JP4253305B2 - 液膜形成方法及び固体膜の形成方法 - Google Patents
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Description
図1は本発明に用いる成膜装置の概略構成を示す構成図である。
図1に示すように、被処理基板100が設置される被処理基板保持部120は、基板100中心で回転する駆動系121に接続されている。また、被処理基板100の上方には、薬液を吐出しつつ、ノズル駆動系123により径方向に移動可能な薬液供給ノズル(滴下部)122が設置されている。薬液供給ノズル122には、薬液供給管124を介して薬液供給ノズル122に薬液を供給する薬液供給ポンプ125が接続されている。薬液供給ノズル122からの薬液吐出速度の制御は、薬液供給ポンプ125からの薬液供給圧力を制御して行った。
以下に、基板外に薬液が排出されることなく、基板面内で液膜分布の偏りのない液膜形成が可能になる条件を説明する。まず、径方向ノズル移動ピッチdnが変化しない(a=1)場合の条件を説明し、その後、径方向ノズル移動ピッチdn変化するときの条件を説明する。
q=qnout・r/ rout (5)
とすればよい。また、基板中心からの距離rにおける薬液供給速度vn(cc/min)と基板回転数wn(rpm)と薬液供給量qとの間には、以下の(6)式の関係が成立する。
(9)式と(11)式とからroutにおける基板回転数wnoutを、広がった液膜に流動性を生じる下限の遠心力Fと定数C及び係数b(通常は1)を用いて
wnout≦(F/C)1/2×b (12)
のように定めることで、基板外に薬液が排出されることなく、基板面内で液膜分布の偏りのない液膜形成が可能になる。なお、基板回転数wnと基板への薬液供給速度vnは(6)式と以下の(13)式を満たす組み合わせであれば如何なる値に設定しても良い。
本実施形態ではコンパクトディスク(CD)へのレーザー反応膜の塗布方法に関して説明する。レーザー反応膜として青色半導体レーザーでの加工を考慮し400〜550nmに吸収を持つ色素を有機溶剤に溶かしたものを用いた。なお、溶液中の固形分濃度は3%とした。コンパクトディスクの塗布領域は中心から径19mmより外側の領域である(外形55.4mm)。この基板に対する塗布はd1=1.5、a=0.995の条件下で行った。即ち薬液供給ノズルの軌跡Snを
まず、被処理基板の最内周Rninを薬液供給ノズルの移動区間の演算開始位置(第1の位置)として設定する。
Rnout=55.4における基板回転数wnout=107.6rpm、薬液吐出圧力(薬液供給速度)vnoutをまず設定する。ここで定める回転数と吐出圧力は、塗布時に基板外に薬液が放出されないように調整されている。
ノズル位置Rninをノズル位置Riに設定する。
なお、ステップS101〜S104の順序は順不同で、ここで記載された順序に限られるものではない。
設定された初項d1、変化率a、及び(22)式を用いて、コンパクトディスクの最内周Ri(Rnin=19mm)に相当する周値iを求める。本実施形態の場合、コンパクトディスクの最内周Rnin=19mmに相当する周値nは、14.05282であった。
Rnout=55.4における基板回転数wnout及び薬液吐出圧力vnout、並びに(8'),(9')式を用いて、周値i(=14.05282)での薬液吐出圧力vi(v14.05282)、基板回転数wi(w14.05282)を求める。
周値iが、i≧41.72949の条件を満たしているかの判定を行う。i≧41.72949でないと判定された場合は、ステップS108を実行する。
0.05秒間(単位時間)に変化する周値Δiを求め、0.05秒後の周値i'=i+Δiを求める。そして、求められた周値i'に相当する薬液供給ノズル径方向位置Ri'を算出する。
Δn=wn /60×0.05(回転)
だけ回転する。
そして、0.05秒後のノズル位置Ri'(第2の位置)を新たにRi(第1の位置)として再設定する。
そして、Rnout=55.4における基板回転数wnout及び薬液吐出圧力vnout、並びに(8'),(9')式を用いて、ノズル位置Ri(周値i)での薬液吐出圧力vi、基板回転数wiを求める。
i≧41.72949であると判定されるまで、ステップS108,S109,S106を繰り返し行う。
まず、被処理基板の最外周Rnoutを薬液供給ノズルの移動区間の演算開始位置(第1の位置)として設定する。
ステップS202〜S206は、前に説明したステップS102〜S106と同様なので説明を省略する。ただし、ステップS204において、ノズル位置Rnoutをノズル位置Riに設定する。
算出された基板回転数wiと薬液吐出圧力viが制御範囲内に有るか判定を行う。
ステップS207において、基板回転数wiと薬液吐出圧力viが制御範囲内にないと判定された場合、式(8')(9')のbを適当に調整して、基板回転数wiと薬液吐出圧力viを算出し、基板回転数wiと薬液吐出圧力viが制御範囲内に収まっているか判定する。
ステップS208の判定の結果、基板回転数wn"と薬液吐出圧力vn"が制御範囲内に収められない場合、設定した薬液供給ノズル径方向位置より内側を塗布不能領域として、終了する。
ステップS207において、回転数wi及び吐出量viが制御範囲内にあると判定された場合、周値iが、i<14.05282の条件を満たしているかの判定を行う。i<14.05282でないと判定された場合は、ステップS211を実行する。
0.05秒間(単位時間)に変化する周値Δiを求め、0.05秒前の周値i'=i+Δiを求める。そして、求められた周値i'に相当する薬液供給ノズル径方向位置Ri'を算出する。
そして、0.05秒後のノズル位置Ri'(第2の位置)を新たにRi(第1の位置)として再設定する。
そして、Rnout=55.4における基板回転数wnout及び薬液吐出圧力vnout、並びに(8'),(9')式を用いて、ノズル位置Ri(周値i)での薬液吐出圧力vi、基板回転数wiを求める。
本実施形態は半導体基板の層間絶縁膜を塗布で形成する手法に関する。
径7.6mmより内側では周値nは0.5≦n≦3.00であり、径7.6mmより外側では周値nは6.11≦n≦80.4である。
上記パラメータの決定法に基づき、コンパクトディスク(CD)へのレーザー反応膜の塗布方法に関して説明する。レーザー反応膜として青色半導体レーザーでの加工を考慮し400〜700nmに吸収を持つ色素を有機溶剤に溶かしたものを用いた。なお、溶液中の固形分濃度は2%とした。コンパクトディスクの塗布領域は中心から径19mmより外側の領域である(外形55.4mm)。この基板に対する塗布はd1=1.65、a=0.995の条件下で行った。即ち薬液供給ノズルの軌跡Snを
最外周吐出位置Rnout=55.4mmにおける回転数wnout=61.26rpm,吐出圧vnout(=2kgF/cm2 :薬液供給ノズルの吐出加減圧)をまず設定する。ここで定める回転数と吐出量は、塗布時に基板外に薬液が放出されないように調整されている。また、各制御パラメータは、薬液供給ノズルの径方向位置(r/rout)に応じて、被処理基板の回転数を決定(吐出量一定)する(II)の方法により決定した。
薬液供給ノズルの径方向の軌跡、即ちノズル位置Rnにおけるノズル移動ピッチを設定する。本実施形態では、等比級数の初項d1を1.5、変化率aを0.995とした。
設定された初項d1、変化率a、及び(25)式を用いて、コンパクトディスクの最内周Rin(Rnin=19mm)に相当する周値ninを求める。本実施形態の場合、コンパクトディスクの最内周Rnin=19mmに相当する周値nは、14.47596になる。
Rnin=19mmにおける基板回転数wnout及び薬液吐出圧力vnout(=2kgF/cm2 :薬液供給ノズルの吐出加減圧)、並びに(16),(17)式を用いて、周値i(=14.47596)での、基板回転数wi(w14.47596)を求める。
周値iが、i≧46.86691の条件を満たしているかの判定を行う。i≧46.86691でないと判定された場合は、ステップS108を実行する。
0.05秒間(単位時間)に変化する周値Δiを求め、0.05秒後の周値i'=i+Δiを求める。そして、求められた周値i'に相当する薬液供給ノズル径方向位置Ri'を算出する。任意の時間t秒からt+0.05秒までの間はRn、vn、wnはそれぞれ一定であるとみなす。
そして、0.05秒後の薬液供給ノズル位置Ri'(第2の位置)を新たにノズル位置Ri(第1の位置)として再設定する。
そして、Rnout=55.4における基板回転数wnout及び薬液吐出圧力vnout、並びに(8'),(9')式を用いて、ステップ307で新たに設定されたノズル位置Ri(周値i)での薬液吐出圧力vi、基板回転数wiを求める。
i≧46.86691であると判定されるまで、ステップS306,S307,S304を繰り返し行う。
第4の実施形態で説明した塗布膜形成方法を図12に記した塗布装置を用いて行った。図12は、本発明の第5の実施形態に係わる塗布装置の概略構成を示す図である。図12(a)は塗布装置の構成を示す平面図、図12(b)は同図(a)のA−A’部の断面図である。
薬液が被処理基板700上に供給される間、基板載置部702の回転数、ノズルを駆動させる駆動系(不図示)の移動速度、薬液供給ノズル122からの薬液吐出速度は各々、回転駆動制御部(不図示)、ノズル駆動制御部(不図示)、薬液供給ポンプ(不図示)により管理される。なお、これら3つの制御部を統括するコントローラ(不図示)がその上流に配置されている。
天板703の開放、被処理基板700の下部ユニット701内への搬送、被処理基板700の基板載置部702への載置、天板703を閉じる動作が順次行われる。次いで薬液供給開始位置の天板703の上空に、薬液供給ノズル122を薬液供給を停止した状態で移動させる。薬液遮断機構710aのガス噴射ノズル722からガス吐出を開始した後、薬液供給ノズル122から薬液の吐出を開始させる。吐出された薬液720はその下方に予め形成されたガス気流により薬液ミスト回収部724に輸送される。このとき薬液ミスト回収部724では、薬液720がガスに衝突した際に生じるミストを回収できるのに十分な吸引を行う。吸引された薬液は廃棄管714を経て塗布装置外に輸送される。
本実施形態は、半導体基板上に層間絶縁膜を塗布法で形成する手法に関する。
なお、(32)式で
基板載置部702及び下部ユニット701が下方に移動して天板703との間に空間が形成され、その空間に搬送アーム(図示されない)により被処理基板700を搬入する。次いで基板載置部702に具備された3つのピン(図示されない)が上昇して搬送アームから被処理基板700を持ち上げ、搬送アームはユニット外へ戻る。3つのピンが下降すると共に、基板載置部702及び下部ユニット701が上方に移動して天板703に接続して閉空間を形成する。なお閉空間には、薬液供給ノズル122から薬液を供給するための細いスリット703aが設けられている。
Claims (37)
- 滴下部から被処理基板上に液体を滴下すると同時に、前記被処理基板を回転させながら、
前記被処理基板が1周する毎に生じる径方向の前記滴下部の移動ピッチが小さく変化するように前記滴下部を前記被処理基板の内周部から該基板の外周部に向けて径方向に移動させ、
且つ前記滴下部の前記被処理基板の径方向の移動に伴い、滴下された液膜がそれにかかる遠心力により移動しないように、該基板の回転数を徐々に下げつつ、該滴下部からの前記液体の供給速度を調整して前記被処理基板上に液膜を形成する液膜形成方法であって、
前記被処理基板の回転は前記液膜が形成された前記被処理基板の上方を略閉空間として行い、且つ前記滴下部からの前記液体の供給速度を調整する際に前記被処理基板の回転数の減少に対して前記供給速度を単調に速くし、
さらに、前記液膜を形成した後に、前記被処理基板上の最外周部の液膜が遠心力により前記被処理基板外に移動しない最大回転数以下の回転数を用いて前記被処理基板を回転させることを含むことを特徴とする液膜形成方法。 - 滴下部から被処理基板上に液体を滴下すると同時に、前記被処理基板を回転させながら、
前記被処理基板が1周する毎に生じる径方向の前記滴下部の移動ピッチが小さく変化するように前記滴下部を前記被処理基板の内周部から該基板の外周部に向けて径方向に移動させ、
且つ前記滴下部の前記被処理基板の径方向の移動に伴い、滴下された液膜がそれにかかる遠心力により移動しないように、該基板の回転数を徐々に下げつつ、該滴下部からの前記液体の供給速度を調整して前記被処理基板上に液膜を形成する液膜形成方法であって、
前記滴下部から滴下された液体の一部を前記被処理基板上に供給させずに回収し、且つ前記滴下部からの前記液体の供給速度を調整する際に前記被処理基板の回転数の減少に対して前記供給速度を単調に速くすることを特徴とする液膜形成方法。 - 前記滴下部から滴下された液体の一部の回収を前記被処理基板中心近傍で行うことを特徴とする請求項2記載の液膜形成方法。
- 前記被処理基板中心近傍は、薬液吐出速度及び基板回転数の少なくとも一方の制御では、前記滴下部からの前記液体の供給速度を調整する際に前記被処理基板の回転数の減少に対して前記供給速度を単調に速くするように制御することができなくなる領域であり、前記薬液吐出速度及び前記基板回転数の少なくとも一方の制御では、前記領域における前記液膜の膜厚が所望膜厚よりも厚くなってしまうことを特徴とする請求項3記載の液膜形成方法。
- 前記液体の一部を回収する工程は、前記滴下部から滴下された液体の側面にガスを噴射し、噴射されたガスを該液体に衝突させることで該滴下された液体の滴下軌道を変更し、該滴下軌道が変更された液体を薬液回収部で回収することで行うことを特徴とする請求項2記載の液膜形成方法。
- 滴下軌道が変更された液体を液体回収部で回収する際、前記液体と、該液体と前記ガスとの衝突により生じたミストとを吸引しながら行うことを特徴とする請求項2記載の液膜形成方法。
- 滴下部から被処理基板上に液体を滴下すると同時に、前記被処理基板を回転させながら、前記被処理基板が1周する毎に生じる径方向の前記滴下部の移動ピッチが小さく変化するように前記滴下部を前記被処理基板の内周部から該基板の外周部に向けて径方向に移動させ、且つ前記滴下部の前記被処理基板の径方向の移動に伴い、滴下された液膜がそれにかかる遠心力により移動しないように、該基板の回転数を徐々に下げつつ、該滴下部からの前記液体の供給速度を調整して前記被処理基板上に液膜を形成する工程であって、前記被処理基板の回転は前記液膜が形成された前記被処理基板の上方を略閉空間として行い、且つ前記滴下部からの前記液体の供給速度を調整する際に前記被処理基板の回転数の減少に対して前記供給速度を単調に速くする前記工程と、
該液膜が形成された該被処理基板を該液膜中の溶剤の処理温度における蒸気圧以下の圧力下に晒して溶剤を乾燥除去して固層を形成する工程とを含む固体膜の形成方法。 - 前記液膜を振動させながら前記溶剤を乾燥除去させて、表面が略平坦な固層を形成することを特徴とする請求項7記載の固体膜の形成方法。
- 該固体層が、露光工程に用いられる反射防止膜、感光性を有する膜、低誘電体膜、層間絶縁膜、強誘電体膜、電極、パターン転写膜、レーザー光吸収膜、磁性体膜のいずれかであることを特徴とする請求項7記載の固体膜の形成方法。
- 回転する被処理基板に対して径方向に移動しつつ薬液を滴下する滴下部の移動区間の一端を第1の位置として設定する工程と、
前記滴下部が、前記被処理基板の薬液供給領域の最外径に位置する時の前記被処理基板の回転数と該基板への、該滴下部から被処理基板上に滴下された薬液の軌跡において単位長さ当たりの前記滴下部からの薬液供給量q0を決定する工程と、
前記滴下部が任意の位置に存在する時、被処理基板が1周する毎に生じる前記滴下部の径方向の移動ピッチが変化するように、移動ピッチを設定するステップと、
第1の位置、第1の位置における前記滴下部の移動ピッチ、及び前記滴下部からの前記薬液供給量q0から、第1の位置における前記滴下部からの薬液供給速度と被処理基板回転数を決定する工程と、
前記滴下部が第1の位置に位置してから前記被処理基板を単位時間回転させたときの回転角と、第1の位置における前記滴下部の移動ピッチとから、単位時間後に前記滴下部が位置する第2の位置を決定する工程と、
第2の位置が移動区間の他端に至るまで、第2の位置を新たな第1の位置として再設定して、第1の位置における前記滴下部からの薬液供給速度と被処理基板回転数の決定,単位時間後に前記滴下部が位置する第2の位置の決定を繰り返し行い、時間に対する前記滴下部の径方向位置と、薬液供給速度と被処理基板回転数のそれぞれの関係を決定する工程と、
決定された関係に基づいて滴下部の径方向位置と、薬液供給速度と被処理基板回転数の3つの制御を同時に行って、前記被処理基板上に液膜の形成を行い、
前記決定された関係に滴下部の径方向位置と液供給速度と被処理基板回転数を制御することができずに前記液膜の膜厚が所望の膜厚より厚くなる領域においては、該領域における薬液供給速度、基板回転数を、前記膜厚が厚くなる直前の最外周の径方向位置rcにおける薬液供給速度、基板回転数と略等しくなるように前記液供給速度と前記被処理基板回転数の制御を行うと共に、前記滴下部の径方向のガス噴射ノズル位置rにおいて、1/rcにrを乗じた値を1から引いた値で示される遮断率Cで、該滴下部から吐出された薬液を遮断することを特徴とする液膜形成方法。 - 前記薬液の遮断は前記滴下部と前記被処理基板との間に配置されるガス噴射ノズルから噴射されるガスにより行われ、
前記ガス噴射ノズルの配置位置の決定は、
前記ガス噴射ノズルの外径Dと、1本のガス噴射ノズルから噴射されるガスにより前記薬液が径方向に遮断される薬液有効遮断幅sとを設定する工程と、
薬液供給開始位置又は薬液遮断を行う最外周位置を基準位置pとして、薬液有効遮断幅sを遮断単位幅Pの中間位置riから基準位置pを減じたものを2倍した値で割った値と、遮断率Cとが等しくなるような中間位置riを決定し、決定された中間位置riに基づいて遮断単位幅Pを決定する工程と、
薬液供給開始位置から薬液遮断を行う最外周位置、もしくは、薬液遮断を行う最外周位置から薬液供給開始位置の間にかけて、決定された遮断単位幅Pに対応する位置を新たな基準位置に設定しつつ、前記中間位置ri及び遮断単位幅Pの決定を行う工程と、
決定された遮断単位幅P及び中間位置riに基づいて、ガス噴射ノズルの配置位置を決定する工程とを含むことを特徴とする請求項10記載の液膜形成方法。 - 前記薬液有効遮断幅の調整は、前記ガス噴射ノズルの内径の変更及びガス圧力の少なくとも一方の調整により行うことを特徴とする請求項11記載の液膜形成方法。
- 前記ガスが不活性ガスであることを特徴とする請求項11記載の液膜形成方法。
- 前記ガス噴射ノズルの位置を、被処理基板の塗布条件に応じて微調整することを特徴とする請求項11記載の液膜形成方法。
- 前記液体の遮断は、前記滴下部と前記被処理基板との間に複数配置される遮断樋を用いて行われ、
前記遮断樋の配置位置の決定は、
前記遮断樋の径方向の幅sを設定する工程と、
薬液供給開始位置又は薬液遮断を行う最外周位置を基準位置pとして、薬液有効遮断幅sを遮断単位幅Pの中間位置riから基準位置pを減じたものを2倍した値で割った値と、遮断率Cとが等しくなるような中間位置ri を決定し、決定された中間位置riに基づいて遮断単位幅Pを決定する工程と、
薬液供給開始位置から薬液遮断を行う最外周位置、もしくは、薬液遮断を行う最外周位置から薬液供給開始位置の間にかけて、決定された遮断単位幅Pに対応する位置を新たな基準位置に設定しつつ、前記中間位置ri及び遮断単位幅Pの決定を行う工程と、
決定された遮断単位幅P及び中間位置riに基づいて、前記遮断樋の配置位置を決定する工程とを含むことを特徴とする請求項10記載の液膜形成方法。 - 前記薬液遮断時に、液体に含まれる溶剤を前記遮断樋に流して、前記溶剤と共に前記遮断樋により遮断された液体を液体廃棄部に輸送することを特徴とする請求項15記載の液膜形成方法。
- 前記遮断樋が、径方向の幅が該遮断樋の幅sにほぼ等しい第1の遮断樋と、第1の遮断樋の下方に設けられ、径方向の幅が第1の遮断樋の幅より短い第2の遮断樋とを含んで構成され、
第1の遮断樋により前記薬液を遮断すると共に、第1の遮断樋から溢れた薬液を被処理基板上に溢れされることなく第2の遮断樋で回収し、回収された前記溶液を薬液廃棄部に輸送することを特徴とする請求項15記載の液膜形成方法。 - 前記薬液遮断時に、前記第1の遮断樋に前記滴下部から滴下された液体に含まれる溶剤をみたしておくことを特徴とする請求項17記載の液膜形成方法。
- 前記薬液遮断時に、前記滴下部から滴下された液体に含まれる溶剤を第2の樋に流し、前記溶剤と共に前記第2の遮断樋により回収された液体を液体廃棄部に輸送することを特徴とする請求項17又は18に記載の液膜形成方法。
- 前記遮断樋の位置を、被処理基板の塗布条件に応じて微調整することを特徴とする請求項15記載の液膜形成方法。
- 前記薬液有効遮断幅sは、前記薬液遮断により遮断されず被処理基板上に供給された隣接する液体が、該被処理基板上の液体の持つ流動性により互いに接続するのに十分な幅に設定することを特徴とする請求項11または15記載の液膜形成方法。
- 回転する被処理基板に対して径方向に移動しつつ薬液を滴下する滴下部の移動区間の一端を第1の位置として設定する工程と、
前記滴下部が、前記被処理基板の薬液供給領域の最外径に位置する時の前記被処理基板の回転数と該基板への、該滴下部から被処理基板上に滴下された薬液の軌跡において単位長さ当たりの前記滴下部からの薬液供給量q0を決定する工程と、
前記滴下部が任意の位置に存在する時、被処理基板が1周する毎に生じる前記滴下部の径方向の移動ピッチが変化するように、移動ピッチを設定するステップと、
第1の位置、第1の位置における前記滴下部の移動ピッチ、及び前記滴下部からの前記薬液供給量q0から、第1の位置における前記滴下部からの薬液供給速度と被処理基板回転数を決定する工程と、
前記滴下部が第1の位置に位置してから前記被処理基板を単位時間回転させたときの回転角と、第1の位置における前記滴下部の移動ピッチとから、単位時間後に前記滴下部が位置する第2の位置を決定する工程と、
第2の位置が移動区間の他端に至るまで、第2の位置を新たな第1の位置として再設定して、第1の位置における前記滴下部からの薬液供給速度と被処理基板回転数の決定,単位時間後に前記滴下部が位置する第2の位置の決定を繰り返し行い、時間に対する前記滴下部の径方向位置と、薬液供給速度と被処理基板回転数のそれぞれの関係を決定する工程とを有し、
決定された関係に基づいて滴下部の径方向位置と、薬液供給速度と被処理基板回転数の3つの制御を同時に行って、前記被処理基板上に液膜の形成を行い、
且つ前記移動区間の一端が薬液供給開始位置及び終了位置のいずれかであって、それに対応して滴下部の移動区間の他端が薬液供給終了位置及び開始位置となるように時間に対する滴下部の径方向位置と、薬液供給速度と被処理基板回転数のそれぞれの関係を決定し、前記関係に基づき滴下部の径方向位置と、薬液供給速度と被処理基板回転数の3つの制御を同時に行い、
且つ前記決定した関係に液供給速度と被処理基板回転数に設定することができずに所望の液膜厚より液膜が厚くなる領域において、該領域における被処理基板が1回転する毎に生じる径方向の前記滴下部の移動ピッチを、液厚が厚くなり始める最外周の径方向位置rcにおける、被処理基板が1回転する毎に生じる径方向の前記滴下部の移動ピッチと略等しくなるように、前記滴下部の制御を行うことを特徴とする液膜形成方法。 - 被処理基板が載置され、回転駆動系を有する被処理基板載置台と、
前記被処理基板の周囲を囲むように構成された円柱状の処理室と、
前記被処理基板に対して液体を連続的に吐出する滴下部と、
前記滴下部を被処理基板の径方向に移動させる滴下部駆動機構と、
前記滴下部と前記被処理基板との間に配置され、前記滴下部から吐出された薬液が通過するスリットが設けられた天板と、
前記天板と前記滴下部との間に配置され、前記被処理基板の径方向の薬液遮断率に応じて複数配置された薬液部分遮断機構とを具備してなることを特徴とする液膜形成装置。 - 前記薬液部分遮断機構が、前記薬液遮断率に応じて複数配置され、吐出された液体に対してガスを噴射して薬液の吐出軌道を変化させるガス噴射ノズルと、
吐出された液体を前記各ガス噴射ノズルと挟むように配置され、該ガス噴射ノズルにより軌道が変化された液体を吸引して回収する液体回収機構とを具備してなることを特徴とする請求項23に記載の液膜形成装置。 - 前記ガス噴射ノズルの配置位置の決定は、
前記ガス噴射ノズルの外径Dと、1本のガス噴射ノズルから噴射されるガスにより前記薬液が径方向に遮断される薬液有効遮断幅sとを設定する工程と、
薬液供給開始位置又は薬液遮断を行う最外周位置を基準位置pとして、薬液有効遮断幅sを遮断単位幅Pの中間位置riから基準位置pを減じたものを2倍した値で割った値と、遮断率Cとが等しくなるような中間位置riを決定し、決定された中間位置riに基づいて遮断単位幅Pを決定する工程と、
薬液供給開始位置から薬液遮断を行う最外周位置、もしくは、薬液遮断を行う最外周位置から薬液供給開始位置の間にかけて、決定された遮断単位幅Pに対応する位置を新たな基準位置に設定しつつ、前記中間位置ri及び遮断単位幅Pの決定を行う工程と、
決定された遮断単位幅P及び中間位置riに基づいて、ガス噴射ノズルの配置位置を決定する工程とを含むことを特徴とする請求項24に記載の液膜形成装置。 - 前記各ガス噴射ノズルの外径が同一であり、薬液遮断幅に応じて内径が選択されていることを特徴とする請求項24記載の液膜形成装置。
- 前記ガス噴射ノズルが、2段に配置されていることを特徴とする請求項24に記載の液膜形成装置。
- 前記ガス噴射ノズルの径方向の位置を微調整する位置調整機構を更に具備することを特徴とする請求項24に記載の液膜形成装置。
- 前記ガス噴射ノズルは、開閉により断続的にガス噴射を行わせる弁を具備することを特徴とする請求項24記載の液膜形成装置。
- 前記ガス噴射ノズルの上流側には、変形自在管が接続され、
前記薬液部分遮断機構が、前記変形自在管の一部を押しつぶすことが可能な加圧機構をさらに具備してなることを特徴とする請求項24記載の液膜形成装置。 - 前記加圧機構がピエゾ素子を用いていることを特徴とする請求項30記載の成膜装置。
- 前記薬液部分遮断機構が、前記被処理基板の径方向の薬液遮断率に応じて複数配置された遮断樋で構成されていることを特徴とする請求項23に記載の液膜形成装置。
- 前記被処理基板の径方向薬液遮断率に応じた遮断樋の配置が、
前記遮断樋の径方向の幅sを設定する工程と、
薬液供給開始位置又は薬液遮断を行う最外周位置を基準位置pとして、薬液有効遮断幅sを遮断単位幅Pの中間位置riから基準位置pを減じたものを2倍した値で割った値と、遮断率Cとが等しくなるような中間位置riを決定し、決定された中間位置riに基づいて遮断単位幅Pを決定する工程と、
薬液供給開始位置から薬液遮断を行う最外周位置、もしくは、薬液遮断を行う最外周位置から薬液供給開始位置の間にかけて、決定された遮断単位幅Pに対応する位置を新たな基準位置に設定しつつ、前記中間位置ri及び遮断単位幅Pの決定を行う工程と、
決定された遮断単位幅P及び中間位置riに基づいて、前記遮断樋の配置位置を決定する工程とを含むことを特徴とする請求項32記載の液膜形成装置。 - 前記遮断樋内を流れる薬液の下流には、薬液回収部が配置されていることを特徴とする請求項32記載の液膜形成装置。
- 前記遮断樋には薬液を遮断している間、前記遮断樋内に前記薬液に含まれる溶剤を流す溶剤供給機構を更に具備することを特徴とする請求項32に記載の液膜形成装置。
- 前記遮断樋は、径方向の幅が該遮断樋の幅sにほぼ等しい第1の遮断樋と、第1の遮断樋の下方に設けられ、径方向の幅が第1の遮断樋の幅より短い第2の遮断樋とを含んで構成されていることを特徴とする請求項32に記載の液膜形成装置。
- 被処理基板に対する薬液の遮断情報に基づき、前記遮断樋の位置を調整する位置調整機構を更に具備することを特徴とする請求項32に記載の液膜形成装置。
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