JP4262824B2 - ダブルデッキエレベータ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、上下移動するかご枠内に2段のかご室が積み重なるように収容されたダブルデッキエレベータ装置に係り、とりわけ、上部かご室と下部かご室の移動を円滑に行うことができるダブルデッキエレベータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上下移動するかご枠内に2段のかご室が積み重なるように収容されたダブルデッキエレベータ装置であって、当該2段のかご室がかご枠内で互いに逆向きに同じ速度で移動するタイプのダブルデッキエレベータが、例えば、特開昭48−76242号公報や特開平10−279231号公報に記載されている。特開昭48−77242号公報に記載されたダブルデッキエレベータ装置70を図7に、特開平10−279231号公報に記載されたダブルデッキエレベータ装置80を図8に、それぞれ示す。
【0003】
図7に示すダブルデッキエレベータ装置70は、かご枠73と、かご枠73内に2段に積み重なるように収容された上部かご室71と下部かご室72とを備えている。上部かご室71と下部かご室72とは、ロープ機構75によって接続され、当該ロープ機構75によって互いに逆向きに同じ速度で連動して移動可能となっている。
【0004】
このような移動により、上部かご室71と下部かご室72との間隔は、自由に変更可能である。従って、ダブルデッキエレベータ装置70が設置される建物の隣り合う各階の階高が異なっている場合でも、各かご室を同時に隣り合う階高に合わせることが可能である。
【0005】
図8に示すダブルデッキエレベータ装置80も、かご枠83と、かご枠83内に2段に収容された上部かご室81と下部かご室82とを備えている。上部かご室81と下部かご室82とは、リンク機構85によって共にかご室83に接続され、当該リンク機構85によって互いに逆向きに同じ速度で連動して移動可能となっている。
【0006】
このような移動により、上部かご室81と下部かご室82との間隔は、自由に変更可能である。従って、ダブルデッキエレベータ装置70と同様に、ダブルデッキエレベータ装置80が設置される建物の隣り合う各階の階高が異なっている場合でも、各かご室を同時に隣り合う階高に合わせることが可能である。
【0007】
図7に示すダブルデッキエレベータ装置70及び図8に示すダブルデッキエレベータ装置80は、いずれも、上部かご室71、81と下部かご室72、82とをロープ機構75またはリンク機構85を介して釣り合わせて、例えば重量差分の駆動力で動かす方法を採用している。このような方法を採用することにより、かご室間隔を変更するための駆動手段(ロープ機構75またはリンク機構85)の小型化と、かご室間隔の迅速な調整とが実現されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
両かご室71、72の間隔の調整(両かご室81、82の間隔の調整も同様)は、かご枠73(かご枠83)の移動(走行)中に行われる。かご枠73の移動とかご室間隔の調整との関係について、図9(a)乃至図9(c)を用いて説明する。図9(a)乃至図9(c)においては、図示の便宜のため、かご枠73は、かご枠側部レールのみが示されている。
【0009】
図9(a)は、隣り合う階高の差が非常に大きい場合に、当該隣り合う階高に各かご室が対応して停止している状態を示している。この状態から、各かご室が共に1階分上昇して、図9(c)に示す状態となる過程を説明する。
【0010】
図9(a)に示す状態から、かご枠73が上昇を開始する。同時に、かご室間隔を狭めるべく、駆動手段(ロープ機構75)が作動する。
【0011】
かご枠73の上昇か終了する前に、駆動手段によるかご室間隔の調整が終了する場合には特に問題は生じない。しかし、駆動手段によるかご室間隔の調整が終了する前に、かご枠73の上昇が終了してしまうことがある。図9(b)に示す状態は、この後者の場合を示している。図9(b)に示す状態では、すでにかご枠73は所望の位置に到達しているが、かご室の間隔は所望の間隔まで狭まっていない。
【0012】
図9(b)の状態でかご枠73自体の移動は停止する。一方、かご室間隔の調整は継続し、最終的に図9(c)の状態に至る。この場合、下部かご室72は円滑な移動軌跡を描くが、上部かご室71は一旦上昇した後に下降することになり、当該かご室71内の乗客に違和感や不安感を感じさせてしまう。
【0013】
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、階高の差が変化している場合であっても、上部かご室と下部かご室の移動を常に円滑に行うことができるようなダブルデッキエレベータ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かご枠駆動部によって上下移動可能なかご枠と、前記かご枠内に、互いに逆向きに連動して移動可能に設けられた上部かご室及び下部かご室と、前記上部かご室と前記下部かご室とを移動させるかご室駆動部と、前記かご枠駆動部と前記かご室駆動部とに接続され、前記かご枠の移動と前記両かご室の移動とを、前記かご枠の移動終了前に前記両かご室の間隔調整が終了するように、協調して制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記かご枠の移動の速さが常に前記かご室の前記かご枠に対する移動の速さ以上となるように、前記かご枠駆動部と前記かご室駆動部とを制御するようになっていることを特徴とするダブルデッキエレベータ装置である。
【0015】
本発明によれば、制御部により、かご枠の移動と両かご室の移動とが、かご枠の移動終了前に両かご室の間隔調整が終了するように、且つ、前記かご枠の移動の速さが常に前記かご室の前記かご枠に対する移動の速さ以上となるように、協調して制御されるため、階高の差が変化する場合であっても、両かご室の移動を常に円滑に行うことが可能である。
【0016】
また本発明は、かご枠駆動部によって上下移動可能なかご枠と、前記かご枠内に、互いに逆向きに連動して移動可能に設けられた上部かご室及び下部かご室と、前記上部かご室と前記下部かご室とを移動させるかご室駆動部と、を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベータ装置を制御する制御装置であって、前記かご枠駆動部と前記かご室駆動部とに接続され、前記かご枠の移動と前記両かご室の移動とを、前記かご枠の移動終了前に前記両かご室の間隔調整が終了するように、且つ、前記かご枠の移動の速さが常に前記かご室の前記かご枠に対する移動の速さ以上となるように、協調して制御することを特徴とする制御装置である。
【0017】
本発明によれば、かご枠の移動と両かご室の移動とが、かご枠の移動終了前に両かご室の間隔調整が終了するように、且つ、前記かご枠の移動の速さが常に前記かご室の前記かご枠に対する移動の速さ以上となるように、協調して制御されるため、階高の差が変化する場合であっても、両かご室の移動を常に円滑に行うことが可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
【0019】
図1は、本発明の第1の実施の形態によるダブルデッキエレベータ装置を示す構成概略図である。図1に示すように、本発明の第1の実施の形態のダブルデッキエレベータ装置20は、かご枠駆動部6、7、8によって上下移動可能なかご枠3と、かご枠3内に互いに逆向きに連動して移動可能に設けられた上部かご室1及び下部かご室2を備えている。上部かご室1は、開閉扉1aを有しており、下部かご室2は、開閉扉2aを有している。
【0020】
かご枠駆動部は、図1に示すように、かご枠3に一端が固定された主索ロープ6と、主索ロープ6の他端に吊り下げられたカウンタウエイト7と、主索ロープ6を巻上げる巻上機8とによって構成されている。
【0021】
上部かご室1と下部かご室2とは、連結ロープ5を介してかご駆動装置4(かご室駆動部)に連結されている。これにより、かご駆動装置4は、上部かご室1と下部かご室2とを互いに逆向きに同じ速度で移動させるようになっている。
【0022】
巻上機8とかご駆動装置4とには、かご枠3の移動と両かご室1、2の移動とを協調して制御する制御部11が接続されている。
【0023】
制御部11は、両かご室1、2を、所望の隣り合う階高に位置合わせするように、巻上機8とかご駆動装置4とを制御する速度制御指令装置として構成されている。
【0024】
また制御部11は、階高を記憶する記憶部12に接続されている。記憶部12は、隣り合う階高の差をも記憶していることが好ましい。制御部11と記憶部12とは、かご枠3から離れて設けられた制御装置10内に設置されている。
【0025】
本実施の形態の制御部11は、かご枠3の移動の速さが、常に上部かご室1及び下部かご室2のかご枠3に対する移動の速さ以上となるように、巻上機8とかご駆動装置4とを制御するようになっている。具体的には、かご枠3の移動が両かご室1、2の間隔調整よりも早くに終了する可能性がある場合に、かご枠3の所望の移動前の両かご室1、2の間隔と前記かご枠3の当該移動後の両かご室1、2の間隔との差の絶対値の2分の1の変位量(かご室1、2のかご枠3に対する変位量に相当する)だけ、かご枠3の当該移動後の位置(目標位置)より手前で、巻上機8に対する所定の減速制御を開始する減速指令部11aを有している。
【0026】
次に、このような構成よりなる本実施の形態の作用について、図2を用いて説明する。
【0027】
移動の目的階が特定されると(STEP01)、制御部11によって巻上機8の駆動が開始され、かご枠3の移動が開始される(STEP02)。
【0028】
制御部11は同時に、移動前(出発時)の両かご室1、2の各階高と、移動後(目的とする位置)の両かご室1、2の各階高との情報を、記憶部12から取り出す(STEP03)。そして、これらの情報に基づいて、予め設定された巻上機8用の制御プログラムと巻上機8によるかご枠3の移動にかかる時間と、予め設定されたかご駆動装置4用の制御プログラムとかご駆動装置4による両かご室1、2の間隔調整にかかる時間とを演算し、いずれの時間が長いかを判断する(STEP04)。
【0029】
かご枠3の移動にかかる時間の方が、両かご室1、2の間隔調整にかかる時間よりも長い場合(STEP04にてNoの場合)、目的とする隣り合う階高と両かご室1、2の間隔とが等しくなるように、制御部11はかご駆動装置4を駆動する(STEP11)。ここで、制御部11は、かご枠3の移動の速さV!が常に上部かご室1及び下部かご室2のかご枠3に対する移動の速さV2以上となるように、巻上機8とかご駆動装置4とを制御する(STEP12)。
【0030】
このような制御により、両かご室1、2の間隔調整が終了した後に、巻上機8によるかご枠3の移動が終了する(STEP13)。この場合、両かご室1、2の移動方向を、かご枠3の移動中に当該移動方向に常に一致させることができる。
【0031】
次に、かご枠3の移動にかかる時間の方が、両かご室1、2の間隔調整にかかる時間よりも短い場合(STEP04にてYesの場合)には、上部かご室1と下部かご室2の各開閉扉1a、2aについて、目的とする隣り合う階高における開閉要求の有無が調べられる(STEP05)。例えば、図3に示すように、一方のかご室のみが利用されている場合には、他方のかご室の開閉扉には開閉要求がなされないことがあり得る。
【0032】
目的とする隣り合う階高において、一方の開閉扉1aまたは2aに開閉要求が存在しない場合(STEP05にてNoの場合)には、両かご室1、2の間隔調整を行うことなく、すなわちかご駆動装置4を作動することなく、開閉要求の存在する方の開閉扉2aまたは1aを有するかご室2または1を基準にして、かご枠3の移動、すなわち巻上機8の制御がなされる(STEP21)。
【0033】
両方の開閉扉1a、2aに開閉要求が存在する場合(STEP05にてYesの場合)には、目的とする隣り合う階高と両かご室1、2の間隔とが等しくなるように、制御部11はかご駆動装置4を制御する(STEP31)。ここで、制御部11は、かご枠3の速さV1が常に上部かご室1及び下部かご室2のかご枠3に対する移動の速さV2以上となるように制御される(STEP32)。
【0034】
さらに制御部11の減速指令部11aが、移動前の両かご室1、2の間隔D1(図4参照)と目的とする移動後の両かご室1、2の間隔D2(図4参照)との差の絶対値|D1−D2|の2分の1の変位量(かご室1、2のかご枠3に対する変位量に相当する)を演算し、かご枠3の目標位置から、前記変位量だけ手前をかご枠3が通過した時にかご枠3の減速制御を開始する(STEP33)。この減速制御により、両かご室1、2の移動方向を、かご枠3の移動中に当該移動方向に常に一致させることが可能となる。
【0035】
このように減速指令部11aが作動する場合の、かご枠3と両かご室1、2との状態の具体例を、図4(a)乃至図4(c)を用いて説明する。図4(a)乃至図4(c)において、図4(a)乃至図4(c)においては、図示の便宜のため、かご枠3は、かご枠側部レールのみが示されている。
【0036】
図4(a)は、上部かご室1が階高Bに、下部かご室2が階高Bと隣り合う階高Cに位置合わせされた、移動前の状態を示している。この状態から、上部かご室1が階高Aに、下部かご室2が階高Aと隣り合う階高Bに位置合わせされた、図4(c)に示す状態に移動する場合を考える。
【0037】
まず、目的階が階高A、Bであることが特定される(STEP01)。次に、かご枠3が上方向に速さV1で上昇するよう制御される(STEP02)。
【0038】
同時に、制御部11は、記憶部12に記憶された階高A、B、Cの情報を取り出し(STEP02)、予め設定された巻上機8用の制御プログラム及びかご駆動装置4用の制御プログラムをそのまま用いた場合の、かご枠3を図4(a)に示す位置から移動後の目標位置である図4(c)に示す位置まで移動させる時間と、両かご室1、2の移動前の間隔D1(階高B、Cの差)を移動後の間隔D2(階高A、Bの差)に調整する時間とを瞬時に演算する。
【0039】
この場合、前者の時間の方が後者の時間よりも短く、両かご室1、2の両開閉扉1a、2aに開閉要求が存在するものとしているため、STEP04及びSTEP05を経て、制御部11はかご駆動装置4を駆動し、両かご室1、2を同じ速さV2で互いに逆方向に移動させる(STEP31)。速さV1は、常に速さV2以上となるように制御される(STEP32)。
【0040】
制御部11の減速指令部11aは、移動前の両かご室1、2の間隔D1と目的とする移動後の両かご室1、2の間隔D2との差の絶対値|D1−D2|の2分の1の変位量(かご室1、2のかご枠3に対する変位量に相当する)を演算し、かご枠3の目標位置から、前記変位量だけ手前をかご枠3が通過した時(この状態が図4(b)に示されている)に減速制御を開始する。
【0041】
この後、かご枠3の移動量が、両かご室1、2のかご枠3に対する移動量を超えないように減速制御がなされ、両かご室1、2の移動方向が、かご枠3の移動中に当該移動方向に常に一致する状態が維持されて、図4(c)に示す状態に至る。
【0042】
以上のように、本実施の形態によれば、制御部11により、かご枠3の上下動と両かご室1、2の移動とが協調して制御されるため、階高の差が変化する場合であっても、両かご室1、2の移動を常に円滑に行うことが可能である。
【0043】
また、本実施の形態によれば、両かご室1、2が互いに逆向きに連動して同じ速さで移動するため、両かご室1、2が相対的に移動することによるかご枠3全体の重心の変動が抑制され、かご枠3の制御特性が良好である。
【0044】
また、本実施の形態によれば、両かご室1、2は、所望の隣り合う階高に位置合わせされるため、両かご室1、2を効果的に利用することができる。
【0045】
また、本実施の形態によれば、階高を記憶する記憶部12を備えているため、階高情報を迅速に利用することができる。
【0046】
また、本実施の形態によれば、減速指令部11aによる前述のような減速制御によって、かご枠3の移動の速さが、常に両かご室1、2のかご枠3に対する移動の速さ以上となるように制御されるため、両かご室1、2が、かご枠3の移動方向と逆方向に移動することが回避される。これにより、かご室1、2内の乗客に違和感や不安感を感じさせることが防止される。
【0047】
さらに減速指令部11aは、かご枠3の移動が、両かご室1、2の間隔調整よりも早くに終了する可能性がある場合にのみ作動するようになっているため、効率の良い制御が実現できる。
【0048】
次に、本発明の第2の実施の形態のダブルデッキエレベータ装置について図5及び図6を用いて説明する。図5は、第2の実施の形態のダブルデッキエレベータ装置の概略構成図である。
【0049】
図5に示すように、本実施の形態のダブルデッキエレベータ装置20は、減速指令部11aの代わりに、かご枠3の所望の移動中の両かご室1、2の間隔とかご枠3の当該移動後の両かご室1、2の間隔との差の絶対値の2分の1だけ、かご枠3の当該移動後の位置より手前で、巻上機8に対する所定の減速制御を開始する第2減速指令部11bが設けられている。
【0050】
その他の構成は、図1に示す第1の実施の形態と同様の構成である。第2の実施の形態において、図1に示す第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
【0051】
本実施の形態の作用の流れを、図6に示す。図6に示す作用の流れに、STEP34がSTEP44に代わっている他は、図2に示す作用の流れと同様である。
【0052】
すなわち本実施の形態では、第2減速指令部11bが、移動中の両かご室1、2の間隔と目的とする移動後の両かご室1、2の間隔D2との差の絶対値の2分の1の変位量(かご室1、2のかご枠3に対する残りの変位量に相当する)を演算し、かご枠3の目標位置から、前記変位量だけ手前をかご枠3が通過した時に適宜にかご枠3の減速制御を実施する。
【0053】
例えば、図4(b)に示す状態では、両かご室1、2の間隔はD3であるから、目的とする移動後の両かご室1、2の間隔D2との差の絶対値の2分の1は、|D3−D2|/2である。
【0054】
本実施の形態によれば、かご枠3の減速制御が、移動中の両かご室1、2の間隔に基づいて適宜になされるため、両かご室1、2の移動方向をかご枠3の移動中に当該移動方向に常に一致させることが、より確実に保証される。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、制御部によりかご枠の移動と両かご室の移動とが、かご枠の移動終了前に両かご室の間隔調整が終了するように、且つ、前記かご枠の移動の速さが常に前記かご室の前記かご枠に対する移動の速さ以上となるように、協調して制御されるため、階高の差が変化する場合であっても、両かご室の移動を常に円滑に行うことが可能である。従って、かご室内の乗客に違和感や不安感を感じさせることを効果的に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるダブルデッキエレベータ装置の第1の実施の形態を示す構成概略図。
【図2】図1のダブルデッキエレベータ装置の作用を説明する図。
【図3】一方のかご室のみが利用されている状態を示す図。
【図4】減速指令部が作動する場合の制御状態を説明する図。
【図5】本発明によるダブルデッキエレベータ装置の第2の実施の形態を示す構成概略図。
【図6】図5のダブルデッキエレベータ装置の作用を説明する図。
【図7】従来のダブルデッキエレベータ装置を示す構成概略図。
【図8】従来の他のダブルデッキエレベータ装置を示す構成概略図。
【図9】従来のかご枠の移動とかご室間隔の調整との関係を説明する図。
【符号の説明】
20 ダブルデッキエレベータ装置
1 上部かご室
1a 開閉扉
2 下部かご室
2a 開閉扉
3 かご枠
4 かご駆動装置
5 連結ロープ
6 主索ロープ
7 カウンタウエイト
8 巻上機
10 制御装置
11 制御部
11a 減速指令部
11b 第2減速指令部
12 記憶部
70、80 ダブルデッキエレベータ装置
71、81 上部かご室
72、82 下部かご室
73、83 かご枠
75 ロープ機構
85 リンク機構
Claims (6)
- かご枠駆動部によって上下移動可能なかご枠と、
前記かご枠内に、互いに逆向きに連動して移動可能に設けられた上部かご室及び下部かご室と、
前記上部かご室と前記下部かご室とを移動させるかご室駆動部と、
前記かご枠駆動部と前記かご室駆動部とに接続され、前記かご枠の移動と前記両かご室の移動とを、前記かご枠の移動終了前に前記両かご室の間隔調整が終了するように、協調して制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記かご枠の移動の速さが常に前記かご室の前記かご枠に対する移動の速さ以上となるように、前記かご枠駆動部と前記かご室駆動部とを制御するようになっている
ことを特徴とするダブルデッキエレベータ装置。 - 前記上部かご室及び前記下部かご室は、連動して同じ速さで移動可能となっていることを特徴とする請求項1に記載のダブルデッキエレベータ装置。
- 前記制御部は、前記両かご室を所望の隣り合う階高に位置合わせするように、前記かご枠駆動部と前記かご室駆動部とを制御するようになっていることを特徴とする請求項1または2に記載のダブルデッキエレベータ装置。
- 前記制御部は、前記階高を記憶する記憶部に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のダブルデッキエレベータ装置。
- 前記上部かご室は、上部開閉扉を有し、
前記下部かご室は、下部開閉扉を有し、
前記制御部は、前記上部開閉扉または前記下部開閉扉のうち一方のみを作動させる場合には、前記かご室駆動部を作動させないようになっている
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のダブルデッキエレベータ装置。 - かご枠駆動部によって上下移動可能なかご枠と、
前記かご枠内に、互いに逆向きに連動して移動可能に設けられた上部かご室及び下部かご室と、
前記上部かご室と前記下部かご室とを移動させるかご室駆動部と、
を備えたことを特徴とするダブルデッキエレベータ装置を制御する制御装置であって、
前記かご枠駆動部と前記かご室駆動部とに接続され、前記かご枠の移動と前記両かご室の移動とを、前記かご枠の移動終了前に前記両かご室の間隔調整が終了するように、且つ、前記かご枠の移動の速さが常に前記かご室の前記かご枠に対する移動の速さ以上となるように、協調して制御する
ことを特徴とする制御装置。
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