JP4508577B2 - 塗装用ローラ - Google Patents
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Description
この従来の塗装用ローラは、ハンドルHの軸1に、ローラ本体Rを回転自在に取り付けている。上記ローラ本体Rは、ハンドルHの軸1を回転自在に支持する内側筒2と、その外周に固定した外側筒3とを主要素としている。
上記内側筒2は、合成樹脂製で、型成形によって製造したものであり、その内部には支持壁5を備えている。この支持壁5には、貫通孔5aを形成し、この貫通孔5aにハンドルHの軸1を挿入するようにしている。
また、このように固定筒6が内側筒2から抜けないようにすることで、この固定筒6を固定したハンドルHの軸1も、内側筒2から外れないようにしている。
このようにした外側筒3の外周には、化学繊維やスポンジなどからなる刷毛部4を固定している。そして、この刷毛部4に塗料を含ませることによって、その塗料等を壁や床などに塗布することができるようにしている。
上記内側筒2と外側筒3は、ともに合成樹脂製であるために、塗料に含まれているシンナーの影響によって膨張するが、その際、製造方法の違いによって、内側筒2の軸線方向の伸び量と、外側筒3の軸線方向の伸び量とに差が生じる。すなわち、内側筒2は、型成形によって製造したものであるために、シンナーの影響よって径方向と軸線方向とに膨張するが、外側筒3は、合成樹脂製のストリップを螺旋状に巻き付けて筒状に形成したものであるために、シンナーの影響によって螺旋方向に膨張する。その結果、内側筒2の方が、外側筒3よりも軸線方向の伸び量が大きくなる。
そこで、上記従来例では、内側筒2と外側筒3との合わせ面全体を熱溶着することによって、上記不都合を防止するようにしている。
この発明の目的は、内側筒と外側筒との伸び量の差を吸収でき、かつ、製造コストの安い塗装用ローラを提供することである。
また、外側筒の一端を内側筒の内側に折り曲げて、しかも、その折り曲げた部分を内側筒の内面に溶着しているので、内側筒と外側筒との伸び量に差があったとしても、内側筒の一端が、外側筒から突出することはない。
上記ローラ本体Rは、ハンドルHの軸11を回転自在に支持する内側筒12と、その外周に固定した外側筒13とを主要素としている。
上記内側筒12は、合成樹脂製で、型成形によって製造したものであり、その内部には支持壁15を備えている。この支持壁15には、貫通孔15aを形成し、この貫通孔15aにハンドルHの軸11を挿入するようにしている。
このようにガイド筒17のフランジ部17aを、内側筒12の端部12a及び外側筒13の端部13aに固定することによって、内側筒12の端部12aと外側筒13の端部13aとを溶着している。また、ガイド部17を内側筒12に固定することによって、内側筒12から固定筒16が抜け出さないようにしている。そして、このように固定筒16が内側筒12から抜けないようにすることで、この固定筒16を固定したハンドルHの軸11も、内側筒12から外れないようにしている。
このようにした外側筒13の外周には、化学繊維やスポンジなどからなる刷毛部14を固定している。そして、この刷毛部14に塗料を含ませることによって、その塗料等を壁や床などに塗布することができるようにしている。
この外側筒13の突出させた部分は、図示していないヒータなどによって加熱して、柔らかくする。このように柔らかくしたら、図1に示すように、刷毛部4とともに折り曲げる。そして、この折り曲げた部分、すなわち外側筒13の折り曲げ部20を、内側筒12の端部12b側の内面に熱溶着する。
なお、上記のように外側筒13を折り曲げる際、内側筒12の端部12bを支点にして外側筒13を折り曲げることができるので、内側筒12内に外側筒13をきれいに折り曲げることができる。
また、外側筒13の端部13bを内側筒12の内側に折り曲げて、その折り曲げ部20を内側筒12の内面に溶着しているので、内側筒12と外側筒13との伸び量に差があったとしても、外側筒13の端部13bから内側筒12の端部12bが突出することを確実に防止できる。
さらに、内側筒12と外側筒13とをその両端部において溶着しているので、内側筒12の伸び量と外側筒13の伸び量とに差があったとしても、これら両者が曲がったりすることもない。
上記浸入防止壁21は、外側筒13の折り曲げ部20を溶着した内側筒12における溶着部近傍に設けている。
このような浸入防止壁21を設けたのは、外側筒13を折り曲げた部分から浸入した塗料が、浸入防止壁21よりも内側に入らないようにするためである。すなわち、上記したように、外側筒13の折り曲げ部20は、内側筒12の内面に積極的に溶着しているために、外側筒13の折り曲げ部20には、どうしても隙間Aができてしまう。この隙間は、刷毛部14によってある程度塞ぐことができるが、完全に塞ぐことができない。
また、軸11を回転自在に支持する貫通孔15aよりも外側に浸入防止壁21を設置しているので、貫通孔15aの部分まで浸入した塗料が達することもなく、ローラ本体Rの回転が阻害されるという不都合も生じない。
なお、この第2実施形態では、浸入防止壁21を内側筒12と別部材にしているが、浸入防止壁21を内側筒12と一体成形してもよい。
上記延長部材22は、内側筒12と同じ外径の筒状になっていて、その内部に浸入防止壁23を備えている。この浸入防止壁23は、上記第2実施形態と同様に、塗料の浸入を防止するためのものである。
また、この延長部材22には、図面右側に接続部24を形成している。この接続部24は、内側筒12の開口部に挿入可能な外径になって、図示するように、接続部24を内側筒12の開口部に挿入すると、これら両者が一体化するようにしている。
なお、上記延長部材22は、内側筒12のように軸11を支持する貫通孔15aを必要としない分、簡単な構造にでき、しかも、この延長部材22は、軸11を支持する必要がないために、その強度も低くて足りる。
したがって、軸線方向長さの異なる延長部材22を外側筒13に応じて用意しておく方が、軸線方向長さの異なる内側筒12を用意しておく場合に比べて、製造コストや加工コストを安くすることができる。
例えば、フランジ部を用いずに、内側筒の端部12aと外側筒の端部13aとを直接溶着するようにしてもよい。
11 軸
12 内側筒
12a この発明の内側筒の他端に相当する端部
12b この発明の内側筒の一端に相当する端部
13 外側筒
13a この発明の外側筒の他端に相当する端部
13b この発明の外側筒の一端に相当する端部
14 刷毛部
20 外側筒の折り曲げ部
21 浸入防止壁
Claims (2)
- 外周面に刷毛部を備えるとともに、樹脂を螺旋状に巻いて形成した外側筒と、この外側筒より軸方向長さが短く、型成形によって製造され、上記外側筒に挿入された樹脂製の内側筒と、これら外側筒及び内側筒のハンドル軸挿入口側に設け、上記外側筒及び内側筒の端部に接触するフランジ部を有するガイド筒とを備えるとともに、ハンドル挿入口側と反対側であって、内側筒よりも軸方向に突出した上記外側筒の一端を、内側筒の一端より内側に折り曲げ、その折り曲げ部を内側筒の一端側の内面に熱溶着する一方、ハンドル軸の挿入口側である内側筒及び外側筒の他端を、上記ガイド筒のフランジ部を介して溶着した塗装用ローラ。
- 外側筒の一端を溶着した溶着部近傍における内側筒に、浸入防止壁を設けたことを特徴とする請求項1記載の塗装用ローラ。
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP2003309462A JP4508577B2 (ja) | 2003-09-02 | 2003-09-02 | 塗装用ローラ |
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