JP4489645B2 - 汎用エンジンのマフラ - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの排気ポートに排気管を介して取付ける汎用エンジンのマフラに関するものである。
汎用エンジンのマフラとして、エンジンのシリンダブロックの上方若しくは側方にマフラを設けたものが実用に供されている。
実用の汎用エンジンのマフラは、エンジンの使用用途に応じてマフラ使用を適宜設計変更をすれば実用上十分であった。
このような汎用エンジンのマフラとして、シリンダブロックの側面にマフラを直接的に取付けたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平2−99214号公報(第1頁、第1図)
図13は従来の基本構成を説明する図であり、汎用エンジンのマフラ300は、下側ハウジング301及び上側ハウジング302と、これらのハウジング301,302を仕切る仕切り壁303と、から構成したものであって、下側ハウジング301及び仕切り壁303で第1の消音室304を形成し、上側ハウジング302及び仕切り壁303で第2の消音室305を形成するものである。
さらに、下側ハウジング301に、シリンダブロック306の排気ポート307から排気ガスを導入する導入口308を設け、上側ハウジング302に排気ガスを放出する排気口309を設け、仕切り壁303にドーム状の凹部311を設けるとともに、第1の消音室304から第2の消音室305に排気ガスを流す排気連通口312,312を設けたものである。
しかし、汎用エンジンのマフラ300では、シリンダブロック306の側面に排気ポート307を設け、この排気ポート307から第1の消音室304に排気ガスを放出させ、
この排気ガスを第1の消音室304に形成したドーム状の凹部311に当てるようにしたものであり、ドーム状の凹部311を第1・第2の消音室304,305を仕切る仕切り壁303に形成したものなので、例えば、ドーム状の凹部311に排気ガスを当てるときに、排気ガスを冷却して熱エネルギーを減らすことはできない。
従って、汎用エンジンのマフラ300では、排気ガスをマフラ300内で冷却することは難しく、排気ガスを冷やして熱エネルギーを減らすことによる排気音の低減を望むことはできない。
すなわち、排気ガスをマフラ内で冷却することで、排気音の低減を図ることができる汎用エンジンのマフラが望まれる。
本発明は、排気ガスをマフラ内で冷却することは難しい点を解決し、排気ガスをマフラ内で冷却することで、排気音の低減を図ることができる汎用エンジンのマフラを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、エンジンの排気ポートに排気管を介して接続する汎用エンジンのマフラにおいて、このマフラを、排気管から排気ガスを導入する導入管と、この導入管から排気ガスを送込む消音室と、この消音室から排気ガスを外界に放出する排出管と、これらの排出管及び導入管を収納するとともに消音室を形成するハウジングと、から構成し、ハウジングを、排気管側に形成される下部ハウジングと、この下部ハウジングに被せられる上部ハウジングと、から構成し、下部ハウジングに、エンジンを水平状態にしたときの水平面に対して傾斜させた傾斜面が形成され、この傾斜面と上部ハウジングとの間に導入管が貫通され、導入管の傾斜面側を排気管に接続するとともに、導入管の上部ハウジング側を蓋部材で塞ぎ、この蓋部材をハウジングから外界に臨ませたことを特徴とする。
例えば、マフラの中で排気ガスの冷却を図ることができるとすれば、マフラ中で排気ガスの熱エネルギーを消失させることができるので、排気音を低減する上で好ましいことである。
そこで、マフラを、排気管から排気ガスを導入する導入管と、この導入管から排気ガスを送込む消音室と、この消音室から排気ガスを外界に放出する排出管と、これらの排出管及び導入管を収納するとともに消音室を形成するハウジングと、から構成し、ハウジングを、排気管側に形成される下部ハウジングと、この下部ハウジングに被せられる上部ハウジングと、から構成し、下部ハウジングに、エンジンを水平状態にしたときの水平面に対して傾斜させた傾斜面が形成され、この傾斜面と上部ハウジングとの間に導入管が貫通され、導入管の傾斜面側を排気管に接続するとともに、導入管の上部ハウジング側を蓋部材で塞ぎ、この蓋部材をハウジングから外界に臨ませた。
すなわち、下部ハウジングに、エンジンを水平状態にしたときの水平面に対して傾斜させた傾斜面が形成され、この傾斜面と上部ハウジングとの間に導入管が貫通され、導入管の傾斜面側を排気管に接続するとともに、導入管の上部ハウジング側を蓋部材で塞ぎ、この蓋部材をハウジングから外界に臨ませることで、蓋部材に排気ガスを当てるときに排気ガスを冷却することができる。
請求項2に係る発明は、蓋部材を、ハウジングから突出させたことを特徴とする。
蓋部材を、ハウジングから突出させることで、冷却効果の促進を図ることができる。
請求項3に係る発明は、排気管に、導入管側近傍にて導入管へ同軸に沿わすための屈曲部を備えたことを特徴とする。
排気管に、導入管側近傍にて導入管へ同軸に沿わすための屈曲部を備えることで、導入管の中で導入管の一端から他端に向かわす排気ガスの流れと、他端でUターンさせ一端に向かわす排気ガスの流れとを円滑に作り出すことができる。
請求項4に係る発明は、導入管を、排出管に対して略直交させたことを特徴とする。
導入管を、排出管に対して略直交させることで、導入管及び排出管のそれぞれの長さを長く形成することができる。
請求項1に係る発明では、下部ハウジングに、エンジンを水平状態にしたときの水平面に対して傾斜させた傾斜面が形成され、この傾斜面と上部ハウジングとの間に導入管が貫通され、導入管の傾斜面側を排気管に接続するとともに、導入管の上部ハウジング側を蓋部材で塞ぎ、この蓋部材をハウジングから外界に臨ませたので、排気管から導入された排気ガスを一旦蓋部材に当てることができ、蓋部材をハウジングから外界に臨ませたので、蓋部材に排気ガスを当てるときに排気ガスを冷却することができる。この結果、排気ガスの熱エネルギーを低減させることができ、排気音の低減を図ることができるという利点がある。
請求項2に係る発明では、蓋部材を、ハウジングから突出させたので、冷却効果の促進を図ることができる。この結果、さらなる排気ガスの熱エネルギーを低減を図ることができ、さらなる排気音の低減をすることができるという利点がある。
請求項3に係る発明では、排気管に、導入管側近傍にて導入管へ同軸に沿わすための屈曲部を備えたので、導入管の中で導入管の一端から他端に向かわす排気ガスの流れと、他端でUターンさせ一端に向かわす排気ガスの流れとを円滑に作り出すことができる。この結果、さらなる排気ガスの冷却効果を促進することができるという利点がある。
請求項4に係る発明では、導入管を、排出管に対して略直交させたので、導入管及び排出管のそれぞれの長さを長く形成することができる。この結果、排気音の低減を図ることができるという利点がある。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るマフラを採用した汎用エンジン正面図であり、内燃機関としてのエンジン(汎用エンジン)10は、オイル(潤滑油)12を貯留するクランクケース13と、このクランクケース13に水平に且つ回転自在に取付けた出力軸としてのクランク軸14と、クランクケース13に一体的に且つ傾斜させて形成した1個のシリンダブロック15と、このシリンダブロック15のシリンダ16にスライド可能に取付けたピストン17と、これらのピストン17及びクランク軸14を連結するコンロッド18と、シリンダブロック15の開口19に取付けたシリンダヘッド21と、このシリンダヘッド21の吸気ポート22に昇降自在に取付けた吸気弁24と、シリンダヘッド21の排気ポート23に取付けた昇降自在に排気弁25と、を主要構成とする単気筒且つ傾斜シリンダ型のOHC(overhead camshaft)式空冷エンジンである。
なお、26はグランド面(水平面)を示し、シリンダブロック15はグランド面(水平面)に対して傾斜させたものである。
また、エンジン本体27を、クランクケース13、シリンダブロック15、シリンダヘッド21、クランク軸14、コンロッド18、ピストン17、吸気弁24及び排気弁25で構成し、クランクケース13、シリンダブロック15、シリンダヘッド21でエンジン本体27のケーシング28を構成し、シリンダブロック15及びシリンダヘッド21で燃焼室29を構成する。
また、クランク軸14は、動力取出しのための軸でもあり、一端に動力取出し部31を形成し、この動力取出し部31をPTO(power take-off)と呼ぶことがある。
シリンダヘッド21は、吸気弁24及び排気弁25をクランク軸14の回転で駆動するための動弁室32を備える。図中、33はオイルレベルゲージ、41はマフラカバー、45はマフラカバー41に取付けた排気ガスの出口である排出パイプを示す。
図2は本発明に係るマフラを採用した汎用エンジン側面図であり、エンジン10は、エンジン本体27に、エンジン10作動のための付属品である補機類を備え、その主なものとして、外気を引込むエアクリーナ35と、燃料(ガソリン)を気化させ燃焼室29(図1参照)に送込むキャブレタ36と、燃料を貯留する燃料タンク37と、排気ガスの排気音の低減を図るマフラ40(図1参照)と、エンジン10を始動するリコイルスタータ39と、オイルレベル(潤滑油レベル)を検知するオイルレベル検知装置(オイルアラート)50と、点火のためのイグニッション部(不図示)を内蔵したプラグキャップ60と、を付設したものである。
図中、42はオイルを補給するオイル供給口、43は一端をシリンダヘッド21から延出し他端にマフラ40を取付けた排気管、44はリコイルスタータ39の始動ノブ(グリップ)を示す。
図3は本発明に係るマフラを採用した汎用エンジン背面図であり、エンジン10は、クランク軸14の動力取出し部31(図1参照)の対向側に発電機(不図示)及び冷却ファン47を内側からこの順に取付け、この冷却ファン47をファンカバー48で囲み、始動時にクランク軸14(図1参照)に噛合わせて回転させるリコイルスタータ39を設け、このリコイルスタータ39をリコイルスタータカバー49で覆い、このリコイルスタータカバー49の側方上部にメインパネル52を配置し、このメインパネル52に連続させるとともに燃料タンク37及びリコイルスタータカバー49の間に内部を覆うカバーパネル53を設けたものである。
なお、メインパネル52及びカバーパネル53で操作パネルを構成し、メインパネル52は、エンジン10をON状態に設定する操作部材としてのスイッチノブ54と、キャブレタ36(図2参照)に備えたガバナモータ(不図示)の特性を調整する操作部材としての調整ツマミ55と、を配置したものである。
図4は本発明に係る汎用エンジンのマフラの取付状態を示す側面図であり、マフラ40は、シリンダヘッド21の排気ポート23に排気管43の一端を取付けた排気管43の他端に取付けるとともに、マフラ40側から支持ブラケット(ステー)81を延ばし、この支持ブラケット81をシリンダヘッド21(エンジン本体27側)に設けたマフラ支持部82に取付けたものである。すなわち、マフラ40は、排気管43の他端に2点支持し且つマフラ支持部82に1点支持することで、エンジン本体27側に3点支持したものである。
排気管43は、排気ポート23に一端を取付けるために、一端に排気管43の中心を挟んで左右の排気ポート側取付部83,83(一方の83は不図示)を形成し、マフラ40に他端を連結するために、他端に排気管43の中心を挟んで左右のマフラ側連結部84,84(一方の84は不図示)を形成したものであって、マフラ40の導入管(入口管)85側近傍にて排気ガスを導入管85へ同軸に沿わすための屈曲部86を形成したものである。図中、87はシリンダヘッド21側のスタッドボルト、88はガスケット、89はスタッドボルト87にねじ込むナット、91はマフラ40側のスタッドボルト、92はスタッドボルト91にねじ込むナット、118はマフラ支持部82に支持ブラケットを止めるボルトである。
なお、排気管43に屈曲部86を形成することで、エンジン10振動を抑制する効果も持ち合わせる。
図5は本発明に係る汎用エンジンのマフラを取付ける排気ポートの平面図であり、図6は図5の6−6線断面図であり、図5に示す排気ポート23は、図6に示す排気管43の左右の排気ポート側取付部83,83を取付けるためにスタッドボルト(排気ポート側スタッドボルト)87,87を埋込んだものであり、排気管43は、スタッドボルト87,87にガスケット88を載置して左右の排気ポート側取付部83,83を嵌合させ、これらの排気ポート側取付部83,83を上方からナット89,89(図6参照)で排気ポート23に固定するものである。
図4に示すように、排気ポート23側のスタッドボルト87,87の延出方向を、後述するマフラ40側のスタッドボルト(マフラ側スタッドボルト)91,91の延出方向を異ならせることで、マフラ40の組付け性若しくは取外し性を向上させることができるものである。
次にマフラの構造を説明する。
図7は本発明に係る汎用エンジンのマフラの側面断面図であり、マフラ40は、排気管43側に形成することで下部を構成するハウジングとしての下部ハウジング94と、この下部ハウジング94に被せたハウジングとしての上部ハウジング93と、これらの上部・下部ハウジング93,94を仕切るために二層に設けた仕切り壁としてのの上の仕切り壁95及び仕切り壁としての下の仕切り壁96と、これらの上部・下部ハウジング93,94及び上・下の仕切り壁95,96に貫通させる導入管(入口管)85と、上の仕切り壁95及び下の仕切り壁96で挟み込んだ排出管(出口管)97と、上・下の仕切り壁95,96及び排出管97の間に介在させた音のエネルギーの吸収を図る吸音材(グラスウール)98と、下部ハウジング94を補強する補強プレート99と、から構成する。
さらに、マフラ40は、下部ハウジング94及び下の仕切り壁96で消音室としての第1の消音室101を形成し、上部ハウジング93及び上の仕切り壁95で消音室としての第2の消音室102を形成し、上の仕切り壁95及び下の仕切り壁96で消音室としての第3の消音室103を形成するとともに、上の仕切り壁95及び下の仕切り壁96で吸音材98を収納する吸音材収納部104を形成する。図中、105はマフラ40の底面を示す。
導入管85は、一端を排気管43に接続するために開口させた開口部としての導入管開口部106と、他端を塞ぐために他端に設けた蓋部材107と、排気ガスを導入管85から第1の消音室101に導くために一端寄り(排気管43側)に設けた複数の導入管側ガス孔108・・・(・・・は複数個を示す。以下同じ)と、からなる。
下部ハウジング94は、図1に示すグランド面(水平面)26に対して傾斜させた傾斜面111と、この傾斜面111に形成することで導入管85の導入管開口部106に合わせる(かしめる)合わせ口112と、この合わせ口112の廻りに形成することで排気管43を取付けるスタッドボルト91と、シリンダヘッド21のマフラ支持部82(図4参照)に取付ける先に示した支持ブラケット81と、を備える。図中、117は支持ブラケット81に形成したボルト貫通孔である。
上部ハウジング93は、外周に下部ハウジング94及び上・下の仕切り壁95,96を一体的に固定するかしめ部114と、導入管85の一端を排気管43側とするときに導入管の他端(蓋部材107)を外界に臨ませる上部ハウジング孔115と、マフラカバー41を止めるための止め金具116と、を備える。
すなわち、汎用エンジンのマフラ40は、エンジン10(図1参照)の排気ポート23に排気管43を介して接続する汎用エンジンのマフラ40において、このマフラ40を、排気管43から排気ガスを導入する導入管85と、この導入管85から排気ガスを送込む消音室101〜103と、消音室101〜103から排気ガスを外界に放出する排出管(出口管)97と、これらの排出管97及び導入管85を収納するとともに消音室101〜103を形成する上部・下部ハウジング(ハウジング)93,94と、から構成し、導入管85の一端を排気管43に接続するとともに、導入管43の他端に他端を塞ぐ蓋部材107を設け、この蓋部材107を上部・下部ハウジング(ハウジング)93,94から外界に臨ませたものと言える。
図8は本発明に係る汎用エンジンのマフラの平面図であり、排気管43は、排気ポート23(図5参照)に一端を取付けるために、一端に排気管43の中心を挟んで左右の排気ポート側取付部83,83を形成し、且つマフラ40に他端を連結するために、他端に排気管43の中心を挟んで左右のマフラ側連結部84を形成したものであり、マフラ40は、シリンダヘッド21側のマフラ支持部82に取付ける支持ブラケット81を設けたものである。
従って、マフラ40は、平面視で、左右の排気ポート側取付部83,83及びマフラ支持部82で支持できるようにしたものであると言え、左右の排気ポート側取付部83,83及びマフラ支持部82を結ぶ三角形の中にマフラ40の重心G1を位置させるように、左右の排気ポート側取付部83,83及びマフラ支持部82を配置するようにしたものと言える。これにより、マフラ40を安定支持することができる。この結果、マフラ40の振動を低減することができ、マフラ40から発生する騒音を小さくすることができる。
図9は本発明に係る汎用エンジンのマフラの下の仕切り壁の底面図であり、下の仕切り壁96は、第1の消音室101(図7参照)から第2の消音室102に排気ガスを導入するガス孔121・・・と、導入管85を貫通させる貫通孔122と、図7に示す第3消音室103の下部を形成するとともに排出管(出口管)97を収納する下膨出部123と、排出管(出口管)97を収納するとともに吸音材98を収納する下凹部124と、を備えたプレートである。なお、図9は下の仕切り壁96の底面図なので、下膨出部123及び下凹部124は凸面とし表示されている。
図10は本発明に係る汎用エンジンのマフラの上の仕切り壁の平面図であり、上の仕切り壁95は、図9に示す下の仕切り壁96のガス孔121・・・を開放(開口)する長手開口126及び略角形開口127と、図7に示す導入管85を貫通させる貫通孔128の上部を形成するとともに排出管(出口管)97を収納する上膨出部129と、排出管(出口管)97を収納するとともに吸音材98を収納する上凹部131と、上膨出部129の第3の消音室103側に開けることで第2の消音室102(図7参照)から第3の消音室に排気ガスを導入するガス孔132・・・と、を備えたプレートである。
なお、図10は上の仕切り壁96の平面図なので、上膨出部129及び上凹部131は凸面とし表示されている。また、図7に示す第3の消音室103は、上膨出部129及び下膨出部123(図9参照)で構成し、図7に示す吸音材収納部104は、上凹部131及び下凹部124(図9参照)で構成するものである。
図11は本発明に係る汎用エンジンのマフラの正面断面図であり、排出管(出口管)97は、一端を第3の消音室103に当てることで閉鎖するとともに他端(開放口135)を外界に開放したパイプであり、第3の消音室103から排気ガスを導入するために一端に形成したガス孔群133と、吸音材収納部104に収納した吸音材(グラスウール)98に連通させて音のエネルギーの吸収を図るために他端寄りに形成した連通孔群134と、を備える。
また、スタッドボルト91,91は、補強プレート99及び下部ハウジング94に貫通させて下部ハウジング94外方に突出させたものである。
図12は本発明に係る汎用エンジンのマフラの透視図であり、排気ガスの流れを示す。
排気管43(図7参照)から導入管開口部(一端)106に排気ガスを破線矢印a1の如く流入させ、導入管85に流入した排気ガスを導入管85の蓋部材(他端)107に当てる。
このときに、蓋部材107は上部ハウジング(ハウジング)93から外界に臨ませたものなので、蓋部材107に排気ガスを当てるときに排気ガスを冷却することができる。この結果、排気ガスの熱エネルギーを低減させることができ、排気音の低減を図ることができる。
さらに、蓋部材107を、上部ハウジング(ハウジング)93から突出させることで、冷却効果の促進を図ることができる。この結果、さらなる排気ガスの熱エネルギーを低減を図ることができ、さらなる排気音の低減をすることができる。
予め温度を下げた排気ガスを蓋部材107で破線矢印a2の如くUターンさせ、導入管側ガス孔108・・・から破線矢印a3,a3の如く第1の消音室101に流入させる。 なお、導入管85における排気ガスを破線矢印a1から矢印a2の如く流すために排気管43(図7参照)に、マフラ40の導入管85側近傍にて導入管85へ同軸に沿わすための屈曲部86を形成した。
すなわち、導入管85の中で導入管85の一端(排気管43側)から他端に向かわす排気ガスの流れと、他端(蓋部材107側)でUターンさせ一端に向かわす排気ガスの流れとを円滑に作り出すことができる。この結果、さらなる排気ガスの冷却効果を促進することができる。
第1の消音室101で排気ガスを破線矢印a4,a4及び破線矢印a5,a5の如く流して消音をした後に、排気ガスをガス孔121・・・から矢印a6,a6及び矢印a7,a7の如く第2の消音室102に流入させる。
次に、第2の消音室102から第3の消音室103に、排気ガスを矢印a8,a8及び矢印a9,a9の如く流入させる。
そして、第3の消音室103から排出管97に破線矢印a10,10の如く流入させ、排出管97に排気ガスを破線矢印a11の如く流し、連通孔群134(図10参照)から吸音材(グラスウール)98に破線矢印a12・・・の如く流しつつ(ぶつけつつ)、さらなる消音を図る。そして、十分に冷却及び消音を図った排気ガスを、排出管97から矢印a13,a13の如く外界に排出する。
ところで、マフラ40は、導入管85を排出管(出口管)97に対して略直交させたものであり、導入管85を、排出管(出口管)97に対して略直交させることで、導入管85及び排出管(出口管)97のそれぞれの長さを長く形成することができる。この結果、排気音の低減を図ることができる。
尚、本発明に係る汎用エンジンのマフラは、図4に示すように、マフラ40及び排気管43を別体にて構成したが、これに限るものではなく、マフラ側から排気管を延ばしたものであってもよい。
本発明に係る汎用エンジンのマフラは、図7に示すように、上部ハウジング93から導入管の他端(蓋部材107)を外界に臨ませたが、これに限るものではなく、上部ハウジングに導入管の他端(蓋部材)を接合若しくは当接させたものであってもよい。
したものであってもよい。
本発明に係る汎用エンジンのマフラは、小型の空冷エンジンや自動車用エンジンに採用するのに好適である。
本発明に係るマフラを採用した汎用エンジン正面図である。 本発明に係るマフラを採用した汎用エンジン側面図である。 本発明に係るマフラを採用した汎用エンジン背面図である。 本発明に係る汎用エンジンのマフラの取付状態を示す側面図である。 本発明に係る汎用エンジンのマフラを取付ける排気ポートの平面図である。 図5の6−6線断面図である。 本発明に係る汎用エンジンのマフラの側面断面図である。 本発明に係る汎用エンジンのマフラの平面図である。 本発明に係る汎用エンジンのマフラの下の仕切り壁の底面図である。 本発明に係る汎用エンジンのマフラの上の仕切り壁の平面図である。 本発明に係る汎用エンジンのマフラの正面断面図である。 本発明に係る汎用エンジンのマフラの透視図である。 従来の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…エンジン、23…排気ポート、40…マフラ、43…排気管、85…導入管、86…屈曲部、93,94…ハウジング(上部・下部ハウジング)、97…排出管(出口管)、101〜103…消音室(第1〜第3の消音室)、107…蓋部材。

Claims (4)

  1. エンジンの排気ポートに排気管を介して接続する汎用エンジンのマフラにおいて、
    このマフラは、前記排気管から排気ガスを導入する導入管と、この導入管から排気ガスを送込む消音室と、この消音室から排気ガスを外界に放出する排出管と、これらの排出管及び導入管を収納するとともに前記消音室を形成するハウジングと、からなり、
    前記ハウジングは、前記排気管側に形成される下部ハウジングと、この下部ハウジングに被せられる上部ハウジングと、から構成され、
    前記下部ハウジングに、前記エンジンを水平状態にしたときの水平面に対して傾斜させた傾斜面が形成され、この傾斜面と前記上部ハウジングとの間に前記導入管が貫通され、
    前記導入管の前記傾斜面側を前記排気管に接続するとともに、前記導入管の前記上部ハウジング側を蓋部材で塞ぎ、この蓋部材を前記ハウジングから外界に臨ませたことを特徴とする汎用エンジンのマフラ。
  2. 前記蓋部材を、前記ハウジングから突出させたことを特徴とする請求項1記載に汎用エンジンのマフラ。
  3. 前記排気管は、前記導入管側近傍にて前記導入管へ同軸に沿わすための屈曲部を備えたことを特徴とする請求項1記載に汎用エンジンのマフラ。
  4. 前記導入管は、前記排出管に対して略直交させたことを特徴とする請求項1記載に汎用エンジンのマフラ。
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