JP4332018B2 - ディスペンサ - Google Patents

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Description

本発明は、容器内の内容物を適量噴出させるのに好適なディスペンサに関するものであり、該ディスペンサの使い易さの改善を図ろうとするものである。
シャンプーやリンス、化粧水あるいは液体石鹸等を入れた容器ではそれそのものを持ち上げることをせず押圧ヘッドを押圧するのみで内容物を適量注出することができるようにディスペンサを備えたものが多数存在している(例えば特許文献1参照)。
特開2001−233373号公報
ところで、ハンドソープ等の内容物を入れておく比較的小型の容器に装着されるディスペンサは容器のサイズに合わせてサイズの小型化がなされていることから、内容物を噴出させる際にヘッド部において手が滑り易いという不都合があり(とくに力の弱い幼児や老人にとっては顕著)その改善が望まれていた。
本発明の課題は、ディスペンサのサイズにかかわりなしにしっかりと把持した状態で押圧ヘッドを押圧して内容物を適量噴出できる新規なディスペンサを提案するところにある。
本発明は、容器の口部に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップの下面に垂下され容器内の内容物を吸引、加圧、圧送するポンプと、このポンプを作動させて内容物を外界に向けて噴出させるノズル付きの押圧ヘッドを備えたディスペンサであって、
前記押圧ヘッドに、該押圧ヘッドにつながり押圧面積の拡大を図るとともにベースキャップに至るまでの領域若しくは容器の肩部下端域に至るまでの領域を覆い該押圧ヘッドの押し込みに帯同してスライドするカバーを設け、
該カバーに、押圧ヘッドのノズルの直下側壁に設けられ、親指をあてがって押圧ヘッドを把持したままで該押圧ヘッドの押し込みを可能とした凹部を形成したことを特徴とするディスペンサである。
また、前記カバーは、ベースキャップ若しくは容器に係合して押圧ヘッドに負荷される不用意な荷重による内容物の漏洩を防止するストッパーを備えることができる。
押圧ヘッドにおける押圧面積が拡大され、それを握った状態で内容物を噴出させることが可能で手が滑るような不具合がない。
押圧ヘッドからベースキャップまで、あるいは押圧ヘッドから容器の肩部下端までカバーで覆われるので容器内に水等が侵入することはなく内容物の品質が安定的に保たれる。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明に従うディスペンサの実施の形態を示したものであり、図2はディスペンサの使用状況を示した図である。
図における1は内容物を収納する容器、2は容器の口部にねじ止めによって固定保持される例で示したベースキャップ、3はベースキャップ2の下面に垂下され容器内の内容物を吸引、加圧、圧送するポンプ(図示はフォーマポンプとして例示してある)、4はポンプ3を作動させて内容物を外界に向けて噴出させる押圧ヘッドであって、この押圧ヘッド4は横向きに開口する噴出口を有するノズル4aを一体的に備えている。
また、5は押圧ヘッド4につながり押圧面積の拡大を図るとともにベースキャップ2に至るまでの領域を覆うカバーである。このカバー5は押圧ヘッド4の押し込みに帯同してベースキャップ2の側壁に沿いスライドするもので、ノズル4aの直下には指をあてがって押圧ヘッド4を把持し易くするための凹部5aが形成される。
さらに、6は押圧ヘッド4に設けられたストッパーを構成するリブである。このストッパー6はベースキャップ2の天面内側端部から上方に延出する筒部突端面に当接して押圧ヘッド4の押し込みを不能にするもの(不用意な荷重の負荷による押圧ヘッドの押し込みを防止する)であり、押圧ヘッド4の回動にてベースキャップ2の延出筒部端面に予め設けた溝部(図示せず)に望ませることによって押圧ヘッド4の押し込みを可能とする。
かかる構成になるディスペンサは、図2に示すようにカバー5の凹部5aに親指をあてがい押圧面積の拡大されたヘッド4を把持した状態で押し込むことができるので手が滑るようなことはなく(ヘッドに力を確実に伝達できる)、力の弱い人であっても内容物を噴出させるのが容易となる。
図3は本発明に従うディスペンサの他の実施の形態を示したものである。
この例は、カバー5を延長させて容器の肩部の下端域に至るまでの領域を覆うようにするとともに、カバー5の裏面に図4に示すようなコの字状断面になるストッパー6を2つ、また、ベースキャップ2にカバー5の内面形状に沿う断面形状を有する扇子型の凸部7を2つそれぞれ対向配置した構造のものである。
このディスペンサも図2に示すようにノズル4aの直下の凹部5aに親指をあてがい押圧面積の拡大されたヘッド4を把持した状態で押し込むことができるもので、押圧ヘッド4を回動させて図4の仮想線の如くストッパー6を凸部7に望ませることで押圧ヘッド4の押し込みを不能とし、図4の実線で表示したようにストッパー6を凸部7の相互間に位置せしめることで図5に示すように押圧ヘッド4の押し込みを可能とする。
上記の構成になるディスペンサは押圧ヘッド4の押し込みに際してカバー5が容器の胴部に沿ってスライドするので、容器の胴部にカバー5の最下端に当接する段差8を設け、押圧ヘッド4の押し込みによるロック状態(ロック機構は図示せず)となる押圧ヘッド4の最下降位置でカバー5と容器1との外表面を一致(面一)させるようにしてもよい。
本発明の実施の形態では、ベースキャップ2はねじ止め式として図示したがアンダーカットによる係合であってもよくこの点については限定されない。
また、押圧ヘッド4の押し込みを不能とするストッパー6は容器の外観形状等に応じて適宜に変更できるものであり、例えば、図3の実施例の構成に図1に示されるストッパー構成を採用することも可能であり、図示のものに限定されることはない。
押圧面積が大きいので内容物の噴出にかかる力を押圧ヘッドに確実に伝達することができ、かつ、外部からの水分の侵入が防止でき、内容物の品質の安定保持が可能なディスペンサを提供できる。
本発明に従うディスペンサの実施の形態を示した図である。 内容物の噴出状況を示した図である。 本発明に従うディスペンサの他の実施の形態を示した図である。 ディスペンサの平面を断面で示した図である。 図3に示したディスペンサにおいて押圧ヘッドを押し込んだ状態を示した図である。
符号の説明
1 容器
2 ベースキャップ
3 ポンプ
4 押圧ヘッド
4aノズル
5 カバー
5a凹部
6 ストッパー
7 凸部
8 段差

Claims (2)

  1. 容器の口部に固定保持されるベースキャップと、このベースキャップの下面に垂下され容器内の内容物を吸引、加圧、圧送するポンプと、このポンプを作動させて内容物を外界に向けて噴出させるノズル付きの押圧ヘッドを備えたディスペンサであって、
    前記押圧ヘッドに、該押圧ヘッドにつながり押圧面積の拡大を図るとともにベースキャップに至るまでの領域若しくは容器の肩部下端域に至るまでの領域を覆い該押圧ヘッドの押し込みに帯同してスライドするカバーを設け、
    該カバーに、押圧ヘッドのノズルの直下側壁に設けられ、親指をあてがって押圧ヘッドを把持したままで該押圧ヘッドの押し込みを可能とした凹部を形成したことを特徴とするディスペンサ。
  2. 前記カバーは、押圧ヘッドを回動させることによって該押圧ヘッドの押し込みを不能とするストッパーを有する請求項1記載のディスペンサ。
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