JP4957100B2 - 送信回路、データ転送制御装置及び電子機器 - Google Patents
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Description
S(Full Speed)モードに加えて、HS(High Speed)モードと呼ばれる転送モードが用意されている。HSモードでは480Mbpsでデータ転送が行われるため、12Mbpsでデータ転送が行われるFSモードに比べて高速なデータ転送を実現できる。
終端抵抗値をrrとし、前記定電流回路から流れる電流の値をihsとした場合に、前記定電流回路から流れる電流の範囲が、{(rt+rr)/(rt×rr)}×vmin≦ihs≦{(rt+rr)/(rt×rr)}×vmaxを満たす範囲に設定されていてもよい。
制御する転送コントローラとを含むデータ転送制御装置に関係する。
図1に本実施形態の送信回路(送信ドライバ、電流ドライバ)の構成例を示す。この送信回路は、定電流回路10、電流制御回路20、第1〜第3のスイッチ素子SW1、SW2、SW3を含む。
が接続されている。従って、信号GC1をアクティブにして、信号GC2を非アクティブにすると、DPの電圧が400mVでDMの電圧が0VになるJステートが生成される。また信号GC1を非アクティブにして信号GC2をアクティブにすると、DPの電圧が0VでDMの電圧が400mVになるKステートが生成される。このように信号GC1、GC2を制御してUSBのバスステートをJステート又はKステートにすることで、USBを介したデータ転送(パケット転送)が可能になる。
図3(A)に示すように、信号線DP、DMには、送信側において終端抵抗RTP、RTMが接続され、受信側において終端抵抗RRP、RRMが接続される。図3(A)では、送信側の終端抵抗RTP、RTMの抵抗値をrtと表し、受信側の終端抵抗RRP、RRMの抵抗値をrrと表している。これらの終端抵抗RTP、RTM、RRP、RRMは、図3(B)に示すように、FS用の送信回路8、9(FSドライバ)を構成するトランジスタのオン抵抗と、送信回路8、9の出力に接続される抵抗RSTP、RSTM、RSRP、RSRM(ダンピング抵抗)により実現できる。即ちHSモード時にFS用の送信回路8、9が「0」をドライブすることで、終端抵抗RTP、RTM、RRP、RRMが実現される。
る。こうすれば、DP、DMの信号波形は図5のA5に示すような波形になり、信号振幅が減衰したとしても、USBのレセプタクル端子の位置でのVHSOHを400mV程度に設定できる。また受信側のデータ転送制御装置が、USB規格を遵守していなく、図5のA3の禁止領域が規格よりも大きかったような場合にも、エラーの無いデータ転送を実現できる。
例えば送信回路の出力ハイレベル電圧の最小値をvmin(=360mV)とし、送信回路の出力ハイレベル電圧の最大値をvmax(=440mV)とし、送信側の終端抵抗値をrtとし、受信側の終端抵抗値をrrとし、定電流回路10から流れる電流の値をihsとしたとする。この場合に、定電流回路10から流れる電流の範囲は、例えば、{(rt+rr)/(rt×rr)}×vmin≦ihs≦{(rt+rr)/(rt×rr)}×vmaxを満たす範囲に設定できる。別の言い方をすれば、電流制御回路20は、上記式を満たす電流範囲で、定電流回路10から流れる電流の値を可変に制御する。
図7に送信回路の第1の変形例を示す。図7では、送信回路は、DPの信号線(第1の信号線)を終端するための第1の終端抵抗回路30と、DMの信号線(第2の信号線)を終端するための第2の終端抵抗回路32を含む。また終端抵抗回路30、32の終端抵抗値を可変に制御する終端抵抗制御回路40を含む。
図10に本実施形態の第2の変形例を示す。図10ではバッファ回路510−1、510−2、510−3を更に設けている。なお図10では、図1のスイッチ素子SW1、SW2、SW3がトランジスタTE1、TE2、TE3により構成されている。
2の電源)に接続される。
(1)第1の構成例
図12に定電流回路10の第1の構成例を示す。図12に示すように定電流回路10は、基準電流生成回路50(バイアス回路)と、基準電流生成回路50からのバイアス電圧BS1、BS2に基づいて電流が流れる電流源IS1、IS2、IS3(広義には第1〜第Jの電流源)を含む。また電流源IS1、IS2、IS3に対して直列に接続される電流制御用トランジスタTB1Z、TB2Z、TB3Z(広義には第1〜第Nの電流制御用スイッチ素子)を含む。
図13に定電流回路10の第2の構成例を示す。図13では、トランジスタTC1Z(第1の電流制御用トランジスタ)のゲートはAVSSに接続されており、オン状態に設定される。そして電流制御回路20はトランジスタTC2Z、TC3Z・・・・TCJZ(第2〜第Jの電流制御用スイッチ素子)をオン・オフするための電流制御信号IC2〜ICJ(第2〜第Jの電流制御信号)を出力する。また図13では電流源IS1には例えばib×12の電流が流れ、電流源IS2、IS3・・・・ISJにはibの電流が流れる。従って、電流制御信号IC2〜ICJが全て非アクティブである場合には、定電流回路10からノードNDにihs=ib×12=14.4mAの電流が流れる。また信号IC2だけがアクティブである場合には、ihs=ib×12+ib=15.6mAの電流が流れ、信号IC2とIC3がアクティブである場合には、ihs=ib×12+ib×2=16.8mAの電流が流れる。また信号IC2〜ICJが全てアクティブであり、J=5である場合には、ihs=ib×12+ib×5=20.4mAの電流が流れる。従って、定電流回路10からノードNDに流れる電流値ihsを15.6mA、16.8mA、18.0mA、19.2mA、20.4mAというように可変に制御できる。
図14に定電流回路10の第3の構成例を示す。図13では、電流源IS1〜ISJとノードNDの間に電流制御用トランジスタTC1Z〜TCJZが設けられていたが、図14では電源AVDDと電流源IS1〜ISJの間に電流制御用トランジスタTC1Z〜TCJZが設けられている。なお図12において、電源AVDDと電流源IS1〜IS3の間に電流制御用トランジスタTB1Z〜TB3Zを設ける構成としてもよい。
図15に定電流回路10の第4の構成例を示す。図15では、AVDD(第1の電源)とノードNDとの間に設けられ、電流源IS1〜IS3(第1〜第Jの電流源)に流れる電流に対応する電流が流れる電流源IS(第J+1の電流源)を含む。
図16に定電流回路10の第5の構成例を示す。図16では、トランジスタTD1ZのゲートはAVDDに接続されオン状態に設定される。また図15では電流源IS1には例えばib×10の電流が流れ、電流源IS2〜ISJにはibの電流が流れる。従って、電流制御信号IC2〜ICJが全て非アクティブである場合には、トランジスタTD4、
TD5には1.0mAの電流が流れ、カレントミラー回路52により例えば15倍にされたihs=15.0mAの電流が電流源ISに流れるようになる。同様にして信号IC2だけがアクティブである場合には、ihs=15+1.5=16.5mAの電流が流れ、信号IC2とIC3がアクティブである場合には、ihs=15+1.5×2=18.0mAの電流が流れる。また信号IC2〜ICJが全てアクティブであり、J=4である場合には、ihs=15+1.5×4=21.0mAの電流が流れる。従って、定電流回路10から流れる電流値ihsを15.0mA、16.5mA、18.0mA、19.5mA、21.0mAというように可変に制御できる。
図17に定電流回路10の第6の構成例を示す。図17において定電流回路10は、基準電流生成回路50と、AVDD(第1の電源)とノードNDとの間に設けられる第1〜第Jの電流源IS1〜ISJを含む。また電流源IS1〜ISJを構成するトランジスタのゲートと、基準電流生成回路50のバイアス電圧BS1、BS2の出力ノードNQ1、NQ2との間に設けられたトランスファーゲートTT1A、TT1B、TT2A、TT2B、TT2B・・・TTJA、TTJB(広義には第1〜第Jの電流制御用スイッチ素子)を含む。例えば出力ノードNQ1とトランジスタTG1X、TG2X・・・TGJXのゲートとの間には、トランスファーゲートTT1A、TT2A・・・TTJAが設けられる。また出力ノードNQ2とトランジスタTG1Y、TG2Y・・・TGJYのゲートとの間には、トランスファーゲートTT1B、TT2B・・・TTJBが設けられる。
図18に、本実施形態のデータ転送制御装置の構成例を示す。図18のデータ転送制御装置は、トランシーバ200と転送コントローラ210とバッファコントローラ220とデータバッファ230とインターフェース回路240を含む。なおこれらの回路ブロックの一部を省略したり、これらの回路ブロック間の接続形態を変更したり、これらとは異なる回路ブロックを追加してもよい。例えばバッファコントローラ220やデータバッファ230やインターフェース回路240を省略した構成にすることもできる。
アルバス)を用いてデータを送受信するための回路であり、本実施形態で説明した送信回路6(HS用送信ドライバ)を含む。このトランシーバ200としてはUTMI(USB2.0
Transceiver Macrocell Interface)仕様に準拠した回路を用いることができる。
である。例えば転送コントローラ210は、パケットハンドル処理、サスペンド&レジューム制御、或いはトランザクション管理などを行う。この転送コントローラ210は、図示しないリンクコントローラやトランザクションコントローラを含むことができる。
図19に本実施形態の電子機器の構成例を示す。この電子機器300は、本実施形態で説明したデータ転送制御装置310と、ASICなどで構成されるアプリケーション層デバイス320と、CPU330と、ROM340と、RAM350と、表示部360と、操作部370を含む。なおこれらの機能ブロックの一部を省略する構成としてもよい。
GC1、GC2、GC3 第1、第2、第3の送信制御信号、
TE1、TE2、TE3 第1、第2、第3のトランジスタ、
IS、IS1〜ISJ 電流源
10 定電流回路、20 電流制御回路、22 電流設定情報レジスタ、
30、32、34 終端抵抗回路、40 終端抵抗制御回路、
42 終端抵抗設定情報レジスタ、50 基準電流生成回路、
52 カレントミラー回路、520-1、520-2、520-3 容量調整回路、
510-1、510-2、510-3 バッファ回路
Claims (13)
- 差動対を構成する第1、第2の信号線を介して信号を送信する送信回路であって、
第1の電源と所与のノードとの間に設けられた定電流回路と、
前記ノードと前記第1の信号線との間に設けられた第1のスイッチ素子と、
前記ノードと前記第2の信号線との間に設けられた第2のスイッチ素子と、
前記定電流回路から流れる電流の値を可変に制御する電流制御回路と、
前記第1の信号線を終端するための第1の終端抵抗回路と、
前記第2の信号線を終端するための第2の終端抵抗回路と、
前記第1、第2の終端抵抗回路の終端抵抗値を可変に制御する終端抵抗制御回路とを含み、
前記電流制御回路により可変に制御される、前記定電流回路からの電流により、前記第1又は第2のスイッチ素子を介して前記第1又は第2の信号線を駆動すると共に、
前記終端抵抗制御回路は、
受信側の終端抵抗値とのインピーダンスマッチングをとる抵抗値に、前記第1、第2の終端抵抗回路の抵抗値を変更し、
送信回路の出力ハイレベル電圧の最小値をvminとし、送信回路の出力ハイレベル電圧の最大値をvmaxとし、前記インピーダンスマッチングによる変更後の送信側の終端抵抗値をrtとし、受信側の終端抵抗値をrrとし、前記定電流回路から流れる電流の値をihsとした場合に、
前記電流制御回路は、
前記定電流回路から流れる電流の範囲が、{(rt+rr)/(rt×rr)}×vmin≦ihs≦{(rt+rr)/(rt×rr)}×vmaxを満たす範囲に設定されるように、電流値ihsを設定することを特徴とする送信回路。 - 請求項1において、
受信側の終端抵抗値の最小値をrrl、最大値をrrhとした場合に、
前記定電流回路から流れる電流の範囲が、{(rt+rrl)/(rt×rrl)}×vmin≦ihs≦{(rt+rrh)/(rt×rrh)}×vmaxを満たす範囲に設定されていることを特徴とする送信回路。 - 請求項1又は2において、
前記第1の信号線と前記第1の終端抵抗回路との間に設けられる第1の固定抵抗と、
前記第2の信号線と前記第2の終端抵抗回路との間に設けられる第2の固定抵抗を含むことを特徴とする送信回路。 - 請求項1乃至3のいずれかにおいて、
前記第1のスイッチ素子を構成する第1のトランジスタのゲートに対して第1の送信制御信号を出力する第1のバッファ回路と、
前記第2のスイッチ素子を構成する第2のトランジスタのゲートに対して第2の送信制御信号を出力する第2のバッファ回路とを含み、
前記第1、第2の送信制御信号のうちいずれか一方の送信制御信号がアクティブに設定されるときには、他方の送信制御信号が非アクティブに設定され、
前記第1、第2のバッファ回路の各々は、
第1のインバータと、
前記第1のインバータの出力ノードにその入力ノードが接続される第2のインバータと、
前記第1のインバータの出力ノードに接続される容量調整回路を含むことを特徴とする送信回路。 - 請求項4において、
前記容量調整回路は、
その一端が前記第1のインバータの出力ノードに接続され、容量調整信号によりオン・オフされる少なくとも1つの容量調整用スイッチ素子と、
その一端が前記容量調整用スイッチ素子の他端に接続され、その他端が第2の電源に接続される少なくとも1つの容量素子を含むことを特徴とする送信回路。 - 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
前記定電流回路は、
基準電流生成回路と、
前記基準電流生成回路からのバイアス電圧に基づいて電流が流れる第1〜第Jの電流源と、
その各々が前記第1〜第Jの電流源の各々に対して直列に接続される第1〜第Jの電流制御用スイッチ素子を含むことを特徴とする送信回路。 - 請求項6において、
前記電流制御回路は、
前記第1〜第Jの電流制御用スイッチ素子をオン・オフするための第1〜第Jの電流制御信号を出力することを特徴とする送信回路。 - 請求項6において、
前記第1の電流制御用スイッチ素子はオン状態に設定され、
前記電流制御回路は、
前記第2〜第Jの電流制御用スイッチ素子をオン・オフするための第2〜第Jの電流制御信号を出力することを特徴とする送信回路。 - 請求項6乃至8のいずれかにおいて、
前記定電流回路は、
前記第1の電源と前記ノードとの間に設けられ、前記第1〜第Jの電流源に流れる電流に対応する電流が流れる第J+1の電流源を含むことを特徴とする送信回路。 - 請求項1乃至5のいずれかにおいて、
前記定電流回路は、
基準電流生成回路と、
前記第1の電源と前記ノードとの間に設けられる第1〜第Jの電流源と、
前記第1〜第Jの電流源を構成するトランジスタのゲートと、前記基準電流生成回路のバイアス電圧の出力ノードとの間に設けられた第1〜第Jの電流制御用スイッチ素子を含み、
前記電流制御回路は、
前記第1〜第Jの電流制御用スイッチ素子をオン・オフするための第1〜第Jの電流制御信号を出力することを特徴とする送信回路。 - 請求項1乃至10のいずれかにおいて、
差動対を構成する前記第1、第2の信号線を介して送信される差動信号は、USB(Universal Serial Bus)規格の信号であることを特徴とする送信回路。 - 請求項1乃至11のいずれかに記載の送信回路を含むトランシーバと、
データ転送を制御する転送コントローラと、
を含むことを特徴とするデータ転送制御装置。 - 請求項12に記載のデータ転送制御装置と、
前記データ転送制御装置を制御する処理部と、
を含むことを特徴とする電子機器。
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