JP4802660B2 - 乗員拘束装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等の車両の座席の乗員を衝突時に拘束するための乗員拘束装置に関するものであり、特に前衝突時に乗員の腰部を拘束し、乗員の身体が前方及び下方に移動することを防止するよう構成された乗員拘束装置に関する。
自動車の乗員を衝突時に拘束するシステムとして、シートベルトを装着していても前衝突時に乗員がラップベルトの下側をくぐり抜けようとするサブマリン現象を防止する乗員拘束装置として、特開平10−217818号公報には、シートクッションとシートパンとの間に膨張可能なバッグを配置し、車両衝突時にこのバッグを膨張させることによりシートクッションの前部を押し上げるようにした乗員拘束装置が記載されている。
第7図は同号公報の乗員拘束装置を示すシート前後方向の縦断面図である。シート前部において、クッションフレーム(シートパン)40とシートパッド42との間にエアバッグ44が配置されている。このエアバッグ44はシートの左右幅方向に延在しており、インフレータ46によって膨張可能とされている。シートパッド42の上面はトリムカバー48によって覆われており、その上に乗員が腰掛ける。
車両衝突時にインフレータ46が作動すると、エアバッグ44が膨張し、シートパッド42の前部が押し上げられるか、又は下から突き上げられて密度が高くなることにより、乗員身体の前方移動が防止(抑制を含む)される。
特開平10−217818号公報
エアバッグの前後方向のズレを防止ないし抑制するために、バッグの左右方向(シートパン左右幅方向。以下同様)の両端側をそれぞれ固定部によってシートパンに固定することがある。
本発明は、このようにバッグの両端側をシートパンに固定した乗員拘束装置において、バッグの空室の膨張状態を特定することを目的とする。
請求項1の乗員拘束装置は、シートの左右幅方向に延在するようにシートクッションとシートパン(8)との間に配置され、該シートクッションの前部を下側から押圧するように膨張可能なバッグ(12)と、車両緊急時に該バッグ(12)を膨張させるガス発生器(13)と、を有し、該バッグ(12)は該シートパン(8)の左右方向に延在しており、該バッグ(12)の左右両端側の固定部(12a,12a)がそれぞれシートパン(8)ボルト(14)で連結されている乗員拘束装置において、該バッグ(12)は、該固定部(12a,12a)同士の間に、ガスが導入されて膨張する空室(15)が形成されたものであり、該バッグ(12)の左端側の固定部(12a)が該シートパン(8)の左端部に連結され、該バッグ(12)の右端側の固定部(12a)が該シートパン(8)の右端部に連結されており、該バッグ(12)は、該バッグ(12)の膨張時の外周面の上半側及び下半側をそれぞれ構成するアッパーパネル(16)とロワパネル(17)とを重ね合わせ、これらを第1のシーム(20)により縫合して袋状としたものであり、該アッパーパネル(16)及びロワパネル(17)は、それぞれ、1対の対向辺が左右方向に延在した横長の主片部と、該主片部の左右方向の両端側からそれぞれ側方へ張り出した1対の張出片部とを有しており、各張出片部の張り出し方向の先端側に、前記ボルト(14)が挿通されたボルト挿通孔(12b)が設けられており、該アッパーパネル(16)とロワパネル(17)との左端側の張出片部同士及び右端側の張出片部同士がそれぞれ重ね合わされ、重なり合った該張出片部同士の該ボルト挿通孔(12b)の周縁部同士がそれぞれ第2のシーム(21)によって縫合されており、該第2のシーム(21)によって縫合された該アッパーパネル(16)とロワパネル(17)との左端側の張出片部同士及び右端側の張出片部同士によってそれぞれ該バッグ(12)の左端側の固定部(12a)及び右端側の固定部(12a)が構成されており、該アッパーパネル(16)とロワパネル(17)との該主片部同士が重ね合わされ、重なり合った該主片部の周縁部同士が前記第1のシーム(20)によって縫合されることにより、該主片部同士の間に前記空室(15)が形成されており、該第1のシーム(20)は、該主片部の前記1対の対向辺に沿ってそれぞれ左右方向に延在した1対の左右方向延在部と、両固定部(12a,12a)における前記第2のシーム(21,21)よりも該主片部の左右方向の中央側において両左右方向延在部の一端側同士及び他端側同士をそれぞれ繋いでおり、該アッパーパネル(16)及びロワパネル(17)の左右方向両端側に向って凸となるように略円弧状に延在した1対の略円弧状部とを有しており、非膨張状態の該バッグ(12)を平たく展延した平延状態における該固定部(12a,12a)のボルト挿通孔(12b,12b)の中心同士の距離をL、空室(15)の前記左右方向の最大長さをL 、該平延状態における該空室(15)の前後方向の最大幅をL とした場合、L/Lが0.6〜0.9であり、L /L が0.4〜0.85であり、L /L が2.1以下であり、前記ガス発生器(13)は該バッグ(12)の内側に設置されていることを特徴とするものである。
請求項2の乗員拘束装置は、シートの左右幅方向に延在するようにシートクッションとシートパン(8)との間に配置され、該シートクッションの前部を下側から押圧するように膨張可能なバッグ(12)と、車両緊急時に該バッグ(12)を膨張させるガス発生器(13)と、を有し、該バッグ(12)は該シートパン(8)の左右方向に延在しており、該バッグ(12)の左右両端側の固定部(12a,12a)がそれぞれシートパン(8)にボルト(14)で連結されている乗員拘束装置において、該バッグ(12)は、該固定部(12a,12a)同士の間に、ガスが導入されて膨張する空室(15)が形成されたものであり、該バッグ(12)の左端側の固定部(12a)が該シートパン(8)の左端部に連結され、該バッグ(12)の右端側の固定部(12a)が該シートパン(8)の右端部に連結されており、該バッグ(12)は、該バッグ(12)の膨張時の外周面の上半側及び下半側をそれぞれ構成するアッパーパネル(16)とロワパネル(17)とを重ね合わせ、これらを第1のシーム(20)により縫合して袋状としたものであり、該アッパーパネル(16)及びロワパネル(17)は、それぞれ、1対の対向辺が左右方向に延在した横長の主片部と、該主片部の左右方向の両端側からそれぞれ側方へ張り出した1対の張出片部とを有しており、各張出片部の張り出し方向の先端側に、前記ボルト(14)が挿通されたボルト挿通孔(12b)が設けられており、該アッパーパネル(16)とロワパネル(17)との左端側の張出片部同士及び右端側の張出片部同士がそれぞれ重ね合わされ、重なり合った該張出片部同士の該ボルト挿通孔(12b)の周縁部同士がそれぞれ第2のシーム(21)によって縫合されており、該第2のシーム(21)によって縫合された該アッパーパネル(16)とロワパネル(17)との左端側の張出片部同士及び右端側の張出片部同士によってそれぞれ該バッグ(12)の左端側の固定部(12a)及び右端側の固定部(12a)が構成されており、該アッパーパネル(16)とロワパネル(17)との該主片部同士が重ね合わされ、重なり合った該主片部の周縁部同士が前記第1のシーム(20)によって縫合されることにより、該主片部同士の間に前記空室(15)が形成されており、該第1のシーム(20)は、該主片部の前記1対の対向辺に沿ってそれぞれ左右方向に延在した1対の左右方向延在部と、両固定部(12a,12a)における前記第2のシーム(21,21)よりも該主片部の左右方向の中央側において両左右方向延在部の一端側同士及び他端側同士をそれぞれ繋いでおり、該アッパーパネル(16)及びロワパネル(17)の左右方向両端側に向って凸となるように略円弧状に延在した1対の略円弧状部とを有しており、非膨張状態の該バッグ(12)を平たく展延した平延状態における該固定部(12a,12a)のボルト挿通孔(12b,12b)の中心同士の距離をL 、空室(15)の前記左右方向の最大長さをL 、該平延状態における該空室(15)の前後方向の最大幅をL とした場合、L /L が0.6〜0.9であり、L /L が0.4〜0.85であり、L /L が2.1以下であり、前記ガス発生器(13)は該バッグ(12)の外部に設置されており、該バッグ(12)は、その左右方向の一端側に、該空室(15)に連通したダクト部(30)が設けられており、該ダクト部(30)に、該ガス発生器(13)からのガス供給部材が結合されており、該ダクト部(30)及びガス供給部材を介して該ガス発生器(13)から該空室(15)内にガスが導入されるように構成されていることを特徴とするものである。
請求項3の乗員拘束装置は、請求項1又は2において、前記アッパーパネル(16)及びロワパネル(17)の各張出片部は、それぞれ、前記主片部からの張り出し方向の基端側においては、その前後方向の幅が該主片部の左右両端側の前後方向の幅と同等であり、該張り出し方向の先端側ほどその前後方向の幅が小さくなる略三角形状のものであり、前記固定部(12a,12a)において、それぞれ、重なり合った該アッパーパネル(16)とロワパネル(17)との張出片部の周縁部同士が該三角形の斜辺に沿って第3のシーム(22)によって縫合されており、各固定部(12a)において、該第3のシーム(22)の両端側は前記第1のシーム(20)に合流しており、該第3のシーム(22)の延在方向の中間付近は前記第2のシーム(21)に合流していることを特徴とするものである。
請求項4の乗員拘束装置は、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記バッグ(12)は、非膨張時には、前記シートパン(8)の上面に沿って平たく、且つシート前後方向の幅が小さくなるように折り畳まれた状態にて該シートパン(8)に取り付けられており、該バッグ(12)の折り畳みに際し、該バッグ(12)は、前記平延状態とされた後、その前後方向の中間付近よりも前半側及び後半側がそれぞれ該前後方向の途中から左右方向折り返し線(F ,F )に沿って該前後方向中央側へ折り返されていることを特徴とするものである。
本発明では、L/Lが0.6〜0.9であり、バッグの主要部が十分な幅にわたって膨張する。
本発明では、/Lを0.4〜0.85とし、L /Lを2.1以下とする。これにより、バッグの膨張時の太さが十分であり、乗員の前方移動抑制効果に優れる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。第1図は本発明の実施の形態に係る乗員拘束装置を備えたシートのフレームのバッグ非膨張時における斜視図であり、第2図は第1図のバッグの平面図、第3図は第2図のIII−III線に沿う断面図、第4図はバッグの折り畳み説明図、第5図はバッグの膨張時における第1図のV−V線に沿う断面図、第6図は別の実施の形態に用いられるバッグの平面図である。
自動車のシートを構成するフレームは、ベースフレーム1と、該ベースフレーム1に対し支軸2及びリクライニングデバイス(図示略)を介して回動可能に連結されたバックフレーム4とからなる。該バックフレーム4の上部にヘッドレスト6が取り付けられる。該ベースフレーム1は、左右のサイドフレーム1a,1bを有しており、これらのサイドフレーム1a,1bの前部同士の間にシートパン8が架設されている。
図示はしないが、ベースフレーム1及びバックフレーム4にウレタン等よりなるシートクッション及びシートバックが装着されている。シートパン8は、このシートクッションの前部の下側に配置されている。なお、第1図の符号1dは、該シートクッションを支承するスプリングを示している。
乗員拘束装置10は、該シートパン8の上側に配置された、前記シートクッションの前部を下側から押圧するように膨張可能なバッグ12と、該バッグ12を膨張させるためのインフレータ(ガス発生器)13とを有している。該バッグ12は、シートパン8の左右方向(車両幅方向)に延在している。このバッグ12の該左右方向の両端側にそれぞれシートパン8への固定部12a,12aが設けられており、各固定部12aがボルト14によって該シートパン8に留め付けられている。バッグ12のうちこの固定部12a,12a同士の間が、インフレータ13からガスが導入されて膨張する空室15となっている。
この実施の形態では、該バッグ12は、該バッグ12の膨張時の外周面の上半側及び下半側をそれぞれ構成するアッパーパネル16とロワパネル17とを重ね合わせ、これらの周縁部同士を縫い合わせて袋状としたものである。符号20〜22は、このパネル16,17同士を縫合した、糸等よりなるシームを示している。
第2図に示すように、この実施の形態では、各パネル16,17は、1対の対向辺が左右方向に延在した横長の略六角形の平面視形状を有している。各パネル16,17のうち、該左右方向の両端側の略三角形状に側方へ張り出した部分が、それぞれ、シートパン8への固定部12aとなっており、各々の張り出し方向先端付近に、前記ボルト14の挿通孔12bが設けられている。なお、ロワパネル17の中央付近には、後述のリテーナ18のスタッドボルト18aが挿通されるスタッドボルト挿通孔12cが設けられている。
各パネル16,17のうち両固定部12a,12a同士の間の部分の周縁部同士を全周にわたってシーム20で縫合することにより、該固定部12a,12a同士の間に前記空室15が形成されている。このシーム20は、第2図の通り、横長の略長円形状に延設されている。
詳しくは、このシーム20は、各パネル16,17の前記1対の対向辺に沿ってそれぞれ左右方向に延在する1対の左右方向延在部(符号略)と、両左右方向延在部の一端側同士及び他端側同士をそれぞれ繋いでおり、各パネル16,17の左右方向両端側に向って凸となるように略円弧状に延在した1対の略円弧状部(符号略)とを有している。
なお、シーム21は、各パネル16,17の重なり合ったボルト挿通孔12bの周縁部同士を縫合している。また、シーム22は、各パネル16,17の左端側の固定部12a,12aの周縁部同士及び右端側の固定部12a,12aの周縁部同士をそれぞれ縫合している。第2図の通り、各シーム22の両端側はシーム20に合流しており、中間付近はシーム21に合流している。
本発明においては、第2図に示すように、バッグ12を平たく展延した平延状態における各固定部12a,12aのボルト挿通孔12b,12bの中心同士の距離をLとし、空室15の左右方向の最大長さ(シーム20の左右の前記円弧状部同士が最も離隔した部分の間隔)をLとした場合に、このLとLとの比L/Lが0.6〜0.9、好ましくは0.7〜0.85となるように構成されている。
なお、本発明では、このようにバッグ12を平延状態としたときの空室15のシート前後方向の最大幅(シーム20の前側及び後側の前記左右方向延在部同士の間隔)をLとした場合、このLと前記Lとの比L/Lが0.4〜0.85、とりわけ0.45〜0.75となるよう構成されることが好ましい。さらに、本発明では、前記LとこのLとの比L/Lが2.1以下、とりわけ1.8以下となるよう構成されることが好ましい。
この実施の形態では、該バッグ12内に棒状のインフレータ13が配置されている。このインフレータ13は、長手方向が車両幅方向となるように延在している。このインフレータ13は、その側周面にガス噴出口(図示略)を有しており、このガス噴出口から放射方向にガスを噴出するよう構成されている。
第5図に示すように、このインフレータ13に、該インフレータ13をシートパン8に固定するためのリテーナ18が連結されている。このリテーナ18からはスタッドボルト18aが突設されている。このスタッドボルト18aは、バッグ12の下面(ロワパネル17)の前記スタッドボルト挿通孔12cに挿通されてバッグ12外に延出している。図示の通り、このスタッドボルト18aがシートパン8のスタッドボルト挿通孔(符号略)に挿通され、該シートパン8の裏(下)側からスタッドボルト18aにナット18bが締め込まれることにより、リテーナ18と共にインフレータ13がシートパン8に固定されると共に、バッグ12の左右方向中央付近が該リテーナ18とシートパン8との間に挟持固定される。
このバッグ12は、シートパン8の上面に沿って平たく、且つ前後方向の幅が小さくなるように折り畳まれている。ただし、バッグ12は、シートパン8に取り付けられてから折り畳まれてもよく、予め折り畳まれ、保形部材(図示略)で保形された状態にてシートパン8に取り付けられてもよい。
なお、この実施の形態では、バッグ12を平延状態とし、このバッグ12のシート前後方向中間付近よりも前半側及び後半側をそれぞれ該前後方向の途中から左右方向折り返し線F,Fに沿って該前後方向中央側へ折り返すことにより、該バッグ12の前後方向の幅を小さくしている。ただし、このバッグ12の折り畳み方法はこれに限定されるものではなく、複数回ジグザグ折り(蛇腹折り)してもよく、ロール状に折り畳んでもよい。
この乗員拘束装置10の作動は次の通りである。
自動車の前方衝突が検知されると、インフレータ13がガス噴出作動し、このインフレータ13からのガスによりバッグ12(空室15)が膨張する。この結果、シートクッションの前部が押し上げられるか、又は下から突き上げられることにより密度が高くなり、乗員の腰部の前方移動が阻止ないし抑制される。
このバッグ12は、両端側の固定部12a,12aがボルト14によってシートパン8に固定されているので、乗員から膨張したバッグ12に対し前方へ向って荷重が加えられても、このバッグ12が前方へズレ動くことが防止ないし抑制される。
この乗員拘束装置10にあっては、バッグ12の空室15の左右方向の最大長さLと該バッグ12の両端側の固定部12a,12a同士(ボルト挿通孔12b,12b同士)の間隔Lとの比L/Lが0.6〜0.9となっているので、バッグ12の主要部が十分な幅にわたって膨張する。
また、この実施の形態では、空室15の前後方向の最大幅Lと該Lとの比L/Lが0.4〜0.85となっており、しかも前記Lと該Lとの比L/Lが2.1以下となっているので、バッグ12の膨張時の太さが十分であり、乗員の前方移動抑制効果に優れている。
上記実施の形態では、インフレータ13がバッグ12の内側に設置されているが、インフレータはバッグの外部に設置されてもよい。第6図は、インフレータをバッグの外部に設置した場合のバッグの構成例を示すバッグの平面図である。
この第6図のバッグ12Aにおいては、その長手方向(左右方向)の一端側(一方の固定部12a付近)からホース状のダクト部30が延設されている。このダクト部30の基端側は空室15内に連通している。このダクト部30にインフレータからのガス供給部材(例えばパイプ等)が差し込まれ、バンド(図示略)等によって両者が結合される。これにより、このバッグ12Aの外部に設置されたインフレータから該ガス供給部材及びダクト部30を介して空室15内にガスが導入される。
このバッグ12のその他の構成は実質的に第1〜5図のバッグ12と同様となっており、第6図において第1〜5図と同一符号は同一部分を示している。
上記の各実施の形態はいずれも本発明の一例を示すものであり、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態に係る乗員拘束装置を備えたシートのフレームのバッグ非膨張時における斜視図である。 バッグの平面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 バッグの折り畳み説明図である。 バッグの膨張時における図1のV−V線断面図である。 別の実施の形態に用いられるバッグの平面図である。 従来例に係る乗員拘束装置を示すシート前後方向の縦断面図である。
符号の説明
1 ベースフレーム
1a,1b サイドフレーム
4 バックフレーム
6 ヘッドレスト
8 シートパン
10 乗員拘束装置
12,12A バッグ
12a 固定部
12b ボルト挿通孔
13 インフレータ
14 ボルト
15 空室
20〜22 シーム
固定部12a,12a同士(ボルト挿通孔12b,12b同士)の間の距離
空室15の左右方向の最大長さ
空室15の前後方向の最大幅

Claims (4)

  1. シートの左右幅方向に延在するようにシートクッションとシートパン(8)との間に配置され、該シートクッションの前部を下側から押圧するように膨張可能なバッグ(12)と、
    車両緊急時に該バッグ(12)を膨張させるガス発生器(13)と、
    を有し、該バッグ(12)は該シートパン(8)の左右方向に延在しており、
    該バッグ(12)の左右両端側の固定部(12a,12a)がそれぞれシートパン(8)ボルト(14)で連結されている乗員拘束装置において、
    該バッグ(12)は、該固定部(12a,12a)同士の間に、ガスが導入されて膨張する空室(15)が形成されたものであり、
    該バッグ(12)の左端側の固定部(12a)が該シートパン(8)の左端部に連結され、該バッグ(12)の右端側の固定部(12a)が該シートパン(8)の右端部に連結されており、
    該バッグ(12)は、該バッグ(12)の膨張時の外周面の上半側及び下半側をそれぞれ構成するアッパーパネル(16)とロワパネル(17)とを重ね合わせ、これらを第1のシーム(20)により縫合して袋状としたものであり、
    該アッパーパネル(16)及びロワパネル(17)は、それぞれ、1対の対向辺が左右方向に延在した横長の主片部と、該主片部の左右方向の両端側からそれぞれ側方へ張り出した1対の張出片部とを有しており、各張出片部の張り出し方向の先端側に、前記ボルト(14)が挿通されたボルト挿通孔(12b)が設けられており、
    該アッパーパネル(16)とロワパネル(17)との左端側の張出片部同士及び右端側の張出片部同士がそれぞれ重ね合わされ、重なり合った該張出片部同士の該ボルト挿通孔(12b)の周縁部同士がそれぞれ第2のシーム(21)によって縫合されており、
    該第2のシーム(21)によって縫合された該アッパーパネル(16)とロワパネル(17)との左端側の張出片部同士及び右端側の張出片部同士によってそれぞれ該バッグ(12)の左端側の固定部(12a)及び右端側の固定部(12a)が構成されており、
    該アッパーパネル(16)とロワパネル(17)との該主片部同士が重ね合わされ、重なり合った該主片部の周縁部同士が前記第1のシーム(20)によって縫合されることにより、該主片部同士の間に前記空室(15)が形成されており、
    該第1のシーム(20)は、該主片部の前記1対の対向辺に沿ってそれぞれ左右方向に延在した1対の左右方向延在部と、両固定部(12a,12a)における前記第2のシーム(21,21)よりも該主片部の左右方向の中央側において両左右方向延在部の一端側同士及び他端側同士をそれぞれ繋いでおり、該アッパーパネル(16)及びロワパネル(17)の左右方向両端側に向って凸となるように略円弧状に延在した1対の略円弧状部とを有しており、
    非膨張状態の該バッグ(12)を平たく展延した平延状態における該固定部(12a,12a)のボルト挿通孔(12b,12b)の中心同士の距離をL、空室(15)の前記左右方向の最大長さをL 、該平延状態における該空室(15)の前後方向の最大幅をL とした場合、
    /Lが0.6〜0.9であり、
    /L が0.4〜0.85であり、
    /L が2.1以下であり、
    前記ガス発生器(13)は該バッグ(12)の内側に設置されていることを特徴とする乗員拘束装置。
  2. シートの左右幅方向に延在するようにシートクッションとシートパン(8)との間に配置され、該シートクッションの前部を下側から押圧するように膨張可能なバッグ(12)と、
    車両緊急時に該バッグ(12)を膨張させるガス発生器(13)と、
    を有し、該バッグ(12)は該シートパン(8)の左右方向に延在しており、
    該バッグ(12)の左右両端側の固定部(12a,12a)がそれぞれシートパン(8)にボルト(14)で連結されている乗員拘束装置において、
    該バッグ(12)は、該固定部(12a,12a)同士の間に、ガスが導入されて膨張する空室(15)が形成されたものであり、
    該バッグ(12)の左端側の固定部(12a)が該シートパン(8)の左端部に連結され、該バッグ(12)の右端側の固定部(12a)が該シートパン(8)の右端部に連結されており、
    該バッグ(12)は、該バッグ(12)の膨張時の外周面の上半側及び下半側をそれぞれ構成するアッパーパネル(16)とロワパネル(17)とを重ね合わせ、これらを第1のシーム(20)により縫合して袋状としたものであり、
    該アッパーパネル(16)及びロワパネル(17)は、それぞれ、1対の対向辺が左右方向に延在した横長の主片部と、該主片部の左右方向の両端側からそれぞれ側方へ張り出した1対の張出片部とを有しており、各張出片部の張り出し方向の先端側に、前記ボルト(14)が挿通されたボルト挿通孔(12b)が設けられており、
    該アッパーパネル(16)とロワパネル(17)との左端側の張出片部同士及び右端側の張出片部同士がそれぞれ重ね合わされ、重なり合った該張出片部同士の該ボルト挿通孔(12b)の周縁部同士がそれぞれ第2のシーム(21)によって縫合されており、
    該第2のシーム(21)によって縫合された該アッパーパネル(16)とロワパネル(17)との左端側の張出片部同士及び右端側の張出片部同士によってそれぞれ該バッグ(12)の左端側の固定部(12a)及び右端側の固定部(12a)が構成されており、
    該アッパーパネル(16)とロワパネル(17)との該主片部同士が重ね合わされ、重なり合った該主片部の周縁部同士が前記第1のシーム(20)によって縫合されることにより、該主片部同士の間に前記空室(15)が形成されており、
    該第1のシーム(20)は、該主片部の前記1対の対向辺に沿ってそれぞれ左右方向に延在した1対の左右方向延在部と、両固定部(12a,12a)における前記第2のシーム(21,21)よりも該主片部の左右方向の中央側において両左右方向延在部の一端側同士及び他端側同士をそれぞれ繋いでおり、該アッパーパネル(16)及びロワパネル(17)の左右方向両端側に向って凸となるように略円弧状に延在した1対の略円弧状部とを有しており、
    非膨張状態の該バッグ(12)を平たく展延した平延状態における該固定部(12a,12a)のボルト挿通孔(12b,12b)の中心同士の距離をL 、空室(15)の前記左右方向の最大長さをL 、該平延状態における該空室(15)の前後方向の最大幅をL とした場合、
    /L が0.6〜0.9であり、
    /L が0.4〜0.85であり、
    /L が2.1以下であり、
    前記ガス発生器(13)は該バッグ(12)の外部に設置されており、
    該バッグ(12)は、その左右方向の一端側に、該空室(15)に連通したダクト部(30)が設けられており、
    該ダクト部(30)に、該ガス発生器(13)からのガス供給部材が結合されており、
    該ダクト部(30)及びガス供給部材を介して該ガス発生器(13)から該空室(15)内にガスが導入されるように構成されていることを特徴とする乗員拘束装置。
  3. 請求項1又は2において、前記アッパーパネル(16)及びロワパネル(17)の各張出片部は、それぞれ、前記主片部からの張り出し方向の基端側においては、その前後方向の幅が該主片部の左右両端側の前後方向の幅と同等であり、該張り出し方向の先端側ほどその前後方向の幅が小さくなる略三角形状のものであり、
    前記固定部(12a,12a)において、それぞれ、重なり合った該アッパーパネル(16)とロワパネル(17)との張出片部の周縁部同士が該三角形の斜辺に沿って第3のシーム(22)によって縫合されており、
    各固定部(12a)において、該第3のシーム(22)の両端側は前記第1のシーム(20)に合流しており、該第3のシーム(22)の延在方向の中間付近は前記第2のシーム(21)に合流していることを特徴とする乗員拘束装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記バッグ(12)は、非膨張時には、前記シートパン(8)の上面に沿って平たく、且つシート前後方向の幅が小さくなるように折り畳まれた状態にて該シートパン(8)に取り付けられており、
    該バッグ(12)の折り畳みに際し、該バッグ(12)は、前記平延状態とされた後、その前後方向の中間付近よりも前半側及び後半側がそれぞれ該前後方向の途中から左右方向折り返し線(F ,F )に沿って該前後方向中央側へ折り返されていることを特徴とする乗員拘束装置。
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