JP4397779B2 - 排気マニホールド - Google Patents

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Description

本発明は、排気マニホールドに関し、特に内燃機関の各気筒の排気ポートに接続される複数の枝管と、それらの複数の枝管が接続される集合部容器とを備えるものに関する。
特許文献1には、図6に示すように、2本のパイプ101を溶接部103にて溶接して上流側排気管102を構成し、上流側排気管102と下流側排気管104とを嵌合させ、溶接部105にて溶接することにより構成される排気集合部の構造が開示されている。
特許第3457782号公報
特許文献1に示された排気集合部の構造においては、上流側排気管102と下流側排気管104との溶接部105と、上流側排気管の溶接部103とが重なるため、接合強度が低下する場合があった。
本発明はこの点に着目してなされたものであり、溶接部の接合強度をより高めて耐久性を向上させた排気マニホールドを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、上流側が多気筒内燃機関の排気ポートに接続されるパイプ状の複数の枝管(1,2,3)と、前記複数の枝管(1,2,3)の下流側が接続される集合部容器(4)とを備えた排気マニホールドにおいて、前記集合部容器(4)は、それぞれ一体に形成され、排気の流れの上流側に位置する上流側部材(5)と、下流側に位置する下流側部材(6)とからなり、前記上流側部材(5)は、前記複数の枝管(1〜3)の各軸線(1a〜3a)が前記集合部容器(4)内部の所定位置(P1)にて略交わる向きに前記枝管(1,2,3)が挿入される複数の接続孔(5a,5b,5c)を有し、前記複数の枝管(1,2,3)を構成する各枝管の下流側端部には、前記集合部容器(4)内部で少なくとも他の2つの前記枝管とそれぞれ接触する下流側端部接触部(1b,2b,3b)が設けられており、前記下流側端部接触部(1b,2b,3b)は互いに平面で接触するように構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の排気マニホールドにおいて、前記上流側部材(5)と前記下流側部材(6))との接続部(W2)、及び前記複数の枝管(1,2,3)と前記複数の接続孔(5a,5b,5c)との接続部(W1)は、前記集合部容器(4)外側から溶接されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、集合部容器が、それぞれ一体に形成された上流側部材と下流側部材とで形成されるので、上流側部材と下流側部材の溶接部と、複数の枝管の溶接部とが重なることが無く、接合強度を向上させることができる。また、複数の枝管を構成する各枝管の下流側端部には、集合部容器内部で少なくとも他の2つの枝管とそれぞれ平面で相互に接触する下流側端部接触部が設けられているので、複数の枝管の境界付近の排気流れを整えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、上流側部材と下流側部材との接続部、及び複数の枝管と複数の接続孔部との接続部は、いずれも集合部容器の外側から溶接されているので、排気マニホールド内部にスパッタ等の異物が残留することが無く、除去の手間を省くことができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる排気マニホールドの斜視図、図2は、図1に示す排気マニホールドの要部の縦断面図である。
図1に示す排気マニホールドは、上流側が多気筒内燃機関の排気ポートに接続されるパイプ状の枝管1,2,及び3と、枝管1〜3の下流側が接続される集合部容器4とを備えている。集合部容器4は、それぞれ一体に形成され、排気の流れの上流側に位置する上流側部材5と、下流側に位置する下流側部材6とからなる。なお、図2に示す断面図では、枝管3は手前側に位置するため、図示されていない。
図3は、上流側部材5の斜視図であり、図4は、下流側部材6の斜視図であり、上流側部材5は枝管1〜3が接続(挿入)される接続孔5a,5b,及び5cを有する。また図5は、上流側部材5の接続孔5a〜5cに枝管1〜3が挿入された状態を、図2に示す状態で下方(集合部容器4の内部の側)から見た平面図である。以下、これらの図も合わせて参照する。
上流側部材5の接続孔5a〜5cは、枝管1〜3の各軸線1a,2a,及び3a(軸線3aは図示せず)が、集合部容器4の内部の所定位置P1にて略交わる向きに、枝管1〜3が接続されるように設けられている。また各枝管1〜3の下流側端部には、集合部容器4の内部で他の2つの枝管とそれぞれ接触する下流側端部接触部1b,2b,及び3bが設けられている。図2には、枝管2の接触部2bを構成する、枝管3の接触部3bと接触する平面が示されている。すなわち、枝管1の接触部1bは、枝管2の接触部2bと接触する平面、及び枝管3の接触部3bと接触する平面からなり、枝管2の接触部2bは、枝管1の接触部1bと接触する平面、及び枝管3の接触部3bと接触する平面からなり、枝管3の接触部3bは、枝管2の接触部2bと接触する平面、及び枝管1の接触部1bと接触する平面からなり、これらの接触平面は、図5に示す状態で図面に垂直の方向に延びている。
図2に示すW1〜W3が溶接部であり、いずれの溶接部W1〜W3も集合容器4の外部に位置している。
このように本実施形態では、集合部容器4が、それぞれ一体に形成された上流側部材5と下流側部材6とで形成されるので、上流側部材5と下流側部材6の溶接部W2と、複数の枝管の溶接部W1とが重なることが無く、接合強度を向上させることができる。また、3つの枝管1〜3の下流側端部には、集合部容器4の内部で他の2つの枝管とそれぞれ接触する下流側端部接触部1b〜3bが設けられているので、枝管1〜3の境界付近の排気流れを整えることができる。
また、上流側部材5と下流側部材6との接続部(溶接部W2)、及び枝管1〜3と接続孔5a〜5cとの接続部(溶接部W1)は、いずれも集合部容器4の外側から溶接されているので、排気マニホールド内部にスパッタ等の異物が残留することが無く、除去の手間を省くことができる。
本実施形態では、集合部容器4(上流側部材5及び下流側部材6)は、ステンレス材をプレス加工することにより製造したが、ロストワックス(LOST-WAX)製法により製造するようにしてもよい。
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、枝管の数は3つに限るものではなく、4以上であってもよい。
本発明の一実施形態にかかる排気マニホールドの全体構成を示す斜視図である。 図1に示す排気マニホールドの要部の縦断面図である。 図1に示す上流側部材の斜視図である。 図1に示す下流側部材の斜視図である。 図2に示す状態で下方から、集合部容器の内部を見た平面図である。 従来の排気マニホールドの一構成例を示す図である。
符号の説明
1,2,3 枝管
1a,2a 軸線
1b,2b,3b 下流側端部接触部
4 集合部容器
5 上流側部材
5a,5b,5c 接続孔
6 下流側部材

Claims (2)

  1. 上流側が多気筒内燃機関の排気ポートに接続されるパイプ状の複数の枝管と、前記複数の枝管の下流側が接続される集合部容器とを備えた排気マニホールドにおいて、
    前記集合部容器は、それぞれ一体に形成され、排気の流れの上流側に位置する上流側部材と、下流側に位置する下流側部材とからなり、
    前記上流側部材は、前記複数の枝管の各軸線が前記集合部容器内部の所定位置にて略交わる向きに前記枝管が挿入される複数の接続孔を有し、
    前記複数の枝管を構成する各枝管の下流側端部には、前記集合部容器内部で少なくとも他の2つの前記枝管とそれぞれ接触する下流側端部接触部が設けられており、
    前記下流側端部接触部は互いに平面で接触するように構成されていることを特徴とする排気マニホールド。
  2. 前記上流側部材と前記下流側部材との接続部、及び前記複数の枝管と前記複数の接続孔との接続部は、前記集合部容器外側から溶接されていることを特徴とする請求項1に記載の排気マニホールド。
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