JP4436076B2 - ランプモジュール接続回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば自動車の室内を照らす各種のランプにキャンセルスイッチの機能を付与したランプモジュール接続回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の自動車の室内の天井部には前側にマップランプ、中央にドームランプ、後側にリヤリーディングランプが配置されていることが多い。マップランプは運転者が地図を見たりする場合に使用され、ドームランプは室内全体を照らす場合に使用され、リヤリーディングランプは後席の乗員が雑誌を見たりする場合に使用される。
【0003】
各ランプ特に運転席側のマップランプは自動車のドアを開けたり半ドアになっている場合に報知の目的で光るようになっている。すなわち、ドアのカーテシランプとマップランプが連動して光るようになっている。
【0004】
しかしながら、運転者によってはドアの開閉毎に一々マップランプが光ることをうっとうしく思うことがある。そこで、マップランプにキャンセルスイッチを設けて、キャンセルスイッチをオフにした(作動させた場合)場合に、マップランプがカーテシランプと非連動となり、ドア開閉時に一々光らなくなるようになっている(マップランプとしてのみ作用するようになっている)。
【0005】
このランプモジュール接続回路の一形態を図5に示す。
図5で、符号41はジャンクションボックス、42はジャンクションコネクタ、43はマップランプ、44はドームランプ、45はリヤリーディングランプをそれぞれ示す。
【0006】
ジャンクションボックス41はバッテリからの電源回路(Bで示す)46とカーテシランプからの信号回路(CTYで示す、以下カーテシ回路と言う)47とアース回路(Gで示す)48とに接続されており、各回路46〜48はジャンクションコネクタ42を経てマップランプ43とドームランプ44とリヤリーディングランプ45とに分岐接続されている。
【0007】
マップランプ43には二つの発光体49が直列に接続され、両発光体49の間にキャンセルスイッチ50が配置され、キャンセルスイッチ50は左右にスライドしてカーテシ回路52を開閉するようになっている。各発光体49は電源回路51と、スイッチ54を介してカーテシ回路52とに接続され、スイッチ54のスライド操作でカーテシ回路52がキャンセル(オフ)され、アース回路53に接続されるようになっている。
【0008】
ドームランプ44の発光体55は電源回路56と、スイッチ59を介してカーテシ回路57とに接続され、スイッチ59のスライド操作でカーテシ回路57がキャンセルされ、アース回路58に接続されるようになっている。
【0009】
リヤリーディングランプ45の二つの発光体60も同様に、電源回路61と、スイッチ64を介してカーテシ回路62とに接続され、スイッチ64のスライド操作でカーテシ回路62がキャンセルされ、アース回路63に接続されるようになっている。
【0010】
このように、各ランプ43〜45ごとにカーテシ回路(報知信号回路)52,57,62との連動をキャンセルできるようになっている。マップランプ43、ドームランプ44、リヤリーディングランプ45はそれぞれランプモジュールとして構成される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のランプモジュール接続回路にあっては、ジャンクションボックス41からの回路をジャンクションコネクタ42を経て各ランプモジュール43〜45に配線しているために、回路構造が肥大化、複雑化、高コスト化し、車両への配索に多くの工数がかかると共に、多くの配索スペースを必要とするという問題があった。
【0012】
本発明は、上記した点に鑑み、回路構成を簡素化して、上記問題を解消することのできるランプモジュール接続回路を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係るランプモジュール接続回路は、ジョイントボックスからメイン回路が導出され、第一のランプモジュールに、サブ回路と、ジャンクションコネクタの機能を兼ねたジャンクション回路とが設けられ、該第一のランプモジュールにおいて該メイン回路とサブ回路とが該ジャンクション回路で接続され、該ジャンクション回路にキャンセルスイッチが設けられ、該第一のランプモジュールの該サブ回路及び該メイン回路が第一以降のランプモジュールに接続できるように構成され、該第一のランプモジュールに該サブ回路で少なくとも一つの第一以降のランプモジュールが接続され、該キャンセルスイッチで該メイン回路と該サブ回路とにおける報知信号回路同士の断続が行われることを特徴とする。
上記構成により、ジャンクション回路が従来のジャンクションコネクタの作用を行う。大型のジャンクションコネクタが不要であるから、回路構造が簡素化、コンパクト化される。ジョイントボックスからの報知信号はメイン回路からジャンクション回路を経てキャンセルスイッチの操作でキャンセルされ、サブ回路に伝わらなくなる。これにより、第一のランプモジュールの発光体が報知信号によって発光することがなくなる。
【0014】
請求項2に係るランプモジュール接続回路は、請求項1記載のランプモジュール接続回路において、前記サブ回路が第二のランプモジュール又は第二,第三のランプモジュールまで延長接続されたことを特徴とする。
上記構成により、複数のランプモジュールが同じサブ回路を共有するから、回路構造が大幅が簡素化される。そして、キャンセルスイッチの操作で第一,第二,第三のランプモジュールの報知信号回路が同時にキャンセル(遮断)され、何れのランプモジュールも報知信号によって発光することがなくなる。なお、第二のランプモジュール又は第二,第三のランプモジュールとは、第一のランプモジュールに第二のランプモジュールのみを直列に接続してもよく、あるいは第二,第三のランプモジュールを順次直列に接続してもよいという意味である。
【0016】
請求項3に係るランプモジュール接続回路は、請求項1記載のランプモジュール接続回路において、前記サブ回路が第二のランプモジュールまで延長接続され、前記メイン回路が第三のランプモジュールまで延長接続されたことを特徴とする。
上記構成により、第一及び第二のランプモジュールが同じサブ回路を共有し、第三のランプモジュールがジャンクションボックスからのメイン回路を共有する。これにより、回路構造が簡素化される。キャンセルスイッチの操作で第一,第二のランプモジュールの報知信号回路が同時にキャンセルされ、第三のランプモジュールはキャンセルスイッチ操作とは無関係に報知信号を受けて発光する。
【0017】
請求項4に係るランプモジュール接続回路は、請求項1記載のランプモジュール接続回路において、前記メイン回路が第二のランプモジュールまで延長接続され、前記サブ回路が第三のランプモジュールまで延長接続されたことを特徴とする。
上記構成により、第一及び第三のランプモジュールが同じサブ回路を共有し、第二のランプモジュールがジャンクションボックスからのメイン回路を共有する。これにより、回路構造が簡素化される。キャンセルスイッチの操作で第一,第三のランプモジュールの報知信号回路が同時にキャンセルされ、第二のランプモジュールはキャンセルスイッチ操作とは無関係に報知信号を受けて発光する。
【0018】
請求項5に係るランプモジュール接続回路は、請求項1〜4の何れか1項に記載のランプモジュール接続回路において、前記第一のランプモジュールがマップランプであり、前記第二のランプモジュールがドームランプであり、前記第三のランプモジュールがリヤリーディングランプであり、前記報知信号回路がカーテシランプ回路であることを特徴とする。
上記構成により、請求項ごとに自動車ドアのカーテシランプのオンオフ信号をどのランプモジュールに伝えてどのランプモジュールに伝えない(キャンセルする)かが適宜選択的に設定される。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係るランプモジュール接続回路の第一の実施形態を示すものである。
【0020】
図1で、符号1はジャンクションボックス、2はマップランプ(第一のランプモジュール)、3はドームランプ(第二のランプモジュール)、4はリヤリーディングランプ(第三のランプモジュール)をそれぞれ示す。
【0021】
マップランプ2にはジャンクションコネクタの機能を兼ねた回路5が設けられ、その回路5にキャンセルスイッチ6が付設されている。すなわち、キャンセルスイッチ回路がジャンクション回路を兼ねている。ジャンクション回路5は四本のバスバー7〜10で構成されている。
【0022】
ジャンクション回路5はジャンクションボックス1からのメインワイヤハーネスであるメイン回路11〜13に接続されている。メイン回路は電源回路11、カーテシランプ回路(報知信号回路)12、アース回路13の三本で構成されている。カーテシランプ回路(以下カーテシ回路と言う)12は自動車のカーテシランプのオンオフ信号を送る回路である。
【0023】
ジャンクションボックス1からの電源回路11はジャンクション回路7を経てマップランプ2の電源回路14に直接接続され、カーテシ回路12はジャンクション回路8からキャンセルスイッチ6と短いジャンクション回路9を介してマップランプ2のカーテシ回路(報知信号回路)15に接続され、アース回路13はマップランプ2のアース回路16に直接接続されている。キャンセルスイッチ6の一方の接点17はカーテシ用の短いジャンクション回路9に接離自在に接続され、中央の接点18はカーテシ用の長いジャンクション回路8に常時接続され、他方の接点19はどの回路とも接していないデッド接点となっている。カーテシ信号に連動して各ランプ2〜4を同時に発光可能である。
【0024】
キャンセルスイッチ6を図1で左にスライドさせると、カーテシ回路15がオフされ、カーテシ信号が全てのランプ2〜4に伝わらないようになってる。すなわち、全てのランプ2〜4においてカーテシ信号がキャンセルされ、どのランプ2〜4もカーテシランプと連動して発光することがないようになっている。運転者によってはどのランプ2〜4も連動させたくないという意向があるためである。図中のスイッチは全て矢印の如く左右にスライドするスライドスイッチである。
【0025】
キャンセルスイッチ6の両側に一つづつ発光体20が配置され、各発光体20の一方の電極回路21は電源回路14に直接に且つ直列に接続され、他方の電極回路22はスイッチ23を介してカーテシ回路に接続されている。各スイッチ23を図で左方向へスライド操作させると、各発光体20の他方の電極回路22はアース回路16と接続し、キャンセルスイッチ6とは無関係に発光体20を光らせることができる。図で破線で示す電極回路や接続回路はバスバーで構成されることが好ましい。
【0026】
マップランプ2の三本の回路すなわち電源回路14とカーテシ回路15とアース回路16とは延長されて中央のドームランプ3を経て後方のリヤリーディングランプ4まで配線されている。これらの鎖線で示される回路はサブワイヤハーネスとして作用し、フラットケーブルで構成されることが好ましい。
【0027】
ドームランプ3において発光体24の一方の電極回路25は電源回路14に直接接続され、他方の電極回路26はスイッチ27を介してカーテシ回路15に接続されて、カーテシ信号に連動して発光可能となっている。スイッチ27を図で左にスライドさせると、他方の電極回路26はアース回路16に接続され、キャンセルスイッチ6とは無関係に発光体24を発光可能である。
【0028】
リヤリーディングランプ4はマップランプ2と同様に二つの発光体28を有しており、回路構成及び作用はマップランプ2におけると同様である。すなわち、図1のスイッチ29の接続状態でカーテシランプに連動して発光体28が光り、スイッチ29を左にスライド操作することで、カーテシランプとは無関係に発光体28が光る(リヤリーディングランプ4を使用可能である)。
【0029】
図1の実施形態によれば、キャンセルスイッチ回路がジャンクション回路5を兼ねるから、従来のジャンクションコネクタが不要となり、回路構造が簡素化され、回路配索の省スペース化が可能になると共に、キャンセルスイッチ6によって全てのランプ2〜4においてカーテシランプとの連動をキャンセルすることができる。
【0030】
図2は、ランプモジュール接続回路の第二の実施形態を示すものである。
図2において、符号1はジャンクションボックス、2はマップランプ(第一のランプモジュール)、3はドームランプ(第二のランプモジュール)、4はリヤリーディングランプ(第三のランプモジュール)をそれぞれ示す。また、実線はメインワイヤハーネスであるメイン回路、破線はバスバー回路、鎖線はサブワイヤハーネスであるサブ回路をそれぞれ示している。以下、図1と同様の構成部分には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0031】
このランプモジュール接続回路は、ジャンクションボックス1からのメイン回路11〜13をマップランプ2のジャンクション回路(キャンセル回路)5に接続すると共に、他のドームランプ3とリヤリーディングランプ4とに直列に配線して、マップランプ2のみを独立させ、マップランプ2のカーテシ回路(報知信号回路)15のみをキャンセル可能としたものである。
【0032】
三本のメイン回路(電源回路11とカーテシ回路12とアース回路13)はマップランプ2の三本のジャンクション回路14〜16に接続した後、ドームランプ2及びリヤリーディングランプ4の各三本の回路(電源回路11とカーテシ回路12とアース回路13)として延長されている。
【0033】
マップランプ2における回路接続構造は図1の実施形態と同様である。すなわち、ジャンクションボックス1からの電源回路11やアース回路12がジャンクション回路7,10でマップランプ2の電源回路14やアース回路16に直接接続され、ジャンクションボックス1からのカーテシ回路12がキャンセルスイッチ6を介してマップランプ2のカーテシ回路15に接続されている。また、各発光体20は各スイッチ23を介して電源回路14とカーテシ回路15に接続され、スイッチ23の左方向へのスライド操作で発光体20が電源回路14とアース回路16に接続される。
【0034】
ドームランプ3やリヤリーディングランプ4における回路構成は図1のサブ回路14〜16がメイン回路11〜13に変わったのみで、他の回路構成は図1と同様である。
【0035】
すなわち、ドームランプ3において、発光体24の一方の電極回路25が電源回路11に直接接続され、他方の電極回路26がスイッチ27を介してカーテシ回路12に接続され、リヤリーディングランプ4において、各発光体28の一方の電極回路30が電源回路11に直接接続され、他方の電極回路31が各スイッチ29を介してカーテシ回路12に接続されている。
【0036】
図2の実施形態によれば、図1と同様にキャンセルスイッチ回路がジャンクション回路5を兼ねるから、従来のジャンクションコネクタが不要となり、回路構造が簡素化され、回路配索の省スペース化が可能になると共に、マップランプ2のキャンセルスイッチ6の操作により、マップランプ2のみをカーテシ回路12と連動させずに、カーテシ信号オンの場合でもマップランプ2の発光体20を光らせないようにすることができる。そして、マップランプ以外の他のランプすなわちドームランプ3とリヤリーディングランプ4とを常にカーテシ回路12と連動させて、カーテシランプの発光と同時に光らせることができる。ドームランプ3とリヤリーディングランプ4とにおいて、スイッチ27,29の左方向へのスライド操作で各発光体24,28を単独で光らせることができることは言うまでもない。
【0037】
図3は、ランプモジュール接続回路の第三の実施形態を示すものである。
図3で、符号1はジャンクションボックス、2はマップランプ(第一のランプモジュール)、3はドームランプ(第二のランプモジュール)、4はリヤリーディングランプ(第三のランプモジュール)をそれぞれ示す。また、実線はメインワイヤハーネスであるメイン回路、破線はバスバー回路、鎖線はサブワイヤハーネスであるサブ回路をそれぞれ示している。
【0038】
このランプモジュール接続回路は、ジャンクションボックス1からのメイン回路11〜13をマップランプ2のジャンクション回路(キャンセル回路)5に接続すると共に、後方のリヤリーディングランプ4に直列に配線し、さらに、マップランプ2のサブ回路14〜16をドームランプ3まで延長してドームランプ3のサブ回路14〜16として、マップランプ2とドームランプ3とのカーテシ回路(報知信号回路)15を同時にキャンセル可能としたものである。
【0039】
すなわち、マップランプ2のキャンセルスイッチ6をオフする(左にスライド操作する)ことで、カーテシ回路15が遮断され、マップランプ2とドームランプ3とがカーテシ回路12と非連動となって、カーテシランプが発光してもマップランプ2とドームランプ3の各発光体20,24が発光しないようになっている。
【0040】
マップランプ2とドームランプ3の回路構成は図1のマップランプとドームランプの回路構成と同じである(詳細は図1の説明参照)。ドームランプ3においてマップランプ2から続くサブ回路14〜16は終端し、マップランプ2とリヤリーディングランプ4とは直接には接続されていない。リヤリーディングランプ4には、ジャンクション回路5に接続したメイン回路11〜13が直接に接続されている。
【0041】
リヤリーディングランプ4において各発光体28の一方の電極回路30は電源回路11に直接接続され、他方の電極回路31はスイッチ29を介してカーテシ回路12に接続されている。スイッチ29を左へスライド操作することで、他方の電極回路31はスイッチ29を介してアース回路13に接続される。
【0042】
図3の実施形態によれば、キャンセルスイッチ6の操作でマップランプ2とドームランプ3とをカーテシ回路5と非接続にでき(キャンセルでき)、リヤリーディングランプ4のみをキャンセルスイッチ6の操作と無関係にカーテシ回路12に接続して、カーテシランプと同時に点灯させることができる。
【0043】
図4は、ランプモジュール接続回路の第四の実施形態を示すものである。
図4で、符号1はジャンクションボックス、2はマップランプ(第一のランプモジュール)、3はドームランプ(第二のランプモジュール)、4はリヤリーディングランプ(第三のランプモジュール)をそれぞれ示す。また、実線はメインワイヤハーネスであるメイン回路、破線はバスバー回路、鎖線はサブワイヤハーネスであるサブ回路をそれぞれ示している。
【0044】
このランプモジュール接続回路は、ジャンクションボックス1からのメイン回路11〜13をマップランプ2のジャンクション回路(キャンセル回路)5に接続すると共に、中間のドームランプ3に直列に配線し、さらに、マップランプ2のサブ回路14〜16を後方のリヤリーディングランプ4まで延長してリヤリーディングランプ4のサブ回路14〜16として、マップランプ2とリヤリーディングランプ4とのカーテシ回路15を同時にキャンセル(遮断)可能としたものである。
【0045】
マップランプ2とリヤリーディングランプ4の回路構成は図1の回路構成と同じである(図1の説明参照)。ドームランプ3において、発光体24の一方の電極回路25はジャンクションボックス1からの電源回路11に直接接続され、他方の電極回路26はスイッチ27を介してジャンクションボックス1からのカーテシ回路12に接続されている。スイッチ27を左にスライド操作することで、他方の電極回路26はアース回路13に接続される。
【0046】
図4の実施形態によれば、キャンセルスイッチ6の操作でマップランプ2とリヤリーディングランプ4とをカーテシ回路12と非接続にでき、ドームランプ3のみをキャンセルスイッチ6の操作と無関係にカーテシ回路12に接続して、カーテシランプと同時に点灯させることができる。
【0047】
なお、上記各実施形態における発光体20,24,28はフィラメント式のバルブでも電子素子のLEDでも何でも構わない。また、どの回路にバスバーやワイヤハーネスを使うかは回路仕様等に応じて適宜設定可能である。また、各スイッチはスライド式のものに限るものではない。
【0048】
また、三つのランプ2〜4は自動車の天井用のものに限らず、例えばインストルメント周りのランプやその他のランプを適用でき、カーテシ回路12に代えて例えば窓開閉回路やタイヤ圧回路といった他の報知信号回路を適用することも可能である。また、図1及び図2の実施形態においてリアリーディングランプ4を省略して、マップランプ2とドームランプ3との組み合わせとすることも可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、ジャンクション回路が従来のジャンクションコネクタの作用を行い、従来のジャンクションコネクタが不要となるから、回路構造が簡素化、コンパクト化、軽量化、低コスト化され、ランプモジュール回路を車両等の狭いスペースに容易に且つ確実に組み付け可能となる。
【0050】
請求項2記載の発明によれば、複数のランプモジュールが同じサブ回路を共有することで、回路構造が大幅が簡素化、コンパクト化、軽量化、低コスト化され、請求項1の効果が促進される。また、報知信号に対してキャンセルスイッチの操作で複数のランプモジュールを同時にキャンセルすることができ、例えば運転者の負担が軽減される。
【0052】
請求項3記載の発明によれば、第一及び第二のランプモジュールが同じサブ回路を共有し、第三のランプモジュールがジャンクションボックスからのメイン回路を共有することで、回路構造が大幅が簡素化、コンパクト化、軽量化、低コスト化され、請求項1の効果が促進される。また、第一,第二のランプモジュールを同時に信号キャンセルし、第三のランプモジュールはキャンセルスイッチ操作に無関係に報知信号を受けて報知を行わせることができる。
【0053】
請求項4記載の発明によれば、第一及び第三のランプモジュールが同じサブ回路を共有し、第二のランプモジュールがジャンクションボックスからのメイン回路を共有することで、回路構造が大幅が簡素化、コンパクト化、軽量化、低コスト化され、請求項1の効果が促進される。また、第一,第三のランプモジュールを同時に信号キャンセルし、第二のランプモジュールはキャンセルスイッチ操作に無関係に報知信号を受けて報知を行わせることができる。
請求項2〜4記載の発明のように、信号キャンセルするランプモジュールを適宜選択して設定することで、回路構造が多様化し、種々の回路仕様に対応可能となる。
【0054】
請求項5記載の発明によれば、自動車ルーフにおけるランプモジュール回路構造を簡素化、コンパクト化、軽量化、低コスト化でき、ルーフへの回路配索作業を容易化することができると共に、自動車ドアのカーテシランプのオンオフ信号をどのランプモジュールに伝えてどのランプモジュールに伝えない(キャンセルする)かを適宜選択的に設定でき、種々のルーフランプ回路仕様に対応可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るランプモジュール接続回路の第一の実施形態を示す回路図である。
【図2】ランプモジュール接続回路の第二の実施形態を示す回路図である。
【図3】ランプモジュール接続回路の第三の実施形態を示す回路図である。
【図4】ランプモジュール接続回路の第四の実施形態を示す回路図である。
【図5】従来のランプモジュール接続回路の一形態を示す回路図である。
【符号の説明】
1 ジョイントボックス
2 マップランプ(第一のランプモジュール)
3 ドームランプ(第二のランプモジュール)
4 リヤリーディングランプ(第三のランプモジュール)
5(7〜10) ジャンクション回路
6 キャンセルスイッチ
11〜13 メイン回路
12,15 カーテシランプ回路(報知信号回路)
14〜16 サブ回路
Claims (5)
- ジョイントボックスからメイン回路が導出され、第一のランプモジュールに、サブ回路と、ジャンクションコネクタの機能を兼ねたジャンクション回路とが設けられ、該第一のランプモジュールにおいて該メイン回路とサブ回路とが該ジャンクション回路で接続され、該ジャンクション回路にキャンセルスイッチが設けられ、該第一のランプモジュールの該サブ回路及び該メイン回路が第一以降のランプモジュールに接続できるように構成され、該第一のランプモジュールに該サブ回路で少なくとも一つの第一以降のランプモジュールが接続され、該キャンセルスイッチで該メイン回路と該サブ回路とにおける報知信号回路同士の断続が行われることを特徴とするランプモジュール接続回路。
- 前記サブ回路が第二のランプモジュール又は第二,第三のランプモジュールまで延長接続されたことを特徴とする請求項1記載のランプモジュール接続回路。
- 前記サブ回路が第二のランプモジュールまで延長接続され、前記メイン回路が第三のランプモジュールまで延長接続されたことを特徴とする請求項1記載のランプモジュール接続回路。
- 前記メイン回路が第二のランプモジュールまで延長接続され、前記サブ回路が第三のランプモジュールまで延長接続されたことを特徴とする請求項1記載のランプモジュール接続回路。
- 前記第一のランプモジュールがマップランプであり、前記第二のランプモジュールがドームランプであり、前記第三のランプモジュールがリヤリーディングランプであり、前記報知信号回路がカーテシランプ回路であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のランプモジュール接続回路。
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