JP4662421B2 - 有機酸の分離製造方法 - Google Patents
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さらに詳しくはアミノ酸の製造法に関し、ストレッカー法で合成したアミノ酸の製造工程でアミノ酸ソーダ水溶液を弱酸性陽イオン交換樹脂で処理した後、不純物である有機酸すなわちイミノジカルボン酸を含む粗アミノ酸水溶液をさらに弱塩基性陰イオン交換樹脂で処理することにより、アミノ酸を高純度かつ高収率で簡便に環境負荷を少なく工業的に製造するため利用することが出来る製造方法に関する。アミノ酸の一種であるグリシンは、医農薬合成原料、食品添加物、洗浄剤原料として広く使用されている有用な化合物である。
また目的とする有機酸を陰イオン交換樹脂に一旦吸着せしめた後、塩酸、硫酸などの鉱酸で陰イオン交換樹脂から溶離することから、鉱酸を含んだ回収液となる。溶離剤として水酸化ナトリウムなどの強塩基性の水溶液を用いた場合、回収を目的とする有機酸の水への溶解度が増して、晶析工程における回収が不利である。また、溶離剤として塩酸、硫酸などの鉱酸を用いた場合、溶離時に有機酸が析出する問題が懸念される(例えば、特許文献2参照)。
アミノ酸の一つであるグリシンの製造方法に関しては従来、ホルムアルデヒド、シアン化水素、およびアンモニアを原料にシュトレッカー法にて一旦グリシノニトリルを合成し、これを苛性ソーダ等のアルカリで加水分解してグリシンソーダとアンモニアに変換し、これを硫酸で中和し晶析法で回収し製造されている(例えば、特許文献3、特許文献4、特許文献5、特許文献6参照)。
生成する硫酸ナトリウムはグリシンと溶解度が酷似しているため1段の晶析では十分回収できない。そのため高温で硫酸ナトリウムの一部を晶析し、次に低温でグリシンを晶析する操作を複数回繰り返す等の煩雑な操作が必要であった(例えば、特許文献7参照)。
このイオン交換帯をアルカリ金属塩で再生するとグリシンの陰イオンはイオン交換され再生液に同伴されるので、グリシンの回収損失となってしまう。
本発明は、少なくとも2種類以上の有機酸を含む水溶液から有用な有機酸を分離製造するにあたり、多大の有用な有機酸を損失すること無く、高純度かつ高収率に有用な有機酸の分離製造する方法を提供することを目的とするものである。
1)少なくとも2種類以上の有機酸を含む水溶液から目的とする有機酸を回収する方法であって、該有機酸を含む水溶液を弱塩基性陰イオン交換樹脂に接触処理して不純物とする有機酸をイオン交換して吸着させ、目的とする有機酸を含む水溶液を製造する工程と、弱塩基性陰イオン交換樹脂の破過後、さらに継続して該有機酸を含む水溶液を弱塩基性陰イオン交換樹脂に接触処理して一部イオン交換して吸着している目的の有機酸を不純物の有機酸とイオン交換して脱離させる工程を含み、少なくとも2種類以上の有機酸において有機酸の組合せが、アミノ酸とイミノジカルボン酸であることを特徴とする有機酸を分離回収する方法。
2)少なくとも2種類以上の有機酸を含む水溶液がストレッカー法で合成されたアミノ酸を含む水溶液である1)記載の方法。
4)アミノ酸がグリシン、アラニン、メチオニンであることを特徴とする1)〜3)のいずれかに記載の方法。
7)一連のプロセスを1塔または多塔の弱塩基性陰イオン交換樹脂で充填されたカラムを其々独立して一連のプロセスを実施することを特徴とする3)〜6)のいずれかに記載の方法。
8)一連のプロセスをA塔とB塔の少なくとも2塔の弱塩基性陰イオン交換樹脂で充填されたカラムを直列につなぎ、(1)不純物としてイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸を含む粗グリシン水溶液をA塔の上部にフィードしA塔の下部よりグリシン水溶液を回収する、(2)A塔の下部から不純物であるイミノジ酢酸が流出したらA塔の下部とB塔の上部を繋ぎB塔の下部よりグリシン水溶液を回収しA塔は不純物としてイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸を含む粗グリシン水溶液のフィードを続ける処理をする、(3)A塔の下部から弱塩基性陰イオン交換樹脂に捕捉されていたグリシンがイミノジ酢酸とイオン交換されて流出しなくなったらA塔の下部とB塔の上部を切り離しB塔の上部に不純物としてイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸を含む粗グリシン水溶液をフィードしB塔の下部よりグリシンを回収する、切り離したA塔は再生工程を実施する、次に(2)と(3)の工程をA塔とB塔を交換して実施し、以上を繰り返すことで連続的にグリシンを製造することを特徴とする3)〜7)のいずれかに記載の方法。
本発明で分離製造の対象となる有機酸は、アミノ基を有する弱塩基性陰イオン交換樹脂と目的とする有機酸ならびに不純物とする有機酸の間に相対的な親和性、有機酸のカルボキシル基との吸着能力および置換の際の遊離能力がそれぞれ異なる化合物である。
このような有機酸としては、例えば、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸等の直鎖脂肪酸;シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、フマル酸、マレイン酸、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、イミノジ酢酸、イミノジプロピオン酸等のジカルボン酸;グリシン、アラニン、メチオニン、セリン、バリン、ロイシン、イソロイシン、トレオニン、システイン、シスチン、フェニルアラニン、グルタミン酸、アスパラギン酸等のアミノ酸;グリコール酸、乳酸、ヒドロキシアクリル酸、α−オキシ酪酸、グリセリン酸、タルトロン酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、サリチル酸、没食子酸、マンデル酸、トロバ酸、アスコルビン酸、グルコン酸等のオキシ酸;桂皮酸、安息香酸、フェニル酢酸、ニコチン酸、カイニン酸、ソルビン酸、ピロリドンカルボン酸、トリメリット酸等の芳香族又は複素環のポリカルボン酸などの中から挙げられる。
好ましくは、アミノ酸であるグリシン、アラニンである。特に好ましくは、グリシンとその副生成物であるイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸から構成された有機酸の組合せが挙げられる。
好ましくは、2級のアミノ基からなる官能基を有し、樹脂母体がスチレン系の弱塩基性陰イオン交換樹脂である。中でもアンバーライトIRA−96SBを用いると、驚くべきことにグリシンの回収効率が最も優れている。
樹脂処理の時間は、被処理液の濃度、イオン交換塔のサイズで異なるが、バッチ式の場合、通常1〜6hrの範囲、好ましくは1〜4hrの範囲である。連続式で処理する場合、樹脂塔への通液速度は液空間速度(L/L−樹脂/Hr)で1〜20の範囲、好ましくは5〜15の範囲である。
回収液の分析は、グリシン、アラニン、イミノジ酢酸及びイミノジプロピオン酸はオルトフタルアルデヒドのポストカラム法高速アミノ酸分析法で行った。島津社製 Shim-pack Amino-Naカラム(6mm×100mm)を用い島津LC-10A島津LC-10A高速アミノ酸分析システムに島津社製の蛍光検出器にて検出した(以下、「OPA分析」とする)。グリコール酸、乳酸、ギ酸及び酢酸は島津のpH緩衝化ポストカラム電気伝導度検出法で行った。島津社製 Shim-pack Amino-Naカラム(6mm×100mm)を用い島津社製ポンプLC-10ADをはじめとした島津LC-10A有機酸分析システムにて島津社製の電気伝導度検出器CDD-10Aにて検出した(以下、「有機酸分析」とする)。
次に、実施例および参考例によって本発明を説明する。
バッチ式プロセスによる通液
一般的に公知なアミノ酸合成法であるストレッカー法で得られるグリシンソーダ水溶液を弱酸性陽イオン交換樹脂でナトリウムイオンをイオン交換処理して得られた粗グリシン水溶液(不純物としてイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸を含む)に相当する模擬液を試薬から調整した。グリシン濃度を11.1重量%、その他の不純物はそれぞれイミノジ酢酸が1.26重量%、グリコール酸が658重量ppm、ギ酸が321重量ppm、ナトリウムイオン量が21重量ppmとした。この調整した粗グリシン水溶液730g(pH=3.6)を弱塩基性陰イオン交換樹脂アンバーライトIRA−96SB(商品名オルガノ(株))(OH型)100mlを充填した樹脂塔にダウンフローで通液し、グリシン水溶液を得た。操作温度は40℃、通液の液空間速度は4.6(L/L−樹脂/Hr)で行った。有機酸であるイミノジ酢酸のイオン交換の状況は処理出口液の電導度及びpH測定結果からリアルタイムでモニタリングし、最終的にはOPA分析より決定した。該水溶液650ml流した時点でpH=6.3を観測し、該弱塩基性陰イオン交換樹脂の過破過を確認したが、そのまま該水溶液を流し続け、最終的に700mlを流した時点で該操作を終了した。(実験後のOPA分析より、520ml流した時点からイミノジ酢酸の漏出は始まっていたことが判明し、結局粗グリシン水溶液での過破過通液を180mlで行ったことになる。)
イオン交換の状況は処理出口液の電導度及びpH測定結果からリアルタイムでモニタリングした。このようにして得られたグリシン水溶液についてOPA分析からグリシンは10.8重量%、不純物であるイミノジ酢酸は175重量ppm/グリシン基にまで抑えられたことが確認された。有機酸分析から不純物であるグリコール酸、ギ酸は、未検出を確認した。また、再生廃液中のグリシン濃度は、132重量ppmであった。グリシンの回収損失は、0.022%であった。
樹脂種の影響を実施例1の条件を基に確認した。ただし、樹脂により交換容量が異なるため、通液量およびグリシン液の回収量は異なる。それらの結果を表1に示す。
連続式プロセスによる通液
弱塩基性陰イオン交換樹脂アンバーライトIRA−96SB(商品名オルガノ(株))(OH型)100mlを充填した樹脂塔3塔(A、B、C)を直列に接続したシステムに実施例1と同様の11.1重量%粗グリシン水溶液(pH=3.6)をダウンフローで通液した。樹脂塔A頭部への通液(4.6L/L−樹脂/Hr 70min)を実施してグリシン水溶液を回収し、引き続き過破過通液(4.6L/L−樹脂/Hr 25min)を実施し、通液をB塔頭部へ切り替える。過破過通液の終了したA塔は、粗グリシン液押し出し(4.6L/L−樹脂/Hr 15min)、逆洗(4.6L/L−樹脂/Hr 15min)、再生(4.6L/L−樹脂/Hr 20min)、1N−水酸化ナトリウム水溶液を押し出し(4.6L/L−樹脂/Hr 15min)の一連のプロセスを実施した。B塔、C塔についてもA塔と同様のプロセスを順次実施し、最終的に2サイクル運転した。プロセスのタイムチャートを表2に示す。また、その結果を表3に示す。なお、OPA分析及び有機酸分析の条件は実施例1と同様である。
バッチ式プロセスによる通液
一般的に公知なアミノ酸合成法であるストレッカー法で得られる粗アラニンソーダ水溶液を弱酸性陽イオン交換樹脂でナトリウムイオンをイオン交換処理して除去し、アラニン濃度が11.1重量%、その他の副生成物はそれぞれイミノジプロピオン酸が1.73重量%、乳酸が762重量ppm、酢酸が338重量ppm、ナトリウムイオン量が17重量ppmの粗アラニン水溶液を得た。この粗アラニン水溶液660g(pH=3.6)を実施例1と同様に最終的に630mlを流した時点で該操作を終了した。(実験後のOPA分析より、470ml流した時点からイミノジプロピオン酸の漏出は始まっていたことが判明し、結局粗アラニン水溶液での過破過通液を160mlで行ったことになる。) その後は、実施例1と同一条件にて水による残アラニン水溶液の押し出し操作、水による逆洗浄操作、1N−水酸化ナトリウム水溶液による再生操作を順次行った。
分析の結果、得られたアラニン水溶液についてアラニンは10.8重量%、イミノジプロピオン酸は181重量ppm/アラニン基、乳酸、酢酸は未検出であった。また、再生廃液中のアラニン濃度は、156重量ppmであった。アラニンの回収損失は、0.024%であった。
不純物としてイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸を含む粗グリシン水溶液による過破過通液非実施条件
粗グリシン水溶液による過破過通液効果を明確にするため、粗グリシン水溶液通液量を520mlで止めて、次の過破過通液を行わず、その他は実施例1と同一条件にて、水による残グリシン水溶液の押し出し操作、水による逆洗浄操作、1N−水酸化ナトリウム水溶液による再生操作を順次行った。分析の結果、得られたグリシン水溶液中のイミノジ酢酸のイオン量は196重量ppm/グリシン基であった。また、再生廃液中のグリシン濃度は、2040重量ppmであった。グリシンの回収損失は、0.38%であった。
Claims (8)
- 少なくとも2種類以上の有機酸を含む水溶液から目的とする有機酸を回収する方法であって、該有機酸を含む水溶液を弱塩基性陰イオン交換樹脂に接触処理して不純物とする有機酸をイオン交換して吸着させ、目的とする有機酸を含む水溶液を製造する工程と、弱塩基性陰イオン交換樹脂の破過後、さらに継続して該有機酸を含む水溶液を弱塩基性陰イオン交換樹脂に接触処理して一部イオン交換して吸着している目的の有機酸を不純物の有機酸とイオン交換して脱離させる工程を含み、少なくとも2種類以上の有機酸において有機酸の組合せが、アミノ酸とイミノジカルボン酸であることを特徴とする有機酸を分離回収する方法。
- 少なくとも2種類以上の有機酸を含む水溶液がストレッカー法で合成されたアミノ酸を含む水溶液である請求項1に記載の方法。
- イミノジカルボン酸を含む粗アミノ酸水溶液からアミノ酸を分離回収する一連のプロセスが、a)イミノジカルボン酸を含む粗アミノ酸水溶液を弱塩基性陰イオン交換樹脂と接触処理させて不純物であるイミノジカルボン酸をイオン交換しアミノ酸水溶液を製造するイオン交換工程、b)弱塩基性陰イオン交換樹脂の破過後、さらに継続してイミノジカルボン酸を含む粗アミノ酸水溶液を弱塩基性陰イオン交換樹脂に接触処理させて弱塩基性陰イオン交換樹脂に捕捉されたアミノ酸とイミノジカルボン酸をイオン交換してアミノ酸を回収する工程、c)弱塩基性陰イオン交換樹脂に残存するアミノ酸含有水溶液を水で押し出し洗浄する工程、d)弱塩基性陰イオン交換樹脂に基部から水を流し逆洗浄する工程、e)アルカリ金属水酸化物の水溶液を弱塩基性陰イオン交換樹脂に接触処理させて弱塩基性陰イオン交換樹脂を再生する工程、f)弱塩基性陰イオン交換樹脂に残存するイミノジカルボン酸のアルカリ金属塩含有水溶液を水で押し出し洗浄する工程からなる一連のプロセスであることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
- アミノ酸がグリシン、アラニン、メチオニンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の方法。
- 不純物としてイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸を含む粗グリシン水溶液からグリシンを分離回収する一連のプロセスが、a)不純物としてイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸を含む粗グリシン水溶液を弱塩基性陰イオン交換樹脂と接触処理させて不純物であるイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸をイオン交換しグリシン水溶液を製造するイオン交換工程、b)弱塩基性陰イオン交換樹脂の破過後もさらに継続してイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸を含む粗グリシン水溶液を弱塩基性陰イオン交換樹脂に接触処理させて弱塩基性陰イオン交換樹脂に捕捉されたグリシンと不純物であるイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸をイオン交換してグリシンを回収する工程、c)弱塩基性陰イオン交換樹脂に残存するグリシン含有水溶液を水で押し出し洗浄する工程、d)弱塩基性陰イオン交換樹脂に基部から水を流し逆洗浄する工程、e)アルカリ金属水酸化物の水溶液を弱塩基性陰イオン交換樹脂に接触処理させて弱塩基性陰イオン交換樹脂に捕捉されたイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸とイオン交換して弱塩基性陰イオン交換樹脂を再生する工程、f)弱塩基性陰イオン交換樹脂に残存するイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸のアルカリ金属塩水溶液を水で押し出し洗浄する工程からなる一連のプロセスであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の方法。
- アルカリ金属水酸化物のアルカリ金属がナトリウムである事を特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載の方法。
- 一連のプロセスを1塔または多塔の弱塩基性陰イオン交換樹脂で充填されたカラムを其々独立して一連のプロセスを実施することを特徴とする請求項3〜6のいずれかに記載の方法。
- 一連のプロセスをA塔とB塔の少なくとも2塔の弱塩基性陰イオン交換樹脂で充填されたカラムを直列につなぎ、(1)不純物としてイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸を含む粗グリシン水溶液をA塔の上部にフィードしA塔の下部よりグリシン水溶液を回収する、(2)A塔の下部から不純物であるイミノジ酢酸が流出したらA塔の下部とB塔の上部を繋ぎB塔の下部よりグリシン水溶液を回収しA塔は不純物としてイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸を含む粗グリシン水溶液のフィードを続ける処理をする、(3)A塔の下部から弱塩基性陰イオン交換樹脂に捕捉されていたグリシンがイミノジ酢酸とイオン交換されて流出しなくなったらA塔の下部とB塔の上部を切り離しB塔の上部に不純物としてイミノジ酢酸、グリコール酸、ギ酸を含む粗グリシン水溶液をフィードしB塔の下部よりグリシンを回収する、切り離したA塔は再生工程を実施する、次に(2)と(3)の工程をA塔とB塔を交換して実施し、以上を繰り返すことで連続的にグリシンを製造することを特徴とする請求項3〜7のいずれかに記載の方法。
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