JP4265060B2 - 画像入出力装置および資料提示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体を撮像して画像信号に変換し、この画像信号による映像をスクリーンに向けて投射する画像入出力装置、および被写体を撮像して画像信号を出力する資料提示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、載置台上に載置された被写体をCCDのような撮像素子で撮像して画像信号に変換し、この画像信号により液晶パネル上に画像を生成し、液晶パネルを投射ランプで照明して映像をスクリーンに向けて投射するカメラ付き液晶プロジェクタが知られている。このような液晶プロジェクタは、載置台上に載置された被写体を照明する照明ランプも備えている。また、撮像素子で撮像した画像信号による映像を投射させるか、あるいは外部から入力された画像信号による映像を投射させるかを切換えることもできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の液晶プロジェクタでは、スクリーンに映像を投射するとき、載置台に被写体を載置してから以下のように多くのスイッチを操作する必要がある。すなわち、撮像した画像信号による映像を投射させるか、あるいは外部から入力された画像信号による映像を投射させるかを切換える切換えスイッチ、被写体用照明ランプを点消灯する被写体照明スイッチ、あるいは投射ランプを点消灯する投射照明スイッチなどの操作が必要である。操作するスイッチの数が多いと、操作が煩雑になって使いづらい。
【0004】
本発明の目的は、撮像装置の画像信号選択により被写体照明装置を点灯するなど、所定の指令に連動して対応する所定の動作を行うことにより、スイッチの操作を減らして使いやすくした画像入出力装置、および資料提示装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
一実施の形態を示す図に対応づけて本発明を説明する。
(1)請求項1の発明による画像入出力装置は、被写体3を撮像する撮像装置1と、入力される画像信号に基づいて画像を生成する画像生成手段29と、画像生成手段29で生成されている画像を照明して投射する投射照明装置31と、被写体3を照明する被写体照明装置4と、撮像装置1から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して画像生成手段29に出力する選択手段26と、第1画像信号および第2画像信号のいずれか一方を選択するよう指令する指令手段44,45と、指令手段44,45から第1画像信号を選択するよう指令されたとき、被写体照明装置4を点灯する制御手段52とを備えることにより、上記目的を達成する。
(2)請求項2の発明は、請求項1に記載の画像入出力装置において、被写体照明装置4の点灯完了を判断する判断手段52を備え、制御手段52は、判断手段52が被写体照明装置4の点灯完了を判断するまで第1画像信号に基づく画像生成手段29の画像生成を禁止することを特徴とする。
(3)請求項3の発明は、請求項1に記載の画像入出力装置において、被写体照明装置4の点灯完了を判断する判断手段52を備え、制御手段52は、判断手段52により被写体照明装置4の点灯完了を判断した後に第1画像信号を選択するように選択手段26を駆動することを特徴とする。
(4)請求項4の発明による画像入出力装置は、被写体3を撮像する撮像装置1と、入力される画像信号に基づいて画像を生成する画像生成手段29と、画像生成手段29で生成されている画像を照明して投射する投射照明装置31と、被写体3を照明する被写体照明装置4と、撮像装置1から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して画像生成手段29に出力する選択手段26と、第1画像信号および第2画像信号のいずれか一方を選択するよう指令する指令手段44,45と、指令手段44,45から指令される第2画像信号の選択指令に基づいて、被写体照明装置4を消灯する制御手段52とを備えることにより、上記目的を達成する。
(5)請求項5の発明は、請求項4に記載の画像入出力装置において、制御手段52は、選択手段26で第2画像信号を選択して入力した後に被写体照明装置4を消灯することを特徴とする。
(6)請求項6の発明による資料提示装置は、被写体3を撮像して画像信号を出力する撮像装置1と、被写体3を照明する被写体照明装置4と、撮像装置1から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して出力する選択手段26Aと、第1画像信号および第2画像信号のいずれか一方を選択するよう指令する指令手段44,45と、指令手段44,45から第1画像信号を選択するよう指令されたとき、被写体照明装置4を点灯する制御手段52Aとを備えることにより、上記目的を達成する。
(7)請求項7の発明は、請求項6に記載の資料提示装置において、被写体照明装置4の点灯完了を判断する判断手段52Aを備え、制御手段52Aは、判断手段52Aが被写体照明装置4の点灯完了を判断するまで第1画像信号の出力を禁止することを特徴とする。
(8)請求項8の発明は、請求項6に記載の資料提示装置において、被写体照明装置4の点灯完了を判断する判断手段52Aを備え、制御手段52Aは、判断手段52Aが被写体照明装置4の点灯完了を判断した後に第1画像信号を選択するように選択手段26Aを駆動することを特徴とする。
(9)請求項9の発明による資料提示装置は、被写体3を撮像して画像信号を出力する撮像装置1と、被写体3を照明する被写体照明装置4と、撮像装置1から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して出力する選択手段26Aと、第1画像信号および第2画像信号のいずれか一方を選択するよう指令する指令手段44,45と、指令手段44,45から指令される第2画像信号の選択指令に基づいて、被写体照明装置4を消灯する制御手段52Aとを備えることにより、上記目的を達成する。
(10)請求項10の発明は、請求項9に記載の資料提示装置において、制御手段52Aは、選択手段26Aで第2画像信号を選択して入力した後に被写体照明装置4を消灯することを特徴とする。
(11)請求項11の発明による画像入出力装置は、被写体3を撮像する撮像装置1と、入力される画像信号に基づいて画像を生成する画像生成手段29と、画像生成手段29で生成されている画像を照明して投射する投射照明装置31と、被写体3を照明する被写体照明装置4と、撮像装置1から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して画像生成手段29に出力する選択手段26と、被写体照明装置4の点灯を指令する指令手段46と、指令手段46から指令される被写体照明装置4の点灯指令に基づいて、第1画像信号を選択するように選択手段26を駆動する制御手段52とを備えることにより、上記目的を達成する。
(12)請求項12の発明は、請求項11に記載の画像入出力装置において、被写体照明装置4の点灯完了を判断する判断手段52を備え、制御手段52は、判断手段52が被写体照明装置4の点灯完了を判断するまで、第1画像信号に基づく画像生成手段29の画像生成を禁止することを特徴とする。
(13)請求項13の発明は、請求項11に記載の画像入出力装置において、被写体照明装置4の点灯完了を判断する判断手段52を備え、制御手段52は、判断手段52が被写体照明装置4の点灯完了を判断した後に第1画像信号を選択するように選択手段26を駆動することを特徴とする。
(14)請求項14の発明による画像入出力装置は、被写体3を撮像する撮像装置1と、入力される画像信号に基づいて画像を生成する画像生成手段29と、画像生成手段29で生成されている画像を照明して投射する投射照明装置31と、被写体3を照明する被写体照明装置4と、撮像装置1から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して画像生成手段29に出力する選択手段26と、被写体照明装置4の消灯を指令する指令手段46と、指令手段46から指令される被写体照明装置4の消灯指令に基づいて、第2画像信号を選択するように選択手段26を駆動する制御手段52とを備えることにより、上記目的を達成する。
(15)請求項15の発明は、請求項14に記載の画像入出力装置において、制御手段52は、選択手段26で第2画像信号を選択して入力した後に被写体照明装置4を消灯することを特徴とする。
(16)請求項16の発明による資料提示装置は、被写体3を撮像して画像信号を出力する撮像装置1と、被写体3を照明する被写体照明装置4と、撮像装置1から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して出力する選択手段26Aと、被写体照明装置4の点灯を指令する指令手段46と、指令手段46から指令される被写体照明装置4の点灯指令に基づいて、第1画像信号を選択するように選択手段26Aを駆動する制御手段52Aとを備えることにより、上記目的を達成する。
(17)請求項17の発明は、請求項16に記載の資料提示装置において、被写体照明装置4の点灯完了を判断する判断手段52Aを備え、制御手段52Aは、判断手段52Aが被写体照明装置4の点灯完了を判断するまで、第1画像信号の出力を禁止することを特徴とする。
(18)請求項18の発明は、請求項16に記載の資料提示装置において、被写体照明装置4の点灯完了を判断する判断手段52Aを備え、制御手段52Aは、判断手段52Aが被写体照明装置4の点灯完了を判断した後で第1画像信号を選択するように選択手段26Aを駆動することを特徴とする。
(19)請求項19の発明による資料提示装置は、被写体3を撮像して画像信号を出力する撮像装置1と、被写体3を照明する被写体照明装置4と、撮像装置1から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して出力する選択手段26と、被写体照明装置4の消灯を指令する指令手段46と、指令手段46から指令される被写体照明装置4の消灯指令に基づいて、第2画像信号を選択するように選択手段26Aを駆動する制御手段52Aとを備えることにより、上記目的を達成する。
(20)請求項20の発明は、請求項19に記載の資料提示装置において、制御手段52Aは、選択手段26Aで第2画像信号が選択された後に被写体照明装置4を消灯することを特徴とする。
(21)請求項21の発明による画像入出力装置は、被写体3を撮像する撮像装置1と、入力される画像信号に基づいて画像を生成する画像生成手段29と、画像生成手段29で生成されている画像を照明して投射する投射照明装置31と、被写体3を照明する被写体照明装置4と、外部記憶媒体が装着される装着部101と、撮像装置1から出力される第1画像信号および装着部101に装着された外部記憶媒体から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して画像生成手段29に出力する選択手段26と、外部記憶媒体が装着部に装着されていることを検出する検出手段52と、検出手段52により外部記憶媒体の装着が検出されると被写体照明装置4を消灯する制御手段52とを備えることにより、上記目的を達成する。
(22)請求項22の発明による資料提示装置は、被写体3を撮像して画像信号を出力する撮像装置1と、被写体3を照明する被写体照明装置4と、外部記憶媒体が装着される装着部101と、撮像装置1から出力される第1画像信号および装着された外部記憶媒体から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して出力する選択手段26Aと、外部記憶媒体が装着部101に装着されていることを検出する検出手段52Aと、検出手段52Aにより外部記憶媒体の装着が検出されると被写体照明装置4を消灯する制御手段52Aとを備えることにより、上記目的を達成する。
【0006】
なお、上記課題を解決するための手段の項では、本発明をわかりやすく説明するために実施の形態の図と対応づけたが、これにより本発明が実施の形態に限定されるものではない。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1および図2は、本発明の一実施の形態による画像入出力装置の外観図である。図1は撮像装置1が使用状態(非格納位置)にある場合を、図2は撮像装置1が非使用状態(格納位置)にある場合をそれぞれ示す。
【0008】
画像入出力装置はメインスイッチ104によりパワーオンされる。この画像入出力装置は、画像を入力する撮像装置1と、画像を出力する投射型表示装置7とを備える。撮像装置1は、投射型表示装置7のハウジングに設けられた支柱6の先端に回動可能に支持されている。支柱6は、一端が投射型表示装置7のハウジングに対して回動可能に支持されており、図2に示すように、投射型表示装置7のハウジングに沿って折りたたむことができる。支柱6には、被写体3を照明する照明ランプ4および反射鏡5が設けられている。被写体3は、投射型表示装置7のハウジング上部の載置台71に載置され、照明ランプ4で照明される。撮像装置1は照明された被写体3を撮影レンズ2を介して撮像する。
【0009】
投射型表示装置7は、後述する画像生成装置(以下では光学系と呼ぶ)29の液晶パネル上に画像信号に応じた画像を生成し、その液晶パネルを照明して投射レンズ8を介してスクリーンSに映像を投射する。この投射型表示装置7には、各種の操作を指令するスイッチなどが設けられた操作パネル10と、外部から画像信号を入力するための入力端子9と、PCカードなどの外部記憶媒体が差し込まれるスロット101とが設けられている。入力端子9には、たとえば、ビデオレコーダなどの外部機器103が接続される。投射型表示装置7には赤外線受光素子11も設けられ、リモコン送信機12から送信される操作信号を受信する。
【0010】
図3は本実施の形態による画像入出力装置の概要を表すブロック図である。図3において、撮像装置1は、被写体3からの光束を取り込む撮影レンズ2と、撮影レンズ2から入射された光束を受光して電気信号に変換して出力するCCDのような撮像素子20とを備えている。撮像装置1はさらに信号処理部21と撮像制御部22とを備えている。信号処理部21は、撮像素子20から出力される画像信号を増幅してディジタル信号へ変換し、ホワイトバランス調整処理など所定の信号処理を行う。信号処理後の画像信号は、支柱6(図1)内に収容されたケーブルを通して撮像装置1から投射型表示装置7へ送られる。撮像制御部22は、投射型表示装置7から送られる指令により、撮像素子20および信号処理部21を制御する。後述する画像信号のミュートも撮像制御部22で制御する。
【0011】
図3において、投射型表示装置7は、複数の入力端子から入力される複数の画像信号のいずれか一つを選択する画像切換スイッチ26と、この画像切換スイッチ26で選択された画像信号に基づいて液晶パネルに画像を生成する光学系29と、入力される画像信号に基づいて液晶パネルを駆動する駆動回路28と、投射画像が生成されている液晶パネルを照明する投射ランプ31とを備えている。画像切換スイッチ26は入力端子A,B,C,Eのいずれか一つから入力される画像信号を出力端子Dに出力する。入力端子Aには撮像装置1の信号処理部21からの画像信号が入力される。入力端子Bには外部から入力される画像信号が入力される。入力端子Eには、スロット101に装着されたPCカードに記憶されている画像信号をデコータ回路102でデコードした画像信号が入力される。入力端子Cには、ネットワークを介してネットワークインターフェイス部51に入力されてデコードされた画像信号が入力される。切換スイッチ26には画像信号が入力されない開放端子Fも設けられている。後述するように、メインスイッチ104がオン操作されてパワーオンしたときに、切換スイッチ26は開放端子Fに切換えられる。
【0012】
投射ランプ31は、電源回路43からスイッチ37を介して点灯回路32に電力が供給されて点灯し、液晶パネルを照明する。計数回路39は、投射ランプ31の累積点灯時間をカウントする。照明ランプ4は、電源回路41からスイッチ36を介して点灯回路33に電力が供給されて点灯され、被写体3を照明する。計数回路38は、照明ランプ4の累積点灯時間をカウントする。なお、投射ランプ31や照明ランプ4としては、蛍光灯やメタルハライドランプが用いられる。
【0013】
蛍光灯やメタルハライドランプは、消灯状態から点灯して安定状態になるまでにある程度の時間を要する。蛍光灯の場合には、前回消灯してからの経過時間が長いほど、周囲温度が低いほど点灯するまでの時間が長くなる。したがって、後述するように、照明ランプ点灯時は所定時間、投射型表示装置7への画像信号の入力を禁止し、所定時間経過後に投射型表示装置7への画像信号の入力を許可する。これにより、照明光量が増加する際の見苦しい画像が投射されるのを防止できる。画像信号入力の禁止の形態として、切換スイッチ26を開放端子Fに切換えて画像信号を投射型表示装置7から遮断したり、撮像装置1で画像信号をミュートすることができる。ミュート回路は信号処理部21に内蔵される。処理部27にミュート回路を内蔵してもよい。後述するOSDメモリ30からスクリーンデータを処理部27へ出力して画像信号の全体に重ねてもよい。
【0014】
投射型表示装置7はまた、画像入出力装置の各種機器や回路を制御するCPU52と、 CPU52の指令により撮像装置1および投射型表示装置7の各部に対する制御信号を入出力する制御部53と、画像信号に対してγ調整処理を施して駆動回路28へ出力する処理部27とを備えている。処理部27は、γ調整処理後の画像に対してOSDメモリ30から読出される重畳用のデータを重ねてオーバーレイ画像を作る。OSDメモリ30は、制御部53から出力される駆動信号により、画像に対して重畳させる重畳データを記憶し、記憶された重畳用データを読出して処理部27へ送る。なお、重畳用データは、たとえば、オンスクリーン・メニューなどのテキストデータ、および画像全体を置換するスクリーンデータである。
【0015】
上述したように投射型表示装置7には操作パネル10が設けられている。この操作パネル10には、画像切換スイッチ26を切換えるための操作スイッチ44、45および55と、照明ランプ4を点灯/消灯するための操作スイッチ46と、投射ランプ31を点灯/消灯するための操作スイッチ56と、照明ランプ用インジケータ47および投射ランプ用のインジケータ48とが設けられている。照明ランプ用インジケータ47は照明ランプ4の累積点灯時間に関する情報を表示する。投射ランプ用インジケータ48は投射ランプ31の累積点灯時間に関する情報を表示する。
【0016】
画像切換スイッチ26は、投射型表示装置7に入力された複数の画像信号のいずれか一つを選択するときに切換えられる。画像切換スイッチ26の切換えは、操作者が、操作パネル10に設けられるスイッチ44,45,55を操作して行う。スイッチ44は、画像切換スイッチ26の入力を端子Bに切換えるためのスイッチであり、スイッチ45およびスイッチ55は、それぞれ切換スイッチ26の入力を端子Aおよび端子Cに切換えるためのスイッチである。これらのスイッチが操作者によって操作されることにより、切換指令信号が制御部53に送られる。制御部53は、入力された切換指令信号に対応して切換スイッチ26に対する切換え指令信号を出力する。切換スイッチ26の入力を端子Eに切換える動作は、スロット101にPCカードが挿入されたことをCPU52が検出することにより行われる。すなわち、CPU52は、スロット101内に設けられたPCカード用の接続コネクタにおいて、挿抜検出用に割り付けられたピンの信号レベルをチェックする。CPU52は、挿抜検出用ピンの信号レベルが所定の値に変化すると、PCカードが装着されたと判定して制御部53を介して切換スイッチ26に対する切換指令信号を出力する。
【0017】
操作パネル10に設けられるスイッチ56の操作により投射ランプ31を点灯し消灯することができる。制御部53は、スイッチ56から入力される操作信号に対応して、投射ランプ31を点灯/消灯させる駆動信号をスイッチ37に出力する。スイッチ37がオンされると、投射ランプ31の電源回路43から点灯回路32に電源が供給され、点灯回路32が投射ランプ31を点灯させる。一方、スイッチ37がオフされると、点灯回路32への電源の供給が遮断されて投射ランプ31が消灯する。計数回路39は、投射ランプ31の累積点灯時間をカウントして制御部53へ送る。計数回路39は、投射ランプ31が消灯中はカウントを中断する。計数回路39による計数結果は、インジケータ48に表示される。インジケータ48は通常消灯しており、投射ランプ31の累積点灯時間が所定時間を超えた場合に点滅する。インジケータ48の表示は、制御部53から制御される。投射ランプ31の累積点灯時間が所定時間を超えた場合、OSDメモリ30から警告の文字データを処理部27に出力して、投射映像に警告文字を重ねて表示することもできる。
【0018】
また、操作パネル10に設けられるスイッチ46の操作により、照明ランプ4を点灯し消灯することができる。制御部53は、スイッチ46から入力される操作信号に対応して、照明ランプ4を点灯/消灯させる駆動信号をスイッチ36に出力する。スイッチ36がオンされると、照明ランプ4の電源回路41から点灯回路33に電源が供給され、点灯回路33が照明ランプ4を点灯させる。一方、スイッチ36がオフされると、点灯回路33への電源の供給が遮断されて照明ランプ4が消灯する。計数回路38は、照明ランプ4の累積点灯時間をカウントして制御部53へ送る。計数回路38は、照明ランプ4が消灯中はカウントを中断する。計数回路38による計数結果は、インジケータ47に表示される。インジケータ47は、通常消灯しており、投射ランプ31の累積点灯時間が所定時間を超えた場合に点滅する。インジケータ47の表示は、制御部53から制御される。照明ランプ4の累積点灯時間が所定時間を超えた場合、OSDメモリ30から警告の文字データを処理部27に出力して、投射映像に警告文字を重ねて表示することもできる。
【0019】
投射型表示装置7は操作パネル10からの操作に加えて、リモコン送信機12からの操作信号によっても操作される。赤外線受光素子11は、リモコン送信機12から送信される赤外光による操作信号を受光して電気信号に変換する。赤外光による操作信号は、操作者がリモコン送信機12を操作することにより、リモコン送信機12から送信される。赤外線受光素子11で電気信号に変換された操作信号は、復調回路34で復調された後、制御部53内のデコード回路によりデコードされる。操作信号がデコードされることにより、画像切換スイッチ26の入力を切換えるための操作信号に変換される。リモコン送信機12のスイッチ49、50および54が操作されると、それぞれ、画像切換スイッチ26の入力を端子A、端子Bおよび端子Cに切換える操作信号に変換される。制御部53は、これらの操作信号に対応して、切換スイッチ26に対する切換え信号を出力する。
【0020】
次に、図4を参照して光学系29を詳細に説明する。光学系29は、RGB各色用の画像をそれぞれ生成する液晶パネルP1〜P3と、投射用ランプ31(図2)からの照明光をRGBにそれぞれ分解して各液晶パネルP1〜P3を照明するRGB分解用ダイクロイックミラーD1〜D3とを備えている。投射ランプ31(図2)から発せられた光は、ミラーM1で反射されて赤色光を反射するダイクロイックミラーD1に入射される。ダイクロイックミラーD1は赤色光のみを反射して残りの光を透過する。ダイクロイックミラーD1で反射された赤色光はミラーM2で再び反射され、赤色用の液晶パネルP1、色合成用のダイクロイックミラーD3およびD4を透過して投射レンズ8へ出射される。
【0021】
ダイクロイックミラーD1を透過した光は、青色光を反射するダイクロイックミラーD2に入射される。ダイクロイックミラーD2は青色光のみを反射して残りの光を透過する。ダイクロイックミラーD2で反射された青色光は、青色用の液晶パネルP3を透過した後、色合成用のダイクロイックミラーD3で反射され、ダイクロイックミラーD4を透過して投射レンズ8へ出射される。ダイクロイックミラーD2を透過した緑色光は、緑色用の液晶パネルP2を透過した後、ミラーM3および色合成用のダイクロイックミラーD4で反射されて投射レンズ8に出射される。
【0022】
投射レンズ8に出射された上記の赤色、青色および緑色の合成光が、投射レンズ8によりスクリーンS上に映し出される。以上説明したように、光学系29が駆動回路28からの駆動信号により液晶パネルP1〜P3を駆動して、液晶パネルP1〜P3上に形成された像が投射ランプ31による照明光で空間変調されて、投射レンズ8を通してスクリーンS(図1)に投射される。
【0023】
以上のように構成された画像入出力装置では、
▲1▼撮像装置1からの画像信号を選択するのに応答して照明ランプ4を点灯し、
▲2▼外部入力端子9からの画像信号の選択に応答して照明ランプ4を消灯し、
▲3▼PCカードをスロット101に装着するのに応答して照明ランプ4を消灯するような制御が行われる。
【0024】
以下、▲1▼〜▲3▼の制御について説明する。
▲1▼撮像装置1からの画像信号選択に応答して照明ランプ4を点灯
メインスイッチ104をオン操作してパワーオンしたとき、切換スイッチ26を開放端子Fに切換える。開放端子Fは開放されているから、画像信号は選択されない。またこのとき、照明ランプ4を消灯し、投射ランプ31を点灯する。撮像装置1からの画像信号の選択が指令されると、切換スイッチ26を入力端子Aに切換えるとともに、撮像装置1において画像信号をミュートして照明ランプ4の点灯を指示する。点灯の指示から所定時間が経過してランプ光量が安定すると、画像信号のミュートを解除して撮像装置1からの画像信号を処理部27に入力する。これにより、液晶パネルに撮像装置1で撮像した画像信号に基づいて映像が生成され、投射ランプ31の照明光で液晶パネルが照明され、投射光学系により映像がスクリーンに投射される。
【0025】
▲2▼外部からの画像信号選択に応答して照明ランプ4を消灯
メインスイッチ104をオン操作してパワーオンしたとき、切換スイッチ26を開放端子Fに切換える。開放端子Fは開放されているから、画像信号は選択されない。このとき、照明ランプ4を消灯し、投射ランプ31を点灯する。外部入力端子9からの画像信号の選択が指令されると、切換スイッチ26を入力端子Bに切換え、外部入力である画像信号を処理部27に入力する。なお、メインスイッチ104のオン直後でなく通常使用状態において、外部入力端子9からの画像信号が選択された際に、撮像装置1の照明ランプ4が点灯していれば消灯する。メインスイッチ104のオン操作によりすでに投射ランプ31は点灯しているから、外部入力されている画像信号に基づいて液晶パネルに映像が生成され、その映像がスクリーンに投射される。
【0026】
▲3▼PCカードをスロット装着に応答して照明ランプ4を消灯
メインスイッチ104をオン操作してパワーオンしたとき、切換スイッチ26を開放端子Fに切換える。開放端子Fは開放されているから、画像信号は選択されない。このとき、照明ランプ4を消灯し、投射ランプ31を点灯する。PCカードがスロット101に装着されると、PCカードからの画像信号を選択するように切換スイッチ26を入力端子Eに切換え、その画像信号を処理部27に入力する。なお、メインスイッチ104のオン直後でなく通常使用状態において、外部入力端子9からの画像信号が選択された際に、撮像装置1の照明ランプ4が点灯していれば消灯する。メインスイッチ104のオン操作によりすでに投射ランプ31は点灯しているから、PCカードからの画像信号に基づいて液晶パネルに映像が生成され、その映像がスクリーンに投射される。
【0027】
図5は、上述した機能を実現するためにCPU52で行われる処理手順を示す。以下の各ステップの内容はCPU52が実行するものであるが、以下の説明では便宜的にCPU52からの指令による各装置の動作として説明する。図5において、メインスイッチ104がオンされるとステップS301でこの処理が開始される。ステップS302で変数Fに3をセットする。変数Fは画像入出力装置の状態を表し、F=1は撮像装置1からの画像信号による映像が投射されている場合である。F=2は外部入力端子9からの画像信号による映像が投射されている場合である。F=3は全く意味がないことを表す。ステップS303において、照明ランプ4を消灯し、投射ランプ31を点灯するとともに、切換スイッチ26を開放端子Fに切換える。これにより、いっさいの画像信号の入力を禁止する。
【0028】
ステップS304においてPCカードがスロット101へ装着されていないと判定されると、ステップS401に進む。ステップS401において、スイッチ45により撮像装置1からの画像信号の選択が指令されていると判定されると、ステップS402に進む。ステップS402において、変数Fが1ではないと判定されると、ステップS402Aにおいて、切換スイッチ26を入力端子Aに切換えてステップS402Bへ進む。ステップS402Bにおいて、撮像装置1からの画像信号をミュートする。ステップS403で照明ランプ4の点灯を指示してステップS404へ進む。なお、撮像装置1の撮像制御部22により信号処理部21へミュートが指令され、信号処理部21は画像信号の出力を禁止する。
【0029】
ステップS404において、点灯指示から所定時間が経過したと判定されると、ステップS405に進み、ミュートを解除してステップS407へ進む。ステップS407では、変数Fに1をセットしてステップS304に戻る。
【0030】
このような処理により、メインスイッチ104のオン操作の後に、スイッチ45の切換操作により撮像装置1の画像信号を選択することが指令されると、切換スイッチ26を入力端子Aに切換えると同時に撮像装置1からの画像信号をミュートするとともに照明ランプ4の点灯を指示する。点灯指示後所定時間が経過してミュートが解除されると、撮像装置1からの画像信号により液晶パネルに画像が生成されてスクリーンに投射される。したがって、照明ランプ4の点灯指令操作が不要となり操作性が向上する。また、照明ランプ4の動作が安定するまでの間はその映像がスクリーンに投射されないので、見苦しい映像の投射が防止される。
【0031】
ステップS401において、撮像装置1の画像信号の選択指令が出力されていないと判定されると、ステップS500へ進む。ステップS500において、スイッチ44により、外部入力端子9に入力されている画像信号の選択指令が出力されていることが判定されると、ステップS501に進む。ステップS501で変数Fが2と判定されないと、ステップS502に進む。ステップS502で切換スイッチ26を外部入力端子Bに切換えてステップS503へ進む。ステップS503において、変数Fが1と判定されるとステップS504で撮像装置1の照明ランプ4を消灯する。ステップS503において、変数Fが1と判定されない場合には、照明ランプ4は消灯しているから、ランプ消灯処理であるステップS504をスキップしてステップS505に進み、ここで、変数Fに2をセットしてステップS304へ戻る。ステップS501で変数Fが2と判定されたときもステップS304へ戻る。
【0032】
このような処理により、メインスイッチ104のオン操作の後に外部入力端子9からの画像信号を選択することが指令されると、外部入力端子9からの画像信号を処理部27へ入力してその画像信号により液晶パネルに画像を生成してスクリーンに投射する。また、照明ランプ4が点灯していれば消灯する。したがって、スイッチ46による照明ランプ4の消灯操作が不要となり操作性が向上する。また、スイッチ46により照明ランプ4を消灯させる必要がなく、操作性が向上するとともに、無駄な電力消費が抑制される。さらに、外部からの画像信号を選択した後に被写体照明ランプ4を消灯することより、撮像装置1からの画像信号に基づいた投射映像から外部画像信号に基づいた投射映像へ切り換わる際に、被写体照明ランプ4の消灯に伴った見苦しい映像が投射されるのが防止される。
【0033】
一方、ステップS500が否定判定されると、ステップS506に進む。ステップS506で変数Fが1と判定されると、ステップS507で撮像装置1の照明ランプ4を消灯し、ステップS508で変数Fを3にセットするとともに、切換スイッチ26を開放端子Fに切換え、ステップS304へ戻る。ステップS506で変数Fが1ではないと判定されるとステップS507をスキップしてステップS508へ進む。このような処理により、メインスイッチ104のオン操作の後に撮像装置1からの画像信号および外部入力端子9からの画像信号のいずれの選択も指令されない場合には、照明ランプ4を消灯する。したがって、照明ランプ4の消灯操作をすることなく無駄な電力消費が抑制される。
【0034】
ステップS304でPCカードがスロット101へ装着されていると判定されると、ステップ305に進む。ステップS305において、変数Fがゼロでないと判定されない場合には、ステップS306で切換スイッチ26を入力端子Eに切換える。ステップS307で変数Fが1と判定されると、ステップS308において照明ランプ4を消灯する。次いで、ステップS309で変数Fに0をセットしてステップS304に戻る。ステップS307で変数Fが1ではないと判定されるとステップS308をスキップしてステップS309へ進む。ステップS305で変数Fがゼロと判定されるとステップS304へ戻る。
【0035】
このような処理により、メインスイッチ104により電源投入したとき、PCカードがスロット101に装着していることが検出されると、切換スイッチ26が入力端子Eに切換わってPCカードからの画像信号が処理部27に入力される。液晶パネルには、PCカードから読みとられる画像信号に基づいて映像が生成される。投射ランプ31の照明光で液晶パネルが照明され、投射光学系により映像がスクリーンに投射される。このとき、照明ランプ4が点灯していれば消灯される。この場合にも、PCカードからの画像信号を選択した後に被写体照明ランプ4を消灯することより、撮像装置1からの画像信号に基づいた投射映像からPCカードの画像信号に基づいた投射映像へ切り換わる際に、被写体照明ランプ4の消灯に伴った見苦しい映像が投射されるのが防止される。
【0036】
図6は図5の変形例を示す図である。図5の処理では、撮像装置1の画像信号を選択するようにスイッチ45が操作されるのに応答して、CPU52の指令により、切換スイッチ26を入力端子Aに切換えるとともに照明ランプ4が安定動作するまで画像信号をミュートした。図6の処理では、撮像装置1の画像信号を選択するようにスイッチ45が操作されるのに応答して、CPU52は照明ランプ4を点灯させるが、切換スイッチ26の切換指令は出力しない。そして、照明ランプ4に点灯を指示してから所定時間が経過して照明ランプ4の点灯が完了したと判断した時点で、CPU52は切換スイッチ26を入力端子Aに切換える。
【0037】
ステップS401において、スイッチ45により入力端子Aを選択するように指令されていると判定されると、ステップS402に進む。ステップS402で変数Fが1ではないと判定されると、ステップS403において照明ランプ4の点灯を指示する。ステップS404でランプ点灯指示後所定時間経過したと判定されると、ステップS406において、CPU52は切換スイッチ26に対して、入力端子Aに切換えるような指令を出力する。これにより、切換スイッチ26の入力端子Aから撮像装置1の画像信号が処理部27に入力され、映像がスクリーンに投射される。
【0038】
以上のように構成された画像入出力装置では、上記の制御に代えて、照明ランプ4の点灯の指示に応答して撮像装置1からの画像信号を選択することもできる。
【0039】
メインスイッチ104をオン操作してパワーオンしたとき、切換スイッチ26を開放端子Fに切換える。開放端子Fは開放されているから、画像信号は選択されない。またこのとき、照明ランプ4を消灯し、投射ランプ31を点灯する。照明ランプ4の点灯スイッチ46がオン操作されると、切換スイッチ26を入力端子Aに切換えた上で、撮像装置1からの画像信号をミュートして照明ランプ4を点灯する。点灯指示から所定時間が経過してランプ光量が安定すると、画像信号のミュートを解除して撮像装置1からの画像信号を処理部27に入力する。これにより、撮像装置1で撮像した画像信号に基づいた映像が液晶パネルに生成される。投射ランプ31の照明光で液晶パネルが照明され、投射光学系により映像がスクリーンに投射される。
【0040】
図7は、上述した機能を実現するためにCPU52で行われる処理手順を示す。以下の各ステップの内容はCPU52が実行するものである。なお、図7において図5のフローチャートと同一のステップについては、ステップ番号を600番台として説明を省略する。
【0041】
メインスイッチ104がオンされるとステップS601でこの処理が開始される。ステップS601〜609のステップは図6のステップS301〜309と全く同一である。ステップS604においてPCカードの装着が検出されないと、ステップS701に進む。ステップS701において、照明用スイッチ46により照明ランプ4の点灯が指示されたと判定されると、ステップS702に進む。ステップS702において、変数Fが1ではないと判定されると、ステップS702Aにおいて、切換スイッチ26を入力端子Aに切換える。ステップS702Bにおいて、撮像装置1からの画像信号をミュートするとともに、ステップS703で照明ランプ4の点灯を指示する。
【0042】
ステップS704において、点灯指示から所定時間が経過したと判定されると、ステップS705に進み、ミュートを解除する。その後、ステップS707において、変数Fに1をセットしてステップS604に戻る。
【0043】
このような処理により、メインスイッチ104のオン操作の後に照明ランプ4の点灯が指令されると、切換スイッチ26を入力端子Aに切換えて撮像装置1からの画像信号を選択し、その画像信号をミュートした上で照明ランプ4の点灯を指示する。点灯指示後所定時間が経過したときにミュートを解除して、撮像装置1の画像信号に基づいた画像を液晶パネルに生成してスクリーンに投射する。
【0044】
ステップS701において、スイッチ46がオン操作されていない、すなわち照明ランプ4の点灯指令が出力されていないと判定されると、ステップS801へ進む。ステップS801において、変数Fが2と判定されないと、ステップS802に進む。ステップS802で切換スイッチ26を外部入力端子Bに切換えてステップS803へ進む。ステップS803において、変数Fが1と判定されるとステップS804で撮像装置1の照明ランプ4を消灯し、変数Fが1と判定されない場合には、ステップS804をスキップしてステップS805で変数Fに2をセットする。ステップS801において、変数Fが2と判定されるとステップS604へ戻る。
【0045】
このような処理により、メインスイッチ104のオン操作の後に照明ランプ4を点灯する指令が出力されず、スロット101にPCカードも装着されていない場合には、外部入力端子9からの画像信号に切換え、照明ランプ4を消灯する。したがって、画像入力切換操作が不要となり、また照明ランプ4の消灯操作をすることなく無駄な電力消費が抑制される。
【0046】
図8は図7の変形例を示す図である。図7の処理では、照明ランプ4を点灯するようにスイッチ46が操作されるのに応答して、CPU52の指令により、切換スイッチ26を入力端子Aに切換えるとともに照明ランプ4が安定動作するまで画像信号をミュートした。図8の処理では、照明ランプ4を点灯するようにスイッチ46が操作されるのに応答して、CPU52は照明ランプ4を点灯させるが、切換スイッチ26の切換指令は出力しない。そして、照明ランプ4に点灯を指示してから所定時間が経過して照明ランプ4の点灯が完了したと判断した時点で、CPU52は切換スイッチ26を入力端子Aに切換える。
【0047】
ステップS701において、スイッチ46により照明ランプ4を点灯する指令が出力されていると判定されると、ステップS702に進む。ステップS702で変数Fが1ではないと判定されると、ステップS703において照明ランプ4の点灯を指示する。ステップS704でランプ点灯指示後所定時間経過したと判定されると、ステップS706において、CPU52は切換スイッチ26に対して、入力端子Aに切換えるような指令を出力する。これにより、切換スイッチ26の入力端子Aから撮像装置1の画像信号が処理部27に入力され、映像がスクリーンに投射される。
【0048】
図5〜図8の実施の形態において、照明ランプ4の光量が安定するまでの所定時間は画像信号の入力を禁止したり、画像信号をミュートするようにした。この所定時間は照明ランプの点灯に要する最大時間を設定することができる。あるいは、不図示の温度センサで周囲温度を計測したり、前回の消灯からの経過時間を計測して所定時間を可変としてもよい。
【0049】
以上の説明では、主として画像信号についての説明を行った。一般に、画像信号と音声信号は組み合わせて使用されることが多い。この場合には、音声信号を再生する再生回路、および音声切換えスイッチを設け、画像切換スイッチ26の入力切換えに同期させて音声切換えスイッチの入力を切換えるようにすればよい。この結果、画像の切換えに合わせて、再生回路が音声切換えスイッチで切換えられた音声信号を再生する。
【0050】
以上の説明では、撮像装置1と投写型表示装置7を有する画像入出力装置について説明したが、被写体3を撮像して画像信号を出力する撮像装置1だけの資料提示装置にも本発明を適用できる。図9は本発明が適用される資料提示装置の構成を示す図である。図9において図3と同様な箇所には同一の符号を付して相違点を主に説明する。切換スイッチ26Aは、3つの入力端子A,B,Eと、1つの開放端子Fと、1つの出力端子Gとを備えている。入力端子Aには撮像装置1からの画像信号が入力され、入力端子Bには外部入力端子9から入力される外部画像信号が入力され、入力端子Eにはスロット101に装着されるPCカードからの画像信号が入力される。開放端子Fは、いずれの画像信号も入力されない開放端子である。出力端子Gは外部出力端子105に接続されている。切換スイッチ26Aは、CPU52Aにより制御部53Aを介して切換えられる。
【0051】
このような資料提示装置では、図5で説明したのと同様な処理が実行できる。操作パネル10のスイッチ45により切換スイッチ26の入力端子Aを選択する指令が出力されると、まず切換スイッチ26を入力端子Aに切換え、画像信号をミュートして照明ランプ4を点灯する。所定時間経過後、ミュートを解除して映像を投射する。あるいは、図7で説明したのと同様な処理が実行できる。スイッチ46により照明ランプ4を点灯する指令が出力されると、切換スイッチ26を入力端子Aに切換え、画像信号をミュートする。所定時間経過後にミュートを解除する。なお、画像信号のミュートに代えて図6および図8で説明したのと同様な処理により、照明ランプ4の動作が安定するで画像信号の出力を禁止することもできる。
【0052】
また、PCカードなどの外部記録媒体が装着されたのに応答して、切換スイッチ26を入力端子Eに切換えることもできる。このとき、照明ランプ4を消灯することもできる。
【0053】
以上説明したように本発明は、▲1▼撮像装置1からの画像信号を選択する指令に応答して照明ランプ4を点灯し、▲2▼照明ランプ4を点灯する指令に応答して撮像装置1の画像信号を選択し、▲3▼外部入力画像信号の選択あるいはPCカードの装着により照明ランプ4を消灯するようにしたものである。したがって、このような機能を実現する限り、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、種々の処理手順、回路、構成を採用できる。
【0054】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、次のような効果を奏する。
(1)請求項1,6,11,16の発明のように、撮像装置の画像信号の選択指令に応答して被写体照明装置を点灯したり、あるいは、被写体照明装置の点灯指令に応答して撮像装置の画像信号を選択するようにしたので、被写体照明装置点灯の操作や画像信号の切換操作が不要となり操作性が向上する。
(2)請求項4,9,15の発明のように、外部から入力される画像信号の選択に応答して被写体照明装置を消灯すれば、照明装置の消灯操作が不要となり、操作性が向上する。
(3)請求項2,3,7、8,12、13,17,18の発明のように、被写体照明装置の動作が安定するまで映像を投射しないようにすれば、被写体照明装置の不安定動作に伴う見苦しい映像がスクリーンに投射されるのが防止される。
(4)請求項14および19の発明のように、被写体照明装置の消灯指令に応答して、外部入力の画像信号を選択するようにすれば、画像信号の選択操作が不要となり操作性が向上する。
(5)請求項21および22の発明のように、外部記憶媒体の装着を検出して、外部記憶媒体に記憶されている画像信号の選択動作と被写体照明装置の消灯を行うようにすれば、操作性が向上する。
(6)請求項5,15,20の発明のように、外部からの画像信号の選択指令が出力されているとき、その画像信号を選択した後で被写体照明装置を消灯することより、撮像装置からの画像信号に基づいた映像から外部画像信号に基づいた映像へ切り換わる際に、被写体照明装置の消灯に伴った見苦しい映像が表示されるのが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による画像入出力装置の外観図であり、撮像装置が使用状態にある場合を示す。
【図2】本発明の一実施の形態による画像入出力装置の外観図であり、撮像装置が非使用状態にある場合を示す。
【図3】図1の画像入出力装置の概要を表すブロック図である。
【図4】画像生成装置である光学系のブロック図である。
【図5】CPUで実行される処理手順の一例を説明するフローチャートである。
【図6】図5の変形例を示すフローチャートである。
【図7】CPUで実行される処理手順の他の例を説明するフローチャートである。
【図8】図7の変形例を示すフローチャートである。
【図9】本発明が適用される資料提示装置の概要を表すブロック図である。
【符号の説明】
1…撮像装置 2…撮影レンズ
3…被写体 4…照明ランプ
5…反射鏡 6…支柱
7…投射型表示装置 8…投射レンズ
9…入力端子 10…操作パネル
20…撮像素子 21…信号処理部
22…撮像制御部 26…画像切換えスイッチ
27…処理部 29…光学系
31…投射ランプ 52…CPU
53…制御部 100…マイクロスイッチ
104…メインスイッチ S…スクリーン
Claims (22)
- 被写体を撮像する撮像装置と、
入力される画像信号に基づいて画像を生成する画像生成手段と、
前記画像生成手段で生成されている画像を照明して投射する投射照明装置と、
前記被写体を照明する被写体照明装置と、
前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して前記画像生成手段に出力する選択手段と、
前記第1画像信号および前記第2画像信号のいずれか一方を選択するよう指令する指令手段と、
前記指令手段から前記第1画像信号を選択するよう指令されたとき、前記被写体照明装置を点灯する制御手段とを備えることを特徴とする画像入出力装置。 - 請求項1に記載の画像入出力装置において、
前記被写体照明装置の点灯完了を判断する判断手段を備え、
前記制御手段は、前記判断手段が前記被写体照明装置の点灯完了を判断するまで前記第1画像信号に基づく前記画像生成手段の画像生成を禁止することを特徴とする画像入出力装置。 - 請求項1に記載の画像入出力装置において、
前記被写体照明装置の点灯完了を判断する判断手段を備え、
前記制御手段は、前記判断手段により前記被写体照明装置の点灯完了を判断した後に前記第1画像信号を選択するように前記選択手段を駆動することを特徴とする画像入出力装置。 - 被写体を撮像する撮像装置と、
入力される画像信号に基づいて画像を生成する画像生成手段と、
前記画像生成手段で生成されている画像を照明して投射する投射照明装置と、
前記被写体を照明する被写体照明装置と、
前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して前記画像生成手段に出力する選択手段と、
前記第1画像信号および前記第2画像信号のいずれか一方を選択するよう指令する指令手段と、
前記指令手段から指令される前記第2画像信号の選択指令に基づいて、前記被写体照明装置を消灯する制御手段とを備えることを特徴とする画像入出力装置。 - 請求項4に記載の画像入出力装置において、
前記制御手段は、前記選択手段で前記第2画像信号を選択して入力した後に前記被写体照明装置を消灯することを特徴とする画像入出力装置。 - 被写体を撮像して画像信号を出力する撮像装置と、
前記被写体を照明する被写体照明装置と、
前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して出力する選択手段と、
前記第1画像信号および前記第2画像信号のいずれか一方を選択するよう指令する指令手段と、
前記指令手段から前記第1画像信号を選択するよう指令されたとき、前記被写体照明装置を点灯する制御手段とを備えることを特徴とする資料提示装置。 - 請求項6に記載の資料提示装置において、
前記被写体照明装置の点灯完了を判断する判断手段を備え、
前記制御手段は、前記判断手段が前記被写体照明装置の点灯完了を判断するまで前記第1画像信号の出力を禁止することを特徴とする資料提示装置。 - 請求項6に記載の資料提示装置において、
前記被写体照明装置の点灯完了を判断する判断手段を備え、
前記制御手段は、前記判断手段が前記被写体照明装置の点灯完了を判断した後に前記第1画像信号を選択するように前記選択手段を駆動することを特徴とする資料提示装置。 - 被写体を撮像して画像信号を出力する撮像装置と、
前記被写体を照明する被写体照明装置と、
前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して出力する選択手段と、
前記第1画像信号および前記第2画像信号のいずれか一方を選択するよう指令する指令手段と、
前記指令手段から指令される前記第2画像信号の選択指令に基づいて、前記被写体照明装置を消灯する制御手段とを備えることを特徴とする資料提示装置。 - 請求項9に記載の資料提示装置において、
前記制御手段は、前記選択手段で前記第2画像信号を選択して入力した後に前記被写体照明装置を消灯することを特徴とする資料提示装置。 - 被写体を撮像する撮像装置と、
入力される画像信号に基づいて画像を生成する画像生成手段と、
前記画像生成手段で生成されている画像を照明して投射する投射照明装置と、
前記被写体を照明する被写体照明装置と、
前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して前記画像生成手段に出力する選択手段と、
前記被写体照明装置の点灯を指令する指令手段と、
前記指令手段から指令される前記被写体照明装置の点灯指令に基づいて、前記第1画像信号を選択するように前記選択手段を駆動する制御手段とを備えることを特徴とする画像入出力装置。 - 請求項11に記載の画像入出力装置において、
前記被写体照明装置の点灯完了を判断する判断手段を備え、
前記制御手段は、前記判断手段が前記被写体照明装置の点灯完了を判断するまで、前記第1画像信号に基づく前記画像生成手段の画像生成を禁止することを特徴とする画像入出力装置。 - 請求項11に記載の画像入出力装置において、
前記被写体照明装置の点灯完了を判断する判断手段を備え、
前記制御手段は、前記判断手段が前記被写体照明装置の点灯完了を判断した後に前記第1画像信号を選択するように前記選択手段を駆動することを特徴とする画像入出力装置。 - 被写体を撮像する撮像装置と、
入力される画像信号に基づいて画像を生成する画像生成手段と、
前記画像生成手段で生成されている画像を照明して投射する投射照明装置と、
前記被写体を照明する被写体照明装置と、
前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して前記画像生成手段に出力する選択手段と、
前記被写体照明装置の消灯を指令する指令手段と、
前記指令手段から指令される前記被写体照明装置の消灯指令に基づいて、前記第2画像信号を選択するように前記選択手段を駆動する制御手段とを備えることを特徴とする画像入出力装置。 - 請求項14に記載の画像入出力装置において、
前記制御手段は、前記選択手段で前記第2画像信号を選択して入力した後に前記被写体照明装置を消灯することを特徴とする画像入出力装置。 - 被写体を撮像して画像信号を出力する撮像装置と、
前記被写体を照明する被写体照明装置と、
前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して出力する選択手段と、
前記被写体照明装置の点灯を指令する指令手段と、
前記指令手段から指令される前記被写体照明装置の点灯指令に基づいて、前記第1画像信号を選択するように前記選択手段を駆動する制御手段とを備えることを特徴とする資料提示装置。 - 請求項16に記載の資料提示装置において、
前記被写体照明装置の点灯完了を判断する判断手段を備え、
前記制御手段は、前記判断手段が前記被写体照明装置の点灯完了を判断するまで、前記第1画像信号の出力を禁止することを特徴とする資料提示装置。 - 請求項16に記載の資料提示装置において、
前記被写体照明装置の点灯完了を判断する判断手段を備え、
前記制御手段は、前記判断手段が前記被写体照明装置の点灯完了を判断した後で前記第1画像信号を選択するように前記選択手段を駆動することを特徴とする資料提示装置。 - 被写体を撮像して画像信号を出力する撮像装置と、
前記被写体を照明する被写体照明装置と、
前記撮像装置から出力される第1画像信号および外部から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して出力する選択手段と、
前記被写体照明装置の消灯を指令する指令手段と、
前記指令手段から指令される前記被写体照明装置の消灯指令に基づいて、前記第2画像信号を選択するように前記選択手段を駆動する制御手段とを備えることを特徴とする資料提示装置。 - 請求項19に記載の資料提示装置において、
前記制御手段は、前記選択手段で前記第2画像信号が選択された後に前記被写体照明装置を消灯することを特徴とする資料提示装置。 - 被写体を撮像する撮像装置と、
入力される画像信号に基づいて画像を生成する画像生成手段と、
前記画像生成手段で生成されている画像を照明して投射する投射照明装置と、
前記被写体を照明する被写体照明装置と、
外部記憶媒体が装着される装着部と、
前記撮像装置から出力される第1画像信号および前記装着部に装着された外部記憶媒体から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して前記画像生成手段に出力する選択手段と、
前記外部記憶媒体が前記装着部に装着されていることを検出する検出手段と、
前記検出手段により前記外部記憶媒体の装着が検出されると前記被写体照明装置を消灯する制御手段とを備えることを特徴とする画像入出力装置。 - 被写体を撮像して画像信号を出力する撮像装置と、
前記被写体を照明する被写体照明装置と、
外部記憶媒体が装着される装着部と、
前記撮像装置から出力される第1画像信号および装着された外部記憶媒体から入力される第2画像信号のいずれか一方を選択して出力する選択手段と、
前記外部記憶媒体が前記装着部に装着されていることを検出する検出手段と、
前記検出手段により前記外部記憶媒体の装着が検出されると前記被写体照明装置を消灯する制御手段とを備えることを特徴とする資料提示装置。
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1999
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