JP4751976B2 - 金属製のパイプ部材に対する溝の加工装置 - Google Patents

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Description

本発明は、金属製のパイプ部材を治具にセットし、そのパイプ部材の軸線と交差する方向を部分的に押圧陥入させて所定形状の溝を軸線上に付形する溝の加工装置に関するものである。
自動車用のヘッドレストステーを金属製のパイプ部材から形成する製品として例示すると、図11で示すように金属製のパイプ部材をコの字状に軸曲げすると共に、ヘッドレスト高さ調整用のレの字状を呈する1〜6個程度のフリー溝gと、ヘッドレスト抜外れ防止用のコの字状を呈する1または2個程度のストッパ溝gとを片縦軸部の側面を部分的に窪ませてラチエット爪を係止乃至は離脱可能に設けることにより構成されている。
その溝をパイプ部材の側面に形成するに、切削刃によるブローチまたはスライス加工を適用すると、指定形状の溝を容易に形成できるが、切粉が発生し、外傷が発生し易いばかりでなく、肉厚の削取りによる剛性の低下を招いてしまう。
パイプ部材に対する溝の付形には、先端側を溝形状に合わせて曲面形に形成したポンチ(特許文献1)、先端側を溝形状に合わせて楔形状に形成した成形刃(特許文献2)をパイプ部材の軸線と直交方向から側面に下降動させて各溝をプレス成形し、また、先端側を溝形状に合わせて斜めに面取りしたパンチ(特許文献3)をパイプ部材の軸線と斜め方向から側面に下降動させて各溝をプレス成形することが提案されている。
そのプレス加工では、パンチによる圧力をパイプ部材の側面に真っ向から加えて側面を径内方向に押し込む張力により溝を成形するため、パンチによる圧力が溝の縁部にまで作用し、外周の偏平度(真円度)を大きく変えることから、大きなダレが溝の縁部に生じてしまう。
そのプレス成形のみによる以外、パンチを回動させながら刃先をパイプ部材の側面に圧接させて溝の予備成形を行った後、プレスポンチによるシェービング加工により肉厚の一部を削り取ることが提案されている(特許文献4)。
その溝の加工装置では、パンチを回動させながらパイプの軸線に対する直交方向より移動させて刃先をパイプ部材の側面に圧接させるものであるため、指定形状の溝を付形するに必要なパンチの回動と移動とを適度に合わせるのが難しい。また、異なる工具を個別に作動させて溝を形成するものであるから、プレスポンチを予備成形溝の形状に合わせて正確に作動することが難しく、肉厚の削取りによる切粉が発生し、剛性の低下も免れ得ない。
上述したプレス成形と併用し、溝形状に相応する切欠を軸線上に設けた芯金をパイプ部材の径内に挿置することも提案されている(特許文献5)。
その芯金を併用する場合、芯金の出入れに著しく手間が掛かるため、製品の生産性に劣ると共に、上述した外周の偏平度(真円度)乃至は成形断面のダレから満足し得る溝を形成できない。
その他に、エピサイクロイド機構と球継手による揺動運動をスピンドルに起させ、スピンドルの先端に取り付けた所定の溝形状に相応する先端形状を有する成形具により、溝をスエージング加工でパイプ部材の側面に付形することも提案されている(特許文献6)。
そのスエージング加工では、プレス成形と比べれば、成形具がパイプ部材の側面を所定の溝形状にまで徐々に陥入するよう作用するため、溝の縁回りに生ずるダレの発生を抑えられる。但し、エピサイクロイド機構が機構的に複雑で高価なものであるところから、製品コストが嵩む。
特開2001−239340号 特開2001−18014号 特開2002−204733号 特開2002−210519号 特開2002−120022号 特開2000−51957号
本発明の解決しようとする課題は、切粉の発生する切削によらず、また、芯金をパイプ部材の径内に挿置することによらず、外周の偏平度(真円度)を保って溝の縁部におけるダレの発生を抑え、所定形状の溝をパイプ部材の側面に簡単な機構で正確に付形可能な溝の加工装置を構成する点にある。
本願の請求項1に係る発明は、金属製のパイプ部材をセットする治具と所定形状の溝を付形するに相応した輪郭形状を有する突条歯を円周面に設けた複数の空転ローラと各空転ローラを直列的に並べてローラ軸で軸承保持するローラホルダーとローラホルダーを治具にセットした金属製のパイプに向けて移動させる動力手段とを備えパイプ部材の軸線と交差する方向に所定形状の溝を複数の空転ローラで付形するための溝の加工装置において
最終溝よりも浅くて狭幅のV字溝を付形する突条歯を円周面に設けた先頭ローラと先頭ローラによって付形された溝の溝口側を深く付形する突条歯を円周面に設けた第一の中間ローラと第一の中間ローラによって付形された溝口側の広い溝の溝奥側を扁平面に付形する突条歯を円周面に設けた第二の中間ローラと第二の中間ローラによって付形された溝を溝の深さ,扁平面の幅及び傾斜面の長さを最終溝の溝形状に近づくまで付形する突条歯を円周面に設けた第三の中間ローラを複数の中間ローラとして含み第三の中間ローラによって付形された形状の溝から最終形状の溝を付形するに相応した輪郭形状の突条歯を設けた最後尾ローラを備え先頭ローラ,複数の中間ローラ,最後尾ローラを順次直列的に並べてローラホルダーで軸承支持した空転ローラのローラ列を備え付けたことを特徴とする。
本願の請求項2に係る発明は、先頭ローラによって付形されたV字溝の溝口側を深く付形する突条歯を円周面に設けた第一の中間ローラと第一の中間ローラによって付形された溝口側の広いV字溝の溝奥側を扁平面に付形すると共に、溝口側の広いV字溝の片斜面を垂直面とし且つ他斜面を溝奥側より緩やかな上り勾配の傾斜面として付形する突条歯を円周面に設けた第二の中間ローラと第二の中間ローラによって付形された溝を溝の深さ,扁平面の幅及び傾斜面の長さを最終溝の略レの字形状に近づくまで付形する突条歯を円周面に設けた第三の中間ローラを複数の中間ローラとして含み第三の中間ローラによって付形された形状の溝から略レの字状の最終形状の溝を付形するに相応した輪郭形状の突条歯を設けた最後尾ローラを備え付けたことを特徴とする。
本願の請求項3に係る発明は、先頭ローラによって付形されたV字溝の溝口側を深く付形する突条歯を円周面に設けた第一の中間ローラと第一の中間ローラによって付形された溝口側の広いV字溝の溝奥側を扁平面に付形する突条歯を円周面に設けた第二の中間ローラと第二の中間ローラによって付形された溝を溝の深さ,扁平面の幅及び傾斜面の長さを最終溝の略コの字形状に近づくまで付形する突条歯を円周面に設けた第三の中間ローラを複数の中間ローラとして含み第三の中間ローラによって付形された形状の溝から略コの字状の最終形状の溝を付形するに相応した輪郭形状の突条歯を設けた最後尾ローラを備え付けたことを特徴とする。
本願の請求項4に係る発明は、請求項2に記載のローラ列と請求項3に記載のローラ列とを相平行に整列させて配置し形状の異なる複数の最終溝を各ローラ列で同時に付形可能な空転ローラのローラ列を備え付けたことを特徴とする。
本願の請求項1に係る金属製のパイプ部材に対する溝の加工装置では、細いV字溝を先頭の空転ローラで成形し、そのV字溝を基準に、次の空転ローラで幅方向,深さ方向に押し広げる圧力を作用することにより、溝形状を所定の溝形状に徐々に近付けるよう複数の空転ローラで付形するため、空転ローラの突条歯による圧力を溝の付形部分に確実に集中させ、溝を指定形状にまで徐々に進行させて形成するところから、外周の変形を抑えられると共に、溝の縁部に生ずるダレの発生を抑えて最終形状の溝として正確に付形できる。
本願の請求項2に係る金属製のパイプ部材に対する溝の加工装置では、先頭の空転ローラで細いV字溝を成形し、そのV字溝を基準に、溝形状を所定のレの字形に徐々に近付けるよう複数の空転ローラで付形するため、空転ローラの突条歯による圧力を溝の付形部分に確実に集中させ、溝を指定のレの字形にまで徐々に進行させて形成するところから、外周の変形を抑えられると共に、溝の縁部に生ずるダレの発生を抑えてレの字溝を正確に付形できる。
本願の請求項3に係る金属製のパイプ部材に対する溝の加工装置では、先頭の空転ローラで細いV字溝を成形し、そのV字溝を基準に、溝形状を所定のコの字形に徐々に近付けるよう複数の空転ローラで付形するため、空転ローラの突条歯による圧力を溝の付形部分に確実に集中させ、溝を指定のコの字形にまで徐々に進行させて形成するところから、外周の変形を抑えられると共に、溝の縁部に生ずるダレの発生を抑えてコの字溝を正確に付形できる。
本願の請求項4に係る金属製のパイプ部材に対する溝の加工装置では、請求項2に記載のローラ列と、請求項3に記載のローラ列とをパイプ部材の軸線上に複数設ける形状の異なる溝の同時成形手段を備え付けるものであるため、ヘッドレストステーのようなレの字溝並びにコの字溝を共に必要とされるものでも、溝加工を一工程で行えて製品の生産性を効率よく高められる。
図示実施の形態に係るパイプ部材に対する溝の加工装置は、図1で示すように金属製のパイプ部材Pをセットする治具1と、所定形状の溝を付形するに相応した輪郭形状を有する突条歯を円周面に設けた複数の空転ローラ10(一つのみ図示。以下、図2,図3も同様。)と、各空転ローラ10を直列的に並べてローラ軸2aで軸承保持するローラホルダー2と、ローラホルダー2を治具1にセットした金属製のパイプ部材Pに向けて移動させる動力手段の可動ホルダー3とを備えて構成されている。
その空転ローラ10としては、合金工具鋼製(JIS規格:SKD11、HRC58±1.0)または超硬合金製のローラが備え付けられる。
空転ローラ10は、図2で示すようにローラ側面に開孔する中心孔と緊密に嵌り合う支軸2aで軸承すると共に、この支軸2aをローラホルダー2の側面間に掛渡し固定することによりローラホルダー2で保持されている。ローラホルダー2は、空転ローラ10の突条歯を下部開放側から一部露出させて空転ローラ10を内部に収容可能な断面逆凹状を呈するよう形成されている
可動ホルダー3は、ローラホルダー2を後端側で保持し、サーボ駆動または油圧サーボ駆動により空転ローラ10をパイプ部材Pの軸線に向けて直交方向より水平に移動するものとして備え付けられている。
セット治具1には、空転ローラ10をローラホルダー2でスライドガイドするゲート1aが内部に貫通するよう設けられている。このゲート1aは、ローラホルダー2の天部面から両側面と摺接し、空転ローラ10の突条歯が露出する底部面と摺接しない四辺形の空洞状に設けられている。セット治具1には、パイプ部材Pを挿通する軸受け孔1bがゲート1aと交差する方向に設けられている。その軸受け孔1bは、パイプ部材Pの溝を付形する側面をゲート1aの空洞内に一部露出する形状に設けられている。
この溝の加工装置では、図3で示すようにパイプ部材Pをセット治具1の軸受け孔1bに挿通させて位置決め保持した後、空転ロール10をパイプ部材Pの軸線に向けて可動ホルダー3で直交方向側方より移動することから、所定形状の溝をローラホルダー2の底部面より露出する空転ロール10の突条歯でヘッドレストステーSの側面に付形するようにできる。
空転ローラとしては図4〜図7で示すような略レの字溝を付形するもの10〜14と図8〜図10で示すような略コの字溝を付形するもの10’〜14’が備え付けられている
略レの字溝を付形する空転ローラ10〜14としては、図4で示すようにV字状の突条歯10a,11aを円周面10b,11bの中央より立ち上げて設けた二つの空転ローラ10,11と、略中央の有幅な起立面から片側方のテーパ状を呈する断面略台形のリング面となる突条歯12a〜14aを円周面12b〜14bの略半分に設けた空転ローラ12〜14が備え付けられている。
その空転ローラ10〜14は、ローラ列の移動方向Xに向かってV字状の突条歯10aを設けた空転ローラ10を先頭に位置し、この空転ローラ10の以降並ぶ空転ローラ11〜13として所定のレの字溝と徐々に近付く異なる形状の突条歯11a〜13aを設けたものを整列し、最後尾の空転ローラ14として所定のレの字溝と略同じ形状の突条歯14aを設けたものが整列するよう配列されている。
先頭ローラ10、第一乃至は第三の中間ローラ11〜13としては、図5並びに図6で示すように円周面10b〜13bがパイプ部材の側面と摺接しない同じ直径<φ〜φを有するものが備え付けられている。それに対し、最後尾ローラ14としては、円周面14bがパイプ部材の側面と摺接可能な大きい直径<φ〜φを有するものが配列されている。
先頭,第一の中間ローラ10,11に設けられるV字状の突条歯10a,11aを比較すると、図5で示すように先頭ローラ10には第一の中間ローラ11の突条歯11aよりも狭い基部幅w<wを有し、且つ、立上り高さh=h,突端の曲部面r=rの同じ突条歯10aが設けられている。
第二,第三の中間ローラ12,13、最後尾ローラ14に設けられる略中央の有幅な起立面からテーパ状を呈するリング面となる断面略台形の突条歯12a〜14aを比較すると、図6で示すようにローラ12〜14の順に、起立面の平坦な突端幅w<w<wが徐々に広くなり、且つ、リング面の傾斜角θが徐々に小さくなる突条歯12a〜14aが設けられている。
これらの空転ローラ10〜14では、図7で示すように先頭ローラ10で付形するV字溝g10を基準に、V字溝g10の溝口側を広く付形した溝g11に付形し、次に、溝口側の広いV字溝g11の溝奥側を扁平面とする溝に付形し、V字溝g11の片斜面を垂直面とし、V字溝の他斜面を溝奥より緩やかな上り勾配の傾斜面とする溝g12として付形し、更に、溝奥側の深さ,扁平幅並びに傾斜面の長さを所定形状近くの溝g13にまで付形するよう溝形状を所定の溝形状に徐々に近付けてから、最終的に、所定近くの溝形状を所定形状の溝g14にまで付形できる。
その空転ローラ10〜14では、移動方向と反対方向に空転することから余計な摩擦を生じさせないで、空転ローラ14がパイプ部材Pの側面と摺接すると共に、各突条歯10a〜14aによる圧力を溝の付形部分に集中させて外周の変形を抑えつつ、溝を指定形状へと進行させて形成するため、外周の偏平度(真円度)を保ち、溝の縁部におけるダレのない指定形状の溝g14としてレの字溝を正確に形成できる。
その空転ローラ10〜14の移動に伴っては、ローラホルダー2がゲート1aの天部面から両側面に摺接することから、空転ローラ10〜14をゲート1aで水平に移動ガイドできる。また、空転ローラ10〜14の突条歯10a〜14aがパイプ部材Pの側面に食い込むに伴う逃げの発生を防げるため、所定の加圧力を保ってパイプ部材Pの側面を押圧陥入できることにより溝形状を所望通りに付形できる。
金属製のパイプ部材からヘッドレストステーを製造する場合、肉厚:1.3〜2.0mm,直径:13mm程度の高張力合金でなるシームレスパイプ部材または電縫パイプ部材が用いられる。この金属製のパイプ部材に対しては、ダレを0〜0.5mm以内、外周の偏平度を0.05mm以内(真円度:±0.03mm程度)に抑え、深さ:1.5〜2.5mm、最肉薄部:0.6mm以上の溝を設けるようにできる。
コの字状の溝を形成する空転ローラとしては、図8並びに図9で示すような異なる形状の突条歯10a’〜14a’を設けた空転ローラ10’〜14’が備えられる。空転ローラ10’〜13’としては、円周面10b’〜13b’がパイプ部材の側面と摺接しない同じ直径<φ’〜φ’を有するものが備え付けられている。空転ローラ14’としては、円周面14b’がパイプ部材の側面と摺接する大きな直径φ〜φを有するものが備え付けられている。
空転ローラ10’,11’に設けられるV字状の突条歯10a’,11a’を比較すると、レの字溝を設ける場合と同様に、図8で示すように空転ローラ10’には空転ローラ11’の突条歯11aよりも狭い基部幅w’<w’を有し、且つ、立上り高さh’=h’,突端の曲部面r’=r’の同じ突条歯10a’が設けられている。
空転ローラ12’〜14’に設けられる略コ形の突条歯12a’〜14a’を比較すると、図9で示すように空転ローラ12’〜14’の順に、突端幅w’ <w’ <w’が徐々に広くなり、且つ、突端の平坦幅がr’ <r‘<r‘が徐々に広くなる突条歯12a’〜14a’が設けられている。
これらの空転ローラ10’〜14’では、図10で示すように先頭の空転ローラ10で付形するV字溝g10’を基準に、V字溝g10’の溝口側を広く付形した溝g11’に付形し、次に、溝奥側の深さ,扁平幅を突条歯で所定の溝形状近くにまで付形するよう突条歯12a’,13a’で溝形状を所定の溝形状に徐々に近付けてから、最終的に、所定近くの溝形状を所定の溝形状にまで突条歯14aで付形する。
その空転ローラ10’〜14’でも、移動方向と反対方向に空転することから余計な摩擦を生じさせないで、空転ローラ14’がパイプ部材Pの側面と摺接すると共に、各突条歯10a’〜14a’による圧力を溝の付形部分に集中させて外周の変形を抑えつつ、溝を指定形状へと進行させて形成するため、外周の偏平度(真円度)を保ち、溝の縁部におけるダレのない指定形状の溝g14’としてコの字溝を正確に形成できる。
空転ローラとしては五個直列に並べる場合を例示したが、これに限定されることなく、その個数は溝の形状や形状の正確性、パイプ部材の材質等から適宜に選択,設計できる。
上述した実施の形態においては、主に、ヘッドレストステーを製造する場合に基づいて所定形状の溝をパイプ部材の軸線上に設けることを説明したが、ハンドブレーキやその他の製品をパイプ部材から製造するにあたり、所定形状の溝をパイプ部材の軸線上に設けるにも適用できる。
本発明に係る空転ローラを備える金属製のパイプ部材に対する溝の加工装置を示す側面図である。 図1の溝加工装置をA−A線で示す断面図である。 図1の溝加工装置を作動状態で示す説明図である。 本発明に係る金属製のパイプ部材に対する溝の加工装置に備え付けられる複数の空転ローラを示す説明図である。 図4のローラ列をV字状の突条歯で比較する説明図である。 図4のローラ列を円錐台形の突条歯で比較する説明図である。 図5並びに図6の空転ローラにより付形される溝の形状を示す説明図である。 図4のローラ列と異なる形状の溝を付形するローラ列をV字状の突条歯で比較する説明図である。 図8のローラ列を突条歯で比較する説明図である。 図8並びに図9の空転ローラにより付形される溝の形状を示す説明図である。 一般例に係るヘッドレストステーを示す斜視図である。
セット治具
ローラホルダー
動力手段
10〜14 レ字状溝付形の空転ローラ
10a〜14a 空転ローラの突状歯
10b〜14b 空転ローラの円周面

10’〜14’ コ字状溝付形の空転ローラ
10a’〜14a’ 空転ローラの突状歯
10b’〜14b’ 空転ローラの円周面

Claims (4)

  1. 金属製のパイプ部材をセットする治具と所定形状の溝を付形するに相応した輪郭形状を有する突条歯を円周面に設けた複数の空転ローラと各空転ローラを直列的に並べてローラ軸で軸承保持するローラホルダーとローラホルダーを治具にセットした金属製のパイプに向けて移動させる動力手段とを備えパイプ部材の軸線と交差する方向に所定形状の溝を複数の空転ローラで付形するための溝の加工装置において
    最終溝よりも浅くて狭幅のV字溝を付形する突条歯を円周面に設けた先頭ローラと先頭ローラによって付形された溝の溝口側を深く付形する突条歯を円周面に設けた第一の中間ローラと第一の中間ローラによって付形された溝口側の広い溝の溝奥側を扁平面に付形する突条歯を円周面に設けた第二の中間ローラと第二の中間ローラによって付形された溝を溝の深さ,扁平面の幅及び傾斜面の長さを最終溝の溝形状に近づくまで付形する突条歯を円周面に設けた第三の中間ローラを複数の中間ローラとして含み第三の中間ローラによって付形された形状の溝から最終形状の溝を付形するに相応した輪郭形状の突条歯を設けた最後尾ローラを備え先頭ローラ,複数の中間ローラ,最後尾ローラを順次直列的に並べてローラホルダーで軸承支持した空転ローラのローラ列を備え付けたことを特徴とするパイプ部材に対する溝の加工装置。
  2. 先頭ローラによって付形されたV字溝の溝口側を深く付形する突条歯を円周面に設けた第一の中間ローラと第一の中間ローラによって付形された溝口側の広いV字溝の溝奥側を扁平面に付形すると共に、溝口側の広いV字溝の片斜面を垂直面とし且つ他斜面を溝奥側より緩やかな上り勾配の傾斜面として付形する突条歯を円周面に設けた第二の中間ローラと第二の中間ローラによって付形された溝を溝の深さ,扁平面の幅及び傾斜面の長さを最終溝の略レの字形状に近づくまで付形する突条歯を円周面に設けた第三の中間ローラを複数の中間ローラとして含み第三の中間ローラによって付形された形状の溝から略レの字状の最終形状の溝を付形するに相応した輪郭形状の突条歯を設けた最後尾ローラを備え付けたことを特徴とする請求項1に記載のパイプ部材に対する溝の加工装置。
  3. 先頭ローラによって付形されたV字溝の溝口側を深く付形する突条歯を円周面に設けた第一の中間ローラと第一の中間ローラによって付形された溝口側の広いV字溝の溝奥側を扁平面に付形する突条歯を円周面に設けた第二の中間ローラと第二の中間ローラによって付形された溝を溝の深さ,扁平面の幅及び傾斜面の長さを最終溝の略コの字形状に近づくまで付形する突条歯を円周面に設けた第三の中間ローラを複数の中間ローラとして含み第三の中間ローラによって付形された形状の溝から略コの字状の最終形状の溝を付形するに相応した輪郭形状の突条歯を設けた最後尾ローラを備え付けたことを特徴とする請求項1に記載のパイプ部材に対する溝の加工装置。
  4. 請求項2に記載のローラ列と請求項3に記載のローラ列とを相平行に整列させて配置し形状の異なる複数の最終溝を各ローラ列で同時に付形可能な空転ローラのローラ列を備え付けたことを特徴とするパイプ部材に対する溝の加工装置。
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