JP4342576B2 - 複数オペレーティングシステム切替制御装置及びコンピュータシステム - Google Patents

複数オペレーティングシステム切替制御装置及びコンピュータシステム Download PDF

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Description

本発明は、動作状態のオペレーティングシステムを、切替元オペレーティングシステムから切替先オペレーティングシステムに排他的に切り替えるオペレーティングシステム切替機能を具備するコンピュータシステムに設けられる複数オペレーティングシステム切替制御装置に関する。
また、本発明は、排他的に動作状態となる複数のオペレーティングシステム、或いは、複数の設定モードを備える単一のオペレーティングシステムによって提供される仮想的な複数のオペレーティングシステムを搭載し、オペレーティングシステム切替機能によって動作状態のオペレーティングシステムを切替元オペレーティングシステムから切替先オペレーティングシステムに排他的に切り替えるコンピュータシステムに関する。
従来、1つのコンピュータシステム(端末)上において、複数のオペレーティングシステム(以下、OS)が搭載されており、動作状態のOSを切り替えるような構成が知られている(特許文献1)。
かかる構成では、OSのサスペンド・レジューム機能が利用されており、動作状態である第1のOSがサスペンド(休止)状態となった後、サスペンド状態である第2のOSがレジュームするため、動作状態のOSは、排他的に切り替えられる。
すなわち、一方のOS(第1のOS)が、動作状態(活性)である場合、他方のOS(第2のOS)は、サスペンド状態(非活性)である。
かかる構成の応用により、用途やOSの種別が異なる2つ(以上の)の実行環境(ドメインとも呼ぶ)を持つコンピュータシステムを構築することができる。
例えば、動作状態のOSを、プライベートな情報の処理を行う第1のOSと、ビジネスに関する情報の処理を行う第2のOSとの間で切り替えて、実行可能な公私のドメインを共存させたコンピュータシステムを構築することができる。
また、第1のOSに「Linux OS(登録商標)」を用いて、第2のOSに「Windows Mobile(登録商標)」を用いたコンピュータシステムを構築することができる。
特開2001-256066(US20010018717A1)
上述の構成では、複数のOSは、排他的に動作状態となるため、非活性OSで処理を行うためには、非活性OSが動作状態となるように切り替える必要がある。
ここで、非活性OSが動作状態となるように切り替える契機として、「ユーザによる切替ボタンの入力」や「非活性OSを宛先とした電話やデータ通信の着信」や「非活性OS側の機能の実行要求」や「非活性OSにより登録されたタイマの満了」等のイベント(切替イベント)が考えられる。
したがって、上述の構成には、これらの切替イベントの生起に従って、動作状態のOSを、切替元OSから切替先OSに切り替える際、かかる切替イベントを切替先OSに通知し、切替先OSにおいて、かかる切替イベントに応じた適切な処理を実行する必要があるという課題が挙げられている。
特に、電話着信等の緊急のイベント(切替イベント)に対しては、切替先OSが即座に処理を実行する必要があるため、切替元OSから切替先OSへの切替時間を削減することが要求されている。
さらに、上述の技術には、第1の課題として、動作状態のOSの切替によるクリティカル処理の中断の防止が挙げられている。
すなわち、電話等の処理を中断させたくないクリティカルな処理の実行中は、切替イベントが起きても、動作状態のOSの切替を拒否又は保留したいので、かかるクリティカルな処理の実行中に、動作状態のOSの切替をロックすることが必要となるという課題が挙げられている。
第2の課題として、動作状態のOSの切替の耐障害性の向上が挙げられている。
すなわち、第1の課題に対して、動作状態のOSの切替をロックする手段を利用する際、障害によって適切にロック解除が実施されず、ロックがはずれないまま、動作状態のOSの切替が不能となる可能性があるため、障害が起きても、動作状態のOSの切替の機能を維持する必要があるという課題が挙げられている。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、イベント情報に応じて選択された切替元OSの切替処理及び切替先OSの切替処理を実行すると共に、OS切替機能に、イベント情報に基づく切替処理の最適化を許すことで、発生した切替イベントに応じたきめ細やかな切替処理の変更によって、切替元OSから切替先OSへの切替時間を削減し、非活性OS宛ての切替イベントについての処理時間を改善することができる複数オペレーティングシステム切替制御装置及びコンピュータシステムを提供することを目的とする。
また、本発明は、動作状態のOSの切替を禁止する処理が実行中でないかについて確認することによって、安全に、動作状態のOSの切替を実現することができる複数オペレーティングシステム切替制御装置及びコンピュータシステムを提供することを目的とする。
本発明の第1の特徴は、動作状態のオペレーティングシステムを、切替元オペレーティングシステムから切替先オペレーティングシステムに排他的に切り替えるオペレーティングシステム切替機能を具備するコンピュータシステムに設けられる複数オペレーティングシステム切替制御装置であって、前記切替元オペレーティングシステムが動作状態である場合に動作する切替元オペレーティングシステム用制御部を具備し、前記切替元オペレーティングシステム用制御部は、サスペンド状態である前記切替先オペレーティングシステムが前記動作状態のオペレーティングシステムとなるように要求するオペレーティングシステム切替要求を受信する切替要求受信部と、受信した前記オペレーティングシステム切替要求に含まれており、前記切替先オペレーティングシステム又は前記切替先オペレーティングシステム上のアプリケーションによる処理を要求するイベント情報を、前記切替先オペレーティングシステム又は前記切替先オペレーティングシステム上のアプリケーションに通知する切替イベント通知部と、前記オペレーティングシステム切替機能に対して、前記切替先オペレーティングシステムが前記動作状態のオペレーティングシステムとなるように前記イベント情報に応じて選択された切替元オペレーティングシステムの切替処理を実行する切替制御部とを具備することを要旨とする。
本発明の第1の特徴において、前記切替制御部は、更に、前記イベント情報に応じて選択された切替元オペレーティングシステムの切替処理を行うように構成されていてもよい。
本発明の第1の特徴において、前記切替先オペレーティングシステムが動作状態である場合に動作する切替先オペレーティングシステム用制御部を具備し、前記切替先オペレーティングシステム用制御部は、前記切替先オペレーティングシステムが前記動作状態のオペレーティングシステムとなった後、前記イベント情報を取得する切替イベント取得部と、取得した前記イベント情報に対応するイベント対応処理を実行するイベント対応処理部とを具備してもよい。
かかる発明によれば、動作状態である切替元OSが、切替イベントを示すイベント情報を切替先OSに通知するように構成されているため、切替先OSが、動作状態のOSとなった後、かかる切替イベントに応じた適切な処理(イベント対応処理)を実行することができる。
本発明の第1の特徴において、前記切替制御部は、更に、取得された前記イベント情報に応じて選択された切替先オペレーティングシステムの切替処理を行うように構成されていてもよい。
本発明の第1の特徴において、前記切替元オペレーティングシステム用制御部は、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて判断する切替判断部を具備し、前記切替制御部は、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムになることができると判断された場合に、前記オペレーティングシステム切替機能に対して、前記切替先オペレーティングシステムが前記動作状態のオペレーティングシステムとなるように指示してもよい。
かかる発明によれば、切替制御部によって、切替元OSがサスペンド状態のOSになることができない、すなわち、動作状態のOSの切替が可能でないと判断された場合には、動作状態のOSの切替を実行しないため、切替元OSをサスペンド状態とすることによる障害を防止することができる。
本発明の第1の特徴において、前記切替元オペレーティングシステム用制御部は、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることの禁止又は禁止解除を要求する切替ロック要求を受信する切替ロック要求受信部を具備し、前記切替判断部は、受信した前記切替ロック要求に応じて、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて判断してもよい。
かかる発明によれば、OSやドライバやアプリケーションやミドルウェア等からの要求に基づいて、動作状態のOSの切替をロックでき、動作状態のOSの切替による障害を防止して安定性を向上することができる。
前記切替ロック要求受信部は、優先度を含む前記切替ロック要求を受信し、
本発明の第1の特徴において、前記切替要求受信部は、優先度を含む前記オペレーティングシステム切替要求を受信し、前記切替判断部は、受信した前記切替ロック要求の優先度と受信した前記オペレーティングシステム切替要求の優先度とに応じて、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて判断してもよい。
本発明の第1の特徴において、前記切替元オペレーティングシステム用制御部は、前記オペレーティングシステム切替機能に対して、周期的に、前記切替元オペレーティングシステムが正常動作していることを通知する活動通知部を具備してもよい。
かかる発明によれば、OS切替機能が、複数OS切替制御装置の障害を検知することができるため、複数OS切替制御装置が、動作状態のOSの切替の禁止を通知した後、複数OS切替制御装置の障害によって、動作状態のOSの切替の禁止を解除できなかったとしても、OS切替機能は、複数OS切替制御装置の障害を考慮したうえで、動作状態のOSの切替を行っても良いかどうかについて判断できる。
本発明の第1の特徴において、前記切替元オペレーティングシステム用制御部は、前記切替元オペレーティングシステムにおいて実行中の処理について監視する動作検査部を具備し、前記切替判断部は、監視された前記実行中の処理に応じて、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて判断してもよい。
かかる発明によれば、動作状態のOSの切替により支障をきたす可能性のあるアプリケーションや機能の実行中に、動作状態のOSの切替を禁止し、障害や異常動作を防止することができる。
本発明の第1の特徴において、前記動作検査部は、プロセス起動状態、ネットワーク接続状態又はファイル入出力状態の少なくとも1つを含む前記実行中の処理について監視してもよい。
かかる発明によれば、クリティカルなプロセスが実行している場合や、特定の宛先との間でネットワーク接続がなされている場合や、特定のファイルやストレージ領域に対する書込みが行われている場合等、特定の処理が実行されている場合について監視することができる。
本発明の第1の特徴において、前記切替元オペレーティングシステム用制御部は、前記イベント情報と前記実行中の処理を特定する処理種別との組み合わせに対して、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて管理する切替可否情報管理部を具備し、前記動作検査部は、前記切替元オペレーティングシステムにおいて、前記処理種別により特定される処理が実行中であるか否かについて監視し、前記切替判断部は、前記切替可否情報管理部を参照して、前記実行中の処理を特定する処理種別と通知された前記イベント情報との組み合わせに応じて、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて判断してもよい。
かかる発明によれば、切替元OSにおいて実行中の処理と、OS切替要求に含まれているイベント情報との組み合わせを考慮して、動作状態のOSの切替の可否をきめ細かく判断できる。
本発明の第1の特徴において、前記切替元オペレーティングシステム用制御部は、ユーザに対して、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて問い合わせるユーザ問合せ部を具備し、前記切替可否情報管理部は、前記イベント情報と前記処理種別との組み合わせに対して、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて前記ユーザへの問合わせの要否について管理し、前記切替判断部は、前記ユーザへの問合わせ結果に応じて、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて判断してもよい。
かかる発明によれば、ユーザへの問合せを行った上で、動作状態のOSの切替の許可或いは禁止を制御することができ、ユーザの意思を反映させた動作状態のOSの切替を制御することができる。
本発明の第1の特徴において、前記切替判断部は、前記切替ロック要求の到着時刻に応じて、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて判断してもよい。
かかる発明によれば、動作状態のOSの切替のロックを要求する要求元のアプリケーションやドライバやミドルウェア等が障害によって適切にロック解除を要求しない場合であっても、所定期間を過ぎた後、かかるロックを解除することができる。
本発明の第2の特徴は、排他的に動作状態となる複数のオペレーティングシステム、或いは、複数の設定モードを備える単一のオペレーティングシステムによって提供される仮想的な複数のオペレーティングシステムを搭載し、オペレーティングシステム切替機能によって動作状態のオペレーティングシステムを切替元オペレーティングシステムから切替先オペレーティングシステムに排他的に切り替えるコンピュータシステムであって、前記切替元が動作状態である場合に動作する複数オペレーティングシステム切替制御装置は、サスペンド状態である切替先オペレーティングシステムが前記動作状態のオペレーティングシステムとなるように要求するオペレーティングシステム切替要求を受信する切替要求受信部と、受信した前記オペレーティングシステム切替要求に含まれており、前記切替先オペレーティングシステム又は前記切替先オペレーティングシステム上のアプリケーションによる処理を要求するイベント情報を、前記切替先オペレーティングシステム又は前記切替先オペレーティングシステム上のアプリケーションに通知する切替イベント通知部と、前記オペレーティングシステム切替機能に対して、前記切替先オペレーティングシステムが前記動作状態のオペレーティングシステムとなるように前記イベント情報を引数とした呼び出しを実行する切替制御部とを具備することを要旨とする。
本発明の第2の特徴において、前記切替制御部は、更に、前記イベント情報に応じて選択された切替元オペレーティングシステムの切替処理を行うように構成されていてもよい。
以上説明したように、本発明によれば、イベント情報に応じて選択された切替元OSの切替処理及び切替先OSの切替処理を実行すると共に、OS切替機能に、イベント情報に基づく切替処理の最適化を許すことで、発生した切替イベントに応じたきめ細やかな切替処理の変更によって、切替元OSから切替先OSへの切替時間を削減し、非活性OS宛ての切替イベントについての処理時間を改善することができる複数オペレーティングシステム切替制御装置及びコンピュータシステムを提供することができる。
また、本発明によれば、動作状態のOSの切替を禁止する処理が実行中でないかについて確認することによって、安全に、動作状態のOSの切替を実現することができる複数オペレーティングシステム切替制御装置及びコンピュータシステムを提供することができる。
(本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステム)
図1乃至図7を参照して、本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステム1の構成について説明する。
本実施形態に係るコンピュータシステム1は、排他的に動作状態となる複数のOS1、OS2を搭載し、OS切替機能2によって、動作状態のOS(活性OS)を切り替えるように構成されている。
OS切替機能2は、物理的に異なる複数のOS間の切り替えや、仮想的な複数のOS間の切り替えを行うように構成されている。
ここで、物理的に異なる複数のOS間の切り替えでは、OS1及びOS2は、別のプログラムによって実行される。
複数のOS間の切り替えでは、切替元OSが動作状態であった際のハードウエアやOSやアプリケーションの状態をサスペンド(保存)し、切替先OSが動作状態であった際のハードウエアやOSやアプリケーションの状態をレジューム(再開)する。
図1に示すように、本実施形態に係るコンピュータシステム1には、OS1用の複数OS切替制御装置10A、及び、OS2用の複数OS切替制御装置10Bが設けられている。
かかる複数OS切替制御装置10A及び10Bの構成は、基本的に同一であるため、以下、複数OS切替制御装置10Aの構成について説明する。
図2に示すように、複数OS切替制御装置10Aは、切替要求受信部11と、切替イベント通知部12と、切替制御部13と、切替イベント取得部14と、イベント対応処理部15と、切替禁止データ通知部16と、活動通知部17と、動作検査部18と、切替ロック要求受信部19と、ロック状態管理部20と、切替可否情報管理部21と、ユーザ問合せ部22と、切替判断部23とを具備する。
なお、複数OS切替制御装置10Aを構成する機能11乃至23については、複数OS切替制御装置10Aが切替元OSに設けられている場合に動作する切替元OS用制御部、或いは、複数OS切替制御装置10Aが切替先OSに設けられている場合に動作する切替先OS用制御部の2種類に分類することができる。
ここで、切替元OS用制御部には、切替要求受信部11と、切替イベント通知部12と、切替制御部13と、切替禁止データ通知部16と、活動通知部17と、動作検査部18と、切替ロック要求受信部19と、ロック状態管理部20と、切替可否情報管理部21と、ユーザ問合せ部22と、切替判断部23とが含まれる。
一方、切替先OS用制御部には、切替イベント取得部14と、イベント対応処理部15とが含まれる。
ここで、複数OS切替制御装置10Aは、動作状態のOSを、切替元OS1から切替先OS2に排他的に切り替えるOS切替機能2を具備するコンピュータシステム1に設けられるものである。
具体的には、かかる複数OS切替制御装置10Aを構成する機能11乃至23は、全てOS1内部に設けられていてもよいし、全てOS1外部に設けられていてもよい。また、かかる複数OS切替制御装置10Aを構成する機能11乃至23の一部が、OS1内部に設けられており、残りが、OS1外部に設けられていてもよい。
また、かかる複数OS切替制御装置10Aを構成する機能11乃至23は、ソフトウエアによって実現されていてもよいし、ハードウエアによって実現されていてもよい。
切替要求受信部11は、サスペンド状態である切替先OS2が動作状態のOSとなるように要求するOS切替要求を受信するように構成されている。
具体的には、切替要求受信部11は、動作状態のOSの切替の原因(切替イベント)を示し、切替先OS2又は切替先OS2上のアプリケーションによる処理を要求する「イベント情報」を含むOS切替要求を受信して保持するように構成されている。
例えば、切替要求受信部11は、複数OS切替制御装置10Aによって公開されているAPI(Application Programming Interface)に従った関数の呼び出しやメッセージパッシング等の任意の受信形態によって、OS切替要求を受信するように構成されていてもよい。
例えば、APIに従った関数の具体例としては、イベント情報を示す「event」及び付加パラメータ「param」を引数とした「OS_Switch_Event_Receive(event,param)」のような設計が考えられる。
また、切替要求受信部11は、切替先OS2に対して通知を要求するイベント情報を含むOS切替要求を受信してもよい。例えば、かかるイベント情報としては、未来の時刻を設定して、かかる時刻になった際に通知を要求するものが考えられる。
また、切替要求受信部11は、優先度を含むOS切替要求を受信するように構成されていてもよい。
切替イベント通知部12は、受信したOS切替要求に含まれており、前記切替先OS又は前記切替先OS上のアプリケーションによる処理を要求するイベント情報を、切替先OSであるOS2(OS2用の複数OS切替制御装置10Bや、OS2上のアプリケーション)に通知するように構成されている。
例えば、切替イベント通知部12は、OS2との間で共有する領域にメッセージを書き込む非同期型のメッセージパッシング手段を用いてイベント情報を通知するように構成されていてもよいし、その他の通信手段を用いてイベント情報を通知するように構成されていてもよい。
なお、OS1及びOS2は、排他的に動作状態になるように構成されている、すなわち、OS1が活性である場合には、OS2は非活性であるため、切替イベント通知部12は、TCP/IPソケット等による同期型の通信手段でなく、非同期型の通信とを用いて、イベント情報を通知することになる。
例えば、切替イベント通知部12は、「OS_Switch_Event(osid,event,param)」のような関数の呼び出しにより、イベント情報を通知することができる。
ここで、「osid」は、切替先OSの識別子を示し、「event」は、活性OSの切替の原因(切替イベント)を示すイベント情報(例えば、電話着信やメール着信や切替ボタン入力や別OSにおけるアプリ起動要求等)を示し、「param」は、イベント情報依存の付加パラメータを示す。
切替制御部13は、切替判断部23によりOS切替禁止フラグがセットされていない場合、すなわち、切替元OS1がサスペンド状態のOSになることができると判断された場合(動作状態のOSの切替が可能であると判断された場合)に、上述のイベント情報に応じて選択された切替元OSの切替処理を実行すると共に、切替要求受信部11によって保持されている全てのOS切替要求を削除し、当該イベント情報を引数としてOS切替機能2を呼び出して、非活性OSであるOS2が動作状態のOSとなるように指示する。
例えば、上述の切替元OSの切替処理として、電話着信という切替イベントが発生した場合に、着信処理時間を削減するために、切替先OSとの間で共有する領域に電話に関する通信デバイスの状態を保存することや、切替元OSのメモリやストレージ上のデータ等を保護するための暗号化処理や削除処理を一部省略すること等が想定される。
また、OS切替機能2が引数として受け取ったイベント情報を利用する例として、ハードウエアやOSやアプリケーションの一部の状態を保存(サスペンド)することを省略することが考えられる。
また、切替制御部13は、切替判断部23によりユーザ照会フラグがセットされている場合、ユーザ問合せ部22を呼び出して、ユーザ問合せ部22によるユーザへの問合わせ結果に応じて、OS切替機能2を呼び出すか否かについて決定してもよい。
切替イベント取得部14は、OS1が動作状態となった後、OS2用の複数OS切替制御装置10Bにより通知されたイベント情報を取得するように構成されている。すなわち、切替イベント取得部14は、動作状態のOSの切替後に、切替元OS2により通知されたイベント情報を取得するように構成されている。
なお、切替イベント取得部14は、切替イベント通知部12と同様に、例えば、OS1とOS2との間で共有する領域にメッセージを書き込む非同期型のメッセージパッシング手段を用いてイベント情報を取得してもよいし、その他の通信手段を用いてイベント情報を取得してもよい。
イベント対応処理部15は、切替イベント取得部14により取得されたイベント情報に対応して選択された切替先OSの切替処理、及び、イベント対応処理を実行するように構成されている。
例えば、上述の切替先OSの切替処理として、電話着信のような緊急の切替イベントを早急に処理するために切替元OSとの間で共有する領域に保存されている通信デバイスの状態を回復することや、メモリやストレージ上のデータの復号を延期すること(処理量削減)等が想定される。
例えば、イベント対応処理部15は、図3に示すような「イベント情報とイベント対応処理との組み合わせを管理するテーブル」を用意して、切替イベント取得部14により取得されたイベント情報をキーに適切な処理(イベント対応処理)を選択し、かかる処理を呼び出すことができる。
図3の例では、イベント対応処理部15は、電話着信というイベント情報を取得した場合には、電話アプリケーションの起動というイベント対応処理が要求されたものと判断し、かかるイベント対応処理を実行し、アプリケーション起動要求というイベント情報を取得した場合には、かかるアプリケーション起動要求により指定されたアプリケーションの起動というイベント対応処理が要求されたものと判断し、かかるイベント対応処理を実行する。
また、図3の例では、イベント対応処理部15は、切替ボタン入力というイベント情報を取得した場合には、特別なイベント対応処理が要求されていないものと判断し、特別なイベント対応処理を実行しない。
なお、イベント対応処理部15において、図3に示すようなテーブルを用意することなく、イベント対応処理部15を実現するプログラム自身に、イベント情報に対応するイベント対応処理自身を埋め込んでもよい。
さらに、イベント対応処理部15は、イベント情報に対応するイベント対応処理を実行しようとしても、該当するアプリケーションを起動することができない等の理由で、かかるイベント対応処理の実行に失敗した場合や、かかるイベント対応処理を正常に実行することができた場合等、かかる実行結果を、切替元OS2用の複数OS切替制御装置10Bに通知してもよい。
切替禁止データ通知部16は、OS切替機能2に対して、OS切替禁止データを通知するように構成されている。
例えば、切替禁止データ通知部16は、OS切替機能2と複数OS切替制御装置10Bとの間で共有する領域や、OS切替機能2により指定されている領域に、かかるOS切替禁止データを書き込むことによって、OS切替機能2に対して、OS切替禁止データを通知するように構成されている。
ここで、OS切替禁止データは、動作状態のOSの切替の可否を示す情報(例えば、OS切替禁止フラグ)や、動作状態のOSの切替の禁止理由等の情報を含む。
例えば、切替禁止データ通知部16は、「OS_Switch_Control(flag,status,alive)」のような関数の呼び出しにより、OS切替機能2に対して、OS切替禁止データを通知するように構成されている。
ここで、「flag」は、動作状態のOSの切替の可否を示す情報であるOS切替禁止フラグを示し、「status」は、動作状態のOSの切替の禁止理由(例えば、電話中やデータ通信中等)を示し、「alive」は、OS1(又は、複数OS切替制御装置10A)が生存していることを示す情報(タイムスタンプやカウント等)を示す。
活動通知部17は、OS切替機能2に対して、周期的に、所定情報を通知することによって、OS1(又は、複数OS切替制御装置10A)が正常動作していることを通知するように構成されている。
なお、活動通知部17は、切替禁止データ通知部16と同様の手段で所定情報を通知してもよいし、別の手段で所定情報を通知してもよい。
ここで、通知される所定情報の例として、増加するカウンタや、時刻情報(タイムスタンプ)等が挙げられる。
OS切替機能2は、かかるカウンタが所定期間以上増加していなかったり、時刻情報が更新されていなかったりした場合に、複数OS切替制御装置10Aにおいて障害が発生したと判断することができる。
かかる場合、OS切替機能2は、受信したOS切替禁止データを削除又は無視するように構成されていてもよいし、コンピュータシステム1自体をハードウエアリセット(リブート)するように構成されていてもよい。
動作検査部18は、複数OS切替制御装置10Aが配置されているOS1において実行中の処理を監視するように構成されている。
例えば、動作検査部18は、図4に示すように、「処理種別」と「切替禁止処理フラグ」とを関連付ける「動作状態管理テーブル」を管理している。ここで、「処理種別」は、動作状態のOSの切替の禁止を要求する特定の処理を特定するものであり、「切替禁止処理フラグ」は、当該「処理種別」により特定される処理が実行中であるか否かについて示すものである。なお、「切替禁止処理フラグ」がセットされている場合、当該「処理種別」により特定される処理が実行中であることを示す。
また、動作検査部18は、プロセス起動状態、ネットワーク接続状態又はファイル入出力状態の少なくとも1つを含むOS1において実行中の処理について監視することができるため、クリティカルなプロセスが実行していることや、特定の宛先との間でネットワーク接続がなされていることや、特定のファイルやストレージ領域に対する書込みが行われていること等の特定の処理が実行されていることについて検出することができる。
かかる特定の処理は、プロセス名やネットワーク接続先のアドレスやファイル名やパス名等の形式で、動作検査部18に与えられてもよいし、動作検査部18内にプログラムとして埋め込む形式で与えられてもよい。
また、動作検査部18は、「処理種別」により特定される処理が実行中であるか否かについて(切替禁止処理フラグの設定)に加えて、当該「処理種別」についての情報を出力してもよい。なお、当該「処理種別」についての情報の一例としては、起動しているアプリケーション種別や、書き込み中のファイル名等が挙げられる。
切替ロック要求受信部19は、動作状態のOSの切替の禁止又は禁止解除を要求する切替ロック要求を受信するように構成されている。
例えば、切替ロック要求受信部19は、APIに従う関数の呼び出しやメッセージパッシング等の任意の通信手段で、切替ロック要求を受信するように構成されている。
なお、切替ロック要求受信部19は、OSやドライバやアプリケーションやミドルウェア等から、切替ロック要求を受信するように構成されている。
また、切替ロック要求受信部19は、優先度を含む切替ロック要求を受信するように構成されていてもよい。
ロック状態管理部20は、切替ロック要求の受信に応じて、動作状態のOSの切替の禁止を要求する切替ロック要求の有効受信回数を示すロック要求カウントを更新するように構成されている。
具体的には、ロック状態管理部20は、動作状態のOSの切替の禁止を要求する切替ロック要求を受信した場合、ロック要求カウントを1だけ増やし、動作状態のOSの切替の禁止解除を要求する切替ロック要求を受信した場合、ロック要求カウントを1だけ減らす操作を行う。
例えば、ロック状態管理部20は、図5に示すロック状態管理テーブルを用いて、処理種別ごとに、ロック要求カウントを管理するように構成されていてもよい。
図5の例では、活性OSの切替を禁止する処理種別として、電話中やデータ通信中やファイル書込み中やファイル読込中が挙げられており、それぞれのロック要求カウントが、1、2、0、1という状態である。
なお、ロック状態管理部20は、切替ロック要求の到着時刻を管理しており、受信してから所定期間を経過した切替ロック要求に係る有効受信回数を無効としてロック要求カウントを減らすように構成されていてもよい。
切替可否情報管理部21は、図6に示す「切替可否情報管理テーブル」を用いて、イベント情報と処理種別との組み合わせに対して、切替元OSがサスペンド状態のOSとなることができるか否かについて(動作状態のOSの切替の可否について)管理するように構成されている。
また、切替可否情報管理部21は、イベント情報と処理種別との組み合わせに対して、動作状態のOSの切替の可否に加え、動作状態のOSの切替の可否についてユーザへの問合わせの要否について管理するように構成されていてもよい。
図6の例では、電話着信を原因とするOS切替要求が到着した際、電話中である場合は、動作状態のOSの切替を禁止するように設定されているが、電話着信を原因とするOS切替要求が到着した際、データ通信中である場合は、動作状態のOSの切替を許可するように設定されている。
一方、図6の例では、アプリケーション起動を原因とするOS切替要求が到着した際、電話中である場合は、動作状態の切替を禁止するように設定されているが、アプリケーション起動を原因とするOS切替要求が到着した際、データ通信中である場合は、動作状態のOSの切替をユーザに問合せた上で許可するように設定されている。
なお、切替可否情報管理部21は、図6に示す「切替可否情報管理テーブル」の代わりに、図7(a)に示すように、「イベント情報」と「優先度」とを関連付けたテーブルと、図7(b)に示すように、「優先度」と「処理種別」とを関連付けるテーブルとを用いて、イベント情報と処理種別との組み合わせに対して、動作状態のOSの切替の可否に加え、動作状態のOSの切替の可否についてユーザへの問合わせの要否について管理するように構成されていてもよい。
ユーザ問合せ部22は、ユーザに対して、イベント情報、及び、動作状態のOSの切替の禁止を要求する処理種別をユーザに提示することによって、動作状態のOSの切替の可否について問い合わせるように構成されている。
切替判断部23は、切替元OSがサスペンド状態のOSとなることができるか否かについて(動作状態のOSの切替の可否について)判断するように構成されている。
具体的には、切替判断部23は、切替元OSがサスペンド状態のOSとなることができるか否かについて(動作状態のOSの切替の可否について)判断して、かかる判断結果に基づいて、OS切替禁止フラグを含むOS切替禁止データを設定する。
また、切替判断部23は、ロック状態管理部20により管理されているロック状態管理テーブルにおけるロック要求カウントに応じて、切替元OSがサスペンド状態のOSとなることができるか否かについて(動作状態のOSの切替の可否について)判断する。
例えば、切替判断部23は、ロック状態管理部20により管理されているロック状態管理テーブルにおけるロック要求カウントを参照して、ロック要求カウントが1以上である場合のみ、OS切替禁止フラグをセットするように構成されていてもよい。
また、切替判断部23は、活動通知部17からの通知に応じて、切替元OSがサスペンド状態のOSとなることができるか否かについて(動作状態のOSの切替の可否について)判断してもよい。
また、切替判断部23は、監視されたOS1において実行中の処理に応じて、切替元OSがサスペンド状態のOSとなることができるか否かについて(動作状態のOSの切替の可否について)判断してもよい。
また、切替判断部23は、切替可否情報管理部21を参照して、実行されていると判断された処理を特定する処理種別と通知されたイベント情報との組み合わせに応じて、切替元OSがサスペンド状態のOSとなることができるか否かについて(動作状態のOSの切替の可否について)判断してもよい。
例えば、切替判断部23は、切替可否情報管理部21を参照して、OS切替要求に含まれるイベント情報と処理種別との組み合わせに対して、動作状態のOSの切替の禁止が1つ以上指定されている場合にのみ、OS切替禁止フラグをセットしてもよい。
切替判断部23は、ユーザへの問合わせ結果に応じて、切替元OSがサスペンド状態のOSとなることができるか否かについて(動作状態のOSの切替の可否について)判断する。
例えば、切替判断部23は、切替可否情報管理部21を参照した際に、ユーザへの問合せが必要であると設定されていた場合には、ユーザ照会フラグをセットしてもよい。
また、切替判断部23は、受信した切替ロック要求の優先度と、受信したOS切替要求の優先度とに応じて、切替元OS2がサスペンド状態のOSとなることができるか否かについて判断するように構成されていてもよい。
例えば、切替判断部23は、受信した切替ロック要求の優先度よりも、受信したOS切替要求の優先度の方が高い場合に、切替元OS2がサスペンド状態のOSとなることができると判断する。
(本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムの動作)
以下、図8乃至図11を参照して、本実施形態に係るコンピュータシステムの動作について説明する。
第1に、図8を参照して、本実施形態に係るコンピュータシステム1におけるOS切替手順(動作状態のOSがOS1からOS2に切り替わる手順)について説明する。
図8に示すように、複数OS切替制御装置10Aの切替要求受信部11は、ステップS100において、アプリケーションやミドルウェアやドライバ等のイベントソースから、動作状態のOSの切替の原因を示すイベント情報を含むOS切替要求を受信して、ステップS101において、受信したOS切替要求を保持する。
ステップS102において、複数OS切替制御装置10Aの切替イベント通知部12は、OS切替要求に含まれているイベント情報を、切替先OSであるOS2に通知する。
ステップS103において、複数OS切替制御装置10AのOS切替判断部23は、切替元OSがサスペンド状態のOSとなることができるか否かについて(動作状態のOSの切替の可否について)判断し、OS切替禁止データを設定する。かかる切替元OSがサスペンド状態のOSとなることができるか否かについて(動作状態のOSの切替の可否について)の判断は、図9を参照して後述する。
ステップS104において、複数OS切替制御装置10Aの切替禁止データ通知部16は、OS切替禁止データをOS切替機能2に通知する。
複数OS切替制御装置10AのOS切替制御部13は、ステップS105において、OS切替禁止データにおいて、OS切替禁止フラグが設定されている場合、動作状態のOSを切り替えることなく、本手順を終了する。
一方、複数OS切替制御装置10AのOS切替制御部13は、ステップS105において、OS切替禁止データにおいて、OS切替禁止フラグが設定されていない場合、ステップS107Aにおいて、イベント情報に応じて、切替元OSの切替処理を選択し手実行する。
そして、複数OS切替制御装置10AのOS切替制御部13は、ステップS107Bにおいて、切替要求受信部11により保持されている全てのOS切替要求を削除して、ステップS108において、当該イベント情報を引数としてOS切替機能2を呼び出す。
ステップS109において、現在の活性OSであるOS1は、サスペンド状態になり、切替先OSであるOS2に制御が渡る。
ステップS110において、OS2がレジュームすると、ステップS111において、OS2用の複数OS切替制御装置10Bの切替イベント取得部14は、切替元OSであるOS1により通知されたイベント情報を取得する。
複数OS切替制御装置10Bのイベント対応処理部15は、ステップS112Aにおいて、取得したイベント情報に応じて選択された切替先OSの切替処理を実行し、ステップS112Bにおいて、図3に示すテーブルを利用して、取得したイベント情報に対応するイベント対応処理を実行する。
以上のようにして,非活性OS(OS2)を宛先とした電話着信やメール着信を活性OS(OS1)が受け付け、非活性OS(OS2)に渡して、活性OSの切替を行い、切替先OSであるOS2で電話やデータ通信を実行することができる。
第2に、図9を参照して、本実施形態に係るコンピュータシステム1におけるOS切替可否判断手順(動作状態にあるOSがOS1からOS2に切り替わる際)について説明する。
図9に示すように、ステップS201において、複数OS切替制御装置10Aの切替判断部23は、ロック状態管理部20を参照してロック要求カウントを参照する。
ステップS202において、ロック要求カウントが「0」でない場合、本動作は、ステップS206に進み、ロック要求カウントが「0」である場合、本動作は、ステップS203に進む。
複数OS切替制御装置10Aの動作検査部18は、ステップS203において、図4に示す「動作状態管理テーブル」を参照して、ステップS204において、動作状態のOSの切替を禁止する処理(「処理種別」によって特定されている処理)が実行中であるか否かについて監視する。
ステップS205において、かかる処理が実行中であると判断された場合、本動作は、ステップS206に進み、かかる処理が実行中でないと判断された場合、本動作は、ステップS207に進む。
ステップS206において、複数OS切替制御装置10Aの切替禁止データ通知部16は、OS切替禁止データにおけるOS切替禁止フラグをセットする。
一方、ステップS207において、複数OS切替制御装置10Aの切替禁止データ通知部16は、OS切替禁止データにおけるOS切替禁止フラグをリセットする。
第3に、図10を参照して、本実施形態に係るコンピュータシステム1における別のOS切替可否判断手順(動作状態にあるOSがOS1からOS2に切り替わる際)について説明する。
図10に示すように、ステップS301において、複数OS切替制御装置10Aの切替判断部23は、ロック状態管理部20における「ロック状態管理テーブル(図5参照)」を参照して、ロック要求カウントを参照する。
ステップS302において、複数OS切替制御装置10Aの切替判断部23は、ロック要求カウントが「1」以上である処理種別を抽出する。
ステップS303において、複数OS切替制御装置10Aの動作検査部18は、図4に示す「動作状態管理テーブル」を参照して、実行中の処理を抽出する。
複数OS切替制御装置10Aの切替判断部23は、ステップS304において、図6に示す「切替可否情報管理テーブル」を参照して、ステップS305において、通知されたOS切替要求に含まれるイベント情報と、抽出した実行中の処理を特定する処理種別との組み合わせの全てについてスキャンしていき、切替元OSがサスペンド状態のOSとなることができるか否かについて(動作状態のOSの切替の禁止が指定されているか否かについて)判断する。
ステップS306において、1つ以上、動作状態のOSの切替の禁止が指定されている場合、ステップS307において、複数OS切替制御装置10Aの切替禁止データ通知部16は、OS切替禁止データにおけるOS切替禁止フラグをセットする。
一方、ステップS306において、1つ以上、動作状態のOSの切替の禁止が指定されていない場合、ステップS308において、複数OS切替制御装置10Aの切替禁止データ通知部16は、OS切替禁止データにおけるOS切替禁止フラグをリセットする。
ステップS309において、図6に示す「切替可否情報管理テーブル」に、切替元OSがサスペンド状態のOSとなることができるか否かについてユーザへの問合せが必要であると設定されている場合、ステップS310において、複数OS切替制御装置10Aの切替判断部23は、ユーザ照会フラグをセットする。
一方、ステップS309において、図6に示す「切替可否情報管理テーブル」に、切替元OSがサスペンド状態のOSとなることができるか否かについてユーザへの問合せが必要であると設定されている場合、ステップS311において、複数OS切替制御装置10Aの切替判断部23は、ユーザ照会フラグをリセットする。
第4に、図11を参照して、本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムにおける切替ロック要求の受付手順について説明する。
図11に示すように、ステップS400において、複数OS切替制御装置10Aの切替ロック要求受信部19は、上述の切替ロック要求を受け付ける。
ステップS401において、受け付けた切替ロック要求が、動作状態のOSの切替の禁止を要求する場合、ステップS402において、複数OS切替制御装置10Aのロック状態管理部20は、切替ロック要求によって指定される処理種別に対応するロック要求カウントを「1」だけ増やす。
一方、ステップS401において、受け付けた切替ロック要求が、動作状態のOSの切替の禁止解除を要求する場合、ステップS403において、複数OS切替制御装置10Aのロック状態管理部20は、切替ロック要求によって指定される処理種別に対応するロック要求カウントを「1」だけ減らす。
第5に、図12を参照して、本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムにおける切替イベント発生時の例として、電話着信時の動作について説明する。
図12に示すように、ステップS1000において、動作状態であるOS1に対して電話用着信信号を受信すると、OS1は、ステップS1001において、割り込み処理を行い、ステップS1002において、電話ドライバを起動する。
ステップS1003において、OS1の電話ドライバは、電話用着信信号に含まれる着信番号や発信番号に基づいて、かかる電話用着信信号の着信先を判定する。
ステップS1004において、かかる電話用着信信号の着信先が、OS1である場合、本動作は、ステップS1005に進み、かかる電話用着信信号の着信先が、OS2である場合、本動作は、ステップS1010に進む。
ステップS1005において、OS1の電話ドライバは、アプリケーション管理部(図示せず)に要求し、電話アプリケーションを起動する。
ステップS1006において、電話アプリケーションは、発信者名を表示すると共に、着信音を再生する。
ステップS1007において、ユーザが、かかる電話用着信信号に応答した場合、ステップS1008において、電話アプリケーションは、通話処理を開始し、ステップS1009において、通話が終了すると、電話アプリケーションは、停止する。
一方、ステップS1010において、OS1用の複数OS切替制御装置10Aの切替要求受信部11は、電話ドライバからのOS切替要求を受信する。
ステップS1011において、OS1用の複数OS切替制御装置10Aの切替イベント通知部12は、APIに従った関数「OS_Switch_Event(event,cmd)」を用いて、電話着信があったことを示す切替イベントをOS2に通知する。かかる例では、引数(event,cmd)は、(PHONE,RETURN)となっている。
ステップS1012において、OS1用の複数OS切替制御装置10Aの切替制御部13は、受信したイベント情報に応じて、切替元OSの切替処理を選択して実行し、上述の引数(PHONE,RETURN)を指定して、OS切替機能2を呼び出す。
ステップS1013において、OS切替機能2は、動作状態のOSを、OS1からOS2へ切り替える。
ステップS1014において、OS2がレジュームし、ステップS1015において、OS2は、OS2用の複数OS切替制御装置10Bのイベント対応処理部15を起動する。
ステップS1016において、複数OS切替制御装置10Bのイベント対応処理部15は、受信したイベント情報に応じて、切替先OSの切替処理を選択して実行し、上述の引数(PHONE,RETURN)を用いて、イベント対応処理を実行し、ステップS1017において、複数OS切替制御装置10Bのイベント対応処理部15によって、OS2の電話ドライバが起動される。
ステップS1018において、OS2の電話ドライバは、アプリケーション管理部(図示せず)に要求し、電話アプリケーションを起動する。
ステップS1019において、電話アプリケーションは、発信者名を表示すると共に、着信音を再生する。
ステップS1020において、ユーザが、かかる電話用着信信号に応答した場合、ステップS1021において、電話アプリケーションは、通話処理を開始する。
ステップS1022において、通話が終了すると、電話アプリケーションは、アプリケーション管理部に、その旨通知すると共に、停止する。
ステップS1023において、アプリケーション管理部は、電話アプリケーションによる通話処理が処理したことを、複数OS切替制御装置10Bのイベント対応処理部15に通知する。
ステップS1024において、複数OS切替制御装置10Bのイベント対応処理部15は、上述の引数の(RETURN)に基づいて、動作状態のOSをOS2からOS1に戻すことを決定し、ステップS1025において、OS2からOS1への動作状態のOSの切替が行われる。
第6に、図13を参照して、本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムにおける切替イベント発生時の例として、デバイス管理(DM)用のSMS(ショートメッセージサービス:Short Message Service)のメッセージ(DMメッセージ)着信時の動作について説明する。
図13に示すように、ステップS2000において、動作状態であるOS1に対してDMメッセージを受信すると、OS1は、ステップS2001において、割り込み処理を行い、ステップS2002において、NWドライバを起動する。
ステップS2003において、OS1のNWドライバは、DMメッセージに含まれるアドレスに基づいて、かかるDMメッセージの着信先を判定する。
ステップS2004において、かかるDMメッセージの着信先が、OS1である場合、本動作は、ステップS2005に進み、かかるDMメッセージの着信先が、OS2である場合、本動作は、ステップS2007に進む。
ステップS2005において、OS1のNWドライバは、アプリケーション管理部(図示せず)に要求し、DMエージェントを起動する。
ステップS2006において、DMエージェントは、所定の処理を実行して、停止する。
一方、ステップS2007において、OS1用の複数OS切替制御装置10Aの切替要求受信部11は、NWドライバからのOS切替要求を受信する。
ステップS2008において、OS1用の複数OS切替制御装置10Aの切替イベント通知部12は、APIに従った関数「OS_Switch_Event(event,cmd)」を用いて、DM着信があったことを示す切替イベントをOS2に通知する。かかる例では、引数(event,cmd)は、(DM,RETURN)となっている。
ステップS2009において、OS1用の複数OS切替制御装置10Aの切替制御部13は、受信したイベント情報に応じて、切替元OSの切替処理を選択して実行し、上述の引数(DM,RETURN)を指定して、OS切替機能2を呼び出す。
ステップS2010において、OS切替機能2は、動作状態のOSを、OS1からOS2へ切り替える。
ステップS2011において、OS2がレジュームし、ステップS2012において、OS2は、OS2用の複数OS切替制御装置10Bのイベント対応処理部15を起動する。
ステップS2013において、複数OS切替制御装置10Bのイベント対応処理部15は、受信したイベント情報に応じて、切替先OSの切替処理を選択して実行し、上述の引数(DM,RETURN)を用いて、イベント対応処理を実行し、ステップS2014において、複数OS切替制御装置10Bのイベント対応処理部15によって、OS2のNWドライバが起動される。
ステップS2015において、OS2のNWドライバは、アプリケーション管理部(図示せず)に要求し、DMエージェントを起動する。
ステップS2016において、DMエージェントは、所定の処理を実行し、ステップS2017において、所定の処理の実行が終了すると、DMエージェントは、アプリケーション管理部に、その旨通知すると共に、停止する。
ステップS2018において、アプリケーション管理部は、DMエージェントによる所定の処理が処理したことを、複数OS切替制御装置10Bのイベント対応処理部15に通知する。
ステップS2019において、複数OS切替制御装置10Bのイベント対応処理部15は、上述の引数の(RETURN)に基づいて、動作状態のOSをOS2からOS1に戻すことを決定し、ステップS2020において、OS2からOS1への動作状態のOSの切替が行われる。
(本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムの作用・効果)
本実施形態に係るコンピュータシステム1によれば、動作状態である切替元OS1が、切替イベントを示すイベント情報を切替先OS2に通知するように構成されているため、切替先OS2が、動作状態となった後、かかる切替イベントに応じた適切な処理を実行することができる。
また、本実施形態に係るコンピュータシステム1によれば、OSの切り替え時に、イベント上に応じて選択された切替元OSの切替処理及び切替先OSの切替処理を実行するように構成されているため、切替イベントに応じたきめ細やかな切替処理の変更によって、OSの切替時間を削減することができる。
また、本実施形態に係るコンピュータシステム1によれば、OS切替機能2に対して、イベント情報を渡すように構成されているため、OS切替機能が、OSの切替処理の最適化を行うことで、OSの切替時間を削減することができる。
本実施形態に係るコンピュータシステム1によれば、切替制御部13によって、動作状態のOSの切替が可能でないと判断された場合には、動作状態のOSの切替を実行しないため、切替元OSをサスペンド状態とすることによる障害を防止することができる。
本実施形態に係るコンピュータシステム1によれば、OS切替機能2が、切替禁止データ通知部16により通知されたOS切替禁止データを利用して、動作状態のOSの切替を実行するか否かについて判断することができる。
すなわち、OS切替機能2は、自身では、OS1において実行中の処理等について分からないため、複数OS切替制御装置10Aにより与えられる詳細な情報を用いて、動作状態のOSの切替を行っても良いかどうかについて判断することができる。
本実施形態に係るコンピュータシステム1によれば、OS切替機能2が、複数OS切替制御装置10Aの障害を検知することができるため、複数OS切替制御装置10Aが、動作状態のOSの切替の禁止を通知した後、複数OS切替制御装置10Aの障害によって、動作状態のOSの切替の禁止を解除できなかったとしても、OS切替機能2は、複数OS切替制御装置10Aの障害を考慮したうえで、動作状態のOSの切替を行っても良いかどうかについて判断できる。
本実施形態に係るコンピュータシステム1によれば、動作状態のOS1の切替により支障をきたす可能性のあるアプリケーションや機能の実行中に、動作状態のOSの切替を禁止し、障害や異常動作を防止することができる。
本実施形態に係るコンピュータシステム1によれば、クリティカルなプロセスが実行している場合や、特定の宛先との間でネットワーク接続がなされている場合や、特定のファイルやストレージ領域に対する書込みが行われている場合等、特定の処理が実行されている場合について監視することができる。
本実施形態に係るコンピュータシステム1によれば、OSやドライバやアプリケーションやミドルウェア等からの要求に基づいて、動作状態のOSの切替をロックでき、動作状態のOSの切替による障害を防止して安定性を向上することができる。
本実施形態に係るコンピュータシステム1によれば、切替元OS1上で実行中の処理と、OS切替要求に含まれているイベント情報との組み合わせを考慮して、動作状態のOSの切替の可否をきめ細かく判断できる。
本実施形態に係るコンピュータシステム1によれば、ユーザへの問合せを行った上で、動作状態のOSの切替の許可或いは禁止を制御することができ、ユーザの意思を反映させた動作状態のOSの切替を制御することができる。
本実施形態に係るコンピュータシステム1によれば、動作状態のOSの切替のロックを要求する要求元のアプリケーションやドライバやミドルウェア等が障害によって適切にロック解除を要求しない場合であっても、所定期間を過ぎた後、かかるロックを解除することができる。
本実施形態に係るコンピュータシステム1によれば、サスペンド状態である第1のOSは、第2のOSが動作状態のOSである場合であっても、興味あるイベントが起きた際には、動作状態のOSの切替を駆動して、かかるイベントを処理することができる。
(本発明の第2の実施形態に係るコンピュータシステム)
図14を参照して、本発明の第2の実施形態に係るコンピュータシステム1の構成について説明する。
本実施形態に係るコンピュータシステム1は、排他的に動作状態となる複数の仮想的なOS1、OS2を搭載し、仮想的な複数のOS間の切り替えを行うOS切替機能2によって、動作状態のOS(活性OS)を切り替えるように構成されている。
図14に、本実施形態に係るコンピュータシステムの構成図を示す。
本実施形態では、複数の設定モードを備える単一のOSが仮想的な複数のOSを提供することを想定しており、OS1及びOS2は、同一のOSプログラムとして実行される。
OSを切り替える際には、OS切替機能2によって、切替元OSが動作状態であった際のOSやアプリケーションの状態がサスペンド(保存)され、切替先OSが動作状態であった際に保存されたOSやアプリケーションの状態がレジューム(再開)される。
図14(a)は、OSとは独立した実行環境に、OS切替機能2が配置されている構成例について示す。図14(a)に示す例では、「TrustZone」をサポートしているコンピュータシステム上において、通常のOSとは独立した実行環境を設けることができ、その実行環境に、OS切替機能2を配置することができる。
図14(b)は、OS内に、OS切替機能2が配置されている構成例について示す。図14(b)に示す例では、OS切替機能2は、デバイスドライバやサーバやアプリケーション等のいずれの形態で実装されていてもよい。
図14は、複数OS切替制御装置10は、OS内に配置されている構成例について示しているが、OS切替機能2と同様に、OSとは独立した実行環境に配置されていてもよい。
かかる複数OS切替制御装置10Aの構成、その動作、作用及び効果は、上述の第1の実施形態の場合と同一であるため、説明を省略する。
本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムの構成図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムに搭載されている複数OS切替制御装置の機能ブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムに搭載されている複数OS切替制御装置のイベント対応処理部により参照される「イベント情報とイベント対応処理との組み合わせを管理するテーブル」の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムに搭載されている複数OS切替制御装置の動作検査部により管理される「動作状態管理テーブル」の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムに搭載されている複数OS切替制御装置のロック状態管理部により管理される「ロック状態管理テーブル」の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムに搭載されている複数OS切替制御装置の切替可否情報管理部により管理される「切替可否情報管理テーブル」の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムに搭載されている複数OS切替制御装置の切替可否情報管理部により管理される「切替可否情報管理テーブル」の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムにおけるOS切替手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムにおけるOS切替可否判断手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムにおけるOS切替可否判断手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムにおける切替ロック要求の受付手順を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムにおける電話着信時の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るコンピュータシステムにおけるDMメッセージ着信時の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るコンピュータシステムの構成図である。
符号の説明
1…コンピュータシステム
2…OS切替機能
10A、10B…複数OS切替制御装置
11…切替要求受信部
12…切替イベント通知部
13…切替制御部
14…切替イベント取得部
15…イベント対応処理部
16…切替禁止データ通知部
17…活動通知部
18…動作検査部
19…切替ロック要求受信部
20…ロック状態管理部
21…切替可否情報管理部
22…ユーザ問合せ部
23…切替判断部

Claims (12)

  1. 動作状態のオペレーティングシステムを、切替元オペレーティングシステムから切替先オペレーティングシステムに排他的に切り替えるオペレーティングシステム切替機能を具備するコンピュータシステムに設けられる複数オペレーティングシステム切替制御装置であって、
    前記切替元オペレーティングシステムが動作状態である場合に動作する切替元オペレーティングシステム用制御部を具備しており、
    前記切替元オペレーティングシステム用制御部は、
    サスペンド状態である前記切替先オペレーティングシステムが前記動作状態のオペレーティングシステムとなるように要求するオペレーティングシステム切替要求を受信する切替要求受信部と、
    受信した前記オペレーティングシステム切替要求に含まれており、前記切替先オペレーティングシステム又は前記切替先オペレーティングシステム上のアプリケーションによる処理を要求するイベント情報を、前記切替先オペレーティングシステム又は前記切替先オペレーティングシステム上のアプリケーションに通知する切替イベント通知部と、
    前記オペレーティングシステム切替機能に対して、前記切替先オペレーティングシステムが前記動作状態のオペレーティングシステムとなるように前記イベント情報を引数とした呼び出しを実行する切替制御部とを具備し、
    前記切替制御部は、受信した前記オペレーティングシステム切替要求に含まれている前記イベント情報に対応する切替元オペレーティングシステムの切替処理を行うと共に、前記呼び出しを実行するように構成されていることを特徴とする複数オペレーティングシステム切替制御装置。
  2. 前記切替先オペレーティングシステムが動作状態である場合に動作する切替先オペレーティングシステム用制御部を具備し、
    前記切替先オペレーティングシステム用制御部は、
    前記切替先オペレーティングシステムが前記動作状態のオペレーティングシステムとなった後、前記イベント情報を取得する切替イベント取得部と、
    取得した前記イベント情報に対応するイベント対応処理を実行するイベント対応処理部とを具備することを特徴とする請求項に記載の複数オペレーティングシステム切替制御装置。
  3. 前記切替制御部は、更に、取得された前記イベント情報に対応する切替先オペレーティングシステムの切替処理を行うように構成されていることを特徴とする請求項に記載の複数オペレーティングシステム切替制御装置。
  4. 前記切替元オペレーティングシステム用制御部は、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて判断する切替判断部を具備し、
    前記切替制御部は、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムになることができると判断された場合に、前記オペレーティングシステム切替機能に対して、前記切替先オペレーティングシステムが前記動作状態のオペレーティングシステムとなるように指示することを特徴とする請求項1に記載の複数オペレーティングシステム切替制御装置。
  5. 前記切替元オペレーティングシステム用制御部は、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることの禁止又は禁止解除を要求する切替ロック要求を受信する切替ロック要求受信部を具備し、
    前記切替判断部は、受信した前記切替ロック要求に応じて、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて判断することを特徴とする請求項に記載の複数オペレーティングシステム切替制御装置。
  6. 前記切替ロック要求受信部は、優先度を含む前記切替ロック要求を受信し、
    前記切替要求受信部は、優先度を含む前記オペレーティングシステム切替要求を受信し、
    前記切替判断部は、受信した前記切替ロック要求の優先度よりも、受信した前記オペレーティングシステム切替要求の優先度の方が高い場合に、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができる判断することを特徴とする請求項に記載の複数オペレーティングシステム切替制御装置。
  7. 前記切替元オペレーティングシステム用制御部は、前記オペレーティングシステム切替機能に対して、周期的に、前記複数オペレーティングシステム切替制御装置が正常動作していることを通知する活動通知部を具備することを特徴とする請求項に記載の複数オペレーティングシステム切替制御装置。
  8. 前記切替元オペレーティングシステム用制御部は、前記切替元オペレーティングシステムにおいて実行中の処理について監視する動作検査部を具備し、
    前記切替判断部は、監視された前記実行中の処理に応じて、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて判断することを特徴とする請求項に記載の複数オペレーティングシステム切替制御装置。
  9. 前記切替元オペレーティングシステム用制御部は、前記イベント情報と前記実行中の処理を特定する処理種別との組み合わせに対して、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて管理する切替可否情報管理部を具備し、
    前記動作検査部は、前記切替元オペレーティングシステムにおいて、前記処理種別により特定される処理が実行中であるか否かについて監視し、
    前記切替判断部は、前記切替可否情報管理部を参照して、前記実行中の処理を特定する処理種別と通知された前記イベント情報との組み合わせに応じて、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて判断することを特徴とする請求項に記載の複数オペレーティングシステム切替制御装置。
  10. 前記切替ロック要求受信部は、前記処理種別のいずれかを指定する前記切替ロック要求を受信し、
    前記切替判断部は、前記切替可否情報管理部を参照して、前記切替ロック要求によって指定されている前記処理種別と通知された前記イベント情報との組み合わせに応じて、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて判断することを特徴とする請求項に記載の複数オペレーティングシステム切替制御装置。
  11. 前記切替元オペレーティングシステム用制御部は、ユーザに対して、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて問い合わせるユーザ問合せ部を具備し、
    前記切替可否情報管理部は、前記イベント情報と前記処理種別との組み合わせに対して、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて前記ユーザへの問合わせの要否について管理し、
    前記切替判断部は、前記ユーザへの問合わせ結果に応じて、前記切替元オペレーティングシステムが前記サスペンド状態のオペレーティングシステムとなることができるか否かについて判断することを特徴とする請求項に記載の複数オペレーティングシステム切替制御装置。
  12. 排他的に動作状態となる複数のオペレーティングシステム、或いは、複数の設定モードを備える単一のオペレーティングシステムによって提供される仮想的な複数のオペレーティングシステムを搭載し、オペレーティングシステム切替機能によって動作状態のオペレーティングシステムを切替元オペレーティングシステムから切替先オペレーティングシステムに排他的に切り替えるコンピュータシステムであって、
    前記切替元オペレーティングシステムが動作状態である場合に動作する複数オペレーティングシステム切替制御装置は、
    サスペンド状態である切替先オペレーティングシステムが前記動作状態のオペレーティングシステムとなるように要求するオペレーティングシステム切替要求を受信する切替要求受信部と、
    受信した前記オペレーティングシステム切替要求に含まれており、前記切替先オペレーティングシステム又は前記切替先オペレーティングシステム上のアプリケーションによる処理を要求するイベント情報を、前記切替先オペレーティングシステム又は前記切替先オペレーティングシステム上のアプリケーションに通知する切替イベント通知部と、
    前記オペレーティングシステム切替機能に対して、前記切替先オペレーティングシステムが前記動作状態のオペレーティングシステムとなるように前記イベント情報を引数とした呼び出しを実行する切替制御部とを具備し、
    前記切替制御部は、受信した前記オペレーティングシステム切替要求に含まれている前記イベント情報に対応する切替元オペレーティングシステムの切替処理を行うと共に、前記呼び出しを実行するように構成されていることを特徴とするコンピュータシステム。
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