JP4266092B2 - ジアミン誘導体 - Google Patents

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JP4266092B2
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敏晴 太田
聡 小森谷
利治 吉野
浩一 魚戸
有美 中本
博之 内藤
明慶 望月
勉 永田
英幸 菅野
憲康 萩野谷
謙次 吉川
雅敏 永持
祥三 小林
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、活性化血液凝固第X因子(以下、FXaと略す)を阻害して強力な抗血液凝固作用を示し経口投与も可能な新規な化合物またはそれを有効成分として含有する血液凝固抑制剤または血栓もしくは塞栓の予防および/または治療剤に関する。
【0002】
【従来の技術】
不安定狭心症、脳梗塞、脳塞栓、心筋梗塞、肺梗塞、肺塞栓、バ−ジャ−病、深部静脈血栓症、汎発性血管内凝固症候群、人工弁置換後の血栓形成、血行再建後の再閉塞および体外循環時の血栓形成などは血液凝固能の亢進が重要な要因の一つであることから、用量反応性に優れ、持続性があり、出血の危険が低く、副作用の少ない、経口投与でも直ちに十分な効果が得られる優れた抗凝固薬が求められている(Thrombosis Research、68巻、507−512頁、1992年)。
【0003】
様々な作用機作に基づく抗凝固薬の研究の中から、FXa阻害薬は優れた抗凝固薬となる可能性が示唆されている。血液凝固系は多段階の酵素反応による増幅過程を経て大量のトロンビンが産生され、不溶性のフィブリンを生成する一連の反応である。内因系においては接触因子の活性化に引き続き多段階の反応の後に、活性化第VIII因子、カルシウムイオンの存在下にリン脂質膜上で活性化第IX因子が第X因子を活性化する。また、外因系においては組織因子の存在下に活性化第VII因子が第X因子を活性化する。即ち、凝固系の中での第X因子のFXaへの活性化がトロンビン生成において必須の反応である。両系において活性化された第X因子(FXa)はプロトロンビンを限定分解しトロンビンを生成する。生成したトロンビンは上流の凝固因子を活性化するため、トロンビンの生成はさらに増幅される。上記のようにFXaよりも上位の凝固系は内因系、外因系に分かれるため、FXaよりも上位の凝固系酵素を阻害したのではFXaの産生を十分に抑制し得ず、結果としてトロンビンを産生してしまうことになる。また、凝固系は自己増幅反応であることから、生成したトロンビンを阻害するよりも上位に位置するFXaの阻害により効率良く凝固系の抑制が達成され得る(Thrombosis Research、15巻、617−629頁、1979年)。FXa阻害薬の優れるもう一つの点は、血栓モデルで有効な用量と実験的出血モデルでの出血時間を延長させる用量との乖離の大きいことことであり、この実験結果よりFXa阻害薬は出血の危険の少ない抗凝固薬であると考えられる。
【0004】
FXa阻害薬として様々な化合物が報告されているが、一般にアンチトロンビンIIIやアンチトロンビンIII依存性のペンタサッカライドなどは、生体内で血栓形成に実際的役割を果たしているプロトロンビナーゼ複合体を阻害出来ないことが知られ(Thrombosis Research、68巻、507−512頁、1992年;Journal of Clinical Investigation、71巻、1383−1389頁、1983年;Mebio、14巻、8月号、92−97頁)、さらに経口投与では有効性を示さない。吸血動物であるダニやヒルより単離されたチックアンチコアギュラントペプチド(TAP)(Science、248巻、593−596頁、1990年)およびアンチスタシン(AST)(Journal of Biological Chemistry、263巻、10162−10167頁、1988年)もFXaを阻害し静脈血栓モデルから動脈血栓モデルまで抗血栓効果を示すが、これらは高分子のペプチドであり経口投与では無効である。この様にアンチトロンビンIII非依存性に凝固因子を直接阻害する低分子のFXa阻害薬の開発が行われてきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、強力なFXa阻害作用を有し、経口投与で速やかに十分かつ持続的な抗血栓効果を示す新規な化合物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、新規なFXa阻害薬の合成ならびに薬理作用の検討をした結果、強いFXa阻害作用ならびに強い抗凝固作用を示すジアミン誘導体、その塩、それらの溶媒和物またはそれらのN−オキシドを見出した。さらに、これらの化合物は、経口投与においても即効的かつ持続的に強くFXaを阻害し、強力な抗凝固作用および抗血栓作用を示すことから、血栓・塞栓に基づく種々の疾病の予防薬並びに治療薬として有用であることを見い出し本発明を完成した。
【0007】
すなわち、本発明は、一般式(1)
【0008】
【化35】
Figure 0004266092
[式中、R1およびR2は各々独立して、水素原子、水酸基、アルキル基またはアルコキシ基を示し;
Q1は、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基、または置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基を示し;
Q2は、単結合、置換基を有することもある2価の飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基、置換基を有することもある2価の飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基、置換基を有することもある2価の飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基、または置換基を有することもある2価の飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基を示し;
Q3は、下記の基
【0009】
【化36】
Figure 0004266092
【0010】
[基中、Q5は炭素数1〜8のアルキレン基、炭素数2〜8のアルケニレン基または基−(CH2)m−CH2−A−CH2−(CH2)n−(基中、mおよびnは各々独立して0、1〜3の整数を示し、Aは酸素原子、窒素原子、硫黄原子、−SO−、−SO2−、−NH−、−O−NH−、−NH−NH−、−S−NH−、−SO−NH−または−SO2−NH−を示す。)を示し;
R3およびR4は、Q5を含む環上の炭素原子、窒素原子または硫黄原子上に置換し、各々独立して水素原子、水酸基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲン原子、ハロゲノアルキル基、シアノ基、シアノアルキル基、アミノ基、アミノアルキル基、N−アルキルアミノアルキル基、N,N−ジアルキルアミノアルキル基、アシル基、アシルアルキル基、置換基を有してもよいアシルアミノ基、アルコキシイミノ基、ヒドロキシイミノ基、アシルアミノアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキルアミノ基、カルボキシアルキルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノアルキル基、カルバモイル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN−アルキルカルバモイル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイル基、N−アルケニルカルバモイル基、N−アルケニルカルバモイルアルキル基、N−アルケニル−N−アルキルカルバモイル基、N−アルケニル−N−アルキルカルバモイルアルキル基、N−アルコキシカルバモイル基、N−アルキル−N−アルコキシカルバモイル基、N−アルコキシカルバモイルアルキル基、N−アルキル−N−アルコキシカルバモイルアルキル基、1〜3個のアルキル基で置換されていてもよいカルバゾイル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルアルキル基、置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニル基、カルバモイルアルキル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN−アルキルカルバモイルアルキル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイルアルキル基、カルバモイルオキシアルキル基、N−アルキルカルバモイルオキシアルキル基、N,N−ジアルキルカルバモイルオキシアルキル基、置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニルアルキル基、置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニルオキシアルキル基、アリール基、アラルキル基、ヘテロアリール基、ヘテロアリールアルキル基、アルキルスルホニルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノアルキル基、アリールスルホニルアミノアルキル基、アルキルスルホニルアミノカルボニル基、アリールスルホニルアミノカルボニル基、アルキルスルホニルアミノカルボニルアルキル基、アリールスルホニルアミノカルボニルアルキル基、オキソ基、カルバモイルオキシ基、アラルキルオキシ基、カルボキシアルキルオキシ基、アシルオキシ基、アシルオキシアルキル基、アリールスルホニル基、アルコキシカルボニルアルキルスルホニル基、カルボキシアルキルスルホニル基、アルコキシカルボニルアシル基、アルコキシアルキルオキシカルボニル基、ヒドロキシアシル基、アルコキシアシル基、ハロゲノアシル基、カルボキシアシル基、アミノアシル基、アシルオキシアシル基、アシルオキシアルキルスルホニル基、ヒドロキシアルキルスルホニル基、アルコキシアルキルスルホニル基、置換基を有してもよい3〜6員の複素環スルホニル基、N−アルキルアミノアシル基、N,N−ジアルキルアミノアシル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイルアシル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイルアルキルスルホニル基またはアルキルスルホニルアシル基を示すか、あるいは、R3およびR4は一緒になって炭素数1〜5のアルキレン基、炭素数2〜5のアルケニレン基、炭素数1〜5のアルキレンジオキシ基またはカルボニルジオキシ基を示す。)を示し;
Q4は、置換基を有することもあるアリール基、置換基を有することもあるアリールアルケニル基、置換基を有することもあるアリールアルキニル基、置換基を有することもあるヘテロアリール基、置換基を有することもあるヘテロアリールアルケニル基、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基を示し;
T0はカルボニル基またはチオカルボニル基を示し;
T1は、カルボニル基、スルホニル基、基−C(=O)−C(=O)−N(R')−、基−C(=S)−C(=O)−N(R')−、基−C(=O)−C(=S)−N(R')−、基−C(=S)−C(=S)−N(R')−(基中、R'は水素原子、水酸基、アルキル基またはアルコキシ基を示す。)、基−C(=O)−A1−N(R")−(基中、A1は置換基を有することもある炭素数1〜5のアルキレン基を示し、R"は水素原子、水酸基、アルキル基またはアルコキシ基を示す。)、基−C(=O)−NH−、基−C(=S)−NH−、基−C(=O)−NH−NH−、基−C(=O)−A2−C(=O)−(基中、A2は単結合または炭素数1〜5のアルキレン基を示す。)基−C(=O)−A3−C(=O)−NH−(基中、A3は炭素数1〜5のアルキレン基を示す。)、基−C(=O)−C(=NORa)−N(Rb)−、基−C(=S)−C(=NORa)−N(Rb)−(基中、Raは水素原子、アルキル基またはアルカノイル基を示し、Rbは水素原子、水酸基、アルキル基またはアルコキシ基を示す。)、基−C(=O)−N=N−、基−C(=S)−N=N−またはチオカルボニル基を示す。]で表される化合物、その塩、それらの溶媒和物またはそれらのN−オキシドを提供するものである。
【0011】
また、上記一般式(1)で表される化合物、その塩、それらの溶媒和物またはそれらのN−オキシドを含有する、医薬、活性化血液凝固第X因子阻害剤、血液凝固抑制剤、血栓または塞栓の予防および/または治療剤、さらには脳梗塞、脳塞栓、心筋梗塞、狭心症、肺梗塞、肺塞栓、バージャー病、深部静脈血栓症、汎発性血管内凝固症候群、人工弁/関節置換後の血栓形成、血行再建後の血栓形成および再閉塞、全身性炎症性反応症候群(SIRS)、多臓器不全(MODS)、体外循環時の血栓形成または採血時の血液凝固の予防および/または治療剤を提供するものである。さらに、本発明中の化合物(1)を製造する中間体を提供するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、一般式(1)で表される本発明のジアミン誘導体における置換基について説明する。
<基Q4について>
基Q4は、置換基を有することもあるアリール基、置換基を有することもあるアリールアルケニル基、置換基を有すこともあるアリールアルキニル基、置換基を有することもあるヘテロアリール基、置換基を有することもあるヘテロアリールアルケニル基、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基を意味する。
【0013】
基Q4において、アリール基としては、炭素数6〜14のアリール基、例えばフェニル基、ナフチル基、アントリル基、フェナントリル基等を挙げることができる。アリールアルケニル基とは、炭素数6〜14のアリール基と炭素数2〜6のアルケニレン基とで構成する基を意味し、例えばスチリル基等を挙げることができる。アリールアルキニル基としては、炭素数6〜14のアリール基と炭素数2〜6のアルキニレン基で構成する基を意味し、例えばフェニルエチニル基等を挙げることができる。
【0014】
ヘテロアリール基は、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれる少なくとも1個のヘテロ原子を有する芳香族性の1価の基を意味し、総員数5または6のヘテロアリール基、例えばピリジル基、ピリダジニル基、フリル基、チエニル基、ピロリル基、チアゾリル基、オキサゾリル基、ピリミジニル基、テトラゾリル基等を挙げることができる。ヘテロアリールアルケニル基は、上記のヘテロアリール基と炭素数2〜6のアルケニレン基とで構成する基を意味し、例えばチエニルエテニル基、ピリジルエテニル基等を挙げることができる。
【0015】
飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基は、飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素が1価の基となったものを示し、その飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素とは、同種もしくは異種の飽和または不飽和の5〜6員の環状炭化水素が2〜3個縮合して形成された2環性または3環性の縮合炭化水素を示す。その場合の飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素とは、例えばシクロペンタン、シクロペンテン、シクロヘキサン、シクロヘキセン、シクロヘキサジエン、ベンゼン等を挙げることができる。飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基の具体的な例としては、インデニル基、インダニル基、テトラヒドロナフチル基、ナフチル基等を挙げることができる。なお、飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基が一般式(1)中のT1と結合する位置は特に限定されない。
【0016】
飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基とは、飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環が1価の基となったものを示し、その飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環は以下の▲1▼〜▲3▼を示す。
【0017】
▲1▼同種もしくは異種の飽和または不飽和の5〜7員の複素環が2〜3個縮合して形成された2環性または3環性の縮合複素環、
▲2▼1個の飽和または不飽和の5〜7員の複素環と1〜2個の飽和または不飽和の5〜6員の環状炭化水素が縮合して形成された2環性または3環性の縮合複素環、および
▲3▼2個の飽和または不飽和の5〜7員の複素環と1個の飽和または不飽和の5〜6員の環状炭化水素が縮合して形成された3環性の縮合複素環。
上記の飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基が一般式(1)中のT1と結合する位置は特に限定されない。
【0018】
上記の飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環とは、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれる少なくとも1個のヘテロ原子を有する複素環を示し、フラン、ピロール、チオフェン、ピラゾール、イミダゾール、オキサゾール、オキサゾリジン、チアゾール、チアジアゾール、フラザン、ピラン、ピリジン、ピリミジン、ピリダジン、ピロリジン、ピペラジン、ピペリジン、オキサジン、オキサジアジン、モルホリン、チアジン、チアジアジン、チオモルホリン、テトラゾール、トリアゾール、トリアジン、チアジアジン、オキサジアジン、アゼピン、ジアゼピン、トリアゼピン、チアゼピン、オキサゼピン等を具体例として挙げることができる。また、飽和または不飽和の5〜6員の環状炭化水素とは、飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基の説明において例示した飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素と同じものを示す。飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基の具体例としては、ベンゾフリル基、イソベンゾフリル基、ベンゾチエニル基、インドリル基、インドリニル基、イソインドリル基、イソインドリニル基、インダゾリル基、キノリル基、ジヒドロキノリル基、4−オキソ−ジヒドロキノリル基(ジヒドロキノリン−4−オン)、テトラヒドロキノリル基、イソキノリル基、テトラヒドロイソキノリル基、クロメニル基、クロマニル基、イソクロマニル基、4H−4−オキソベンゾピラニル基、3,4−ジヒドロ−4H−4−オキソベンゾピラニル基、4H−キノリジニル基、キナゾリニル基、ジヒドロキナゾリニル基、テトラヒドロキナゾリニル基、キノキサリニル基、テトラヒドロキノキサリニル基、シンノリニル基、テトラヒドロシンノリニル基、インドリジニル基、テトラヒドロインドリジニル基、ベンゾチアゾリル基、テトラヒドロベンゾチアゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾイソチアゾリル基、ベンゾイソオキサゾリル基、ベンゾイミダゾリル基、ナフチリジニル基、テトラヒドロナフチリジニル基、チエノピリジル基、テトラヒドロチエノピリジル基、チアゾロピリジル基、テトラヒドロチアゾロピリジル基、チアゾロピリダジニル基、テトラヒドロチアゾロピリダジニル基、ピロロピリジル基、ジヒドロピロロピリジル基、テトラヒドロピロロピリジル基、ピロロピリミジニル基、ジヒドロピロロピリミジニル基、ピリドキナゾリニル基、ジヒドロピリドキナゾリニル基、ピリドピリミジニル基、テトラヒドロピリドピリミジニル基、ピラノチアゾリル基、ジヒドロピラノチアゾリル基、フロピリジル基、テトラヒドロフロピリジル基、オキサゾロピリジル基、テトラヒドロオキサゾロピリジル基、オキサゾロピリダジニル基、テトラヒドロオキサゾロピリダジニル基、ピロロチアゾリル基、ジヒドロピロロチアゾリル基、ピロロオキサゾリル基、ジヒドロピロロオキサゾリル基、チエノピロリル基、チアゾロピリミジニル基、4−オキソ−テトラヒドロシンノリニル基、1,2,4−ベンゾチアジアジニル基、1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジニル基、1,2,4−ベンゾオキサジアジニル基、シクロペンタピラニル基、チエノフラニル基、フロピラニル基、ピリドオキサジニル基、ピラゾロオキサゾリル基、イミダゾチアゾリル基、イミダゾピリジル基、テトラヒドロイミダゾピリジル基、ピラジノピリダジニル基、ベンズイソキノリル基、フロシンノリル基、ピラゾロチアゾロピリダジニル基、テトラヒドロピラゾロチアゾロピリダジニル基、ヘキサヒドロチアゾロピリダジノピリダジニル基、イミダゾトリアジニル基、オキサゾロピリジル基、ベンゾオキセピニル基、ベンゾアゼピニル基、テトラヒドロベンゾアゼピニル基、ベンゾジアゼピニル基、ベンゾトリアゼピニル基、チエノアゼピニル基、テトラヒドロチエノアゼピニル基、チエノジアゼピニル基、チエノトリアゼピニル基、チアゾロアゼピニル基、テトラヒドロチアゾロアゼピニル基、4,5,6,7−テトラヒドロ−5,6−テトラメチレンチアゾロピリダジニル基、5,6−トリメチレン−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロピリダジニル基等を挙げることができる。
【0019】
上記の縮合複素環式基の縮合形式には特に制限はなく、例えばナフチリジニル基では、1,5−、1,6−、1,7−、1,8−、2,6−または2,7−ナフチリジニル基のいずれでもよく、チエノピリジル基では、チエノ[2,3−b]ピリジル基、チエノ[2,3−c]ピリジル基、チエノ[3,2−b]ピリジル基、チエノ[3,2−c]ピリジル基、チエノ[3,4−b]ピリジル基、チエノ[3,4−c]ピリジル基のいずれでもよく、チエノピロリル基では、チエノ[2,3−b]ピロリル基、チエノ[2,3−b]ピロリル基等でよく、チアゾロピリジル基では、チアゾロ[4,5−b]ピリジル基、チアゾロ[4,5−c]ピリジル基、チアゾロ[5,4−b]ピリジル基、チアゾロ[5,4−c]ピリジル基、チアゾロ[3,4−a]ピリジル基、チアゾロ[3,2−a]ピリジル基のいずれでもよく、チアゾロピリダジニル基では、チアゾロ[4,5−c]ピリダジニル基、チアゾロ[4,5−d]ピリダジニル基、チアゾロ[5,4−c]ピリダジニル基、チアゾロ[3,2−b]ピリダジニル基のいずれでもよく、ピロロピリジル基では、ピロロ[2,3−b]ピリジル基、ピロロ[2,3−c]ピリジル基、ピロロ[3,2−b]ピリジル基、ピロロ[3,2−c]ピリジル基、ピロロ[3,4−b]ピリジル基、ピロロ[3,4−c]ピリジル基のいずれでもよく、ピリドピリミジニル基では、ピリド[2,3−d]ピリミジニル基、ピリド[3,2−d]ピリミジニル基、ピリド[3,4−d]ピリミジニル基、ピリド[4,3−d]ピリミジニル基、ピリド[1,2−c]ピリミジニル基、ピリド[1,2−a]ピリミジニル基のいずれでもよく、ピラノチアゾリル基では、ピラノ[2,3−d]チアゾリル基、ピラノ[4,3−d]チアゾリル基、ピラノ[3,4−d]チアゾリル基、ピラノ[3,2−d]チアゾリル基のいずれでもよく、フロピリジル基では、フロ[2,3−b]ピリジル基、フロ[2,3−c]ピリジル基、フロ[3,2−b]ピリジル基、フロ[3,2−c]ピリジル基、フロ[3,4−b]ピリジル基、フロ[3,4−c]ピリジル基のいずれでもよく、オキサゾロピリジル基では、オキサゾロ[4,5−b]ピリジル基、オキサゾロ[4,5−c]ピリジル基、オキサゾロ[5,4−b]ピリジル基、オキサゾロ[5,4−c]ピリジル基、オキサゾロ[3,4−a]ピリジル基、オキサゾロ[3,2−a]ピリジル基のいずれでもよく、オキサゾロピリダジニル基では、オキサゾロ[4,5−c]ピリダジニル基、オキサゾロ[4,5−d]ピリダジニル基、オキサゾロ[5,4−c]ピリダジニル基、オキサゾロ[3,4−b]ピリダジニル基のいずれでもよく、ピロロチアゾリル基では、ピロロ[2,1−b]チアゾリル基、ピロロ[1,2−c]チアゾリル基、ピロロ[2,3−d]チアゾリル基、ピロロ[3,2−d]チアゾリル基、ピロロ[3,4−d]チアゾリル基のいずれでもよく、ピロロオキサゾリル基では、ピロロ[2,1−b]オキサゾリル基、ピロロ[1,2−c]オキサゾリル基、ピロロ[2,3−d]オキサゾリル基、ピロロ[3,2−d]オキサゾリル基、ピロロ[3,4−d]オキサゾリル基のいずれでもよく、ベンゾアゼピニル基では、1H−1−ベンゾアゼピニル基、1H−2−ベンゾアゼピニル基、1H−3−ベンゾアゼピニル基のいずれでもよく、また4,5−ジヒドロ−1−オキソ−1H−2−ベンゾアゼピニル基のごとくジヒドロ−オキソ誘導体型のベンゾアゼピニル基でもよく、ベンゾジアゼピニル基では、1H−1,3−ベンゾジアゼピニル基、1H−1,4−ベンゾジアゼピニル基、1H−1,5−ベンゾジアゼピニル基のいずれでもよく、また4,5−ジヒドロ−4−オキソ−1H−1,3−ベンゾジアゼピニル基のごとくジヒドロ−オキソ誘導体型のベンゾジアゼピニル基でもよく、ベンゾトリアゼピニル基では、1H−1,3,4−ベンゾトリアゼピニル基、1H−1,3,5−ベンゾトリアゼピニル基のいずれでもよく、また4,5−ジヒドロ−5−オキソ−1H−1,3,4−ベンゾトリアゼピニル基のごとくジヒドロ−オキソ誘導体型のベンゾトリアゼピニル基でもよく、チエノアゼピニル基では、チエノ[2,3−b]アゼピニル基、チエノ[2,3−c]アゼピニル基、チエノ[2,3−d]アゼピニル基、チエノ[3,2−c]アゼピニル基、チエノ[3,2−b]アゼピニル基のいずれでもよく、また5,6,7,8−テトラヒドロ−4−オキソ−4H−チエノ[3,2−c]アゼピニル基のごとくジヒドロ−オキソ誘導体型のチエノアゼピニル基でもよく、チエノジアゼピニル基やチエノトリアゼピニル基においても同様にいずれの縮合型のものでもよく、またジヒドロ−オキソ誘導体型のものでもよく、ベンゾチアゼピニル基では、1H−1−ベンゾチアゼピニル基、1H−2−ベンゾチアゼピニル基、1H−3−ベンゾチアゼピニル基のいずれでもよく、また4,5−ジヒドロ−1−オキソ−1H−2−ベンゾチアゼピニル基のごとくジヒドロ−オキソ誘導体型のベンゾチアゼピニル基でもよく、ベンゾオキサゼピニル基では、1H−1−ベンゾオキサゼピニル基、1H−2−ベンゾオキサゼピニル基、1H−3−ベンゾオキサゼピニル基のいずれでもよく、また4,5−ジヒドロ−1−オキソ−1H−2−ベンゾオキサゼピニル基のごとくジヒドロ−オキソ誘導体型のベンゾオキサゼピニル基でもよく、さらにはこれらの縮合形式以外のものでもよい。
【0020】
上記のアリール基、ヘテロアリール基、アリールアルケニル基、ヘテロアリールアルケニル基、飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基、飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基は、それぞれ1〜3個の置換基を有することもあり、置換基としては、水酸基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子のハロゲン原子、ハロゲン原子が1個〜3個置換した炭素数1〜6のハロゲノアルキル基、アミノ基、シアノ基、アミノアルキル基、ニトロ基、ヒドロキシアルキル基(例えば、ヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基など)、アルコキシアルキル基(例えば、メトキシメチル基、2−メトキシエチル基など)、カルボキシル基、カルボキシアルキル基(例えば、カルボキシメチル基、2−カルボキシエチル基など)、アルコキシカルボニルアルキル基(例えば、メトキシカルボニルメチル基、エトキシカルボニルメチル基など)、アシル基(例えば、ホルミル基、アセチル基、プロピオニル基などのアルカノイル基)、アミジノ基、ヒドロキシアミジノ基、直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキル基(例えば、メチル基、エチル基など)、直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基など)、直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数2〜7のアルコキシカルボニル基が置換したアミジノ基(例えば、メトキシカルボニルアミジノ基、エトキシカルボニルアミジノ基など)、直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数2〜6のアルケニル基(例えば、ビニル基、アリル基など)、直鎖状もしくは分枝状の炭素数2〜6のアルキニル基(例えば、エチニル基、プロピニル基など)、直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数2〜6のアルコキシカルボニル基(例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基など)、カルバモイル基、窒素原子上に直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキル基が置換したモノまたはジアルキルカルバモイル基、直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキル基で置換されたモノまたはジアルキルアミノ基(例えば、エチルアミノ基、ジメチルアミノ基、メチルエチルアミノ基)および5〜6員の含窒素複素環式基(例えば、ピロリジノ基、ピペリジノ基、ピペラジノ基、モルホリノ基など)等を挙げることができる。
【0021】
基Q4は、上記の基の中でも下記の12種の基(a)〜(l)が好ましい。すなわち、
【0022】
【化37】
Figure 0004266092
【0023】
[基中、R5およびR6は、各々独立に水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、またはシアノ基、水酸基、ハロゲン原子、アルキル基、もしくはアルコキシ基で置換されてもよいフェニル基を示し、R7およびR8は、各々独立に水素原子、水酸基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アシル基、カルバモイル基、N−アルキルカルバモイル基、N,N−ジアルキルカルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アミジノ基またはアルコキシカルボニルアルキル基を示す。]、
【0024】
【化38】
Figure 0004266092
【0025】
[基中、R9およびR10は、各々独立に水素原子、水酸基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アシル基、カルバモイル基、N−アルキルカルバモイル基、N,N−ジアルキルカルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アミジノ基またはアルコキシカルボニルアルキル基を示す。]、
【0026】
【化39】
Figure 0004266092
【0027】
[基中、R11、R12およびR13は、各々独立に水素原子、水酸基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アシル基、カルバモイル基、N−アルキルカルバモイル基、N,N−ジアルキルカルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アミジノ基またはアルコキシカルボニルアルキル基を示す。]、
【0028】
【化40】
Figure 0004266092
【0029】
[基中、X1は、CH2、CH、NH、NOH、N、OまたはSを示し、R14、R15およびR16は、各々独立に水素原子、水酸基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アシル基、カルバモイル基、N−アルキルカルバモイル基、N,N−ジアルキルカルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アミジノ基またはアルコキシカルボニルアルキル基を示す。]、
【0030】
【化41】
Figure 0004266092
【0031】
[基中、X2は、NH、N、OまたはSを示し、X3はN、CまたはCHを示し、X4はN、CまたはCHを示し、R17およびR18は、各々独立に水素原子、水酸基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アシル基、カルバモイル基、N−アルキルカルバモイル基、N,N−ジアルキルカルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アミジノ基またはアルコキシカルボニルアルキル基を示す。X3およびX4がCとCHの組合せおよびともにCまたはCHの場合を除く。]、
【0032】
【化42】
Figure 0004266092
【0033】
[基中、NはR19が置換する環の炭素原子の1個または2個が窒素原子に置換されていることを示し、R19、R20およびR21は、各々独立に水素原子、水酸基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アシル基、カルバモイル基、N−アルキルカルバモイル基、N,N−ジアルキルカルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アミジノ基またはアルコキシカルボニルアルキル基を示す。]、
【0034】
【化43】
Figure 0004266092
【0035】
[基中、X5はCH2、CH、NまたはNHを示し、Z1はN、NHまたはOを示し、Z2はCH2、CH、CまたはNを示し、Z3はCH2、CH、S、SO2またはC=Oを示し、X5−Z2はX5とZ2が単結合または二重結合で結合していることを示し、R22およびR23は、各々独立に水素原子、水酸基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アシル基、カルバモイル基、N−アルキルカルバモイル基、N,N−ジアルキルカルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アミジノ基またはアルコキシカルボニルアルキル基を示し、R24は水素原子またはアルキル基を示す。]、
【0036】
【化44】
Figure 0004266092
【0037】
[基中、X6はOまたはSを示し、R25およびR26は、各々独立に水素原子、水酸基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アシル基、カルバモイル基、N−アルキルカルバモイル基、N,N−ジアルキルカルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アミジノ基またはアルコキシカルボニルアルキル基を示す。]、
【0038】
【化45】
Figure 0004266092
【0039】
[基中、R27およびR28は、各々独立に水素原子、水酸基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アシル基、カルバモイル基、N−アルキルカルバモイル基、N,N−ジアルキルカルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アミジノ基またはアルコキシカルボニルアルキル基を示す。]、
【0040】
【化46】
Figure 0004266092
【0041】
[基中、E1およびE2はそれぞれ独立して、NまたはCHを示し、R29およびR30は、各々独立に水素原子、水酸基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アシル基、カルバモイル基、N−アルキルカルバモイル基、N,N−ジアルキルカルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アミジノ基またはアルコキシカルボニルアルキル基を示す。]、
【0042】
【化47】
Figure 0004266092
【0043】
[基中、Y1はCHまたはNを示し、Y2は、−N(R33)−(基中、R33は水素原子または炭素数1〜6のアルキル基を示す。)、OまたはSを示し、R31およびR32は、各々独立に水素原子、水酸基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アシル基、カルバモイル基、N−アルキルカルバモイル基、N,N−ジアルキルカルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アミジノ基またはアルコキシカルボニルアルキル基を示す。]、
【0044】
および、下記の基
【0045】
【化48】
Figure 0004266092
【0046】
[基中、1〜8の数字は位置を示し、それぞれのNは1〜4の炭素原子のいずれか1個および5〜8の炭素原子のいずれか1個がそれぞれ窒素原子1個で置換されていることを示し、R34、R35およびR36は、各々独立に水素原子、水酸基、ニトロ基、アミノ基、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲノアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アシル基、カルバモイル基、N−アルキルカルバモイル基、N,N−ジアルキルカルバモイル基、アルコキシカルボニル基、アミジノ基またはアルコキシカルボニルアルキル基を示す。]が好ましい基として挙げられる。
以下に、これらの基について説明を加える。
【0047】
上記の基中のR5〜R36の説明にあるハロゲン原子はフッ素原子、塩素原子、臭素原子およびヨウ素原子を示し、アルキル基は直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のものを示し、アルケニル基は直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数2〜6のものを示し、アルキニル基は直鎖状もしくは分枝状の炭素数2〜6のものを示し、ヒドロキシアルキル基は上記のC1−C6アルキル基に水酸基1個が置換したものを示し、アルコキシ基は直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のものを示し、アルコキシアルキル基は上記のC1−C6アルキル基に上記のC1−C6アルコキシ基1個が置換したものを示し、カルボキシアルキル基は上記のC1−C6アルキル基にカルボキシル基1個が置換したものを示し、アシル基は炭素数1〜6のアルカノイル基(ホルミルを含む)、ベンゾイル基やナフトイル基等のアロイル基、または上記のC1−C6アルカノイル基に前記のC6−C14アリール基が置換したアリールアルカノイル基を示し、N−アルキルカルバモイル基は、上記のC1−C6アルキル基が窒素原子上に置換したカルバモイル基を示し、N,N−ジアルキルカルバモイル基は、上記のC1−C6アルキル基が窒素原子上に2個置換したカルバモイル基を示し、アルコキシカルボニル基は上記のC1−C6アルコキシ基とカルボニル基からなるものを示し、アルコキシカルボニルアルキル基は、上記のC1−C6アルキル基に上記のC1−C6アルコキシカルボニル基1個が置換したものを示し、ハロゲノアルキル基は上記のC1−C6アルキル基に1〜3個のハロゲン原子が置換したものを示す。なお、上記の説明において、置換位置は特に限定されない。
【0048】
下記の基
【0049】
【化49】
Figure 0004266092
【0050】
[基中、R5、R6、R7およびR8は、前記と同じものを示し、1〜6の数字は位置を示す。)において、R5およびR6は、各々独立に水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基が好ましい。R5およびR6としては、水素原子またはアルキル基がさらに好ましく、アルキル基の場合にはメチル基が好ましい。さらに、R7およびR8としては、一方が水素原子であり他方が水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基である場合が好ましく、中でも他方が水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基である場合が特に好ましい。その場合のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子および臭素原子が好ましく、アルキル基としてはメチル基が好ましく、アルキニル基としては、エチニル基が特に好ましい。上記の式で表される具体的な基としては、クロロスチリル基、フルオロスチリル基、ブロモスチリル基、エチニルスチリル基等を好ましい例として挙げることができ、それらの基におけるハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基が置換する位置としては、特に限定されるべきものではないが、上記の式中の4位が特に好ましい。具体的には、4−クロロスチリル基、4−フルオロスチリル基、4−ブロモスチリル基、4−エチニルスチリル基等を好ましい例として挙げることができる。
【0051】
下記の基
【0052】
【化50】
Figure 0004266092
【0053】
[基中、R9およびR10は、前記と同じものを示し、1〜6の数字は位置を示す。]において、R9およびR10は各々独立に水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基が好ましい。さらに、R9が水素原子であり、R10が水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基である場合が好ましい。その場合のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子および臭素原子が好ましく、アルキル基としてはメチル基が好ましく、アルキル基としては、エチニル基が特に好ましい。上記の式で表される具体的な基としては、クロロフェニル−エチニル基、フルオロフェニル−エチニル基、ブロモフェニル−エチニル基、エチニルフェニルエチニル基等を好ましい例として挙げることができ、それらの基におけるハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基が置換する位置としては、特に限定されるべきものではないが、上記の式中の4位が特に好ましい。具体的には、4−クロロフェニル−エチニル基、4−フルオロフェニル−エチニル基、4−ブロモ−エチニル基、4−エチニルフェニル−エチニル基等を好ましい例として挙げることができる。
【0054】
下記の基
【0055】
【化51】
Figure 0004266092
【0056】
[基中、R11、R12およびR13は、前記と同じものを示し、1〜8の数字は位置を示す。]において、R11、R12およびR13は、各々独立に水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基が好ましい。R11としては、水素原子、アルキル基、ハロゲン原子および水酸基が好ましく、特に水素原子が好ましい。R12およびR13としては、一方が水素原子であり他方が水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基である場合が好ましく、中でも他方が水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基である場合が特に好ましい。その場合のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子および臭素原子が好ましく、アルキル基としてはメチル基が好ましく、アルキニル基としては、エチニル基が好ましい。上記のナフチル基は、1−ナフチル基よりも2−ナフチル基の方が好ましく、2−ナフチル基の場合にはハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基が置換する位置としては、特に限定されるべきものではないが、上記の式中の6位または7位が好ましく、6位が最も好ましい。さらに、これらのナフチル基に塩素原子、フッ素原子、臭素原子、アルキニル基等が置換したものがより好ましく、さらには塩素原子、フッ素原子、臭素原子、アルキニル基等が置換したものが特に好ましい。具体的には、6−クロロ−2−ナフチル基、6−フルオロ−2−ナフチル基、6−ブロモ−2−ナフチル基、6−エチニル−2−ナフチル基、7−クロロ−2−ナフチル基、7−フルオロ−2−ナフチル基、7−ブロモ−2−ナフチル基、7−エチニル−2−ナフチル基等を好ましい例として挙げることができる。
【0057】
下記の基
【0058】
【化52】
Figure 0004266092
【0059】
[基中、X1、R14、R15およびR16は、前記と同じものを示し、4〜7の数字は位置を示す。]において、X1はNH、NOH、N、OおよびSが好ましく、NH、OおよびSがより好ましい。R14は好ましくは水素原子、ハロゲン原子、アシル基、N−アルキルカルバモイル基、N,N−ジアルキルカルバモイル基、アルキル基であり、R15およびR16は、各々独立に水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基が好ましい。R15およびR16としては、一方が水素原子もしくはハロゲン原子、好ましくはフッ素原子または塩素原子であり、他方が水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基である場合が好ましく、中でも他方が水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基である場合が特に好ましい。その場合のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子および臭素原子が好ましく、アルキル基としてはメチル基が好ましく、アルキニル基としては、エチニル基が好ましい。ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基が置換する位置としては、特に限定されるべきものではないが、上記の式中の4位、5位または6位が好ましい。上記の式で表される具体的な基としては、5−クロロインドリル基、5−フルオロインドリル基、5−ブロモインドリル基、5−エチニルインドリル基、5−メチルインドリル基、5−クロロ−4−フルオロインドリル基、5−クロロ−3−フルオロインドリル基、5−フルオロ−3−クロロインドリル基、5−エチニル−3−フルオロインドリル基、5−クロロ−3−(N,N−ジメチルカルバモイル)インドリル基、5−フルオロ−3−(N,N−ジメチルカルバモイル)インドリル基、5−クロロ−3−ホルミルイミドリル基、5−フルオロ−3−ホルミルインドリル基、6−クロロインドリル基、6−フルオロインドリル基、6−ブロモインドリル基、6−エチニルインドリル基、6−メチルインドリル基、5−クロロベンゾチエニル基、5−フルオロベンゾチエニル基、5−ブロモベンゾチエニル基、5−エチニルベンゾチエニル基、5−メチルベンゾチエニル基、5−クロロ−4−フルオロベンゾチエニル基、6−クロロベンゾチエニル基、6−フルオロベンゾチエニル基、6−ブロモベンゾチエニル基、6−エチニルベンゾチエニル基、6−メチルベンゾチエニル基、5−クロロベンゾフリル基、5−フルオロベンゾフリル基、5−ブロモベンゾフリル基、5−エチニルベンゾフリル基、5−メチルベンゾフリル基、5−クロロ−4−フルオロベンゾフリル基、6−クロロベンゾフリル基、6−フルオロベンゾフリル基、6−ブロモベンゾフリル基、6−エチニルベンゾフリル基、6−メチルベンゾフリル基等を好ましい例として挙げることができ、これらの置換基がT1と結合する位置は、特に限定されるものではないが、5−クロロインドール−2−イル基、5−フルオロインドール−2−イル基、5−ブロモインドール−2−イル基、5−エチニルインドール−2−イル基、5−メチルインドール−2−イル基、5−クロロ−4−フルオロインドール−2−イル基、5−クロロ−3−フルオロインドール−2−イル基、3−ブロモ−5−クロロインドール−2−イル基、3−クロロ−5−フルオロインドール−2−イル基、3−ブロモ−5−フルオロインドール−2−イル基、5−ブロモ−3−クロロインドール−2−イル基、5−ブロモ−3−フルオロインドール−2−イル基、5−クロロ−3−ホルミルインドール−2−イル基、5−フルオロ−3−ホルミルインドール−2−イル基、5−ブロモ−3−ホルミルインドール−2−イル基、5−エチニル−3−ホルミルインドール−2−イル基、5−クロロ−3−(N,N−ジメチルカルバモイル)インドール−2−イル基、5−フルオロ−3−(N,N−ジメチルカルバモイル)インドール−2−イル基、5−ブロモ−3−(N,N−ジメチルカルバモイル)インドール−2−イル基、5−エチニル−3−(N,N−ジメチルカルバモイル)インドール−2−イル基、6−クロロインドール−2−イル基、6−フルオロインドール−2−イル基、6−ブロモインドール−2−イル基、6−エチニルインドール−2−イル基、6−メチルインドール−2−イル基、5−クロロインドール−3−イル基、5−フルオロインドール−3−イル基、5−ブロモインドール−3−イル基、5−エチニルインドール−3−イル基、5−メチルインドール−3−イル基、5−クロロ−4−フルオロインドール−3−イル基、6−クロロインドール−3−イル基、6−フルオロインドール−3−イル基、6−ブロモインドール−3−イル基、6−エチニルインドール−3−イル基、6−メチルインドール−3−イル基、5−クロロベンゾチオフェン−2−イル基、5−フルオロベンゾチオフェン−2−イル基、5−ブロモベンゾチオフェン−2−イル基、5−エチニルベンゾチオフェン−2−イル基、5−メチルベンゾチオフェン−2−イル基、5−クロロ−4−フルオロベンゾチオフェン−2−イル基、6−クロロベンゾチオフェン−2−イル基、6−フルオロベンゾチオフェン−2−イル基、6−ブロモベンゾチオフェン−2−イル基、6−エチニルベンゾチオフェン−2−イル基、6−メチルベンゾチオフェン−2−イル基、5−クロロベンゾチオフェン−3−イル基、5−フルオロベンゾチオフェン−3−イル基、5−ブロモベンゾチオフェン−3−イル基、5−エチニルベンゾチオフェン−3−イル基、5−メチルベンゾチオフェン−3−イル基、5−クロロ−4−フルオロベンゾチオフェン−3−イル基、6−クロロベンゾチオフェン−3−イル基、6−フルオロベンゾチオフェン−3−イル基、6−ブロモベンゾチオフェン−3−イル基、6−エチニルベンゾチオフェン−3−イル基、6−メチルベンゾチオフェン−3−イル基、5−クロロベンゾフラン−2−イル基、5−フルオロベンゾフラン−2−イル基、5−ブロモベンゾフラン−2−イル基、5−エチニルベンゾフラン−2−イル基、5−メチルベンゾフラン−2−イル基、5−クロロ−4−フルオロベンゾフラン−2−イル基、6−クロロベンゾフラン−2−イル基、6−フルオロベンゾフラン−2−イル基、6−ブロモベンゾフラン−2−イル基、6−エチニルベンゾフラン−2−イル基、6−メチルベンゾフラン−2−イル基、5−クロロベンゾフラン−3−イル基、5−フルオロベンゾフラン−3−イル基、5−ブロモベンゾフラン−3−イル基、5−エチニルベンゾフラン−3−イル基、5−メチルベンゾフラン−3−イル基、5−クロロ−4−フルオロベンゾフラン−3−イル基、6−クロロベンゾフラン−3−イル基、6−フルオロベンゾフラン−3−イル基、6−ブロモベンゾフラン−3−イル基、6−エチニルベンゾフラン−3−イル基、6−メチルベンゾフラン−3−イル基等がより好ましく;5−クロロインドール−2−イル基、5−フルオロインドール−2−イル基、5−ブロモインドール−2−イル基、5−エチニルインドール−2−イル基、5−メチルインドール−2−イル基、5−クロロ−4−フルオロインドール−2−イル基、6−クロロインドール−2−イル基、6−フルオロインドール−2−イル基、6−ブロモインドール−2−イル基、6−エチニルインドール−2−イル基、6−メチルインドール−2−イル基、5−クロロ−3−フルオロインドール−2−イル基、3−ブロモ−5−クロロインドール−2−イル基、3−クロロ−5−フルオロインドール−2−イル基、3−ブロモ−5−フルオロインドール−2−イル基、5−ブロモ−3−クロロインドール−2−イル基、5−ブロモ−3−フルオロインドール−2−イル基、5−クロロ−3−ホルミルインドール−2−イル基、5−フルオロ−3−ホルミルインドール−2−イル基、5−ブロモ−3−ホルミルインドール−2−イル基、5−エチニル−3−ホルミルインドール−2−イル基、5−クロロ−3−(N,N−ジメチルカルバモイル)インドール−2−イル基、5−フルオロ−3−(N,N−ジメチルカルバモイル)インドール−2−イル基、5−ブロモ−3−(N,N−ジメチルカルバモイル)インドール−2−イル基、5−エチニル−3−(N,N−ジメチルカルバモイル)インドール−2−イル基、5−クロロベンゾチオフェン−2−イル基、5−フルオロベンゾチオフェン−2−イル基、5−ブロモベンゾチオフェン−2−イル基、5−エチニルベンゾチオフェン−2−イル基、5−メチルベンゾチオフェン−2−イル基、5−クロロ−4−フルオロベンゾチオフェン−2−イル基、6−クロロベンゾチオフェン−2−イル基、6−フルオロベンゾチオフェン−2−イル基、6−ブロモベンゾチオフェン−2−イル基、6−エチニルベンゾチオフェン−2−イル基、6−メチルベンゾチオフェン−2−イル基、5−クロロベンゾフラン−2−イル基、5−フルオロベンゾフラン−2−イル基、5−ブロモベンゾフラン−2−イル基、5−エチニルベンゾフラン−2−イル基、5−メチルベンゾフラン−2−イル基、5−クロロ−4−フルオロベンゾフラン−2−イル基、6−クロロベンゾフラン−2−イル基、6−フルオロベンゾフラン−2−イル基、6−ブロモベンゾフラン−2−イル基、6−エチニルベンゾフラン−2−イル基、6−メチルベンゾフラン−2−イル基が特に好ましい。
【0060】
下記の基
【0061】
【化53】
Figure 0004266092
【0062】
[基中、X2、X3、X4、R17およびR18は、前記と同じものを示し、4〜7の数字は位置を示す。]において、X3およびX4は、いずれか一方がCHまたはCであることが好ましく、特に一方がCであることが好ましい。R17およびR18は、各々独立に水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基が好ましい。R17およびR18としては、一方が水素原子であり他方が水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基である場合が好ましく、中でも他方が水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基である場合が特に好ましい。その場合のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子および臭素原子が好ましく、アルキル基としてはメチル基が好ましく、アルキニル基としては、エチニル基が好ましい。ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基が置換する位置としては、特に限定されるべきものではないが、上記の式中の5位または6位が好ましい。上記の式で表される具体的な基としては、5−クロロインダゾリル基、5−フルオロインダゾリル基、5−ブロモインダゾリル基、5−エチニルインダゾリル基、6−クロロインダゾリル基、6−フルオロインダゾリル基、6−ブロモインダゾリル基、6−エチニルインダゾリル基、5−クロロベンゾイミダゾリル基、5−フルオロベンゾイミダゾリル基、5−ブロモベンゾイミダゾリル基、5−エチニルベンゾイミダゾリル基、6−クロロベンゾイミダゾリル基、6−フルオロベンゾイミダゾリル基、6−ブロモベンゾイミダゾリル基、6−エチニルベンゾイミダゾリル基、5−クロロベンゾチアゾリル基、5−フルオロベンゾチアゾリル基、5−ブロモベンゾチアゾリル基、5−エチニルベンゾチアゾリル基、6−クロロベンゾチアゾリル基、6−フルオロベンゾチアゾリル基、6−ブロモベンゾチアゾリル基、6−エチニルベンゾチアゾリル基、5−クロロベンゾオキサゾリル基、5−フルオロベンゾオキサゾリル基、5−ブロモベンゾオキサゾリル基、5−エチニルベンゾオキサゾリル基、6−クロロベンゾオキサゾリル基、6−フルオロベンゾオキサゾリル基、6−ブロモベンゾオキサゾリル基、6−エチニルベンゾオキサゾリル基、5−クロロベンゾイソチアゾリル基、5−フルオロベンゾイソチアゾリル基、5−ブロモベンゾイソチアゾリル基、5−エチニルベンゾイソチアゾリル基、6−クロロベンゾイソチアゾリル基、6−フルオロベンゾイソチアゾリル基、6−ブロモベンゾイソチアゾリル基、6−エチニルベンゾイソチアゾリル基、5−クロロベンゾイソキサゾリル基、5−フルオロベンゾイソキサゾリル基、5−ブロモベンゾイソキサゾリル基、5−エチニルベンゾイソキサゾリル基、6−クロロベンゾイソキサゾリル基、6−フルオロベンゾイソキサゾリル基、6−ブロモベンゾイソキサゾリル基、6−エチニルベンゾイソキサゾリル基等を好ましい例として挙げることができ、これらの置換基がT1と結合位置は、特に限定されるものではないが、5−クロロインダゾール−3−イル基、5−フルオロインダゾール−3−イル基、5−ブロモインダゾール−3−イル基、5−エチニルインダゾール−3−イル基、6−クロロインダゾール−3−イル基、6−フルオロインダゾール−3−イル基、6−ブロモインダゾール−3−イル基、6−エチニルインダゾール−3−イル基、5−クロロベンゾイミダゾール−2−イル基、5−フルオロベンゾイミダゾール−2−イル基、5−ブロモベンゾイミダゾール−2−イル基、5−エチニルベンゾイミダゾール−2−イル基、6−クロロベンゾイミダゾール−2−イル基、6−フルオロベンゾイミダゾール−2−イル基、6−ブロモベンゾイミダゾール−2−イル基、6−エチニルベンゾイミダゾール−2−イル基、5−クロロベンゾチアゾール−2−イル基、5−フルオロベンゾチアゾール−2−イル基、5−ブロモベンゾチアゾール−2−イル基、5−エチニルベンゾチアゾール−2−イル基、6−クロロベンゾチアゾール−2−イル基、6−フルオロベンゾチアゾール−2−イル基、6−ブロモベンゾチアゾール−2−イル基、6−エチニルベンゾチアゾール−2−イル基、5−クロロベンゾオキサゾール−2−イル基、5−フルオロベンゾオキサゾール−2−イル基、5−ブロモベンゾオキサゾール−2−イル基、5−エチニルベンゾオキサゾール−2−イル基、6−クロロベンゾオキサゾール−2−イル基、6−フルオロベンゾオキサゾール−2−イル基、6−ブロモベンゾオキサゾール−2−イル基、6−エチニルベンゾオキサゾール−2−イル基、5−クロロベンゾイソチアゾール−3−イル基、5−フルオロベンゾイソチアゾール−3−イル基、5−ブロモベンゾイソチアゾール−3−イル基、5−エチニルベンゾイソチアゾール−3−イル基、6−クロロベンゾイソチアゾール−3−イル基、6−フルオロベンゾイソチアゾール−3−イル基、6−ブロモベンゾイソチアゾール−3−イル基、6−エチニルベンゾイソチアゾール−3−イル基、5−クロロベンゾイソキサゾール−3−イル基、5−フルオロベンゾイソキサゾール−3−イル基、5−ブロモベンゾイソキサゾール−3−イル基、5−エチニルベンゾイソキサゾール−3−イル基、6−クロロベンゾイソキサゾール−3−イル基、6−フルオロベンゾイソキサゾール−3−イル基、6−ブロモベンゾイソキサゾール−3−イル基、6−エチニルベンゾイソキサゾール−3−イル基がより好ましく、5−クロロベンゾイミダゾール−2−イル基、5−フルオロベンゾイミダゾール−2−イル基、5−ブロモベンゾイミダゾール−2−イル基、5−エチニルベンゾイミダゾール−2−イル基、6−クロロベンゾイミダゾール−2−イル基、6−フルオロベンゾイミダゾール−2−イル基、6−ブロモベンゾイミダゾール−2−イル基、6−エチニルベンゾイミダゾール−2−イル基、5−クロロベンゾチアゾール−2−イル基、5−フルオロベンゾチアゾール−2−イル基、5−ブロモベンゾチアゾール−2−イル基、5−エチニルベンゾチアゾール−2−イル基、6−クロロベンゾチアゾール−2−イル基、6−フルオロベンゾチアゾール−2−イル基、6−ブロモベンゾチアゾール−2−イル基、6−エチニルベンゾチアゾール−2−イル基、5−クロロベンゾオキサゾール−2−イル基、5−フルオロベンゾオキサゾール−2−イル基、5−ブロモベンゾオキサゾール−2−イル基、5−エチニルベンゾオキサゾール−2−イル基、6−クロロベンゾオキサゾール−2−イル基、6−フルオロベンゾオキサゾール−2−イル基、6−ブロモベンゾオキサゾール−2−イル基、6−エチニルベンゾオキサゾール−2−イル基が特に好ましい。
【0063】
下記の基
【0064】
【化54】
Figure 0004266092
【0065】
[基中、NはR19が置換する環の炭素原子の1個または2個が窒素原子に置換されていることを示し、R19、R20およびR21は、前記と同じものを示し、5〜8の数字は位置を示す。]において、R19、R20およびR21は、各々独立に水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基が好ましい。R19は水素原子が特に好ましく、R20およびR21は、それらの一方が水素原子であり他方が水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基である場合が好ましく、中でも他方が水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基である場合が特に好ましい。その場合のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子および臭素原子が好ましく、アルキル基としてはメチル基が好ましく、アルキニル基としては、エチニル基が好ましい。ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基が置換する位置としては、特に限定されるべきものではないが、上記の式中の6位または7位が好ましい。上記の式で表される具体的な基としては、キノリニル基、イソキノリニル基、シンノリニル基が挙げられ、6−クロロキノリニル基、6−フルオロキノリニル基、6−ブロモキノリニル基、6−エチニルキノリニル基、6−クロロイソキノリニル基、6−フルオロイソキノリニル基、6−ブロモイソキノリニル基、6−エチニルイソキノリニル基、7−クロロシンノリニル基、7−フルオロシンノリニル基、7−ブロモシンノリニル基、7−エチニルシンノリニル基等が好ましく、6−クロロキノリン−2−イル基、6−フルオロキノリン−2−イル基、6−ブロモキノリン−2−イル基、6−エチニルキノリン−2−イル基、6−クロロキノリン−3−イル基、6−フルオロキノリン−3−イル基、6−ブロモキノリン−3−イル基、6−エチニルキノリン−3−イル基、7−クロロキノリン−2−イル基、7−フルオロキノリン−2−イル基、7−ブロモキノリン−2−イル基、7−エチニルキノリン−2−イル基、7−クロロキノリン−3−イル基、7−フルオロキノリン−3−イル基、7−ブロモキノリン−3−イル基、7−エチニルキノリン−3−イル基、6−クロロイソキノリン−3−イル基、6−フルオロイソキノリン−3−イル基、6−ブロモイソキノリン−3−イル基、6−エチニルイソキノリン−3−イル基、7−クロロイソキノリン−3−イル基、7−フルオロイソキノリン−3−イル基、7−ブロモイソキノリン−3−イル基、7−エチニルイソキノリン−3−イル基、7−クロロシンノリン−3−イル基、7−フルオロシンノリン−3−イル基、7−ブロモシンノリン−3−イル基、7−エチニルシンノリン−3−イル基等が特に好ましい。
【0066】
下記の基
【0067】
【化55】
Figure 0004266092
【0068】
[基中、5〜8の数字は位置を示し、X5はCH2、CH、NまたはNHを示し、Z1はNまたはOを示し、Z2はCH2、CH、CまたはNを示し、Z3はCH2、CH、S、SO2またはC=Oを示し、X5−Z2はX5とZ2が単結合または二重結合で結合していることを示し、R22、R23およびR24は前記と同じものを示し、5〜8の数字は位置を示す。]において、R22およびR23は、各々独立に水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基が好ましい。R22は水素原子が特に好ましく、R22およびR23は、それらの一方が水素原子であり他方が水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基である場合が好ましく、中でも他方が水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基である場合が特に好ましい。その場合のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子および臭素原子が好ましく、アルキル基としてはメチル基が好ましく、アルキニル基としては、エチニル基が好ましい。ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基が置換する位置としては、特に限定されるべきものではないが、上記の式中の6位または7位が好ましい。R24としては、水素原子またはメチル基が好ましい。上記の式で表される具体的な基としては、4−オキソジヒドロキノリニル基、テトラヒドロキノリニル基、ジヒドロキナゾリン−4−オン−2−イル基、4−オキソテトラヒドロシンノリニル基、4−オキソベンゾピラニル基、4−オキソベンゾチアジアジニル基、1,1−ジオキシ−4−オキソベンゾチアジアジニル基、ベンズオキサジアジニル基等を挙げることができ、より具体的な基としては、6−クロロ−4−オキソ−ジヒドロキノリニル基、6−フルオロ−4−オキソキノリニル基、6−ブロモ−4−オキソ−ジヒドロキノリニル基、6−エチニル−4−オキソ−ジヒドロキノリニル基、7−クロロ−4−オキソ−ジヒドロキノリニル基、7−フルオロ−4−オキソ−ジヒドロキノリニル基、7−ブロモ−4−オキソ−ジヒドロキノリニル基、7−エチニル−4−オキソ−ジヒドロキノリニル基、6−クロロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキナゾリニル基、6−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキナゾリニル基、6−ブロモ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキナゾリル基、6−エチニル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキナゾリニル基、7−クロロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキナゾリニル基、7−フルオロ−4−オキソ−1,4−ジヒドロキナゾリニル基、7−エチニル−4−オキソ−1,4−ジヒドロキナゾリニル基、6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル基、6−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル基、6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル基、6−エチニル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル基、7−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル基、7−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル基、7−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル基、7−エチニル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリニル基、6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリニル基、6−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリニル基、6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリニル基、6−エチニル−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリニル基、7−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリニル基、7−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリニル基、7−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリニル基、7−エチニル−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリニル基、6−クロロ−4H−4−オキソベンゾピラニル基、6−フルオロ−4H−4−オキソベンゾピラニル基、6−ブロモ−4H−4−オキソベンゾピラニル基、6−エチニル−4H−4−オキソベンゾピラニル基、7−クロロ−4H−4−オキソベンゾピラニル基、7−フルオロ−4H−4−オキソベンゾピラニル基、7−ブロモ−4H−4−オキソベンゾピラニル基、7−エチニル−4H−4−オキソベンゾピラニル基、6−クロロ−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジニル基、6−フルオロ−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジニル基、6−ブロモ−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジニル基、6−エチニル−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジニル基、7−クロロ−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジニル基、7−フルオロ−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジニル基、7−ブロモ−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジニル基、7−エチニル−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジニル基、6−クロロ−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジニル基、6−フルオロ−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジニル基、6−ブロモ−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジニル基、6−エチニル−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジニル基、7−クロロ−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジニル基、7−フルオロ−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジニル基、7−ブロモ−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジニル基、7−エチニル−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジニル基等が挙げられ;特に6−クロロ−1,4−ジヒドロキノリン−4−オン−2−イル基、6−フルオロ1,4−ジヒドロキノリン−4−オン−2−イル基、6−ブロモ−1,4−ジヒドロキノリン−4−オン−2−イル基、6−エチニル−1,4−ジヒドロキノリン−4−オン−2−イル基、7−クロロ−1,4−ジヒドロキノリン−4−オン−2−イル基、7−フルオロ−1,4−ジヒドロキノリン−4−オン−2−イル基、7−ブロモ−1,4−ジヒドロキノリン−4−オン−2−イル基、7−エチニル−1,4−ジヒドロキノリン−4−オン−2−イル基、6−クロロ−1,4−ジヒドロキナゾリン−4−オン−2−イル基、6−フルオロ−1,4−ジヒドロキノゾリン−4−オン−2−イル基、6−ブロモ−1,4−ジヒドロキナゾリン−4−オン−2−イル基、6−エチニル−1,4−ジヒドロキナゾリン−4−オン−2−イル基、7−クロロ−1,4−ジヒドロキナゾリン−4−オン−2−イル基、7−フルオロ−1,4−ジヒドロキナゾリン−4−オン−2−イル基、7−ブロモ−1,4−ジヒドロキナゾリン−4−オン−2−イル基、7−エチニル−1,4−ジヒドロキナゾリン−4−オン−2−イル基、6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−2−イル基、6−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−2−イル基、6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−2−イル基、6−エチニル−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−2−イル基、6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリン−2−イル基、6−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリン−2−イル基、6−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリン−2−イル基、6−エチニル−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリン−2−イル基、7−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリン−2−イル基、7−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリン−2−イル基、7−ブロモ−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリン−2−イル基、7−エチニル−1,2,3,4−テトラヒドロ−4−オキソシンノリン−2−イル基、6−クロロ−4H−4−オキソベンゾピラン−2−イル基、6−フルオロ−4H−4−オキソベンゾピラン−2−イル基、6−ブロモ−4H−4−オキソベンゾピラン−2−イル基、6−エチニル−4H−4−オキソベンゾピラン−2−イル基、7−クロロ−4H−4−オキソベンゾピラン−2−イル基、7−フルオロ−4H−4−オキソベンゾピラン−2−イル基、7−ブロモ−4H−4−オキソベンゾピラン−2−イル基、7−エチニル−4H−4−オキソベンゾピラン−2−イル基、6−クロロ−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン−3−イル基、6−フルオロ−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン−3−イル基、6−ブロモ−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン−3−イル基、6−エチニル−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン−3−イル基、7−クロロ−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン−3−イル基、7−フルオロ−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン−3−イル基、7−ブロモ−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン−3−イル基、7−エチニル−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン−3−イル基、6−クロロ−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジン−3−イル基、6−フルオロ−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジン−3−イル基、6−ブロモ−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジン−3−イル基、6−エチニル−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジン−3−イル基、7−クロロ−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジン−3−イル基、7−フルオロ−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジン−3−イル基、7−ブロモ−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジン−3−イル基、7−エチニル−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジン−3−イル基等が好ましい。
【0069】
下記の基
【0070】
【化56】
Figure 0004266092
【0071】
[基中、X6はOまたはSを示し、R25およびR26は前記と同じものを示し、5〜8の数字は位置を示す。]において、X6はOが好ましく、R25およびR26は、各々独立に水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基が好ましい。R25およびR26は、それらの一方が水素原子であり他方が水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基である場合が好ましく、中でも他方が水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基である場合が特に好ましい。その場合のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子および臭素原子が好ましく、アルキル基としてはメチル基が好ましく、アルキニル基としては、エチニル基が好ましい。ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基が置換する位置としては、特に限定されるべきものではないが、上記の式中の6位または7位が好ましい。具体的な基としては、6−クロロ−2H−クロメン−3−イル基、6−フルオロ−2H−クロメン−3−イル基、6−ブロモ−2H−クロメン−3−イル基、6−エチニル−2H−クロメン−3−イル基、7−クロロ−2H−クロメン−3−イル基、7−フルオロ−2H−クロメン−3−イル基、7−ブロモ−2H−クロメン−3−イル基、7−エチニル−2H−クロメン−3−イル基を挙げることができる。
【0072】
下記の基
【0073】
【化57】
Figure 0004266092
【0074】
[基中、R27およびR28は、前記と同じものを示し、1〜6の数字は位置を示す。]において、R27およびR28としては、一方が水素原子またはハロゲン原子であり、他方が水素原子、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲノアルキル基またはN,N−ジアルキルカルバモイル基である場合が好ましく、中でも他方が水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基である場合が特に好ましい。その場合のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子および臭素原子が好ましく、アルキル基としてはメチル基が好ましく、アルキニル基としては、エチニル基が特に好ましい。上記の式で表される具体的な基としては、クロロフェニル基、フルオロフェニル基、ブロモフェニル基、エチニルフェニル基、クロロフルオロフェニル基等を好ましい例として挙げることができ、それらの基におけるハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基が置換する位置としては、特に限定されるべきものではないが、上記の式中の2位、3位及び4位が特に好ましい。具体的には、4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−ブロモフェニル基、4−エチニルフェニル基、3−クロロフェニル基、3−フルオロフェニル基、3−ブロモフェニル基、3−エチニルフェニル基、3−クロロ−4−フルオロフェニル基、4−クロロ−3−フルオロフェニル基、4−クロロ−2−フルオロフェニル基、2−クロロ−4−フルオロフェニル基、4−ブロモ−2−フルオロフェニル基、2−ブロモ−4−フルオロフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、4−クロロ−3−メチルフェニル基、4−フルオロ−3−メチルフェニル基、4−ブロモ−3−メチルフェニル基、4−クロロ−2−メチルフェニル基、4−フルオロ−2−メチルフェニル基、4−ブロモ−2−メチルフェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、3,4−ジフルオロフェニル基を好ましい例として挙げることができる。
【0075】
【化58】
Figure 0004266092
【0076】
[基中、E1、E2、R29およびR30は、前記と同じものを示し、1〜6の数字は位置を示す。]において、R29およびR30としては、一方が水素原子またはハロゲン原子であり、他方が水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基である場合が好ましく、中でも他方がハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基である場合が特に好ましい。その場合のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子および臭素原子が好ましく、アルキル基としてはメチル基が好ましく、アルキニル基としては、エチニル基が特に好ましい。上記の式で表される具体的な基としては、ピリジル基、ピリミジル基、ピリダジニル基等が挙げられ、それらの基におけるハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基が置換する位置としては、特に限定されるべきものではないが、上記の式中の4位及び5位が特に好ましい。具体的には、4−クロロ−2−ピリジル基、4−フルオロ−2−ピリジル基、4−ブロモ−2−ピリジル基、4−エチニル−2−ピリジル基、5−クロロ−2−ピリジル基、5−フルオロ−2−ピリジル基、5−ブロモ−2−ピリジル基、5−エチニル−2−ピリジル基、4−クロロ−5−フルオロ−2−ピリジル基、5−クロロ−4−フルオロ−2−ピリジル基、5−クロロ−3−ピリジル基、5−フルオロ−3−ピリジル基、5−ブロモ−3−ピリジル基、5−エチニル−3−ピリジル基、5−クロロ−2−ピリミジル基、5−フルオロ−2−ピリミジル基、5−ブロモ−2−ピリミジル基、5−エチニル−2−ピリミジル基、4−クロロ−3−ピリダジニル基、4−フルオロ−3−ピリダジニル基、4−ブロモ−3−ピリダジニル基、4−エチニル−3−ピリダジニル基等を好ましい例として挙げることができ;5−クロロ−2−ピリジル基、5−フルオロ−2−ピリジル基、5−ブロモ−2−ピリジル基、5−エチニル−2−ピリジル基、5−クロロ−4−フルオロ−2−ピリジル基、4−クロロ−5−フルオロ−2−ピリジル基、4−クロロ−3−ピリダジニル基、4−フルオロ−3−ピリダジニル基、4−ブロモ−3−ピリダジニル基、4−エチニル−3−ピリダジニル基等が特に好ましい。
【0077】
また、下記の基
【0078】
【化59】
Figure 0004266092
【0079】
[基中、Y1、Y2、R31およびR32は、前記と同じものを示し、1〜5の数字は位置を示す。]において、R31およびR32としては、一方が水素原子またはハロゲン原子であり、他方が水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基である場合が好ましく、中でも他方が水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基である場合が特に好ましい。その場合のハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子および臭素原子が好ましく、アルキル基としてはメチル基が好ましく、アルキニル基としては、エチニル基が特に好ましい。上記の式で表される具体的な基としては、チエニル基、ピロリル基、フリル基、オキサゾリル基、チアゾリル基等が挙げられ、それらの基におけるハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基が置換する位置としては、特に限定されるべきものではないが、上記の式中の4位及び5位が特に好ましい。具体的には、4−クロロ−2−チエニル基、4−フルオロ−2−チエニル基、4−ブロモ−2−チエニル基、4−エチニル−2−チエニル基、4−クロロ−2−ピロリル基、4−フルオロ−2−ピロリル基、4−ブロモ−2−ピロリル基、4−エチニル−2−ピロリル基、4−クロロ−2−フリル基、4−フルオロ−2−フリル基、4−ブロモ−2−フリル基、4−エチニル−2−フリル基、5−クロロ−2−チエニル基、5−フルオロ−2−チエニル基、5−ブロモ−2−チエニル基、5−エチニル−2−チエニル基、5−クロロ−2−チアゾリル基、5−フルオロ−2−チアゾリル基、5−ブロモ−2−チアゾリル基、5−エチニル−2−チアゾリル基、5−クロロ−2−オキサゾリル基、5−フルオロ−2−オキサゾリル基、5−ブロモ−2−オキサゾリル基、5−エチニル−2−オキサゾリル基等が好ましい。
【0080】
さらには、下記の基
【0081】
【化60】
Figure 0004266092
【0082】
[基中、1〜8の数字は位置を示し、それぞれのNは1〜4の炭素原子のいずれか1個および5〜8の炭素原子のいずれか1個がそれぞれ窒素原子1個で置換されていることを示し、R34〜R36は前記と同じものを示す。]において、それぞれの窒素原子の位置はいずれの位置関係でもよく、R34は水素原子またはハロゲン原子が好ましく、R35およびR36は一方が水素原子またはハロゲン原子であり、他方が水素原子、シアノ基、ハロゲン原子、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基またはハロゲノアルキル基である場合が好ましく、中でも他方が水素原子、ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基である場合が特に好ましい。ハロゲン原子としては、フッ素原子、塩素原子および臭素原子が好ましく、アルキル基としてはメチル基が好ましく、アルキニル基としては、エチニル基が特に好ましい。ハロゲン原子、アルキル基またはアルキニル基が置換する位置としては、特に限定されるべきものではないが、上記の式で表される具体的な基としては、6−クロロ−1,5−ナフチリジン−2−イル基、6−フルオロ−1,5−ナフチリジン−2−イル基、6−ブロモ−1,5−ナフチリジン−2−イル基、6−エチニル−1,5−ナフチリジン−2−イル基、7−クロロ−1,5−ナフチリジン−2−イル基、7−フルオロ−1,5−ナフチリジン−2−イル基、7−ブロモ−1,5−ナフチリジン−2−イル基、7−エチニル−1,5−ナフチリジン−2−イル基、6−クロロ−1,5−ナフチリジン−3−イル基、6−フルオロ−1,5−ナフチリジン−3−イル基、6−ブロモ−1,5−ナフチリジン−3−イル基、6−エチニル−1,5−ナフチリジン−3−イル基、7−クロロ−1,5−ナフチリジン−3−イル基、7−フルオロ−1,5−ナフチリジン−3−イル基、7−ブロモ−1,5−ナフチリジン−3−イル基、7−エチニル−1,5−ナフチリジン−3−イル基、6−クロロ−1,7−ナフチリジン−2−イル基、6−フルオロ−1,7−ナフチリジン−2−イル基、6−ブロモ−1,7−ナフチリジン−2−イル基、6−エチニル−1,7−ナフチリジン−2−イル基、6−クロロ−1,7−ナフチリジン−3−イル基、6−フルオロ−1,7−ナフチリジン−3−イル基、6−ブロモ−1,7−ナフチリジン−3−イル基、6−エチニル−1,7−ナフチリジン−3−イル基、6−クロロ−1,8−ナフチリジン−2−イル基、6−フルオロ−1,8−ナフチリジン−2−イル基、6−ブロモ−1,8−ナフチリジン−2−イル基、6−エチニル−1,8−ナフチリジン−2−イル基、7−クロロ−1,8−ナフチリジン−2−イル基、7−フルオロ−1,8−ナフチリジン−2−イル基、7−ブロモ−1,8−ナフチリジン−2−イル基、7−エチニル−1,8−ナフチリジン−2−イル基、6−クロロ−1,8−ナフチリジン−3−イル基、6−フルオロ−1,8−ナフチリジン−3−イル基、6−ブロモ−1,8−ナフチリジン−3−イル基、6−エチニル−1,8−ナフチリジン−3−イル基、7−クロロ−1,8−ナフチリジン−3−イル基、7−フルオロ−1,8−ナフチリジン−3−イル基、7−ブロモ−1,8−ナフチリジン−3−イル基、7−エチニル−1,8−ナフチリジン−3−イル基、6−クロロ−2,5−ナフチリジン−3−イル基、6−フルオロ−2,5−ナフチリジン−3−イル基、6−ブロモ−2,5−ナフチリジン−3−イル基、6−エチニル−2,5−ナフチリジン−3−イル基、7−クロロ−2,5−ナフチリジン−3−イル基、7−フルオロ−2,5−ナフチリジン−3−イル基、7−ブロモ−2,5−ナフチリジン−3−イル基、7−エチニル−2,5−ナフチリジン−3−イル基、7−クロロ−2,6−ナフチリジン−3−イル基、7−フルオロ−2,6−ナフチリジン−3−イル基、7−ブロモ−2,6−ナフチリジン−3−イル基、7−エチニル−2,6−ナフチリジン−3−イル基、6−クロロ−2,8−ナフチリジン−3−イル基、6−フルオロ−2,8−ナフチリジン−3−イル基、6−ブロモ−2,8−ナフチリジン−3−イル基、6−エチニル−2,8−ナフチリジン−3−イル基、7−クロロ−2,8−ナフチリジン−3−イル基、7−フルオロ−2,8−ナフチリジン−3−イル基、7−ブロモ−2,8−ナフチリジン−3−イル基、7−エチニル−2,8−ナフチリジン−3−イル基、等が挙げられ、特に好ましいものとしては、7−クロロ−2,5−ナフチリジン−3−イル基、7−フルオロ−2,5−ナフチリジン−3−イル基、7−ブロモ−2,5−ナフチリジン−3−イル基、7−エチニル−2,5−ナフチリジン−3−イル基等が挙げられる。
【0083】
<基Q1について>
本発明においては、Q1は、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基、または置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基を意味する。
【0084】
上記の飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基としては、例えばシクロペンチル基、シクロペンテニル基、シクロヘキシル基、シクロヘキセニル基、フェニル基等を挙げることができ、シクロペンチル基、シクロヘキシル基およびフェニル基が好ましく、フェニル基がより好ましい。
【0085】
飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基とは、酸素原子、硫黄原子および窒素原子から選ばれる少なくとも1個のヘテロ原子を有する複素環が1価の基となったものを示し、例えばフリル基、ピロリル基、チエニル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、ピラゾリニル基、オキサゾリル基、オキサゾリニル基、チアゾリル基、チアゾリニル基、チアジアゾリル基、フラザニル基、ピラニル基、ピリジル基、ピリミジル基、ピリダジニル基、ピロリジニル基、ピペラジニル基、ピペリジニル基、オキサジニル基、オキサジアジニル基、モルホリニル基、チアジニル基、チアジアジニル基、チオモルホリニル基、テトラゾリル基、トリアゾリル基、トリアジニル基、アゼピニル基、ジアゼピニル基およびトリアゼピニル基等を挙げることができ、チエニル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、オキサゾリル基、チアゾリル基、チアジアゾリル基、フラザニル基、ピリジル基、ピリミジル基、ピリダジニル基、ピロリジニル基、ピペラジニル基、ピペリジニル基、モルホリニル基、チアジアジニル基およびトリアゾリル基が好ましく、チエニル基、チアゾリル基、ピラゾリル基、イミダゾリル基、ピリジル基、ピリミジル基、ピリダジニル基、ピロリジニル基、ピペラジニル基およびピペリジニル基がより好ましい。また、これらの複素環式基のうち、含窒素複素環式基では、N−オキシドとなってもよい。
【0086】
飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基としては、一般式(1)中のQ4の説明において記載した飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基と同じものを意味し、具体的な例としては、インデニル基、インダニル基、ナフチル基、テトラヒドロナフチル基、アントリル基、フェナントリル基等を挙げることができ、インデニル基、インダニル基、ナフチル基およびテトラヒドロナフチル基が好ましい。
【0087】
飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基としては、一般式(1)中のQ4の説明において記載した飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基と同じものを意味し、具体的な例としては、ベンゾフリル基、イソベンゾフリル基、ベンゾチエニル基、インドリル基、インドリニル基、イソインドリル基、イソインドリニル基、インダゾリル基、キノリル基、ジヒドロキノリル基、4−オキソ−ジヒドロキノリル基(ジヒドロキノリン−4−オン)、テトラヒドロキノリル基、イソキノリル基、テトラヒドロイソキノリル基、クロメニル基、クロマニル基、イソクロマニル基、4H−4−オキソベンゾピラニル基、3,4−ジヒドロ−4H−4−オキソベンゾピラニル基、4H−キノリジニル基、キナゾリニル基、ジヒドロキナゾリニル基、テトラヒドロキナゾリニル基、キノキサリニル基、テトラヒドロキノキサリニル基、シンノリニル基、テトラヒドロシンノリニル基、インドリジニル基、テトラヒドロインドリジニル基、ベンゾチアゾリル基、テトラヒドロベンゾチアゾリル基、ベンゾオキサゾリル基、ベンゾイソチアゾリル基、ベンゾイソオキサゾリル基、ベンゾイミダゾリル基、ナフチリジニル基、テトラヒドロナフチリジニル基、チエノピリジル基、テトラヒドロチエノピリジル基、チアゾロピリジル基、テトラヒドロチアゾロピリジル基、チアゾロピリダジニル基、テトラヒドロチアゾロピリダジニル基、ピロロピリジル基、ジヒドロピロロピリジル基、テトラヒドロピロロピリジル基、ピロロピリミジニル基、ジヒドロピロロピリミジニル基、ピリドキナゾリニル基、ジヒドロピリドキナゾリニル基、ピリドピリミジニル基、テトラヒドロピリドピリミジニル基、ピラノチアゾリル基、ジヒドロピラノチアゾリル基、フロピリジル基、テトラヒドロフロピリジル基、オキサゾロピリジル基、テトラヒドロオキサゾロピリジル基、オキサゾロピリダジニル基、テトラヒドロオキサゾロピリダジニル基、ピロロチアゾリル基、ジヒドロピロロチアゾリル基、ピロロオキサゾリル基、ジヒドロピロロオキサゾリル基、チエノピロリル基、チアゾロピリミジニル基、4−オキソ−テトラヒドロシンノリニル基、1,2,4−ベンゾチアジアジニル基、1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジニル基、1,2,4−ベンゾオキサジアジニル基、シクロペンタピラニル基、チエノフラニル基、フロピラニル基、ピリドオキサジニル基、ピラゾロオキサゾリル基、イミダゾチアゾリル基、イミダゾピリジル基、テトラヒドロイミダゾピリジル基、ピラジノピリダジニル基、ベンズイソキノリル基、フロシンノリル基、ピラゾロチアゾロピリダジニル基、テトラヒドロピラゾロチアゾロピリダジニル基、ヘキサヒドロチアゾロピリダジノピリダジニル基、イミダゾトリアジニル基、オキサゾロピリジル基、ベンゾオキセピニル基、ベンゾアゼピニル基、テトラヒドロベンゾアゼピニル基、ベンゾジアゼピニル基、ベンゾトリアゼピニル基、チエノアゼピニル基、テトラヒドロチエノアゼピニル基、チエノジアゼピニル基、チエノトリアゼピニル基、チアゾロアゼピニル基、テトラヒドロチアゾロアゼピニル基、4,5,6,7−テトラヒドロ−5,6−テトラメチレンチアゾロピリダジニル基、5,6−トリメチレン−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロピリダジニル基等を挙げることができるが、ベンゾチアゾリル基、テトラヒドロベンゾチアゾリル基、チエノピリジル基、テトラヒドロチエノピリジル基、チエノピロリル基、チアゾロピリジル基、テトラヒドロチアゾロピリジル基、チアゾロピリダジニル基、テトラヒドロチアゾロピリダジニル基、ピロロピリミジニル基、ジヒドロピロロピリミジニル基、ピラノチアゾリル基、ジヒドロピラノチアゾリル基、フロピリジル基、テトラヒドロフロピリジル基、オキサゾロピリジル基、テトラヒドロオキサゾロピリジル基、ピロロピリジル基、ジヒドロピロロピリジル基、テトラヒドロピロロピリジル基、オキサゾロピリダジニル基、テトラヒドロオキサゾロピリダジニル基、ピロロチアゾリル基、ジヒドロピロロチアゾリル基、ピロロオキサゾリル基、ジヒドロピロロオキサゾリル基、ベンゾアゼピニル基、テトラヒドロベンゾアゼピニル基、チアゾロアゼピニル基、テトラヒドロチアゾロアゼピニル基、チエノアゼピニル基、テトラヒドロチエノアゼピニル基、4,5,6,7−テトラヒドロ−5,6−テトラメチレンチアゾロピリダジニル基および5,6−トリメチレン−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロピリダジニル基が好ましく、特にテトラヒドロベンゾチアゾリル基、テトラヒドロチエノピリジル基、テトラヒドロチアゾロピリジル基、テトラヒドロチアゾロピリダジニル基、ジヒドロピロロピリミジニル基、ジヒドロピラノチアゾリル基、テトラヒドロオキサゾロピリジル基、ジヒドロピロロチアゾリル基、4,5,6,7−テトラヒドロ−5,6−テトラメチレンチアゾロピリダジニル基および5,6−トリメチレン−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロピリダジニル基が好ましい。
【0088】
上記の縮合複素環式基における縮合の形式には特に制限はなく、例えばチエノピリジンでは、チエノ[2,3−b]ピリジン、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,4−b]ピリジン、チエノ[3,4−c]ピリジンのいずれでもよいが、チエノ[2,3−c]ピリジンおよびチエノ[3,2−c]ピリジンが好ましい。チエノピロリル基では、チエノ[2,3−b]ピロリル、チエノ[3,2−b]ピロリル基でよい。チアゾロピリジンでは、チアゾロ[4,5−b]ピリジン、チアゾロ[4,5−c]ピリジン、チアゾロ[5,4−b]ピリジン、チアゾロ[5,4−c]ピリジン、チアゾロ[3,4−a]ピリジン、チアゾロ[3,2−a]ピリジンのいずれでもよいが、チアゾロ[4,5−c]ピリジンおよびチアゾロ[5,4−c]ピリジンが好ましい。チアゾロピリダジンでは、チアゾロ[4,5−c]ピリダジン、チアゾロ[4,5−d]ピリダジン、チアゾロ[5,4−c]ピリダジン、チアゾロ[3,2−b]ピリダジンのいずれでもよいが、チアゾロ[4,5−d]ピリダジンが好ましい。ピロロピリジンでは、ピロロ[2,3−b]ピリジン、ピロロ[2,3−c]ピリジン、ピロロ[3,2−b]ピリジン、ピロロ[3,2−c]ピリジン、ピロロ[3,4−b]ピリジン、ピロロ[3,4−c]ピリジンのいずれでもよいが、ピロロ[2,3−c]ピリジンおよびピロロ[3,2−c]ピリジンが好ましい。ピロロピリミジンでは、ピロロ[3,4−d]ピリミジン、ピロロ[3,2−d]ピリミジン、ピロロ[2,3−d]ピリミジンのいずれでもよいが、ピロロ[3,4−d]ピリミジンが好ましい。ピリドピリミジンでは、ピリド[2,3−d]ピリミジン、ピリド[3,2−d]ピリミジン、ピリド[3,4−d]ピリミジン、ピリド[4,3−d]ピリミジン、ピリド[1,2−c]ピリミジン、ピリド[1,2−a]ピリミジンのいずれでもよいが、ピリド[3,4−d]ピリミジンおよびピリド[4,3−d]ピリミジンが好ましい。ピラノチアゾールでは、ピラノ[2,3−d]チアゾール、ピラノ[4,3−d]チアゾール、ピラノ[3,4−d]チアゾール、ピラノ[3,2−d]チアゾールのいずれでもよいが、ピラノ[4,3−d]チアゾールおよびピラノ[3,4−d]チアゾールが好ましい。フロピリジンでは、フロ[2,3−b]ピリジン、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,4−b]ピリジン、フロ[3,4−c]ピリジンのいずれでもよいが、フロ[2,3−c]ピリジンおよびフロ[3,2−c]ピリジンが好ましい。オキサゾロピリジンでは、オキサゾロ[4,5−b]ピリジン、オキサゾロ[4,5−c]ピリジン、オキサゾロ[5,4−b]ピリジン、オキサゾロ[5,4−c]ピリジン、オキサゾロ[3,4−a]ピリジン、オキサゾロ[3,2−a]ピリジンのいずれでもよく、オキサゾロ[4,5−c]ピリジンおよびオキサゾロ[5,4−c]ピリジンが好ましい。オキサゾロピリダジンでは、オキサゾロ[4,5−c]ピリダジン、オキサゾロ[4,5−d]ピリダジン、オキサゾロ[5,4−c]ピリダジン、オキサゾロ[3,4−b]ピリダジンのいずれでもよいが、オキサゾロ[4,5−d]ピリダジンが好ましい。ピロロチアゾールでは、ピロロ[2,1−b]チアゾール、ピロロ[1,2−c]チアゾール、ピロロ[2,3−d]チアゾール、ピロロ[3,2−d]チアゾール、ピロロ[3,4−d]チアゾールのいずれでもよく、ピロロ[3,4−d]チアゾールが好ましい。ピロロオキサゾールでは、ピロロ[2,1−b]オキサゾール、ピロロ[1,2−c]オキサゾール、ピロロ[2,3−d]オキサゾール、ピロロ[3,2−d]オキサゾール、ピロロ[3,4−d]オキサゾールのいずれでもよいが、ピロロ[3,4−d]オキサゾールが好ましい。ベンゾアゼピンでは、1H−1−ベンゾアゼピン、1H−2−ベンゾアゼピン、1H−3−ベンゾアゼピンのいずれでもよいが、1H−3−ベンゾアゼピンが好ましい。チアゾロ[4,5−c]アゼピンでは、4H−チアゾロ[4,5−c]アゼピン、4H−チアゾロ[4,5−d]アゼピン、4H−チアゾロ[5,4−c]アゼピンのいずれでもよいが、4H−チアゾロ[4,5−d]アゼピンが好ましい。チエノ[2,3−c]アゼピンでは、4H−チエノ[2,3−d]アゼピン、4H−チエノ[3,2−c]アゼピンのいずれでもよいが、4H−チエノ[2,3−d]アゼピンが好ましい。
【0089】
また、これらの複素環式基のうち、含窒素複素環式基では、N−オキシドとなってもよい。なお、上記の置換基がQ2と結合する位置は、特に限定されない。
【0090】
上記の飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基、飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基、飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基、または飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基は、それぞれ1〜3個の置換基を有することもあり、その置換基としては、水酸基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子のハロゲン原子、ハロゲン原子が1個〜3個置換したハロゲノアルキル基、アミノ基、シアノ基、アミジノ基、ヒドロキシアミジノ基、直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキル基(以下、C1−C6アルキル基といい、直鎖状、分枝状および環状のものを意味する;例えば、メチル基、エチル基、イソプロピル基、tert−ブチル基などの直鎖または分枝状のC1−C6アルキル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、1−メチルシクロプロピル基などのC3−C6シクロアルキル基)、C3−C6シクロアルキルC1−C6アルキル基(例えば、シクロプロピルメチル基など)、ヒドロキシC1−C6アルキル基(例えば、ヒドロキシエチル基、1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル基など)、C1−C6アルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基など)、C1−C6アルコキシC1−C6アルキル基、カルボキシル基、C2−C6カルボキシアルキル基(例えば、カルボキシメチル基など)、C2−C6アルコキシカルボニルC1−C6アルキル基(例えば、メトキシカルボニルメチル基、tert−ブトキシカルボニルメチル基など)、C2−C6アルコキシカルボニル基が置換したアミジノ基、C2−C6アルケニル基(例えば、ビニル基、アリル基など)、C2−C6のアルキニル基(例えば、エチニル基、プロピニル基など)、C2−C6アルコキシカルボニル基(例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基など)、アミノC1−C6アルキル基(例えば、アミノメチル基、アミノエチル基など)、C1−C6アルキルアミノC1−C6アルキル基(例えば、N−メチルアミノメチル基、N−エチルアミノメチル基など)、ジ(C1−C6アルキル)アミノC1−C6アルキル基(例えば、N,N−ジメチルアミノメチル基、N,N−ジエチルアミノメチル基、N−エチル−N−メチルアミノエチル基など)、C2−C6アルコキシカルボニルアミノC1−C6アルキル基(例えば、メトキシカルボニルアミノエチル基、tert−ブトキシカルボニルアミノエチル基など)、C1−C6アルカノイル基(例えば、ホルミル基、アセチル基、メチルプロピオニル基、シクロペンタンカルボニル基など)、C1−C6アルカノイルアミノC1−C6アルキル基(例えば、アセチルアミノメチル基など)、C1−C6アルキルスルホニル基(例えば、メタンスルホニル基など)、C1−C6アルキルスルホニルアミノC1−C6アルキル基(例えば、メタンスルホニルアミノメチル基など)、カルバモイル基、C1−C6アルキルカルバモイル基(例えば、メチルカルバモイル基、エチルカルバモイル基、イソプロピルカルバモイル基、tert−ブチルカルバモイル基など)、N,N−ジ(C1−C6アルキル)カルバモイル基(例えば、ジメチルカルバモイル基、ジエチルカルバモイル基、メチルエチルカルバモイル基など)、C1−C6アルキルアミノ基(例えば、N−メチルアミノ基、N−エチルアミノ基など)、ジ(C1−C6アルキル)アミノ基(例えば、N,N−ジメチルアミノ基、N,N−ジエチルアミノ基、N−エチル−N−メチルアミノ基など)、1個または同種もしくは異種の2個の窒素、酸素または硫黄原子を含む5〜6員の複素環式基(例えば、ピロリジニル基、ピペリジニル基、ピペラジニル基、モルホリニル基、ピリジル基、ピリミジニル基、テトラヒドロピラニル基など)、上記の5〜6員の複素環式基−C1−C4アルキル基(例えば、モルホリノメチル基など)および上記の5〜6員の複素環式基−アミノ−C1−C4アルキル基(例えば、N−(オキサゾール−2−イル)アミノメチル基など)等を挙げることができる。
【0091】
Q1の具体的な例を示すならば、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル基、4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル基、5−シクロプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル基、5−カルボキシメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル基、5−ブチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル基、5−(4−ピリジル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル基、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イル基、6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[2,3−c]ピリジン−2−イル基、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル基、5−メチル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル基、5,7−ジヒドロ−6−メチルピロロ[3,4−d]ピリミジン−2−イル基、5,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−d]ピリダジン−2−イル基、5,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ[4.5−d]ピリダジン−2−イル基、5−ジメチルアミノ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾール−2−イル基、5−(4−ピリジル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル基、6,7−ジヒドロ−4H−ピラノ[4,3−d]チアゾール−2−イル基等の2環性複素環式基、4−ピリジル基、2−ピリジル基等のピリジル基、4,5−ジヒドロオキサゾール−2−イル基等のジヒドロオキサゾリル基、4−[N−(4,5−ジヒドロオキサゾール−2−イル)−N−メチルアミノメチル]チオフェン−2−イル基、4−[N−(4,5−ジヒドロオキサゾール−2−イル)−N−メチルアミノメチル]−3−クロロチオフェン−2−イル基、5−(N−メチルアミノメチル)チアゾール−2−イル基、5−(N−メチルアミノメチル)チオフェン−2−イル基、5−(N,N−ジメチルアミノメチル)チアゾール−2−イル基、5−(N,N−ジメチルアミノメチル)チオフェン−2−イル基、5−(N,N−ジメチルアミノメチル)ピリジン−2−イル基等の5〜6員の複素環式基を挙げることができる。ただし、これらの例は、何らQ1について限定するものではない。
【0092】
<基Q2について>
基Q2は、単結合、置換基を有することもある2価の飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基、置換基を有することもある2価の飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基、置換基を有することもある2価の飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基、または置換基を有することもある2価の飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基を意味する。
【0093】
基Q2において、2価の飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基とは、一般式(1)中のQ4の説明において記載した飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素が2価の基となったものを意味し、具体的な例としては、シクロヘキシレン基、シクロヘキセニレン基、フェニレン基等を挙げることができ、シクロヘキシレン基およびフェニレン基が好ましい。
【0094】
2価の飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基とは、一般式(1)中のQ4の説明において記載した飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環が2価の基となったものを意味し、具体的な例としては、フラン、ピロール、チオフェン、ピラゾール、イミダゾール、オキサゾール、オキサゾリジン、チアゾール、チアジアゾール、フラザン、ピラン、ピリジン、ピリミジン、ピリダジン、ピロリジン、ピペラジン、ピペリジン、オキサジン、オキサジアジン、モルホリン、チアジン、チアジアジン、チオモルホリン、テトラゾール、トリアゾール、トリアジン等が2価の基となったものを挙げることができ、中でもピラゾール、イミダゾール、オキサゾール、チアゾール、チアジアゾール、フラザン、ピリジン、ピリミジン、ピリダジン、ピロリジン、ピペラジン、ピペリジン、トリアゾール、トリアジン、アゼピン、ジアゼピンおよびトリアゼピンが2価の基となったものを好ましい例として挙げることができる。
【0095】
2価の飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基としては、一般式(1)中のQ4の説明において記載した飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素が2価の基となったものを意味し、具体的な例としては、インデン、インダン、ナフタレン、テトラヒドロナフタレン、アントラセン、フェナントレン等が2価の基となったものを挙げることができ、インダンおよびナフタレンが2価の基となったものを好ましい例として挙げることができる。
【0096】
2価の飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基としては、一般式(1)中のQ4の説明において記載した飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環が2価の基となったものを意味し、具体的な例としては、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、インドール、イソインドール、インダゾール、キノリン、テトラヒドロキノリン、イソキノリン、テトラヒドロイソキノリン、キナゾリン、ジヒドロキナゾリン、テトラヒドロキナゾリン、キノキサリン、テトラヒドロキノキサリン、シンノリン、テトラヒドロシンノリン、インドリジン、テトラヒドロインドリジン、ベンゾチアゾール、テトラヒドロベンゾチアゾール、ナフチリジン、テトラヒドロナフチリジン、チエノピリジン、テトラヒドロチエノピリジン、チアゾロピリジン、テトラヒドロチアゾロピリジン、チアゾロピリダジン、テトラヒドロチアゾロピリダジン、ピロロピリジン、ジヒドロピロロピリジン、テトラヒドロピロロピリジン、ピロロピリミジン、ジヒドロピロロピリミジン、ジヒドロピリドキナゾリン、ピラノチアゾール、ジヒドロピラノチアゾール、フロピリジン、テトラヒドロフロピリジン、オキサゾロピリジン、テトラヒドロオキサゾロピリジン、オキサゾロピリダジン、テトラヒドロオキサゾロピリダジン、ピロロチアゾール、ジヒドロピロロチアゾール、ピロロオキサゾール、ジヒドロピロロオキサゾール、ベンゾアゼピン等が2価の基となったものを挙げることができ、ベンゾフラン、ベンゾチオフェン、インドール、インダゾール、キノリン、イソキノリン、テトラヒドロイソキノリン、ベンゾチアゾール、ナフチリジン、チエノピリジン、チアゾロピリジン、テトラヒドロチアゾロピリジン、チアゾロピリダジン、ピロロピリジン、テトラヒドロピロロピリジン、ピリドピリミジン、ピラノチアゾール、ジヒドロピラノチアゾール、フロピリジン、オキサゾロピリジン、オキサゾロピリダジン、ピロロチアゾール、ジヒドロピロロチアゾール、ピロロオキサゾールおよびジヒドロピロロオキサゾールが2価の基となったものを好ましい例として挙げることができる。上記の縮合複素環式基における縮合の形式には特に制限はなく、例えばナフチリジンでは、1,5−、1,6−、1,7−、1,8−、2,6−、2,7−ナフチリジンのいずれでもよく、チエノピリジンでは、チエノ[2,3−b]ピリジン、チエノ[2,3−c]ピリジン、チエノ[3,2−b]ピリジン、チエノ[3,2−c]ピリジン、チエノ[3,4−b]ピリジン、チエノ[3,4−c]ピリジンのいずれでもよく、チアゾロピリジンでは、チアゾロ[4,5−b]ピリジン、チアゾロ[4,5−c]ピリジン、チアゾロ[5,4−b]ピリジン、チアゾロ[5,4−c]ピリジン、チアゾロ[3,4−a]ピリジン、チアゾロ[3,2−a]ピリジンのいずれでもよく、チアゾロピリダジンでは、チアゾロ[4,5−c]ピリダジン、チアゾロ[4,5−d]ピリダジン、チアゾロ[5,4−c]ピリダジン、チアゾロ[3,2−b]ピリダジンのいずれでもよく、ピロロピリジンでは、ピロロ[2,3−b]ピリジン、ピロロ[2,3−c]ピリジン、ピロロ[3,2−b]ピリジン、ピロロ[3,2−c]ピリジン、ピロロ[3,4−b]ピリジン、ピロロ[3,4−c]ピリジンのいずれでもよく、ピロロピリミジンでは、ピロロ[3,4−d]ピリミジン、ピロロ[3,2−d]ピリミジン、ピロロ[2,3−d]ピリミジンのいずれでもよく、ピリドピリミジンでは、ピリド[2,3−d]ピリミジン、ピリド[3,2−d]ピリミジン、ピリド[3,4−d]ピリミジンいずれでもよく、ピラノチアゾールでは、ピラノ[2,3−d]チアゾール、ピラノ[4,3−d]チアゾール、ピラノ[3,4−d]チアゾール、ピラノ[3,2−d]チアゾールのいずれでもよく、フロピリジンでは、フロ[2,3−b]ピリジン、フロ[2,3−c]ピリジン、フロ[3,2−b]ピリジン、フロ[3,2−c]ピリジン、フロ[3,4−b]ピリジン、フロ[3,4−c]ピリジンのいずれでもよく、オキサゾロピリジンでは、オキサゾロ[4,5−b]ピリジン、オキサゾロ[4,5−c]ピリジン、オキサゾロ[5,4−b]ピリジン、オキサゾロ[5,4−c]ピリジン、オキサゾロ[3,4−a]ピリジン、オキサゾロ[3,2−a]ピリジンのいずれでもよく、オキサゾロピリダジンでは、オキサゾロ[4,5−c]ピリダジン、オキサゾロ[4,5−d]ピリダジン、オキサゾロ[5,4−c]ピリダジン、オキサゾロ[3,4−b]ピリダジンのいずれでもよく、ピロロチアゾールでは、ピロロ[2,1−b]チアゾール、ピロロ[1,2−c]チアゾール、ピロロ[3,2−d]チアゾール、ピロロ[3,4−d]チアゾールのいずれでもよく、ピロロオキサゾールでは、ピロロ[2,1−b]オキサゾール、ピロロ[1,2−c]オキサゾール、ピロロ[2,3−d]オキサゾール、ピロロ[3,2−d]オキサゾール、ピロロ[3,4−d]オキサゾールのいずれでもよく、またこれらの縮合形式以外のものでもよい。
【0097】
上記の2価の飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基、2価の飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基、2価の飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基、および2価の飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基は、それぞれ1〜3個の置換基を有することもあり、その置換基としては、水酸基、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子のハロゲン原子、ハロゲン原子が1個から3個置換したハロゲノアルキル基、アミノ基、シアノ基、アミノアルキル基、アミジノ基、ヒドロキシアミジノ基、直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルキル基(例えば、メチル基、エチル基など)、直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数1〜6のアルコキシ基(例えば、メトキシ基、エトキシ基など)、直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数2〜7のアルコキシカルボニル基が置換したアミジノ基(例えば、メトキシカルボニルアミジノ基、エトキシカルボニルアミジノ基など)、直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数2〜6のアルケニル基(例えば、ビニル基、アリル基など)、直鎖状もしくは分枝状の炭素数2〜6のアルキニル基(例えば、エチニル基、プロピニル基など)、直鎖状、分枝状もしくは環状の炭素数2〜6のアルコキシカルボニル基(例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基など)およびカルバモイル基等を挙げることができる。
【0098】
上記のQ2のうち、単結合、置換基を有することもある2価の飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基、置換基を有することもある2価の飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基および置換基を有することもある2価の飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基が好ましく、中でも単結合、2価の飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基、2価の飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基がより好ましい。
【0099】
さらに、基Q1が、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合炭化水素基または置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の2環性または3環性の縮合複素環式基である場合には、基Q2は単結合が好ましい。ここで、上記の組み合わせにおいて、Q2が単結合である場合とは、一般式(1)
Q1−Q2−T0−N(R1)−Q3−N(R2)−T1−Q4 (1)
[式中、R1、R2、Q1、Q2、Q3、Q4、T0およびT1は、前記と同じものを示す。]
が、下記の一般式(1')
Q1−T0−N(R1)−Q3−N(R2)−T1−Q4 (1')
[式中、Q1は、上記の2環性または3環性の縮合炭化水素基、または2環性または3環性の縮合複素環式基を示し、R1、R2、Q3、Q4、T0およびT1は、前記と同じものを示す。]
となることを意味する。
【0100】
さらに好ましくは、基Q1が、置換基を有することもあるチエノピリジル基、置換基を有することもあるテトラヒドロチエノピリジル基、置換基を有することもあるチアゾロピリジル基、置換基を有することもあるテトラヒドロチアゾロピリジル基、置換基を有することもあるチアゾロピリダジニル基、置換基を有することもあるテトラヒドロチアゾロピリダジニル基、置換基を有することもあるピラノチアゾリル基、置換基を有することもあるジヒドロピラノチアゾリル基、置換基を有することもあるフロピリジル基、置換基を有することもあるテトラヒドロフロピリジル基、置換基を有することもあるオキサゾロピリジル基、置換基を有することもあるテトラヒドロオキサゾロピリジル基、置換基を有することもあるピロロピリジル基、置換基を有することもあるジヒドロピロロピリジル基、置換基を有することもあるテトラヒドロピロロピリジル基、置換基を有することもあるピロロピリミジニル基、置換基を有することもあるジヒドロピロロピリミジニル基、置換基を有することもあるオキサゾロピリダジニル基、置換基を有することもあるテトラヒドロオキサゾロピリダジニル基、置換基を有することもあるピロロチアゾリル基、置換基を有することもあるジヒドロピロロチアゾリル基、置換基を有することもあるピロロオキサゾリル基、置換基を有することもあるジヒドロピロロオキサゾリル基、置換基を有することもあるベンゾチアゾリル基、置換基を有することもあるテトラヒドロベンゾチアゾリル基、置換基を有することもあるチアゾロピリミジニル基、置換基を有することもあるジヒドロチアゾロピリミジニル基、置換基を有することもある4,5,6,7−テトラヒドロ−5,6−テトラメチレンチアゾロピリダジニル基、または置換基を有することもある5,6−トリメチレン−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロピリダジニル基であり、基Q2が単結合であるものが好ましい。
【0101】
また、基Q1が、置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基または置換基を有することもある飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基である場合には、基Q2が、置換基を有することもある2価の飽和もしくは不飽和の5〜6員の環状炭化水素基または置換基を有することもある2価の飽和もしくは不飽和の5〜7員の複素環式基であるものが好ましく、基Q1−Q2−としては、4−(4−ピリジル)フェニル基、4−(2−ピリジル)フェニル基、5−(4−ピリジル)チアゾリル基、1−(4−ピリジル)ピペリジニル基、4−(4−ピリジル)ピペリジル基、4−ヒドロキシ−1−(4−ピリジル)ピペリジン−4−イル基、ビフェニリル基、4−(2−アミノスルフォニルフェニル)フェニル基、4−(2−アミジノフェニル)フェニル基、4−(2−メチルスルフォニルフェニル)フェニル基、4−(2−アミノメチルフェニル)フェニル基、4−(2−カルバモイルフェニル)フェニル基、4−(2−イミダゾリル)フェニル基、4−(1−メチル−2−イミダゾリル)フェニル基、4−(2,3,4,5−テトラヒドロピリミジン−2−イル)フェニル基、4−(1−メチル−2,3,4,5−テトラヒドロピリミジン−2−イル)フェニル基、4−(5−テトラゾリル)フェニル基、1−(4−ピリジル)ピペリジン−4−イル基、3−(4−ピペリジル)イソオキサゾリン−5−イル基、3−(4−アミジノフェニル)イソオキサゾリン−5−イル基、3−(4−ピペリジル)イソオキサゾリジン−5−イル基、3−(4−アミジノフェニル)イソオキサゾリジン−5−イル基、2−(4−ピペリジル)−1,3,4−チアジアゾール−5−イル基、2−(4−アミノフェニル)−1,3,4−オキサジアゾール−5−イル基、4−(4−ピペリジル)ピペリジン−1−イル基、4−(4−ピペリジル)ピペラジン−1−イル基、4−(4−ピペラジニル)ピペラジン−1−イル基、1−(4−ピリミジニル)ピペリジン−1−イル基、1−(2−メチルピリミジン−4−イル)ピペリジン−4−イル基、1−(4−ピリミジニル)ピロリジン−3−イル基、1−(4−メチルピリミジン−6−イル)ピペラジン−4−イル基、1−(2−メチルピリミジン−4−イル)ピロリジン−4−イル基、1−(6−クロロピリミジン−4−イル)ピペリジン−4−イル基、5−(4−クロロフェニル)チオフェン−2−イル基、2−(4−クロロフェニル)チアゾール−4−イル基、3−(4−クロロフェニル)−1H−ピロール−2−イル基、4−(4−ピリミジニル)フェニル基、4−(4−イミダゾリル)フェニル基などを好ましい例として挙げることができる。
【0102】
<基Q3について>
基Q3は、下記の基
【0103】
【化61】
Figure 0004266092
【0104】
[基中、Q5は炭素数1〜8のアルキレン基、炭素数2〜8のアルケニレン基または基−(CH2)m−CH2−A−CH2−(CH2)n−(基中、mおよびnは各々独立して0、1〜3の整数を示し、Aは酸素原子、窒素原子、硫黄原子、−SO−、−SO2−、−NH−、−O−NH−、−NH−NH−、−S−NH−、−SO−NH−または−SO2−NH−を示し、1および2は位置を示す。]を示し;
R3およびR4は、Q5を含む環上の炭素原子、窒素原子または硫黄原子上に置換し、各々独立して水素原子、水酸基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲン原子、ハロゲノアルキル基、シアノ基、シアノアルキル基、アミノ基、アミノアルキル基、N−アルキルアミノアルキル基、N,N−ジアルキルアミノアルキル基、アシル基、アシルアルキル基、置換基を有してもよいアシルアミノ基、アルコキシイミノ基、ヒドロキシイミノ基、アシルアミノアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアルキルアミノ基、カルボキシアルキルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノアルキル基、カルバモイル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN−アルキルカルバモイル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイル基、N−アルケニルカルバモイル基、N−アルケニルカルバモイルアルキル基、N−アルケニル−N−アルキルカルバモイル基、N−アルケニル−N−アルキルカルバモイルアルキル基、N−アルコキシカルバモイル基、N−アルキル−N−アルコキシカルバモイル基、N−アルコキシカルバモイルアルキル基、N−アルキル−N−アルコキシカルバモイルアルキル基、1〜3個のアルキル基で置換されていてもよいカルバゾイル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルアルキル基、置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニル基、カルバモイルアルキル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN−アルキルカルバモイルアルキル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイルアルキル基、カルバモイルオキシアルキル基、N−アルキルカルバモイルオキシアルキル基、N,N−ジアルキルカルバモイルオキシアルキル基、置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニルアルキル基、置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニルオキシアルキル基、アリール基、アラルキル基、ヘテロアリール基、ヘテロアリールアルキル基、アルキルスルホニルアミノ基、アリールスルホニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノアルキル基、アリールスルホニルアミノアルキル基、アルキルスルホニルアミノカルボニル基、アリールスルホニルアミノカルボニル基、アルキルスルホニルアミノカルボニルアルキル基、アリールスルホニルアミノカルボニルアルキル基、オキソ基、カルバモイルオキシ基、アラルキルオキシ基、カルボキシアルキルオキシ基、アシルオキシ基、アシルオキシアルキル基、アリールスルホニル基、アルコキシカルボニルアルキルスルホニル基、カルボキシアルキルスルホニル基、アルコキシカルボニルアシル基、アルコキシアルキルオキシカルボニル基、ヒドロキシアシル基、アルコキシアシル基、ハロゲノアシル基、カルボキシアシル基、アミノアシル基、アシルオキシアシル基、アシルオキシアルキルスルホニル基、ヒドロキシアルキルスルホニル基、アルコキシアルキルスルホニル基、置換基を有してもよい3〜6員の複素環スルホニル基、N−アルキルアミノアシル基、N,N−ジアルキルアミノアシル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイルアシル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイルアルキルスルホニル基またはアルキルスルホニルアシル基を示すか、あるいは、R3およびR4は一緒になって炭素数1〜5のアルキレン基、炭素数2〜5のアルケニレン基、炭素数1〜5のアルキレンジオキシ基またはカルボニルジオキシ基を示す。)を示す。
【0105】
下記の基について、詳細に説明する。
【0106】
【化62】
Figure 0004266092
【0107】
[基中、Q5、R3およびR4は、前記と同じものを示し、1および2は位置を示す。]
上記の基Q5を含む環状構造の部分は、1個の二重結合を有してもよい3〜10員の2価の環状炭化水素基または1〜2個の異原子を有する5〜12員の2価の複素環式基であるが、3〜8員の2価の環状炭化水素基または5〜8員の2価の複素環式基が好ましく、5〜7員の2価の環状炭化水素基または5〜7員の2価の複素環式基がより好ましい。中でも、Q5が炭素数3〜6のアルキレン基または基−(CH2)m−CH2−A−CH2−(CH2)n−(基中、mおよびnは各々独立して0または1を示し、Aは前記に同じ。)であるものが好ましい。特にQ5が炭素数4のアルキレン基であるものが好ましい。
【0108】
また、この環状炭化水素基または複素環式基は、1位と2位との関係においてシスおよびトランス構造をとり得るが、5員の場合にはトランスが好ましく、6〜7員の場合にはシスおよびトランスの両方とも好ましい。
【0109】
上記の置換基R3およびR4について詳細に説明する。ハロゲン原子とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子を意味する。アルキル基としては、直鎖状、分枝状もしくは環状のC1−C6アルキル基(例えば、メチル基、シクロプロピル基、イソブチル基など)が挙げられ、ハロゲノアルキル基としては、上記のアルキル基に1〜3個のハロゲン原子が置換したもの(例えば、クロロメチル基、1−ブロモエチル基、トリフルオロメチル基など)が挙げられる。シアノアルキル基としては、上記のC1−C6アルキル基に1個のシアノ基が置換したもの(例えば、シアノメチル基、1−シアノエチル基など)が挙げられる。アルケニル基としては二重結合1個を有する直鎖状または分枝状の炭素数2〜6のもの(例えば、ビニル基、アリル基など)が挙げられる。アルキニル基としては三重結合1個を有する直鎖状または分枝状の炭素数2〜6のもの(例えば、エチニル基、プロピニル基など)が挙げられる。アシル基としては、C1−C6のアルカノイル基(例えば、ホルミル基、アセチル基など)、ベンゾイル基、ナフトイル基等のC7−C15アロイル基、または上記のC1−C6アルカノイル基にC6−C14アリール基1個が置換したアリールアルカノイル基(例えば、フェナセチル基など)が挙げられる。アシルアルキル基としては、上記のC1−C6アルキル基に上記のアシル基1個が置換したもの(例えば、アセチルメチル基など)が挙げられる。アルコキシ基としては、直鎖状、分枝状もしくは環状のC1−C6アルコキシ基(例えば、メトキシ基、シクロプロポキシ基、イソプロポキシ基など)が挙げられる。アルコキシアルキル基としては、上記のC1−C6アルキル基に上記のC1−C6アルコキシ基1個が置換したもの(例えば、メトキシメチル基、エトキシメチル基など)が挙げられる。ヒドロキシアルキル基としては、上記のC1−C6アルキル基に1個の水酸基が置換したもの(例えば、ヒドロキシメチル基、1−ヒドロキシエチル基など)が挙げられる。カルボキシアルキル基としては、上記のC1−C6アルキル基に1個のカルボキシル基が置換したもの(例えば、カルボキシメチル基、1−カルボキシエチル基など)が挙げられる。アルコキシカルボニル基としては、上記のC1−C6アルコキシ基とカルボニル基から構成される基(例えばメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基など)が挙げられる。アルコキシカルボニルアルキル基としては、上記のC1−C6アルキル基に上記のアルコキシカルボニル基1個が置換したもの(例えば、メトキシカルボニルエチル基、エトキシカルボニルエチル基など)が挙げられる。カルバモイルアルキル基としては、上記のC1−C6アルキル基にカルバモイル基が置換した基(例えば、カルバモイルメチル基、カルバモイルエチル基)が挙げられる。
【0110】
ヘテロアリール基としては、一般式(1)のQ4の説明にあるヘテロアリール基と同じものが挙げられる。ヘテロアリールアルキル基としては、上記のC1−C6アルキル基に上記のヘテロアリール基1個が置換したもの(例えば、チエニルメチル基、ピリジルエチル基など)が挙げられる。アリール基としては、フェニル基、ナフチル基等の炭素数6〜14のものが挙げられ、アリール基には、上記のC1−C6アルキル基、上記のC1−C6アルカノイル基、水酸基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、上記のC2−C6アルケニル基、上記のC2−C6アルキニル基、上記のC1−C6ハロゲノアルキル基、上記のC1−C6アルコキシ基、カルボキシ基、カルバモイル基、上記のC1−C6アルコキシカルボニル基等から選ばれる1〜3個の基が置換していてもよい。アラルキル基としては、上記のC1−C6アルキル基に上記のC6−C14アリール基1個が置換したもの(例えば、ベンジル基、フェネチル基など)が挙げられる。なお、上記の説明において、置換位置は特に限定されない。置換基を有してもよいアシルアミノ基としては、上記のC1−C6アシル基がアミノ基に置換したもの(例えば、ホルミルアミノ基、アセチルアミノ基など)の他に、アシル基上にハロゲン原子、水酸基、C1−C6アルコキシ基、アミノ基、N−C1−C6アルキルアミノ基、N,N−ジ−C1−C6アルキルアミノ基、カルボキシル基、C2−C6アルコキシカルボニル基等が1ないし複数個置換したアシル基(例えば 、2−メトキシアセチルアミノ基、3−アミノプロピオニルアミノ基など)が挙げられる。アシルアミノアルキル基としては、上記のC1−C6アシルアミノ基が上記のC1−C6アルキル基に置換したもの(例えば、ホルミルアミノメチル基、アセチルアミノメチル基など)が挙げられる。アミノアルキル基としては、上記のC1−C6アルキル基にアミノ基が1個置換したもの(例えば、アミノメチル基、1−アミノエチル基など)が挙げられる。N−アルキルアミノアルキル基としては、アミノ−C1−C6アルキル基の窒素原子上にC1−C6アルキル基1個が置換したもの(例えば、N−メチルアミノメチル基、N−メチルアミノエチル基など)が挙げられる。N,N−ジアルキルアミノアルキル基としては、アミノ−C1−C6アルキル基の窒素原子上にC1−C6アルキル基2個が置換したもの(例えば、N,N−ジメチルアミノメチル基、N−エチル−N−メチルアミノエチル基など)が挙げられる。N−アルケニルカルバモイル基としては、直鎖状もしくは分枝状のC2−C6アルケニル基がカルバモイル基に置換したもの(例えば、アリルカルバモイル基など)が挙げられる。N−アルケニルカルバモイルアルキル基としては、上記のN−C2−C6アルケニルカルバモイル基がC1−C6アルキル基に置換したもの(例えば、アリルカルバモイルエチル基など)が挙げられる。N−アルケニル−N−アルキルカルバモイル基としては、上記のN−C2−C6アルケニルカルバモイル基の窒素原子上に直鎖状もしくは分枝状のC1−C6アルキル基が置換したもの(例えば、N−アリル−N−メチルカルバモイル基など)が挙げられる。N−アルケニル−N−アルキルカルバモイルアルキル基としては、上記のN−C2−C6アルケニルカルバモイルアルキル基の窒素原子上に直鎖状もしくは分枝状のC1−C6アルキル基が置換したもの(例えば、N−アリル−N−メチルカルバモイルメチル基など)が挙げられる。N−アルコキシカルバモイル基としては、直鎖状もしくは分枝状のC1−C6アルコキシ基がカルバモイル基に置換したもの(例えば、メトキシカルバモイル基など)が挙げられる。N−アルコキシカルバモイルアルキル基としては、上記のN−C1−C6アルコキシカルバモイル基が直鎖状もしくは分枝状のC1−C6アルキル基に置換したもの(例えば、メトキシカルバモイルメチル基など)が挙げられる。N−アルキル−N−アルコキシカルバモイル基としては、直鎖状もしくは分枝状のC1−C6アルコキシ基およびC1−C6アルキル基がカルバモイル基に置換したもの(例えば、N−エチル−N−メトキシカルバモイル基など)が挙げられる。N−アルキル−N−アルコキシカルバモイルアルキル基としては、上記のN−C1−C6アルキル−N−C1−C6アルコキシカルバモイル基が直鎖状もしくは分枝状のC1−C6アルキル基に置換したもの(例えば、N−エチル−N−メトキシカルバモイルメチル基など)が挙げられる。1〜3個のアルキル基で置換されていてもよいカルバゾイル基としては、カルバゾイル基の他に、1〜3個の直鎖状もしくは分枝状のC1−C6アルキル基が置換したカルバゾイル基(例えば、1−メチルカルバゾイル基、1,2−ジメチルカルバゾイル基など)が挙げられる。アルキルスルホニル基としては、直鎖状、分枝状もしくは環状のC1−C6アルキルスルホニル基(例えば、メタンスルホニル基など)が挙げられる。アルキルスルホニルアルキル基としては、上述のC1−C6アルキルスルホニル基が直鎖状もしくは分枝状のC1−C6アルキル基に置換したもの(例えば、メタンスルホニルメチル基など)が挙げられる。アルコキシイミノ基としては、C1−C6アルコキシイミノ基(例えば、メトキシイミノ基、エトキシイミノ基など)が挙げられる。アルコキシカルボニルアルキルアミノ基としては、アミノ基に上記のC1−C6アルコキシカルボニルアルキル基1個が置換したもの(例えば、メトキシカルボニルメチルアミノ基、エトキシカルボニルプロピルアミノ基など)が挙げられる。カルボキシアルキルアミノ基としては、アミノ基に上記のカルボキシC1−C6アルキル基が1個置換したもの(例えば、カルボキシメチルアミノ基、カルボキシエチルアミノ基など)が挙げられる。アルコキシカルボニルアミノ基としては、アミノ基に上記のC1−C6アルコキシカルボニル基1個が置換したもの(例えば、メトキシカルボニルアミノ基、tert−ブトキシカルボニルアミノ基など)が挙げられる。アルコキシカルボニルアミノアルキル基としては、上記のアルキル基に上記のC1−C6アルコキシカルボニルアミノ基1個が置換したもの(例えば、メトキシカルボニルアミノメチル基、tert−ブトキシカルボニルアミノエチル基など)が挙げられる。アルキル基上に置換基を有してもよいN−アルキルカルバモイル基は、ヒドロキシ基、アミノ基、N−C1−C6アルキルアミノ基、アミジノ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、シアノ基、カルバモイル基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルカノイル基、C1−C6アルカノイルアミノ基、C1−C6アルキルスルホニルアミノ基等で置換基されていてもよい直鎖状、分枝状もしくは環状のC1−C6アルキル基で置換されたカルバモイル基を示し、例えば、N−メチルカルバモイル基、N−エチルカルバモイル基、N−イソプロピルカルバモイル基、N−シクロプロピルカルバモイル基、N−(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル基、N−(2−フルオロエチル)カルバモイル基、N−(2−シアノエチル)カルバモイル基、N−(2−メトキシエチル)カルバモイル基、N−カルボキシメチルカルバモイル基、N−(2−アミノエチル)カルバモイル基、N−(2−アミジノエチル)カルバモイル基などを挙げることができる。アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイル基とは、ヒドロキシ基、アミノ基、N−C1−C6アルキルアミノ基、アミジノ基、ハロゲン原子、カルボキシル基、シアノ基、カルバモイル基、C1−C6アルコキシ基、C1−C6アルカノイル基、C1−C6アルカノイルアミノ基、C1−C6アルキルスルホニルアミノ基等で置換基されていてもよい直鎖状、分枝状もしくは環状のC1−C6アルキル基2個で置換されたカルバモイル基を示し、例えば、N,N−ジメチルカルバモイル基、N,N−ジエチルカルバモイル基、N−エチル−N−メチルカルバモイル基、N−イソプロピル−N−メチルカルバモイル基、N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルカルバモイル基、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル基、N,N−ビス(2−フルオロエチル)カルバモイル基、N−(2−シアノエチル)−N−メチルカルバモイル基、N−(2−メトキシエチル)−N−メチルカルバモイル基、N−カルボキシメチル−N−メチルカルバモイル基、N,N−ビス(2−アミノエチル)カルバモイル基などを挙げることができる。アルキル基上に置換基を有してもよいN−アルキルカルバモイルアルキル基としては、上述のC1−C6アルキル基上に置換基を有してもよいN−アルキルカルバモイル基が直鎖状もしくは分枝状のC1−C6アルキル基に置換したもの(例えば、N−メチルカルバモイルメチル基、N−(2−ヒドロキシエチル)カルバモイルメチル基など)が挙げられる。アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイルアルキル基としては、上述のC1−C6アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイル基が直鎖状もしくは分枝状のC1−C6アルキル基に置換したもの(例えば、N,N−ジメチルカルバモイルメチル基、N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルカルバモイルメチル基など)が挙げられる。置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニル基は、飽和または不飽和の複素環とカルボニル基から構成される基で、複素環とは1〜3個の異原子(窒素原子、酸素原子、イオウ原子など)を含んでもよい3〜6員の複素環を意味し、その複素環にはヒドロキシ基、ハロゲン原子、アミノ基、C1−C6アルキル基等の置換基があってもよく、具体的には、アジリジニルカルボニル基、アゼチジニルカルボニル基、3−ヒドロキシアゼチジニルカルボニル基、3−メトキシアゼチジニルカルボニル基、ピロリジニルカルボニル基、3−ヒドロキシピロリジニルカルボニル基、3−フルオロピロリジニルカルボニル基、ピペリジニルカルボニル基、ピペラジニルカルボニル基、モルホリニルカルボニル基、テトラヒドロピラニルカルボニル基、ピリジルカルボニル基、フロイル基、チオフェンカルボニル基等を挙げることができる。置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニルアルキル基としては、上記の置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニル基1個が上記のC1−C6アルキル基に置換したもの(例えば、アゼチジニルカルボニルメチル基、ピロリジニルカルボニルエチル基など)が挙げられる。置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニルオキシアルキル基としては、上記の置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニル基と酸素原子から構成される3〜6員の複素環カルボニルオキシ基1個が上記のC1−C6アルキル基に置換したもの(例えば、ピペリジニルカルボニルオキシエチル基、モルホリニルカルボニルオキシメチル基など)が挙げられる。カルバモイルオキシアルキル基としては、カルバモイル基と酸素原子から構成されるカルバモイルオキシ基1個が上記のC1−C6アルキル基に置換したもの(例えば、カルバモイルオキシメチル基、カルバモイルオキシエチル基など)が挙げられる。N−アルキルカルバモイルオキシアルキル基としては、上記のC1−C6アルキル基上に置換基を有してもよいN−アルキルカルバモイル基と酸素原子から構成されるN−アルキルカルバモイルオキシ基1個が上記のC1−C6アルキル基に置換したもの(例えば、N−メチルカルバモイルオキシメチル基、N−メチルカルバモイルオキシエチル基など)が挙げられる。N,N−ジアルキルカルバモイルオキシアルキル基としては、上記のC1−C6アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイル基と酸素原子から構成されるN,N−ジアルキルカルバモイルオキシ基1個が上記のC1−C6アルキル基に置換したもの(例えば、N,N−ジメチルカルバモイルオキシメチル基、N−エチル−N−メチルカルバモイルオキシエチル基など)が挙げられる。アルキルスルホニルアミノ基としては、上記のC1−C6アルキル基を有するアルキルスルホニル基1個がアミノ基に置換したもの(例えば、メチルスルホニルアミノ基、イソプロピルスルホニルアミノ基など)が挙げられる。アリールスルホニルアミノ基としては、上記のアリール基を有するアリールスルホニル基1個がアミノ基に置換したもの(例えば、フェニルスルホニルアミノ基、ナフチルスルホニルアミノ基など)が挙げられる。アルキルスルホニルアミノアルキル基としては、上記のC1−C6アルキル基に上記のC1−C6アルキルスルホニルアミノ基1個が置換したもの(例えば、メチルスルホニルアミノメチル基、メチルスルホニルアミノエチル基など)が挙げられる。アリールスルホニルアミノアルキル基としては、上記のC1−C6アルキル基に上記のアリールスルホニルアミノ基1個が置換したもの(例えば、フェニルスルホニルアミノメチル基、ナフチルスルホニルアミノエチル基など)が挙げられる。アルキルスルホニルアミノカルボニル基としては、上記のC1−C6アルキルスルホニルアミノ基とカルボニル基から構成される基(例えば、メチルスルホニルアミノカルボニル基、イソプロピルスルホニルアミノカルボニル基など)が挙げられる。アリールスルホニルアミノカルボニル基としては、上記のアリールスルホニルアミノ基とカルボニル基から構成される基(例えば、フェニルスルホニルアミノカルボニル基、ナフチルスルホニルアミノカルボニル基など)が挙げられる。アルキルスルホニルアミノカルボニルアルキル基としては、上記のC1−C6アルキルスルホニルアミノカルボニル基が上記のC1−C6アルキル基に置換したもの(例えば、メチルスルホニルアミノカルボニルメチル基、イソプロピルスルホニルアミノカルボニルメチル基など)が挙げられる。アリールスルホニルアミノカルボニルアルキル基としては、上記のアリールスルホニルアミノカルボニル基が上記のC1−C6アルキル基に置換したもの(例えば、フェニルスルホニルアミノカルボニルメチル基、ナフチルスルホニルアミノカルボニルメチル基など)が挙げられる。アシルオキシ基は、上記のアシル基と酸素原子から構成される基(例えば、ホルミルオキシ基、アセチルオキシ基など)を意味する。アシルオキシアルキル基としては、上記のC1−C6アルキル基に上記のアシルオキシ基が置換したもの(例えば、ホルミルオキシメチル基、アセチルオキシメチル基など)が挙げられる。アラルキルオキシ基としては、上記のアリール基が上記のC1−C6アルコキシ基に置換した基(例えば、ベンジルオキシ基、ナフチルメトキシ基など)が挙げられる。カルボキシアルキルオキシ基としては、上記のアルコキシ基にカルボキシル基が置換したもの(例えば、カルボキシメトキシ基、カルボキシエトキシ基など)が挙げられる。
【0111】
アリールスルホニル基としては、C6−14アリールスルホニル基(例えば、フェニルスルホニル基、ナフチルスルホニル基など)が挙げられる。アルコキシカルボニルアルキルスルホニル基としては、上記のC1−C6アルコキシカルボニルアルキル基とスルホニル基から構成される基(例えば、メトキシカルボニルエチルスルホニル基、エトキシカルボニルエチルスルホニル基など)が挙げられる。カルボキシアルキルスルホニル基としては、上記のカルボキシアルキル基とスルホニル基から構成される基(例えば、カルボキシメチルスルホニル基、カルボキシエチルスルホニル基など)が挙げられる。アルコキシカルボニルアシル基としては、上記のアルコキシカルボニルアルキル基とカルボニル基から構成される基(例えば、メトキシカルボニルメチルカルボニル基、エトキシカルボニルメチルカルボニル基など)が挙げられる。アルコキシアルキルオキシカルボニル基としては、上記のC1−C6アルコキシ基1個が上記のアルコキシカルボニル基に置換したもの(例えば、メトキシメチルオキシカルボニル基、メトキシエチルオキシカルボニル基など)が挙げられる。ヒドロキシアシル基としては、水酸基1個が上記のアシル基(C1−C6アルカノイル及びアロイルを含む)に置換したもの(例えば、グリコロイル基、ラクトイル基、ベンジロイル基など)が挙げられる。アルコキシアシル基としては、上記のC1−C6アルコキシ基1個が上記のアシル基に置換したもの(例えば、メトキシアセチル基、エトキシアセチル基など)が挙げられる。ハロゲノアシル基としては、上記のハロゲノアルキル基とカルボニル基から構成される基(例えば、クロロメチルカルボニル基、トリフルオロメチルカルボニル基など)を挙げることができる。カルボキシアシル基としては、カルボキシ基1個が上記のアシル基に置換したもの(例えば、カルボキシアセチル基、2−カルボキシプロピオニル基など)が挙げられる。アミノアシル基としては、アミノ基1個が上記のアシル基(C1−C6アルカノイル及びアロイルを含む)に置換したもの(例えば、アミノメチルカルボニル基、1−アミノエチルカルボニル基など)が挙げられる。アシルオキシアシル基としては、上記のアシルオキシアルキル基とカルボニル基から構成される基(例えば、ホルミルオキシメチルカルボニル基、アセチルオキシメチルカルボニル基など)が挙げられる。アシルオキシアルキルスルホニル基としては、上記のアシルオキシアルキル基とスルホニル基から構成される基(例えば、ホルミルオキシメチルスルホニル基、アセチルオキシメチルスルホニル基など)が挙げられる。ヒドロキシアルキルスルホニル基としては、上記のC1−C6ヒドロキシアルキル基とスルホニル基から構成される基(例えば、ヒドロキシメチルスルホニル基、1−ヒドロキシエチルスルホニル基など)が挙げられる。アルコキシアルキルスルホニル基としては、上記のC1−C6アルコキシアルキル基とスルホニル基から構成される基(例えば、メトキシメチルスルホニル基、エトキシエチルスルホニル基など)が挙げられる。置換基を有してもよい3〜6員の複素環スルホニル基としては、上記の置換基を有してもよい3〜6員の複素環とスルホニル基から構成される基(例えば、アジリジニルスルホニル基、アゼチジニルスルホニル基、ピロリジニルスルホニル基、ピペリジニルスルホニル基、ピペラジニルスルホニル基、モルホリニルスルホニル基、テトラヒドロピラニルスルホニル基など)が挙げられる。N−アルキルアミノアシル基としては、上記のアミノアシル基の窒素原子上に上記のC1−C6アルキル基が1個置換したもの(例えば、N−メチルアミノアセチル基、N−エチルアミノアセチル基など)が挙げられる。N,N−ジアルキルアミノアシル基としては、上記のアミノアシル基の窒素原子上に上記のC1−C6アルキル基が2個置換したもの(例えば、N,N−ジメチルアミノアセチル基、N−エチル−N−メチルアミノアセチル基など)が挙げられる。アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイルアシル基としては、上記のC1−C6アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイル基が上記のアシル基に置換したもの(例えば、N,N−ジメチルカルバモイルアセチル基、N,N−ジエチルカルバモイルアセチル基、N−エチル−N−メチルカルバモイルアセチル基など)を挙げられる。アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイルアルキルスルホニル基としては、上記のC1−C6アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイル基とスルホニル基から構成される基(例えば、N,N−ジメチルカルバモイルメチルスルホニル基、N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルカルバモイルメチルスルホニル基など)が挙げられる。アルキルスルホニルアシル基としては、上記のC1−C6アルキル基を有するアルキルスルホニル基1個がアシル基に置換したもの(例えば、メチルスルホニルアセチル基、イソプロピルスルホニルアセチル基など)が挙げられる。
【0112】
アルキレン基としては、炭素数1〜5の直鎖状または分枝状のアルキレン基を意味し、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基などが挙げられる。アルケニレン基としては、二重結合を1個有する炭素数2〜5のアルケニレン基であり、例えば、ビニレン基、プロペニレン基などが挙げられる。アルキレンジオキシ基としては、例えば、メチレンジオキシ基、エチレンジオキシ基、プロピレンジオキシ基等の炭素数1〜5のものが挙げられる。カルボニルジオキシ基は、−O−C(=O)−O−で示される基である。なお、上記の説明において、置換位置は特に限定されない。
【0113】
これらのR3およびR4で示される置換基のうち、水素原子、水酸基、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基、ハロゲン原子、ハロゲノアルキル基、アミノ基、ヒドロキシイミノ基、アルコキシイミノ基、アミノアルキル基、N−アルキルアミノアルキル基、N,N−ジアルキルアミノアルキル基、アシル基、アシルアルキル基、置換基を有してもよいアシルアミノ基、アシルアミノアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシル基、カルボキシアルキル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアミノ基、アルコキシカルボニルアミノアルキル基、カルバモイル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN−アルキルカルバモイル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイル基、N−アルケニルカルバモイル基、N−アルケニルカルバモイルアルキル基、N−アルケニル−N−アルキルカルバモイル基、N−アルケニル−N−アルキルカルバモイルアルキル基、N−アルコキシカルバモイル基、N−アルキル−N−アルコキシカルバモイル基、N−アルコキシカルバモイルアルキル基、N−アルキル−N−アルコキシカルバモイルアルキル基、1〜3個のアルキル基で置換されていてもよいカルバゾイル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルアルキル基、置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニル基、置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニルオキシアルキル基、カルバモイルアルキル基、カルバモイルオキシアルキル基、N−アルキルカルバモイルオキシアルキル基、N,N−ジアルキルカルバモイルオキシアルキル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN−アルキルカルバモイルアルキル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイルアルキル基、アルキルスルホニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノアルキル基、オキソ基、アシルオキシ基、アシルオキシアルキル基、アリールスルホニル基、アルコキシカルボニルアルキルスルホニル基、カルボキシアルキルスルホニル基、アルコキシカルボニルアシル基、カルボキシアシル基、アルコキシアルキルオキシカルボニル基、ハロゲノアシル基、N,N−ジアルキルアミノアシル基、アシルオキシアシル基、ヒドロキシアシル基、アルコキシアシル基、アルコキシアルキルスルホニル基、N,N−ジアルキルカルバモイルアシル基、 N,N−ジアルキルカルバモイルアルキルスルホニル基、アルキルスルホニルアシル基等が好ましく、またR3とR4が一緒になったアルキレン基、アルケニレン基、アルキレンジオキシ基、カルボニルジオキシ基等が好ましい。
【0114】
R3およびR4は、R3が水素原子であり、R4が上述の好ましい基として挙げた置換基である場合が好ましい。その場合のR4としてより好ましい基は、水素原子、水酸基、アルキル基、ハロゲン原子、ヒドロキシイミノ基、N−アルキルアミノアルキル基、N,N−ジアルキルアミノアルキル基、アシル基、置換基を有してもよいアシルアミノ基、アシルアミノアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、ヒドロキシアルキル基、カルボキシル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアルキル基、アルコキシカルボニルアミノ基、カルバモイル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN−アルキルカルバモイル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイル基、N−アルケニルカルバモイル基、N−アルケニルカルバモイルアルキル基、N−アルケニル−N−アルキルカルバモイル基、N−アルケニル−N−アルキルカルバモイルアルキル基、N−アルコキシカルバモイル基、N−アルキル−N−アルコキシカルバモイル基、N−アルキル−N−アルコキシカルバモイルアルキル基、1〜3個のアルキル基で置換されていてもよいカルバゾイル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルアルキル基、置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニル基、置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニルオキシアルキル基、カルバモイルアルキル基、N,N−ジアルキルカルバモイルオキシアルキル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN−アルキルカルバモイルアルキル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイルアルキル基、アルキルスルホニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノアルキル基、アシルオキシ基、アリールスルホニル基、アルコキシカルボニルアルキルスルホニル基、カルボキシアルキルスルホニル基、アルコキシカルボニルアシル基、カルボキシアシル基、アルコキシアルキルオキシカルボニル基、ハロゲノアシル基、N,N−ジアルキルアミノアシル基、アシルオキシアシル基、ヒドロキシアシル基、アルコキシアシル基、アルコキシアルキルスルホニル基、 N,N−ジアルキルカルバモイルアシル基、 N,N−ジアルキルカルバモイルアルキルスルホニル基、アルキルスルホニルアシル基等が挙げられる。
【0115】
さらに、これらの基のうち、R4として特に好ましい基としては、水素原子、水酸基、アルキル基、N,N−ジアルキルアミノアルキル基、置換基を有してもよいアシルアミノ基、アシルアミノアルキル基、アルコキシ基、アルコキシアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルコキシカルボニル基、アルコキシカルボニルアミノ基、カルバモイル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN−アルキルカルバモイル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイル基、N−アルケニルカルバモイル基、N−アルケニルカルバモイルアルキル基、N−アルケニル−N−アルキルカルバモイル基、N−アルケニル−N−アルキルカルバモイルアルキル基、N−アルキル−N−アルコキシカルバモイル基、1〜3個のアルキル基で置換されていてもよいカルバゾイル基、アルキルスルホニル基、アルキルスルホニルアルキル基、置換基を有してもよい3〜6員の複素環カルボニル基、N,N−ジアルキルカルバモイルオキシアルキル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN−アルキルカルバモイルアルキル基、アルキル基上に置換基を有してもよいN,N−ジアルキルカルバモイルアルキル基、アルキルスルホニルアミノ基、アルキルスルホニルアミノアルキル基、アシルオキシ基、アシル基、アルコキシアルキルオキシカルボニル基、ハロゲノアシル基、N,N−ジアルキルアミノアシル基、ヒドロキシアシル基、アルコキシアシル基等を挙げることができる。
【0116】
R3およびR4の好ましい具体的な置換基の例としては、水素原子、水酸基、メチル基、エチル基、イソプロピル基、N,N−ジメチルアミノメチル基、N,N−ジメチルアミノエチル基、N,N−ジエチルアミノメチル基、アセチルアミノ基、メトキシアセチルアミノ基、アセチルアミノメチル基、アセチルアミノエチル基、メトキシ基、エトキシ基、メトキシメチル基、メトキシエチル基、ヒドロキシメチル基、2−ヒドロキシエチル基、1−ヒドロキシ−1−メチルエチル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、メトキシカルボニルアミノ基、エトキシカルボニルアミノ基、N−アリルカルバモイル基、N−アリルカルバモイルメチル基、N−アリル−N−メチルカルバモイル基、N−アリル−N−メチルカルバモイルメチル基、N−メトキシ−N−メチルカルバモイル基、N,N−ジメチルカルバゾイル基、N,N,N'−トリメチルカルバゾイル基、メタンスルホニル基、メタンスルホニルメチル基、エタンスルホニルメチル基、N−メチルカルバモイル基、N−エチルカルバモイル基、N−プロピルカルバモイル基、N−イソプロピルカルバモイル基、N−tert−ブチルカルバモイル基、N−シクロプロピルカルバモイル基、N−シクロプロピルメチルカルバモイル基、N−(1−エトキシカルボニルシクロプロピル)カルバモイル基、N−(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル基、N−(2−フルオロエチル)カルバモイル基、N−(2−メトキシエチル)カルバモイル基、N−(カルボキシメチル)カルバモイル基、N−(2−アミノエチル)カルバモイル基、N−(2−アミジノエチル)カルバモイル基、N,N−ジメチルカルバモイル基、N,N−ジエチルカルバモイル基、N−エチル−N−メチルカルバモイル基、N−イソプロピル−N−メチルカルバモイル基、N−メチル−N−プロピルカルバモイル基、N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルカルバモイル基、N−(2−フルオロエチル)−N−メチルカルバモイル基、N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)カルバモイル基、N,N−ビス(2−フルオロエチル)カルバモイル基、N−(2−メトキシエチル)−N−メチルカルバモイル基、N−カルボキシメチル−N−メチルカルバモイル基、N,N−ビス(2−アミノエチル)カルバモイル基、アゼチジノカルボニル基、3−メトキシアゼチジノカルボニル基、3−ヒドロキシアゼチジノカルボニル基、ピロリジノカルボニル基、3−ヒドロキシピロリジノカルボニル基、3−フルオロピロリジノカルボニル基、3,4−ジメトキシピロリジノカルボニル基、ピペリジノカルボニル基、ピペラジノカルボニル基、モルホリノカルボニル基、(テトラヒドロピラン−4−イル)カルボニル基、ベンゾイル基、ピリジルカルボニル基、N−メチルカルバモイルメチル基、N−メチルカルバモイルエチル基、N−エチルカルバモイルメチル基、N−(2−フルオロエチル)カルバモイルメチル基、N−(2−メトキシエチル)カルバモイルメチル基、N,N−ジメチルカルバモイルメチル基、N,N−ジメチルカルバモイルエチル基、N−(2−フルオロエチル)−N−メチルカルバモイルメチル基、 N−(2−メトキシエチル)−N−メチルカルバモイルメチル基、N,N−ジメチルカルバモイルオキシメチル基、2−(N−エチル−N−メチルカルバモイルオキシ)エチル基、メチルスルホニルアミノ基、エチルスルホニルアミノ基、メチルスルホニルアミノメチル基、メチルスルホニルアミノエチル基、アセチル基、プロピオニル基、イソブチリル基、2−メトキシエトキシカルボニル基、トリフルオロアセチル基、N,N−ジメチルアミノアセチル基、N−エチル−N−メチルアミノアセチル基、ヒドロキシアセチル基、1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチルカルボニル基、メトキシアセチル基、1,1−ジメチル−2−メトキシエチルカルボニル基等を挙げることができる。
【0117】
前述のように、R3およびR4は、R3が水素原子であり、R4が上述の具体的な置換基等である場合が好ましい。特に、N,N−ジアルキルカルバモイル基が好ましく、中でもN,N−ジメチルカルバモイル基である場合が好ましい。ただし、R3およびR4は、これらの具体的な置換基に何ら限定されるものではない。
【0118】
<基T0について>
基T0はカルボニル基またはチオカルボニル基を示すが、カルボニル基がより好ましい。
【0119】
<基T1について>
基T1は、カルボニル基、スルホニル基、基−C(=O)−C(=O)−N(R')−、基−C(=S)−C(=O)−N(R')−、基−C(=O)−C(=S)−N(R')−、基−C(=S)−C(=S)−N(R')−(基中、R'は水素原子、水酸基、アルキル基またはアルコキシ基を示す。)、基−C(=O)−A1−N(R")−(基中、A1は置換基を有することもある炭素数1〜5のアルキレン基を示し、R"は水素原子、水酸基、アルキル基またはアルコキシ基を示す。)、基−C(=O)−NH−、基−C(=S)−NH−、基−C(=O)−NH−NH−、基−C(=O)−A2−C(=O)−(基中、A2は単結合または炭素数1〜5のアルキレン基を示す。)、基−C(=O)−A3−C(=O)−NH−(基中、A3は炭素数1〜5のアルキレン基を示す。)、基−C(=O)−C(=NORa)−N(Rb)−、基−C(=S)−C(=NORa)−N(Rb)−(基中、Raは水素原子、アルキル基またはアルカノイル基を示し、Rbは水素原子、水酸基、アルキル基またはアルコキシ基を示す。)、基−C(=O)−N=N−、基−C(=S)−N=N−またはチオカルボニル基を示す。
上記基中、A1及びA2およびA3における炭素数1〜5のアルキレン基としては、炭素数1〜5の直鎖状、分枝状または環状のアルキレン基を意味し、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、シクロプロピレン基、1,3−シクロペンチレン基などが挙げられる。R'、R"、RaおよびRbにおいて、アルキル基としては、炭素数1〜6の直鎖状、分枝状または環状のアルキル基を意味し、例えば、メチル基、エチル基などが挙げられる。アルコキシ基としては、炭素数1〜6の直鎖状、分枝状または環状のアルコキシ基を意味し、例えば、メトキシ基、エトキシ基などが挙げられる。
【0120】
Raにおいて、アルカノイル基としては、直鎖状、分枝状または環状の炭素数1〜6のアルキル基とカルボニル基とから構成される基を意味し、例えば、アセチル基、プロピオニル基などが挙げられる。
【0121】
基T1としてはカルボニル基、基−C(=O)−C(=O)−N(R')−、基−C(=S)−C(=O)−N(R')−、基−C(=O)−C(=S)−N(R')−、基−C(=S)−C(=S)−N(R')−および基−C(=O)−CH2−N(R")−が好ましく、特にカルボニル基、基−C(=O)−C(=O)−N(R')−、基−C(=S)−C(=O)−N(R')−、基−C(=O)−C(=S)−N(R')−および基−C(=S)−C(=S)−N(R')−が好ましい。
【0122】
<基R1及び基R2について>
R1およびR2は、各々独立して水素原子、水酸基、アルキル基またはアルコキシ基を示すが、好ましくは水素原子またはアルキル基であり、水素原子がより好ましい。
R1およびR2において、アルキル基としては、炭素数1〜6の直鎖状、分枝状または環状のアルキル基を意味し、例えば、メチル基、エチル基などが挙げられる。アルコキシ基としては、炭素数1〜6の直鎖状、分枝状または環状のアルコキシ基を意味し、例えば、メトキシ基、エトキシ基などが挙げられる。R1およびR2においては、各々独立して水素原子またはアルキル基である場合が好ましく、どちらも水素原子である場合がより好ましい。
【0123】
T1がカルボニル基またはスルホニル基であって、基Q3中のQ5が炭素数1〜8のアルキレン基または炭素数2〜8のアルケニレン基であるとき、Q4は前記の12種の基のうち、(b)、(f)、(g)、(h)、(i)、(j)、(k)および(l)(ただし、基(f)中、NはR19が置換する環の炭素原子の2個が窒素原子に置換されている)である場合が好ましい。
【0124】
また、T1がカルボニル基またはスルホニル基であって、基Q3中のQ5が炭素数1〜8のアルキレン基または炭素数2〜8のアルケニレン基であるとき、基Q5上の置換基は、N−アルキルカルバモイル基またはN,N−ジアルキルカルバモイル基が好ましい。
【0125】
T1が基−C(=O)−(=O)−N(R’)−、基−C(=S)−(=O)−N(R’)−、基−C(=O)−(=S)−N(R’)−または基−C(=S)−(=S)−N(R’)−であって、基Q3中のQ5が炭素数1〜8のアルキレン基または炭素数2〜8のアルケニレン基であるとき、Q4は前記の12種の基のうち、(i)、(j)および(k)である場合が好ましい。
また、T1が基−C(=O)−(=O)−N(R’)−、基−C(=S)−(=O)−N(R’)−、基−C(=O)−(=S)−N(R’)−または基−C(=S)−C(=S)−N(R’)−であって、基Q3中のQ5が炭素数1〜8のアルキレン基または炭素数2〜8のアルケニレン基であるとき、基Q5上の置換基は、N−アルキルカルバモイル基またはN,N−ジアルキルカルバモイル基が好ましい。
【0126】
本発明の一般式(1)で表される化合物には、立体異性体あるいは不斉炭素原子に由来する光学異性体が存在することもあるが、これらの立体異性体、光学異性体及びこれらの混合物のいずれも本発明に含まれる。
【0127】
本発明の一般式(1)で表される化合物の塩としては、医薬的に許容し得る塩であれば特に限定されないが、具体的には、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、燐酸塩、硝酸塩および硫酸塩等の鉱酸塩類、安息香酸塩、メタンスルホン酸塩、2−ヒドロキシエタンスルホン酸塩およびp−トルエンスルホン酸塩等の有機スルホン酸塩類、並びに酢酸塩、プロパン酸塩、シュウ酸塩、マロン酸塩、コハク酸塩、グルタル酸塩、アジピン酸塩、酒石酸塩、マレイン酸塩、リンゴ酸塩およびマンデル酸塩等の有機カルボン酸塩類等を挙げることができる。また、一般式(1)で表される化合物が酸性基を有する場合には、アルカリ金属イオンまたはアルカリ土類金属イオンの塩となってもよい。溶媒和物としては、医薬的に許容し得るものであれば特に限定されないが、具体的には、水和物、エタノール和物等を挙げることができる。また、一般式(1)中に窒素原子が存在する場合にはN−オキシド体となっていてもよい。
【0128】
本発明化合物としては、後記実施例に示す化合物および下記の化合物が特に好ましい。
1)(1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロキノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
2)(1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロ−2,5−ナフチリジン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
3)(1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロ−4−フルオロシンノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
4)(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロ−4−オキソ−4H−1−ベンゾピラン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
5)(1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロ−1,1−ジオキシ−2H−1,2,4−ベンゾチアジアジン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
6)(1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロ−2H−1,2,4−ベンズオキサジアジン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
7)(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−[(6−フルオロ−4−キノロン−2−イル)カルバモイル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
8)(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロ−3−オキサモイルインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
9)(1S,2R,4S)−N1−[(2−クロロ−チエノ[3,2−c]ピリジン−6−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
10)(1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロ−4,5−ジヒドロ−5−オキソ−1H−1,3,4−ベンゾトリアゼピン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
11)(1S,2R,4S)−N1−[(6−クロロ−4−オキソ−1,2,3,4−テトラヒドロシンノリン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
12)(1S,2R,4S)−N1−[(6−クロロ−1,2,3,4−テトラヒドロキノリン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
13)(1S,2R,4S)−N1−[(3−クロロフェニル)プロピオイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
14)(1S,2R,4S)−N1−4−クロロベンゾイル−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
15)(1S,2R,4S)−N1−(4−クロロ−β−ヒドロキシスチリル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
16)(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(6−メチル−4,5,7,8−テトラヒドロ−6H−チアゾロ[4,5−d]アゼピン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
17)(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[5−[(ピロリジン−3−イル)オキシ]チアゾール−2−イル]カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
18)(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[3−クロロ−4−[N−メチル−N−(オキサゾリン−2−イル)アミノメチル]チオフェン−2−イル]カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン、
19)(1S,2R)−N1−[N−(4−クロロフェニル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
20)(1S,2R)−N1−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
21)(1S,2R)−N1−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
22)(1S,2R)−N1−[N−(4−クロロフェニル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
23)(1R,2R)−N1−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン、
24)(1R,2R)−N1−[N−(4−クロロフェニル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン、
25)(1R,2R)−N1−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン、
26)(1R,2R)−N1−[N−(4−クロロフェニル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン、
27)(1R,2R)−N1−[N−(4−クロロフェニル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘプタンジアミン、
28)(1R,2R)−N1−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘプタンジアミン、
29)(1R,2R)−N1−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘプタンジアミン、
30)(1R,2R)−N1−[N−(4−クロロフェニル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘプタンジアミン、
31)(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−[N−(5−フルオロピリジン−2−イル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
32)(1S,2R,4S)−N1−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)オキサモイル]−4−(N−エチル−N−メチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
33)(1S,2R,4S)−N1−[N−(4−クロロフェニル)オキサモイル]−4−(N−エチル−N−メチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
34)(1S,2R,4S)−N1−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)−N−メチルオキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
35)(1S,2R,4S)−N1−[N−(5−クロロ−6−メチルピリジン−2−イル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
36)(1S,2R,4S)−N1−[N−(5−クロロ−3−メチルピリジン−2−イル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
37)(1S,2R,4S)−N1−[N−(5−クロロ−4−メチルピリジン−2−イル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
38)(1S,2R,4S)−N1−[N−[4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
39)(1S,2R,4S)−N1−[N−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
40)(1S,2R,4S)−N1−[N−(4−クロロ−3−ニトロフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
41)(1S,2R,4S)−N1−[N−(2−アミノ−4−クロロフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
42)(1S,2R,4S)−N1−[N−(3−アミノ−4−クロロフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
43)(1S,2R,4S)−N1−[N−(4−クロロ−3−ヒドロキシフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
44)(1S,2R,4S)−N1−[N−(4−クロロ−2−ヒドロキシフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
45)(1S,2R,4S)−N1−[N−(4−クロロ−3−メトキシフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
46)(1S,2R,4S)−N1−[N−(4−クロロ−2−メトキシフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
47)(1S,2R,4S)−N1−[N−[4−クロロ−2−(フルオロメチル)フェニル]オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
48)(1S,2R,4S)−N1−[N−[4−クロロ−2−(ヒドロキシメチル)フェニル]オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
49)(1S,2R,4S)−N1−[N−[4−クロロ−2−(メトキシメチル)フェニル]オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
50)(1S,2R,4S)−N1−[N−(4−クロロ−3−フルオロフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
51)(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−[N−(4−エチニルフェニル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
52)(1S,2R,4S)−N1−[N−(5−クロロピリミジン−2−イル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
53)(1S,2R,4S)−N1−[N−(5−クロロピラジン−2−イル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
54)(1S,2R,4S)−N1−[N−(5−クロロチオフェン−2−イル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
55)(1S,2R,4S)−N1−[1−(4−クロロアニリノ)シクロプロパン−1−カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
56)(1S,2R,4S)−N1−[3−(4−クロロフェニル)カルバゾイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
57)(1S,2R,4S)−N1−[N−(4−クロロフェニル)カルバモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
58)(1S,2R,4S)−N1−[3−(4−クロロアニリノ)マロニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
59)(1R,2R,4S)−N1−[N−(4−クロロフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
60)(1R,2R,4S)−N1−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン、
61)(1R,2R,4R)−N1−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)オキサモイル]−4−ヒドロキシメチル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン、
62)(1R,2R,4S)−N1−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)オキサモイル]−4−ヒドロキシメチル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン、
63)(3R,4S)−1−アセチル−4−[[N−(5−クロロピリジン−2−イル)オキサモイル]アミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン、
64)(3R,4S)−4−[[N−(5−クロロピリジン−2−イル)オキサモイル]アミノ]−1−メタンスルホニル−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン、
65)(1S,2R,4S)−N2−[(3−クロロベンゾ[b]チオフェン−2−イル)カルボニル]−N1−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン、
66)N−(4−クロロフェニル)−2−[[(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキシル]アミノ]−2−チオキソアセトアミド、
67)N−(5−クロロピリジン−2−イル)−2−[[(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキシル]アミノ]−2−チオキソアセトアミド、
68)2−[(5−クロロピリジン−2−イル)アミノ]―N−[(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキシル]−2−チオキソアセトアミド。
【0129】
以下に、本発明のジアミン誘導体(1)の製造方法について説明する。
[製造方法1]
一般式(1)で表される化合物、その塩、それらの溶媒和物またはそれらのN−オキシドは、例えば下記の方法で製造することができる。
【0130】
【化63】
Figure 0004266092
【0131】
[式中、Q1、Q2、Q3、Q4、R1およびR2は前記と同じものを示し、T1はカルボニル基を示す。]
カルボン酸(3)を混合酸無水物、酸ハロゲン化物または活性エステル等に誘導し、ジアミン(2)と反応させることにより化合物(4)を製造し、得られた化合物(4)にカルボン酸(5)を同様な条件で反応させることにより、本発明の化合物(1)を製造することができる。上記の各工程の反応においては、ペプチド合成に通常使用される反応試薬や条件を準用すればよい。上記の混合酸無水物は、例えばクロロぎ酸エチル、クロロぎ酸イソブチル等のクロロぎ酸エステル類を塩基存在下にカルボン酸(3)と反応させれば製造できる。酸ハロゲン化物は、カルボン酸(3)を塩化チオニル、オキザリルクロリド等の酸ハロゲン化物で処理することにより製造できる。活性エステルには各種のものがあるが、例えばp−ニトロフェノール等のフェノール類、N−ヒドロキシベンゾトリアゾールあるいはN−ヒドロキシスクシンイミドなどとカルボン酸(3)をN,N'−ジシクロヘキシルカルボジイミドあるいは1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩などの縮合剤を用いて反応させれば製造できる。また、活性エステルは、カルボン酸(3)とペンタフルオロフェニル トリフルオロアセテートなどとの反応、カルボン酸(3)と1−ベンゾトリアゾリルオキシトリピロリジノホスホニウム ヘキサフルオロホスファイトとの反応、カルボン酸(3)とシアノホスホン酸ジエチルとの反応(塩入法)、カルボン酸(3)とトリフェニルホスフィンおよび2,2'−ジピリジルジスルフィドとの反応(向山法)などによっても製造することができる。その様にして得たカルボン酸(3)の混合酸無水物、酸ハロゲン化物または活性エステルをジアミン(2)と適当な塩基存在下に不活性の溶媒中で−78℃〜150℃で反応させることにより化合物(4)を製造することができる。得られた化合物(4)にカルボン酸(5)の混合酸無水物、酸ハロゲン化物または活性エステルを同様な条件で反応させることにより本発明の化合物(1)を製造することができる。化合物(4)とカルボン酸(5)との反応における試薬や反応条件は、ジアミン(2)とカルボン酸(3)との反応における試薬や反応条件と同様である。
【0132】
上記の各工程に用いる具体的な塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、ナトリウムエトキシド、カリウムブトキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水素化ナトリウム、水素化カリウムのようなアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩、アルカリ金属アルコキシド、アルカリ金属水酸化物もしくは水素化物、またはn−ブチルリチウムのようなアルキルリチウム、リチウムジイソプロピルアミドのようなジアルキルアミノリチウムに代表される有機金属塩基、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドのようなビスシリルアミンの有機金属塩基、またはピリジン、2,6−ルチジン、コリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)のような有機塩基などを挙げることができる。
【0133】
本反応に用いる不活性の溶媒としては、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素などのハロゲン化アルキル系溶媒、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサンなどのエーテル系溶媒、ベンゼン、トルエンなどの芳香族系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリジン−2−オンなどのアミド系溶媒が挙げられ、これらに加えて場合によってはジメチルスルホキシド、スルホランなどのスルホキシド系溶媒、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン系溶媒などを使用することも可能である。
【0134】
[製造方法2]
本発明の化合物(1)は、下記の方法でも製造することができる。
【0135】
【化64】
Figure 0004266092
【0136】
[式中、Q1、Q2、Q3、Q4、R1およびR2は前記と同じものを示し、T1はカルボニル基を示し、Bocはtert−ブトキシカルボニル基を示し、Boc−ONは2−(tert−ブトキシカルボニルオキシイミノ)−2−フェニルアセトニトリルを示す。]
上記のように、ジアミン(2)をBoc−ON(6)で処理し、2つのアミノ基の一方をtert−ブトキシカルボニル基で保護した化合物(7)を製造し、得られた(7)にカルボン酸(5)を反応させて化合物(8)を製造し、続いて酸で処理して化合物(9)とした後、カルボン酸(3)と反応させることにより本発明の化合物(1)を製造することができる。化合物(7)は、ジクロロメタン等の溶媒中でトリエチルアミン存在下に−10℃〜40℃で反応させることにより製造することができる。化合物(7)とカルボン酸(5)の混合酸無水物、酸ハロゲン化物または活性エステルを製造方法1で述べた試薬や反応条件で反応させることにより化合物(8)を製造することができる。得られた化合物(8)を−20℃〜70℃でトリフルオロ酢酸等により処理してアミン(9)を製造することができる。得られたアミン(9)とカルボン酸(3)との反応では、製造方法1で述べた試薬や条件と同様なものを用いればよい。
【0137】
ところで、化合物(7)のtert−ブトキシカルボニル基は、他のアミノ基の保護基に代えることも可能である。その場合には、試薬(6)も他の試薬に代えて、それに応じた反応条件等を用いる必要がある。他のアミノ基の保護基としては、アセチル基等のアルカノイル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基等のアルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、パラメトキシベンジルオキシカルボニル基、パラ(またはオルト)ニトロベンジルオキシカルボニル基等のアリールメトキシカルボニル基、ベンジル基、トリフェニルメチル基等のアリールメチル基、ベンゾイル基等のアロイル基、または2,4−ジニトロベンゼンスルホニル基、オルトニトロベンゼンスルホニル基等のアリールスルホニル基を挙げることができる。これらの保護基は、アミノ基を保護する化合物の性質等に応じて取捨選択すればよく、それらの保護基の切断に際してもその保護基に応じた試薬や条件を選択すればよい。
【0138】
[製造方法3]
本発明の化合物(1)は、ジアミン(2)をスルホン酸ハロゲン化物(10)と反応させた後、カルボン酸(5)と縮合させることにより製造することができる。
【0139】
【化65】
Figure 0004266092
【0140】
[式中、Q1、Q2、Q3、Q4、R1およびR2は前記と同じものを示し、T1はスルホニル基を示し、Xはハロゲン原子を示す。]
ジアミン(2)とスルホン酸ハロゲン化物(10)を不活性溶媒中トリエチルアミン等の塩基存在下に−10℃〜30℃で反応させることにより化合物(4)を製造することができる。不活性溶媒や塩基は製造方法1で述べたものから適宜選択して使用すればよい。得られた(4)を製造方法1で述べた試薬や条件を使用してカルボン酸(5)と縮合させることにより本発明の化合物(1)を製造することができる。なお、スルホン酸ハロゲン化物(10)は、適当な塩基存在下に公知の方法(WO96/10022、WO00/09480)またはそれに準ずる方法により合成することができる。
【0141】
[製造方法4]
本発明の化合物(1)は、下記の方法でも製造することができる。
【0142】
【化66】
Figure 0004266092
【0143】
[式中、Q1、Q2、Q3、Q4、R1、R2およびXは前記と同じものを示し、T1はスルホニル基を示す。]
すなわち、アミン(9)をスルホン酸ハロゲン化物(10)と−10℃〜30℃で不活性溶媒中で塩基存在下に反応させることにより化合物(1)を製造することができる。不活性溶媒や塩基は製造方法1で述べたものから適宜選択して使用すればよい。
【0144】
[製造方法5]
本発明の化合物(1)には、Q3の部分が下記の基である場合、
【0145】
【化67】
Figure 0004266092
【0146】
[基中、R3、R4及びQ5は前記と同じものを示し、1および2の数字は位置を示す。]
1位と2位との関係が、トランス型とシス型の幾何異性体が存在する。以下に、そのようなシス型およびトランス型の化合物(1)の製造法について説明する。
【0147】
<トランス体の製造法>
【0148】
【化68】
Figure 0004266092
【0149】
[式中、Q5、R3およびR4は前記と同じものを示す。]
環状アルケン(11)からトランス−ジオール(12a)の製造例としては、例えばシクロヘキセンからトランス−シクロヘキサンジオールへの変換(Organic Synthesis,1955年,III巻,217頁)などが知られている。また、トランス−ジオール(12a)からトランス−ジアミン(2a)の製造例として、トランス−シクロペンタンジオールからトランス−シクロペンタンジアミンへの変換(WO98/30574)などが報告されている。これらの報告に準じて、環状アルケン(11)からトランス−ジアミン(2a)を製造することができる。
【0150】
上記の方法で製造したトランス−ジアミン(2a)は、上述の製造方法1〜4の方法で、トランス型の化合物(1)に導くことができる。
【0151】
<シス体の製造法>
【0152】
【化69】
Figure 0004266092
【0153】
[式中、Q5、R3およびR4は前記と同じものを示す。]
環状アルケン(11)からシス−ジオール(12b)の製造例としては、シクロヘキセンからシス−シクロヘキサンジオールへの変換(J.Org.Chem.,1998年,63巻,6094頁)などが知られている。また、シス−ジオール(12b)からシス−ジアミン(2b)の製造例として、シス−シクロペンタンジオールからシス−シクロペンタンジアミンへの変換(WO98/30574)などが報告されている。これらの報告に準じて、シス−ジアミン(2b)を製造することができる。
上記の方法で製造したシス−ジアミン(2b)は、上述の製造方法1〜4の方法で、シス型の化合物(1)に導くことができる。
【0154】
[製造方法6]
上述のように、本発明の化合物(1)には、Q3の部分でトランス型とシス型である場合があり幾何異性体が存在するが、さらにそれぞれに光学異性体が存在し得る。以下に、光学活性体の製造法について説明する。
【0155】
【化70】
Figure 0004266092
【0156】
[式中、Q5、R1、R2、R3およびR4は前記と同じものを示し、R50はアミノ基の保護基を示す。]
光学活性体の1,2−トランス型のアミノアルコール誘導体(15)の製法に関しては、例えばシクロペンテンオキシドから光学活性体の1,2−トランス−2−アミノシクロペンタノールの製法あるいはシクロヘキセンオキシドから光学活性体の1,2−トランス−2−アミノシクロへキサノールの製法が知られている(Tetrahedron:Asymmetry,1996年,7巻,843頁;J.Org.Chem.,1985年,50巻,4154頁;J.Med.Chem.,1998年,41巻,38頁)。このような既知の方法、あるいはその方法を応用することにより製造される光学活性体のアミノアルコール誘導体(15)のアミノ基を適当な保護試薬と反応させて化合物(16)を製造することができる。化合物(16)中のR50に相当する保護基としては、通常のアシル型保護基のなかでもメトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基、tert−ブトキシカルボニル基等のアルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、パラメトキシベンジルオキシカルボニル基、パラ(またはオルト)ニトロベンジルオキシカルボニル基等のアリールメトキシカルボニル基、2,4−ジニトロベンゼンスルホニル基、オルトニトロベンゼンスルホニル基等のアリールスルホニル基が好ましい。例えば、tert−ブトキシカルボニル基で保護する場合には、アミノアルコール誘導体(15)を不活性溶媒中、−78℃〜50℃で、ジ−tert−ブチル ジカルボネートと反応させることで化合物(16)を製造することができる。不活性溶媒は、製造方法1で述べたものから適宜選択して使用すればよい。
【0157】
化合物(16)を不活性溶媒中、塩基存在下に−78℃〜50℃でメタンスルホニルクロリドと反応させることにより化合物(17)を製造することができる。不活性溶媒は、製造方法1で述べたものから適宜選択して使用すればよい。塩基としては、ピリジン、2,6−ルチジン、コリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)のような有機塩基などが好ましい。
【0158】
化合物(17)を適当な溶媒中、−10℃〜150℃でアジ化ナトリウムと反応させることで化合物(18)を製造することができる。溶媒としては、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリジン−2−オン等のアミド系溶媒、メタノール、エタノールなどのアルコール系溶媒、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン等のエーテル系溶媒、トルエン等のベンゼン系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭素、アセトン、ジメチルスルホキシドやそれらの溶媒と水の混合溶媒などが適当である。
【0159】
アジド誘導体(18)を化合物(7a)に変換する方法は、パラジウム系触媒、ラネーニッケル触媒あるいは白金触媒を用いて水素添加する方法、水素化リチウムアルミニウム、水素化ホウ素ナトリウム、水素化ホウ素亜鉛などの還元剤を用いる反応、塩化ニッケルまたは塩化コバルトの存在下に亜鉛を用いる反応、トリフェニルホスフィンを用いる反応など多数の方法があり、化合物の性質に応じて適した反応条件を選択すればよい。例えば、アジド誘導体(18)を適当な溶媒中、1〜20%のパラジウム炭素を触媒として−10℃〜70℃の温度で水素添加して化合物(7a)を製造することができる。水素圧は大気圧以上に上げることも可能である。溶媒としては、メタノール、エタノールなどのアルコール系溶媒、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサンなどのエーテル系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリジン−2−オン等のアミド系溶媒、酢酸エチルなどのエステル系溶媒、酢酸、塩酸、水またはそれらの混合溶媒などが適当である。
【0160】
上記の方法で製造した光学活性のアミン(7a)は、上述の製造方法2に従って光学活性の化合物(1)に導くことができる。また、光学活性のアミン(7a)から得られた光学活性体(1)の対掌体(1)についても同様の方法で製造することができる。
【0161】
さらに、光学活性の化合物(1)はラセミ体(1)を光学活性担体からなるカラムで分離して製造する方法もある。また、ラセミ体(1)を製造する中間体(2)、(4)、(7)、(8)または(9)を光学活性担体からなるカラムで分離して、光学活性の(2)、(4)、(7)、(8)または(9)を単離し、続いて製造方法1〜4に従って光学活性の化合物(1)を製造することも可能である。光学活性の(1)、(2)、(4)、(7)、(8)または(9)を単離する方法としては、光学活性のカルボン酸との塩を分別結晶化する方法、あるいは逆に光学活性の塩基との塩を分別結晶化する方法も可能である。
【0162】
[製造方法7]
以下に、本発明の化合物(1)のうち、Q3中にヘテロ原子を含む化合物(1c)の製造方法について詳述する。
【0163】
一般式(1c)で表される化合物、その塩、それらの溶媒和物またはそれらのN−オキシドは、例えば下記の方法で製造することができる。
【0164】
【化71】
Figure 0004266092
【0165】
[式中、Q1、Q2、Q4、R3、R4、A、mおよびnは前記と同じものを示し、T1はカルボニル基を示す。]
カルボン酸(3)を混合酸無水物、酸ハロゲン化物または活性エステルなどに誘導し、化合物(2c)と反応させることにより化合物(4c)を製造し、得られた化合物(4c)にカルボン酸(5)を同様な条件で反応させることにより、本発明の化合物(1c)を製造することができる。
【0166】
上記各工程の反応においては、ペプチド合成に通常使用される反応試薬や条件を準用すればよい。上記の混合酸無水物は、例えばクロロぎ酸エチル、クロロぎ酸イソブチルなどのクロロぎ酸エステル類を塩基存在下にカルボン酸(3)と反応させれば製造できる。酸ハロゲン化物は、カルボン酸(3)を塩化チオニル、オキザリルクロリドなどの酸ハロゲン化物で処理することにより製造できる。活性エステルには各種のものがあるが、例えばp−ニトロフェノールなどのフェノール類、N−ヒドロキシベンゾトリアゾールあるいはN−ヒドロキシコハク酸イミドなどとカルボン酸(3)を、N,N'−ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)あるいは1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩などの縮合剤を用いて反応させれば製造できる。また、活性エステルは、カルボン酸(3)とペンタフルオロフェニル トリフルオロアセテートなどとの反応、カルボン酸(3)と1−ベンゾトリアゾリルオキシトリピロリジノホスホニウム ヘキサフルオロホスファイトとの反応、シアノホスホン酸ジエチルとの反応(塩入法)、カルボン酸(3)とトリフェニルホスフィンおよび2,2′−ジピリジルジスルフィドとの反応(向山法)などによっても製造することができる。そのようにして得たカルボン酸(3)の混合酸無水物、酸ハロゲン化物または活性エステルを化合物(2c)と適当な塩基存在下に、不活性の溶媒中冷却下〜加熱下で反応させることにより化合物(4c)を製造することができる。得られた化合物(4c)にカルボン酸(5)の混合酸無水物、酸ハロゲン化物または活性エステルを同様の条件で反応させることにより本発明化合物(1c)を製造することができる。化合物(4c)とカルボン酸(5)との反応における試薬や反応条件は、化合物(2c)とカルボン酸(3)との反応における試薬や反応条件と同様である。
【0167】
上記各工程に用いる具体的な塩基としては、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸カリウムなどアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の炭酸塩、ナトリウムエトキシド、カリウムブトキシドなどのアルカリ金属アルコキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物、水素化ナトリウム、水素化カリウムなどのアルカリ金属水素化物、n−ブチルリチウムなどのアルキルリチウム、リチウムジイソプロピルアミドなどのジアルキルアミノリチウムに代表される有機金属塩基、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドなどのビスシリルアミンの有機金属塩基、またはピリジン、2,6−ルチジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)のような有機塩基などが挙げられる。
【0168】
本反応に用いられる不活性の溶媒としては、ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン化アルキル系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなどのエーテル系溶媒、ベンゼン、トルエンなどの芳香族系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド系溶媒が挙げられ、これらに加えて場合によってはジメチルスルホキシドなどのスルホキシド系溶媒、アセトンなどのケトン系溶媒などを使用することも可能である。
また、上記の製造工程において、適宜保護基の着脱や官能基の変換の操作を加えることにより、本発明の化合物(1c)を製造することができる。
【0169】
アミノ基の保護基としては、有機化合物の合成、中でもペプチド合成においてアミノ基の保護基として通常用いられる保護基を使用すればよく、具体的にはtert−ブトキシカルボニル基、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基等のアルコキシカルボニル基、ベンジルオキシカルボニル基、パラメトキシベンジルオキシカルボニル基、パラ(またはオルト)ニトロベンジルオキシカルボニル基等のアリールメトキシカルボニル基、ベンジル基、4−メトキシベンジル基、トリフェニルメチル基等のアリールメチル基、ホルミル基、アセチル基等のアルカノイル基、ベンゾイル基等のアロイル基、または2,4−ジニトロベンゼンスルホニル基、オルトニトロベンゼンスルホニル基等のアリールスルホニル基等を挙げることができる。
【0170】
水酸基の保護基としては、有機化合物の合成に通常用いられる水酸基の保護基を使用すればよく、具体的にはメトキシメチル基等のアルコキシメチル基、ベンジル基、4−メトキシベンジル基、トリフェニルメチル基等のアリールメチル基、アセチル基等のアルカノイル基、ベンゾイル基等のアロイル基、tert−ブチルジフェニルシリルオキシ基等を挙げることができる。カルボキシ基は、メチル基、エチル基、tert−ブチル基等のアルキル基またはベンジル基等のアリールメチル基とのエステルとして保護することができる。上記の保護基の着脱は、常法に従って行えばよい。
【0171】
本発明の化合物(1c)中の化合物は、その化合物の官能基を変換することにより、各種の誘導体に導くことができる。例えば、Aが無置換の窒素原子である化合物は、通常の有機化学的手法で混合酸無水物、酸ハロゲン化物または活性エステルなどを用いてアシル化することによりアミド化合物を、スルホン酸ハロゲン化物などと反応させることによりスルホンアミド化合物を、アルキルハライド反応させることによりN−アルキル化合物を、アリールハライドなどを反応させることによりN−アリール化合物を、イソシアネートを反応させる方法などでカルバメート化合物を製造することができる。なお、Aが無置換の窒素原子である化合物は、例えばAをtert−ブトキシカルボニル基で保護したジアミン(2c)から製造方法7に従って製造した化合物(1c)を酸処理することにより製造することができる。
【0172】
このようにして製造された本発明化合物は、公知の方法、例えば、抽出、沈殿、分画クロマトグラフィー、分別結晶化、再結晶などにより単離、精製することができる。また、本発明化合物の塩には、通常の造塩反応に付すことにより所望の塩に導くことができる。
【0173】
また、本発明化合物は不斉炭素を有するため光学異性体が存在する。それらの光学活性体は、光学活性なジアミン(2c)から製造する方法の他に、ラセミ体を光学活性なアミンまたは酸と塩を形成させて分別結晶化する方法や光学活性な担体を用いたカラムクロマトグラフィーなどで分離する方法により、製造することができる。
さらに、化合物(2c)とカルボン酸(3)との反応において、カルボン酸(3)をスルホン酸ハロゲン化物(10)に代えることにより、T1がスルホニル基である化合物(1c)を製造することができる。
【0174】
[製造方法8]
本発明の化合物(1c)は、下記の方法でも製造することができる。
【0175】
【化72】
Figure 0004266092
【0176】
[式中、Q1、Q2、Q4、R3、R4、A、mおよびnは前記と同じものを示し、T1はカルボニル基を示し、R51およびR61はアミノ基の保護基を示す。]
化合物(21)は、化合物(2c)のアミノ基を保護して得られる化合物(19)の保護基R61を除去することにより製造することができる。ここで、R51およびR61として例示されるアミノ基の保護基としては、通常、アミノ基の保護に用いられる基であれば特に制限はなく、代表的なものとして製造方法7で記載したアミノ基の保護基を挙げることができるが、この場合にはR51とR61が異なる方法または条件で除去できる保護基である必要がある。例えば、R51がtert−ブトキシカルボニル基であり、R61がベンジルオキシカルボニル基である組み合わせなどを代表的なものとして挙げることができる。それらの保護基は、アミノ基を保護する化合物の性質などに応じて取捨選択すればよく、それらの保護基の除去に際してもその保護基に応じた試薬や条件を選択すればよい。
【0177】
また、化合物(21)はアミノアルコール体(20)の水酸基をアミノ基に変換することによっても製造することができる。アミノアルコール体(20)の製造例としては、例えばメチオニンから3−ヒドロキシ−4−アミノチオピラン 1,1−ジオキシドへの変換(Tetrahedron Lett.,37巻,7457頁,1996年)などが知られている。
【0178】
アミノアルコール体(20)の水酸基をアミノ基に変換する方法としては、アミノアルコール体(20)を塩化メタンスルホニル、塩化p−トルエンスルホニル、無水トリフルオロメタンスルホン酸などと反応させた後に、アンモニア、ベンジルアミン、p−メトキシベンジルアミン、2,4−ジメトキシベンジルアミンなどの1級アリールアルキルアミン類、ジベンジルアミンなどの2級アリールアルキルアミン類、N−ベンジルヒドロキシルアミン、N,O−ジベンジルヒドロキシルアミンなどのヒドロキシルアミン類などと反応させ、必要ならばベンジル基等を除去してジアミン(21)を製造する方法を挙げることができる。また、アミノアルコール体(20)をトリフェニルホスフィンおよびアゾジカルボン酸エチルで処理する反応(向山法)などによって、フタルイミドまたはスクシンイミドと反応させた後、ヒドラジンあるいはN−メチルヒドラジンなどで処理することにより、ジアミン(21)へ導くことができる。さらには、式中のAがSO2であり、n=0である場合には、アミノアルコール体(20)を塩化メタンスルホニル、塩化p−トルエンスルホニル、無水トリフルオロメタンスルホン酸などと反応させた後に、適当な塩基で処理するか、あるいはアミノアルコール体(20)を直接トリフェニルホスフィンおよびアゾジカルボン酸エチルで処理することにより生成するα,β−不飽和の環状スルホンにアンモニア、ベンジルアミン、p−メトキシベンジルアミン、2,4−ジメトキシベンジルアミンなどの1級アリールアルキルアミン類、ジベンジルアミンなどの2級アリールアルキルアミン類、N−ベンジルヒドロキシルアミン、N,O−ジベンジルヒドロキシルアミンなどのヒドロキシルアミン類などを付加させて、必要ならばベンジル基等を除去することによりジアミン(21)を製造することができる。
【0179】
得られたジアミン化合物(21)にカルボン酸(3)を反応させ化合物(22)を製造し、続いて保護基R51を除去して化合物(4c)を得た後、カルボン酸(5)と反応させることにより本発明の化合物(1c)を製造することができる。化合物(21)とカルボン酸(3)との反応および化合物(4c)とカルボン酸(5)との反応では、製造方法7で述べた試薬や反応条件と同様なものを用いればよい。
同様に、化合物(21)とカルボン酸(3)との反応において、カルボン酸(3)をスルホン酸ハロゲン化物(10)に代えることにより、T1がスルホニル基である化合物(1c)を製造することができる。
【0180】
[製造方法9]
製造方法7に記載の製造中間体(2c)の代表的な製造法を説明する。
【0181】
【化73】
Figure 0004266092
【0182】
(式中、R3、R4、A、mおよびnは前記と同じものを示す。)
ジオール体(23)の製造例としては、例えば1,2,3,6−テトラヒドロピリジンから1−ベンジルオキシカルボニル−3,4−cis−ジヒドロキシピロリジンへの変換(特開平7−138264)、L−酒石酸から(R,R)−テトラヒドロフランジオールまたは(R,R)−N−ベンジルピロリジンジオールへの変換(Tetrahedron: Asymmetry,8巻,1861頁,1997年)などが知られている。このような既知の方法、あるいはその方法を応用し、必要に応じて保護基の除去や官能基変換を行うことにより、ジオール体(23)を製造することができる。
【0183】
ジオール体(23)を、不活性な溶媒中、塩基存在下に冷却下〜室温下で塩化メタンスルホニルと反応させることにより、化合物(24)を製造することができる。不活性な溶媒は、製造方法7で述べたものの中から適宜選択して使用すればよく、特にジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン化アルキル系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなどのエーテル系溶媒が好ましい。塩基としては、ピリジン、2,6−ルチジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)のような有機塩基などが好ましい。
【0184】
化合物(24)を適当な溶媒中、冷却下〜加熱下でアジ化ナトリウムと反応させることでアジド体(25)を製造することができる。溶媒としては、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリジン−2−オンなどのアミド系溶媒、メタノール、エタノールなどのアルコール系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなどのエーテル系溶媒、ベンゼン、トルエンなどの芳香族系溶媒、ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン化アルキル系溶媒、ジメチルスルホキシド、アセトンなどが適当である。また、上記の常用の溶媒は水との混合物としてもよい。
【0185】
アジド体(25)を化合物(2c)に変換する方法は、パラジウム系触媒、ラネーニッケル触媒、あるいは白金触媒を用いて水素添加する方法、水素化リチウムアルミニウム、水素化ホウ素ナトリウムなどの還元剤を用いる反応、塩化ニッケルまたは塩化コバルトの存在下に亜鉛を用いる反応、トリフェニルホスフィンを用いる反応など多数の方法があり、化合物の性質などに応じて試薬や条件を取捨選択すればよい。水素圧は大気圧以上に上げることも可能である。溶媒としては、メタノール、エタノールなどのアルコール系溶媒、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなどのエーテル系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリジン−2−オンなどのアミド系溶媒、酢酸エチルなどのエステル系溶媒、酢酸、塩酸、水、またはそれらの混合溶媒などが適当である。上記の方法で製造したジアミン体(2c)は、上述の製造方法7に従って本発明化合物(1c)に導くことができる。
ジオール体(23)がtrans−3、4−ジヒドロキシテトラヒドロフランまたはtrans−1−置換−3、4−ジヒドロキシピロリジン等である場合には、光学活性体が存在する。これらの光学活性なジオール体(23)は、光学活性なジアミン体(2c)に導くことができ、さらに製造方法7に従って光学活性な本発明の化合物(1c)に導くことができる。
【0186】
[製造方法10]
製造方法8に記載の化合物(9)に含まれる光学活性な化合物(30)、(31)および(32)について代表的な製造法を説明する。なお、下記の製造経路に示す不斉炭素の配位は、1例として示したものである。
【0187】
【化74】
Figure 0004266092
【0188】
[式中、m、n、R3、R51およびR61は前記と同じものを示し、R71はカルボキシ基の保護基を示す。]
光学活性なα,β−不飽和エステル体(26)は、文献(J.Org.Chem.,61巻,581頁,1996年; J.Org.Chem.,57巻,6279頁,1992年など)記載の方法、もしくはその方法を応用し、製造することができる。光学活性なα,β−不飽和エステル体(26)とアミンを適当な溶媒中、冷却下〜加熱下で作用させることによりジアステレオマー(27a)と(27b)を製造することができる。アミンは、上述の製造方法8で述べたものの中から適宜選択して使用すればよい。溶媒としては、基質、生成物、または試薬などと反応しない有機溶媒、特にメタノール、エタノールなどのアルコール系溶媒、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1,4−ジオキサンなどのエーテル系溶媒が望ましい。また、文献(J.Org.Chem.,63巻,7263頁,1998年)記載の方法を応用し、α,β−不飽和エステル体(26)とリチウム N−ベンジル(トリメチルシリル)アミドなどの有機金属塩基などを反応させても、ジアステレオマー(27a)と(27b)を製造することができる。このジアステレオマーを分離することにより、例えば、(27a)を次の反応に使用することができる。
【0189】
化合物(27a)を適当な溶媒中、冷却下〜加熱下で酸処理すれば、化合物(28)が製造される。用いる酸としては、塩酸、硫酸、三フッ化ホウ素などのルイス酸、トリフルオロ酢酸、p−トルエンスルホン酸などが挙げられ、反応に用いる溶媒としては、水、メタノール、エタノールなどのアルコール系溶媒などが用いられる。上記の溶媒は水との混合物としてもよい。また、本反応中においてアミノ基の保護基R61が切断される場合がある。その場合には、必要に応じて適当なアミノ基の保護試薬と反応させる必要がある。
【0190】
化合物(28)を溶媒中、冷却下〜加熱下に酸処理することにより、光学活性化合物(30)を製造することができる。用いる酸としては、前記の酸の中から適宜選択して使用すればよく、特に三フッ化ホウ素などのルイス酸、p−トルエンスルホン酸などが好ましい。反応に用いる溶媒としては、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフランなどのエーテル系溶媒、ベンゼン、トルエンなどの芳香族系溶媒が用いられる。また、化合物(30)は、アジド体(29)からも製造することができる。光学活性なアジド体(29)の製造例としては、例えばL−アスパラギン酸から(R,R)−(3S,4S)−3−アミノ−4−アジド−5−オキソテトラヒドロフランへの変換(Can.J.Chem.,71巻,1407頁,1993年)などが知られている。このような既知の方法、あるいはその方法を応用し、必要に応じて保護基の除去や官能基変換を行うことにより、光学活性なアジド体(29)を製造することができる。アジド体(29)のアジドを還元してアミノ基とした後、適当なアミノ基の保護試薬と反応させる化合物(30)を製造することができる。アジドの還元では製造方法9のアジド体(25)を化合物(2c)に変換する方法で述べた試薬や反応条件と同様なものを用いればよい。
【0191】
化合物(31)は、化合物(28)の水酸基部分をアミノ基に変換した後に、塩基で処理することにより製造することができる。化合物(28)の水酸基をアミノ基へ変換する方法としては、例えば上記製造法8に従って行うことができる。または、アルコール体(28)を酸化剤で処理し、次いで得られたアルデヒド体を還元的にアミノ化することにより、化合物(31)を製造することもできる。上記反応で用いる酸化剤としては、具体的にはピリジニウムクロロクロム酸塩(PCC)、二クロム酸ピリジニウム(PDC)、三酸化硫黄ピリジン錯塩などが好ましい。アミンとしては、アンモニア、メチルアミン、エチルアミンなどの1級アルキルアミン類、ベンジルアミン、p−メトキシベンジルアミン、2,4−ジメトキシベンジルアミンなどの1級アリールアルキルアミン類などが挙げられる。還元方法は、パラジウム系触媒、ラネーニッケル触媒、あるいは白金触媒を用いて水素添加する方法、水素化ホウ素ナトリウム、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウムなどの還元剤を用いる反応などがあり、化合物の性質などに応じて試薬や条件を取捨選択すればよい。また、上記工程に用いられる塩基は、製造方法7で述べた塩基の中から適宜選択して使用すればよい。また、化合物(31)は、上記化合物(30)とアミンを用いて、文献(Tetrahedron Lett.,41巻,1141頁,2000年; Heterocycles,53巻,173頁,2000年)記載の方法またはその方法を応用することによって製造することができる。用いるアミンとしては、アンモニア、メチルアミン、エチルアミンなどの1級アルキルアミン類、ベンジルアミン、p−メトキシベンジルアミン、などの1級アリールアルキルアミン類、アニリンなどが挙げられる。
【0192】
上記化合物(31)を、溶媒中冷却下〜加熱下で還元剤を用いて処理することにより化合物(32)を製造することができる。還元剤としては、ボラン・テトラヒドロフラン錯体、ボラン・メチルスルフィド錯体、水素化リチウムアルミニウムなどの還元剤が挙げられるが、化合物の性質などに応じて試薬や条件を取捨選択すればよい。溶媒としては、基質、生成物、または試薬などと反応しない有機溶媒、特にテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサンなどのエーテル系溶媒が望ましい。
【0193】
上記の方法で製造した化合物(30)、(31)および(32)は、上述の製造方法8に従って本発明化合物の光学活性体(1c)に導くことができる。
上記の製造工程は、光学活性体のうちの1つについて例示したが、立体配位の異なる光学活性体についても、立体配位の異なる出発物質を使用すれば、同様な工程で製造することができる。
【0194】
[製造方法11]
T1が−CO−CO−N(R')−基(基中、R'は前記と同じものを示す。)である化合物(1)は、下記の経路で製造することができる。
【0195】
【化75】
Figure 0004266092
【0196】
[式中、Q1、Q2、Q3、Q4、R1、R2およびR'は前記と同じものを示し、T1は−CO−CO−N(R')−基(基中、R'は前記と同じものを示す。)を示す。]
すなわち、カルボン酸(33)を酸ハロゲン化物または活性エステル等に誘導し、ジアミン(2)と反応させることにより化合物(4)を製造し、得られた化合物(4)にカルボン酸(5)を同様な条件で反応させることにより、本発明の化合物(1)を製造することができる。上記の各工程の反応においては、ペプチド合成に通常使用される反応試薬や条件を準用すればよい。上記の酸ハロゲン化物は、カルボン酸(33)を塩化チオニル、オキザリルクロリド等の酸ハロゲン化物で処理することにより製造できる。活性エステルには各種のものがあるが、例えばp−ニトロフェノール等のフェノール類、N−ヒドロキシベンゾトリアゾールあるいはN−ヒドロキシスクシンイミドなどとカルボン酸(33)をN,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミドあるいは1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩などの縮合剤を用いて反応させれば製造できる。また、活性エステルは、カルボン酸(33)とペンタフルオロフェニル トリフルオロアセテートなどとの反応、カルボン酸(33)と1−ベンゾトリアゾリルオキシトリピロリジノホスホニウム ヘキサフルオロホスファイトとの反応、カルボン酸(33)とシアノホスホン酸ジエチルとの反応(塩入法)、カルボン酸(33)とトリフェニルホスフィンおよび2,2'−ジピリジルジスルフィドとの反応(向山法)などによっても製造することができる。その様にして得たカルボン酸(33)の混合酸無水物、酸ハロゲン化物または活性エステルをジアミン(2)と適当な塩基存在下に不活性の溶媒中で−78℃〜150℃で反応させることにより化合物(4)を製造することができる。得られた化合物(4)にカルボン酸(5)の混合酸無水物、酸ハロゲン化物または活性エステルを同様な条件で反応させることにより本発明の化合物(1)を製造することができる。化合物(4)とカルボン酸(5)との反応における試薬や反応条件は、ジアミン(2)とカルボン酸(33)との反応における試薬や反応条件と同様である。上記の各工程に用いる塩基や溶媒としては、製造方法1において記載したものの中から適宜選択すればよい。
【0197】
また、Q3が下記の基
【0198】
【化76】
Figure 0004266092
【0199】
[基中、R3、R4及びQ5は前記と同じものを示し、1および2の数字は位置を示す。]
であり、1位と2位との関係が、シス型あるいはトランス型の化合物(1)を製造する場合には、製造方法5に記載したジアミン(2a)あるいは(2b)を使用すればよい。
【0200】
さらに、Q5に窒素原子、酸素原子あるいはイオウ原子等のヘテロ原子を含む化合物(1)を製造する場合には、製造方法7に記載した化合物(2c)とカルボン酸(3)との反応において、カルボン酸(3)をカルボン酸(33)に代えればよい。すなわち、下記の経路でQ5にヘテロ原子を含む化合物(1)、すなわち化合物(1c)を製造することができる。
【0201】
【化77】
Figure 0004266092
【0202】
[式中、Q1、Q2、Q4、R3、R4、R'、A、mおよびnは前記と同じものを示し、T1は−CO−CO−N(R')−基(基中、R'は前記と同じものを示す。)を示す。]
【0203】
[製造方法12]
T1が−CO−CO−N(R')−基(基中、R'は前記と同じものを示す。)である化合物(1)は、下記の経路でも製造することができる。
【0204】
【化78】
Figure 0004266092
【0205】
[式中、Q1、Q2、Q3、Q4、R1、R2およびR'は前記と同じものを示し、T1は−CO−CO−N(R')−基(基中、R'は前記と同じものを示す。)を示す。]
アミン(9)とカルボン酸(33)との反応では、製造方法1で述べた試薬や条件と同様なものを用いればよい。
【0206】
ここで用いるアミン(9)は、製造方法2で記載した経路のほかに、例えば下記のアミン(41)の製造経路として示した経路でも製造することができる。
【0207】
【化79】
Figure 0004266092
【0208】
[式中、R3、R4、Q1、Q2およびQ5は前記と同じものを示し、R52はアミノ基の保護基を示す。]
上記の製造工程における化合物(34)は、シクロアルケンをジクロルメタン等の溶媒中において過安息香酸またはその誘導体などにより処理してエポキシ化することにより製造できる。この反応条件は、アルケンをエポキシ化する通常の条件を準用すればよい。また、化合物(34)は、J.Org.Chem.、61巻、8687−8691(1996年)に記載の方法またはそれに準じた方法で製造することも可能である。
【0209】
化合物(34)は、常法に従ってアジ化ナトリウム等で処理して得られるアジド(35)を接触還元した後、アミノ基を保護して化合物(36)に導くことができる。この場合のアミノ基の保護基としては、製造方法2で記載したものを挙げることができる。化合物(36)は、製造方法5で記載した方法と同様にしてアジド(38)とした後、アミノ基の保護基を除去して化合物(39)に導くことができる。化合物(39)は、カルボン酸(5)と反応させることにより化合物(40)とした後、接触還元することにより化合物(41)とすることができる。
【0210】
[製造方法13]
T1が−CO−CO−N(R')−基(基中、R'は前記と同じものを示す。)である化合物(1)は、製造方法2に記載の経路における化合物(9)とカルボン酸(3)との反応を、化合物(9)とカルボン酸(33)との反応に代えることによっても製造することができる。
【0211】
【化80】
Figure 0004266092
【0212】
[式中におけるQ1、Q2、Q3、Q4、R1、R2およびR'は前記と同じものを示し、T1は−CO−CO−N(R')−基(基中、R'は前記と同じものを示す。)を示す。]
反応条件は、製造方法2に記載したものを準用すればよい。
【0213】
また、Q3が下記の基
【0214】
【化81】
Figure 0004266092
【0215】
(基中、R3、R4及びQ5は前記と同じものを示し、1および2の数字は位置を示す。)
であり、Q5に窒素原子、酸素原子あるいはイオウ原子等のヘテロ原子を含む化合物(1)を製造する場合には、製造方法8に記載の化合物(21)とカルボン酸(3)との反応において、カルボン酸(3)をカルボン酸(33)に代えればよい。下記の経路でQ5にヘテロ原子を含む化合物(1)、すなわち化合物(1c)を製造することができる。
【0216】
【化82】
Figure 0004266092
【0217】
[式中、Q1、Q2、Q4、R3、R4、R'、A、mおよびnは前記と同じものを示し、T1は−CO−CO−N(R')−基(基中、R'は前記と同じものを示す。)を示し、R51はアミノ基の保護基を示す。]
【0218】
[製造方法14]
T1が−CO−A1−N(R")−基(式中、R"は水素原子、水酸基、アルキル基またはアルコキシ基を示し、A1は置換基を有することもある炭素数1〜5のアルキレン基を示す。)である化合物(1)は、製造方法2に記載の化合物(9)とQ4−N(R")−A1−CO2H(42)を不活性な溶媒中で縮合剤を用いて−50〜50℃で反応させることにより製造することができる。縮合剤としては、例えばN,N'−ジシクロヘキシルカルボジイミドあるいは1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩などを挙げることができる。不活性な溶媒としては、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素などのハロゲン化アルキル系溶媒、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサンなどのエーテル系溶媒、ベンゼン、トルエンなどの芳香族系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド系溶媒等を挙げることができる。
【0219】
【化83】
Figure 0004266092
【0220】
[式中、Q1、Q2、Q3、Q4、R1、R2およびR"は前記と同じものを示し、T1は−CO−A1−N(R")−基(式中、R"は水素原子、水酸基、アルキル基またはアルコキシ基を示し、A1は置換基を有することもある炭素数1〜5のアルキレン基を示す。)を示す。]
【0221】
上記の製造方法中に記載の化合物42は、例えば4−クロロアニリン等のアリールアミンとブロモアルカノイック アシドのエステルをアセトニトリルやN,N−ジメチルホルムアミド等の溶媒中で炭酸カリウム等の塩基存在下に40〜120℃で反応させた後、エステルを水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリを用いて加水分解することにより製造することができる。化合物42は、カリウム塩などをそのまま反応に用いてもよい。
【0222】
[製造方法15]
T1が−C(=O)−NH−基または−C(=S)−NH−基である化合物(1)は、製造方法2に記載の化合物(9)とイソシアネート(Q4−N=C=O)またはイソチオシアネート(Q4−N=C=S)を不活性な溶媒中で−20〜50℃で反応させることにより製造することができる。不活性な溶媒としては、製造方法14に記載したものを代表例として挙げることができる。ここで用いるイソシアネートやイソチオシアネートは、市販のものが利用できない場合には、イソシアネートやイソチオシアネートの製造方法として汎用される方法により製造すればよい。
【0223】
【化84】
Figure 0004266092
【0224】
[式中、Q1、Q2、Q3、Q4、R1およびR2は前記と同じものを示し、T1は−C(=O)−NH−基または−C(=S)−NH−基を示す。]
【0225】
[製造方法16]
T1が−CO−NH−NH−基である化合物(1)は、製造方法2に記載の化合物(9)とQ4−NH−NH−CO2Ph(43)を不活性な溶媒中で必要に応じて塩基存在下に室温〜150℃で反応させることにより製造することができる。不活性な溶媒としては、アセトニトリルやN,N−ジメチルホルムアミドの他に、製造方法14に記載したものを代表例として挙げることができる。塩基としては、ピリジン、2,6−ルチジン、コリジン、4−ジメチルアミノピリジン、トリエチルアミン、N−メチルモルホリン、ジイソプロピルエチルアミン、ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク−7−エン(DBU)を挙げることができる。
【0226】
【化85】
Figure 0004266092
【0227】
[式中、Q1、Q2、Q3、Q4、R1およびR2は前記と同じものを示し、T1は−CO−NH−NH−基を示し、Phはフェニル基を示す。]
【0228】
上記の製造方法中に記載の化合物(43)は、例えば4−クロロフェニルヒドラジン等のアリールヒドラジンとジフェニルカルボネートとをアセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、ジクロロメタン、クロロホルム、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサン、ベンゼン、トルエン等の溶媒中、室温〜120℃で反応させることにより製造することができる。
【0229】
[製造方法17]
T1が−CO−A2−CO−基(式中、A2は単結合または炭素数1〜5のアルキレン基を示す。)である化合物(1)は、製造方法2に記載の化合物(9)とQ4−CO−A2−CO2H(44)を不活性な溶媒中で縮合剤を用いて−50〜50℃で反応させることにより製造することができる。縮合剤としては、例えばN,N'−ジシクロヘキシルカルボジイミドあるいは1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩などを挙げることができる。溶媒としては、製造方法16に記載の溶媒等が挙げられる。
【0230】
【化86】
Figure 0004266092
【0231】
[式中、Q1、Q2、Q3、Q4、R1およびR2は前記と同じものを示し、T1は−CO−A2−CO−基(式中、A2は単結合または炭素数1〜5のアルキレン基を示す。)を示す。]
【0232】
上記の製造方法中に記載の化合物(44)は、A2が単結合の場合には、例えばクロロベンゼン等の芳香族炭化水素やチオフェン等の芳香族複素環とクロロオキソ酢酸エステル(例、ClCO−CO2Et)とのフリーデル・クラフツ反応により製造した化合物(例、Q4−CO−CO2Et)を水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリを用いて加水分解することにより製造することができる。
【0233】
また、化合物(44)は、A2がメチレン基の場合には、例えば4−クロロ安息香酸クロリド等のアリールカルボニルクロリド類やチオフェンカルボニルクロリド等のヘテロアリールカルボニルクロリドを塩化マグネシウムおよびトリエチルアミンの存在下にマロン酸モノエステルモノカルボン酸カリウム塩と反応させて得られるケトエステル誘導体(例、Q4−CO−CH2−CO2Et)を水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリを用いて加水分解することにより製造することができる。上記のケトエステル誘導は、そのカルボニル基をエチレンケタール化した後、加水分解して得られるカルボン酸を化合物(9)との反応に用いてもよい。また、化合物(44)が、A2が炭素数2個以上のアルキレン基の場合には、例えばベンゼン等の芳香族炭化水素またはチオフェン等の芳香族複素環とアルキレンジカルボン酸モノエステルモノクロリドとのフリーデル・クラフツ反応により得られるケトエステル誘導体(例、Q4−CO−A2−CO2Et)を水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリを用いて加水分解することにより製造することができる。
【0234】
[製造方法18]
T1が−CO−A3−CO−NH−基(式中、A3は炭素数1〜5のアルキレン基を示す。)である化合物(1)は、製造方法2に記載の化合物(9)とQ4−NH−CO−A3−CO2H(45)を不活性な溶媒中で縮合剤を用いて−50〜50℃で反応させることにより製造することができる。縮合剤としては、例えばN,N'−ジシクロヘキシルカルボジイミドあるいは1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩などを挙げることができる。不活性な溶媒としては、ジクロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素などのハロゲン化アルキル系溶媒、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサンなどのエーテル系溶媒、ベンゼン、トルエンなどの芳香族系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド系溶媒等が挙げられる。
【0235】
【化87】
Figure 0004266092
【0236】
[式中、Q1、Q2、Q3、Q4、R1およびR2は前記と同じものを示し、T1は−CO−A3−CO−基(式中、A3は炭素数1〜5のアルキレン基を示す。)を示す。]
【0237】
化合物(45)は、Q4−NH2に相当する4−クロロアニリン等のアリールアミンまたはアミノピリジン等のヘテロアリールアミンとアルキレンジカルボン酸モノエステルモノカルボン酸カリウム塩を不活性な溶媒中で縮合剤を用いて−50〜50℃で反応させることにより製造した化合物(例、Q4−NH−CO−A3−CO2Et)を水酸化リチウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム等のアルカリを用いて加水分解することにより製造することができる。
[製造方法19]
T1が−CS−CO−N(R’)−基(基中、R’は前記と同じものを示す。)である化合物(1)は、下記の経路で製造することができる。
【0238】
【化88】
Figure 0004266092
【0239】
[式中、Q1、Q2、Q3、Q4、R1、R2およびR’は前記と同じものを示し、T1は−CS−CO−N(R’)−基(基中、R’は前記と同じものを示す。)を示す。]
【0240】
すなわち、チオ硫酸ナトリウム塩(46)と化合物(9)を溶媒に溶解または懸濁して加熱することにより、本発明の化合物(1)を製造することができる。反応温度は、80〜200℃が好ましく、150℃前後が特に好ましい。この反応に使用する溶媒としては、水、メタノール、エタノール等のアルコール類、ピリジン、N−メチルモルホリン等の塩基性溶媒、ジクロロメタン、クロロホルムなどのハロゲン化アルキル系溶媒、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、ジオキサンなどのエーテル系溶媒、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド系溶媒等を挙げることができ、これらの溶媒を適宜混合して用いてもよく、混合溶媒の例としてはメタノールとジクロロメタンの混合溶媒などを挙げることができる。また、この反応においては、必ずしも溶媒を還流する必要はなく、例えばメタノールとジクロロメタンの混合溶媒を用いた場合には、反応液(または反応混合物)を外温150℃に加熱して溶媒を留去した後、残留物を継続して同温度で加熱する。
【0241】
[製造方法20]
T1が−CO−CS−N(R’)−基(基中、R’は前記と同じものを示す。)である化合物(1)は、下記の経路で製造することができる。
【0242】
【化89】
Figure 0004266092
【0243】
[式中、Q1、Q2、Q3、Q4、R1、R2およびR’は前記と同じものを示し、T1は−CO−CS−N(R’)−基(基中、R’は前記と同じものを示す。)を示す。]
【0244】
すなわち、化合物(9)を塩基存在下にクロル酢酸クロリドと反応させて化合物(47)に導いた後、化合物(47)をチオ硫酸ナトリウムと溶媒中で加熱することによりチオ硫酸ナトリウム誘導体(48)を製造することができる。このようにして得られた(48)をアミン、すなわちHN(R')−Q4と加熱することにより、本発明の化合物(1)を製造することができる。
【0245】
化合物(9)から化合物(47)を製造する条件や溶媒等は、アミンと酸クロリドとの反応において汎用されるものを準用すればよい。化合物(47)から化合物(48)を製造するには、エタノール等の溶媒中でチオ硫酸ナトリウムと1時間程度加熱還流すればよい。化合物(47)が塩酸等の塩である場合には、炭酸水素ナトリウム等の塩基存在下に反応させればよい。化合物(48)の製造条件は、ここに記載したものに限定されることはなく、温度、溶媒の種類、塩基の種類は、適宜変更可能である。化合物(48)とHN(R')−Q4との反応条件は、製造方法19で記載したものと同様である。
【0246】
[製造方法21]
T0がチオカルボニル基(−CS−基)である化合物(1)は、下記の経路で製造することができる。
【化90】
Figure 0004266092
【0247】
[式中、Q1、Q2、Q3、Q4およびR2は前記と同じものを示し、T1は−SO2−基、−CO−基、−CO−NH−基、−CS−NH−基、−CO−NH−NH−基、−CO−CO−N(R’)−基(基中、R’は前記と同じものを示す。)、−CO−CS−N(R’)−基(基中、R’は前記と同じものを示す。)、−CS−CO−N(R’)−基(基中、R’は前記と同じものを示す。)、−CS−CS−N(R’)−基(基中、R’は前記と同じものを示す。)、−CO−A1−N(R”)−基(基中、A1およびR”は前記と同じものを示す。)、−CO−A2−CO−基(基中、A2は前記と同じものを示す。)、−CO−A3−CO−NH−基(基中、A3は前記と同じものを示す。)、−CO−A3−CO−基(基中、A3は前記と同じものを示す。)を示す。]
【0248】
すなわち、化合物(49)をp−トルエンスルホン酸等の酸触媒存在下にアミン(50)と脱水反応させて化合物(51)に導いた後、イオウ粉末とメタノール/ジクロルメタン混合液などの溶媒中で加熱することにより本発明の化合物(1)を製造することができる。化合物(49)とアミン(50)から化合物(51)を製造する条件は、一般にシッフ塩基を製造する際に汎用されるものを準用すればよい。具体的には、ディーンスタークの装置を用いるなどして反応系から水を除去する条件で、酸触媒存在下にベンゼンまたはトルエン中で加熱還流すればよい。また、反応系から水を除去する場合には、モレキュラーシーブを用いてもよい。
【0249】
以下に、本発明中の化合物(1)の製造方法1〜20に記載した中間体を記載する。
【0250】
1)上述の製造方法1、3および11に記載の下記の一般式(4)で表される化合物
【0251】
【化91】
Figure 0004266092
【0252】
[式中、R1、R2、Q3およびQ4は、前記と同じものを示し、T1はカルボニル基、スルホニル基または−CO−CO−N(R')−基(基中、R'は前記と同じものを示す。)を示す。]
【0253】
2)製造方法2、4および12に記載の下記の一般式(9)で表される化合物
【0254】
【化92】
Figure 0004266092
【0255】
[式中、R1、R2、Q1、Q2およびQ3は、前記と同じものを示す。]
【0256】
3)製造方法7、11および13に記載の下記の化合物(4c)
【0257】
【化93】
Figure 0004266092
【0258】
[式中、Q4、R3、R4、A、mおよびnは前記と同じものを示し、T1はカルボニル基、スルホニル基または−CO−CO−N(R')−基(基中、R'は前記と同じものを示す。)を示す。]
【0259】
4)製造方法8および13に記載の下記の化合物(22)は、
【0260】
【化94】
Figure 0004266092
【0261】
[式中、Q4、R3、R4、A、mおよびnは前記と同じものを示し、T1はカルボニル基、スルホニル基または−CO−CO−N(R')−基(基中、R'は前記と同じものを示す。)を示し、R51はアミノ基の保護基を示す。]
【0262】
5)製造方法6に記載の光学活性な下記の化合物(7a)
【0263】
【化95】
Figure 0004266092
【0264】
[式中、Q5、R1、R2、R3およびR4は前記と同じものを示し、R50はアミノ基の保護基を示す。]
【0265】
6)製造方法8に記載の下記の化合物(21)
【0266】
【化96】
Figure 0004266092
【0267】
[式中、R3、R4、A、mおよびnは前記と同じものを示し、R51はアミノ基の保護基を示す。]
【0268】
7)製造方法10に記載の光学活性な下記のトランス型化合物(30)、(31)および(32)、
【0269】
【化97】
Figure 0004266092
【0270】
[式中、R3、mおよびnは前記と同じものを示し、R51およびR61はアミノ基の保護基を示す。]
または同様にして製造される上記化合物の鏡像体(30a)、(31a)および(32a)、
【0271】
【化98】
Figure 0004266092
【0272】
[式中、R3、mおよびnは前記と同じものを示し、R51およびR61はアミノ基の保護基を示す。]
あるいはシス型化合物(30b)、(31b)および(32b)、
【0273】
【化99】
Figure 0004266092
【0274】
[式中、R3、mおよびnは前記と同じものを示し、R51およびR61はアミノ基の保護基を示す。]
ならびにそれらの鏡像体(30c)、(31c)および(32c)
【0275】
【化100】
Figure 0004266092
【0276】
[式中、R3、mおよびnは前記と同じものを示し、R51およびR61はアミノ基の保護基を示す。]
上記の化合物は、本発明中の化合物(1)を製造するための有用な中間体である。
【0277】
以下に、参考例、実施例及び試験例を示し、本発明化合物の具体的な製造方法およびFXa阻害作用について説明する。
【0278】
【実施例】
[参考例1]4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピリジン
【0279】
【化101】
Figure 0004266092
【0280】
4−アミノピリジン(10g)をテトラヒドロフラン(500ml)に溶解し、ジ−tert−ブチルジカルボナート(25.5g)を加え室温で10分攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、析出した固体をヘキサンで洗浄し標題化合物を無色固体(16.9g)として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.53(9H,s),6.86(1H,br.s),7.30(2H,dd,J=1.5,4.9Hz),8.44(2H,dd,J=1.5,4.9Hz).
MS(FAB)m/z:195(M+H)+.
【0281】
[参考例2]4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−3−メルカプトピリジン
【0282】
【化102】
Figure 0004266092
【0283】
4−[(tert−ブトキシカルボニル)]アミノピリジン(61.6g)をテトラヒドロフラン(2000ml)に溶解し、−78℃で10分間攪拌した。反応液にn−ブチルリチウム(1.59規定ヘキサン溶液,500ml)を滴下し10分攪拌した後、氷冷下で2時間攪拌した。反応液を−78℃まで冷却した後、硫黄粉末(12.2g)を加え室温まで昇温し1時間攪拌した。反応液に水(1000ml)を加え分液した。水層に3規定塩酸を加え、pHを3〜4に調整した後、ジクロロメタンを加え分液した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=50:1)により精製し、標題化合物(33.2g)を淡黄色泡状物質として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.52(9H,s),7.89(1H,d,J=6.4Hz),7.99(1H,d,J=6.4Hz),8.20(1H,s),9.91(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:227(M+H)+.
【0284】
[参考例3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン
【0285】
【化103】
Figure 0004266092
【0286】
4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−3−メルカプトピリジン(33.2g)をぎ酸(250ml)に溶解し、3日間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮し、残さに5規定水酸化カリウム水溶液(100ml)とエーテルを加え分液した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=25:1)により精製し、標題化合物(9.03g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:8.05(1H,d,J=5.4Hz),8.70(1H,d,J=5.4Hz),9.23(1H,s),9.34(1H,s).
MS(FAB)m/z:137(M+H)+.
【0287】
[参考例4]5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン
【0288】
【化104】
Figure 0004266092
【0289】
チアゾロ[5,4−c]ピリジン(1.61g)をN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)に溶解させ、よう化メチル(1.50ml)を加えた後、80℃で4時間加熱攪拌させた。反応液を減圧下濃縮し、残さをメタノール(100ml)に溶解し水素化ホウ素ナトリウム(1.53g)を加え室温で1時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さに飽和炭酸カリウム水溶液とエーテルを加え分液した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した後、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=25:1)により精製し、標題化合物(1.28g)を淡黄色油状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.52(3H,s),2.83(2H,t,J=5.9Hz),2.98(2H,t,J=5.9Hz),3.70(2H,s),8.63(1H,s).
MS(FAB)m/z:155(M+H)+.
【0290】
[参考例5]5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩
【0291】
【化105】
Figure 0004266092
【0292】
5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン(6.43g)を無水テトラヒドロフラン(200ml)に溶解し、−78℃でn−ブチルリチウム(1.47規定ヘキサン溶液,34.0ml)を滴下し40分攪拌した。反応液に−78℃で炭酸ガスを1時間吹き込んだ後、室温まで昇温させ、反応液を減圧下濃縮し標題化合物(9.42g)を淡褐色泡状固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.37(3H,s),2.64−2.77(4H,m),3.54(2H,s).
MS(FAB)m/z:199(M+H)+.
【0293】
[参考例6]2−アミノ−5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン
【0294】
【化106】
Figure 0004266092
【0295】
1−tert−ブトキシカルボニル−4−ピペリドン(40.0g)をシクロヘキサン(80ml)に溶解し、p−トルエンスルホン酸1水和物(191mg)、ピロリジン(17.6ml)を加え、ディーンスターク装置により脱水させながら2時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮した後、残さをメタノール(60ml)に溶解し硫黄粉末(6.42g)を加えた。氷冷下でシアナミド(8.44g)のメタノール溶液(10ml)をゆっくり滴下し室温で5時間攪拌した。析出した固体を濾取し、標題化合物(31.0g)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.41(9H,s),2.40−2.46(2H,m),3.57(2H,t,J=5.6Hz),4.29(2H,s),6.79(2H,s).
MS(EI)m/z:255(M+).
【0296】
[参考例7]2−ブロモ−5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン
【0297】
【化107】
Figure 0004266092
【0298】
臭化第二銅(1.05g)をN,N−ジメチルホルムアミドに懸濁し、亜硝酸tert−ブチル(0.696ml)を加えた。氷冷下で2−アミノ−5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン(1.00g)を加えた後、反応液を40℃で30分加熱攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:5)により精製し、標題化合物(568mg)を黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.48(9H,s),2.85(2H,br.s),3.72(2H,t,J=5.6Hz),4.56(2H,br.s).MS(FAB)m/z:319(M+H)+.
【0299】
[参考例8]2−ブロモ−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン トリフルオロ酢酸塩
【0300】
【化108】
Figure 0004266092
【0301】
2−ブロモ−5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン(890mg)をジクロロメタン(2ml)に溶解しトリフルオロ酢酸(15ml)を加え室温で1分攪拌した。反応液を減圧下濃縮し残さにジエチルエーテルを加え、析出した固体を濾取し、標題化合物(867mg)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.98(2H,t,J=6.1Hz),3.72(2H,t,J=6.1Hz),4.35(2H,s),9.53(2H,br.s).
MS(FAB)m/z:219(M+H)+.
【0302】
[参考例9]2−ブロモ−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン
【0303】
【化109】
Figure 0004266092
【0304】
2−ブロモ−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジントリフルオロ酢酸塩(422mg)をジクロロメタン(10ml)に懸濁しトリエチルアミン(0.356ml)を加え室温で15分攪拌した。反応液に酢酸(0.216ml)、ホルムアルデヒド水溶液(35%溶液,0.202ml)を加え室温で2分攪拌した。反応液にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(428mg)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液に1規定水酸化ナトリウム水溶液(10ml)を加え分液操作をおこなった。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=100:1)により精製し、標題化合物(286mg)を淡褐色油状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.49(3H,s),2.79(2H,t,J=5.8Hz),2.88−2.93(2H,m),3.58(2H,s).
MS(FAB)m/z:233(M+H)+.
【0305】
[参考例10]5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩
【0306】
【化110】
Figure 0004266092
【0307】
2−ブロモ−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン(531mg)を無水ジエチルエーテル(20ml)に溶解し、−78℃でn−ブチルリチウム(1.54規定ヘキサン溶液,1.63ml)を滴下し氷冷下で30分攪拌した。反応液に−78℃で炭酸ガスを1時間吹き込んだ後、室温まで昇温した。反応液を減圧下濃縮し標題化合物(523mg)を淡褐色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.37(3H,s),2.64−2.77(4H,m),3.54(2H,s).
MS(FAB)m/z:199(M+H)+.
【0308】
[参考例11]4−エトキシカルボニル−2−(trans−スチリル)オキサゾール
【0309】
【化111】
Figure 0004266092
【0310】
Panekらの報告(J.Org.Chem.,1996年,61巻,6496頁)に従い合成した。けい皮酸アミド(10.0g)のテトラヒドロフラン(250ml)溶液に室温にて炭酸水素ナトリウム(22.8g)および、ブロモピルビン酸エチル(10.5ml)を加え、48時間加熱還流した。反応混液を室温まで放冷し、セライト濾過後、減圧下濃縮し残渣を得た。この残渣のテトラヒドロフラン(30ml)溶液に0℃にて無水トリフルオロ酢酸(30ml)を加え、徐々に室温まで昇温した。63時間攪拌後、反応混液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(500ml)および酢酸エチル(150ml)を加え分液し、水層を酢酸エチル(150ml)で抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水(150ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=5:1→3:1)を用いて精製し標題化合物(10.9g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(3H,t,J=7.0Hz),4.42(2H,q,J=7.0Hz),6.96(1H,d,J=16.6Hz),7.30−7.40(3H,m),7.53(2H,d,J=6.8Hz),7.63(1H,d,J=16.6Hz),8.20(1H,s).
【0311】
[参考例12]4−ホルミル−2−(trans−スチリル)オキサゾール
【0312】
【化112】
Figure 0004266092
【0313】
4−エトキシカルボニル−2−(trans−スチリル)オキサゾール(8.57g)のジクロロメタン(80ml)溶液に、−78℃にて水素化ジイソブチルアルミニウム(1.0規定ヘキサン溶液,66ml)を滴下した。15分攪拌後、メタノール(11ml)を滴下し1時間で室温まで昇温した。反応混液をセライト濾過し、得られたペースト状物質を酢酸エチル(200ml)および飽和塩化アンモニウム水溶液(200ml)に溶解し、分液後、水層をジクロロメタン(2×100ml)で抽出した。有機層を合わせて、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(100ml)および飽和食塩水(100ml)で洗浄し、セライト濾過時の濾液と合わせ無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:酢酸エチル=5:1→ジクロロメタン:メタノール=10:1)を用いて精製し、標題化合物(5.86g)を無色針状結晶として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:6.96(1H,d,J=16.6Hz),7.35−7.45(3H,m),7.56(2H,d,J=6.4Hz),7.67(1H,d,J=16.6Hz),8.26(1H,s),9.98(1H,s).
MS(FAB)m/z:200(M+H)+.
【0314】
[参考例13]2−(trans−スチリル)−4−ビニルオキサゾール
【0315】
【化113】
Figure 0004266092
【0316】
臭化(メチル)トリフェニルホスホニウム(8.16g)のテトラヒドロフラン(80ml)溶液に、0℃にてn−ブチルリチウム(1.54規定ヘキサン溶液,14.2ml)を滴下し室温で30分攪拌した。反応混液を再び0℃に冷却し、4−ホルミル−2−(trans−スチリル)オキサゾール(3.64g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液を加え、室温に昇温した。2時間攪拌後、水(200ml)および酢酸エチル(100ml)を加え分液し、水層を酢酸エチル(50ml)で抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水(100ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→3:1)を用いて精製し、淡黄色オイルとして標題化合物(2.84g)を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:5.33(1H,dd,J=1.5,10.7Hz),5.98(1H,dd,J=1.5,17.6Hz),6.56(1H,dd,J=10.7,17.6Hz),6.95(1H,d,J=16.6Hz),7.31−7.42(3H,m),7.49−7.56(4H,m).
MS(FAB)m/z:198(M+H)+.
【0317】
[参考例14]4−(2−ヒドロキシエチル)−2−(trans−スチリル)オキサゾール
【0318】
【化114】
Figure 0004266092
【0319】
2−(trans−スチリル)−4−ビニルオキサゾール(13.0g)のテトラヒドロフラン(500ml)溶液に、0℃にて、9−ボラビシクロ[3.3.1]ノナン(0.5規定テトラヒドロフラン溶液,158ml)を加え、室温で15時間攪拌した。反応混液に0℃にて、水(10ml)、3N−水酸化ナトリウム水溶液(80ml)および過酸化水素水(80ml)を順次滴下し、室温にて6時間攪拌した。反応混液に水(600ml)および酢酸エチル(200ml)を加え分液後、水層を酢酸エチル(200ml)で抽出した。有機層を合わせて飽和食塩水(200ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1→酢酸エチルのみ)を用いて精製し、標題化合物(14.1g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.69(1H,br.s),2.80(2H,t,J=5.6Hz),3.90−3.97(2H,m),6.91(1H,d,J=16.6Hz),7.30−7.42(4H,m),7.43−7.56(3H,m).
MS(FAB)m/z:216(M+H)+.
【0320】
[参考例15]N−[2−[2−(trans−スチリル)オキサゾール−4−イル]エチル]フタルイミド
【0321】
【化115】
Figure 0004266092
【0322】
4−(2−ヒドロキシエチル)−2−(trans−スチリル)オキサゾール(292mg)のテトラヒドロフラン(15ml)溶液にフタルイミド(200mg)、トリフェニルホスフィン(357mg)およびアゾジカルボン酸ジエチル(0.214ml)を室温にて加え、4時間攪拌した。反応混液の溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)を用いて精製し、標題化合物(447mg)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.98(2H,t,J=7.2Hz),4.03(2H,t,J=7.2Hz),6.88(1H,d,J=16.6Hz),7.28−7.45(5H,m),7.48(2H,d,J=7.3Hz),7.71(2H,dd,J=2.9,5.4Hz),7.84(2H,dd,J=2.9,5.4Hz).
MS(FAB)m/z:345(M+H)+.
【0323】
[参考例16]4−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エチル]−2−(trans−スチリル)オキサゾール
【0324】
【化116】
Figure 0004266092
【0325】
N−[2−[2−(trans−スチリル)オキサゾール−4−イル]エチル]フタルイミド(6.40g)のエタノール(150ml)溶液にヒドラジン・1水和物(1.50ml)を室温にて加え、1時間攪拌後、再びヒドラジン・1水和物(0.500ml)を室温にて加え、2時間攪拌した。反応混液にジクロロメタン(150ml)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(150ml)およびジ−tert−ブチルジカルボナート(13.4g)を室温にて加えた。30分攪拌後分液し、水層をジクロロメタン(50ml)で抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1→1:1)を用いて精製し、標題化合物(5.06g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),2.75(2H,t,J=6.6Hz),3.46(2H,dt,J=5.9,6.6Hz),4.92(1H,br.s),6.91(1H,d,J=16.6Hz),7.29−7.45(4H,m),7.48(1H,d,J=16.6Hz),7.52(2H,d,J=7.3Hz).
MS(FAB)m/z:315(M+H)+,259(M−isobutene+H)+,315(M−Boc+H)+.
【0326】
[参考例17]5−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(trans−スチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]ピリジン
【0327】
【化117】
Figure 0004266092
【0328】
4−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エチル]−2−(trans−スチリル)オキサゾール(190mg)のトルエン(15ml)溶液にパラホルムアルデヒド(54.5mg)およびp−トルエンスルホン酸(7.2mg)を室温にて加えた。1時間加熱還流した後、放冷し、反応混液に酢酸エチル(15ml)および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(15ml)を加え分液した。水層を酢酸エチル(10ml)で抽出した後、有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1→2:1)を用いて精製し、標題化合物(153mg)を無色油状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.50(9H,s),2.67(2H,br.s),3.73(2H,br.s),4.55(2H,s),6.90(1H,d,J=16.1Hz),7.29−7.42(3H,m),7.46(1H,d,J=16.1Hz),7.52(2H,d,J=7.3Hz).
MS(FAB)m/z:327(M+H)+,271(M−isobutene+H)+,227(M−Boc+H)+.
【0329】
[参考例18]5−(tert−ブトキシカルボニル)−2−ホルミル−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]ピリジン
【0330】
【化118】
Figure 0004266092
【0331】
5−(tert−ブトキシカルボニル)−2−(trans−スチリル)−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]ピリジン(803mg)のテトラヒドロフラン(16ml)溶液にアセトン(8.0ml)、水(4.0ml)、N−メチルモルホリンオキシド(577mg)および四酸化オスミウム(0.039M,3.20ml)を室温にて加え、終夜攪拌した。反応混液に酢酸エチル(50ml)および10%チオ硫酸ナトリウム水溶液(50ml)を加え分液後、水層を酢酸エチル(30ml)で抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残さのテトラヒドロフラン(16ml)溶液にメタノール(8.0ml)、水(8.0ml)、およびメタ過ヨウ素酸ナトリウム(790mg)を室温にて加えた。3時間攪拌後、反応混液に酢酸エチル(30ml)および水(50ml)を加え分液し、水層を酢酸エチル(20ml)で抽出した。有機層を合わせて飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(50ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1→2:1)を用いて精製し、標題化合物(234mg)を無色非晶質として得た。このアルデヒドは不安定であったため、直ちに次反応に用いた。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.49(9H,s),2.77(2H,br.s),3.77(2H,br.s),4.62(2H,s),9.70(1H,s).
【0332】
[参考例19]5−(tert−ブトキシカルボニル)−2−メトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]ピリジン
【0333】
【化119】
Figure 0004266092
【0334】
5−(tert−ブトキシカルボニル)−2−ホルミル−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]ピリジン(225mg)のメタノール(9.0ml)溶液にシアン化ナトリウム(220mg)および二酸化マンガン(780mg)を室温にて加え、30分攪拌後、酢酸エチルを用いてセライト濾過をした。濾液を水(50ml)および飽和食塩水(50ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:2→1:1)を用いて精製し、標題化合物(120mg)を無色非晶質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.49(9H,s),2.73(2H,br.s),3.74(2H,br.s),4.01(3H,s),4.59(2H,s).
MS(FAB)m/z:283(M+H)+.
【0335】
[参考例20]2−メトキシカルボニル−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]ピリジン
【0336】
【化120】
Figure 0004266092
【0337】
5−(tert−ブトキシカルボニル)−2−メトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]ピリジン(500mg)のジクロロメタン(15ml)溶液にトリフルオロ酢酸(15ml)を室温にて加え10分攪拌した。反応混液を減圧下濃縮し、得られた残渣にジクロロメタン(20ml)、トリエチルアミン(0.495ml)、酢酸(205ml)、ホルマリン(0.230ml)およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(570mg)を室温にて加えた。15分間攪拌後、反応混液にジクロロメタン(20ml)および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(50ml)を加え分液後、水層をジクロロメタン(3×20ml)で抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=20:1→10:1)を用いて精製し、標題化合物(257mg)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.52(3H,s),2.72−2.78(2H,m),2.78−2.83(2H,m),3.61(2H,t,J=1.7Hz),4.00(3H,s).
MS(FAB)m/z:197(M+H)+,165(M−OCH3)+.
【0338】
[参考例21]5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩
【0339】
【化121】
Figure 0004266092
【0340】
2−メトキシカルボニル−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]ピリジン(800mg)のテトラヒドロフラン(24ml)溶液に水(6.0ml)および水酸化リチウム(99.7mg)を室温にて加え10分攪拌した。反応混液を減圧下濃縮し、標題化合物(825mg)を得た。1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.37(3H,s),2.47(2H,t,J=5.6Hz),2.64(2H,t,J=5.6Hz),3.43(2H,s).
【0341】
[参考例22]5−クロロ−6−フルオロインドール−2−カルボン酸 メチルエステル
【0342】
【化122】
Figure 0004266092
【0343】
3−クロロ−4−フルオロ−α−アジドケイ皮酸 メチル(特開平7−149723)(1.85g)とキシレン(140ml)の混合物を還流下で1時間加熱後、溶媒を留去した。残さシリカゲルクロマトグラフィー(ジクロロメタン)で精製し、標題化合物(491mg)を無色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.95(3H,s),7.13−7.15(1H,m),7.20(1H,dd,J=9.3,0.49Hz),7.71(1H,d,J=7.3Hz),8.93(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:227(M+).
【0344】
[参考例23]5−クロロ−6−フルオロインドール−2−カルボン酸
【0345】
【化123】
Figure 0004266092
【0346】
5−クロロ−6−フルオロインドール−2−カルボン酸 メチルエステル(461mg)をテトラヒドロフラン(15ml)、メタノール(10ml)および水(10ml)の混合溶媒に溶解させ、室温で水酸化リチウム(283mg)を加えて4時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、残渣に1規定塩酸を加えて弱酸性にして得られた粉末を濾取、乾燥して、標題化合物(422mg)を無色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:7.08−7.10(1H,m),7.34(1H,d,J=9.5Hz),7.88(1H,d,J=7.6Hz),12.04(1H,s),13.16(1H,s).
MS(FAB)m/z:213(M+).
【0347】
[参考例24]5−(4−ピリジル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン
【0348】
【化124】
Figure 0004266092
【0349】
5−(tert−ブトキシカルボニル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン(5.00g)のジクロロメタン(25ml)溶液にトリフルオロ酢酸(25ml)を室温にて加えた。10分間攪拌後、反応液を減圧下濃縮した。残さに4−ブロモピリジン(5.20g)、N,N−ジメチルホルムアミド(30ml)、およびトリエチルアミン(15.5ml)溶液を室温にて加え、150℃で2日間撹拌した後、室温まで放冷した。生じた無色沈殿を濾別し、濾液を減圧下濃縮後、ジクロロメタン(50ml)および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(100ml)を加え、水層を食塩で飽和させた。分液後、水層をジクロロメタン(5×30ml)で抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=20:1→8:1)を用いて精製し、標題化合物(2.97g)を褐色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.07(2H,t,J=5.9Hz),3.81(2H,t,J=5.9Hz),4.61(2H,s),6.74(2H,t,J=6.5Hz),8.30(2H,t,J=6.5Hz),8.70(1H,s).
MS(ESI)m/z:218(M+H)+.
【0350】
[参考例25]2−クロロ−6,7−ジヒドロ−4H−ピラノ[4,3−d]チアゾール
【0351】
【化125】
Figure 0004266092
【0352】
1)テトラヒドロ−4H−ピラン−4−オン(5.0g)をシクロヘキサン(20ml)に溶解し、ピロリジン(4.35ml)、p−トルエンスルホン酸1水和物(48mg)を加えディーンスターク装置で水を除去しながら70分間加熱還流した。反応液を室温まで冷却し、溶媒をデカントし、溶媒を減圧下濃縮した。残さをメタノール(15ml)に溶解し、水冷下に硫黄粉末(1.60g)を加え、さらに15分後にシアノアミド(2.10g)のメタノール溶液(10ml)を20分で滴下し3日間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=20:1→10:1→4:1)で分離し、2−アミノ−6,7−ジヒドロ−4H−ピラノ[4,3−d]チアゾール(3.97g)を茶褐色アモルファスとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.66−2.70(2H,m),3.97(2H,t,J=5.6Hz),4.63(2H,s),4.94(2H,br.s).
MS(FAB)m/z:157(M+H)+.
2)塩化銅(II)(4.10g)をアセトニトリル(50ml)に溶解し、水冷下に亜硝酸tert−ブチル(3.93g)を一度に加えた。10分後、上記の反応で得られた化合物(3.97g)を約1時間で加え、室温で1時間攪拌した。ついで、反応液を65℃に加熱し2時間攪拌を続けた。反応液にシリカゲル(20g)を加えた後、溶媒を減圧下留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、標題化合物(1.78g)を黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.85−2.89(2H,m),4.02(2H,t,J=5.6Hz),4.73(2H,s).
MS(FAB)m/z:175(M+H)+.
【0353】
[参考例26]6、7−ジヒドロ−4H−ピラノ[4,3−d]チアゾール−2−カルボン酸 リチウム塩
【0354】
【化126】
Figure 0004266092
【0355】
1)2−クロロ−6,7−ジヒドロ−4H−ピラノ[4,3,d]チアゾール(1.78g)をメタノール(30ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(300mg)、酢酸ナトリウム(830mg)を加え5気圧の水素気流下5日間攪拌した。触媒をろ去後溶媒を濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)に付し、6、7−ジヒドロ−4H−ピラノ[4,3−d]チアゾール(1.14g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.97−3.01(2H,m),4.04(2H,t,J=5.6Hz),4.87(2H,s),8.69(1H,s).
MS(FAB)m/z:142(M+H)+.
2)上記の生成物(1.14g)をジエチルエーテル(30ml)に溶解して−78℃に冷却後、1.6規定ブチルリチウム(6.6ml)を加え攪拌した。20分後、炭酸ガスを15分間バブリングした。反応液を室温まで戻し、減圧下濃縮して標題化合物(1.65g)を無色アモルファスとして得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.83(2H,t,J=5.6Hz),3.92(2H,t,J=5.6Hz),4.73(2H,s).
【0356】
[参考例27]チアゾロ[4,5−c]ピリジン
【0357】
【化127】
Figure 0004266092
【0358】
3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−メルカプトピリジン(特開平4−321691)(9.20g)をぎ酸(60ml)に溶解し、4時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮し、残さに5規定水酸化カリウム水溶液(100ml)とエーテルを加え分液した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち、溶媒を減圧下留去した。残さにエーテルを加え、析出した固体をろ取し、標題化合物(3.97g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:7.93(1H,d,J=5.4Hz),8.60(1H,d,J=5.4Hz),9.07(1H,s),9.46(1H,s).
【0359】
[参考例28]5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン
【0360】
【化128】
Figure 0004266092
【0361】
参考例4と同様な方法で、チアゾロ[4,5−c]ピリジンから標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.52(3H,s),2.77(2H,t,J=5.4Hz),2.92−3.00(2H,m),3.69(2H,t,J=2.0Hz),8.61(1H,s).
MS(FAB)m/z:155(M+H)+.
【0362】
[参考例29]5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩
【0363】
【化129】
Figure 0004266092
【0364】
参考例5と同様な方法で、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.38(3H,s),2.64(2H,br.s),2.80(2H,br.s),3.44(2H,br.s).
MS(FD)m/z:199(M+H)+.
【0365】
[参考例30]2−クロロ−5−(N,N−ジメチルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾール
【0366】
【化130】
Figure 0004266092
【0367】
2−クロロ−5−オキソ−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾール(Helv.Cim.Acta.,1994年,77巻,1256頁)(2.0g)をメタノール(100ml)に溶解し、酢酸アンモニウム(8.2g),水素化シアノホウ素ナトリウム(4.0g)を加え加熱還流した。20時間後反応を停止し、塩酸を加え過剰の水素化シアノホウ素ナトリウムを壊してから溶媒を減圧下留去し、1規定水酸化ナトリウム溶液でアルカリ性にしたのち、ジクロロメタンで抽出した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去し淡黄色油状物を得た。この油状物をメタノール(50ml)に溶解し、ホルムアルデヒド水溶液(4.29g),水素化シアノホウ素ナトリウム(3.49g)を加え室温で12時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、ジクロロメタンを加え飽和炭酸水素ナトリウム溶液で洗浄し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=10:1)で精製し、標題化合物(740mg)を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.71−1.78(1H,m),2.10−2.19(1H,m),2.35(6H,s),2.66−2.94(5H,m).
MS(FAB)m/z:217(M+H)+.
【0368】
[参考例31][5−(N,N−ジメチルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾール−2−イル]カルボン酸 リチウム塩
【0369】
【化131】
Figure 0004266092
【0370】
2−クロロ−5−(N,N−ジメチルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾール(750mg)をエーテル(15ml)に溶解し、−78℃に冷却後1.5規定tert−ブチルリチウム(3.5ml)を加え攪拌した。20分後炭酸ガスをバブリングし、15分程してからバブリングを止め、反応液を室温まで戻し、減圧下濃縮することで標題化合物を淡黄色アモルファスとして得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.75−1.78(1H,m),1.98−2.07(1H,m),2.50(6H,s),2.64−2.88(5H,m).
【0371】
[参考例32]2−アミノ−5−tert−ブトキシカルボニル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール
【0372】
【化132】
Figure 0004266092
【0373】
1−tert−ブトキシカルボニル−3−ピロリドン(1.58g)をシクロヘキサン(10ml)に溶解し、p−トルエンスルホン酸1水和物(8.12mg)、ピロリジン(607mg)を加え、ディーンスタークの装置により脱水しながら1.5時間加熱還流した。上澄液をとり減圧下濃縮したのち、残さをメタノール(5ml)に溶解し硫黄粉末(274mg)を加え、氷冷下15分間撹拌した。反応液にシアンアミド(377mg)のメタノール溶液(2ml)をゆっくり滴下し室温で終夜攪拌した。さらに、2時間加熱還流し、反応液を濃縮したのち、ジクロロメタンと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残さをシリカゲルクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=1:39)で精製し、標題化合物(248mg)を黄色油状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ1.50(9H,s),4.34−4.37(1H,m),4.40−4.45(1H,m),4.49−4.55(2H,m),4.99(2H,m).
【0374】
[参考例33]2−ブロモ−5−tert−ブトキシカルボニル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール
【0375】
【化133】
Figure 0004266092
【0376】
臭化第二銅(445mg)をN,N−ジメチルホルムアミドに懸濁し、亜硝酸tert−ブチル(256mg)を室温で滴下した。氷冷下で2−アミノ−5−(tert−ブトキシカルボニル)−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール(400mg)のN,N−ジメチルホルムアミド溶液(1ml)を加えたのち、反応液を60℃で1.5時間攪拌した。反応液にジエチルエーテルおよび飽和食塩水を加え、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)にて精製し、標題化合物(174mg)を淡黄色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.51(9H,s),4.52−4.55(1H,m),4.57−4.67(3H,m).
MS(FAB)m/z:305(M+H)+.
【0377】
[参考例34]5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩
【0378】
【化134】
Figure 0004266092
【0379】
参考例9と同様の方法で、2−ブロモ−5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.42(9H,s),2.69−2.77(2H,m),3.60−3.68(2H,m),4.51−4.58(2H,m).
MS(FAB)m/z:285(M+H)+.
【0380】
[参考例35]2−ブロモ−5−メトキシカルボニル−4−チアゾール酢酸 メチルエステル
【0381】
【化135】
Figure 0004266092
【0382】
亜硝酸 tert−ブチル(15.5g)のアセトニトリル(500ml)溶液に、氷冷下、臭化第二銅(26.8g)を一度に加えた。この反応液に、2−アミノ−5−メトキシカルボニル−4−チアゾール酢酸メチルエステル(薬学雑誌、1966年、86巻、300頁)(23.0g)のアセトニトリル溶液(500ml)を45分間で滴下し、氷冷下で1時間、室温で30分間撹拌した。溶媒を濃縮し、残さに10%塩酸およびジエチルエーテルを加えて、有機層を分離し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)により精製し、標題化合物(25.9g)を黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.73(3H,s),3.87(3H,s),4.21(2H,s).
【0383】
[参考例36]4−(2−ヒドロキシエチル)−5−ヒドロキシメチルチアゾール
【0384】
【化136】
Figure 0004266092
【0385】
氷冷下、水素化リチウムアルミニウム(9.03g)のテトラヒドロフラン(500ml)懸濁液に2−ブロモ−5−メトキシカルボニル−4−チアゾール酢酸メチルエステル(23.4g)のテトラヒドロフラン(500ml)溶液を1時間かけて滴下した。さらに氷冷下で1時間撹拌したのち、水(9ml)、35%水酸化ナトリウム水溶液(9ml)、水(27ml)を順次加えて室温で1時間撹拌した。反応液に無水硫酸マグネシウムを加えて撹拌後、不溶物をセライトろ過で除去し、濾液を濃縮した。残さをシリカゲルクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=7:93)で精製し、標題化合物(8.64g)を黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.01(2H,t,J=5.5Hz),3.30(1H,br.s),3.57(1H,br.s),3.90(2H,br.s),4.75(2H,br.s),8.66(1H,s).
MS(ESI)m/z:160(M+H)+.
【0386】
[参考例37]4−(2−メタンスルホニルオキシエチル)−5−(メタンスルホニルオキシメチル)チアゾール
【0387】
【化137】
Figure 0004266092
【0388】
4−(2−ヒドロキシエチル)−5−(ヒドロキシメチル)チアゾール(8.64g)およびトリエチルアミン(45.4ml)をジクロロメタン(500ml)に溶解した溶液に、−78℃でメタンスルホニルクロライド(12.6ml)のジクロロメタン溶液を20分間かけて滴下した。−78℃で15分間、0℃で1時間撹拌したのち、水を加え、有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、粗製の標題化合物(13.4g)を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.93(3H,s),3.03(3H,s),3.28(2H,t,J=6.3Hz),4.61(2H,t,J=6.3Hz),5.44(2H,s),8.84(1H,s).
【0389】
[参考例38]5−(1−メチルシクロプロピル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン
【0390】
【化138】
Figure 0004266092
【0391】
4−(2−メタンスルホニルオキシエチル)−5−(メタンスルホニルオキシメチル)チアゾール(4.46g)を含むジクロロメタン(20ml)に、氷冷下、1−メチルシクロプロピルアミン 塩酸塩(J.Org.Chem.,1989年,54巻,1815頁)(1.89g)を加えて室温で終夜撹拌した。さらに、1−メチルシクロプロピルアミン 塩酸塩(1.89g)を追加して、室温で20時間、さらに加熱還流して5時間撹拌した。反応液にジクロロメタンおよび水を加えて、有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下し、残さをシリカゲルクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=1:49)で精製し、標題化合物(944mg)を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:0.40−0.50(2H,m),0.68−0.73(2H,m),1.16(3H,s),2.88−2.94(2H,m),3.03(2H,t,J=5.7Hz),3.89(2H,br.s),8.60(1H,s).
MS(ESI)m/z:195(M+H)+.
【0392】
[参考例39]5−(1−メチルシクロプロピル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩
【0393】
【化139】
Figure 0004266092
【0394】
参考例5と同様の方法で、5−(1−メチルシクロプロピル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.39(2H,br.s),0.56(2H,br.s),1.10(3H,br.s),2.66(2H,br.s),2.89(2H,br.s),3.75(2H,br.s).
【0395】
[参考例40]5−(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン
【0396】
【化140】
Figure 0004266092
【0397】
参考例38と同様の方法により、4−(2−メタンスルホニルオキシエチル)−5−(メタンスルホニルオキシメチル)チアゾールおよび2−アミノ−2−メチル−1−プロパノールから標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.15(6H,s),2.91(4H,s),3.45(2H,s),3.87(2H,s),8.63(1H,s).
【0398】
[参考例41]5−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−1,1−ジメチルエチル]−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン
【0399】
【化141】
Figure 0004266092
【0400】
5−(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン(1.24g)のN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)溶液に、室温でtert−ブチルクロロジフェニルシラン(1.93g)およびイミダゾール(994mg)を加えて終夜撹拌した。反応液に水およびジエチルエーテルを加えて、有機層を分離し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下し、残さをシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:2)で精製し、標題化合物(2.46g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.07(9H,s),1.15(6H,s),2.83−2.90(2H,m),2.93−3.00(2H,m),3.63(2H,s),3.97(2H,s),7.35−7.48(6H,m),7.63−7.70(4H,m),8.58(1H,s).
MS(ESI)m/z:451(M+H)+.
【0401】
[参考例42]5−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−1,1−ジメチルエチル]−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩
【0402】
【化142】
Figure 0004266092
【0403】
参考例5と同様の方法で、5−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−1,1−ジメチルエチル]−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジンから、標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.01(9H,s),1.11(6H,s),2.55−2.65(2H,m),2.80−2.90(2H,m),3.57(2H,s),3.80(2H,br.s),7.40−7.52(6H,m),7.60−7.65(4H,m).
【0404】
[参考例43]4,5,6,7−テトラヒドロ−5,6−トリメチレンチアゾロ[4,5−d]ピリダジン
【0405】
【化143】
Figure 0004266092
【0406】
1)室温で4,5−ジメチルチアゾール(5.00g)、N−ブロモこはく酸イミド(15.7g)およびα,α'−アゾビスイソブチロニトリル(362mg)を二塩化エチレン(500ml)に溶解させ、1時間加熱還流した。溶媒を留去し、残さをシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:ジエチルエーテル=1:4)で精製し、4,5−ビス(ブロモメチル)チアゾール(5.24g)を淡黄色油状物として得た。
1HNMR(CDCl3)δ:4.64(2H,s),4.74(2H,s),8.75(1H,s).
2)氷冷下、4,5−ビス(ブロモメチル)チアゾール(1.37g)および1,2−トリメチレンヒドラジン 塩酸塩(WO9532965)(732mg)をエタノール(15ml)に懸濁させ、トリエチルアミン(2.82ml)を5分間で滴下した。室温で2時間撹拌したのち,溶媒を留去し、残さにジクロロメタン(50ml)および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒留去し、残さをシリカゲルクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=3:47)で精製し、標題化合物(358mg)を黄色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.10−2.25(2H,m),3.01(4H,br.s),3.95(2H,s),3.99(2H,br.s),8.64(1H,s).
MS(FAB)m/z:182(M+H)+.
【0407】
[参考例44]4,5,6,7−テトラヒドロ−5,6−トリメチレンチアゾロ[4,5−d]ピリダジン−2−カルボン酸 リチウム塩
【0408】
【化144】
Figure 0004266092
【0409】
参考例5と同様の方法で、4,5,6,7−テトラヒドロ−5,6−トリメチレンチアゾロ[4,5−d]ピリダジンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.90−2.10(2H,m),2.60−3.10(4H,br.s),3.65−4.00(4H,m).
【0410】
[参考例45]4,5,6,7−テトラヒドロ−5,6−テトラメチレンチアゾロ[4,5−d]ピリダジン
【0411】
【化145】
Figure 0004266092
【0412】
参考例43と同様の方法で、4,5−ビス(ブロモメチル)チアゾール(2.20g)および1,2−テトラメチレンヒドラジン 塩酸塩(US5726126)から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.77(4H,br.s),2.20−3.50(4H,br),3.92(4H,br.s),8.65(1H,s).
MS(FAB)m/z:196(M+H)+.
【0413】
[参考例46]4,5,6,7−テトラヒドロ−5,6−テトラメチレンチアゾロ[4,5−d]ピリダジン−2−カルボン酸 リチウム塩
【0414】
【化146】
Figure 0004266092
【0415】
参考例5と同様の方法で、4,5,6,7−テトラヒドロ−5,6−テトラメチレンチアゾロ[4,5−d]ピリダジンから標題化合物を得た。
【0416】
[参考例47]6−(tert−ブトキシカルボニル)−5,7−ジヒドロ−2−メチルチオピロロ[3,4−d]ピリミジン
【0417】
【化147】
Figure 0004266092
【0418】
1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−ピロリドン(4.57g)を室温にてN,N−ジメチルホルムアミドジメチルアセタール(30ml)を加え、140℃で1時間加熱した。反応液を室温まで放冷後、減圧下濃縮した。残渣にヘキサンを加えて析出した黄色粉末をろ取し、これをエタノール(100ml)に溶解させ、溶液に室温にてメチルイソチオ尿素硫酸塩(9.24g)およびナトリウムエトキシド(4.52g)を加え、24時間加熱還流した。反応液に飽和食塩水およびジエチルエーテルを加え分液し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=1:99)で精製し、標題化合物(1.10g)を淡黄色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.51(9H,s),2.57(3H,m),4.15−4.45(4H,m),8.39(1/2H,s),8.43(1/2H,s).
MS(FAB)m/z:268(M+H)+.
【0419】
[参考例48]6−(tert−ブトキシカルボニル)−5,7−ジヒドロ−2−メチルスルホニルピロロ[3,4−d]ピリミジン
【0420】
【化148】
Figure 0004266092
【0421】
6−(tert−ブトキシカルボニル)−5,7−ジヒドロ−2−メチルチオピロロ[3,4−d]ピリミジン(1.08g)のジクロロメタン溶液(20ml)に、氷冷下m−クロロ過安息香酸(1.99g)を加え5時間攪拌した。反応液に飽和亜硫酸ナトリウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびジクロロメタンを加え、分液したのち、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さにヘキサンを加えて、析出した粉末をろ取、標題化合物(1.09g)を無色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.53(9H,s),3.36(3H,m),4.77−4.90(4H,m),8.77(1/2H,s),8.81(1/2H,s).
MS(FAB)m/z:300(M+H)+.
【0422】
[参考例49]6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−シアノ−5,7−ジヒドロピロロ[3,4−d]ピリミジン
【0423】
【化149】
Figure 0004266092
【0424】
6−(tert−ブトキシカルボニル)−5,7−ジヒドロ−2−メチルスルホニルピロロ[3,4−d]ピリミジン(1.05g)のジクロロメタン(30ml)溶液に、室温にてシアン化テトラブチルアンモニウム(1.04g)を加え室温で1時間攪拌した。反応液に1規定水酸化ナトリウムを加え、有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:アセトン=20:1)で精製し、標題化合物(776mg)を無色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.52(9H,s),4.70−4.85(4H,m),8.68−8.77(1H,m).
MS(FAB)m/z:247(M+H)+.
【0425】
[参考例50]6−(tert−ブトキシカルボニル)−5,7−ジヒドロ−2−メトキシカルボニルピロロ[3,4−d]ピリミジン
【0426】
【化150】
Figure 0004266092
【0427】
6−(tert−ブトキシカルボニル)−2−シアノ−5,7−ジヒドロピロロ[3,4−d]ピリミジン(776mg)のメタノール(10ml)溶液に、室温にて、濃塩酸(5ml)を加え、100℃で1時間攪拌した。放冷後、反応液を減圧下濃縮し、残さをメタノール(10ml)に溶解し、室温にてトリエチルアミン(2.20ml)およびジ−tert−ブチルジカーボナート(1.37g)を加え1時間攪拌した。減圧下濃縮し、ジクロロメタンおよび飽和食塩水を加えて分液したのち、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=3:97)で精製し、標題化合物(317mg)を無色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.53(9H,s),4.09(3H,s),4.75−4.85(4H,m),8.81(1/2H,s),8.85(1/2H,s).
MS(FAB)m/z:280(M+H)+.
【0428】
[参考例51]5,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−d]ピリダジン−2−カルボン酸 リチウム塩
【0429】
【化151】
Figure 0004266092
【0430】
1)参考例43の1)で合成した4,5−ビス(ブロモメチル)チアゾール(600mg)をエタノール(20ml)に溶解し、氷冷下に1,2−ジメチルヒドラジン 塩酸塩(294mg)を加えた後、トリエチルアミン(1.23ml)を一度に加えて室温で30分間、50℃で30分間撹拌した。溶媒を留去し、残さをシリカゲルクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=1:19)で精製し、5,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−d]ピリダジン(90mg)を無色油状物として得た。
1HNMR(CDCl3)δ:2.43(3H,s),2.56(3H,s),3.92(2H,s),4.06(2H,br.s),8.68(1H,s).]MS(FAB)m/z170(M+H)+.
2)参考例5と同様の方法で、5,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−d]ピリダジンから、標題化合物を得た。
1HNMR(DMSO−d6)δ:2.28(3H,s),2.39(3H,s),3.66(2H,br.s),3.88(2H,br.s).
【0431】
[参考例52]5−クロロインドール−2−カルボン酸 p−ニトロフェニルエステル
【0432】
【化152】
Figure 0004266092
【0433】
5−クロロインドール−2−カルボン酸(20g)をジクロロメタン(1500ml)に懸濁し、N,N−ジメチルホルムアミド(2ml)を加えたのち、塩化チオニル(11ml)を室温で滴下した。反応液を一晩過熱還流したのち、減圧下濃縮した。残さをジクロロメタン(1000ml)に溶解し、トリエチルアミン(84.7ml)を氷冷下で加えたのち、p−ニトロフェノール(14.2g)を加え、室温で1時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さに酢酸エチルと0.2規定塩酸を加え、分液操作をおこなった。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムにより乾燥した。溶媒を減圧下留去し標題化合物(29.9g)を淡褐色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:7.35(1H,dd,J=9.0,1.7Hz),7.39−7.42(2H,m),7.45(2H,dd,J=7.3,1.7Hz),7.73(1H,d,J=1.0Hz),8.35(2H,dd,J=7.3,1.7Hz),9.09(1H,br.s).
MS(FD)m/z:316(M+).
【0434】
[参考例53]6−クロロ−2−シアノキノリン
【0435】
【化153】
Figure 0004266092
【0436】
6−クロロキノリン(2.50g)をジクロロメタン(25ml)に溶解し、氷冷下m−クロロ過安息香酸(3.71g)を加えて室温で1時間攪拌した。ジクロロメタンで希釈後、チオ硫酸ナトリウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残さをジクロロメタン(40ml)に溶解し、シアン化トリメチルシリル(2.0ml)、塩化N,N−ジメチルカルバモイル(1.50ml)を加えて9時間加熱還流した。さらにシアン化トリメチルシリル(1.0ml)、塩化N,N−ジメチルカルバモイル(0.80ml)を加えて16時間加熱還流後、ジクロロメタンで希釈して10%炭酸カリウム水溶液(40ml)を加えて30分間攪拌した。有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。残さにジクロロメタンを加え、析出している結晶をろ取し、標題化合物(1.77g)を無色結晶として得た。さらに母液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン)で精製して、標題化合物(0.80g)を薄黄色結晶として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.94(1H,dd,J=9.0,2.2Hz),8.09(1H,d,J=8.5Hz),8.15(1H,d,J=9.0Hz),8.29(1H,d,J=2.2Hz),8.63(1H,d,J=8.5Hz).
MS(FAB)m/z:189(M+H)+.
【0437】
[参考例54]6−クロロキノリン−2−カルボン酸
【0438】
【化154】
Figure 0004266092
【0439】
6−クロロ−2−シアノキノリン(1.73g)を濃塩酸(40ml)に溶解し、19時間加熱還流した。室温まで下げ、析出物をろ取した後、水洗し、標題化合物(1.81g)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.87(1H,dd,J=9.0,2.4Hz),8.10−8.20(2H,m),8.24(1H,d,J=2.2Hz),8.52(1H,d,J=8.5Hz).
MS(FAB)m/z:208(M + H)+.
【0440】
[参考例55] (±)−N−ホルミル−(4−クロロフェニル)アラニン メチルエステル
【0441】
【化155】
Figure 0004266092
【0442】
(±)−(4−クロロフェニル)アラニン メチルエステル 塩酸塩(2.00g)をジクロロメタン(20ml)に懸濁し、3−(3−ジメチルアミノプロピル)−1−エチルカルボジイミド 塩酸塩(1.60g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(1.23g)、N−メチルモルホリン(1.90ml)、ぎ酸(0.30ml)を加えて15分間攪拌した。さらにぎ酸(0.30ml)を加えて15分間攪拌する操作を3回繰り返した後、ジクロロメタンで反応液を希釈した。有機層を水洗後、無水硫酸ナトリウムで乾燥して溶媒を減圧留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=40:1)で精製し、標題化合物(1.21g)を黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.10(1H,dd,J=13.9,5.6Hz),3.18(1H,dd,J=13.9,5.9Hz),3.75(3H,s),4.95(1H,m),6.07(1H,br),7.05(2H,d,J=8.3Hz),7.27(2H,d,J=8.3Hz),8.18(1H,s).
MS(FAB)m/z:242(M+H)+.
【0443】
[参考例56] 7−クロロイソキノリン−3−カルボン酸 メチルエステル
【0444】
【化156】
Figure 0004266092
【0445】
(±)−N−ホルミル−(4−クロロフェニル)アラニン メチルエステル(1.45g)をジクロロメタン(40ml)に溶解し、オキサリルクロリド(0.57ml)を滴下した。室温にて30分間攪拌後、外温約−10℃にて第二塩化鉄(1.17g)を加えて室温にて4日間攪拌した。1規定塩酸を加え、ジクロロメタンで希釈して有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残さをメタノール(38ml)に溶解し、濃硫酸(2ml)を加えて20時間加熱還流した。炭酸水素ナトリウム水溶液を加えてジクロロメタンで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1→酢酸エチル)で精製し、標題化合物(0.25g)を無色結晶として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:4.07(3H,s),7.74(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.94(1H,d,J=8.8Hz),8.06(1H,d,J=2.0Hz),8.59(1H,s),9.28(1H,s).
【0446】
[参考例57]7−クロロイソキノリン−3−カルボン酸 塩酸塩
【0447】
【化157】
Figure 0004266092
【0448】
7−クロロイソキノリン−3−カルボン酸 メチルエステル(0.23g)を濃塩酸(10ml)に溶解して18時間加熱還流した。反応液の温度を室温まで下げ、析出物を濾取後、水洗し、標題化合物(0.21g)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.96(1H,m),8.29(1H,d,J=8.5Hz),8.44(1H,s),8.72(1H,s),9.45(1H,d,J=6.6Hz).
MS(FAB)m/z:208(M+H)+.
【0449】
[参考例58](3R)−1−ベンジル−3−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)ピロリジン
【0450】
【化158】
Figure 0004266092
【0451】
(3R)−1−ベンジル−3−ヒドロキシピロリジン(500μl)およびイミダゾール(466mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)に溶解し、氷冷下tert−ブチルジフェニルシリルクロリド(1.57ml)を加えて、室温で9日間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さにジクロロメタンおよび水を加えて分液操作後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルを担体として用いるフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)に付し、標題化合物(1.27g)を黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.05(9H,s),1.70−1.85(1H,m),1.90−2.00(1H,m),2.45−2.65(3H,m),2.70−2.80(1H,m),3.50−3.70(2H,m),4.35−4.45(1H,m),7.20−7.45(11H,m),7.60−7.70(4H,m).
MS(ESI)m/z:416(M+H)+.
【0452】
[参考例59](±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロプロパンジアミン
【0453】
【化159】
Figure 0004266092
【0454】
cis−1,2−シクロプロパンジアミン 塩酸塩(J.Med.Chem.,1998年,41巻,4723−4732頁)(405mg)および5−クロロインドール−2−カルボン酸(546mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)溶液に1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(377mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(642mg)、およびジイソプロピルエチルアミン(1.95ml)を室温にて加え、50時間撹拌した。反応混液を減圧下濃縮後、ジクロロメタン(50ml)および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(200ml)を加え、析出した無色固体を濾別した。濾液を分液し、水層をジクロロメタンで抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、残さを得た。得られた残さをシリカゲルを担体に用いた中圧フラッシュカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=100:7→10:1)で精製し、標題化合物(110mg)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.44(1H,dd,J=10.7,4.4Hz),1.11(1H,dd,J=14.0,7.4Hz),2.63−2.70(1H,m),3.07−3.16(1H,m),6.77(1H,s),6.97(1H,br.s),7.23(1H,dd,J=8.9,1.8Hz),7.36(1H,d,J=8.9Hz),7.60(1H,s),9.32(1H,s).
MS(FAB)m/z:250(M+H)+.
【0455】
[参考例60](±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル)]−1,2−シクロブタンジアミン
【0456】
【化160】
Figure 0004266092
【0457】
参考例59と同様の方法で、cis−1,2−シクロブタンジアミン 塩酸塩(J,Am.Chem.Soc.,1942年,64巻,2696−2700頁)から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.55−2.20(4H,m),3.52−3.62(1H,m),4.35−4.50(1H,m),7.16(1H,dd,J=8.7,2.1Hz),7.19(1H,s),7.42(1H,d,J=8.7Hz),7.70(1H,d,J=2.1Hz),8.36(1H,d,J=7.8Hz),11.77(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:264(M+H)+.
【0458】
[参考例61](±)−trans−N−tert−ブトキシカルボニル−1,2−シクロペンタンジアミン
【0459】
【化161】
Figure 0004266092
【0460】
(±)−trans−1,2−シクロペンタンジアミン(WO98/30574)(692mg)をジクロロメタン(10ml)に溶解し、0℃で、トリエチルアミン(1.1ml)、2−(tert−ブトキシカルボニルオキシイミノ)−2−フェニルアセトニトリル(493mg)を加え、0℃で1時間攪拌した。その後、2−(tert−ブトキシカルボニルオキシイミノ)−2−フェニルアセトニトリル(493mg)を追加し、室温で7時間攪拌した。反応液に水を加え分液し、有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=9:1)で精製し、標題化合物(395mg)を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.25−1.40(2H,m),1.49(9H,s),1.59−1.77(2H,m),1.92−2.08(1H,m),2.10−2.17(1H,m),2.98(1H,q,J=7.2Hz),3.48−3.53(1H,m),4.49(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:201(M+H)+.
【0461】
[参考例62](±)−trans−N−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン 塩酸塩
【0462】
【化162】
Figure 0004266092
【0463】
(±)−trans−N−tert−ブトキシカルボニル−1,2−シクロペンタンジアミン(175mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(3ml)に溶解し、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩(純度90%,258mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(252mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(60mg)を加え室温で2日攪拌した。溶媒をポンプで減圧下留去し、残さにジクロロメタン、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、溶媒を減圧下留去した後、残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=47:3)で精製した。得られた淡黄色油状物を飽和塩酸エタノール(5ml)に溶解し、室温で1時間攪拌した後、酢酸エチルを加え、溶媒を減圧下濃縮した。残さに酢酸エチルを加え、生じた沈殿を濾取し、標題化合物(120mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.63−1.73(4H,m),1.99−2.06(2H,m),2.91(3H,s),3.09−3.14(1H,m),3.25−3.70(4H,m),4.27−4.32(1H,m),4.42−4.46(1H,m),4.68−4.71(1H,m),8.20−8.23(3H,m),9.09(1H,d,J=8.3Hz),11.82−12.01(1H,m).
MS(ESI)m/z:281(M+H)+.
【0464】
[参考例63](±)−trans−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン 塩酸塩
【0465】
【化163】
Figure 0004266092
【0466】
(±)−trans−N−tert−ブトキシカルボニル−1,2−シクロペンタンジアミン(1.40g)をN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)に溶解し、5−クロロインドール−2−カルボン酸(1.64g)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(2.68g),1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(473mg)を加え、室温で23時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さにジクロロメタンおよび飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、沈殿物をろ取した。沈殿物を酢酸エチル、ジクロロメタン、メタノールで洗浄した。一方、ろ液を分液して有機層を分取し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=19:1)で精製し淡黄色の固体を得た。この淡黄色の固体とろ取により得た沈殿をあわせてジクロロメタン(10ml)に溶解し、トリフルオロ酢酸(10ml)を加え、室温で3時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さにジクロロメタンおよび1規定水酸化ナトリウム水溶液を加え、沈殿をろ取した。ろ液の有機層を分取し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。この溶液にろ取した沈殿を加え、さらに4規定の塩酸ジオキサン溶液(20ml)を加えて溶媒を減圧下に留去した。残さにジクロロメタン(10ml)と4規定塩酸ジオキサン溶液(10ml)を加えて再び溶媒を減圧下留去した。残さに酢酸エチルを加えて、生じた沈殿をろ取し、標題化合物(1.83g)を灰色固体として得た。
1HNMR(DMSO−d6)δ:1.60−1.75(4H,m),2.05−2.10(2H,m),3.49(1H,q,J=7.6Hz),4.27(4H,quintet,J=7.6Hz),7.17(1H,d,J=8.6Hz),7.19(1H,s),7.42(1H,d,J=8.6Hz),7.70(1H,s),8.24(3H,br.s),8.85(1H,d,J=7.3Hz),11.91(1H,s).
MS(ESI)m/z:278(M+H)+.
【0467】
[参考例64](±)−trans−N−tert−ブトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0468】
【化164】
Figure 0004266092
【0469】
参考例61と同様な方法で、(±)−trans−1,2−シクロヘキサンジアミンから標題化合物を得た。
m.p.79−81℃.
1H−NMR(CDCl3)δ:1.05−1.34(4H,m),1.45(9H,s),1.68−1.75(2H,m),1.92−2.02(2H,m),2.32(1H,dt,J=10.3,3.9Hz),3.08−3.20(1H,m),4.50(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:215(M+H)+.
【0470】
[参考例65](±)−trans−N−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン トリフルオロ酢酸塩(または、塩酸塩)
【0471】
【化165】
Figure 0004266092
【0472】
参考例62と同様な方法で、(±)−trans−N−tert−ブトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.10−1.80(7H,m),1.95−2.05(1H,m),2.97(3H,s),3.00−3.20(3H,m),3.63(2H,br.s),3.72−3.88(1H,m),4.61(2H,br.s),7.98(3H,s),8.89(1H,d,J=9.2Hz).
MS(FAB)m/z:295(M+H)+.
同様にして、塩酸塩を得た。
【0473】
[参考例66](±)−cis−N−tert−ブトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0474】
【化166】
Figure 0004266092
【0475】
参考例61と同様な方法で、cis−1,2−シクロヘキサンジアミンから標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.30−1.70(17H,m),2.98−3.05(1H,m),3.60(1H,br.s),4.98(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:215(M+H)+.
【0476】
[参考例67](±)−cis−N−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(または、トリフルオロ酢酸塩)
【0477】
【化167】
Figure 0004266092
【0478】
参考例62と同様の方法で、(±)−cis−N−tert−ブトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.30−1.90(8H,m),2.92(3H,s),3.05−3.79(5H,m),4.23(1H,br.s),4.34−4.79(2H,m),8.01−8.34(3H,m),8.30−8.49(1H,m),11.90−12.30(1H,m).
MS(FAB)m/z:295(M+H)+.
同様にして、トリフルオロ酢酸塩を得た。
【0479】
[参考例68](±)−trans−N1−(tert−ブトキシカルボニル)−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0480】
【化168】
Figure 0004266092
【0481】
(±)−trans−N−tert−ブトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン(3.00g)のN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)溶液に5−クロロインドール−2−カルボン酸(2.88g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(2.08g)、および1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(2.95g)を室温にて加えた。3日間攪拌後、反応混液を減圧下濃縮し、得られた残渣にジクロロメタン(30ml)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(150ml)、および水(150ml)を加え、生じた無色沈殿を濾取後、乾燥し、標題化合物(5.21g)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.10−1.45(4H,m),1.21(9H,s),1.68(2H,d,J=8.1Hz),1.86(2H,t,J=16.2Hz),3.22−3.42(1H,m),3.69(1H,br.s),6.66(1H,d,J=8.5Hz),7.02(1H,s),7.15(1H,dd,J=8.5,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.5Hz),7.67(1H,d,J=2.0Hz),8.15(1H,d,J=8.1Hz),11.73(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:392(M+H)+.
【0482】
[参考例69](±)−trans−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【0483】
【化169】
Figure 0004266092
【0484】
(±)−trans−N1−(tert−ブトキシカルボニル)−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(5.18g)のジクロロメタン(100ml)溶液に飽和塩酸エタノール溶液(100ml)を室温にて加えた。2日間攪拌後、反応混液を減圧下濃縮し、得られた残渣にジエチルエーテル(300ml)を加え、生じた無色沈殿を濾取後、乾燥し、標題化合物(4.30g)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.20−1.36(2H,m),1.36−1.50(2H,m),1.60(2H,br.s),1.90(1H,d,J=13.0Hz),2.07(1H,d,J=13.7Hz),3.06(1H,br.s),3.83−3.96(1H,m),7.15−7.24(2H,m),7.45(1H,d,J=8.6Hz),7.73(1H,s),8.00(3H,br.s),8.60(1H,d,J=8.3Hz),11.86(1H,s).
MS(ESI)m/z:292(M+H)+.
【0485】
[参考例70](±)−cis−N1−tert−ブトキシカルボニル−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル)]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0486】
【化170】
Figure 0004266092
【0487】
参考例68と同様の方法で、(±)−cis−N−tert−ブトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.20−1.45(11H,m),1.45−1.70(4H,m),1.70−1.85(2H,m),3.76(1H,br.s),4.08(1H,br.s),6.64(1H,d,J=7.6Hz),7.12(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.43(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,d,J=2.0Hz),7.85(1H,d,J=6.9Hz),11.80(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:392(M+H)+.
【0488】
[参考例71](±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【0489】
【化171】
Figure 0004266092
【0490】
参考例69と同様の方法で、(±)−cis−N1−tert−ブトキシカルボニル−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.30−1.50(2H,m),1.55−1.95(6H,m),3.41(1H,br.s),4.32(1H,br.s),7.19(1H,dd,J=8.7,2.0Hz),7.33(1H,s),7.45(1H,d,J=8.7Hz),7.60−7.90(4H,m),8.17(1H,d,J=7.1Hz),11.91(1H,s).
MS(FAB)m/z:292(M+H)+.
【0491】
[参考例72](±)−trans−1,2−シクロヘプタンジオール
【0492】
【化172】
Figure 0004266092
【0493】
シクロヘプテン(3.85g)を30%過酸化水素水(45ml)と88%ぎ酸(180ml)に少量ずつ加え、40−50℃で1時間攪拌後、室温で一晩攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さに35%水酸化ナトリウム水溶液を加えアルカリ性にした。これを40−50℃で10分攪拌した後、酢酸エチルを加えて分液し、水層から酢酸エチルで抽出操作を4回行った。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去し、標題化合物(4.56g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44−1.56(6H,m),1.63−1.70(2H,m),1.83−1.91(2H,m),2.91(2H,br.s),3.40−3.44(2H,m).
MS(FAB)m/z:131(M+H)+.
【0494】
[参考例73](±)−trans−1,2−シクロヘプタンジアミン 塩酸塩
【0495】
【化173】
Figure 0004266092
【0496】
(±)−trans−1,2−シクロペンタンジオール(4.56g)をジクロロメタン(35ml)に溶解し、トリエチルアミン(29ml)を加え−78℃に冷却した。ここにメタンスルホニルクロリド(8.13ml)を滴下した。沈殿が生成し攪拌が困難になったので、ジクロロメタン(10ml)をゆっくり追加し、同温で20分攪拌した後、0℃で1.5時間攪拌した。反応液に水を加え分液し、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、茶色の油状物を得た。
これをN,N−ジメチルホルムアミド(90ml)に溶解し、アジ化ナトリウム(13.65g)を加え、65℃で18時間攪拌した。反応液にエーテル、水を加えて分液し、エーテル層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、黄色油状物を得た。
【0497】
これをエタノール(70ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(50%水分含有、4g)を加え、水素(3.5atm)雰囲気下で4日攪拌した。10%パラジウム炭素をろ過し、濾液に1規定塩酸エタノール溶液(70ml)を加え、溶媒を減圧下留去した。これをメタノールに溶解し、酢酸エチルを加え、再び溶媒を減圧下留去した。生じた沈殿を濾取し、標題化合物(3.57g)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO)δ:1.44(4H,br.s),1.73−1.81(6H,m),3.43(2H,br.s),8.63(6H,br.s).
MS(ESI)m/z:129(M+H)+.
【0498】
[参考例74](±)−trans−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘプタンジアミン
【0499】
【化174】
Figure 0004266092
【0500】
参考例59と同様な方法で、(±)−trans−1,2−シクロヘプタンジアミンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.49−1.52(4H,m),1.72−1.91(6H,m),4.04−4.10(1H,m),7.17−7.23(2H,m),7.44(1H,d,J=8.8Hz),7.72(1H,d,J=2.0Hz),7.96(2H,br.s),8.75(1H,d,J=8.5Hz),11.89(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:306(M+H)+.
【0501】
[参考例75]cis−1,2−シクロオクタンジオール
【0502】
【化175】
Figure 0004266092
【0503】
シクロオクテン(4.41g)をアセトニトリル(45ml)と水(15ml)に溶解し、N−メチルモルホリンN−オキシド(5.15g)、マイクロカプセル化四酸化オスミウム(1g,10%四酸化オスミウム含有)を加え、40−50℃で21時間攪拌した。不溶のマイクロカプセル化オスミウムを濾去し、アセトニトリルで洗浄した。濾液を減圧下濃縮後、残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製し、標題化合物(4.97g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.48−1.58(6H,m),1.64−1.75(4H,m),1.86−1.96(2H,m),2.28(2H,d,J=2.9Hz),3.90(2H,d,J=8.3Hz).
MS(FAB)m/z:145(M+H)+.
【0504】
[参考例76]cis−1,2−シクロオクタンジアジド
【0505】
【化176】
Figure 0004266092
【0506】
cis−1,2−シクロオクタンジオール(4.82g)をジクロロメタン(60ml)に溶解し、トリエチルアミン(27.7ml)を加え、容器内をアルゴン置換した後、−78℃に冷却し、メタンスルホニルクロリド(7.7ml,100mmol)を滴下した。同温で延べ1時間攪拌した後、0℃で1時間攪拌後、反応液に水を加え分液し、有機層を水、0.5規定塩酸水溶液、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残さをN,N−ジメチルホルムアミド(80ml)に溶解し、アジ化ナトリウム(13.0g)を加え、65℃で19時間攪拌した。反応液にエーテル、水を加えて分液し、エーテル層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=6:1)で精製し、標題化合物(4.85g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.49−1.64(6H,m),1.67−1.78(2H,m),1.81−1.97(4H,m),3.74−3.76(2H,m).
【0507】
[参考例77]cis−1,2−シクロオクタンジアミン 塩酸塩
【0508】
【化177】
Figure 0004266092
【0509】
cis−1,2−シクロオクタンジアジド(4.85g)をエタノール(55ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(50%水分含有、3.0g)を加え、水素(4.5atm)雰囲気下で21時間攪拌した。触媒を濾去し、濾液に1規定塩酸エタノール溶液(50ml)を加え、溶媒を減圧下留去した。残さに酢酸エチルを加え、生じた沈殿を濾取し、標題化合物(4.14g)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO)δ:1.51(6H,br.s),1.69(2H,br.s),1.79−1.99(4H,m),3.68−3.70(2H,m),8.66(6H,br.s).
MS(ESI)m/z:143(M+H)+.
【0510】
[参考例78](±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロオクタンジアミン
【0511】
【化178】
Figure 0004266092
【0512】
参考例59と同様な方法で、cis−1,2−シクロオクタンジアミンから標題化合物を得た。
MS(ESI)m/z:320(M+H)+.
【0513】
[参考例79](1R*,2R*)−1,2−ジヒドロキシ−4−メトキシシクロペンタン
【0514】
【化179】
Figure 0004266092
【0515】
3−シクロペンテン−1−オール(1.68g)およびヨウ化メチル(1.25ml)をテトラヒドロフラン(20ml)に溶解した溶液に60%水素化ナトリウム(800mg)を氷冷下で少しずつ加え、室温で終夜攪拌した。この反応液に水およびジエチルエーテルを加えて分液し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を氷冷下減圧下留去して粗製の4−メトキシ−1−シクロペンテンを得た。
得られた4−メトキシ−1−シクロペンテンに室温で88%ギ酸(90ml)および30%過酸化水素(3.17ml)を加え、室温で終夜撹拌した。減圧下反応液を濃縮し、残さに35%水酸化ナトリウム水溶液を加えて反応液をアルカリ性にし、50℃で10分間撹拌した。室温まで冷却し、酢酸エチルで抽出し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去し、シリカゲルクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=1:19)で精製し、標題化合物(1.21g)を無色油状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.65−1.85(2H,m),2.15−2.30(2H,m),3.28(3H,s),3.90−4.00(2H,m),4.26(1H,br.s).
【0516】
[参考例80](1R*,2R*)−1,2−ジアジド−4−メトキシシクロペンタン
【0517】
【化180】
Figure 0004266092
【0518】
(1R*,2R*)−1,2−ジヒドロキシ−4−メトキシシクロペンタン(1.21g)およびトリエチルアミン(7.66ml)をジクロロメタン(20ml)に溶解し、−78℃でメタンスルホニルクロライド(2.13ml)を20分間かけて滴下した。滴下終了後、0℃まで昇温して80分間撹拌し粗製の(1R*,2R*)−1,2−ビス(メタンスルホニルオキシ)−4−メトキシシクロペンタンを得た。これをN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)に溶解し、アジ化ナトリウム(3.57g)を加えて65℃で22時間加熱攪拌した。さらにアジ化ナトリウム(3.57g)を加えて70℃で2日間撹拌した。反応液を放冷し、水およびジエチルエーテルで分液したのち、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、標題化合物(584mg)を無色液体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.65−1.80(2H,m),2.05−2.18(1H,m),2.25−2.40(1H,m),3.21(3H,s),3.55−3.65(1H,m),3.75−3.90(2H,m).
【0519】
[参考例81](1R*,2R*)−4−メトキシシクロペンタン−1,2−ジアミン 塩酸塩
【0520】
【化181】
Figure 0004266092
【0521】
(1R*,2R*)−1,2−ジアジド−4−メトキシシクロペンタン(584mg)をエタノールに溶解し、10%パラジウム炭素(321mg)を加えて常温常圧で2日間水素添加した。触媒をろ去したのち、濃縮し、残さに1規定塩酸エタノール溶液および酢酸エチルを加えて濃縮して標題化合物(488mg)を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.72−1.83(1H,m),1.91−2.03(1H,m),2.07−2.18(1H,m),2.37−2.50(1H,m),3.19(3H,s),3.55−3.75(2H,br),3.85−3.95(1H,m),8.60−8.90(6H,br).
MS(ESI)m/z:261(2M+H)+.
【0522】
[参考例82](1R*,2R*)−4−メトキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル)]−1,2−シクロペンタンジアミン(4位の立体異性体の混合物)
【0523】
【化182】
Figure 0004266092
【0524】
(1R*,2R*)−4−メトキシ−1,2−シクロペンタンジアミン 塩酸塩(470mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)に懸濁し、トリエチルアミン(0.966ml)および5−クロロインドール−2−カルボン酸 p−ニトロフェニルエステル(805mg)を加えて室温で4日間撹拌した。溶媒を減圧下に留去し、ジクロロメタンおよび飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて分液したのち、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=1:9)で精製して標題化合物(268mg)を黄色粉末として得た。
【0525】
[参考例83](1R*,2R*)−4−ベンジルオキシメチル−1,2−シクロペンタンジオール
【0526】
【化183】
Figure 0004266092
【0527】
参考例79と同様の方法により、(1R*,2R*)−4−ヒドロキシメチル−1−シクロペンテン(J.Heterocycl.Chem.,1989年,26巻,451頁)をベンジルブロマイドを用いてベンジル化したのち、ぎ酸−過酸化水素で反応させ標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44−1.52(1H,m),1.77−1.85(1H,m),1.89−1.97(1H,m),2.25−2.35(1H,m),2.46−2.58(1H,m),3.40−3.50(2H,m),3.89(1H,br.s),4.08(1H,br.s),4.54(2H,s),7.27−7.39(5H,m).
MS(FAB)m/z:223(M+H)+.
【0528】
[参考例84](1R*,2R*)−4−ベンジルオキシメチル−1,2−シクロペンタンジアミン
【0529】
【化184】
Figure 0004266092
【0530】
参考例80と同様の方法により、(1R*,2R*)−4−ベンジルオキシメチル−1,2−シクロペンタンジオールから(1R*,2R*)−4−ベンジルオキシメチル−1,2−ジアジドシクロペンタンを得た。精製することなく、参考例81と同様の方法にて標題化合物を得た。
【0531】
[参考例85](1R*,2R*)−4−ベンジルオキシメチル−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン
【0532】
【化185】
Figure 0004266092
【0533】
参考例59と同様の方法で、(1R*,2R*)−4−ベンジルオキシメチル−1,2−シクロペンタンジアミンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.07−1.15(0.5H,m),1.26−1.35(0.5H,m),1.47−1.55(0.5H,m),1.61−1.79(1H,m),1.83−1.92(0.5H,m),1.99−2.10(0.5H,m),2.12−2.20(0.5H,m),2.27−2.40(1H,m),3.10−3.20(1H,m),3.33−3.39(2H,m),3.81−3.92(1H,m),4.48(2H,s),7.13−7.20(2H,m),7.22−7.39(5H,m),7.43(1H,d,J=8.5Hz),7.69(1H,d,J=2.2Hz),8.34(1H,t,J=7.1Hz).
MS(FAB)m/z:398(M+H)+.
【0534】
[参考例86](1R*,3R*,4S*)−3,4−エポキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル
【0535】
【化186】
Figure 0004266092
【0536】
(1R*,4R*,5R*)−4−ヨード−6−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−7−オン(J.Org.Chem.,1996年,61巻,8687頁)(14.3g)をエタノール(130ml)に溶解し、氷冷下2規定水酸化ナトリウム水溶液(34.5ml)を加えたのち、室温で7時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さに水を加えてジクロロメタンで抽出したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=83:17)で精製し、標題化合物(6.54g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.25(3H,t,J=7.1Hz),1.50−1.70(2H,m),1.71−1.82(1H,m),2.08−2.28(4H,m),3.16(2H,s),4.12(2H,q,J=7.1Hz).
【0537】
[参考例87](1R*,3S*,4S*)−3−アジド−4−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル
【0538】
【化187】
Figure 0004266092
【0539】
(1R*,3R*,4S*)−3,4−エポキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル(13.6g)をN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)に溶かし、室温にて塩化アンモニウム(6.45g)、アジ化ナトリウム(7.8g)を順次加えたのち、75℃で12時間攪拌した。溶媒を3分の1程度まで濃縮し、水および酢酸エチルで希釈し、3分間攪拌した。有機層を水および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製し、標題化合物(15.8g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.28(3H,t,J=7.1Hz),1.37−1.67(2H,m),1.86−1.95(1H,m),2.04−2.18(2H,m),2.32−2.43(1H,m),2.68−2.78(1H,m),3.40−3.60(2H,m),4.17(2H,q,J=7.1Hz).
【0540】
[参考例88](1R*,3S*,4S*)−3−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル
【0541】
【化188】
Figure 0004266092
【0542】
(1R*,3S*,4S*)−3−アジド−4−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル(100mg)およびジ−tert−ブチルジカルボナート(133mg)を酢酸エチル(12ml)に溶解し、触媒量の10%パラジウム炭素を加え、水素気流下室温で12時間攪拌した。不溶物をろ過したのち、溶媒を減圧下留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製し、標題化合物(145mg)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.28(3H,t,J=7.1Hz),1.45(9H,s),1.38−1.57(2H,m),1.86−1.95(1H,m),2.05−2.17(1H,m),2.29−2.39(2H,m),2.61−2.68(1H,m),3.25−3.66(3H,m),4.17(2H,q,J=7.1Hz),4.53(1H,br.s).
【0543】
[参考例89](1R*,3S*,4R*)−4−アジド−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステルおよび(1R*,3S*,4S*)−4−アジド−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル
【0544】
【化189】
Figure 0004266092
【0545】
(1R*,3S*,4S*)−3−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル(16g)およびトリエチルアミン(38ml)をジクロロメタン(150ml)に溶解し、−78℃に冷却後、同温にてメタンスルホニルクロリド(13ml)を滴下した。同温にて15分間攪拌したのち、0℃まで昇温し30分、さらに室温で2時間攪拌した。0.1規定塩酸を加えジクロロメタンで希釈したのち、有機層を分離し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、粗製の(1R*,3S*,4S*)−3−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−メタンスルホニルオキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステルを得た。
上記生成物をN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)に溶解し、室温にてアジ化ナトリウム(18g)を加え、75℃まで昇温して12時間攪拌した。溶媒を3分の1程度まで濃縮し、水およびAcOEtで希釈し3分間攪拌した。有機層を分離し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製し、標題化合物[(1R*,3S*,4R*)−体、6.74g]および[(1R*,3S*,4S*)−体、1.32g]をそれぞれ無色固体として得た。
(1R*,3S*,4R*)−体:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.26(3H,t,J=7.1Hz),1.45(9H,s),1.38−2.33(6H,m),2.57−2.68(1H,m),3.77−4.20(4H,m),4.63(1H,br.s).
(1R*,3S*,4S*)−体:
1H−NMR(CDCl3)δ1.27(3H,t,J=7.1Hz),1.46(9H,s),1.53−2.30(6H,m),2.50−2.65(1H,m),3.42−3.72(2H,m),4.15(2H,q.J=7.1Hz),4.67(1H,br.s).
【0546】
[参考例90](1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0547】
【化190】
Figure 0004266092
【0548】
(1R*,3S*,4R*)−4−アジド−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル(5.4g)をエタノール(10ml)および酢酸エチル(10ml)の混合溶媒に溶解し、触媒量の10%パラジウム炭素を加え、水素気流下室温にて20時間攪拌した。不溶物をろ過したのち、減圧下溶媒を留去し、標題化合物(4.7g)を淡黄色油状物として得た。
【0549】
[参考例91](1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0550】
【化191】
Figure 0004266092
【0551】
(1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン(4.62g)をジクロロメタン(50ml)に溶解し、室温にて5−クロロインドール−2−カルボン酸(3.63g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(2.43g)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(3.45g)を加え、12時間攪拌した。反応液に0.1規定塩酸を加え、ジクロロメタンで抽出したのち、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:3)で精製し、標題化合物(5.3g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.26(3H,t,J=7.1Hz),1.43(9H,s),1.35−2.46(7H,m),3.91−4.02(1H,m),4.10−4.22(2H,m),4.79(1H,br.s),6.79(1H,s),7.18−7.40(2H,m),7.59(1H,s),8.00(1H,br.s),9.13(1H,br.s).
【0552】
[参考例92](1S,3S,4R)−3,4−エポキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル
(1S,4S,5S)−4−ヨード−6−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−7−オン(J.Org.Chem.,1996年,61巻,8687頁)(89.3g)をエタノール(810ml)に溶解し、2規定水酸化ナトリウム水溶液(213ml)を加えたのち、室温で3時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さに水を加え、ジクロロメタンで抽出したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=17:3)で精製し、標題化合物(41.2g)を淡黄褐色油状物として得た。
〔α〕D−58°(c=1.0,クロロホルム).
【0553】
[参考例93](1S,3R,4R)−3−アジド−4−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル
(1S,3S,4R)−3,4−エポキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル(41g)をN,N−ジメチルホルムアミド(300ml)に溶かし、室温にて塩化アンモニウム(19.3g)、アジ化ナトリウム(23.5g)を順次加えたのち、75℃で13時間攪拌した。反応液をろ過し、ろ液を濃縮して400mlの溶媒を留去し、残さに先のろ取物を入れ、水を加え溶解させた。酢酸エチルで抽出し、有機層を水および飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、標題化合物(51.5g)を油状物として得た。
〔α〕D+8°(c=1.0,クロロホルム)
【0554】
[参考例94](1S,3R,4R)−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル
(1S,3R,4R)−3−アジド−4−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル(51.2g)およびジ−tert−ブチルジカルボナート(68.1g)を酢酸エチル(1000ml)に溶解し、5%パラジウム炭素を加え、室温下水素圧5kg/cm2で16時間攪拌した。不溶物をろ過したのち、溶媒を減圧下濃縮し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製し、ヘキサンを加え固化し、標題化合物(53.6g)を無色結晶として得た。
〔α〕D+25°(c=1.0,クロロホルム).
【0555】
[参考例95](1S,3R,4S)−4−アジド−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル および(1S,3R,4R)−4−アジド−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル
(1S,3R,4R)−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル(53.5g)およびトリエチルアミン(130ml)をジクロロメタン(500ml)に溶解し、−10〜−15℃に冷却下にメタンスルホニルクロリド(42ml)を滴下した。同温にて20分間攪拌したのち、室温まで30分を要して昇温し、さらに2時間攪拌した。反応液を0℃に冷却し、0.5規定塩酸(800ml)を滴下して、ジクロロメタンで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、粗製の(1S,3R,4R)−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−(メタンスルホニルオキシ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステルを得た。
上記粗製の(1S,3R,4R)−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−(メタンスルホニルオキシ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステルをN,N−ジメチルホルムアミド(335ml)に溶解し、アジ化ナトリウム(60.5g)を加え、68〜73℃で16時間攪拌した。反応液をろ過し、ろ液を濃縮して250mlの溶媒を留去した。残さと先のろ取物を合わせ、水に溶解し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製し、標題化合物の(1S,3R,4S)−体(18.4g)および標題化合物の(1S,3R,4R)−体、(3.3g)をそれぞれ無色固体として得た。
(1S,3R,4S)−体:〔α〕D+62°(c=1.0,クロロホルム).
(1S,3R,4R)−体:〔α〕D−19°(c=1.0,クロロホルム).
【0556】
[参考例96](1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン
(1S,3R,4S)−4−アジド−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル(4.0g)をエタノール(150ml)および酢酸エチル(150ml)の混合溶媒に溶解し、5%パラジウム炭素(0.5g)を加え、水素気流下室温にて17時間攪拌した。不溶物をろ去したのち、減圧下溶媒を留去し、標題化合物(4.2g)を薄黄色油状物として得た。
【0557】
[参考例97](1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0558】
【化192】
Figure 0004266092
【0559】
(1S,3R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン(4.2g)をジクロロメタン(50ml)に溶解し、室温にて5−クロロインドール−2−カルボン酸(3.33g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(2.52g)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(3.15g)を加え、12時間攪拌した。反応液に0.1規定塩酸を加え、ジクロロメタンで抽出したのち、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で精製し、標題化合物(4.36g)を無色固体として得た。
〔α〕D−27°(c=1.0,クロロホルム).
【0560】
[参考例98](1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−エトキシカルボニル−N1−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0561】
【化193】
Figure 0004266092
【0562】
参考例91と同様な方法で、(1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミンと5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
【0563】
[参考例99](±)−3−シクロヘキセン−1−カルボン酸 ベンジルエステル
【0564】
【化194】
Figure 0004266092
【0565】
(±)−3−シクロヘキセン−1−カルボン酸(50g)をN,N−ジメチルホルムアミド(550ml)に溶解し、氷冷下トリエチルアミン(170ml)、ベンジルブロミド(61ml)を加え室温で12時間攪拌した。水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残さをシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製し、標題化合物(70.8g)を赤褐色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.66−1.76(1H,m),2.00−2.13(3H,m),2.27−2.29(2H,m),2.58−2.65(1H,m),5.13(2H,s),5.66(2H,br.s),7.29−7.38(5H,m).
【0566】
[参考例100](1R*,3S*,4R*)−3,4−エポキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 ベンジルエステル
【0567】
【化195】
Figure 0004266092
【0568】
(±)−3−シクロヘキセン−1−カルボン酸 ベンジルエステル(40g)をジクロロメタン(500ml)に溶解し、氷冷下4−クロロ過安息香酸(86g)を加え2時間攪拌した。10%チオ硫酸ナトリウム水溶液を加え20分攪拌したのち、有機層を分離し、飽和炭酸水素ナトリウム溶液および飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:9)にて精製し、標題化合物(23.4g)と(1R*,3R*,4S*)−3,4−エポキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 ベンジルエステル(12.1g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.39−1.49(1H,m),1.75−1.82(1H,m),1.90−2.04(3H,m),2.30(1H,dd,J=14.9,4.9Hz),2.54−2.61(1H,m),3.12−3.14(1H,m),3.22−3.24(1H,m),5.12(2H,s),7.30−7.39(5H,m).
MS(FAB)m/z:233(M+H)+.
【0569】
[参考例101](1R*,3S*,4S*)−4−アジド−3−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 ベンジルエステル
【0570】
【化196】
Figure 0004266092
【0571】
(1R*,3S*,4R*)−3,4−エポキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 ベンジルエステル(52.3g)をN,N−ジメチルホルムアミド(1000ml)に溶解し、塩化アンモニウム(21.9g)、アジ化ナトリウム(18.1g)を加え70℃に加熱して24時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さに水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、標題化合物(61.8g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.51−1.66(2H,m),1.91−1.98(1H,m),2.07−2.10(1H,m),2.27−2.32(1H,m),2.51−2.52(1H,m),2.81−2.86(1H,m),3.30−3.36(1H,m),3.70−3.75(1H,m),5.13(2H,s),7.30−7.39(5H,m).
【0572】
[参考例102](1R*,3S*,4S*)−4−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 ベンジルエステル
【0573】
【化197】
Figure 0004266092
【0574】
(1R*,3S*,4S*)−4−アジド−3−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 ベンジルエステル(5.27g)をテトラヒドロフラン(25ml)に溶解し、トリフェニルホスフィン(5.53g)および水(0.55ml)を加え室温で20時間攪拌した。反応液に、ジ−tert−ブチルジカーボナート(4.82g)を加え、さらに2時間攪拌を続けた。溶媒を減圧下留去し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、標題化合物(6.22g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,s),1.59−1.66(2H,m),1.88−2.00(2H,m),2.29−2.32(1H,m),2.80−2.85(1H,m),3.02(1H,br.s),3.42(1H,br.s),3.59−3.65(1H,m),4.56(1H,br.s),5.12(2H,q,J=12.5Hz),7.30−7.38(5H,m).
MS(FAB)m/z:350(M+H)+.
【0575】
[参考例103](1R*,3S*,4S*)−4−N−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 メチルエステル
【0576】
【化198】
Figure 0004266092
【0577】
(1R*,3S*,4S*)−4−N−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 ベンジルエステル(2.54g)を酢酸エチル(15ml)に溶解し、触媒量の10%パラジウム炭素を加え水素気流下室温で20時間攪拌した。触媒をろ去し、ろ液を減圧下濃縮し、(1R*,3S*,4S*)−4−N−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸を無色油状物として得た。これをメタノール(8ml)とトルエン(15ml)の混合溶液に溶解し、氷冷下トリメチルシリルジアゾメタン2規定溶液(10ml)を加え室温にて30分攪拌した。溶媒を減圧下留去し、シリカゲルカラムクロマトフラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製し、標題化合物(1.82g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,s),1.36−2.32(7H,m),2.74−2.82(1H,m),3.04(1H,br.s),3.33−3.47(1H,m),3.55−3.65(1H,m),3.68(3H,s),4.56(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:274(M+H)+.
【0578】
[参考例104](1R*,3R*,4S*)−3−アジド−4−N−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 メチルエステル および(1R*,3R*,4R*)−3−アジド−4−N−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 メチルエステル
【0579】
【化199】
Figure 0004266092
【0580】
(1R*,3S*,4S*)−4−N−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 メチルエステル(1.81g)をジクロロメタン(36ml)に溶解し、−78℃にてトリエチルアミン(4.6ml)、メタンスルホニルクロリド(1.63ml)を加え、30分後0℃まで昇温し、さらに30分攪拌した。1規定塩酸を加え、ジクロロメタンで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、粗製の(1R*,3S*,4S*)−4−N−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−(メタンスルホニルオキシ)シクロヘキサン−1−カルボン酸メチルエステルを得た。
粗製の(1R*,3S*,4S*)−4−N−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−(メタンスルホニルオキシ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 メチルエステルをN,N−ジメチルホルムアミド(23ml)に溶解し、アジ化ナトリウム(1.29g)を加え、70℃に加熱して12時間攪拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残さをフラシュカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=3:17)で精製し、(1R*,3R*,4R*)−3−アジド−4−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 メチルエステル(85mg)と(1R*,3R*,4S*)−3−アジド−4−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 メチルエステル(590mg)を無色油状物として得た。
(1R*,3R*,4S*)−体:1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),1.35−2.35(7H,m),2.45−2.55(1H,m),3.73(3H,s),3.67−3.84(2H,m),4.70(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:299(M+H)+.
(1R*,3R*,4R*)−体:1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),1.56−2.25(7H,m),2.68−2.80(1H,m),3.70(3H,s),3.48−3.68(2H,m),4.56(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:299(M+H)+.
【0581】
[参考例105](1R*,2S*,4S*)−N1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0582】
【化200】
Figure 0004266092
【0583】
(1R*,3R*,4S*)−3−アジド−4−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 メチルエステル(230mg)を酢酸エチル(8ml)に溶解し、触媒量の10%パラジウム炭素を加え、水素気流下20時間攪拌した。不溶物をろ去し、ろ液を減圧下濃縮し、標題化合物(220mg)を淡黄色油状物として得た。
【0584】
[参考例106](1R*,2S*,4S*)−N1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メトキシカルボニル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0585】
【化201】
Figure 0004266092
【0586】
参考例91と同様の方法で、(1R*,2S*,4S*)−N1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミンと5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.46(9H,s),1.53−1.95(5H,m),2.17−2.24(1H,m),2.50(3H,s),2.50−2.53(1H,m),2.80−2.96(4H,m),3.67(3H,s),3.69−3.74(1H,m),4.10(2H,br.s),4.88(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:453(M+H)+.
【0587】
[参考例107](1R*,2S*,4S*)−N1−(tert−ブトキシカルボニル)−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0588】
【化202】
Figure 0004266092
【0589】
参考例91と同様の方法で、(1R*,2S*,4S*)−N1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミンおよび5−クロロインドール−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.33(9H,s),1.42−2.47(6H,m),2.78−2.88(1H,m),3.70(3H,s),3.86−4.15(2H,m),4.65−4.75(1H,m),6.86(1H,br.s),7.18−7.38(2H,m),7.57−7.61(1H,m),8.32(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:450(M+H)+.
【0590】
[参考例108](1R,3S,4R)−3,4−エポキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 ベンジルエステル
1)参考例99と同様の方法で、(1R)−3−シクロヘキセン−1−カルボン酸(J.Am.Chem.Soc,1978年,100巻,5199頁)から、(1R)−3−シクロヘキセン−1−カルボン酸 ベンジルエステルを得た。
2)参考例100と同様の方法で、上記の生成物から標題化合物を得た。
MS(FAB)m/z:233(M+H)+.
【0591】
[参考例109](1R,3S,4S)−4−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 ベンジルエステル
1)参考例101と同様の方法で、(1R,3S,4R)−3,4−エポキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 ベンジルエステルから、(1R,3S,4S)−4−アジド−3−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 ベンジルエステルを得た。
2)参考例102と同様の方法で、上記の生成物から標題化合物を得た。
MS(FAB)m/z:350(M+H)+.
【0592】
[参考例110](1R,3R,4S)−3−アジド−4−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 ベンジルエステル
【0593】
【化203】
Figure 0004266092
【0594】
参考例104と同様の方法で、(1R,3S,4S)−4−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)−3−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸ベンジルエステルから標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),1.52−1.66(2H,m),1.83−2.01(3H,m),2.20−2.28(1H,m),2.51−2.54(1H,m),3.77(2H,br.s),4.70(1H,br.s),5.15(2H,ABq,J=12.2Hz),7.33−7.38(5H,m).
MS(FAB)m/z:375(M+H)+.
【0595】
[参考例111](1R,3R,4S)−3−アジド−4−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 メチルエステル
【0596】
【化204】
Figure 0004266092
【0597】
(1R,3R,4S)−3−アジド−4−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 ベンジルエステル(3.5g)をテトラヒドロフラン(130ml)、水(16ml)に溶解し、氷冷下水酸化リチウム(291mg)を加え、10分後室温に戻し攪拌を続けた。20時間後反応を停止し、溶媒を減圧下留去後得られた残渣をシリカゲルを用いるカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=1:20)に付し、(1R,3R,4S)−3−アジド−4−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸(3.34g)を淡黄色油状物として得た。これをメタノール(18ml)、トルエン(64ml)に溶解し、氷冷下トリメチルシリルジアゾメタン(2M溶液,6.1ml)を加え、10分後室温に戻して攪拌した。2時間後反応を停止し、溶媒を減圧下留去したのち、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製し、標題化合物(3.35g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),1.57−1.63(2H,m),1.82−1.85(1H,m),1.95−1.99(2H,m),2.20−2.28(1H,m),2.48−2.51(1H,m),3.73(3H,s),3.78(2H,br.s),4.70−4.72(1H,m).
MS(FAB)m/z:299(M+H)+.
【0598】
[参考例112](1S,2R,4R)−N1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メトキシカルボニル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0599】
【化205】
Figure 0004266092
【0600】
1)参考例105と同様の方法で、(1R,3R,4S)−3−アジド−4−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸メチルエステルから、(1S,2R,4R)−N1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミンを得た。
2)参考例106と同様の方法で、上記の生成物と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
MS(FAB)m/z:453(M+H)+.
【0601】
[参考例113](1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−カルバモイル−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0602】
【化206】
Figure 0004266092
【0603】
(1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン(590mg)をエタノール(3ml)およびテトラヒドロフラン(6ml)の混合溶媒に溶解し、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2.5ml)を室温にて加え、12時間攪拌した。溶媒を留去し、(1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンのナトリウム塩を得た。これをN,N−ジメチルホルムアミド(4ml)に懸濁し、室温にてジ−tert−ブチルジカルボナート(654mg)、炭酸水素アンモニウム(1g)を加え、18時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、水を加え、クロロホルムで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=47:3)で精製し、標題化合物(82mg)を無色固体として得た。
MS(ESI)m/z:435(M+H)+.
【0604】
[参考例114]cis−N1,N2−ビス(ベンジルオキシカルボニル)−4−シクロヘキセン−1,2−ジアミン
【0605】
【化207】
Figure 0004266092
【0606】
4−シクロヘキセン−1,2−ジアミン 塩酸塩(4.0g)を水(20ml)とアセトニトリル(20ml)の混合溶媒に溶解し、クロロぎ酸ベンジル(7.66ml)、炭酸カリウム(14.9g)を加え、室温で3日間攪拌した。反応液を水に注ぎ込み、ジクロロメタンで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン)で精製し、標題化合物(8.22g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.03(2H,m),2.53(2H,d,J=17.1Hz),3.77(2H,m),5.03(2H,q,J=12.3Hz),5.09(2H,q,J=12.3Hz),5.59(2H,s),7.32(10H,m).
MS(ESI)m/z:381(M+H)+.
【0607】
[参考例115](1R*,2S*)−N1,N2−ビス(ベンジルオキシカルボニル)−4−ヒドロキシ−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0608】
【化208】
Figure 0004266092
【0609】
cis−N1,N2−ビス(ベンジルオキシカルボニル)−4−シクロヘキセン−1,2−ジアミン(10g)を無水テトラヒドロフラン(70ml)に溶解し、ボランジメチルスルフィド錯体(7.4ml)を0℃で加え、徐々に室温まで昇温し14時間攪拌した。反応液に氷を入れ、過剰のボランを分解し、1規定水酸化ナトリウム水溶液(80ml)、30%過酸化水素水(80ml)を加え、そのまま1時間攪拌した。酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=2:1)で精製し、標題化合物(9.2g)を無色ロウ状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.98(1H,m),2.08(1H,m),2.30(1H,m),3.43(2H,m),3.73(1H,m),5.06(6H,m),7.32(10H,s).
MS(ESI)m/z:399(M+H)+.
【0610】
[参考例116](±)−cis−N1,N2−ビス(ベンジルオキシカルボニル)−4−オキソ−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0611】
【化209】
Figure 0004266092
【0612】
−60℃で冷却攪拌下、オキサリルクロリド(9.9ml)をジクロロメタン(90ml)に溶解した溶液にジメチルスルホキシド(8.2ml)を加え、さらに(1R*,2S*)−N1,N2−ビス(ベンジルオキシカルボニル)−4−ヒドロキシ−1,2−シクロヘキサンジアミン(9.2g)のテトラヒドロフラン(90ml)溶液を一度に加えた。1時間後−40℃まで昇温し、トリエチルアミン(26ml)を一度に加えた。そのまま室温まで昇温し、3時間攪拌した。反応液を水に注ぎ込み、ジクロロメタンで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で精製し、標題化合物(8.0g)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.27−2.43(4H,m),2.78(1H,dd,J=14.4,3.9Hz),3.86(2H,m),5.08(4H,m),5.22(2H,m),7.32(10H,m).
MS(ESI)m/z:397(M+H)+.
【0613】
[参考例117](±)−cis−N1,N2−ビス(ベンジルオキシカルボニル)−4,4−ジメトキシ−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0614】
【化210】
Figure 0004266092
【0615】
(±)−cis−N1,N2−ビス(ベンジルオキシカルボニル)−4−オキソ−1,2−シクロヘキサンジアミン(3.89g)をメタノール(15ml)とテトラヒドロフラン(15ml)の混合溶媒に溶解し、2,2−ジメトキシプロパン(10.7ml)、p−トルエンスルホン酸(187mg)を加え、室温で3時間攪拌した。溶液を濃縮し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)で精製し、標題化合物(3.54g)を無色アモルファス状固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.30−1.41(4H,m),1.93(1H,m),2.38(1H,m),3.19(6H,s),3.46(1H,m),3.59(1H,m),5.03(2H,q,J=12.5Hz),5.09(2H,q,J=12.5Hz),7.32(10H,s).
【0616】
[参考例118](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−ジメトキシ−1,2−シクロヘキサンジアミンおよび(±)−cis−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−ジメトキシ−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0617】
【化211】
Figure 0004266092
【0618】
(±)−cis−N1,N2−ビス(ベンジルオキシカルボニル)−4,4−ジメトキシ−1,2−シクロヘキサンジアミン(1.45g)をメタノール(12ml)に溶解し、10%パラジウム−炭素(290mg)を加え、水素雰囲気下室温で20時間攪拌した。さらに10%パラジウム−炭素(290mg)およびメタノール(10ml)を追加し8時間攪拌した。反応液をセライトろ過し、母液を濃縮後、残さをN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶解し、5−クロロインドール−2−カルボン酸(320mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(377mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(301mg)、N−メチルモルホリン(360ml)を加え、室温で14時間攪拌した。反応液を炭酸水素ナトリウム水溶液に注ぎ込み、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、分取用シリカゲル薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=93:7)で分離精製し、(±)−cis−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−ジメトキシ−1,2−シクロヘキサンジアミン(98mg)および(±)−cis−N2(またはN1)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−ジメトキシ−1,2−シクロヘキサンジアミン(105mg)を得た。
(±)−cis−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−ジメトキシ−1,2−シクロヘキサンジアミン:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.48(2H,m),2.08(2H,m),2.34(1H,d,J=13.1Hz),2.78(1H,dt,J=2.9,13.1Hz),3.18(3H,s),3.23(3H,s),3.76(1H,m),6.24(1H,d,J=8.3Hz),6.79(1H,s),7.23(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.35(1H,d,J=8.8Hz),7.60(1H,d,J=8.8Hz),9.53(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:352(M+H)+.
(±)−cis−N2(またはN1)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−ジメトキシ−1,2−シクロヘキサンジアミン:
1H−NMR(CDCl3)δ1.85(1H,m),1.99(1H,m),2.39(1H,br,J=13.2Hz),2.88(1H,m),3.26(10H,m),4.00(1H,m),6.77(1H,s),7.23(1H,d,J=8.5Hz),7.37(1H,d,J=8.5Hz),7.61(1H,s),9.49(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:352(M+H)+.
【0619】
[参考例119](±)−cis−N1,N2−ビス(ベンジルオキシカルボニル)−4,4−(1,2―エチレンジオキシ)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0620】
【化212】
Figure 0004266092
【0621】
(±)−cis−N1,N2−ビス(ベンジルオキシカルボニル)−4−オキソ−1,2−シクロヘキサンジアミン(4.0g)を無水テトラヒドロフラン(30ml)に溶解し、エチレングリコール(5.6ml)、p−トルエンスルホン酸(192mg)を加え、室温で17時間攪拌した。反応液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に注ぎ込み、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で精製し、標題化合物(4.23g)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.65−1.71(4H,m),2.00(1H,m),2.11(1H,m),3.49(1H,m),3.73(1H,m),3.93(4H,s),5.03(2H,q,J=12.2Hz),5.08(2H,q,J=12.2Hz),7.32(10H,s).
MS(ESI)m/z:441(M+H)+.
【0622】
[参考例120](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−(1,2―エチレンジオキシ)−1,2−シクロヘキサンジアミンおよび(±)−cis−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−(1,2―エチレンジオキシ)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0623】
【化213】
Figure 0004266092
【0624】
参考例118と同様の方法により、(±)−cis−N1,N2−ビス(ベンジルオキシカルボニル)−4,4−(1,2―エチレンジオキシ)−1,2−シクロヘキサンジアミンから、(±)−cis−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−(1,2―エチレンジオキシ)−1,2−シクロヘキサンジアミンおよび(±)−cis−N2(またはN1)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−(1,2―エチレンジオキシ)−1,2−シクロヘキサンジアミンを得た。
(±)−cis−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−(1,2―エチレンジオキシ)−1,2−シクロヘキサンジアミン:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.68−1.81(4H,m),2.11(2H,m),2.87(1H,td,J=3.9,11.2Hz),3.77(1H,m),3.97(4H,s),6.27(1H,d,J=7.6Hz),6.80(1H,s),7.24(1H,d,J=9.0Hz),7.35(1H,d,J=9.0Hz),7.61(1H,s),9.47(br.s,1H).
MS(ESI)m/z:350(M+H)+.
(±)−cis−N2(またはN1)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−(1,2―エチレンジオキシ)−1,2−シクロヘキサンジアミン:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.65(2H,m),1.88(1H,m),1.96(1H,m),2.31(1H,dd,J=12.9,3.2Hz),2.96(1H,m),3.98(1H,m),4.02(4H,s),4.12(1H,m),6.77(1H,s),7.06(1H,br.s),7.23(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.37(1H,d,J=8.8Hz),7.62(1H,d,J=2.0Hz),9.49(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:350(M+H)+.
【0625】
[参考例121]cis−N1,N2−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−4−シクロヘキセン−1,2−ジアミン
【0626】
【化214】
Figure 0004266092
【0627】
シス−4−シクロヘキセン−1,2−ジアミン 塩酸塩(4.0g)を水(40ml)およびアセトニトリル(40ml)に溶解し、ジ−tert−ブトキシカルボナート(11.8g)、トリエチルアミン(12ml)を加え、室温で4.5時間攪拌した。反応液を水に注ぎ込み、ジクロロメタンで抽出し、ジクロロメタン層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製し、標題化合物(6.12g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44(18H,s),1.98(2H,dd,J=9.3,15.9Hz),2.48(2H,br.d,J=15.9Hz),3.66(2H,br.s),4.88(2H,br.s),5.58(2H,d,J=2.7Hz).
【0628】
[参考例122](1R*,2S*)−N1,N2−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−4−ヒドロキシ−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体の混合物)
【0629】
【化215】
Figure 0004266092
【0630】
cis−N1,N2−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−4−シクロヘキセン−1,2−ジアミン(6.1g)を無水テトラヒドロフラン(40ml)に溶解し、氷冷下にボラン−ジメチルスルフィド錯体(2.22ml)を加え、そのまま徐々に室温まで昇温させながら16時間攪拌した。反応液中に氷を加え、1規定水酸化ナトリウム水溶液、30%過酸化水素水(50ml)を加え、そのまま2時間室温で攪拌した。酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2→2:1)で精製し、標題化合物(6.1g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.42(9H,s),1.43(9H,s),1.83−1.67(5H,m),2.15(1H,m),2.22(1H,s),3.34(1H,m),3.78(1H,m),4.15(1H,s),4.98(1H,q,J=9.0Hz),5.02(1H,q,J=9.0Hz).
MS(ESI)m/z:331(M+H)+.
【0631】
[参考例123]cis−N1,N2−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−4−オキソ−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0632】
【化216】
Figure 0004266092
【0633】
オキサリルクロリド(8.2ml)とジメチルスルホキシド(6.8ml)をジクロロメタン(100ml)に溶解し、−60℃に冷却し、(1R*,2S*)−N1,N2−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−4−ヒドロキシ−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体の混合物)(6.32g)のテトラヒドロフラン溶液(80ml)溶液を一度に加え1時間攪拌した。−40℃まで昇温し、トリエチルアミン(21ml)を加え、室温まで昇温し、3時間後水に注ぎ込んだ。ジクロロメタンで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:1)で精製し、標題化合物(3.8g)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.43(9H,s),1.44(9H,s),2.36−2.24(3H,)m,2.39−2.44(2H,m),2.75(1H,dd,J=14.6,2.9Hz),3.66−3.81(2H,m),4.95−4.90(1H,m),4.97−5.03(1H,m).
MS(ESI)m/z:329(M+H)+.
【0634】
[参考例124](±)−cis−N1,N2−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−4−メトキシイミノ−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0635】
【化217】
Figure 0004266092
【0636】
cis−N1,N2−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−4−オキソ−1,2−シクロヘキサンジアミン(1.5g)をメタノール(30ml)に溶解し、O−メチルヒドロキシルアミン 塩酸塩(572mg)、ピリジン(737ml)を加え、室温で17時間攪拌した。反応液を濃縮後水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製し、標題化合物(1.52g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44(18H,s),1.64(1H,m),2.16(2H,m),2.44(1H,m),3.45−3.63(3H,m),3.82(3H,s),4.93(1H,m).
MS(ESI)m/z:358(M+H)+.
【0637】
[参考例125](1R*,2S*,4R*(または4S*))−N1,N2−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−4−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体A)
【0638】
【化218】
Figure 0004266092
【0639】
参考例58と同様の方法により、(1R*,2S*)−N1,N2−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−4−ヒドロキシ−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体の混合物)から標題化合物を得た。また、(1R*,2S*)−N1,N2−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−4−ヒドロキシ−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体B)を回収した。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.03(9H,s),1.39(9H,s),1.40(9H,s),1.72(1H,m),1.86(1H,m),2.13(1H,m),3.24(2H,m),3.65(1H,m),4.83(1H,m),7.37(10H,m).
【0640】
[参考例126](1R*,2S*)−N1,N2−ビス(ベンジルオキシカルボニル)−4−ヒドロキシ−4−メチル−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0641】
【化219】
Figure 0004266092
【0642】
無水塩化セリウム(6.4g)をテトラヒドロフラン(50ml)に懸濁し、アルゴン気流下、−78度に冷却した。懸濁液にメチルリチウム溶液(1.14規定ジエチルエーテル溶液、22.5ml)を加え、−78度で30分攪拌した。(±)−cis−N1,N2−ビス(ベンジルオキシカルボニル)−4−オキソ−1,2−シクロヘキサンジアミン(3.0g)のテトラヒドロフラン溶液(50ml)を−78度で滴下し30分攪拌した。反応液を3%酢酸水溶液(100ml)に注ぎ込み、ジエチルエーテル(50ml)を加え、室温で10分攪拌した。反応液を酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液ついで飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルを担体とした中圧のカラムクロマトグラフィー(メタノール:クロロホルム=0:100〜1:19)にて2度精製し、標題化合物(立体異性体A)(780mg)を無色泡状化合物として、また、標題化合物(立体異性体B)(1.1g)を白色粉末として得た。
立体異性体A:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.26(3H,s),1.27−2.08(6H,m),3.48(1H,br.s),3.59(1H,br.s),5.02−5.09(5H,m),5.33(1H,br.s),7.30−7.32(10H,s)
MS(FAB)m/z:413(M+H)+.
立体異性体B:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.25(3H,s),1.29−2.07(6H,m),3.39(1H,br.s),3.82(1H,br.s),5.02−5.23(6H,m),7.30(10H,s)
MS(FAB)m/z:413(M+H)+.
【0643】
[参考例127](1R*,2S*)−4−ヒドロキシ−4−メチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体A)
【0644】
【化220】
Figure 0004266092
【0645】
(1R*,2S*)−N1,N2−ビス(ベンジルオキシカルボニル)−4−ヒドロキシ−4−メチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体A)(780mg)のメタノール溶液(100ml)に10%パラジウム炭素(350mg)を懸濁し、水素気流下5時間攪拌した。触媒を濾去し、濾液を減圧下濃縮した。残さをジクロロメタン(100ml)に溶解し、無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち、溶媒を留去し、標題化合物(立体異性体A)(190mg)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.22(3H,s),1.25−2.48(11H,m),2.62(1H,br.s),2.78(1H,br.s).
【0646】
[参考例128](1R*,2S*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシ−4−メチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体A)と(1R*,2S*)−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシ−4−メチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体A)の混合物
【0647】
【化221】
Figure 0004266092
【0648】
参考例59と同様の方法で、(1R*,2S*)−4−ヒドロキシ−4−メチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体A)および5−クロロインドール−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.32(3H,s),1.34−2.29(6H,m),4.42−4.70(4H,br),7.13(2H,s),7.50(2H,s),8.00(1H,s),11.0(1H,br).
【0649】
[参考例129](1R*,2R*,4S*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0650】
【化222】
Figure 0004266092
【0651】
(1R*,2R*,4S*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン(735mg)をジクロロメタン(10ml)に溶解し、−78℃にて水素化イソブチルアルミニウム1規定ヘキサン溶液(5ml)を加え、3時間攪拌後、0℃で30分攪拌した。−78℃にて飽和塩化アンモニウム水溶液を加え、ジクロロメタンで抽出し、有機層を飽和重曹水および飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=19:1)で精製し、標題化合物(480mg)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.20−2.30(7H,m),3.60−3.86(4H,m),4.64(1H,br.s),6.87(1H,s),7.20−7.48(3H,m),9.15(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:422(M+H)+.
【0652】
[参考例130](1R*,2S*,4S*)−1,2−エポキシ−4−メトキシメチルシクロヘキサン
【0653】
【化223】
Figure 0004266092
【0654】
1)(1R*,3R*,4R*)−4−ヨード−6−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−7−オン(2.8g)をテトラヒドロフラン(27ml)および水(3ml)の混合溶媒に溶解し、濃塩酸(0.1ml)を加え、1時間加熱還流した。溶媒を減圧下留去し、(1R*,3R*,4R*)−3−ヒドロキシ−4−ヨードシクロヘキサン−1−カルボン酸(3.23g)を無色固体として得た。
2)上記の反応で得られた生成物(3.22g)をテトラヒドロフラン(50ml)に溶解し、氷冷下ボラン−ジメチルスルフィド錯体(2Mテトラヒドロフラン溶液,47ml)を加え、室温にて12時間攪拌した。減圧下溶媒を留去し、残さをイソプロパノール(10ml)に溶解し、室温にて1規定水酸化ナトリウム水溶液(12ml)を加え、12時間攪拌した。溶媒を5分の1程度に濃縮したのち、水およびジクロロメタンで希釈し、10分間攪拌した。有機層を分離し、飽和塩化アンモニウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:2)で精製し、(1R*,2S*,4S*)−1,2−エポキシ−4−ヒドロキシメチルシクロヘキサン(1.25g)を無色油状物として得た。
3)上記2)の反応で得られた生成物(4.63g)をテトラヒドロフラン(50ml)に溶解し、−78℃にてビス(トリメチルシリル)アミドカリウム(0.5規定トルエン溶液,80ml)を加え、同温にて10分間攪拌し後、ヨウ化メチル(2.93ml)を加えた。0℃まで昇温後1時間攪拌し、飽和塩化アンモニウム水溶液でクエンチした後、ジエチルエーテルで希釈した。有機層を分離し、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製し、標題化合物(3.7g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:0.89−1.63(5H,m),1.80−2.05(2H,m),1.89−3.06(4H,m),3.16(3H,s).
【0655】
[参考例131](1R*,2R*,4S*)−2−アジド−4−メトキシメチル−1−シクロへキサノール
【0656】
【化224】
Figure 0004266092
【0657】
参考例81と同様の方法で、(1R*,2S*,4S*)−1,2−エポキシ−4−メトキシメチルシクロヘキサンから標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45−1.70(5H,m),1.77−1.95(2H,m),1.98−2.08(1H,m),3.30(2H,d,J=6.8Hz),3.35(3H,s),3.45−3.65(2H,m).
【0658】
[参考例132](1R*,2R*,4S*)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−メトキシメチル−1−シクロへキサノール
【0659】
【化225】
Figure 0004266092
【0660】
参考例82と同様の方法で、(1R*,2R*,4S*)−2−アジド−4−メトキシメチル−1−シクロへキサノールから標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.35−2.01(16H,m),3.05(1H,br.s),3.32(2H,d,J=7.1Hz),3.34(3H,s),3.44−3.62(2H,m),4.59(1H,br.s).
【0661】
[参考例133](1R*,2S*,4R*)−1−アジド−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−メトキシメチルシクロへキサン
【0662】
【化226】
Figure 0004266092
【0663】
参考例83と同様の方法で、(1R*,2R*,4S*)−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−メトキシメチル−1−シクロへキサノールから、そのメタンスルホナートを経て標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.31−1.93(16H,m),3.27(2H,d,J=6.4Hz),3.32(3H,s),3.57−3.70(1H,m),3.67(1H,br.s),3.95(1H,br.s).
【0664】
[参考例134](1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メトキシメチル−1,2−シクロへキサンジアミン
【0665】
【化227】
Figure 0004266092
【0666】
参考例90と同様の方法で、(1R*,2S*,4R*)−1−アジド−2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−(メトキシメチル)シクロへキサンから標題化合物を得た。
【0667】
[参考例135](1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メトキシメチル−1,2−シクロへキサンジアミン
【0668】
【化228】
Figure 0004266092
【0669】
参考例91と同様な方法で、(1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メトキシメチル−1,2−シクロへキサンジアミンおよび5−クロロインドール−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.12−2.31(16H,m),3.14−3.30(2H,m),3.34(3H,s),3.92(1H,br.s),4.13(1H,br.s),4.88(1H,br.s),6.82(1H,s),7.21(1H,br.d,J=8.8Hz),7.33(1H,d,J=8.8Hz),7.60(1H,s),8.09(1H,br.s),9.42(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:436(M+H)+.
【0670】
[参考例136](1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0671】
【化229】
Figure 0004266092
【0672】
参考例129と同様の方法により、(1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミンから標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:0.78−2.30(16H,m),3.41−3.59(3H,m),3.86−3.95(1H,m),4.12−4.20(1H,m),4.82−4.91(1H,m),6.81(1H,s),7.17−7.40(2H,m),7.60(1H,s),8.03(1H,br.s),9.18(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:422(M+H)+.
【0673】
[参考例137](1R*,2S*,4R*)−4−アジドメチル−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0674】
【化230】
Figure 0004266092
【0675】
参考例80と同様の方法で、(1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシメチル−1,2−シクロヘキサンジアミンから標題化合物を得た。
【0676】
[参考例138]4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−1−シクロヘキセン
【0677】
【化231】
Figure 0004266092
【0678】
3−シクロヘキセン−1−カルボン酸(25.3g)をtert−ブタノール(250ml)に溶解し、トリエチルアミン(28ml)、ジフェニルフォスフォリルアジド(43.0ml)を加えて室温にて1時間、さらに90℃にて2日間攪拌した。溶媒を減圧留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン)で精製後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=20:1)で再精製して標題化合物(24.9g)を無色結晶として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),1.45−1.60(1H,m),1.80−1.90(2H,m),2.05−2.20(2H,m),2.35−2.45(1H,m),3.78(1H,br),4.56(1H,br),5.55−5.65(1H,m),5.65−5.75(1H,m).
【0679】
[参考例139](1R*,2S*)−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−1,2−ジヒドロキシシクロヘキサン
【0680】
【化232】
Figure 0004266092
【0681】
4-(tert-ブトキシカルボニルアミノ)-1-シクロヘキセン(1.24 g) をアセトニトリル (15 ml) と水 (5 ml) の混合溶媒に溶解し、 N-メチルモルホリン N-オキシド (0.90 g)、マイクロカプセル化四酸化オスミウム (1g)を加えて約80℃にて1日攪拌した。不溶物を濾去後、濾液を溶媒を減圧濃縮して得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー (ジクロロメタン : メタノール = 20: 1) で精製して、標題化合物(1.28 g) を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.15−1.30(1/2H,m),1.35−2.00(15H,m),2.15−2.30(3/2H,m),2.40−2.60(1H,m),3.64(1H,br),3.75−3.90(3/2H,m),4.00(1/2H,br).
MS(FAB)m/z:232(M+H)+.
【0682】
[参考例140](1R*,2S*)−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−1,2−ジアジドシクロヘキサン(立体異性体Aおよび立体異性体B)
【0683】
【化233】
Figure 0004266092
【0684】
参考例80と同様の方法で、(1R*,2S*)−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−1,2−ジヒドロキシシクロヘキサンから標題化合物(立体異性体Aおよび立体異性体B)を得た。
立体異性体A:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),1.40−1.55(1H,m),1.55−1.80(3H,m),1.95−2.15(2H,m),3.53(1H,m),3.59(1H,br),3.80(1H,m),4.70(1H,br).
立体異性体B:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.27(1H,m),1.44(9H,s),1.40−1.55(1H,m),1.80−2.00(2H,m),2.00−2.15(1H,m),2.21(1H,m),3.48(1H,m),3.77(1H,br),3.89(1H,br),4.34(1H,br).
【0685】
[参考例141](1S,2R,4S)−N1−ベンジルオキシカルボニル−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−エトキシカルボニルシクロヘキサンジアミン
【0686】
【化234】
Figure 0004266092
【0687】
(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−エトキシカルボニルシクロヘキサンジアミン(3.10g)をテトラヒドロフラン (50ml)に溶解し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(50ml)を加えた。反応液に塩化ベンジルオキシカルボニル(1.71ml )を氷冷下で滴下したのち、室温で3日間攪拌した。反応液にに酢酸エチル(200 ml)と水(200ml)を加え、分液操作をおこなった。有機層を無水硫酸ナトリウムにより乾燥したのち、溶媒を減圧下留去した。析出した固体をろ取し、標題化合物(3.24g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.24(3H,t,J=7.1Hz),1.29−1.44(1H,m),1.51−1.64(1H,m),1.72−2.02(4H,m),2.27−2.40(1H,m),3.60−3.73(1H, m),4.00−4.15(3H, m),4.59(1H,br.s),5.01−5.13(2H,m),5.26(1H, br.s), 7.27−7.38(5H, m).
【0688】
[参考例142](1S,2R,4S)−4−カルボキシ−N1−ベンジルオキシカルボニル−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0689】
【化235】
Figure 0004266092
【0690】
(1S,2R,4S)−N1−ベンジルオキシカルボニル−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン(620mg)をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解し、水酸化リチウム1水和物(93mg )の水溶液(5.0ml)を加えて室温で16時間攪拌した。反応液に水酸化リチウム1水和物(221mg)を追加し室温で2時間撹拌した後、1規定塩酸を加えて中和し、塩化メチレンで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、標題化合物(580mg)を無色泡状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.22−2.02(6H, m),1.44(9H,s),2.27−2.45(1H,br),3.71−3.76(1H,br),4.09(1H,br),4.66−4.71(1H,br),5.10(2H,s),5.26(1H,br),6.15(1H,br),7.35(5H,s)
MS(FAB)m/z:393(M+H)+.
【0691】
[参考例143](1S,2R,4S)−N1−ベンジルオキシカルボニル−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0692】
【化236】
Figure 0004266092
【0693】
(1S,2R,4S)−4−カルボキシ−N1−ベンジルオキシカルボニル−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−1,2−シクロヘキサンジアミン(580mg )をジクロロメタン(50ml)に溶解し、ジメチルアミン 塩酸塩(240mg)、トリエチルアミン(0.41ml)、3−(3−ジメチルアミノプロピル)−1−エチルカルボジイミド 塩酸塩(420mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(340mg)を加えて室温で1時間攪拌した。反応液にジメチルアミン 塩酸塩(480mg)とトリエチルアミン(0.82ml)を追加し、室温で更に18時間撹拌した。反応液を水に注ぎ込み、有機層を分離し、1規定塩酸、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:塩化メチレン=3:47→2:23)で精製し標題化合物(620mg)を無色泡状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.26−1.98(6H,m),1.44(9H,s),2.57−2.63(1H,m),2.93(3H,s),3.02(3H,s),3.70(1H,br.s),4.14(1H,br.s),4.65(1H,br.s),5.10(2H,s),5.05−5.13(1H,br),7.35(5H,s)
MS(FAB)m/z=420(M+H)+.
【0694】
[参考例144](1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0695】
【化237】
Figure 0004266092
【0696】
(1S,2S,4R)−N1−ベンジルオキシカルボニル−N2−(tert−ブトキシカルボニ)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン(560mg)をテトラヒドロフラン(100ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(220mg)を加え水素気流下17時間攪拌した。触媒をろ去後、ろ液を濃縮し標題化合物(370mg)を無色油状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.21−1.87(6H,m),1.45(9H,s), 2.64−2.75(1H,m),2.92(3H,s),3.02(3H,s),3.73−3.78(2H,br.s),4.93(1H,br.s)
MS(FAB)m/z:286(M+H)+.
【0697】
[参考例145](1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(6−クロロキノリン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0698】
【化238】
Figure 0004266092
【0699】
参考例91と同様の方法で(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンおよび6−クロロキノリン−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(9H,br),1.50−1.70(1H,m),1.75−1.95(2H,m),1.95−2.25(3H,m),2.65−2.80(1H,m),2.96(3H,s),3.07(3H,s),4.15−4.30(1H,m),4.30−4.40(1H,m),4.95(1H,br),7.66(1H,d,J=8.8Hz),7.84(1H,s),8.00(1H,d,J=8.8Hz),8.19(1H,d,J=8.6Hz),8.30(1H,d,J=8.6Hz).
MS(FAB)m/z:475(M+H)+.
【0700】
[参考例146](1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(7−クロロイソキノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【0701】
【化239】
Figure 0004266092
【0702】
参考例91と同様の方法で(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンおよび7−クロロイソキノリン−2−カルボン酸 塩酸塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.30−1.65(10H,br),1.75−1.90(2H,m),1.90−2.25(3H,m),2.65−2.90(1H,br),2.96(3H,s),3.08(3H,s),4.20−4.30(1H,m),4.30−4.40(1H,m),4.93(1H,br),7.68(1H,m),7.90(1H,br),7.99(1H,s),8.35−8.70(2H,m),9.01(1H,br).
MS(FAB)m/z:475(M+H)+.
【0703】
[参考例147]2−ブロモ−5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン
【0704】
【化240】
Figure 0004266092
【0705】
参考例9と同様にして、2−ブロモ−5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジンとアセトンから、標題化合物を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.12(3H,s),1.14(3H,s),2.86(4H,s),2.89−3.00(1H,m),3.70(2H,s).
【0706】
[参考例148]5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩
【0707】
【化241】
Figure 0004266092
【0708】
参考例10と同様にして、2−ブロモ−5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジンから、標題化合物を茶色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.04(3H,s),1.05(3H,s),2.68−2.70(2H,m),2.75−2.77(2H,m),2.87−2.93(1H,m),3.66(2H,s).
【0709】
[参考例149](5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボン酸 p−ニトロフェニルエステル
【0710】
【化242】
Figure 0004266092
【0711】
参考例52と同様にして、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩とp−ニトロフェノールから標題化合物を黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.55(3H,s),2.88(2H,t,J=5.7Hz),3.06−3.12(2H,m),3.80(2H,s),7.46(2H,d,J=9.3Hz),8.32(2H,d,J=9.3Hz).
MS(ESI)m/z:320(MH+).
【0712】
[参考例150]3−オキソシクロブタンカルボン酸 ベンジルエステル
【0713】
【化243】
Figure 0004266092
【0714】
3−オキソシクロブタンカルボン酸(J.Org.Chem.,53巻,3841−3843頁,1981年)(995mg)のテトラヒドロフラン(5.0ml)溶液に、トリエチルアミン(2.0ml)および臭化ベンジル(1.2ml)を加え室温で2時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、1規定塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水の順に洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[酢酸エチル:n−ヘキサン=1:6(v/v)]にて精製し、標題化合物(886mg)を無色油状物として得た。
1HNMR(CDCl3)δ:3.22−3.33(3H,m),3.37−3.48(2H,m),5.19(2H,s),7.31−7.42(5H,m).MS(FAB)m/z:205(MH+).
【0715】
[参考例151]3−ヒドロキシシクロブタンカルボン酸 ベンジルエステル
【0716】
【化244】
Figure 0004266092
【0717】
3−オキソシクロブタンカルボン酸 ベンジルエステル(781mg)のテトラヒドロフラン(10ml)、メタノール(0.5ml)混合溶液に、0℃にて水素化ホウ素ナトリウム(76mg)を加え、同温度で30分間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水の順に洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[酢酸エチル:n−ヘキサン=1:2(v/v)]にて精製し、標題化合物(770mg)を無色油状物として得た。
1HNMR(CDCl3)δ:2.13−2.27(3H,m),2.55−2.71(3H,m),4.14−4.23(1H,m),5.12(2H,s),7.28−7.39(5H,m).
MS(FAB)m/z:207(MH+).
【0718】
[参考例152]3−ヒドロキシシクロブタンカルボン酸
【0719】
【化245】
Figure 0004266092
【0720】
3−ヒドロキシシクロブタンカルボン酸 ベンジルエステル(706mg)のエタノール(10ml)溶液に、10%パラジウム炭素(108mg)を加え室温で水素条件下2時間撹拌した。触媒をセライトを用いてろ過後、ろ液を減圧濃縮し、標題化合物(399mg)を灰色固体として得た。
1H−NMR(CD3OD)δ:2.00−2.21(2H,m),2.41−2.61(3H,m),4.01−4.13(1H,m).
MS(ESI)m/z:115(MH-).
【0721】
[参考例153]3−メトキシシクロブタンカルボン酸 ベンジルエステル
【0722】
【化246】
Figure 0004266092
【0723】
3−ヒドロキシシクロブタンカルボン酸(317mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(3.0ml)溶液に、ヨウ化メチル(194μl)、酸化銀(237mg)を加え45℃で1時間撹拌した。反応液にヨウ化メチル(194μl)、酸化銀(226mg)をさらに加え45℃で16時間撹拌した。触媒をろ去後、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[酢酸エチル:n−ヘキサン=1:10(v/v)]にて精製し、標題化合物(152mg)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.14−2.24(2H,m),2.44−2.54(2H,m),2.59−2.72(1H,m),3.21(3H,s),3.73−3.81(1H,m),5.11(2H,s),7.22−7.39(5H,m).
MS(ESI)m/z:221(MH+).
【0724】
[参考例154]3−メトキシシクロブタンカルボン酸
【0725】
【化247】
Figure 0004266092
【0726】
参考例152と同様にして、3−メトキシシクロブタンカルボン酸 ベンジルエステルから標題化合物を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.17−2.27(2H,m),2.48−2.58(2H,m),2.62−2.73(1H,m),3.25(3H,s),3.76−3.86(1H,m),8.60−9.30(1H,br).
MS(ESI)m/z:129(MH-).
【0727】
[参考例155]3−メトキシ−2−(メトキシメチル)プロピオン酸 メチルエステル
【0728】
【化248】
Figure 0004266092
【0729】
2−(ブロモメチル)アクリル酸 メチルエステル(1.0ml)のメタノール(10ml)溶液に、ナトリウム メトキシド(1.21g)を加え26時間加熱還流した。反応液を冷却後エーテルで希釈、沈殿物をろ別し、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[酢酸エチル:n−ヘキサン=1:4(v/v)]にて精製し、標題化合物(726mg)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.90−2.96(1H,m),3.34(6H,s),3.57(2H,dd,J=9.3,5.9Hz),3.64(2H,dd,J=9.3,6.6Hz),3.73(3H,s).
13C−NMR(CDCl3)δ:172.71,70.31,59.91,46.49.
MS(ESI)m/z:163(MH+).
【0730】
[参考例156]テトラヒドロピラン−4−カルボン酸
【0731】
【化249】
Figure 0004266092
【0732】
テトラヒドロピラン−4,4−ジカルボン酸 ジメチルエステル(4.04g)に20%塩酸(20ml)を加え、19時間加熱還流した。反応液に水を加えジエチルエーテルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をヘキサンで固化後、得られた固体をろ取、洗浄し標題化合物(2.63g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.75−1.95(4H,m),2.55−2.65(1H,m),3.40−3.52(2H,m),3.93−4.05(2H,m).
MS(FAB)m/z:131(MH+).
【0733】
[参考例157]3−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−2,2−ジメチルプロピオン酸 メチルエステル
【0734】
【化250】
Figure 0004266092
【0735】
参考例41と同様にして、2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピオン酸 メチルエステルから標題化合物を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.03(9H,s),1.20(6H,s),3.64−3.68(5H,m),7.38−7.44(6H,m),7.63−7.65(4H,m).
【0736】
[参考例158]3−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−2,2−ジメチルプロピオン酸
【0737】
【化251】
Figure 0004266092
【0738】
カリウム tert−ブトキシド(5.32g)とジエチルエーテル(100ml)からなる懸濁液に氷冷下、水(0.24ml)を加え5分間撹拌した。これに参考例157で得た化合物(2.22g)を加え、室温で一晩撹拌した。反応液に水を加え、1規定塩酸水で酸性とし、ジエチルエーテルで3回抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[酢酸エチル:n−ヘキサン=1:6(v/v)]にて精製し、標題化合物(735mg)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.04(9H,d,J=0.7Hz),1.22(6H,s),3.65(2H,s),7.36−7.45(6H,m),7.64−7.66(4H,m).
【0739】
[参考例159]2,2−ジメチル−3−メトキシプロピオン酸 メチルエステル
【0740】
【化252】
Figure 0004266092
【0741】
オイル懸濁の60%水素化ナトリウム(8.32g)、テトラヒドロフラン(100ml)からなる懸濁液に氷冷下、2,2−ジメチル−3−ヒドロキシプロピオン酸 メチルエステル(25.0g)のテトラヒドロフラン(300ml)溶液を滴下し、60℃で1時間撹拌した。この反応液にヨウ化メチル(53.7g)を加え、室温でさらに2時間撹拌した。水を注意深く加えて反応を停止し、ジクロロメタンで2回抽出、有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、溶媒を減圧下、留去した。得られた油状物を蒸留し、標題化合物(12.8g)を無色油状物として得た。
沸点:140−142℃(常圧).
1H−NMR(CDCl3)δ:1.19(6H,d,J=1.0Hz),3.33(3H,d,J=1.0Hz),3.38(2H,d,J=1.0Hz),3.69(3H,d,J=1.0Hz).
【0742】
[参考例160]2,2−ジメチル−3−メトキシプロピオン酸
【0743】
【化253】
Figure 0004266092
【0744】
2,2−ジメチル−3−メトキシプロピオン酸 メチルエステルを参考例158と同様に処理して、標題化合物を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.22(6H,d,J=0.7Hz),3.38(3H,d,J=0.7Hz),3.40(2H,d,J=0.7Hz).
【0745】
[参考例161]1−(メトキシカルボニル)シクロプロパンカルボン酸
【0746】
【化254】
Figure 0004266092
【0747】
1,1−シクロプロパンジカルボン酸 ジメチルエステル(25g)をメタノール(250ml)に溶解し氷冷した。次いで、1規定水酸化ナトリウム水溶液(158ml)を滴下し室温に戻し一晩撹拌した。メタノールを留去した後、クロロホルムにて洗浄、水層を氷冷し濃塩酸水にてpH2にし酢酸エチルにて抽出、無水硫酸ナトリウムで乾燥、溶媒を減圧下、留去し標題化合物(16.8g)を無色液体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.76−1.80(2H,m),1.82−1.88(2H,m),3.79(3H,s),12.73(1H,br).
【0748】
[参考例162]1−(ヒドロキシメチル)シクロプロパンカルボン酸 メチルエステル
【0749】
【化255】
Figure 0004266092
【0750】
1−(メトキシカルボニル)シクロプロパンカルボン酸(9.0g)およびトリエチルアミン(9.7ml)をテトラヒドロフラン(180ml)に溶解し−10℃に冷却し、クロロギ酸イソブチル(9.1ml)を滴下して1時間撹拌した。一方、水素化ホウ素ナトリウム(7.1g)をテトラヒドロフラン:水[4:1(v/v)](125ml)に溶解し、氷冷した。先の溶液を不溶物をろ去しながら滴下し同温にて1時間撹拌した。冷10%クエン酸水溶液に反応液を注ぎ、酢酸エチルにて抽出、飽和食塩水にて洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、溶媒を減圧下、留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[酢酸エチル:n−ヘキサン=1:9〜2:1(v/v)]にて精製し標題化合物(4.25g)を無色液体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:0.87−0.93(2H,m),1.28−1.30(2H,m),3.63(2H,s),3.70(3H,s).
【0751】
[参考例163]1−(ブロモメチル)シクロプロパンカルボン酸 メチルエステル
【0752】
【化256】
Figure 0004266092
【0753】
1−(ヒドロキシメチル)シクロプロパンカルボン酸 メチルエステル(4.20g)のジクロロメタン溶液(168ml)へ窒素雰囲気下に、室温にてトリフェニルホスフィン(10g)および四臭化炭素(16g)を加え2分後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液にて反応を停止した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、溶媒を減圧下、留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[酢酸エチル:n−ヘキサン=1:19(v/v)]にて精製し標題化合物(2.15g)を無色液体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.00−1.05(2H,m),1.52−1.59(2H,m),3.61(2H,s),3.73(3H,s).
【0754】
[参考例164](4S)−4−[(E)−3−エトキシ−3−オキソ−1−プロペニル]−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボン酸 tert−ブチルエステル
【0755】
【化257】
Figure 0004266092
【0756】
(4R)−4−ホルミル−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボン酸 tert−ブチルエステル(11.7g)、(カルボエトキシメチレン)トリフェニルホスホラン(20.7g)およびトルエン(100ml)からなる混合溶液を100℃で18時間加熱撹拌した。反応液を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキサン:酢酸エチル=8:1(v/v)]にて精製し、標題化合物(17g)を淡黄色油状物として得た。1H−NMR(CDCl3)δ:1.29(3H,t,J=6.6Hz),1.43−1.56(15H,m),3.80(1H,dd,J=9.0,2.4Hz),4.09(1H,dd,J=9.0,6.6Hz),4.11−4.23(2H,m),4.30−4.61(1H,m),5.83−6.02(1H,m),6.74−6.89(1H,m).
【0757】
[参考例165](4S)−4−[1−(ベンジルアミノ)−3−エトキシ−3−オキソプロピル]−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボン酸 tert−ブチルエステル
【0758】
【化258】
Figure 0004266092
【0759】
参考例164で得た化合物(22.2g)、ベンジルアミン(16g)およびエタノール(100ml)からなる混合溶液を2日間加熱還流した。反応液を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキサン:酢酸エチル=8:1(v/v)]にて精製し、標題化合物(26g)を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.25(3H,t,J=6.6Hz),1.42−1.63(15H,m),2.24−2.33(0.5H,m),2.40−2.50(1H,m),2.63−2.74(0.5H,m),3.41−3.52(1H,m),3.67−3.80(1H,m),3.83(2H,s),3.89−4.00(1H,m),4.03−4.22(4H,m),7.23−7.45(5H,m).
【0760】
[参考例166](4S)−4−(1−アミノ−3−エトキシ−3−オキソプロピル)−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボン酸 tert−ブチルエステル
【0761】
【化259】
Figure 0004266092
【0762】
参考例165で得た化合物(13.6g)のエタノール(200ml)溶液に、10%パラジウム炭素(10g)を加え、水素雰囲気下2日間撹拌した。セライトパッドを通じて不溶物をろ去、ろ液を減圧下濃縮し、標題化合物(10.5g)を黄色油状物として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.19(1.5H,t,J=6.6Hz),1.20(1.5H,t,J=6.6Hz),1.32−1.50(15H,m),2.63−2.81(2H,m),3.22−3.34(2H,m),3.93(1H,dd,J=10.0,6.8Hz),4.08(2H,q,J=6.6Hz),4.20−4.30(1H,m).
【0763】
[参考例167](4S)−4−(1−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−3−エトキシ−3−オキソプロピル)−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボン酸 tert−ブチルエステル
【0764】
【化260】
Figure 0004266092
【0765】
参考例166で得た化合物(3.0g)を9%炭酸水素ナトリウム水溶液(56ml)に懸濁させ、氷冷下N−(ベンジルオキシカルボニルオキシ)コハク酸イミド(2.3g)の1,4−ジオキサン(12ml)溶液を滴下し加え、徐々に室温に戻しながら3時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、水、10%クエン酸水溶液、および飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム)にて精製し、標題化合物(3.8g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.23(3H,t,J=6.6Hz),1.48(9H,s),1.56(6H,s),2.40−2.51(2H,m),2.63−2.70(2H,m),3.92−4.04(1H,m),4.06−4.10(2H,m),4.14−4.22(1H,m),5.09(2H,s),7.30−7.43(5H,m).
【0766】
[参考例168](3S,4S)−3−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−ヒドロキシ吉草酸 エチルエステル(低極性化合物)および(3R,4S)−3−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−ヒドロキシ吉草酸 エチルエステル(高極性化合物)
【0767】
【化261】
Figure 0004266092
【0768】
参考例167で得た化合物(30g)のジクロロメタン(100ml)溶液に、氷冷下トリフルオロ酢酸(100ml)を滴下し加え、徐々に室温に戻しながら3時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、得られた残渣をジクロロメタン(100ml)に溶解した。本溶液に、氷冷下トリエチルアミン(20ml)および二炭酸ジ−tert−ブチル(19g)のジクロロメタン(100ml)溶液を順次滴下し、徐々に室温に戻しながら4時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキサン:酢酸エチル=2:1(v/v)]にて精製し、標題の低極性化合物(7.6g)および標題の高極性化合物(10g)をそれぞれ無色結晶として得た。
低極性化合物:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.24(3H,t,J=6.6Hz),1.42(9H,s),2.63(2H,d,J=4.4Hz),3.30−3.41(1H,m),3.50(1H,t,J=9.7Hz),3.65(1H,t,J=9.7Hz),3.75(1H,d,J=11.7Hz),3.90−4.00(1H,m),4.03−4.23(2H,m),5.12(2H,s),5.13−5.25(1H,m),5.79−6.02(1H,m),7.32−7.41(5H,m).
高極性化合物:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.22(3H,t,J=6.6Hz),1.41(9H,s),2.50−2.70(2H,m),3.20−3.31(1H,m),3.43−3.51(1H,m),3.56−3.70(1H,m),3.74−3.78(1H,m),4.00−4.19(2H,m),4.23−4.30(1H,m),4.78−4.89(1H,m),5.10(2H,s),5.56−5.67(1H,m),7.31−7.40(5H,m).
【0769】
[参考例169](3R,4S)−3,4−ビス[(メタンスルホニル)オキシ]テトラヒドロフラン
【0770】
【化262】
Figure 0004266092
【0771】
1,4−アンヒドロエリトリトール(5.0g)のジクロロメタン(50ml)溶液に、氷冷下トリエチルアミン(12.0ml)および塩化メタンスルホニル(3.6ml)を順次滴下し加え、氷冷下10分間撹拌した。反応液をジクロロメタンで希釈し、10%塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、標題化合物(9.2g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.15(6H,s),3.99(2H,dd,J=11.2,2.5Hz),4.16(2H,dd,J=11.2,4.6Hz),5.10−5.20(2H,m).
【0772】
[参考例170](3R,4S)−3,4−ジアジドテトラヒドロフラン
【0773】
【化263】
Figure 0004266092
【0774】
参考例169で得た化合物(9.2g)をN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)に溶解し、アジ化ナトリウム(18g)を加え、100℃にて18時間加熱撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、水および飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、標題化合物(3.8g)を黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.83(2H,dd,J=8.6,2.0Hz),3.96−4.12(4H,m).
【0775】
[参考例171](3R,4S)−3,4−ジアミノテトラヒドロフラン 2塩酸塩
【0776】
【化264】
Figure 0004266092
【0777】
参考例170で得た化合物(3.8g)をエタノール(50ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(1.0g)を加え、水素雰囲気下18時間撹拌した。セライトパッドを通じて不溶物をろ去し、ろ液を減圧下濃縮した。得られた残渣に1規定塩酸エタノール溶液を加え塩酸塩とした後、エタノールとジエチルエーテルの混合溶媒から再結晶し、標題化合物(2.0g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.90(2H,dd,J=9.0,3.7Hz),4.01−4.13(4H,m),8.84(6H,s).
【0778】
[参考例172](3R*,4S*)−4−アミノ−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロフラン
【0779】
【化265】
Figure 0004266092
【0780】
参考例171で得た化合物(0.5g)のN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)溶液に、室温で5−クロロインドール−2−カルボン酸(0.29g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.2g)、および1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(0.6g)を順次加え、50℃にて1日間加熱撹拌した。反応液を濃縮し、得られた残渣をクロロホルム:メタノール[9:1(v/v)]からなる混合溶媒で希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[クロロホルム:メタノール=95:5(v/v)]にて精製し、標題化合物(0.2g)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.80−1.92(1H,m),3.62(1H,dd,J=9.3,4.2Hz),3.68−3.80(2H,m),4.06(1H,dd,J=9.3,5.6Hz),4.21(1H,dd,J=9.3,6.8Hz),4.36−4.52(2H,m),6.87(1H,s),7.24(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.36(1H,d,J=8.8Hz),7.44−7.56(1H,m),7.62(1H,d,J=2.0Hz),9.41(1H,s).
【0781】
[参考例173](4R)−4−[(E)−3−エトキシ−3−オキソ−1−プロペニル]−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボン酸 tert−ブチルエステル
【0782】
【化266】
Figure 0004266092
【0783】
参考例164と同様にして、(4S)−4−ホルミル−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボン酸 tert−ブチルエステルから標題化合物を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.29(3H,t,J=6.6Hz),1.40−1.60(15H,m),3.80(1H,dd,J=9.0,2.4Hz),4.09(1H,dd,J=9.0,6.6Hz),4.11−4.21(2H,m),4.32−4.64(1H,m),5.78−6.01(1H,m),6.67−6.89(1H,m).
【0784】
[参考例174](4R)−4−[1−(ベンジルアミノ)−3−エトキシ−3−オキソプロピル]−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボン酸 tert−ブチルエステル
【0785】
【化267】
Figure 0004266092
【0786】
参考例165と同様にして、参考例173で得た化合物から、標題化合物を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.25(3H,t,J=6.6Hz),1.40−1.61(15H,m),2.21−2.32(0.5H,m),2.40−2.51(1H,m),2.61−2.72(0.5H,m),3.43−3.50(1H,m),3.67−3.80(1H,m),3.83(2H,s),3.90−4.03(1H,m),4.04−4.22(4H,m),7.20−7.40(5H,m).
【0787】
[参考例175](4R)−4−(1−{[(5−クロロインドール2−イル)カルボニル]アミノ}−3−エトキシ−3−オキソプロピル)−2,2−ジメチル−1,3−オキサゾリジン−3−カルボン酸 tert−ブチルエステル
【0788】
【化268】
Figure 0004266092
【0789】
参考例166と同様にして、参考例174で得た化合物を接触還元してベンジル基を除去した後、参考例172と同様にして、5−クロロインドール−2−カルボン酸と縮合することにより、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.23(1.5H,t,J=6.6Hz),1.25(1.5H,t,J=6.6Hz),1.50(4.5H,s),1.54(4.5H,s),1.62(6H,s),2.50−2.70(1.5H,m),2.86(0.5H,dd,J=16.4,5.5Hz),3.80−3.90(0.5H,m),4.00−4.31(5H,m),4.41−4.67(0.5H,m),6.85(0.5H,s),6.87(0.5H,s),7.10−7.20(1H,m),7.34(0.5H,d,J=8.8Hz),7.38(0.5H,d,J=8.8Hz),7.57(0.5H,s),7.63(0.5H,s),7.88(0.5H,d,J=7.6Hz),8.54(0.5H,d,J=7.6Hz),9.40(0.5H,s),9.54(0.5H,s).
【0790】
[参考例176](3R,4R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−6−オキソテトラヒドロ−2H−ピラン(低極性化合物)および(3R,4S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−6−オキソテトラヒドロ−2H−ピラン(高極性化合物)
【0791】
【化269】
Figure 0004266092
【0792】
参考例175で得た化合物(1.0g)のエタノール(20ml)溶液に、1規定水酸化ナトリウム水溶液(4.0ml)を加え、4時間撹拌した。反応液にクエン酸を加えpH4.0に調整し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をメタノール(50ml)に溶解し、トルエンスルホン酸・1水和物(0.1g)を加え18時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[クロロホルム:メタノール=99:1(v/v)]にて精製し、標題の低極性化合物(0.3g)および高極性化合物(0.3g)をそれぞれ淡黄色固体として得た。
低極性化合物:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),2.70(1H,dd,J=16.5,4.9Hz),2.85(1H,dd,J=16.5,4.6Hz),3.50−3.61(1H,m),3.71−3.81(2H,m),4.30−4.40(1H,m),5.30(1H,d,J=9.5Hz),6.89(1H,s),7.23(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.38(1H,d,J=8.8Hz),7.62(1H,d,J=2.0Hz),7.93(1H,d,J=9.5Hz),9.30(1H,s).
高極性化合物:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.39(9H,s),2.75(1H,dd,J=16.5,4.9Hz),2.82(1H,dd,J=16.5,4.6Hz),3.41−3.52(2H,m),3.71−3.82(1H,m),3.85−3.94(1H,m),5.03(1H,d,J=9.3Hz),6.99(1H,s),7.22−7.31(1H,m),7.34(1H,d,J=8.8Hz),7.61(1H,d,J=2.0Hz),7.83(1H,d,J=9.3Hz),9.28(1H,s).
【0793】
[参考例177]4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−1,1−ジオキソテトラヒドロチオピラン−3−オン
【0794】
【化270】
Figure 0004266092
【0795】
N−tert−ブトキシカルボニル−L−メチオニン スルホンメチルエステル(60.2g)のテトラヒドロフラン(900ml)溶液を−78℃に冷却し、0.5Mカリウムビス(トリメチルシリル)アミド(トルエン溶液、900ml)を滴下後、−78℃で2時間、室温で4時間半撹拌した。1M塩化アンモニウム水溶液を加え、撹拌した。反応液を分離後、有機層を水、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒を減圧下濃縮した。途中に生じた固体をろ取することにより、標題化合物(12.4g)を無色固体として得た。先に分離した水層を酢酸エチルで2回抽出し、有機層を合わせ、水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。さらに、洗浄に使った水層を合わせ、再度酢酸エチルで抽出、飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。酢酸エチル抽出液を合わせ、乾燥後減圧下に濃縮して、標題化合物(27.7g)を淡黄色固体として得た(標題化合物の全量:40.1g)。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),1.85−1.96(1H,m),2.76−2.78(1H,m),3.34−3.46(2H,m),4.05(1H,dd,J=13.5,3.7Hz),4.14(1H,d,J=13.5Hz),4.38−4.44(1H,m),5.46(1H,br).
MS(ESI)m/z:262[(M−H)-].
【0796】
[参考例178](3R*,4R*)−4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ヒドロキシテトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド
【0797】
【化271】
Figure 0004266092
【0798】
参考例177で得た化合物(10.1g)のメタノール(200ml)懸濁液に水素化ホウ素ナトリウム(2.17g)を加え、室温で2時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮した。残渣に酢酸エチルと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、分離後、水層を酢酸エチルで2回抽出した。有機層を合わせ、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧下濃縮することにより、標題化合物(9.96g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,s),2.21−2.36(2H,m),3.03−3.17(2H,m),3.26−3.28(2H,m),3.77−3.80(2H,m),4.26−4.28(1H,m),5.05−5.07(1H,m).
MS(ESI)m/z:264[(M−H)-].
【0799】
[参考例179](3R*,4R*)−3−アミノ−4−tert−ブトキシカルボニルアミノテトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド(低極性化合物)および(3R*,4S*)−3−アミノ−4−tert−ブトキシカルボニルアミノテトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド(高極性化合物)
【0800】
【化272】
Figure 0004266092
【0801】
参考例178で得た(3R*,4R*)−4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−ヒドロキシテトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド(9.66g)とトリフェニルホスフィン(10.5g)のテトラヒドロフラン(150ml)溶液にアゾジカルボン酸ジエチル(6.96g)を加え、室温で4時間半撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、残渣にエーテルを加え、生じた固体をろ取した。ろ取した固体を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキサン:酢酸エチル=7:3(v/v)]にて精製し、4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−チオピラン 1,1−ジオキシドを含む混合物(7.25g)を無色固体として得た。さらに、母液を減圧下濃縮し、得られた残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキサン:酢酸エチル=7:3(v/v)]にて精製し、4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3,4−ジヒドロ−2H−チオピラン 1,1−ジオキシドを含む混合物(9.18g)を無色固体として得た(全量:16.4g)。得られた混合物を1,4‐ジオキサン(60ml)に溶解し、28%アンモニア水(60ml)を加え、封管中60℃で4時間半撹拌した。放冷後、反応液を減圧下濃縮した。1,4‐ジオキサンを留去後、ジクロロメタンで5回抽出した。有機層を合わせ、減圧下濃縮した。得られた残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー[ジクロロメタン:メタノール=96:4(v/v)]にて分離、精製することにより、標題の低極性化合物(2.31g)を無色固体として、高極性化合物(4.31g)を無色固体としてそれぞれ得た。
低極性化合物:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,s),2.14−2.28(2H,m),3.01−3.08(3H,m),3.23(1H,dd,J=13.8,3.9Hz),3.47−3.49(1H,m),3.71−3.76(1H,m),5.32(1H,d,J=7.3Hz).
MS(ESI)m/z:265(MH+).
高極性化合物:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),1.94−2.01(1H,m),2.37−2.44(1H,m),2.91(1H,dd,J=11.2,14.1Hz),3.04−3.07(2H,m),3.12−3.19(1H,m),3.26−3.30(1H,m),3.39−3.42(1H,m),4.62(1H,br).
MS(ESI)m/z:265(MH+).
【0802】
[参考例180](2S,3S)−2,3−ビス(メトキシメトキシ)−1,4−ブタンジオール
【0803】
【化273】
Figure 0004266092
【0804】
L−酒石酸ジエチル(8.6g)、ジイソプロピルエチルアミン(40ml)およびジクロロメタン(40ml)からなる混合溶液に、氷冷下クロロメチルメチルエーテル(4.8ml)を滴下し加え、徐々に室温に戻しながら18時間撹拌した。反応液を濃縮し、得られた残渣を酢酸エチルで希釈し、10%塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をテトラヒドロフランに溶解した。水素化リチウムアルミニウム(2.2g)のテトラヒドロフラン懸濁液に、氷冷下上記溶液を滴下し加え、氷冷下2時間撹拌した。氷冷下、10%硫酸水素ナトリウム水溶液を注意深く加え反応を停止し、1時間撹拌後飽和食塩で希釈し、酢酸エチルで抽出した。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、標題化合物(3.0g)を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.55−1.64(2H,m),3.44(6H,s),3.70−3.81(6H,m),4.70(2H,d,J=6.9Hz),4.76(2H,d,J=6.9Hz).
【0805】
[参考例181](3S,4S)−3,4−ビス(メトキシメトキシ)テトラヒドロフラン
【0806】
【化274】
Figure 0004266092
【0807】
(2S,3S)−2,3−ビス(メトキシメトキシ)−1,4−ブタンジオール(3.0g)、トリフェニルホスフィン(4.5g)、テトラヒドロフラン(10ml)およびトルエン(40ml)からなる混合溶液に、アゾジカルボン酸ジエチル(2.64ml)を滴下し加え、室温で4日間撹拌した。反応液を濃縮し、得られた残渣にn−ヘキサン:ジエチルエーテル[1:1(v/v)]からなる混合溶媒(160ml)を加え、3時間撹拌後析出した不溶物をろ去した。ろ液を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキサン:酢酸エチル=4:1(v/v)]にて精製し、標題化合物(1.95g)を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.38(6H,s),3.80(2H,dd,J=9.2,1.7Hz),4.00(2H,dd,J=9.2,4.4Hz),4.23(2H,dd,J=4.4,1.7Hz),4.67(2H,d,J=6.9Hz),4.71(2H,d,J=6.9Hz).
【0808】
[参考例182](3S,4S)−3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフラン
【0809】
【化275】
Figure 0004266092
【0810】
(3S,4S)−3,4−ビス(メトキシメトキシ)テトラヒドロフラン(1.95g)のメタノール(6.0ml)溶液に、濃塩酸(2.1ml)を加え、18時間撹拌した。反応液を濃縮、得られた残渣をクロロホルムで希釈し、炭酸カリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去することにより、標題化合物(0.52g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.77(2H,d,J=4.7Hz),3.73(2H,d,J=10.2Hz),4.08(2H,dd,J=10.2,3.7Hz),4.18−4.34(2H,m).
【0811】
[参考例183](3S,4S)−3,4−ジアミノテトラヒドロフラン
【0812】
【化276】
Figure 0004266092
【0813】
(3S,4S)−3,4−ジヒドロキシテトラヒドロフランから、参考例169〜171に記載の方法と同様にして、標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.35−1.46(4H,m),3.19(2H,dd,J=5.6,4.1Hz),3.50(2H,dd,J=9.0,4.1Hz),4.09(2H,dd,J=9.0,5.6Hz).
【0814】
[参考例184](2R,3R)−2,3−ビス(メトキシメトキシ)−1,4−ブタンジオール
【0815】
【化277】
Figure 0004266092
【0816】
参考例180と同様にして、D−酒石酸ジエチルから標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR:鏡像体である参考例180と一致。
【0817】
[参考例185](3R,4R)−3,4−ビス(メトキシメトキシ)テトラヒドロフラン
【0818】
【化278】
Figure 0004266092
【0819】
参考例181と同様にして、(2R,3R)−2,3−ビス(メトキシメトキシ)−1,4−ブタンジオールから、標題化合物を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR:鏡像体である参考例181と一致。
【0820】
[参考例186](3R,4R)テトラヒドロ−3,4−フランジオール
【0821】
【化279】
Figure 0004266092
【0822】
参考例182と同様にして、(3R,4R)−3,4−ビス(メトキシメトキシ)テトラヒドロフランから標題化合物を無色油状物として得た。
1H−NMR:鏡像体である参考例182と一致。
【0823】
[参考例187](3R,4R)−3,4−ジアミノテトラヒドロフラン
【0824】
【化280】
Figure 0004266092
【0825】
参考例183と同様にして、(3R,4R)テトラヒドロ−3,4−フランジオールから標題化合物を無色油状物として得た。
1H−NMR:鏡像体である参考例183と一致。
【0826】
[参考例188](3R,4R)−1−ベンジル−3,4−ジヒドロキシ−2,5−ピロリジンジオン
【0827】
【化281】
Figure 0004266092
【0828】
L−酒石酸(30g)およびベンジルアミン(22ml)をキシレン(150ml)に加えディーンスターク脱水装置を用い150℃にて3時間加熱還流した。反応液を一晩放冷後、結晶をろ取しアセトンにて洗浄した。得られた粗体をエタノールから再結晶することにより標題化合物(23.2g)を無色結晶として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:4.36−4.40(2H,m),4.55(each 1H,AB type d,J=15Hz),6.26−6.30(2H,m),7.25−7.35(5H,m).
【0829】
[参考例189](3S,4S)−1−ベンジル−3,4−ジヒドロキシピロリジン
【0830】
【化282】
Figure 0004266092
【0831】
(3R,4R)−1−ベンジル−3,4−ジヒドロキシ−2,5−ピロリジンジオン(11g)をテトラヒドロフラン(110ml)に溶解し氷冷下、水素化リチウムアルミニウム(5.69g)を少しずつ加えた。室温に昇温し1時間さらに一晩加熱還流した。放冷後、氷冷し水(5.7ml)、15%水酸化ナトリウム水溶液(5.7ml)、水(17.1ml)の順に加え室温に戻し1時間撹拌した。析出物をセライトろ過し母液を濃縮後、酢酸エチルより再結晶することにより標題化合物(6.35g)を無色結晶として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.40−2.44(2H,m),2.88−2.92(2H,m),3.58(each 1H,AB type d,J=7.8Hz),4.04(2H,t,J=4.2Hz),7.25−7.34(5H,m).
【0832】
[参考例190](3S,4S)−1−ベンジル−3,4−ビス−[(メタンスルホニル)オキシ]ピロリジン
【0833】
【化283】
Figure 0004266092
【0834】
参考例169と同様にして、(3S,4S)−1−ベンジル−3,4−ジヒドロキシピロリジンから標題化合物を無色結晶として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.76(2H,dd,J=11,4.6Hz),3.08(6H,s),3.64(2H,d,J=2.5Hz),3.68−3.75(2H,m),5.12−5.15(2H,m),7.27−7.35(5H,m).
【0835】
[参考例191](3S,4S)−3,4−ビス[(メタンスルホニル)オキシ]−1−tert−ブトキシカルボニルピロリジン
【0836】
【化284】
Figure 0004266092
【0837】
(3S,4S)−1−ベンジル−3,4−ビス[(メタンスルホニル)オキシ]ピロリジン(1.57g)を1,2−ジクロロエタン(16ml)に溶かし室温にて、クロロギ酸1−クロロエチル(0.73ml)を加え4時間加熱還流した。溶媒を減圧下、留去した後、得られた残渣にメタノール(16ml)を加え1時間加熱還流し放冷、濃縮、酢酸エチルより結晶をろ取することにより(3S,4S)−3,4−ビス−[(メタンスルホニル)オキシ]ピロリジン 塩酸塩(1.30g)を無色結晶として得た。得られた塩酸塩およびトリエチルアミン(1.40ml)のジクロロメタン(26ml)溶液に、二炭酸ジ−tert−ブチル(1.15ml)を加え室温にて一晩撹拌した。濃縮後、酢酸エチルにて希釈し水、飽和食塩水にて洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥、溶媒を減圧下、留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[酢酸エチル:ヘキサン=1:9〜1:1(v/v)]にて精製し標題化合物(1.40g)を無色結晶として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.47(9H,s),3.12(6H,s),3.70−3.73(2H,m),3.79(1H,d,J=4.5Hz),3.82(1H,d,J=4.5Hz),5.19(2H,br).
【0838】
[参考例192](3R,4R)−3,4−ジアジドピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル
【0839】
【化285】
Figure 0004266092
【0840】
参考例170と同様にして、(3S,4S)−3,4−ビス[(メタンスルホニル)オキシ]−1−tert−ブトキシカルボニルピロリジンから標題化合物を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.47(9H,s),3.37−3.46(2H,m),3.64−3.71(2H,m),3.96(2H,t,J=3.2Hz).
【0841】
[参考例193](3R,4R)−3−アミノ−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル
【0842】
【化286】
Figure 0004266092
【0843】
参考例171、172と同様にして、(3R,4R)−3,4−ジアジドピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステルから標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.39(9H,s),2.95−3.00(1H,m),3.09−3.13(1H,m),3.52(1H,dd,J=10,6.5Hz),3.68(1H,dd,J=10,7.8Hz),4.04−4.09(2H,m),7.16(1H,s),7.18(1H,s),7.42(1H,d,J=8.5Hz),7.69(1H,d,J=1.5Hz),8.50(1H,d,J=6.5Hz),11.77(1H,br).
【0844】
[参考例194]tert−ブチル (3S)−5−オキソテトラヒドロ−3−フラニルカルバメート
【0845】
【化287】
Figure 0004266092
【0846】
ベンジル (S)−(−)−テトラヒドロ−5−オキソ−3−フラニルカルバメート(3.3g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液に、二炭酸ジ−tert−ブチル(4.1g)および10%パラジウム炭素(0.4g)を加え、水素雰囲気下1日間撹拌した。セライトパッドを通じて不溶物をろ去し、ろ液を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキサン:酢酸エチル=4:1(v/v)]にて精製し、標題化合物(1.5g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),2.45(1H,dd,J=17.8,2.7Hz),2.86(1H,dd,J=17.8,7.3Hz),4.12−4.23(1H,m),4.5,4−4.62(2H,m),4.85−4.95(1H,m).
【0847】
[参考例195]tert−ブチル (3S,4S)−4−アジド−5−オキソテトラヒドロ−3−フラニルカルバメート
【0848】
【化288】
Figure 0004266092
【0849】
参考例194で得た化合物(0.87g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液に、−78℃にて1Mリチウムビス(トリメチルシリル)アミド(テトラヒドロフラン溶液、8.65ml)を滴下し30分間撹拌した。ついで、p−トルエンスルホニルアジド(1.02g)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液を加え、5分間撹拌後、トリメチルクロロシラン(1.7ml)を加え、徐々に室温に戻しながら2時間撹拌した。反応液をジエチルエーテルで希釈し、10%塩酸水溶液、5%飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキサン:酢酸エチル=4:1(v/v)]にて精製し、標題化合物(0.62g)を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.46(9H,s),4.09(1H,dt,J=15.3,7.6Hz),4.12−4.23(1H,m),4.37−4.50(1H,m),4.54(1H,dd,J=9.0,7.6Hz),4.81−4.90(1H,m).
【0850】
[参考例196](3S,4S)−3−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−オキソテトラヒドロフラン
【0851】
【化289】
Figure 0004266092
【0852】
参考例90〜91と同様にして、参考例195で得た化合物から標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,s),4.01−4.13(1H,m),4.20−4.36(1H,m),4.78−4.93(2H,m),6.15(1H,s),6.93(1H,s),7.03−7.11(1H,m),7.20−7.28(1H,m),7.30(1H,d,J=8.8Hz),7.61(1H,s),9.27(1H,s).
【0853】
[参考例197](3S,4S)−3−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−オキソテトラヒドロフラン
【0854】
【化290】
Figure 0004266092
【0855】
参考例90と同様にして、参考例195で得たtert−ブチル (3S,4S)−4−アジド−5−オキソテトラヒドロ−3−フラニルカルバメートからtert−ブチル (3S,4S)−4−アミノ−5−オキソテトラヒドロ−3−フラニルカルバメートを得た後、参考例91の反応条件に準じて、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩を反応させて標題化合物を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,s),2.52(3H,s),2.83(2H,t,J=5.9Hz),2.79−3.02(2H,m),3.74(2H,s),4.03−4.12(1H,m),4.21−4.36(1H,m),4.80−4.95(2H,m),6.14−6.24(1H,m),7.76−7.85(1H,m).
【0856】
[参考例198](3S)−2−[(3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−ヒドロキシブタノイル)アミノ]酢酸 エチルエステル
【0857】
【化291】
Figure 0004266092
【0858】
参考例196で得た(3S,4S)−3−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−オキソテトラヒドロフラン(0.4g)、グリシン エチルエステル 塩酸塩(1.0g)、トリエチルアミン(1.0ml)、およびエタノール20mlからなる混合溶液を、60℃下18時間加熱撹拌した。反応液をクロロホルムで希釈し、10%クエン酸水溶液および飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[クロロホルム:メタノール=98:2(v/v)]にて精製し、標題化合物(0.31g)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.17(3H,t,J=7.0Hz),1.34(6H,s),1.36(3H,s),3.51−3.63(0.6H,m),3.72−3.80(2H,m),4.06(2H,q,J=7.0Hz),4.11−4.23(1.4H,m),4.67−4.82(1H,m),4.85−4.91(1H,m),6.48(0.4H,d,J=9.5Hz),6.80(0.6H,d,J=9.5Hz),7.10−7.22(2H,m),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.72(0.4H,d,J=2.0Hz),7.73(0.6H,d,J=2.0Hz),8.23−8.31(0.6H,m),8.34−8.41(0.4H,m),8.43−8.50(1H,m),11.83(1H,s).
【0859】
[参考例199](4R)−2−(4−アミノ−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−2−オキソピロリジン−1−イル)酢酸エチルエステル 塩酸塩
【0860】
【化292】
Figure 0004266092
【0861】
参考例198で得た化合物を参考例181と同様な条件で処理してピロリドン誘導体に変換後、参考例69と同様にしてtert−ブトキシカルボニル基を除去して、標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.17(2H,t,J=7.0Hz),1.23(1H,t,J=7.0Hz),3.31−3.40(0.6H,m),3.57(0.4H,d,J=11.2Hz),3.90−4.23(4H,m),4.42(0.6H,dd,J=12.0,6.1Hz),4.50−4.60(0.4H,m),4.62(0.6H,dd,J=12.0,3.9Hz),5.12−5.23(0.4H,m),7.17(0.4H,s),7.20(0.4H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.28(0.6H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.30(0.6H,s),7.44(0.4H,d,J=8.8Hz),7.50(0.6H,d,J=8.8Hz),7.75(1H,d,J=2.0Hz),8.20−8.33(1H,m),8.71−8.94(3.6H,m),9.22−9.35(0.4H,m),11.97(0.4H,s),12.44(0.6H,s).
【0862】
[参考例200](3S,4R)−4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−1−メチル−2−ピロリドン
【0863】
【化293】
Figure 0004266092
【0864】
参考例196で得た(3S,4S)−3−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−オキソテトラヒドロフランとメチルアミン(40%メタノール溶液)から、参考例198と同様にして得られた化合物を参考例181と同様の条件で処理し、標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.43(9H,s),2.90(3H,s),4.26(1H,br.s),4.36(2H,m),4.51−4.52(1H,m),5.35(1H,br.s),6.95−6.99(2H,m),7.22−7.32(3H,m),7.63(1H,s),8.95(1H,br.s)
【0865】
[参考例201](3S,4R)−4−アミノ−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−1−メチル−2−ピロリドン
【0866】
【化294】
Figure 0004266092
【0867】
参考例69と同様にして、参考例200で得た化合物を処理して標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.95(3H,d,J=5.1Hz),3.91−3.93(1H,m),4.19(1H,d,J=3.7Hz),4.36(1H,dd,J=11,1.7Hz),4.48(1H,dd,J=11,2.0Hz),6.90−6.97(2H,m),7.21−7.33(2H,m),7.62(1H,d,J=2.0Hz),8.90(1H,s)
【0868】
[参考例202]1−tert−ブトキシカルボニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン
【0869】
【化295】
Figure 0004266092
【0870】
1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(2.50g)と10%炭酸ナトリウム水溶液(3.0ml)の混合物に二炭酸ジ−tert−ブチル(6.55g)を加え室温にて20時間撹拌した。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を0.5規定塩酸水溶液、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去することにより、標題化合物(5.08g)を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.47(9H,s),2.12(2H,br.s),3.48(2H,t,J=5.6Hz),3.88(2H,br.s),5.60(1H,br.s),5.78−5.90(1H,m).
【0871】
[参考例203](3R*,4S*)−1−tert−ブトキシカルボニル−3,4−ジヒドロキシピペリジン
【0872】
【化296】
Figure 0004266092
【0873】
1−tert−ブトキシカルボニル−1,2,3,6−テトラヒドロピリジン(18.45g)をアセトニトリル(200ml)に溶解し、水(38ml)、0.039M四酸化オスミウム水溶液(82ml)、N−メチルモルホリン−N−オキシド(23.13g)を加え、室温にて17時間撹拌した。過剰の酸化剤を飽和亜硫酸ナトリウム水溶液でクエンチし、酢酸エチルで抽出した。有機層を水、0.5規定塩酸水溶液、水、飽和炭酸水素ナトリム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキサン:酢酸エチル=1:3(v/v)]で精製し、標題化合物(15.0g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.46(9H,s),1.60−1.73(1H,m),1.77−1.90(1H,m),2.68(1H,br.s),2.80−3.20(1H,br),3.22−3.32(1H,m),3.42(1H,dd,J=14.3,3.4Hz),3.50−3.62(2H,m),3.77(1H,brs),3.81−3.92(1H,m).
【0874】
[参考例204](3R*,4S*)−3,4−ビス[(メタンスルホニル)オキシ]−1−tert−ブトキシカルボニルピペリジン
【0875】
【化297】
Figure 0004266092
【0876】
参考例169と同様にして、(3R*,4S*)−1−tert−ブトキシカルボニル−3,4−ジヒドロキシピペリジンから標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.47(9H,s),1.85−1.97(1H,m),2.08−2.20(1H,m),3.00−4.20(4H,m),3.12(6H,s),4.85(1H,br.s),4.94(1H,br.s).
【0877】
[参考例205](3R*,4S*)−1−tert−ブトキシカルボニル−3,4−ジアジドピペリジン
【0878】
【化298】
Figure 0004266092
【0879】
参考例170と同様にして、(3R*,4S*)−3,4−ビス−[(メタンスルホニル)オキシ]−1−tert−ブトキシカルボニルピペリジンから標題化合物を黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.47(9H,s),1.70−1.80(1H,m),1.90−2.00(1H,m),3.05−4.00(6H,m).
【0880】
[参考例206](3R*,4S*)−1−tert−ブトキシカルボニル−3,4−ジアミノピペリジン
【0881】
【化299】
Figure 0004266092
【0882】
参考例171と同様にして、(3R*,4S*)−1−tert−ブトキシカルボニル−3,4−ジアジドピペリジンから標題化合物を黄色油状物として得た。1H−NMR(CDCl3)δ:1.46(9H,s),1.48−1.60(2H,m),1.80−2.10(4H,br),2.85−2.91(2H,m),2.97(1H,br.s),3.09(1H,dd,J=13.6,2.7Hz),3.74(1H,dd,J=13.6,4.2Hz),3.81(1H,s).
【0883】
[参考例207](3R*,4S*)−3−アミノ−1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン
【0884】
【化300】
Figure 0004266092
【0885】
(3R*,4S*)−1−tert−ブトキシカルボニル−3,4−ジアミノピペリジン(3.23g)をN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)に溶かし、トリエチルアミン(2.08ml)と5−クロロインドール−2−カルボン酸 p−ニトロフェニルエステル(3.80g)を加え、室温にて3日間撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加えジクロロメタンで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリム水溶液、飽和食塩水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ジクロロメタン:メタノール=20:1〜10:1(v/v)]にて精製し、標題化合物(2.70g)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−1.58(3H,m),1.41(9H,s),1.75−1.90(1H,m),2.95(1H,br.s),2.98−3.05(1H,m),3.19−3.28(1H,m),3.74(1H,dd,J=19.5,15.4Hz),3.79(1H,br.s),4.04−4.12(1H,m),7.17(1H,dd,J=8.7,1.9Hz),7.21(1H,s),7.42(1H,d,J=8.7Hz),7.68(1H,d,J=1.9Hz),8.00(1H,br.d,J=7.6Hz),11.80(1H,s).
【0886】
[参考例208](3R*,4S*)−3−アミノ−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン
【0887】
【化301】
Figure 0004266092
【0888】
(3R*,4S*)−1−tert−ブトキシカルボニル−3,4−ジアミノピペリジン(3.23g)をN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)に溶解し、トリエチルアミン(2.08ml)を加えた。次いで、(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボン酸 p−ニトロフェニルエステル(3.83g)を加え、室温下3日間撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣に水を加えジクロロメタンで抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリム水溶液、飽和食塩水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥後溶媒を減圧下留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ジクロロメタン:メタノール=10:1〜5:1(v/v)]で分離し、標題化合物(2.27g)を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.30−1.62(3H,m),1.47(9H,s),1.78−1.88(1H,m),2.51(3H,s),2.81(2H,t,J=5.9Hz),2.85−2.98(3H,m),3.00−3.15(2H,m),3.71(2H,s),3.80−4.15(3H,m),7.79(1H,br.s).
【0889】
[参考例209](3R*,4S*)−3−アミノ−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン
【0890】
【化302】
Figure 0004266092
【0891】
参考例172と同様にして、(3R*,4S*)−1−tert−ブトキシカルボニル−3,4−ジアミノピペリジンと5−フルオロインドール−2−カルボン酸から、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.40−1.70(3H,m),1.48(9H,s),2.79−2.92(1H,m),2.99−3.14(1H,m),4.00−4.23(3H,m),6.85(1H,s),7.04(1H,td,J=9.0,2.4Hz),7.07−7.20(1H,br),7.27(1H,dd,J=9.0,2.4Hz),7.35(1H,d,J=9.0,4.4Hz),9.25−9.50(1H,br).
MS(ESI)m/z:377(MH+).
【0892】
[参考例210](3S,4S)−5−アジド−3−[[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ]−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]吉草酸
エチルエステル
【0893】
【化303】
Figure 0004266092
【0894】
(3S,4S)−3−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−ヒドロキシ吉草酸 エチルエステル(低極性化合物)(7.1g)のジクロロメタン(100ml)溶液に、氷冷下トリエチルアミン(4.80ml)および塩化メタンスルホニル(1.55ml)を順次滴下し、氷冷下30分間撹拌した。反応液をクロロホルムで希釈し、10%クエン酸水溶液および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、メタンスルホニル体(9.20g)を得た。得られたメタンスルホニル体、アジ化ナトリウム(5.64g)およびN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)からなる混合溶液を、80℃で20時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、水および飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム)にて精製し標題化合物(5.42g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.24(3H,t,J=7.1Hz),1.43(9H,s),2.56−2.68(2H,m),3.48−3.60(2H,m),3.88−3.97(1H,m),4.04−4.20(3H,m),4.88−4.97(1H,br),5.10(2H,s),5.60−5.75(1H,br),7.30−7.40(5H,m).
MS(ESI)m/z:436(MH+).
【0895】
[参考例211](4S,5R)−4−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−オキソピペリジン
【0896】
【化304】
Figure 0004266092
【0897】
参考例210で得た化合物(5.42g)のエタノール(150ml)、テトラヒドロフラン(10.0ml)混合溶液に、リンドラー触媒(2.71g)を加え、水素雰囲気下3時間撹拌した後、窒素条件下14時間撹拌した。セライトパッドを通じて不溶物をろ去し、ろ液を減圧下濃縮後、得られた残渣をテトラヒドロフラン(30ml)溶液とし、トリエチルアミン(3.0ml)を加え、室温で1.5時間撹拌を行った。反応液を酢酸エチルで希釈し、10%クエン酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[クロロホルム:メタノール=25:1(v/v)]にて精製し、標題化合物(2.50g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,s),2.30−2.50(1H,br),2.65−2.90(1H,br),3.15−3.30(1H,br),3.35−3.65(1H,br),4.00−4.25(2H,br),5.11(2H,s),5.55−5.60(1H,br),5.65−5.90(1H,br),6.25−6.55(1H,br),7.28−7.40(5H,m).
MS(ESI)m/z:364(MH+).
【0898】
[参考例212](3R,4S)−4−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン
【0899】
【化305】
Figure 0004266092
【0900】
参考例211で得た化合物(2.49g)のテトラヒドロフラン(70ml)溶液に、氷冷下1Mボラン・テトラヒドロフラン錯体(テトラヒドロフラン溶液、34.0ml)を滴下し、徐々に室温に戻しながら20時間撹拌した。反応液にメタノール(100ml)を滴下し加え、反応を停止し、減圧下溶媒を留去した。得られた残渣に、エタノール(45ml)、水(5ml)、およびトリエチルアミン(10ml)を加え、24時間加熱還流を行った。反応液を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[クロロホルム:メタノール:水=7:3:1(v/v/v)、下層]にて精製し、標題化合物(1.61g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,s),1.65−1.72(2H,m),2.67(1H,t,J=12.0Hz),2.82(12H,d,J=12.0Hz),2.90−3.10(1H,br),3.60−3.80(2H,m),3.90−4.00(1H,m),5.00−5.20(2H,m),5.40−5.60(2H,br),7.25−7.74(5H,m).MS(FAB)m/z:350(MH+).
【0901】
[参考例213](3R,4S)−1−アセチル−4−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン
【0902】
【化306】
Figure 0004266092
【0903】
参考例212で得た化合物をジクロルメタン中トリエチルアミン存在下に塩化アセチルと反応させて、標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,s),1.85−2.15(2H,m),2.07(1.5H,s),2.14(1.5H,s),2.75−2.90(1H,m),3.10−3.20(0.5H,m),3.25−3.35(0.5H,br.d,J=14.2Hz),3.65−4.05(3H,m),4.38−4.47(0.5H,br.d,J=13.0Hz),4.5,4−4.63(0.5H,m),4.69−4.83(1H,br),4.98−5.20(2.5H,m),5.90−6.05(0.5H,br),7.30−7.40(5H,m).
MS(ESI)m/z:392(MH+).
【0904】
[参考例214](3R,4S)−1−アセチル−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン
【0905】
【化307】
Figure 0004266092
【0906】
参考例213で得た化合物(745mg)のエタノール(50ml)溶液に10%パラジウム炭素(532mg)を加え水素条件下室温で16時間撹拌した。セライトろ過により不溶物を除去後、ろ液を減圧濃縮した。得られた残渣を5−クロロインドール−2−カルボン酸(467mg)で参考例68と同様に処理して、標題化合物(650mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.52(9H,s),1.60−1.80(2H,m),2.12(1H,s),2.16(2H,s),2.30−2.45(0.5H,m),2.67−2.82(0.3H,m),2.89(0.7H,d,J=13.7Hz),3.23(0.7H,t,J=12.9Hz),3.37(0.3H,d,J=13.7Hz),3.81−3.95(1H,m),4.05−4.33(2H,m),4.62−4.72(0.3H,br),4.77(0.7H,d,J=13.7Hz),5.10−5.27(1H,m),6.81(0.3H,br.s),6.85(0.7H,s),7.21(1H,br.d,J=8.8Hz),7.34(1H,d,J=8.8Hz),7.57(0.3H,br.s),7.61(0.7H,s),8.55−8.65(0.5H,br),9.43−9.53(0.7H,br),9.60−9.70(0.3H,br).
MS(ESI)m/z:435(MH+).
【0907】
[参考例215](3R,4S)−5−アジド−3−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]吉草酸エチルエステル
【0908】
【化308】
Figure 0004266092
【0909】
参考例210と同様にして、(3R,4S)−3−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−ヒドロキシ吉草酸 エチルエステル(高極性化合物)から、標題化合物を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.23(3H,t,J=6.6Hz),1.42(9H,s),2.51−2.63(2H,m),3.43−3.50(2H,m),3.84−3.92(1H,m),4.03−4.23(3H,m),5.10(2H,s),5.11−5.24(1H,m),5.54−5.60(1H,m),7.32−7.44(5H,m).
【0910】
[参考例216](4R,5R)−4−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−2−オキソピペリジン
【0911】
【化309】
Figure 0004266092
【0912】
参考例215で得た化合物を参考例211と同様に処理し、標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35(9H,s),2.19(1H,dd,J=17.4,9.1Hz),2.41−2.51(1H,m),2.97(1H,t,J=9.1Hz),3.00−3.11(1H,m),3.51−3.64(1H,m),3.67−3.73(1H,m),5.00(2H,s),6.71−6.80(1H,m),7.20−7.30(5H,m),7.44−7.52(1H,m),8.30(1H,s).
【0913】
[参考例217](3R,4R)−4−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン
【0914】
【化310】
Figure 0004266092
【0915】
参考例216で得た化合物を参考例212と同様に処理し、標題化合物を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.39(9H,s),2.05(2H,d,J=12.9Hz),2.40(1H,t,J=11.0Hz),2.63(1H,t,J=12.0Hz),3.09(1H,d,J=12.0Hz),3.31(1H,d,J=11.0Hz),3.42−3.53(2H,m),4.80−4.91(1H,m),5.09(2H,s),5.23−5.32(1H,m),7.34−7.41(5H,m).
【0916】
[参考例218](3R,4R)−1−アセチル−4−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン
【0917】
【化311】
Figure 0004266092
【0918】
参考例217で得た化合物を参考例213と同様に処理し、標題化合物を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.42(9H,s),1.53−1.67(1H,m),1.89−2.00(1H,m),2.09(1.5H,s),2.15(1.5H,s),2.57(1H,t,J=12.0Hz),2.78(1H,t,J=12.0Hz),3.20−3.30(1H,m),3.40−3.56(2H,m),4.23−4.31(1H,m),4.45−4.56(1H,m),5.01−5.08(1H,m),5.10(2H,s),7.32−7.44(5H,m).
【0919】
[参考例219](3R,4R)−1−アセチル−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン
【0920】
【化312】
Figure 0004266092
【0921】
参考例218で得た化合物を参考例214と同様に処理し、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.35(9H,s),1.42−1.56(2H,m),2.00−2.10(1H,m),2.12(1.5H,s),2.17(1.5H,s),2.31−2.43(1H,m),2.67−3.00(1H,m),3.55−3.63(1H,m),3.78−4.00(1H,m),4.03−4.21(1H,m),4.78−5.24(2H,m),6.91(0.5H,s),6.92(0.5H,s),7.22−7.32(1H,m),7.33(1H,d,J=8.8Hz),7.58(1H,s),9.45(0.5H,s),9.51(0.5H,s).
【0922】
[参考例220](3S,4R)−4−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−1−(メトキシアセチル)ピペリジン
【0923】
【化313】
Figure 0004266092
【0924】
参考例212で得た(3R,4S)−4−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジンと塩化メトキシアセチルから、参考例213と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,s),1.70−2.15(2H,m),2.70−2.85(1H,m),2.90−3.30(1H.m),3.35−3.70(1H,m),3.43(3H,s),3.75−3.90(2H,m),3.90−4.25(3H,m),4.40−4.80(1H,m),5.05−5.09(1H,m),5.10(2H,br.s),7.30−7.40(5H,m).
MS(ESI)m/z:322(MH+).
【0925】
[参考例221](3S,4R)−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(2−メトキシアセチル)ピペリジン
【0926】
【化314】
Figure 0004266092
【0927】
参考例214と同様にして、参考例220で得た化合物から標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.52(9H,s),1.60−1.80(1H,m),2.20−2.40(1H,m),2.70−2.80(0.6H,m),2.90−3.00(0.4H,m),3.15−3.30(0.4H,m),3.32−3.40(0.6H,m),3.46,3.49(total3H,each s),3.85−4.30(5H,m),4.55−4.80(1H,m),5.11(0.4H,brs),6.05(0.6H,br.s),6.86(1H,s),7.20(1H,dd,J=8.7,2.0Hz),7.33(1H,d,J=8.7Hz),7.61(1H,s),8.40−8.60(1H,m),9.41(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:465(MH+).
【0928】
[参考例222](3R,4R)−1−(2−メトキシアセチル)−4−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジン
【0929】
【化315】
Figure 0004266092
【0930】
参考例213と同様にして、参考例217で得た(3R,4R)−4−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]ピペリジンと塩化メトキシアセチルから、標題化合物を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(9H,s),1.45−1.67(1H,m),2.01−2.14(1H,m),2.63(1H,t,J=12.0Hz),2.75(1H,t,J=12.0Hz),3.20−3.30(1H,m),3.32−3.41(5H,m),3.44−3.56(2H,m),4.21−4.32(1H,m),4.50−4.63(1H,m),5.03−5.08(1H,m),5.09(2H,s),7.32−7.40(5H,m).
【0931】
[参考例223](3R,4R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−1−(2−メトキシアセチル)ピペリジン
【0932】
【化316】
Figure 0004266092
【0933】
参考例214と同様に反応して、参考例222で得た化合物と5−クロロインドール−2−カルボン酸から、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.35(9H,s),1.41−1.56(2H,m),2.11−2.23(0.5H,m),2.34−2.50(0.5H,m),2.78−2.89(0.5H,m),3.01−3.12(0.5H,m),3.42(5H,s),3.45−3.56(1H,m),3.78−3.89(1H,m),4.00−4.21(2H,m),4.78−5.21(2H,m),6.91(0.5H,s),6.93(0.5H,s),7.23(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.33(1H,d,J=8.8Hz),7.59(1H,s),9.37(0.5H,s),9.54(0.5H,s).
【0934】
[参考例224](3R,4S)−3−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−{[tert−ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ}吉草酸 エチルエステル
【0935】
【化317】
Figure 0004266092
【0936】
参考例168で得た(3R,4S)−3−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−ヒドロキシ吉草酸 エチルエステル(高極性化合物)(0.74g)のN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)溶液に、氷冷下トリエチルアミン(0.47ml)、イミダゾール(0.19g)、およびtert−ブチルクロロジフェニルシラン(0.7ml)を順次加え、徐々に室温に戻しながら4日間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、10%クエン酸水溶液および飽和食塩水で洗浄後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーシリカゲルカラムクロマトグラフィー[ヘキサン:酢酸エチル=8:1(v/v)]にて精製し、標題化合物(0.85g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.07(9H,s),1.19(3H,t,J=7.4Hz),1.40(9H,s),2.40−2.50(1H,m),2.60(1H,dd,J=15.9,4.5Hz),3.56−3.67(1H,m),3.74(1H,dd,J=11.2,4.5Hz),3.78−3.89(1H,m),4.08(2H,q,J=7.4Hz),4.21−4.30(1H,m),4.99−5.13(3H,m),5.41−5.52(1H,m),7.40−7.53(6H,m),7.60−7.72(4H,m).
【0937】
[参考例225](3R,4S)−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−{[tert−ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ}−3−{[(5−クロロインドール2−イル)カルボニル]アミノ}吉草酸 エチルエステル
【0938】
【化318】
Figure 0004266092
【0939】
参考例214と同様にして、参考例224で得た化合物のベンジルオキシカルボニル基を除去し、5−クロロインドール−2−カルボン酸と縮合して、標題化合物を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.10(9H,s),1.20(3H,t,J=7.4Hz),1.32(9H,s),2.40−2.52(1H,m),2.71(1H,dd,J=15.9,4.5Hz),3.67−3.81(2H,m),4.00−4.20(2H,m),4.56−4.74(1H,m),5.00−5.11(1H,m),6.81(1H,s),7.21(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.32(1H,d,J=8.8Hz),7.40−7.50(6H,m),7.58(1H,d,J=8.5Hz),7.63−7.74(5H,m),9.01−9.14(1H,m).
【0940】
[参考例226](3R*,4R*)−4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド
【0941】
【化319】
Figure 0004266092
【0942】
参考例68と同様にして、参考例179で得た(3R*,4R*)−3−アミノ−4−tert−ブトキシカルボニルアミノテトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド(低極性化合物)と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から、標題化合物を褐色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.43(9H,s),2.30−2.37(2H,m),2.51(3H,s),2.82−2.85(2H,m),2.92−2.95(2H,m),3.17−3.20(4H,m),3.40−3.43(1H,m),3.69−3.77(2H,m),3.97−3.98(1H,m),4.98(1H,br),5.25(1H,br).
【0943】
[参考例227](3R*,4R*)−4−アミノ−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド 塩酸塩
【0944】
【化320】
Figure 0004266092
【0945】
参考例226で得た化合物を参考例69と同様に処理し、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.29−2.33(2H,m),2.93(3H,s),3.16(2H,br),3.40(2H,br),3.52(2H,br),3.69−3.76(3H,m),4.48(1H,br),4.71−4.82(2H,m),8.34(2H,br),8.82(1H,br).
MS(ESI)m/z:345(MH+).
【0946】
[参考例228](3R*,4R*)−4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド
【0947】
【化321】
Figure 0004266092
【0948】
参考例68と同様にして、参考例179で得た(3R*,4R*)−3−アミノ−4−tert−ブトキシカルボニルアミノテトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド(低極性化合物)と5−クロロインドール−2−カルボン酸から、標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.34(9H,s),2.09(2H,br),3.07(1H,d,J=12.6Hz),3.24−3.28(1H,m),3.48(2H,br),4.12(1H,br),4.53(1H,br),7.04(1H,s),7.16−7.18(2H,m),7.44(1H,d,J=8.7Hz),7.67(1H,s),8.37(1H,br),11.81(1H,s).
MS(ESI)m/z:442(MH+).
【0949】
[参考例229](3R*,4R*)−4−アミノ−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド 塩酸塩
【0950】
【化322】
Figure 0004266092
【0951】
参考例228で得た化合物を参考例69と同様に処理し、標題化合物をを淡灰色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.24−2.33(2H,m),3.43−3.55(3H,m),3.60−3.66(1H,m),3.77(1H,br),4.75−4.79(1H,m),7.18−7.21(2H,m),7.46(1H,d,J=8.8Hz),7.72(1H,d,J=1.7Hz),8.39(2H,br),8.58(1H,d,J=6.8Hz),11.93(1H,s).
MS(ESI)m/z:342(MH+).
【0952】
[参考例230](3R*,4S*)−4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド
【0953】
【化323】
Figure 0004266092
【0954】
参考例98と同様にして、参考例179で得た(3R*,4S*)−3−アミノ−4−tert−ブトキシカルボニルアミノテトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド(高極性化合物)と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から、標題化合物を淡赤色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.32(9H,s),2.14−2.24(1H,m),2.33−2.38(1H,m),2.50(3H,s),2.78−2.83(2H,m),2.86−2.95(2H,m),3.08−3.14(3H,m),3.55(1H,d,J=13.4Hz),3.68(1H,d,J=15.5Hz),3.72(1H,d,J=15.5Hz),3.86−3.88(1H,m),4.45−4.53(1H,m),4.75(1H,d,J=8.5Hz),7.76(1H,d,J=8.3Hz).
MS(ESI)m/z:445(MH+).
【0955】
[参考例231](3R*,4S*)−4−アミノ−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド 塩酸塩
【0956】
【化324】
Figure 0004266092
【0957】
参考例230で得た化合物を参考例69と同様に処理し、標題化合物を淡褐色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.03−2.12(1H,m),2.51(1H,br),2.93(3H,s),3.14(2H,d,J=12.2Hz),3.28(2H,br),3.33(2H,br),3.48(3H,br),3.72(2H,br),4.49(2H,br),4.71−4.74(1H,m),8.38(2H,br),9.21−9.24(1H,m).
MS(ESI)m/z:345(MH+).
【0958】
[参考例232](3R*,4R*)−4−tert−ブトキシカルボニルアミノ−3−{[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド
【0959】
【化325】
Figure 0004266092
【0960】
参考例68と同様にして、参考例179で得た(3R*,4R*)−3−アミノ−4−tert−ブトキシカルボニルアミノテトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド(低極性化合物)と5−フルオロインドール−2−カルボン酸から、標題化合物を淡褐色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.37(9H,s),2.10−2.13(2H,m),3.06(1H,br),3.37−3.49(3H,m),4.13(1H,br),4.57(1H,br),6.95−7.01(2H,m),7.14(1H,br),7.30(1H,d,J=8.5Hz),7.41(1H,dd,J=8.8,4.5Hz),8.28(1H,br),11.68(1H,s).
MS(ESI)m/z:426(MH+).
【0961】
[参考例233](3R*,4R*)−4−アミノ−3−{[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド 塩酸塩
【0962】
【化326】
Figure 0004266092
【0963】
参考例232で得た化合物を参考例69と同様に処理し、標題化合物をを淡褐色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.25−2.31(1H,m),2.47(1H,br),3.30(1H,br),3.49−3.53(2H,m),3.60−3.66(1H,m),3.78(1H,br),4.79(1H,br),7.01−7.05(1H,m),7.21(1H,s),7.38(1H,d,J=9.0Hz),7.44(1H,dd,J=8.8,4.4Hz),8.40(2H,br),8.56(1H,br),11.81(1H,s).
MS(ESI)m/z:326(MH+).
【0964】
[参考例234](3R)−3−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−オキソ吉草酸 エチルエステル
【0965】
【化327】
Figure 0004266092
【0966】
参考例168で得た(3R,4S)−3−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−ヒドロキシ吉草酸エチルエステル(高極性化合物)(0.5g)、ジメチルスルホキシド(6.8ml)、およびトリエチルアミン(2.6ml)からなる混合溶媒に、室温で三酸化硫黄ピリジン錯塩(1.5g)を徐々に加え、20分間撹拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで抽出し、得られた有機層を飽和塩化アンモニウム水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[n−ヘキサン:酢酸エチル=3:1(v/v)]にて精製し、標題化合物(0.51g)を黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.25(3H,t,J=7.4Hz),1.44(9H,s),2.51−2.70(2H,m),4.01−4.23(2H,m),4.45−4.67(1H,m),5.00−5.23(2H,s),5.24−5.42(1H,m),7.23−7.43(5H,m),9.63(0.5H,s),9.67(0.5H,s).
【0967】
[参考例235](4R)−4−{[(ベンジルオキシ)カルボニル]アミノ}−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−1−メチル−2−オキソピペリジン
【0968】
【化328】
Figure 0004266092
【0969】
参考例234で得た化合物(0.51g)のエタノール(10ml)溶液に、氷冷下酢酸(0.27ml)および2Mメチルアミン(テトラヒドロフラン溶液、1.0ml)を順次加え、徐々に室温に戻しながら1時間撹拌した後、シアノ水素化ホウ素ナトリウム(0.15g)を加え18時間撹拌した。反応液をクロロホルムで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去し、得られた残渣をトルエン(20ml)に溶解した。本溶液に、トリエチルアミン(2ml)を加え2時間加熱還流を行い、反応液を減圧下濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[クロロホルム:メタノール=98:2(v/v)]にて精製し、標題化合物(0.28g)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.36(3.6H,s),1.38(5.4H,s),2.22−2.43(1H,m),2.44−2.61(1H,m),2.72(1.2H.s),2.80(1.8H.s),3.10(0.5H,dd,J=12.5,8.3Hz),3.21−3.30(0.5H,m),3.33−3.45(1H,m),3.56−3.82(1H,m),3.89−4.00(1H,m),4.94(1H,d,J=8.1Hz),5.00(1.2H.s),5.01(0.8H,s),6.89−7.02(0.5H,m),7.23−7.44(5.5H,m).
【0970】
[参考例236](4R)−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−1−メチル−2−オキソピペリジン
【0971】
【化329】
Figure 0004266092
【0972】
参考例214と同様にして、参考例235で得た化合物と5−クロロインドール−2−カルボン酸から、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.24(5.4H,s),1.35(3.6H,s),2.43−2.56(2H,m),2.80(3H,s),3.10−3.20(1H,m),3.30−3.52(1H,m),3.83−3.91(0.4H,m),4.02−4.10(0.6H,m),4.20−4.31(0.6H,m),4.43−4.54(0.4H,m),6.94(0.6H,d,J=8.1Hz),7.08(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,d,J=2.0Hz),8.30(0.4H,s),8.36(0.4H,d,J=7.3Hz),8.43(0.6H,d,J=8.3Hz),11.75(0.6H,s),11.78(0.4H,s).
【0973】
[参考例237]4−(4−ピリジル)安息香酸 塩酸塩
【0974】
【化330】
Figure 0004266092
【0975】
4−ブロモピリジン 塩酸塩(11.7g)と4−カルボキシフェニルボロン酸(10.0g)をトルエン(250ml)−水(250ml)の混合溶媒に溶解し、テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(0)(5.0g)と無水炭酸ナトリウム(25.4g)を順次加えて、120℃で19時間加熱還流した。室温まで冷却した後、酢酸エチルを加え、水で抽出し、水層に濃塩酸を加えて酸性にした。水層を酢酸エチルで洗浄したのち、水層を濃縮して析出する固体をろ取し、標題化合物(8.37g)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:8.11(2H,d,J=8.8Hz),8.14(2H,dJ=8.8Hz),8.35(2H,d,J=6.6Hz),8.97(2H,d,J=6.6Hz).
MS(FAB)m/z:200(M+H)+.
【0976】
[参考例238]4−(4−ピリジル)安息香酸 メチルエステル
【0977】
【化331】
Figure 0004266092
【0978】
4−(4−ピリジル)安息香酸 塩酸塩(12.4g)をメタノール(200ml)に溶解し、室温で濃硫酸(5ml)を加えて3時間加熱還流した。反応終了後、溶媒を留去し残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残さにヘキサンを加えて固化し、標題化合物(9.86g)を無色粉末として得た。
1HNMR(CDCl3)δ:3.96(3H,s),7.54(2H,d,J=5.9Hz),7.71(2H,dJ=8.3Hz),8.16(2H,d,J=8.3Hz),8.71(2H,d,J=5.9Hz).
【0979】
[参考例239]4−(4−メトキシカルボニルフェニル)ピリジン N−オキシド
【0980】
【化332】
Figure 0004266092
【0981】
4−(4−ピリジル)安息香酸 メチルエステル(1.49g)をジクロロメタン(30ml)に溶解し、70%m−クロロ過安息香酸(3.46g)、を加え、室温で1時間攪拌した。亜硫酸ナトリウム水溶液を加えて分液し、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、標題化合物(1.33g)を白色固体として得た。
1H−NMR(DMSO)δ:3.88(3H,s),7.86(2H,d,J=7.2Hz),7.94(2H,d,J=8.3Hz),8.05(2H,d,J=8.3Hz),8.30(2H,d,J=7.2Hz).
MS(FAB)m/z:230(M+H)+.
【0982】
[参考例240]4−(4−カルボキシフェニル)ピリジン N−オキシド
【0983】
【化333】
Figure 0004266092
【0984】
4−(4−メトキシカルボニルフェニル)ピリジン N−オキシド(802mg)をジオキサン(20ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム水溶液(5ml)を加え、1時間還流したのち、室温で2時間攪拌した。1規定塩酸水溶液(5ml)を加えて中和し、さらに水(5ml)を加えて、生じた沈殿をろ取し、標題化合物(627mg)を白色固体として得た。
1H−NMR(DMSO)δ:7.85(2H,d,J=7.2Hz),7.91(2H,d,J=8.3Hz),8.03(2H,d,J=8.3Hz),8.30(2H,d,J=7.2Hz).
【0985】
[参考例241]2−(4−カルボキシルフェニル)ピリジン N−オキシド
【0986】
【化334】
Figure 0004266092
【0987】
4−(2−ピリジル)安息香酸より上記参考例と同様にして合成した2−(4−エトキシカルボニルフェニル)ピリジン N−オキシド(260mg)を1,4−ジオキサン(10ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム水溶液(2.00ml)を加え、2時間過熱還流した。反応液を減圧下濃縮し、残さに1規定塩酸(6ml)を加えたのち、析出した沈殿をろ取し、標題化合物
(202mg)を無色非晶質固体として得た。
1HNMR(DMSO−d6)δ:7.41−7.45(2H,m),7.65−7.69(1H,m),7.94(2H,d,J=8.3Hz),8.02(2H,d,J=8.3Hz),8.34−8.38(1H,m),13.09(1H,s).
MS(FAB)m/z:216(M+H)+.
【0988】
[参考例242][(4−クロロフェニル)アミノ]オキソ酢酸 エチルエステル
【0989】
【化335】
Figure 0004266092
【0990】
4−クロロアニリン(1.16g)と塩化メチレン(26ml)の溶液に、氷冷下、トリエチルアミン(1.52ml)、クロロオキソ酢酸 エチルエステル(1.11ml)を順次加え、室温で14時間攪拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え分液操作後、有機層を10%クエン酸水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で濃縮した後、残渣にヘキサンを加えて結晶析出させ、ろ取、乾燥し、表題化合物(1.89g)を白色針状晶として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.43(3H,t,J=7.1Hz),4.42(2H,q,J=7.1Hz),7.34(2H,d,J=8.8Hz),7.60(2H,d,J=8.8Hz).
MS(ESI)m/z:228(M+H)+.
【0991】
[参考例243][(5−クロロピリジン−2−イル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステル
【0992】
【化336】
Figure 0004266092
【0993】
2−アミノ−5−クロロピリジン(1.16g)を塩化メチレン(26ml)に溶解し、氷冷下、トリエチルアミン(1.51ml)、クロロオキソ酢酸 エチルエステル(1.10ml)を順次加え、室温で14時間攪拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え分液操作後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチルエステル=3:1(v/v))で精製した。得られた淡黄色固体をメタノールに溶解し、50℃で11時間攪拌した。反応液を減圧下に濃縮し析出した結晶をろ取、乾燥して表題化合物(0.43g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.99(3H,s),7.72(1H,dd,J=8.8,2.2Hz),8.24(1H,d,J=8.8Hz),8.31(1H,d,J=2.2Hz),9.39(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:215(M+H)+.
【0994】
[参考例244](S)−3−シクロヘキセン−1−カルボン酸
【0995】
【化337】
Figure 0004266092
【0996】
(S)−3−シクロヘキセン−1−カルボン酸の(R)−(+)−α−メチルベンジルアミン塩(J.Am.Chem.Soc.,1978年,100巻,5199−5203頁)(95.0g)を酢酸エチルエステル(1.6l)および2規定塩酸(1.6l)に溶解し、酢酸エチルエステル層を分取後、酢酸エチルエステル(500ml、2回)で抽出し、有機層を合わせ、飽和食塩水(300ml、2回)で洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮することにより表題化合物(48.3g、99.7%)を油状物質として得た。
[α]25 D=−104°(c=1,クロロホルム).
1H−NMR(CDCl3)δ:1.66−1.77(1H,m),2.00−2.15(3H,m),2.27−2.30(2H,m),2.57−2.65(1H,m),5.69(2H,s).
【0997】
[参考例245](1S,4S,5S)−4−ヨード−6−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−7−オン
【0998】
【化338】
Figure 0004266092
【0999】
(S)−3−シクロヘキセン−1−カルボン酸(48.0g)、塩化メチレン(580ml)、ヨウ化カリウム(82.1g)、炭酸水素ナトリウム(42.0g)および水(530ml)の混合物に、内温5℃でヨウ素(125.4g)を加えて室温で3時間攪拌した。反応液に1規定チオ硫酸ナトリウム水溶液(800ml)を加えた後、塩化メチレン(1l)で抽出し、有機層を炭酸水素ナトリウム水溶液(300ml)、水(500ml)および飽和食塩水(300ml)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮した。析出した結晶をろ取し、ヘキサンで洗浄後、乾燥して表題化合物(89.5g、93.4%)を白色結晶として得た。
融点:130−131℃.
[α]25 D=−41°(c=1,クロロホルム)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.81−1.95(2H,m),2.12(1H,dd,J=5.2Hz,16.5Hz),2.36−2.56(2H,m),2.67(1H,d,J=3.2Hz),2.80(1H,d,J=12.2Hz),4.49−4.52(1H,m),4.81−4.84(1H,m).
【1000】
[参考例246](1S,3S,4R)−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボン酸 エチルエステル
【1001】
【化339】
Figure 0004266092
【1002】
(1S,4S,5S)−4−ヨード−6−オキサビシクロ[3.2.1]オクタン−7−オン(89.3g)とエタノール(810ml)の溶液に室温で攪拌しながら2規定水酸化ナトリウム(213ml)を加えて3時間攪拌した。反応液を35℃の浴温上で減圧濃縮し、得られた油状物に水(500ml)を加え、塩化メチレン(500mlおよび300ml)で抽出した。有機層を水(300ml)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下に濃縮した。得られた油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチルエステル=85:15(v/v))で精製して表題化合物(41.2g、68.5%)を油状物として得た。
[α]25 D=−58°(c=1,クロロホルム).
1H−NMR(CDCl3)δ:1.25(3H,t,J=7.1Hz),1.50−1.70(2H,m),1.71−1.82(1H,m),2.08−2.28(4H,m),3.16(2H,s),4.12(2H,q,J=7.1Hz).
【1003】
[参考例247](1S,3R,4R)−3−アジド−4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸 エチルエステル
【1004】
【化340】
Figure 0004266092
【1005】
(1S,3S,4R)−3,4−エポキシシクロヘキサンカルボン酸 エチルエステル(41.0g)、N,N−ジメチルホルムアミド(300ml)、塩化アンモニウム(19.3g)およびアジ化ナトリウム(23.5g)の混合物を75℃で13時間攪拌した。不溶物をろ取後、ろ液を乾固することなく減圧濃縮し、残留物に先のろ取物を加えて、水(400ml)に溶解した。酢酸エチルエステル(500ml、300ml)で抽出し、水洗、飽和食塩水洗浄、硫酸マグネシウムで乾燥後、濃縮乾固して表題化合物(51.5g、定量的)を油状物質として得た。
[α]25 D=+8°(c=1,クロロホルム)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.28(3H,t,J=7.1Hz),1.37−1.67(2H,m),1.86−1.95(1H,m),2.04−2.18(2H,m),2.32−2.43(1H,m),2.68−2.78(1H,m),3.40−3.60(2H,m),4.17(2H,q,J=7.1Hz).
【1006】
[参考例248](1S,3R,4R)−3−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸 エチルエステル
【1007】
【化341】
Figure 0004266092
【1008】
(1S,3R,4R)−3−アジド−4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸 エチルエステル(51.2g)、ジ−tert−ブチルジカルボナート(68.1g)、5%パラジウム炭素(5.0g)および酢酸エチルエステル(1l)の混合物を、水素圧(5kg/cm2)下、室温で16時間攪拌した。反応液をろ過し、濃縮して得られた油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチルエステル=4:1(v/v))で精製した。ヘキサンから結晶化して、表題化合物(46.9g、68.0%)を無色結晶として得た。さらに、そのろ液をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=100:1(v/v))で精製して表題化合物(6.7g、9.8%)を得た。
[α]25 D=+25°(c=1,クロロホルム).
1H−NMR(CDCl3)δ:1.28(3H,t,J=7.1Hz),1.38−1.57(2H,m),1.45(9H,s),1.86−1.95(1H,m),2.05−2.17(1H,m),2.29−2.39(2H,m),2.61−2.68(1H,m),3.25−3.66(3H,m),4.17(2H,q,J=7.1Hz),4.53(1H,br.s).
【1009】
[参考例249](1S,3R,4S)−4−アジド−3−tert−ブトキシカルボニルアミノシクロヘキサンカルボン酸 エチルエステル
【1010】
【化342】
Figure 0004266092
【1011】
(1S,3R,4R)−3−tert−ブトキシカルボニルアミノ−4−ヒドロキシシクロヘキサンカルボン酸 エチルエステル(53.5g)、塩化メチレン(500ml)およびトリエチルアミン(130ml)の溶液に、−10℃〜−15℃で塩化メタンスルホニル(42ml)を滴下した。同温度で20分間攪拌した後、30分を要して室温まで昇温し、2時間攪拌した。反応液に0.5規定塩酸(800ml)を0℃で滴下して酸性とし、塩化メチレン(500ml、300ml)で抽出した。有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウム乾燥後、濃縮した。得られた結晶をN,N−ジメチルホルムアミド(335ml)に溶解し、アジ化ナトリウム(60.5g)を加え、68〜73℃で16時間攪拌した。反応液をろ過後、ろ液を減圧濃縮して250mlの溶媒を留去した。残留物と先のろ取物を合わせて、水(500ml)に溶解し、酢酸エチルエステル(1lおよび300ml)で抽出した。有機層を飽和食塩水(400ml、200ml)で洗浄し、硫酸マグネシウム乾燥後、濃縮して得られた結晶をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチルエステル=4:1(v/v))で精製して表題化合物(18.4g、31.7%)を白色の結晶として得た。
[α]25 D=+62°(c=1,クロロホルム).
1H−NMR(CDCl3)δ:1.26(3H,t,J=7.1Hz),1.45(9H,s),1.38−2.33(6H,m),2.57−2.68(1H,m),3.77−4.20(4H,m),4.63(1H,br.s).
【1012】
[参考例250](1S,3R,4S)−4−アジド−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸
【1013】
【化343】
Figure 0004266092
【1014】
(1S,3R,4S)−4−アジド−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノシクロヘキサンカルボン酸 エチルエステル(5.0g)をテトラヒドロフラン(130ml)と水(25ml)に溶解し、氷冷下に水酸化リチウム(510mg)を加えて10分間攪拌した後、室温に戻して4時間攪拌を続けた。反応液に水酸化リチウム(200mg)を加えて20時間攪拌した後、1規定塩酸(29ml)を加えて中和し、酢酸エチルエステルと飽和食塩水を加えて分液した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下に留去して、表題化合物(4.77g)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45(9H,s),1.82−2.10(6H,m),2.74−2.76(1H,m),3.94(2H,br),5.71(1H,br.s).
【1015】
[参考例251](1S,3R,4S)−4−アジド−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)− N,N−ジメチルシクロヘキサンカルボキサミド
【1016】
【化344】
Figure 0004266092
【1017】
(1S,3R,4S)−4−アジド−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサンカルボン酸(4.77g)を塩化メチレン(150ml)に溶解し、ジメチルアミン 塩酸塩(3.26g)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(4.60g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(3.24g)およびN−メチルモルホリン(8.09g)を加えて、室温で18時間攪拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて分液した後、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:塩化メチレン=1:50)で精製し、表題化合物(4.90g)を非晶質固体として得た。
1H-NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),1.60−2.09(6H,m),2.75−2.81(1H,m),2.93(3H,s),3.01(3H,s),3.73−3.77(1H,m),4.10−4.12(1H,m),4.59(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:312(M+H)+.
【1018】
[参考例252](1S,3R,4S)−4−アジド−N,N−ジメチル−3−[N−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド
【1019】
【化345】
Figure 0004266092
【1020】
(1S,3R,4S)−4−アジド−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−N,N−ジメチルシクロヘキサンカルボキサミド(9.13g)を塩化メチレン(100ml)に溶解し、飽和塩酸エタノール(100ml)を加えて室温で1分間放置した。反応液を減圧下に濃縮し、得られた残渣をN,N−ジメチルホルムアミド(200ml)に溶解し、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボン酸 リチウム塩(10.0g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(4.47g)および1−(ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(16.8g)を加えて室温で一晩攪拌した。反応液を減圧下に濃縮し、残渣に塩化メチレンと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて分液し、得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去後、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=47:3(v/v))により精製し、表題化合物(7.38g、64%)を泡状物質として得た。
1H-NMR(CDCl3)δ:1.72−1.97(4H,m),2.10−2.27(2H,m),2.51(3H,s),2.80−3.00(11H,m),3.68(1H,d,J=15.4Hz),3.74(1H,d,J=15.4Hz),3.88−3.93(1H,m),4.54−4.60(1H,m),7.24(1H,d,J=7.6Hz).
MS(FAB)m/z:392(M+H)+.
【1021】
[参考例253](1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1022】
【化346】
Figure 0004266092
【1023】
(1S,3R,4S)−4−アジド−N,N−ジメチル−3−[N−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ]シクロヘキサンカルボキサミド(220mg)をメタノール(10ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(180mg)を加え、水素雰囲気下、室温で4時間攪拌した。不溶物をろ去した後、ろ液を減圧下に濃縮した。得られた残渣は精製することなく実施例191及び192の反応に供した。
【1024】
[参考例254][(4−フルオロフェニル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステル
【1025】
【化347】
Figure 0004266092
【1026】
参考例242に記載された方法と同様にして、4−フルオロアニリンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.98(3H,s),7.00−7.14(2H,m),7.55−7.68(2H,m),8.85(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:198(M+H)+.
【1027】
[参考例255][(4−ブロモフェニル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステル
【1028】
【化348】
Figure 0004266092
【1029】
参考例242に記載された方法と同様にして、4−ブロモアニリンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.98(3H,s),7.49(2H,d,J=9.0Hz),7.55(2H,d,J=9.0Hz),8.85(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:258M+.
【1030】
[参考例256][(4−クロロ−2−メチルフェニル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステル
【1031】
【化349】
Figure 0004266092
【1032】
参考例242に記載された方法と同様にして、4−クロロ−2−メチルアニリンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を無色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.31(3H,s),3.99(3H,s),7.15−7.30(2H,m),7.98(1H,d,J=8.8Hz),8.77(1H,br).
MS(FAB)m/z:228(M+H)+.
【1033】
[参考例257][(4−クロロ−3−メチルフェニル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステル
【1034】
【化350】
Figure 0004266092
【1035】
参考例242に記載された方法と同様にして、4−クロロ−3−メチルアニリンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を無色固体として得た。1H−NMR(CDCl3)δ:2.39(3H,s),3.98(3H,s),7.33(1H,d,J=12.5Hz),7.44(1H,dd,J=12.5,2.5Hz),7.53(1H,d,J=2.5Hz),8.81(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:228(M+H)+.
【1036】
[参考例258][(4−クロロ−2−フルオロフェニル)アミノ]オキソ酢酸メチルエステル
【1037】
【化351】
Figure 0004266092
【1038】
参考例242に記載された方法と同様にして、4−クロロ−2−フルオロアニリンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.99(3H,s),7.15−7.24(2H,m),8.33(1H,t,J=8.4Hz),9.05(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:232(M+H)+.
【1039】
[参考例259][(2,4−ジフルオロフェニル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステル
【1040】
【化352】
Figure 0004266092
【1041】
参考例242に記載された方法と同様にして、2,4−ジフルオロアニリンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.99(3H,s),6.87−7.00(2H,m)、8.29−8.38(1H,m),8.99(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:215M+.
【1042】
[参考例260][(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステル
【1043】
【化353】
Figure 0004266092
【1044】
参考例242に記載された方法と同様にして、3,4−ジフルオロアニリンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を無色針状結晶として得た。1H−NMR(CDCl3)δ:3.98(3H,s),7.10−7.28(2H,m),7.67−7.78(1H,m),8.83(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:215M+.
【1045】
[参考例261][(ピリジン−4−イル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステル
【1046】
【化354】
Figure 0004266092
【1047】
参考例242に記載された方法と同様にして、4−アミノピリジンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.99(3H,s),7.58(2H,dd,J=4.8,1.6Hz),8.60(2H,dd,J=4.8,1.6Hz),9.04(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:181(M+H)+.
【1048】
[参考例262][(5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステル
【1049】
【化355】
Figure 0004266092
【1050】
参考例242に記載された方法と同様にして、2―アミノ―5−ブロモピリジンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.99(3H,s),7.87(1H,dd,J=8.8,2.4Hz),8.19(1H,d,J=8.8Hz),8.41(1H,d,J=2.4Hz),9.38(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:259 M+.
【1051】
[参考例263][(2−クロロピリジン−5−イル)アミノ]オキソ酢酸 エチルエステル
【1052】
【化356】
Figure 0004266092
【1053】
5−アミノ−2−クロロピリジン(386mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(8ml)に溶解し、シュウ酸モノエチルエステルカリウム(469mg)、1−(ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(863mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール 1水和物(203mg)を加え、室温で2日間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、塩化メチレン、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて分液した後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で濃縮した後、シリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、標題化合物を含む残渣(200mg)を白色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.43(3H,t,J=7.2Hz),4.44(2H,q,J=7.2Hz),7.36(1H,d,J=8.7Hz),8.24(1H,dd,J=8.7,2.7Hz),8.55(1H,d,J=2.7Hz),9.03(1H,br.s).
【1054】
[参考例264][(6−クロロピリダジン−3−イル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステル
【1055】
【化357】
Figure 0004266092
【1056】
3−アミノ−6−クロロピリダジン(516mg)をピリジン(26ml)に溶解し、氷冷下、トリエチルアミン(665μl)、クロロオキソ酢酸 メチルエステル(441μl)を順次加え、室温で14時間攪拌した。反応液に水を加えて分液した後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、標題化合物(748mg)を濃青色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:4.03(3H,s),7.59(1H,d,J=9.3Hz),8.52(1H,d,J=9.3Hz),9.88(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:215M+.
【1057】
[参考例265][(5−クロロチアゾール−2−イル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステル
【1058】
【化358】
Figure 0004266092
【1059】
参考例242に記載された方法と同様にして、2−アミノ−5−クロロチアゾールとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:4.02(3H,s),7.48(1H,s),11.03(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:221(M+H)+.
【1060】
[参考例266][(5−クロロピリジン−2−イル)アミノ]オキソ酢酸 リチウム塩
【1061】
【化359】
Figure 0004266092
【1062】
[(5−クロロピリジン−2−イル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステル(1.12g)のテトラヒドロフラン(20ml)溶液に、水(5.0ml)及び水酸化リチウム(128mg)を室温にて加え、5時間撹拌した。減圧下溶媒を留去し、得られた白色固体にヘキサン(30ml)を加え30分間撹拌し、固体を濾取後、乾燥し標題化合物(1.02g)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.90(1H,dd,J=8.9,2.6Hz),8.12(1H,d,J=8.9Hz),8.34(1H,d,J=2.6Hz),10.18(1H,s).
【1063】
[参考例267]2−(4−クロロアニリノ)酢酸 エチルエステル
【1064】
【化360】
Figure 0004266092
【1065】
4−クロロアニリン(2.0g)をアセトニトリル(20ml)に溶解し、ブロモ酢酸エチル(2.1g)、炭酸カリウム(2.2g)を加え、60℃で2日間撹拌した。反応液をセライトパッドを通じて濾過し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:クロロホルム=2:1)で精製し、標題化合物(2.3g)を白色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.30(3H,t,J=7.3Hz),3.86(2H,s),4.24(2H,q,J=7.3Hz),4.26−4.35(1H,m),6.53(2H,dd,J=6.6,2.2Hz),7.14(2H,dd,J=6.6,2.2Hz).
【1066】
[参考例268]2−(4−クロロ−2−フルオロアニリノ)酢酸 エチルエステル
【1067】
【化361】
Figure 0004266092
【1068】
参考例267に記載された方法と同様にして、4−クロロ−2−フルオロアニリンとブロモ酢酸エチルから標題化合物を白色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.29(3H,t,J=7.3Hz),3.91(2H,s),4.22(2H,q,J=7.3Hz),4.42−4.51(1H,m),6.49(1H,t,J=8.8Hz),6.98(1H,dt,J=8.8,2.5Hz),7.01(1H,dd,J=11.3,2.5Hz).
【1069】
[参考例269](1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−エトキサリル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1070】
【化362】
Figure 0004266092
【1071】
(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(1.5g)をN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)に溶解し、シュウ酸モノエチルエステルカリウム(962mg)、1−(ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(1.18g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール 1水和物(277mg)を加え、室温で14時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と塩化メチレンを加えて分液した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧下留去し、残さをシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=47:3)により精製し、標題化合物(1.13g)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.37(3H,t,J=7.1Hz),1.55−2.15(6H,m),2.52(3H,s),2.77−2.89(3H,m),2.94(5H,br.s),3.06(3H,s),3.71(1H,d,J=15.5Hz),3.73(1H,d,J=15.5Hz),4.06−4.13(1H,m),4.32(2H,q,J=7.1Hz),4.60−4.63(1H,m),7.39(1H,d,J=8.3Hz),7.83(1H,d,J=7.6Hz).
MS(ESI)m/z:466(M+H)+.
【1072】
[参考例270]N−[(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキシル]オキサミン酸 リチウム塩
【1073】
【化363】
Figure 0004266092
【1074】
(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−エトキサリル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(1.13g)をテトラヒドロフラン(20ml)、メタノール(10ml)、水(10ml)に溶解し、水酸化リチウム(58mg)を加え、室温で30分間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、標題化合物(1.10g)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.41−1.73(4H,m),2.00−2.07(2H,m),2.39(3H,s),2.74−2.99(11H,m),3.67(2H,s),3.82−3.88(1H,m),4.28−4.30(1H,m),8.66−8.70(2H,m).
MS(ESI)m/z:438(M−Li+H)+.
【1075】
[参考例271](1S,3R,4S)−4−アジド−3−[(4,6−ジヒドロ−5−メチル−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニルアミノ]−N,N−ジメチルシクロヘキサンカルボキサミド
【1076】
【化364】
Figure 0004266092
【1077】
参考例252に記載された方法と同様にして、(4,6−ジヒドロ−5−メチル−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボン酸 リチウム塩と(1S,3R,4S)−4−アジド−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−N,N−ジメチルシクロヘキサンカルボキサミドから標題化合物を淡黄色アモルファスとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.73−1.87(4H,m),2.11−2.20(2H,m),2.67(3H,s),2.85−2.90(1H,m),2.93(3H,s),3.00(3H,s),3.90−4.10(5H,m),4.57−4.62(1H,m),7.20−7.22(1H,m).
MS(FAB)m/z:378(M+H)+.
【1078】
[参考例272](1S,2R,4S)−N2−[(4,6−ジヒドロ−5−メチル−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1079】
【化365】
Figure 0004266092
【1080】
参考例253に記載された方法と同様にして、(1S,3R,4S)−4−アジド−3−[(4,6−ジヒドロ−5−メチル−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニルアミノ]−N,N−ジメチルシクロヘキサンカルボキサミドから標題化合物を淡黄色アモルファスとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.67−1.97(6H,m),2.36−2.40(1H,m),2.67(3H,s),2.92(3H,s),3.00(3H,s),3.07−3.18(1H,m),3.92−3.95(2H,m),4.02−4.06(2H,m),4.23−4.26(1H,m),7.50−7.52(1H,m).
【1081】
[参考例273]5−クロロ−4−フルオロインドール−2−カルボン酸 メチルエステル
【1082】
【化366】
Figure 0004266092
【1083】
アルゴン雰囲気下0℃で水素化ナトリウム(60%含有,4.7g)にエタノール(100ml)を加え10分間撹拌した。反応液に2−ニトロプロパン(11ml)を加え10分間撹拌後、3−クロロ−2−フルオロベンジルブロマイド(10g)を加え室温で3.5時間撹拌した。沈殿を濾去し濾液を減圧下濃縮した。残さをジエチルエーテルと水に分配し、有機層を1規定水酸化ナトリウム水溶液、水、飽和食塩水で順次洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=3:7)で精製し、粗製の3−クロロ−2−フルオロベンズアルデヒド(5.5g)を淡黄色油状化合物として得た。
アルゴン雰囲気下0℃で水素化ナトリウム(60%含有,1.6g)にメタノール(20ml)を加え10分間撹拌した。反応液を−20℃に冷却し粗製の3−クロロ−2−フルオロベンズアルデヒド(5.5g)と2−アジド酢酸 メチルエステル(5.0g)のメタノール(10ml)溶液を20分間以内に加えた。反応液を0℃に昇温して2.5時間撹拌し、水(40ml)を加えた。反応液を減圧下濃縮し、残さをジクロロメタン−酢酸エチル混液で抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(トルエン:ヘキサン=3:17)で精製し、粗製の2−アジド−3−[(3−クロロ−2−フルオロ)フェニル]アクリル酸 メチルエステル(2.6g)を淡黄色油状物として得た。これをキシレン(50ml)に溶解し130−140℃で3時間撹拌した。反応液を濃縮し得られた残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン)で精製した後、エーテル−ヘキサンで結晶化させ標題化合物(440mg)を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:4.08(3H,s),7.20(1H,s),7.31−7.38(2H,m).
MS(FAB)m/z:228(M+H)+.
【1084】
[参考例274]5−クロロ−4−フルオロインドール−2−カルボン酸
【1085】
【化367】
Figure 0004266092
【1086】
5−クロロ−4−フルオロインドール−2−カルボン酸 メチルエステル(440mg)をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解し水酸化リチウム(160mg)の水溶液(5ml)を加え室温で3時間撹拌した。反応液に水酸化リチウム(240mg)の水溶液(5ml)を追加し、室温で更に1時間撹拌した後、反応液を減圧下濃縮した。残さを1規定塩酸水溶液で中和し酢酸エチルで3回抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下に溶媒を留去し、標題化合物(390mg)を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:6.79(1H,s),7.16−7.26(2H,m)
MS(FAB)m/z:214(M+H)+.
【1087】
[参考例275]N−ベンジル−5−クロロインド−ル−2−カルボン酸 エチルエステル
【1088】
【化368】
Figure 0004266092
【1089】
5−クロロインド−ル−2−カルボン酸 エチルエステル(1.4g)をN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)に溶解し、炭酸カリウム(2.9g)とベンジルクロライド(2.4ml)を加えて浴温100℃で1.5時間加熱撹拌した。減圧下反応液を濃縮し、残さを氷水に注ぎ酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:19)で精製し、ジエチルエ−テル−ヘキサンから結晶化させ標題化合物(1.6g)を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.36(3H,t,J=7.1Hz),4.33(2H,q,J=7.1Hz),5.83(2H,s),7.00−7.02(2H,d),7.20−7.38(6H,m),7.67(1H,d,J=1.7Hz).
【1090】
[参考例276]N−ベンジル−5−クロロ−3−フルオロインド−ル−2−カルボン酸 エチルエステル
【1091】
【化369】
Figure 0004266092
【1092】
N−ベンジル−5−クロロインド−ル−2−カルボン酸 エチルエステル(2.2g)のジクロロメタン溶液(30ml)に1−フルオロ−2,6−ジクロロピリジニウム トリフレ−ト(4.4g)を加え3日間加熱還流した。反応液を酢酸エチル−水に分配し、水層を酢酸エチルで抽出した。有機層を合わせ1 規定塩酸、水、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィ−(酢酸エチル:ヘキサン=1:24)で精製し、粗製の標題化合物(2.8g)を得た。この一部をプレパラティブクロマトグラフィにより精製し標題化合物を得た。
1H−NMR (DMSO−d6)δ:1.25(3H,t,J=7.1Hz−),4.29(2H,q,J=7.1Hz),5.77(2H,s),6.97−6.99(2H,m),7.18−7.28(3H,m),7.39(1H,dd,J=9.0,2.1Hz),7.69(1H,dd,J=9.0,2.1Hz),7.78(1H,d,J=2.1Hz)
【1093】
[参考例277]5−クロロ−3−フルオロインド−ル−2−カルボン酸 エチルエステル
【1094】
【化370】
Figure 0004266092
【1095】
粗製のN−ベンジル−5−クロロ−3−フルオロインド−ル−2−カルボン酸エチルエステル(1.4g)をアニソ−ル(30ml)に溶解し、氷冷下塩化アルミニウム(2.9g)を少量ずつ加えた。反応液を室温で30分間撹拌し、更に塩化アルミニウム(2.9g)を加え18時間撹拌した。反応液に塩化アルミニウム(8.0g)を加えて5時間撹拌し水でクエンチした。反応液を酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−(ジクロロメタン)で精製し、標題化合物(470mg)を白色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.43(3H,t,J=7.2Hz),4.45(2H,q,J=7.2Hz),7.25−7.31(2H,m),7.66(1H,d,J=0.73Hz),8.53(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:242(M+H)+.
【1096】
[参考例278]5−クロロ−3−フルオロインド−ル−2−カルボン酸
【1097】
【化371】
Figure 0004266092
【1098】
参考例274と同様の方法で、5−クロロ−3−フルオロインド−ル−2−カルボン酸 エチルエステルから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.31(1H,dd,J=8.8,1.9Hz),7.42(1H,dd,J=8.8,1.9Hz),7.70(1H,d,J=1.9Hz),11.78(1H,s)
MS(FAB)m/z:214(M+H)+.
【1099】
[参考例279](1S,2R,4S)− N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロ−3−フルオロインド−ル−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1100】
【化372】
Figure 0004266092
【1101】
参考例97と同様の方法で、(1S,2R,4S)− N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンと5−クロロ−3−フルオロインド−ル−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),1.73−2.11(6H,m),2.65(1H,br.s),2.96(3H,s),3.07(3H,s),4.20(1H,br.s),4.28(1H,br.s),4.78(1H,br),7.23−7.30(3H,m),7.58(1H,s),9.03(1H,s).
MS(FAB)m/z:481(M+H)+.
【1102】
[参考例280]3−ブロモ−5−クロロインドール−2−カルボン酸 エチルエステル
【1103】
【化373】
Figure 0004266092
【1104】
5−クロロインドール−2−カルボン酸 エチルエステル(500mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)溶液に氷冷下N−ブロモスクシンイミド(440mg)を加えた。反応液を室温で18時間撹拌し減圧下溶媒を留去した。残さを酢酸エチル−水に分配し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:9)で精製し、得られた白色粉末をヘキサンでこねまわした後、ろ取して標題化合物(680mg)を白色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.42−1.48(3H,m),4.43−4.49(2H,m),7.30−7.32(2H,m),7.65(1H,d,J=0.74Hz),9.11(1H,s)
MS(FAB)m/z:303(M+H)+.
【1105】
[参考例281]3−ブロモ−5−クロロインドール−2−カルボン酸
【1106】
【化374】
Figure 0004266092
【1107】
参考例274と同様の方法で、3−ブロモ−5−クロロインドール−2−カルボン酸 エチルエステルから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.35(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.48−7.53(2H,m),12.33(1H,s)
MS(FAB)m/z:275(M+H)+.
【1108】
[参考例282](1S,2R,4S)−N1−[(3−ブロモ−5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1109】
【化375】
Figure 0004266092
【1110】
参考例97と同様の方法で、(1S,2R,4S)− N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンと3−ブロモ−5−クロロインドール−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.42(9H,s),1.58−2.17(6H,m),2.70(1H,br.s),2.96(3H,s),3.07(3H,s),4.23−4.28(2H,m),4.83(1H,br),7.34−7.41(3H,m),7.52(1H,s),9.76(1H,s).
MS(FAB)m/z:542(M+H)+.
【1111】
[参考例283]3−クロロ−5−フルオロインドール−2−カルボン酸 エチルエステル
【1112】
【化376】
Figure 0004266092
【1113】
5−フルオロインドール−2−カルボン酸 エチルエステル(2.0g)をN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)に溶解し、氷冷下、N−クロロコハク酸イミド(1.4g)のN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)溶液を滴下し加え、室温で18時間攪拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で順次洗浄した後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=5:1)で精製し、標題化合物(1.9g)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(3H,t,J=7.4Hz),4.46(2H,q,J=7.4Hz),7.14(1H,dt,J=8.0,2.7Hz),7.32−7.36(2H,m),8.91(1H,br).
【1114】
[参考例284]3−クロロ−5−フルオロインドール−2−カルボン酸
【1115】
【化377】
Figure 0004266092
【1116】
参考例274と同様の方法で、3−クロロ−5−フルオロインドール−2−カルボン酸 エチルエステルから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.20(1H,dt,J=8.8,2.4Hz),7.31(1H,dd,J=8.8,2.4Hz),7.46(1H,dd,J=8.8,4.4Hz),12.12(1H,br).
【1117】
[参考例285]5−クロロ−3−ホルミルインドール−2−カルボン酸 エチルエステル
【1118】
【化378】
Figure 0004266092
【1119】
N‐メチルホルムアニリド(2.9g)にオキシ塩化リン(2.0ml)を加え、15分間撹拌後、1,2−ジクロロエタン(50ml)および5−クロロインドール−2−カルボン酸 エチルエステル(4.0g)を加え、1時間加熱還流した。氷冷下、反応液を酢酸ナトリウム(14g)の水溶液(28ml)に注ぎ、18時間撹拌後、不溶物を濾取した。これを水およびジエチルエーテルで順次洗浄し、標題化合物(3.56g)を白色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.38(3H,t,J=7.1Hz),4.44(2H,q,J=7.1Hz),7.38(1H,dd,J=8.0,1.4Hz),7.56(1H,d,J=8.0Hz),8.19(1H,d,J=1.4Hz),10.53(1H,s).
【1120】
[参考例286]5−クロロ−3−ホルミルインドール−2−カルボン酸
【1121】
【化379】
Figure 0004266092
【1122】
5−クロロ−3−ホルミルインドール−2−カルボン酸 エチルエステル(1.0g)をエタノール(10ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム水溶液(10ml)を滴下し加え、50℃で2時間加熱攪拌した。反応液に1規定塩酸水溶液(11ml)を加え、撹拌後、析出した不溶物を濾取し、標題化合物(0.86g)を淡褐色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.39(1H,d,J=8.0Hz),7.55(1H,d,J=8.0Hz),8.20(1H,s),10.58(1H,s),12.90(1H,br).
【1123】
[参考例287]5−クロロ−2−エトキシカルボニルインドール−3−カルボン酸
【1124】
【化380】
Figure 0004266092
【1125】
5−クロロ−3−ホルミルインドール−2−カルボン酸 エチルエステル(1.5g)およびスルファミン酸(1.7g)をtert−ブタノール:水(1:1、60ml)に溶解し、亜塩素酸ナトリウム(1.6g)を加え8時間攪拌した。反応液を水にて希釈し酢酸エチルにて抽出し、1規定塩酸水溶液、飽和食塩水の順に洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残さをイソプロピルエーテル/ヘキサンからなる混合溶媒から再結晶し、標題化合物(0.7g)を白色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.34(3H,t,J=7.1Hz),4.38(2H,q,J=7.1Hz),7.33(1H,dd,J=8.0,1.4Hz),7.52(1H,d,J=8.0Hz),7.97(1H,d,J=1.4Hz),12.75(1H,br).
【1126】
[参考例288]5−クロロ−3−(N,N−ジメチルカルバモイル)インドール−2−カルボン酸 エチルエステル
【1127】
【化381】
Figure 0004266092
【1128】
5−クロロ−2−エトキシカルボニルインドール−3−カルボン酸(0.7g)をN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶解し、ジメチルアミン塩酸塩(0.26g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(0.43g)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(1.0g)を加え、室温で2日間攪拌した。溶媒を酢酸エチルで希釈し、1規定塩酸水溶液、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で順次洗浄した後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをイソプロピルエーテル−ヘキサンからなる混合溶媒から再結晶し、標題化合物(0.6g)を白色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.29(3H,t,J=7.1Hz),2.78(3H,s),3.04(3H,s),4.30(2H,q,J=7.1Hz),7.31(1H,dd,J=8.0,1.4Hz),7.45(1H,d,J=1.4Hz),7.48(1H,d,J=8.0Hz),12.29(1H,s).
【1129】
[参考例289]5−クロロ−3−(N,N−ジメチルカルバモイル)インドール−2−カルボン酸
【1130】
【化382】
Figure 0004266092
【1131】
参考例286と同様の方法で、5−クロロ−3−(N,N−ジメチルカルバモイル)インドール−2−カルボン酸 エチルエステルから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.91(6H,s),7.29(1H,d,J=8.0Hz),7.44(1H,d,J=8.0Hz),7.47(1H,s),12.16(1H,s).
【1132】
[参考例290](1S,3R,4S)−4−アジド−3−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸
【1133】
【化383】
Figure 0004266092
【1134】
(1S,3R,4S)−4−アジド−3−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル(5.0g)をテトラヒドロフラン(130ml)、水(25ml)に溶解し、氷冷下水酸化リチウム(510mg)を加え、10分後室温に戻し攪拌を続けた。4時間後水酸化リチウム(200mg)を加え攪拌を続けた。20時間後反応液に1規定塩酸(29mL)を加え中和し、酢酸エチルと飽和食塩水を加え分液した。有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥後溶媒を減圧下留去し、標題化合物(4.77g)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45(9H,s),1.82−2.10(6H,m),2.74−2.76(1H,m),3.94(2H,br),5.71(1H,br.s)
【1135】
[参考例291](1S,3R,4S)−4−アジド−3−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)− N,N−ジメチルシクロヘキサン−1−カルボキサミド
【1136】
【化384】
Figure 0004266092
【1137】
(1S,3R,4S)−4−アジド−3−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸(4.77g)をジクロロメタン(150ml)に溶解し、ジメチルアミン塩酸塩(3.26g)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(4.60g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(3.24g)、N−メチルモルホリン(8.09g)を加え、室温で攪拌した。18時間後反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え分液後、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=1:50)に付し、標題化合物(4.90g)を淡黄色非晶質固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),1.60−2.09(6H,m),2.75−2.81(1H,m),2.93(3H,s),3.01(3H,s),3.73−3.77(1H,m),4.10−4.12(1H,m),4.59(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:312(M+H)+.
【1138】
[参考例292](1S,3R,4S)−4−アジド−N,N−ジメチル−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【1139】
【化385】
Figure 0004266092
【1140】
(1S,3R,4S)−4−アジド−3−(N−tert−ブトキシカルボニルアミノ)− N,N−ジメチルシクロヘキサン−1−カルボキサミド(9.13g)をジクロロメタン(100ml)に溶解し飽和塩酸エタノール(100ml)を加え室温で1分間放置した。反応液を減圧下濃縮し、残さをN,N−ジメチルホルムアミド(200ml)に溶解し、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボン酸 リチウム塩(10g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(4.47g)、1−(ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(16.8g)を加え 室温で一晩攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さにジクロロメタンと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え分液したのち有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=50:3)により精製し、標題化合物(7.38g)を淡黄色泡状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.72−1.97(4H,m),2.10−2.27(2H,m),2.51(3H,s),2.80−3.00(11H,m),3.68(1H,d,J=15.4Hz),3.74(1H, d,J=15.4Hz),3.88−3.93(1H,m),4.54−4.60(1H,m),7.24(1H,d,J=7.6Hz).
MS(FAB)m/z:392(M+H)+.
【1141】
[参考例293](1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1142】
【化386】
Figure 0004266092
【1143】
(1S,2R,4S)−1−アジド−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキサン(255mg)のエタノール(10ml)溶液に10%パラジウム炭素触媒(260mg)を加え、水素雰囲気下、室温にて20時間激しく攪拌した。触媒をろ去し、ろ液を濃縮して、標題化合物(208mg)を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.40−2.00(6H,m),2.30−2.40(1H,m),2.51(3H,s),2.65−3.00(6H,m),2.92(3H,s),3.00(3H,s),3.05−3.20(1H,m),3.65−3.75(2H,m),4.20−4.30(1H,m),7.45−7.60(1H,m).
MS(ESI)m/z:366(M+H)+.
【1144】
[参考例294](1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1145】
【化387】
Figure 0004266092
【1146】
参考例97と同様の方法で、(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンおよび6−クロロナフタレン−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.30−2.00(15H,m),2.60−2.80(1H,m),2.96(3H,s),3.09(3H,s),4.00−4.20(1H,m),4.20−4.30(1H,m),4.75−4.95(1H,m),7.44(1H,d,J=9.0Hz),7.70−7.95(5H,m),8.31(1H,s).
MS(FAB)m/z:474(M+H)+.
【1147】
[参考例295](E)−3−(モルホリン−4−イル)アクリル酸 エチルエステル
【1148】
【化388】
Figure 0004266092
【1149】
プロピオル酸 エチルエステル(2.0ml)をジクロロメタン(20ml)に溶解し、氷冷下モルホリン(1.70ml)を滴下した。室温にて1時間攪拌後、減圧濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=20:1)で精製して、黄色油状物(3.72g)を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.26(3H,t,J=7.1Hz),3.21(4H,t,J=5.1Hz),3.71(4H,t,J=5.1Hz),4.14(2H,q,J=7.1Hz),4.70(1H,d,J=13.4Hz),7.36(1H,d,J=13.4Hz).
MS(FAB)m/z:186(M+H)+.
【1150】
[参考例296]3−クロロベンゼンジアゾニウム テトラフルオロボレート
【1151】
【化389】
Figure 0004266092
【1152】
3−クロロアニリン(2.0g)を水(30ml)、濃塩酸(3.5ml)の混合溶媒に溶解し、氷冷下亜硝酸ナトリウム(1.30g)を加えて10分間攪拌した。濃塩酸(5.3ml)、テトラフルオロホウ酸ナトリウム(6.90g)を加えて氷冷下で30分間攪拌後、析出物を濾取し、水、メタノール、ジエチルエーテルで洗浄して標題化合物(2.63g)を無色固体として得た。このまま次の反応に用いた。
【1153】
[参考例297]7−クロロシンノリン−3−カルボン酸 エチルエステル
【1154】
【化390】
Figure 0004266092
【1155】
(E)−3−(モルホリン−4−イル)アクリル酸 エチルエステル(1.45g)をアセトニトリル(100ml)に溶解し、3−クロロベンゼンジアゾニウム テトラフルオロボレート(1.73g)を加えて室温にて1時間攪拌した後、7日間加熱還流した。溶媒を減圧留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン→ジクロロメタン:酢酸エチル=10:1、次いで、ヘキサン:酢酸エチル=4:1→1:1)で精製し、標題化合物(0.25g)を黄色固体として得た。一部をヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒から再結晶して黄色鱗片状晶を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.53(3H,t,J=7.1Hz),4.62(2H,q,J=7.1Hz),7.80(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.95(1H,d,J=8.8Hz),8.64(1H,s),8.68(1H,d,J=2.0Hz).
【1156】
[参考例298]7−クロロシンノリン−3−カルボン酸
【1157】
【化391】
Figure 0004266092
【1158】
参考例286と同様の方法で、7−クロロシンノリン−3−カルボン酸 エチルエステルから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:8.02(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),8.34(1H,d,J=8.8Hz),8.70(1H,s),8.90(1H,s).
MS(FAB)m/z:209(M+H)+.
【1159】
[参考例299](1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(7−クロロシンノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1160】
【化392】
Figure 0004266092
【1161】
参考例97と同様の方法で(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンおよび7−クロロシンノリン−3−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.36(9H,s),1.80−2.20(5H,m),2.72(1H,m),2.96(3H,s),3.07(3H,s),3.49(1H,d,J=3.7Hz),4.30−4.45(2H,m),4.87(1H,br),7.77(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.96(1H,d,J=8.8Hz),8.59(2H,br),8.72(1H,s).
MS(FAB)m/z:476(M+H)+.
【1162】
[参考例300](1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1163】
【化393】
Figure 0004266092
【1164】
(1S,2R,4S)−N1−(ベンジルオキシカルボニル)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン(235mg)のテトラヒドロフラン(5.0ml)溶液に10%パラジウム炭素(50mg)を加え、水素雰囲気下、室温にて終夜攪拌した。反応混液を濾過し、濾液を濃縮し、(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンを含む残さを得た。この残さと5−クロロベンズイミダゾール−2−カルボン酸(Bull.Chem.Soc.Jpn.,1989年,62巻,2668頁)(165mg)のN,N−ジメチルホルムアミド(5.0ml)溶液に、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1 水和物(100mg)および1−(ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(171mg)を室温にて加え、4日間攪拌した。反応混液を濃縮後、ジクロロメタン、炭酸水素ナトリウム水溶液および水を加え分液し、水層をジクロロメタンで抽出した。有機層を合わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=10:1)を用いて精製し、標題化合物(250mg)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.01−2.00(6H,m),1.34(9H,s),2.79(3H,s),2.80−2.95(1H,m),2.98(3H,s),3.89−4.06(2H,m),7.08(1H,d,J=6.6Hz),7.31(1H,d,J=8.5Hz),7.62(2H,br.s),8.47(1H,d,J=8.5Hz),13.46(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:466(M+H)+.
【1165】
[参考例301]N−(p−トルエンスルフォニル)−(4−フルオロフェニル)アラニン メチルエステル
【1166】
【化394】
Figure 0004266092
【1167】
(4−フルオロフェニル)アラニン メチルエステル(2.01g)、p−トルエンスルホニルクロリド(2.25g)、4−ジメチルアミノピリジン(309mg)をクロロホルム(30ml)に溶解し、ピリジン(3.0ml)を加え、4.5時間加熱還流した。さらにp−トルエンスルホニルクロリド(2.20g)を加え、3.5時間加熱還流した。反応液を、氷、1規定塩酸(17ml)に注ぎ分液した後、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=9:1→2:1)で精製し、標題化合物(2.89g)を白色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.41(3H,s),2.90−3.10(2H,m),3.51(3H,s),4.10−4.20(1H,m),5.04(1H,d,J=9.0Hz),6.85−6.95(2H,m),7.00−7.10(2H,m),7.20−7.30(2H,m),7.60−7.70(2H,m).
MS(ESI)m/z:352(M+H)+.
【1168】
[参考例302]7−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−(p−トルエンスルフォニル)イソキノリン−3−カルボン酸 メチルエステル
【1169】
【化395】
Figure 0004266092
【1170】
N−(p−トルエンスルフォニル)−(4−フルオロフェニル)アラニン メチルエステル(1.50g)、パラホルムアルデヒド(207mg)をクロロホルム(40ml)に溶解し、アルゴン置換した。次いでトリフルオロボラン−ジエチルエーテル錯体(1.20ml)を加え、室温で7.5時間攪拌した。反応液を氷、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に注ぎ分液した後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製し、標題化合物(1.45g)を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.42(3H,s),3.15(2H,d,J=3.9Hz),3.46(3H,s),4.45(1H,d,J=15.9Hz),4.69(1H,d,J=15.9Hz),5.01(1H,t,J=4.4Hz),6.70−6.80 (1H,m),6.80−6.90(1H,m),7.00−7.10(1H,m),7.29(2H,d,J=8.1Hz),7.72(2H,d,J=8.3Hz).
MS(ESI)m/z:364(M+H)+.
【1171】
[参考例303]7−フルオロイソキノリン−3−カルボン酸 メチルエステル
【1172】
【化396】
Figure 0004266092
【1173】
7−フルオロ−1,2,3,4−テトラヒドロ−2−(p−トルエンスルフォニル)イソキノリン−3−カルボン酸 メチルエステル(1.45g)をN,N−ジメチルホルムアミド(40ml)に溶解した。この反応液に、酸素を導入し、100℃で3.5時間攪拌した。反応液を減圧下で濃縮し、残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、ジクロロメタンを加えて分液した後、有機層を10%クエン酸水溶液、飽和食塩水で順次洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製し、標題化合物(0.59g)を無色粉末として得た。1H−NMR(CDCl3)δ:4.07(3H,s),7.55−7.65(1H,m),7.65−7.75(1H,m),8.00−8.05(1H,m),8.61(1H,s),9.30(1H,s).
MS(ESI)m/z:206(M+H)+.
【1174】
[参考例304]7−フルオロイソキノリン−3−カルボン酸 塩酸塩
【1175】
【化397】
Figure 0004266092
【1176】
7−フルオロイソキノリン−3−カルボン酸 メチルエステル(1.45g)を濃塩酸(18ml)に溶解し、2.5時間加熱還流した。反応液を冷却し、析出晶をろ取し、水で洗浄後乾燥し、標題化合物(0.46g)を無色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.90−8.00(1H,m),8.15−8.25(1H,m),8.40−8.50(1H,m),8.82(1H,s),9.55(1H,s).
MS(FAB)m/z:192(M+H)+.
【1177】
[参考例305]7−クロロ−2H−1−ベンゾピラン−3−カルボン酸 エチルエステル
【1178】
【化398】
Figure 0004266092
【1179】
4−クロロ−2−ヒドロキシベンズアルデヒド(Acta.Chem.Scand.,1999年,53卷,258頁)(510mg)をテトラヒドロフラン(40ml)に溶解し、水素化ナトリウム(60%油性、157mg)を加え室温で2時間攪拌した。反応液に2−ジエチルホスホノアクリル酸 エチル(J.Org.Chem.1978年,43巻,1256頁)(769mg)のテトラヒドロフラン溶液(10ml)を加え室温で2時間攪拌したのち一晩加熱還流した。反応液を室温まで冷却したのち、水とジエチルエーテルを加え分液した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち、減圧下で溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=10:1)により精製し、標題化合物(247mg)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.33(3H,t,J=7.1Hz),4.27(2H,q,J=7.1Hz),4.99(2H,d,J=1.2Hz),6.85(1H,d,J=1.2Hz),6.89(1H,dd,J=8.1,2.0Hz),7.04(1H,d,J=8.1Hz),7.38(1H,d,J=1.0Hz).
MS(EI)m/z:238(M+).
【1180】
[参考例306]7−クロロ−2H−1−ベンゾピラン−3−カルボン酸
【1181】
【化399】
Figure 0004266092
【1182】
参考例274と同様の方法で、7−クロロ−2H−1−ベンゾピラン−3−カルボン酸 エチルエステルから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:4.92(1H,d,J=2.0Hz),6.95(1H,d,J=2.0Hz),7.01(1H,dd,J=8.1,2.2Hz),7.35(1H,d,J=8.1Hz),7.44(1H,s).MS(EI)m/z:210(M+).
【1183】
[参考例307](1S,2R,4S)− N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−(4−クロロシンナモイル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1184】
【化400】
Figure 0004266092
【1185】
参考例97と同様の方法で(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンおよび4−クロロ桂皮酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.30−1.55(3H,m),1.48(9H,s),1.60−2.30(4H,m),2.57−2.70(1H,m),2.95(3H,s),3.06(3H,s),4.01(1H,br s),4.10−4.20(1H,m),4.78(1H,br.s),6.30(1H,d,J=15.6 Hz),7.02(1H,s),7.31(2H,d,J=8.5 Hz),7.40(2H,d,J=8.5 Hz),7.52(1H,d,J=15.6 Hz).
MS(ESI)m/z:450(M+H)+.
【1186】
[参考例308]6−クロロキノロン−2−カルボン酸 メチルエステル
【1187】
【化401】
Figure 0004266092
【1188】
4−クロロアニリン(12.76g)のメタノール(150ml)溶液にアセチレンジカルボン酸 ジメチルエステル(13.5ml)を加えて8時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮し、残さをジフェニルエーテル(70ml)に溶解し、240℃で4時間加熱攪拌した。反応液を冷却後、ヘキサンとジエチルエーテルの混合溶媒を加えて析出した結晶を濾取、洗浄し、標題化合物(11.09g)を黄色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:3.97(3H,s),7.76(1H,dd,J=9.0,2.5Hz),7.90−8.05(2H,m),12.28(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:238(M+H)+.
【1189】
[参考例309]6−クロロキノロン−2−カルボン酸
【1190】
【化402】
Figure 0004266092
【1191】
参考例286と同様の方法で、6−クロロキノロン−2−カルボン酸 メチルエステルから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:6.90−7.05(1H,m),7.90−8.05(2H,m),10.10−10.30(1H,m),12.13(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:224(M+H)+.
【1192】
[参考例310](1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1193】
【化403】
Figure 0004266092
【1194】
(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン(5.00g)のテトラヒドロフラン(40ml)溶液に、水(10ml)および水酸化リチウム(263mg)を加え、室温にて終夜攪拌した。反応混液を濾過し、濾液を濃縮し、得られた残さとジメチルアミン塩酸塩(1.85g)のN,N−ジメチルホルムアミド(100ml)溶液に、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(1.75g)、1−(ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(3.32g)、およびジイソプロピルエチルアミン(11.3ml)を室温にて加え、2日間攪拌した。反応混液を濃縮後、ジクロロメタン、炭酸水素ナトリウム水溶液および水を加え分液し、水層をジクロロメタンで抽出した。有機層を合わせて、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:アセトン=2:1→1:1)を用いて精製し、標題化合物(4.59g)を淡黄色泡状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.60−1.76(2H,m),1.73(9H,s),1.76−1.87(1H,m),1.93(1H,br.s),2.14(1H,br.s),2.28(1H,br.s),2.65(1H,br.s),2.95(3H,s),3.05(3H,s),4.01(1H,br.s),4.21(1H,br.s),4.84(1H,br.s),6.81(1H,br.s),7.20(1H,dd,J=8.8,1.9Hz),7.36(1H,d,J=8.8Hz),7.59(1H,br.s),8.02(1H,br.s),10.06(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:465(M+H)+.
【1195】
[参考例311](1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1196】
【化404】
Figure 0004266092
【1197】
参考例310と同様の方法で、(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−エトキシカルボニル−N1−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンから標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.52(9H,s),1.57−1.79(2H,m),1.79−2.00(2H,m),2.14(1H,br.s),2.31(1H,br.s),2.65(1H,br.s),2.95(3H,s),3.07(3H,s),4.02(1H,br.s),4.17−4.25(1H,m),4.80(1H,br.s),6.82(1H,br.s),7.02(1H,dt,J=2.3,9.0Hz),7.24(1H,br.s),7.35(1H,dd,J=9.0,4.3Hz),7.91(1H,br.s),9.49(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:447(M+H)+.
【1198】
[参考例312]2−アミノ−6,6−ジメチル−5−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン
【1199】
【化405】
Figure 0004266092
【1200】
アルゴン気流下、シアン化銅(I)(918mg)をテトラヒドロフラン(50ml)に懸濁し−20℃まで冷却した後、n−ブチルリチウム(1.56規定ヘキサン溶液、6.41ml)を5分間で滴下し、−20℃で30分間撹拌した。この反応液を−50℃まで冷却した後、水素化ジイソブチルアルミニウム(1.00モルヘキサン溶液)を20分間で滴下し、−50℃で1時間撹拌した。この反応液に2,2−ジメチル−5−オキソ−5,6−ジヒドロ−2H−ピリジン−1−カルボン酸 エチルエステル(Helv.Chim.Acta,1998年,81巻,303頁)(986mg)を含むテトラヒドロフラン(5ml)溶液を5分間で滴下し、−50℃で2時間撹拌した。−20℃まで昇温した後,臭素(4.90ml)を一度に滴下し、−20℃で30分間撹拌した。反応液に水および酢酸エチルを加えて分液し、油層を飽和亜硫酸ナトリウム水溶液で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。溶媒を留去し、残さをN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶解し、チオ尿素(760mg)を加えて50℃で終夜撹拌した。溶媒を留去した後、ジクロロメタンおよび飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて分液し、油層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、溶媒を留去した。残さをシリカゲルクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=4:1)で精製し標題化合物(412mg)を黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.25(3H,t,J=7.1Hz),1.54(6H,s),2.65−2.67(2H,m),4.09(2H,q,J=7.1Hz),4.44−4.46(2H,m),4.78(2H,br.s).
【1201】
[参考例313]2−ブロモ−6,6−ジメチル−5−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン
【1202】
【化406】
Figure 0004266092
【1203】
臭化第二銅(431mg)をアセトニトリル(8ml)に懸濁し、亜硝酸 tert−ブチル(249mg)を室温で滴下した。反応液に氷冷下で2−アミノ−6,6−ジメチル−5−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン(412mg)のアセトニトリル溶液(8ml)を加えた後50℃まで昇温し、15分間撹拌した。溶媒を留去し、残さにジエチルエーテルおよび10%塩酸を加えて分液し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、減圧下濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=6:1)により精製し、標題化合物(151mg)を無色油状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.26(3H,t,J=7.1Hz),1.55(6H,s),2.79−2.81(2H,m),4.10(2H,q,J=7.1Hz),4.65−4.67(2H,m).
MS(ESI)m/z:319(M+H)+.
【1204】
[参考例314]6,6−ジメチル−5−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン
【1205】
【化407】
Figure 0004266092
【1206】
2−ブロモ−6,6−ジメチル−5−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン(432mg)のジエチルエーテル溶液(5ml)に−78℃でn−ブチルリチウム(1.56規定ヘキサン溶液,1.04ml)を加えて−78℃で30分間撹拌した。この反応液に水およびジエチルエーテルを加えて分液し、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥、溶媒を留去して標題化合物(307mg)を淡黄色油状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.28(3H,t,J=7.1Hz),1.55(6H,s),2.90(2H,s),4.12(2H,q,J=7.1Hz),4.75(2H,m),8.63(1H,s).
【1207】
[参考例315]6,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン
【1208】
【化408】
Figure 0004266092
【1209】
6,6−ジメチル−5−エトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン(307mg)を水(5ml),エタノール(5ml)およびジオキサン(5ml)の混合溶媒に溶解し、この反応液に水酸化リチウム(598mg)を加えて7日間加熱還流した。室温まで放置した後、水およびジクロロメタンを加えて分液し、さらに水層をジクロロメタンで6回抽出した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、溶媒を留去し、粗製の標題化合物(207mg)を無色油状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.23(6H,s),2.71−2.73(2H,m),4.09−4.11(2H,m),8.61(1H,s).
MS(ESI)m/z:168(M+).
【1210】
[参考例316]5−tert−ブトキシカルボニル−6,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン
【1211】
【化409】
Figure 0004266092
【1212】
6,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン(207mg)をジクロロメタン(5ml)に溶解し、ジ−tert−ブチルジカルボナート(404mg)および4−(N,N−ジメチルアミノ)ピリジン(151mg)を加えて室温で2時間撹拌した。さらにジ−tert−ブチルジカルボナート(404mg)を加えて室温で終夜撹拌し、再びジ−tert−ブチルジカルボナート(1.00g)を加えて1時間撹拌した。ジクロロメタンおよび10%塩酸を加えて分液し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、溶媒を留去した。残さをシリカゲルクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)で精製して標題化合物(95.4mg)を淡黄色油状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.47(9H,s),1.52(6H,s),2.87(2H,s),4.69(2H,s),8.62(1H,s).
MS(ESI)m/z:269(M+H)+.
【1213】
[参考例317]4−クロロ−5−(1,3−ジオキソラン−2−イル)チアゾール−2−カルボン酸 リチウム塩
【1214】
【化410】
Figure 0004266092
【1215】
2,4−ジクロロチアゾール−5−カルバルデヒド エチレンアセタール(J.Chem.Soc.Perkin Trans.1,1992年,973頁)(2.26 g)をテトラヒドロフラン(15ml)に溶解し、ドライアイス−アセトンで冷却下、n−ブチルリチウム(1.5規定ヘキサン溶液,6.8ml)を加え、20分間攪拌した後に同温度で炭酸ガスを導入した。そのまま室温まで1.5時間かけて徐々に昇温させた後、減圧下濃縮し、ヘキサンを加え粉末化し、濾取後、酢酸エチルに懸濁し、再度粉末を濾取して標題化合物(1.65g)を灰白色粉末として得た。
【1216】
[参考例318]4−クロロ−5−(1,3−ジオキソラン−2−イル)チアゾール−2−カルボン酸 エチルエステル
【1217】
【化411】
Figure 0004266092
【1218】
4−クロロ−5−(1,3−ジオキソラン−2−イル)チアゾール−2−カルボン酸 リチウム塩(242mg),エタノール(0.2ml)をN,N−ジメチルホルムアミド(2ml)に溶解し、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(136mg),1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(250mg)を加え、室温で一晩攪拌した。溶媒を減圧下濃縮し、ジエチルエーテルおよび希塩酸を加え有機層を分離した。有機層を水および飽和飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、標題化合物(170mg)を淡黄色粉末として得た。1H−NMR(CDCl3)δ:1.43(3H,t,J=7.3Hz),4.00−4.10(2H,m),4.10−4.20(2H,m),4.48(2H,q,J=7.3Hz),6.15(1H,s).
MS(ESI)m/z:264(M+H)+.
【1219】
[参考例319]4−クロロ−5−ホルミルチアゾール−2−カルボン酸 エチルエステル
【1220】
【化412】
Figure 0004266092
【1221】
4−クロロ−5−(1,3−ジオキソラン−2−イル)チアゾール−2−カルボン酸 エチルエステル(132mg )をジエチルエーテル(5ml)に溶解し、20%塩酸水溶液(0.3ml)を加え、室温で7時間攪拌した。反応液に飽和飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、ジエチルエーテルで抽出し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、標題化合物(110mg)を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.46(3H,t,J=7.1Hz),4.52(2H,q,J=7.1Hz),10.12(1H,s).
【1222】
[参考例320]4−アジド−5−ホルミルチアゾール−2−カルボン酸 エチルエステル
【1223】
【化413】
Figure 0004266092
【1224】
4−クロロ−5−ホルミルチアゾール−2−カルボン酸 エチルエステル(5.15g)をジメチルスルホキシド(30ml)に溶解し、アジ化ナトリウム(1.52g)を加え、室温で2.5時間攪拌した。反応液に氷水を加え、ジエチルエーテルで抽出し、2回水洗した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=24:1)を通して標題化合物(1.78g)を褐色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(3H,t,J=7.1Hz),4.50(2H,q,J=7.1Hz),9.95(1H,s).
【1225】
[参考例321]6,7−ジヒドロ−6−メチルチアゾロ[4,5−d]ピリミジン−2−カルボン酸 エチルエステル
【1226】
【化414】
Figure 0004266092
【1227】
4−アジド−5−ホルミルチアゾール−2−カルボン酸 エチルエステル(1.56g)をジクロロメタン(20ml)に溶解し、酢酸(2ml)、メチルアミン(2規定テトラヒドロフラン溶液,21ml)およびトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(2.98g)を加え攪拌した。1時間後にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(2.98g)を追加し、さらに4.5時間攪拌を継続した。反応液に0.5規定水酸化ナトリウム水溶液(100ml)を加えてアルカリ性にし、ジクロロメタンで抽出した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、褐色油状物(1.43g)を得た。この油状物をエタノール(50ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(2.0g)を加え、常温常圧で水素添加反応に付した。2.5時間後、触媒を濾去し、濾液を濃縮し、残さをジクロロメタン(30ml)に溶解し、オルトぎ酸トリメチル(0.7ml)および三フッ化ホウ素−ジエチルエーテル錯体(0.3ml)を加えて、室温で15時間攪拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、ジクロロメタンで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=97:3)で精製し、標題化合物(100mg)を褐色アモルファスとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.41(3H,t,J=7.1Hz),2.95(3H,s),4.44(2H,q,J=7.1Hz),4.87(2H,s),7.06(1H,s).
MS(ESI)m/z:226(M+H)+.
【1228】
[参考例322]6,7−ジヒドロ−6−メチルチアゾロ[4,5−d]ピリミジン−2−カルボン酸 リチウム塩
【1229】
【化415】
Figure 0004266092
【1230】
6,7−ジヒドロ−6−メチルチアゾロ[4,5−d]ピリミジン−2−カルボン酸 エチルエステル(463mg)をテトラヒドロフラン(20ml)に溶解し、水酸化リチウム(54.1mg)および水(4ml)を加えて室温で4.5時間攪拌した。減圧下溶媒を留去し、真空ポンプで乾燥して標題化合物(460mg)を褐色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.86(3H,s),4.71(2H,s),7.03(1H,s).
【1231】
[参考例323](1S,3R,4S)−4−アジド−3−[N−(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−N−エチル−N−メチルシクロヘキサン−1−カルボキサミド
【1232】
【化416】
Figure 0004266092
【1233】
参考例291と同様の方法で、(1S,3R,4S)−4−アジド−3−[N−(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]シクロヘキサン−1−カルボン酸およびエチルメチルアミンから標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.08,1.18(3H,each t,J=7.1Hz),1.46(9H,s),1.52−1.80(4H,m),2.04−2.08(2H,m),2.71−2.77(1H,m),2.89,2.98(3H,each s),3.32,3.39(2H,each q,J=7.1Hz),3.74−3.76(1H,m),4.09−4.11(1H,m),4.60(1H,br.s).
MS(EI)m/z:326(M+H)+.
【1234】
[参考例324](1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(7−クロロイソキノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N−エチル−N−メチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1235】
【化417】
Figure 0004266092
【1236】
(1S,3R,4S)−4−アジド−3−[N−(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−N−エチル−N−メチルシクロヘキサン−1−カルボキサミド(1.44g)をメタノール(20ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(150mg)を加え、水素気流下攪拌した。24時間後触媒を濾去後溶媒を減圧下濃縮し、無色油状物を得、これをそのまま次の反応に用いた。
上記油状物をジクロロメタン(30ml)に溶解し、7−クロロイソキノリン−1−カルボン酸(850mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(1.27g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(900mg)、N−メチルモルホリン(1.34g)を加え、室温で攪拌した。17時間後、反応液にジクロロメタンと飽和炭酸水素ナトリウム溶液を加え分液した後、有機層を無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=1:50)に付し、標題化合物(1.61g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.10,1.22(3H,each t,J=7.1Hz),1.43(9H,s),1.84−2.17(6H,m),2.66(1H,br.s),2.92, 3.03(3H,each s),3.35−3.44(2H,m),4.20−4.30(2H,m),5.30(1H,br.s),7.70(1H,d,J=8.6Hz),7.92(1H,d,J=8.6Hz),8.00(1H,s),8.40(1H,br.s),8.56(1H,s),9.03(1H,s).
MS(FAB)m/z:489(M+H)+.
【1237】
[参考例325](1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロイソキノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N−エチル−N−メチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1238】
【化418】
Figure 0004266092
【1239】
(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(7−クロロイソキノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N−エチル−N−メチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン(1.60g)を飽和塩酸エタノール(25ml)に溶かし、室温で30分間攪拌した。溶媒を減圧下に留去し、残さにジクロロメタン、1規定水酸化ナトリウム水溶液を加えて分液した。水層からジクロロメタンで抽出し、合わせた有機層を炭酸カリウムで乾燥させ、溶媒を減圧下に留去した。残さにヘキサンを加え、沈殿をろ取し、標題化合物(1.22g)を白色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.10,1.23(3H,each t,J=7.1Hz),1.26(2H,br.s),1.69−2.11(6H,m),2.89(1H,br.s),2.93,3.05(3H,each s),3.38−3.45(2H,m),3.52(1H,s),4.18(1H,br.s),7.70(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.94(1H,d,J=8.8Hz),8.02(1H,d,J=2.0Hz),8.50(1H,br.s),8.59(1H,s),9.11(1H,s).
MS(FAB)m/z:389(M+H)+.
【1240】
[参考例326](1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]シクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル
【1241】
【化419】
Figure 0004266092
【1242】
(1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル(28.0g)をN,N−ジメチルホルムアミド(500ml)に溶かし、tert−ブチルジフェニルシリルクロリド(63.5ml)、イミダゾール(19.9g)を加えた。室温で10時間攪拌した後、反応液に酢酸エチルと水を加え分液した。水層から酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を水で2回洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下に留去した後、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=1:0→47:3)で精製し、N,N−ジメチルホルムアミドが0.4分子混入した標題化合物(52.5g)を黄色の油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.07(9H,s),1.27(3H,t,J=7.1Hz),1.38(9H,s),1.43−1.59(3H,m),1.63−1.67(1H,m),1.92−1.98(1H,m),2.25−2.32(1H,m),2.37−2.42(1H,m),3.66(1H,br.s),3.80(1H,br.s),4.16(2H,q,J=7.1Hz),4.32(1H,d,J=8.1Hz),7.34−7.46(6H,m),7.65−7.73(4H,m).
【1243】
[参考例327](1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]シクロヘキサン−1−メタノール
【1244】
【化420】
Figure 0004266092
【1245】
アルゴン置換下、0℃で乾燥ジエチルエーテル(100ml)にリチウム アルミニウムヒドリド(7.11g)を懸濁し、(1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]シクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル(52.5g)のジエチルエーテル溶液(500ml)を30分間かけて滴下した。0℃のまま30分間攪拌した後、反応液にメタノール(100ml)を滴下した。生じたスラリーをセライトでろ去し、ろ液を濃縮し、残さシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製して標題化合物(29.6g)を白色泡状固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.07(9H,s),1.32−1.74(16H,m),1.87(1H,t,J=10.4Hz),3.35−3.55(2H,m),3.71(1H,br.s),3.79(1H,br.s),4.36(1H,br.s),7.34−7.44(6H,m),7.65−7.72(4H,m).
【1246】
[参考例328](1R*,2R*,4S*)−2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−1−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]−4−(メタンスルホニルオキシメチル)シクロヘキサン
【1247】
【化421】
Figure 0004266092
【1248】
(1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]シクロヘキサン−1−メタノール(29.5g)をジクロロメタン(200ml)、ピリジン(20ml)に溶かし、メタンスルホニルクロリド(9.5ml)を加え、室温で6時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さに酢酸エチル、水を加えて分液した。水層から酢酸エチルで抽出し、合わせた有機層を水で2回洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下に留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1)で精製し、標題化合物(29.8g)を白色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.08(9H,s),1.38(9H,s),1.43−1.61(5H,m),1.86−1.89(2H,m),3.02(3H,s),3.77(1H,br.s),3.81(1H,br.s),4.10(2H,d,J=5.4Hz),4.32(1H,br.s),7.35−7.45(6H,m),7.64−7.68(4H,m).
MS(ESI)m/z:562(M+H)+.
【1249】
[参考例329](1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]シクロヘキサン−1−アセトニトリル
【1250】
【化422】
Figure 0004266092
【1251】
(1R*,2R*,4S*)−2−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−1−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]−4−(メタンスルホニルオキシメチル)シクロヘキサン(29.8g)をN,N−ジメチルホルムアミド(400ml)に溶かし、シアン化ナトリウム(3.64g)を加えて、80℃で11時間攪拌した。反応液に酢酸エチル、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、分液した。水層から酢酸エチルで2回抽出し、合わせた有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下に留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=5:1)で精製し、標題化合物(20.6g)を白色泡状固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.08(9H,s),1.38(9H,s),1.43−1.68(5H,m),1.79−1.85(1H,m),1.88−1.95(1H,m),2.32(2H,d,J=7.1Hz),3.77(1H,br.s),3.82(1H,br.s),4.32(1H,br.d,J=6.8Hz),7.35−7.45(6H,m),7.65−7.71(4H,m).
【1252】
[参考例330](1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]シクロヘキサン−1−アセトアルデヒド
【1253】
【化423】
Figure 0004266092
【1254】
(1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]シクロヘキサン−1−アセトニトリル(2.00g)を乾燥ジクロロメタン(20ml)に溶かし、アルゴンで置換した後、−78℃に冷却した。ここにジイソブチルアルミニウムヒドリド(0.95モルヘキサン溶液、8.55ml)を滴下し、その後室温に昇温して3時間攪拌した。反応液を0℃に冷却し、メタノール(10ml)を滴下した。生じたスラリーをセライトでろ去し、ろ液を減圧下に留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=1:0→49:1)で精製して標題化合物(1.45g)を白色泡状固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.07(9H,s),1.38(9H,s),1.43−1.54(5H,m),1.82−1.88(1H,m),2.06(1H,br.s),2.42−2.43(2H,m),3.72(1H,br.s),3.77(1H,br.s),4.38(1H,br.s),7.34−7.44(6H,m),7.65−7.68(4H,m),9.77(1H,t,J=1.7Hz).
MS(FAB)m/z:496(M+H)+.
【1255】
[参考例331](1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]シクロヘキサン−1−酢酸
【1256】
【化424】
Figure 0004266092
【1257】
(1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]シクロヘキサン−1−アセトアルデヒド(8.40g)を水(33ml)、tert−ブタノール(120ml)の混合溶媒に溶解し、2−メチル−2−ブテン(8.08ml)、りん酸二水素ナトリウム二水和物(2.64g)、亜塩素酸ナトリウム(3.45g)を加え室温で1.5時間攪拌した。反応液にジクロロメタン、水を加えて希釈し、水層は1規定塩酸水溶液で、pHを約4に調整した。分液し、水層からジクロロメタンで2回抽出した。有機層を合わせて無水硫酸マグネシウムで乾燥させ、溶媒を減圧下に留去した。残さをカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=2:1→1:1)で精製し、標題化合物(7.62g)を白色泡状固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.07(9H,s),1.22−1.63(15H,m),1.82(1H,br.s),2.17(1H,br.s),2.27−2.33(1H,m),3.69(1H,br.s),3.84(1H,br.s),7.00(1H,br.s),7.33−7.42(6H,m),7.63−7.65(4H,m).
MS(ESI)m/z:512(M+H)+.
【1258】
[参考例332](1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1−アセトアミド
【1259】
【化425】
Figure 0004266092
【1260】
(1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−[(tert−ブチルジフェニルシリル)オキシ]シクロヘキサン−1−酢酸(7.62g)をN,N−ジメチルホルムアミド(150ml)に溶解し、ジメチルアミン塩酸塩(6.07g)、1−(ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(8.56g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(1.01g)、トリエチルアミン(10.3ml)を加え室温で4日攪拌した。溶媒を減圧下に留去し、残さにジクロロメタン、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え分液した。水層からジクロロメタンで抽出し、有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。溶媒を減圧下に留去し、残さをシリカカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1)で精製した。溶媒を濃縮して、ヘキサンを加え、生じた白色の沈殿をろ取し、標題化合物(6.42g)を白色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.08(9H,s),1.38(9H,br.s), 1.43−1.55(5H,m),1.79−1.86(1H,m),2.03(1H,br.s),2.21−2.32(2H,s),2.94(3H,s),3.03(3H,s),3.74(1H,br.s),3.80(1H, br.s),4.49(1H,br.s),7.33−7.44(6H,m),7.64−7.69(4H,m).
MS(ESI)m/z:539(M+H)+.
【1261】
[参考例333](1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]N,N−ジメチル−4−ヒドロキシ−シクロヘキサン−1−アセトアミド
【1262】
【化426】
Figure 0004266092
【1263】
(1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1−アセトアミド(6.36g)をテトラヒドロフラン(50ml)に溶かし、テトラブチルアンモニウムフロリド(1規定テトラヒドロフラン溶液,17.85ml)を加え、室温で13時間攪拌した。溶媒を減圧下に留去し、残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー( ジクロロメタン:メタノール=24:1)で精製し、標題化合物(3.49g)を白色泡状固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,s),1.46−1.60(4H,m),1.79−1.84(2H,m),2.28−2.35(3H,s),2.82(1H,br.s),2.95(3H,s),3.01(3H,s),3.56(2H,br.s),4.67(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:301(M+H)+.
【1264】
[参考例334](1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−N,N−ジメチル−4−(メタンスルホニルオキシ)シクロヘキサン−1−アセトアミド
【1265】
【化427】
Figure 0004266092
【1266】
(1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]N,N−ジメチル−4−ヒドロキシ−シクロヘキサン−1−アセトアミド(3.49g)およびトリエチルアミン(8.05ml)をジクロロメタン(50ml)に溶かし、アルゴン雰囲気下、−78℃に冷却し、メタンスルホニルクロリド(2.70ml)を滴下した。0℃に昇温し30分間攪拌した後、室温で2時間攪拌した。反応液に水を加えて分液し、水層からジクロロメタンで抽出した。合わせた有機層を水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=1:1→0:1)で精製し、標題化合物(3.63g)を白色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.43(9H,s),1.59−1.74(4H,m),1.85−2.30(5H,m),2.95(3H,s),3.00(3H,s),3.10(3H,s),3.79−3.83(1H,m),4.72(1H,br.s),4.91(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:379(M+H)+.
【1267】
[参考例335](1R*,3S*,4R*)−4−アジド−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1−アセトアミド
【1268】
【化428】
Figure 0004266092
【1269】
(1R*,3S*,4S*)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−N,N−ジメチル−4−(メタンスルホニルオキシ)シクロヘキサン−1−アセトアミド(3.62g)をN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)に溶かし、アジ化ナトリウム(3.11g)を加え、75℃で17時間攪拌した。反応液を水と酢酸エチルの混合液に注ぎ、分液した。水層から酢酸エチルで2回抽出し、合わせた有機層を、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル)で精製し、標題化合物(1.30g)を白色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.14−1.21(1H,m),1.33−1.40(1H,m),1.45(9H,s),1.61−1.71(1H,m),1.78−1.91(3H,m),2.22−2.27(3H,m),2.94(3H,s),3.00(3H,s),3.60−3.62(1H,m),3.97(1H,br.s),4.76(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:326(M+H)+.
【1270】
[参考例336](1R*,2S*,4R*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイルメチル)−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1271】
【化429】
Figure 0004266092
【1272】
1)参考例324と同様の方法で、(1R*,3S*,4R*)−4−アジド−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−N,N−ジメチルシクロヘキサン−1−アセトアミドを接触還元に付したのち、5−クロロインドール−2−カルボン酸と縮合して(1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイルメチル)−1,2−シクロヘキサンジアミンを得た。
2)参考例326と同様の方法で、上記化合物から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.16−1.19(1H,m),1.51−1.56(1H,m),1.70−1.73(1H,m),1.81−1.91(2H,m),1.99−2.03(1H,m),2.19−2.30(3H,m),2.83(3H,s),2.99(3H,s),3.63(1H,br.s),4.08(1H,br.s),7.19(1H,dd,J=8.7,1.7Hz),7.35(1H,s),7.44(1H,d,J=8.7Hz),7.69(1H,d,J=1.7Hz),8.22(3H,br.s),8.62(1H,d,J=7.1Hz),11.91(1H,s).
MS(ESI)m/z:377(M+H)+.
【1273】
[参考例337](1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1274】
【化430】
Figure 0004266092
【1275】
参考例129と同様の方法により、(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミンから標題化合物を得た。
【1276】
[参考例338](1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メチルスルホニルオキシメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1277】
【化431】
Figure 0004266092
【1278】
(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(500mg)とトリエチルアミン(329ml)をテトラヒドロフラン(8ml)−ジクロロメタン(8ml)に懸濁し、−78℃に冷却した。この溶液にメタンスルホニルクロリド(138ml)を滴下した後、液温を−5℃まで徐々に昇温し、同温で15時間攪拌した。反応液を濃縮後、残さに水を加え、ジクロロメタンで3回抽出した。有機層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、標題化合物(654mg)を淡黄色アモルファス状固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.57(9H,s),1.84−2.01(4H,m),2.28−2.31(1H,m),3.04(3H,s),3.68(1H,s),3.74−3.75(1H, m),3.91−3.93(1H,m),4.02−4.12(2H,m),4.18−4.20(1H,m),4.85(1H,br.s),6.81(1H,s),7.21(1H,dd,J=2.0,8.8Hz),7.34(1H,d,J=8.8Hz),7.60(1H,s),8.02(1H,br.s),9.27(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:500(M+H)+.
【1279】
[参考例339](1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メチルチオメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1280】
【化432】
Figure 0004266092
【1281】
(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メチルスルホニルオキシメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(654mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(8ml)に溶解し、15%ナトリウムチオメトキシド水溶液(1.8ml)を加え、室温で4時間攪拌した。反応液を水に注ぎ、酢酸エチルで3回抽出した。有機層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥後濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=24:1)で精製し、標題化合物(492mg)を淡褐色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.52(9H,s),1.87−3.04(13H,m),3.91−3.94(1H,m),4.12−4.15(1H,m),4.95(1H,br.s),6.81(1H,s),7.19(1H,dd,J=1.2,8.8Hz),7.35(1H,d,J=8.8Hz),7.57(1H,s),9.82(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:452(M+H)+.
【1282】
[参考例340](1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メチルスルホニルメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1283】
【化433】
Figure 0004266092
【1284】
(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メチルチオメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(300mg)をジクロロメタン(10ml)に溶かし、0℃で攪拌下m−クロロ過安息香酸(70%,400mg)を加えた。そのまま1時間攪拌後、反応液を水に注ぎ、ジクロロメタンで3回抽出した。有機層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下濃縮した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=24:1)で精製後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と酢酸エチルにより分液した後、有機層を濃縮し、標題化合物(254mg)を黄色アモルファス状固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44−2.19(13H,m),2.22−2.30(2H,m),2.89−3.25(7H,m),3.93−4.15(2H,m),4.98(1H,br.s),6.82(1H,s),7.21(1H,dd,J=2.0,8.8Hz),7.34(1H,d,J=8.8Hz),7.60(1H,br.s),9.54(1H,br.s).
【1285】
[参考例341]5−クロロチオフェン−3−メタノール
【1286】
【化434】
Figure 0004266092
【1287】
5−クロロチオフェン−3−カルボン酸(Monatsh.Chem.,1989年,120卷,53頁)(6.93g)をテトラヒドロフラン(750ml)に溶解し、トリエチルアミン(27.3ml)、クロロぎ酸エチル(18.7ml)を加え、室温で2時間半攪拌した。さらに、水素化ほう素ナトリウム(19.3g)の水溶液(41ml)を10分間にわたって滴下し、その後室温で18時間半攪拌した。反応液に酢酸を加えて酸性とした後、溶媒を減圧下留去した。残さに水とジクロロメタンを加え、分離後、有機層を水と飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗った。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:4)で精製し、標題化合物(5.17g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.63(1H,t,J=5.8Hz),4.59(2H,d,J=5.3Hz),6.91(1H,d,J=1.7Hz),6.98−6.99(1H,m).
【1288】
[参考例342]5−クロロチオフェン−3−カルバルデヒド
【1289】
【化435】
Figure 0004266092
【1290】
5−クロロチオフェン−3−メタノール(5.17g)をジクロロメタン(400ml)に溶解し、二酸化マンガン(51.3g)を加え、室温で15時間攪拌した。反応液をろ過後、溶媒を減圧下留去し、標題化合物(2.84g)を淡褐色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:7.35(1H,d,J=1.7Hz),7.88(1H,d,J=1.7Hz),9.75(1H,s).
【1291】
[参考例343]2−アジド−3−(5−クロロ−3−チエニル)アクリル酸 エチルエステル
【1292】
【化436】
Figure 0004266092
【1293】
20%ナトリウムエトキシド エタノール溶液(10.7ml)にエタノール(15ml)を加え、0℃に冷却した後、5−クロロチオフェン−3−カルバルデヒド(1.01g)とアジド酢酸エチル(3.55g)の混合物を30分間にわたって滴下し、0℃で3時間攪拌した。反応液に冷塩化アンモニウム水溶液を加え、ジエチルエーテルで3回抽出した。有機層を合わせ、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(酢酸エチル:ヘキサン=1:49)で精製し、標題化合物(1.04g)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.38(3H,t,J=7.1Hz),4.34(2H,q,J=7.1Hz),6.75(1H,s),7.39(1H,d,J=1.7Hz),7.54(1H,d,J=1.7Hz).
【1294】
[参考例344]2−クロロチエノ[2,3−b]ピロール−5−カルボン酸 エチルエステル
【1295】
【化437】
Figure 0004266092
【1296】
2−アジド−3−(5−クロロ−3−チエニル)アクリル酸 エチルエステル(0.97g)をキシレン(20ml)に溶解し、30分間加熱還流した。放冷後、溶媒を減圧下留去した。残さにヘキサンを加え、生じた固体をろ取し、標題化合物(0.608g)を淡褐色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.38(3H,t,J=7.0Hz),4.35(2H,q,J=7.0Hz),6.90(1H,s),7.00(1H,d,J=1.9Hz),9.32(1H,br).
【1297】
[参考例345]2−クロロチエノ[2,3−b]ピロール−5−カルボン酸
【1298】
【化438】
Figure 0004266092
【1299】
参考例274と同様の方法で、2−クロロチエノ[2,3−b]ピロール−5−カルボン酸 エチルエステルから標題化合物を得た。
1H−NMR(CD3OD)δ:3.35(1H,s),6.94(1H,s),6.96(1H,s).
MS(ESI)m/z:200(M−H)-.
【1300】
[参考例346]1−クロロ−4−(2,2−ジブロモエテニル)ベンゼン
【1301】
【化439】
Figure 0004266092
【1302】
4−クロロベンズアルデヒド(2.81g)をジクロロメタン(300ml)に溶解し、四臭化炭素(13.3g)、トリフェニルホスフィン(21.0g)を加え、室温で90分間撹拌した。析出した不溶物をろ去したのち、ろ液を減圧下濃縮した。残さを、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=20:1)により精製し、標題化合物(5.54g)を淡黄色油状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:7.33(2H,d,J=8.5Hz),7.43(1H,s),7.47(2H,d,J=8.5Hz).
MS(EI)m/z:296(M+).
【1303】
[参考例347]3−(4−クロロフェニル)プロピオル酸
【1304】
【化440】
Figure 0004266092
【1305】
1−クロロ−4−(2,2−ジブロモエテニル)ベンゼン(1.0g)をテトラヒドロフラン(30ml)に溶解し、n−ブチルリチウム(1.59規定ヘキサン溶液,4.46ml)をアルゴン気流下−78度で滴下した。反応液を室温まで昇温し、1時間攪拌した。反応液を再び−78度まで冷却し、炭酸ガス気流下2分間攪拌したのち、室温まで昇温した。反応液を減圧下濃縮したのち、残さに飽和食塩水と酢酸エチルを加えて分液した。水層に3規定塩酸を加え、酸性にして酢酸エチルで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下濃縮し、標題化合物(453mg)を淡黄色非晶質固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.55(2H,d,J=8.5Hz),7.66(2H,d,J=8.5Hz),13.90(1H,br.s).
MS(EI)m/z:180(M+).
【1306】
[参考例348]6−クロロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン−2−カルボン酸 エチルエステル
【1307】
【化441】
Figure 0004266092
【1308】
2−アミノ−5−クロロベンズアミド(2.50g)のピリジン(15ml)溶液に塩化オキソ酢酸 エチルエステル(2.0ml)を加えて18時間室温下で撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、得られた残さを酢酸(50ml)に溶解し、無水酢酸(5.0ml)を加えて16時間加熱還流した。溶媒を減圧下留去し、残さにエタノ−ルを加えて析出した結晶を濾取、洗浄し、標題化合物(2.71g)を淡黄色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35(3H,t,J=7.1Hz),4.38(2H,q,J=7.1Hz),7.85(1H,d,J=8.6Hz),7.91(1H,dd,J=8.6,2.3Hz),8.10(1H,d,J=2.3Hz),12.85(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:253(M+H)+.
【1309】
[参考例349]6−クロロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン−2−カルボン酸
【1310】
【化442】
Figure 0004266092
【1311】
6−クロロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン−2−カルボン酸 エチルエステル(1.26g)の水(5ml)−テトラヒドロフラン(15ml)の混合溶液に水酸化リチウム(263mg)を加え、室温にて18時間攪拌した。反応液を氷冷下、1規定塩酸(11ml)で中和し、1時間撹拌した。析出した結晶を濾取、水洗し、標題化合物(0.96g)を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.50−8.20(3H,m),12.44(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:265(M+H+CH3CN)+.
【1312】
[参考例350]2−クロロ−N−(4−クロロフェニル)アセトアミド
【化443】
Figure 0004266092
【1313】
p−クロロアニリン(3.82g)を酢酸エチル(30ml)に溶解し、室温で塩化クロロアセチル(2.39ml)を加えて1時間撹拌した。反応液を60℃で3.5時間加熱撹拌した後、析出している結晶を濾取して標題化合物(4.78g)を無色結晶として得た。また濾液を約1/4に濃縮して結晶を濾取し、さらに標題化合物(1.01g)を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:4.19(2H,s),7.33(2H,d,J=9.0Hz),7.51(2H,d,J=9.0Hz),8.22(1H,br.s).
【1314】
[参考例351]S−[N−(4−クロロフェニル)カルバモイルメチル]チオ硫酸 ナトリウム塩
【1315】
【化444】
Figure 0004266092
【1316】
2−クロロ−N−(4−クロロフェニル)アセトアミド(5.79g)をエタノール(140ml)に溶解し、70℃で撹拌下にチオ硫酸ナトリウム5水和物(7.04g)の水溶液(140ml)を一度に加えて1.5時間加熱還流した。反応液を約1/10に濃縮して、析出している粉末を濾取して標題化合物(8.20g)を無色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:3.73(2H,s),7.35(2H,d,J=8.8Hz),7.57(2H,d,J=8.8Hz),10.30(1H,s).
【1317】
[参考例352]2−クロロ−N−(5−クロロピリジン−2−イル)アセトアミド 塩酸塩
【1318】
【化445】
Figure 0004266092
【1319】
2−アミノ−5−クロロピリジン(3.85g)を酢酸エチル(60ml)に溶解し、室温で塩化クロロアセチル(2.39ml)を加えて1時間撹拌した。反応液を60℃で30分間加熱撹拌した後、塩化クロロアセチル(0.5ml)を追加してさらに60℃で1時間撹拌した。析出している粉末を濾取し、標題化合物(6.18g)を無色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:4.36(2H,s),7.94(1H,dd,J=8.8,2.7Hz),8.09(1H,d,J=9.0Hz),8.40(1H,d,J=2.7Hz),11.03(1H,s).
【1320】
[参考例353]S−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)カルバモイルメチル]チオ硫酸 ナトリウム塩
【1321】
【化446】
Figure 0004266092
【1322】
2−クロロ−N−(5−クロロピリジン−2−イル)アセトアミド(6.18g)をエタノール(130ml)に溶解した溶液に、80℃で撹拌下にチオ硫酸ナトリウム5水和物(6.35g)と炭酸水素ナトリウム(2.15g)を溶解した水溶液(130ml)を一度に加えて外温110℃で2時間加熱還流した。減圧下濃縮乾固し、残さにエタノール(500ml)を加えて加熱し2回抽出した。抽出液を約1/20に濃縮して、ジエチルエーテルを加えて析出する不溶物を濾取し、標題化合物(6.65g)を淡黄色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:3.77(2H,s),7.89(1H,dd,J=9.0,2.7Hz),8.09(1H,d,J=9.0Hz),8.34(1H,d,J=2.7Hz),10.57(1H,s).
【1323】
[参考例354](1S,2R,4S)−N1−(2−クロロアセチル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1324】
【化447】
Figure 0004266092
【1325】
(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(100mg)を酢酸エチル(10ml)に溶解し、塩化クロロアセチル(21.6μl)を加えて60℃で30分間加熱撹拌した。放冷後不溶物を濾取してジクロロメタン/メタノールに溶解後、減圧下溶媒を留去して粗製の標題化合物(112mg)を淡褐色アモルファスとして得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35−1.50(1H,m),1.55−2.00(5H,m),2.78(3H,s),2.98(3H,s),3.00−3.25(5H,m),3.17(3H,s),3.80−3.90(1H, m),3.96(1H,d,J=12.9Hz),4.00−4.15(1H,m),4.02(1H,d,J=12.9Hz),4.45−4,70(2H,m),7.85−8.00(1H,br),8.12(1H,d,J=7.3Hz),8.35(1H,d,J=8.3Hz).
MS(ESI)m/z:442(M+H)+.
【1326】
[参考例355]S−[N−[(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキシル]カルバモイルメチル]チオ硫酸 ナトリウム塩
【1327】
【化448】
Figure 0004266092
【1328】
(1S,2R,4S)−N1−(2−クロロアセチル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(106mg)をエタノール(1.5ml)に溶解し、90℃で撹拌下にチオ硫酸ナトリウム5水和物(55mg)と炭酸水素ナトリウム(18.6mg)を溶解した水溶液(1.5ml)を一度に加えて1時間加熱還流した。減圧下濃縮乾固し、残さにエタノール(10ml)を加えて加熱時に抽出した。抽出液を約1/2に濃縮して、イソプロピルエーテル(10ml)を加えて析出する不溶物を濾取し、標題化合物(72mg)を淡黄色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35−1.50(1H,m),1.55−1.90(5H,m),2.40(3H,s),2.78(3H,s),2.80−3.10(5H,m),2.96(3H,s),3.44(1H,d,J=14.6Hz),3.50(1H,d,J=14.2Hz),3.68(2H,s),3.75−3.90(1H,m),4.45−4.50(1H,m),8.01(1H,d,J=7.4Hz),8.15(1H,d,J=8.3Hz).
【1329】
[参考例356]2−[(5−クロロ−2−チエニル)アミノ]−2−オキソ酢酸 メチルエステル
【1330】
【化449】
Figure 0004266092
【1331】
5−クロロチオフェン−2−カルボン酸(0.99g)のトルエン(20ml)懸濁液にトリエチルアミン(1.25 ml)、アジ化ジフェニルホスホリル(1.55 ml)を加えて80℃にて1時間撹拌した。反応液を室温に冷却後、tert−ブタノ−ル(2ml)を加え、19時間加熱還流した。反応液を減圧下濃縮し、得られた残渣に塩化メチレン(200ml)を加え、蒸留水、10%クエン酸水溶液、蒸留水、飽和重曹水、飽和食塩水で順次洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に付し、tert−ブチル (5−クロロチオフェン−2−イル)アミノカ−ボネ−ト(1.05g)を灰色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.51(9H,s),6.21(1H,d,J=3.1Hz),6.60(1H,d,J=3.1Hz),6.91(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:234(M+H)+.
上記の反応で得られたtert−ブチル (5−クロロチオフェン−2−イル)アミノカ−ボネ−ト(1.87g)を4規定塩酸−ジオキサン溶液(40ml)に加え、室温にて4時間撹拌した後、溶媒を減圧下留去した。残渣をテトラヒドロフラン(50ml)に懸濁し、氷冷下、炭酸水素ナトリウム(2.02g)とクロロオキソ酢酸メチル(0.883ml)を加え、室温にて18時間撹拌した。溶媒を減圧下留去し、残渣に水と塩化メチレンを加えて分液後、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下濃縮した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:1)で精製し、溶媒を留去して標題化合物(1.44g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.98(3H,s),6.61(1H,d,J=4.2Hz),6.75(1H,d,J=4.2Hz),9.42(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:220(M+H)+.
【1332】
[参考例357]2−[(5−フルオロ−2−ピリジル)アミノ]−2−オキソ酢酸 メチルエステル
【1333】
【化450】
Figure 0004266092
【1334】
参考例242に記載された方法と同様にして、2−アミノ−5−フルオロピリジンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.99(3H,s),7.48−7.53(1H,m),8.21(1H,d,J=2.9Hz),8.27−8.31(1H,m),9.41(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:198(M+H)+.
【1335】
[参考例358][(2−トリフルオロフェニル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステル
【1336】
【化451】
Figure 0004266092
【1337】
参考例242に記載された方法と同様にして、2−トリフルオロアニリンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を無色非晶質固体として得た。1H−NMR(CDCl3)δ:4.01(3H,s),7.58(1H,dd,J=2.2,8.8Hz),7.65(1H,d,J=2.2Hz),8.34(1H,d,J=8.8Hz),9.30(1H,br.s).
MS(EI)m/z:281(M+H)+.
【1338】
[参考例359][(2−トリフルオロフェニル)アミノ]オキソ酢酸
【1339】
【化452】
Figure 0004266092
【1340】
[(2−トリフルオロフェニル)アミノ]オキソ酢酸(297mg)のテトラヒドロフラン−水混合溶液(7ml−3ml)に、水酸化リチウム(28mg)を加え、室温で2時間撹拌した。反応溶媒に1規定塩酸(8ml)、塩化メチレン(20ml)を加え、分液操作を行った。得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下で溶媒を留去・乾燥し、標題化合物(291mg)を無色非晶質固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:7.61(1H,dd,J=2.5,8.8Hz),7.68(1H,d,J=2.5Hz),8.26(1H,d,J=8.8Hz),9.36(1H,br.s).
MS(ESI,陰イオン)m/z:267(M−H)-.
【1341】
[参考例360]4−クロロ−2−(N,N−ジメチルカルバモイル)ニトロベンゼン
【1342】
【化453】
Figure 0004266092
【1343】
参考例59に記載された方法と同様にして、4−クロロ−2−ニトロ安息香酸とジメチルアミン 塩酸塩から標題化合物を淡黄色非晶質固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.86(3H,s),3.16(3H,s),7.38(1H,d,J=2.2Hz),7.51(1H,dd,J=2.2,8.8Hz),8.15(1H,d,J=8.8Hz).
【1344】
[参考例361]4−クロロ−2−(N,N−ジメチルカルバモイル)アニリン
【1345】
【化454】
Figure 0004266092
【1346】
4−クロロ−2−(N,N−ジメチルカルバモイル)ニトロベンゼン(2.8g)のN,N−ジメチルホルムアミド−水混合溶液(80ml−40ml)に、塩化鉄(III)・6水和物(9.93g)、亜鉛末(8.01g)を加え、20分間加熱還流した。反応溶液をセライト545でろ過し、ろ液に酢酸エチル(200ml)を加え、分液操作を行った。水層を酢酸エチル(100ml×2)で洗浄し、合せた有機層を蒸留水(100ml)で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:ヘキサン=1:1→1:0→メタノール:塩化メチレン=1:100)に付し、標題化合物(2.41g)を淡黄色結晶性固体として得た。この一部分を取り、ジエチルエーテル−ヘキサンより再結晶化を行い、分析を行った。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.13(6H,s),4.33(2H,br),6.65(1H,d,J=8.5Hz),7.07(1H,d,J=2.2Hz),7.11(1H,dd,J=2.2,8.5 Hz).
MS(ESI)m/z:240(M+MeCN)+.
【1347】
[参考例362][[4−クロロ−2−(N,N−ジメチルカルバモイル)フェニル]アミノ]オキソ酢酸 メチルエステル
【1348】
【化455】
Figure 0004266092
【1349】
参考例242に記載された方法と同様にして、4−クロロ−2−(N,N−ジメチルカルバモイル)アニリンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから得られた無色固体の標題化合物をジエチルエーテルより再結晶化することで、標題化合物(1.12g)を無色針状結晶として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.09(6H,br),3.96(3H,s),7.30(1H,d,J=2.4Hz),7.41(1H,d,J=2.4,8.8Hz),8.34(1H,d,J=8.8Hz).
MS(ESI)m/z:285(M+H)+.
【1350】
[参考例363]4−クロロ−2−メトキシアニリン
【1351】
【化456】
Figure 0004266092
【1352】
参考例361に記載された方法と同様にして、5−クロロ−2−ニトロアニソールを原料に用い、標題化合物を褐色オイルとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.65−3.95(2H,br),3.87(3H,s),6.61(1H,d,J=8.8Hz),6.74−6.78(1H,m).
MS(ESI)m/z:199(M+MeCN+H)+.
【1353】
[参考例364][(4−クロロ−2−メトキシフェニル)アミノ]オキソ酢酸
メチルエステル
【1354】
【化457】
Figure 0004266092
【1355】
参考例242に記載された方法と同様にして、4−クロロ−2−メトキシアニリンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物(1.12g)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.92(3H,s),3.97(3H,s),6.90(1H,d,J=2.2Hz),6.98(1H,dd,J=8.8,2.2Hz),8.35(1H,d,J=8.8Hz),9.33−9.44(1H,br).
MS(ESI)m/z:244(M+H)+.
【1356】
[参考例365]2−(4−クロロアニリノ)−2−(ヒドロキシイミノ)酢酸
エチルエステル
【1357】
【化458】
Figure 0004266092
【1358】
文献(Gilchrist,T.L.;Peek,M.E.;Rees,C.W.;J.Chem.Soc.Chem.Commun.,1975,913.)記載の方法と同様にして、4−クロロアニリン(3.03g)と2−クロロ−2−ヒドロキシイミノ酢酸エチルから標題化合物(2.27g)を淡黄色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.26(3H,t,J=7.1Hz),1.60−1.80(1H,br),4.28(2H,q,J=7.1Hz),6.85(2H,d,J=8.6Hz),7.24(2H,d,J=8.6Hz),8.15−8.45(1H,br).
MS(ESI)m/z:243(M+H)+.
【1359】
[参考例366](1S,2R,5S)−2−{[2−(4−クロロアニリノ)−2−(ヒドロキシイミノ)アセチル]アミノ}−5− [(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシルカルバミン酸 tert−ブチル
【1360】
【化459】
Figure 0004266092
【1361】
2−(4−クロロアニリノ)−2−(ヒドロキシイミノ)酢酸 エチルエステル(350mg)のエタノール(5.0ml)溶液にtert−ブチル(1S,2R,5S)−2−アミノ−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシルカルバメート(597mg)を加え70℃で3日間攪拌した。反応液を減圧濃縮後、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン: メタノール=30:1)で精製し、標題化合物(180mg)を淡黄色粉末として得た。
1H−NMR(CD3OD)δ:1.46(9H,s),1.47−1.84(6H,m),1.88−1.95(1H,m),2.90(3H,s),3.08(3H,s),3.90−3.97(1H,m),4.11−4.17(1H,m),6.84(2H,d,J=8.8Hz),7.18(2H,d,J=8.8Hz).
MS(ESI)m/z:504(M+Na)+.
【1362】
[参考例367]tert−ブチル (3S,4R)−4−{[2−(4−クロロアニリノ)−2−オキソアセチル]アミノ}−1−(2−メトキシアセチル)
ピペリジニルカルバメート
【1363】
【化460】
Figure 0004266092
【1364】
参考例221に記載された方法と同様にして、2−(4−クロロアニリノ)−2−オキソ酢酸を用い、標題化合物を白色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),1.55−1.75(1H,br),1.94−2.07(1H,br),2.70−3.00(1H,m),3.10−3.37(1H,m),3.44(3H,s),3.88−4.22(4H,m),4.55−4.69(1H,br),4.80−4.90(0.5H,br),5.36−5.48(0.5H,br),7.20−7.30(1H,br),7.32(2H,d,J=8.8Hz),7.62(2H,d,J=8.8Hz),8.20−8.40(1H,br),9.15−9.25(1H,br).
MS(ESI)m/z:469(M+H)+.
【1365】
[参考例368]tert−ブチル (3S,4R)−4−{[2−(4−クロロ−2−ピリジル)−2−オキソアセチル]アミノ}−1−(2−メトキシアセチル) ピペリジニルカルバメート
【1366】
【化461】
Figure 0004266092
【1367】
参考例221に記載された方法と同様にして、2−(4−クロロ−2−ピリジニル)−2−オキソ酢酸を用い、標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),1.65−2.30(2H,br),2.68−3.02(1H,m),3.10−3.35(1H,m),3.44(3H,s),3.80−4.25(4H,m),4.45−4.70(1H,m),5.05−5.20(0.5H,m),5.80−5.93(0.5H,m),7.30−7.40(1H,br),7.71(1H,br d,J=8.7Hz),7.95−8.05(0.3H,br),8.19(1H,br d,J=8.8 Hz),8.31(1H,br.s),8.38−8.53(0.7H,br),9.74−9.84(1H,br).
MS(ESI)m/z:470(M+H)+.
【1368】
[参考例369]tert−ブチル (3S,4R)−4−{[2−(4−ブロモ−2−ピリジル)−2−オキソアセチル]アミノ}−1−(2−メトキシアセチル) ピペリジニルカルバメート
【1369】
【化462】
Figure 0004266092
【1370】
参考例221に記載された方法と同様にして、2−(4−ブロモ−2−ピリジニル)−2−オキソ酢酸を用い、標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.47(9H,s),1.50−1.75(1H,m),1.95−2.13(1H,br),2.70−2.98(1H,m),3.05−3.36(1H,m),3.45(3H,s),3.80−4.24(4H,m),4.57−4.73(1H,br),4.85−4.95(0.25H,br),5.10−5.15(0.25H,br),5.45−5.58(0.5H,br),7.30−7.38(1H,m),7.84(1H,dd,J=8.8,2.2Hz),8.16(1H,d,J=8.8Hz),8.30−8.55(1H,br),8.40(1H,d,J=2.2Hz),9.68(1H,br.s).
【1371】
[参考例370]3−(4−クロロアニリノ)−3−オキソプロピオン酸 エチルエステル
【1372】
【化463】
Figure 0004266092
【1373】
4−クロロアニリン(2.0g)のN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)溶液に、室温でマロン酸 エチル カリウム(3.2g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(2.1g)、および1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩(4.5g)を順次加え、室温で2時間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、10%クエン酸水溶液、および飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、標題化合物(4.0g)を橙色油状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.33(3H,t,J=7.3Hz),3.47(2H,s),4.26(2H,q,J=7.3Hz),7.29(2H,d,J=8.8Hz),7.51(2H,d,J=8.8Hz),9.32(1H,br.s).
【1374】
[参考例371]3−(4−クロロアニリノ)−3−オキソプロピオン酸
【1375】
【化464】
Figure 0004266092
【1376】
3−(4−クロロアニリノ)−3−オキソプロピオン酸 エチルエステル(1.0g)のエタノール(10ml)溶液に、室温で1規定水酸化ナトリウム水溶液(10ml)を滴下し加え、2時間撹拌した。反応液に1規定塩酸水溶液(10ml)を加え、撹拌後、析出した不溶物を濾取し、標題化合物(0.5g)を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:3.34(2H,s),7.35(2H,d,J=8.8Hz),7.59(2H,d,J=8.8Hz),10.26(1H,s),12.66(1H,br.s).
【1377】
[参考例372]3−(3−クロロアニリノ)−3−オキソプロピオン酸 エチルエステル
【1378】
【化465】
Figure 0004266092
【1379】
参考例370に記載された方法と同様にして、3−クロロアニリンとマロン酸エチル カリウムを縮合することにより、標題化合物を橙色油状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.33(3H,t,J=7.3Hz),3.47(2H,s),4.26(2H,q,J=7.3Hz),7.09(1H,d,J=8.8Hz),7.22−7.26(1H,m),7.39(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,s),9.35(1H,br.s).
【1380】
[参考例373]3−(3−クロロアニリノ)−3−オキソプロピオン酸
【1381】
【化466】
Figure 0004266092
【1382】
参考例371に記載された方法と同様にして、3−(3−クロロアニリノ)−3−オキソプロピオン酸 エチルエステルより標題化合物を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:3.35(2H,s),7.11(1H,d,J=8.8Hz),7.33(1H,t,J=8.8Hz),7.39(1H,d,J=8.8Hz),7.78(1H,s),10.31(1H,s),12.67(1H,br.s).
【1383】
[参考例374]2−(4−クロロアニリノ)−2−オキソ酢酸
【1384】
【化467】
Figure 0004266092
【1385】
参考例359に記載された方法と同様にして、2−(4−クロロアニリノ)−2−オキソ酢酸 メチルエステルより標題化合物を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.37(2H,d,J=8.8Hz),7.79(2H,d,J=8.8Hz),10.66(1H,s).
【1386】
[参考例375]2−[(5−ブロモ−2−ピリジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸
【1387】
【化468】
Figure 0004266092
【1388】
参考例359に記載された方法と同様にして、2−[(5−ブロモ−2−ピリジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸 メチルエステルより標題化合物を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.95−8.00(1H,m),8.08(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),8.50(1H,d,J=2.0Hz),8.78(1H,dd,J=10.1,2.2Hz),9.21(0.5H,d,J=7.8Hz),9.29(0.5H,d,J=8.3Hz),10.74(1H,s).
【1389】
[参考例376]4−クロロ−3−フルオロ安息香酸
【1390】
【化469】
Figure 0004266092
【1391】
4−クロロ−3−フルオロベンズアルデヒド(10g)、アミド硫酸(18g)、tert−ブチルアルコール(50ml)、および水(50ml)からなる混合溶液に、氷冷下亜塩素酸ナトリウム(17g)を少量ずつ加え、徐々に室温に戻しながら4日間撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈し、水、1規定塩酸水溶液、および飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去後、得られた残渣をジイソプロピルエーテルとへキサンからなる混合溶媒から再結晶し、標題化合物(11.2g)を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.72(1H,dt,J=8.3,1.5Hz),7.77(1H,dt,J=8.3,1.6Hz),7.82(1H,dt,J=9.7,1.5Hz),13.45(1H,s).
【1392】
[参考例377]2−(4−クロロ−3−フルオロアニリノ)−2−オキソ酢酸
メチルエステル
【1393】
【化470】
Figure 0004266092
【1394】
参考例356に記載された方法と同様にして、4−クロロ−3−フルオロ安息香酸のクルチウス転移反応後、クロロオキソ酢酸メチルと縮合すると縮合するとにより、標題化合物を淡黄色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.99(3H,s),7.25−7.27(1H,m),7.39(1H,t,J=8.5Hz),7.72(1H,dd,J=10.4,2.4Hz),8.90(1H,br.s).
【1395】
[参考例378]2−(4−クロロ−3−フルオロアニリノ)−2−オキソ酢酸
【1396】
【化471】
Figure 0004266092
【1397】
参考例359に記載された方法と同様にして、2−(4−クロロ−3−フルオロアニリノ)−2−オキソ酢酸 メチルエステルより標題化合物を淡黄色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.52(1H,t,J=8.8Hz),7.63(1H,dd,J=8.8,2.2Hz),7.88(1H,dd,J=12.0,2.2Hz),10.83(1H,br.s).
【1398】
[参考例379]3−(4−クロロフェニル)−3−オキソプロピオン酸 エチルエステル
【1399】
【化472】
Figure 0004266092
【1400】
マロン酸 エチル カリウム(8.2g)の酢酸エチル(100ml)懸濁液に、氷冷下トリエチルアミン(17ml)および塩化マグネシウム(5.5g)を加え、徐々に室温に戻しながら18時間撹拌した。一方、4−クロロ安息香酸(5.0g)、塩化チオニル(12ml)、N,N−ジメチルホルムアミド(1滴)、およびトルエン(100ml)からなる懸濁液を、1時間加熱還流した後、反応液を濃縮した。得られた残渣を酢酸エチルに溶解し、氷冷下上記反応液に滴下し加え、徐々に室温に戻しながら18時間撹拌した。反応液に10%クエン酸水溶液を加え、30分間撹拌後有機層を分取した。得られた有機層を、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム)にて分離、精製し、標題化合物(6.4g)を赤褐色油状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.26(3H,t,J=7.3Hz),3.96(2H,s),4.21(2H,q,J=7.3Hz),7.46(2H,d,J=8.8Hz),7.89(2H,d,J=8.8Hz).
【1401】
[参考例380]3−(4−クロロフェニル)−3−ヒドロキシプロピオン酸 エチルエステル
【1402】
【化473】
Figure 0004266092
【1403】
3−(4−クロロフェニル)−3−オキソプロピオン酸 エチルエステル(1.0g)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液に、氷冷下水素化ホウ素ナトリウム(0.2g,5.3mmol)を少量ずつ加え、徐々に室温に戻しながら2時間撹拌した。反応液に10%クエン酸水溶液を加えて反応を停止し、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム)にて分離、精製し、標題化合物(0.56g)を淡黄色油状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.27(3H,t,J=7.3Hz),2.70(1H,d,J=7.8Hz),2.71(1H,d,J=3.4Hz),3.37(1H,d,J=3.4Hz),4.18(2H,q,J=7.3Hz),5.09−5.13(1H,m),7.30−7.35(5H,m).
【1404】
[参考例381]3−(4−クロロフェニル)−3−ヒドロキシプロピオン酸
【1405】
【化474】
Figure 0004266092
【1406】
参考例359に記載された方法と同様にして、3−(4−クロロフェニル)−3−ヒドロキシプロピオン酸 エチルエステルより標題化合物を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:3.25−3.32(1H,m),4.89−4.95(1H,m),5.45−5.53(1H,m),7.35−7.36(5H,m),12.11−12.18(1H,m).
MS(ESI,陰イオン)m/z:198(M−H)-.
【1407】
[参考例382](1R,2S,5S)−2−{[3−(4−クロロフェニル)−3−ヒドロキシプロパノイル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシルカルバミン酸 tert−ブチル
【1408】
【化475】
Figure 0004266092
【1409】
参考例91に記載された方法と同様にして、(1R,2S,5S)−2−アミノ−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシルカルバミン酸 tert−ブチルと3−(4−クロロフェニル)−3−ヒドロキシプロピオン酸を縮合することにより標題化合物を白色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.21−1.44(2H,m),1.46(9H,s),1.76−1.92(2H,m),1.95−2.10(2H,m),2.40−2.55(2H,m),2.55−2.68(1H,m),2.94(3H,s),3.05(3H,s),3.82−3.96(1H,m),4.02−4.17(1H,m),4.65−4.80(1H,m),5.03−5.13(1H,m),7.28−7.33(4H,m).
MS(ESI)m/z:468(M+H)+.
【1410】
[参考例383](1R,2S,5S)−2−{[3−(4−クロロフェニル)−3−オキソプロパノイル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシルカルバミン酸 tert−ブチル
【1411】
【化476】
Figure 0004266092
【1412】
(1R,2S,5S)−2−{[3−(4−クロロフェニル)−3−ヒドロキシプロパノイル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシルカルバミン酸 tert−ブチル(0.5g)の1,4−ジオキサン(20ml)溶液に、室温で二酸化マンガン(0.47g)を加え、4日間撹拌した。セライトパッドを通じて不溶物を濾去し、得られた濾液を減圧下濃縮して、標題化合物(0.46g)を白色カラメル油状物質として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.28−1.39(1H,m),1.40(9H,s),1.41−1.63(3H,m),2.25−2.42(2H,m),2.76(3H,s),2.90−2.97(1H,m),2.98(3H,s),3.56(2H,s),3.89−3.97(1H,m),4.88−4.98(1H,m),6.65−6.70(1H,m),7.30−7.35(4H,m),7.33(1H,dd,J=2.9,1.7Hz).
MS(ESI,陰イオン)m/z:464(M−H)-.
【1413】
[参考例384](1S,3R,4R)−4−アミノ−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステル
【1414】
【化477】
Figure 0004266092
【1415】
参考例249に記載された方法と同様にして、(1S,3R,4R)−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−ヒドロキシシクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステルより標題化合物を無色固体として得た。
[α]D 25+62°(c=1,クロロホルム)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.27(3H,t,J=7.1Hz),1.46(9H,s),1.61(1H,s),1.61−1.71(2H,m),1.81−1.90(1H,m),1.97−2.03(1H,m),2.22−2.28(1H,m),2.56−2.60(1H,m),3.54(1H,br.s),3.63−3.68(1H,m),4.16(2H,q,J=7.1Hz),4.58(1H,br.s),
【1416】
[参考例385](1S,3R,4R)−N,N−ジメチル[4−アジド−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【1417】
【化478】
Figure 0004266092
【1418】
参考例250及び参考例251に記載された方法と同様にして、(1S,3R,4R)−4−アミノ−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボン酸 エチルエステルより、標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.46(9H,s),1.40−2.20(6H,m),2.70−2.80(1H,m),2.93(3H,s),3.03(3H,s),3.60−3.78(1H,m),3.83−3.95(1H,m),4.65(1H,d,J=7.2Hz).
【1419】
[参考例386](1R,2R,5S)−2−({2−[(5−クロロ−2−ピリジニル)アミノ]−2−オキソアセチル}アミノ)−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシルカルバミン酸 tert−ブチル
【1420】
【化479】
Figure 0004266092
【1421】
参考例90及び参考例91に記載された方法と同様にして、(1S,3R,4R)−N,N−ジメチル[4−アジド−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボキサミドのアジド基をアミノ基へと変換後、2−[(5−クロロ−2−ピリジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸 リチウム塩と縮合することにより、標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.13−2.25(16H,m),2.94(3H,s),3.03(3H,s),3.60−3.78(1H,m),4.13−4.31(1H,m),4.45−4.65(1H,m),7.80(1H,dd,J=8.8,2.4Hz),8.03(1H,br.s),8.21(1H,d,J=8.8Hz),8.29(1H,d,J=2.4Hz),9.71(1H,s).
MS(ESI)m/z:468(M+H)+.
【1422】
[参考例387](1S,3R,4R)−N,N−ジメチル−[4−アジド−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ]シクロヘキサン−1−カルボキサミド
【1423】
【化480】
Figure 0004266092
【1424】
参考例252に記載された方法と同様にして、(1S,3R,4R)−N,N−ジメチル[4−アジド−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)シクロヘキサン−1−カルボキサミドを塩酸処理により脱保護し、[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボン酸 リチウム塩と縮合することにより標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.13−2.25(16H,m),2.94(3H,s),3.03(3H,s),3.60−3.78(1H,m),4.13−4.31(1H,m),4.45−4.65(1H,m),7.80(1H,dd,J=8.8,2.4Hz),8.03(1H,br.s),8.21(1H,d,J=8.8Hz),8.29(1H,d,J=2.4Hz),9.71(1H,s).
MS(ESI)m/z:392(M+H)+.
【1425】
[参考例388]2−{[1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−ピペリジニル]アミノ}−2−オキソ酢酸 メチルエステル
【1426】
【化481】
Figure 0004266092
【1427】
参考例242に記載された方法と同様にして、(4−アミノ−N−tert−ブトキシカルボニル)ピペリジンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.46(3H,s),1.34−1.51(2H,m),1.89−1.98(2H,m),2.82−2.96(2H,m),3.91(3H,s),3.88−4.14(3H,m),6.96−7.07(1H,m).
MS(FAB)m/z:287(M+H)+.
【1428】
[参考例389]4−{[2−({(1R,2S,5S)−2−{[(5−クロロ−1H−インドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}アミノ)−2−オキソアセチル]アミノ}−1−ピペリジンカルボン酸 tert−ブチル
【1429】
【化482】
Figure 0004266092
【1430】
実施例191に記載された方法と同様にして、(1R,2S,5S)−2−{[(5−クロロ−1H−インドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシルカルバミン酸 tert−ブチルと2−{[1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−ピペリジニル]アミノ}−2−オキソ酢酸 メチルエステルより、最終工程の塩酸処理を行わずに標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.46(9H,s),1.35−2.28(11H,m),2.70−3.18(9H,m),3.80−4.57(4H,m),6.78(1H,s),7.15−8.12(6H,m),9.45(1H,s).
MS(FAB)m/z:617(M+H)+.
【1431】
[参考例390]2−[(5−クロロ−2−ピリジニル)(メチル)アミノ]−2−オキソ酢酸 メチルエステル
【1432】
【化483】
Figure 0004266092
【1433】
参考例242に記載された方法と同様にして、5−クロロ−N−メチル−2−ピリジンアミンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.43(3H,s),3.81(3H,s),7.08(1H,br.s),7.68−7.78(1H,m),8.27(1H、br.s).
MS(ESI)m/z:229(M+H)+.
【1434】
[参考例391]2−[(5−クロロ−2−ピリミジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸 メチルエステル
【1435】
【化484】
Figure 0004266092
【1436】
参考例242に記載された方法と同様にして、2−アミノ−5−クロロピリミジンアミンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:4.00(3H,s),8.63(2H,s),9.58(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:215(M+H)+.
【1437】
[参考例392]N−{(1R,2S,5S)−2−アジド−5−[(エチルメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[3,4−d][1,3]チアゾール−2−カルボキサミド
【1438】
【化485】
Figure 0004266092
【1439】
参考例292に記載された方法と同様にして、(1R,2S,5S)−2−アジド−5−[(エチルメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシルカルバミン酸tert−ブチルと5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[3,4−d][1,3]チアゾール−2−カルボン酸 リチウム塩より、標題化合物を黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.08,1.15(3H,each t,J=7.1Hz),1.74−1.88(4H,m),2.12−2.22(2H,m),2.67(3H,s),2.81−2.86(1H,m),2.89,2.96(3H,each s),3.28−3.43(2H,m),3.91−4.10(5H,m),4.60−4.62(1H,m),7.21(1H,d,J=7.6Hz).
MS(ESI)m/z:392(M+H)+.
【1440】
[参考例393]2−(4−クロロ−3−メトキシアニリノ)−2−オキソ酢酸メチルエステル
【1441】
【化486】
Figure 0004266092
【1442】
参考例361に記載された方法と同様にして2−クロロ−5−ニトロアニソールを還元し、アミノ体を得た後、参考例242に記載された方法と同様にして、クロロオキソ酢酸 メチルエステルと縮合し、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.93(3H,s),3.98(3H,s),7.00(1H,dd,J=8.5,2.4Hz),7.33(1H,d,J=8.5Hz),7.57(1H,d,J=2.4Hz),8.89(1H,br.s).
【1443】
[参考例394]2−(4−クロロ−3−メトキシアニリノ)−2−オキソ酢酸
【1444】
【化487】
Figure 0004266092
【1445】
参考例359に記載された方法と同様にして、2−(4−クロロ−3−メトキシアニリノ)−2−オキソ酢酸 メチルエステルメチルを加水分解することにより、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:3.81(3H,s),7.36(1H,d,J=8.7Hz),7.43(1H,d,J=8.7Hz),7.65(1H,d,J=2.2Hz),10.79(1H,s).
MS(ESI,陰イオン)m/z:228(M−H)-.
【1446】
[参考例395]N1−{(1S,2R,4S)−2−アミノ−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−N2−(4−クロロ−3−メトキシフェニル)エタンジアミド
【1447】
【化488】
Figure 0004266092
【1448】
参考例97に記載された方法と同様にして、(1R,2S,5S)−2−アミノ−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシルカルバミン酸 tert−ブチルと2−(4−クロロ−3−メトキシアニリノ)−2−オキソ酢酸を縮合した後、参考例69に記載した方法と同様に塩酸で処理し、1規定水酸化ナトリウム水溶液で中和することにより標題化合物を白色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.48−2.00(8H,m),2.84−2.93(1H,m),2.95(3H,s),3.08(3H,s),3.33−3.35(1H,m),3.89−3.94(4H,m),7.06(1H,dd,J=8.5,2.2Hz),7.32(1H,d,J=8.5Hz),7.56(1H,d,J=2.2Hz),8.05(1H,d,J=8.5Hz),9.43(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:397 M+.
【1449】
[参考例396]2−(4−エチニルアニリノ)−2−オキソ酢酸 メチルエステル
【1450】
【化489】
Figure 0004266092
【1451】
参考例242に記載された方法と同様にして、4-エチニルアニリンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルから標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:3.09(1H,s),3.98(3H,s),7.50(2H,d,J=8.4Hz),7.62(2H,d,J=8.4Hz),8.89(1H,br.s).
【1452】
[参考例397]2−(4−エチニルアニリノ)−2−オキソ酢酸 ナトリウム塩
【1453】
【化490】
Figure 0004266092
【1454】
参考例266に記載された方法と同様にして、2−(4−エチニルアニリノ)−2−オキソ酢酸 メチルエステルを水酸化ナトリウムで加水分解することにより標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:4.06(1H,s),7.39(2H,d,J=8.4Hz),7.80(2H,d,J=8.4Hz),10.33(1H,br.s).
【1455】
[参考例398]2−[(5−クロロ−2−ピラジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸メチルエステル
【1456】
【化491】
Figure 0004266092
【1457】
参考例242に記載された方法と同様にして、文献(Sato,Nobuhiroら,J.Heterocycl.Chem.1982,19(3),673−4)に従って合成した5−クロロ−2−アミノピラジン及びクロロオキソ酢酸メチルエステルから標題化合物を黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:4.02(3H,s),8.35(1H,d,J=1.5Hz),9.37(1H,d,J=1.5Hz),9.41(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:216(M+H)+.
【1458】
[参考例399]2−[(5−クロロ−2−ピラジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸
【1459】
【化492】
Figure 0004266092
【1460】
参考例359に記載された方法と同様にして、2−[(5−クロロ−2−ピラジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸メチルエステルより、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:8.62(1H,s),9.02(1H,br.s),11.30(1H,s).カルボン酸のプロトン見えず。
MS(EI)m/z:201 M+.
【1461】
[参考例400]N−(4−クロロ−3−ニトロフェニル)オキサミン酸
【1462】
【化493】
Figure 0004266092
【1463】
参考例242に記載された方法と同様にして、4−クロロ−3−ニトロアニリンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルを縮合した後、参考例359に記載した方法と同様に加水分解し、標題化合物を淡茶色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.76(1H,dd,J=8.8Hz),8.04(1H,dd,J=8.8,2.4Hz),8.55(1H,d,J=2.4Hz),11.24(1H,s).カルボン酸のプロトン見えず。
MS(EI)m/z:244 M+.
【1464】
[参考例401]N−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)オキサミン酸 ナトリウム塩
【1465】
【化494】
Figure 0004266092
【1466】
参考例242に記載された方法と同様にして、4−クロロ−3−ニトロアニリンとクロロオキソ酢酸 メチルエステルを縮合した後、参考例266に記載した方法と同様に加水分解し、得られた残渣をメタノールに溶かし、1規定水酸化ナトリウム水溶液を加え、生じた沈殿をろ取することにより標題化合物を黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:7.84(1H,dd,J=9.0,2.5Hz),8.20(1H,d,J=2.5Hz),8.67(1H,d,J=9.0Hz),11.89(1H,s).
【1467】
[参考例402]5−アミノ−2−クロロ−4−メチルピリジン
【1468】
【化495】
Figure 0004266092
【1469】
2−クロロ−4−メチル−5−ニトロピリジン(173mg)をエタノール(5ml)に溶解し、触媒量のラネーニッケルを加えて水素雰囲気下室温で9時間攪拌した。触媒をろ去し、溶媒を減圧下に留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ヘキサン:酢酸エチル=3:2)で精製し、標題化合物(113mg)を黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.13(3H,s),3.85(2H,br.s),6.96(1H,s),7.74(1H,s).
MS(EI)m/z:142 M+.
【1470】
[参考例403]N1−(2−アミノフェニル)−N2−(4−クロロフェニル)エタンジアミド
【1471】
【化496】
Figure 0004266092
【1472】
参考例59に記載されて方法と同様にして、1,2−ベンゼンジアミンと2−(4−クロロアニリノ)−2−オキソ酢酸を縮合することにより標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:5.00(2H,s),6.59−6.63(1H,m),6.78(1H,dd,J=8.1,1.2Hz),6.96−7.01(1H,m),7.25(1H,dd,J=7.8,1.2Hz),7.44(2H,d,J=8.8Hz),7.91(2H,d,J=8.8Hz),10.04(1H,s),10.91(1H,s).
MS(FAB):290(M+H)+.
【1473】
[参考例404]N−((1R,2S,5S)−2−アジド−5−{[エチル(メチル)アミノ]カルボニル}シクロヘキシル)−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミド
【1474】
【化497】
Figure 0004266092
【1475】
参考例252に記載された方法と同様にして、(1R,2S,5S)−2−アジド−5−{[エチル(メチル)アミノ]カルボニル}シクロヘキシルカルバミン酸 tert−ブチルを塩酸で処理し、脱保護後、エチルメチルアミンと縮合することにより、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.08(1/2 of 3H,t,J=7.2Hz),1.14(1/2 of 3H,t,J=7.2Hz),1.70−1.90(4H,m),2.10−2.25(2H,m),2.52(3H,s),2.78−3.00(8H,m),3.25−3.45(2H,m),3.69(1H,d,J=13.4Hz),3.73(1H,d,J=13.4Hz),3.87−3.95(1H,m),4.55−4.62(1H,m),7.26(1H,d,J=7.6Hz).
【1476】
[参考例405]2−(4−クロロフェニル)−1−ヒドラジンカルボン酸 フェニルエステル
【1477】
【化498】
Figure 0004266092
【1478】
(4−クロロフェニル)ヒドラジン 塩酸塩(3.00g)をテトラヒドロフラン(50ml)、ジエチルエーテル(50ml)及び飽和炭酸水素ナトリウム水溶液に溶解させ、有機層を分離後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮することで(4−クロロフェニル)ヒドラジンを褐色固体として得た。これをベンゼン(15ml)に溶解後、加熱還流させたところに、炭酸ジフェニルエステル(5.22g)のベンゼン(8.0ml)溶液を30分以上かけて滴下した。19時間還流後、室温まで放冷し、濃縮後、ベンゼン(15ml)を加え、超音波でサスペンジョンとし、ヘキサン(50ml)を加え、30分間撹拌後、白沈を濾取、乾燥し、標題化合物(1.05g)を白色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:5.86(1H,br.s),6.83−6.92(3H,m),7.17(1H,br.s),7.20−7.32(4H,m),7.37(2H,t,J=7.7Hz).
MS(ESI)m/z:263(M+H)+.
【1479】
[実施例1](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロプロパンジアミン 塩酸塩
【1480】
【化499】
Figure 0004266092
【1481】
(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロプロパンジアミン(108mg)および5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩(124mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(3ml)に溶解した溶液に1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(71mg)、および1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(100mg)を室温にて加え、8日間撹拌した。真空ポンプを用いて反応液を減圧下濃縮後、水(50ml)および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(50ml)を加え、ジクロロメタンで抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し、残さを分取用シリカゲル薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=10:1)で精製した。得られたアモルファス状物質に1規定塩酸、ジクロロメタン、およびメタノールを加えた後、濃縮し、標題化合物(72mg)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.15−1.35(2H,m),2.88(3H,s),2.95−3.25(4H,m),3.35−3.75(2H,m),4.32−4.45(1H,m),4.68(1H,br,J=15.4Hz),7.08(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.6,2.1Hz),7.41(1H,d,J=8.6Hz),7.70(1H,s),8.50(1H,br,J=11.0Hz),8.56(1H,br.s),11.56(1H,br,J=19.3Hz),11.86(1H,s).
MS(FAB)m/z:430(M+H)+.
【1482】
[実施例2](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロブタンジアミン 塩酸塩
【1483】
【化500】
Figure 0004266092
【1484】
(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]]−1,2−シクロブタンジアミン(117mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)に溶かし、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩(136mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(255mg),1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(90mg)を加え、室温で一晩攪拌した後、真空ポンプを用いて溶媒を減圧下に留去し、残さにジクロロメタン、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて分液した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥、溶媒を減圧下留去した後、残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=7:93)で精製した。得られた化合物に酢酸エチルおよび1規定塩酸エタノール溶液を加えて酸性にして溶媒を減圧下濃縮した。酢酸エチルを再び加えて、生じた沈殿を濾取、乾燥して標題化合物(56mg)を無色粉末として得た。1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.00−2.35(4H,m),2.88(3H,m),3.10(2H,br.s),3.20−3.75(3H,m),4.20−4.85(3H,m),7.09(1H,s),7.16(1H,d,J=8.8Hz),7.38(1H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,s),8.63(1H,d,J=8.3Hz),8.85(1H,d,J=8.6Hz),10.85−11.20(1H,br),11.81(1H,s).
MS(FAB)m/z:444(M+H)+.
【1485】
[実施例3](±)−trans−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン 塩酸塩
【1486】
【化501】
Figure 0004266092
【1487】
(±)−trans−N−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン 塩酸塩(120mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)に溶解し、5−クロロインドール−2−カルボン酸(80mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(98mg),1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(23mg)およびトリエチルアミン(141μl)を加え、室温で3日攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さにジクロロメタン、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて分液した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=93:7)で精製し、得られた淡黄色固体にジクロロメタン(5ml)および1規定塩酸エタノール溶液(282μl)を加えた。酢酸エチルを加え、溶媒を減圧下濃縮し、生じた沈殿をろ取し、標題化合物(109mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.64−1.74(4H,m),1.98−2.02(2H,m),2.89(3H,s),3.14(2H,br.s),3.47−3.65(2H,m),4.29−4.63(4H,m),7.10(1H,d,J=1.5Hz),7.14(1H,dd,J=8.5,2.0Hz),7.38(1H,d,J=8.5Hz),7.68(1H,d,J=2.0Hz),8.55(1H,d,J=8.5Hz),8.91(1H,d,J=8.5Hz),11.49(1H,br.s),11.76(1H,s).
MS(ESI)m/z:458(M+H)+.
【1488】
[実施例4](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)スルホニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1489】
【化502】
Figure 0004266092
【1490】
(±)−cis−N−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン トリフルオロ酢酸塩(400mg)をジクロロメタン(10ml)に懸濁し、トリエチルアミン(0.514ml)と、5−クロロ−1−フェニルスルホニルインドール−2−スルホニルクロライド(特開2000−119253)(319mg)を加え、室温で15分攪拌した。反応液に水を加え分液操作をおこなった後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=100:3)により精製し、淡黄色泡状物質を得た。これをテトラヒドロフラン(3ml)に溶解し、メタノール(2ml)、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.5ml)を加え2時間過熱還流した。反応液を減圧下濃縮し、残さにジクロロメタンと1規定塩酸を加え分液操作をおこなった。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=100:3)により精製し、淡黄色泡状物質を得た。これに1規定塩酸(1ml)を加えた後、減圧下濃縮し、標題化合物(108mg)を淡黄色泡状物質として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.20−1.78(8H,m),2.94(3H,s),3.13(2H,br.s),3.22−3.40(1H,m),3.44−3.70(3H,m),3.83−3.95(1H,m),4.20−4.70(1H,m),6.78(1H,s),7.18−7.30(2H,m),7.44(1H,s),7.69(1H,br.s),8.09(1H,br.s),11.92(1H,s).
MS(FAB)m/z:508(M+H)+.
【1491】
[実施例5](±)−trans−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1492】
【化503】
Figure 0004266092
【1493】
(±)−trans−N−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン トリフルオロ酢酸塩(300mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)に溶解し、5−クロロインドール−2−カルボン酸(109mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(9mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(321mg)、トリエチルアミン(0.232ml)を加え室温で一晩攪拌した。真空ポンプを用いて反応液を減圧下濃縮し、残さにジクロロメタンと水を加え分液操作をおこなった後有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=25:1)により精製し、無色泡状物質を得た。これに1規定塩酸(1ml)を加えた後、減圧下濃縮し、標題化合物(203mg)を淡褐色泡状物質として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.25−1.40(2H,m),1.46−1.81(4H,m),1.88−1.98(2H,m),2.89(3H,s),3.00−3.76(5H,m),3.86−3.97(1H,m),4.00−4.10(1H,m),4.25−4.72(1H,m),7.03(1H,s),7.12(1H,dd,J=8.5,1.2Hz),7.38(1H,d,J=8.5Hz),7.64(1H,s),8.28(1H,d,J=8.5Hz),8.54(1H,d,J=8.5Hz),11.70(1H,s).
MS(FAB)m/z:472(M+H)+.
【1494】
[実施例6](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1495】
【化504】
Figure 0004266092
【1496】
実施例5と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン トリフルオロ酢酸塩と5−クロロインドール−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35−1.70(6H,m),1.80−2.06(2H,m),2.89(3H,s),3.00−3.27(2H,m),3.35−3.51(1H,m),3.57−3.82(1H,m),4.15−4.30(2H,m),4.32−4.48(1H,m),4.60−4.74(1H,m),7.15(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.6Hz),7.70(1H,d,J=2.0Hz),8.14(1H,br.s),8.36−8.48(1H,m),11.51(1H,br.s),11.86(1H,s).
MS(FAB)m/z:472(M+H)+.
【1497】
[実施例7](±)−cis−N1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1498】
【化505】
Figure 0004266092
【1499】
実施例5と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(275mg)、6−クロロナフタレン−2−カルボン酸(Eur.J.Chem.−Chim.Ther.,1984年,19巻,205−214頁)(148mg)、トリエチルアミン(0.298ml)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(11mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)に溶解し、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(412mg)を縮合剤として反応させることにより、化合物(186mg)を淡褐色泡状物質として得た。1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−1.56(2H,m),1.57−1.77(4H,m),1.90−2.10(2H,m),2.90(3H,s),3.13(2H,br.s),3.28−3.74(2H,m),4.26(2H,br.s),4.30−4.74(2H,m),7.59(1H,d,J=8.6Hz),7.90(1H,d,J=8.6Hz),7.98(1H,d,J=8.3Hz),8.03−8.11(2H,m),8.25−8.58(3H,m),11.52(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:483(M+H)+.
【1500】
[実施例8](±)−trans−N1−[(6−クロロベンゾ[b]チオフェン−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1501】
【化506】
Figure 0004266092
【1502】
実施例5と同様の方法で、(±)−trans−N−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(255mg,0.665mmol)、6−クロロベンゾ[b]チオフェン−2−カルボン酸(特開2000−119253)(141mg)、トリエチルアミン(0.276ml)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(10mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)に溶解し、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(382mg)を縮合剤として反応させることにより、標題化合物(239mg)を淡褐色泡状物質として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.20−1.98(8H,m),2.88(3H,s),3.00−3.72(4H,m),3.84−4.09(2H,m),4.20−4.75(2H,m),7.41(1H,dd,J=8.6,1.7Hz),7.91(1H,d,J=8.6Hz),7.99(1H,s),8.12(1H,s),8.54−8.67(2H,m),11.53(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:489(M+H)+.
【1503】
[実施例9](±)−trans−N1−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1504】
【化507】
Figure 0004266092
【1505】
実施例5と同様の方法で、(±)−trans−N−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と5−フルオロインドール−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.20−1.38(2H,m),1.40−1.57(1H,m),1.54−1.68(1H,m),1.71(2H,d,J=7.3Hz),1.88(2H,d,J=12.0Hz),2.86(3H,s),2.95−3.24(2H,m),3.40(1H,br.s),3.63(1H,br.s),3.90(1H,br.s),3.97−4.10(1H,m),4.20−4.44(1H,m),4.53−4.70(1H,m),6.98(1H,dd,J=9.2,2.3Hz),7.01(1H,s),7.31−7.39(2H,m),8.26(1H,d,J=8.6Hz),8.59(1H,d,J=8.4Hz),11.21(1/2H,br.s),11.42(1/2H,br.s),11.60(1H,s).
MS(ESI)m/z:456(M+H)+.
【1506】
[実施例10](±)−trans−N1−[(5−クロロ−6−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1507】
【化508】
Figure 0004266092
【1508】
実施例5と同様の方法で、(±)−trans−N−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と5−クロロ−6−フルオロインドール−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.20−1.40(2H,m),1.40−1.80(4H,m),1.80−2.00(2H,m),2.87(3H,s),3.01(2H,br.s),3.30−3.80(2H,m),3.81−3.97(2H,m),4.20−4.80(2H,m),7.06(1H,s),7.28(1H,d,J=10.0Hz),7.86(1H,d,J=7.3Hz),8.32(1H,d,J=8.5Hz),8.59(1H,d,J=8.5Hz),11.77(1H,s).
MS(FAB)m/z:490(M+H)+.
【1509】
[実施例11](±)−cis−N1−[(5−ブロモインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1510】
【化509】
Figure 0004266092
【1511】
実施例5と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と5−ブロモインドール−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.43(2H,br.s),1.61(4H,br.s),1.80−2.10(2H,m),2.88(3H,s),3.00−3.26(2H,m),3.40(1H,br.s),3.65(1H,br.s),4.22(1H,br.s),4.26(1H,br.s),4.41(1H,br.s),4.67(1H,d,J=15.6Hz),7.14(1H,s),7.28(1H,d,J=8.7Hz),7.37(1H,d,J=8.7Hz),7.84(1H,s),8.13(1H,br.s),8.33−8.52(1H,m),11.51(1H,br.s),11.86(1H,s).
MS(ESI)m/z:515(M+).
【1512】
[実施例12](±)−cis−N1−[(5−エチニルインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1513】
【化510】
Figure 0004266092
【1514】
(±)−cis−N1−[(5−ブロモインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(300mg)およびトリフェニルホスフィン(70mg)のテトラヒドロフラン溶液(2ml)にトリエチルアミン(6ml)、N,N−ジメチルホルムアミド(5ml)、トリメチルシリルアセチレン(0.250ml)、および酢酸パラジウム(20mg)を室温にて加えた。90℃にて2時間攪拌後、反応液を室温まで放冷し、ジクロロメタン(20ml)および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(30ml)を加え分液した。水層をジクロロメタン(3×10ml)で抽出し、有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去し残渣を得た。得られた残渣を分取用シリカゲル薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン:アセトン:メタノール=10:10:1)を用いて精製し、
(±)−cis−N1−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−N2−[[5−(トリメチルシリルエチニル)インドール−2−イル]カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンを主に含む混合物を無色固体として得た。これをメタノール(6ml)に溶解し、炭酸カリウム(120mg)を加え1時間撹拌した。反応液にジクロロメタン(20ml)および水(20ml)を加え、分液し、水層をジクロロメタン(2×15ml)で抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去した。残さを分取用シリカゲル薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン:アセトン:メタノール=10:10:1)を用いて精製し、これを水−メタノール−ジクロロメタンに溶解後濃縮し、標題化合物(72mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.50−2.25(8H,m),2.53(3H,s),2.85(2H,br.s),2.93(2H,br.s),3.01(1H,s),3.74(1H,d,J=14.1Hz),3.77(1H,d,J=14.1Hz),4.21(1H,br.s),4.45(1H,br.s),6.91(1H,s),7.25−7.42(2H,m),7.61(1H,br.s),7.80−7.97(2H,m),9.72(1H,s).MS(FAB)m/z:462(M+H)+.
【1515】
[実施例13](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−d]ピリダジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1516】
【化511】
Figure 0004266092
【1517】
実施例2と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと5,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−d]ピリダジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35−1.50(2H,m),1.50−1.75(4H,m),1.80−2.10(2H,m),2.70(3H,br.s),2.79(3H,br.s),4.10−4.70(6H,m),7.10−7.27(2H,m),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.70(1H,s),8.12(1H,d,J=6.8Hz),8.47(1H,d,J=7.6Hz),11.85(1H,s).
MS(FAB)m/z:487(M+H)+.
【1518】
[実施例14](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(6,7−ジヒドロ−4H−ピラノ[4,3−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1519】
【化512】
Figure 0004266092
【1520】
実施例2と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と6,7−ジヒドロ−4H−ピラノ[4,3−d]チアゾール−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.36−1.72(6H,m),1.90−2.10(2H,m),2.80−2.87(2H,m),3.93(2H,t,J=5.6Hz),4.20−4.32(2H,m),4.81(2H,s),7.12(1H,s),7.15(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.67(1H,d,J=1.7Hz),8.11(1H,d,J=6.6Hz),8.36(1H,d,J=8.3Hz),11.78(1H,s).
MS(FAB)m/z:459(M+H)+.
【1521】
[実施例15](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1522】
【化513】
Figure 0004266092
【1523】
実施例2と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.32−1.74(6H,m),1.82−2.10(2H,m),2.92(3H,s),3.12−3.50(3H,m),3.69(1H,br.s),4.13−4.39(3H,m),4.51(1H,br.s),7.10−7.19(2H,m),7.41(1H,d,J=8.6Hz),7.68(1H,s),8.10(1H,br.s),8.40(1H,br.s),11.41(1H,br.s),11.87(1H,s).
MS(FAB)m/z:472(M+H)+.
【1524】
[実施例16](±)−trans−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1525】
【化514】
Figure 0004266092
【1526】
実施例2と同様の方法で、(±)−trans−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロオキサゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.23−1.39(2H,m),1.40−1.81(4H,m),1.82−1.98(2H,m),2.60−3.00(5H,m),3.20−3.70(2H,m),3.87−3.96(1H,m),3.98−4.10(1H,m),4.12−4.70(2H,m),7.04(1H,d,J=1.5Hz),7.12(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.38(1H,d,J=8.8Hz),7.65(1H,d,J=2.0Hz),8.33(1H,d,J=8.6Hz),8.72(1H,d,J=8.6Hz),11.61(1H,br.s),11.72(1H,s).
MS(FAB)m/z:456(M+H)+.
【1527】
[実施例17](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1528】
【化515】
Figure 0004266092
【1529】
実施例2と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(164mg)、5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−2−カルボン酸(WO94/21599)(140mg)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(76mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)に溶解し、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(192mg)を縮合剤として反応させた後、塩酸で処理して脱保護し、標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.42(2H,br.s),1.56−1.76(4H,m),1.98−2.11(2H,m),3.04(2H,br.s),3.32−3.45(2H,m),4.15(3H,br.s),4.26(1H,br.s),7.14(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.23(1H,s),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.62(1H,s),7.77(1H,s),8.18−8.30(2H,m),9.42(2H,br.s),11.92(1H,s).
MS(FAB)m/z:457(M+H)+.
【1530】
[実施例18](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1531】
【化516】
Figure 0004266092
【1532】
(±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチエノ[3,2−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン塩酸塩(171mg)をジクロロメタン(10ml)に懸濁し、トリエチルアミン(0.104ml)を加え室温で10分攪拌した。反応液に酢酸(0.059ml)を加えた後、35%ホルムアルデヒド水溶液(0.070ml)、トリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(118mg)を加え室温で30分攪拌した。反応液に1規定水酸化ナトリウム水溶液(3ml)を加えた後水を加え分液操作をおこなった。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧下留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=50:3)により精製し、無色泡状物質を得た。これを1規定塩酸に懸濁した後懸濁液を減圧下濃縮し、標題化合物(85mg)を無色泡状物質として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40(2H,br.s),1.50−1.71(4H,m),1.97−2.05(2H,m),2.87(3H,s),2.98−3.20(1H,m),3.30−3.38(2H,m),3.54−3.70(1H,m),4.05−4.42(4H,m),7.14(1H,d,J=8.6Hz),7.23(1H,s),7.40(1H,d,J=8.6Hz),7.63(1H,s),7.77(1H,s),8.17−8.27(2H,m),10.83(1H,br.s),11.92(1H,s).
MS(FAB)m/z:471(M+H)+.
【1533】
[実施例19](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[[5−(N,N−ジメチルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾール−2−イル]カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1534】
【化517】
Figure 0004266092
【1535】
実施例2と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と[5−(N,N−ジメチルアミノ)−4,5,6,7−テトラヒドロベンゾ[d]チアゾール]−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.44(2H,br.s),1.52−1.68(4H,m),1.87−2.08(3H,m),2.30−2.40(1H,m),2.65−2.75(1H,m),2.77(6H,s),2.95−3.17(2H,m),3.30−3.70(2H,m),4.15−4.30(2H,m),7.10−7.20(2H,m),7.41(1H,d,J=8.6Hz),7.69(1H,s),8.11(1H,d,J=5.1Hz),8.34(1H,d,J=8.1Hz),10.95(1H,br.s),11.83(1H,s).
MS(FAB)m/z:500(M+H)+.
【1536】
[実施例20](±)−cis−N1−[(6−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[[5−(4−ピリジル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1537】
【化518】
Figure 0004266092
【1538】
5−(4−ピリジル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン(204mg)のテトラヒドロフラン(3ml)溶液にn−ブチルリチウム(1.60規定ヘキサン溶液,0.704ml)を−78℃にて滴下後、0℃で30分間攪拌した。再び−78℃に冷却後、炭酸ガスを吹き込みながら、20分間で室温まで昇温し、反応液を減圧下濃縮した。得られた残さのN,N−ジメチルホルムアミド(6ml)溶液に、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(400mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(254mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(360mg)、およびジイソプロピルアミン(0.491ml)を室温にて加えた。3日間攪拌後、反応混液を減圧下濃縮し、残さにジクロロメタン(30ml)、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(100ml)、および水(100ml)を加え、分液後、水層をジクロロメタン(4×15ml)で抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=20:1→10:1)を用いて精製し、これを、1規定塩酸水溶液−メタノール−ジクロロメタンに溶解後濃縮し、標題化合物(245mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.42(2H,br.s),1.60(4H,br.s),1.84−1.94(1H,m),1.94−2.08(1H,m),2.97(2H,br.s),3.97−4.13(2H,m),4.19(1H,br.s),4.27(1H,br.s),5.03(2H,s),7.13(1H,br.s),7.16(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.32(2H,br.s),7.40(1H,d,J=8.8Hz),7.68(1H,d,J=2.0Hz),8.15(1H,br,J=7.3Hz),8.31(2H,d,J=5.9Hz),8.39(1H,d,J=8.1Hz),11.90(1H,s),14.03(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:535(M+H)+.
【1539】
[実施例21](±)−trans−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル−1,2−シクロヘプタンジアミン 塩酸塩
【1540】
【化519】
Figure 0004266092
【1541】
実施例2と同様の方法で、(±)−trans−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘプタンジアミンと5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.51−1.55(4H,m),1.75−1.80(6H,m),2.88(3H,s),3.12(1H,br.s),3.35−3.63(4H,m),4.10−4.13(1H,m),4.29−4.61(2H,m),7.06(1H,s),7.14(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.39(1H,d,J=8.8Hz),7.67(1H,d,J=2.0Hz),8.46(1H,d,J=8.3Hz),8.77(1H,d,J=8.3Hz),11.21−11.35(1H,m),11.71(1H,s).
MS(ESI)m/z:486(M+H)+.
【1542】
[実施例22](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロオクタンジアミン 塩酸塩
【1543】
【化520】
Figure 0004266092
【1544】
実施例2と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロオクタンジアミンと5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.61−2.06(12H,m),2.90(3H,s),3.08−3.17(2H,m),3.43−3.45(1H,m),3.67(1H,br.s),4.43(3H,br.s),4.67(1H,br.s),7.16−7.18(2H,m),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.70(1H,s),8.24(1H,br.s),8.58(1H,d,J=8.3Hz),11.43,11.63(1H,eachbr.s),11.80(1H,s).
MS(ESI)m/z:500(M+H)+.
【1545】
[実施例23](±)−trans−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン 塩酸塩
【1546】
【化521】
Figure 0004266092
【1547】
実施例2と同様にして(±)−trans−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル)]−1,2−シクロペンタンジアミン 塩酸塩と5−tert−ブトキシカルボニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩との反応で得られた生成物を脱保護処理して標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.60−1.82(4H,m),1.91−2.15(2H,m),3.08(2H,s),3.37−3.49(2H,m),4.28−4.56(4H,m),7.13(1H,s),7.15(1H,d,J=8.8Hz),7.40(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,s),8.61(1H,d,J=8.3Hz),8.88(1H,d,J=8.3Hz),10.05(2H,br.s),11.82(1H,s).MS(FAB)m/z:444(M+H)+.
【1548】
[実施例24](±)−trans−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン 塩酸塩
【1549】
【化522】
Figure 0004266092
【1550】
(±)−trans−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン 塩酸塩(30mg)をジクロロメタン(20ml)に懸濁しトリエチルアミン(260μl)を加え室温で15分攪拌した。反応液に酢酸(179μl)、アセトン(920μl)を加え室温で2分攪拌した。反応液にトリアセトキシ水素化ホウ素ナトリウム(796mg)を加え、室温で5時間攪拌した。反応液に1規定水酸化ナトリウム水溶液(10ml)を加え分液操作をおこなった。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=100:3)により精製し、無色泡状物質を得た。これをジクロロメタンに溶解し1規定塩酸エタノール溶液(1ml)を加えた。溶液を減圧下濃縮し標題化合物(205mg)を淡黄色泡状物質として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.27−1.39(6H,m),1.58−1.80(4H,m),1.95−2.10(2H,m),3.00−3.12(1H,m),3.25−3.45(2H,m),3.59−3.77(2H,m),4.25−4.39(1H,m),4.40−4.55(2H,m),4.57−4.65(1H,m),7.10(1H,s),7.14(1H,d,J=8.8Hz),7.38(1H,d,J=8.8Hz),7.68(1H,s),8.56(1H,d,J=8.8Hz),8.90(1H,d,J=8.8Hz),11.39(1H,br.s),11.76(0.5H,s),11.80(0.5H,s).
MS(FAB)m/z:486(M+H)+.
【1551】
[実施例25](±)−trans−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−エチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン 塩酸塩
【1552】
【化523】
Figure 0004266092
【1553】
(±)−trans−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン 塩酸塩(500mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶解し、トリエチルアミン(576μl)、よう化エチル(329μl)を加えたのち、室温で一晩攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さに水を加え不溶物をろ取した。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=100:3)により精製し、淡褐色泡状物質を得た。これを1規定塩酸(2ml)に懸濁し、溶液を減圧下濃縮し標題化合物(180mg)を淡黄色泡状物質として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.32(3H,t,J=7.1Hz),1.60−1.80(4H,m),1.96−2.10(2H,m),3.20−3.39(5H,m),3.70−3.80(1H,m),4.26−4.58(3H,m),4.68−4.79(1H,m),7.11(1H,s),7.15(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.39(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,d,J=1.5Hz),8.55(1H,d,J=8.5Hz),8.92(1H,d,J=8.5Hz),11.38(1H,br.s),11.70−11.80(1H,m).
MS(FAB)m/z:472(M+H)+.
【1554】
[実施例26](±)−trans−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[[5−(1−メチルシクロプロピル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン 塩酸塩
【1555】
【化524】
Figure 0004266092
【1556】
実施例2と同様の方法で、(±)−trans−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン 塩酸塩と5−(1−メチルシクロプロピル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.81(2H,br.s),1.20−1.55(5H,br),1.55−1.80(4H,m),1.95−2.12(2H,m),3.05−3.40(2H,br),3.60−3.80(2H,br),4.25−4.80(4H,m),7.10(1H,s),7.16(1H,d,J=8.8Hz),7.39(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,s),8.53(1H,d,J=8.6Hz),8.85−8.95(1H,m),10.60−10.90(1H,br),11.73(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:498(M+H)+.
【1557】
[実施例27](1R*,2R*)−4−メトキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル)]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5.4−c]ピリジル−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミン 塩酸塩(立体異性体Aおよび立体異性体B)
【1558】
【化525】
Figure 0004266092
【1559】
(1R*,2R*)−4−メトキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル)]−1,2−シクロペンタンジアミン(4位の立体異性体の混合物)(268mg)から、実施例2と同様の方法にて、標題化合物の立体異性体AとBの混合物を合成し、シリカゲルクロマトグラフィーで分離後、塩酸塩とし、標題化合物の立体異性体A(75mg)および立体異性体B(70mg)を得た。
立体異性体A:
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.70−2.15(4H,m),2.90(3H,s),3.00−3.90(8H,m),4.10−4.80(4H,m),7.08(1H,s),7.16(1H,d,J=8.8Hz),7.38(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,s),8.56(1H,d,J=8.8Hz),8.88(1H,d,J=8.3Hz),10.96(1H,br.s),11.75(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:488(M+H)+.
立体異性体B:
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.60−2.10(4H,m),2.89(3H,s),3.00−3.70(7H,m),3.70−3.90(1H,m),4.20−4.80(4H,m),7.05−7.20(2H,m),7.38(1H,d,J=8.8Hz),7.68(1H,s),8.59(1H,d,J=8.3Hz),8.90(1H,d,J=8.5Hz),11.26(1H,br.s),11.74(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:488(M+H)+.
【1560】
[実施例28](1R*,2R*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[[5−(1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−4−ヒドロキシメチル−1,2−シクロペンタンジアミン 塩酸塩(立体異性体A)
【1561】
【化526】
Figure 0004266092
【1562】
1)実施例2と同様の方法で、(1R*,2R*)−4−ベンジルオキシメチル−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミンと5−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−1,1−ジメチルエチル]−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボン酸 リチウム塩から、(1R*,2R*)−4−ベンジルオキシメチル−N1−[[5−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−1,1−ジメチルエチル]−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロペンタンジアミンの立体異性体Aと立体異性体Bを得た。
立体異性体A:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.05(9H,s),1.168,1.171(6H,each s),1.53−1.61(1H,m),1.76−1.88(1H,m),2.30−2.37(2H,m),2.78−2.79(2H,m),2.87−2.90(1H,m),2.96−3.00(1H,m),3.37−3.47(2H,m),3.58(2H,s),3.96(1H,q,J=13.1Hz),4.41−4.45(1H,m),4.51−4.57(2H,m),6.88(1H,d,J=1.5Hz),7.17(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.23−7.43(12H,m),7.52(1H,d,J=7.6Hz),9.37(1H,br.s).
立体異性体B:
1H−NMR(CDCl3)δ:1.05(9H,s),1.17(6H,s),1.43−1.47(1H,m),1.85−1.88(1H,m),2.09−2.14(1H,m),2.58−2.63(1H,m),2.78−2.79(2H,m),2.86−2.90(1H,m),2.96−3.00(1H,m),3.38−3.46(2H,m),3.59(2H,s),3.95(1H,q,J=13.3Hz),4.15−4.20(1H,m),4.45−4.56(3H,m),6.74(1H,d,J=2.0Hz),7.16(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.27−7.43(12H,m),7.57(1H,d,J=2.0Hz),9.48(1H,br.s).
2)上記の立体異性体A(288mg)をジクロロメタン(20ml)に懸濁しジメチルスルフィド(1.15ml)、無水塩化アルミニウム(350mg)を加え室温で1時間攪拌した。反応液に1規定水酸化ナトリウム水溶液(10ml)を加え、ジクロロメタンで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=9:1)で精製し、(1R*,2R*)−N1−[[5−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−1,1−ジメチルエチル]−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシメチル−1,2−シクロペンタンジアミン(立体異性体A)(184mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.04(9H,s),1.15(6H,s),1.54−1.62(1H,m),1.73−1.81(1H,m),1.99−2.25(2H,m),2.34−2.38(2H,m),2.67−2.85(3H,m),2.92−2.97(1H,m),3.48−3.62(4H,m),3.93(1H,q,J=15.6Hz),4.20−4.28(1H,m),4.47−4.56(1H,m),6.89(1H,s),7.11−7.18(1H,m),7.24−7.27(1H,m),7.32−7.43(6H,m),7.54(1H,d,J=1.7Hz),7.63(4H,dd,J=7.8,1.5Hz),7.90−7.92(2H,m),10.13(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:784(M+H)+.
3)上記の2)で得た立体異性体A(180mg)を1規定テトラブチルアンモニウムフルオライドのテトラヒドロフラン溶液(2ml)に溶解し、室温で一晩攪拌した。反応液にジクロロメタン、1規定水酸化ナトリウム水溶液および塩化ナトリウムを加え、分液操作をおこない、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=19:1)で精製した。得られた粉末ををメタノールに溶解し、1規定塩酸エタノール溶液(229μl)を加え、酢酸エチルを加えて溶媒を減圧下に濃縮し、標題化合物(63mg)を淡褐色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.33−1.50(8H,m),1.70−1.91(2H,m),2.07−2.14(1H,m),2.23−2.24(1H,m),3.04−3.10(1H,m),3.27−3.44(4H,m),3.57−3.70(2H,m),3.92−3.95(1H,m),4.29−4.72(4H,m),5.81(1H,br.s),7.11(1H,s),7.15(1H,dd,J=8.6,2.0Hz),7.39(1H,d,J=8.6Hz),7.68(1H,d,J=2.0Hz),8.53−8.56(1H,m),8.83(1H,d,J=8.3Hz),10.36(1H,br.s),11.75,11.77(1H,each s).
MS(ESI)m/z:546(M+H)+.
【1563】
[実施例29](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロ−5,6−トリメチレンチアゾロ[4,5−d]ピリダジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1564】
【化527】
Figure 0004266092
【1565】
実施例2と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩および4,5,6,7−テトラヒドロ−5,6−トリメチレンチアゾロ[4,5−d]ピリダジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35−1.50(2H,m),1.61(4H,br.s),1.80−2.00(2H,m),2.27(2H,br.s),2.80−4.80(10H,m),7.14(1H,d,J=1.5Hz),7.17(1H,dd,J=8.5,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.5Hz),7.70(1H,d,J=2.0Hz),8.09(1H,d,J=7.3Hz),8.44(1H,br.s),11.81(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:499(M+H)+.
【1566】
[実施例30](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロ−5,6−テトラメチレンチアゾロ[4,5−d]ピリダジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1567】
【化528】
Figure 0004266092
【1568】
実施例2と同様の方法で、4,5,6,7−テトラヒドロ−5,6−テトラメチレンチアゾロ[4,5−d]ピリダジン−2−カルボン酸 リチウム塩と(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン塩酸塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35−1.55(2H,m),1.55−2.10(10H,m),2.80−4.80(10H,m),7.10−7.25(2H,m),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.72(1H,d,J=1.7Hz),8.12(1H,br.s),8.41(1H,br.s),11.83(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:513(M+H)+.
【1569】
[実施例31](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1570】
【化529】
Figure 0004266092
【1571】
アルゴン雰囲気下、2−ブロモ−5−tert−ブトキシカルボニル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール(171mg)をジエチルエーテル(5ml)に溶解させ−78℃でn−ブチルリチウム(1.60規定ヘキサン溶液,385μl)を滴下した。−78℃で10分間撹拌した後、炭酸ガスを20分間吹き込んだ後、室温まで昇温した。反応液を減圧下濃縮した後、N,N−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶解し、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(184mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(76mg)及び1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(215mg)を加え、3日間室温で攪拌した。反応液を濃縮しジクロロメタンおよび飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=3:97)にて精製し、(±)−cis−N1−[(5−tert−ブトキシカルボニル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(44mg)を得た。これに飽和塩酸エタノール溶液(5ml)を加えて、室温で1時間撹拌し、反応液を濃縮後、酢酸エチルを加えて固化し、粉末を濾取し、標題化合物(31mg)を無色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35−1.52(2H,m),1.55−1.80(4H,m),1.82−2.05(2H,m),4.22(1H,br.s),4.28(1H,br.s),4.38(2H,s),4.56(2H,s),7.14−7.20(2H,m),7.42(1H,d,J=8.6Hz),7.71(1H,d,J=1.7Hz),8.10(1H,d,J=7.1Hz),8.45(1H,d,J=7.8Hz),10.10−10.50(2H,br),11.83(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:444(M+H)+.
【1572】
[実施例32](±)−cis−N1−[[6−(tert−ブトキシカルボニル)−5,7−ジヒドロピロロ[3,4−d]ピリミジン−2−イル]カルボニル]−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1573】
【化530】
Figure 0004266092
【1574】
6−(tert−ブトキシカルボニル)−5,7−ジヒドロ−2−メトキシカルボニルピロロ[3,4−d]ピリミジンを水酸化リチウムにて加水分解したのち、実施例2と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と反応させ標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.54(9H,s),1.55−2.30(8H,m),4.23(1H,br.s),4.53(1H,br.s),4.74−4.83(4H,m),6.99(1H,d,J=1.5Hz),7.19(1H,dd,J=8.8,2.1Hz),7.34(1H,d,J=8.8Hz),7.62(1H,d,J=2.1Hz),8.11(1H,br.s),8.48−8.53(1H,br),8.70−8.76(1H,br),9.60−9.70(1H,br).
MS(ESI)m/z:539(M+H)+.
【1575】
[実施例33](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[[5,7−ジヒドロ−6−メチルピロロ[3,4−d]ピリミジン−2−イル]カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1576】
【化531】
Figure 0004266092
【1577】
(±)−cis−N1−[[6−(tert−ブトキシカルボニル)−5,7−ジヒドロピロロ[3,4−d]ピリミジン−2−イル]カルボニル]−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(34.0 mg)をジクロロメタン(1 ml)に溶解した溶液に、トリフルオロ酢酸(1 ml)を室温にて加え、1時間攪拌した。減圧下濃縮し、残さをジクロロメタン(1ml)に溶解し、トリエチルアミン(17.6μl)、酢酸(7.21μl)、35%ホルマリン(8.13 μl)、および水素化トリアセトキシホウ素ナトリウム(20.1mg)を室温にて加え1時間撹拌した。反応液にジクロロメタン(10ml)および飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、有機層を分離し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=7:93)で精製し、一規定エタノール性塩酸および酢酸エチルを加えて固化させ、濾取し、標題化合物(8.00mg)を無色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−1.55(2H,m),1.55−1.75(4H,m),1.80−2.05(2H,m),2.98(3H,br.s),4.28(2H,br.s),4.65(4H,br.s),7.14−7.20(2H,m),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,d,J=2.0Hz),8.17(1H,d,J=6.9Hz),8.65(1H,d,J=8.3Hz),8.93(1H,s),11.73(1H,br.s),11.82(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:453(M+H)+.
【1578】
[実施例34](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1579】
【化532】
Figure 0004266092
【1580】
実施例2と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と5−(tert−ブトキシカルボニル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.39−1.52(2H,m),1.62(4H,br.s),1.86−2.09(2H,m),3.03(2H,br.s),3.40−3.47(2H,m),4.17−4.32(2H,m),4.44(2H,s),7.15(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.6,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.6Hz),7.71(1H,s),8.10−8.15(1H,m),8.40−8.47(1H,m),9.69(2H,br.s),11.85(1H,s).
MS(FAB)m/z:458(M+H)+.
【1581】
[実施例35](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[[5−(2−メトキシエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1582】
【化533】
Figure 0004266092
【1583】
実施例25と同様の方法で、(±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と2−メトキシエチルブロミドから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.44(2H,br.s),1.62(4H,br.s),1.85−2.10(2H,m),2.76−3.21(6H,m),3.28(3H,s),3.64(2H,br.s),4.00−4.52(4H,m),7.14(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.70(1H,d,J=2.0Hz),8.08−8.20(1H,m),8.36−8.48(1H,m),11.84(1H,s).
MS(FAB)m/z:516(M+H)+.
【1584】
[実施例36](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メトキシカルボニルメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1585】
【化534】
Figure 0004266092
【1586】
実施例25と同様の方法で、(±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩とブロモ酢酸メチルから標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.52−1.98(7H,m),2.17(1H,br.s),2.87−3.10(4H,m),3.49(2H,s),3.76(3H,s),3.93(1H,d,J=15.4Hz),3.99(1H,d,J=15.4Hz),4.22(1H,br.s),4.45(1H,br.s),6.86(1H,d,J=1.2Hz),7.18(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.33(1H,d,J=8.8Hz),7.58−7.63(2H,m),7.87(1H,br.s),9.88(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:530(M+H)+.
【1587】
[実施例37](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1588】
【化535】
Figure 0004266092
【1589】
実施例24と同様の方法で、(±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩とアセトンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.18−1.73(8H,m),1.81−2.10(2H,m),2.97−3.16(1H,m),3.20−3.41(2H,m),3.52−3.80(2H,m),4.19−4.31(2H,m),4.34−4.77(2H,m),7.17(1H,s),7.18(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,d,J=2.0Hz),8.15(1H,br.s),8.28−8.51(1H,m),11.31(1H,br.s),11.86(1H,s).
MS(FAB)m/z:500(M+H)+.
【1590】
[実施例38](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[[5−(2,3,5,6−テトラヒドロ−4H−ピラン−4−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1591】
【化536】
Figure 0004266092
【1592】
実施例24と同様の方法で、(±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩およびテトラヒドロ−4H−ピラン−4−オンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.30−3.56(19H,m),3.70−4.01(3H,m),4.17−4.30(2H,m),4.32−4.80(1H,m),7.15(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.6,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.6Hz),7.71(1H,d,J=2.0Hz),8.14(1H,br.s),8.39(1H,br.s),11.84(1H,s).
MS(FAB)m/z:542(M+H)+.
【1593】
[実施例39](±)−cis−N1−[[5−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エチル]−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1594】
【化537】
Figure 0004266092
【1595】
実施例24と同様の方法で、(±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩およびN−(tert−ブトキシカルボニル)アミノアセトアルデヒド(J.Org.Chem.,1988年,53巻,3457頁)から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.44(9H,s),1.54−1.98(7H,m),2.10−2.20(1H,m),2.74(2H,br.s),2.92(4H,br.s),3.34(2H,br.s),3.84(2H,br.s),4.21(1H,br.s),4.45(1H,br.s),6.86(1H,s),7.19(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.33(1H,d,J=8.8Hz),7.57−7.63(2H,m),7.81(1H,br.s),9.66(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:601(M+H)+.
【1596】
[実施例40](±)−cis−N1−[[5−(2−アミノエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1597】
【化538】
Figure 0004266092
【1598】
(±)−cis−N1−[[5−[2−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)エチル]−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(450mg)をジクロロメタン(5ml)に溶解し、エタノール性飽和塩酸(30ml)を加え室温で1分攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さに酢酸エチルを加え析出した固体をろ取し標題化合物(367mg)を淡黄色非晶質固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.38−1.50(2H,m),1.61(4H,br.s),1.85−2.08(2H,m),3.00−4.62(12H,m),7.14(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,d,J=2.0Hz),8.12(1H,d,J=6.6Hz),8.15−8.68(4H,m),11.85(1H,s).
MS(FAB)m/z:501(M+H)+.
【1599】
[実施例41](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[[5−[2−(メタンスルホニルアミノ)エチル]−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1600】
【化539】
Figure 0004266092
【1601】
(±)−cis−N1−[[5−(2−アミノエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(110mg)をピリジン(3ml)に溶解し、塩化メタンスルホニル(30μl)を加えたのち、室温で一晩攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さにジクロロメタン:メタノール=85:15の溶液と水を加え分液操作をおこなったのち、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=100:3)により精製し、淡黄色泡状物質を得た。これを1規定塩酸(0.3ml)に懸濁し、溶液を減圧下濃縮すると標題化合物(63mg)を淡黄色泡状物質として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.38−1.50(2H,m),1.55−1.70(4H,m),1.86−2.05(2H,m),2.97(3H,s),3.02−3.25(2H,m),3.30−3.60(5H,m),3.78(1H,br.s),4.18−4.30(2H,m),4.45−4.86(2H,m),7.14(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.40(1H,d,J=8.8Hz),7.41(1H,br.s),7.69(1H,d,J=2.0Hz),8.09(1H,br.s),8.43(1H,br.s),11.18(1H,br.s),11.82(1H,s).
MS(FAB)m/z:579(M+H)+.
【1602】
[実施例42](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[[5−[2−(メトキシカルボニルアミノ)エチル]−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1603】
【化540】
Figure 0004266092
【1604】
(±)−cis−N1−[[5−(2−アミノエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(144mg)をピリジン(3ml)に溶解し、トリエチルアミン(138μl)を加えたのち、室温で5分攪拌した。この溶液に、メタノール(20μl)を含むテトラヒドロフラン(1ml)にトリホスゲン(49mg)を加えて調整した溶液を室温で滴下し1時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さにジクロロメタン:メタノール=9:1に溶解し水を加えて分液したのち、有機層を分取して無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=100:3)により精製し、無色泡状物質を得た。これを1規定塩酸(0.2ml)に懸濁し、溶液を減圧下濃縮すると標題化合物(60mg)を淡黄色泡状物質として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.38−1.50(2H,m),1.61(4H,br.s),1.85−2.04(2H,m),2.80−3.49(8H,m),3.52(3H,s),3.62−4.91(4H,m),7.14(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.37(1H,br.s),7.40(1H,d,J=8.8Hz),7.70(1H,s),8.11(1H,d,J=6.8Hz),8.40(1H,br.s),11.05(1H,br.s),11.82(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:559(M+H)+.
【1605】
[実施例43](±)−cis−N1−[[5−[2−(アセチルアミノ)エチル]−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1606】
【化541】
Figure 0004266092
【1607】
(±)−cis−N1−[[5−(2−アミノエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(90mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(3ml)に溶解し、トリエチルアミン(65μl)、無水酢酸(22μl)を加えたのち、室温で一晩攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さにジクロロメタンと0.3規定水酸化ナトリウム水溶液を加え分液操作をおこなったのち有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=100:3)により精製し、無色泡状物質を得た。これを1規定塩酸(0.3ml)に懸濁し、溶液を減圧下濃縮すると標題化合物(73mg)を淡黄色泡状物質として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.39−1.52(2H,m),1.54−1.70(4H,m),1.83(3H,s),1.84−2.06(2H,m),3.02−3.87(8H,m),4.16−4.32(2H,m),4.40−4.52(1H,m),4.78−4.88(1H,m),7.14(1H,s),7.16(1H,d,J=8.6Hz),7.40(1H,d,J=8.6Hz),7.70(1H,s),8.07−8.17(1H,m),8.22−8.30(1H,m),8.38−8.52(1H,m),11.14(1H,br.s),11.83(1H,s).
MS(FAB)m/z:543(M+H)+.
【1608】
[実施例44](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[[5−(2−ヒドロキシエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1609】
【化542】
Figure 0004266092
【1610】
実施例25と同様の方法で、(±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と2−ブロモエタノールから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.37−1.69(6H,m),1.86−2.03(2H,m),2.54−2.61(2H,m),2.75−2.86(4H,m),3.52−3.59(2H,m),3.75(2H,s),4.47(1H,t,J=5.4Hz),7.12(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.40(1H,d,J=8.8Hz),7.70(1H,s),8.05−8.13(1H,m),8.28−8.35(1H,m),11.78(1H,s).
MS(FAB)m/z:502(M+H)+.
【1611】
[実施例45](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−ブチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1612】
【化543】
Figure 0004266092
【1613】
実施例25と同様の方法で、(±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩とn−ブチルブロミドから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.88(3H,t,J=7.2Hz),1.20−1.70(10H,m),1.87−2.05(2H,m),2.55−3.40(8H,m),4.16−4.30(2H,m),7.13(1H,s),7.16(1H,d,J=8.8Hz),7.40(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,s),8.05−8.14(1H,m),8.35(1H,br.s),11.81(1H,s).
MS(FAB)m/z:514(M+H)+.
【1614】
[実施例46](±)−cis−N1−[(5−アセチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1615】
【化544】
Figure 0004266092
【1616】
(±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(100mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(3ml)に溶解し、トリエチルアミン(84μl)、無水酢酸(29μl)を加えたのち、室温で3時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さにジクロロメタンと1規定塩酸を加え分液操作をおこなったのち有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=100:3)により精製し、標題化合物(86mg)を淡黄色泡状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.52−1.85(5H,m),1.91(2H,br.s),2.10−2.28(4H,m),2.77−3.00(2H,m),3.70−4.00(2H,m),4.19−4.38(1H,m),4.45(1H,br.s),4.68−4.99(2H,m),6.85(1H,s),7.17−7.22(1H,m),7.30−7.39(1H,m),7.50−7.84(3H,m),9.72−10.05(1H,m).
MS(FAB)m/z:500(M+H)+.
【1617】
[実施例47](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メタンスルホニル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1618】
【化545】
Figure 0004266092
【1619】
(±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(100mg)をピリジン(3ml)に溶解し、トリエチルアミン(168μl)塩化メタンスルホニル(48μl)を加えたのち、室温で一晩攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さにジクロロメタンと1規定塩酸を加えて有機層を分取し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=100:1)により精製し、標題化合物(79mg)を淡黄色泡状物質として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.50−1.82(5H,m),1.90(2H,br.s),2.13(1H,br.s),2.89(3H,s),2.91−2.98(2H,m),3.60−3.70(2H,m),4.30(1H,br.s),4.44(1H,br.s),4.58(2H,s),6.87(1H,s),7.19(1H,d,J=8.8Hz),7.34(1H,d,J=8.8Hz),7.61(3H,br.s),9.91(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:536(M+H)+.
【1620】
[実施例48](±)−cis−N1−[(5−メチルインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1621】
【化546】
Figure 0004266092
【1622】
実施例5と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と5−メチルインドール−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35−1.50(2H,m),1.50−1.80(4H,m),1.85−2.07(2H,m),2.36(3H,s),2.88(3H,s),3.12(2H,br.s),3.53(2H,br.s),4.15−4.30(2H,m),4.30−4.80(2H,br),7.00(1H,dd,J=8.4,1.5Hz),7.05(1H,d,J=1.5Hz),7.30(1H,d,J=8.4Hz),7.38(1H,s),8.00(1H,d,J=7.3Hz),8.43(1H,br.s),11.45(1H,br.s),11.49(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:452(M+H)+.
【1623】
[実施例49](1R*,2S*,4R*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1624】
【化547】
Figure 0004266092
【1625】
(1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン(1.40g)をエタノール(8ml)に懸濁し、室温にて飽和塩酸エタノール溶液(10ml)を加え、12時間攪拌した。減圧下溶媒を留去し、(1R*,2S*,4R*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(1.25g)を無色固体として得た。
【1626】
実施例2と同様の方法で、上記の生成物と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.29(3H,t,J=7.1Hz),1.52−1.80(2H,m),2.03−2.37(4H,m),2.53(3H,s),2.57−2.71(1H,m),3.73 and 3.78(each 1H,each d,J=14.4Hz),4.08−4.17(1H,m),4.18(2H,q,J=7.2Hz),4.55−4.65(1H,m),6.85(1H,br.s),7.21(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.33(1H,d,J=8.8Hz),7.48(1H,d,J=7.6Hz),7.63(1H,d,J=2.0Hz),7.98(1H,d,J=7.6Hz),9.30(1H,s).
MS(ESI)m/z:544(M+H)+.
【1627】
[実施例50](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1628】
【化548】
Figure 0004266092
【1629】
(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン(4.2g)をエタノール(25ml)に懸濁し、室温にて飽和塩酸エタノール溶液(55ml)を加え、11時間攪拌した。減圧下溶媒を留去し、(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(4.15g)を無色固体として得た。
(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(4.15g)をN,N−ジメチルホルムアミド(40ml)に溶解し、室温にて5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩(2.86g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(1.72g)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(2.15g)を加え、39時間攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さに水を加え、クロロホルムで抽出したのち、有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=100:1)で精製し、標題化合物(1.71g)を無色アモルファスとして得た。
〔α〕D−94°(c=1.0,クロロホルム).
【1630】
[実施例51](1R*,2S*,4S*)−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メトキシカルボニル− N1−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]− 1,2−シクロヘキサンジアミン
【1631】
【化549】
Figure 0004266092
【1632】
実施例49と同様の方法で、(1R*,2S*,4S*)−N1−(tert−ブトキシカルボニル)−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メトキシカルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミンを飽和塩酸エタノール溶液で処理したのち、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩と縮合させて、標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.55−1.80(3H,m),1.80−2.20(3H,m),2.60−2.75(1H,m),2.92(3H,s),3.15−3.30(1H,m),3.30−3.50(4H,m),3.57(3H,s),3.55−3.70(1H,m),4.20−4.30(1H,m),4.30−4.40(1H,m),7.02(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.5,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.5Hz),7.71(1H,s),8.20−8.35(1H,m),8.35−8.45(1H,m),11.82(1H,br).
MS(FAB)m/z:530(M+H)+.
【1633】
[実施例52](1R*,2S*,4R*)−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−N1−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1634】
【化550】
Figure 0004266092
【1635】
実施例49と同様の方法で、(1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−エトキシカルボニル−N1−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンを飽和塩酸エタノール溶液で処理したのち、5−クロロインドール−2−カルボン酸と縮合させて、標題化合物を得た。1H−NMR(CDCl3)δ:1.29(3H,t,J=7.1Hz),1.82−2.30(6H,m),2.49(3H,s),2.62−2.73(1H,m),3.74−3.85(2H,m),3.85−3.93(2H,m),3.71(2H,s),4.12−4.29(3H,m),4.49−4.59(1H,m),6.89(1H,br.s),7.21(1H,dd,J=8.8and2.0Hz),7.32(1H,d,J=8.8Hz),7.33(1H,br.s),7.41(1H,br.s),7.62(1H,br.s),9.37(1H,s).
MS(ESI)m/z:544(M+H)+.
【1636】
[実施例53](1R*,2S*,4S*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メトキシカルボニル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1637】
【化551】
Figure 0004266092
【1638】
実施例49と同様の方法で、(1R*,2S*,4S*)−N1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メトキシカルボニル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンを4規定塩酸ジオキサン溶液で処理したのち、5−クロロインドール−2−カルボン酸と縮合させて、標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.65−1.80(3H,m),1.80−2.10(2H,m),2.15−2.25(1H,m),2.55−2.70(1H,m),2.89(3H,s),3.05−3.20(1H,m),3.30−3.50(4H,m),3.55−3.65(1H,m),3.62(3H,s),4.20−4.30(1H,m),4.35−4.45(1H,m),7.19(1H,dd,J=8.8,1.2Hz),7.23(1H,s),7.43(1H,d,J=8.8Hz),7.73(1H,s),8.03(1H,d,J=6.8Hz),8.73(1H,d,J=8.5Hz),11.85(1H,s).
MS(FAB)m/z:530(M+H)+.
【1639】
[実施例54](1S,2R,4R)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メトキシカルボニル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1640】
【化552】
Figure 0004266092
【1641】
実施例49と同様の方法で、(1S,2R,4R)−N1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−メトキシカルボニル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンを4規定塩酸ジオキサン溶液で処理したのち、5−クロロインドール−2−カルボン酸と縮合させ、標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.67−1.76(3H,m),1.88−1.91(1H,m),2.01(1H,br.s),2.13−2.22(1H,m),2.52−2.67(4H,m),2.86(2H,br.s),3.04(2H,br.s),3.33−3.41(1H,m),3.61(3H,s),4.22−4.36(3H,m),7.17−7.22(2H,m),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.72(1H,s),8.00(1H,d,J=6.9Hz),8.68(1H,d,J=8.6Hz),11.80(1H,s).
MS(FAB)m/z:530(M+H)+.
【1642】
[実施例55](1R*,2S*,4R*)−4−カルバモイル−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1643】
【化553】
Figure 0004266092
【1644】
実施例49と同様の方法で、(1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−カルバモイル−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンを4規定塩酸ジオキサン溶液で処理したのち、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸リチウム塩と縮合させて、標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:0.78−2.40(7H,m),2.53(3H,s),2.80−2.89(1H,m),2.91−3.00(1H,m),3.68−3.76(2H,m),4.08−4.19(1H,m),4.54−4.65(1H,m),6.80(1H,br.s),7.21(1H,dd,J=8.4 and 1.6Hz),7.33(1H,d,J=8.4Hz),7.38−7.43(1H,m),7.49−7.55(1H,m),7.63(1H,br.s),9.14(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:515(M+H)+.
【1645】
[実施例56](1R*,2S*,4R*)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1646】
【化554】
Figure 0004266092
【1647】
(1R*,2S*,4R*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(916mg)をエタノール(10ml)およびテトラヒドロフラン(8ml)の混合溶媒に懸濁し、室温にて1規定水酸化ナトリウム水溶液(3.3ml)を加え、同温にて12時間攪拌した。1規定塩酸(3.3ml)を加えたのち、減圧下溶媒を留去し、残さを水およびエーテルで洗浄し、標題化合物(712mg)を無色固体として得た。
【1648】
[実施例57](1R*,2S*,4R*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1649】
【化555】
Figure 0004266092
【1650】
(1R*,2S*,4R*)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(168mg)のクロロホルム懸濁液(10ml)にトリエチルアミン(0.25ml)、ジメチルアミン 塩酸塩(133mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(53mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(75mg)を加え、72時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さに水を加え、クロロホルムで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=93:7)で精製し、得られた無色固体(135mg)をエタノール(5ml)に懸濁させ、1規定塩酸(0.5ml)を加え2時間攪拌した。溶媒を留去し、標題化合物(112mg)を無色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.42−2.07(6H,m),2.73−3.70(10H,m),2.88(3H,s),2.97(3H,s),4.03−4.20(1H,m),4.51−4.67(1H,m),7.04(1H,br.s),7.16(1H,br,J=8.8Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.68(1H,br.s),8.32−8.47(2H,m),10.76(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:543(M+H)+.
【1651】
[実施例58](1S,2R,4S)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1652】
【化556】
Figure 0004266092
【1653】
(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−エトキシカルボニル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(1.6g)をエタノール(20ml)およびテトラヒドロフラン(15ml)の混合溶媒に懸濁し、室温にて1規定水酸化ナトリウム水溶液(5.9ml)を加え、同温にて12時間攪拌した。1規定塩酸(5.9ml)を加えたのち、減圧下溶媒を留去し、残さを水およびエーテルで洗浄し、標題化合物(1.19g)を無色固体として得た。
mp.234−236℃.
〔α〕D−57゜(c=1.0,メタノール).
【1654】
[実施例59](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N−シクロプロピルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1655】
【化557】
Figure 0004266092
【1656】
実施例57と同様の方法で、(1S,2R,4S)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンおよびシクロプロピルアミンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.32−0.40(2H,m),0.53−0.63(2H,m),1.50−2.10(6H,m),2.25−2.40(1H,m),2.45−2.70(2H,m),2.91(3H,s),3.05−3.80(3H,m),4.05−4.17(1H,m),4.30−4.55(2H,m),4.55−4.80(1H,m),7.03(1H,d,J=1.5Hz),7.16(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.68(1H,d,J=2.0Hz),7.86(1H,br,J=3.4Hz),8.06(1H,br.s),8.40(1H,br,J=7.6Hz),11.20−11.60(1H,br),11.79(1H,s).
MS(FAB)m/z:555(M+H)+.
【1657】
[実施例60](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−4−(ピロリジノカルボニル)−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1658】
【化558】
Figure 0004266092
【1659】
実施例57と同様の方法で、(1S,2R,4S)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンとピロリジンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−2.10(10H,m),2.75−2.90(2H,m),2.90(3H,s),3.10−3.70(H,m),4.05−4.20(1H,m),4.25−4.80(3H,m),7.05(1H,s),7.17(1H,d,J=8.7Hz),7.41(1H,d,J=8.7Hz),7.69(1H,s),8.32(1H,br,J=7.6Hz),8.38(1H,br,J=7.1Hz),11.22(1H,br.s),11.78(1H,s).
MS(FAB)m/z:569(M+H)+.
【1660】
[実施例61](1R*,2S*,4R*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−4−(4−モルホリノカルボニル)−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1661】
【化559】
Figure 0004266092
【1662】
実施例57と同様の方法で、(1R*,2S*,4R*)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンとモルホリンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−2.05(6H,m),2.75−3.70(18H,m),4.02−4.17(1H,m),4.55−4.69(1H,m),7.05(1H,br.s),7.17(1H,br,J=8.8Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.67(1H,br.s),8.35(1H,d,J=7.6Hz),8.40(1H,d,J=7.6Hz),10.79(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:585(M+H)+.
【1663】
[実施例62](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N−エチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1664】
【化560】
Figure 0004266092
【1665】
(1S,2R,4S)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(150mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(3ml)に溶解し、N−エチルアミン 塩酸塩(119mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(79mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(112mg)、トリエチルアミン(326μl)を加え、室温で4日攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、ジクロロメタンで抽出したのち、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=47:3)で精製した。得られた白色固体をジクロロメタンに溶解し、1規定塩酸エタノール溶液(171μl)を加え、溶媒を減圧下留去した。残さにメタノールおよびジエチルエーテルを加え、生じた沈殿をろ取し、標題化合物(74mg)を白色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.99(3H,t,J=7.2Hz),1.57−2.02(6H,m),2.33−2.38(1H,m),2.92(3H,s),3.01−3.08(2H,m),3.17−3.20(2H,s),3.45−3.70(2H,m),4.10−4.17(1H,m),4.40−4.69(3H,m),7.04(1H,d,J=2.0Hz),7.17(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,d,J=2.0Hz),7.78−7.81(1H,m),8.08−8.12(1H,m),8.40(1H,d,J=8.1Hz),11.23(1H,br.s),11.79(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:543(M+H)+.
【1666】
[実施例63](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1667】
【化561】
Figure 0004266092
【1668】
(1S,2R,4S)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(900mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)に溶解し、ジメチルアミン 塩酸塩(304mg,)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(262mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(369mg)、ジイソプロピルエチルアミン(1.83ml)を加え、室温で12時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、ジクロロメタンで抽出したのち、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=47:3)で精製した。得られた白色固体をジクロロメタンに溶解し、1規定塩酸エタノール溶液(1.49ml)を加え、溶媒を減圧下留去した。残さにメタノールおよびジエチルエーテルを加え、生じた沈殿をろ取し、標題化合物(777mg)を白色固体として得た。
[α]D=−53.9°(18℃,c=0.505,メタノール).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.60(1H,m),1.70−1.85(3H,m),1.90−2.05(2H,m),2.80(3H,s),2.91(3H,s),2.95−3.10(1H,m),2.97(3H,s),3.10−3.75(4H,m),4.05−4.15(1H,m),4.35−4.75(3H,m),7.05(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.7,2.1Hz),7.41(1H,d,J=8.6Hz),7.67(1H,s),8.30−8.45(2H,m),11.63(1H,br),11.78(1H,s).
MS(FAB)m/z:543(M+H)+.
【1669】
[実施例64](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−[N−(2−メトキシエチル)−N−メチルカルバモイル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン塩酸塩
【1670】
【化562】
Figure 0004266092
【1671】
実施例57と同様の方法で、(1S,2R,4S)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンとN−(2−メトキシエチル)−N−メチルアミンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.50−1.99(6H,m),2.80,3.01(3H,each s),2.91(3H,s),3.03(1H,br.s),3.16(2H,s),3.23(3H,s),3.35−3.67(6H,m),4.09−4.16(1H,m),4.43−4.67(3H,m),7.04−7.06(1H,m),7.16(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,br.s),8.29−8.41(2H,m),11.59(1H,br.s),11.80(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:587(M+H)+.
【1672】
[実施例65](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−[N−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルカルバモイル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1673】
【化563】
Figure 0004266092
【1674】
実施例57と同様の方法で、(1S,2R,4S)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンとN−(2−ヒドロキシエチル)−N−メチルアミンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.50−1.55(1H,m),1.74−1.84(3H,m),1.94−1.97(2H,m),2.67,3.02(3H,each s),2.91(3H,s),3.10−3.68(9H,m),4.11−4.13(1H,m),4.43−4.66(4H,m),7.05(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.7,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.7Hz),7.68(1H,s),8.34−8.40(2H,m),11.47(1H,br.s),11.79(1H,s).MS(FAB)m/z:573(M+H)+.
【1675】
[実施例66](1S,2R,4S)−4−[(アゼチジン−1−イル)カルボニル]−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1676】
【化564】
Figure 0004266092
【1677】
実施例57と同様の方法で、(1S,2R,4S)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンとアゼチジン 塩酸塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.47−1.55(1H,m),1.65−1.82(3H,m),1.88−2.01(2H,m),2.16(2H,quint.,J=7.6Hz),3.17−3.67(5H,m),3.82(2H,t,J=7.6Hz),4.02−4.14(3H,m),4.43−4.67(3H,m),7.06(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.7,1.7Hz),7.41(1H,d,J=8.7Hz),7.69(1H,br.s),8.31(1H,d,J=7.6Hz),8.38(1H,d,J=7.6Hz),11.41(1H,br.s),11.80(1H,s).MS(FAB)m/z:555(M+H)+.
【1678】
[実施例67](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−[[(3S)−3−フルオロピロリジン−1−イル]カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1679】
【化565】
Figure 0004266092
【1680】
実施例57と同様の方法で、(1S,2R,4S)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと(S)−3−フルオロピロリジン(Synlett.,1995年,55頁)から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.23−3.77(22H,m),4.11−4.16(1H,m),4.58−4.51(1H,m),5.23−5.42(1H,m),7.05(1H,s),7.16(1H,d,J=8.3Hz),7.42(1H,d,J=8.3Hz),7.68(1H,s),8.34−8.37(2H,m),11.78(1H,s).
MS(FAB)m/z:587(M+H)+.
【1681】
[実施例68](1R*,2S*,4S*)−4−カルボキシ−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N1−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン リチウム塩
【1682】
【化566】
Figure 0004266092
【1683】
(1R*,2S*,4S*)−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メトキシカルボニル−N1−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(1.20g)をテトラヒドロフラン(32ml)に溶解し、氷冷下、水酸化リチウム(60.8mg),水(4ml)を順次加え、室温で14時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、標題化合物(1.12g)を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.55−1.70(2H,m),1.70−2.05(4H,m),2.10−2.20(1H,m),2.25−2.40(4H,m),2.50−2.80(4H,m),3.45−3.65(3H,m),4.10−4.30(2H,m),7.00−7.20(2H,m),7.50−7.65(2H,m).
【1684】
[実施例69](1R*,2S*,4S*)−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1685】
【化567】
Figure 0004266092
【1686】
実施例57と同様の方法で、(1R*,2S*,4S*)−4−カルボキシ−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N1−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン リチウム塩とジメチルアミン
塩酸塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−1.60(2H,m),1.65−1.80(2H,m),1.95−2.10(2H,m),2.84(3H,s),2.90−3.05(1H,m),2.92(3H,s),3.06(3H,s),3.15−3.75(4H,m),4.25−4.75(4H,m),7.02(1H,d,J=1.5Hz),7.15(1H,dd,J=8.8,2.1Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,d,J=2.1Hz),8.05(1H,d,J=7.7Hz),8.63(1H,d,J=7.7Hz),11.20(1H,br),11.79(1H,s).
MS(FAB)m/z:543(M+H)+.
【1687】
[実施例70](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−[[(3R)−3−ヒドロキシピロリジン−1−イル]カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン塩酸塩
【1688】
【化568】
Figure 0004266092
【1689】
1)(3R)−1−ベンジル−3−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)ピロリジン(1.18g)をメタノール(12ml)に溶解し、1規定塩酸(240μl)および水酸化パラジウム(221mg)を加え、水素を導入し室温で4.5時間常圧接触還元を行なった。触媒をろ去し、ろ液を減圧下濃縮乾固し、粗製の(3R)−3−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)ピロリジン塩酸塩(984mg)を得た。
得られた生成物(249mg)、(1S,2R,4S)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(295mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(126mg)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(87mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶解した。氷冷下、ジイソプロピルエチルアミン(450μl)を滴下し、室温で12時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残さにジクロロメタンおよび飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて分液操作後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルを担体として用いたフラッシュカラムクロマトグラフィー( メタノール:ジクロロメタン=3:97)に付し、(1S,2R,4S)−4−[[(3R)−3−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)ピロリジン−1−イル]カルボニル]−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(248mg)を淡黄色アモルファスとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.06(9H,s),1.50−1.60(1H,m),1.75−2.10(5H,m),2.20−2.50(2H,m),2.54(3H,d,J=2.8Hz),2.60−3.00(5H,m),3.30−3.80(6H,m),4.10−4.20(1H,m),4.40−4.70(2H,m),6.85(1H,s),7.15−7.25(1H,m),7.30−7.50(8H,m),7.60−7.70(5H,m),7.90−8.00(1H,m),9.38(1H,s).
MS(FAB)m/z:823(M+H)+.
2)上記の生成物(240mg)をピリジン(10ml)に溶解し、氷冷下、弗化水素−ピリジン錯体(3.0ml)を滴下し、0℃で4.5時間攪拌した。氷冷下、反応液に酢酸エチル(80ml)を加えて希釈し、希釈した反応液を氷に注いだ。この溶液に炭酸水素ナトリウムを加えてアルカリ性としたのち、分液操作を行い、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=1:19→1:9)で精製した。得られた粗精製物をジクロロメタンおよびメタノールに溶解し、1規定塩酸エタノール溶液(225μl)を加えて一度乾固し、残さにメタノール−エーテルを加えて固化し、標題化合物の塩酸塩(114mg)を無色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.50−1.60(1H,m),1.70−2.10(6H,m),2.75−2.85(1H,m),2.92(3H,s),3.10−3.80(8H,m),4.10−5.10(6H,m),7.05(1H,d,J=1.7Hz),7.16(1H,dd,J=8.8,1.7Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.68(1H,s),8.30−8.45(2H,m),11.10−11.40(1H,m),11.78(1H,s).
MS(FAB)m/z:585(M+H)+.
【1690】
[実施例71](±)−cis−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−ジメトキシ−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
実施例2と同様の方法で、(±)−cis−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−ジメトキシ−1,2−シクロヘキサンジアミンと5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.13(1H,m),2.23(1H,m),2.42(1H,m),2.46(3H,s),2.72(1H,m),2.84(1H,m),3.21(3H,s),3.24(3H,s),3.49(1H,s),3.58(1H,d,J=15.6Hz),3.71(1H,d,J=15.6Hz),3.89(1H,m),4.28(1H,m),6.85(1H,d,J=2.0Hz),7.19(1H,dd,J=8.5,2.0Hz),7.30(1H,d,J=8.5Hz),7.62(1H,s),9.21(1H,s).
【1691】
[実施例72](±)−cis−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−4−オキソ−1,2−シクロヘキサンジアミン
(±)−cis−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−ジメトキシ−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(100mg)をクロロホルム(2ml)に溶解し、トリフルオロ酢酸(0.5ml)および水(0.5ml)を加え、室温で3.5時間攪拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さを分取用シリカゲル薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=19:1)で精製した。得られた無色固体をメタノール(4ml)に溶解し、1規定塩酸エタノール溶液(0.38ml)を加え、減圧下溶媒を留去し、標題化合物(35mg)を無色粉末として得た。1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.86(1H,m),2.09(1H,m),2.30(1H,m),2.54(1H,m),2.87(3H,s),2.96(1H,t,J=13.0Hz),3.08(2H,m),3.35(3H,m),4.03(2H,m),4.56(2H,m),7.03(1H,s),7.15(1H,d,J=8.8Hz),7.38(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,s),8.43(1H,d,J=8.8Hz),8.91(1H,d,J=8.8Hz),11.75(1H,s).
【1692】
[実施例73](±)−cis−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシイミノ−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
(±)−cis−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−4−オキソ−1,2−シクロヘキサンジアミン(133mg)をピリジン(8ml)とメタノール(8ml)の混合溶媒に溶解し、塩酸ヒドロキルアミン(30mg)を加え、室温で3日間攪拌した。反応液を濃縮し、残さに水を加え、酢酸エチルで抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=97:3→17:3)で精製し、標題化合物(131mg)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.43−1.86(3H),2.01(1H,m),2.28(1H,m),2.45(3H,s),2.51(1H,m),2.69(1H,m),2.82(3H,m),3.86−3.43(2H,m),4.20(2H,m),6.85(1H,s),7.16−7.13(1H,m),7.22(1H,m),7.46,7.50(total1H,s),7.56−7.64(2H),9.59,9.62(total1H,s).
【1693】
[実施例74](±)−cis−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−(1,2−エチレンジオキシ)−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
実施例2と同様の方法で、(±)−cis−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4,4−(1,2−エチレンジオキシ)−1,2−シクロヘキサンジアミンと5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.69−1.87(6H,m),2.31(1H,m),2.47(3H,s),2.73(1H,m),2.86(2H,m),3.58(1H,d,J=15.4Hz),3.72(1H,d,J=15.4Hz),3.91(1H,m),3.99(4H,s),4.38(1H,m),6.86(1H,d,J=2.0Hz),7.19(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.30(1H,d,J=8.8Hz),7.38(1H,d,J=7.3Hz),7.62(1H,d,J=2.0Hz),9.15(1H,s).
【1694】
[実施例75](±)−cis−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メトキシイミノ−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
1)(±)−cis−N1,N2−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−4−メトキシイミノ−1,2−シクロヘキサンジアミン(2.21g)をジクロロメタン(30ml)に溶解し、トリフルオロ酢酸(6ml)を加え、室温で1.5時間攪拌した。反応液を濃縮し、真空ポンプで乾燥したのち、N,N−ジメチルホルムアミド(20ml)に溶解し、5−クロロインドール−2−カルボン酸(500mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩(593mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(473mg)およびN−メチルモルホリン(2.8ml)を加え、室温で10時間攪拌した。さらに5−クロロインドール−2−カルボン酸(242mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(237mg)および1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(189mg)を加え、4時間攪拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウムを加え、酢酸エチルでおよび酢酸エチルとテトラヒドロフランの混合溶媒で抽出した。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=97:3→4:1)で精製し、(±)−cis−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メトキシイミノ−1,2−シクロヘキサンジアミン(368mg)および(±)−cis−N2(またはN1)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メトキシイミノ−1,2−シクロヘキサンジアミン(300mg)を得た。
2)上記の反応で得られた(±)−cis−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メトキシイミノ−1,2−シクロヘキサンジアミンと5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸リチウム塩から、実施例2と同様の方法で、標題化合物(メトキシイミノ基部分のsynおよびanti異性体混合物)を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.84−2.00(3H,m),2.26−2.56(3H,m),2.46(3H,s),2.81(4H,m),3.57(1H,q,J=15.4Hz),3.70(1H,q,J=15.4Hz),3.84,3.85(total3H,s),4.11(1H,m),4.28(1H,m),6.84(1H,s),7.17(1H,d,J=8.8Hz),7.27(1H,d,J=8.8Hz),7.46(2H,m),7.56(1H,m),9.42,9.55(total1H,s).
【1695】
[実施例76](1R*,2S*)−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシ−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体A)
1)実施例75の1)と同様の方法で、(1R*,2S*)−N1,N2−ビス(tert−ブトキシカルボニル)−4−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体A)のtert−ブトキシカルボニル基を除去したのち、5−クロロインドール−2−カルボン酸と反応させることにより、(1R*,2S*)−4−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体A)および(1R*,2S*)−4−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−N2(またはN1)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体A)を得た。
2)上記の反応で得られた(1R*,2S*)−4−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体A)と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から、実施例2と同様の方法で、(1R*,2S*)−4−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体A)を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.06(9H,s),1.58(1H,m),1.87(1H,m),2.21(1H,m),2.46(3H,s),2.51(2H,d,J=7.6Hz),2.72(1H,m),3.56(1H,s),3.57(1H,d,J=15.3Hz),3.72(1H,d,J=15.3Hz),3.76(1H,m),3.92(1H,m),6.78(1H,s),7.17(1H,dd,J=2.0,8.8Hz),7.40(7H,m),7.59(1H,s),7.66(6H,m),9.30(1H,s).
3)上記の反応で得られた化合物から、実施例28の3)と同様の方法で標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.28(2H,m),1.45−1.64(2H,m),1.86(1H,d,J=9.0Hz),2.02(1H,m),2.33(3H,s),2.69(2H,m),2.77(2H,m),3.54(1H,d,J=15.6Hz),3.62(1H,d,J=15.6Hz),3.99(2H,m),4.78(1H,d,J=4.2Hz),7.00(1H,s),7.14(1H,dd,J=2.0,8.8Hz),7.38(1H,d,J=8.8Hz),7.66(1H,s),8.20(1H,d,J=7.8Hz),8.54(1H,d,J=7.8Hz),11.69(1H,s).
【1696】
[実施例77](1R*,2S*)−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシ−4−メチル−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(異性体A1)および(1R*,2S*)−N2(またはN1)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシ−4−メチル−N1(またはN2)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(異性体A2)
実施例2と同様の方法で、(1R*,2S*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシ−4−メチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(異性体A)および(1R*,2S*)−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシ−4−メチル−1,2−シクロヘキサンジアミン(異性体A)の混合物に5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩を反応させて、標題化合物を得た。
異性体A1:
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.24(3H,s),1.33−1.82(4H,m),2.34(3H,s),2.67−3.64(8H,m),4.06(2H,br),4.67(1H,br),7.02(1H,s),7.13(1H,d,J=8.6Hz),7.38(1H,d,J=8.6Hz),7.66(1H,d,J=2.0Hz),8.23(1H,br),8.59(1H,d,J=8.1Hz),11.73(1H,br)
MS(FAB)m/z:502(M+H)+.
異性体A2:
1H−NMR(DMSO−d6)δ1.25(3H,s),1.33−1.79(4H,m),2.33(3H,s),2.65−3.63(8H,m),3.88−3.94(1H,m),4.23(1H,m),4.59(1H,br),7.01(1H,s),7.13(1H,d,J=7.8Hz),7.38(1H,d,J=8.6Hz),7.67(1H,s),8.29(1H,br),8.43(1H,d,J=9.3Hz),11.67(1H,br)
MS(FAB)m/z:502(M+H)+.
【1697】
[実施例78](1R*,2R*,4S*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシメチル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1698】
【化569】
Figure 0004266092
【1699】
実施例49と同様にして、(1R*,2R*,4S*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−ヒドロキシメチル−1,2−シクロヘキサンジアミンを飽和塩酸エタノール溶液で処理したのち、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩と縮合させて標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.42−1.90(5H,m),2.07−2.26(3H,m),2.46(3H,s),2.67−2.95(4H,m),3.55−3.80(4H,m),3.80−3.95(1H,m),4.13−4.25(1H,m),6.84(1H,br.s),7.17(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.23−7.35(2H,m),7.43(1H,d,J=7.2Hz),7.58(1H,br.s),9.29(1H,s).
MS(ESI)m/z:502(M+H)+.
【1700】
[実施例79](1R*,2S*,4R*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メトキシメチル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1701】
【化570】
Figure 0004266092
【1702】
実施例49と同様にして、(1R*,2S*,4R*)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メトキシメチル−1,2−シクロへキサンジアミンを飽和塩酸エタノール溶液で処理したのち、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩と縮合させて標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.20−1.38(1H,m),1.50−1.67(2H,m),1.88−2.03(2H,m),2.03−2.14(1H,m),2.21−2.32(1H,m),2.53(3H,s),2.75−2.95(2H,m),3.20−3.35(2H,m),3.37(3H,s),3.71 and 3.78(each 1H,each d,J=11.2Hz),4.04−4.13(1H,m),4.53−4.62(1H,m),6.85(1H,d,J=2.0Hz),7.19(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.33(1H,d,J=8.8Hz),7.54(1H,d,J=7.2Hz),7.63(1H,d,J=2.0Hz),8.07(1H,d,J=5.6Hz),9.49(1H,br.s).
【1703】
[実施例80](1R*,2S*,4R*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メタンスルホニルアミノメチル−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル−1,2−シクロヘキサンジアミン
【1704】
【化571】
Figure 0004266092
【1705】
1)(1R*,2S*,4R*)−4−アジドメチル−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(437mg)をエタノール(5ml)に溶解し、室温にて4規定塩酸ジオキサン溶液(5ml)を加え、13時間攪拌した。溶媒を留去し、残さをN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶かし、トリエチルアミン(0.7ml)、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩(300mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(162mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(230mg)を加え、13時間攪拌した。溶媒を減圧下濃縮し、水を加え、クロロホルムで抽出し、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=97:3)で精製し、(1R*,2S*,4R*)−4−アジドメチル−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(330mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.15−2.08(7H,m),2.33(3H,s),2.34−2.95(6H,m),3.64(2H,s),4.05−4.17(1H,m),4.36−4.47(1H,m),7.02(1H,s),7.15(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.40(1H,d,J=8.8Hz),7.67(1H,d,J=2.0Hz),8.02(1H,d,J=7.6Hz),8.44(1H,d,J=7.6Hz),11.8(1H,s).
2)上記の反応で得た化合物(300mg)をエタノール(8ml)に溶解し、触媒量の10%パラジウム炭素を加え、水素気流下室温にて168時間攪拌した。不溶物をろ過し、溶媒を留去し粗製の(1R*,2S*,4R*)−4−アミノメチル−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(150mg)を得た。
3)上記の生成物(150mg)をクロロホルム(6ml)に溶解し、氷冷下トリエチルアミン(0.2ml)、メタンスルホニルクロリド(0.035ml)を加え、13時間攪拌した。溶媒を減圧下濃縮し、水を加え、クロロホルムで抽出し、有機層を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=24:1)で精製し、標題化合物(56mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.18−1.34(2H,m),1.50−1.75(4H,m),1.90−2.30(4H,m),2.53(3H,s),2.78−2.90(2H,m),2.90−3.05(6H,m),3.20−3.30(1H,m),3.68−3.81(2H,m),3.98−4.08(1H,m),4.54−4.62(1H,m),6.10−6.19(1H,m),6.86(1H,s),7.19(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.35(1H,d,J=8.8Hz),7.52(1H,d,J=7.6Hz),7.62(1H,d,J=2.0Hz),8.21(1H,d,J=5.6Hz),9.89(1H,s).
MS(ESI)m/z:579(M+H)+.
【1706】
[実施例81](1R*,2S*,4R*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルアミノメチル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン トリフルオロ酢酸塩
【1707】
【化572】
Figure 0004266092
【1708】
実施例24と同様の方法で、(1R*,2S*,4R*)−4−アミノメチル−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンとホルマリンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.15−2.22(7H,m),2.40−2.65(2H,m),2.68−2.85(6H,m),2.92−3.08(5H,m),3.10−3.18(2H,m),4.08−4.20(1H,m),4.35−4.51(2H,m),7.04(1H,s),7.14−7.20(1H,m),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.67(1H,s),8.25−8.42(2H,m),9.11(1H,br.s),9.89(1H,s).
MS(ESI)m/z:529(M+H)+.
【1709】
[実施例82](1R*,2S*)−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(異性体B)および(1R*,2S*)−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−N2−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N1−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(異性体B)
【1710】
【化573】
Figure 0004266092
【1711】
(1R*,2S*)−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−1,2−ジアジドシクロヘキサン(立体異性体B)(1.79g)をテトラヒドロフラン(36ml)に溶解し、10%パラジウム炭素(0.40g)を加えて、水素気流下室温にて20時間攪拌した。触媒をろ去したのち、ろ液を減圧下濃縮し、残さをN,N−ジメチルホルムアミド(36ml)に溶解し、5−クロロインドール−2−カルボン酸 p−ニトロフェノールエステル(2.02g)を加えて16時間攪拌した。反応液を減圧濃縮し、酢酸エチルと水を加えて不溶物を濾取し、酢酸エチルで洗浄して粗製の(1R*,2S*)−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(異性体B1)(1.49g)を無色固体として得た。ろ液の有機層を水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=30:1→10:1)で精製し、(1R*,2S*)−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−N2(またはN1)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(異性体B2)(0.37g)を褐色アモルファス固体として得た。
【1712】
実施例2と同様の方法で、上記の異性体B1と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸リチウム塩から標題化合物の一方を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.25−1.50(1H,m),1.37(9H,s),1.50−1.65(1H,m),1.75−2.20(4H,m),2.37(3H,s),2.70−3.00(4H,m),3.60−3.80(3H,m),4.13(1H,m),4.43(1H,m),6.92(1H,d,J=7.1Hz),7.05(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.8,2.2Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,s),8.15(1H,d,J=7.8Hz),8.37(1H,d,J=7.1Hz),11.78(1H,s).
MS(FAB)m/z:587(M+H)+.
また、同様の方法で、上記の異性体B2から他方の標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.15−1.30(1H,m),1.35(9H,s),1.45−1.60(1H,m),1.65−1.75(1H,m),1.85−1.95(1H,m),2.05−2.20(2H,m),2.34(3H,s),2.65−2.85(4H,m),3.55−3.70(3H,m),4.09(1H,m),4.40(1H,m),6.80(1H,d,J=7.3Hz),7.15−7.25(2H,m),7.43(1H,d,J=8.8Hz),7.73(1H,d,J=2.0Hz),8.05(1H,d,J=6.6Hz),8.51(1H,d,J=8.8Hz),11.82(1H,s).
MS(FAB)m/z:587(M+H)+.
【1713】
[実施例83](1R*,2S*)−4−アミノ−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン塩酸塩(立体異性体B)
【1714】
【化574】
Figure 0004266092
【1715】
(1R*,2S*)−4−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体B)(1.11g)をジクロロメタン(20ml)に懸濁し、飽和塩酸エタノール(20ml)を加えて室温にて2時間攪拌した。溶媒を減圧留去し、残さをゲルろ過(Sephadex LH−20,メタノール)で精製し、標題化合物(1.05g)を黄色アモルファス固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.55−1.65(1H,m),1.75−1.90(2H,m),1.95−2.20(2H,m),2.20−2.40(1H,m),2.90(3H,s),3.10−3.20(1H,m),3.20−3.50(3H,m),3.65−3.75(1H,m),4.10−4.20(1H,m),4.35−4.50(1H,m),4.55−4.65(1H,m),4.65−4.75(1H,m),7.07(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,s),8.05−8.30(3H,br),8.40−8.50(2H,m),11.70−11.90(2H,m).
MS(FAB)m/z:487(M+H)+.
【1716】
[実施例84](1R*,2S*)−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メタンスルホニルアミノ−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体B)
【1717】
【化575】
Figure 0004266092
【1718】
(1R*,2S*)−4−アミノ−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(立体異性体B)(0.20g)をジクロロメタン(7ml)に懸濁させ、トリエチルアミン(0.16ml)およびメタンスルホニルクロリド(28μl)を加えて室温にて20時間攪拌した。反応液をジクロロメタンで希釈したのち、水酸化ナトリウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=30:1→15:1)で精製し、標題化合物(67.9mg)を無色アモルファス固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−1.55(1H,m),1.65−1.85(2H,m),1.90−2.05(2H,m),2.15−2.25(1H,m),2.41(3H,s),2.75−2.95(4H,m),2.92(3H,s),3.55−3.80(3H,m),4.10−4.20(1H,m),4.45−4.55(1H,m),7.08(1H,s),7.15−7.20(2H,m),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,s),8.27(1H,d,J=7.3Hz),8.33(1H,d,J=8.1Hz),11.77(1H,s).
MS(FAB)m/z:565(M+H)+.
【1719】
[実施例85](1R*,2S*)−4−アセチルアミノ−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(立体異性体B)
【1720】
【化576】
Figure 0004266092
【1721】
(1R*,2S*)−4−アミノ−N1(またはN2)−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2(またはN1)−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(立体異性体B)(0.20g)をジクロロメタン(7ml)に懸濁し、トリエチルアミン(0.16ml)および無水酢酸(34μl)を加えて室温にて20時間攪拌した。反応液にジクロロメタンおよび水酸化ナトリウム水溶液を加えて不溶物を濾取した。濾液の有機層を分離して無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち、溶媒を減圧留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=15:1→10:1)で精製し、標題化合物(0.12g)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35−1.50(1H,m),1.55−1.70(1H,m),1.80(3H,s),1.80−2.05(3H,m),2.05−2.20(1H,m),2.47(3H,s),2.80−3.00(4H,m),3.75−4.00(3H,m),4.15−4.30(1H,m),4.45−4.55(1H,m),7.07(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.8,1.0Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,s),7.89(1H,d,J=7.3Hz),8.24(1H,d,J=8.1Hz),8.31(1H,d,J=7.3Hz),11.77(1H,s).
MS(FAB)m/z:528(M+H)+.
【1722】
[実施例86](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N−メトキシ−N−メチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1723】
【化577】
Figure 0004266092
【1724】
(1S,2R,4S)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(250mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)に溶解し、N,O−ジメチルヒドロキシルアミン 塩酸塩(142mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(111mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(89mg)、N−メチルモルホリン(213ml)を加え、室温で19時間攪拌した。反応液を濃縮後、炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、酢酸エチルで抽出した。有機層を飽和食塩水で洗い、無水硫酸ナトリウムで乾燥後、減圧下溶媒を留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン: メタノール=47:3→23:2)にて精製し、無色アモルファス状固体(179mg)を得た。これをメタノール−テトラヒドロフランに溶かし、1規定塩酸−エタノール(960ml)を加え、標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.57−1.91(4H,m),1.96−2.00(1H,m),2.10−2.21(1H,m),2.92(3H,s),2.93−3.03(2H,m),3.08(3H,s),3.10−3.28(2H, m),4.16−4.19(1H,m),4.50−4.52(1H,m),4.69(1H,br.s),7.06(s,1H),7.17(1H,dd,J=1.5,8.8Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.70(1H,s),8.33(1H,br.s),8.41(1H,d,J=7.8Hz),11.81(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:559(M+H) +.
【1725】
[実施例87](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N2,N2−ジメチルカルバゾイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1726】
【化578】
Figure 0004266092
【1727】
実施例57と同様の方法で、(1S,2R,4S)−4−カルボキシ−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンとN,N−ジメチルヒドラジンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.49−1.54(1H,m),1.76−1.81(2H,m),1.89−1.93(2H,m),2.07−2.17(1H,m),2.33−3.60(14H,m),4.15−4.19(1H,m),4.40−4.47(2H,m),4.70−4.72(1H,m),7.04(1H, s),7.17(1H,dd,J=2.0,8.5Hz),7.42(1H,d,J=8.5Hz),7.70(1H,s),8.17−8.22(1H,m),8.41−8.43(1H,m),11.80(1H,br.s).
MS(ESI)m/z: 558(M+H) +.
【1728】
[実施例88](1S,2R,4S)− N1−[(6−クロロキノリン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1729】
【化579】
Figure 0004266092
【1730】
実施例49と同様の方法で(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(6−クロロキノリン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンを飽和塩酸エタノール溶液で処理したのち、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩と縮合させて標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.60(1H,m),1.75−1.90(3H,m),1.90−2.00(1H,m),2.00−2.20(1H,m),2.80(3H,s),2.90(3H,s),2.99(3H,s),3.10−3.30(5H,m),3.56(1H,br),4.10−4.20(1H,m),4.40−4.70(2H,m),7.88(2H,s),8.15(1H,d,J=8.6Hz),8.22(1H,s),8.52(1H,d,J=8.6Hz),8.72(1H,d,J=8.3Hz),8.89(1H,d,J=8.3Hz).
MS(FAB)m/z:555(M+H)+.
【1731】
[実施例89](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロ−4−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1732】
【化580】
Figure 0004266092
【1733】
1)参考例91と同様の方法で(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンおよび5−クロロ−4−フルオロインドール−2−カルボン酸から(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(6−クロロ−4−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンを得た。
2)実施例49と同様の方法で(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(6−クロロ−4−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンを4規定塩酸ジオキサン溶液で処理したのち、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩と縮合させて標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.24−1.98(6H,m),2.33−3.33(6H,m),2.81(3H,s),2.90(3H,s),2.99(3H,s),4.12(1H,br.s),4.30−4.70(1H,m),4.60(1H,br.s),7.21(1H,s),7.27(2H,br.s),8.37(1H,d,J=8.1Hz),8.43(1H,d,J=7.6Hz).12.11(1H,s).
MS(FAB)m/z:561(M+H)+.
【1734】
[実施例90](1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロイソキノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【1735】
【化581】
Figure 0004266092
【1736】
実施例49と同様の方法で(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(7−クロロイソキノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンを飽和塩酸エタノール溶液で処理したのち、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩と縮合させて標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.65(1H,m),1.70−1.85(3H,m),1.95−2.10(1H,m),2.10−2.20(1H,m),2.80(3H,s),2.92(3H,s),2.96(3H,s),2.95−3.10(1H,m),3.10−3.40(3H,m),3.70−3.80(1H,m),4.20−4.30(1H,m),4.40−4.60(2H,m),4.65−4.80(1H,m),7.89(1H,m),8.26(1H,d,J=8.8Hz),8.38(1H,s),8.60(1H,s),8.85−9.00(2H,m),9.33(1H,m).MS(FAB)m/z:555(M+H)+.
【1737】
[実施例91](3R*,4S*)−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロフラン 塩酸塩
【1738】
【化582】
Figure 0004266092
【1739】
参考例172で得た(3R*,4S*)−4−アミノ−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロフラン(0.12g)のN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)溶液に、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩(0.1g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(78mg)、および1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(0.2g)を順次加え、室温で1日間撹拌した。反応液を濃縮し、得られた残渣をクロロホルム:メタノール[9:1(v/v)]で希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で洗浄後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に溶媒を留去した。得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[クロロホルム:メタノール=95:5(v/v)]にて精製し、標題化合物のフリー体を得、エタノール性塩酸により塩酸塩とし、標題化合物(0.1g)を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.50(3H,s),2.70−2.90(4H,m),3.67(1H,s),3.70(1H,s),3.86(1H,dd,J=9.2,6.3Hz),3.97(1H,dd,J=9.7,4.1Hz),4.15(1H,dd,J=9.7,5.8Hz),4.24(1H,dd,J=9.2,7.0Hz),4.75−4.89(1H,m),4.92−5.03(1H,m),6.88(1H,s),7.20(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.33(1H,d,J=8.8Hz),7.35−7.43(1H,m),7.58(1H,d,J=2.0Hz),7.64(1H,d,J=7.1Hz),9.38(1H,s).
MS(FAB)m/z:460(MH+).
【1740】
[実施例92](3S,4S)−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロフラン
【1741】
【化583】
Figure 0004266092
【1742】
参考例183で得た(3S,4S)−3,4−ジアミノテトラヒドロフラン 塩酸塩から、参考例172および実施例91の方法に準じて、標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.51(3H,s),2.83(2H,t,J=5.3Hz),2.93(2H,t,J=5.3Hz),3.72(2H,s),3.78−3.89(2H,m),4.31(1H,dd,J=9.2,7.3Hz),4.41−4.56(2H,m),4.63−4.75(1H,m),6.88(1H,s),7.22(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.32(1H,d,J=8.8Hz),7.35−7.46(1H,m),7.55(1H,d,J=7.1Hz),7.60(1H,d,J=2.0Hz),9.38(1H,s).
MS(FAB)m/z:460(MH+).
【1743】
[実施例93](3R,4R)−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロフラン 塩酸塩
【1744】
【化584】
Figure 0004266092
【1745】
参考例187で得た(3R,4R)−3,4−ジアミノテトラヒドロフランから、参考例172および実施例91の方法に準じて、標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMRおよびMS(FAB):鏡像体である実施例92と一致。
【1746】
[実施例94](3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル
【1747】
【化585】
Figure 0004266092
【1748】
参考例193で得た(3R,4R)−3−アミノ−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステルと5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から、実施例91の方法に準じて、標題化合物を無色固体として得た。
融点:190−192℃
1H−NMR(CDCl3)δ:1.45(9H,s),2.46(3H,s),2.74−2.81(4H,m),3.24−3.37(2H,m),3.54−3.70(2H,m),3.96−4.00(1H,m),4.15−4.23(1H,m),4.50−4.65(1H,m),4.77−4.82(1H,m),6.79,6.87(total 1H,each s),7.12−7.95(5H,m),9.91,9.97(total 1H,each s).
MS(FAB)m/z:559(MH+).
【1749】
[実施例95](3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン塩酸塩
【1750】
【化586】
Figure 0004266092
【1751】
実施例94で得た(3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル(170mg)をジクロロメタン(3ml)に溶解し室温にてトリフルオロ酢酸(2ml)を加え1時間撹拌した。濃縮後、クロロホルムおよび飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥、溶媒を減圧下、留去した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー[クロロホルム:メタノール:水=7:3:1(v/v/v),下層]にて展開・精製し、目的物に塩酸メタノールを加え塩酸塩とし標題化合物(90mg)を淡黄色固体として得た(NMRは、フリー体にて測定)。
融点:248−250℃(分解).
1H−NMR(CDCl3)δ:2.44(3H,s),2.70−2.80(4H,m),2.97−3.05(2H,m),3.46−3.68(4H,m),4.49−4.52(1H,m),4.60−4.65(1H,m),6.86(1H,s),7.05−7.08(1H,m),7.20(1H,d,J=8.5Hz),7.44(1H,s),7.89(2H,br),10.51(1H,br).
MS(FAB)m/z:459(MH+).
【1752】
[実施例96](3S,4S)−4−{[(5−クロロインドール2−イル)カルボニル]アミノ}−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−オキソテトラヒドロフラン 塩酸塩
【1753】
【化587】
Figure 0004266092
【1754】
参考例69と同様にして、参考例196で得た(3S,4S)−3−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−オキソテトラヒドロフランのtert−ブトキシカルボニル基を除去した後、実施例91と同様にして、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸リチウム塩と反応させて標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.90(3H,s),3.02−3.17(2H,m),3.23−3.34(4H,m),4.20(1H,t,J=8.6Hz),4.61(1H,t,J=8.6Hz),4.92−5.01(1H,m),5.14−5.26(1H,m),7.09(1H,s),7.19(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.73(1H,d,J=2.0Hz),9.27(1H,d,J=6.8Hz),9.35(1H,d,J=6.8Hz),11.22−11.33(1H,m),11.89(1H,s).
MS(FAB)m/z:474(MH+).
【1755】
[実施例97](3S,4S)−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}−2−オキソテトラヒドロフラン 塩酸塩
【1756】
【化588】
Figure 0004266092
【1757】
参考例69と同様にして、参考例197で得た(3S,4S)−3−{[(tert−ブトキシ)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−オキソテトラヒドロフランのtert−ブトキシカルボニル基を除去した後、実施例91と同様にして、5−クロロインドール−2−カルボン酸と反応させて標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.52(3H,s),2.83(2H,t,J=5.9Hz),2.91−3.00(2H,m),3.73(2H,s),4.23(1H,t,J=8.6Hz),4.40−4.53(1H,m),4.96(1H,dd,J=10.8,5.2Hz),5.16(1H,dd,J=9.2,7.3Hz),7.01(1H,s),7.25(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.34(1H,d,J=8.8Hz),7.52(1H,d,J=2.0Hz),8.01(1H,d,J=5.4Hz),8.51−8.63(1H,m),9.22(1H,s).
MS(FAB)m/z:474(MH+).
【1758】
[実施例98](3S,4R)−2−(3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}−2−オキソピロリジン−1−イル)酢酸 エチルエステル 塩酸塩
【1759】
【化589】
Figure 0004266092
【1760】
参考例199で得た(4R)−2−(4−アミノ−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−2−オキソピロリジン−1−イル)酢酸 エチルエステル 塩酸塩と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から、実施例91と同様にして標題化合物を無色固体として得た(NMRは、フリー体にて測定)。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.19(3H,t,J=7.1Hz),2.35(3H,s),2.71−2.84(2H,m),2.80−2.90(2H,m),3.40(1H,d,J=10.3Hz),3.61(2H,d,J=10.8Hz),3.84(1H,dd,J=10.3,5.6Hz),4.01−4.23(4H,m),4.80−4.94(1H,m),5.04(1H,t,J=8.6Hz),7.01(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.40(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,d,J=2.0Hz),8.73(1H,d,J=8.6Hz),8.90(1H,d,J=8.8Hz),11.86(1H,s).
MS(FAB)m/z:559(MH+).
【1761】
[実施例99](3S,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−1−メチル−4−{[(6−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}−2−ピロリドン
【1762】
【化590】
Figure 0004266092
【1763】
参考例201で得た(3S,4R)−4−アミノ−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−1−メチル−2−ピロリドンと5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から、実施例91と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.49(3H,s),2.77−2.82(2H,m),2.86−2.91(5H,m),3.69(2H,d,J=1.2Hz),4.39−4.54(3H,m),4.93−4.98(1H,m),6.98(1H,d,J=1.2Hz),7.05−7.34(3H,m),7.63(1H,d,J=2.0Hz),8.11(1H,d,J=7.8Hz),9.00(1H,s)
MS(FAB)m/z:487(MH+).
【1764】
[実施例100]2−[((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)スルホニル]酢酸 メチルエステル
【1765】
【化591】
Figure 0004266092
【1766】
実施例95で得た(3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン 塩酸塩(230mg)およびトリエチルアミン(0.10ml)をジクロロメタン(6.9ml)に溶解し氷冷した。次いで、メトキシカルボニルメタンスルホニルクロライド[Synthesis,321頁,1975年](105mg)を加え室温に戻し一晩撹拌した。クロロホルムで希釈後、水、飽和食塩水にて洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥、溶媒を減圧下、留去した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー[クロロホルム:メタノール=20:1(v/v)]にて展開・精製後、メタノール‐水より粉末化することにより標題化合物(150mg)を淡赤色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.48(3H,s),2.76−2.86(4H,m),3.49−3.73(4H,m),3.87(3H,s),3.94−3.98(1H,m),4.08−4.11(1H,m),4.13(2H,s),4.69−4.72(1H,m),4.88−4.91(1H,m),6.89(1H,s),7.12−7.15(1H,m),7.27−7.28(1H,m),7.50(1H,s),7.81−7.86(2H,m),9.92(1H,s).
MS(FAB)m/z:595(MH+).
【1767】
[実施例101]2−[((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)スルホニル]酢酸
【1768】
【化592】
Figure 0004266092
【1769】
実施例100で得た2−[((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)スルホニル]酢酸 メチルエステル(100mg)をテトラヒドロフラン:水[4:1(v/v)](5ml)に溶解し、氷冷した。次いで、水酸化リチウム・水和物(7.8mg)を加え室温に戻し4時間撹拌した。1規定塩酸水溶液にて中和後、濃縮し析出物をろ取、水、50%エタノールにて洗浄、50℃にて一晩減圧乾燥することにより標題化合物(87mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.50(3H,s),2.92(4H,s),3.34−3.43(4H,m),3.76−3.85(2H,m),4.27(each 1H,AB type d,J=14.5Hz),4.65−4.71(1H,m),4.78−4.84(1H,m),7.14(1H,s),7.18(1H,d,J=8.8Hz),7.40(1H,d,J=8.8Hz),7.72(1H,s),8.87(1H,d,J=7.8Hz),9.12(1H,d,J=8.2Hz),11.83(1H,s).
MS(FAB)m/z:581(MH+).
【1770】
[実施例102]2−((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)酢酸 メチルエステル
【1771】
【化593】
Figure 0004266092
【1772】
実施例95で得た(3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン 塩酸塩(230mg)および炭酸カリウム(90mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(4.6ml)に溶解し氷冷した。次いで、ブロモ酢酸 メチルエステル(0.062ml)を加え45分撹拌した。反応液を酢酸エチルで希釈後、水、飽和食塩水にて洗浄、無水硫酸ナトリウムで乾燥、溶媒を減圧下、留去した。得られた残渣をシリカゲル薄層クロマトグラフィー[クロロホルム:メタノール=10:1(v/v)]にて展開・精製後、メタノール‐水より粉末化し、標題化合物(190mg)を淡赤色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:2.35(2H,s),2.48(3H,s),2.73−2.95(4H,m),3.34−3.42(2H,m),3.46(2H,q,J=6.5Hz),3.67(2H,q,J=6.5Hz),3.75(3H,s),4.57−4.71(2H,m),6.91(1H,s),7.10−7.13(1H,m),7.31(1H,d,J=9.0Hz),7.53(1H,s),7.77(1H,d,J=8.0Hz),7.87(1H,d,J=6.8Hz),10.22(1H,s).
MS(FAB)m/z:531(MH+).
【1773】
[実施例103]2−((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)酢酸
【1774】
【化594】
Figure 0004266092
【1775】
実施例102で得た2−((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)酢酸 メチルエステルから、実施例101と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.42(3H,s),2.69−2.87(6H,m),3.13(1H,t,J=9.0Hz),3.22(1H,t,J=9.0Hz),3.33(each 1H,AB type d,J=6.8Hz),3.72(2H,s),4.53−4.60(1H,m),4.65−4.72(1H,m),7.16−7.20(2H,m),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.70(1H,s),8.85(1H,d,J=7.5Hz),9.00(1H,d,J=8.3Hz),11.79(1H,s).MS(FAB)m/z:517(MH+).
【1776】
[実施例104]2−((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)プロピオン酸 メチルエステル
【1777】
【化595】
Figure 0004266092
【1778】
実施例95で得た(3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン 塩酸塩と2−ブロモプロピオン酸 メチルエステルから、実施例102と同様にして、標題化合物を淡赤色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.96−2.20(2H,m),2.49(3H,s),2.61−2.96(8H,m),3.17−3.21(2H,m),3.62−3.72(2H,m),3.69(3H,s),4.46−4.49(1H,m),4.56−4.61(1H,m),6.87(1H,s),7.05−7.14(1H,m),7.32(1H,d,J=9.2Hz),7.53(1H,s),7.65−7.71(2H,m),10.02(1H,s).
MS(FAB)m/z:545(MH+).
【1779】
[実施例105]2−((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)プロピオン酸
【1780】
【化596】
Figure 0004266092
【1781】
実施例104で得た2−((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)プロピオン酸 メチルエステルから、実施例101と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.38(3H,s),2.39−2.84(10H,m),2.93(1H,t,J=8.8Hz),3.05(1H,t,J=8.8Hz),3.65(2H,s),4.51−4.56(1H,m),4.63−4.68(1H,m),7.16−7.19(2H,m),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,s),8.81(1H,d,J=7.8Hz),8.97(1H,d,J=8.3Hz),11.75(1H,s).
MS(FAB)m/z:531(MH+).
【1782】
[実施例106]2−((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)−3−オキソプロピオン酸 エチルエステル
【1783】
【化597】
Figure 0004266092
【1784】
実施例95で得た(3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン 塩酸塩とエチルマロニル クロライドから、実施例100と同様にして標題化合物を黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.20(3H,t,J=7.0Hz),2.37(3H,s),2.73−2.75(2H,m),2.82−2.84(2H,m),3.35−3.38(2H,m),3.64(2H,s),3.68−3.83(2H,m),3.91−4.00(2H,m),4.10(2H,q,J=7.0Hz),4.61−4.84(2H,m),7.13(1H,s),7.18(1H,dd,J=8.5,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.5Hz),7.72(1H,s),8.73(1H,t,J=9.0Hz),9.10(1H,d,J=9.0Hz),11.79(1H,s).
【1785】
[実施例107]2−((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)−3−オキソプロピオン酸
【1786】
【化598】
Figure 0004266092
【1787】
実施例106で得た2−((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)−3−オキソプロピオン酸 エチルエステルから、実施例101と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.39(3H,s),2.77(2H,s),2.85(2H,s),3.29−3.55(4H,m),3.68(2H,s),3.82−4.01(2H,m),4.62−4.68(1H,m),4.77−4.86(1H,m),7.14(1H,s),7.18(1H,d,J=8.8Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.72(1H,s),8.75(1H,t,J=8.8Hz),9.12(1H,d,J=7.8Hz),11.81(1H,s).
MS(FAB)m/z:545(MH+).
【1788】
[実施例108]1−[((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)メチル]シクロプロパンカルボン酸 メチルエステル
【1789】
【化599】
Figure 0004266092
【1790】
実施例95で得た(3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン 塩酸塩と1−(ブロモメチル)シクロプロパンカルボン酸 メチルエステルから、実施例102と同様にして標題化合物を黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:0.78−0.79(2H,m),1.24−1.26(2H,m),2.49(3H,s),2.62−2.88(6H,m),3.20−3.28(2H,m),3.66(3H,s),3.61−3.75(4H,m),4.45−4.62(2H,m),6.86(1H,s),7.12−7.15(1H,m),7.24−7.28(1H,m),7.52(1H,d,J=8.5Hz),7.54(1H,s),7.69(1H,d,J=8.0Hz),10.00(1H,s).
MS(ESI)m/z:571(MH+).
【1791】
[実施例109]1−[((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)メチル]シクロプロパンカルボン酸
【1792】
【化600】
Figure 0004266092
【1793】
実施例108で得た1−[((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)メチル]シクロプロパンカルボン酸 メチルエステルから、実施例101と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.73−0.78(2H,m),1.04−1.07(2H,m),2.37(3H,s),2.65−2.84(6H,m),3.11−3.20(4H,m),3.64(2H,s),4.59−4.74(2H,m),7.16(1H,s),7.17(1H,d,J=8.5Hz),7.40(1H,d,J=8.5Hz),7.70(1H,s),8.84(1H,d,J=7.5Hz),9.12(1H,d,J=7.5Hz),11.77(1H,s).
MS(FAB)m/z:557(MH+).
【1794】
[実施例110](3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステル
【1795】
【化601】
Figure 0004266092
【1796】
参考例193で得た(3R,4R)−3−アミノ−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステルと参考例148で得た5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から、実施例91と同様にして標題化合物を褐色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.12(3H,s),1.13(3H,s),1.47(9H,s),2.83−2.88(4H,m),2.94−2.99(1H,m),3.20−3.29(1H,m),3.31−3.42(1H,m),3.75−3.81(2H,m),3.98(1H,t,J=8.5Hz),4.15−4.35(2H,m),4.50−4.65(1H,m),6.85,6.91(total 1H,each s),7.15−7.90(5H,m),9.41,9.50(total 1H,each s).
【1797】
[実施例111](3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン
【1798】
【化602】
Figure 0004266092
【1799】
実施例110で得た(3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−カルボン酸 tert−ブチルエステルから、実施例95と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.12,1.14(total 6H,each s),2.85(4H,br.s),2.96−3.05(3H,m),4.51−4.52(1H,m),4.76−4.4.80(2H,m),5.36−5.39(2H,m),5.53−5.58(1H,m),7.17−7.19(1H,m),7.27−7.31(2H,m),7.57(1H,s),7.64(2H,br),9.82(1H,br).
【1800】
[実施例112]2−((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)プロピオン酸 エチルエステル
【1801】
【化603】
Figure 0004266092
【1802】
実施例111で得た(3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジンと2−ブロモプロピオン酸 エチルエステルから、実施例102と同様にして標題化合物を淡赤色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.13,1.15(total 6H,each s),1.26(3H,t,J=7.0Hz),2.51(3H,t,J=7.0Hz),2.63(1H,dd,J=9.5,6.5Hz),2.73−2.91(6H,m),2.95−3.02(1H,m),3.22(2H,q,J=7.0Hz),3.81(each 1H,AB type d,J=14.5Hz),4.16(2H,q,J=7.0Hz),4.40−4.45(1H,m),4.52−4.59(1H,m),6.88(1H,d,J=2.0Hz),7.17−7.19(1H,m),7.30−7.32(2H,m),7.59(1H,s),7.62(1H,s),9.56(1H,s).
MS(FAB)m/z:587(MH+).
【1803】
[実施例113]2−((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)プロピオン酸
【1804】
【化604】
Figure 0004266092
【1805】
実施例112で得た2−((3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン−1−イル)プロピオン酸 エチルエステルから、実施例101と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.03,1.05(total 6H,each s),2.40(2H,q,J=7.0Hz),2.50(4H,s),2.60−2.74(4H,m),2.90−2.94(2H,m),3.02−3.06(1H,m),3.20−3.35(2H,m),4.50−4.53(1H,m),4.61−4.65(1H,m),7.15−7.18(2H,m),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.68(1H,s),8.78(1H,d,J=7.5Hz),8.90(1H,d,J=8.0Hz),11.73(1H,s).
MS(FAB)m/z:559(MH+).
【1806】
[実施例114](3R,4R)−1−アセチル−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン 塩酸塩
【1807】
【化605】
Figure 0004266092
【1808】
実施例111で得た(3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジンと無水酢酸から、実施例100と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:254‐258℃(分解)
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.34−1.37(6H,m),1.96(3H,s),3.30−3.55(5H,m),3.66−3.82(3H,m),3.95(1H,q,J=8.3Hz),4.45−4.82(4H,m),7.15(1H,s),7.18(1H,d,J=9.0Hz),7.41(1H,d,J=9.0Hz),7.71(1H,s),8.75−8.81(1H,m),9.21(1H,d,J=8.0H),11.32(1H,br),11.83(1H,d,J=7.3Hz).
MS(FAB)m/z:529(MH+).
【1809】
[実施例115](3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}−1−メタンスルホニルピロリジン 塩酸塩
【1810】
【化606】
Figure 0004266092
【1811】
実施例111で得た(3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジンと塩化メタンスルホニルから、実施例100と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:230−235℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35(6H,s),3.32(3H,s),3.43−3.46(5H,m),3.68−3.75(4H,m),4.48(1H,m),4.62−4.72(2H,m),4.83(1H,t,J=5.5Hz),7.14(1H,s),7.18(1H,d,J=8.6Hz),7.40(1H,d,J=8.6Hz),7.72(1H,s),8.82(1H,br),9.20(1H,d,J=8.3Hz),11.30(1H,br),11.86(1H,d,J=7.5Hz).
MS(FAB)m/z:565(MH+).
【1812】
[実施例116](3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−1−エトキシカルボニル−4−{[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジン 塩酸塩
【1813】
【化607】
Figure 0004266092
【1814】
実施例111で得た(3R,4R)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピロリジンとクロロギ酸エチルから、実施例100と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:225−228℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.20(3H,t,J=7.0Hz),1.35(6H,m),3.33−3.45(5H,m),3.66−3.75(4H,m),4.05(2H,q,J=7.0Hz),4.45−4.77(4H,m),7.15(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,d,J=2.0Hz),8.77(1H,d,J=7.0Hz),9.20(1H,d,J=8.0Hz),11.30(1H,br),11.83(1H,d,J=7.5Hz).
MS(FAB)m/z:559(MH+).
【1815】
[実施例117](3R*,4S*)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン
【1816】
【化608】
Figure 0004266092
【1817】
参考例207で得た(3R*,4S*)−3−アミノ−1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジンと5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から、実施例91と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:152‐154℃(分解).
1H−NMR(CDCl3)δ:1.53(9H,s),1.62−1.80(1H,m),2.23−2.30(1H,m),2.52(3H,s),2.75−3.05(5H,m),3.10−3.25(1H,m),3.68−3.82(2H,m),4.15−4.45(4H,m),6.89(1H,s),7.19(1H,dd,J=8.8,1.8Hz),7.32(1H,d,J=8.8Hz),7.92(1H,d,J=1.8Hz),7.75(1H,br.s),8.21(1H,br.s),9.39(1H,s).
MS(ESI)m/z:573(MH)+.
【1818】
[実施例118](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 2塩酸塩
【1819】
【化609】
Figure 0004266092
【1820】
実施例117で得た(3R*,4S*)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジンから、実施例95と同様にして標題化合物を淡橙色固体として得た。
融点:240‐258℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.85−2.00(1H,m),2.05−2.20(2H,m),2.93(3H,s),3.05−3.60(7H,m),3.65−3.75(1H,m),4.10−4.52(2H,m),4.60−4.75(2H,m),7.10−7.21(2H,m),7.43(1H,d,J=8.6Hz),7.70(1H,s),8.50(1H,br.d,J=7.8Hz),8.90−9.05(2H,m),9.27(1H,br.s),11.9(1H,br.d,J=13.4Hz).
MS(ESI)m/z:473(MH)+.
【1821】
[実施例119](3R*,4S*)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−4−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン
【1822】
【化610】
Figure 0004266092
【1823】
参考例208で得た(3R*,4S*)−3−アミノ−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジンと5−クロロインドール−2−カルボン酸から、実施例91と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:187‐189℃(分解)
1H−NMR(CDCl3)δ:1.48(9H,s),1.72−1.90(1H,m),2.00(1H,br.s),2.00−2.10(1H,m),2.45(3H,s),2.60−2.70(2H,m),2.70−2.80(2H,m),3.23(1H,t,J=10.8Hz),3.35−3.50(1H,m),3.50−3.72(2H,m),3.90−4.20(2H,m),4.30−4.40(1H,m),4.45−4.55(1H,m),6.85(1H,d,J=1.5Hz),7.17(1H,dd,J=8.8,1.9Hz),7.20−7.30(1H,m),7.33(1H,d,J=8.8Hz),7.58(1H,d,J=1.9Hz),10.17(1H,s).
MS(ESI)m/z:573(MH+).
【1824】
[実施例120](3R*,4S*)−3−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−4−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 2塩酸塩
【1825】
【化611】
Figure 0004266092
【1826】
実施例119で得た(3R*,4S*)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−4−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジンから、実施例95と同様にして標題化合物を淡橙色粉末として得た。
融点:276‐278℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.77−1.88(1H,m),2.40−2.50(2H,m),2.89(3H,s),2.90−3.20(4H,m),3.30−3.50(2H,m),3.63(1H,br.s),4.33−4.47(2H,m),4.62−4.75(2H,m),7.18(1H,dd,J=8.8,1.9Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.48(1H,br.s),7.71(1H,d,J=1.9Hz),8.66(1H,br.s),8.95(1H,d,J=8.1Hz),9.20−9.30(1H,m),9.45−9.70(1H,m),11.61(1H,s),11.90(1H,s).
MS(ESI)m/z:473(MH)+.
【1827】
[実施例121](3R*,4S*)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペラジン
【1828】
【化612】
Figure 0004266092
【1829】
参考例209で得た(3R*,4S*)−3−アミノ−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン塩酸塩と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から、実施例91と同様にして標題化合物を黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.53(9H,s),1.65−1.78(1H,m),2.23−2.32(1H,br),2.52(3H,s),2.78−3.03(5H,m),3.15−3.24(1H,br),3.68−3.82(2H,br),4.16−4.45(4H,br),6.91(1H,s),7.02(1H,td,J=9.0,2.7Hz),7.30(1H,dd,J=9.0,2.7Hz),7.34(1H,dd,J=9.0,4.4Hz),7.65−7.90(1H,br),8.10−8.40(1H,br),9.31−9.41(1H,br).
MS(ESI)m/z:557(MH+).
【1830】
[実施例122](3R*,4S*)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペラジン 2塩酸塩
【1831】
【化613】
Figure 0004266092
【1832】
実施例121で得た(3R*,4S*)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペラジンから、実施例95と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:236‐245℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.85−1.98(1H,br),2.06−2.18(1H,br),2.89(3H,s),3.05−3.75(8H,s),4.34−4.54(2H,br),4.60−4.75(2H,br),7.04(1H,td,J=9.3,2.4Hz),7.15(1H,br.s),7.37−7.44(2H,m),8.46(1H,d,J=7.8Hz),8.88−9.00(1H,br),9.09−9.27(2H,br),11.55−11.75(1H,br),11.76−11.84(1H,br).
MS(FAB)m/z:457(MH+).
【1833】
[実施例123](3R*,4S*)−1−アセチル−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1834】
【化614】
Figure 0004266092
【1835】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と無水酢酸から、実施例100と同様にして標題化合物を淡橙色固体として得た。
融点:215‐225℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.65−1.85(1H,m),1.88,2.06(total 3H,each s),1.90−2.10(1H,m),2.91(3H,s),3.00−3.30(2H,m),3.30−3.55(2H,m),3.60−3.90(3H,m),3.98−4.50(4H,m),4.65−4.75(1H,m),7.09(1H,d,J=15.6Hz),7.17(1H,d,J=8.8Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,s),8.23−8.53(2H,m),11.20−11.55(1H,m),11.85(1H,br.d,J=5.4Hz).
MS(ESI)m/z:515(MH+).
【1836】
[実施例124](3R*,4S*)−1−アセチル−3−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−4−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1837】
【化615】
Figure 0004266092
【1838】
実施例120で得た(3R*,4S*)−3−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−4−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と無水酢酸から、実施例100と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:225‐250℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.65−1.80(1H,m),1.81,2.05(total 3H,each s),2.00−2.20(1H,m),2.70−2.85(1H,m),2.89(3H,s),3.00−3.20(2H,m),3.20−3.50(2H,m),3.64(1H,br.s),3.78−4.30(2H,m),4.30−4.50(3H,m),4.55−4.75(1H,m),7.05−7.23(2H,m),7.38−7.48(1H,m),7.70−7.80(1H,m),7.79,8.12(total 1H,each d,J=6.8Hz),8.73,8.83(total 1H,each d,J=8.3Hz),11.20−11.50(1H,m),11.89,11.92(total 1H,each s).
MS(FAB)m/z:515(MH+).
【1839】
[実施例125](3R*,4S*)−1−アセチル−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペラジン 塩酸塩
【1840】
【化616】
Figure 0004266092
【1841】
実施例122で得た(3R*,4S*)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペラジン 2塩酸塩と無水酢酸から、実施例100と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:202℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.67−1.85(1H,m),1.87(1.5H,s),1.87−2.10(1H,m),2.06(1.5H,s),2.88−2.96(3H,br.s),3.05−3.30(2H,m),3.32−3.83(5H,br),3.97−4.33(2H,m),4.35−4.50(2H,br),4.67−4.78(1H,br),7.01−7.14(2H,m),7.38−7.44(2H,m),8.25−8.50(2H,m),10.85−11.15(1H,br),11.72−11.80(1H,br).
MS(FAB)m/z:499(MH+).
【1842】
[実施例126](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(メタンスルホニル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1843】
【化617】
Figure 0004266092
【1844】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペラジン 2塩酸塩と塩化メタンスルホニルから、実施例100と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:225‐230℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.80−1.90(1H,m),2.05−2.15(1H,m),2.30−2.80(5H,m),2.85−3.80(9H,m),4.20−4.90(4H,m),7.08(1H,d,J=1.7Hz),7.18(1H,dd,J=8.7,1.7Hz),7.42(1H,d,J=8.7Hz),7.77(1H,s),8.02−8.20(1H,m),8.40−8.50(1H,m),11.00−11.60(1H,m),11.87(1H,s).
MS(ESI)m/z:551(MH+).
【1845】
[実施例127](3R*,4S*)−3−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(メタンスルホニル)−4−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1846】
【化618】
Figure 0004266092
【1847】
実施例120で得た(3R*,4S*)−3−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−4−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と塩化メタンスルホニルから、実施例100と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:228‐245℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.75−1.85(1H,m),2.25−2.40(1H,m),2.40−2.60(2H,m),2.76(3H,br.s),2.90(3H,s),2.93−3.05(3H,m),3.12(1H,d,J=10.6Hz),3.55−3.80(2H,m),4.25−4.40(4H,m),7.17(1H,d,J=1.7Hz),7.19(1H,dd,J=8.7,2.0Hz),7.43(1H,d,J=8.7Hz),7.74(1H,d,J=2.0Hz),8.03(1H,d,J=6.6Hz),8.78(1H,d,J=7.4Hz),10.90−11.20(1H,br.s),11.89(1H,s).
MS(ESI)m/z:551(MH+).
【1848】
[実施例128](3R*,4S*)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−メタンスルホニル−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペラジン 塩酸塩
【1849】
【化619】
Figure 0004266092
【1850】
実施例122で得た(3R*,4S*)−3−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−4−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と塩化メタンスルホニルから、実施例100と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:216‐250℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.80−1.90(1H,m),2.01−2.12(1H,m),2.92(3H,s),2.94(3H,s),3.00−3.80(8H,m),4.28−4.53(3H,m),4.60−4.80(1H,br),7.01−7.12(2H,m),7.37−7.44(2H,m),8.00−8.18(1H,br),8.39−8.50(1H,br),11.00−11.60(1H,br),11.72−11.80(1H,br).
MS(FAB)m/z:535(MH+).
【1851】
[実施例129](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(メトキシカルボニル)ピペリジン 塩酸塩
【1852】
【化620】
Figure 0004266092
【1853】
実施例118で得た(3R*,4S*)−3−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−4−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩とクロロギ酸メチルから、実施例100と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:248‐253℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.65−1.78(1H,m),1.88−2.03(1H,m),2.90(3H,s),3.00−3.80(9H,m),3.80−3.90(1H,m),3.95−4.08(1H,m),4.20−4.70(4H,m),7.10(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.8,1.8Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,d,J=1.8Hz),8.29(1H,br.s),8.41(1H,d,J=8.1Hz),11.29(1H,br.s),11.85(1H,s).
MS(ESI)m/z:531(MH+).
【1854】
[実施例130](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(エトキシカルボニル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1855】
【化621】
Figure 0004266092
【1856】
実施例118で得た(3R*,4S*)−3−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−4−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩とクロロギ酸エチルから、実施例100と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:215‐225℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.85−1.30(3H,m),1.65−1.78(1H,m),1.90−2.03(1H,m),2.90(3H,s),3.10−3.40(4H,m),3.48(1H,br.s),3.65(1H,br.s),3.75−4.15(4H,m),4.25(1H,br.s),4.32−4.50(2H,m),4.66(1H,br.s),7.09(1H,s),7.18(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,d,J=2.0Hz),8.23(1H,br.s),8.45(1H,br.d,J=8.1Hz),11.50(1H,br.s),11.86(1H,s).
MS(ESI)m/z:545(MH+).
【1857】
[実施例131](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−[(2−メトキシエトキシ)カルボニル]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1858】
【化622】
Figure 0004266092
【1859】
実施例118で得た(3R*,4S*)−3−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−4−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩とクロロギ酸2−メトキシエチルから、実施例100と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:224‐226℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.68−1.78(1H,m),1.90−2.03(1H,m),2.89(3H,s),3.00−3.75(11H,m),3.80−3.90(1H,m),3.95−4.18(3H,m),4.20−4.70(4H,m),7.10(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,d,J=2.0Hz),8.26(1H,br.s),8.42(1H,d,J=7.8Hz),11.30(1H,br.s),11.86(1H,s).
MS(ESI)m/z:575(MH+).
【1860】
[実施例132](3R*,4S*)−3−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(エトキシカルボニル)−4−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1861】
【化623】
Figure 0004266092
【1862】
実施例120で得た(3R*,4S*)−3−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−4−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩とクロロギ酸エチルから、実施例100と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:213‐225℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.75−1.30(3H,m),1.60−1.72(1H,m),2.12−2.25(1H,m),2.89(3H,s),2.95−3.20(4H,m),3.40−3.88(4H,m),3.90−4.10(2H,m),4.10−4.30(2H,m),4.30−4.40(1H,m),4.40−4.80(1H,m),7.10(1H,s),7.18(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.43(1H,d,J=8.8Hz),7.74(1H,s),8.03(1H,d,J=5.6Hz),8.79(1H,s),11.37(1H,s),11.88(1H,s).
MS(ESI)m/z:545(MH+).
【1863】
[実施例133](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]−1−プロピオニルピペリジン 塩酸塩
【1864】
【化624】
Figure 0004266092
【1865】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と塩化プロピオニルから、実施例100と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:214‐228℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.88−1.10(3H,m),1.70−2.05(2H,m),2.06−2.60(2H,m),2.91(3H,s),3.14(2H,br.s),3.20−3.90(5H,m),3.95−4.80(5H,m),7.09(1H,d,J=11.0Hz),7.17(1H,dd,J=8.8,1.2Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,s),8.20−8.50(2H,m),11.00−11.40(1H,m),11.86(1H,s).
MS(ESI)m/z:529(MH+).
【1866】
[実施例134](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−イソブチリル−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1867】
【化625】
Figure 0004266092
【1868】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と塩化イソブチリルから、実施例100と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:266‐272℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.80−1.15(6H,m),1.70−2.05(2H,m),2.65−2.80(1H,m),2.90(3H,s),2.90−4.80(12H,m),7.09(1H,d,J=11.0Hz),7.17(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,s),8.00−8.30(1H,m),8.30−8.50(1H,m),10.95−11.50(1H,m),11.86(1H,s).
MS(ESI)m/z:543(MH+).
【1869】
[実施例135](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]−1−ピバロイルピペリジン 塩酸塩
【1870】
【化626】
Figure 0004266092
【1871】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と塩化ピバロイルから、実施例100と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:250‐255℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.20(9H,s),1.70−1.81(1H,m),1.90−2.00(1H,m),2.88(3H,s),3.10(2H,br.s),3.20−3.70(4H,m),3.95−4.08(1H,m),4.10−4.20(1H,m),4.25−4.35(1H,m),4.35−4.80(3H,m),7.10(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.8,1.9Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,d,J=1.9Hz),8.06(1H,br.s),8.38(1H,d,J=7.8Hz),11.31(1H,br.s),11.84(1H,s).
MS(ESI)m/z:557(MH+).
【1872】
[実施例136](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(3,3−ジメチルブチリル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1873】
【化627】
Figure 0004266092
【1874】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と塩化tert−ブチルアセチルから、実施例100と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:260‐265℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.91,1.04(total 9H,each s),1.68−1.82(1H,m),1.93−2.40(3H,m),2.91(3H,s),3.00−3.20(2H,m),3.20−4.80(10H,m),7.08(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.7,1.2Hz),7.41(1H,d,J=8.7Hz),7.69(1H,d,J=7.6Hz),7.93−8.18(1H,m),8.38−8.45(1H,m),10.95−11.30(1H,m),11.80−11.90(1H,m).
MS(ESI)m/z:571(MH+).
【1875】
[実施例137](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(トリフルオロアセチル)ピペリジン 塩酸塩
【1876】
【化628】
Figure 0004266092
【1877】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と無水トリフルオロ酢酸から、実施例100と同様にして標題化合物を淡橙色固体として得た。
融点:262‐267℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.82−1.98(1H,m),2.05−2.21(1H,m),2.89(3H,s),3.05−3.20(2H,m),3.40−3.75(4H,m),3.85−3.95(1H,m),4.00−4.07(1H,m),4.20−4.70(4H,m),7.10(1H,s),7.18(1H,dd,J=8.6,1.9Hz),7.41(1H,d,J=8.6Hz),7.72(1H,s),8.47(1H,dd,J=22.4,7.9Hz),8.60(1H,br),11.08(1H,br.s),11.87(1H,s).
MS(ESI)m/z:569(MH+).
【1878】
[実施例138](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(シクロプロピルカルボニル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1879】
【化629】
Figure 0004266092
【1880】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と塩化シクロプロパンカルボニルから、実施例100と同様にして標題化合物を無色粉末として得た。
融点:280‐286℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.25−0.80(4H,m),1.65−2.15(4H,m),2.91(3H,s),2.90−3.20(3H,m),3.35−3.70(2H,m),4.00−4.80(6H,m),7.06(1H,s),7.18(1H,d,J=8.8Hz),7.42(1H,d,J=8.7Hz),7.71(1H,s),8.18(1H,br.s),8.40,8.48(total 1H,each br.s),11.11(1H,br.s),11.85(1H,s).
MS(ESI)m/z:542(MH+).
【1881】
[実施例139](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(シクロブチルカルボニル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1882】
【化630】
Figure 0004266092
【1883】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と塩化シクロブタンカルボニルから、実施例100と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:271‐275℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.60−2.30(8H,m),2.89(3H,s),3.12(2H,br.s),3.20−3.75(6H,m),3.75−3.90(1H,m),4.05−4.80(4H,m),7.08(1H,s),7.15(1H,dd,J=9.0,2.0Hz),7.39(1H,d,J=9.0Hz),7.68(1H,d,J=2.0Hz),8.15(1H,br.s),8.39(1H,br),11.19(1H,br.s),11.84(1H,s).
MS(ESI)m/z:555(MH+).
【1884】
[実施例140](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(シクロペンチルカルボニル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1885】
【化631】
Figure 0004266092
【1886】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と塩化シクロペンタンカルボニルから、実施例100と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:254‐260℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.30−2.10(10H,m),2.90(3H,s),3.00−3.20(2H,m),3.20−3.75(5H,m),3.80−4.80(6H,m),7.09(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.7,2.0Hz),7.42(1H,d,J=8.7Hz),7.71(1H,s),7.95−8.30(1H,m),8.35−8.50(1H,m),11.23(1H,br.s),11.85(1H,s).MS(ESI)m/z:569(MH+).
【1887】
[実施例141](3R*,4S*)−1−(アセトキシアセチル)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン
【1888】
【化632】
Figure 0004266092
【1889】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と塩化アセトキシアセチルから、実施例100と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.70−2.00(1H,m),2.05−2.48(3H,m),2.51(3H,s),2.70−3.05(4H,m),3.05−4.10(5H,m),4.20−4.48(1H,m),4.50−5.10(4H,m),6.87(1H,br.s),7.10−7.82(4H,m),7.32(1H,d,J=8.8Hz),8.35(1H,br.s),9.34,9.45(total 1H,each br.s).
MS(ESI)m/z:573(MH+).
【1890】
[実施例142](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(ヒドロキシアセチル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1891】
【化633】
Figure 0004266092
【1892】
実施例141で得た(3R*,4S*)−1−(アセトキシアセチル)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン(301.8mg)をテトラヒドロフラン(10ml)に溶解し1規定水酸化ナトリウム水溶液(0.53ml)を加え室温にて18時間撹拌した。反応液に水を加え、ジクロロメタンで抽出し、有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下留去し、残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー[ジクロロメタン:メタノール=20:1〜10:1(v/v)]にて精製し、溶媒を減圧下留去した。この精製物をエタノール(3ml)及びジクロロメタン(2ml)に溶解し、1規定塩酸エタノール溶液(0.40ml)を加え30分撹拌した。溶媒を減圧下留去し、残渣をジエチルエーテルで固化し、標題化合物(195mg)を無色固体として得た。
融点:216‐230℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.70−1.80(1H,m),1.88−2.10(2H,m),2.68(3H,s),3.18(2H,s),3.08−3.70(5H,m),3.80−3.95(1H,m),4.00−4.25(3H,m),4.25−4.50(2H,m),4.50−4.65(1H,m),7.09(1H,d,J=11.0Hz),7.17(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,s),8.33(1H,br.s),8.35−8.50(1H,m),10.80−11.30(1H,br.s),11.84(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:531(MH+).
【1893】
[実施例143](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(メトキシアセチル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1894】
【化634】
Figure 0004266092
【1895】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と塩化メトキシアセチルから、実施例100と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:214‐228℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.70−1.80(1H,m),1.85−2.05(1H,m),2.90(3H,s),3.00−3.20(2H,m),3.16(3H,s),3.22−3.82(7H,m),3.88−4.80(5H,m),7.09(1H,d,J=9.0Hz),7.17(1H,dd,J=8.8,1.9Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.70(1H,d,J=1.9Hz),8.29(1H,br.s),8.40−8.50(1H,m),11.34(1H,br.s),11.86(1H,s).
MS(ESI)m/z:545(MH)+.
【1896】
[実施例144](3R*,4S*)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(メトキシアセチル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペラジン 塩酸塩
【1897】
【化635】
Figure 0004266092
【1898】
実施例122で得た(3R*,4S*)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペラジン 2塩酸塩と塩化メトキシアセチルから、実施例100と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:190‐208℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.70−1.83(1H,br),1.85−2.10(1H,m),2.91(3H,s),3.00−3.55(10H,m),3.62−3.85(1H,m),3.90−4.50(6H,m),4.63−4.78(1H,br),7.04(1H,td,J=9.4,2.4Hz),7.07−7.13(1H,br),7.37−7.44(1H,m),8.16−8.49(2H,m),11.30−11.70(1H,br),11.72−11.80(1H,br).
MS(FAB)m/z:529(MH+).
【1899】
[実施例145](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−{[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−1,1−ジメチルエチル]カルボニル}−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ−[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン
【1900】
【化636】
Figure 0004266092
【1901】
参考例158で得た3−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−2,2−ジメチルプロピオン酸(261mg)のクロロホルム(10ml)溶液に塩化チオニル(3.0ml)、触媒量のジメチルホルムアミドを加え、60℃で一晩撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、3−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−2,2−ジメチルプロピオン酸 クロライドを黄色油状物として得た。
上記の酸クロライドと実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペラジン 2塩酸塩(200mg)から、実施例100と同様にして標題化合物(241mg)を無色固体として得た。
融点.:153℃
1H−NMR(CDCl3)δ:1.07(9H,s),1.39(6H,d,J=3.9Hz),1.57(1H,br.s),2.26(1H,d,J=10.7Hz),2.57(3H,s),2.86(4H,s),2.97−3.01(2H,m),3.78(4H,s),4.20(1H,br.s),4.33(1H,d,J=13Hz),4.42(1H,br.s),4.67(1H,d,J=13Hz),6.88(1H,s),7.20−7.23(1H,m),7.32−7.46(7H,m),7.64−7.65(6H,m),7.86(1H,d,J=6.8Hz),8.23(1H,s),9.10(1H,s).
【1902】
[実施例146](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−[1,1−ジメチル−2−ヒドロキシエチルカルボニル]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ−[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン
【1903】
【化637】
Figure 0004266092
【1904】
実施例145で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−{[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−1,1−ジメチルエチル]カルボニル}−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ−[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン(241mg)のテトラヒドロフラン(30ml)溶液に氷冷下、1Mテトラ−n−ブチルアンモニウムフルオライド(テトラヒドロフラン溶液、0.594ml)を加え,室温で一晩撹拌した。反応液を減圧下濃縮後,得られた残渣をジクロロメタンに溶解し、水、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥、溶媒を減圧下、留去した。得られた残渣をシリカゲル薄層カラムクロマトグラフィー[ジクロロメタン:メタノール=9:1(v/v)]にて展開、精製し、標題化合物(116mg)を無色固体として得た。
融点:220℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.17(6H,d,J=8.3Hz),1.79(1H,br.s),1.91−1.97(1H,m),2.49(3H,s),2.87(4H,s),3.35−3.50(4H,m),3.81(1H,br.s),3.97(1H,m),4.10−4.15(1H,m),4.32(1H,br.s),4.42(1H,br.s),4.52(1H,t,J=5.7Hz),7.10(1H,s),7.16−7.19(1H,m),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,s),8.11(1H,d,J=8.8Hz),8.37(1H,d,J=7.3Hz),11.8(1H,s).
MS(FAB)m/z:573(MH+).
【1905】
[実施例147](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(1,1−ジメチル−2−メトキシカルボニル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン
【1906】
【化638】
Figure 0004266092
【1907】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペラジン 2塩酸塩と参考例160で得た2,2−ジメチル−3−メトキシプロピオン酸から、実施例145と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:240℃(分解).
1H−NMR(CDCl3)δ:1.35(6H,d,J=11Hz),1.65−1.77(1H,m),2.33−2.37(1H,m),2.53(3H,s),2.82−3.29(6H,m),3.34(3H,s),3.41(1H,d,J=9.3Hz),3.56(1H,d,J=9.3Hz),3.76(2H,d,J=5.9Hz),4.26(1H,m),4.44−4.53(2H,m),4.82(1H,d,J=13.7Hz),6.88(1H,d,J=1.5Hz),7.20−7.23(1H,m),7.33(1H,d,J=8.8Hz),7.64(1H,d,J=1.5Hz),7.90(1H,d,J=7.1Hz),8.22(1H,d,J=5.1Hz),9.18(1H,s).
MS(FAB)m/z:587(MH+).
【1908】
[実施例148](3R*,4S*)−1−(2−アセトキシイソブチリル)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン
【1909】
【化639】
Figure 0004266092
【1910】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と2−アセトキシイソブチリルクロライドから、実施例100と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:190℃(分解).
1H−NMR(CDCl3)δ:1.56−1.67(8H,m),2.08(3H,s),2.35(1H,d,J=10.5Hz),2.52(3H,s),2.82−2.84(2H,m),2.90−2.96(2H,m),3.14(1H,br.s),3.75(2H,s),4.25(1H,br.s),4.40−4.47(1H,m),4.54(1H,br.s),4.80(1H,br.s),6.86(1H,s),7.20−7.33(3H,m),7.64(1H,d,J=1.7Hz),7.76(1H,d,J=7.3Hz),9.11(1H,s).
MS(FAB)m/z:601(MH+).
【1911】
[実施例149](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(2−ヒドロキシイソブチリル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン
【1912】
【化640】
Figure 0004266092
【1913】
実施例148で得た(3R*,4S*)−1−(2−アセトキシイソブチリル)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン(190mg)のメタノール(50ml)溶液にナトリウムメトキシド(76.8mg)を加え、室温で一晩撹拌した。反応液を減圧下濃縮後、得られた残渣をシリカゲル薄層カラムクロマトグラフィー[ジクロロメタン:メタノール=9:1(v/v)]にて展開、精製し、標題化合物(130mg)を無色固体として得た。
融点.:190℃(分解).
1H−NMR(CDCl3)δ:1.53(3H,s),1.56−1.78(5H,m),2.34(1H,d,J=10.5Hz),2.53(3H,s),2.83−2.86(2H,m),2.91−2.93(2H,m),3.30(1H,d,J=12.5Hz),3.75(2H,s),4.28(1H,d,J=5.6Hz),4.43(1H,s),4.65(1H,d,J=13.5Hz),4.95(1H,d,J=13.5Hz),6.92(1H,d,J=1.5Hz),7.20−7.23(1H,m),7.33(1H,d,J=8.6Hz),7.65(1H,d,J=2.0Hz),8.43(1H,d,J=5.6Hz),9.14(1H,s).
MS(FAB)m/z:559(MH+).
【1914】
[実施例150](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−[(3−ヒドロキシシクロブタン)カルボニル]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペラジン 塩酸塩
【1915】
【化641】
Figure 0004266092
【1916】
参考例152で得た3−ヒドロキシシクロブタンカルボン酸(117mg)のテトラヒドロフラン(20ml)、ジクロロメタン(3.0ml)、N,N−ジメチルホルムアミド(2.0ml)混合溶液に、実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 2塩酸塩(306mg)、N−メチルモルホリン(200μl)、1−ヒドロキシベンズトリアゾール(87mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(197mg)を加え室温で3日間撹拌した。反応液をジクロロメタンで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え二層とした。有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧濃縮した。得られた残渣を中圧シリカゲルカラムクロマトグラフィー[ジクロロメタン:メタノール=10:1(v/v)]にて精製し、標題化合物(207mg)を無色固体として得た。フリー体をエタノール性塩酸により、塩酸塩とした。
融点:200℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.78−2.10(4H,m),2.24−2.68(3H,m),2.75−5.20(14H,m),2.91(3H,s),7.08(0.5H,s),7.09(0.5H,s),7.18(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.70(1H,d,J=2.0Hz),8.05−8.28(1H,br),8.38(0.5H,br.d,J=7.3Hz),8.43(0.5H,br.d,J=8.3Hz),10.80−11.25(1H,br),11.84(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:571(MH+).
【1917】
[実施例151](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−[(3−メトキシシクロブタン)カルボニル]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペラジン 塩酸塩
【1918】
【化642】
Figure 0004266092
【1919】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩および参考例154で得た3−メトキシシクロブタンカルボン酸から、実施例150と同様にして、標題化合物を無色固体として得た。
融点:191℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.69−2.23(4H,m),2.25−2.40(1H,m),2.71−2.84(0.5H,m),2.89−3.93(9.5H,m),2.91(3H,s),3.01(1H,s),3.14(2H,s),4.05−4.80(5H,m),7.09(1H,s),7.18(1H,dd,J=8.4Hz),7.42(1H,d,J=8.4Hz),7.70(1H,s),8.00−8.30(1H,br),8.36−8.53(1H,m),11.25−11.75(1H,br),11.85(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:585(MH+).
【1920】
[実施例152](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−[3−メトキシ−2−(メトキシメチル)プロピオニル]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペラジン 塩酸塩
【1921】
【化643】
Figure 0004266092
【1922】
参考例155で得た3−メトキシ−2−(メトキシメチル)プロピオン酸 メチルエステルを実施例101と同様にして加水分解して得られた3−メトキシ−2−(メトキシメチル)プロピオン酸と実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 2塩酸塩から、実施例150と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:178‐184℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.69−1.82(1H,m),1.84−2.04(1H,m),2.91(3H,s),3.00−3.75(17H,m),3.95−4.55(5H,m),4.60−4.80(1H,m),7.10(1H,br.s),7.18(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.69(0.5H,br.s),7.71(1H,br.s),8.18−8.28(1H,br),8.35−8.50(1H,br),11.83(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:603(MH+).
【1923】
[実施例153](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]−1−[(テトラヒドロピラン−4−イル)カルボニル]ピペリジン 塩酸塩
【1924】
【化644】
Figure 0004266092
【1925】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と参考例156で得たテトラヒドロピラン−4−カルボン酸から、実施例150と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:225‐248℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.55−1.68(4H,m),1.70−1.85(1H,m),1.85−2.05(1H,m),2.60−2.95(1H,m),2.89(3H,s),2.95−3.20(3H,m),3.20−4.00(9H,m),4.00−4.80(4H,m),7.08(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,s),8.00−8.30(1H,m),8.35−8.50(1H,m),11.16(1H,br.s),11.85(1H,s).
MS(ESI)m/z:585(MH+).
【1926】
[実施例154](3R*,4S*)−1−ベンゾイル−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1927】
【化645】
Figure 0004266092
【1928】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩とベンゾイルクロライドから、実施例100と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:215‐225℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.75−1.90(1H,m),1.90−2.20(1H,m),2.93(3H,s),3.10−4.00(8H,m),4.05−4.80(4H,m),7.00−7.60(5H,m),7.08(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.8,1.6Hz),7.40(1H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,d,J=1.6Hz),8.31(1H,br.s),8.46(1H,br.s),11.39(1H,br.s),11.86(1H,s).
MS(FAB)m/z:577(MH+).
【1929】
[実施例155](3R*,4S*)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−{[5−(2−tert−ブチルジフェニルシリルオキシ−1,1−ジメチルエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニルアミノ}−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン
【1930】
【化646】
Figure 0004266092
【1931】
参考例207で得た(3R*,4S*)−3−アミノ−1−tert−ブトキシカルボニル−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジンと参考例42で得た5−[2−(tert−ブチルジフェニルシリルオキシ)−1,1−ジメチルエチル]−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から、実施例91と同様にして標題化合物を橙色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.00(9H,s),1.12(6H,s),1.15−1.50(9H,m),1.63−1.75(1H,m),1.82−2.00(1H,m),2.60−2.80(3H,m),2.83−2.95(2H,m),3.12−3.30(1H,m),3.30(2H,s),3.58(2H,s),3.85−4.10(2H,m),4.19(1H,br.s),4.37(1H,br.s),7.04(1H,s),7.16(1H,d,J=9.0Hz),7.30−7.50(7H,m),7.50−7.65(4H,m),7.70(1H,s),7.99(1H,d,J=6.8Hz),8.45(1H,br.s),11.82(1H,s).
MS(ESI)m/z:869(MH+).
【1932】
[実施例156](3R*,4S*)−3−{[5−(2−tert−ブチルジフェニルシリルオキシ−1,1−ジメチルエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニルアミノ}−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 2塩酸塩
【1933】
【化647】
Figure 0004266092
【1934】
実施例155で得た(3R*,4S*)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−3−{[5−(2−tert−ブチルジフェニルシリルオキシ−1,1−ジメチルエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニルアミノ}−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジンを実施例95と同様に処理し、標題化合物を淡橙色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.04(9H,s),1.43,1.48(total 6H,each s),1.85−2.00(1H,m),2.05−2.20(1H,m),2.95−3.20(2H,m),3.25−3.60(6H,m),3.80−3.90(1H,m),3.95−4.05(1H,m),4.45−4.55(1H,m),4.60−4.85(3H,m),7.10−7.20(2H,m),7.35−7.55(7H,m),7.55−7.75(5H,m),8.52(1H,dd,J=14.4,7.8Hz),8.93(1H,br),9.20−9.40(2H,m),11.30−11.50(1H,m),11.87,11.92(total 1H,each s).
MS(ESI)m/z:769(MH+).
【1935】
[実施例157](3R*,4S*)−3−{[5−(2−tert−ブチルジフェニルシリルオキシ−1,1−ジメチルエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニルアミノ}−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(メトキシアセチル)ピペリジン
【1936】
【化648】
Figure 0004266092
【1937】
実施例156で得た(3R*,4S*)−3−{[5−(2−tert−ブチルジフェニルシリルオキシ−1,1−ジメチルエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニルアミノ}−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 2塩酸塩と塩化メトキシアセチルから、実施例100と同様にして標題化合物を橙色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.07(9H,s),1.20(6H,s),1.60−1.85(1H,m),2.25−2.40(1H,m),2.36(2H,s),2.70−3.20(4H,m),3.20−3.55(4H,m),3.55−3.70(2H,m),3.95−4.10(3H,m),4.10−4.90(4H,m),6.90(1H,d,J=1.5Hz),7.15−7.30(2H,m),7.30−7.50(6H,m),7.60−7.70(5H,m),8.15−8.22(1H,m),8.46(1H,d,J=5.1Hz),9.28(1H,s).
MS(ESI)m/z:842(MH+).
【1938】
[実施例158](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[[5−(2−ハイドロキシ−1,1−ジメチルエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニルアミノ]−1−(メトキシアセチル)ピペリジン 塩酸塩
【1939】
【化649】
Figure 0004266092
【1940】
実施例157で得た(3R*,4S*)−3−{[5−(2−tert−ブチルジフェニルシリルオキシ−1,1−ジメチルエチル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニルアミノ}−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(メトキシアセチル)ピペリジンから、実施例146と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:221‐232℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.32(3H,s),1.40(3H,s),1.70−1.85(1H,m),1.85−2.10(1H,m),2.60−3.35(8H,m),3.40−3.82(3H,m),3.85−4.05(3H,m),4.05−4.35(2H,m),4.50−4.60(1H,m),4.55−4.80(2H,m),5.75−5.85(1H,m),7.08(1H,br.s),7.17(1H,d,J=8.8Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,s),8.20−8.35(1H,m),8.40−8.55(1H,m),10.00−10.35(1H,m),11.87(1H,s).
MS(ESI)m/z:603(MH+).
【1941】
[実施例159](3R*,4S*)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン
【1942】
【化650】
Figure 0004266092
【1943】
参考例209で得た(3R*,4S*)−3−アミノ−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジンと参考例148で得た5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から、実施例91と同様にして標題化合物を褐色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.16(6H,d,J=6.6Hz),1.53(9H,s),1.65−1.80(1H,m),2.23−2.32(1H,m),2.80−3.10(6H,m),3.10−3.25(1H,m),3.80−3.90(2H,m),4.00−4.50(4H,m),6.91(1H,s),6.95−7.05(1H,m),7.25−7.40(2H,m),7.74(1H,br.s),8.21(1H,br.s),9.30(1H,s).
MS(ESI)m/z:585(MH+).
【1944】
[実施例160](3R*,4S*)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 2塩酸塩
【1945】
【化651】
Figure 0004266092
【1946】
実施例159で得た(3R*,4S*)−1−(tert−ブトキシカルボニル)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジンを実施例95と同様に処理し、標題化合物を淡橙色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.28−1.40(6H,m),1.85−2.00(1H,m),2.05−2.20(1H,m),2.40−2.60(1H,m),2.95−3.90(8H,m),4.40−4.55(2H,m),4.60−4.75(2H,m),7.00−7.20(2H,m),7.30−7.50(2H,m),8.45−8.60(1H,m),8.85−9.05(1H,m),9.05−9.50(2H,m),11.60−11.90(2H,m).
MS(ESI)m/z:485(MH+).
【1947】
[実施例161](3R*,4S*)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(メトキシアセチル)ピペリジン 塩酸塩
【1948】
【化652】
Figure 0004266092
【1949】
実施例160で得た(3R*,4S*)−4−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−イソプロピル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 2塩酸塩と塩化メトキシアセチルから、実施例100と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:214‐228℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.25−1.40(6H,m),1.68−1.82(1H,m),1.85−2.10(1H,m),2.90−3.60(8H,m),3.60−3.85(2H,m),3.85−4.40(5H,m),4.40−4.55(2H,m),4.60−4.75(1H,m),7.00−7.15(2H,m),7.35−7.50(2H,m),8.15−8.50(2H,m),10.80−11.30(1H,m),11.73(1H,d,J=6.6Hz).
MS(ESI)m/z:557(MH+).
【1950】
[実施例162](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(N,N−ジメチルカルバモイル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1951】
【化653】
Figure 0004266092
【1952】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と塩化N,N−ジメチルカルバモイルから、実施例100と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:267‐270℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.65−1.78(1H,m),1.97−2.10(1H,m),2.70(6H,s),2.90(3H,s),2.95−3.80(8H,m),4.25−4.80(4H,m),7.08(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.8,1.8Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.70(1H,s),8.31(1H,br.s),8.40(1H,d,J=7.3Hz),11.15−11.60(1H,m),11.82(1H,s).
MS(ESI)m/z:544(MH+).
【1953】
[実施例163](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(N−エチルカルバモイル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1954】
【化654】
Figure 0004266092
【1955】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩とイソシアン酸エチルから、実施例100と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:221‐235℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.98(3H,t,J=7.1Hz),1.60−1.70(1H,m),1.80−1.95(1H,m),2.90(3H,s),2.95−3.40(6H,m),3.40−4.00(4H,m),4.25−4.80(4H,m),6.60−6.80(1H,m),7.09(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.8,1.9Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.68(1H,d,J=1.9Hz),8.02(1H,br.s),8.35(1H,d,J=7.1Hz),11.20−11.70(1H,m),11.82(1H,s).
MS(FAB)m/z:544(MH+).
【1956】
[実施例164](3R*,4S*)−1−(N−tert−ブチルカルバモイル)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1957】
【化655】
Figure 0004266092
【1958】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩とイソシアン酸tert−ブチルから、実施例100と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
融点:236‐238℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.21(9H,s),1.60−1.70(1H,m),1.80−1.90(1H,m),2.87(3H,s),3.00−3.40(6H,m),3.49(1H,br.s),3.80−3.90(1H,m),3.90−4.00(1H,m),4.20−4.35(2H,m),4.47(1H,br.s),5.90(1H,s),7.06(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.8,1.9Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.67(1H,d,J=1.9Hz),8.04(1H,d,J=6.8Hz),8.34(1H,d,J=7.3Hz),11.22(1H,br.s),11.79(1H,s).
MS(FAB)m/z:572(MH+).
【1959】
[実施例165](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(メトキシカルボニルメチル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 2塩酸塩
【1960】
【化656】
Figure 0004266092
【1961】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩とブロモ酢酸 メチルエステルから、実施例102と同様にして淡黄色固体として標題化合物を得た。
融点:253‐255℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6,80゜C)δ:1.95−2.10(1H,m),2.10−2.25(1H,m),2.88(3H,s),3.00−3.73(8H,m),3.75(3H,s),3.97−4.15(2H,m),4.30−4.80(4H,m),7.08−7.20(2H,m),7.44(1H,d,J=8.6Hz),7.63(1H,d,J=2.0Hz),8.42(1H,d,J=7.3Hz),8.62(1H,br.s),11.82(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:545(MH+).
【1962】
[実施例166](3R*,4S*)−1−(カルボキシメチル)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1963】
【化657】
Figure 0004266092
【1964】
実施例165で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(メトキシカルボニルメチル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 2塩酸塩を実施例101と同様に処理し、標題化合物を無色固体として得た。
融点:234‐240℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.75−1.95(1H,m),2.05−2.20(1H,m),2.88(3H,s),2.95−3.90(10H,m),4.20−4.70(4H,m),7.11(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.66(1H,d,J=2.0Hz),8.46(1H,br.d,J=7.8Hz),8.65(1H,br.s),11.60−12.70(2H,br.s),11.91(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:531(MH+).
【1965】
[実施例167](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ]−1−(2−メトキシエチル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ]ピペリジン 2塩酸塩
【1966】
【化658】
Figure 0004266092
【1967】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と2−ブロモメチルエーテルから、実施例102と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た(NMRは、フリー体にて測定)。
融点:238‐242℃(分解).
1H−NMR(CDCl3)δ:1.75−1.83(2H,m),2.27−2.39(2H,m),2.52(3H,s),2.60−2.66(1H,m),2.69−2.75(1H,m),2.81−2.90(2H,m),2.96−3.07(2H,m),3.41(3H,s),3.53−3.60(2H,m),3.75(each 1H,AB type d,J=15.5Hz),4.02−4.05(1H,m),4.40(1H,br),6.88(1H,d,J=1.5Hz),7.18−7.21(1H,m),7.31−7.33(1H,m),7.63(1H,d,J=1.5Hz),8.17(1H,d,J=5.0Hz),8.26(1H,d,J=7.0Hz),9.30(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:531(MH+).
【1968】
[実施例168](3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ]−1−(2−フルオロエチル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ]ピペリジン 2塩酸塩
【1969】
【化659】
Figure 0004266092
【1970】
実施例118で得た(3R*,4S*)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン2塩酸塩と2−フルオロエチル ブロマイドから、実施例102と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た(NMRは、フリー体にて測定)。
融点:228‐233℃(分解).
1H−NMR(CDCl3)δ:1.77(2H,dq,J=12.5,4.0Hz),2.28−2.32(1H,m),2.41(1H,t,J=12.5Hz),2.52(3H,s),2.65(1H,d,J=10.5Hz),2.76−2.81(1H,m),2.83−2.86(3H,m),2.98−3.05(3H,m),3.75(each 1H,AB type d,J=15.5Hz),4.02−4.08(1H,m),4.45(1H,br),4.5,4−4.59(1H,m),4.64−4.70(1H,m),6.87(1H,d,J=1.5Hz),7.19−7.22(1H,m),7.32(1H,d,J=8.5Hz),7.64(1H,d,J=2.0Hz),8.11(1H,d,J=5.5Hz),8.20(1H,d,J=7.3Hz),9.30(1H,br).
MS(FAB)m/z:519(MH+).
【1971】
[実施例169](3R,4S)−1−アセチル−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン 塩酸塩
【1972】
【化660】
Figure 0004266092
【1973】
参考例214で得た(3R,4S)−1−アセチル−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン(630mg)の1,4−ジオキサン溶液(15ml)に4規定塩酸1,4−ジオキサン溶液(7.0ml)を加え室温で1時間撹拌した。反応液を減圧濃縮し、得られた黄色固体(590mg)と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩(379mg)を用い、実施例91と同様にして、標題化合物(330mg)を無色固体(フリー体)として得た。フリー体をエタノール性塩酸により、塩酸塩とした(NMRは、フリー体として測定)。
融点:202‐222℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.65−1.85(1H,m),1.87,2.06(total 3H,each s),1.88−2.10(1H,m),2.37(3H,s),2.65−2.77(2H,m),2.79−2.89(2H,m),2.99−3.09(0.5H,m),3.30−3.52(2H,m),3.64(2H,s),3.70−3.80(0.5H,m),3.96−4.21(2H,m),4.27(1H,br.s),4.35−4.48(1H,m),7.07,7.11(total 1H,each s),7.18(1H,d,J=8.8Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,s),8.16−8.22(1H,m),8.37,8.46(total 1H,each d,J=7.8Hz),11.81,11.83(total 1H,each s).
MS(ESI)m/z:515(MH+).
[α]25 D=−56.0°(c=0.50,メタノール).
【1974】
[実施例170](3R,4R)−1−アセチル−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジン 塩酸塩
【1975】
【化661】
Figure 0004266092
【1976】
実施例169と同様にして、参考例219で得た(3R,4R)−1−アセチル−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジンから、標題化合物を無色固体として得た。
融点:221‐238℃.
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.56(0.5H,m),1.60−1.70(0.5H,m),1.89−2.01(1H,m),2.05(3H,s),2.51−2.67(1H,m),2.88(3H,s),3.00−3.22(3H,m),3.31−3.40(3H,m),3.56−3.67(0.5H,m),3.78−4.02(1.5H,m),4.22−4.44(2H,m),4.56−4.72(1H,m),7.02(1H,s),7.15(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.37(1H,d,J=8.8Hz),7.67(1H,d,J=2.0Hz),8.42(1H,d,J=9.8Hz),8.67−8.78(1H,m),11.02−11.14(1H,m),11.72(0.5H,s),11.74(0.5H,s).MS(FAB)m/z:515(MH+).
[α]25 D=−105.4°(c=0.58,メタノール).
【1977】
[実施例171](3S,4R)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(メトキシアセチル)−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]ピペリジン 塩酸塩
【1978】
【化662】
Figure 0004266092
【1979】
実施例169と同様にして、参考例221で得た(3S,4R)−3−(tert−ブトキシカルボニルアミノ)−4−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]−1−(2−メトキシアセチル)ピペリジンから標題化合物を淡黄色固体として得た。
融点:207‐220℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.70−1.80(1H,m),1.85−2.05(1H,m),2.90(3H,s),3.00−3.20(2H,m),3.16(3H,s),3.22−3.82(7H,m),3.88−4.80(5H,m),7.09(1H,d,J=9.0Hz),7.17(1H,dd,J=8.8,1.9Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.70(1H,d,J=1.9Hz),8.29(1H,br.s),8.40−8.50(1H,m),11.20−11.50(1H,m),11.85(1H,s).
MS(ESI)m/z:545(MH+).
[α]25 D=−53.4°(c=0.52,メタノール).
【1980】
[実施例172](3R,4R)−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}−1−(2−メトキシアセチル)ピペリジン 塩酸塩
【1981】
【化663】
Figure 0004266092
【1982】
実施例169と同様にして、参考例223で得た(3R,4R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−1−(2−メトキシアセチル)ピペリジンから、標題化合物を無色固体として得た。
融点:213‐230℃.
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.56(0.5H,m),1.61−1.70(0.5H,m),1.89−2.00(1H,m),2.05(3H,s),2.45−2.67(1H,m),2.88(3H,s),3.00−3.21(4H,m),3.32−3.56(7H,m),3.78−3.89(2H,m),4.00−4.24(2H,m),4.26−4.43(2H,m),7.02(1H,s),7.13(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.37(1H,d,J=8.8Hz),7.67(1H,d,J=2.0Hz),8.41(1H,d,J=9.8Hz),8.74(1H,d,J=9.8Hz),10.80−10.90(1H,m),11.72(1H,s).
MS(FAB)m/z:545(MH+).
[α]25 D=−100.3°(c=0.51,メタノール).
【1983】
[実施例173](3R,4R)−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}−6−オキソテトラヒドロ−2H−ピラン 塩酸塩
【1984】
【化664】
Figure 0004266092
【1985】
参考例176で得た(3R,4R)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−6−オキソテトラヒドロ−2H−ピラン(低極性化合物)と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸リチウム塩から、実施例169と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.41−2.56(2H,m),2.91(3H,s),3.01−3.23(1H,m),3.24−3.56(5H,m),3.62−3.67(1H,m),4.21−4.44(1H,m),4.56−4.78(2H,m),7.11(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.22(1H,d,J=8.5Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,d,J=2.0Hz),8.40−8.50(1H,m),11.34−11.56(1H,m),11.82(1H,s).
MS(FAB)m/z:488(MH+).
【1986】
[実施例174](3R,4S)−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}−6−オキソテトラヒドロ−2H−ピラン 塩酸塩
【1987】
【化665】
Figure 0004266092
【1988】
参考例176で得た(3R,4S)−3−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−6−オキソテトラヒドロ−2H−ピラン(高極性化合物)と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸リチウム塩から、実施例169と同様にして標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.41−2.56(2H,m),2.91(3H,s),3.23−3.41(2H,m),3.43−3.50(2H,m),3.56−3.67(2H,m),4.37(1H,dd,J=13.9,7.1Hz),4.40−4.50(1H,m),4.56−4.78(2H,m),7.12(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,d,J=2.0Hz),8.44(1H,d,J=8.5Hz),8.15(1H,d,J=8.5Hz),11.42−11.53(1H,m),11.79(1H,s).
MS(FAB)m/z:488(MH+).
【1989】
[実施例175](3R,4S)−5−{[tert−ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ}−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}吉草酸 エチルエステル
【1990】
【化666】
Figure 0004266092
【1991】
参考例225で得た(3R,4S)−4−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−5−{[tert−ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ}−3−{[(5−クロロインドール2−イル)カルボニル]アミノ}吉草酸 エチルエステルと5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から、実施例169と同様にして標題化合物を淡黄色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.09(9H,s),1.21(3H,t,J=7.4Hz),2.49(3H,s),2.65(1H,dd,J=15.9,5.4Hz),2.67−2.90(5H,m),3.60(1H,d,J=14.9Hz),3.72(1H,d,J=14.9Hz),3.78−3.91(2H,m),4.00−4.21(2H,m),4.43−4.50(1H,m),4.78−4.89(1H,m),6.81(1H,s),7.20(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.32−7.52(m,7H),7.63−7.74(6H,m),7.89−8.01(1H,m),9.18(1H,s).
【1992】
[実施例176](3R,4S)−3−{[(5−クロロインドール2−イル)カルボニル]アミノ}−5−ヒドロキシ−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}吉草酸 エチルエステル
【1993】
【化667】
Figure 0004266092
【1994】
実施例175で得た(3R,4S)−5−{[tert−ブチル(ジフェニル)シリル]オキシ}−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}吉草酸 エチルエステル(0.54g)、ピリジン(4.0ml)、およびテトラヒドロフラン(10ml)からなる混合溶液に、氷冷下フッ化水素・ピリジン(0.4ml)を滴下した後、反応液を徐々に室温に戻しながら18時間撹拌した。反応液を濃縮し、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー[クロロホルム:メタノール=9:1(v/v)]にて精製し、標題化合物(0.31g)を無色油状物として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.20(3H,t,J=7.4Hz),2.49(3H,s),2.67−2.90(6H,m),3.62−3.74(3H,m),3.78−3.94(1H,m),4.00−4.20(2H,m),4.30−4.40(1H,m),4.80−4.89(1H,m),6.93(1H,s),7.23(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.33(1H,d,J=8.8Hz),7.56(1H,d,J=8.5Hz),7.61(1H,d,J=2.0Hz),7.88(1H,d,J=8.5Hz),9.29(1H,s)
【1995】
[実施例177](3S,4R)−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}−6−オキソテトラヒドロ−2H−ピラン 塩酸塩
【1996】
【化668】
Figure 0004266092
【1997】
実施例176で得た(3R,4S)−3−{[(5−クロロインドール2−イル)カルボニル]アミノ}−5−ヒドロキシ−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}吉草酸 エチルエステル(0.31g)に、4規定塩酸/1,4−ジオキサン溶液(20ml)を加え、4時間加熱還流した。反応液を濃縮、得られた残渣をエーテルから再結晶し、標題化合物(0.23g)を無色固体として得た。
融点:221‐238℃(分解).
1H−NMRおよびMS:鏡像体である実施例174と一致。
【1998】
[実施例178](3R*,4R*)−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド 塩酸塩
【1999】
【化669】
Figure 0004266092
【2000】
参考例227で得た(3R*,4R*)−4−アミノ−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド 塩酸塩と5−クロロインドール−2−カルボン酸から、実施例91と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。フリー体をエタノール性塩酸により、塩酸塩とした。
融点:241‐244℃.
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.14(1H,br),2.30−2.34(1H,m),2.92(3H,s),3.10−3.18(2H,m),3.41(4H,br),3.68(2H,br),4.44(1H,br),4.63−4.78(3H,m),7.16−7.18(1H,m),7.21(1H,s),7.43(1H,d,J=8.5Hz),7.67(1H,d,J=4.6Hz),8.39(1H,br),8.94(1H,br),11.82(1H,br).
MS(ESI)m/z:522(MH+).
【2001】
[実施例179](3R*,4R*)−4−{[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド 塩酸塩
【2002】
【化670】
Figure 0004266092
【2003】
参考例227で得た(3R*,4R*)−4−アミノ−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド 塩酸塩と5−フルオロインドール−2−カルボン酸から、実施例91と同様にして標題化合物を淡黄色固体として得た。フリー体をエタノール性塩酸により、塩酸塩とした。
融点:243‐245℃.
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.14(1H,br),2.30−2.33(1H,m),2.92(3H,s),3.13(2H,br),3.51(4H,br),3.63(2H,br),4.63(3H,br),4.78(1H,br),7.01−7.05(1H,m),7.21(1H,s),7.37−7.44(2H,m),8.36(1H,br),8.93(1H,d,J=6.8Hz),11.72(1H,br).
MS(ESI)m/z:506(MH+).
【2004】
[実施例180](3R*,4R*)−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド 塩酸塩
【2005】
【化671】
Figure 0004266092
【2006】
参考例229で得た(3R*,4R*)−4−アミノ−3−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド 塩酸塩と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から、実施例91と同様にして、標題化合物を淡褐色固体として得た。フリー体をエタノール性塩酸により、塩酸塩とした。
融点:242‐247℃.
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.16(1H,br),2.45(1H,br),2.93(3H,s),3.13(2H,br),3.26(4H,br),3.69(2H,br),4.45(1H,br),4.65−4.77(3H,m),7.01(1H,s),7.17(1H,dd,J=8.7,1.4Hz),7.43(1H,d,J=8.5Hz),7.69(1H,s),8.35−8.40(1H,m),9.04(1H,br),11.86(1H,s).
MS(ESI)m/z:522(MH+).
【2007】
[実施例181](3R*,4S*)−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド 塩酸塩
【2008】
【化672】
Figure 0004266092
【2009】
参考例231で得た(3R*,4S*)−4−アミノ−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド 塩酸塩と5−クロロインドール−2−カルボン酸から、実施例91と同様にして標題化合物を淡褐色固体として得た。フリー体をエタノール性塩酸により、塩酸塩とした。融点:244‐249℃.
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.17−2.27(2H,m),2.90(3H,s),3.09(1H,br),3.18−3.21(2H,m),3.31−3.34(2H,m),3.60−3.67(3H,m),4.41−4.49(2H,m),4.5,4−4.59(2H,m),7.04(1H,s),7.09−7.13(1H,m),7.39(1H,d,J=8.5Hz),7.61(1H,d,J=9.9Hz),8.52−8.56(1H,m),8.83−8.85(1H,m),11.65(1H,d,J=11.9Hz).
MS(ESI)m/z:522(MH+).
【2010】
[実施例182](3R*,4S*)−4−{[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド 塩酸塩
【2011】
【化673】
Figure 0004266092
【2012】
参考例231で得た(3R*,4S*)−4−アミノ−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド 塩酸塩と5−フルオロインドール−2−カルボン酸から、実施例91と同様にして標題化合物を淡褐色固体として得た。フリー体をエタノール性塩酸により、塩酸塩とした。
融点:236‐241℃.
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.20−2.24(2H,m),2.89(3H,s),3.07(1H,br),3.19−3.22(2H,m),3.60−3.66(4H,m),4.43−4.58(5H,m),6.95−7.00(1H,m),7.04(1H,s),7.32−7.38(2H,m),8.50(1H,d,J=8.5Hz),8.83(1H,d,J=8.5Hz),11.59(1H,s).
MS(ESI)m/z:506(MH+).
【2013】
[実施例183](3R*,4R*)−3−{[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−4−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}テトラヒドロチオピラン 1,1−ジオキシド 塩酸塩
【2014】
【化674】
Figure 0004266092
【2015】
参考例233で得た(3R*,4R*)−4−アミノ−3−{[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニルアミノ]アミノ}テトラヒドロチオピラン1,1−ジオキシド 塩酸塩と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から、実施例91と同様にして標題化合物を淡褐色固体として得た。フリー体をエタノール性塩酸により、塩酸塩とした。
融点:244‐249℃.
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.12−2.18(1H,m),2.50(1H,br),2.92(3H,s),3.17(3H,br),3.50−3.61(5H,m),4.45(1H,br),4.62−4.78(3H,m),6.98−7.03(2H,m),7.36−7.42(2H,m),8.30(1H,br),9.00(1H,d,J=8.0Hz),11.74(1H,s).
MS(ESI)m/z:506(MH+).
【2016】
[実施例184](3S,4R)−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−1−メチル−5−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]−2−オキソピペリジン(低極性化合物)および(3R,4R)−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−1−メチル−5−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]−2−オキソピペリジン(高極性化合物)
【2017】
【化675】
Figure 0004266092
【2018】
参考例236で得た(4R)−5−[(tert−ブトキシカルボニル)アミノ]−4−{[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−1−メチル−2−オキソピペリジンと5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から、実施例169と同様にして標題化合物をそれぞれ無色固体として得た。
低極性化合物:
融点:189‐203℃(分解).
1H−NMR(CDCl3)δ:2.52(3H,s),2.59(1H,q,J=8.8Hz),2.71−2.78(2H,m),2.89−3.00(2H,m),3.03(3H,s),3.12(1H,dd,J=17.6,5.4Hz),3.43(1H,dd,J=12.7,5.1Hz),3.70(1H,d,J=15.2Hz),3.77(1H,d,J=15.2Hz),3.83(1H,dd,J=12.7,3.9Hz),4.55−4.67(2H,m),6.99(1H,s),7.23(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.33(1H,d,J=8.8Hz),7.65(1H,d,J=2.0Hz),8.07(1H,d,J=5.1Hz),8.16(1H,d,J=5.4Hz),9.43(1H,s).
MS(FAB)m/z:501(MH+).
高極性化合物:
融点:183‐195℃(分解).
1H−NMR(DMSO−d6)δ:2.33(3H,s),2.41−2.50(1H,m),2.62−2.73(3H,m),2.75−2.81(1H,m),2.82(3H,s),3.21−3.32(2H,m),3.34−3.50(2H,m),3.55(1H,d,J=15.4Hz),3.63(1H,d,J=15.4Hz),4.30−4.40(0.5H,m),4.50−4.60(0.5H,m),7.04(1H,s),7.15(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.38(1H,d,J=8.8Hz),7.67(1H,d,J=2.0Hz),8.49(1H,d,J=8.5Hz),8.71(1H,d,J=8.5Hz),11.74(1H,s).
MS(FAB)m/z:501(MH+).
【2019】
[実施例185](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[4−(4−ピリジル)ベンゾイル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2020】
【化676】
Figure 0004266092
【2021】
実施例2と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と4−(4−ピリジル)安息香酸 塩酸塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−1.52(2H,m),1.60−1.80(4H,m),1.96−2.10(2H,m),4.24−4.39(2H,m),7.15(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.21(1H,s),7.40(1H,d,J=8.8Hz),7.64(1H,d,J=2.0Hz),8.06(4H,s),8.18(1H,J=7.3Hz),8.34−8.42(3H,m),8.94(2H,d,J=6.9Hz),11.91(1H,s).
MS(FAB)m/z:473(M+H)+.
【2022】
[実施例186](±)−4−[4−[N−[cis−2−[[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ]シクロヘキシル]カルバモイル]フェニル]ピリジン N−オキシド
【2023】
【化677】
Figure 0004266092
【2024】
実施例2と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と4−[4−カルボキシルフェニル]ピリジン N−オキシドから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−1.52(2H,m),1.60−1.80(4H,m),1.88−2.00(2H,m),4.21−4.36(2H,m),7.12−7.18(2H,m),7.41(1H,d,J=8.6Hz),7.66(1H,s),7.80−7.87(4H,m),7.91(2H,d,J=8.3Hz),8.01(1H,d,J=7.6Hz),8.09(1H,d,J=7.3Hz),8.27(2H,d,J=6.6Hz),11.79(1H,s).
MS(FAB)m/z:489(M+H)+.
【2025】
[実施例187](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[4−(2−ピリジル)ベンゾイル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2026】
【化678】
Figure 0004266092
【2027】
実施例2と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン塩酸塩と4−(2−ピリジル)安息香酸(特開2000−119253)から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.39−1.51(2H,m),1.60−1.80(4H,m),1.89−2.00(2H,m),4.24−4.38(2H,m),7.12−7.16(2H,m),7.36−7.39(1H,m),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.66(1H,d,J=2.0Hz),7.87−7.90(1H,m),7.92(2H,d,J=8.3Hz),7.98−8.11(3H,m),8.15(2H,d,J=8.3Hz),8.69(1H,d,J=4.6Hz),11.80(1H,s).
MS(FAB)m/z:473(M+H)+.
【2028】
[実施例188](±)−2−[4−[N−[cis−2−[[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]アミノ]シクロヘキシル]カルバモイル]フェニル]ピリジン N−オキシド
【2029】
【化679】
Figure 0004266092
【2030】
実施例2と同様の方法で、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と2−[4−カルボキシルフェニル]ピリジン N−オキシドから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.39−1.51(2H,m),1.60−1.79(4H,m),1.89−2.00(2H,m),4.23−4.37(2H,m),7.12−7.17(2H,m),7.39−7.43(3H,m),7.61−7.64(1H,m),7.67(1H,d,J=2.0Hz),7.89(4H,s),8.00−8.06(1H.m),8.08−8.02(1H,m),8.32−8.35(1H,m),11.79(1H,s).
MS(FAB)m/z:489(M+H)+.
【2031】
[実施例189](±)−trans−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[[5−(4−ピリジル)チアゾール−2−イル]カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2032】
【化680】
Figure 0004266092
【2033】
実施例2と同様の方法で、(±)−trans−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと5−(4−ピリジル)チアゾール−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.44(2H,br.s),1.65(4H,br.s),1.85−2.06(2H,m),4.23(1H,br.s),4.30(1H,br.s),7.14−7.23(2H,m),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.69(1H,s),8.04−8.13(2H,m),8.13(1H,d,J=8.8Hz),8.59(1H,d,J=8.0Hz),8.75−8.87(3H,m),11.83(1H,s).MS(ESI)m/z:480(M+H)+.
【2034】
[実施例190](±)−cis−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[[1−(4−ピリジル)ピペリジン−4−イル]カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2035】
【化681】
Figure 0004266092
【2036】
1−(4−ピリジル)ピペリジン−4−カルボン酸(Tetrahedron,1998年,44巻,7095頁)(206mg)をジクロロメタン(50ml)に懸濁し、氷冷下で塩化チオニル(144μl)を加え30分攪拌した。反応液にトリエチルアミン(969μl)を加えたのち、(±)−cis−N−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(328mg)を加え室温で30分攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残さに水を加えたのち、溶液を減圧下で濃縮して析出した沈殿物をろ取し、標題化合物(310mg)を淡褐色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.30−2.00(10H,m),2.74(1H,br.s),3.18(2H,q,J=12.3Hz),4.03(1H,br.s),4.10−4.25(3H,m),7.15−7.55(4H,m),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.65(1H,s),7.91(1H,d,J=8.8Hz),8.20−8.35(3H,m),11.91(1H,s),13.47(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:480(M+H)+.
【2037】
[実施例191](1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−[N−(4−クロロフェニル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2038】
【化682】
Figure 0004266092
【2039】
(4−クロロフェニル)アミノオキザリル酸 エチルエステル(288mg)をテトラヒドロフラン(8.0ml)に溶解し、水酸化リチウム(46mg)、水(1.0ml)を順次加え、室温で2時間攪拌した。反応液を減圧下で濃縮乾固し、(4−クロロフェニル)アミノオキザリル酸 リチウム塩の粗生成物(292mg)を無色固体として得た。この粗生成物および(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンをN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)に溶解し、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(164mg)と1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(251mg)を加え、室温で64.5時間攪拌した。溶媒を減圧下に留去し、残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および塩化メチレンを加えて分液した後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去後、残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=47:3)で精製した。得られた淡黄色固体を塩化メチレンに溶解し、1規定塩酸エタノール溶液(0.52ml)を加え、溶媒を減圧下に留去した。残渣にメタノール、ジエチルエーテルを加えて、生じた沈殿をろ取し、表題化合物(245mg)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.55(1H,m),1.60−1.80(3H,m),1.95−2.10(2H,m),2.79(3H,s),2.80−3.00(1H,m),2.92(3H,s),2.94(3H,s),3.10−3.40(2H,m),3.40−3.80(2H,m),3.95−4.05(1H,m),4.40−4.80(3H,m),7.40(2H,d,J=8.8Hz),7.83(2H,d,J=8.8Hz),8.75(1H,d,J=7.1Hz),9.00−9.10(1H,br),10.81(1H,s),11.45−11.75(1H,m).
MS(FAB)m/z:547(M+H)+.
【2040】
[実施例192](1S,2R,4S)−N1−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)オキザモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【化683】
Figure 0004266092
【2041】
(5−クロロピリジン−2−イル)アミノオキザリル酸 メチルエステル(240mg)をテトラヒドロフラン(8.0ml)に溶解し、水酸化リチウム(41mg)と水(1.0ml)を順次加え、室温で2.5時間攪拌した。反応液を減圧下で濃縮乾固し、(5−クロロピリジン−2−イル)アミノオキザリル酸 リチウム塩の粗生成物(249mg)を無色固体として得た。この粗生成物と(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(259mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)に溶解し、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(166mg)と1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(235mg)を加えて、室温で63.5時間攪拌した。溶媒を減圧下に留去し、残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および塩化メチレンを加えて分液した後、得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=93:7)で精製した。得られた淡黄色固体を塩化メチレンに溶解し、1規定塩酸エタノール溶液(0.86ml)を加え、溶媒を減圧下に留去した。残渣にメタノール、ジエチルエーテルを加えて、生じた沈殿をろ取し、表題化合物(209mg)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.55(1H,m),1.60−1.80(3H,m),1.95−2.10(2H,m),2.79(3H,s),2.80−3.00(1H,m),2.92(3H,s),2.94(3H,s),3.10−3.40(2H,m),3.40−3.80(2H,m),3.95−4.05(1H,m),4.40−4.80(3H,m),7.90−8.10(2H,m),8.45(1H,d,J=2.2Hz),8.71(1H,d,J=7.6Hz),9.10−9.20(1H,br),10.26(1H,s),11.30−11.60(1H,br).
MS(FAB)m/z:548(M+H)+.
【2042】
[実施例193](1S,2R,4S)−N1−[N−(3−クロロフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2043】
【化684】
Figure 0004266092
【2044】
N−[(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキシル]オキサミン酸 リチウム塩(222mg)と3−クロロアニリン(63μl)をN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶解し、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(68mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(144mg)を加え、室温で40時間攪拌した。溶媒を減圧下に留去し、残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および塩化メチレンを加えて分液した後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=30:1)で精製した。得られた淡黄色固体を塩化メチレンに溶解し、1規定塩酸エタノール溶液(0.50ml)を加え、溶媒を減圧下に留去した。残渣にジエチルエーテルを加え、生じた沈殿をろ取し、標題化合物(174mg)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.62(1H,m),1.65−1.90(3H,m),1.98−2.20(2H,m),2.79(3H,s),2.88−3.10(1H,m),2.93(3H,s),2.94(3H,s),3.15−3.40(2H,m),3.40−3.90(2H,m),3.95−4.10(1H,m),4.40−4.80(3H,m),7.19(1H,dd,J=9.3,2.0Hz),7.37(1H,d,J=8.2Hz),7.77(1H,d,J=8.3Hz),7.92−8.05(1H,m),8.75(1H,d,J=7.3Hz),8.95−9.20(1H,br),10.87(1H,s),11.25−11.45(1H,br).
MS(FAB)m/z:548(M+H)+.
【2045】
[実施例194](1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−[N−(4−フルオロフェニル)オキサモイル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2046】
【化685】
Figure 0004266092
【2047】
実施例191に記載された方法と同様にして、[(4−フルオロフェニル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解し、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−2.13(6H,m),2.77(3H,s),2.93(3H,s),2.97(3H,s),3.12−3.82(7H,m),3.93−4.04(1H,m),4.38−4.46(1H,m),4.35−4.75(1H,m),7.11−7.21(2H,m),7.72−7.84(2H,m),8.73(1H,d,J=7.6Hz),8.93−9.02(1H,m),10.70(1H,s).
MS(FAB)m/z:531(M+H)+.
【2048】
[実施例195](1S,2R,4S)−N1−[N−(4−ブロモフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2049】
【化686】
Figure 0004266092
【2050】
[(4−ブロモフェニル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステル(152mg)をテトラヒドロフラン(5.0ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム水溶液(1.20ml)、メタノール(5.0ml)を順次加え、室温で2.5時間攪拌した。反応液を減圧下で濃縮し、残さに塩化メチレン(10ml)と1規定塩酸(2.0ml)を加えて分液した。有機層を無水硫酸ナトリウムにより乾燥したのち、溶媒を減圧下に留去し[(4−ブロモフェニル)アミノ]オキソ酢酸の粗精製物を無色固体として得た。この粗精製物および(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(280mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)に溶解し、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(90mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(226mg)を加え、室温で一晩攪拌した。溶媒を減圧下に留去し、残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および塩化メチレンを加えて分液した後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=97:3)で精製した。得られた淡黄色固体を塩化メチレンに溶解し、1規定塩酸エタノール溶液(191μl)を加え、溶媒を減圧下に留去した。残渣にメタノール、ジエチルエーテルを加え、生じた沈殿をろ取し、標題化合物(103mg)を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.43−1.57(1H,m),1.59−1.80(3H,m),1.97−2.10(2H,m),2.79(3H,s),2.84−2.98(7H,m),3.18(2H,br.s),3.39−3.72(2H,m),3.95−4.05(1H,m),4.20−4.80(3H,m),7.53(2H,d,J=8.8Hz),7.77(2H,d,J=8.8Hz),8.75(1H,d,J=7.3Hz),8.97−9.09(1H,m),10.82(1H,s),11.11(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:591(M+).
【2051】
[実施例196](1S,2R,4S)−N1−[N−(4−クロロ−2−メチルフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2052】
【化687】
Figure 0004266092
【2053】
実施例191に記載された方法と同様にして、[(4−クロロ−2−メチルフェニル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解し、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.55(1H,m),1.60−1.80(3H,m),2.00−2.10(2H,m),2.19(3H,s),2.79(3H,s),2.80−3.00(7H,m),3.31(2H,br.s),3.40−3.70(2H,br),3.95−4.05(1H,m),4.35−4.70(3H,m),7.20−7.30(1H,m),7.35(1H,d,J=2.5Hz),7.43(1H,d,J=8.6Hz),8.76(1H,d,J=6.6Hz),9.00−9.15(1H,br),10.19(1H,s).
MS(FAB)m/z:561(M+H)+.
【2054】
[実施例197](1S,2R,4S)−N1−[N−(4−クロロ−3−メチルフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2055】
【化688】
Figure 0004266092
【2056】
実施例191に記載された方法と同様にして、[(4−クロロ−3−メチルフェニル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解し、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.47−1.53(1H,m),1.68−1.80(3H,m),1.98−2.09(2H,m),2.29(3H,s),2.79(3H,s),2.80−3.00(1H,m),2.95(6H,s),3.17−3.19(2H,m),3.40−3.80(1H,m),3.93−4.02(1H,m),4.44−4.56(3H,m),7.38(1H,d,J=8.8Hz),7.65(1H,d,J=8.8Hz),7.74(1H,s),8.75(1H,d,J=7.8Hz),8.96(1H,d,J=8.0Hz),10.69(1H,s).
MS(FAB)m/z:561(M+H)+.
【2057】
[実施例198](1S,2R,4S)−N1−[N−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2058】
【化689】
Figure 0004266092
【2059】
実施例191に記載された方法と同様にして、[(4−クロロ−2−フルオロフェニル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解し、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−1.55(1H,m),1.58−1.80(3H,m),1.95−2.12(2H,m),2.77(3H,s),2.80−3.00(1H,m),2.91(3H,s),2.92(3H,s),3.10−3.40(2H,m),3.40−3.80(2H,m),3.95−4.05(1H,m),4.30−4.80(3H,m),7.29(1H,d,J=8.5Hz),7.52(1H,dd,J=10.3,2.0Hz),7.61(1H,t,J=8.4Hz),8.72(1H,d,J=6.8Hz),9.00−9.20(1H,br),10.38(1H,s),11.20−11.45(1H,br).
MS(FAB)m/z:565(M+H)+.
【2060】
[実施例199](1S,2R,4S)−N1−[N−(2,4−ジクロロフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2061】
【化690】
Figure 0004266092
【2062】
N−[(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキシル]オキサミン酸 リチウム塩(300mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)に溶解し、2,4−ジクロロアニリン(165mg)、1−(ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(260mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(91mg)を加え、室温で2日間攪拌した。溶媒を減圧下に留去し、残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と塩化メチレンを加えて分液した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧下に留去し、残さをシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=47:3)により精製し、標題化合物のフリー体を淡黄色固体として得た。これを塩化メチレンに溶かし、1規定塩酸エタノール溶液(108μl)を加え、溶媒を減圧下に留去した。残さに少量のメタノールを加え、超音波を照射しつつ、ジエチルエーテルを滴下し、生じた沈殿をろ取した。これをジエチルエーテルで洗浄し、標題化合物(60mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.77(4H,m),2.03−2.12(2H,m),2.79(3H,s),2.92−2.96(7H,m),3.25(2H,br.s),3.49(1H,br.s),3.69(1H,br.s),3.98−4.04(1H,m),4.40−4.43(1H,m),4.45(1H,br.s),4.69(1H,br.s),7.48(1H,dd,J=8.5,2.4Hz),7.75(1H,d,J=2.4Hz),7.89(1H,d,J=8.5Hz),8.75(1H,d,J=6.8Hz),9.21(1H,br.s),10.25(1H,s),11.55(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:581(M+H)+.
【2063】
[実施例200](1S,2R,4S)−N1−[N−(3,4−ジクロロフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【2064】
【化691】
Figure 0004266092
【2065】
3,4−ジクロロアニリン(1.62g)を塩化メチレン(20ml)に溶解し、氷冷下でトリエチルアミン(1.67ml)、クロロオキソ酢酸 メチルエステル(1.01ml)を順次加え、室温で21時間攪拌した。反応液に水と塩化メチレンを加えて分液した後、水層を塩化メチレンで抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下で留去した。得られた残渣をエタノール(50ml)に溶解し、水(25ml)、水酸化リチウム 1水和物(629mg)を順次加え、室温で12.5時間攪拌した。さらに水酸化リチウム 1水和物(629mg)を加え、室温で5.5時間攪拌した。反応液を減圧下で濃縮乾固した。残渣に水とエーテルを加えて分液した後、水層に塩酸を加え酸性とした。生じた固体を濾取することにより[(3,4−ジクロロフェニル)アミノ]オキソ酢酸の粗精製物(1.62g)を無色固体として得た。この粗精製物(191mg)および(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(250mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶解し、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール 1水和物(110mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(157mg)を加え、室温で67時間攪拌した。溶媒を減圧下に留去し、残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および酢酸エチルを加えて分液した後、水層を塩化メチレンで3回抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=95:5)で精製し、標題化合物(154mg)を淡褐色アモルファスとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.77−1.88(1H,m),1.91−1.95(1H,m),2.05−2.10(3H,m),2.51(3H,s),2.77−2.99(6H,m),2.95(3H,s),3.05(3H,s),3.68(1H,d,J=15.5Hz),3.74(1H,d,J=15.5Hz),4.08−4.13(1H,m),4.69−4.72(1H,m),7.40(2H,s),7.41(1H,d,J=7.7Hz),7.90(1H,s),8.01(1H,d,J=7.7Hz),9.27(1H,s).
MS(ESI)m/z:581(M+H)+.
【2066】
[実施例201](1S,2R,4S)−N1−[N−(2,4−ジフルオロフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【2067】
【化692】
Figure 0004266092
【2068】
実施例191に記載された方法と同様にして、[(2,4−ジフルオロフェニル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解した後、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合することにより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.55−1.62(1H,m),1.67−1.98(2H,m),2.01−2.18(4H,m),2.52(3H,s),2.77−3.00(4H,m),2.95(3H,s),2.99(3H,s),3.65−3.78(2H,m),4.06−4.15(1H,m),4.66−4.73(1H,m),6.85−6.94(2H,m),7.38(1H,d,J=8.5Hz),7.96(1H,d,J=7.3Hz),8.22−8.29(1H,m),9.36(1H,br).
【2069】
[実施例202](1S,2R,4S)−N1−[N−(3,4−ジフルオロフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【2070】
【化693】
Figure 0004266092
【2071】
実施例191に記載された方法と同様にして、[(3,4−ジフルオロフェニル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解した後、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合することにより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.56−1.73(1H,m),1.77−1.99(2H,m),2.00−2.18(4H,m),2.52(3H,s),2.75−3.00(4H,m),2.95(3H,s),3.06(3H,s),3.64−3.79(2H,m),4.05−4.14(1H,m),4.68−4.75(1H,m),7.09−7.21(2H,m),7.38(1H,d,J=8.8Hz),7.72(1H,ddd,J=12.0,7.1,2.6Hz),7.95(1H,d,J=7.8Hz),9.22(1H,br).
【2072】
[実施例203](1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−N1−[N−(ピリジン−4−イル)オキサモイル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2073】
【化694】
Figure 0004266092
【2074】
実施例191に記載された方法と同様にして、[(ピリジン−4−イル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解し、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−2.10(6H,m),2.77(3H,s),2.927(3H,s),2.933(3H,s),3.05−4.20(8H,m),4.40−4.55(1H,m),8.27(2H,d,J=6.8Hz),8.67(1H,d,J=8.0Hz),8.71(2H,d,J=6.8Hz),9.10−9.30(1H,br),11.81(1H,s).
MS(FAB)m/z:514(M+H)+.
【2075】
[実施例204](1S,2R,4S)−N1−[N−(5−ブロモピリジン−2−イル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2076】
【化695】
Figure 0004266092
【2077】
実施例195に記載された方法と同様にして、[(5−ブロモピリジン−2−イル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解し、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.43−1.57(1H,m),1.61−1.81(3H,m),1.98−2.15(2H,m),2.79(3H,s),2.86(3H,s),2.89−3.01(4H,m),3.18(2H,br.s),3.50(2H,br.s),3.95−4.05(1H,m),4.35−4.62(3H,m),7.97(1H,d,J=9.0Hz),8.12(1H,dd,J=9.0,2.4Hz),8.52(1H,d,J=2.4Hz),8.70(1H,d,J=7.5Hz),9.18(1H,d,J=7.5Hz),10.25(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:592M+.
【2078】
[実施例205](1S,2R,4S)−N1−[N−(2−クロロピリジン−5−イル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2079】
【化696】
Figure 0004266092
【2080】
粗精製物である[(2−クロロピリジン−5−イル)アミノ]オキソ酢酸 エチルエステル(200mg)をメタノール(10ml)に溶かし、50度に加熱し、1規定水酸化ナトリウム水溶液(3ml)を加えて5分攪拌した。ここに1規定塩酸水溶液を加えてpHを弱酸性に調節し、溶媒を減圧下で留去して[(2−クロロピリジン−5−イル)アミノ]オキソ酢酸を含む残渣を得た。この残渣と(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(250mg)にN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)を加え、さらに1−(ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(328mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール 1水和物(46mg)を加え、室温で3日間攪拌した。溶媒を減圧下で留去し、残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液と塩化メチレンを加えて分液した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=47:3)により精製し、標題化合物のフリー体を淡黄色固体として得た。これを塩化メチレンに溶かし、1規定塩酸エタノール溶液(862μl)を加え、溶媒を減圧下に留去した。残さに少量のメタノールを加え、超音波を照射しつつ、酢酸エチル、ジエチルエーテルを滴下し、生じた沈殿をろ取し、酢酸エチルで洗浄することで標題化合物(229mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.46−1.75(4H,m),1.99−2.09(2H,m),2.79(3H,s),2.92−2.95(7H,m),3.12−3.53(3H,m),3.70(1H,br.s),3.99−4.06(1H,m),4.44(2H,br.s),4.69,4.73(1H,each s),7.53(1H,d,J=8.5Hz),8.23−8.25(1H,m),8.72−8.77(1H,m),8.85(1H,s),9.07,9.16(1H,each d,J=8.1Hz),11.09(1H,d,J=8.1Hz),11.78(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:548(M+H)+.
【2081】
[実施例206](1S,2R,4S)−N1−[N−(6−クロロピリダジン−3−イル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2082】
【化697】
Figure 0004266092
【2083】
実施例191に記載された方法と同様にして、[(6−クロロピリダジン−3−イル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解し、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.44−1.57(1H,m),1.62−1.80(3H,m),2.00−2.10(2H,m),2.79(3H,s),2.86(3H,br.s),2.94(3H,s),2.95−3.01(1H,m),3.14−3.23(2H,m),3.45−3.63(2H,m),3.96−4.08(1H,m),4.40−4.60(3H,m),7.97(1H,d,J=9.3Hz),8.26(1H,d,J=9.3Hz),8.69(1H,d,J=7.6Hz),9.20(1H,d,J=7.6Hz),11.06(1H,s).
MS(FAB)m/z:549(M+H)+.
【2084】
[実施例207](1S,2R,4S)−N1−[N−(5−クロロチアゾール−2−イル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2085】
【化698】
Figure 0004266092
【2086】
実施例191に記載された方法と同様にして、[(5−クロロチアゾール−2−イル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解し、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35−2.10(6H,m),2.77(3H,s),2.92(3H,s),2.93(3H,s),3.05−4.23(8H,m),4.32−4.80(2H,m),7.59(1H,s),8.63(1H,d,J=7.6Hz),9.14(1H,d,J=7.6Hz).
MS(FAB)m/z:554(M+H)+.
【2087】
[実施例208](1S,2R,4S)−N1−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)オキサモイル]−N2−[(4,6−ジヒドロ−5−メチル−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2088】
【化699】
Figure 0004266092
【2089】
[(5−クロロピリジン−2−イル)アミノ]オキソ酢酸 リチウム塩(210mg)と(1S,2R,4S)−N2−[(4,6−ジヒドロ−5−メチル−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン(350mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(15ml)に溶解し、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(205mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(290mg)を加え、室温で20時間攪拌した。溶媒を減圧下で留去し、残渣に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および塩化メチレンを加えて分液した後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残渣をシリカゲルフラッシュカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=20:1)で精製した。得られた淡黄色固体を塩化メチレンに溶解し、1規定塩酸エタノール溶液(0.46ml)を加え、溶媒を減圧下に留去した。残渣にメタノール、ジエチルエーテルを加え、生じた沈殿をろ取し、標題化合物(248mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.47−1.50(1H,m),1.69−1.76(3H,m),1.98−2.06(2H,m),2.79(3H,s),2.95(3H,s),2.98−3.05(1H,m),3.10(3H,s),3.49−4.62(6H,m),7.98−8.03(2H,m),8.45(1H,s),8.73(1H,d,J=7.6Hz),9.10(1H,d,J=8.0Hz),10.30(1H,s).
MS(FAB)m/z:534(M+H)+.
【2090】
[実施例209](1S,2R,4S)−N1−[2−(4−クロロアニリノ)アセチル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2091】
【化700】
Figure 0004266092
【2092】
2−(4−クロロアニリノ)酢酸 エチルエステル(2.3g)をエタノール(10ml)に溶解し、1規定水酸化ナトリウム水溶液(20ml)を加え、室温で2時間撹拌した。反応液に1規定塩酸水溶液(20ml)を加え反応を停止し、水で希釈後、30分間撹拌した。析出した不溶物を濾取し、2−(4−クロロアニリノ)酢酸(1.05g)を無色固体として得た。この固体および(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(0.25g)をN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶解し、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール一水和物(0.11g)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(0.23g)を加え、室温で4日間撹拌した。反応液をクロロホルムで希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液および飽和食塩水で洗浄後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=97:3)で精製した。得られた淡黄色固体をエタノールに溶解し、1規定塩酸エタノール溶液を加え、溶媒を減圧下で留去した。残渣にメタノール、ジエチルエーテルを加え、生じた沈殿をろ取し、標題化合物(0.15g)を淡黄色固体として得た。1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35−1.41(1H,m),1.59−1.80(3H,m),1.82−1.95(2H,m),2.76(3H,s),2.93(3H,s),2.94(3H,s),2.99−3.10(1H,m),3.10−3.22(2H,m),3.42−3.60(2H,m),3.60−3.77(2H,m),3.80−3.90(1H,m),4.35−4.48(2H,m),4.68−4.80(1H,m),6.40(1H,d,J=6.7Hz),6.44(1H,d,J=6.7Hz),6.90(1H,d,J=6.7Hz),7.00(1H,d,J=6.7Hz),7.70−7.89(1H,m),8.35−8.42(1H,m),11.05−11.38(1H,m).
MS(FAB)m/z:534(M+H)+.
【2093】
[実施例210](1S,2R,4S)−N1−[2−(4−クロロ−2−フルオロアニリノ)アセチル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2094】
【化701】
Figure 0004266092
【2095】
実施例209に記載された方法と同様にして、2−(4−クロロ−2−フルオロアニリノ)酢酸 エチルエステルを加水分解し、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合後、塩酸で処理することにより、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35−1.42(1H,m),1.55−1.78(3H,m),1.80−2.00(2H,m),2.76(3H,s),2.92(3H,s),2.94(3H,s),2.99−3.10(1H,m),3.10−3.22(2H,m),3.42−3.60(2H,m),3.60−3.77(2H,m),3.85−4.00(1H,m),4.33−4.48(2H,m),4.65−4.80(1H,m),6.41(1H,t,J=8.8Hz),6.73(1H,dt,J=8.8,1.2Hz),7.08(1H,dd,J=11.7,1.2Hz),7.78−7.92(1H,m),8.35−8.42(1H,m),11.18−11.50(1H,m).
MS(FAB)m/z:552(M+H)+.
【2096】
[実施例211](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)− N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2097】
【化702】
Figure 0004266092
【2098】
実施例2と同様の方法により(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンと5−(tert−ブトキシカルボニル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸リチウム塩とから得られた生成物を脱保護処理して標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.60(1H,m),1.70−2.15(6H,m),2.80(3H,s),2.97(3H,s),2.95−3.15(2H,m),3.35−3.55(2H,m),4.05−4.20(1H,m),4.46(2H,s),4.50−4.65(1H,m),7.05(1H,s),7.16(1H,dd,J =8.8,2.2Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.68(1H,s),8.30−8.45(1H,br),9.30−9.50(1H,br),11.78(1H,s).
MS(ESI)m/z: 529(M+H)+.
【2099】
[実施例212](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)− N2−[[5−(オキサゾリン−2−イル)−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル]カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【2100】
【化703】
Figure 0004266092
【2101】
(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)− N2−[(4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(250mg)をジクロロメタンに懸濁し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えよく攪拌した。有機層を分離し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、トリエチルアミン(0.5ml)およびブロモエチルイソシアネート(43μl)を加え、室温で20時間攪拌した。反応液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え、有機層を分離し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=22:3)で精製し、標題化合物(227mg)を無色アモルファスとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.50−2.15(4H,m),2.15−2.40(2H,m),2.80−3.00(1H,m),2.97(3H,s),3.11(3H,s),3.70−3.95(4H,m),4.10−4.30(1H,m),4.30−4.50(2H,m),4.60−4.70(1H,m),4.74(2H,s),6.85(1H,s),7.21(1H,dd,J =8.8,2.2Hz),7.34(1H,d,J=8.8Hz),7.50(1H,br.s),7.62(1H,s),7.87(1H,br.s),9.48(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:598(M+H)+.
【2102】
[実施例213](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロ−4−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2103】
【化704】
Figure 0004266092
【2104】
(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン(140mg)をN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)に溶解し、5−クロロ−4−フルオロインドール−2−カルボン酸(100mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩(140mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(110mg)を加えて室温で18時間攪拌した。減圧下で溶媒を留去し、残さを水−酢酸エチルに分配し、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=1:19)で精製し、(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロ−4−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン(260mg)を白色粉末として得た。
上記の粉末をジクロロメタン(5ml)に溶解し、4規定塩酸−ジオキサン溶液(1.2ml)を加えた。反応液を室温で3.5時間撹拌後、減圧下で溶媒を留去した。残さにジクロロメタン(10ml)を加えて濃縮し、この操作を3回繰り返したのち、残さを減圧下に乾燥して粗製の(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロ−4−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンを得た。これをN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)に溶解し、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩(150mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(140mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(110mg)を加えて室温で18時間攪拌した。減圧下で溶媒を留去し、残さを水−酢酸エチル−テトラヒドロフラン混液に分配して、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=1:19)で精製し、標題化合物のフリー体(270mg)を得た。これをジクロロメタン(10ml)に溶解し、1規定塩酸−エタノール(0.72ml)を加えて室温で30分撹拌し、析出した結晶を濾取し、標題化合物(200mg)を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.24−1.98(6H,m),2.33−3.33(6H,m),2.81(3H,s),2.90(3H,s),2.99(3H,s),4.12(1H, br.s),4.30−4.70(1H,m),4.60(1H,br.s),7.21(1H,s),7.27(2H,br.s),8.37(1H,d,J=8.1Hz),8.43(1H,d,J=7.6Hz),12.11(1H,s).
MS(FAB)m/z:561(M+H)+.
【2105】
[実施例214](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロ−3−フルオロインド−ル−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2106】
【化705】
Figure 0004266092
【2107】
(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロ−3−フルオロインド−ル−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン(250 mg)をジクロロメタン(60ml)に溶解し4規定塩酸−ジオキサン溶液(1.3ml)を加えた。反応液を室温で5.5時間撹拌後、さらに4規定塩酸−ジオキサン溶液(0.65ml)を加え室温で1時間撹拌した。減圧下で溶媒を留去し、残さにジクロロメタン(10ml)を加え再び濃縮する操作を3回繰り返した。残さを減圧下に乾燥し、粗製の(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロ−3−フルオロインド−ル−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンを得た。これをN,N−ジメチルホルムアミド(50ml)に溶解し、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩(160mg)、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド 塩酸塩(150mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾ−ル1水和物(120mg)を加えて室温で18時間攪拌した。減圧下で溶媒を留去し、残さを水−酢酸エチル混液に分配して、水層を酢酸エチルで抽出した。合わせた有機層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。減圧下で溶媒を留去し、残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィ−(メタノ−ル:ジクロロメタン=2:23→1:9)で2度精製し、標題化合物のフリー体(260mg)を得た。これをジクロロメタンに溶解し、1規定塩酸−エタノ−ル(0.69ml)を加えて室温で30分撹拌後、溶媒を留去した。残さをメタノ−ルに溶解し、エ−テルとヘキサンを加えて結晶化させ、これを濾取して標題化合物(230mg)を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ: 1.50−1.56(1H,m),1.73−1.78(3H,m),1.94−2.02(2H,m),2.33−3.55(6H,m),2.80(3H,s),2.92(3H,s),2.98(3H,s),4.17(1H,br.s),4.30−4.80(1H,br),4.62(1H,br.s),7.25(1H,d,J=8.8,1.7Hz),7.40(1H,d,J=8.8,1.7Hz),7.65(1H,d,J=1.7Hz),7.72(1H,d,J=5.9Hz),8.74(1H,d,J=8.0Hz),11.12(1H,br),11.71(1H,s).
MS(FAB)m/z:561(M+H)+.
【2108】
[実施例215](1S,2R,4S)−N1−[(3−ブロモ−5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2109】
【化706】
Figure 0004266092
【2110】
実施例214と同様の方法で、(1S,2R,4S)−N1−[(3−ブロモ−5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンを4規定塩酸−ジオキサン溶液で処理したのち、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩と縮合させて標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.51−2.01(6H,m),2.33−3.29(7H,m),2.81(3H,s),2.88(3H,s),3.01(3H,s),4.20(1H,br.s),4.48(1H,br),4.70−4.73(1H,m),7.29(1H,dd,J=8.9,1.8Hz),7.45−7.49(2H,m),7.80(1H,d,J=7.6Hz),8.76(1H,d,J=8.8Hz),12.31(1H,s).
MS(FAB)m/z:622(M+H)+.
【2111】
[実施例216](1S,2R,4S)−N1−[(3−クロロ−5−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2112】
【化707】
Figure 0004266092
【2113】
実施例6と同様の方法で、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと3−クロロ−5−フルオロインドール−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−1.51(1H,m),1.75−2.00(5H,m),2.79(3H,s),2.92(3H,s),2.99(3H,s),3.10−3.21(3H,m),3.29−3.41(4H,m),4.11−4.21(1H,m),4.62−4.75(1H,m),7.14(1H,dt,J=8.8,2.4Hz),7.24(1H,dd,J=8.8,2.4Hz),7.45(1H,dd,J=8.8,4.4Hz),7.69(1H,d,J=2.5Hz),8.79(1H,d,J=2.5Hz),12.10(1H,s).
MS(FAB)m/z:561(M+H)+.
【2114】
[実施例217](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロ−3−ホルミルインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2115】
【化708】
Figure 0004266092
【2116】
実施例6と同様の方法で、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと5−クロロ−3−ホルミルインドール−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−1.51(1H,m),1.75−1.89(4H,m),1.90−2.01(1H,m),2.80(3H,s),2.91(3H,s),3.03(3H,s),3.05−3.33(3H,m),3.60−3.71(1H,m),4.11−4.21(1H,m),4.32−4.44(1H,m),4.62−4.75(2H,m),7.35(1H,dd,J=8.0,1.4Hz),7.56(1H,d,J=8.0Hz),8.21(1H,d,J=1.4Hz),8.65(1H,t,J=7.4Hz),9.92(1H,d,J=6.8Hz),10.15(1H,t,J=9.1Hz),13.00(1H,dt,J=6.3Hz).
MS(FAB)m/z:571(M+H)+.
【2117】
[実施例218](1S,2R,4S)−N1−[[5−クロロ−3−(N,N−ジメチルカルバモイル)インドール−2−イル]カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2118】
【化709】
Figure 0004266092
【2119】
実施例6と同様の方法で、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと5−クロロ−3−(N,N−ジメチルカルバモイル)インドール−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−1.51(1H,m),1.75−2.01(5H,m),2.78(9H,s),2.93(3H,s),3.01(3H,s),3.10−3.33(3H,m),3.40−3.50(1H,m),3.65−3.75(1H,m),4.01−4.09(1H,m),4.32−4.44(1H,m),4.62−4.75(2H,m),7.25(1H,d,J=8.0Hz),7.40−7.50(2H,m),8.62(1H,br),9.08(1H,br),12.28(1H,br).
MS(FAB)m/z:614(M+H)+.
【2120】
[実施例219](1S,2R,4S)−N1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2121】
【化710】
Figure 0004266092
【2122】
(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン(270mg)をジクロロメタン(10ml)に溶解し、飽和塩酸エタノール(10ml)を加えて90分間攪拌した。溶媒を減圧留去して得られた残さをN,N−ジメチルホルムアミド(7ml)に溶解し、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩(110mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(100mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(70mg)を加えて室温にて23時間攪拌した。反応液を減圧濃縮して水を加え、酢酸エチルで抽出し、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=20:1→10:1)で2回精製し、得られたフリー体をメタノールに溶解し、1規定塩酸(0.30ml)を加えた。溶媒を減圧留去し、残さを酢酸エチルで洗浄して標題化合物(130mg)を薄黄色アモルファス固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.60(1H,m),1.70−1.90(3H,m),1.90−2.10(2H,m),2.81(3H,s),2.91(3H,s),3.00(3H,s),3.00−3.22(3H,m),3.53(2H,br),4.10−4.20(1H,m),4.30−4.70(3H,m),7.59(1H,dd,J=8.8,2.2Hz),7.87(1H,d,J=8.5Hz),7.96(1H,d,J=8.5Hz),8.02(1H,d,J=8.8Hz),8.10(1H,d,J=2.2Hz),8.33(1H,s),8.43(1H,d,J=8.1Hz),8.52(1H,d,J=7.3Hz).
MS(FAB)m/z:554(M+H)+.
【2123】
[実施例220](1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロシンノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2124】
【化711】
Figure 0004266092
【2125】
実施例219と同様の方法で(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(7−クロロシンノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンを飽和塩酸エタノール溶液で処理したのち、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩と縮合させて標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.50−1.65(1H,m),1.70−1.90(3H,m),2.05−2.15(1H,m),2.15−2.30(1H,m),2.81(3H,s),2.85−3.05(8H,m),3.15−3.25(2H,m),3.40−3.80(1H,m),4.25−4.80(4H,m),8.02(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),8.38(1H,d,J=8.8Hz),8.66(1H,s),8.91(1H,s),8.96(1H,d,J=7.3Hz),9.53(1H,br).
MS(FAB)m/z:556(M+H)+.
【2126】
[実施例221](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2127】
【化712】
Figure 0004266092
【2128】
実施例219と同様の方法で(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロベンズイミダゾール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンを飽和塩酸エタノール溶液で処理したのち、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩と縮合させて標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.60(1H,m),1.60−1.83(3H,m),2.00−2.20(2H,m),2.78(3H,s),2.92(6H,s),3.00−3.30(3H,m),3.47(2H,br.s),4.10−4.75(4H,m),7.30(1H,d,J=8.8Hz),7.62(1H,d,J=12.5Hz),7.63(1H,s),8.75−8.87(1H,m),9.09(1H,dd,J=12.5,8.8Hz),11.2−11.4(1H,m).
MS(FAB)m/z:546(M+H)+.
【2129】
[実施例222](1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−[(7−フルオロイソキノリン−3−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2130】
【化713】
Figure 0004266092
【2131】
実施例6と同様の方法で、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと7−フルオロイソキノリン−3−カルボン酸 塩酸塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.50−1.60(1H,m),1.70−1.85(3H,m),1.95−2.05(1H,m),2.10−2.20(1H,m),2.80(3H,s),2.90−3.90(5H,m),2.93(3H,s),2.96(3H,s),4.10−4.75(4H,m),7.75−7.85(1H,m),8.00−8.05(1H,m),8.30−8.35(1H,m),8.61(1H,s),8.93(2H,d,J=7.3Hz),9.31(1H,s).
MS(FAB)m/z:539(M+H)+.
【2132】
[実施例223](1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロ−2H−1−ベンゾピラン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルバモイル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2133】
【化714】
Figure 0004266092
【2134】
(1S,3R,4S)−4−アジド−N,N−ジメチル−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキサン−1−カルボキサミド(220mg)をメタノール(10ml)に溶解し、10%パラジウム−炭素(180mg)を加え、水素雰囲気下、室温で4時間攪拌した。反応液をろ過したのち、ろ液を減圧下で濃縮した。残さをN,N−ジメチルホルムアミド(30ml)に溶解し、7−クロロ−2H−1−ベンゾピラン−3−カルボン酸(108mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(78mg)、1−(ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(196mg)を加え室温で一晩攪拌した。反応液を減圧下で濃縮し、残さにジクロロメタンと飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて分液した後、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=100:3)により精製し、淡黄色泡状物質を得た。この泡状物質をジクロロメタン(2ml)に溶解し、1規定塩酸−エタノール溶液(363μl)を加えた。溶液を減圧下で濃縮したのち、残さにジエチルエーテルを加え、析出した沈殿物をろ取し、標題化合物(175mg)を淡黄色非晶質固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−1.52(1H,m),1.55−1.96(5H,m),2.78(3H,s),2.90(3H,s),2.98(3H,s),3.01−3.12(1H,m),3.13−3.28(2H,m),3.40−3.85(2H,m),3.92−4.00(1H,m),4.35−4.80(3H,m),4.84(1H,d,J=14.5Hz),4.89(1H,d,J=14.5Hz),6.92(1H,s),6.98(1H,dd,J=8.1,1.7Hz),7.08(1H,s),7.17(1H,d,J=8.3Hz),8.12(1H,d,J=8.1Hz),8.34(1H,d,J=8.1Hz).
MS(FAB)m/z:558(M+H)+.
【2135】
[実施例224](1S,2R,4S)−N1−(4−クロロシンナモイル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2136】
【化715】
Figure 0004266092
【2137】
実施例219と同様の方法で(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−(4−クロロシンナモイル)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンを飽和塩酸エタノール溶液で処理したのち、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩と縮合させて標題化合物を得た。1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35−1.55(1H,m),1.55−1.90(4H,m),2.79(3H,s),2.92(3H,s),2.99(3H,s),3.05−3.30(3H,m),3.40−3.55(1H,m),3.60−3.75(1H,m),3.93−4.03(2H,m),4.35−4.50(1H,m),4.50−4.60(1H,m),4.60−4.75(1H,m),6.65(1H,d,J=15.7 Hz),7.35(1H,d,J=15.7 Hz),7.44(1H,d,J=8.6 Hz),7.55(1H,d,J=8.6 Hz),8.03(1H,d,J=8.1 Hz),8.34(1H,br.s),11.25−11.70(1H,br).
MS(ESI)m/z:530(M+H)+.
【2138】
[実施例225](1S,2R,4S)−N1−[(6−クロロキノロン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2139】
【化716】
Figure 0004266092
【2140】
実施例6と同様の方法で、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと6−クロロキノロン−2−カルボン酸から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.43−1.60(1H,m),1.65−2.10(3H,m),2.79(3H,s),2.92(3H,s),2.99(3H,s),3.05−3.20(2H,m),3.20−3.80(5H,m),4.08−4.20(1H,m),4.35−4.50(1H,m),4.60−4.70(1H,m),4.70(1H,d,J=15.6Hz),6.77(1H,br.s),7.73(1H,d,J=8.9Hz),7.94(1H,d,J=8.9Hz),7.97(1H,d,J=2.2Hz),8.54(1H,br.s),8.80−9.00(1H,m),11.20(1H,br.d),12.06(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:571(M+H)+.
【2141】
[実施例226](1S,2R,4S)−N2−[(5−tert−ブトキシカルボニル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【2142】
【化717】
Figure 0004266092
【2143】
1)(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン(1.46g )をジクロロメタン(10ml)に溶解し、室温で飽和塩酸−エタノール溶液(10ml)を加えて1時間撹拌した。反応終了後、溶媒を留去しエタノールを加えて濃縮し、残さにジイソプロピルエーテルを加えて固化して濾取し、粗製の(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩を無色粉末として得た。
2)これを室温でN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)に溶解し、5−tert−ブトキシカルボニル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−カルボン酸 リチウム塩(1.31g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(640mg)および1−(ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(1.36g)を加え、3日間室温で撹拌した。反応液を濃縮し、ジクロロメタンおよび飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え分液した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下で留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー( メタノール:ジクロロメタン=1:19)を用いて精製し、標題化合物(1.22g)を淡黄色ガラス状固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.53(9H,s),1.70−2.40(6H,m),2.80−3.20(7H,m),4.15−4.25(1H,m),4.55−4.80(5H,m),6.83(1H,d,J=1.5Hz),7.20(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.33(1H,d,J=8.8Hz),7.40−7.50(1H,m),7.61(1H,br.s),7.72−7.80(1H,m),9.41(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:615(M+H)+.
【2144】
[実施例227](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2145】
【化718】
Figure 0004266092
【2146】
(1S,2R,4S)−N2−[(5−tert−ブトキシカルボニル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン(1.22g)をジクロロメタン(5ml)に溶解し、室温で飽和塩酸−エタノール溶液(10ml)を加えて1時間撹拌した。反応液を濃縮後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液およびジクロロメタンを加えて分液し,有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去し、残さをシリカゲルクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=1:9)で精製し、標題化合物のフリー体(636mg)を無色ガラス状固体として得た。このフリー体(200mg)を1規定塩酸−エタノール(1ml)に溶解し、濃縮後酢酸エチルを加えて固化し、得られた無色粉末を濾取、乾燥して標題化合物(195mg)を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.60(1H,m),1.70−1.90(3H,m),1.90−2.05(2H,m),2.80(3H,s),2.98(3H,s),2.98−3.15(1H,m),4.05−4.20(1H,m),4.44(2H,br.s),4.58(3H,br.s),7.05(1H,d,J=1.5Hz),7.16(1H,dd, J=8.7,1.8Hz),7.42(1H,d,J=8.7Hz),7.68(1H,d,J=1.8Hz),8.38(1H,d,J=7.8Hz),8.42(1H,d,J=7.8Hz),10.45−10.65(2H,br),11.78(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:515(M+H)+.
【2147】
[実施例228](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,6−ジヒドロ−5−メチル−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2148】
【化719】
Figure 0004266092
【2149】
実施例45と同様の方法で、(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩とホルマリンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.60(1H,m),1.65−1.90(3H,m),1.90−2.05(2H,m),2.80(3H,s),2.98(3H,s),2.98−3.06(1H,m),3.06(3H,s),4.05−4.20(1H,m),4.30−5.00(5H,br.s),7.04(1H,d,J=1.7Hz),7.17(1H,dd,J=8.8,2.1Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.68(1H,d,J=2.1Hz),8.36(1H,d,J =7.8Hz),8.42(1H,d,J=8.1Hz),11.78(1H,br.s),12.14(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:529(M+H)+.
【2150】
[実施例229](1S,2R,4S)−N2−[(5−tert−ブトキシカルボニル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【2151】
【化720】
Figure 0004266092
【2152】
実施例226の2)と同様の方法により、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と5−tert−ブトキシカルボニル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−カルボン酸 リチウム塩とを縮合して標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.53(9H,s),1.60−2.40(6H,m),2.80−3.20(7H,m),4.15−4.25(1H,m),4.55−4.80(5H,m),6.84−6.87(1H,m),7.01(1H,dt,J=2.4,9.1Hz),7.25−7.30(1H,m),7.34(1H,dd,J=9.1,4.3Hz),7.42−7.49(1H,m),7.70−7.80(1H,m),9.37−9.45(1H,m).
MS(ESI)m/z:599(M+H)+.
【2153】
[実施例230](1S,2R,4S)−N2−[(4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2154】
【化721】
Figure 0004266092
【2155】
実施例227と同様の方法で、(1S,2R,4S)−N2−[(5−tert−ブトキシカルボニル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.60(1H,m),1.65−1.90(3H,m),1.90−2.10(2H,m),2.80(3H,s),2.97(3H,s),2.98−3.15(1H,m),4.05−4.20(1H,m),4.35−4.50(2H,m),4.58(3H,br.s),6.97−7.10(2H,m),7.35−7.47(2H,m),8.34(1H,d,J=7.8Hz),8.41(1H,d,J=8.1Hz),10.53(2H,br.s),11.68(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:499(M+H)+.
【2156】
[実施例231](1S,2R,4S)− N2−[(4,6−ジヒドロ−5−メチル−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]− 1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2157】
【化722】
Figure 0004266092
【2158】
実施例45と同様の方法で、(1S,2R,4S)−N2−[(4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N1−[(5−フルオロインドール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩とホルマリンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.60(1H,m),1.65−1.90(3H,m),1.90−2.10(2H,m),2.80(3H,s),2.90−3.20(7H,m),4.05−4.20(1H, m),4.30−5.00(5H,br.s),6.95−7.10(2H,m),7.35−7.50(2H,m),8.33(1H,d,J=7.6Hz),8.41(1H,d,J=8.1Hz),11.67(1H,br.s),12.37(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:513(M+H)+.
【2159】
[実施例232](1S,2R,4S)−N1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4, 6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2160】
【化723】
Figure 0004266092
【2161】
実施例2と同様の方法により、(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(6−クロロナフタレン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンと5−メチル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.48−1.56(1H,m),1.71−1.84(3H,m),1.95−2.04(2H,m),2.81(3H,s),3.00(3H,s),3.02(3H,s),3.06−3.15(2H,m),4.13−4.14(1H,m),4.52−4.63(4H,m),7.60(1H,d,J=8.5Hz),7.87(1H,d,J=8.8Hz),7.96(1H,d,J=8.5Hz),8.01(1H,d,J=8.8Hz),8.10(1H,s),8.32(1H,s),8.45(1H,d,J=8.1Hz),8.51(1H,d,J=7.3Hz).
MS(FAB)m/z:540(M+H)+.
【2162】
[実施例233](1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロシンノリン−3−イル)カルボニル]−N2−[(4,6−ジヒドロ−5−メチル−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩 および(1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロシンノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【2163】
【化724】
Figure 0004266092
【2164】
【化725】
Figure 0004266092
【2165】
(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(7−クロロシンノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン(330mg)のジオキサン(3.0ml)−ジクロロメタン(3.0ml)混合懸濁液に、4規定塩酸ジオキサン溶液(3.0ml)を加え室温で30分間攪拌した。溶媒を減圧下で留去し、得られた白色粉末をN,N−ジメチルホルムアミド(5.0ml)に溶解し、4,6−ジヒドロ−5−メチル−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−カルボン酸 リチウム塩(172mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(130mg)、1−(3−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(192mg)を加え、室温で15時間攪拌した。溶媒を減圧下で留去し、残さにジクロロメタン、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加えた。有機層を飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=20:1)で精製した。得られた高極性の主生成物のエタノール(4.0ml)に溶液に、1規定塩酸エタノール溶液(0.35ml)を加え、溶媒を減圧下で留去した。残さにエタノールおよびジエチルエーテルを加え、生じた沈殿をろ取し、前者の標題化合物(184mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.50−1.65(1H,m),1.70−1.90(3H,m),2.03−2.12(1H, m),2.15−2.30(1H,m),2.81(3H,s),2.90−3.05(1H,m),2.96(3H,s),3.07(3H,s),4.28−4.37(1H, m),4.40−4.95(5H,br),8.02(1H,d,J=8.8Hz),8.38(1H,d,J=8.8Hz),8.66(1H,s),8.91(1H,s),8.97(1H,d,J=7.1Hz),9.43−9.57(1H,br),11.75−11.95(0.5H,br),12.35−11.55(0.5H,br).
MS(FAB)m/z:542(M+H)+ .
また、シリカゲルカラムクロマトグラフィー精製において低極性の副生成物として、(1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロシンノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(98mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.90−2.25(6H,m),2.85−3.00(1H,m),2.95(3H,s),3.05(3H,s),3.91(3H,s),4.43−4.54(1H,m),4.86−4.95(1H,m),6.70(1H,d,J=1.5Hz),7.19(1H,d,J=1.5Hz),7.59(1H,d,J=8.8Hz),7.76(1H,d,J=8.8Hz),7.95(1H,d,J=8.8Hz),8.53(1H,s),8.64(1H,d,J=8.0Hz),8.73(1H,s).
MS(FAB)m/z:540(M+H)+ .
【2166】
[実施例234](1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロイソキノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2167】
【化726】
Figure 0004266092
【2168】
(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(7−クロロイソキノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン(500mg)を飽和塩酸エタノール溶液(5ml)に溶かし、室温で30分攪拌した。溶媒を減圧下に留去し、残さをN,N−ジメチルホルムアミド(7ml)に溶解し、5−メチル−4,6−ジヒドロ−5H−ピロロ[3,4−d]チアゾール−2−カルボン酸 リチウム塩(299mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(71mg)、1−(ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(403mg)を加え、室温で一晩攪拌した。溶媒を減圧下に留去し、残さに飽和炭酸水素ナトリウム水溶液とジクロロメタンを加えて分液した後、水層からジクロロメタンで抽出した。有機層を合わせ、無水硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を減圧下で留去し、残さをシリカゲルを担体とするフラッシュカラムクロマトグラフィー( ジクロロメタン:メタノール=93:7)により精製し、標題化合物のフリー体(260mg)を淡黄色固体として得た。これをジクロロメタンに溶かし、1規定塩酸エタノール溶液(961μl)を加え、溶媒を減圧下に留去した。残さに少量のメタノールを加え、ジエチルエーテルを滴下し、生じた沈殿をろ取し、ジエチルエーテルで洗浄し、標題化合物(260mg)を白色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.47−1.56(1H,m),1.71−1.75(3H,m),1.95−1.99(1H,m),2.12−2.15(1H,m),2.78(3H,s),2.95(3H,s),2.98(1H,br.s),3.05(3H,s),4.19−4.22(1H,m),4.44−4.52(3H,m),4.74−4.88(2H,m),7.87(1H,dd,J=8.8,1.7Hz),8.24(1H,d,J=8.8Hz),8.36(1H,d,J=1.7Hz),8.58(1H,s),8.90−8.92(2H,m),9.30(1H,s),12.65−12.75(1H,m).
MS(FAB)m/z: 541(M+H)+.
【2169】
[実施例235](1S,2R,4S)−N2−[(5−tert−ブトキシカルボニル−6,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【2170】
【化727】
Figure 0004266092
【2171】
アルゴン雰囲気下、5−tert−ブトキシカルボニル−6,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン(95.4mg)をジエチルエーテル(1ml)に溶解し、‐78℃でtert−ブチルリチウム(1.60規定ペンタン溶液、244μl)を滴下した。−78℃で1時間撹拌した後、炭酸ガスを10分間吹き込んだ。室温まで昇温し、反応液を減圧下で濃縮した後、残さをN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)に溶解し、(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩(178mg)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール1水和物(48.0mg)および1−(ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド 塩酸塩(136mg)を順次加えて室温で終夜撹拌した。反応液を濃縮し、ジクロロメタンおよび飽和炭酸水素ナトリウム水溶液を加え分液した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥後、溶媒を減圧下で留去した。残さをシリカゲルカラムクロマトグラフィー(メタノール:ジクロロメタン=1:19)で精製し、標題化合物(140mg)を淡黄色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.50(9H,s),1.52(3H,s),1.54(3H,s),1.70−2.10(4H,m),2.15−2.45(2H,m),2.80−3.20(9H,m),4.10−4.25(1H,br),4.60−4.75(3H,m),6.85(1H,br.s),7.21(1H,dd,J=8.8,1.8Hz),7.34(1H,d,J=8.8Hz),7.48(1H,d,J=7.3Hz),7.61−7.63(1H,m),7.89(1H,br.s),9.27(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:657(M+H)+.
【2172】
[実施例236](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(6,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2173】
【化728】
Figure 0004266092
【2174】
実施例227と同様の方法により、(1S,2R,4S)−N2−[(5−tert−ブトキシカルボニル−6,6−ジメチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[4,5−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40(6H,s),1.45−1.60(1H,m),1.70−2.05(5H,m),2.81(3H,s),2.95−3.15(6H,m),4.05−4.20(1H,br),4.25−4.45(2H,m),4.55−4.65(1H,m),7.06(1H,d,J=1.7Hz),7.17(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.42(1H,d,J=8.8Hz),7.68(1H,d,J=2.0Hz),8.34−8.39(2H,m),9.77(1H,br.s),9.84(1H,br.s),11.79(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:557(M+H)+.
【2175】
[実施例237](1S,2R,4S)−N2−[(6−tert−ブトキシカルボニル−5,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[3,4−d]ピリミジン−2−イル)カルボニル]−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン
【2176】
【化729】
Figure 0004266092
【2177】
1)6−(tert−ブトキシカルボニル)−5,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[3,4−d]ピリミジン−2−カルボン酸 メチルエステル(1.27g)をテトラヒドロフラン(48ml)に溶解し、水酸化リチウム(117mg)、水(6.0ml)を加え室温で4.5時間攪拌した。反応液を減圧下で乾固し、粗製の6−(tert−ブトキシカルボニル)−5,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[3,4−d]ピリミジン−2−カルボン酸 リチウム塩(1.24g)を無色固体として得た。
2)実施例226の2)と同様の方法で、上記リチウム塩と(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンとを縮合して標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.50−1.70(1H,m),1.54(9H,s),1.80−2.10(3H,m),2.25−2.50(2H,m),2.85−2.95(1H,m),2.99(3H,s),3.14(3H,s),4.15−4.25(1H,m),4.65−4.75(1H,m),4.80−4.90(4H,m),6.97(1H,s),7.15−7.25(1H,m),7.30−7.40(1H,m),7.60−7.65(1H,m),8.15−8.25(1H,m),8.40−8.45(1H,m),8.75−8.85(1H,m),9.40−9.45(1H,m).
MS(ESI)m/z:611(M+H)+.
【2178】
[実施例238](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(6−メチル−5,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[3,4−d]ピリミジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2179】
【化730】
Figure 0004266092
【2180】
1)(1S,2R,4S)−N2−[[6−(tert−ブトキシカルボニル)−5,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[3,4−d]ピリミジン−2−イル]カルボニル]−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン(367mg)をジクロロメタン(10ml)に溶解し、トリフルオロ酢酸(10ml)を加え、室温で2時間攪拌した。反応液を減圧下で乾固し、粗製の(1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5,7−ジヒドロ−6H−ピロロ[3,4−d]ピリミジン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン トリフルオロ酢酸塩を得た。
2)実施例45と同様の方法で、上記粗製物とホルマリンから標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.50−1.60(1H,m),1.65−2.10(5H,m),2.81(3H,s),2.90−3.00(1H,m),2.96(3H,s),3.05(3H,s),4.10−4.20(1H,m),4.55−4.65(1H,m),4.65−4.90(4H,br),7.06(1H,s),7.15(1H,dd,J=8.7,2.1Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.66(1H,d,J=1.7Hz),8.35−8.45(1H,m),8.57(1H,d,J=8.1Hz),9.00(1H,s),11.80(1H,s),11.90−12.20(1H,m).
MS(FAB)m/z:524(M+H)+.
【2181】
[実施例239](1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロイソキノリン−3−イル)カルボニル]−N2−[(6,7−ジヒドロ−6−メチルチアゾロ[4,5−d]ピリミジン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2182】
【化731】
Figure 0004266092
【2183】
実施例49と同様の方法で、(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(7−クロロイソキノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンを飽和塩酸エタノール溶液で処理したのち、6,7−ジヒドロ−6−メチルチアゾロ[4,5−d]ピリミジン−2−カルボン酸 リチウム塩と縮合させて標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.50−1.60(1H,m),1.70−1.90(3H,m),1.90−2.15(2H,m),2.81(3H,s),2.95(3H,s),2.90−3.05(1H,m),3.26(3H,s),4.20−4.55(2H,m),5.00(2H, s),7.91(1H,d,J=8.8Hz),8.27 (1H,d,J=8.8Hz),8.37(1H,s),8.54(1H,s),8.62(1H,s), 8.79(1H,d,J=8.3Hz),8.94(1H,d,J=8.1Hz),9.32(1H,s).
MS(ESI)m/z:554(M+H)+.
【2184】
[実施例240](1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロイソキノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N−エチル−N−メチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2185】
【化732】
Figure 0004266092
【2186】
実施例2と同様の方法により、(1S,2R,4S)−N1−[(7−クロロイソキノリン−3−イル)カルボニル]−4−(N−エチル−N−メチルカルバモイル)−1,2−シクロヘキサンジアミンと5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.98, 1.04(3H,each t,J=7.1Hz),1.52−1.60(1H,m),1.74−1.77(3H,m),1.96−2.05(1H,m),2.15−2.18(1H,m),2.77−2.93(8H,m),3.17−3.32(3H,m),3.49(1H,br.s),4.22(1H,br.s),4.41−4.45(1H,m),4.51(1H,br.s),4.69−4.72(1H,m),7.89(1H,d,J=8.7Hz),8.26(1H,d,J=8.7Hz),8.37(1H,s),8.60(1H,s),8.91−8.98(2H,m),9.32(1H,d,J=6.6Hz),11.39,11.53(1H,each m).
MS(FAB)m/z:569(M+H)+.
【2187】
[実施例241](1R*,2S*,4R*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイルメチル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2188】
【化733】
Figure 0004266092
【2189】
実施例2と同様の方法により、(1R*,2S*,4R*)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイルメチル)−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩と5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩から標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.13−1.22(1H,m),1.40−1.46(1H,m),1.68−1.99(5H,m),2.18−2.29(2H,m),2.80(3H,s),2.92(3H,s),2.96(3H,s),3.22(2H,br.s),3.49(1H,br.s),3.70(1H,br.s),4.09−4.16(1H,m),4.42−4.46(2H,m),4.67(1H,br.s),7.03(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.5,1.5Hz),7.42(1H,d,J=8.5Hz),7.67(1H,s),8.01(1H,d,J=8.5Hz),8.40(1H,d,J=7.8Hz),11.35−11.58(1H,m),11.76(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:557(M+H)+.
【2190】
[実施例242](1S,2R,4S)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−4−メチルスルホニルメチル−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2191】
【化734】
Figure 0004266092
【2192】
実施例219と同様の方法で(1S,2R,4S)−N2−(tert−ブトキシカルボニル)−N1−[(5−クロロインドール−2−イル)カルボニル]−4−メチルスルホニルメチル−1,2−シクロヘキサンジアミンを塩酸飽和エタノール溶液で処理したのち、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩と縮合させて標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35−1.40(1H,m),1.55−1.62(1H,m),1.70−1.76(1H,m),1.88−1.94(1H,m),2.03−2.07(1H,m),2.13−2.17(1H,m),2.30−2.33(1H,m),2.43−3.48(10H,m),3.60−3.73(2H,m),4.11−4.16(1H,m),4.40−4.42(2H,m),4.68−4.73(1H,m),7.05(1H,s),7.16(1H,dd,J=2.0,8.8Hz),7.41(1H,d,J=8.8Hz),7.68(1H,s),8.26(1H,d,J=7.8Hz),8.39(1H,d,J=7.8Hz),11.78(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:564(M+H)+.
【2193】
[実施例243](1S,2R,4S)−N1−[(2−クロロチエノ[2,3−b]ピロール−5−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【2194】
【化735】
Figure 0004266092
【2195】
実施例223と同様の方法で、(1S,3R,4S)−4−アジド−N,N−ジメチル−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキサン−1−カルボキシアミドを接触還元した後、2−クロロチエノ[2,3−b]ピロール−5−カルボン酸と縮合して標題化合物を得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.56−1.66(1H,m),1.76−1.93(2H,m),2.02−2.06(1H,m),2.19−2.26(1H,m),2.30−2.34(1H,m),2.52(3H,s),2.79−2.88(3H,m),2.91−2.94(2H,m),2.96(3H,s),3.09(3H,s),3.69−3.77(2H,m),4.13−4.19(1H,m),4.58−4.61(1H,m),6.72(1H,s),6.84(1H,s),7.50(1H,d,J=7.3Hz),7.60(1H,d,J=5.8Hz),10.54(1H,br).
MS(ESI)m/z:549(M+H)+.
【2196】
[実施例244](1S,2R,4S)−N1−[3−(4−クロロフェニル)プロピオロイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン
【2197】
【化736】
Figure 0004266092
【2198】
実施例223と同様の方法で、(1S,3R,4S)−4−アジド−N,N−ジメチル−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキサン−1−カルボキシアミドを接触還元した後、3−(4−クロロフェニル)プロピオル酸と縮合して標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.38−1.50(1H,m),1.58−1.92(4H,m),2.78(3H,s),2.90(3H,s),2.97(3H,s),3.01−3.24(3H,m),3.26−3.80(2H,m),3.90−3.98(1H,m),4.30−4.78(3H,m),7.51(1H,d,J=8.8Hz),7.57(1H,d,J=8.8Hz),8.34(1H,d,J=8.8Hz),8.83(1H,d,J=7.8Hz).
MS(FAB)m/z:528(M+H)+.
【2199】
[実施例245](1S,2R,4S)−N1−[(6−クロロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン−2−イル)カルボニル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2200】
【化737】
Figure 0004266092
【2201】
実施例223と同様の方法で、(1S,3R,4S)−4−アジド−N,N−ジメチル−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキサン−1−カルボキシアミドを接触還元した後、6−クロロ−1,4−ジヒドロ−4−オキソキナゾリン−2−カルボン酸と縮合して標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.60(1H,m),1.70−1.90(3H,m),1.90−2.20(3H,m),2.80(3H,s),2.93(3H,s),2.97(3H,s),2.98−3.80(4H,m),4.05−4.20(2H,m),4.35−4.80(3H,m),7.63(1H,d,J=8.3Hz),7.90(1H,d,J=7.3Hz),8.75−9.00(2H,m),11.00−11.50(1H,br),12.53(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:573(M+H)+.
【2202】
[実施例246]N−(4−クロロフェニル)−2−[[(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキシル]アミノ]−2−チオキソアセトアミド
【2203】
【化738】
Figure 0004266092
【2204】
(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(184mg)とS−[N−(4−クロロフェニル)カルバモイルメチル]チオ硫酸 ナトリウム塩(150mg)とをメタノール/ジクロロメタン=1/4(5ml)に溶解し、150℃で加熱撹拌し、溶媒を留去後5分間加熱を継続した。放冷後、生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=24:1)で精製して標題化合物(59mg)を黄色アモルファスとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.65−1.90(2H,m),1.90−2.00(1H,m),2.00−2.15(2H,m),2.20−2.30(1H,m),2.52(3H,s),2.75−2.95(5H,m),2.96(3H,s),3.07(3H,s),3.68(1H,d,J=15.2Hz),3.75(1H,d,J=15.7Hz),4.45−4,60(1H,m),4.80−4.85(1H,m),7.31(2H,d,J=8.8Hz),7.44(1H,d,J=8.6Hz),7.60(2H,d,J=8.8Hz),9.99(1H,d,J=7.6Hz),10.15(1H,s).
MS(ESI)m/z:563(M+H)+.
【2205】
[実施例247]N−(5−クロロピリジン−2−イル)−2−[[(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキシル]アミノ]−2−チオキソアセトアミド
【2206】
【化739】
Figure 0004266092
【2207】
(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(184mg)とS−[N−(5−クロロピリジン−2−イル)カルバモイルメチル]チオ硫酸 ナトリウム塩(150mg)とをメタノール/ジクロロメタン=1/1(0.6ml)に溶解し、150℃で加熱撹拌し、溶媒を留去後5分間加熱を継続した。放冷後、生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=24:1)で精製して標題化合物(52mg)を黄色アモルファスとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.60−2.00(3H,m),2.00−2.20(2H,m),2.25−2.40(1H,m),2.53(3H,s),2.80−2.95(5H,m),2.96(3H,s),3.08(3H,s),3.70(1H,d,J=15.4Hz),3.75(1H,d,J=15.4Hz),4.45−4,60(1H,m),4.75−4.85(1H,m),7.45(1H,d,J=8.3Hz),7.67(1H,dd,J=8.8,2.5Hz),8.18(1H,d,J=8.8Hz),8.31(1H,d,J=2.0Hz),10.06(1H,d,J=6.3Hz),10.56(1H,s).
MS(ESI)m/z:564(M+H)+.
【2208】
[実施例248]2−[(5−クロロピリジン−2−イル)アミノ]−N−[(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキシル]−2−チオキソアセトアミド
【2209】
【化740】
Figure 0004266092
【2210】
S−[N−[(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキシル]カルバモイルメチル]チオ硫酸 ナトリウム塩(72mg)と2−アミノ−5−クロロピリジン(100mg)とをメタノール/ジクロロメタン=1/1(0.4ml)に溶解し、150℃で加熱撹拌し、溶媒を留去後8分間加熱した。放冷後、生成物を分取用薄層クロマトグラフィー(ジクロロメタン:メタノール=23:2)で精製して標題化合物(4mg)を黄色アモルファスとして得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.60−2.00(3H,m),2.00−2.20(3H,m),2.53(3H,s),2.75−3.00(5H,m),2.95(3H,s),3.05(3H,s),3.65−3.80(2H,m),4.05−4.15(1H,m),4.70−4.80(1H,m),7.28(1H,d),7.43(1H,d,J=9.3Hz),7.75(1H,dd,J=8.8,2.7Hz),8.41(1H,d,J=2.7Hz),9.05(1H,d,J=8.8Hz),11.56(1H,s).
MS(ESI)m/z:564(M+H)+.
【2211】
[実施例249]N1−(5−クロロ−2−チエニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2212】
【化741】
Figure 0004266092
【2213】
実施例191に記載した方法と同様にして、2−[(5−クロロ−2−チエニル)アミノ]−2−オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解し、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合後、塩酸で処理することにより、標題化合物を淡橙色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−1.55(1H,m),1.60−1.85(3H,m),1.90−2.15(2H,m),2.79(3H,s),2.90−3.15(1H,m),2.92(3H,s),2.94(3H,s),3.15−3.30(2H,m),3.50−3.80(2H,m),3.95−4.05(1H,m),4.35−4.90(3H,m),6.90(1H,d,J=4.2Hz),6.94(1H,d,J=4.2Hz),8.72(1H,d,J=7.3Hz),9.13(1H,br.s),11.21(1H,br.s),12.32(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:553(M+H)+.
[実施例250]N−{(1R,2S,5S)−2−{[(4−クロロアニリノ)カルボニル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−シクロヘキシル}−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミド 塩酸塩
【2214】
【化742】
Figure 0004266092
【2215】
(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]シクロヘキサンジアミン(183mg)塩化メチレン(20ml)溶液にイソシアン酸 4−クロロフェニル(76.8mg)を加え、室温下24時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=20:1→10:1)で精製し、溶媒を留去した。残渣をエタノール(2ml)及び塩化メチレン(2ml)に溶解し、1規定塩酸エタノール溶液(0.4ml)を加え、室温にて30分攪拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣をジエチルエーテルで固化し、標題化合物(160mg)を淡黄色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.35−1.50(1H,m),1.60−1.90(5H,m),2.79(3H,s),2.92(3H,s),3.00(3H,s),3.10−3.60(4H,m),3.60−3.90(2H,m),4.35−4.80(3H,m),6.26(1H,br.s),7.23(2H,d,J=9.0Hz),7.37(2H,d,J=9.0Hz),8.53(1H,br.s),8.72(1H,br.s),11.35,11.67(total 1H,each s).
MS(ESI)m/z:519(M+H)+.
【2216】
[実施例251]N1−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)−N2−(5−フルオロ−2−ピリジニル)エタンジアミド 塩酸塩
【2217】
【化743】
Figure 0004266092
【2218】
実施例191に記載した方法と同様にして、2−[(5−フルオロ−2−ピリジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解し、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.47−1.53(1H,m),1.68−1.75(3H,m),1.99−2.10(2H,m),2.80(3H,s),2.80−3.00(1H,m),2.95(6H,s),3.18−3.21(2H,m),3.40−3.80(2H,m),3.87−4.82(4H,m),7.82−7.85(1H,m),8.01−8.05(1H,m),8.40(1H,d,J=2.9Hz),8.71(1H,d,J=7.7Hz),9.13(1H,d,J=7.3Hz),10.27(1H,s).
MS(FAB)m/z:532(M+H)+.
[実施例252]N1−(4−クロロフェニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[3,4−d][1,3]チアゾール−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2219】
【化744】
Figure 0004266092
【2220】
実施例208に記載した方法と同様にして、[(4−クロロフェニル)アミノ]オキソ酢酸 リチウム塩と、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンを縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を赤褐色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.47−1.51(1H,m),1.69−1.75(3H,m),1.98−2.05(2H,m),2.80(3H,s),2.95(3H,s),2.98−3.04(1H,m),3.10(3H,s),3.40−4.61(6H,m),7.41(2H,d,J=8.8Hz),7.81(1H,d,J=8.8Hz),8.76(1H,d,J=7.6Hz),8.95(1H,d,J=8.3Hz),10.79(1H,s).
MS(FAB)m/z:533(M+H)+.
[実施例253]N1−{[4−クロロ−2−(トリフルオロメチル)フェニル]]−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2221】
【化745】
Figure 0004266092
【2222】
[(2−トリフルオロフェニル)アミノ]オキソ酢酸(269mg)のクロロホルム溶液(10ml)に塩化チオニル(1ml)を加え、75℃で30分間撹拌した。溶媒を減圧下で留去し乾燥した。これに氷冷下で、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン(286mg)の塩化メチレン溶液(7ml)、ピリジン(3ml)を加え、室温まで昇温しながら2時間攪拌した。反応溶液に飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(10ml)を加え分液操作の後、得られた有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥た。溶媒を減圧下留去した後、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=20:1)および(メタノール)に付し、標題化合物のフリー体(90mg)を淡黄色非晶質固体として得た。これに塩化メチレン(5ml)、エタノール(5ml)、1規定塩酸エタノール溶液(1ml)を加え、減圧下で留去・乾燥し、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.41−1.55(1H,m),1.59−1.80(2H,m),1.98−2.13(1H,m),2.77(3H,s),2.91(6H,s),3.12−3.26(1H,m),3.60−3.78(1H,m),3.94−4.04(1H,m),4.35−4.63(1.5H,m),4.64−4.80(0.5H,m),7.73−7.82(2H,m),7.85(1H,s),8.68−8.73(1H,m),9.18(1H,br.s),10.31(1H,s).
MS(ESI)m/z:615(M+H)+.
【2223】
[実施例254]N1−{4−クロロ−2−[(ジメチルアミノ)カルボニル]フェニル}−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2224】
【化746】
Figure 0004266092
【2225】
実施例191に記載した方法と同様にして、[[4−クロロ−2−(N,N−ジメチルカルバモイル)フェニル]アミノ]オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解し、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合後、塩酸で処理することにより、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.42−1.56(1H,m),1.59−1.82(2H,m),1.98−2.14(1H,m),2.79(3H,s),2.91(3H,s),2.93(3H,s),2.95(3H,s),2.98(3H,s),3.10−3.30(1H,m),3.62−3.79(1H,m),3.92−4.01(1H,m),4.34−4.50(1H,m),4.66−4.79(1H,m),7.52(1H,d,J=2.4Hz),7.55(1H,dd,J=2.4,8.5Hz),8.05(1H,d,J=8.5Hz),8.75(1H,br),9.10−9.24(1H,m),10.52(1H,s).
MS(ESI)m/z:618(M+H)+.
【2226】
[実施例255]N1−[4−クロロ−2−(ヒドロキシメチル)フェニル]−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2227】
【化747】
Figure 0004266092
【2228】
実施例199に記載した方法と同様にして、N−[(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニルアミノ]シクロヘキシル]オキサミン酸 リチウム塩と4−クロロ−2−ヒドロキシメチルアニリンを縮合後、塩酸で処理することにより、標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.42−1.57(1H,m),1.58−1.81(2H,m),1.98−2.14(1H,m),2.79(3H,s),2.93(6H,s),3.12−3.58(2H,m),3.67−3.80(0.5H,m),3.94−4.04(0.5H,m),4.37−4.50(1.5H,m),4.55(2H,s),4.67−4.80(0.5H,m),5.77−5.92(1H,m),7.37(1H,dd,J=2.4,8.6Hz),7.42(1H,d,J=2.4Hz),7.91(1H,d,J=8.6Hz),8.74−8.81(1H,m),9.03−9.19(1H,m),10.79(1H,s).
MS(ESI)m/z:577(M+H)+.
【2229】
[実施例256]N1−(4−クロロ−2−メトキシフェニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2230】
【化748】
Figure 0004266092
【2231】
実施例191に記載した方法と同様にして、[(4−クロロ−2−メトキシフェニル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解し、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合後、塩酸で処理することにより、標題化合物を淡黄色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−1.55(1H,m),1.58−1.79(3H,m),1.94−2.11(2H,m),2.77(3H,s),2.92(6H,s),3.05−3.55(4H,m),3.65−3.75(1H,br),3.90(3H,s),3.91−4.00(1H,m),4.36−4.47(2H,br),4.65−4.77(1H, br),7.04(1H,dd,J=8.5,2.0Hz),7.20(1H,d,J=2.0Hz),8.06(1H,d,J=8.5Hz),8.65−8.80(1H,br),9.10−9.25(1H,br),9.74(1H,s),11.10−11.35(1H,br).
MS(ESI)m/z:577(M+H)+.
【2232】
[実施例257]N−{(1S,2R,5S)−2−{[2−(4−クロロアニリノ)−2−(ヒドロキシイミノ)アセチル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミド 塩酸塩
【2233】
【化749】
Figure 0004266092
【2234】
参考例252に記載した方法と同様にして、(1S,2R,5S)−2−{[2−(4−クロロアニリノ)−2−(ヒドロキシイミノ)アセチル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシルカルバミン酸 tert−ブチルを塩酸処理により脱保護後、5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸 リチウム塩と縮合し、塩酸で処理することにより、標題化合物を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.41−1.53(1H,m),1.57−1.77(3H,m),1.88−2.04(2H,m),2.77(3H,s),2.91(6H,s),3.00−3.60(4H,m),3.65−3.74(1H,br),3.87−3.96(1H,m),4.37−4.48(2H,m),4.66−4.76(1H,m),6.70(2H,d,J=8.8Hz),7.04(1H,d,J=8.8Hz),7.10(1H,d,J=8.8Hz),8.40−8.53(2H,m),8.57−8.66(1H,m),10.66−10.76(1H,br),10.30−10.47(1H,br).
MS(ESI)m/z:562(M+H)+.
【2235】
[実施例258]N1−(4−クロロフェニル)−N2−((3S,4R)−1−(2−メトキシアセチル)−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジニル)エタンジアミド 塩酸塩
【2236】
【化750】
Figure 0004266092
【2237】
参考例252に記載した方法と同様にして、tert−ブチル (3S,4R)−4−{[2−(4−クロロアニリノ)−2−オキソアセチル]アミノ}−1−(2−メトキシアセチル)ピペリジニルカルバメートを塩酸処理により脱保護し、[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボン酸 リチウム塩と縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.60−1.72(1H,m),1.99−2.22(1H,m),2.90(3H,s),3.03−4.80(17H,m),7.40(2H,d,J=8.8Hz),7.83(2H,d,J=8.8Hz),8.56−8.73(1H,br),9.14−9.33(1H,br),10.83(1H,s),11.20−11.55(1H,br).
MS(ESI)m/z:549(M+H)+.
【2238】
[実施例259]N1−(4−クロロ−2−ピリジニル)−N2−((3S,4R)−1−(2−メトキシアセチル)−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジニル)エタンジアミド 塩酸塩
【2239】
【化751】
Figure 0004266092
【2240】
参考例252に記載した方法と同様にして、tert−ブチル (3S,4R)−4−{[2−(4−クロロ−2−ピリジニル)−2−オキソアセチル]アミノ}−1−(2−メトキシアセチル)ピペリジニルカルバメートを塩酸処理により脱保護し、[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボン酸 リチウム塩と縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.60−1.72(1H,m),1.98−2.20(1H,m),2.90(3H,s),3.00−4.77(17H,m),7.20−7.35(0.8H,br),7.48−7.56(0.2H,br),7.94−8.07(1H,br),8.40−8.70(1H,br),8.48−8.70(1H,br),9.23−9.45(1H,br),10.21−10.35(1H,br),11.30−11.70(1H,br).
MS(ESI)m/z:550(M+H)+.
【2241】
[実施例260]N1−(4−ブロモ−2−ピリジニル)−N2−((3S,4R)−1−(2−メトキシアセチル)−3−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}ピペリジニル)エタンジアミド 塩酸塩
【2242】
【化752】
Figure 0004266092
【2243】
参考例252に記載した方法と同様にして、tert−ブチル (3S,4R)−4−{[2−(4−ブロモ−2−ピリジニル)−2−オキソアセチル]アミノ}−1−(2−メトキシアセチル)ピペリジニルカルバメートを塩酸処理により脱保護し、[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボン酸 リチウム塩と縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を淡黄色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.60−1.73(1H,m),1.97−2.20(1H,m),2.90(3H,s),3.03−3.52(7H,m),3.64−4.07(5H,m),4.10−4.50(4H,m),4.65−4.78(1H,m),7.28−7.35(0.2H,m),7.97(1H,d,J=8.8Hz),8.11(1H,dd,J=8.8,2.2Hz),8.51(1H,d,J=2.2Hz),8.55−8.67(1H,m),9.22−9.41(1H,m),10.20−10.31(0.8H,m),11.25−11.70(1H,br).
MS(ESI)m/z:594(M+H)+.
【2244】
[実施例261]N1−(4−クロロフェニル)−N3−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}−シクロヘキシル)マロンアミド 塩酸塩
【2245】
【化753】
Figure 0004266092
【2246】
実施例213に記載した方法と同様にして、3−(4−クロロアニリノ)−3−オキソプロピオン酸と(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンを縮合後、塩酸で処理することにより、標題化合物を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.32−1.50(1H,m),1.55−1.87(5H,m),2.78(3H,m),2.92(3H,s),2.98(3H,s),2.99−3.00(1H,m),3.05−3.50(5H,m),3.65−3.75(1H,m),3.80−3.92(1H,m),4.35−4.45(1H,m),4.45−4.55(1H,m),4.65−4.80(1H,m),7.34(2H,d,J=8.8Hz),7.58(2H,d,J=8.8Hz),8.00−8.10(1H,m),8.30−8.40(1H,m),10.29(1H,d,J=12.5Hz),12.40(1H,br.s)
MS(FAB)m/z:561(M+H)+.
【2247】
[実施例262]N1−(3−クロロフェニル)−N3−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}−シクロヘキシル)マロンアミド 塩酸塩
【2248】
【化754】
Figure 0004266092
【2249】
実施例213に記載した方法と同様にして、3−(3−クロロアニリノ)−3−オキソプロピオン酸と(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンを縮合後、塩酸で処理することにより、標題化合物を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.32−1.50(1H,m),1.55−1.90(5H,m),2.77(3H,s),2.91(3H,s),2.98(3H,s),2.99−3.00(1H,m),3.05−3.50(5H,m),3.65−3.80(1H,m),3.80−3.90(1H,m),4.35−4.50(1H,m),4.50−4.60(1H,m),4.65−4.80(1H,m),7.09(1H,d,J=8.8Hz),7.31(1H,d,J=8.8Hz),7.38(1H,t,J=8.8Hz),7.79(1H,s),8.00−8.10(1H,m),8.30−8.40(1H,m),10.28(1H,d,J=12.5Hz),11.67(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:561(M+H)+.
【2250】
[実施例263]N1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−{[エチル(メチル)アミノ]カルボニル}−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2251】
【化755】
Figure 0004266092
【2252】
N−((1R,2S,5S)−2−アジド−5−{[エチル(メチル)アミノ]カルボニル}シクロヘキシル)−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミド(0.33g)のエタノール(20ml)溶液に、パラジウム炭素(10%,0.3g)を加え、水素雰囲気下24時間撹拌した。セライトパッドを通じて不溶物を濾去し、濾液を減圧下濃縮した。得られた残渣(0.37g,0.97mmol)をN,N−ジメチルホルムアミド(20ml)に溶解し、室温で2−[(5−クロロ−2−ピリジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸 リチウム塩(0.3g)、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール(0.2g,1.5mmol)、および1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド・塩酸塩(0.37g)を順次加え、室温で18時間撹拌した。反応液を減圧下濃縮し、得られた残渣をクロロホルム/メタノール(9/1)からなる混合溶媒で希釈し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、および飽和食塩水で洗浄した。有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下溶媒を留去後、得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(クロロホルム:メタノール=95:5)にて分離、精製し、目的とする画分を濃縮した。得られた残渣に1規定塩酸エタノール溶液を加え塩酸塩とした後、メタノールとジエチルエーテルからなる混合溶媒から再結晶し、標題化合物(0.28g)を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.95(1.5H,t,J=6.9Hz),1.42(1.5H,t,J=6.9Hz),1.40−1.52(1H,m),1.60−1.78(3H,m),1.92−2.11(2H,m),2.74(3H,s),2.90(3H,s),3.10−3.38(5H,m),3.40−3.52(1H,m),3.68−3.70(1H,m),3.96−4.05(1H,m),4.41(2H,s),4.70(1H,d,J=15.9Hz),8.00−8.01(2H,m),8.44(1H,s),8.71(1H,dd,J=10.1,2.2Hz),9.14(0.5H,d,J=7.8Hz),9.22(0.5H,d,J=8.3 Hz),10.24(0.5H,s),10.28(0.5H,s),11.48(1H,br.s),11.61(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:562(M+H)+.
【2253】
[実施例264]N1−(4−クロロフェニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−{[エチル(メチル)アミノ]カルボニル}−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2254】
【化756】
Figure 0004266092
【2255】
実施例263に記載した方法と同様にして、N−((1R,2S,5S)−2−アジド−5−{[エチル(メチル)アミノ]カルボニル}シクロヘキシル)−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミドをアミンへと変換後、2−(4−クロロアニリノ)−2−オキソ酢酸と縮合し、塩酸で処理することにより、標題化合物を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.97(1.5H,t,J=6.9Hz),1.04(1.5H,t,J=6.9Hz),1.40−1.60(1H,m),1.60−1.80(3H,m),1.92−2.11(2H,m),2.74(3H,s),2.89(3H,s),3.10−3.32(5H,m),3.40−3.52(1H,m),3.65−3.80(1H,m),3.90−4.05(1H,m),4.40(2H,s),4.70(1H,d,J=15.9Hz),7.39(2H,d,J=8.8Hz),7.82(2H,d,J=8.8Hz),8.75(1H,dd,J=10.1,2.2Hz),9.00(0.5H,d,J=7.8Hz),9.08(0.5H,d,J=8.3Hz),10.81(1H,d,J=4.9Hz),11.45(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:561(M+H)+.
【2256】
[実施例265]N1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−{[エチル(メチル)アミノ]カルボニル}−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2257】
【化757】
Figure 0004266092
【2258】
実施例263に記載した方法と同様にして、N−((1R,2S,5S)−2−アジド−5−{[エチル(メチル)アミノ]カルボニル}シクロヘキシル)−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミドをアミンへと変換後、2−[(5−ブロモ−2−ピリジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸と縮合し、塩酸で処理することにより、標題化合物を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.02(1.5H,t,J=6.9Hz),1.08(1.5H,t,J=6.9Hz),1.49−1.60(1H,m),1.60−1.86(3H,m),2.00−2.20(2H,m),2.81(3H,s),2.97(3H,s),3.15−3.42(6H,m),3.50−3.60(1H,m),3.70−3.82(1H,m),4.48(2H,s),4.77(1H,d,J=15.9Hz),8.04(1H,d,J=8.8Hz),8.17(1H,d,J=8.8Hz),8.58(1H,s),8.78(1H,dd,J=10.1,2.2Hz),9.21(0.5H,d,J=7.8Hz),9.29(0.5H,d,J=8.3Hz),10.29(0.5H,s),10.33(0.5H,s),11.53(1H,br.s),11.65(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:606(M+H)+.
【2259】
[実施例266]N1−(4−クロロ−3−フルオロフェニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2260】
【化758】
Figure 0004266092
【2261】
実施例263に記載した方法と同様にして、N−{(1R,2S,5S)−2−アジド−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミドをアミンへと変換後、2−(4−クロロ−3−フルオロアニリノ)−2−オキソ酢酸と縮合し、塩酸で処理することにより、標題化合物を白色粉末として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.44−1.52(1H,m),1.65−1.76(3H,m),2.01−2.07(2H,m),2.77(3H,s),2.93(6H,s),2.94−3.00(1H,m),3.10−3.38(3H,m),3.68−3.70(1H,m),3.96−4.05(1H,m),4.42(2H,s),4.70(1H,d,J=15.9Hz),7.56(1H,t,J=8.8Hz),7.68(1H,d,J=8.8Hz),7.90(1H,dd,J=11.7,1.5Hz),8.73(1H,dd,J=12.5,7.3Hz),9.06(1H,dd,J=12.5,8.1Hz),11.01(1H,d,J=5.8Hz),11.30−11.42(1H,m).
MS(FAB)m/z:565(M+H)+.
【2262】
[実施例267]N−{(1R,2S,5S)−2−{[3−(4−クロロフェニル)−3−オキソプロパノイル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミド
【2263】
【化759】
Figure 0004266092
【2264】
参考例252に記載した方法と同様にして、(1R,2S,5S)−2−{[3−(4−クロロフェニル)−3−オキソプロパノイル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシルカルバミン酸 tert−ブチルを塩酸処理により脱保護し、[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボン酸 リチウム塩と縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を白色粉末として得た。
1H−NMR(CDCl3)(フリー体)δ:1.22−1.32(1H,m),1.49−1.92(3H,m),1.95−2.10(2H,m),2.53(3H,s),2.70−2.79(1H,m),2.80−2.90(2H,m),2.93(6H,s),2.95−3.09(2H,m),3.72(3H,s),3.87(3H,s),4.05−4.19(1H,m),4.60−4.70(1H,m),7.20−7.40(2H,m),7.42(2H,d,J=8.3Hz),7.87(2H,d,J=8.3Hz).
MS(FAB)m/z:546(M+H)+.
【2265】
[実施例268]N1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N2−((1R,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−5H−ピロロ[3,4−d][1,3]チアゾール−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミン
【2266】
【化760】
Figure 0004266092
【2267】
参考例252に記載した方法と同様にして、(1R,2R,5S)−2−({2−[(5−クロロ−2−ピリジニル)アミノ]−2−オキソアセチル}アミノ)−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシルカルバミン酸 tert−ブチルを塩酸処理により脱保護し、5−メチル−4H−5,6−ジヒドロピロロ[4,5−c]チアゾール−2−カルボン酸 リチウム塩と縮合することにより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.00−2.35(7H,m),2.96(3H,s),3.04(3H,s),3.85−3.95(1H,m),3.88(3H,s),4.60−4.75(1H,m),6.68(1H,d,J=2.0Hz),7.17(1H,d,J=2.0Hz),7.20−7.32(1H,m),7.67(1H,dd,J=8.8,2.8Hz),7.99(1H,d,J=8.4Hz),8.21(1H,d,J=8.8Hz),8.25(1H,d,J=2.8Hz),9.64(1H,s).
HRMS(FAB)m/z:532.1520(M+H)+.
(計算値;C23H27ClN7O4S:532.1534).
【2268】
[実施例269]N2−[(5−クロロ−2−ピリジニル)アミノ]−N1−((1R,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2269】
【化761】
Figure 0004266092
【2270】
参考例90及び参考例91に記載した方法と同様にして、(1S,3R,4R)−N,N−ジメチル−[4−アジド−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ]シクロヘキサン−1−カルボキサミドのアジド基をアミノ基へと変換後、2−[(5−クロロ−2−ピリジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸 リチウム塩と縮合し、塩酸で処理することにより、標題化合物を薄黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.50−1.98(6H,m),2.82(3H,s),2.91(3H,s),2.95(3H,s),2.86−3.92(7H,m),4.30−4.81(2H,m),7.92−8.09(2H,m),8.39−8.47(1H,m),8.56−8.72(2H,m),10.17(1H,s).
MS(ESI)m/z:548(M+H)+.
【2271】
[実施例270]N2−(4−クロロフェニル)−N1−((1R,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド
【2272】
【化762】
Figure 0004266092
【2273】
参考例90及び実施例191に記載した方法と同様にして、(1S,3R,4R)−N,N−ジメチル−[4−アジド−3−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ]シクロヘキサン−1−カルボキサミドのアジド基をアミノ基へと変換後、2−[(5−クロロ−2−ピリジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸 エチルエステルを加水分解したリチウム塩と縮合し、塩酸で処理することにより、標題化合物を薄黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.50−1.97(6H,m),2.82(3H,s),2.91(3H,s),2.98(3H,s),2.83−3.88(7H,m),4.30−4.79(2H,m),7.37(2H,d,J=8.8Hz),7.89(2H,d,J=8.8Hz),8.34(1H,d,J=8.4Hz),8.63(1H,d,J=8.8Hz),10.72(1H,s).
MS(ESI)m/z:547(M+H)+.
【2274】
[実施例271]N1−{(1R,2S,5S)−2−{[(5−クロロ−1H−インドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−N2−(4−ピリジニル)エタンジアミド 塩酸塩
【2275】
【化763】
Figure 0004266092
【2276】
参考例252に記載した方法と同様にして、(1R,2S,5S)−2−{[(5−クロロ−1H−インドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシルカルバミン酸 tert−ブチルを塩酸処理により脱保護し、実施例191に記載した方法と同様にして、[(ピリジン−3−イル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解して得られた[(ピリジン−3−イル)アミノ]オキソ酢酸 リチウム塩と縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−2.01(6H,m),2.79(3H,s),3.01(3H,s),3.00−3.18(1H,m),4.02−4.19(1H,m),4.45−4.55(1H,m),7.09(1H,s),7.13−7.22(1H,m),7.41(1H,d,J=8.4Hz),7.64(1H,br.s),8.28(1H,d,J=6.8Hz),8.36(1H,d,J=8.0Hz),8.62(1H,d,J=8.8Hz),8.72(1H,d,J=6.8Hz),11.74(1H,s),11.83(1H,s).
MS(FAB)m/z:511(M+H)+.
【2277】
[実施例272]N1−{(1R,2S,5S)−2−{[(5−クロロ−1H−インドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−N2−(3−ピリジニル)エタンジアミド 塩酸塩
【2278】
【化764】
Figure 0004266092
【2279】
参考例242に記載した方法と同様にして、3−アミノピリジンと2−クロロ−2−オキソ酢酸 メチルエステルを縮合して得られた[(ピリジン−3−イル)アミノ]オキソ酢酸 メチルエステルと(1R,2S,5S)−2−{[(5−クロロ−1H−インドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシルカルバミン酸 tert−ブチルを原料に、実施例191に記載した方法と同様にして、標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−2.05(6H,m),2.80(3H,s),3.02(3H,s),2.92−3.15(1H,m),4.02−4.17(1H,m),4.42−4.58(1H,m),7.10(1H,s),7.12−7.19(1H,m),7.40(1H,d,J=8.4Hz),7.62−7.87(2H,m),8.36−8.64(3H,m),9.18(1H,s),11.39(1H,s),11.79(1H,s).
MS(FAB)m/z:511(M+H)+.
【2280】
[実施例273]N1−{(1R,2S,5S)−2−{[(5−クロロ−1H−インドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−N2−(4−ピペリジニル)エタンジアミド 塩酸塩
【2281】
【化765】
Figure 0004266092
【2282】
4−{[2−({(1R,2S,5S)−2−{[(5−クロロ−1H−インドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}アミノ)−2−オキソアセチル]アミノ}−1−ピペリジンカルボン酸 tert−ブチル(400mg)のエタノール(5.0ml)溶液に室温にて4規定塩酸ジオキサン(8.0ml)を加え、同温にて5時間攪拌した。溶媒を減圧下留去し、塩化メチレンで洗浄後、不溶物をろ過洗浄することにより、標題化合物(320mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.38−1.92(10H,m),2.77(3H,s),2.96(3H,s),2.82−3.35(6H,m),3.88−4.10(2H,m),4.34−4.43(1H,m),7.05(1H,s),7.11−7.17(1H,m),7.38(1H,d,J=8.8Hz),7.65(1H,s),8.25(1H,d,J=8.0Hz),8.34(1H,d,J=7.6Hz),8.89(1H,d,J=8.4Hz),11.75(1H,s).
MS(ESI)m/z:517(M+H)+.
【2283】
[実施例274]N1−{(1R,2S,5S)−2−{[(5−クロロ−1H−インドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−N2−(1−メチル−4−ピペリジニル)エタンジアミド 塩酸塩
【2284】
【化766】
Figure 0004266092
【2285】
参考例9に記載した方法と同様にして、N1−{(1R,2S,5S)−2−{[(5−クロロ−1H−インドール−2−イル)カルボニル]アミノ}−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−N2−(4−ピペリジニル)エタンジアミド 塩酸塩をメチル化後、塩酸で処理することにより、標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−2.01(10H,m),2.67(3H,s),2.79(3H,s),2.98(3H,s),2.85−4.48(8H,m),3.88−4.10(2H,m),4.34−4.43(1H,m),7.07(1H,s),7.16(1H,dd,J=8.8,2.0Hz),7.40(1H,d,J=8.8Hz),7.68(1H,d,J=2.0Hz),8.25−8.35(1H,m),8.37(1H,d,J=7.6Hz),8.90−9.02(1H,m),9.82(1H,br.s),11.78(1H,s).
MS(ESI)m/z:531(M+H)+.
【2286】
[実施例275]N1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)−N1−メチルエタンジアミド 塩酸塩
【2287】
【化767】
Figure 0004266092
【2288】
実施例191に記載した方法と同様にして、2−[(5−クロロ−2−ピリジニル)(メチル)アミノ]−2−オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解し、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.32−1.97(6H,m),2.76(3H,s),2.91(3H,s),3.27(3H,s),3.00−4.80(7H,m),7.45(1H,br.s),7.88−7.97(1H,m),8.25−8.41(2H,m),8.78−8.91(1H,m).
MS(FAB)m/z:562(M+H)+.
【2289】
[実施例276]N1−(5−クロロ−2−ピリミジニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2290】
【化768】
Figure 0004266092
【2291】
実施例191に記載した方法と同様にして2−[(5−クロロ−2−ピリミジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解し、(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンと縮合後、塩酸で処理することにより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.38−2.10(6H,m),2.77(3H,s),2.90(3H,s),2.93(3H,s),3.04−4.80(7H,m),8.60−8.70(2H,m),8.82(2H,s),9.08(1H,br.s),10.64(1H,s),11.57(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:549(M+H)+.
【2292】
[実施例277]N1−(4−クロロフェニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−{[エチル(メチル)アミノ]カルボニル}−2−{[(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[3,4−d][1,3]チアゾール−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2293】
【化769】
Figure 0004266092
【2294】
N−{(1R,2S,5S)−2−アジド−5−[(エチルメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[3,4−d][1,3]チアゾール−2−カルボキサミドを参考例90に記載した方法と同様にして得られたアミノ体と、参考例360に記載した方法と同様にして2−(4−クロロアニリノ)−2−オキソ酢酸 メチルエステルを加水分解して得られたカルボン酸を参考例91に記載した方法と同様に縮合し、塩酸で処理することにより、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.96,1.02(3H,each t,J=7.0Hz),1.47−1.58(1H,m),1.65−1.77(3H,m),1.98−2.08(2H,m),2.76−2.91(4H,m),3.07(3H,s),3.19−3.41(2H,m),3.98−4.04(1H,m),4.42(1H,br.s),4.46−4.94(4H,m),7.41(2H,d,J=8.8Hz),7.83(2H,d,J=8.8Hz),8.74−8.80(1H,m),9.02(1H,d,J=7.3Hz),10.82(1H,s),12.41(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:547(M+H)+.
【2295】
[実施例278]N1−(5−ブロモ−2−ピリジニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−{[エチル(メチル)アミノ]カルボニル}−2−{[(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[3,4−d][1,3]チアゾール−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2296】
【化770】
Figure 0004266092
【2297】
実施例277に記載した方法と同様にして、N−{(1R,2S,5S)−2−アジド−5−[(エチルメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[3,4−d][1,3]チアゾール−2−カルボキサミドと2−[(5−ブロモピリジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸 メチルエステルより標題化合物を無色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:0.90−1.08(3H,m),1.40−2.13(6H,m),2.70−3.53(13H,m),3.92−4.08(1H,m),4.35−4.47(1H,m),7.95(1H,d,J=8.8Hz),8.10(1H,dd,J=8.8,2.4Hz),8.50−8.55(1H,m),8.68−8.78(1H,m),9.12−9.18(1H,m),10.26(1H,s).
MS(FAB)m/z:592(M+H)+.
【2298】
[実施例279]N1−(5−クロロ−2−ピリジニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−{[エチル(メチル)アミノ]カルボニル}−2−{[(5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[3,4−d][1,3]チアゾール−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2299】
【化771】
Figure 0004266092
【2300】
実施例277に記載した方法と同様にして、N−{(1R,2S,5S)−2−アジド−5−[(エチルメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−5−メチル−5,6−ジヒドロ−4H−ピロロ[3,4−d][1,3]チアゾール−2−カルボキサミドと2−[(5−クロロピリジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸 メチルエステルより標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:[0.95(t,J=7.0Hz),1.01(t,J=6.8Hz),3H],1.45−1.72(4H,m),1.96−2.07(2H,m),2.74−2.90(4H,m),3.06(3H,s),3.18−3.40(2H,m),3.95−4.02(1H,m),4.41(1H,br.s),4.54−4.90(4H,m),8.00(2H,br.s),8.45(1H,s),8.70−8.75(1H,m),9.15(1H,br.s),10.27(1H,br.s),12.29(1H,br.s).
MS(ESI)m/z:548(M+H)+.
【2301】
[実施例280]N1−(4−クロロ−3−メトキシフェニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2302】
【化772】
Figure 0004266092
【2303】
参考例97に記載した方法と同様にしてN1−{(1S,2R,4S)−2−アミノ−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−N2−(4−クロロ−3−メトキシフェニル)エタンジアミドと5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボン酸リチウム塩を縮合し、塩酸で処理することにより標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.46−1.54(1H,m),1.67−1.77(3H,m),2.01−2.10(2H,m),2.79(3H,s),2.92−2.98(7H,m),3.21(2H,br.s),3.49(1H,br.s),3.69(1H,br.s),3.80(3H,s),3.98−4.03(1H,m),4.42−4.50(2H,m),4.69(1H,br.s),7.37(1H,d,J=8.7Hz),7.48(1H,dd,J=8.7,2.2Hz),7.72(1H,d,J=2.2Hz),8.75(1H,d,J=7.3Hz),9.06(1H,br.s),10.77(1H,s),11.44(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:577(M+H)+.
【2304】
[実施例281]N1−(4−クロロフェニル)−N2−((1R*,2R*)−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロペンチル)エタンジアミド 塩酸塩
【2305】
【化773】
Figure 0004266092
【2306】
参考例359に記載した方法と同様にして、2−(4−クロロアニリノ)−2−オキソ酢酸メチルエステルを加水分解した後、実施例213に記載した方法と同様にN−[(1R*,2R*)−2−アミノシクロペンチル]−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミドと縮合し、塩酸で処理することにより標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.65−1.73(4H,m),1.91−1.96(2H,m),2.91(3H,s),3.15(2H,br.s),3.49(1H,br.s),3.66(1H,br.s),4.32−4.42(3H,m),4.66(1H,br.s),7.40(2H,d,J=8.9Hz),7.84(2H,d,J=8.9Hz),8.92(1H,d,J=8.5Hz),9.03(1H,d,J=8.3Hz),10.76(1H,s),11.32(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:462(M+H)+.
【2307】
[実施例282]N1−(4−クロロフェニル)−N2−((1R*,2R*)−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロペンチル)エタンジアミド 塩酸塩
【2308】
【化774】
Figure 0004266092
【2309】
実施例208に記載した方法と同様にして、N−[(1R*,2R*)−2−アミノシクロペンチル]−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミドと2−[(5−クロロ−2−ピリジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸 リチウム塩を縮合した後、塩酸で処理することにより、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.71(4H,br.s),1.96(2H,br.s),2.90(3H,s),3.14(1H,br.s),3.21(1H,br.s),3.47(1H,br.s),3.68(1H,br.s),4.34−4.45(3H,m),4.66(1H,br.s),7.99−8.06(2H,m),8.43−8.44(1H,m),8.94(1H,d,J=8.3Hz),9.20(1H,d,J=8.5Hz),10.20(1H,br.s),11.78(1.1H,br.s).
MS(FAB)m/z:463(M+H)+.
【2310】
[実施例283]N1−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)−N2−(4−エチニルフェニル)エタンジアミド
【2311】
【化775】
Figure 0004266092
【2312】
実施例208に記載した方法と同様にして、N−{(1R,2S,5S)−2−アジド−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミドと2−(4−エチニルアニリノ)−2−オキソ酢酸 ナトリウム塩を縮合した後、塩酸で処理はせずに標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(CDCl3)δ:1.67−2.16(6H,m),2.51(3H,s),2.76−2.91(5H,m),2.94(3H,s),3.04(3H,s),3.07(1H,s),[3.65(1H,d,J=15.5Hz),3.73(1H,d,J=15.5Hz)ABパターン],4.09−4.16(1H,m),4.72−4.75(1H,m),7.42−7.46(3H,m),7.58(2H,d,J=8.5Hz),8.02(1H, d,J=8.1Hz),9.36(1H,s).
MS(FAB)m/z:537(M+H)+.
【2313】
[実施例284]N1−(5−クロロピラジン−2−イル)−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2314】
【化776】
Figure 0004266092
【2315】
参考例97に記載した方法と同様にして、N−{(1R,2S,5S)−2−アミノ−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミドと2−[(5−クロロ−2−ピラジニル)アミノ]−2−オキソ酢酸を縮合した後、塩酸で処理することにより、標題化合物を白色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.44−1.52(1H,m),1.65−1.77(3H,m),2.00−2.10(2H,m),2.77(3H,s),2.91−2.97(7H,m),3.20(2H,br.s),3.48(1H,br.s),3.68(1H,br.s),3.97−4.02(1H,m),4.40−4.46(2H,m),4.68(1H,br.s),8.64(1H,d,J=1.2Hz),8.70(1H,d,J=7.3Hz),9.02(1H,s),9.21(1H,br.s),10.91(1H,br.s),11.50(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:549(M+H)+.
【2316】
[実施例285]N1−(4−クロロ−3−ニトロフェニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2317】
【化777】
Figure 0004266092
【2318】
参考例97に記載した方法と同様にして、N−{(1R,2S,5S)−2−アミノ−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミドとN−(4−クロロ−3−ニトロフェニル)オキサミン酸を縮合した後、塩酸で処理することにより、標題化合物を黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.44−1.53(1H,m),1.66−1.73(3H,m),1.97−2.07(2H,m),2.77(3H,s),2.89−3.05(7H,m),3.20(2H,br.s),3.55(2H,br.s),4.00(1H,br.s),4.44(1H,br.s),4.52(2H,br.s),7.75(1H,d,J=8.8Hz),8.08(1H,d,J=8.8Hz),8.59(1H,s),8.71(1H,d,J=7.3Hz),9.07(1H,d,J=8.0Hz),11.24(1H,s),11.58(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:592(M+H)+.
【2319】
[実施例286](1S,2R,4S)−N1−[N−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)オキサモイル]−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミン 塩酸塩
【2320】
【化778】
Figure 0004266092
【2321】
実施例208に記載した方法と同様にして、N−{(1R,2S,5S)−2−アミノ−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミドとN−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)オキサミン酸を縮合した後、塩酸で処理することにより、標題化合物を黄色固体として得た。1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.46−1.54(1H,m),1.66−1.77(3H,m),2.03−2.10(2H,m),2.79(3H,s),2.90−2.93(7H,m),3.17−3.28(2H,m),3.49(1H,br.s),3.68(1H,br.s),3.99−4.04(1H,m),4.41(1H,br.s),4.46(1H,br.s),4.68(1H,br.s),7.89(1H,d,J=9.0Hz),8.20−8.21(2H,m),8.73(1H,d,J=6.4Hz),9.28(1H,br.s),11.49(1H,br.s),11.56(1H,s).
MS(FAB)m/z:592(M+H)+.
【2322】
[実施例287]N1−(3−アミノ−4−クロロフェニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2323】
【化779】
Figure 0004266092
【2324】
N1−(4−クロロ−3−ニトロフェニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド(236mg)をエタノール(25ml)に溶かし、触媒量のラネーニッケルを加えて水素雰囲気下室温で17時間攪拌した。その後触媒量のラネーニッケルを追加し、さらに7時間攪拌した。触媒をろ去し、溶媒を減圧下に留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=23:2)で精製し、淡黄色固体(101mg)を得た。これを塩化メチレンに溶かし、1規定塩酸エタノール溶液(360μl)を加えた。溶媒を減圧下に留去し、残さに少量のメタノールを加え、超音波を照射しつつ、ジエチルエーテルを滴下した。生じた沈殿をろ取し、ジエチルエーテルで洗浄し、標題化合物(95mg)を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.53(1H,m),1.66−1.73(3H,m),1.97−2.10(2H,m),2.78(3H,s),2.91−2.94(7H,br.s),3.11−3.19(1H,m),3.29(1H,br.s),3.48(1H,br.s),3.69(1H,br.s),3.95−4.02(1H,m),4.44(2H,br.s),4.68,4.72(1H,each br.s),4.86(2.5H,br.s),6.98(1H,dd,J=8.5,1.9Hz),7.14(1H,d,J=8.5Hz),7.35,7.38(1H,each br.s),8.72−8.77(1H,m),[8.91(d,J=7.8Hz),8.99(d,J=8.5Hz),1H],10.45,10.47(1H,each br.s),11.74(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:562(M+H)+.
【2325】
[実施例288]N1−(2−アミノ−4−クロロフェニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2326】
【化780】
Figure 0004266092
【2327】
実施例287に記載した方法と同様にして、N1−(4−クロロ−2−ニトロフェニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド(439mg)より標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.77(4H,m),2.06−2.09(2H,m),2.78(3H,s),2.92(7H,br.s),3.12−3.19(1H,m),3.26−3.28(1H,m),3.48(1H,br.s),3.70(1H,br.s),4.00−4.44(5.7H,m),4.70,4.74(1H,each br.s),6.63−6.66(1H,m),6.85(1H,br.s),7.18−7.21(1H,m),8.77−8.81(1H,m),[8.97(d,J=7.8Hz),9.06(d,J=8.1Hz),1H],9.98(1H,s),11.60(1H,br.s).
MS(FAB)m/z:562(M+H)+.
【2328】
[実施例289]N1−(6−クロロ−4−メチル−3−ピリジニル)−N2−((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)エタンジアミド 塩酸塩
【2329】
【化781】
Figure 0004266092
【2330】
実施例199に記載した方法と同様にして、2−[((1S,2R,4S)−4−[(ジメチルアミノ)カルボニル]−2−{[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]アミノ}シクロヘキシル)アミノ]−2−オキソアセティックアシッドリチウム塩と5−アミノ−2−クロロ−4−メチルピリジンを縮合した後、塩酸で処理することにより、標題化合物を淡黄色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.45−1.54(1H,m),1.65−1.77(3H,m),2.02−2.08(2H,m),2.22(3H,s),2.79(3H,s),2.89−2.93(7H,m),3.19(2H,br.s),3.54(2H,br.s),3.99−4.04(1H,m),4.40−4.42(1H,m),4.50(2H,br.s),7.49(1H,s),8.32(1H,s),8.75(1H,d,J=7.1Hz),9.09(1H,d,J=7.3Hz),10.48(1H,s),11.40(0.9H,br.s).
MS(FAB)m/z:562(M+H)+.
【2331】
[実施例290]N−{(1R,2S,5S)−2−({[(E)−2−(4−クロロフェニル)ジアゼニル]カルボニル}アミノ)−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミド 塩酸塩
【2332】
【化782】
Figure 0004266092
【2333】
N−((1R,2S,5S)−2−アジド−5−{[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミド(700mg)のテトラヒドロフラン(10ml)溶液に10%パラジウム炭素(200mg)を加え、1気圧の水素雰囲気下、室温で2日間撹拌後、濾過し、濾液を濃縮して得られた(1S,2R,4S)−4−(N,N−ジメチルカルバモイル)−N2−[(5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロチアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−イル)カルボニル]−1,2−シクロヘキサンジアミンのN,N−ジメチルホルムアミド(5.0ml)溶液に2−(4−クロロフェニル)−1−ヒドラジンカルボン酸 フェニルエステル(470mg)を加え、95℃にて18時間撹拌した。反応液を濃縮し、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(50ml)、水(50ml)及び塩化メチレン(30ml)を加え、分液後、水層を塩化メチレン(2×20ml)で抽出した。有機層を合わせて無水硫酸ナトリウムで乾燥後、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(塩化メチレン:メタノール=12:1)を用いて精製し、1規定塩酸で処理することにより、標題化合物(100mg)をオレンジ色固体として得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.40−1.60(1H,m),1.65−2.05(5H,m),2.80(3H,s),2.91(3H,s),2.99(3H,s),3.00−3.20(2H,m),3.20−3.32(1H,m),3.43(1H,br.s),3.69(1H,br.s),3.95(1H,br.s),4.45(1H,br.s),4.60−4.80(2H,m),7.68(2H,d,J=8.7Hz),7.83(2H,d,J=8.7Hz),8.41(1H,br.s),8.68(1H,d,J=7.6Hz),11.40−11.80(1H,br).
MS(ESI)m/z:532(M+H)+.
【2334】
[実施例291]N−{(1R,2S,5S)−2−({[2−(4−クロロフェニル)ヒドラジノ]カルボニル}アミノ)−5−[(ジメチルアミノ)カルボニル]シクロヘキシル}−5−メチル−4,5,6,7−テトラヒドロ[1,3]チアゾロ[5,4−c]ピリジン−2−カルボキサミド 塩酸塩
【2335】
【化783】
Figure 0004266092
【2336】
実施例290に記載した方法と同様にして、40℃で3日間撹拌することで縮合体を得、塩酸で処理することにより、標題化合物を得た。
1H−NMR(DMSO−d6)δ:1.30−1.50(1H,m),1.50−1.80(3H,m),1.80−1.97(2H,m),2.76(3H,s),2.80−3.05(2H,m),2.91(6H,s),3.05−3.30(2H,m),3.47(2H,br.s),4.30−4.50(2H,m),4.72(1H,t,J=12.8Hz),6.40−6.60(2H,m),6.55−6.70(2H,m),6.95−7.20(2H,m),7.88(1H,d,J=11.3Hz),8.48−8.65(1H,m),11.48−11.80(1H,br).
MS(ESI)m/z:534(M+H)+.
【2337】
[試験例1]ヒトFXa阻害作用(IC50値)の測定
96ウェル(穴)マイクロプレートの各ウェルに、適宜段階的に濃度を設定した検体5%DMSO溶液10μl、トリス緩衝液(100mMトリス、200mM塩化カリウム、0.2%BSA、pH7.4)40μl、0.0625U/mlのヒトFXa(Enzyme Research Labolatories,Inc.、トリス緩衝液に溶解および希釈)10μlを添加した後、750μMのS−2222水溶液(Chromogenix社)40μlを添加し、室温で405nmにおける吸光度を10分間測定して、吸光度の増加(ΔOD/分)を求めた。コントロールには検体の代わりにトリス緩衝液を用いた。
下式により求めた検体の各最終濃度における阻害率(%)を対数確率紙の縦軸に、検体の最終濃度を横軸にそれぞれプロットして、50%阻害濃度(IC50値)を求めた。
【2338】
阻害率(%)=(1−検体のΔOD/分÷コントロールのΔOD/分)×100
【2339】
(結果)表1に、本発明の化合物が強力なFXa阻害作用を有することを示す。
【2340】
【表1】
Figure 0004266092
【2341】
[試験例2]経口投与後のラット血漿中抗FXa活性の測定
(A)投与および採血
検体10mgを0.5%メチルセルロース(MC)に溶解または懸濁した薬物溶液(1mg/ml)をラットに経口投与した(10ml/kg)。薬物投与の0.5、1、2、4時間後に、50μlの3.13%(w/v)クエン酸三ナトリウム二水和物水溶液を注入した注射筒を用いて、血液0.5mlを頚静脈から採取した(採取血液量:0.45ml)。コントロール群のラットには0.5%MC溶液を投与した後、上記と同様に採血した。各血液サンプルを4℃、1500×gで10分間遠心して血漿を分離した後、下記の血漿中抗FXa活性測定に使用するまで−40℃で保存した。
(B)血漿中FXa阻害活性の測定
血漿中抗FXa活性の測定では、基質としてS−2222を用いて測定した。トリス緩衝液(100mMトリス、200mM塩化カトリウム、0.2%BSA、pH7.4)5456μl、ヒトFXa(2.5U/ml)44μlおよび水550μlを混合した。得られたヒトFXa溶液は、下記の試験に用いた。
96ウェルマイクロプレートの各ウェルに上記の操作(A)で得たラット血漿5μlを添加し、続いて、上記のヒトFXa溶液55μl、750μMのS−2222水溶液40μlを順次添加した直後から、吸光光度計SPECTRAmax340または190(Molecular Devices Co., U.S.A.)を用いて405nmにおける吸光度を室温で測定し、反応速度(ΔOD/分)を求めた。
抗FXa活性、すなわち阻害率(%)は、下式で算出した。
【2342】
阻害率(%)=[1−(試料のΔOD/分÷コントロール群のΔOD/分の平均値)]×100
【2343】
(結果)実施例63、191、192、194および204に記載した化合物は、10mg/kgの経口投与で62%〜96%の強い血漿中FXa阻害活性を示した。
【2344】
【発明の効果】
本発明の環状ジアミン誘導体は、強力な活性化血液凝固第X因子の阻害作用を示すので、医薬、活性化血液凝固第X因子阻害剤、血液凝固抑制剤、血栓または塞栓の予防および/または治療剤、血栓性疾患の予防および/または治療薬、さらには脳梗塞、脳塞栓、心筋梗塞、狭心症、肺梗塞、肺塞栓、バージャー病、深部静脈血栓症、汎発性血管内凝固症候群、人工弁/関節置換後の血栓形成、血行再建後の血栓形成および再閉塞、全身性炎症性反応症候群(SIRS)、多臓器不全(MODS)、体外循環時の血栓形成または採血時の血液凝固の予防および/または治療剤として有用である。

Claims (5)

  1. 下記の一般式(4)
    【化1】
    HN(R1)−Q3−N(R2)−T1−Q4 (4)
    [式中、R1およびR2は各々独立して、水素原子またはC1−C6アルキル基を示し;
    T1 は、基−C(=O)−C(=O)−N(R')−、基−C(=S)−C(=O)−N(R')−、基−C(=O)−C(=S)−N(R')−または基−C(=S)−C(=S)−N(R’)−(基中、R'は水素原子、水酸基、C1−C6アルキル基またはC1−C6アルコキシ基を示す。) を示し;
    Q3は、下記の基
    Figure 0004266092
    (基中、Q5は炭素数4のアルキレン基を示し;
    R3 は水素原子を示し;
    R 4 は、N,N−ジ(C1−C6アルキル)カルバモイル基を示し;
    Q4は、4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−ブロモフェニル基、4−エチニルフェニル基、3−クロロフェニル基、3−フルオロフェニル基、3−ブロモフェニル基、3−エチニルフェニル基、3−クロロ−4−フルオロフェニル基、4−クロロ−3−フルオロフェニル基、4−クロロ−2−フルオロフェニル基、2−クロロ−4−フルオロフェニル基、4−ブロモ−2−フルオロフェニル基、2−ブロモ−4−フルオロフェニル基、2,4−ジクロロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、4−クロロ−3−メチルフェニル基、4−フルオロ−3−メチルフェニル基、4−ブロモ−3−メチルフェニル基、4−クロロ−2−メチルフェニル基、4−フルオロ−2−メチルフェニル基、4−ブロモ−2−メチルフェニル基、3,4−ジクロロフェニル基、3,4−ジフルオロフェニル基;
    4−クロロ−2−ピリジル基、4−フルオロ−2−ピリジル基、4−ブロモ−2−ピリジル基、4−エチニル−2−ピリジル基、5−クロロ−2−ピリジル基、5−フルオロ−2−ピリジル基、5−ブロモ−2−ピリジル基、5−エチニル−2−ピリジル基、4−クロロ−5−フルオロ−2−ピリジル基、5−クロロ−4−フルオロ−2−ピリジル基、5−クロロ−3−ピリジル基、5−フルオロ−3−ピリジル基、5−ブロモ−3−ピリジル基、5−エチニル−3−ピリジル基、5−クロロ−2−ピリミジル基、5−フルオロ−2−ピリミジル基、5−ブロモ−2−ピリミジル基、5−エチニル−2−ピリミジル基、4−クロロ−3−ピリダジニル基、4−フルオロ−3−ピリダジニル基、4−ブロモ−3−ピリダジニル基、4−エチニル−3−ピリダジニル基;
    4−クロロ−2−チエニル基、4−フルオロ−2−チエニル基、4−ブロモ−2−チエニル基、4−エチニル−2−チエニル基、4−クロロ−2−ピロリル基、4−フルオロ−2−ピロリル基、4−ブロモ−2−ピロリル基、4−エチニル−2−ピロリル基、4−クロロ−2−フリル基、4−フルオロ−2−フリル基、4−ブロモ−2−フリル基、4−エチニル−2−フリル基、5−クロロ−2−チエニル基、5−フルオロ−2−チエニル基、5−ブロモ−2−チエニル基、5−エチニル−2−チエニル基、5−クロロ−2−チアゾリル基、5−フルオロ−2−チアゾリル基、5−ブロモ−2−チアゾリル基、5−エチニル−2−チアゾリル基、5−クロロ−2−オキサゾリル基、5−フルオロ−2−オキサゾリル基、5−ブロモ−2−オキサゾリル基または5−エチニル−2−オキサゾリル基;
    を示す。]で表される化合物、その塩、それらの溶媒和物またはそれらのN−オキシド。
  2. R 1 およびR 2 が水素原子である請求項1記載の化合物、その塩、それらの溶媒和物またはそれらのN−オキシド。
  3. T 1 が、基−C(=O)−C(=O)−N(R ' )− ( 基中、R ' は水素原子を示す。 ) である請求項1または2に記載の化合物、その塩、それらの溶媒和物またはそれらのN−オキシド。
  4. R 4 が、N,N−ジメチルカルバモイル基である請求項1〜3のいずれか1項に記載の化合物、その塩、それらの溶媒和物またはそれらのN−オキシド。
  5. Q 4 が、4−クロロフェニル基、4−フルオロフェニル基、4−ブロモフェニル基、4−エチニルフェニル基、4−クロロ−3−フルオロフェニル基、4−クロロ−2−フルオロフェニル基、2,4−ジフルオロフェニル基、4−クロロ−3−メチルフェニル基、4−クロロ−2−メチルフェニル基、3,4−ジフルオロフェニル基;
    5−クロロ−2−ピリジル基、5−フルオロ−2−ピリジル基、5−ブロモ−2−ピリジル基、5−クロロ−2−ピリミジル基;
    5−クロロ−2−チエニル基または5−クロロ−2−チアゾリル基;
    である請求項1〜4のいずれか1項に記載の化合物、その塩、それらの溶媒和物またはそれらのN−オキシド。
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