JP4672182B2 - 車両の端末防護システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、軌道上を走行する車両の端末防護システムに関し、特に、端末駅において車両が停止すべき位置を越えて走行した場合に、自動的に車両を減速あるいは停止させることのできる車両の端末防護システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、新交通システムなど軌道上を走行する交通システムにおいては、その軌道の端部に、車両がその先に行かないように車止めが設置されている。車両が、自動運転されている時には、一般に、ATP(Automatic Train Protection)装置により、車止めの手前で非常ブレーキが作動し、車両が車止めに衝突することなく停止するようになっている。しかし、手動運転時においては、運転手が目視確認によりブレーキ操作を行うため、操作の遅れ、失念、及び勘違い等の人為的ミスにより、車両が適正な位置で停車せず、車止めに衝突する場合が起こり得る。
【0003】
一方、車両には手動運転最高速度(V1とする)が設定してあるため、運転手が人為的ミスを犯した場合にあっても車両の速度はV1以上にはならない。従って、前述した車止めは、通常、手動運転時の最高速度V1で衝突した時に耐えられるように設計・製作されている。いま、車両の質量をmとすると、想定される車両の最高速度はV1であるから、車止めに衝突した際の運動エネルギーは1/2×m×V1 2となり、車止めは、そのエネルギーを吸収できるように設計・製作しておく必要があることになる。
【0004】
かかる車止めの種類としては、レールを山状に屈曲させたもの、ハニカム構造のもの、及びバネ式のものなど種々あるが、新交通システムにおいては、オイルダンパー式のショックアブソーバを内蔵した車止めが多用されている。図4は、かかるオイルダンパー式の車止めの一例を示した図である。図の(a)が側面図を、(b)が上面図を、そして(c)が正面図を示している。
【0005】
図4に示す車止め51は、新交通システムの軌道52の最終端末に設けられるものであり、図に示すように、先端部の受圧部53、衝突エネルギーを吸収するオイルダンパ54、オイルダンパ54を固定する頑丈な受台55、及びそれらを支持する架台56によって構成されている。車両が衝突した場合には、先端車両の連結器が受圧部53に嵌合するように接触し、前記オイルダンパ54の作用により、衝突エネルギーが吸収される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の車止めは、前述のように、手動運転時の最高速度V1に基づく大きな運動エネルギーを吸収する必要があり、大型で大容量のものにならざるを得ず、広い設置スペースも必要となり、コストの高いものであった。また、衝突速度が大きいため、車両側に与えるダメージも大きく、車両の構造強度を高くする必要もあった。従って、停車すべき位置を越えて車止めに衝突するような場合であっては、車両にブレーキをかけて衝突速度を小さく押さえられる装置が望まれる。
【0007】
そこで、本発明の目的は、軌道上を走行する車両が、端末駅の停車すべき位置を越えて走行した場合に自動的に車両にブレーキをかけ、車両を減速して車止めへの衝突時の速度を小さくすることのできる車両の端末防護システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、車両の軌道上に軌道面から突起した地上子を設けると共に、車両の下面にブレーキ作動装置を設け、車両が地上子の上を通過した時に、当該地上子がブレーキ作動装置に接触してブレーキ装置が作動するようにすることである。従って、本発明によれば、車両が、端末駅の停車位置を越えて走行した場合にも自動的に車両にブレーキをかけることができ、車止めに衝突する速度を小さくすることができる。よって、車止めを小型、小容量にすることができるため低コスト化が図れると共に、車両に与えるダメージも小さくすることができ、車両の構造強度を下げることができるため、車両の低コスト化が図れる。
【0009】
上記の目的を達成するために、本発明の別の側面は、軌道上を走行する車両の端末防護システムであって、前記軌道上であって前記車両の端末駅の停車位置と車止めの間の位置に設置され、前記軌道面から突起している地上子と、前記車両に設置されたブレーキ装置と、前記車両に設けられ、前記車両が前記地上子の設置位置を通過した時に前記地上子と接触する位置に設置され、前記接触により前記ブレーキ装置を作動するブレーキ作動装置とを有することを特徴とする。
【0010】
更に、上記の発明において、その好ましい態様は、前記ブレーキ作動装置が回動可能なレバーを有し、当該レバーにおいて前記地上子との接触が行われ、当該接触により当該レバーが回動して前記ブレーキ装置の作動が行われることを特徴とする。
【0011】
更に、上記の発明において、その好ましい態様は、前記ブレーキ作動装置と前記地上子との接触により、前記ブレーキ装置からの空気排出がなされて前記ブレーキ装置の作動が行われることを特徴とする。
【0012】
更に、上記の発明において、別の態様は、前記ブレーキ作動装置と前記地上子との接触により、前記ブレーキ装置への空気供給がなされて前記ブレーキ装置の作動が行われることを特徴とする。
【0013】
また、上記の発明において、別の態様は、前記ブレーキ装置が、電磁切換弁により動作し、前記ブレーキ作動装置が、前記電磁切換弁への電気配線の一部で構成され、前記ブレーキ作動装置と前記地上子との接触により、当該電気配線の一部が切断されて前記電磁切換弁が動作し、前記ブレーキ装置への空気供給がなされることを特徴とする。
【0014】
本発明の更なる目的及び、特徴は、以下に説明する発明の実施の形態から明らかになる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照番号又は参照記号を付して説明する。
【0016】
図1は、本発明を適用した車両の端末防護システムに係る第一の実施の形態例を示した構成図である。図の(a)は側面図を、図の(b)は正面図(図1(a)のA視図)を示している。図に示す車両4は、軌道52に沿って走行する新交通システムの車両であり、軌道52の最終端部には従来方式の車止め2が設置されている。本発明を適用した端末防護システム1は、軌道52上の地上子3、車両4が有するブレーキ装置40(図1には示していない)、及びそのブレーキ装置40の作動装置である非常ブレーキ作動用弁6によって構成され、車両4が停車位置を越えて走行した場合に、非常ブレーキ作動用弁6の作用により自動的に車両4にブレーキをかけ、車止め2への衝突速度を小さくしようとするものである。
【0017】
地上子3は、軌道52上の車止め2から適当な距離Lの位置(図のM点)に設置された固定物であり、軌道52面から上側に突起した形状を有している。そして、軌道52の幅方向の設置位置は、車両4が通過した際に、後述する非常ブレーキ作動用弁6の非常レバー7と接触する位置であり、また、その高さ及び形状は、非常レバー7以外のものには接触しないようになっている。地上子3としては、例えば、棒状や板状の鋼材等を用いることができる。
【0018】
非常ブレーキ作動用弁6は、図1の(b)に示すように、車両4の台車5の下部に設置され、当該非常ブレーキ作動用弁6を作動させるための非常レバー7を有している。この非常レバー7は、軌道52面に対し水平に回動できるように設置され、通常は、図1(b)のように、車両4の進行方向に直行する方向に位置している。
【0019】
従って、車両4が、軌道52の端部において、停車位置を越え車止め2に向かって走行した場合には、車両4が地上子3の上を通過した際に、地上子3と非常レバー7が接触し、その接触により、非常レバー7が前記車両4の進行方向に直行する方向から回動され、前記非常ブレーキ作動用弁6が作動する。これにより、前記車両4のブレーキ装置が作動して、車両4が減速し、車止め2に衝突する際の衝撃エネルギーを小さくすることができる。
【0020】
図2は、本実施の形態例に係る端末防護システム1の非常ブレーキ作動用弁6とブレーキ装置40の構成を示した図である。本実施の形態例では、ブレーキ装置40として、通常、駐車用ブレーキとして設置される補助ブレーキ9を用いている。補助ブレーキ9は、駆動モータ8の出力側に設けられ、車両4の電源及び圧縮空気源が全て遮断された場合であっても、ブレーキ力が維持されるように、エアシリンダ13内の圧縮バネ12によって、駆動モータ8の出力軸に固定されたブレーキ板10に、相互に対向して設けられたブレーキシュー11を押し付ける構造となっている。また、ブレーキ装置40には、前記補助ブレーキ9への圧縮空気の供給を切り換える電磁切換弁14が設けられている。
【0021】
一方、非常ブレーキ作動用弁6は、図2に示すように、前述した非常レバー7、非常レバー7の回動により回転する作動子22、当該作動子22の回転作用によって作動されるスイッチ15及び弁体19などで構成され、前記電磁切換弁14の電気回路の遮断と前記エアシリンダ13からの排気を可能にする。
【0022】
以上のように構成されている非常ブレーキ作動用弁6とブレーキ装置40は、車両4の正常な運行時においては、以下のように機能している。まず、非常ブレーキ作動用弁6の非常レバー7は、前述のように、正常な運行時には、図2に示す位置(実線)にある。従って、スイッチ15は、電磁切換弁14の電気配線14cを通電状態としているため、ソレノイド14bが励磁して、弁体14aはポジションCの状態にある。これにより、空気溜16からのブレーキパイプ17は、前記エアシリンダ13に連通し、従って、適正な圧力の圧縮空気がエアシリンダ13内に充填される。この圧縮空気の圧力によって、圧縮バネ12が圧縮され、ブレーキシュー11がブレーキ板10から離れるため、ブレーキが作用しない状態となっている。
【0023】
また、エアシリンダ13からの排気パイプ18は、図に示すように、非常ブレーキ作動用弁6に繋がっているが、非常レバー7が、前述の位置にあるため、非常ブレーキ作動用弁6内の弁体19は、バネ20によってポジションAの状態に保たれている。従って、排気パイプ18は外気と遮断され、エアシリンダ13からの排気は行われない。
【0024】
このように、正常な運行中は、エアシリンダ13内の圧力が規定値に保持され、補助ブレーキ9が作用することはない。
【0025】
次に、車両4が停車位置を越えて過走した場合の非常ブレーキ作動用弁6とブレーキ装置40の動作について説明する。車両4が走行し、図1のM地点まで到達すると、前述したとおり、地上子3が非常ブレーキ作動用弁6の非常レバー7に接触して、非常レバー7が回動する。そして、図2の矢印で示す方向に回転し、図中の一転鎖線で示す位置となり、この動きに伴い、非常レバー7にピン21によって固定されている作動子22も一点鎖線で示す位置に回転する。
【0026】
この作動子22の回転により、まず、作動子22の一方で前記スイッチ15が押し上げられ、電磁切換弁14の電気回路を遮断する。すると、電磁切換弁14内では、バネ14dの押力が作用して弁体14aをポジションDの状態に切り換える。これにより、ブレーキパイプ17が遮断され、補助ブレーキ9のエアシリンダ13への圧縮空気の供給が断たれる。
【0027】
また、同時に、前記作動子22の反対側において、作動子22の回転により、非常ブレーキ作動用弁6内の弁体19が押されて移動し、ポジションBの状態に切り換わる。従って、前記排気パイプ18が外部と連通し、エアシリンダ13内の圧縮空気が急速に大気中に排出される。これにより、エアシリンダ13内の圧縮バネ12が伸張し、ブレーキシュー11がブレーキ板10を加圧して、車両4にブレーキがかかり、車両4は急速に減速することになる。
【0028】
以上説明したように、本実施の形態例に係る端末防護システム1を用いることにより、運転手の人為的ミスで車両4が過走した場合にも、地上子3が設置されている地点で補助ブレーキ9が自動的に作動し、車両4は減速されて車止め2に達する。車両4が前述した手動運転最高速度V1(一般的には、5〜20km/h)で進入した場合には、図1に示すように、M地点から減速され、車止め2と衝突するN地点では、V1より小さいV2(好ましくは、0〜5km/h)の速度となる。なお、この速度V2は、車両4の質量m、図1の距離L、及び補助ブレーキ9の能力から決定される速度となる。
【0029】
従って、本端末防護システム1を用いることにより、車止め2の設計基準を従来のV1から、それよりも小さい値のV2とすることができ、即ち、従来より小さい衝突速度に対応するエネルギー吸収能力をもつものとすることができ、車止め2の小型化、小容量化を図るので、低コスト化が図れる。また、車両4に与えるダメージも小さくすることができ、車両の構造強度を下げることもできるので車両の低コスト化も図れる。
【0030】
次に、本発明を適用した端末防護システムに係る第二の実施の形態例について説明する。第二の実施の形態例に係る端末防護システムも、地上子、車両が有するブレーキ装置、及びそのブレーキの作動装置から構成され、第一の実施の形態例との相違は、異なる種類のブレーキ装置を用いている点である。
【0031】
本形態例の端末防護システムにおける地上子23は、第一の実施の形態例における地上子3と同じであり、図1に示した地上子3と同様に設置される。また、本端末防護システムにおけるブレーキの作動装置は、非常用遮断器25と称するが、第一の実施の形態例における非常ブレーキ作動用弁6と同様に地上子23によって回動する非常レバー26を有し、これも図1に示した非常ブレーキ作動用弁6と同様に設置される。
【0032】
従って、地上子23と非常用遮断器25の関係も、第一の実施の形態例における地上子3と非常ブレーキ作動用弁6の関係と同じであり、車両4が地上子23の上を通過した際に、非常用遮断器25の非常レバー26が地上子23と接触することによって回動し、それにより、ブレーキ装置41が作動され車両4が減速する構造となっている。
【0033】
図3は、第二の実施の形態例に係る端末防護システムの非常用遮断器25とブレーキ装置41の構成を示した図である。本実施の形態例では、ブレーキ装置41に、主ブレーキを用いており、この点が、補助ブレーキ9を用いていた第一の実施の形態例と異なる。ブレーキ装置41は、図に示すように、走行輪36にブレーキをかけるブレーキシリンダ34、ブレーキシリンダ34に圧縮空気を供給する中継弁31、中継弁31に圧縮空気を送る電磁切換弁29などで構成される。また、非常用遮断器25は、前述した非常レバー26、非常レバー26と共に回転する作動子28、及びスイッチ24などで構成されている。
【0034】
車両4が、正常に運行されている際には、非常用遮断器25の非常レバー26は、図3の実線で示す位置にあり、スイッチ24は、電磁切換弁29の電気回路を通電状態としているので、電磁切換弁29の弁体29aは、ソレノイド29bによりポジションEに保たれる。従って、制御空気管30から中継弁31へ圧縮空気が供給され、弁棒32が上方に押し上げられた状態であるため、空気溜33からブレーキシリンダ34に圧縮空気が供給されず、ブレーキが作動していない状態となっている。
【0035】
一方、車両4が、第一の実施例の場合と同様に過走した場合には、地上子23の地点で、地上子23と非常レバー26が接触し、非常レバー26が図3の矢印の方向に回転して、一点鎖線で示す位置となる。これに伴い、ピン27で非常レバー26に固定された作動子28も回転して、図の一点鎖線の位置となる。この作動子28の回転により、スイッチ24が押し上げられ、電磁切換弁29の電気配線29cの通電が遮断されるので、弁体29aがバネ29dによりポジションFに移動する。すると、制御空気管30から中継弁31への圧縮空気の供給が遮断されると共に、中継弁31への管路が大気に連通するため中継弁31の下部の内圧が開放される。この結果、弁棒32が下方に下がり、空気溜33の圧縮空気が中継弁31を経由してブレーキシリンダ34に一挙に流入し、ブレーキが作用して、車両4は急激に減速する。
【0036】
以上説明したように、第二の実施の形態例に係る端末防護システムを用いた場合にも、車両4が過走した際に自動的にブレーキが作動し、車止め2への衝突速度を減速できるので、第一の実施の形態例と同様の効果を得られるが、本実施の形態例では、前述のとおり、主ブレーキを作動させるため、減速の効果は、第一の実施の形態例の場合よりも大である。また、第一の実施の形態例に係る端末防護システム1と併用することにより、即ち、補助ブレーキ9と主ブレーキの両方が作動するようにすることにより、更に、効果を大きくすることができる。
【0037】
また、非常用遮断器25に代えて、電磁切換弁29の電気配線29cを非常レバー26の位置に張架し、車両4が地上子23上を通過した際に、地上子23によって上記電気配線29cが切断される態様としてもよい。この場合にも、電気配線29cの切断が、前述した非常レバー26の回動と同じ作用をもたらすため、過走した車両4に自動的にブレーキをかけることができ、同様の効果を得られる。
【0038】
以上説明したように、第一あるいは第二の実施の形態例に係る端末防護システムにより、車両4が手動運転中に端末駅の停車すべき位置を越えて過走した場合にも、自動的に非常ブレーキをかけて車両4を減速又は停車させることができ、車止め2への衝突エネルギーを小さくできるため、車止め2の小型化、小容量化が可能となり、低コスト化を図ることができると共に、車両の構造強度を下げることもできるので、車両の低コスト化が図れる。
【0039】
なお、端末防護システムを構成するブレーキ装置については、上述した実施の形態例で用いたブレーキ装置40及び41以外の種類のものを用いてもよい。
【0040】
【発明の効果】
以上、本発明によれば、車両が、端末駅の停車位置を越えて走行した場合にも自動的に車両にブレーキをかけることができ、車止めに衝突する速度を小さくすることができる。よって、車止めを小型、小容量にすることができるため低コスト化が図れると共に、車両に与えるダメージも小さくすることができるため、車両の構造強度を下げることもできるので車両の低コスト化が図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した交通車両の端末防護システムに係る第一の実施の形態例を示した構成図である。
【図2】第一の実施の形態例に係る端末防護システム1の非常ブレーキ作動用弁6とブレーキ装置40の構成を示した図である。
【図3】第二の実施の形態例に係る端末防護システムの非常用遮断器25とブレーキ装置41の構成を示した図である。
【図4】オイルダンパー式の車止めの一例を示した図である。
【符号の説明】
1 端末防護システム
2 車止め
3 地上子
4 車両
5 台車
6 非常ブレーキ作動用弁
7 非常レバー
8 駆動モータ
9 補助ブレーキ
10 ブレーキ板
11 ブレーキシュー
12 圧縮バネ
13 エアシリンダ
14 電磁切換弁
14a 弁体
14b ソレノイド
14c 電気配線
14d バネ
15 スイッチ
16 空気溜
17 ブレーキパイプ
18 排気パイプ
19 弁体
20 バネ
21 ピン
22 作動子
23 地上子
24 スイッチ
25 非常用遮断器
26 非常レバー
27 ピン
28 作動子
29 電磁切換弁
29a 弁体
29b ソレノイド
29c 電気配線
29d バネ
30制御空気管
31 中継弁
32 弁棒
33 空気溜
34 ブレーキシリンダ
36 走行輪
40 ブレーキ装置
41 ブレーキ装置
51 車止め
52 軌道
53 受圧部
54 オイルダンパ
55 受台
56 架台

Claims (1)

  1. 軌道上を走行する車両の端末防護システムであって、
    前記軌道上であって前記車両の端末駅の停車位置と車止めの間の位置に設置され、前記軌道面から突起している地上子と、
    前記車両に設置されたブレーキ装置と、
    前記車両に設けられ、前記車両が前記地上子の設置位置を通過した時に前記地上子と接触する位置に設置され、前記接触により前記ブレーキ装置を作動するブレーキ作動装置と、を有し、
    前記ブレーキ装置は、電磁切換弁により動作し、
    前記ブレーキ作動装置は、前記電磁切換弁への電気配線の一部で構成されると共に、回動可能なレバーと、前記レバーが回動することで前記ブレーキ装置からの空気排出を行う弁体とを有し、
    前記レバーと前記地上子との接触により、前記レバーが回動し、前記電気配線の一部が切断されて前記電磁切換弁が動作することで、前記ブレーキ装置から空気排出がなされて前記ブレーキ装置の作動が行われ、
    前記電磁切換弁は、前記電気配線の一部が接続されることで、前記ブレーキ装置への空気供給を行う一方で、前記電気配線の一部が切断されることで、前記ブレーキ装置への空気供給の遮断を行い、
    前記弁体は、前記電気配線の一部が通電状態となると前記ブレーキ装置からの空気排出の遮断を行う一方で、前記電気配線の一部が切断状態となると前記ブレーキ装置からの空気排出を行う
    ことを特徴とする車両の端末防護システム。
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