JP4625855B2 - 管継手 - Google Patents

管継手 Download PDF

Info

Publication number
JP4625855B2
JP4625855B2 JP2008202357A JP2008202357A JP4625855B2 JP 4625855 B2 JP4625855 B2 JP 4625855B2 JP 2008202357 A JP2008202357 A JP 2008202357A JP 2008202357 A JP2008202357 A JP 2008202357A JP 4625855 B2 JP4625855 B2 JP 4625855B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
end wall
nut member
expanded
pressure receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008202357A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010038257A (ja
Inventor
一清 手嶋
昭宏 増田
岳寛 中村
真照 山田
貴之 岸本
敏行 福元
良 今西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Pillar Packing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pillar Packing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Pillar Packing Co Ltd filed Critical Nippon Pillar Packing Co Ltd
Priority to JP2008202357A priority Critical patent/JP4625855B2/ja
Publication of JP2010038257A publication Critical patent/JP2010038257A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4625855B2 publication Critical patent/JP4625855B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Joints With Pressure Members (AREA)
  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)

Description

本発明は、流体移送路としての合成樹脂製のチューブ同士、又は該チューブとポンプ,バルブ,フィルタ等の流体機器を接続する合成樹脂製の管継手に関し、特に、半導体や液晶表示パネル製造,医療・医薬品製造,食品加工、化学工業の各種技術分野で取り扱われる高純度液や超純水,薬液等の配管にも使用可能な合成樹脂製の管継手に関するものである。
この種の管継手としては、特許文献1において開示されるチューブ継手が知られている。即ち、合成樹脂製のチューブ1を合成樹脂製の継手本体4のインナ筒部5に強制的に押し込むか、又は特許文献1の図2に示されるように、予めチューブ端部2を拡径させてからインナ筒部に嵌め込むかする。それから、予めチューブに外嵌されている合成樹脂製の袋ナット6を継手本体に螺合させることにより、チューブの拡径付け根部分2aを袋ナットのエッジ部6aでインナ筒部の尖端5Aに強く押圧し、チューブとインナ筒部との間をシールする構造である。
上述の構造と同様なものとしては、特許文献2の図8,図9において開示されたものや、特許文献3の図6において開示された管継手が知られている。これらのように、チューブの先端を拡径(フレア)させて継手本体に嵌めてナット止めする継手構造は、特許文献2の図5や特許文献3の図4等において開示される構造、即ち、専用部品のインナーリングに拡径外嵌されているチューブ端を継手本体の筒状受口に内嵌させてナット止めする3部品構造の管継手に比べて、継手本体とナット部材という少ない部品点数(2点)で経済的に管継手を構成しながらも良好なシール機能が得られる利点がある。
ところが、上述のように2点部品で成る従来の管継手では、チューブ端を拡径させて強固に嵌合させ、かつ、拡径根元部分をナット部材で締め付けているが、その締め付けはシール機能を出すためのものであるためか、チューブを継手本体から引き抜こうとする力には比較的弱いという傾向があった。特に、100℃以上の高温流体を扱うべく管継手がフッ素樹脂等の大きな膨張係数を有する合成樹脂で形成されている場合には、その問題がより顕著化されてしまう。
そこで、特許文献4にて開示されるように、チューブ拡径部とナット部材との間にC字状の割リングをチューブ拡径部の周溝に嵌る状態で介装させる構造の耐引き抜き手段を設けることにより、シール機能だけでなくチューブの引き抜きに対しても強い管継手を得ることが知られている。しかしながら、その特許文献4で開示される管継手では、部品点数が2部品から1部品(割リング)増えて3部品となることから、元々有していた経済性の良さが損われてしまうという新たな問題が生じる。従って、継手本体とナット部材との2点で成る管継手を、その新たな問題を招くことなく引き抜きに対しても強いものとするにはさらなる改善の余地が残されているものであった。
実登3041899号公報 特開平7−27274号公報 特開2002−357294号公報 実登2587449号公報
本発明の目的は、上記実情に鑑みて、継手本体とナット部材との2点で成る経済的なものとしながら、高い耐引き抜き性と良好なシール性との両立を図ることが可能となる管継手を提供する点にある。
請求項1に係る発明は、管継手において、少なくとも一つの端部に筒状のチューブ接続端部32を設けた筒状の継手本体30と、該継手本体30のチューブ接続端部32に接続すべき合成樹脂製のチューブ10に外嵌され、前記チューブ接続端部32に螺合されるナット部材50を有し、前記継手本体30と前記ナット部材50それぞれが合成樹脂で形成され、前記チューブ接続端部32が該チューブ接続端部32の先端部に該チューブ接続端部32の軸線に略垂直な受圧端壁36を設けるとともに、該受圧端壁36よりさらに軸方向に突出して前記チューブ10の接続端部が拡径した状態で外嵌するインナ筒部37を設け、前記ナット部材50が該ナット部材50のねじ孔の奥側に該ナット部材50の軸線に略垂直な押圧端壁52を設けるとともに、該押圧端壁52に前記チューブ10が押圧端壁52側からねじ孔内に挿入するチューブ挿入孔53を設け、軸方向で相対する一対の環状の凸部60(160)と凹部70(170)のうち、一方60(170)を前記受圧端壁36に設け、他方70(160)を前記押圧端壁52に設け、前記受圧端壁36と前記押圧端壁70の間で、前記チューブ10の拡径部13の端部がさらにフレア角度略90度でフレアし、かつ、厚み方向に屈曲した状態で挟持することを特徴とするものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の管継手において、前記インナ筒部37が該インナ筒部37の先端部外面にテーパー部38を設け、前記チューブ挿入孔53が前記チューブ10の接続端部が拡径した状態で内嵌するために段差部54を設け、該段差部54の内径に前記チューブ10の非拡径部11より拡径部13にかかる段差部12を前記テーパー部38に押し付けるエッジ部55を設ける構成を付加したものである。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2に記載の管継手において、前記継手本体30と前記ナット部材50それぞれがフッ素樹脂で形成されている構成を付加したものである。
請求項1に係る発明によれば、継手本体30のチューブ接続端部32に設けたインナ筒部37にチューブ10の接続端部が拡径した状態で外嵌するとともに、ナット部材50の螺進によってチューブ接続端部32に設けた受圧端壁36とナット部材50に設けた押圧端壁52の間で、チューブ10の拡径部13の端部をさらにフレア角度略90度でフレアし、かつ、厚み方向に屈曲した状態で挟持するから、高いチューブ引き抜き強度を効果的に確保することができ、また、受圧端壁36と押圧端壁52の間でフレア角度略90度のフレア部14を屈曲する際に、凸部60(160)と凹部70(170)のうち、押圧端壁52側の一方70(160)がフレア角度略90度のフレア部14を受圧端壁36側の他方60(170)に強く押しけるから、そこでチューブ引き抜き強度をさらに高めながら、流体のシールに必要な面圧を効果的に発生し、流体の漏れを確実に防止することができる。その結果、継手本体30とナット部材50との2点で成る経済的なものとしながら、高い耐引き抜き性と良好なシール性との両立を図ることが可能となる管継手20,21を提供することができる。
請求項2に係る発明によれば、ナット部材50の螺進によってチューブ挿入孔53の段差部54の内径に設けたエッジ部55が、チューブ10の非拡径部11より拡径部13にかかる段差部12を、インナ筒部37の先端部外面に設けたテーパー部38に強く押し付けるから、そこでチューブ引き抜き強度をさらに高めながら、シールに必要な面圧を効果的に発生し、流体の漏れを確実に防止することができる。
請求項3に係る発明によれば、継手本体30とナット部材50それぞれが耐薬品性及び耐熱性に優れた特性を有するフッ素樹脂で形成されているから、流体が薬液であるとか化学液体であっても、或いは高温流体であっても継手構造部分が変形して漏れやすくなることがなく、高い耐引き抜き性と良好なシール性が維持できるようになる。尚、フッ素樹脂は高温にも安定で、撥水性に優れ、摩擦係数が小さく、耐薬品性も極めて高く、電気絶縁性も高い点で好ましい。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳述する。図1は本発明の一実施の形態に係る管継手の断面図、図2は図1の要部拡大片側断面図である。
図1〜図2において、本実施形態の管継手20は、断面円形の流体移送路としての合成樹脂製のチューブ10をポンプ,バルブ,フィルタ等の流体機器に連通接続するもので、合成樹脂製の継手本体30と、同じく合成樹脂製のナット部材50との2部品で構成されている。
継手本体30とナット部材50の合成樹脂材料は、基本的にはチューブ10と同じ合成樹脂材料が用いられる。例えばPTEF(ポリテトラフルオロエチレン)、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)、ETFE(テトラフルオロエチレン・エチレン共重合体)、PVDF(ポリビニリデンフルオライド)等のフッ素樹脂、その他、PP(ポリプロピレン)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)が用いられる。
管継手20を用いてチューブ10を接続対象としての流体機器に接続するに当たり、チューブ10の接続端部には、予め、チューブ10の非拡径部11に連なるテーパー段差部12を経て、拡径した状態で継手本体50の後述するインナ筒部36に外嵌する直筒状の拡径部13と、該拡径部13の先端側をフレア角度略90度にフレアしたものであるフレア部14とを設けている。
拡径部13とフレア部14は、チューブ10の接続端部を、例えばチューブ拡径器を用いて常温下或いは加熱しながら段階的に拡径加工した後、拡径部13の先端側をさらに段階的にフレア加工することで設けることができる。
継手本体30は、図1の紙面左右方向に一直線状に延びる水平な軸線(中心線)CLを有する直管部31と、該直管部31の左右端部より左右逆向きに該直管部31と同軸上で突出する2つの筒状の接続端部、つまり筒状のチューブ接続端部としての筒状の第1雄ネジ部32及び筒状の機器接続端部としての筒状の第2雄ねじ部33とを一体に形成し、第1雄ねじ部32側から直管部31を経て第2雄ねじ部33側に一直線状に貫通する流体移送路34を形成している。
継手本体30が形成する流体移送路34は、チューブ10が形成する流体移送路と略同じ直径を有する断面円形のものである。
直管部31は、第1雄ネジ部32及び第2雄ねじ部33の基部となる該直管部31の左右端部外面よりそれぞれ別々に径方向外側に張り出す把持部35を設けている。該把持部35は、直管部31と同芯に形成されるとともに、その外面は6角等の多角形に形成されており、レンチ等の工具をかけることができる。
本実施形態では直管部31が短く、第1雄ネジ部32及び第2雄ねじ部33の基部となる直管部31の左右端部が接近しているため、第1雄ネジ部32の基部と第2雄ねじ部33の基部とにそれぞれ別々に設けられる把持部35は一つに繋がっている。
第1雄ネジ部32は、該第1雄ネジ部32の先端部に該第1雄ネジ部32の軸線に垂直な平面内にある受圧端壁36を設けるとともに、該受圧端壁36よりさらに軸方向に第1雄ネジ部32と同軸上で突出する、第1雄ねじ部32の内径と同じ内径、第1雄ねじ部32の外径より小径な外径を有し、チューブ10の拡径部13が外嵌する円筒状のインナ筒部37を設けている。
インナ筒部37には、該インナ筒部37の先端部外面側の角部をチューブ10のテーパー段差部12に対応する角度で斜めに落とすようなテーパー部38を設けている。
インナ筒部37にチューブ10の拡径部13が外嵌した状態では、チューブ10のフレア部14におけるフレア前は該チューブ10の内面であった一表面に受圧端壁36が軸方向で対向する。
第2雄ねじ部33は、チューブ10の接続対象としての流体機器のチューブ接続口に設けられた相手方の雌ねじ部に螺合可能なものである。第2雄ねじ部33と相手方の雌ねじ部のねじは、シール性を発揮するテーパーねじである。
チューブ10が形成する流体移送路と継手本体30が形成する流体移送路34との継ぎ目で液溜まりが発生するのを防止するため、継手本体30が形成する流体移送路34における第1雄ネジ部32側の開口縁、つまりインナ筒部37の先端面と内周面との角部には面取り部39を設けている。
ナット部材50は、ねじ孔の一方が閉鎖された袋ナットにおけるねじ孔の奥側からチューブ10を挿入できるようにしたユニオンナットで成り、第1雄ネジ部32に螺合可能なナット部51と、該ナット部51のねじ孔の一方を閉鎖するよう該ナット部51の一端部(図1の左端部)から径方向内側に直角に延出され、ナット部51を第1雄ネジ部32に螺合したとき、ナット部材50のねじ軸、つまり軸線CLに垂直な平面内にあり、第1雄ネジ部32の受圧端壁36と軸方向で対向する押圧端壁52と、該押圧端壁52の中心部を開口する内外面貫通の円形なチューブ挿入孔53とを同軸上に一体に形成している。
ナット部材50が形成するチューブ挿入孔53は、そこを挿通するチューブ10との間に僅かなクリアランスを設ける孔径を有しており、該クリアランスによりチューブ10がナット部材50と連れ回りするのを防止している。
チューブ挿入孔53には、チューブ10の拡径部13を内嵌するために段差部54を設けており、段差部54よりチューブ挿入方向手前側(左側)のチューブ挿入孔53には、チューブ10の非拡径部11の先端部が内嵌され、段差部54よりチューブ挿入方向奥側のチューブ挿入孔53には、チューブ10のテーパー段差部12及び拡径部13が内嵌される。
段差部54の内径には、チューブ10のテーパー段差部12をインナ筒部37の先端部外面に設けたテーパー部38に押し付けるエッジ部55を設けている。
インナ筒部37にチューブ10の拡径部13が外嵌した状態の第1雄ネジ部32にナット部51を螺合した状態では、チューブ10のフレア部14におけるフレア前は該チューブ10の外面であった他表面に押圧端壁52が軸方向で対向する。つまりチューブ10のフレア部14が受圧端壁36と押圧端壁52との間に配置され、受圧端壁36と押圧端壁52とがチューブ10のフレア部14を厚さ方向で挟んで対向する。
そして、軸方向で相対する一対の円環状の凸部60と凹部70のうち、一方を第1雄ねじ部32の受圧端壁36に設け、他方をナット部材50の押圧端壁52に設け、受圧端壁36と押圧端壁52の間で、チューブ10のフレア部14を厚み方向に屈曲した状態で挟持するもので、本実施形態では、チューブ10のフレア部14を同芯な波形を付けた状態で挟持するよう凸部60を受圧端壁36側に設け、凹部70を押圧端壁52側に設けている。
凸部60は、受圧端面36において、チューブ10のフレア部14における一表面の径方向略中央部に突き合わせる径方向略中央部をその径方向内側と外側の受圧端面36よりさらに軸方向(ナット部材50の螺退方向:左方向)に第1雄ねじ部と同軸上で突出させる円筒状の突条部で成り、受圧端面36に同芯な波形を付けている。つまり受圧端面36において、凸部60より径方向内側部が波形の最内周の谷部36a、凸部60である径方向中央部が最内周の谷部36aに連なる山部36b、凸部60より径方向外側部が山部36bに連なる最外周の谷部36cになる。
凸部60の片側断面形状は、角部を角張らせた矩形状に形成され、先端面は軸線CLと垂直な平面内にあり、内外周面は軸線CLを軸とする大小径の異なる円筒面内にあり、受圧端面36の片側断面形状は方形波のような形状になる。
受圧端面36は、凸部60の先端部内外周の角部によって形成されたエッジ部61,62を設けている。
凹部70は、押圧端壁52において、凸部36cの先端面と対向する径方向略中央部であって、チューブ10のフレア部14における他表面の径方向略中央部に突き合わせる径方向略中央部を、凸部36cの内径と外径それぞれにフレア部14の厚みより小さい所定値を加えた内径と外径で、つまり凸部36cの厚みより径方内側と外側に所定値だけ拡大した径方向幅(溝幅)で、軸方向(ナット部材50の螺退方向:左方向)に後退させる、受圧端面36と同芯な円環状の溝部で成り、押圧端面52に受圧端面36の波形に対応した(谷部と山部が逆)同芯な波形を付けている。つまり押圧端面52において、凹部70より径方向内側部が波形の最内周の山部52a、凹部70である径方向中央部が最内周の山部52aに連なる谷部52b、凹部70より径方向外側部が谷部52bに連なる最外周の山部52cになる。
凹部70の片側断面形状は、ナット部材50の螺退方向に開口したコ字形に形成され、底面は軸線CLと垂直な平面内にあり、内外周面は軸線CLを軸とする大小径の異なる円筒面内にあり、押圧端壁52の片側断面形状は方形波のような形状になる。
押圧端壁52は、凹部70の開口部内外周の角部によって形成されたエッジ部71,72を設けている。また押圧端壁52の内径にもエッジ部73を設けている。
インナ筒部37にチューブ10の拡径部13が外嵌した状態の第1雄ネジ部32にナット部51を螺合した状態では、チューブ10のフレア部14が波形の受圧端壁36と押圧端壁52との間に配置され、波形の受圧端壁36と押圧端壁52とがチューブ10のフレア部14を厚さ方向で挟んで対向する。具体的には、受圧端面36の最内周の谷部36aと押圧端面52の最内周の山部52a、受圧端面36の山部36bと押圧端面52の谷部52b、受圧端面36の最外周の谷部36cと押圧端面52の最外周の山部52cそれぞれがチューブ10のフレア部14を厚さ方向で挟んで対向する。
以上の構成において、チューブ10の接続端部を継手本体30に接続するには、チューブ10の接続端部を拡径及びフレア加工する前に、該チューブ10の接続端部をナット部材50のチューブ挿入孔53に押圧端壁52の外側より挿入し、ナット部材50をチューブ10に外嵌してからチューブ10の接続端部を拡径及びフレア加工して非拡径部11からテーパー段差部12を経て拡径した直筒状の拡径部13及び該拡径部13の先端側をフレア角度略90度にフレアしたフレア部14を設ける。そして、チューブ10の拡径部15を継手本体30の第1雄ねじ部32に設けたインナ筒部37に外嵌し、チューブ10のフレア部14の一表面を第1雄ねじ部32に設けた受圧端壁36と軸方向で対向させた状態で、予めチューブ10に外嵌してあるナット部材50のナット部51を継手本体30の第1雄ねじ部32に螺合することにより完了する。
即ち、ナット部材50のナット部51を継手本体30の第1雄ねじ部32に螺合することにより、ナット部材50の押圧端壁52とチューブ10のフレア部14の他表面とが軸方向で対向し、チューブ10のフレア部14が受圧端壁36と押圧端壁52との間に配置され、受圧端壁36と押圧端壁52とがチューブ10のフレア部14を厚さ方向で挟んで対向する。この状態で、ナット部材50を回しながらナット部51を継手本体30の第1雄ねじ部32の外面で軸線CLに沿って基部側に漸次螺進させると、押圧端壁52が受圧端壁36に漸次接近する。ここで、受圧端壁36には該受圧端壁に設けた凸部60によって同芯な波形が付けられ、押圧端壁52には該押圧端壁52に設けた凹部70によって受圧端壁36の波形に対応する同芯な波形を付けてある。それゆえ、押圧端壁52が受圧端壁36に漸次接近すると、押圧端壁52が最内周の山部52aと最外周の山部52cとでフレア部14の他表面に突き合い接触し、フレア部14を押し、遂にはフレア部14の一表面を受圧端壁36に山部36bで突き合い接触させる。
この状態で、ナット部材50をさらに回してナット部51を継手本体30の第1雄ねじ部32の外面で軸線CLに沿って基部側に螺進させると、フレア部14における受圧端壁36の山部36bに突き合い接触していない内周部と外周部が押圧端壁52の最内周の山部52aと最外周の山部52cとでさらに押されて、受圧端壁36の最内周の谷部36aと最外周の谷部36cとに押し込まれ、波形の受圧端壁36と押圧端壁52との間で、フレア部14が厚み方向に屈曲した状態、つまり同芯な波形が付けられた状態で強く挟持されるから、高いチューブ引き抜き強度を効果的に確保することができ、高いチューブ引き抜き強度でチューブ10の接続端部が継手本体30に接続される。
また、波形の受圧端壁36と押圧端壁52との間では、押圧端壁70に設けたエッジ部71,72によってフレア部14の一表面を受圧端壁36に設けたエッジ部61,62に強く押し付けるから、そこでチューブ引き抜き強度をさらに高めながら、流体のシールに必要な面圧を効果的に発生し、流体の漏れを確実に防止した状態でチューブ10の接続端部が継手本体30に接続される。
また、ナット部材50の螺進によってチューブ挿入孔53の段差部54の内径に設けたエッジ部55が、チューブ10のテーパー段差部12を、インナ筒部37の先端部外面に設けたテーパー部38に強く押し付けるから、そこでチューブ引き抜き強度をさらに高めながら、シールに必要な面圧を効果的に発生し、流体の漏れを確実に防止することができる。
以上、本実施の形態は、本発明に係る管継手の好適な一実施の形態をチューブ10を流体機器のチューブ接続口にストレートに接続する管継手20で説明したが、本発明はそれに限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形実施することができる。例えばチューブ10同士を接続するエルボ,チーズ,クロス等の管継手に実施することができ、この場合は、図1の把持部35より左側のチューブ接続構造がエルボ,チーズ,クロス等の継手本体の管部の端部に設けられる。また、本実施の形態では、一対の凸部60と凹部70を一組しか設けていないが、複数組を径方向に所定間隔で多重に設けてもよい。また、凸部60と凹部70の形状を大きくしたり小さくすることにより、受圧端壁36と押圧端壁52の波形の高さや幅を変更することができる。
また、管継手20を用いてチューブ10を接続対象に接続するに当たり、チューブ10の接続端部に、予め、テーパー段差部12及び拡径部13とフレア角度略90度のフレア部14を設けたが、チューブ10の管壁の厚みによっては、例えばラッパ状のフレア部のみを設けるだけでも、図1及び図2に示す状態でチューブ10の接続端部を継手本体30の第1雄ねじ部32に接続することができる。従って、チューブ10の接続端部における初期形状は、チューブ10の材質や管壁の厚み及び施工性を考慮して適宜設定されるものであり、接続後のチューブ10の接続端部形状(テーパー段差部12及び拡径部13とフレア角度略90度のフレア部14)と同じ形状を与える必要はない。
次に、図3を参照して本発明の他の実施の形態に係る管継手を説明する。図3は本発明の他の実施の形態に係る管継手の要部片側断面図である。
本実施形態の管継手21は、軸方向で相対する一対の環状の凸部と凹部のうち、凸部を押圧端壁52に設け、凹部を受圧端壁36に設けた点が、図1,図2に示した管継手20と異なるだけであり、その他の構造は同じである。
押圧端壁52に設ける凸部160と受圧端壁36に設ける凹部170は、受圧端壁36に設ける凸部60と押圧端壁52に設ける凹部70より大形に形成され、特に、凸部160においては軸方向の長さ、凹部170においては軸方向の高さが大きくなっている。
また、凹部170の内径と凸部160の内径の差及び凹部170の外径と凸部160の外径の差は、インナ筒部37にチューブ10の拡径部13が外嵌した状態の第1雄ネジ部32にナット部51を螺合したとき、径方向で対向する凹部170の内周面170aと凸部160の内周面160aの間及び凹部170の外周面170bと凸部160の外周面160bの間に、それぞれチューブ10のフレア部14の厚み(チューブ10の管壁の厚み)より小さい同じ隙間を与える所定寸法に設定されている。すなわち、図4に示すように、凹部170の径方向の幅をT、凸部160の径方向の厚みをt1、チューブ10のフレア部14の厚みをt2とした場合、T<t1+t2×2とし、凸部160とフレア部14における凸部160の内周面160aより先端面を経て外周面160bに折り返した状態で屈曲した部分とを凹部170に圧入するように構成されている。
以上の構成において、チューブ10の接続端部を継手本体30に接続するには、チューブ10の接続端部を拡径及びフレア加工する前に、該チューブ10の接続端部をナット部材50のチューブ挿入孔53に押圧端壁52の外側より挿入し、ナット部材50をチューブ10に外嵌してからチューブ10の接続端部を拡径及びフレア加工して非拡径部11からテーパー段差部12を経て拡径した直筒状の拡径部13及び該拡径部13の先端側をフレア角度略90度にフレアしたフレア部14を設ける。そして、チューブ10の拡径部15を継手本体30の第1雄ねじ部32に設けたインナ筒部37に外嵌し、チューブ10のフレア部14の一表面と凹部170を設けた受圧端壁36とを突き合い接触させた状態で、予めチューブ10に外嵌してあるナット部材50のナット部51を継手本体30の第1雄ねじ部32に螺合することにより完了する。
即ち、ナット部材50のナット部51を継手本体30の第1雄ねじ部32に螺合することにより、凸部160を設けた押圧端壁52とチューブ10のフレア部14の他表面とが軸方向で対向し、チューブ10のフレア部14が受圧端壁36と押圧端壁52との間に配置され、受圧端壁36と押圧端壁52とがチューブ10のフレア部14を厚さ方向で挟んで対向する。この状態で、ナット部材50を回しながらナット部51を継手本体30の第1雄ねじ部32の外面で軸線CLに沿って基部側に漸次螺進させると、押圧端壁52が受圧端壁36に漸次接近し、凸部160の先端面が、フレア部14において、受圧端壁36の凹部170によって該受圧端壁36とは突き合い接触しておらず支えられていないに部分の他表面に突き合い接触する。
この状態で、ナット部材50をさらに回してナット部51を継手本体30の第1雄ねじ部32の外面で軸線CLに沿って基部側に螺進させると、フレア部14の径方向中央部が凸部160の先端面で押されて凹部170に押し込まれ、受圧端壁36と押圧端壁52との間で、フレア部14が凸部160と凹部170に沿って厚み方向に屈曲した状態で強く挟持されるから、高いチューブ引き抜き強度を効果的に確保することができ、高いチューブ引き抜き強度でチューブ10の接続端部が継手本体30に接続される。また、そこで流体のシールに必要な面圧を効果的に発生し、流体の漏れを確実に防止した状態でチューブ10の接続端部が継手本体30に接続される。
具体的には、フレア部14の内周部と外周部の一表面を、押圧端壁52で受圧端壁36に押し付け、チューブ10の挿抜方向(軸方向)で強く挟持するから、高いチューブ引き抜き強度を効果的に確保することができ、高いチューブ引き抜き強度でチューブ10の接続端部が継手本体30に接続される。また、そこで流体のシールに必要な面圧を効果的に発生し、流体の漏れを確実に防止することができる。
また、フレア部14の内周部と外周部の間の屈曲部の一表面を、凸部160の内周面160aと外周面160bで凹部170の内周面170aと外周面170bに押し付け、径方向で強く挟持し、そこで流体のシールに必要な面圧を径方向に効果的に発生するから、高温用途による合成樹脂(継手本体)のクリープが発生したり、振動等によるナット部材50の緩みが発生しても、高い耐引き抜き性と良好なシール性を保持することができる。
なお、本実施形態では、凸部160によるフレア部14の凹部170への押し込み、つまりフレア部14の厚み方向への屈曲を適正に行えるよう、凸部160の先端部内外周と凹部70の開口部内外周には押し込みガイドとしての丸みを付けたり、テーパーを付けている。
本発明の一実施の形態に係る管継手の断面図である。 図1の要部拡大片側断面図である。 本発明の他の実施の形態に係る管継手の要部片側断面図である。 図3の要部拡大分解図である。
符号の説明
10 チューブ
11 非拡径部
12 テーパー段差部
13 拡径部
14 フレア部
20,21 管継手
30 継手本体
32 第1雄ネジ部(チューブ接続端部)
36 受圧端壁
37 インナ筒部
38 テーパー部
50 ナット部材
51 ナット部
52 押圧端壁
53 チューブ挿入孔
54 段差部
55 エッジ部
60,160 凸部
70,170 凹部

Claims (3)

  1. 少なくとも一つの端部に筒状のチューブ接続端部を設けた筒状の継手本体と、該継手本体のチューブ接続端部に接続すべき合成樹脂製のチューブに外嵌され、前記チューブ接続端部に螺合されるナット部材を有し、前記継手本体と前記ナット部材それぞれが合成樹脂で形成され、前記チューブ接続端部が該チューブ接続端部の先端部に該チューブ接続端部の軸線に略垂直な受圧端壁を設けるとともに、該受圧端壁よりさらに軸方向に突出して前記チューブの接続端部が拡径した状態で外嵌するインナ筒部を設け、前記ナット部材が該ナット部材のねじ孔の奥側に該ナット部材の軸線に略垂直な押圧端壁を設けるとともに、該押圧端壁に前記チューブが押圧壁側からねじ孔内に挿入するチューブ挿入孔を設け、軸方向で相対する一対の環状の凸部と凹部のうち、一方を前記受圧端壁に設け、他方を前記押圧端壁に設け、前記受圧端壁と前記押圧端壁の間で、前記チューブの拡径部の端部がさらにフレア角度略90度でフレアし、かつ、厚み方向に屈曲した状態で挟持することを特徴とする管継手。
  2. 前記インナ筒部が該インナ筒部の先端部外面にテーパー部を設け、前記チューブ挿入孔が前記チューブの接続端部が拡径した状態で内嵌するための段差部を設け、該段差部の内径に前記チューブの非拡径部より拡径部にかかる段差部を前記テーパー部に押し付けるエッジ部を設ける請求項1に記載の管継手。
  3. 前記継手本体と前記ナット部材それぞれがフッ素樹脂で形成されている請求項1又は2に記載の管継手。
JP2008202357A 2008-08-05 2008-08-05 管継手 Expired - Fee Related JP4625855B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008202357A JP4625855B2 (ja) 2008-08-05 2008-08-05 管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008202357A JP4625855B2 (ja) 2008-08-05 2008-08-05 管継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010038257A JP2010038257A (ja) 2010-02-18
JP4625855B2 true JP4625855B2 (ja) 2011-02-02

Family

ID=42011024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008202357A Expired - Fee Related JP4625855B2 (ja) 2008-08-05 2008-08-05 管継手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4625855B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013248876A (ja) * 2012-05-02 2013-12-12 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッドモジュール及び液体噴射装置
TWI720187B (zh) * 2016-04-29 2021-03-01 美商聖高拜塑膠製品公司 舌槽流體輸送子組件及總成

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05322083A (ja) * 1992-05-18 1993-12-07 Jun Taga 継ぎ手
JP3656752B2 (ja) * 2002-05-24 2005-06-08 株式会社フロウエル チューブ材の継手

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010038257A (ja) 2010-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102112792A (zh) 树脂管接头
TW201447155A (zh) 管連接裝置
WO2010016364A1 (ja) 樹脂管継手
WO2014181589A1 (ja) インナーリング
WO2014181591A1 (ja) 管接続装置
JP4625855B2 (ja) 管継手
JP4751920B2 (ja) 樹脂管継手
JP4789999B2 (ja) 樹脂管継手
JP5055222B2 (ja) 樹脂管継手
JP4963688B2 (ja) 樹脂管継手
JP4885201B2 (ja) 樹脂管継手
JP2010038259A (ja) 管継手
JP4625856B2 (ja) 管継手
JP4963689B2 (ja) 樹脂管継手
JP5142878B2 (ja) 樹脂管継手
JP2010038260A (ja) 管継手
JP2010038270A (ja) 樹脂管継手
JP5171467B2 (ja) 樹脂管継手
JP5112216B2 (ja) 樹脂管継手
JP2010038268A (ja) 樹脂管継手
JP5210756B2 (ja) 樹脂管継手
JP2010223291A (ja) 樹脂管継手
JP2010133449A (ja) 樹脂管継手
JP4982447B2 (ja) 樹脂管継手
JP2010216493A (ja) 樹脂管継手

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101029

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101108

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees