JP4758954B2 - 留め具 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、自動車の内外装部品などの板状部材を車体パネルに固定する際に用いられる留め具に関する。
従来、車体を形成しているパネルに板状部材を固定する留め具は、例えば電動サンルーフの故障時に板状部材を取り外せるように、自在に着脱できる機能を備えたものがある。この種の留め具としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。
以下、特許文献1の留め具について簡単に説明する。なお、括弧内の数字は、特許文献1に示された符号である。特許文献1の留め具(10)は、本体(11)の内筒部(13)に操作部材(30)が挿入されて組み立てられる。この留め具(10)は、取付穴(41)に外筒部(16)をあてがって押圧挿入するだけで、係止爪(18)が引っ掛かり、取付孔(41)にワンタッチで係止される。留め具(10)を取付穴(41)から取り外す場合は、操作部材(30)を下方に押圧することによって、当接突起(20)がテーパー部(39)に摺接し内側に移動する。この当接突起(20)の移動にともなって、弾性部(17)及び係止爪(18)が内側に引き込まれる。これにより係止爪(18)の取付穴(41)への係止を解除することができる。
実開平2−1525号公報
しかしながら、特許文献1の留め具は、当接突起(20)がL字板(19)に形成されているため、操作部材(30)を押圧して当接突起(20)を内側に移動させても、このL字板(19)が最初に撓むこととなる。これにより、当接突起(20)の内側の移動による引き込み力が、弾性部(17)及び係止爪(18)に直接伝わらず、取付穴(41)との係止を解除できないおそれがあった。
また留め具は、係止状態において、外筒部(16)が取付穴(41)に深く挿入されて、フランジ(12)の反対側に露出している。そして、取付穴(41)との係止を解除する場合は、弾性部(17)の縮径を操作部材(30)の内側中間部に形成されているテーパ部(39)で行うために、操作部材(30)をさらに深く押圧しなければならない。このため留め具をレイアウトする際、車体パネルと取付け板(40)との間の空間に、操作部材(30)を押し込むだけの十分な幅が確保されている場所を探さなくてはならずレイアウト性が悪かった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ワンタッチで取付可能な留め具に挿入してある解除部材の押圧操作によって、取付孔に係止されている係止部に外力を直接伝えることで、取付孔からの係止解除を確実に行え、かつレイアウト性も優れた留め具の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の本発明の留め具は、
前後方向に貫通する挿入孔が形成された筒状部と、この筒状部の先端面から前方へ突き出した係止部と、を含む留め具本体と、
前記挿入孔内へ挿入された解除部材と、を備えた留め具であって、
前記係止部は、装着対象に形成してある取付孔に一方の開口から差し込まれ、他方の開口に露出し、当該他方の開口縁部に係止される弾性爪を有しており、
前記弾性爪は、外力の作用に伴い弾力的に縮径して当該係止状態を解除し、
前記解除部材は、前記弾性爪より後方で前後方向に移動自在であり、前方への押圧操作に伴い、前記弾性爪に外力を作用させ、当該弾性爪を縮径させることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1を前提として、
前記係止部は、弾性爪に連続して延出部を有しており、
前記解除部材は、前記前方への押圧操作に伴い、前記延出部と係合して当該延出部を縮径方向に押圧する押圧部を有している、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2を前提として、
前記解除部材の押圧部は、前記前方への押圧操作が解除されたとき、縮径していた前記弾性爪が復帰する際に生じる前記延出部からの付勢力によって後方へ移動する構成であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項2又は3のいずれか一項を前提として、
前記解除部材の押圧部は、当該解除部材の先端に形成してあり、
前記延出部は、前記弾性爪から後方へ連続して延びていることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項2乃至4のいずれか一項を前提として、
前記弾性爪と延出部は、当該弾性爪の基部が前記係止部に連結されるとともに、前記延出部の後端が自由端となった片持ち片を形成しており、
前記解除部材の押圧部は、前方への移動に伴い前記延出部の後端と当接するとともに、当該延出部の後端を縮径方向に押圧する斜面で構成されていることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項2乃至5のいずれか一項を前提として、
前記解除部材は、頭部と、この頭部から軸方向に対向して延出する一対の壁部と、これら一対の壁部先端を連結する連結部とを有し、この連結部に前記押圧部が形成されているとともに、前記壁部に抜止め爪が形成してあり、
前記留め具本体の挿入孔内には、前記抜止め爪と係合して前記解除部材の当該挿入孔からの脱落を阻止する抜止め段部が形成してあることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6を前提として、
前記抜止め爪は、前記壁部側縁から張り出した弾性片に形成されていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項6又は7のいずれか一項を前提として、
前記解除部材の壁部に位置決め突起が形成してあり、
前記留め具本体の挿入孔には、内周面に前記位置決め突起を摺動自在に案内する位置決め案内溝が軸方向に形成してあることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項6乃至8のいずれか一項を前提として、
前記留め具本体の挿入孔内には、軸方向に延びるリブが形成してあり、
前記解除部材は、前記連結部に支持部が突出形成してあり、当該支持部と前記弾性片の外縁との間で前記リブを挟んだ状態で、前後方向に移動自在であることを特徴とする
請求項10の発明は、請求項6乃至9のいずれか一項を前提として、
前記解除部材の頭部には、フランジが形成してあり、
前記留め具本体の挿入孔内には、前記解除部材のフランジが当接して当該解除部材の前方への移動を規制するストッパが形成してあることを特徴とする。
請求項1の発明にあっては、弾性爪が外力の作用によって弾力的に縮径する構成である。したがって留め具は、解除部材の押圧操作によって、直接的に弾性爪に外力を作用させることにより、取付孔からの係止解除を確実に行うことができる。
また解除部材は、弾性爪の後方で前後方向に移動自在であり、弾性爪よりも先端に移動することがない。したがって、本発明の留め具を用いる場合、係止部が差し込まれる先の空間には、係止部が引っ掛かる幅分だけ空間が確保してあればよく、留め具のレイアウト性を向上させることができる。
請求項2の発明によれば、弾性爪の延出部は、解除部材の押圧部と係合していることで、解除部材の押圧操作時に押圧部によって確実に押圧される。これにより、解除部材の押圧操作は、弾性爪を直接縮径させることができる。
請求項3の発明にあっては、解除部材の押圧操作を解除するだけで、付勢力によって解除部材が後方へ移動する。したがって留め具は、何らかの人為的操作をしなくても再使用できる汎用性に優れた部品となる。
請求項4の発明によれば、弾性爪から後方へ連続して延びる延出部が、解除部材の先端にある押圧部に係合した構造となっているので、解除部材の移動距離を短くすることができ、留め具をより小型化することができる。
請求項5の発明によれば、片持ち片に形成された延出部が、その後端において解除部材の押圧部に当接して、この押圧部が、弾性爪の延出部を斜面に沿って縮径方向に案内させるようにしたので、解除部材の押圧操作において、弾性爪が直接的に縮径される構造を簡単に形成することができる。
請求項6の発明にあっては、たわみ可能な側部と強固な押圧部を共に有する解除部材を簡単に形成できる。また抜止め爪と抜止め段部が係合することで、解除部材が挿入孔から脱落することを阻止することができる。また解除部材を挿入孔に挿入する際には、解除部材が抜止め爪を有していても、一対の壁部が撓むことによって抜止め爪を内側に縮径するため、容易に挿入することができる。
請求項7の発明によれば、一対の壁部側縁から張り出した弾性片によってより撓みやすくなり、解除部材がいっそう挿入しやすくなる。
請求項8の発明によれば、解除部材の位置決め突起が、挿入孔に形成してある位置決め案内溝に案内されることにより、解除部材の押圧操作時等に、解除部材の周方向への回転による位置ずれを防止する。この位置ずれが防止されることによって、解除部材の押圧力を確実に弾性爪に伝えることができる。
請求項9の発明によれば、挿入孔内のリブが、解除部材に形成してある支持部と弾性片の外縁との間に挟まれることにより、解除部材の押圧操作時等に、解除部材の周方向への回転による位置ずれを防止する。この位置ずれが防止されることによって、解除部材の押圧力を確実に弾性爪に伝えることができる。
請求項10の発明によれば、フランジ及びストッパによって、解除部材の前方への移動が規制される。その結果、解除部材の押圧操作によって、弾性爪が大きな負荷を受けることを防止し、留め具の耐久性を向上させることができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1乃至図6は、本発明の実施形態に係る留め具の構成を説明するための図であり、図1は留め具の全体構成を示す斜視図である。
図1に示すように、本実施形態の留め具は、合成樹脂で射出形成された留め具本体10及び解除部材30の二部品から組み立てられている。この留め具は、既述したように、車体を形成しているパネル100に板状部材を固定するために適用される。
図2は、本実施形態に係る留め具の留め具本体を示す展開図であり、(a)は側面図、(b)は(a)のX部の拡大側面図、(c)は(a)のX部の拡大上面図である。また図3は、同じく留め具本体を示す断面図であり、(a)は側面図、(b)は上面図、(c)は(a)のY方向の拡大矢視図である。
図2及び図3に示すように、本実施形態の留め具本体10は、前後方向に貫通する挿入孔20が形成された筒状部11と、この筒状部11の先端面から前方へ突き出した係止部12と、を含む構成である。
本実施形態の留め具本体10は、フック形状に形成してあり、その上部に筒状部11を一体的に設けている。この筒状部11は、パネル100の着脱時において、指がかかりやすいように笠状に形成してある。挿入孔20は、この筒状部11の頂部から軸方向に穿設されている。
留め具本体10の係止部12は、パネル100に形成してある取付孔101に一方の開口から差し込まれ、他方の開口に露出し、この他方の開口縁部101aに係止される弾性爪13を有している。留め具は、係止部12の後方において挿入孔20が軸方向に貫通しており、すなわち係止部12と挿入孔20の軸芯がちょうど同一軸上になるよう形成してある。
弾性爪13の後方には、延出部14が連続して伸びており、開始部12は、弾性爪13と延出部14の接続部分15が突出するように形成されている。これら弾性爪13と延出部14は、弾性爪13の基部が係止部12に連結されるとともに、延出部14の後端14aが自由端となった片持ち片を形成している。よって、弾性爪13は、この基部を支点として弾性力を有することとなり、通常状態では接続部15が引っ掛かることで取付孔100の開口縁部101aに係止する。そして、後述する解除部材30が延出部14の後端14aに作用することによって、弾性爪13は弾力的に縮径して係止状態を解除する。
図4は、本実施形態に係る留め具の解除部材を示す展開図であり、(a)は先端から見た図、(b)は側面図、(c)は上面図、(d)は(b)のAA線断面図、(e)は(b)のBB線断面図である。
図1及び図4に示すように、留め具の解除部材30は、留め具本体10の挿入孔20に挿入される。解除部材30は、この挿入孔20内において、弾性爪13より後方で前後方向に移動自在である。また解除部材30は、フランジ(頭部)31と、このフランジ31から軸方向に対向して延出する一対の壁部32と、これら一対の壁部32先端を連結する連結部33とを有している。
解除部材30のフランジ31は円盤状に形成されており、解除部材30は、組立時にこのフランジ31まで挿入孔20に挿入することで留め具が組み立てられる。また解除部材30の一対の壁部32は、周方向に弾性片34が張り出しており、壁部32と弾性片34によって連続した円弧状に形成されている。これにより一対の壁32は、一定の隙間を介して互いに対向することとなり、軸芯上は中空部を有した状態となっている。さらに解除部材30の連結部33は、先端が斜面35aとなった押圧部35が形成されている。押圧部35は解除部材30の先端にあって、解除部材30の挿入時に、延出部14の後端14aが当接する構成である。
図5は、本実施形態に係る留め具を組み立てた状態を示す断面図であり、(a)は側面図、(b)は上面図である。
次に、本実施形態に係る留め具の組立について説明する。図5に示すように、留め具は、留め具本体10の挿入孔20に解除部材30を挿入することによって組み立てられる。この組立時には、解除部材30が挿入孔20と係合して、位置決めされるとともに軸を中心とした回転が防止される構造となっている。
解除部材30の壁部32の外周面には、軸方向に突出する位置決め突起36が形成してあり、一方、留め具本体10の挿入孔20の内周面には、位置決め案内溝21が軸方向に形成してある(図3参照)。留め具の組立後、位置決め案内溝21は位置決め突起36と係合し、位置決め突起36を摺動自在に案内する。これにより、解除部材30の摺動を前後方向のみに規制し、解除部材30の周方向への回転による位置ずれを防止することができる。
また留め具本体10の挿入孔20内には、軸方向に延びるリブ22が形成してあり、一方、解除部材30は、連結部33に支持部37が突出形成してある(図3参照)。留め具の組立後、解除部材30は、支持部37と弾性片34の外縁との間でリブ22を挟んだ状態で、前後方向に移動自在となっている。これら支持部37と弾性片34の外縁は、解除部材30を挿入する際にリブ22を挟み込むことで、解除部材30を所定の位置に案内して位置決めすることができる。また位置決め突起36及び位置決め案内溝21と同様に、解除部材30の摺動を前後方向のみに規制し、解除部材30の周方向への回転による位置ずれを防止することができる。留め具は、この位置ずれが防止されることによって、解除部材30の押圧力を確実に弾性爪13に伝えることができる。
さらに、解除部材30には、弾性片34に抜止め爪38が形成してあり、一方の留め具本体10の挿入孔20内には、周面に抜止め段部23が形成してある。留め具の組立後には、この抜止め爪38と抜止め段部23が係合して、解除部材30の挿入孔20からの脱落を阻止することができる。なお弾性片34は、解除部材30を挿入孔20に挿入する際に、弾性的に撓むことによって抜止め爪38を内側に縮径させるため、抜止め爪38が挿入の障害となることはない。
図6は、本実施形態に係る留め具を取付孔に着脱する状態を示した側面断面図である。
次に、本実施形態に係る留め具の使用時の作用効果について図6を参照して説明する。本実施形態の留め具は、図6(a)に示すように、取付孔101に対して係止部12を差し込むことでパネル100に取り付ける。留め具は、この取付時において、弾性爪13が取付孔101に差し込まれながら留め具側の開口縁部101bにしたがって縮径し、弾性爪13と延出部14の接続部分15が反対側の開口縁部101aから挿出することで、縮径していた弾性爪13が弾性的に拡開する。
図6(b)に示すように、パネル100への取付状態において、留め具は、弾性爪13と延出部14の接続部分15が取付孔101の開口縁部101bに引っ掛かっている。したがって、このパネル100への取付状態から留め具を単純に引き抜こうとしても、弾性爪13が拡開した状態にあり、容易には引き抜けない構造となっている。また弾性爪13は、接続部分15が取付孔101の開口縁部101bに当接することで若干縮径し、これにより一対の延出部14は、相互間の距離が押圧部35の幅よりも狭くなり、確実に斜面35aにガイドされる。
パネル100から留め具を取り外す場合は、図6(c)に示すように、留め具の解除部材30を前方へ押圧操作する。この押圧操作によって、押圧部35の斜面35aが延出部14の後端14aと当接し、さらに前方に押圧されることで、この後端14aを斜面35aの谷部方向に案内する。弾性爪13は、延出部14が谷部方向に案内されることで内側に縮径することになる。すなわち留め具は、解除部材30の押圧操作による外力に伴って、弾性爪13が縮径し、係止部12の外径(接続部分15)が取付孔101の孔径よりも小さくなる。このように、解除部材30を押圧操作し弾性爪13が縮径した状態にて、留め具本体10を引き抜くことにより、留め具はパネル100から容易に取り外される。
なお、留め具本体10の挿入孔20内には、解除部材30のフランジ31が当接するストッパ24が形成してある。このストッパ24は、フランジ31と当接することにとって解除部材30の前方への移動を規制する。その結果、フランジ31及びストッパ24は、解除部材30の押圧操作によって、弾性爪13が大きな負荷を受けることを防止し、留め具の耐久性を向上させることができる。
図6(d)に示すように、留め具は、解除部材30の前方への押圧操作が解除されたとき、それまで押圧されて縮径していた弾性爪13が弾性的に拡開する。この拡開に伴って、延出部14の後端14aは当接している押圧部35の斜面35aを付勢し、この付勢力によって解除部材30を後方へ移動させる。したがって、本実施形態の留め具は、何らかの人為的操作をしなくても再使用ができる汎用性に優れた部品となる。
このように本実施形態の留め具を取り外す場合は、解除部材30を前方に押圧操作するという行為と、留め具本体10を後方に引き抜くという行為を一体的に実行することによってのみ、パネル100からの取り外しが可能となる。すなわち、留め具は、容易な操作によって取り外し可能だが、互いに対向する力を作用させて引き抜くため、例えば直線的な衝撃が解除部材30に加わったとしても留め具が簡単に外れることがない。
以上のように、本実施形態の留め具は、解除部材30の押圧操作によって、外力を直接係止部12に伝えることができ、取付孔101からの係止解除を確実に行うことができる。また留め具は、解除部材30が係止部12よりも前方に移動することがない。このため、解除部材30の移動距離を短くすることができ、留め具をより小型化することができる。また、留め具が差し込まれるパネル100の反対側は、係止部12が突き出る幅分だけの空間が確保してあればよく、留め具で留められる板状部材等を、より車体と密接化することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、種々の変形例や応用例が可能なことは勿論である。
〈変形例〉
本発明の留め具は、留め具本体10の挿入孔20内にバネ部材を予め挿入しておき、バネ部材は解除部材30と係合することで、該解除部材30を常に後方に付勢する構成であってもよい。この留め具は、バネ部材を挿入することによって部品点数が多くなるが、バネ部材が解除部材30を後方に付勢することによって、弾性爪13による弾性的な拡開を利用して解除部材30を後方に移動させるよりも、いっそう確実に復元させることができる。
本実施形態に係る留め具の全体構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る留め具の留め具本体を示す展開図であり、(a)は側面図、(b)は(a)のX部の拡大側面図、(c)は(a)のX部の拡大上面図である。 本実施形態に係る留め具本体を示す断面図であり、(a)は側面図、(b)は上面図、(c)は(a)のY方向の拡大矢視図である。 本実施形態に係る留め具の解除部材を示す展開図であり、(a)は先端から見た図、(b)は側面図、(c)は上面図、(d)は(b)のAA線断面図、(e)は(b)のBB線断面図である。 本実施形態に係る留め具を組み立てた状態を示す断面図であり、(a)は側面図、(b)は上面図である。 本実施形態に係る留め具を取付孔に着脱する状態を示した側面断面図である。
符号の説明
10:留め具本体、11:筒状部、12:係止部、13:弾性爪、14:延出部、15:接続部、
20:挿入孔、21:位置決め案内溝、22:リブ、23:抜止め段部、24:ストッパ、
30:解除部材、31:フランジ、32:壁部、33:連結部、34:弾性片、35:押圧部、36:位置決め突起、37:支持部、38:抜止め爪、
100:パネル、101:取付孔

Claims (9)

  1. 前後方向に貫通する挿入孔が形成された筒状部と、この筒状部の先端面から前方へ突き出した係止部と、を含む留め具本体と、
    前記挿入孔内へ挿入された解除部材と、を備えた留め具であって、
    前記係止部は、装着対象に形成してある取付孔に一方の開口から差し込まれ、他方の開口に露出し、当該他方の開口縁部に係止される弾性爪を有するとともに、当該弾性爪に連続して延出部を有しており、
    前記弾性爪は、外力の作用に伴い弾力的に縮径して当該係止状態を解除する構成であり、
    且つ、前記弾性爪と延出部は、当該弾性爪の基部が前記係止部に連結されるとともに、当該延出部の後端が自由端となった片持ち片を形成しており、
    前記解除部材は、前記弾性爪より後方で前後方向に移動自在であり、前方への押圧操作に伴い、前記延出部と係合して当該延出部を縮径方向に押圧する押圧部を有しており、当該押圧部により前記弾性爪に外力を作用させ、前記弾性爪を縮径させる、ことを特徴とする留め具。
  2. 前記解除部材の押圧部は、前方への移動に伴い前記延出部の後端と当接するとともに、当該延出部の後端を縮径方向に押圧する斜面で構成されていることを特徴とする請求項1の留め具。
  3. 前記解除部材の押圧部は、前記前方への押圧操作が解除されたとき、縮径していた前記弾性爪が復帰する際に生じる前記延出部からの付勢力によって後方へ移動する構成であることを特徴とする請求項1又は2の留め具。
  4. 前記解除部材の押圧部は、当該解除部材の先端に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載した留め具。
  5. 前記解除部材は、頭部と、この頭部から軸方向に対向して延出する一対の壁部と、これら一対の壁部先端を連結する連結部とを有し、この連結部に前記押圧部が形成されているとともに、前記壁部に抜止め爪が形成してあり、
    前記留め具本体の挿入孔内には、前記抜止め爪と係合して前記解除部材の当該挿入孔からの脱落を阻止する抜止め段部が形成してあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載した留め具。
  6. 前記抜止め爪は、前記壁部側縁から張り出した弾性片に形成されていることを特徴とする請求項5の留め具。
  7. 前記解除部材の壁部に位置決め突起が形成してあり、
    前記留め具本体の挿入孔には、内周面に前記位置決め突起を摺動自在に案内する位置決め案内溝が軸方向に形成してあることを特徴とする請求項5又は6のいずれか一項に記載した留め具。
  8. 前記留め具本体の挿入孔内には、軸方向に延びるリブが形成してあり、
    前記解除部材は、前記連結部に支持部が突出形成してあり、当該支持部と前記弾性片の外縁との間で前記リブを挟んだ状態で、前後方向に移動自在であることを特徴とする請求項6又は7のいずれか一項に記載した留め具。
  9. 前記解除部材の頭部には、フランジが形成してあり、
    前記留め具本体の挿入孔内には、前記解除部材のフランジが当接して当該解除部材の前方への移動を規制するストッパが形成してあることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項に記載の留め具。
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