JP4367261B2 - 顕微鏡観察方法、顕微鏡装置、及び画像処理装置 - Google Patents
顕微鏡観察方法、顕微鏡装置、及び画像処理装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4367261B2 JP4367261B2 JP2004193288A JP2004193288A JP4367261B2 JP 4367261 B2 JP4367261 B2 JP 4367261B2 JP 2004193288 A JP2004193288 A JP 2004193288A JP 2004193288 A JP2004193288 A JP 2004193288A JP 4367261 B2 JP4367261 B2 JP 4367261B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- complex amplitude
- light wave
- amplitude distribution
- virtual
- optical system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Image Processing (AREA)
Description
小松 啓,「光学顕微鏡の基礎と応用(1)」,応用物理,1991年,第60巻,第8号,1991年,p816−p817
そこで本発明は、顕微鏡装置の結像光学系の能力を上回る高い解像力が得られる顕微鏡観察方法を提供することを目的とする。
また、本発明は、顕微鏡装置の結像光学系の能力を上回る高い解像力が得られる画像処理装置を提供することを目的とする。
請求項4に記載の顕微鏡観察方法は、請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の顕微鏡観察方法において、前記算出手順では、前記各光波の複素振幅分布のデータとして、前記結像光学系の単体が前記各光波のそれぞれに共通して重畳させる位相成分が補正されたデータを用いることを特徴とする。
請求項7に記載の顕微鏡装置は、被検物をパルス光で照明する照明手段と、前記被検物から射出する光束を結像する前記結像光学系と、前記結像光学系の結像面に生起する光波の電場強度分布を検出する検出手段と、前記パルス光の発光タイミングと前記検出のタイミングとを制御して1発光期間内における前記強度分布の時間変化を検出すると共に、前記時間変化のデータに基づき前記結像面に生起する光波の複素振幅分布を算出する制御手段と、前記被検物の照明角度を変化させる変化手段とを備え、前記制御手段は、前記照明角度が各値にあるときに前記被検物から射出した各光束が前記結像面に個別に生起させる各光波の複素振幅分布を測定することを特徴とする。
請求項9に記載の顕微鏡装置は、請求項7又は請求項8に記載の顕微鏡装置において、前記制御手段は、前記各光波の複素振幅分布のデータに基づき、前記結像光学系をそれよりも開口数の大きい仮想結像光学系に置換したときにその結像面に生起する仮想光波の複素振幅分布を算出する算出手順と、前記仮想光波の複素振幅分布に基づき、前記仮想結像光学系がその結像面に形成する前記被検物の仮想像の画像データを作成する画像作成手順とを実行することを特徴とする。
請求項12に記載の顕微鏡装置は、請求項9〜請求項11の何れか一項に記載の顕微鏡装置において、前記制御手段は、前記算出手順において、前記各光波の複素振幅分布のデータとして、前記結像光学系の単体が前記各光波のそれぞれに共通して重畳させる位相成分が補正されたデータを用いることを特徴とする。
請求項16に記載の画像処理装置は、請求項13〜請求項15の何れか一項に記載の画像処理装置において、前記算出手段は、前記各光波の複素振幅分布のデータとして、前記結像光学系の単体が前記各光波のそれぞれに共通して重畳させる位相成分が補正されたデータを用いることを特徴とする。
また、本発明によれば、その顕微鏡観察方法を実施するのに好適な顕微鏡装置が実現する。
また、本発明によれば、顕微鏡装置の結像光学系の能力を上回る高い解像力が得られる画像処理装置が実現する。
本実施形態は、超解像顕微鏡システム、及びそれを用いた顕微鏡観察方法の実施形態である。
先ず、本システムの構成を説明する。
図1に示すように、本システムには、テラヘルツ分光イメージング装置(符号11〜21)、コンピュータ30、ディスプレイ40などが備えられる。テラヘルツ分光イメージング装置が請求項の顕微鏡装置などに対応し、コンピュータが請求項の画像処理装置などに対応する。
次に、本システムの基本動作を説明する。
二分岐された一方のレーザ光は、ミラーMを経て、電極の形成された半導体基板13に入射する。その電極には電源19により常時電圧が印加されており、レーザ光が入射した瞬間に電極間で放電が生じ、これが双極子となってテラヘルツ領域のパルス光(テラヘルツパルス光)を放射する。このテラヘルツパルス光は、被検物1を照明する。
一方、前記二分岐された他方のレーザ光は、遅延装置18、ミラーM、ハーフミラーHMを経て電気光学結晶15に入射する。遅延装置18は、レーザ光が電気光学結晶15に入射するタイミングを、制御回路20から指示された時間(遅延時間)だけ遅延させる。
CCDカメラ17は、制御回路20から指示されたタイミングで撮像を行い、画像データを取得する。その画像データは、レーザ光が電気光学結晶15に入射した瞬間に結像面Iに入射したテラヘルツ光の光波の電場強度分布を示す。
その画像データ群は、制御回路20を介してコンピュータ30に取り込まれる。コンピュータ30は、画像データ群が示している電場強度分布の時間変化をフーリエ変換(時間フーリエ変換)し、結像面Iに生起した光波の各波長成分の複素振幅分布をそれぞれ求める。
特徴は、ステージ21の動作にある。ステージ21は、半導体基板13を支持し、制御回路20からの指示に応じてその半導体基板13の姿勢を変化させる(後述する図3(a),図4(a),(b)等参照。)。
(0)基板法線がZ軸に一致した姿勢(半導体基板13の傾斜角度θ=θ0)、
(1)基板法線がZ軸から−X方向に所定量だけ傾斜した姿勢(半導体基板13の傾斜角度θ=θ1)、
(2)基板法線がZ軸から+X方向に所定量だけ傾斜した姿勢(半導体基板13の傾斜角度θ=θ2)、
(3)基板法線がZ軸から−Y方向に所定量だけ傾斜した姿勢(半導体基板13の傾斜角度θ=θ3)、
(4)基板法線がZ軸から+Y方向に所定量だけ傾斜した姿勢(半導体基板13の傾斜角度θ=θ4)、
(5)基板法線がZ軸から−Xかつ−Y方向に所定量だけ傾斜した姿勢(半導体基板13の傾斜角度θ=θ5)、
(6)基板法線がZ軸から+Xかつ−Y方向に所定量だけ傾斜した姿勢(半導体基板13の傾斜角度θ=θ6)、
(7)基板法線がZ軸から+Xかつ+Y方向に所定量だけ傾斜した姿勢(半導体基板13の傾斜角度θ=θ7)、
(8)基板法線がZ軸から−Xかつ+Y方向に所定量だけ傾斜した姿勢(半導体基板13の傾斜角度θ=θ8)。
次に、本観察方法を説明する。
図2に示すように、本観察方法は、ステップS1〜ステップS5からなる。以下、これらのステップを順に説明する。
(ステップS1)
制御回路20は、照明角度θを初期値(例えば、θ0)に設定し(図3(a))、その状態で上述した画像データ群d0を取得する(図3(b))。コンピュータ30は、画像データ群d0が示している電場強度分布の時間変化をフーリエ変換(時間フーリエ変換)し(図3(c))、照明角度θ=θ0のときに結像面Iに生起する各波長の光波の複素振幅分布Aω0(i,j),Aω1(i,j),・・・を求める(図3(c))。このうち、特定波長(例えば、テラヘルツ領域の中心波長)の光波の複素振幅分布Aω0(i,j)を記憶する。以下、特定波長の光波を、単に「光波」と称し、この光波の複素振幅分布Aω0(i,j)を、照明角度θの設定値「θ0」と同じ添え字を付して「A0(i,j)」と表す(以下も同様。)。
同様に、制御回路20は、図4(b),・・・に示すように照明角度θをθ2,・・・,θ8に順次設定して画像データ群d2,・・・,d8を順次取得し、コンピュータ30は、画像データ群d2,・・・,d8に基づき、照明角度θ=θ2,・・・,θ8のそれぞれのときに結像面Iに生起する各光波の複素振幅分布A2(i,j),・・・,A8(i,j)を求めて記憶する。
コンピュータ30は、このステップにおいて各複素振幅分布A0(i,j),A1(i,j),A2(i,j),,・・・,A8(i,j)から位相成分Δφ(i,j)をそれぞれ補正する。
よって、照明角度θ=θ0、θ=θ1、θ=θ2、・・・、θ=θ8のそれぞれでは、結像に寄与する光束(つまり、結像光学系14を通過できる光束)が、異なる。
以下、照明角度θ=θ0,θ=θ1,θ=θ2,・・・,θ=θ8のそれぞれにおいて結像光学系14の瞳P上に生起する光波をL0,L1,L2,・・・,L8とし、それら光波L0,L1,L2,・・・,L8の相違を説明する。
図6には、本システムの結像光学系14の瞳P上に生起する各光波L0,L1,L2,・・・,L8と、仮想系の仮想結像光学系14’の瞳P’上に生起する仮想光波L’との対応関係を示した。
光波L1は、仮想光波L’の中心から+X方向にずれた領域の光波に相当する。
光波L2は、仮想光波L’の中心から−X方向にずれた領域の光波に相当する。
光波L3は、仮想光波L’の中心から+Y方向にずれた領域の光波に相当する。
光波L4は、仮想光波L’の中心から−Y方向にずれた領域の光波に相当する。
光波L6は、仮想光波L’の中心から−Xかつ+Y方向にずれた領域の光波に相当する。
光波L7は、仮想光波L’の中心から−Xかつ−Y方向にずれた領域の光波に相当する。
よって、各光波L0,L1,L2,・・・,L8が結像光学系14の瞳P上に形成する各回折パターンは、仮想光波L’が仮想結像光学系14’の瞳P’上に形成する大きな回折パターンのうち、互いにずれた領域の回折パターンを切り出したものに相当する。
ところで、図6において、仮想光波L’の中心から或る光波Liまで位置ずれは、照明角度θの設定値θiによって決まる(sinθに比例する。)。
各設定値θ1,θ2,・・・,θ8は、図6に示す各光波L0,L1,・・・,L8の重複部分がなるべく少なく、かつ各光波L0,L1,・・・,L8が仮想光波L’のなるべく広い範囲を隙間無くカバーできるように最適化されている。
(ステップS2)
コンピュータ30は、ステップS1において取得した複素振幅分布A0(i,j),A1(i,j),A2(i,j),・・・,A8(i,j)をそれぞれフーリエ変換(空間フーリエ変換)し、図6に示した各光波L0,L1,L2,・・・,L8の複素振幅分布B0(i,j),B1(i,j),B2(i,j),・・・,B8(i,j)を算出する。
なお、図7,図8(a),図9(a)においてX方向のデータ範囲が、結像光学系14の瞳Pの径(射出瞳の径)に相当する。
(ステップS3)
コンピュータ30は、図8(b),図9(b)に示すように、複素振幅分布B1(i,j),B2(i,j),・・・,B8(i,j)のデータをそれぞれ瞳P上の座標でsinθずつ横ずらしし、横ずらし後の複素振幅分布B1(i,j),B2(i,j),・・・,B8(i,j)のデータを合成し、仮想結像光学系14’の瞳P’上に生起する仮想光波L’の複素振幅分布C(i,j)を復元する。図10(a)には、復元された複素振幅分布C(i,j)の概念を示した。
しかし実際には、システムの環境変化(照明角度θを変更する期間における光源パワーの不確定さ、光路の屈折率の変動など)が原因で、複素振幅分布B1(i,j),B2(i,j),・・・,B8(i,j)のデータにはそれぞれオフセット(位相オフセットと振幅オフセット)が重畳している可能性がある。
(ステップS4)
コンピュータ30は、仮想光波L’の複素振幅分布C(i,j)を逆フーリエ変換し、仮想系の仮想結像光学系14’の結像面I’上に生起する仮想光波L”の複素振幅分布D(i,j)を求める。図10(b)には、その複素振幅分布D(i,j)の概念を示した。
(ステップS5)
コンピュータ30は、複素振幅分布D(i,j)に基づき、次式(1)により、仮想系の仮想結像光学系14’が結像面I’に形成する被検物1の仮想像の画像データE(i,j)を作成する。
図10(c)には、画像データE(i,j)の概念を示した。
コンピュータ30は、画像データE(i,j)をディスプレイ40に送出し、被検物1の像を表示する(図1参照)。
次に、本システム及び本観察方法の効果を説明する。
本観察方法では、照明角度θ=θ0,θ1,θ2,・・・,θ8のときに結像面Iに個別に生起する複素振幅分布A0(i,j),A1(i,j),・・・,A8(i,j)を測定する。測定された複素振幅分布A0(i,j),A1(i,j),・・・,A8(i,j)のデータに基づけば、仮想結像光学系14’が形成する被検物1の仮想像の画像データE(i,j)を作成することができる。
また、それを確実に行うため、本測定方法では、複素振幅分布A0(i,j),A1(i,j),・・・,A8(i,j)を一旦、結像光学系14の瞳P上の複素振幅分布B0(i,j),B1(i,j),B2(i,j),・・・,B8(i,j)に変換し、それら複素振幅分布B0(i,j),B1(i,j),B2(i,j),・・・,B8(i,j)を横ずらしして合成し、それによって仮想結像光学系14’の瞳P’上の複素振幅分布C(i,j)を復元している。
なお、本観察方法では、照明角度θの設定値をθ0,θ1,θ2,,・・・,θ8の9種類とし、仮想結像光学系14’の開口数を結像光学系14の開口数の約3倍としたが、照明角度θの設定値の組み合わせは、必要な解像力に応じて適宜選定される(3倍よりも大きくすることも可能である。)。
また、本システムには、結像面Iの電場強度分布の画像データを一括して取得する非走査型の顕微鏡装置が適用されたが、その電場強度分布の画像データを1点ずつ取得する走査型の顕微鏡装置を適用することもできる。
11 フェムト秒パルスレーザ、
12 ビームエキスパンダ、
13 半導体基板、
14 結像光学系、
15 電気光学結晶、
16 偏光板、
17 CCDカメラ、
18 遅延装置、
19 高圧電源、
20 制御回路、
21 ステージ
HM ハーフミラー
M ミラー、
P,P’ 瞳
14’ 仮想結像光学系
I,I’ 結像面
L 光波
Claims (16)
- 照明された被検物から射出する光束を結像する結像光学系を有し、その結像光学系の結像面に生起する光波の複素振幅分布を測定可能な顕微鏡装置を用いた顕微鏡観察方法であって、
前記被検物の照明角度を変化させ、前記照明角度が各値にあるときに前記被検物から射出した各光束が前記結像面に個別に生起させる各光波の複素振幅分布を測定する測定手順と、
前記各光波の複素振幅分布のデータに基づき、前記結像光学系をそれよりも開口数の大きい仮想結像光学系に置換したときにその結像面に生起する仮想光波の複素振幅分布を算出する算出手順と、
前記仮想光波の複素振幅分布に基づき、前記仮想結像光学系がその結像面に形成する前記被検物の仮想像の画像データを作成する画像作成手順と
を含むことを特徴とする顕微鏡観察方法。 - 請求項1に記載の顕微鏡観察方法において、
前記算出手順は、
前記各光波の複素振幅分布を空間についてフーリエ変換し、前記各光束が前記結像光学系の瞳上に個別に生起させる各光波の複素振幅分布を算出する手順と、
前記各光波の複素振幅分布を横ずらしして合成し、前記仮想結像光学系の瞳上に生起する仮想光波の複素振幅分布を算出する手順と、
前記仮想光波の複素振幅分布を空間について逆フーリエ変換し、前記仮想結像光学系の結像面に生起する仮想光波の複素振幅分布を算出する手順と
を含むことを特徴とする顕微鏡観察方法。 - 請求項2に記載の顕微鏡観察方法において、
前記算出手順では、
前記合成に当たり、前記各光波の複素振幅分布から、各光波間のばらつきに起因した位相オフセット及び/又は振幅オフセットを補正する
ことを特徴とする顕微鏡観察方法。 - 請求項1〜請求項3の何れか一項に記載の顕微鏡観察方法において、
前記算出手順では、
前記各光波の複素振幅分布のデータとして、前記結像光学系の単体が前記各光波のそれぞれに共通して重畳させる位相成分が補正されたデータを用いる
ことを特徴とする顕微鏡観察方法。 - 請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の顕微鏡観察方法において、
前記顕微鏡装置は、
前記被検物をパルス光で照明する照明手段と、
前記被検物から射出する光束を結像する前記結像光学系と、
前記結像光学系の結像面に生起する光波の電場強度分布を検出する検出手段と、
前記パルス光の発光タイミングと前記検出のタイミングとを制御して1発光期間内における前記強度分布の時間変化を検出すると共に、前記時間変化のデータに基づき前記結像面に生起する光波の複素振幅分布を算出する制御手段と
を備えていることを特徴とする顕微鏡観察方法。 - 請求項5に記載の顕微鏡観察方法において、
前記パルス光は、
テラヘルツパルス光である
ことを特徴とする顕微鏡観察方法。 - 被検物をパルス光で照明する照明手段と、
前記被検物から射出する光束を結像する前記結像光学系と、
前記結像光学系の結像面に生起する光波の電場強度分布を検出する検出手段と、
前記パルス光の発光タイミングと前記検出のタイミングとを制御して1発光期間内における前記強度分布の時間変化を検出すると共に、前記時間変化のデータに基づき前記結像面に生起する光波の複素振幅分布を算出する制御手段と、
前記被検物の照明角度を変化させる変化手段とを備え、
前記制御手段は、
前記照明角度が各値にあるときに前記被検物から射出した各光束が前記結像面に個別に生起させる各光波の複素振幅分布を測定する
ことを特徴とする顕微鏡装置。 - 請求項7に記載の顕微鏡装置において、
前記パルス光は、
テラヘルツパルス光である
ことを特徴とする顕微鏡装置。 - 請求項7又は請求項8に記載の顕微鏡装置において、
前記制御手段は、
前記各光波の複素振幅分布のデータに基づき、前記結像光学系をそれよりも開口数の大きい仮想結像光学系に置換したときにその結像面に生起する仮想光波の複素振幅分布を算出する算出手順と、
前記仮想光波の複素振幅分布に基づき、前記仮想結像光学系がその結像面に形成する前記被検物の仮想像の画像データを作成する画像作成手順とを実行する
ことを特徴とする顕微鏡装置。 - 請求項9に記載の顕微鏡装置において、
前記制御手段は、前記算出手順において、
前記各光波の複素振幅分布を空間についてフーリエ変換し、前記各光束が前記結像光学系の瞳上に個別に生起させる各光波の複素振幅分布を算出し、
前記各光波の複素振幅分布を横ずらしして合成し、前記仮想結像光学系の瞳上に生起する仮想光波の複素振幅分布を算出し、
前記仮想光波の複素振幅分布を空間について逆フーリエ変換し、前記仮想結像光学系の結像面に生起する仮想光波の複素振幅分布を算出する
ことを特徴とする顕微鏡装置。 - 請求項10に記載の顕微鏡装置において、
前記制御手段は、前記算出手順において、
前記合成に当たり、前記各光波の複素振幅分布から、各光波間のばらつきに起因した位相オフセット及び/又は振幅オフセットを補正する
ことを特徴とする顕微鏡装置。 - 請求項9〜請求項11の何れか一項に記載の顕微鏡装置において、
前記制御手段は、前記算出手順において、
前記各光波の複素振幅分布のデータとして、前記結像光学系の単体が前記各光波のそれぞれに共通して重畳させる位相成分が補正されたデータを用いる
ことを特徴とする顕微鏡装置。 - 請求項7又は請求項8に記載の顕微鏡装置に適用される画像処理装置であって、
前記各光波の複素振幅分布のデータに基づき、前記結像光学系をそれよりも開口数の大きい仮想結像光学系に置換したときにその結像面に生起する仮想光波の複素振幅分布を算出する算出手段と、
前記仮想光波の複素振幅分布に基づき、前記仮想結像光学系がその結像面に形成する前記被検物の仮想像の画像データを作成する画像作成手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 請求項13に記載の画像処理装置において、
前記算出手段は、
前記各光波の複素振幅分布を空間についてフーリエ変換し、前記各光束が前記結像光学系の瞳上に個別に生起させる各光波の複素振幅分布を算出し、
前記各光波の複素振幅分布を横ずらしして合成し、前記仮想結像光学系の瞳上に生起する仮想光波の複素振幅分布を算出し、
前記仮想光波の複素振幅分布を空間について逆フーリエ変換し、前記仮想結像光学系の結像面に生起する仮想光波の複素振幅分布を算出する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項14に記載の画像処理装置において、
前記算出手段は、
前記合成に当たり、前記各光波の複素振幅分布から、各光波間のばらつきに起因した位相オフセット及び/又は振幅オフセットを補正する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 請求項13〜請求項15の何れか一項に記載の画像処理装置において、
前記算出手段は、
前記各光波の複素振幅分布のデータとして、前記結像光学系の単体が前記各光波のそれぞれに共通して重畳させる位相成分が補正されたデータを用いる
ことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004193288A JP4367261B2 (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | 顕微鏡観察方法、顕微鏡装置、及び画像処理装置 |
| US11/630,151 US20070242133A1 (en) | 2004-06-30 | 2005-06-27 | Microscope Observation Method, Microscope, Differentiation Interference Microscope, Phase Difference Microscope, Interference Microscope, Image Processing Method, and Image Processing Device |
| EP05752944A EP1767923A4 (en) | 2004-06-30 | 2005-06-27 | MICROSCOPE OBSERVATION METHOD, MICROSCOPE, DIFFERENTIAL INERFERENTIAL MICROSCOPE, DEPHASING MICROSCOPE, ITERFERENTIAL MICROSCOPE, IMAGE PROCESSING METHOD, AND IMAGE PROCESSING DEVICE |
| PCT/JP2005/011772 WO2006003867A2 (ja) | 2004-06-30 | 2005-06-27 | 顕微鏡観察方法、顕微鏡装置、微分干渉顕微鏡装置、位相差顕微鏡装置、干渉顕微鏡装置、画像処理方法、及び画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004193288A JP4367261B2 (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | 顕微鏡観察方法、顕微鏡装置、及び画像処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2006017488A JP2006017488A (ja) | 2006-01-19 |
| JP4367261B2 true JP4367261B2 (ja) | 2009-11-18 |
Family
ID=35791926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004193288A Expired - Fee Related JP4367261B2 (ja) | 2004-06-30 | 2004-06-30 | 顕微鏡観察方法、顕微鏡装置、及び画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4367261B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2021044670A1 (ja) * | 2019-09-03 | 2021-03-11 | 富士フイルム株式会社 | 超解像計測装置および超解像計測装置の作動方法 |
-
2004
- 2004-06-30 JP JP2004193288A patent/JP4367261B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2006017488A (ja) | 2006-01-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN106716088B (zh) | 干涉仪 | |
| JP5882674B2 (ja) | 多波長干渉計、計測装置および計測方法 | |
| IL234127A (en) | Illumination method and microscopic viewing device | |
| US9268124B2 (en) | Microscope and method for characterizing structures on an object | |
| EP2650661A1 (en) | Vectorial polarimetry apparatus with phase and polarization spatial control | |
| JP7175982B2 (ja) | 光計測装置および試料観察方法 | |
| US20190072375A1 (en) | Optical image measuring apparatus | |
| WO2006003867A2 (ja) | 顕微鏡観察方法、顕微鏡装置、微分干渉顕微鏡装置、位相差顕微鏡装置、干渉顕微鏡装置、画像処理方法、及び画像処理装置 | |
| JP6025411B2 (ja) | 形状測定装置および形状測定方法 | |
| US7283251B1 (en) | Black fringe wavefront sensor | |
| EP2743634A1 (en) | Interference measuring apparatus and interference measuring method | |
| JP6720051B2 (ja) | 光画像計測装置、光画像計測方法 | |
| JP6014449B2 (ja) | レーザー走査顕微鏡装置 | |
| EP3473990B1 (en) | Wavefront measurement device and optical system assembly device | |
| JP4367261B2 (ja) | 顕微鏡観察方法、顕微鏡装置、及び画像処理装置 | |
| KR101826127B1 (ko) | 광학적 웨이퍼 검사 장치 | |
| JP2006064610A (ja) | 同軸型空間光干渉断層画像計測装置 | |
| JPH10239589A (ja) | 干渉顕微鏡装置 | |
| JP2007263904A (ja) | 三次元形状測定装置及び測定方法 | |
| JP4466240B2 (ja) | 画像処理装置、微分干渉顕微鏡、および、画像処理方法 | |
| JP3493329B2 (ja) | 平面形状計測装置、平面形状計測方法及び該方法を実行するプログラムを記憶した記憶媒体 | |
| JP4479391B2 (ja) | 画像処理装置、位相差顕微鏡、および、画像処理方法 | |
| JP2006017494A (ja) | 顕微鏡観察方法、顕微鏡装置、及び画像処理装置 | |
| JPH0727526A (ja) | 表面形状検査装置 | |
| WO2024171583A1 (ja) | 観察装置および観察方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070329 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090804 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090817 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4367261 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904 Year of fee payment: 3 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150904 Year of fee payment: 6 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150904 Year of fee payment: 6 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |