JP4879202B2 - 追尾装置及びプログラム及び追尾方法 - Google Patents
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Description
追尾システムは、追尾可能範囲の拡大や目標追尾の精度向上などのため、複数のセンサ装置を有する場合がある。
しかし、複数のセンサ装置が異種のセンサ装置である場合や、既存の異なるシステム内で稼動しているセンサ装置である場合、それぞれのセンサ装置は、それぞれ異なるタイミングで目標を観測するので、複数のセンサ装置からの情報を統合することが難しい。
この発明は、例えば、上記のような課題を解決するためになされたものであり、複数の異なるセンサ装置が目標を観測した結果に基づいて、目標を追尾することを目的とする。
データを記憶する記憶装置と、データを処理する処理装置と、トラック記憶部と、共通データ記憶部と、トラック入力部と、トラック更新部と、優先度算出部と、共通データ更新部と、同一データ出力部とを有し、
上記トラック記憶部は、上記記憶装置を用いて、複数のセンサ装置それぞれが観測した目標に関する情報を表わす複数のトラックデータを記憶し、
上記共通データ記憶部は、上記記憶装置を用いて、上記トラック記憶部が記憶した複数のトラックデータのうち、少なくともいずれかのトラックデータを、共通データとして記憶し、
上記トラック入力部は、上記処理装置を用いて、上記複数のセンサ装置のうち、いずれかのセンサ装置が観測した目標に関する情報を表わすトラックデータを入力し、
上記トラック更新部は、上記処理装置を用いて、上記トラック入力部が入力したトラックデータを、上記トラック記憶部に記憶させ、
上記優先度算出部は、上記処理装置を用いて、上記トラック更新部が上記トラック記憶部に記憶させたトラックデータに基づいて、上記トラックデータの優先度を算出し、
上記共通データ更新部は、上記処理装置を用いて、上記優先度算出部が算出した優先度のほうが、上記共通データ記憶部が記憶した共通データの優先度よりも高い場合に、上記トラック更新部が上記トラック記憶部に記憶させたトラックデータを、上記共通データ記憶部に上記共通データとして記憶させ、
上記同一データ出力部は、上記処理装置を用いて、上記トラック記憶部が記憶した複数のトラックデータと、上記共通データ記憶部が記憶した共通データとを含むデータを同一データとして出力することを特徴とする。
実施の形態1について、図1〜図16を用いて説明する。
航空機850の安全を確保するため、航空機850の現在位置を正確に把握する必要がある。航空機850の現在位置を知るためのセンサ装置には、例えば、空港面探知レーダ(ASDE:Airport Surface Detection Equipment)811、空港監視レーダ(ASR:Airport Surveillance Radar)812、航空路監視レーダ(ARSR:Air Route Surveillance Radar)813、自動従属監視(ADS:Automatic Dependent Surveillance)受信装置814などがある。
一次監視レーダは、約4秒で1回転する指向性アンテナから2.7GHz帯の電波を放射し、放射した電波が航空機850などに当たって反射した反射波を受信することにより、アンテナと航空機850などとの距離や方位を探知する。
二次監視レーダは、一次監視レーダのアンテナとともに回転する指向性アンテナから1030MHzの電波(質問信号)を放射し、放射した電波を航空機850に搭載されたトランスポンダが受信し、受信した質問信号に対する応答として、1090MHzの電波(応答信号)を送信する。二次監視レーダは、応答信号を受信することにより、アンテナと航空機850などとの距離や方位を探知する。また、質問信号のモードにより、トランスポンダが航空機850などの識別コード(モードA)や高度(モードC)などの情報を含む応答信号を送信するので、二次監視レーダは、これらの情報を取得することができる。更に、同じ方向にいる複数の航空機850からの応答信号が輻輳して識別不能になるのを防ぐため、応答すべき航空機850の識別コードを指定して、指定された識別コードを有する航空機850のみが応答信号を返す機能を有するものもある(モードS)。
空港監視レーダ812がある航空機850を探知してから、同じ航空機850を再び探知するまでの間隔は、指向性アンテナが1回転する周期とほぼ等しく、約4秒である。
航空路監視レーダ813がある航空機850を探知してから、同じ航空機850を再び探知するまでの間隔は、指向性アンテナが1回転する周期とほぼ等しく、約10秒である。
自動従属監視受信装置814がある航空機850からの電波を受信してから、同じ航空機850からの電波を受信するまでの間隔は、航空機850が電波を送信する間隔と等しく、例えば、約1秒である。
航空管制システム800は、複数のセンサ装置810、追尾装置100、管制表示装置830、中央処理装置840を有する。
センサ装置810は、図1で説明した空港面探知レーダ811、空港監視レーダ812、航空路監視レーダ813、自動従属監視受信装置814などであり、航空機850などの目標を観測し、ターゲットデータを生成する。ターゲットデータとは、観測した目標の位置、高度、速度、識別コードなど、目標に関する情報を表わすデータである。
中央処理装置840は、管制支援を行うための機能(管制支援機能)を有する。中央処理装置840は、追尾装置100が生成した同一データを入力し、例えば、複数の航空機850が衝突しそうになった場合など危険を予測した場合に警告音声を出すなどして、管制業務を支援する。
なお、この例では、一つのセンサ装置810に対して一つの目標追尾部110が割り当てられているが、複数の同種のセンサ装置810が生成したターゲットデータを、一つの目標追尾部110が処理することとしてもよい。あるいは、すべてのセンサ装置810が生成したターゲットデータを、一つの目標追尾部110が処理することとしてもよい。
追尾装置100は、システムユニット910、CRT(Cathode・Ray・Tube)やLCD(液晶)の表示画面を有する表示装置901、キーボード902(Key・Board:K/B)、マウス903、FDD904(Flexible・Disk・Drive)、コンパクトディスク装置905(CDD)、プリンタ装置906、スキャナ装置907などのハードウェア資源を備え、これらはケーブルや信号線で接続されている。
システムユニット910は、コンピュータであり、ファクシミリ機932、電話器931とケーブルで接続され、また、ローカルエリアネットワーク942(LAN)、ゲートウェイ941を介してインターネット940に接続されている。
追尾装置100は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサともいう)を備えている。CPU911は、バス912を介してROM913、RAM914、通信装置915、表示装置901、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905、プリンタ装置906、スキャナ装置907、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカード読み書き装置などの記憶装置でもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置あるいは記憶部の一例である。
通信装置915、キーボード902、スキャナ装置907、FDD904などは、入力部、入力装置の一例である。
また、通信装置915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力部、出力装置の一例である。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。
ファイル群924には、以下に述べる実施の形態の説明において、「〜の判定結果」、「〜の計算結果」、「〜の処理結果」として説明する情報やデータや信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」は、ディスクやメモリなどの記録媒体に記憶される。ディスクやメモリになどの記憶媒体に記憶された情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示などのCPUの動作に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・処理・出力・印刷・表示のCPUの動作の間、情報やデータや信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、以下に述べる実施の形態の説明において説明するフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号値は、RAM914のメモリ、FDD904のフレキシブルディスク、CDD905のコンパクトディスク、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク、DVD(Digital・Versatile・Disk)等の記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体によりオンライン伝送される。
目標追尾部110は、ターゲット相関処理部111、トラックデータ記憶部116、ターゲット予測部115、トラックデータ出力部119を有する。
トラックデータ記憶部116は、捕捉データ記憶部117、予測データ記憶部118を有する。
捕捉データ記憶部117は、磁気ディスク装置920を用いて、ターゲット相関処理部111が一つにまとめた捕捉データを記憶する。
予測データ記憶部118は、磁気ディスク装置920を用いて、ターゲット予測部115が予測した情報を表わすデータ(以下「予測データ」と呼ぶ。)を記憶する。
ターゲット入力部112は、CPU911を用いて、センサ装置810が生成し出力したターゲットデータを入力する。ターゲット入力部112が入力するターゲットデータには、例えば、センサ装置810が目標を観測した時刻(以下「観測時刻」と呼ぶ。)や、センサ装置810が観測した目標に関する情報(以下「観測内容」と呼ぶ。観測内容はセンサ装置810の種類によって異なり、例えば、目標の位置、高度、速度、識別コードなどである。)を表わすデータが含まれる。また、ターゲットデータには、それぞれの観測内容について、観測の信頼性(精度)を表わすデータが含まれていてもよい。観測の信頼性は、センサ装置810の分解能、センサ装置810と目標との位置関係、センサ装置810周辺の気象条件などによって定まる。
ターゲット入力部112は、RAM914を用いて、入力したターゲットデータを記憶する。
目標識別子とは、目標を識別するため目標に付した目標ごとに異なるデータである。目標識別子は、モードSアドレスや応答ビーコンコードなどセンサ装置810が観測する識別コードと同一のものを用いてもよいし、目標追尾部110内で独自に生成したものであってもよい。
予測時刻とは、ターゲット予測部115が予測した目標に関する情報が、いつの時点について予測したものであるかを表わす。
予測内容とは、ターゲット入力部112が入力したターゲットデータが表わす観測内容と対応する内容(例えば、目標の位置、高度、速度、識別コードなど)について、ターゲット予測部115が予測した情報を表わす。
また、予測データには、それぞれの予測内容について、予測の信頼性(精度)を表わすデータが含まれていてもよい。予測の信頼性は、予測のもととなったターゲットデータの観測の信頼性、観測内容のバラツキ、観測時刻と予測時刻との差などによって定まる。
ターゲット相関部113は、RAM914を用いて、推定した目標識別子を一時的に記憶する。
捕捉データ更新部114は、CPU911を用いて、入力したターゲットデータと目標識別子とに基づいて、捕捉データ記憶部117が記憶した捕捉データを更新する。捕捉データ更新部114は、例えば、入力したターゲットデータに、入力した目標識別子を付して、捕捉データ記憶部117に捕捉データとして記憶させる。
例えば、ターゲット予測部115は、CPU911を用いて、捕捉データ記憶部117が記憶した捕捉データのうちから、捕捉データ更新部114が更新した捕捉データと同一の目標識別子を付された捕捉データ(捕捉データ更新部114が更新した捕捉データも含む)を入力する。ターゲット予測部115は、CPU911を用いて、入力した捕捉データに基づいて、目標の現在の位置、高度、速度などを推定する。ターゲット予測部115は、CPU911を用いて、予測時刻を決定する。ターゲット予測部115は、例えば、センサ装置810が同じ目標を観測すると予想される時刻を予測時刻とする。例えば、センサ装置810が(1秒で1回転する)空港面探知レーダ811であれば、1秒後、2秒後、3秒後…に同じ目標を観測することが予想され、センサ装置810が(4秒で1回転する)空港監視レーダ812であれば、4秒後、8秒後、12秒後…に同じ目標を観測することが予想される。ターゲット予測部115は、推定した目標の現在の位置、高度、速度などに基づいて、決定した予測時刻における目標の位置、高度、速度などを予測する。また、ターゲット予測部115は、CPU911を用いて、予測の信頼度を算出する。ターゲット予測部115は、CPU911を用いて、予測した目標の位置、高度、速度や、算出した予測の信頼度などを含む予測内容を表わす予測データを生成する。
ターゲット予測部115は、RAM914を用いて、生成した予測データを記憶する。
この場合において、ターゲット予測部115は、最新の観測時刻と予測時刻との差が大きく、目標が観測されるべき時刻に目標が観測されなかったことから、通常の場合よりも予測の信頼性を低く見積もる。
その場合、ターゲット予測部115は、その目標についての予測データを生成しない。予測データ記憶部118は、磁気ディスク装置920を用いて、記憶した予測データのうちから、その目標に関する予測データを削除する。また、捕捉データ記憶部117は、磁気ディスク装置920を用いて、記憶した捕捉データのうちから、その目標に関する捕捉データを削除する。
トラック相関処理部130は、異なる複数のセンサ装置810が生成したターゲットデータに基づいて目標追尾部110が生成した複数のトラックデータを順次入力し、同じ目標についてのトラックデータを一つにまとめる。
トラック記憶部181は、磁気ディスク装置920を用いて、トラック相関処理部130が一つにまとめたトラックデータを記憶する。
共通データ記憶部182については、後述する。
平滑予測記憶部183は、磁気ディスク装置920を用いて、後述する平滑予測部150が生成した平滑予測データを記憶する。
平滑予測データとは、平滑予測部150が予測した目標の将来に関する情報(所定の時刻(以下「平滑予測時刻」と呼ぶ。)における位置、高度、速度、識別コードなど)を表わすデータである。
トラック推定部132は、CPU911を用いて、平滑予測記憶部183が記憶した平滑予測データに基づいて、取得した観測時刻における目標に関する情報を推定する。例えば、トラック推定部132は、CPU911を用いて、取得した観測時刻に基づいて、平滑予測記憶部183が記憶した平滑予測データのなかから、観測時刻の前後の時刻を平滑予測時刻とする平滑予測データを入力する。トラック推定部132は、入力した平滑予測データに基づいて、取得した観測時刻における目標に関する情報を推定する。
トラック推定部132は、RAM914を用いて、推定した情報を表わすデータ(以下「トラック推定データ」と呼ぶ。)を記憶する。
ここで、トラック相関部133が同定する目標は、トラック入力部131が入力したトラックデータに含まれる目標識別子が表わす目標と同じであるとは限らない。目標追尾部110が同一の目標であると判定した判定結果が常に正しいとは限らず、トラック相関部133が同定した目標が、目標追尾部110が同定した目標と異なる場合もある。
トラック相関部133は、RAM914を用いて、同定した目標を表わす目標識別子を一時的に記憶する。なお、トラック相関部133が使用する目標識別子は、目標追尾部110が使用する目標識別子と異なる場合がある。例えば、目標追尾部110が独自の目標識別子を使用している場合、他の目標追尾部110における目標識別子と整合しないので、トラック相関処理部130では、便名、モードSアドレス、応答ビーコンコードなどに基づく統一された目標識別子を使用する。
例えば、トラック更新部134によりトラックデータを更新された際、トラック記憶部181は、CPU911を用いて、記憶したトラックデータのうちから、更新されたトラックデータ以外に、更新されたトラックデータと同じ目標識別子、同じセンサ識別子を含むトラックデータを探す。更新されたトラックデータと同じ目標識別子、同じセンサ識別子を含むトラックデータを見つけた場合、トラック記憶部181は、磁気ディスク装置920を用いて、発見したトラックデータを削除する。
最適化処理部120は、更に、優先更新部140、平滑予測部150を有する。
優先更新部140は、優先度算出部141、優先度記憶部142、更新判定部143、共通データ更新部144を有する。
更新判定部143が共通データを更新すると判定した場合、優先度記憶部142は、CPU911を用いて、優先度算出部141が記憶した優先度データを入力する。優先度記憶部142は、磁気ディスク装置920を用いて、入力した優先度データを記憶する。優先度記憶部142は、目標ごとに一つずつ優先度データを記憶する。優先度記憶部142は、CPU911を用いて、記憶した優先度データのうちから、入力した優先度データに含まれる目標識別子と同じ目標識別子を含む優先度データを探す。入力した優先度データに含まれる目標識別子と同じ目標識別子を含む優先度データが見つかった場合、優先度記憶部142は、磁気ディスク装置920を用いて、発見した優先度データを削除する。その後、優先度記憶部142は、磁気ディスク装置920を用いて、入力した優先度データを記憶する。
優先度記憶部142が記憶した優先度データのなかに、取得した目標識別子と同じ目標識別子を含む優先度データがある場合、更新判定部143は、CPU911を用いて、優先度算出部141から入力した優先度データと、優先度記憶部142から入力した優先度データとにそれぞれ含まれるセンサ識別子を比較する。更新判定部143は、CPU911を用いて、二つのセンサ識別子が同一である場合、共通データを更新すると判定する。二つのセンサ識別子が異なる場合、更新判定部143は、CPU911を用いて、入力した二つの優先度データが表わす優先度を比較する。更新判定部143は、CPU911を用いて、優先度算出部141が算出した優先度のほうが高いと判定した場合、共通データを更新すると判定する。
例えば、平滑予測部150は、CPU911を用いて、共通データ記憶部182が記憶した共通データのうちから、共通データ更新部144が更新した共通データと同一の目標識別子を含む共通データ(共通データ更新部144が更新した共通データも含む)を入力する。平滑予測部150は、CPU911を用いて、入力した共通データに基づいて、目標の現在の位置、高度、速度などを推定する。平滑予測部150は、CPU911を用いて、平滑予測時刻を決定する。例えば、あらかじめ平滑予測時刻を4秒周期とすると定めておき、平滑予測部150は、それに基づいて、4秒後、8秒後、12秒後…を平滑予測時刻とする。平滑予測部150は、CPU911を用いて、推定した目標の現在の位置、高度、速度などに基づいて、決定した平滑予測時刻における目標の位置、高度、速度などを予測する。また、平滑予測部150は、CPU911を用いて、予測の信頼度を算出する。平滑予測部150は、CPU911を用いて、予測した目標の位置、高度、速度や、算出した予測の信頼度などを含む平滑予測内容を表わす平滑予測データを生成する。
平滑予測部150は、RAM914を用いて、生成した平滑予測データを記憶する。
これに対し、トラック相関処理部130における相関処理では、目標追尾部110がそれぞれ独自のタイミングでトラックデータを生成するので、将来入力するトラックデータが表わす観測時刻に合わせて、平滑予測時刻を決定することができない。そこで、平滑予測部150は、あらかじめ決められた所定の周期をもとに平滑予測時刻を決定し、平滑予測データを生成しておく。
トラック推定部132は、CPU911を用いて、トラックデータの観測時刻が平滑予測時刻と一致しない場合、観測時刻の直前の平滑予測時刻と、観測時刻の直後の平滑予測時刻とにおける平滑予測データを入力する。観測時刻が最先の平滑予測時刻よりも早い場合、トラック推定部132は、CPU911を用いて、共通データ記憶部182が記憶した共通データのうち最新の共通データを、観測時刻の直前の平滑予測データの代わりに入力する。トラック推定部132は、CPU911を用いて、入力した二つの平滑予測データ(あるいは共通データと平滑予測データ)に基づいて、観測時刻における目標に関する情報を推定する。例えば、トラック推定部132は、CPU911を用いて、直前の平滑予測時刻についての平滑予測データが表わす目標の位置と、直後の平滑予測時刻についての平滑予測データが表わす目標の位置とに基づいて、直線補間による内挿により、観測時刻における目標の位置を算出する。トラック推定部132は、RAM914を用いて、推定した情報を表わすトラック推定データを記憶する。
これにより、トラックデータが表わす観測内容とトラック推定データが表わす推定内容とをトラック相関部133が比較して、目標を同定することができる。
最適化処理部120は、更に、同一データ削除部160を有する。
同一データ削除部160は、トラック削除部161、共通データ削除部162、平滑予測削除部163を有する。
トラックデータが最近更新されていないと判定した場合、トラック削除部161は、CPU911を用いて、トラックデータが表わす目標識別子を取得する。トラック削除部161は、RAM914を用いて、取得した目標識別子を記憶する。トラック削除部161は、CPU911を用いて、トラック記憶部181が記憶したトラックデータのうち、最近更新されていないと判定したトラックデータを削除する。
ターゲット相関処理は、ターゲット入力部112がターゲットデータを入力するたびに、実行される。
観測時刻と予測時刻とがほぼ等しいと判定した場合、誤差評価工程S615へ進む。
観測時刻と予測時刻とがほぼ等しくないと判定した場合、繰り返し工程S617へ進む。
ターゲット相関部113は、CPU911を用いて、目標の位置、高度、速度、識別コードなどを総合的に判断して、評価値を算出する。例えば、識別コードが不一致である場合、同じ目標である可能性は低いので、ターゲット相関部113は、評価値を大きくする。しかし、識別コードが一致しても、ゴーストなどである可能性があるため、それだけでは同じ目標であるとは判断できない。そこで、例えば、ターゲット相関部113は、目標の観測位置と予測位置との間の距離に比例する値を評価値に加える。これにより、観測位置と予測位置とが離れている場合、評価値が大きくなる。同様に、ターゲット相関部113は、高度差や速度差に比例する値を評価値に加える。このようにして、ターゲット相関部113は、目標の位置、高度、速度、識別コードなどを総合した評価値を算出する。
ターゲット相関部113は、CPU911を用いて、算出した評価値と、相関初期化処理S612(または後述する評価値更新処理S616)で記憶した予測誤差評価値とを比較する。
算出した評価値のほうが、記憶した予測誤差評価値より小さい場合、評価値更新工程S616へ進む。
算出した評価値のほうが、記憶した予測誤差評価値以上である場合、繰り返し工程S617へ進む。
また、ターゲット相関部113は、CPU911を用いて、予測データ入力工程S613で入力した予測データに含まれる目標識別子を取得する。ターゲット相関部113は、RAM914を用いて、取得した目標識別子を記憶する。
まだ処理していない予測データがあると判定した場合、予測データ入力工程S613に戻る。
すべての予測データについての処理が終わったと判定した場合、評価結果判定工程S618へ進む。
予測誤差評価値が最大誤差評価値より小さい場合(すなわち、評価値更新工程S616で予測誤差評価値が更新された場合)、識別取得工程S619へ進む。
予測誤差評価値が最大誤差評価値と等しい場合(すなわち、評価値更新工程S616で予測誤差評価値が更新されず、相関初期化工程S612で記憶した予測誤差評価値のままである場合)、識別生成工程S629へ進む。
例えば、捕捉データ記憶部117は、CPU911を用いて、記憶した捕捉データのなかから、捕捉データが表わす観測時刻が最も早い捕捉データを取得する。捕捉データ記憶部117は、CPU911を用いて、取得した捕捉データに基づいて、捕捉データが表わす観測時刻に、センサ装置810の観測周期の1.5倍を加え、更新予定時刻とする。
捕捉データ記憶部117は、RAM914を用いて、算出した更新予定時刻を記憶する。また、捕捉データ記憶部117は、RAM914を用いて、更新予定時刻までに更新されるべき捕捉データの目標識別子を記憶する。
更新されたと判定した場合、予測生成工程S636へ進む。
更新されていないと判定した場合、時刻取得工程S633へ進む。
現在時刻が更新予定時刻よりも前である場合、更新判定工程S632に戻る。
現在時刻が更新予定時刻以降である場合、予測取得工程S634へ進む。
予測の信頼性が閾値以上である場合、予測更新工程S635へ進む。
予測の信頼性が閾値未満である場合、捕捉削除工程S639へ進む。
その後、予定時刻算出工程S631に戻る。
トラック相関処理は、目標追尾部110がトラックデータを出力するたびに、実行される。
トラック相関部133は、CPU911を用いて、ターゲット相関部113と同様、目標の位置、高度、速度、識別コードなどを総合的に判断して、評価値を算出する。また、トラック相関部133は、目標追尾部110が同定した目標識別子も考慮する。例えば、トラック相関部133は、トラックデータに含まれる目標識別子が異なる場合、所定の値を評価値に加える。これにより、目標追尾部110が同定した目標識別子が異なる場合、評価値が大きくなる。
トラック相関部133は、CPU911を用いて、算出した評価値と、相関初期化工程S652(または後述する評価値更新工程S656)で記憶した推定誤差評価値とを比較する。
算出した評価値のほうが、記憶した推定誤差評価値より小さい場合、評価値更新工程S656へ進む。
算出した評価値のほうが、記憶した推定誤差評価値以上である場合、繰り返し工程S657へ進む。
また、トラック相関部133は、RAM914を用いて、平滑予測入力工程S653でトラック推定部132が取得した目標識別子を記憶する。
まだ処理していない平滑予測データがあると判定した場合、平滑予測入力工程S653に戻る。
すべての平滑予測データについての処理が終わったと判定した場合、評価結果判定工程S658へ進む。
推定誤差評価値が最大誤差評価値より小さい場合、識別取得工程S659へ進む。
推定誤差評価値が最大誤差評価値と等しい場合、識別生成工程S662へ進む。
目標識別子及びセンサ識別子がともに同一であるトラックデータがある場合、トラック上書工程S661へ進む。
目標識別子及びセンサ識別子がともに同一であるトラックデータがない場合、トラック追加工程S663へ進む。
その後、トラック相関処理を終了する。
その後、トラック相関処理を終了する。
優先更新処理は、トラック相関処理部130がトラックデータを更新するたびに、実行される。
優先度算出部141は、CPU911を用いて、目標の観測位置とセンサ装置810の位置との間の距離、センサ装置810の観測周期、観測の信頼性などを総合的に評価して、優先度を算出する。例えば、目標の観測位置とセンサ装置810の位置との間の距離が近いほど、観測の精度が高いことが期待できるので、優先度算出部141は、優先度を高くする。また、センサ装置810の観測周期が短いほど、最新のデータを得ることができるので、優先度算出部141は、優先度を高くする。また、観測の信頼性が高いほど、優先度算出部141は、優先度を高くする。
優先度記憶部142が記憶した優先度データのなかに、同じ目標識別子を含む優先度データがない場合、優先度更新工程S675へ進む。
優先度記憶部142が記憶した優先度データのなかに、同じ目標識別子を含む優先度データがある場合、センサ比較工程S673へ進む。
二つのセンサ識別子が同一である場合、優先度更新工程S675へ進む。
二つのセンサ識別子が異なる場合、優先度比較工程S674へ進む。
優先度算出部141が算出した新しい優先度のほうが、優先度記憶部142が記憶した古い優先度よりも高い場合、優先度更新工程S675へ進む。
優先度記憶部142が記憶した古い優先度のほうが、優先度算出部141が算出した新しい優先度よりも高い場合、優先更新処理を終了する。
第一は、その目標についての共通データを、共通データ記憶部182がまだ記憶していない場合である。
第二は、その目標について同じセンサ装置810が観測した新しいトラックデータが目標追尾部110から来た場合である。この場合、優先度の高低は問わない。
第三は、その目標について異なるセンサ装置810が観測したトラックデータが目標追尾部110から来た場合である。この場合は、新しいトラックデータのほうが優先度が高い場合に限る。
すなわち、あるセンサ装置810からのトラックデータを使って共通データを更新した場合、原則として、同じセンサ装置810からのトラックデータを使って共通データを更新する。ただし、他のセンサ装置810からのトラックデータのほうが優先度が高くなった場合は、他のセンサ装置810からのトラックデータを使って共通データを更新する。
例えば、センサ装置810が目標を見失い、目標追尾部110がメモリトラック機能によりトラックデータを生成した場合、トラックデータの信頼性が下がり、優先度も低くなる。その結果、他のセンサ装置810からのトラックデータのほうが優先度が高くなり、共通データを更新するトラックデータが切り替わる。
平滑予測部150は、CPU911を用いて、入力した共通データに基づいて、平滑予測時刻におけるその目標に関する情報を予測し、平滑予測データを生成する。
また、トラックデータの優先度が変わり、共通データを更新するトラックデータが切り替わった場合、センサ装置810それぞれに固有の誤差などにより、共通データに不連続が生じる場合がある。そのような場合、平滑予測部150が予測する情報は、共通データの不連続を平滑したものとなる。
同一データ削除処理は、ターゲットデータの入力やトラックデータ・共通データの更新とは無関係に、定期的に実行される。
観測時刻のほうが基準時刻よりも前である場合、トラック削除工程S694へ進む。
観測時刻が基準時刻以降である場合、繰り返し工程S698へ進む。
同じ目標識別子を含むトラックデータが他にある場合、繰り返し工程S698へ進む。
同じ目標識別子を含むトラックデータが他にない場合、共通削除工程S696へ進む。
その目標をすべてのセンサ装置810が見失うと、その目標についてのトラックデータがすべて削除されるので、共通データ削除部162が共通データを削除し、平滑予測削除部163が平滑予測データを削除して、その目標についてのデータがすべて削除される。
すべてのセンサ装置810が目標を見失うのは、例えば、クラッタなどの影響で誤って検出した目標の場合である。そのような場合に、同一データ削除部160が、誤って検出した目標に関するトラックデータ、共通データ、平滑予測データを削除する。
同一データ出力部190は、CPU911を用いて、取得した目標ごとの出力時刻のなかから、最も早く到来する出力時刻を求める。同一データ出力部190は、RAM914を用いて、最も早く出力時刻が到来する目標についての目標識別子を出力対象識別子として記憶する。
同一データ出力部190は、取得した現在時刻と、出力時刻取得工程S711で求めた最先の出力時刻とを比較する。
現在時刻が最先の出力時刻以降である場合、同一出力工程S714へ進む。
現在時刻が最先の出力時刻より前である場合、新規判定工程S713へ進む。
新たな目標についての共通データがあると判定した場合、同一データ出力部190は、RAM914を用いて、新たな目標についての目標識別子を、出力対象識別子として記憶し、同一出力工程S714へ進む。
新たな目標についての共通データがないと判定した場合、時刻取得工程S712に戻る。
同一データ出力部190は、CPU911を用いて、入力したトラックデータ、共通データ、平滑予測データに基づいて、同一データを生成し、出力する。
時刻t2において、センサ装置810が目標を観測し、ターゲットデータ512を出力する。目標追尾部110では、ターゲット相関処理部111が、ターゲットデータ512を入力し、ターゲットデータ512が「目標B」に関するデータであると判定して、捕捉データ522を生成する。また、ターゲット予測部115が、捕捉データ522に基づいて、予測データを生成する。
時刻t3において、センサ装置810が目標を観測し、ターゲットデータ513を出力する。目標追尾部110では、ターゲット相関処理部111が、ターゲットデータ513を入力し、ターゲットデータ513が「目標A」に関するデータであると判定して、捕捉データ523を生成する。また、ターゲット予測部115が、捕捉データ521,523に基づいて、予測データ531,533を生成する。
時刻t4において、センサ装置810が目標を観測し、ターゲットデータ514を出力する。目標追尾部110では、ターゲット相関処理部111が、ターゲットデータ514を入力し、ターゲットデータ514が「目標B」に関するデータであると判定して、捕捉データ524を生成する。また、ターゲット予測部115が、捕捉データ522,524に基づいて、予測データ532,534を生成する。
ターゲット相関処理部111では、ターゲット入力部112がターゲットデータ515を入力する。ターゲット相関部113は、予測データ記憶部118が記憶した予測データ531〜534を入力し、ターゲットデータ515の観測時刻に予測時刻が近く、かつ、目標の位置などが最も近い予測データを判別する。この例では、予測データ531が最も近いので、ターゲット相関部113は、ターゲットデータ515が「目標A」に関するデータであると判定する。捕捉データ更新部114は、捕捉データ記憶部117に捕捉データ525を記憶させる。また、ターゲット予測部115は、捕捉データ521〜525に基づいて、予測データを生成する。
捕捉データ記憶部117は、更新予定時刻t7になっても、「目標B」に関する捕捉データが更新されないので、予測データ532を、捕捉データとして記憶する。ターゲット予測部115は、捕捉データ522,524及び予測データ532に基づいて、予測データを生成する。
センサaの観測周期Taは、センサbの観測周期Tbより短い。このため、目標追尾部110aは、目標追尾部110bよりも短い周期でトラックデータを出力する。
トラック相関部133は、トラックデータ554とトラック推定データとを比較し、目標の位置などが最も近いトラック推定データを判別する。この例では、「目標B」についてのトラック推定データが最も近いので、ターゲット相関部113は、トラックデータ554が「目標B」に関するデータであると判定する。トラック更新部134は、トラックデータ554を「目標B」についてのトラックデータとしてトラック記憶部181に記憶させる。
上記トラック記憶部181は、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)を用いて、複数のセンサ装置810それぞれが観測した目標に関する情報(位置、速度、高度、識別コードなど)を表わす複数のトラックデータを記憶する。
上記共通データ記憶部182は、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)を用いて、上記トラック記憶部181が記憶した複数のトラックデータのうち、少なくともいずれかのトラックデータを、共通データとして記憶する。
上記トラック入力部131は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記複数のセンサ装置810のうち、いずれかのセンサ装置810が観測した目標に関する情報(位置、高度、速度、識別コードなど)を表わすトラックデータを入力する。
上記トラック更新部134は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記トラック入力部131が入力したトラックデータを、上記トラック記憶部181に記憶させる。
上記優先度算出部141は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記トラック更新部134が上記トラック記憶部181に記憶させたトラックデータに基づいて、上記トラックデータの優先度を算出する。
上記共通データ更新部144は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記優先度算出部が算出した優先度のほうが、上記共通データ記憶部182が記憶した共通データの優先度よりも高い場合に、上記トラック更新部134が上記トラック記憶部181に記憶させたトラックデータを、上記共通データ記憶部182に上記共通データとして記憶させる。
上記同一データ出力部190は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記トラック記憶部181が記憶した複数のトラックデータと、上記共通データ記憶部182が記憶した共通データとを含むデータを同一データとして出力する。
また、同一データ出力部190が出力する同一データには、トラックデータと共通データとが含まれるので、管制表示装置830などが行う後処理の内容にしたがって、処理に必要な各種の情報を得ることができるという効果を奏する。
上記平滑予測部150は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記共通データ記憶部182が記憶した共通データに基づいて、上記目標の将来に関する情報(位置、高度、速度、識別コードなど)を予測する。
上記平滑予測記憶部183は、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)を用いて、上記平滑予測部150が予測した情報を表わすデータを含む平滑予測データを記憶する。
上記同一データ出力部190は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記平滑予測記憶部183が記憶した平滑予測データを更に含む同一データを出力する。
上記トラック推定部132は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記平滑予測記憶部183が記憶した平滑予測データに基づいて、上記トラック入力部131が入力したトラックデータが表わす目標を上記センサ装置810が観測した時刻(観測時刻)における上記目標に関する情報(位置、高度、速度、識別コードなど)を推定する。
上記トラック相関部133は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記トラック入力部131が入力したトラックデータと、上記トラック推定部132が推定した情報(位置、高度、速度、識別コードなど)とに基づいて、上記トラック入力部131が入力したトラックデータが表わす目標を同定する。
上記トラック更新部134は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記トラック相関部133が同定した目標に基づいて、上記トラック入力部131が入力したトラックデータを、上記トラック相関部133が同定した目標についてのトラックデータとして上記トラック記憶部181に記憶させる。
上記平滑予測部150は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記目標に関して、所定の平滑予測時刻における情報を予測する。
上記平滑予測記憶部183は、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)を用いて、上記平滑予測時刻を表わすデータを更に含む平滑予測データを記憶する。
上記トラック推定部132は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記トラック入力部131が入力したトラックデータと、上記平滑予測記憶部183が記憶した平滑予測データとに基づいて、上記平滑予測部150が予測した上記平滑予測時刻における情報から上記観測時刻における情報を推定する。
上記平滑予測記憶部183は、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)を用いて、上記平滑予測部150が予測した目標を識別する目標識別子を含む平滑予測データを記憶する。
上記トラック相関部133は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記トラック入力部131が入力したトラックデータに含まれる目標識別子と、上記平滑予測記憶部183が記憶した平滑予測データに含まれる目標識別子とに基づいて、上記トラック入力部131が入力したトラックデータが表わす目標を同定する。
上記トラック推定部132は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記トラック入力部131が入力したトラックデータが表わす目標を上記センサ装置810が観測した時刻における上記目標の位置及び高度及び速度の少なくともいずれかを推定する。
上記トラック相関部133は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記トラック入力部131が入力したトラックデータが表わす目標の位置及び高度及び速度の少なくともいずれかと、上記トラック推定部132が推定した目標の位置及び高度及び速度の少なくともいずれかとに基づいて、上記トラック入力部131が入力したトラックデータが表わす目標を同定する。
上記共通データ更新部144は、更に、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記トラック更新部134が上記トラック記憶部181に記憶させたトラックデータに含まれるセンサ識別子と、上記トラック更新部134が上記トラック記憶部181に記憶させたトラックデータが表わす目標と同一の目標について上記共通データ記憶部182が記憶した共通データに含まれるセンサ識別子とが一致した場合に、上記トラック更新部134が上記トラック記憶部181に記憶させたトラックデータを、上記共通データ記憶部182に上記共通データとして記憶させる。
上記優先度記憶部142は、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)を用いて、上記共通データ更新部144が上記共通データ記憶部182に記憶させた共通データについて上記優先度算出部141が算出した優先度を表わすデータ(優先度データ)を記憶する。
上記更新判定部143は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記優先度算出部141が算出した優先度と、上記優先度記憶部142が記憶した優先度とを比較し、上記優先度算出部141が算出した優先度のほうが上記優先度記憶部142が記憶した優先度よりも高い場合に、共通データ更新と判定する。
上記共通データ更新部144は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記更新判定部143が共通データ更新と判定した場合に、上記トラック更新部134が上記トラック記憶部181に記憶させたトラックデータを、上記共通データ記憶部182に上記共通データとして記憶させる。
上記優先度算出部141は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記トラック更新部134がトラック記憶部181に記憶させたトラックデータが表わす観測の信頼性に基づいて、上記トラックデータの優先度を算出する。
上記優先度算出部141は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記トラック更新部134がトラック記憶部181に記憶させたトラックデータが表わす目標の位置と、上記センサ装置810の位置とに基づいて、上記トラックデータの優先度を算出する。
上記トラック更新部134は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記トラック入力部131が入力したトラックデータが表わす目標と同一の目標について上記トラック記憶部181が記憶した複数のトラックデータのなかに、上記トラック入力部131が入力したトラックデータに含まれるセンサ識別子と同一のセンサ識別子を含むトラックデータがあるか否かを判定し、同一のセンサ識別子を含むトラックデータがあると判定した場合、上記同一のセンサ識別子を含むトラックデータに、上記トラック入力部131が入力したトラックデータを上書きして、上記トラック記憶部181に記憶させ、同一のセンサ識別子を含むトラックデータがないと判定した場合、上記トラック入力部131が入力したトラックデータを追加して、上記トラック記憶部181に記憶させる。
上記トラック入力部131は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記センサ装置810が目標を観測した観測時刻を表わすデータを含むトラックデータを入力する。
上記トラック削除部161は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記トラック記憶部181が記憶した複数のトラックデータそれぞれが表わす観測時刻に基づいて、上記観測時刻が所定の時刻よりも古いトラックデータを上記トラック記憶部181から削除する。
上記共通データ削除部162は、上記処理装置(CPU911)を用いて、上記共通データ記憶部182が記憶した共通データが表わす目標と同一の目標についてのトラックデータを上記トラック削除部161が上記トラック記憶部181から削除して、上記共通データ記憶部182が記憶した共通データが表わす目標と同一の目標についてのトラックデータを上記トラック記憶部181が記憶しなくなった場合に、上記共通データを上記共通データ記憶部182から削除する。
上記記憶装置(磁気ディスク装置920)が、複数のセンサ装置810それぞれが観測した目標に関する情報(位置、高度、速度、識別コードなど)を表わす複数のトラックデータを記憶する。
上記記憶装置(磁気ディスク装置920)が、記憶した複数のトラックデータのうち、少なくともいずれかのトラックデータを、共通データとして記憶する。
上記処理装置(CPU911)が、上記複数のセンサ装置810のうち、いずれかのセンサ装置810が観測した目標に関する情報を表わすトラックデータを入力する。
上記処理装置(CPU911)が、入力したトラックデータを、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)に記憶させる。
上記処理装置(CPU911)が、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)に記憶させたトラックデータに基づいて、上記トラックデータの優先度を算出する。
上記処理装置(CPU911)が、算出した優先度のほうが、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)が記憶した共通データの優先度よりも高い場合に、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)に記憶させたトラックデータを、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)に上記共通データとして記憶させる。
上記処理装置(CPU911)が、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)が記憶した複数のトラックデータと、上記記憶装置(磁気ディスク装置920)が記憶した共通データとを含む同一データを出力する。
また、出力する同一データには、トラックデータと共通データとが含まれるので、管制表示装置830などが行う後処理の内容にしたがって、処理に必要な各種の情報を得ることができるという効果を奏する。
これにより、一つの移動体(目標)を、一つのセンサ装置810の観測範囲を超えて広範囲に渡って追尾し続けることができる。
管制表示装置830、中央処理装置840などの後処理においては、1パッケージ(同一データ)から必要な情報を抽出して、(航空管制官に)航空機850の各種情報を表示したり、若しくは、表示情報に付加する計算結果情報を算出する処理をしたりするなど、処理に必要な情報の選択が可能となる。
また、共通データについて、平滑予測部150が平滑予測を行い、平滑予測記憶部183が平滑予測データを記憶し、トラック推定部132が平滑予測データから推定したトラック推定データを、トラックデータの比較対象とすることで、任意の時刻(観測時刻)に捕捉したトラックデータについても同じ移動体(目標)のトラックデータかを判定することが可能となり、追尾の精度を保つことができる。
最適化処理部120は、条件に合致するトラックデータを入力したときに、共通データの内容を更新するとともに、最新の共通データ及び過去の共通データの内容に基づいて、平滑予測を行い、平滑予測した結果(平滑予測データ)も合わせて記憶する。
目標同定の結果、当該トラックデータと比較対象である平滑予測データとが、同一の移動体(目標)のデータであると判定した場合、最適化処理部120は、トラックデータと共通データとを、同一データとして1パッケージ化する。
また、全国のセンサ装置810からのデータを取り込むことができるので、特定のセンサの精度が劣化した場合であっても、他のセンサのデータで補完することができる。
Claims (17)
- データを記憶する記憶装置と、データを処理する処理装置と、トラック記憶部と、共通データ記憶部と、トラック入力部と、トラック更新部と、優先度算出部と、共通データ更新部と、同一データ出力部とを有し、
上記トラック記憶部は、上記記憶装置を用いて、複数のセンサ装置それぞれが観測した目標に関する情報を表わす複数のトラックデータを記憶し、
上記共通データ記憶部は、上記記憶装置を用いて、上記トラック記憶部が記憶した複数のトラックデータのうち、少なくともいずれかのトラックデータを、共通データとして記憶し、
上記トラック入力部は、上記処理装置を用いて、上記複数のセンサ装置のうち、いずれかのセンサ装置が観測した目標に関する情報を表わすトラックデータを入力し、
上記トラック更新部は、上記処理装置を用いて、上記トラック入力部が入力したトラックデータを、上記トラック記憶部に記憶させ、
上記優先度算出部は、上記処理装置を用いて、上記トラック更新部が上記トラック記憶部に記憶させたトラックデータに基づいて、上記トラックデータの優先度を算出し、
上記共通データ更新部は、上記処理装置を用いて、上記優先度算出部が算出した優先度のほうが、上記共通データ記憶部が記憶した共通データの優先度よりも高い場合に、上記トラック更新部が上記トラック記憶部に記憶させたトラックデータを、上記共通データ記憶部に上記共通データとして記憶させ、
上記同一データ出力部は、上記処理装置を用いて、上記トラック記憶部が記憶した複数のトラックデータと、上記共通データ記憶部が記憶した共通データとを含むデータを同一データとして出力する
ことを特徴とする追尾装置。 - 上記追尾装置は、更に、平滑予測部と、平滑予測記憶部とを有し、
上記平滑予測部は、上記処理装置を用いて、上記共通データ記憶部が記憶した共通データに基づいて、上記目標の将来に関する情報を予測し、
上記平滑予測記憶部は、上記記憶装置を用いて、上記平滑予測部が予測した情報を表わすデータを含む平滑予測データを記憶し、
上記同一データ出力部は、上記処理装置を用いて、上記平滑予測記憶部が記憶した平滑予測データを更に含む同一データを出力することを特徴とする請求項1に記載の追尾装置。 - 上記追尾装置は、更に、トラック推定部と、トラック相関部とを有し、
上記トラック推定部は、上記処理装置を用いて、上記平滑予測記憶部が記憶した平滑予測データに基づいて、上記トラック入力部が入力したトラックデータが表わす目標を上記センサ装置が観測した時刻における上記目標に関する情報を推定し、
上記トラック相関部は、上記処理装置を用いて、上記トラック入力部が入力したトラックデータと、上記トラック推定部が推定した情報とに基づいて、上記トラック入力部が入力したトラックデータが表わす目標を同定し、
上記トラック更新部は、上記処理装置を用いて、上記トラック相関部が同定した目標に基づいて、上記トラック入力部が入力したトラックデータを、上記トラック相関部が同定した目標についてのトラックデータとして上記トラック記憶部に記憶させることを特徴とする請求項2に記載の追尾装置。 - 上記トラック入力部は、上記処理装置を用いて、上記センサ装置が目標を観測した観測時刻を表わすデータを含むトラックデータを入力し、
上記平滑予測部は、上記処理装置を用いて、上記目標に関して、所定の平滑予測時刻における情報を予測し、
上記平滑予測記憶部は、上記記憶装置を用いて、上記平滑予測時刻を表わすデータを更に含む平滑予測データを記憶し、
上記トラック推定部は、上記処理装置を用いて、上記トラック入力部が入力したトラックデータと、上記平滑予測記憶部が記憶した平滑予測データとに基づいて、上記平滑予測部が予測した上記平滑予測時刻における情報から上記観測時刻における情報を推定することを特徴とする請求項3に記載の追尾装置。 - 上記トラック入力部は、上記処理装置を用いて、上記センサ装置が観測した目標を識別する目標識別子を含むトラックデータを入力し、
上記平滑予測記憶部は、上記記憶装置を用いて、上記平滑予測部が予測した目標を識別する目標識別子を含む平滑予測データを記憶し、
上記トラック相関部は、上記処理装置を用いて、上記トラック入力部が入力したトラックデータに含まれる目標識別子と、上記平滑予測記憶部が記憶した平滑予測データに含まれる目標識別子とに基づいて、上記トラック入力部が入力したトラックデータが表わす目標を同定することを特徴とする請求項3または請求項4に記載の追尾装置。 - 上記トラック入力部は、上記処理装置を用いて、上記センサ装置が観測した目標の位置及び高度及び速度の少なくともいずれかを表わすデータを含むトラックデータを入力し、
上記トラック推定部は、上記処理装置を用いて、上記トラック入力部が入力したトラックデータが表わす目標を上記センサ装置が観測した時刻における上記目標の位置及び高度及び速度の少なくともいずれかを推定し、
上記トラック相関部は、上記処理装置を用いて、上記トラック入力部が入力したトラックデータが表わす目標の位置及び高度及び速度の少なくともいずれかと、上記トラック推定部が推定した目標の位置及び高度及び速度の少なくともいずれかとに基づいて、上記トラック入力部が入力したトラックデータが表わす目標を同定することを特徴とする請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の追尾装置。 - 上記トラック入力部は、上記処理装置を用いて、上記目標を観測したセンサ装置を識別するセンサ識別子を含むトラックデータを入力し、
上記共通データ更新部は、更に、上記処理装置を用いて、上記トラック更新部が上記トラック記憶部に記憶させたトラックデータに含まれるセンサ識別子と、上記トラック更新部が上記トラック記憶部に記憶させたトラックデータが表わす目標と同一の目標について上記共通データ記憶部が記憶した共通データに含まれるセンサ識別子とが一致した場合に、上記トラック更新部が上記トラック記憶部に記憶させたトラックデータを、上記共通データ記憶部に上記共通データとして記憶させることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の追尾装置。 - 上記追尾装置は、更に、優先度記憶部と、更新判定部とを有し、
上記優先度記憶部は、上記記憶装置を用いて、上記共通データ更新部が上記共通データ記憶部に記憶させた共通データについて上記優先度算出部が算出した優先度を表わすデータを記憶し、
上記更新判定部は、上記処理装置を用いて、上記優先度算出部が算出した優先度と、上記優先度記憶部が記憶した優先度とを比較し、上記優先度算出部が算出した優先度のほうが上記優先度記憶部が記憶した優先度よりも高い場合に、共通データ更新と判定し、
上記共通データ更新部は、上記処理装置を用いて、上記更新判定部が共通データ更新と判定した場合に、上記トラック更新部が上記トラック記憶部に記憶させたトラックデータを、上記共通データ記憶部に上記共通データとして記憶させることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の追尾装置。 - 上記トラック入力部は、上記処理装置を用いて、上記センサ装置が目標を観測した観測の信頼性を表わすデータを含むトラックデータを入力し、
上記優先度算出部は、上記処理装置を用いて、上記トラック更新部がトラック記憶部に記憶させたトラックデータが表わす観測の信頼性に基づいて、上記トラックデータの優先度を算出することを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の追尾装置。 - 上記トラック入力部は、上記処理装置を用いて、上記センサ装置が観測した目標の位置を表わすデータを含むトラックデータを入力し、
上記優先度算出部は、上記処理装置を用いて、上記トラック更新部がトラック記憶部に記憶させたトラックデータが表わす目標の位置と、上記センサ装置の位置とに基づいて、上記トラックデータの優先度を算出することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の追尾装置。 - 上記優先度算出部は、上記処理装置を用いて、上記センサ装置の観測周期に基づいて、上記トラックデータの優先度を算出することを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の追尾装置。
- 上記トラック入力部は、上記処理装置を用いて、上記目標を観測したセンサ装置を識別するセンサ識別子を含むトラックデータを入力し、
上記トラック更新部は、上記処理装置を用いて、上記トラック入力部が入力したトラックデータが表わす目標と同一の目標について上記トラック記憶部が記憶した複数のトラックデータのなかに、上記トラック入力部が入力したトラックデータに含まれるセンサ識別子と同一のセンサ識別子を含むトラックデータがあるか否かを判定し、同一のセンサ識別子を含むトラックデータがあると判定した場合、上記同一のセンサ識別子を含むトラックデータに、上記トラック入力部が入力したトラックデータを上書きして、上記トラック記憶部に記憶させ、同一のセンサ識別子を含むトラックデータがないと判定した場合、上記トラック入力部が入力したトラックデータを追加して、上記トラック記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の追尾装置。 - 上記追尾装置は、更に、トラック削除部と、共通データ削除部とを有し、
上記トラック入力部は、上記処理装置を用いて、上記センサ装置が目標を観測した観測時刻を表わすデータを含むトラックデータを入力し、
上記トラック削除部は、上記処理装置を用いて、上記トラック記憶部が記憶した複数のトラックデータそれぞれが表わす観測時刻に基づいて、上記観測時刻が所定の時刻よりも古いトラックデータを上記トラック記憶部から削除し、
上記共通データ削除部は、上記処理装置を用いて、上記共通データ記憶部が記憶した共通データが表わす目標と同一の目標についてのトラックデータを上記トラック削除部が上記トラック記憶部から削除して、上記共通データ記憶部が記憶した共通データが表わす目標と同一の目標についてのトラックデータを上記トラック記憶部が記憶しなくなった場合に、上記共通データを上記共通データ記憶部から削除することを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の追尾装置。 - 上記同一データ出力部は、上記処理装置を用いて、所定の周期が経過するたびに、上記同一データを出力することを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の追尾装置。
- 上記同一データ出力部は、上記処理装置を用いて、上記共通データ更新部が上記共通データ記憶部に上記共通データを記憶させた場合に、上記同一データを出力することを特徴とする請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の追尾装置。
- データを記憶する記憶装置と、データを処理する処理装置とを有するコンピュータを、請求項1乃至請求項15のいずれかに記載の追尾装置として機能させることを特徴とするプログラム。
- データを記憶する記憶装置と、データを処理する処理装置とを有する追尾装置が、目標を追尾する追尾方法において、
上記記憶装置が、複数のセンサ装置それぞれが観測した目標に関する情報を表わす複数のトラックデータを記憶し、
上記記憶装置が、記憶した複数のトラックデータのうち、少なくともいずれかのトラックデータを、共通データとして記憶し、
上記処理装置が、上記複数のセンサ装置のうち、いずれかのセンサ装置が観測した目標に関する情報を表わすトラックデータを入力し、
上記処理装置が、入力したトラックデータを、上記記憶装置に記憶させ、
上記処理装置が、上記記憶装置に記憶させたトラックデータに基づいて、上記トラックデータの優先度を算出し、
上記処理装置が、算出した優先度のほうが、上記記憶装置が記憶した共通データの優先度よりも高い場合に、上記記憶装置に記憶させたトラックデータを、上記記憶装置に上記共通データとして記憶させ、
上記処理装置が、上記記憶装置が記憶した複数のトラックデータと、上記記憶装置が記憶した共通データとを含む同一データを出力することを特徴とする追尾方法。
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