JP4645341B2 - 静電荷現像用トナーの製造方法 - Google Patents
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Description
そこで、磁性粉の硝酸水溶液中への溶解度を規定したり、分散剤による処理などが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
本発明は、前記課題に鑑みなされたものであり、磁性粉が均一に分散し、帯電特性及び画像安定性が優れる静電荷現像用トナー、及びその製造方法、静電荷現像用現像剤及び画像形成方法を提供することを目的とする。
即ち、本発明は、
<1> 磁性粉を、カルボン酸基を有する単量体とスチレン単量体との共重合樹脂、及び、該共重合樹脂の塩から選択されるいずれか一方のカルボン酸基含有化合物で水中に分散し、得られた分散液を酸性にして、ゲル化した磁性粉含有ゲル状物を得た後、ゲル化した磁性粉含有ゲル状物と、酸性極性基を有する結着樹脂を含む樹脂微粒子分散液と、を少なくとも含有した混合溶液を凝集させて凝集体を形成する凝集工程と、
前記凝集体を前記結着樹脂のガラス転移点以上の温度に加熱して融合する融合工程と、
を少なくとも有する静電荷現像用トナーの製造方法であって、
前記カルボン酸基含有化合物は、重量平均分子量Mwが1800〜50000の範囲にあり、酸価が150〜600mgKOH/gの範囲にあることを特徴とする静電荷現像用トナーの製造方法である。
<4> 静電荷像担持体表面に静電潜像を形成する潜像形成工程と、静電荷像現像剤により前記現像剤担持体表面に形成された静電荷像を現像してトナー画像を形成する現像工程と、前記現像剤担持体表面に形成されたトナー画像を被記録体表面に転写する転写工程と、前記被記録体表面に転写されたトナー画像を熱定着する定着工程と、を有する画像形成方法であって、前記静電荷像現像剤は、<3>に記載の静電荷現像用現像剤であることを特徴とする画像形成方法である。
本発明の静電荷現像用トナー(以下、「本発明のトナー」という場合がある。)は、酸性極性基を有する結着樹脂、磁性粉、及びカルボン酸基含有化合物を含有し、形状係数(SF1)は、110〜140の範囲内である静電荷現像用トナーであって、前記カルボン酸基含有化合物は、重量平均分子量Mwが1800〜50000の範囲にあり、酸価が150〜600mgKOH/gの範囲にあることを特徴とする。
本発明のトナーは、形状係数(SF1)が110〜140であり、好ましくは120〜135である。前記SF1が110未満であると、クリーニング性が確保できない場合があり、140を超えると、転写性が悪くなる場合がある。
尚、トナーの形状係数(SF1)は、スライドグラス上に散布したトナーの光学顕微鏡像をビデオカメラを通じてルーゼックス画像解析装置に取り込み、500個のトナーに対して下記式よりSF1を求め、その平均値を本発明における形状係数(SF1)とした。
形状係数(SF1)=(ML2/A)×(π/4)×100
(MLはトナーの絶対最大長を表し、Aは投影面積を表す。)
尚、本発明において、本発明に係るカルボン酸基含有化合物及び後述する結着樹脂等の重量平均分子量、数平均分子量の測定は、以下の条件で行ったものである。GPCは「HLC−8120GPC、SC−8020(東ソー(株)社製)装置」を用い、カラムは「TSKgel、SuperHM−H(東ソー(株)社製6.0mmID×15cm)」を2本用い、溶離液としてTHF(テトラヒドロフラン)を用いた。実験条件としては、試料濃度0.5%、流速0.6ml/min.、サンプル注入量10μL、測定温度40℃、IR検出器を用いて実験を行った。また、検量線は東ソー社製「polystylene標準試料TSK standard」:「A−500」、「F−1」、「F−10」、「F−80」、「F−380」、「A−2500」、「F−4」、「F−40」、「F−128」、「F−700」の10サンプルから作製した。
本発明に関わるカルボン酸基含有化合物は、使用時アルカリ水溶液で使用するのが好ましく、選択する酸価、分子量により溶解性は異なるが、溶解時の粘度が100〜5000cpsで調整することが望ましく、pH8.0〜9.5で調整することが好ましい。
このような架橋剤の具体例としては、例えば、ジビニルベンゼン、ジビニルナフタレン等の芳香族の多ビニル化合物類;フタル酸ジビニル、イソフタル酸ジビニル、テレフタル酸ジビニル、ホモフタル酸ジビニル、トリメシン酸ジビニル/トリビニル、ナフタレンジカルボン酸ジビニル、ビフェニルカルボン酸ジビニル等の芳香族多価カルボン酸の多ビニルエステル類;ピリジンジカルボン酸ジビニル等の含窒素芳香族化合物のジビニルエステル類;ピロムチン酸ビニル、フランカルボン酸ビニル、ピロール−2−カルボン酸ビニル、チオフェンカルボン酸ビニル等の不飽和複素環化合物カルボン酸のビニルエステル類;ブタンジオールメタクリレート、ヘキサンジオールアクリレート、オクタンジオールメタクリレート、デカンジオールアクリレート、ドデカンジオールメタクリレート等の直鎖多価アルコールの(メタ)アクリル酸エステル類;ネオペンチルグリコールジメタクリレート、2−ヒドロキシ−1,3−ジアクリロキシプロパン等の分枝、置換多価アルコールの(メタ)アクリル酸エステル類;ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリプロピレンポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート類;コハク酸ジビニル、フマル酸ジビニル、マレイン酸ビニル/ジビニル、ジグリコール酸ジビニル、イタコン酸ビニル/ジビニル、アセトンジカルボン酸ジビニル、グルタル酸ジビニル、3,3’−チオジプロピオン酸ジビニル、trans−アコニット酸ジビニル/トリビニル、アジピン酸ジビニル、ピメリン酸ジビニル、スベリン酸ジビニル、アゼライン酸ジビニル、セバシン酸ジビニル、ドデカン二酸ジビニル、ブラシル酸ジビニル等の多価カルボン酸の多ビニルエステル類;等が挙げられる。
ここで用いるラジカル重合用開始剤としては、特に制限はない。具体的には、例えば、過酸化水素、過酸化アセチル、過酸化クミル、過酸化tert−ブチル、過酸化プロピオニル、過酸化ベンゾイル、過酸化クロロベンゾイル、過酸化ジクロロベンゾイル、過酸化ブロモメチルベンゾイル、過酸化ラウロイル、過硫酸アンモニウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、ペルオキシ炭酸ジイソプロピル、テトラリンヒドロペルオキシド、1−フェニル−2−メチルプロピル−1−ヒドロペルオキシド、過トリフェニル酢酸tert−ブチルヒドロペルオキシド、過蟻酸tert−ブチル、過酢酸tert−ブチル、過安息香酸tert−ブチル、過フェニル酢酸tert−ブチル、過メトキシ酢酸tert−ブチル、過N−(3−トルイル)カルバミン酸tert−ブチル等の過酸化物類;2,2’−アゾビスプロパン、2,2’−ジクロロ−2,2’−アゾビスプロパン、1,1’−アゾ(メチルエチル)ジアセテート、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)塩酸塩、2,2’−アゾビス(2−アミジノプロパン)硝酸塩、2,2’−アゾビスイソブタン、2,2’−アゾビスイソブチルアミド、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、2,2’−アゾビス−2−メチルプロピオン酸メチル、2,2’−ジクロロ−2,2’−アゾビスブタン、2,2’−アゾビス−2−メチルブチロニトリル、2,2’−アゾビスイソ酪酸ジメチル、1,1’−アゾビス(1−メチルブチロニトリル−3−スルホン酸ナトリウム)、2−(4−メチルフェニルアゾ)−2−メチルマロノジニトリル、4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸、3,5−ジヒドロキシメチルフェニルアゾ−2−メチルマロノジニトリル、2−(4−ブロモフェニルアゾ)−2−アリルマロノジニトリル、2,2’−アゾビス−2−メチルバレロニトリル、4,4’−アゾビス−4−シアノ吉草酸ジメチル、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニトリル、1,1’−アゾビスシクロヘキサンニトリル、2,2’−アゾビス−2−プロピルブチロニトリル、1,1’−アゾビス−1−クロロフェニルエタン、1,1’−アゾビス−1−シクロヘキサンカルボニトリル、1,1’−アゾビス−1−シクロへプタンニトリル、1,1’−アゾビス−1−フェニルエタン、1,1’−アゾビスクメン、4−ニトロフェニルアゾベンジルシアノ酢酸エチル、フェニルアゾジフェニルメタン、フェニルアゾトリフェニルメタン、4−ニトロフェニルアゾトリフェニルメタン、1,1’−アゾビス−1,2−ジフェニルエタン、ポリ(ビスフェノールA−4,4’−アゾビス−4−シアノペンタノエート)、ポリ(テトラエチレングリコール−2,2’−アゾビスイソブチレート)等のアゾ化合物類;1,4−ビス(ペンタエチレン)−2−テトラゼン、1,4−ジメトキシカルボニル−1,4−ジフェニル−2−テトラゼン等が挙げられる。
なお、前記平均粒径は、例えばレーザ回折式粒度分布測定機などを用いて測定することができる。
青色顔料としては、紺青、コバルトブルー、アルカリブルーレーキ、ビクトリアブルーレーキ、ファストスカイブルー、インダスレンブルーBC、ウルトラマリンブルー、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン等の等の有機、無機系着色剤類が挙げられる。
橙色顔料としては:赤色黄鉛、モリブデンオレンジ、パーマネントオレンジGTR、ピラゾロンオレンジ、バルカンオレンジ、ベンジジンオレンジG、インダスレンブリリアントオレンジRK、インダスレンブリリアントオレンジGK等が挙げられる。
紫色顔料としては、マンガン紫、ファストバイオレットB、メチルバイオレットレーキ等の有機、無機系着色剤類が挙げられる。
白色顔料としては、亜鉛華、酸化チタン、アンチモン白、硫化亜鉛等をあげることができる。
体質顔料としては、バライト粉、炭酸バリウム、クレー、シリカ、ホワイトカーボン、タルク、アルミナホワイト等が挙げられる。
また、前記研磨剤としては、例えばシリカ、アルミナ、酸化セリウムなどを挙げることができる。
本発明の静電荷像現像用トナーの製造方法(以下、「本発明のトナーの製造方法」という場合がある。)は、磁性粉をカルボン酸基含有化合物で分散させた後、ゲル化した磁性粉含有ゲル状物と、酸性極性基を有する結着樹脂を含む樹脂微粒子分散液と、を少なくとも含有した混合溶液を凝集させて凝集体を形成する凝集工程と、前記凝集体を前記結着樹脂のガラス転移点以上の温度に加熱して融合する融合工程と、を少なくとも有する静電荷現像用トナーの製造方法であって、前記カルボン酸基含有化合物は、既述の本発明に係るカルボン酸基含有化合物であることを特徴とする。
磁性体の配合量は、12質量%〜70質量%の範囲内で添加することが好ましく、本発明においては50質量%〜60質量%の範囲で添加することがより好ましい。
機械的な衝撃等による着色剤分散の具体例としては、例えば、回転せん断型ホモジナイザーやボールミル、サンドミル、アトライター等のメディア式分散機、高圧対向衝突式の分散機等を用いて着色剤粒子の分散液を調製することができる。
なお、前記平均粒径は例えばレーザ回折式粒度分布測定機や、遠心式粒度分布測定機等を用いて測定することができる。
なお、凝集粒子の体積平均粒径は1μm〜4.5μmの範囲にあることが好ましい。
本発明の静電荷現像用現像剤は、少なくともトナーを含み、該トナーが既述の本発明の静電荷現像用トナーであることを特徴とする。
本発明のトナーは、目的に応じて成分組成を選択することができる。単独で用いて1成分の静電荷現像用現像剤として使用してもよいし、キャリアと組み合わせて2成分の静電荷現像用現像剤として用いてもよい。
ここで用いるキャリアとしては、特に制限されることはなく、それ自体公知のキャリアを用いることができる。
核体粒子の被覆樹脂としては、例えば、スチレン、パラクロロスチレン、α−メチルスチレン等のスチレン類;アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸n−プロピル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸2−エチルヘキシル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸、n−プロピルメタクリル酸ラウリルメタクリル酸2−エチルヘキシル等のα−メチレン脂肪酸モノカルボン酸類;ジメチルアミノエチルメタクリレート等の含窒素アクリル類;アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のビニルニトリル類;2−ビニルピリジン、4−ビニルピリジン等のビニルピリジン類;ビニルメチルエーテル、ビニルイソブチルエーテル等のビニルエーテル類;ビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニルイソプロベニルケトン等のビニルケトン類、エチレン、プロピレン等のオレフィン類;フッ化ビニリデン、テトラフルオロエチレン、ヘキサフルオロエチレン等のビニル系フッ素含有モノマー;等の単独重合体、又は2種類以上のモノマーからなる共重合体、さらに、メチルシリコーン、メチルフェニルシリコーン等のシリコーン類;ビスフェノール、グリコール等を含有するポリエステル類;エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリアミド樹脂、セルロース樹脂、ポリエーテル樹脂、ポリカーボネート樹脂等が挙げられる。
以上の本発明の静電荷現像用現像剤を用いる本発明の画像形成方法は、静電荷像担持体表面に静電潜像を形成する潜像形成工程と、静電荷像現像剤により前記現像剤担持体表面に形成された静電荷像を現像してトナー画像を形成する現像工程と、前記現像剤担持体表面に形成されたトナー画像を被記録体表面に転写する転写工程と、前記被記録体表面に転写されたトナー画像を熱定着する定着工程と、を有する画像形成方法であって、前記静電荷像現像剤が既述の本発明の電荷像現像剤であることを特徴とする。
前記各工程は、それ自体一般的な工程であり、例えば、特開昭56−40868号公報、特開昭49−91231号公報等に記載されており、本発明において好適に適用可能である。なお、本発明の画像形成方法は、それ自体公知のコピー機、プリンタ、ファクシミリ機、及びそれらの複合機等の画像形成装置を用いて実施することができる。
まず、実施例、比較例で用いたトナーについて具体的に説明する。なお、特にことわらない限り以下における「部」は「質量部」を意味し、「%」は「質量%」を意味する。
GSD=[(d16/d84)]0.5
形状係数(SF1)=(ML2/A)×(π/4)×100
(MLはトナーの周囲長を表し、Aは投影面積を表す。)
(樹脂微粒子分散液(1)の調製)
・スチレン:280部
・n−ブチルアクリレート:100部
・アクリル酸:4部
・ドデシルメルカプタン:10部
・四臭化炭素:3部
スチレン−マレイン酸共重合体GSM601(岐阜セラック社製Mw=6000、酸価=470)にアンモニア水を添加し加熱しながら溶解し、樹脂濃度が30%になるように調整して、pH8.2のカルボン酸基含有化合物分散液(1)を得た。
スチレン−マレイン酸共重合体GSM605(岐阜セラック社製Mw=6000、酸価=180)にアンモニア水を添加し加熱しながら溶解し、樹脂濃度が30%になるように調整して、pH8.0のカルボン酸基含有化合物分散液(2)を得た。
スチレン−マレイン酸共重合体エステル化物SMA1440A(エルフアトケム社製Mw=2500、酸価=185)にアンモニア水を添加し加熱しながら溶解し、樹脂濃度が30%になるように調整して、pH8.1のカルボン酸基含有化合物分散液(3)を得た。
αメチルスチレン−アクリル酸共重合体GSA502(岐阜セラック社製Mw=5000、酸価=300)にアンモニア水を添加し加熱しながら溶解し、樹脂濃度が30%になるように調整して、pH8.1のカルボン酸基含有化合物分散液(4)を得た。
スチレン−マレイン酸共重合体GSM151(岐阜セラック社製Mw=1500、酸価=470)にアンモニア水を添加し加熱しながら溶解し、樹脂濃度が30%になるように調整して、pH8.2のカルボン酸基含有化合物分散液(5)を得た。
スチレン−マレイン酸共重合体エステル化物SMA3840A(エルフアトケム社製Mw=2300、酸価=110)にアンモニア水を添加し加熱しながら溶解し、樹脂濃度が30%になるように調整して、pH8.1のカルボン酸基含有化合物分散液(6)を得た。
スチレン−マレイン酸共重合体GSM6001(岐阜セラック社製Mw=60000、酸価=500)にアンモニア水を添加し加熱しながら溶解し、樹脂濃度が30%になるように調整して、pH8.2のカルボン酸基含有化合物分散液(7)を得た。
・EPT305(250nmフェライト:戸田工業社製):50部
・カルボン酸基含有化合物分散液(1):10部
・イオン交換水:40部
前記各成分を混合して溶解させた後、ホモジナイザ(IKA社製、ウルトラタラックス)を用いて分散させ、平均粒径260nmの磁性粉を分散させてなる磁性粉分散液(1)を得た。前記分散液を撹拌しながら硝酸によりpHを下げていき撹拌できなくなりゲル化するまでpHを下げた。スパチュラーで一部をすくい上げすくい上げた部分の形状が維持できるのを確認し、磁性粉含有ゲル状物(1)を得た。
カルボン酸基含有化合物分散液(1)をカルボン酸基含有化合物分散液(2)に変更すること以外は磁性粉含有ゲル状物(1)の作製と同様にして、磁性粉含有ゲル状物(2)を得た。
カルボン酸基含有化合物分散液(1)をカルボン酸基含有化合物分散液(3)に変更すること以外は磁性粉含有ゲル状物(1)の作製と同様にして、磁性粉含有ゲル状物(3)を得た。
カルボン酸基含有化合物分散液(1)をカルボン酸基含有化合物分散液(4)に変更すること以外は磁性粉含有ゲル状物(1)の作製と同様にして、磁性粉含有ゲル状物(4)を得た。
カルボン酸基含有化合物分散液(1)をカルボン酸基含有化合物分散液(5)に変更すること以外は磁性粉含有ゲル状物(1)の作製と同様に実施したところ、十分にゲル状にならなかったが磁性粉含有物(5)を得た。
カルボン酸基含有化合物分散液(1)をカルボン酸基含有化合物分散液(6)に変更すること以外は磁性粉含有ゲル状物(1)の作製と同様にして、磁性粉含有ゲル状物(6)を得た。
カルボン酸基含有化合物分散液(1)をカルボン酸基含有化合物分散液(7)に変更すること以外は磁性粉含有ゲル状物(1)の作製と同様にして、磁性粉含有ゲル状物(7)を得た。
・ポリエチレンワックス(融点:109℃、結晶化度67):100部
・アニオン界面活性剤(竹本油脂社製:パイオニンA−45−D):2部
・イオン交換水:400部
前記各成分を混合して溶解させ、ホモジナイザ(IKA社製、ウルトラタラックス)を用いて分散させた後、圧力吐出型ホモジナイザで分散処理し、平均粒径280nmの離型剤微粒子(ポリエチレンワックス)を分散させてなる離型剤分散液(1)を調製した。
(トナーAの作製)
・樹脂微粒子分散液(1):250部
・磁性粉含有ゲル状物(1):300部
・離型剤分散液(1):100部
・ポリ塩化アルミニウム:2部
・イオン交換水:400部
得られたトナーA 100部に対し、疎水性シリカ(キャボット社製:TS720F)0.5部を添加し、ヘンシェルミキサを用いて混合することにより静電荷現像用トナーを得た。そして、ポリメチルメタクリレート(総研化学社製)を1質量%被覆した体積平均粒径D50vが45μmのフェライトキャリアに対し、トナー濃度が5質量%となるようにガラス瓶に秤量し、ボールミル台上で5分間混合し現像剤Aを得た。
帯電維持率は得られた現像剤Aを作製後30分以内にTB−200(東芝ケミカル社製)を使用して測定(測定値A)し、さらに同現像剤を35℃/85%RHの恒温恒湿槽に約12時間放置後、再度測定(測定値B)した。測定値B/測定値A=帯電維持率とした。その値を表1に示す。この帯電維持率が0.7より低いと高温多湿時に印字をした場合、かぶりなどの画像劣化の原因となる。
得られた現像剤Aを用い、LaserPress4161改造機で、記録用紙(富士ゼロックス オフィスサプライ社製:J紙)に画像を出力し、23℃/55%RHで1万枚、28℃/85%RHで1万枚のランニングテストを実施し、画像安定性を確認した。画像安定性は以下の基準で評価した。その結果を表1に示す。尚、前記LaserPress4161改造機による画像形成は、潜像形成工程、現像工程、転写工程、及び定着工程を有する画像形成である。また、表1中、「△」或いは「×」の後ろに( )が設けられている場合は、( )内に記載されているのみ変化がみられることを示す。
○:環境による印字濃度及び画質の変化が少なく良好な結果である。
△:環境による印字濃度又は画質の変化が見られるが使用上問題はない。
×:環境により印字濃度又は画質とも明らかに変化が見られ画像品質も悪い。
(トナーBの作製、現像剤Bの作製、画像形成・評価)
磁性粉含有ゲル状物(1)を磁性粉含有ゲル状物(2)に変更した以外は、実施例1と同様にしてトナーB及び現像剤Bを作製した。得られた現像剤Bを用い、実施例1と同様に画像安定性の評価を行った。その結果を表1に示す。
(トナーCの作製、現像剤Cの作製、画像形成・評価)
磁性粉含有ゲル状物(1)を磁性粉含有ゲル状物(3)に変更した以外は、実施例1と同様にしてトナーC及び現像剤Cを作製した。得られた現像剤Cを用い、実施例1と同様に画像安定性の評価を行った。その結果を表1に示す。
(トナーDの作製、現像剤Dの作製、画像形成・評価)
磁性粉含有ゲル状物(1)を磁性粉含有ゲル状物(4)に変更した以外は、実施例1と同様にしてトナーD及び現像剤Dを作製した。得られた現像剤Dを用い、実施例1と同様に画像安定性の評価を行った。その結果を表1に示す。
(トナーEの作製、現像剤Eの作製、画像形成・評価)
磁性粉含有ゲル状物(1)を磁性粉含有物(5)に変更した以外は、実施例1と同様にしてトナーE及び現像剤Eを作製した。得られた現像剤Eを用い、実施例1と同様に画像安定性の評価を行った。その結果を表1に示す。
(トナーFの作製、現像剤Fの作製、画像形成・評価)
磁性粉含有ゲル状物(1)を磁性粉含有ゲル状物(6)に変更した以外は、実施例1と同様にしてトナーF及び現像剤Fを作製した。得られた現像剤Fを用い、実施例1と同様に画像安定性の評価を行った。その結果を表1に示す。
(トナーGの作製、現像剤Gの作製、画像形成・評価)
磁性粉含有ゲル状物(1)を磁性粉含有ゲル状物(7)に変更した以外は、実施例1と同様にしてトナーG及び現像剤Gを作製した。得られた現像剤Gを用い、実施例1と同様に画像安定性の評価を行った。その結果を表1に示す。
(トナーHの作製、現像剤Hの作製、画像形成・評価)
実施例1と配合を同様にして融合時間を1時間とすること以外は同様にしてトナーH及び現像剤Hを作製した。得られた現像剤Hを用い、実施例1と同様に画像安定性の評価を行った。その結果を表1に示す。
(トナーIの作製、現像剤Iの作製、画像形成・評価)
実施例1と配合を同様にして融合温度を105℃とし、融合時間を10時間とすること以外は同様にしてトナーI及び現像剤Iを作製した。得られた現像剤Iを用い、実施例1と同様に画像安定性の評価を行った。その結果を表1に示す。
Claims (1)
- 磁性粉を、カルボン酸基を有する単量体とスチレン単量体との共重合樹脂、及び、該共重合樹脂の塩から選択されるいずれか一方のカルボン酸基含有化合物で水中に分散し、得られた分散液を酸性にして、ゲル化した磁性粉含有ゲル状物を得た後、ゲル化した磁性粉含有ゲル状物と、酸性極性基を有する結着樹脂を含む樹脂微粒子分散液と、を少なくとも含有した混合溶液を凝集させて凝集体を形成する凝集工程と、
前記凝集体を前記結着樹脂のガラス転移点以上の温度に加熱して融合する融合工程と、
を少なくとも有する静電荷現像用トナーの製造方法であって、
前記カルボン酸基含有化合物は、重量平均分子量Mwが1800〜50000の範囲にあり、酸価が150〜600mgKOH/gの範囲にあることを特徴とする静電荷現像用トナーの製造方法。
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