JP4607724B2 - 画像データ処理装置 - Google Patents
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Description
表示装置を有する電子機器によるEMIを低減するために、画像データと前画像データとの差分データを用いる技術が開示されている(特許文献1参照)。
上記に鑑み、本発明は画像データ再生のための回路構成の簡略化を図った画像データ処理装置および画像データ処理方法を提供することを目的とする。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1実施形態に係る表示システム100を表す模式図である。
表示システム100は,表示部110、バッファ回路120,制御信号発生回路130,画像信号変換部140,信号線駆動回路(信号線ドライバ)150,走査線駆動回路(ゲートドライバ)160、共通電極駆動回路(コモン駆動回路)170を有する。
走査線(ゲート線)112は、走査線信号を伝達するものであり、信号線111と直交して配置され、走査線駆動回路160により駆動される。
スイッチング素子113は、例えば、薄膜トランジスタ(TFT)であり、信号線111と走査線112の交点付近に配置され、信号線111および走査線112からの信号により画素電極114を制御する。
画素電極114に対向して共通電極が配置され、これらの間の液晶が画素電極114と共通電極間の電圧で駆動される。画素電極114の電圧を制御することで、表示部110に画像が表示される。
制御信号発生回路130は、バッファ回路120から画像信号を入力し、画像信号変換部140、信号線駆動回路150,走査線駆動回路160、共通電極駆動回路170を制御するための制御信号を発生、出力するものであり、ゲートアレイによって構成できる。
走査線駆動回路160は、走査線112を駆動するための駆動回路である。
共通電極駆動回路170は、表示部110の共通電極を駆動するための駆動回路である。
画像信号変換部140は、画像信号分割部141、信号保持部142,信号変換部143を有する。
画素データDr〜Dbが、D−FF141r〜141bに順次に入力され、クロック信号CK1に対応して分離、出力される。フリップフロップ141r〜141bから出力された画素データDr〜Dbは、遅延回路142r〜142b,および差分回路143r〜143bに入力される。
信号線駆動回路150は、差分画像データを元の画像データに逆変換し(画像データの再生)、この画像データにより信号線111を駆動するものであり、シフトレジスタSR,D−FF(フリップフロップ)151(151(1)〜151(N)),ラッチ回路152(152(1)〜152(N)),D/A変換回路153(153(1)〜153(N)),加算回路154(154(1)〜154(N)),書き込み回路155(155(1)〜155(N)),読み出し回路156(156(1)〜156(N))を有する。なお、信号線駆動回路150は、デジタル方式とアナログ方式に分けられるが、ここではデジタル方式を例示している。
シフトレジスタSRは、差分画像データDI1〜DI3のサンプリング時間を指示するサンプリング指示信号を水平同期信号HSから生成する。
D−FF151は、シフトレジスタSRからのサンプリング指示信号によって、差分画像データDI1〜DI3をサンプリングする。この結果、画像信号DI1〜DI3は,シリアル(直列)信号からパラレル(並列)信号へと変換される。これは画像信号から画素信号それぞれを分離(分割)したことになる。
ラッチ回路152は、入力されるデジタル信号をラッチし、1水平期間保持する。
加算回路154は、前画素データと差分画素データの加算によって、現画像データを再生するものであり、画素データを再生するデータ再生部として機能する。信号変換部143はディジタル演算を行うが、加算回路154はアナログ演算を行う。加算回路154がD/A変換後の画素データを処理するためである。なお、D/A変換回路153に換えて、書き込み回路155がD/A変換回路を備える場合には、加算回路154はディジタル演算を行うことになる。
バッファアンプAP1は、信号線111を駆動する画素信号(信号線駆動信号)を出力する出力バッファである。
スイッチSW1は、画素信号(画素データ)の書き込みの実行/停止を切り換えるスイッチであり、後述のスイッチSW2と連動することで、信号線111への書き込み/読み出しが選択される。
バッファアンプAP2は,信号線111から読み出された画素信号の強度を調節する。加算回路154に入力される差分画素信号に信号線111から読み出された画素データを対応させるためである。例えば、バッファアンプAP1が信号をN倍にしたとすれば、バッファアンプAP2は信号を1/N倍する。但し、これは信号線111に信号がそのまま保持され、読み出される理想的な場合である。実際には信号が減衰するため、その減衰を考慮してバッファアンプAP2の増幅率が調節される。
スイッチSW2は、サンプルホールド回路の一部であると共に、画素データの読み出しの実行/停止を切り換えるスイッチであり、スイッチSW1と連動することで、信号線111への書き込み/読み出しが選択される。
キャパシタCは、読み出された画素信号を電荷として保持するものであり、画素データを保持するデータ保持部として機能する。
差分画素データDI1〜DI3は、シフトレジスタSRおよびD−FF151で直並列変換されて、ラッチ回路152で1H(一水平走査期間)ラッチされて、加算回路154に入力される。差分画素データと、読み出し回路156によって信号線111から読み出された画素信号とが加算回路154で加算され、画素信号が再生される。再生された画素信号は書き込み回路155によって信号線111に書き込まれる。
図3は、本発明の第2実施形態に係る表示システム200を表す模式図である。
表示システム200は、表示部110を極性反転で駆動する。例えば、隣接する信号線111が逆極性で駆動され(反転駆動方式)、さらに走査線112ごとに極性が反転する(ドット反転駆動方式)。
極性反転回路RV1は、信号線111を駆動する画素信号(信号線駆動信号)を配線145に出力する出力バッファである点はバッファアンプAP1と同様である。これに加え、極性反転回路RV1は、これに入力される極性反転信号によってその出力の極性の正、負を制御する(極性反転制御)。このとき、奇数番号および偶数番号の信号線111に対応する極性反転回路RV1それぞれに、互いに略180°位相が異なる反転制御信号が入力される。隣接する信号線111で信号の極性が異なる(逆極性)ためである。
その後、再生された画素信号にγ補正をかけて、極性反転して、信号線に書き込む(信号線の駆動)。
図4は、本発明の第3実施形態に係る表示システム300を表す模式図である。
ここでは、表示部310の画素電極114が、複数(n個、例えば、2〜5個)の画素電極114の群を1つのブロックとした複数(N個)のブロックに区分される。即ち、1本の走査線(水平ライン)312がN個のブロック(領域)に区分され、それぞれのブロックでn本の信号線311−1〜311−nを時系列的にシリアルに(逐次に)切り換えて画像を表示する。
1つのドライバ出力を複数の信号線311で共用することで、ドライバ数の低減(信号線駆動回路350の簡略化)、ひいては低コスト化が可能となる。例えば、スイッチング素子113と共に、ドライバ(信号線駆動回路350)をp−Siで構成する場合に、このような構成が利用される。
図5は、本発明の第4実施形態に係る表示システム400を表す模式図である。
本実施形態では、1ライン前の画素データを信号線111に蓄えるのではなく、信号線駆動回路350、具体的には再生・保持回路458に保持する。
信号線駆動回路350は、シフトレジスタSR,D−FF(フリップフロップ)151(151(1)〜151(N)),ラッチ回路152(152(1)〜152(N)),再生・保持回路458(458(1)〜458(N))、ガンマ補正回路γC(γC(1)〜γC(N))、バッファアンプAP(AP(1)〜AP(N))を有する。
ガンマ補正回路γCは、画素データにガンマ補正を加える。バッファアンプAPは、信号線111を駆動する画素信号(信号線駆動信号)を出力する出力バッファである。
再生・保持回路458は、差分画素信号のD/A変換、差分画素信号からの画素信号の再生(信号の加算)、再生された画素信号の保持を行う。
再生・保持回路458は、D/A変換・保持部91,加算・保持・出力部92に区分される。
差分画素信号が、nビットのデータD0〜Dn−1としてD/A変換・保持部91に入力される。なお、差分画素信号が2の補数で表わされる場合には、データDn-1はインバーターを介して、スイッチSWDn−1に印加される。
キャパシタC0〜Cn−1は全体として、演算画素データに対応する電荷を蓄積する第2の電荷蓄積部に対応する。キャパシタC0〜Cn−1は、桁iが1つ変化すると2倍となる関係にある(Ci+1=2*Ci)。データD0〜Dn−1それぞれが桁の異なるビット(2進数)データであり、キャパシタC0〜Cn−1に蓄積された電荷Q0〜Qn−1の総和がデータD0〜Dn−1に対応するようにするためである。キャパシタC0〜Cn−1は互いの一端が接続されている。
スイッチSW41〜SW43は、加算・保持・出力部92のオフセットキャンセルと信号出力とを切り替えるスイッチである。スイッチSW41,SW42を閉じ、スイッチSW43を開くことで、差動アンプDAPのオフセット出力がキャンセルされる。また、スイッチSW41,SW42を開き、スイッチSW43を閉じることで、キャパシタCnに蓄積される電荷に対応して差動アンプDAPから電圧Voutが出力される。
図7は、再生・保持回路458の動作を表すフロー図である。
先頭ライン(同一信号線111上の最初の走査線112(1)に対応する信号)の場合、D/A変換処理に先だって、オフセットキャンセル処理がなされる。キャパシタCnに蓄積される電荷Qnが0の場合でも差動アンプDAPからの出力電圧Voutが0とならないのが通例である(オフセット出力の存在)。このため、このオフセット出力をキャンセルして、キャパシタCnに蓄積される電荷Qnと、差動アンプDAPからの出力電圧Voutとが対応するようにする。
スイッチSW44、SW45それぞれを電圧VH、VL側に切り換えると共に、スイッチSW42,SW41を開き(開放)、SW43を閉じる(接続)。
このとき、入力データD0〜Dn−1に応じて、キャパシタC0〜Cn−1に電荷が蓄積される。また、キャパシタC0〜Cn−1の電荷の総和と、オフセット電圧に応じた電荷とを加えた電荷がキャパシタCnに蓄積される。これにより、D/A変換されたアナログ信号がVoutから出力される。
スイッチSW42,SW44,SW45を閉じ、スイッチSW41、SW43は開いた状態とする。この状態では、差動アンプDAPはボルテージフォロア状態となり、キャパシタC0〜Cn-1にオフセット電圧に応じた電荷が充電される。スイッチSW41、SW43が開放状態なので、キャパシタCnには前のデータに応じた電荷がそのまま保持される。
スイッチSW44、SW45をそれぞれON電圧VH、OFF電圧VL側に切り換えると共に、スイッチSW42,SW41を開き(開放)、SW43を閉じる(接続)。このとき、差分画素信号に応じた入力データD0〜Dn−1に応じて、キャパシタC0〜Cn−1に電荷が蓄積される。また、キャパシタC0〜Cn−1の電荷の総和とがキャパシタCnに累積して蓄積される(加算)。即ち、キャパシタC0〜Cn−1に先に蓄積された電荷、オフセット電圧に応じた電荷、キャパシタC0〜Cn−1に現時点で蓄積された電荷の総和がキャパシタCnに蓄積される。この結果、D/A変換、および加算されたアナログ信号がVoutから出力される。
第2ラインの後、第1ラインに戻るまで、このステップS15が繰り返される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施することが可能である。
本発明の実施形態は、液晶表示装置に限定されるものではなく、有機EL(Electro-Luminescence)やPDP(Plasma Display Panel)など、マトリックス状に表示される表示装置全般に適用することが可能である。
Claims (4)
- 表示装置の同一の信号線上に配置され,連続して画素データが供給される第1,第2の画素にそれぞれ対応する第1,第2の画素データを差分して,差分画素データに変換するデータ変換部と,
前記信号線から読み出される前記第1の画素データを保持するデータ保持部と,
前記保持される第1の画素データと,前記差分画素データと,を加算して,前記第2の画素データを再生するデータ再生部と,
前記再生される第2の画素データを前記信号線に書き込むデータ書込部と,
前記書き込まれる第2の画素データを前記信号線から読み出すデータ読出部と,
前記データ書込部による書き込みと,前記データ読出部による読み出しと,を選択する書込/読出選択部と,
前記画素データを書き込み,または読み出す信号線を複数の信号線から選択する信号線選択部と,
を具備することを特徴とする画像データ処理装置。 - 表示装置の同一の信号線上に配置され,連続して画素データが供給される第1,第2の画素にそれぞれ対応する第1,第2の画素データを差分して,差分画素データに変換するデータ変換部と,
前記信号線から読み出される前記第1の画素データを保持するデータ保持部と,
前記保持される第1の画素データと,前記差分画素データと,を加算して,前記第2の画素データを再生するデータ再生部と,
前記再生される前記第2の画素データを非線形補正する非線形補正部と,
前記読み出される前記第1の画素データを逆非線形補正する逆非線形補正部と,
を具備することを特徴とする画像データ処理装置。 - 表示装置の同一の信号線上に配置され,連続して画素データが供給される第1,第2の画素にそれぞれ対応する第1,第2の画素データを差分して,差分画素データに変換するデータ変換部と,
前記信号線から読み出される前記第1の画素データを保持するデータ保持部と,
前記保持される前記第1の画素データと,前記差分画素データと,を加算して,前記第2の画素データを再生するデータ再生部と,
前記再生される前記第2の画素データを極性反転する第1の極性反転部と,
前記読み出される前記第1の画素データを極性反転する第2の極性反転部と,
を具備することを特徴とする画像データ処理装置。 - 前記表示装置が,液晶表示装置である
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像データ処理装置。
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