JP4640077B2 - 検査信号生成装置及び半導体検査装置 - Google Patents

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本発明は、IC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integraton)等の被検査対象に与える検査信号を生成する検査信号生成装置、及び当該検査信号生成装置で生成された信号を用いて被検査対象を検査する半導体検査装置に関する。
半導体検査装置は、IC,LSI等の被検査対象(以下、DUT(Device Under Test)という)に検査信号(テストパターン)を与え、DUTから出力される信号が予め定められた期待値と一致するか否かにより良否の判定を行う。半導体検査装置がDUTに与えるテストパターンには、いくつかのフォーマット(波形フォーマット)が存在するが、このフォーマットの代表的なものに、例えばRZ(Return to Zero)、NRZ(Non Return to Zero)等がある。半導体検査装置は、このようなフォーマットのテストパターンを生成する検査信号生成装置を備えている。
図7は、従来の検査信号生成装置の構成を示すブロック図である。図7に示す通り、従来の検査信号生成装置100は、フォーマットデータ生成回路101、バッファ102、及び検査信号生成回路103を備えており、入力されるレート信号S101及びタイミング信号S102によってテストパターンとしての検査信号S103を出力する。ここで、レート信号S101は検査信号の周波数を規定する信号であり、タイミング信号S102はレート信号S101の周波数とほぼ同一の周波数の信号であって検査信号S103の出力タイミングを規定する信号である。
フォーマットデータ生成回路101は、入力されるレート信号S101に同期して、波形フォーマットの生成に必要なパターンデータD101を生成する。尚、図7では図示を省略しているが、フォーマットデータ生成回路101及び検査信号生成回路103には制御信号が入力されており、この制御信号によって検査信号S103の波形フォーマットが設定される。バッファ102は、フォーマットデータ生成回路101から出力されるパターンデータD101を一時的に記憶する。このバッファ102は、FIFO(First-In First-Out:先入れ先出し)メモリであり、パターンデータD101の書き込みタイミングはレート信号S101によって制御され、その読み出しタイミングはタイミング信号S102によって制御される。検査信号生成回路103は、バッファ102から読み出された読み出しパターンデータD102及びタイミング信号S102から検査信号S103を生成する。
上記構成において、DUTの検査を行う場合には、まず半導体検査装置に設けられた検査用プログラム等(図示省略)から検査信号生成回路103に制御信号が出力されて検査信号S103の波形フォーマットが設定される。次に、検査用プログラム等からフォーマットデータ生成回路101に制御信号が出力され、これにより波形フォーマット生成に必要なパターンデータD101が生成されて出力される。フォーマットデータ生成回路101からのパターンデータD101は、レート信号S101に同期して順次バッファ102に記憶される。次いで、タイミング信号S102が入力されると、バッファ102に一時的に記憶されたパターンデータD101がタイミング信号S102に同期して読み出されて読み出しパターンデータD102として検査信号生成回路103に出力される。
検査信号生成回路130は、入力される読み出しパターンデータD102とタイミング信号S102とから検査信号S103を生成して出力する。以下、フォーマットデータ生成回路101からのパターンデータD101に基づいて検査信号S103が順次生成される。尚、従来の半導体検査装置の詳細については、例えば以下の特許文献1〜3を参照されたい。
特表2003−505697号公報 特開2002−131393号公報 特開平5−196689号公報
ところで、図7に示す従来の検査信号生成装置100においては、パターンデータD101はレート信号S101が入力される度にフォーマットデータ生成回路101で生成され、このパターンデータD101とタイミング信号S102とを用いて検査信号S103が生成される。よって、連続的に検査信号S103を生成するためには、検査信号S103の出力タイミングを規定するタイミング信号S102の周波数と、パターンデータD101を生成するタイミングを規定するレート信号S101の周波数とが同等である必要がある。
ここで、レート信号S101及びタイミング信号S102の周波数は全く同一である必要はないが、その差はバッファ102で吸収することができる範囲内である必要がある。このため、例えばタイミング信号S102の最高周波数が100MHzである場合には、レート信号S101の最高周波数も100MHz前後にする必要がある。
ところで、近年においては、DUTの動作周波数が向上しているため、DUTに与える検査信号S103の最高周波数を高める必要性が生じている。図7に示す検査信号生成装置100において、例えば検査信号S103の最高周波数を200MHzにするために、タイミング信号S102の最高周波数を200MHzに変更すると、レート信号S101の最高周波数も200MHz前後に変更し、更に検査信号生成装置100の内部回路が最高周波数200MHzで動作するよう再設計する必要がある。このように、図7に示す従来の検査信号生成装置100は、内部回路の全てが最高周波数で動作するように設計する必要があり、動作周波数が高くなると多大な設計工数を要するという問題があった。
この問題を解決するために、フォーマットデータ生成回路を並列に2系統設けて動作周波数の上昇を抑える構成とすることが考えられる。図8は、従来の検査信号生成装置100の変形例を示す図である。図8に示す検査信号生成装置110は、図7に示すフォーマットデータ生成回路101に代えて、並列に設けられたフォーマットデータ生成回路111a,111bを備えるとともに、図7に示すバッファ102に代えてフォーマットデータ生成回路111a,111bの出力を入力とするバッファ112を備えている。また、図7に示す検査信号生成回路103に代えて、より高速動作可能な検査信号生成回路113を備えている。
ここで、図8に示す検査信号生成装置110では、フォーマットデータ生成回路111a,111bを並列に設けているため、フォーマットデータ生成回路111a,111bの最高動作周波数を従来と同じ(例えば100MHz)にしても、実質的に2倍の周波数でパターンデータが得られることになる。しかしながら、レート信号S101が入力される度に、バッファ112には2つのパターンデータD111a,D111bが記憶されるため、バッファ112の出力側の最高動作周波数をフォーマットデータ生成回路111a,111bの最高動作周波数の2倍(例えば、200MHz)にする必要があり、設計工数の上昇を招く要因になると考えられる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、設計が平易であり、高周波数で動作可能な検査信号生成装置、及び当該検査信号生成装置を備える半導体検査装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の検査信号生成装置は、被検査対象に与える検査信号(S13)の周波数を規定する第1制御信号(S11)と、前記検査信号の出力タイミングを規定する第2制御信号(S12)とを用いて前記検査信号を生成する検査信号生成装置(10、20、30)において、前記第1制御信号に同期して前記検査信号の波形を規定するパターンデータを生成する複数の生成回路(11a、11b、21a〜21d)と、前記生成回路に対応してそれぞれ設けられ、対応する前記生成回路で生成された前記パターンデータを前記第1制御信号に同期して一時的に記憶する複数のバッファ(12a、12b、22a〜22d)と、前記複数のバッファの出力端に接続されたセレクタ(13、23、33a〜33c)と、前記第2制御信号に同期して前記複数のバッファの内の1つを前記セレクタに順次選択させるとともに、前記セレクタで選択されるバッファを前記第1制御信号と同等の周波数で動作させて前記パターンデータの読み出しを行う選択制御装置(14、24、34)とを有する選択読出手段(13、14、23、24、33a〜33c、34)と、前記選択読出手段で読み出された前記パターンデータと前記第2制御信号とから前記検査信号を生成する検査信号生成回路(15)とを備えることを特徴としている。
この発明によると、生成回路の各々で生成されたパターンデータは第1制御信号に同期して対応するバッファに一時的に記憶される。そして、第2制御信号に同期して複数のバッファの内の1つがセレクタに順次選択され、第1制御信号と同等の周波数で動作するバッファからパターンデータが読み出されて検査信号生成回路に入力されて検査信号が生成される。
また、本発明の検査信号生成装置は、前記第1制御信号の周波数が、前記被検査対象に与える前記検査信号の周波数を前記生成回路の数で除算して得られる周波数に設定されていることを特徴としている
更に、本発明の検査信号生成装置は、前記セレクタが、前記複数のバッファに接続された複数の第1セレクタ(33a、33b)と、前記第1セレクタの出力端と前記検査信号生成回路の入力端とに接続された第2セレクタ(33c)と備えることを特徴としている。
本発明の半導体検査装置は、被検査対象の検査を行う半導体検査装置において、上記の何れかに記載の検査信号生成装置を備え、前記検査信号生成装置で生成された前記検査信号を前記被検査対象に与えて得られる信号を用いて前記被検査対象の検査を行うことを特徴としている。
本発明によれば、選択読出手段によるバッファの選択が第2制御信号に同期して行われる一方で、選択されるバッファは第1制御信号と同等の周波数で動作するため、個々のバッファの動作周波数を第2制御信号の周波数よりも低い周波数(第1制御信号と同等の周波数)にすることができ、これによって検査信号生成装置の設計が平易になるという効果がある。
また、本発明によれば生成回路及びバッファの並列数を増加させるだけで検査信号の周波数を高めた高周波数での動作が可能であるという効果がある。
更に、本発明によれば、セレクタの段数を増加させれば、バッファに接続されるセレクタ(第1セレクタ)の動作周波数を低減することができるという効果がある。
以下、図面を参照して本発明の実施形態による検査信号生成装置及び半導体検査装置について詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態による検査信号生成装置の構成を示すブロック図である。図1に示す通り、本発明の第1実施形態による検査信号生成装置10は、フォーマットデータ生成回路11a,11b、バッファ12a,12b、バッファセレクタ13、バッファ選択制御回路14、及び検査信号生成回路15を含んで構成される。ここで、検査信号生成装置10にはレート信号S11とタイミング信号S12とが入力されており、検査信号生成装置10はこれらの信号に同期して動作して検査信号S13を出力する。
ここで、レート信号S11は検査信号S13の周波数を規定する信号であり、タイミング信号S12は検査信号S13の出力タイミングを規定する信号である。尚、本実施形態では、検査信号S13の最高周波数は200MHzに設定されているものとする。また、レート信号S11の周波数は検査信号S13の半分の周波数である100MHzに設定され、タイミング信号S12の周波数は検査信号S13とほぼ同一の周波数(200MHz)に設定されているものとする。
ここで、レート信号S11の周波数は、検査信号S13の周波数を、フォーマットデータ生成回路(フォーマットデータ生成回路11a,11b)の数で除算して得られる周波数(分周した周波数)に設定される。また、タイミング信号S12は、検査信号S13の出力タイミングを規定する信号であり、レート信号S11の1周期内での時間的位置が変化して周波数が一定ではないことがあるため、本明細書では「ほぼ同一の周波数」という表現を用いている。
フォーマットデータ生成回路11a,11bは、入力されるレート信号S11に同期して、波形フォーマットの生成に必要なパターンデータD11a,D11bをそれぞれ生成する。尚、図1では図示を省略しているが、フォーマットデータ生成回路11及び検査信号生成回路15には制御信号が入力されており、この制御信号によって検査信号S13の波形フォーマットが設定される。
バッファ12a,12bは、フォーマットデータ生成回路11a,11bに対応して設けられ、各々から出力されるパターンデータD11a,D11bをそれぞれ一時的に記憶する。このバッファ12a,12bは、FIFO(First-In First-Out:先入れ先出し)メモリであり、パターンデータD11a,D11bの書き込みタイミングはレート信号S11によって制御され、その読み出しタイミングはバッファ選択制御回路14からのバッファ切り替え信号SLによって制御される。
バッファセレクタ13は、バッファ12a,12bの出力端の各々と検査信号生成回路15の入力端とに接続され、バッファ選択制御回路14から出力されるバッファ切り替え信号SLに基づいてバッファ12a,12bの出力端から出力されるパターンデータの何れか一方を選択して検査信号生成回路15に出力する。バッファ選択制御回路14は、タイミング信号S12に同期して動作し、バッファ12a,12bの何れか一方を選択するバッファ切り替え信号SLをバッファ12a,12b出力する。
ここで、バッファ切り替え信号SLはバッファ12a,12bの両方に出力されるが、図1に示す通り、バッファ12bにおけるバッファ切り替え信号SLの入力端が反転入力となっているため、バッファ切り替え信号SLによってバッファ12a,12bは交互に選択される。尚、バッファセレクタ13は、バッファ12a,12bの内の選択されたバッファの出力端から出力されるパターンデータが検査信号生成回路15の入力端に入力されるようバッファ切り替え信号SLによって制御される。
図2は、バッファ選択制御回路14の回路構成の一例を示す図である。図2に示す通り、バッファ選択制御回路14は、Dフリップフロップ16を備えており、タイミング信号S12をクロック入力端の入力とし、反転出力端とD入力端とを接続し、出力端からの出力をバッファ切り替え信号SLとした構成である。これにより、トグル・フリップフロップが構成されており、タイミング信号S12が入力される度にバッファ切り替え信号SLのレベルが「H(ハイ)」、「L(ロー)」,「H」、「L」、…と順に変化する。図1に戻り、検査信号生成回路15は、バッファ12a,12bから読み出された読み出しパターンデータD12a,12bの内のバッファセレクタ13で選択されたセレクトデータD13とタイミング信号S12とから検査信号S13を生成する。
上記構成において、DUTの検査を行う場合には、まず半導体検査装置に設けられた検査用プログラム等(図示省略)から検査信号生成回路15に制御信号が出力されて検査信号S13の波形フォーマットが設定される。次に、検査用プログラム等からフォーマットデータ生成回路11a,11bに制御信号が出力され、これにより波形フォーマット生成に必要なパターンデータD11a,D11bがそれぞれ生成されて出力される。フォーマットデータ生成回路11a,11bからのパターンデータD11a,D11bは、レート信号S11に同期して順次バッファ12a,12bにそれぞれ記憶される。
図3は、バッファ12a,12bの各々に記憶されるパターンデータを説明するための図である。フォーマットデータ生成回路11a,11bで生成されるパターンデータD11a,D11bが(A),(B),(C),(D),(E),(F),(G),(H),…の順で連続するものであるとすると、これらは図3に示す通り、バッファ12a,12bに交互に記憶されることにより、バッファ12aには(A),(C),(E),(G),…の順でパターンデータが記憶され、バッファ12bには(B),(D),(F),(H),…の順でパターンデータが記憶される。
次に、バッファ12a,12bの各々に記憶されたパターンデータの読み出し動作について説明する。図4は、バッファ12a,12bからのパターンデータの読み出し動作を説明するためのタイミングチャートである。いま、バッファ選択制御回路14から出力されるバッファ切り替え信号SLのレベルが「L」であるとする。また、図3に示す通り、バッファ12aに記憶されているパターンデータの内の最も古いものが「(A)」であり、バッファ12bに記憶されているパターンデータの内の最も古いものが「(B)」であるとする。この状態では、バッファ切り替え信号SLのレベルが「L」であるため、バッファ12aが選択される。よって、セレクトデータD13はバッファ12aに記憶されている最も古いパターンデータ「(A)」となる。
この状態でタイミング信号S12がバッファ選択制御回路14に入力されると、バッファ切り替え信号SLが立ち上がってレベルが「H」になる。このバッファ切り替え信号SLがバッファ12a,12bに入力されると、バッファ12aから読み出される読み出しパターンデータD12aが2番目のパターンデータ「(C)」に変化する。一方、バッファ12bから読み出される読み出しパターンデータD12bは変化せず、パターンデータ「(B)」のままである。また、上記のバッファ切り替え信号SLがバッファセレクタ13に入力されると、セレクトデータD13はバッファ12bに記憶されている最も古いパターンデータ「(B)」となる(時刻t11)。
次のタイミング信号S12がバッファ選択制御回路14に入力されると、バッファ切り替え信号SLが立ち下がってレベルが「L」になる。このバッファ切り替え信号SLがバッファ12a,12bに入力されると、バッファ12bから読み出される読み出しパターンデータD12bが2番目のパターンデータ「(D)」に変化する。一方、バッファ12aから読み出される読み出しパターンデータD12aは変化せず、パターンデータ「(C)」のままである。また、上記のバッファ切り替え信号SLがバッファセレクタ13に入力されると、セレクトデータD13はバッファ12aからのパターンデータ「(C)」となる(時刻t12)。
更に、次のタイミング信号S12がバッファ選択制御回路14に入力されると、バッファ切り替え信号SLが立ち上がってレベルが「H」になる。このバッファ切り替え信号SLがバッファ12a,12bに入力されると、バッファ12aから読み出される読み出しパターンデータD12aが3番目のパターンデータ「(E)」に変化する。一方、バッファ12bから読み出される読み出しパターンデータD12bは変化せず、パターンデータ「(D)」のままである。また、上記のバッファ切り替え信号SLがバッファセレクタ13に入力されると、セレクトデータD13はバッファ12bからのパターンデータ「(D)」となる(時刻t13)。
以下同様の動作を繰り返して、バッファ12a,12bから順にパターンデータが読み出される。そして、バッファ12a,12bの各々から読み出された読み出しパターンデータD12a,D12bはバッファセレクタ12を介してセレクトデータD13として検査信号生成回路15に入力される。検査信号生成回路15には、セレクトデータD13とタイミング信号S12が入力されているため、これらを用いて検査信号S13を生成して出力する。
以上説明した本実施形態の検査信号生成装置10では、バッファセレクタ13、バッファ選択制御回路14、検査信号生成回路15は、タイミング信号S12の周波数と同等の周波数で動作させる必要がある。しかしながら、図4を参照すると、バッファ12a,12bに入力されるバッファ切り替え信号SLの周波数は、タイミング信号S12の半分になっており、このタイミング信号S12に従ってバッファ12a,12bが交互に選択されるため、バッファ12a,12bの動作周波数(出力側の動作周波数)をレート信号S11と同等の周波数にすることができる。尚、バッファセレクタ13は、例えば2対1の多重化回路で実現でき、バッファ選択制御回路14は、図2に示す通り、トグル・フリップフロップで実現できる。以上から、本実施形態の検査信号生成装置10は設計が平易であり、且つ高周波数の動作が可能である。
〔第2実施形態〕
図5は、本発明の第2実施形態による検査信号生成装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の検査信号生成装置20は、主としてフォーマットデータ生成回路及びバッファの並列数が、図1に示す検査信号生成装置10と相違する。図5に示す通り、本実施形態の検査信号生成装置20は、フォーマットデータ生成回路21a〜21d、バッファ22a〜22d、バッファセレクタ23、バッファ選択制御回路24、及び検査信号生成回路15を含んで構成され、フォーマットデータ生成回路21a〜21d及びバッファ22a〜22dの並列数が「4」となっている。尚、検査信号生成回路15は、図1に示すものと同様のものである。
本実施形態においても、検査信号S13の最高周波数は200MHzに設定されているものとする。本実施形態では、4つのフォーマットデータ生成回路21a〜21d及び4つのバッファ22a〜22dを備えているため、レート信号S11の周波数は検査信号S13の4分の1の周波数である50MHzに設定され、タイミング信号S12の周波数は検査信号S13とほぼ同一の周波数(200MHz)に設定される。ここで、フォーマットデータ生成回路21a〜21dの動作周波数を規定するレート信号S11の周波数を第1実施形態と同様の100MHzにすると、検査信号S13の最高周波数及びタイミング信号S12の周波数を400MHzにすることができ、より高速な動作が可能となる。
バッファ22a〜22dは、その入力端がフォーマットデータ生成回路21a〜21dの出力端にそれぞれ接続されており、その出力端がバッファセレクタ23に接続されている。バッファ選択制御回路24は、バッファ22a〜22dに対してはバッファ選択信号BSを供給し、バッファセレクタ23に対してはバッファ切り替え信号SLを供給している。バッファ選択信号BSは、バッファ22a〜22dの何れかに出力され、バッファ22a〜22dの何れかを選択するとともに、選択したバッファに記憶されたパターンデータを読み出すために用いられる。
ここで、図1に示す検査信号生成装置20は、バッファの並列数が「2」であったため、バッファ切り替え信号SLをバッファの各々に入力することで、この信号をバッファを選択してパターンデータを読み出すための信号(バッファ選択信号)と共用することができた。しかしながら、本実施形態ではバッファ切り替え信号SLを共用することができないため、バッファ選択制御回路24からバッファ22a〜22dの各々にバッファ選択信号BSを供給している。
上記構成において、フォーマットデータ生成回路21a〜21dで生成されたパターンデータは、第1実施形態と同様に、バッファ22a〜22dにそれぞれ記憶される。そして、バッファ選択制御回路24がバッファ22a、バッファ22b、バッファ22c、バッファ22d、バッファ22a、…の順にバッファ選択信号BSを順次供給してバッファ22a〜22dから何れか1つを選択して記憶されているパターンデータを読み出す。また、バッファ選択信号BSの供給に合わせてバッファセレクタ23に対してバッファ切り替え信号SLを供給して選択したバッファから読み出したパターンデータをセレクトデータD23として検査信号生成回路15に出力させる。検査信号生成回路15は、入力されるセレクトデータD23とタイミング信号S12を用いて検査信号S13を生成して出力する。
本実施形態の検査信号生成装置20によれば、フォーマットデータ生成回路21a〜21d及びバッファ22a〜22dの動作周波数をより低下させることができる。或いは、フォーマットデータ生成回路21a〜21d及びバッファ22a〜22dの動作周波数を第1実施形態と同様にして、検査信号S13の周波数をより高くすることができる。尚、図5に示す例では、フォーマットデータ生成回路及びバッファの並列数が「4」である構成を図示しているが、その並列数は任意である。
〔第3実施形態〕
図6は、本発明の第3実施形態による検査信号生成装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の検査信号生成装置30は、バッファセレクタ及びバッファ選択制御回路の構成が図5に示す検査信号生成装置20と異なる。図6に示す通り、本実施形態の検査信号生成装置30は、フォーマットデータ生成回路21a〜21d、バッファ22a〜22d、バッファセレクタ33a〜33c、バッファ選択制御回路34、及び検査信号生成回路15を含んで構成される。尚、ファオーマットデータ生成回路21a〜21d、バッファ22a〜22d、及び検査信号生成回路15は、図6に示すものと同様のものである。
本実施形態においては、図6に示す第2実施形態と同様に、検査信号S13の最高周波数は200MHzに設定されているものとする。また、本実施形態においても、4つのフォーマットデータ生成回路21a〜21d及び4つのバッファ22a〜22dを備えているため、レート信号S11の周波数は検査信号S13の4分の1の周波数である50MHzに設定され、タイミング信号S12の周波数は検査信号S13とほぼ同一の周波数(200MHz)に設定される。更に、第2実施形態と同様に、フォーマットデータ生成回路21a〜21dの動作周波数を規定するレート信号S11の周波数を第1実施形態と同様の100MHzにすると、検査信号S13の最高周波数及びタイミング信号S12の周波数を400MHzにすることができ、より高速な動作が可能となる。
バッファセレクタ33aの入力端はバッファ22a,22bの出力端に接続され、バッファセレクタ33bの入力端はバッファ22c,22dの出力端に接続されている。また、バッファセレクタ33cは、その入力端がバッファセレクタ33a,33bの出力端に接続されており、その出力端が検査信号生成回路15の入力端に接続されている。このように、本実施形態では、バッファセレクタを多段構成にしている。かかる構成にするのは、バッファセレクタの動作周波数を低減するためである。図6に示す構成では、バッファセレクタ33cの動作周波数は検査信号S13の周波数と同一の200MHzであるが、バッファセレクタ33a,33bの動作周波数はその半部の100MHzである。
バッファ選択制御回路34は、バッファセレクタ33a〜33cの各々に対してバッファ切り替え信号SL11〜SL13をそれぞれ供給し、バッファ選択信号BSの供給によって選択されたバッファから読み出されたパターンデータが検査信号生成回路15に入力されるよう制御する。
本実施形態の検査信号生成装置30によれば、第2実施形態の検査信号生成装置20と同様に、フォーマットデータ生成回路21a〜21d及びバッファ22a〜22dの動作周波数をより低下させることができる。或いは、フォーマットデータ生成回路21a〜21d及びバッファ22a〜22dの動作周波数を第1実施形態と同様にして、検査信号S13の周波数をより高くすることができる。尚、図6に示す例では、バッファセレクタの段数が2段(バッファセレクタ33a,33bが第1段目であり、バッファセレクタ33cが第2段目)である構成を図示している。しかしながら、その段数は任意であり、バッファの並列数に応じて適宜設定するのが望ましい。
以上本発明の実施形態による検査信号生成装置について説明したが、本実施形態の半導体検査装置は、以上の検査信号生成装置を備えている。そして、検査信号生成装置で生成された検査信号をDUTに印加するとともに、その検査信号をDUTに印加したときにDUTから出力される信号の期待値を求め、この期待値と実際にDUTから出力される信号とを比較し、DUTの良否を判定する。
本発明の第1実施形態による検査信号生成装置の構成を示すブロック図である。 バッファ選択制御回路14の回路構成の一例を示す図である。 バッファ12a,12bの各々に記憶されるパターンデータを説明するための図である。 バッファ12a,12bからのパターンデータの読み出し動作を説明するためのタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態による検査信号生成装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3実施形態による検査信号生成装置の構成を示すブロック図である。 従来の検査信号生成装置の構成を示すブロック図である。 従来の検査信号生成装置100の変形例を示す図である。
符号の説明
10 検査信号生成装置
11a,11b フォーマットデータ生成回路(生成回路)
12a,12b バッファ
13 バッファセレクタ(選択読出手段、セレクタ)
14 バッファ選択制御回路(選択読出手段、選択制御装置)
15 検査信号生成回路
20 検査信号生成装置
21a〜21d フォーマットデータ生成回路(生成回路)
22a〜22d バッファ
23 バッファセレクタ(選択読出手段、セレクタ)
24 バッファ選択制御回路(選択読出手段、選択制御装置)
30 検査信号生成装置
33a,33b バッファセレクタ(選択読出手段、セレクタ、第1セレクタ)
33c バッファセレクタ(選択読出手段、セレクタ、第2セレクタ)
S11 レート信号(第1制御信号)
S12 タイミング信号(第2制御信号)
S13 検査信号

Claims (4)

  1. 被検査対象に与える検査信号の周波数を規定する第1制御信号と、前記検査信号の出力タイミングを規定する第2制御信号とを用いて前記検査信号を生成する検査信号生成装置において、
    前記第1制御信号に同期して前記検査信号の波形を規定するパターンデータを生成する複数の生成回路と、
    前記生成回路に対応してそれぞれ設けられ、対応する前記生成回路で生成された前記パターンデータを前記第1制御信号に同期して一時的に記憶する複数のバッファと、
    前記複数のバッファの出力端に接続されたセレクタと、前記第2制御信号に同期して前記複数のバッファの内の1つを前記セレクタに順次選択させるとともに、前記セレクタで選択されるバッファを前記第1制御信号と同等の周波数で動作させて前記パターンデータの読み出しを行う選択制御装置とを有する選択読出手段と、
    前記選択読出手段で読み出された前記パターンデータと前記第2制御信号とから前記検査信号を生成する検査信号生成回路と
    を備えることを特徴とする検査信号生成装置。
  2. 前記第1制御信号の周波数は、前記被検査対象に与える前記検査信号の周波数を前記生成回路の数で除算して得られる周波数に設定されていることを特徴とする請求項1記載の検査信号生成装置。
  3. 前記セレクタは、前記複数のバッファに接続された複数の第1セレクタと、
    前記第1セレクタの出力端と前記検査信号生成回路の入力端とに接続された第2セレクタと
    備えることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の検査信号生成装置。
  4. 被検査対象の検査を行う半導体検査装置において、
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の検査信号生成装置を備え、前記検査信号生成装置で生成された前記検査信号を前記被検査対象に与えて得られる信号を用いて前記被検査対象の検査を行うことを特徴とする半導体検査装置。
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