JP4796367B2 - 動画配信システム - Google Patents

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Description

この発明は携帯電話などの再生端末装置に対して動画を配信する動画配信システムに関するものである。
撮像した動画をリアルタイム性を維持しつつ携帯電話装置に配信するシステムが、特許文献1に開示されている。このシステムでは、撮像した動画データを、サーバにてブロック単位に記録し、これにより携帯電話における再生を容易にしている。
特開2004−289591号公報。
しかしながら、上記のような従来技術では、リアルタイム性を維持しつつ携帯電話装置側にて動画再生を行うためには、携帯電話装置の動画再生能力が十分に確保されなければならない。一般に、携帯電話装置の動画再生能力は十分とは言えず、この点において問題があった。
また、携帯端末装置がMPEGなどの圧縮形式のフォーマットに対応していなければ、このような形式にてストリーミングを行うことができなかった。
この発明は上記のような問題点を解決して、再生端末装置に対してリアルタイムに動画を配信することのできるシステムを提供することを目的とする。
この発明の複数の側面を示すと以下のとおりである。
(1)この発明に係る動画配信システムは、対象を撮像し、画像データおよび音声データを含む撮像動画ストリームとして出力する撮像手段と、撮像手段から撮像動画ストリームを受け、画像データと音声データを抽出するとともに、抽出した画像データのフレームを間引いて生成した圧縮画像データと、抽出した音声データとを含む圧縮動画ストリームを生成して出力する圧縮手段と、圧縮手段から圧縮動画ストリームを受けて、当該圧縮動画ストリームに含まれる音声データストリームを再生端末装置が再生可能なフォーマットに変換した配信用動画ストリームを生成して出力する配信用変換手段と、配信用変換手段からの配信用動画ストリームを受けて蓄積し、再生端末装置からの要求を受けて蓄積した配信用動画ストリームを再生端末装置に送信する動画配信手段とを備えている。
撮像動画ストリームから画像データと音声データを抽出し、画像データに含まれる完全画像データを選び出して生成した圧縮画像データと、抽出した音声データとを含む圧縮動画ストリームを生成するようにしている。したがって、迅速に圧縮動画ストリームを生成することができ、リアルタイム性を有する動画配信が可能となる。
(2)この発明に係る動画配信システムは、撮像手段が複数設けられ、各撮像手段の出力する撮像ストリームに対応して、圧縮手段、配信用変換手段、動画配信手段がそれぞれ設けられており、各動画配信手段に蓄積されている複数の配信用動画ストリームの一覧データを生成し、再生端末装置からの要求に応じて、当該一覧データを再生端末装置に送信する一覧生成手段をさらに備えたことを特徴としている。
したがって、再生端末装置の側からの要求により、いずれの撮像手段の動画を再生するかを選択することができる。
(3)この発明に係る動画配信システムは、時間とともに移動する撮像対象に設けられた位置検出手段に基づいて送信されてくる対象位置データを記録する対象位置データ記録部と、撮像手段の設置位置データを記録する設置位置データ記録部とを備え、前記一覧生成手段は、対象位置データと設置位置データとに基づいて、撮像手段の位置と撮像対象の位置の関係を示すデータを再生端末装置に送信することを特徴としている。
したがって、再生端末装置の側において、撮像対象の現在位置に応じて適切な撮像手段を選択して、動画再生を行うことができる。
(4)この発明に係る動画配信システムは、撮像対象が複数個存在し、対象位置データ記録部は、各撮像対象ごとに対象位置データを記録しており、一覧生成手段は、再生端末装置において各撮像対象が区別可能なように表示できるようにデータを送信することを特徴としている。
したがって、再生端末装置の側において、所望の撮像対象の現在位置に応じて適切な撮像手段を選択して、動画再生を行うことができる。
(5)この発明に係る動画配信システムは、撮像対象がコースを走行する車であり、撮像手段は当該コースに設けられていることを特徴としている。
したがって、再生端末装置の側において、車の現在位置に応じて適切な撮像手段を選択して、動画再生を行うことができる。
(8)この発明に係る動画配信システムは、配信用変換手段は再生端末装置の機種ごとに設けられており、各配信用変換手段は、各再生用端末装置の機種に応じて再生可能なフォーマットを持つ配信用動画ストリームを生成し、動画配信手段は再生端末装置の機種ごとに設けられており、各動画配信手段は再生端末装置の各機種に対応した配信用動画ストリームを複数記録しており、再生端末装置からの要求を受けて、再生端末装置の機種を判別し、当該機種に対応する動画配信手段が配信用動画ストリームを送信するよう制御する機種判別手段をさらに備えることを特徴としている。
したがって、再生端末装置の機種に応じて、対応するフォーマットにて動画をリアルタイムに配信することができる。
この発明において「撮像手段」とは、対象を撮像し動画ストリームを生成する手段をいい、実施形態ではディジタルカメラ2がこれに該当する。
「圧縮手段」とは、少なくとも、撮像動画ストリームのデータ量を削減する手段をいい、実施形態では動画キャプチャ装置6がこれに該当する。
「配信用変換手段」とは、再生端末装置が再生可能なフォーマットに変換する手段をいい、実施形態では動画変換サーバ10がこれに該当する。
「動画配信手段」とは、再生端末装置に対して配信用動画ストリームを送信する手段をいい、実施形態では動画配信サーバ14がこれに該当する。
「一覧データ」とは、複数の配信用動画ストリームを選択するためのデータをいい、実施形態では図15、図17の画面データまたはこの画面データを生成するためのデータがこれに該当する。
「位置検出手段」とは、対象の位置を検出するための手段であり、実施形態でGPS装置がこれに該当する。
「プログラム」とは、CPUにより直接実行可能なプログラムだけでなく、ソース形式のプログラム、圧縮処理がされたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
発明を実施するための形態
1.第1の実施形態
(1)全体構成
図1に、この発明の一実施形態による動画配信システムを示す。撮像手段であるデジタルカメラ2によって対象が撮像され、撮像動画ストリーム(たとえばDV方式のデータ)4が生成される。この撮像動画ストリーム4は、NTSC方式のコンポジット信号をディジタル化したものであり、画像データと音声データを含んでいる。
この撮像動画ストリーム4は、動画キャプチャ装置6(圧縮手段)に与えられる。動画キャプチャ装置6は、撮像動画ストリーム4を解析し、画像データおよび音声データの抽出を行う。なお、抽出の際、画像データを構成するフレームを間引いて、データ量を低減するとともに、携帯電話などの再生端末装置20の1秒あたりのフレーム再生能力に合致した画像データを生成する。このようにして得た画像データと音声データにより圧縮動画ストリーム8を生成し、出力する。
動画変換サーバ10(配信用変換手段)は、圧縮動画ストリーム8を受けて、音声データを再生端末装置20が再生可能なフォーマット(たとえば、MFiフォーマット)に変換する。このようにして、配信用動画ストリーム12が得られる。
この配信用動画ストリーム12は、動画配信サーバ14(動画配信手段)に蓄積される。動画配信サーバ14は、再生端末装置20からの要求を受けて、インターネット16を介して、配信用動画ストリーム12を送信する。
再生端末装置20は、この配信用動画12ストリームを受けて、画像および音声を再生する。したがって、再生端末装置20において、ディジタルカメラ2が撮像した動画をリアルタイムに再生することができる。
(2)ハードウエア構成
図2に、動画キャプチャ装置6のハードウエア構成を示す。動画変換サーバ10、動画配信サーバ14の構成も基本的に同様である。
CPU30には、キーボード/マウス32、ディスプレイ34、メモリ36、ハードディスク38、通信部40が接続されている。通信部40は、外部とのデータのやりとりを行うためのものである。ハードディスク38には、動画キャプチャプログラムが記録されている。
なお、動画変換サーバ10においては、ハードディスク38に動画変換プログラムが記録され、動画配信サーバ14においては、ハードディスク38に動画配信プログラムが記録される。
図3に、再生端末装置20(この実施形態では携帯電話)のハードウエア構成を示す。なお、通常の通話処理に関する部分は省略している。CPU50には、ディスプレイ52、音源54、メモリ58、ROM60、通信部62が接続されている。音源54にはスピーカ56が接続され、音声データが再生可能となっている。なお、音源54はソフトウエアによって実現してもよい。ROM60には、動画再生のアプリケーションが記録されている。通信部62は、インターネット16を介して、動画配信サーバ14と通信するためのものである。
(3)処理
図4、図5に、動画キャプチャ装置6の動画キャプチャプログラム、動画変換サーバ10の動画変換プログラム、動画配信サーバ14の動画配信プログラム、再生端末装置20の動画再生プログラムのフローチャートを示す。
ビデオカメラ2からの撮像動画ストリーム4は、動画キャプチャ装置6に与えられる。図6に、1ライン分の撮像動画ストリーム4を示す。図においては、アナログ形式で示しているが、実際にはディジタルデータである。
オペレータが動画キャプチャ装置6の動画キャプチャアプリケーションを起動すると(ステップS1)、CPU30は、撮像動画ストリーム4を復元してディスプレイ34に表示する(ステップS2)。オペレータは、このディスプレイ34を見て、動画をモニタすることができる。
なお、図においては、ビデオカメラ2から直接に動画キャプチャアプリケーションへ撮像動画ストリーム4が与えられているが、撮像動画ストリーム4を一旦、動画キャプチャ装置6のハードディスク38に記録した後、動画キャプチャアプリケーションに与えるようにしてもよい。
その後、オペレータがストリーミング開始指令を入力すると、動画キャプチャアプリケーションは、ストリーミング開始コマンドを動画変換サーバ10に送信する。これにより、動画変換サーバ10は、ストリーミング処理の開始を知る。さらに、このストリーミング開始コマンドは、動画配信サーバ14にも転送される。
動画キャプチャアプリケーションは、図6の撮像動画ストリーム4中の音声・画像信号部分αから、画像データおよび音声データの抽出・圧縮処理を行う(ステップS3)。この処理の詳細なフローチャートを図7に示す。
ストリーミング開始コマンド(UpLoad開始コマンド)を受けると、CPU30は、図6に示す撮像動画ストリーム4から音声データを抽出する(ステップS31)。続いて、撮像動画ストリーム4から画像データを抽出する(ステップS32)。この際に、CPU30は、画像データのフレームを所定数間引いて、再生端末装置20の再生能力に合わせたJPEG形式の画像を生成する。また、この際、再生端末装置20の能力に合わせて、画像サイズも縮小する。上記のような処理を経て、所定フレーム分の画像データと音声データを有する圧縮画像を生成する。
図8に圧縮動画ストリーム8のデータ構造を示す。各フレームの画像データは、JPEGの形式となっている。再生端末装置20の機能を考慮して、MPEGのように差分画像を含めていない。また、音声データはPCMの形式としている。撮像動画ストリーム4の音声データがPCM形式であれば、変換の必要はない。
CPU30は、この圧縮動画ストリームデータを、動画変換サーバ10に送信する(ステップS34)。動画キャプチャアプリケーションは、上記の処理を繰り返す。
図4のフロチャートに戻って、圧縮動画ストリーム8を受けた動画変換サーバ10は、再生端末装置20の再生可能なフォーマットに変換を行う(ステップS4)。なお、この実施形態では、再生端末装置20においてJPEG画像は再生可能であるので変換の必要はない。PCM音声について、変換が必要である。
図9に、動画変換プログラムの詳細なフローチャートを示す。動画変換サーバ10のCPU30は、動画キャプチャ装置6からストリーミング開始コマンドを受けて、ストリーミング開始処理を行う(ステップS41)。ストリーミング開始処理において、CPU30は、ストリーミング開始コマンドを動画配信サーバ14に転送する(ステップS411)。
次に、図8の圧縮動画ストリーム8を受けて、その受信処理を行う(ステップS51)。まず、圧縮動画ストリーム8から音声データを抽出する(ステップS511)。続いて、CPU30は、その音声データを再生端末装置20において再生可能なフォーマットに変換する。この実施形態では、MFi形式に変換する。
図10に、MFi形式の一部を構成するADPCMフォーマットを模式的に示す。このADPCMフォーマットは、再生端末装置20の機種ごとに異なる場合がある。たとえば、再生端末装置20が有する音源により、サンプリング周波数が固定であったり指定できたりする。サンプリング周波数を変更指定可能な再生端末装置20に適合したADPCMフォーマットにおいては、ヘッダの部分にこのサンプリング周波数指定が記述される。また、そうでない再生端末装置20に適合したADPCMフォーマットにおいては、ヘッダの部分にこのサンプリング周波数指定のデータ領域がない。また、機種により、音声データ自体のデータフォーマットも変わってくる。
この実施形態では、各種の再生端末装置20を想定し、再生端末装置20の各機種に対応するADPCMフォーマットを有するMFi音声データを生成している(ステップS512)。したがって、1つの圧縮動画ストリーム8の音声データに対して複数のMFi音声データが生成されることになる。
次に、CPU30は、圧縮動画ストリーム8の音声データを、上記で生成したMFi音声データに置き換えて、配信用動画ストリーム12を生成する(ステップS513)。このようにして、再生端末装置20に対応したフォーマットの配信用動画ストリーム12を得ることができる。なお、この配信用動画ストリーム12も、再生端末装置20の機種に対応して複数個生成される。
続いて、CPU30は、生成した配信用動画ストリーム12を、動画配信サーバ14に送信する(ステップS514)。
動画変換サーバ10のCPU30は、次々と送られてくる圧縮動画ストリーム8を、以上の処理によって、配信用動画ストリーム12に変換していく。
図4に戻って、動画配信サーバ14は、受信した配信用動画ストリーム12を再生端末装置20の各機種ごとにハードディスク38に蓄積する(ステップS5、図11参照)。
次に、図5に示すように、ユーザの操作により再生端末装置20において動画再生プログラムが起動されると、再生端末装置20のCPU30は、動画配信サーバ14に対して、データ要求を送信する。動画配信サーバ14のCPU30は、これを受けて、当該データ要求中のヘッダを解析し、再生端末装置20の機種名を判断する(ステップS6)。そして、動画配信サーバ14は、判断した機種に対応する配信用動画ストリーム12を読み出して、再生端末装置20に送信する(ステップS7)。
再生端末装置20は、これを受けて配信用動画ストリーム12を再生する(ステップS8)。つまり、動画データをディスプレイ52に表示し、音声データを音源54を介してスピーカ56から出力する。なお、再生端末装置20は、ユーザによって停止指令が入力されるまで(ステップS9)、配信用動画ストリームの受信と再生の処理を繰り返す。
上記のようにして、リアルタイムに動画ストリームの配信を行うことができる。また、この実施形態では、再生端末装置20の機種に応じた配信用動画ストリーム12を自動的に選択して配信することができる。
なお、動画配信サーバ14は、次々と配信用動画ストリーム12を受け取るので、再生端末装置20に送信済みの配信用動画ストリーム12は破棄することで、記憶容量を有効に使用することができる。ただし、再放送を行う予定である場合には、すべての配信用動画ストリーム12を保存しておく。
なお、上記実施形態では、複数機種の再生端末装置20を用いることとし、複数の配信用動画ストリーム12を生成しているが、特定の一機種の再生端末装置20だけに配信するシステムとしてもよい。この場合には、動画配信サーバ14における機種判定は行う必要がない。
2.第2の実施形態
第2の実施形態では、図12に示すように、複数のディジタルカメラ2a、2b・・・2nが設けられている。動画キャプチャ装置6は、各カメラ2a、2b・・・2nの識別子を付して、各カメラに対応する圧縮動画ストリーム8を生成する。動画変換サーバ10も、各カメラに対応する配信用動画ストリーム12を生成して動画配信サーバ14に送信する。動画配信サーバ14は、各カメラ2a、2b・・・2nの識別子C1、C2・・・Cnに対応づけて、それぞれの配信用動画ストリーム12をハードディスク38に記録する(図13参照)。
なお、図13において、当該カメラが現在ストリーム配信中であるか否かを示すために、有効フラグが設けられている。有効フラグが「1」であれば現在配信中、「0」であれば現在配信していないことを示す。配信用動画ストリーム12のCPU30は、当該カメラについてのストリーム開始コマンドを受けると、当該カメラのフラグを「1」にし、終了コマンドを受けると「0」にする。
この実施形態において、再生端末装置20から再生要求があった場合の処理を、図14に示す。まず、再生端末装置20から配信状況取得要求が動画配信サーバ14に送られると、動画配信サーバ14は配信状況の収集を行う(ステップS11)。
動画配信サーバ14のCPU30は、動画配信プログラムにしたがって、次のようにして配信状況の収集を行う。まず、図13のように記録した各カメラに対応する配信用動画ストリーム12のうち有効フラグが「1」であるものを選択し、これらについて静止画をそれぞれ読み出す。この静止画は、各カメラに対応するものとなる。次に、複数の静止画のサイズを縮小して、再生端末装置20の画面サイズにする。そして、各静止画にカメラの識別子を付して、配信状況を生成する。
続いて、CPU30は、生成した配信状況を再生端末装置20に送信する。これを受信した再生端末装置20では、配信状況として各カメラの静止画をディスプレイ52に表示する(ステップS12)。このようにして再生端末装置20に表示された画面を図15に示す。なお、この実施形態では配信用動画ストリーム12の一部の静止画を用いたが、動画を用いるようにしてもよい。併せて、カメラの配置位置なども予め記録しておいて、再生端末装置20において表示するようにしてもよい。また、画像だけでなく音声データも送信するようにしてもよい。
ユーザは、図15の画面を見て、再生端末装置20のキー(図示せず)などを操作してカメラを選択する。カメラの選択データは、再生端末装置20から、動画配信サーバ14に送信される。これを受けて、動画配信サーバ14は、当該カメラに対応する配信用動画ストリーム12をハードディスク38から読み出し、再生端末装置20に送信する(ステップS13)。
再生端末装置20は、配信用動画ストリーム12を受信して再生する(ステップS14)。
このようにして、複数のカメラの動画をユーザが選択して視聴することができる。
なお、番組配信を終了する場合には、動画キャプチャ装置6から、動画変換サーバ10、動画配信サーバ4に、ストリーミング終了コマンドを送信すればよい(ステップS16)。
また、第2の実施形態では、再生端末装置20の機種を一つに固定している。しかし、第2の実施形態においても、第1の実施形態のように複数の機種に対応した配信用動画ストリームを生成するようにしてもよい。
3.応用例
本実施形態の応用例を、図16を用いて説明する。図16において、コースLは、自動車レースを行うためのコースである。地点Aがスタートであり、地点Bがゴールである。コースLの主要な箇所には、カメラC1、C2・・・C5が設けられている。図16では、既にレースが開始された状態を示しており、車M1、M2、M3がコースL上に位置している。それぞれの車M1、M2、M3には、GPS装置が搭載されている。
ユーザが再生端末装置20から、このレース状況を見るため、動画配信サーバ12に配信状況の要求を行う。これに応じて、動画配信サーバ12のCPU30は、予めハードディスク38に記録しているコースの形状およびカメラの設置位置を示すデータを読み出す。さらに、GPSシステムを利用して、各車M1、M2、M3の現在位置データを取得する。これらのデータに基づいて図17に示すような画像を、再生端末装置20に送信する。図17において、各車C1、C2、C3は記号や色によって区別可能なようにされている。また、各カメラC1、C2・・・C5の文字は、再生端末装置20の側においてクリックによって選択可能に構成されている。
再生端末装置17は、図17のデータを受け取ってディスプレイ52に表示する。ユーザは、自分の見たい車を撮像しているカメラを画面から選択して入力ボタンなどによってクリックする。このようにして選択されたカメラの識別符号は、動画配信サーバ12に送信される。動画配信サーバ12は、これを受けて、当該カメラの配信用動画ストリーム12を、再生端末装置17に送信する。
車が移動し、他のカメラによって当該車が撮像されるようになれば、ユーザは、再生端末装置20から動画配信サーバ14に対して配信状況の要求を行い、上記と同様にしてカメラを選択することができる。
このように、撮像対象物が移動する場合であっても適切にカメラの選択を行うことが可能である。
また、上記では車のレースの撮像配信に適用したが、同様にして、テーマパークなどのパレードの撮像配信にも適用することができる。この場合、パレードの先頭、中央部、最後端など複数の箇所にGPS装置を配置する。パレードの進み具合とカメラの位置に基づいて、ユーザが所望のカメラを選択することができる。
4.その他
上記例では、カメラが固定で撮像対象が移動する場合について説明した。しかし、カメラ・撮像対象の双方が移動する場合であっても適用することができる。
上記各実施形態では、撮像動画ストリームとしてDV形式にて説明したが、MPEGストリームであってもよい。この際には、Iピクチャ、Bピクチャ、Pピクチャに基づいて各フレーム画像を復元した後、フレームを間引くようにすればよい。また、再生端末装置20の能力と合致すれば、Iフレームだけを抽出するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、再生端末装置20が画像としてJPEG形式、音声としてMfi形式に対応している場合について説明した。しかし、画像としてGifやPNGなどの形式に対応する再生端末装置であってもよい。この場合には、動画キャプチャ装置6は、これらのフォーマットに合致するように抽出と変換を行う。また音声としてSmafなどの形式に対応する再生端末装置であってもよい。この場合には、動画変換サーバ装置10は、これらのフォーマットに合致するように変換を行う。
上記実施形態では、動画変換サーバ10において音声のフォーマットを再生端末装置に合致するように変換しているが、動画キャプチャ装置においてこれを行うようにしてもよい。
また、動画キャプチャ装置6と動画変換サーバ10は、一つの装置によって構成してもよい。同様に、動画変換サーバ10と動画配信サーバ14も一つの装置として構成してもよい。
上記実施形態では、ディジタルカメラを用いているがアナログカメラによる信号をディジタル化して使用してもよい。
上記実施形態では、再生端末装置20のROM60にプログラムを記録するようにしたが、P−ROM、ハードディスクなどの記録装置に記録するようにしてもよい、
上記実施形態では、各機能を実現するためにCPUとプログラムを用いている。しかし、その一部または全部をハードウエアロジックによって構築するようにしてもよい。
この発明の一実施形態による動画配信システムの全体構成図である。 動画キャプチャ装置6、動画変換サーバ10、動画配信サーバ14のハードウエア構成を示す図である。 再生端末装置20のハードウエア構成を示す図である。 各装置に記録されたプログラムの処理を示すフローチャートである。 各装置に記録されたプログラムの処理を示すフローチャートである。 撮像動画ストリームのデータ構成を示す図である。 動画キャプチャプログラムのフローチャートである。 圧縮動画ストリーム8、配信用動画ストリーム12のデータ構造である。 動画変換プログラムのフローチャートである。 ADPCMのデータ構造を示す図である。 再生端末の各機種に対応して、動画配信サーバ14に記録される配信用動画ストリーム14を示す図である。 第2の実施形態による動画配信システムの全体構成である。 各カメラに対応して、動画配信サーバ14に記録される配信用動画ストリーム14を示す図である。 各装置に記録されたプログラムの処理を示すフローチャートである。 カメラ選択のための画面を示す図である。 第2の実施形態のレースへの応用例を示す図である。 カメラ選択のための画面を示す図である。
符号の説明
2・・・ディジタルカメラ
4・・・撮像動画ストリーム
6・・・動画キャプチャ装置
8・・・圧縮動画ストリーム
10・・・動画変換サーバ
12・・・動画配信ストリーム
14・・・動画配信サーバ
16・・・インターネット
20・・・再生端末装置

Claims (6)

  1. 対象を撮像し、画像データおよび音声データを含む撮像動画ストリームとして出力する撮像手段と、
    撮像手段から撮像動画ストリームを受け、画像データと音声データを抽出するとともに、抽出した画像データのフレームを間引いて生成した圧縮画像データと、抽出した音声データとを含む圧縮動画ストリームを生成して出力する圧縮手段、
    圧縮手段から圧縮動画ストリームを受けて、当該圧縮動画ストリームに含まれる音声データストリームを再生端末装置が再生可能なフォーマットに変換した配信用動画ストリームを生成して出力する配信用変換手段と、
    配信用変換手段からの配信用動画ストリームを受けて蓄積し、再生端末装置からの要求を受けて蓄積した配信用動画ストリームを再生端末装置に送信する動画配信手段と、
    を備えたことを特徴とする動画配信システムであって、
    前記撮像手段が複数設けられ、各撮像手段の出力する撮像ストリームに対応して、圧縮手段、配信用変換手段、動画配信手段がそれぞれ設けられており、
    各動画配信手段に蓄積されている複数の配信用動画ストリームの一覧データを生成し、再生端末装置からの要求に応じて、当該一覧データを再生端末装置に送信する一覧生成手段と、
    時間とともに移動する撮像対象に設けられた位置検出手段に基づいて送信されてくる対象位置データを記録する対象位置データ記録部と、
    撮像手段の設置位置データを記録する設置位置データ記録部とをさらに備え、
    前記一覧生成手段は、対象位置データと設置位置データとに基づいて、撮像手段の位置と撮像対象の位置の関係を示すデータを再生端末装置に送信することを特徴とする動画配信システム。
  2. 請求項1のシステムにおいて、
    前記撮像対象は複数個存在し、
    対象位置データ記録部は、各撮像対象ごとに対象位置データを記録しており、
    一覧生成手段は、再生端末装置において各撮像対象が区別可能なように表示できるようにデータを送信することを特徴とするシステム。
  3. 請求項1または2のシステムにおいて、
    前記撮像対象は、コースを走行する車であり、
    前記撮像手段は、当該コースに設けられていることを特徴とするシステム。
  4. 請求項1の動画配信システムにおいて、
    前記配信用変換手段は再生端末装置の機種ごとに設けられており、各配信用変換手段は、各再生用端末装置の機種に応じて再生可能なフォーマットを持つ配信用動画ストリームを生成し、
    前記動画配信手段は再生端末装置の機種ごとに設けられており、各動画配信手段は再生端末装置の各機種に対応した配信用動画ストリームを複数記録しており、
    再生端末装置からの要求を受けて、再生端末装置の機種を判別し、当該機種に対応する動画配信手段が配信用動画ストリームを送信するよう制御する機種判別手段をさらに備えることを特徴とするシステム。
  5. 撮像手段によって撮像されて生成された圧縮動画ストリームに含まれる音声データストリームを再生端末装置が再生可能な複数のフォーマットに変換した複数の配信用動画ストリームを蓄積する蓄積部を有するコンピュータによって動画配信装置を実現するためのプログラムであって、
    コンピュータを、
    再生端末装置からの要求を受けて、再生端末装置の機種を判別して動画配信手段を選択する機種判別手段と、
    機種判別手段によって選択された再生端末装置の機種に対応するフォーマットの配信用動画ストリームを蓄積部から読み出して送信する動画配信手段と、
    して機能させるためのプログラムであって、
    前記撮像手段が複数設けられ、各撮像手段の出力する撮像ストリームに対応して動画配信手段が設けられており、
    前記プログラムは、コンピュータを、さらに、各動画配信手段に蓄積されている複数の配信用動画ストリームの一覧データを生成し、再生端末装置からの要求に応じて、当該一覧データを再生端末装置に送信する一覧生成手段として機能させるためのものであり、
    前記コンピュータは、
    時間とともに移動する撮像対象に設けられた位置検出手段に基づいて送信されてくる対象位置データを記録する対象位置データ記録部と、
    撮像手段の設置位置データを記録する設置位置データ記録部とをさらに備え、
    前記一覧生成手段は、対象位置データと設置位置データとに基づいて、撮像手段の位置と撮像対象の位置の関係を示すデータを再生端末装置に送信することを特徴とするプログラム。
  6. 複数の設置位置から対象を撮像し、画像データおよび音声データを含む撮像動画ストリームとして出力し、
    時間とともに移動する撮像対象の対象位置を取得し、
    撮像動画ストリームから画像データと音声データを抽出するとともに、抽出した画像データのフレームを間引いて生成した圧縮画像データと、抽出した音声データとを含む圧縮動画ストリームを生成し、
    圧縮動画ストリームを受けて、当該圧縮動画ストリームに含まれる音声データストリームを再生端末装置が再生可能なフォーマットに変換した配信用動画ストリームを生成して出力し、
    配信用動画ストリームを受けて蓄積し、再生端末装置からの要求を受けて蓄積した配信用動画ストリームを再生端末装置に送信することを特徴とする動画配信方法であって、
    蓄積されている複数の配信用動画ストリームの一覧データを生成し、再生端末装置からの要求に応じて、当該一覧データを再生端末装置に送信する際に、対象位置と設置位置とに基づいて、撮像手段の位置と撮像対象の位置の関係を示すデータを再生端末装置に送信することを特徴とする動画配信方法。





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