧が低下することは、制御条件信号が動作時素リレーaに入力されないことと同じなので、論理部2は、リレードライバ3をOFFするように制御し、したがって、出力リレー5はOFFとされる。
【0020】
制御条件信号の電圧が正常に復帰することにより、電源部1の電圧が電源電圧低下検出部6の検出電圧以上に復旧すると、論理部2における時素の演算処理が開始される。すなわち、論理部2は、動作時素リレーaが制御条件信号を新たに受信したと同様に作用して時素の演算処理を開始し、所定の動作時素Tの経過時にリレードライバ3をONとするように作用し(図2のイ参照)、出力リレー5がONとされる。
【0021】
したがって、出力リレー5のOFFの見かけ上の設定時素T′(図2参照)は、所定の設定時素Tよりも短くなることがなく、所定の動作時素(設定時素)Tを、常時、確保することができる。
【0022】
なお、上述の例では、論理部2は、制御条件検出部4が制御条件信号を検出したときに駆動されるように構成されているが、制御条件検出部4を省略して、電線部1から電源を受けたときに駆動されるようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】
本発明に係る動作時素リレーは、所定の制御条件信号の入力に基づいて時素を演算処理して所定の動作時素を算出し、その所定の動作時素の経過時に出力する論理部と、出力リレーと、前記論理部からの出力に基づいて前記出力リレーを駆動するリレードライバとを有する動作時素リレーにおいて、前記論理部と前記リレードライバに駆動電源を供給するための電源部を、前記制御条件信号を入力して同一の駆動電源を供給する一つの電源部とし、前記電源部から前記論理部と前記リレードライバに供給する駆動電源の電圧低下を検出する電源電圧低下検出部を備え、前記電源電圧低下検出部は前記駆動電源の電圧低下を検出したとき前記論理部にリセット信号を与えるので、論理部及びリレードライバの電源電圧に変動があっても、少なくとも所定の動作時素を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る動作時素リレーの概略構成を示すブロック図である。
【図2】 出力リレーのタイムチャートである。
【図3】 従来の動作時素リレーの概略構成を示すブロック図である。
【図4】 設定時素Tを説明するためのタイムチャートである。
【図5】 出力リレーのタイムチャートである。
【符号の説明】
a 動作時素リレー
1 電源部
2 論理部
3 リレードライバ
4 制御条件検出部
5 出力リレー
6 電源電圧低下検出部
Claims (1)
- 所定の制御条件信号の入力に基づいて時素を演算処理して所定の動作時素を算出し、その所定の動作時素の経過時に出力する論理部と、前記論理部からの出力に基づいて出力リレーを駆動するリレードライバとを有する動作時素リレーにおいて、
前記論理部と前記リレードライバに駆動電源を供給するための電源部を、前記制御条件信号を入力して同一の駆動電源を供給する一つの電源部とし、
前記電源部から前記論理部と前記リレードライバに供給する駆動電源の電圧低下を検出する電源電圧低下検出部を備え、
前記電源電圧低下検出部は前記駆動電源の電圧低下を検出したとき前記論理部にリセット信号を与えることを特徴とする動作時素リレー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23573798A JP4233149B2 (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 動作時素リレー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23573798A JP4233149B2 (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 動作時素リレー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000067721A JP2000067721A (ja) | 2000-03-03 |
| JP4233149B2 true JP4233149B2 (ja) | 2009-03-04 |
Family
ID=16990484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23573798A Expired - Lifetime JP4233149B2 (ja) | 1998-08-21 | 1998-08-21 | 動作時素リレー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4233149B2 (ja) |
-
1998
- 1998-08-21 JP JP23573798A patent/JP4233149B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000067721A (ja) | 2000-03-03 |
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