JP4523708B2 - Cdma基地局装置 - Google Patents
Cdma基地局装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4523708B2 JP4523708B2 JP2000268027A JP2000268027A JP4523708B2 JP 4523708 B2 JP4523708 B2 JP 4523708B2 JP 2000268027 A JP2000268027 A JP 2000268027A JP 2000268027 A JP2000268027 A JP 2000268027A JP 4523708 B2 JP4523708 B2 JP 4523708B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base station
- unit
- station apparatus
- signal
- program data
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B1/00—Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
- H04B1/69—Spread spectrum techniques
- H04B1/707—Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
- Transceivers (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CDMA(Code Division Multiple Access)方式により無線通信するCDMA基地局装置等に関し、特に、例えばハードウエアを変更せずとも、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)やデジタル信号処理器(DSP:Digital Signal Processor)のソフトウエアを変更することにより複数の通信方式に対応することが可能なCDMA基地局装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば現在では、3GPP(Third Generation Partnership Project)においてエアインタフェース(通信方式のインタフェース)に関する仕様の標準化が検討されているが、最終的には、完全に1つの通信方式に統一化されずに、ワイドバンドCDMA(W−CDMA:Wideband−CDMA)方式や、マルチキャリアCDMA(MC-CDMA:Multicarrier−CDMA)方式(CDMA−2000)といった複数の通信方式が世界標準方式として採用されることになる。なお、3GPPは、IMT−2000技術仕様開発の共同プロジェクトであり、第3世代移動通信(携帯電話)システムの検討を行っている。
【0003】
このため、例えば携帯電話システム等に備えられる基地局装置(BTS:Base Transceiver System)としては、各通信方式毎に定められた異なる標準仕様に対応した装置が開発されることが必要となる。一例として、我が国では、W−CDMA方式及びMC−CDMA方式の双方が採用されることが確定的となっており、このような必要性が非常に高い。
【0004】
ここで、従来のCDMA基地局装置(BTS装置)の構成例を示す。
図7には、CDMA基地局装置111の構成例を示してあり、このCDMA基地局装置111は双方向の有線伝送路113を介して上位装置(BTS上位装置)112と接続されている。なお、上位装置112は、有線伝送路113を介してCDMA基地局装置111との間で信号を送受信し、当該CDMA基地局装置111の制御等を行う。
【0005】
以下で、同図に示したCDMA基地局装置111の動作例を示す。
2つのアンテナA11、A12は、デュプレックス部121から入力される送信信号を無線により送信する一方、無線により受信した信号(受信信号)をデュプレックス部121へ出力する。この例では、アンテナA11、A12は、移動局装置(MS:Mobile Station)等との間で無線信号(拡散信号)を送受信する。
デュプレックス部121は、送信信号と受信信号とを分離し、これにより、共通のアンテナA11、A12を用いて無線信号を送受信することを可能とする。
【0006】
増幅部122は、増幅器を用いて構成されており、無線送受信部124から入力される送信信号を増幅して、当該送信信号をデュプレックス部121を介してアンテナA11、A12へ出力する。
低ノイズ増幅部123は、低雑音増幅器(LNA:Low Noise Amplifier)を用いて構成されており、アンテナA11、A12からデュプレックス部121を介して入力される受信信号を増幅して、当該受信信号を無線送受信部124へ出力する。
【0007】
無線送受信部(TRX部)124は、ベースバンド部125により拡散処理されたベースバンド帯の送信信号(I信号及びQ信号)を直交変調により無線周波数帯の送信信号へ変換して増幅部122へ出力し、また、低ノイズ増幅部123から入力される無線周波数帯の受信信号を準同期検波によりベースバンド帯の受信信号(I信号及びQ信号)へ変換してベースバンド部125へ出力する。
【0008】
ベースバンド部125は、伝送路信号切替機能部131から入力される送信信号(下り信号)に対して誤り訂正符号化処理やフレーム化処理やデータ変調処理や拡散変調処理を施し、また、無線送受信部124から入力される受信信号(上り信号)に対して逆拡散変調処理やチップ同期処理や最大比合成信号処理や誤り訂正復号化処理や多重分離処理を施す。
【0009】
テキスト機能部126は、装置内伝送の正常性を監視して確認する。
呼処理監視制御部127は、上位装置112との間で呼処理制御信号を送受信し、無線回線の管理処理や、無線回線の設定/開放処理や、呼処理監視処理や、呼制御処理を実行する。
保守監視制御部128は、上位装置112を介して外部のオペレーションシステム(OPS)との間で保守監視制御信号を送受信し、BTS装置の運転管理処理や、BTS装置の状態監視制御処理を実行する。
【0010】
ダウンロード部129は、呼処理監視制御部127内に備えられたROM(Read Only Memory)に記憶されているアプリケーションソフトウエア(AP)の更新や保守監視制御部128内に備えられたROMに記憶されているアプリケーションソフトウエアの更新を外部から制御させる。
メモリ媒体130は、例えばダウンロード部129と着脱自在なメモリカード等から構成されており、呼処理監視制御部127のROMや保守監視制御部128のROMに記憶させるためのアプリケーションソフトウエアを記憶する。
【0011】
ここで、メモリ媒体130に記憶されたアプリケーションソフトウエアは、ダウンロード部129により読み取られ、装置内バス信号S31により当該ダウンロード部129から呼処理監視制御部127や保守監視制御部128へ送信(転送)される。
【0012】
伝送路信号切替機能部131は、伝送路インタエース部132と接続させる処理部を、ベースバンド部125とテスト機能部126と呼処理監視制御部127と保守監視制御部128とで切り替えることにより、装置内の処理部間で送受信される信号(架内信号)の接続切替を行う。
伝送路(High Way)インタフェース部132は、有線伝送路113の終端処理機能を有しており、伝送路信号切替機能部131との間で信号を入出力するとともに、有線伝送路113との間で信号を入出力する。
【0013】
次に、図8には、上記したベースバンド部125の構成例を示してあり、このベースバンド部125には、LSI(Large Scale Integrated circuit)から構成された変復調部141と、LSIから構成されたチャネルCODEC(Coder-Decoder)部142と、送受信データ入出力部143と、発振器144と、制御部145とが備えられている。
【0014】
変復調部141では、各処理部が次のような動作を行う。
A/D(Analog/Digital)変換部151は、無線送受信部124からアナログ信号として出力される受信信号(I信号及びQ信号)を入力し、当該受信信号をデジタル信号へ変換してサーチャ部153のマッチドフィルタ161やフィンガ部154の各相関器F1〜FNへ出力する。
マッチドフィルタ−相関器制御部152は、サーチャ部153のマッチドフィルタ161で用いられる拡散符号(拡散コード)やフィンガ部154の相関器F1〜FNで用いられる拡散符号を制御する。
【0015】
サーチャ部153は、マッチドフィルタ161とパイロット同期検波部162とプロフィールメモリバンク163とパス検出部164とを有しており、A/D変換部151から入力される受信信号(移動局装置から送信されて当該基地局装置へ到来して来る無線キャリア周波数信号)のパスを検出し、当該検出結果をフィンガ部154に通知する。
【0016】
具体的には、マッチドフィルタ161が前記受信信号(この例では、パイロット信号部分)と拡散符号との乗算タイミングをずらしながら当該受信信号と当該拡散符号との相関値を取得するとともに、この結果を用いてパイロット同期検波部162がパイロット信号を同期検波する。また、マッチドフィルタ161による相関値の取得結果やパイロット同期検波部162による同期検波結果をプロフィールメモリバンク163が記憶し、当該記憶内容を用いてパス検出部164がパスを検出する。そして、パスの検出結果がフィンガ部154に通知される。
【0017】
フィンガ部154は、複数(例えばN個)の信号処理系#1〜#Nを有しており、サーチャ部153から通知されるパスの検出結果に基づいて、各信号処理系#1〜#Nを用いて各パス毎に受信信号を復調し、当該復調結果を合成部155へ出力する。
【0018】
具体的には、各信号処理系#1〜#Nは、拡散符号生成器(CG:Code Generator)を備えた1個の相関器F1〜FNと、1個のメモリG1〜GNと、1個の同期検波部H1〜HNとから構成されている。そして、サーチャ部153により検出された各パス毎に、各相関器F1〜FNがA/D変換器151から入力される受信信号と拡散符号とを乗算して逆拡散することにより当該受信信号と当該拡散符号との相関値を取得し、当該逆拡散結果(当該相関値)を各メモリG1〜GNが記憶し、当該記憶内容に基づいて各同期検波部H1〜HNが逆拡散後の受信信号を同期検波して、当該同期検波結果を合成部155へ出力する。
【0019】
合成部155は、フィンガ部154から入力される複数パス分の同期検波結果を例えば最大比合成法により合成し、当該合成結果を最終的な受信信号としてチャネルCODEC部142の物理フレーム分離部171へ出力する。また、合成部155は、前記合成結果に関して信号電力/干渉電力比(SIR:Signal-Interference-Ratio)を検出し、当該検出結果に基づいて送信電力を制御するための送信電力制御(TCP:Transmission Power Control)ビットを生成して送信フレーム生成部156へ出力する。
【0020】
送信フレーム生成部156は、チャネルCODEC部142の物理フレーム多重化部174から入力される送信信号を用いて送信フレームを生成し、生成した送信フレームを拡散変調部158へ出力する。また、送信フレーム生成部156は、合成部155から入力される送信電力制御ビットに基づいて、送信電力の制御を行う。
【0021】
拡散符号生成部157は、制御部145からの指示に基づいて拡散符号を生成し、生成した拡散符号を拡散変調部158へ出力する。なお、拡散符号生成部157で生成される符号をサーチャ部153やフィンガ部154へ逆拡散符号として供給する構成とすることも可能である。
【0022】
拡散変調部158は、拡散符号生成部157から入力される拡散符号を用いて、送信フレーム生成部156から入力される送信フレーム(フレーム化された送信信号)を拡散変調し、拡散変調した送信フレームをD/A(Digital/Analog)変換部159へ出力する。
D/A変換部159は、拡散変調部158からデジタル信号として入力される(拡散変調後の)送信フレームをアナログ信号へ変換し、当該変換後の信号を送信信号(I信号及びQ信号)として無線送受信部124へ出力する。
【0023】
ベースバンドLSI内部バスB11は、変復調部141内に備えられたマッチドフィルタ−相関器制御部152や合成部155や送信フレーム生成部156や拡散符号生成部157やバスインタフェース(BUS I/F)部160を接続する。
バスインタフェース部160は、ベースバンドLSI内部バスB11とベースバンドバスB13とのインタフェース機能を有しており、これら2つのバスB11、B13を接続する。
【0024】
チャネルCODEC部142では、各処理部が次のような動作を行う。
物理フレーム分離部171は、変復調部141の合成部155から入力される受信信号(前記合成結果)に関して物理チャネルを分離し、当該分離後の受信信号を復号化部172へ出力する。
復号化部172は、物理フレーム分離部171から入力される受信信号に関してデインタリーブ処理や誤り訂正復号化処理を行い、これらの処理後の受信信号をトランスポートチャネル単位で送受信データ入出力部143へ出力する。
【0025】
符号化部173は、送受信データ入出力部143からトランスポートチャネル単位で入力される送信信号に関してインタリーブ処理や誤り訂正符号化処理を行い、これらの処理後の送信信号を物理フレーム多重化部174へ出力する。
物理フレーム多重化部174は、符号化部173から入力される送信信号に関して物理チャネルへのマッピングを行い、当該マッピング後の送信信号を変復調部141の送信フレーム生成部156へ出力する。
【0026】
チャネルCODECLSI内部バスB12は、チャネルCODEC部142内に備えられた物理フレーム分離部171や復号化部172や符号化部173や物理フレーム多重化部174やバスインタフェース部175を接続する。
バスインタフェース部175は、チャネルCODECLSI内部バスB12とベースバンドバスB13とのインタフェース機能を有しており、これら2つのバスB12、B13を接続する。
【0027】
送受信データ入出力部143では、チャネルCODEC部142の復号化部172や符号化部173との間でトランスポートチャネル単位のデータ(受信信号や送信信号)の入出力制御を行い、また、当該ベースバンド部125と伝送路信号切替機能部131とのインタフェース機能を有しており、伝送路信号切替機能部131との間で架内信号(受信信号や送信信号)を入出力する。
【0028】
発振器144では、変復調部141を動作させるためのクロック信号を発振し、当該クロック信号を変復調部141へ供給する。なお、例えばW−CDMAのTDD方式やW−CDMAのFDD方式では3.84MHzのn倍(nは1以上の整数)の周波数のクロック信号が発振させられ、例えばマルチキャリアCDMA方式では1.2288MHzのm倍(mは1以上の整数)の周波数のクロック信号が発振させられる。
【0029】
制御部145では、例えばMPU(Micro Processing Unit)やメモリ等から構成されたベースバンド制御部181を有しており、ベースバンドバスB13を介して変復調部141やチャネルCODEC部142を制御する。
ベースバンドバスB13は、変復調部141やチャネルCODEC部142や制御部145を接続する。
【0030】
次に、従来技術の例を紹介する。
特開平11−220413号公報の「無線通信方法」には、プログラマブルなデバイスである例えばプログラマブルロジックデバイス(PLD)を再プログラミングすることにより再配置(リコンフィギュア)されることが可能なデジタル通信システムの技術が記載されている。
特開平11−346383号公報の「無線伝送システム」には、例えば差分情報(変更する素子の係数情報等)だけで駆動できる汎用的な回路をDSPの中に作り込んでおいて、1つの無線端末を当該差分情報の変更により複数の無線通信方式に対応させる技術が記載されている。
【0031】
特開2000−20425号公報の「通信網における端末装置の記憶内容の更新方法」には、DSPのブート用プログラムやFPGAのコンフィギュレーション用プログラムをフラッシュROM等の書換可能な不揮発性記憶素子に格納して、当該ブート用プログラムや当該コンフィギュレーション用プログラムを更新する端末装置の技術が記載されている。
特開2000−106694号公報の「無線通信装置および無線通信システム」には、ソフトウエアの変更により異なる無線通信方式の送受信が可能となるソフト無線機において、FPGAやDSPやMPUのソフトウエアを変更することにより異なる無線通信システムに対応する技術が記載されている。
【0032】
特開平11−346186号公報の「移動無線端末」には、ソフトウエアラジオを利用した移動無線端末において、例えばDSPのソフトウエアをダウンロードすることにより変復調処理等の設定を変更することが可能な技術が記載されている。
特開平11−55147号公報の「無線機」には、無線信号の送受信機能を有するモジュール無線部が着脱可能な無線機において、当該無線モジュールを変更することにより複数の通信システムに対応する技術が記載されている。
【0033】
特開平11−274997号公報の「無線機」には、通信プロトコルに関する複数のプログラムを格納した記憶装置からいずれか1つのプログラムをEEPROMに記録してDSPにより実行することにより、システムプロトコルの変更やバージョンアップに対応する無線機の技術が記載されている。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来例で示したように、従来では、例えば無線通信機に備えられたDSP等のプログラムを変更することにより当該無線通信機を異なる無線通信システムに対応させる技術が検討等されていたが、CDMA方式を採用するCDMA基地局装置に関しては、特にそのベースバンド部の具体的な回路構成について、未だ十分な検討等が為されていなかった。
【0035】
本発明は、このような従来の事情を鑑みなされたもので、例えばハードウエアを変更せずとも、FPGAやDSPのソフトウエアを変更することにより複数の通信方式に対応することが可能なCDMA基地局装置や、このようなCDMA基地局装置に関するプログラムデータ設定方法や、このような基地局装置を提供するための基地局装置提供システムを提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明に係るCDMA基地局装置では、FPGAプログラムデータによりチップレートで信号を処理するFPGAと、DSPプログラムデータによりシンボルレートで信号を処理するDSPとを備え、プログラムデータ設定手段がFPGAにより用いられるFPGAプログラムデータ及びDSPにより用いられるDSPプログラムデータを設定して、CDMA方式により無線通信する。
【0037】
ここで、CDMA方式による無線通信では、一般に、送信側が送信対象となる信号を拡散符号により拡散して当該拡散信号を無線送信する一方、受信側が無線受信した拡散信号を(前記拡散符号と同一の)拡散符号により逆拡散して、当該逆拡散後の信号を受信処理する。このため、CDMA方式を採用する無線通信機(ここでは、CDMA基地局装置)では、拡散されていない信号をシンボルレートで処理する一方、拡散されている信号(拡散信号)をチップレートで処理することが行われる。そこで、本発明では、シンボルレートと比べて高速なチップレートでの信号処理に適したFPGAによりチップレートで信号を処理するとともに、チップレートと比べて低速なシンボルレートでの信号処理に適したDSPによりシンボルレートで信号を処理する構成とした。
【0038】
なお、一般に、チップレートは、例えば複数チップから成る拡散符号の1チップ分の時間幅の逆数に相当する速度であり、シンボルレートは、例えば1シンボル分(1拡散符号分)の時間幅の逆数に相当する速度である。
また、FPGAやDSPは、一般に、これらを動作させるためのプログラムデータを設定することで、当該プログラムデータに従ってこれらを動作させて各種の信号処理を実行させることができる。
【0039】
従って、本発明に係るCDMA基地局装置では、FPGAとDSPを用いた構成により信号処理の効率化を図ることができるとともに、例えば種々な通信方式に対応したFPGAプログラムデータやDSPプログラムデータを設定することにより、FPGAやDSPにより種々な通信方式に対応した信号処理を実行することができる。つまり、本発明に係るCDMA基地局装置では、例えばハードウエアを変更せずとも、FPGAやDSPのソフトウエアを変更することにより複数の通信方式に対応することが可能である。
【0040】
ここで、CDMA基地局装置に設定される(プログラムデータの)通信方式としては、具体例として、W−CDMA方式やマルチキャリアCDMA方式が用いられるが、本発明では、これらに限られず、種々なCDMA方式が用いられてもよい。
【0041】
また、本発明に言うFPGAプログラムデータとしては、FPGAが動作するために用いられるデータであれば種々なデータを含んでおり、具体的には、必ずしもプログラム自体のデータばかりでなく、例えばプログラムにより参照される(数値等のパラメータの)データや、プログラム(の一部)を書き換えるためのデータ等であってもよい。
同様に、本発明に言うDSPプログラムデータとしては、DSPが動作するために用いられるデータであれば種々なデータを含んでおり、具体的には、必ずしもプログラム自体のデータばかりでなく、例えばプログラムにより参照される(数値等のパラメータの)データや、プログラム(の一部)を書き換えるためのデータ等であってもよい。
【0042】
また、FPGAプログラムデータやDSPプログラムデータを設定する態様としては、例えばプログラムデータが設定されていないFPGAやDSPに対してプログラムデータを初期設定する態様や、例えばプログラムデータが設定されているFPGAやDSPに対して当該プログラムデータとは異なるプログラムデータを設定する(つまり、プログラムデータを書き換える)態様等を含んでいる。
【0043】
また、本発明に係るCDMA基地局装置では、一実施態様として、外部メモリと接続するメモリ接続手段を備え、プログラムデータ設定手段は、メモリ接続手段により接続された外部メモリに格納された(FPGAやDSPの)プログラムデータを読み取って設定する。
従って、例えば種々な通信方式に対応したプログラムデータを格納した外部メモリを用意することで、種々な通信方式(のプログラムデータ)をCDMA基地局装置に設定することができる。
【0044】
ここで、外部メモリとしては、例えばメモリカード等の種々なものが用いられてもよい。
また、メモリ接続手段としては、例えば外部メモリに設けられた入出力端子と直接的に接続するための入出力端子を用いて構成することができ、また、例えば外部メモリと(有線や無線の)通信により接続するための通信機能を用いて構成することも可能である。
【0045】
また、本発明に係るCDMA基地局装置では、具体的な態様例として、プログラムデータ設定手段は、W−CDMAのTDD(Time Division Duplex)方式及びW−CDMAのFDD(Frequency Division Duplex)方式及びマルチキャリアCDMA方式の内の2種類以上の通信方式を含む複数の通信方式の中から(例えばユーザにより、或いは、例えば当該CDMA基地局装置により自動的に)選択される通信方式に対応した(FPGAやDSPの)プログラムデータを設定し、FPGA及びDSPは、当該(設定された)通信方式により信号を処理する。
【0046】
ここで、CDMA基地局装置に設定することが可能な複数の通信方式の数としては種々な値であってもよく、また、これら複数の通信方式に含まれる個々の通信方式としても種々なものであってもよい。
また、CDMA基地局装置に設定することが可能な複数の通信方式に対応した(複数の)プログラムデータとしては、その全部が当該CDMA基地局装置内のメモリに格納されてもよく、或いは、その全部が当該CDMA基地局装置外のメモリに格納されてもよく、或いは、その一部が当該CDMA基地局装置内のメモリに格納されるとともに残りが当該CDMA基地局装置外のメモリに格納されてもよい。
【0047】
また、本発明に係るCDMA基地局装置では、FPGAプログラムデータにより信号を処理するFPGA及びDSPプログラムデータにより信号を処理するDSPを用いて構成されたベースバンド部を備え、プログラムデータ更新手段によりFPGAにより用いられるFPGAプログラムデータ及びDSPにより用いられるDSPプログラムデータを異なる通信方式に対応したプログラムデータへ変更して、CDMA方式により無線通信する。
【0048】
従って、FPGAとDSPを用いてベースバンド部を構成することで信号処理の効率化を図ることができるとともに、例えばハードウエアを変更せずとも、FPGAやDSPのソフトウエアを変更することにより複数の通信方式に対応することができる。
【0049】
なお、好ましい態様としては、上述のようにチップレートで信号を処理するFPGAとシンボルレートで信号を処理するDSPとを用いてベースバンド部を構成するのがよく、更に好ましい態様としては、ベースバンド部で行われるチップレートでの(通信)信号処理の全てをFPGAにより実行するとともに、ベースバンド部で行われるシンボルレートでの(通信)信号処理の全てをDSPにより実行する構成とするのがよい。
【0050】
また、本発明に係るCDMA基地局装置では、一実施態様として、クロック手段が、プログラムデータ変更手段により変更可能な複数の通信方式のチップレートに対応した周波数のクロック(チップレートクロック)を供給するとともに、これら複数の通信方式のシンボルレートに対応した周波数のクロック(シンボルレートクロック)を供給する。
【0051】
ここで、プログラムデータ変更手段により変更可能な複数の通信方式の数としては種々な値であってもよく、また、これら複数の通信方式に含まれる個々の通信方式としても種々なものであってもよい。
【0052】
また、複数の通信方式のチップレートに対応した周波数のチップレートクロックとしては、例えば各通信方式毎にそのチップレートに対応した周波数のクロック信号を発振させる構成ばかりでなく、例えば複数の通信方式に含まれる各通信方式のチップレートに対応した周波数の公倍数の値を有する周波数のクロック信号を発振させて、当該クロック信号をこれら複数の通信方式で共用する構成とすることもできる。
【0053】
同様に、複数の通信方式のシンボルレートに対応した周波数のシンボルレートクロックとしては、例えば各通信方式毎にそのシンボルレートに対応した周波数のクロック信号を発振させる構成ばかりでなく、例えば複数の通信方式に含まれる各通信方式のシンボルレートに対応した周波数の公倍数の値を有する周波数のクロック信号を発振させて、当該クロック信号をこれら複数の通信方式で共用する構成とすることもできる。
【0054】
なお、チップレートクロックとシンボルレートクロックとは、例えば互いに独立に発振させた(異なる)クロック信号を用いて供給することも可能であるが、好ましい態様としては、例えば共通のクロック信号を用いてチップレートクロックとシンボルレートクロックを生成して供給するのがよい。
【0055】
一実施態様例として、本発明に係るCDMA基地局装置では、クロック手段が、W−CDMA方式(W−CDMAのTDD方式やW−CDMAのFDD方式)のチップレートに対応した周波数とマルチキャリアCDMA方式のチップレートに対応した周波数との公倍数の値を有する周波数のクロック信号を(例えば発振器により)発振して、チップレートクロック及びシンボルレートクロックを供給する。
このような構成では、共通のクロック信号を用いて複数の通信方式に対応したクロックを供給することができてよい。
【0056】
ここで、公倍数としては、例えば最小公倍数が用いられてもよく、他の公倍数が用いられてもよい。
また、通常、シンボルレートはチップレートの(1/整数)倍となることから、チップレートのクロック信号の速度を(1/整数)倍とすることによりシンボルレートのクロック信号を生成することが可能である。
【0057】
また、本発明では、上記のようなCDMA基地局装置に関するプログラムデータの設定方法を提供する。
具体的には、本発明に係るプログラムデータ設定方法では、FPGAプログラムデータにより信号を処理するFPGA及びDSPプログラムデータにより信号を処理するDSPを用いて構成されたベースバンド部を備えてCDMA方式により無線通信するCDMA基地局装置の(FPGAやDSPの)プログラムデータを次のようにして設定する。
【0058】
すなわち、ユーザから入力される指示に応じて、又は、外部の装置から入力される指示に応じて、(FPGAやDSPの)プログラムデータを設定する。
従って、ユーザや外部の装置からの指示に応じて、種々な通信方式に対応したプログラムデータをCDMA基地局装置に初期設定することや、また、CDMA基地局装置に設定された通信方式を変更することができる。
【0059】
ここで、ユーザからの指示を受け付ける手段や、外部の装置からの指示を受け付ける手段としては、それぞれ種々な手段が用いられてもよい。
また、本発明では、例えばユーザから入力される指示と外部の装置から入力される指示とのいずれか一方のみを受け付ける構成ばかりでなく、例えばこれら両方からの指示のいずれをも受け付ける構成を用いることもできる。
【0060】
また、本発明では、上記のような基地局装置を提供するための基地局装置提供システムを提供する。
具体的には、本発明に係る基地局装置提供システムでは、基地局装置情報記憶手段が、複数の基地局装置について各基地局装置が通信サービス者により利用されているか否かに関する情報を記憶する。ここで、各基地局装置は、複数の通信方式の中から選択される通信方式に対応したプログラムデータが設定されることで当該通信方式により無線通信する機能を有している。
【0061】
そして、例えば空いている基地局装置の利用を希望する通信サービス者が存する場合には、検索手段が基地局装置情報記憶手段の記憶内容に基づいて、空いている(つまり、通信サービス者により利用されていない)基地局装置を検索(及び提示)し、当該検索手段により検索された基地局装置の利用を希望する通信サービス者からの要求に応じて、登録手段が当該基地局装置について基地局装置情報記憶手段の記憶内容を当該基地局装置が利用されていることへ変更するとともに、プログラムデータ設定手段が当該通信サービス者が使用する通信方式に対応したプログラムデータを当該基地局装置に設定する。
【0062】
従って、複数の通信方式に対応可能な基地局装置が通信サービス者により利用されているか否かを管理して、通信サービス者からの要求に応じて、空いている基地局装置に(設定可能な複数の通信方式の中から)所望の通信方式を設定するようにしたため、基地局装置の提供サービスをスムーズに行うことができ、サービスの効率化を図ることができる。
【0063】
ここで、複数の基地局装置の数としては、種々な値であってもよい。
また、基地局装置としては、必ずしもCDMA基地局装置ばかりでなく、他の通信方式(例えばTDMA(Time Division Multiple Access)方式やFDMA(Frequency Division Multiple Access)方式等)を採用する基地局装置を用いることも可能である。
【0064】
また、通信サービス者は、例えば基地局装置を利用して当該基地局装置により通信サービスを行うような者であり、具体的には、通信サービス会社等である。
また、基地局装置が通信サービス者により利用される態様としては、例えば基地局装置が通信サービス者により購入された場合に利用されているとみなす態様や、例えば基地局装置が通信サービス者により賃借り(レンタル)された場合に利用されているとみなす態様や、例えば基地局装置が通信サービス者により予約された場合に利用されているとみなす態様を含んでいる。
【0065】
また、各基地局装置が通信サービス者により利用されているか否かに関する情報としては、一例として、フラグの情報を用いることができ、具体的には、各基地局装置のフラグがオン状態である場合には利用されていることを示す一方、当該フラグがオフ状態である場合には利用されていない(つまり、空いている)ことを示すことができる。この場合、基地局装置のフラグをオフ状態からオン状態へ変更することで、当該基地局装置が利用されていないことから利用されていることへ変更することができる。
【0066】
また、基地局装置情報記憶手段としては、例えば情報を記憶するメモリやデータベースから構成することができる。また、基地局装置情報記憶手段は、例えば上記した(各基地局装置が通信サービス者により利用されているか否かに関する)情報ばかりでなく、他の情報を記憶してもよい。
【0067】
また、検索手段や登録手段やプログラムデータ設定手段による処理は、例えば基地局装置を提供する側のユーザの操作に応じて実行される構成が用いられてもよく、例えば基地局装置の提供を受ける通信サービス者側のユーザの操作に応じて実行される構成が用いられてもよい。また、一例として、検索手段や登録手段やプログラムデータ設定手段を有した管理装置を設けて、当該管理装置とは遠隔に設けられた端末装置からインターネット回線等を介して当該管理装置にアクセスして各種の処理の実行を要求するような構成とすることも可能である。
【0068】
また、本発明に係る基地局装置提供システムでは、好ましい態様として、基地局装置情報記憶手段は、更に、各基地局装置の設置場所に関する情報及び各基地局装置のセルエリアに関する情報を記憶している。そして、基地局装置提供システムでは、情報を表示出力する表示手段を備えて、表示制御手段が基地局装置情報記憶手段の記憶内容に基づいて表示手段により基地局装置の設置場所及びセルエリアを地図上で表示する。
【0069】
従って、各基地局装置の設置場所やそのセルエリアが地図上に表示されて(利用を希望する通信サービス者等により)視覚的に把握されるため、基地局装置の提供サービスを更にスムーズに行うことができる。
ここで、表示手段としては、例えばディスプレイ画面等の種々なものが用いられてもよい。
【0070】
また、本発明に係る基地局装置提供システムでは、好ましい態様として、プログラムデータ記憶手段がプログラムデータを記憶するとともに、(当該プログラムデータ記憶手段が)回線を介して基地局装置と接続されており、プログラムデータ設定手段は、登録手段による(基地局装置が利用されていることへの)変更があったことに応じて、プログラムデータ記憶手段に記憶されたプログラムデータを回線を介して基地局装置へ送信して当該プログラムデータを当該基地局装置に設定する。
【0071】
従って、例えば各基地局装置とは遠隔に設けられたプログラムデータ記憶手段に種々な通信方式に対応した複数のプログラムデータを格納しておき、必要な時に所望の通信方式に対応したプログラムデータを回線を介して(自動的に)所望の基地局装置へ送信して設定することができ、これにより、基地局装置の提供サービスを更にスムーズに行うことができる。
【0072】
ここで、回線としては、例えば有線の回線や無線の回線を用いることができる。
また、プログラムデータ記憶手段としては、例えばプログラムデータを記憶するメモリやデータベースから構成することができる。
なお、例えば同一のメモリや同一のデータベースを共用して、プログラムデータ記憶手段と基地局装置情報記憶手段とを構成することも可能である。
【0073】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施例に係るCDMA基地局装置を図面を参照して説明する。なお、本例では、本発明に係るプログラムデータ設定方法の一実施例をまとめて説明する。
図1には、本例のCDMA基地局装置(BTS装置)1の構成例を示してあり、このCDMA基地局装置1は、双方向の(例えばATM:Asynchronous Transfer Mode)有線伝送路3を介して上位装置(BTS上位装置)2と接続されている。
【0074】
また、同図に示したCDMA基地局装置1には、2つのアンテナA1、A2と、デュプレックス部11と、増幅部12と、低ノイズ増幅部13と、無線送受信部14と、ベースバンド部15と、テスト機能部16と、呼処理監視制御部17と、保守監視制御部18と、ダウンロード部19と、伝送路切替機能部21と、(例えばAAL−Type2及びAAL−Type5の信号処理機能を有する)伝送路インタフェース部22とが備えられており、また、例えばダウンロード部19と着脱自在なメモリ媒体20が備えられている。
【0075】
ここで、同図に示した本例のCDMA基地局装置1の構成や動作は、例えば上記図7に示した基地局装置111の構成や動作と同一な部分と異なる部分とを有しており、以下では、説明の便宜上から、上記図7に示した基地局装置111の構成や動作とは異なる部分について詳しく説明する。
【0076】
すなわち、本例では、後述する図4を用いて示すように、ベースバンド部15の構成や動作が上記図7に示したベースバンド部125とは異なっている。
また、本例の保守監視制御部18は、上位装置2を介して外部のオペレーションシステムとの間で保守監視制御信号を送受信し、BTS装置の運転管理処理や、BTS装置の状態監視制御処理を実行するとともに、本例では、アプリケーションソフトウエア(AP)のダウンロードや、FPGAコンフィギュレーションデータのダウンロードや、DSPファームウエアのダウンロードをソフトウエア制御により実施する。
【0077】
また、本例のダウンロード部19は、呼処理監視制御部17内に備えられたROMに記憶されているアプリケーションソフトウエアの更新や、保守監視制御部18内に備えられたROMに記憶されているアプリケーションソフトウエアの更新や、ベースバンド部15内に備えられたROMに記憶されているFPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエアの更新を外部から(例えばスイッチの押下等により)制御させる。
【0078】
また、本例のメモリ媒体20は、例えばダウンロード部19と着脱自在なメモリカード等から構成されており、呼処理監視制御部17のROMや保守監視制御部18のROMに記憶させるためのアプリケーションソフトウエアや、ベースバンド部15内のROMに記憶させるためのFPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエアを記憶する。
【0079】
ここで、メモリ媒体20に記憶されたアプリケーションソフトウエアやFPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエアは、ダウンロード部19により読み取られ、装置内バス信号S1により当該ダウンロード部19から呼処理監視制御部17や保守監視制御部18やベースバンド部15へ送信(転送)される。
【0080】
また、ダウンロード部19では、FPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエアをベースバンド部15へ送信するに際して、当該ベースバンド部15に対してベースバンド部ダウンロード開始信号S2を送信する。
【0081】
また、図2には、ダウンロード部19と接続されるメモリ媒体20のメモリマップの一例を示してある。
同図に示されるように、本例のメモリ媒体20では、各アプリケーションソフトウエア(呼処理監視制御部AP、保守監視制御部AP)やFPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエアがそれぞれ所定の先頭アドレスから記憶される。このため、ダウンロード部19の制御部(後述する制御部97)は、要求されたデータ(アプリケーションソフトウエアやFPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエア)を所定の先頭アドレスから読み出して装置内バス信号S1により出力する。
【0082】
ここで、上記図2では各アプリケーションソフトウエア等のプログラムサイズを固定とした場合の例を示したが、例えば図3に示すようなメモリ媒体20のメモリマップを用いることで、プログラムサイズが可変な場合に対応することも可能である。同図に示した例では、例えばメモリ媒体20の先頭(なお、必ずしも先頭に配置する必要は無い)に各プログラムの先頭アドレスを記憶するヘッダ部(先頭アドレス記憶部)を設けてある。そして、特定のプログラムをロードする(読み出す)際は、このヘッダ部に記憶されている先頭アドレスから各プログラムをロードする。
【0083】
次に、図4には、上記したベースバンド部15の構成例を示してあり、このベースバンド部15には、FPGAコンフィギュレーションデータに基づいて動作するFPGA31と、DSPファームウエアに基づいて動作するDSP32と、制御部33と、発振器34と、A/D変換部35と、D/A変換部36と、ベースバンドバスB1とが備えられている。
【0084】
FPGA31には、バスインタフェース部41と、サーチャ部42のマッチドフィルタ51及びプロフィールメモリバンク53及びパス検出部54と、フィンガ部43の相関器C1〜CN及びメモリM1〜MNと、拡散符号生成部44と、拡散変調部45とが備えられている。
DSP32には、サーチャ部42のパイロット同期検波部52と、バスインタフェース部61と、フィンガ部43の同期検波部D1〜DNと、合成部62と、物理フレーム分離部63と、復号化部64と、符号化部65と、物理フレーム多重化部66と、送信フレーム生成部67とが備えられている。
【0085】
制御部33には、DPRAM71と、SAR(Segmentation and Reassembly)72と、物理デバイス73と、フラッシュ(Flash)ROM74と、SDRAM75と、MPU部76とが備えられている。
【0086】
このように、本例では、ベースバンド部15の各機能をFPGA31とDSP32とに割り振る仕方として、チップレートでの信号処理をFPGA31に割り振って当該FPGA31により実行する一方、シンボルレート以降での信号処理をDSP32に割り振って当該DSP32により実行する構成としてある。なお、サーチャ部42やフィンガ部43の機能は、FPGA31とDSP32とに跨って配置されている。
【0087】
本例のような構成とした理由は、例えばDSPによりチップレートでの信号処理を行うとすると、チップレートの信号はシンボルレートの信号と比べて遥かに速い信号であることから、これを処理するDSPとしてはより高速な信号を処理することができるDSPが必要となるためである。
従って、上記図4に示したような本例のFPGA31及びDSP32への各機能の割り振りが、コスト面などで最適な構成となる。
【0088】
以下で、ベースバンド部15の動作例を示す。
A/D変換部35は、例えば上記図8に示したA/D変換部151と同様に、無線送受信部14からアナログ信号として出力される受信信号(I信号及びQ信号)を入力し、当該受信信号をデジタル信号へ変換してサーチャ部42のマッチドフィルタ51やフィンガ部43の各相関器C1〜CNへ出力する。
【0089】
バスインタフェース部41は、ベースバンドバスB1とのインタフェース機能を有しており、本例では、サーチャ部42のマッチドフィルタ51で用いられる拡散符号や、フィンガ部43の相関器C1〜CNで用いられる拡散符号や、拡散符号生成部44で生成される拡散符号を制御部33から制御するためのインタフェースとなる。
【0090】
サーチャ部42は、例えば上記図8に示したサーチャ部153と同様に、マッチドフィルタ51とパイロット同期検波部52とプロフィールメモリバンク53とパス検出部54とを有しており、A/D変換部35から入力される受信信号のパスを検出し、当該検出結果をフィンガ部43に通知する。
【0091】
フィンガ部43は、例えば上記図8に示したフィンガ部154と同様に、拡散符号生成器を備えた1個の相関器C1〜CNと1個のメモリM1〜MNと1個の同期検波部D1〜DNとから構成された複数(例えばN個)の信号処理系#1〜#Nを有しており、サーチャ部42から通知されるパスの検出結果に基づいて、各信号処理系#1〜#Nを用いて各パス毎に受信信号を復調し、当該復調結果を合成部62へ出力する。
【0092】
バスインタフェース部61は、ベースバンドバスB1とのインタフェース機能を有しており、本例では、DSP32とベースバンドバスB1とを接続する。
合成部62は、例えば上記図8に示した合成部155と同様に、フィンガ部43から入力される複数パス分の同期検波結果を例えば最大比合成法により合成し、当該合成結果を最終的な受信信号として物理フレーム分離部63へ出力する。また、合成部62は、前記合成結果に関して信号電力/干渉電力比(SIR)を検出し、当該検出結果に基づいて送信電力を制御するための送信電力制御(TCP)ビットを生成して送信フレーム生成部67へ出力する。
【0093】
物理フレーム分離部63は、例えば上記図8に示した物理フレーム分離部171と同様に、合成部62から入力される受信信号(前記合成結果)に関して物理チャネルを分離し、当該分離後の受信信号を復号化部64へ出力する。
復号化部64は、例えば上記図8に示した復号化部172と同様に、物理フレーム分離部63から入力される受信信号に関してデインタリーブ処理や誤り訂正復号化処理を行い、これらの処理後の受信信号を制御部33のSAR72へ出力する。
【0094】
符号化部65は、例えば上記図8に示した符号化部173と同様に、制御部33のSAR72から入力される送信信号に関してインタリーブ処理や誤り訂正符号化処理を行い、これらの処理後の送信信号を物理フレーム多重化部66へ出力する。
物理フレーム多重化部66は、例えば上記図8に示した物理フレーム多重化部174と同様に、符号化部65から入力される送信信号に関して物理チャネルへのマッピングを行い、当該マッピング後の送信信号を送信フレーム生成部67へ出力する。
【0095】
送信フレーム生成部67は、例えば上記図8に示した送信フレーム生成部156と同様に、物理フレーム多重化部66から入力される送信信号を用いて送信フレームを生成し、生成した送信フレームを拡散変調部45へ出力する。また、送信フレーム生成部67は、合成部62から入力される送信電力制御ビットに基づいて、送信電力の制御を行う。
【0096】
拡散符号生成部44は、例えば上記図8に示した拡散符号生成部157と同様に、制御部33からの指示に基づいて拡散符号を生成し、生成した拡散符号を拡散変調部45へ出力する。なお、拡散符号生成部44で生成される符号をサーチャ部42やフィンガ部43へ逆拡散符号として供給する構成とすることも可能である。
【0097】
拡散変調部45は、例えば上記図8に示した拡散変調部158と同様に、拡散符号生成部44から入力される拡散符号を用いて、送信フレーム生成部67から入力される送信フレーム(フレーム化された送信信号)を拡散変調し、拡散変調した送信フレームをD/A変換部36へ出力する。
D/A変換部36は、例えば上記図8に示したD/A変換部159と同様に、拡散変調部45からデジタル信号として入力される(拡散変調後の)送信フレームをアナログ信号へ変換し、当該変換後の信号を送信信号(I信号及びQ信号)として無線送受信部14へ出力する。
【0098】
DPRAM71は、ベースバンドバスB1と装置内バス信号S11とのインタフェースを行う。
SAR72は、例えば非同期転送モード(ATM)のSARデバイスであり、DSP32の復号化部64から入力される(受信)信号を物理デバイス73へ出力する一方、物理デバイス73から入力される(送信)信号をDSP32の符号化部65へ出力する。
物理デバイス73は、例えばATMの物理デバイスであり、SAR72から入力される受信信号をATM信号S12として伝送路信号切替機能部21へ出力する一方、伝送路信号切替機能部21から入力されるATM信号S12を送信信号としてSAR72へ出力する。
【0099】
なお、本例では、DSP32の復号化部64から出力される信号(トランスポートチャネルデータ)や符号化部65に入力される信号(トランスポートチャネルデータ)をATMにより伝送する構成としたが、BTS装置の各部間で架内信号を伝送する方法としては、特に限定はなく、例えばEthernetや、VMEバスや、PCIバスにより伝送する方法を用いることも可能である。
【0100】
フラッシュROM74は、書き込み可能なROMであり、MPU部76のMPUを動作させるためのプログラムデータ(MPUプログラム)や、FPGA31を動作させるためのFPGAコンフィギュレーションデータや、DSP32を動作させるためのDSPファームウエアを記憶する。
SDRAM75は、例えば一時的にデータを記憶するメモリであり、本例では、MPU部76の作業用として用いられる。
【0101】
MPU部76は、MPUを有しており、MPUプログラムを実行して、ベースバンド部15における各種の処理や制御を行う。なお、図4には、MPU部76からFPGA31へ送信されるコンフィギュレーションデータ転送制御信号S13や、MPU部76からDSP32へ送信されるファームウエアダウンロード制御信号S14を示してある。
【0102】
ベースバンドバスB1は、FPGA31や、DSP32や、制御部33のDPRAM71やSAR72やフラッシュROM74やSDRAM75やMPU部76を接続する。
発振器34は、FPGA31を動作させるためのクロック信号を当該FPGA31へ供給するとともに、DSP32を動作させるためのクロック信号を当該DSP32へ供給する。
【0103】
ここで、本例では、W−CDMAのTDD方式による無線通信処理をFPGA31及びDSP32により実行させるためのFPGAコンフィギュレーションデータ及びDSPファームウエアと、W−CDMAのFDD方式による無線通信処理をFPGA31及びDSP32により実行させるためのFPGAコンフィギュレーションデータ及びDSPファームウエアと、マルチキャリアCDMA方式による無線通信処理をFPGA31及びDSP32により実行させるためのFPGAコンフィギュレーションデータ及びDSPファームウエアとを切り替えてFPGA31及びDSP32に設定することが可能な構成としてある。
【0104】
この場合、一般に、W−CDMAのTDD方式やFDD方式では3.84MHzのチップレート周波数が用いられる一方、マルチキャリアCDMA方式では1.2288MHz及び3.6864MHzのチップレート周波数が用いられるため、W−CDMA方式とマルチキャリアCDMA方式とではチップレート周波数が異なっている。
【0105】
そこで、本例の発振器34は、好ましい態様として、W−CDMA方式のチップレート周波数とマルチキャリアCDMA方式のチップレート周波数との公倍数の値を有する周波数のクロック信号を発振する発振器を用いて構成されており、この1個の発振器から発振させられるクロック信号をFPGA31やDSP32へ供給する。そして、FPGA31では発振器34から入力されるクロック信号を用いて(W−CDMA方式やマルチキャリアCDMA方式の)チップレート周波数のクロックを生成して動作する一方、DSP32では発振器34から入力されるクロック信号を用いて(W−CDMA方式やマルチキャリアCDMA方式の)シンボルレート周波数のクロック信号を生成して動作する。
【0106】
つまり、前記公倍数の値を有する周波数は、W−CDMA方式のチップレート周波数及びシンボルレート周波数や、マルチキャリアCDMA方式のチップレート周波数及びシンボルレート周波数の整数倍となるため、FPGA31やDSP32では、前記公倍数の値を有する周波数のクロック信号の速度を(1/整数)倍とすることにより、必要な周波数のクロック信号を生成することが可能である。
【0107】
また、本例では、FPGA31やDSP32が前記公倍数の値を有する周波数のクロック信号を用いて必要な周波数のクロック信号を生成する構成であることから、例えば拡散符号を生成する拡散符号生成部44や例えば前記(1/整数)倍の処理を行う分周回路に関するFPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエアの内容は、W−CDMA方式とマルチキャリアCDMA方式とでは異なっている。
【0108】
なお、前記公倍数の値を有する周波数としては、一例として、92.16MHz(=3.84MHz×24=1.2288MHz×75=3.6864MHz×25)を用いることができる。
【0109】
次に、図5には、本例のCDMA基地局装置において、呼処理監視制御部17のアプリケーションソフトウエアや保守監視制御部18のアプリケーションソフトウエアやFPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエアのダウンロード機能に関する構成部分の構成例を示してある。
具体的には、同図には、無線送受信部14と、ベースバンド部15と、呼処理監視制御部17と、保守監視制御部18と、ダウンロード部19と、メモリ媒体20と、伝送路信号切替機能部21とを示してある。
【0110】
また、同図には、ベースバンド部15内の構成例として、FPGA31や、DSP32や、A/D変換部35や、D/A変換部36や、DPRAM71や、SAR72や、物理デバイス73や、フラッシュROM74a〜74cや、SDRAM75や、MPU部76や、RAM77を示してある。なお、同図では、MPUプログラムを格納するROM74aと、FPGAコンフィギュレーションデータを格納するROM74bと、DSPファームウエアを格納するROM74cとを別個なROMとして示してある。
【0111】
また、同図には、呼処理監視制御部17内の構成例として、装置内バス信号S11のインタフェースとなるDPRAM81や、各種の制御を行う制御部82を示してあり、保守監視制御部18内の構成例として、装置内バス信号S11のインタフェースとなるDPRAM83や、各種の制御を行う制御部84とを示してある。
【0112】
また、同図には、ダウンロード部19内の構成例として、保守監視制御部18の制御部84と接続された3つのOR回路91、92、93や、ダウンロードの制御を行う制御部97を示してある。また、本例のダウンロード部19には、ユーザにより操作することが可能な3つのスイッチ(SW)94、95、96が備えられている。また、本例では、メモリ媒体20がダウンロード部19に挿入されて、ベースバンド部15や呼処理監視制御部17や保守監視制御部18との間で装置内バス信号S11を伝送することが可能に接続されている。
【0113】
以下で、同図に示した構成部分により行われるダウンロード処理の動作の一例を示す。
まず、呼処理監視制御部17のアプリケーションソフトウエアをダウンロードする処理の動作例を示す。
このダウンロード処理の起動は、例えばスイッチ94の押下、又は、上位装置2からの要求(例えばソフトウエア制御)に応じて開始される。
【0114】
具体的には、例えばスイッチ94が押下された場合には、OR回路91から呼処理監視制御部APダウンロード起動信号S24が出力されて制御部97に入力されることにより、ダウンロード処理の起動が開始される。
また、例えば上位装置2からの要求があった場合には、保守監視制御部18の制御部84からOR回路91へ呼処理監視制御部APダウンロード起動要求信号S21が出力され、これに応じてOR回路91から呼処理監視制御部APダウンロード起動信号S24が出力されて制御部97に入力されることにより、ダウンロード処理の起動が開始される。
【0115】
なお、OR回路91は、スイッチ94の押下を示す信号と保守監視制御部18からの呼処理監視制御部APダウンロード起動要求信号S21とのいずれか一方或いは両方が入力される場合に、呼処理監視制御部APダウンロード起動信号S24を制御部97へ出力する。
【0116】
次いで、呼処理監視制御部APダウンロード起動信号S24を受け取った制御部97は、呼処理監視制御部17の制御部82に対して呼処理監視制御部APダウンロード開始信号S27を出力するとともに、メモリ媒体20に記憶された呼処理監視制御用のアプリケーションソフトウエアを装置内バス信号S11により呼処理監視制御部17内のDPRAM81を介して制御部82へ送信(転送)する。
【0117】
このようなダウンロード処理により、メモリ媒体20に記憶されたアプリケーションソフトウエアが呼処理監視制御部17に設定され、これにより、呼処理監視制御部17では、当該設定したアプリケーションソフトウエアの内容に基づいて処理を実行することが可能になる。
【0118】
次に、保守監視制御部18のアプリケーションソフトウエアをダウンロードする処理の動作例を示す。
このダウンロード処理の起動は、例えばスイッチ95の押下、又は、上位装置2からの要求(例えばソフトウエア制御)に応じて開始される。
【0119】
具体的には、例えばスイッチ95が押下された場合には、OR回路92から保守監視制御部APダウンロード起動信号S25が出力されて制御部97に入力されることにより、ダウンロード処理の起動が開始される。
また、例えば上位装置2からの要求があった場合には、保守監視制御部18の制御部84からOR回路92へ保守監視制御部APダウンロード起動要求信号S22が出力され、これに応じてOR回路92から保守監視制御部APダウンロード起動信号S25が出力されて制御部97に入力されることにより、ダウンロード処理の起動が開始される。
【0120】
なお、OR回路92は、スイッチ95の押下を示す信号と保守監視制御部18からの保守監視制御部APダウンロード起動要求信号S22とのいずれか一方或いは両方が入力される場合に、保守監視制御部APダウンロード起動信号S25を制御部97へ出力する。
【0121】
次いで、保守監視制御部APダウンロード起動信号S25を受け取った制御部97は、保守監視制御部18の制御部84に対して保守監視制御部APダウンロード開始信号S28を出力するとともに、メモリ媒体20に記憶された保守監視制御用のアプリケーションソフトウエアを装置内バス信号S11により保守監視制御部18内のDPRAM83を介して制御部84へ送信(転送)する。
【0122】
このようなダウンロード処理により、メモリ媒体20に記憶されたアプリケーションソフトウエアが保守監視制御部18に設定され、これにより、保守監視制御部18では、当該設定したアプリケーションソフトウエアの内容に基づいて処理を実行することが可能になる。
【0123】
次に、FPGA31のFPGAコンフィギュレーションデータやDSP32のDSPファームウエアをベースバンド部15にダウンロードする処理の動作例を示す。
このダウンロード処理の起動は、例えばスイッチ96の押下、又は、上位装置2からの要求(例えばソフトウエア制御)に応じて開始される。
【0124】
具体的には、例えばスイッチ96が押下された場合には、OR回路93からベースバンド部ダウンロード起動信号S26が出力されて制御部97に入力されることにより、ダウンロード処理の起動が開始される。
また、例えば上位装置2からの要求があった場合には、保守監視制御部18の制御部84からOR回路93へベースバンド部ダウンロード起動要求信号S23が出力され、これに応じてOR回路93からベースバンド部ダウンロード起動信号S26が出力されて制御部97に入力されることにより、ダウンロード処理の起動が開始される。
【0125】
なお、OR回路93は、スイッチ96の押下を示す信号と保守監視制御部18からのベースバンド部ダウンロード起動要求信号S23とのいずれか一方或いは両方が入力される場合に、ベースバンド部ダウンロード起動信号S26を制御部97へ出力する。
【0126】
次いで、ベースバンド部ダウンロード起動信号S26を受け取った制御部97は、ベースバンド部15のMPU部76に対してベースバンド部ダウンロード開始信号S2を出力するとともに、メモリ媒体20に記憶されたFPGAコンフィギュレーションデータを装置内バス信号S11によりベースバンド部15内のDPRAM71を介して(FPGA用の)ROM74bへ送信(転送)し、また、メモリ媒体20に記憶されたDSPファームウエアを装置内バス信号S11によりベースバンド部15内のDPRAM71を介して(DSP用の)ROM74cへ送信(転送)する。
【0127】
次いで、ベースバンド部ダウンロード開始信号S2を受け取ったMPU部76は、上記のような(FPGA用の)ROM74bへのFPGAコンフィギュレーションデータの送信(転送)や(DSP用の)ROM74cへのDSPファームウエアの送信(転送)が終了した後に、コンフィギュレーションデータ転送制御信号S13をFPGA31へ出力して当該FPGA31のコンフィギュレーションを実行するとともに、ファームウエアダウンロード制御信号S14をDSP32へ出力して当該DSP32へのDSPファームウエアのダウンロードを実行する。
【0128】
このようなダウンロード処理により、メモリ媒体20に記憶されたFPGAコンフィギュレーションデータがFPGA31に設定されるとともに、メモリ媒体20に記憶されたDSPファームウエアがDSP32に設定され、これにより、FPGA31では当該設定したFPGAコンフィギュレーションデータの内容に基づいて処理を実行することが可能になるとともに、DSP32では当該設定したDSPファームウエアの内容に基づいて処理を実行することが可能になる。
【0129】
本例では、上記のようなダウンロード処理により、例えばW−CDMAのTDD方式に対応したFPGAコンフィギュレーションデータ及びDSPファームウエアや、W−CDMAのFDD方式に対応したFPGAコンフィギュレーションデータ及びDSPファームウエアや、マルチキャリアCDMA方式に対応したFPGAコンフィギュレーションデータ及びDSPファームウエアを、FPGA31やDSP32に初期設定することができ、また、例えばFPGA31やDSP32にいずれかの通信方式に対応したFPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエアが設定されている場合には、異なる通信方式に対応したFPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエアを当該FPGA31や当該DSP32に再設定することができる。
【0130】
なお、本例では、スイッチ91〜93の押下や上位装置2からの要求に応じてダウンロード処理が実行される構成としたが、例えばダウンロード部19の電源がオンに切り替えられたことを契機としてメモリ媒体20に記憶されたデータ(アプリケーションソフトウエアやFPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエア)が自動的に読み取られてダウンロードされる構成を用いることもでき、また、例えばダウンロード部19と回線を介して接続された遠隔の装置からの制御によりダウンロードが実行されるようなリモートダウンロードの構成を用いることもできる。
【0131】
以上のように、本例のCDMA基地局装置1では、ベースバンド部15に関して、チップレートでの処理を行う構成部分をFPGAパッケージに組み込む一方、シンボルレートでの処理を行う構成部分をDSPパッケージに組み込み、各パッケージ毎にソフトウエアをダウンロードすることが可能な構成とした。また、本例では、各パッケージ毎のソフトウエアをメモリカード等に予め記憶させておき、当該メモリカード等をCDMA基地局装置1(のダウンロード部19)に接続して当該ソフトウエアをベースバンド部15にダウンロードすることが可能な構成とした。
【0132】
このように、本例のCDMA基地局装置1では、FPGA31とDSP32を用いたベースバンド部15の構成により信号処理の効率化を図ることができるとともに、例えば種々な通信方式に対応したソフトウエア(FPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエア)を設定することにより、FPGA31やDSP32により種々な通信方式に対応した信号処理を実行することができる。つまり、本例のCDMA基地局装置1では、例えばハードウエアを変更せずとも、FPGA31やDSP32のソフトウエアを変更することにより複数の通信方式に対応することができる。
【0133】
具体的には、例えば従来のCDMA基地局装置では、ソフトウエアに関してはダウンロード部により変更が可能であったが、異なるエアインタフェースの仕様に対応させるためにはハードウエアの修正が必要であり、このため、ハードウエア(基板)の交換が必要であった。これに対して、本例のCDMA基地局装置1では、エアインタフェースの仕様に関わるベースバンド部15のハードウエアをFPGA31とDSP32とから構成しているため、同一のハードウエア(基板)を共用して異なるエアインタフェースの仕様に対応させることが実現される。
【0134】
また、本例では、上述のように、FPGA31のコンフィギュレーションデータ(回路構成)とDSP32のファームウエアをダウンロード部19のメモリ媒体20に(呼処理監視制御部17や保守監視制御部18の)アプリケーションソフトウエアと共に格納しているため、メモリカード等から成るメモリ媒体20をCDMA基地局装置1(のダウンロード部19)に挿入することで、ベースバンド部15内のFPGA31の回路構成やDSP32のファームウエアを容易に変更することが可能である。
【0135】
従って、上述のように例えばハードウエアの変更を行わずに各標準化エアインタフェースの仕様に対応することが可能であり、エアインタフェースの仕様に左右されない共通化されたハードウエアの提供が可能となるため、例えばCDMA基地局装置の開発から製造までの効率を高めることができ、この結果として、例えば安価なCDMA基地局装置を提供することができる。また、エアインタフェースの仕様の変更に対して柔軟に対応することも可能となり、また、ソフトウエアの変更のみで複数の通信方式に対応することが可能であることからコストの面で非常に有利である。
【0136】
なお、W−CDMAのTDD方式やW−CDMAのFDD方式やマルチキャリアCDMA方式は互いに類似した通信方式であり、ハードウエアの変更によらずにソフトウエアの入れ替えが可能な構成部分(ベースバンド処理より後の処理を行う構成部分)の変更によりこれら3種類の通信方式に対応することが可能である。本例では、FPGA31及びDSP32のソフトウエアの入れ替えにより、これら3つの通信方式に対応可能としている。
【0137】
また、(無線)基地局装置としては、例えば超小容量タイプや中容量タイプや大容量タイプがあり、本例のようなベースバンド部15の構成は超小容量タイプの(無線)基地局装置に適用して特に有効である。なお、各容量の規模をチャネル(音声チャネル)に換算して示すと、超小容量タイプが40チャネル程度に相当し、中容量タイプが256チャネル程度に相当し、大容量タイプが768チャネル程度に相当する。
【0138】
また、本例のCDMA基地局装置1では、好ましい態様として、W−CDMA方式のチップレート周波数とマルチキャリアCDMA方式のチップレート周波数との公倍数の値を有する周波数のクロック信号を発振器34で発振する構成としたが、例えば通常はシステムクロックの周波数とチップレート周波数とは大きく異なることもあるため、このような場合には、例えば異なる通信方式で用いられる複数種類のチップレート周波数(複数種類の拡散符号の周波数)に対応した周波数の信号を発振する第1の発振手段と、当該異なる通信方式で用いられる複数種類のシンボルレート周波数に対応した周波数の信号を発振する第2の発振手段とを発振器34に備えるのも好ましい。
【0139】
ここで、本例では、FPGAコンフィギュレーションデータが本発明に言うFPGAプログラムデータの一例に相当し、DSPファームウエアが本発明に言うDSPプログラムデータの一例に相当する。
また、本例では、ダウンロード部19等がメモリ媒体20に記憶されたFPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエアを読み取ってベースバンド部15内のFPGA31やDSP32に設定する機能や当該設定によりプログラムデータを変更する機能により、本発明に言うプログラムデータ設定手段やプログラムデータ変更手段が構成されている。
【0140】
また、本例では、ダウンロード部19がメモリ媒体20と接続する機能により、本発明に言うメモリ接続手段が構成されている。
また、本例では、発振器34等が複数の通信方式のチップレートに対応した周波数のクロックやこれら複数の通信方式のシンボルレートに対応した周波数のクロックを供給する機能により、本発明に言うクロック手段が構成されている。
【0141】
次に、本発明の第2実施例に係る基地局装置提供システムを図6を参照して説明する。
同図には、本例の基地局装置提供システムの一例を示してあり、この基地局装置提供システムは、例えば、複数(例えばL個)の(無線)基地局装置P1〜PLと有線回線W1〜WLを介して接続されるとともに(通信サービス会社の)端末装置Vとインターネット回線Iを介して接続された管理装置Zから構成されている。
【0142】
ここで、本例では、各基地局装置P1〜PLとしては、例えば上記第1実施例で示したのと同様なCDMA基地局装置(本例では、超小容量タイプのもの)が用いられている。つまり、各基地局装置P1〜PLは、希望の通信方式に対応したプログラムデータ(本例では、FPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエア)が設定されることで当該通信方式により無線通信することが可能な構成となっており、また、このようなプログラムデータの書換により複数の通信方式に対応することが可能である。
【0143】
また、同図には、説明の便宜上から、1つの基地局装置PLを代表させて、当該基地局装置PLのセルエリア(通信可能領域)Rの一例や、当該セルエリアRに存する複数の移動局装置Q1、Q2を示してある。
また、各基地局装置P1〜PLには、それぞれ固有の識別情報(本例では、“0001”〜“000L”の番号情報)が割り当てられている。
また、同図では、1つの(通信サービス会社の)端末装置Vのみを示したが、本例では、複数の通信サービス会社に対して(希望があれば)基地局装置P1〜PLを提供する場合を示す。
【0144】
また、管理装置Zには、データを記憶するデータベース101や、ダウンロード用のプログラムデータ(本例では、FPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエア)を記憶するメモリ媒体102や、データベース101を検索する検索機能103や、例えばディスプレイ画面を備えて情報を表示出力する表示機能104や、データベース101に対してデータを登録(本例では、変更も含む)する登録機能105や、有線回線W1〜WLを介して各基地局装置P1〜PLとの間で情報を通信する機能を有するとともにインターネット回線Iを介して端末装置Vとの間で情報を通信する機能を有する通信機能106や、各基地局装置P1〜PLに対してメモリ媒体102に記憶されたプログラムデータを送信するダウンロード機能107が備えられている。
【0145】
以下では、基地局装置P1〜PLを提供する者(基地局装置提供者)が管理装置Zを設けており、この管理装置Zを用いて通信サービス会社に対して基地局装置P1〜PLを提供する場合を示す。
すなわち、基地局装置提供者は、まず、各基地局装置P1〜PLを任意の地域のBTS施設区域(例えば電信柱や鉄柱や電話ボックス上など)に設置する。なお、各基地局装置P1〜PLの設置場所としては、特に限定はないが、例えばトンネル内や地下街等のように電波の届きにくい場所に設置しておくのが有効である。
【0146】
また、上記のように各基地局装置P1〜PLにはそれぞれ固有の番号が付与されており、基地局装置提供者は、各基地局装置P1〜PLの番号情報と各基地局装置P1〜PLを設置した場所のデータ(施設区域のデータ)とを対応付けてテーブルデータとしてデータベース101に格納しておく。
【0147】
また、本例では、各基地局装置P1〜PLのセルエリアを特定するデータや、各基地局装置P1〜PLに現在設定(搭載)されているプログラムデータ(本例では、FPGAコンフィギュレーションデータやDSPファームウエアといったアプリケーションソフトウエアであり、つまり、当該ソフトウエアの種類により通信方式が識別され得る)を特定するデータや、各基地局装置P1〜PLが現在いずれの通信サービス会社に提供(本例では、購入や借用)されているかを特定するデータも、上記したテーブルデータの一部としてデータベース101に格納しておく。
【0148】
なお、いずれのプログラムデータも設定されていない基地局装置P1〜PLに関してはテーブルデータ中の該当する部分に「空き」であることを示す情報(例えば空きであることを示す状態のフラグ)を格納しておき、同様に、いずれの通信サービス者にも提供されていない基地局装置P1〜PLに関してはテーブルデータ中の該当する部分に「空き」であることを示す情報を格納しておく。
【0149】
そして、基地局装置提供者は、(複数の)通信サービス会社から基地局装置P1〜PLの提供希望を受け付ける。
この場合、管理装置Zでは、検索機能103によりデータベース101を検索して、いずれの通信サービス会社にも提供されていない(「空き」の)基地局装置を提供候補として検索することができ、このような検索結果を表示機能104により表示出力することができる。
【0150】
また、本例の表示機能104では、例えば上記のような検索結果を表示出力する場合等に、データベース101の記憶内容に基づいて、各基地局装置の施設場所や各基地局装置のセルエリア(どの程度の区域のセルエリアを有するか)を地図上に表示出力することもできる。
【0151】
次いで、上記のようにして検索された基地局装置の中で通信サービス会社に対して提供すること(当該通信サービス者による購入や借用)が決定された基地局装置があった場合には、基地局装置提供者は、登録機能105により当該基地局装置(の番号情報)に対応付けて、当該基地局装置に設定されるプログラムデータを特定するデータや、当該基地局装置が提供される通信サービス会社を特定するデータをデータベース101に登録する。
【0152】
また、通信サービス会社に対して提供することが決定された基地局装置があった場合には、管理装置Zのダウンロード機能107により、当該通信サービ会社により使用される通信方式に対応したプログラムデータをメモリ媒体102から有線回線を介して当該基地局装置へ送信し、これにより、当該プログラムデータを当該基地局装置にダウンロードして設定する。
【0153】
なお、好ましい態様として、例えば登録機能105によりプログラムデータを特定するデータや通信サービス会社を特定するデータが基地局装置(の番号情報)に対応して登録されたこと(つまり、購入や借用が決定されたこと)に応じて、ダウンロード機能107が(自動的に)当該プログラムデータを(当該番号情報に対応した)当該基地局装置へ有線回線を介して送信する構成とすることもできる。
【0154】
また、好ましい態様として、例えば管理装置Zの各機能101〜106とは遠隔に設置された(通信サービス会社の)端末装置Vから通信回線(本例では、インターネット回線I)を介して当該管理装置Zの各機能101〜106に対してアクセスすることが可能な構成とすることもでき、これにより、当該端末装置Vにおいて、空いている基地局装置に関する情報(地図上での設置場所やセルエリアの情報等)を検索して閲覧すること等ができる。
【0155】
以上のように、本例の基地局装置提供システムでは、複数の通信方式に対応可能な基地局装置P1〜PLが通信サービス会社により利用(本例では、購入や借用)されているか否かを管理して、通信サービス会社からの要求に応じて、空いている基地局装置に(設定可能な複数の通信方式の中から)所望の通信方式を設定するようにしたため、基地局装置P1〜PLの提供サービスをスムーズに行うことができ、サービスの効率化を図ることができる。
【0156】
また、本例の基地局装置提供システムでは、各基地局装置P1〜PLの設置場所やそのセルエリアが地図上に表示されて(利用を希望する通信サービス会社等により)視覚的に把握されるため、基地局装置P1〜PLの提供サービスを更にスムーズに行うことができる。
また、本例の基地局装置提供システムでは、例えば各基地局装置P1〜PLとは遠隔に設けられた(管理装置Zの)メモリ媒体102に種々な通信方式に対応した複数のプログラムデータを格納しておき、必要な時に所望の通信方式に対応したプログラムデータを有線回線W1〜WLを介して(自動的に)所望の基地局装置へ送信して設定することができ、これにより、基地局装置P1〜PLの提供サービスを更にスムーズに行うことができる。
【0157】
ここで、本例では、データベース101の機能により、本発明に言う基地局装置情報記憶手段が構成されている。
また、本例では、検索機能103により本発明に言う検索手段が構成されており、登録機能105により本発明に言う登録手段が構成されており、通信機能106やダウンロード機能107により本発明に言うプログラムデータ設定手段が構成されている。
【0158】
また、本例では、表示機能104により、本発明に言う表示手段や表示制御手段が構成されている。
また、本例では、メモリ媒体102の機能により、本発明に言うプログラムデータ記憶手段が構成されている。なお、本例のメモリ媒体102は、通信機能106やダウンロード機能107や有線回線W1〜WLを介して各基地局装置P1〜PLと接続されている。
【0159】
ここで、本発明に係るCDMA基地局装置や基地局装置提供システムの構成や、本発明に係るプログラムデータ設定方法の態様としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成や態様が用いられてもよい。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
【0160】
また、本発明に係るCDMA基地局装置や基地局装置提供システムやプログラムデータ設定方法により行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROMに格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピーディスクやCD−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体として把握することもでき、当該制御プログラムを記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
【0161】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るCDMA基地局装置やプログラムデータ設定方法では、例えば、FPGAプログラムデータによりチップレートで信号を処理するFPGA及びDSPプログラムデータによりシンボルレートで信号を処理するDSPを用いて構成されたベースバンド部を備え、FPGAにより用いられるFPGAプログラムデータ及びDSPにより用いられるDSPプログラムデータを異なる通信方式に対応したプログラムデータへ変更することが可能な構成としたため、FPGAとDSPを用いた構成により信号処理の効率化を図ることができるとともに、FPGAやDSPにより種々な通信方式に対応した信号処理を実行することができる。
【0162】
また、本発明に係る基地局装置提供システムでは、例えば、複数の通信方式の中から選択される通信方式に対応したプログラムデータが設定されることで当該通信方式により無線通信する複数の基地局装置について各基地局装置が通信サービス者により利用されているか否かに関する情報を記憶し、例えば空いている基地局装置の利用を希望する通信サービス者が存する場合には、空いている(つまり、通信サービス者により利用されていない)基地局装置を検索し、検索された基地局装置の利用を希望する通信サービス者からの要求に応じて、当該基地局装置について前記記憶内容を当該基地局装置が利用されていることへ変更するとともに、当該通信サービス者が使用する通信方式に対応したプログラムデータを当該基地局装置に設定するようにしたため、基地局装置の提供サービスをスムーズに行うことができ、サービスの効率化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例に係るCDMA基地局装置の構成例を示す図である。
【図2】 メモリ媒体のメモリマップの一例を示す図である。
【図3】 メモリ媒体のメモリマップの他の例を示す図である。
【図4】 ベースバンド部の構成例を示す図である。
【図5】 ダウンロード機能に関する構成部分の構成例を示す図である。
【図6】 本発明の第2実施例に係る基地局装置提供システムの一例を示す図である。
【図7】 従来例に係るCDMA基地局装置の構成例を示す図である。
【図8】 従来例に係るベースバンド部の構成例を示す図である。
【符号の説明】
1・・CDMA基地局装置(BTS装置)、 2・・(BTS)上位装置、
3・・有線伝送路、 A1、A2・・アンテナ、 11・・デュプレックス部、
12・・増幅部、 13・・低ノイズ増幅部、 14・・無線送受信部、
15・・ベースバンド部、 16・・テスト機能部、
17・・呼処理監視制御部、 18・・保守監視制御部、
19・・ダウンロード部、 20、102・・メモリ媒体、
21・・伝送路信号切替機能部、 22・・伝送路インタフェース部、
31・・FPGA、 32・・DSP、 33・・制御部、 34・・発振器、
35・・A/D変換部、 36・・D/A変換部、
41・・バスインタフェース部、 42・・サーチャ部、
43・・フィンガ部、 44・・拡散符号生成部、 45・・拡散変調部、
51・・マッチドフィルタ、 52・・パイロット同期検波部、
53・・プロフィールメモリバンク、 54・・パス検出部、
C1〜CN・・相関器、 M1〜MN・・メモリ、
D1〜DN・・同期検波部、 61・・バスインタフェース部、
62・・合成部、 63・・物理フレーム分離部、 64・・復号化部、
65・・符号化部、 66・・物理フレーム多重化部、
67・・送信フレーム生成部、 71、81、83・・DPRAM、
72・・SAR、 73・・物理デバイス、 74・・フラッシュROM、
74a・・ROM(MPU)、 74b・・ROM(FPGA)、
74c・・ROM(DSP)、 75・・SDRAM、 76・・MPU、
77・・RAM、 82、84、97・・制御部、 91〜93・・OR回路、
94〜96・・スイッチ、 P1〜PL・・基地局装置、 R・・セルエリア、
Q1、Q2・・移動局装置、 W1〜WL・・有線回線、
I・・インターネット回線、 Z・・管理装置、 V・・端末装置、
101・・データベース、 103・・検索機能、 104・・表示機能、
105・・登録機能、 106・・通信機能、 107・・ダウンロード機能、
S1・・装置内バス信号、 S2・・ベースバンド部ダウンロード開始信号、
S11・・装置内バス信号、 S12・・ATM信号、
S13・・コンフィギュレーションデータ転送制御信号、
S14・・ファームウエアダウンロード制御信号、
S21・・呼処理監視制御部APダウンロード起動要求信号、
S22・・保守監視制御部APダウンロード起動要求信号、
S23・・ベースバンド部ダウンロード起動要求信号、
S24・・呼処理監視制御部APダウンロード起動信号、
S25・・保守監視制御部APダウンロード起動信号、
S26・・ベースバンド部ダウンロード起動信号、
S27・・呼処理監視制御部APダウンロード開始信号、
S28・・保守監視制御部APダウンロード開始信号、
B1・・ベースバンドバス、
Claims (2)
- 複数の通信方式の中から選択される通信方式に対応したプログラムデータが設定されることで当該通信方式により無線通信する複数の基地局装置について各基地局装置が通信サービス者により利用されているか否かに関する情報を記憶する基地局装置情報記憶手段と、
基地局装置情報記憶手段の記憶内容に基づいて、空いている基地局装置を検索する検索手段と、
検索手段により検索された基地局装置の利用を希望する通信サービス者からの要求に応じて、当該基地局装置について基地局装置情報記憶手段の記憶内容を当該基地局装置が利用されていることへ変更する登録手段と、
当該通信サービス者が使用する通信方式に対応したプログラムデータを当該基地局装置に設定するプログラムデータ設定手段と、を備え、
基地局装置情報記憶手段は、更に、各基地局装置の設置場所に関する情報及び各基地局装置のセルエリアに関する情報を記憶しており、
更に、情報を表示出力する表示手段と、基地局装置情報記憶手段の記憶内容に基づいて表示手段により基地局装置の設置場所及びセルエリアを地図上で表示する表示制御手段と、を備え、
表示制御手段は、前記した地図上で表示される基地局装置の設置場所及びセルエリアの情報を、インターネット回線を介してアクセスした端末装置で閲覧できるようにする機能を有する、
ことを特徴とする基地局装置提供システム。 - 請求項1に記載の基地局装置提供システムにおいて、
プログラムデータを記憶するとともに、回線を介して基地局装置と接続されたプログラムデータ記憶手段を備え、
プログラムデータ設定手段は、登録手段による変更があったことに応じて、プログラムデータ記憶手段に記憶されたプログラムデータを回線を介して基地局装置へ送信して当該プログラムデータを当該基地局装置に設定することを特徴とする基地局装置提供システム。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000268027A JP4523708B2 (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | Cdma基地局装置 |
| EP20010307170 EP1184994A3 (en) | 2000-09-05 | 2001-08-23 | CDMA Base station system |
| US09/942,847 US7012908B2 (en) | 2000-09-05 | 2001-08-31 | CDMA base transceiver system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000268027A JP4523708B2 (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | Cdma基地局装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002077103A JP2002077103A (ja) | 2002-03-15 |
| JP4523708B2 true JP4523708B2 (ja) | 2010-08-11 |
Family
ID=18754853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000268027A Expired - Fee Related JP4523708B2 (ja) | 2000-09-05 | 2000-09-05 | Cdma基地局装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US7012908B2 (ja) |
| EP (1) | EP1184994A3 (ja) |
| JP (1) | JP4523708B2 (ja) |
Families Citing this family (18)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4171261B2 (ja) * | 2001-08-27 | 2008-10-22 | 松下電器産業株式会社 | 無線通信装置及び無線通信方法 |
| TWI245512B (en) * | 2002-04-15 | 2005-12-11 | Interdigital Tech Corp | Apparatus capable of operating in both time division duplex (TDD) and frequency division duplex (FDD) modes of wideband code division multiples access (CDMA) |
| GB2396275B (en) | 2002-12-09 | 2006-03-15 | Ipwireless Inc | Support of plural chip rates in a CDMA system |
| WO2004109923A1 (ja) * | 2003-06-05 | 2004-12-16 | Fujitsu Limited | プログラマブルデバイスのコンフィグレーション方法及びその回路 |
| GB0316608D0 (en) * | 2003-07-16 | 2003-08-20 | Koninkl Philips Electronics Nv | A method of correlating a sampled direct sequence spread spectrum signal with a locally provided replica |
| JP4308037B2 (ja) * | 2004-02-23 | 2009-08-05 | 三菱電機株式会社 | 無線端末試験装置 |
| US7277712B2 (en) * | 2004-11-17 | 2007-10-02 | At&T Mobility Ii, Llc | Method and system for providing location information for emergency services |
| JP4611182B2 (ja) | 2005-02-16 | 2011-01-12 | パナソニック株式会社 | 無線端末装置及び通信方式切り換え方法 |
| JP4855016B2 (ja) * | 2005-08-22 | 2012-01-18 | 株式会社日立国際電気 | 情報処理装置 |
| KR101246492B1 (ko) * | 2006-01-20 | 2013-03-25 | 파나소닉 주식회사 | 무선 통신 기지국 장치, 무선 통신 기지국 장치에서 이용되는 방법 및 무선 통신용 반도체 집적회로 |
| JP5128585B2 (ja) * | 2006-05-24 | 2013-01-23 | ノキア コーポレイション | Cdma受信機において、捕捉、追跡およびホスティングにハードウェアおよびソフトウェアを使用する方法 |
| US7756193B2 (en) * | 2006-09-21 | 2010-07-13 | Broadcom Corporation | Time divided pilot channel detection processing in WCDMA terminal having shared memory |
| US8583100B2 (en) | 2007-01-25 | 2013-11-12 | Adc Telecommunications, Inc. | Distributed remote base station system |
| US8737454B2 (en) * | 2007-01-25 | 2014-05-27 | Adc Telecommunications, Inc. | Modular wireless communications platform |
| US8369299B2 (en) | 2007-05-07 | 2013-02-05 | Qualcomm Incorporated | Method and apparatus for multiplexing CDM pilot and FDM data |
| US20140242975A1 (en) * | 2011-10-06 | 2014-08-28 | Mitsubishi Electric Corporation | Base station device and communication system |
| JP5759417B2 (ja) * | 2012-05-16 | 2015-08-05 | 日本電信電話株式会社 | 無線通信システム、及び接続切替方法 |
| US10499269B2 (en) | 2015-11-12 | 2019-12-03 | Commscope Technologies Llc | Systems and methods for assigning controlled nodes to channel interfaces of a controller |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2294844B (en) * | 1994-11-07 | 1999-05-26 | Motorola Inc | Communications operating system and method therefor |
| US5640416A (en) * | 1995-06-07 | 1997-06-17 | Comsat Corporation | Digital downconverter/despreader for direct sequence spread spectrum communications system |
| EP0767544A3 (en) * | 1995-10-04 | 2002-02-27 | Interuniversitair Micro-Elektronica Centrum Vzw | Programmable modem using spread spectrum communication |
| JPH09130291A (ja) * | 1995-10-31 | 1997-05-16 | Hitachi Ltd | デュアルモード携帯電話端末のクロック分配方式 |
| US5778022A (en) * | 1995-12-06 | 1998-07-07 | Rockwell International Corporation | Extended time tracking and peak energy in-window demodulation for use in a direct sequence spread spectrum system |
| US6400966B1 (en) * | 1997-10-07 | 2002-06-04 | Telefonaktie Bolaget Lm Ericsson (Publ) | Base station architecture for a mobile communications system |
| JPH11285066A (ja) * | 1998-03-27 | 1999-10-15 | Kokusai Electric Co Ltd | 移動通信装置 |
| JP3680592B2 (ja) * | 1998-10-30 | 2005-08-10 | 株式会社日立製作所 | 通信装置 |
| JP3812705B2 (ja) * | 1998-12-04 | 2006-08-23 | 株式会社日立国際電気 | 受信装置 |
| WO2000069086A1 (en) * | 1999-05-10 | 2000-11-16 | Sirius Communications N.V. | Method and apparatus for high-speed software reconfigurable code division multiple access communication |
| JP3442325B2 (ja) * | 1999-10-22 | 2003-09-02 | 日本電信電話株式会社 | 無線通信システム制御装置 |
| US6801564B2 (en) * | 2000-02-23 | 2004-10-05 | Ipr Licensing, Inc. | Reverse link correlation filter in wireless communication systems |
-
2000
- 2000-09-05 JP JP2000268027A patent/JP4523708B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2001
- 2001-08-23 EP EP20010307170 patent/EP1184994A3/en not_active Withdrawn
- 2001-08-31 US US09/942,847 patent/US7012908B2/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002077103A (ja) | 2002-03-15 |
| US7012908B2 (en) | 2006-03-14 |
| US20020027892A1 (en) | 2002-03-07 |
| EP1184994A3 (en) | 2005-04-13 |
| EP1184994A2 (en) | 2002-03-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2002077103A (ja) | Cdma基地局装置 | |
| US6967999B2 (en) | Method and apparatus to support multi standard, multi service base-stations for wireless voice and data networks | |
| EP1244325B1 (en) | Radio apparatus and handover control method for radio apparatus | |
| EP1906540B1 (en) | Method and system for interfacing to a plurality of antennas | |
| JP4901828B2 (ja) | トランシーバ、rfトランシーバ、通信システムおよび制御パケットの伝送方法 | |
| JP3563382B2 (ja) | 無線通信機能を備えた情報処理装置及び無線通信機能設定方法 | |
| US7206601B2 (en) | Method for connecting a mobile radio communication apparatus to a plurality of radio communication systems | |
| US20140106805A1 (en) | Multi-mode base station and operating method and wireless communication system thereof | |
| CN101491147A (zh) | 具有多个无线通信接口的空闲模式终端的位置更新操作 | |
| CN102065486A (zh) | 通信方法和系统 | |
| CN101379804A (zh) | 用于使用多个处理器的单个地址与无线网络进行通信的方法及设备 | |
| US7245904B2 (en) | Reconfiguration of programmable components in an electronic apparatus | |
| KR100956325B1 (ko) | 시분할 다중 무선 시스템에서 콤퍼넌트들을 공유하기 위한방법 및 시스템 | |
| US8509845B2 (en) | Apparatus for impedance matching in dual standby portable terminal and method thereof | |
| JP2008522301A (ja) | スマートカード内のアプレットから事前対応型セッションを開始する方法 | |
| EP1188246A4 (en) | REPROGRAMMABLE WIRELESS DIGITAL COMMUNICATION DEVICE AND METHOD OF OPERATION | |
| JPH11274997A (ja) | 無線機 | |
| CN101188818A (zh) | 基站、基站中基带信号处理方法及无线通信系统 | |
| US20100131628A1 (en) | Mobile base station and hardware platform reconfiguring method for the same | |
| CN101022640A (zh) | 基于bootp协议的远端射频单元初始化配置方法 | |
| JP2003032166A (ja) | 移動局及び周波数帯域検出方法 | |
| JP2001061186A (ja) | 無線システム、ソフトウェアダウンロード方法及び無線端末 | |
| KR20060104330A (ko) | 하이브리드 소프트웨어-정의 라디오 | |
| JP4107784B2 (ja) | 移動無線システム | |
| Marylin et al. | Software radio: the challenges for reconfigurable terminals |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070830 |
|
| RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20071010 |
|
| RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20071010 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20091102 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091124 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100118 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100316 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100422 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100518 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100528 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130604 Year of fee payment: 3 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |