JP4963733B2 - 画像形成装置及びカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、カートリッジを装着可能なカートリッジ支持部材を有する画像形成装置及びカートリッジに関する。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた電子写真画像形成装置では、感光体ドラム、現像ローラ、現像ユニットを一体化したプロセスカートリッジ方式が知られている。あるいは、感光体ドラムとは別体で、現像ユニットのみで構成される現像カートリッジ方式が知られている。これらのプロセスカートリッジ方式又は現像カートリッジ方式は、装置のメンテナンスをサービスマンに依らずにユーザ自身が行えるので、電子写真画像形成装置に広く用いられている。
また、前述の画像形成装置には、ブラックのトナーのみで画像形成を行うモノクロの画像形成装置に加え、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色のトナーを使用したカラーの画像形成装置が実用されている。そして、このカラーの画像形成装置には、各色のトナーに対応した各プロセスカートリッジ又は現像カートリッジ(以下まとめてカートリッジと呼ぶ)が並列に配置されるタンデム型と呼ばれる画像形成装置が知られている。
さらに、前述の画像形成装置において、カートリッジを積載可能なカートリッジ支持部材を有し、このカートリッジ支持部材を装置本体の内部から所定位置まで引き出すことができる特許文献1に記載の発明が開示される。こうした構成によれば、カートリッジ支持部材を所定位置まで引き出すことで、ユーザは、各種のカートリッジを容易に交換することができる。
特開2007−213025号公報
しかしながら、特許文献1のタイプの画像形成装置では、ユーザが各色のカートリッジをカートリッジ支持部材に装着した場合に、その各色のカートリッジがカートリッジ支持部材の各装着部に確実に装着されたか否かを認識できるようにまでは構成されていない。各色毎に現像バイアス等の画像形成に関する諸条件が異なることから、定められた位置とは異なる装着部にカートリッジが装着されていた場合には、高品質の画像が得られない虞がある。
本発明の目的は、カートリッジがカートリッジ支持部材に未装着、また、不完全装着の場合に、カートリッジ支持部材を装置本体に挿入するときに、ユーザがカートリッジの未装着、不完全装着を認識できる電子写真画像形成装置を提供することを課題とする。本発明の他の目的は、カートリッジがカートリッジ支持部材の所定の配置に装着されていない場合に、カートリッジ支持部材を装置本体に挿入するときに、ユーザがカートリッジの誤装着を認識できる電子写真画像形成装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、感光体に形成された静電潜像を現像する為の現像剤を収容する現像剤収容部を有するカートリッジと、前記カートリッジを取り外し可能に装着する装着部を有するカートリッジ支持部材であって、前記画像形成装置の装置本体の内側において前記装着部に装着された前記カートリッジが画像を形成するための内側位置と、前記装置本体の外側において前記カートリッジを着脱するための外側位置と、の間を移動可能なカートリッジ支持部材と、前記装着部に前記カートリッジが装着されない場合、前記装置本体に設けられた被規制部と当接して前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動するのを規制する第1位置と、前記装着部に前記カートリッジが装着された場合、前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動するのを許容する、前記第1位置から退避した第2位置との間を移動可能な、前記カートリッジ支持部材に設けられた規制部材と、前記カートリッジ支持部材に設けられた、前記装着部に前記カートリッジが装着されない場合でも、前記規制部材に接触して前記規制部材を前記第2位置に位置させる第2解除手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の他の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、感光体に形成された静電潜像を現像する為の現像剤を収容する現像剤収容部を備えた複数のカートリッジが着脱可能な複数の装着部を有するカートリッジ支持部材であって、前記画像形成装置の装置本体に対して、前記装置本体の内側の内側位置と、前記装置本体の外側の外側位置との間を移動可能なカートリッジ支持部材と、前記カートリッジ支持部材に移動可能で、前記複数の装着部に対応してそれぞれ設けられた規制部材であって、前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動する際に、前記装置本体と当接して前記カートリッジ支持部材が移動するのを規制する第1位置と、前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動するのを許容する、前記第1位置から退避した第2位置との間を移動可能で、前記装着部に前記カートリッジが未装着の場合、又は、前記装着部に所定のカートリッジと異なるカートリッジが装着した場合は、前記第1位置を取り、前記装着部に前記所定のカートリッジが装着した場合にのみ、前記第2位置を取る規制部材と、を有することを特徴とする。
本発明の他の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、感光体に形成された静電潜像を現像する為の現像剤を収容する現像剤収容部を備えた複数のカートリッジが着脱可能な複数の装着部を有するカートリッジ支持部材であって、装置本体に対して、前記装置本体の内側の内側位置と、前記装置本体の外側の外側位置との間を移動可能なカートリッジ支持部材と、前記画像形成装置の装置本体に移動可能に設けられた規制部材であって、前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動する際に、前記カートリッジ支持部材と当接して前記カートリッジ支持部材が移動するのを規制する第1位置と、前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動するのを許容する、前記第1位置から退避した第2位置との間を移動可能な規制部材と、前記カートリッジ支持部材に移動可能に設けられた解除手段であって、前記装着部に所定のカートリッジが装着した場合にのみ、前記規制部材に当接して前記規制部材を前記第2位置に位置させるための解除位置と、前記装着部に前記カートリッジが未装着の場合、又は、前記装着部に所定のカートリッジと異なるカートリッジが装着した場合は、前記規制部材に当接せずに前記規制部材を前記第1位置に位置させるための非解除位置と、をとる解除手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明の他の画像形成装置は、記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、感光体に形成された静電潜像を現像する為の現像剤を収容する現像剤収容部を有するカートリッジと、複数の前記カートリッジが着脱可能な複数の装着部を有するカートリッジ支持部材であって、装置本体に対して、前記装置本体の内側の内側位置と、前記装置本体の外側の外側位置との間を移動可能なカートリッジ支持部材と、前記カートリッジに移動可能に設けられた規制部材であって、前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動する際に、前記装置本体と当接して前記カートリッジ支持部材が移動するのを規制する第1位置と、前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動するのを許容する、前記第1位置から退避した第2位置との間を移動可能な規制部材と、
複数の前記装着部それぞれ設けられた開口であって、前記装着部に複数の前記カートリッジのうち所定のカートリッジでない他のカートリッジが装着され場合にのみ、前記他のカートリッジに設けられた前記第1位置に位置する前記規制部材が貫通する開口と、を備え、前記装着部に前記所定のカートリッジが装着された場合は、前記規制部材は前記カートリッジ支持部材に当接して前記第2位置に退避することを特徴とする。
以上のように、本発明によれば、カートリッジ装着部に対応するカートリッジがカートリッジ支持部材に所定の配置で装着されなかった場合に、カートリッジ支持部材が装置本体に挿入される動作時に、ユーザがその誤装着を認識することができる。
本発明の実施例1に係る画像形成装置の構成を示す断面図等。 装置本体の内側面の構成を示す斜視図等。 引出ユニットの構成を示す斜視図等。 カートリッジの断面図等。 カートリッジを引出部材に装着する工程を示す斜視図等。 引出部材に対するカートリッジの装着が完了した状態を示す斜視図等。 引出部材が装置本体に装着される工程を示す斜視図等 引出部材が装置本体に装着される工程を示す断面図等。 ストッパの構成を示す斜視図等。 各カートリッジが装着された引出部材の構成を示す裏面図等。 引出部材のカートリッジ装着部の1つに所定のものとは異なるカートリッジPが装着された状態で、引出部材が装置本体に挿入される工程を示す断面図等。 解除作動部材の構成を示す斜視図等。 解除作動部材のスライド位置を維持する機構を示す斜視図等。 実施例2に係る画像形成装置が備える引出部材の構成を示す斜視図等。 ストッパガイドの構成を示す斜視図。 当接部及びカートリッジの位置関係を示す斜視図等。 装置本体に設けられたストッパの構成を示す斜視図。 引出部材が装置本体に挿入される工程を示す概略図。 ストッパ部が引出凹部に入り込む状態を示す断面図等。 実施例3に係る画像形成装置に着脱されるカートリッジを斜め下方から見た斜視図。 廃トナー容器を現像ユニット側から見た斜視図。 引出部材の構成を示す裏面図。 各カートリッジ装着部に所定のカートリッジを装着した構成を示す断面図。 引出部材のカートリッジ装着部に所定のカートリッジが装着されていない場合に、引出部材を押込方向で装置本体に挿入しつつある状態を示す断面図。 他の実施例の引出部材及びカートリッジの断面図
以下、図面を参照し、本発明の好適な実施例を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対位置等は、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるから、特に特定的な記載が無い限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
後述するカラー電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成プロセスを用いて、記録媒体にカラー画像を形成するものである。そして、カラー電子写真画像形成装置の例としては、例えばカラー電子写真複写機、カラー電子写真プリンタ(例えばカラーレーザビームプリンタ、カラーLEDプリンタ等)、カラーファクシミリ装置及びカラーワードプロセッサ等が含まれる。
後述する記録媒体とは、電子写真画像形成装置によって画像が形成されるものであって、例えば、紙、OHPシート等が含まれる。
後述するカートリッジとは、例えば、プロセスカートリッジ、現像カートリッジ、又は、トナーカートリッジであって、電子写真画像形成装置の装置本体に取り外し可能に装着されて、記録媒体に画像を形成する画像形成プロセスに寄与するものである。
後述のプロセスカートリッジとは、プロセス手段としての帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置の装置本体に取り外し可能に装着する物である。従って、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての現像手段と、電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して、電子写真画像形成装置の装置本体に取り外し可能に装着するものも含まれる。また、プロセスカートリッジとは、プロセス手段としての、帯電手段、現像手段またはクリーニング手段と、電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して、装置本体に取り外し可能に装着するものも含まれる。
尚、電子写真感光体ドラムと現像手段とを一体的に有するプロセスカートリッジを所謂一体型と称する。また、電子写真感光体ドラムと現像手段以外のプロセス手段とを一体的に有するプロセスカートリッジを所謂分離型と称する。プロセスカートリッジは、ユーザ自身によって装置本体に対する着脱を行うことができる。そのため、装置本体のメンテナンスを容易に行うことができる。尚、プロセス手段は、電子写真感光体ドラムに作用するものである。
現像カートリッジとは、現像ローラを有し、現像ローラによって、電子写真感光体ドラムに形成された静電潜像を現像するのに用いられる現像剤(トナー)を収納しており、本体に取り外し可能に装着されるものである。尚、現像カートリッジの場合には、電子写真感光体ドラムは装置本体或いは後述するカートリッジ支持部材に取り付けられている。或いは、電子写真感光体ドラムは、所謂分離型プロセスカートリッジに設けられている(この場合には、プロセスカートリッジは、現像手段を有してはいない)。尚、現像カートリッジも、ユーザ自身によって装置本体に対する着脱を行うことができる。そのため、装置本体のメンテナンスを容易に行うことができる。
そこで、カートリッジとしては、所謂一体型又は所謂分離型のプロセスカートリッジが含まれる。また、カートリッジとしては、所謂分離型のプロセスカートリッジと現像カートリッジが対になって用いられる場合が含まれる。また、カートリッジとしては、電子写真感光体ドラムが装置本体或いは後述するカートリッジ支持部材に固定して取り付けられており、電子写真感光体ドラムに作用可能に現像カートリッジが着脱可能に用いられる場合が含まれる。
図1(a)は、本発明の実施例1に係る電子写真画像形成装置(以下、単に「画像形成装置100」という)の構成を示す断面図である。図1(a)に示されるように、画像形成装置100は電子写真画像形成装置本体(以下、単に「装置本体100A」)を備える。装置本体100Aには、『カートリッジ』であるプロセスカートリッジ(以下、単に「カートリッジP、又は、カートリッジPy、Pm、Pc、Pk」という)が取り外し可能に装着できる『カートリッジ支持部材』である引出部材13が着脱可能となっている。
画像形成装置100は、水平方向に並設した4個の『像担持体』である電子写真感光体ドラム(以下、単に「感光体ドラム1」という)を備えている。感光体ドラム1は、『駆動手段』である駆動機構によって、同図中、時計回りに回転駆動される。感光体ドラム1の周囲には、その回転方向に従って順に、帯電装置2、スキャナユニット3、現像ユニット4(4y、4m、4c、4k)、静電転写装置5、クリーニング装置6が配置されている。
感光体ドラム1は、例えばアルミシリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC感光体)を塗布したものである。感光体ドラム1は、その両端部を支持部材によって回転自在に支持されている。一方の端部に、駆動モータ(不図示)からの駆動力を受けるためのドラムカップリングが配置される。これにより感光体ドラム1は、図中で時計周りに回転駆動される。
『帯電手段』である帯電装置2は、感光体ドラム1の表面を均一に帯電する装置である。帯電装置2としては、図1(a)に示されるような接触帯電方式のものを使用する。帯電部材はローラ状に形成された導電性の帯電ローラであり、この帯電ローラが感光体ドラム1の表面に当接する。そして、この帯電ローラに帯電バイアス電圧を印加する。これにより、感光体ドラム1の表面を一様に帯電させる。
スキャナユニット3は、画像情報に基づいてレーザビームを照射して感光体ドラム1に静電像(静電潜像)を形成するユニットである。スキャナユニット3は、感光体ドラム1の上方に配置されている。そして、レーザダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光が、帯電済みの感光体ドラム1の表面を選択的に露光する。これによって、画像信号に応じた静電像を形成する。
現像ユニット4(4y、4m、4c、4k)(ここで小文字のyはイエロー、mはマゼンタ、cはシアン、kはブラックの各現像剤を収容することを意味している)は、静電像を『現像剤』であるトナーを用いて現像するユニットである。現像ユニット4は、イエロー色のトナーを収納したトナー容器41y、マゼンタ色のトナーを収納したトナー容器41mを有している。また、現像ユニット4は、シアン色のトナーを収納したトナー容器41c、ブラック色のトナーを収納したトナー容器41kを有している。トナー容器41(41y、41m、41c、41k)の内部のトナーは、トナー供給ローラ43へ送り込まれる。そして、トナー供給ローラ43、及び、現像部材としての現像ローラ40の外周に圧接された現像ブレード44によって、現像ローラ40の外周にトナーを塗布する。且つトナーに電荷を付与する。そして、現像ローラ40に現像バイアスを印加することにより、感光体ドラム1に形成された静電像を現像する。尚、現像ローラ40は、感光体ドラム1と対向して配置されている。
ここで、現像ユニット4と感光体ドラム1とは、一体でカートリッジP(Py、Pm、Pc、Pk)を形成している。カートリッジPは、ユーザの使用によりトナーが消費されて寿命となった際には、カートリッジPの全体を交換することができるようになっている。またカートリッジPは、ドア10を閉める動作に連動してカートリッジP側に進入してくる不図示の押圧部材によって下方に押圧されることにより、装置本体100Aの内部の所定の位置に維持される。
『静電転写手段』である静電転写装置5は、感光体ドラム1の表面のトナー画像を記録媒体Sに転写させる。静電転写装置5は、感光体ドラム1に当接する転写ベルト11が配設されている。そして、記録媒体Sは転写ベルト11により転写位置まで搬送され、記録媒体Sには、感光体ドラム1上のトナー画像が転写される。転写ベルト11の内側の感光体ドラム1に対向した位置に、転写ローラ12が4個並設されている。これら転写ローラ12から正極性の電荷が転写ベルト11を介して記録媒体Sに印加される。これにより記録媒体Sに感光体ドラム1上のトナー画像が転写される。
『クリーニング手段』であるクリーニング装置6は、転写後の感光体ドラム1の表面に残ったトナーを除去する装置である。また、静電転写装置5を形成する静電転写ベルト(以下「転写ベルト11」と称す)の下側には、転写ベルト11上に付着した残留トナーを清掃するためのクリーニング装置7が設けられている。
給送部16は、画像形成部に記録媒体Sを給送搬送するものである。複数枚の記録媒体Sが給送カセット17に収納されている。画像形成時には給送ローラ18、及び、レジストローラ対19が画像形成動作に応じて駆動回転する。これによって給送カセット17の内部の記録媒体Sを1枚毎に分離給送する。そして、転写ベルト11の回転とトナー画像との同期をとって、記録媒体Sは、レジストローラ対19によって転写ベルト11へ給送される。
『定着手段』である定着装置20は、記録媒体Sに転写された複数色のトナー画像を定着させる装置である。定着装置20は、回転する加熱ローラ21aと、これに圧接して記録媒体Sに熱及び圧力を与える加圧ローラ21bを備える。感光体ドラム1の表面のトナー画像が転写された記録媒体Sは、定着装置20を通過する際に、加熱ローラ21a及び加圧ローラ21bで搬送される。そして、加熱ローラ21a及び加圧ローラ21bによって熱及び圧力を与えられる。これによって複数色のトナー画像が記録媒体Sの表面に定着される。
画像形成の動作は次の通りである。まず、感光体ドラム1が回転駆動される。そして、スキャナユニット3が順次駆動される。この駆動により、帯電装置2は感光体ドラム1の周面に一様な電荷を付与する。そしてスキャナユニット3は、その感光体ドラム1の周面に画像信号に応じて露光を行って、感光体ドラム1の表面に静電像を形成する。現像ローラ40は、静電像を現像する。前述した通り、記録媒体Sには、各感光体ドラム1と転写ローラ12との間に形成される電界によって、各感光体ドラム1のトナー画像が順次転写される。4色のトナー画像を転写された記録媒体Sは定着装置20に搬入される。記録媒体Sは、定着装置20でトナー画像を熱定着された後、排出ローラ対23によって排出部24から装置本体100Aの外に排出される。
図1(b)は、引出部材13が外側位置Oに引き出された状態を示す画像形成装置100の断面図である。図1(b)に示されるように、引出部材13は、装置本体100Aに対して、水平方向の左向きである押込方向D1に押込み可能であると共に、水平方向の右向きである引出方向D2に引き出し可能に設けられている。引出部材13は、カートリッジPが装着部13fに装着された状態で装置本体100Aに装着されて画像を形成する『画像形成位置』である内側位置Iと、カートリッジPが装着可能な『カートリッジ装着位置』である外側位置Oと、の間を移動可能である。この装着部13fに関しては、図3(a)に示される。内側位置Iに関しては図1(a)に示され、外側位置Oに関しては図1(b)に示される。装着部13fは図3(a)に示され、『複数』すなわち4つである。
引出部材13が外側位置Oに位置する状態では、図1(b)に示すように、カートリッジP(Py〜Pk)は、重力方向である矢印Cの方向に、引出部材13へユーザにより装着される。カートリッジPは、その長手方向(現像ローラ40の軸線方向)が引出部材13の移動方向と直交する方向となるように、移動方向に並べて配列されている。カートリッジPは、引出部材13に保持された状態で、引出部材13と共に装置本体100Aの内部へ進入する。したがって、ユーザは、引出部材13を装置本体100Aの内部に進入させ、ドア10を閉じることにより、カートリッジPを装置本体100Aに確実に装着できる。このため、カートリッジPを個別にユーザが装置本体100Aの内部へ装着する構成に対して、操作性が向上している。
図2(a)は、装置本体100Aの第1内側面100pの構成を示す斜視図である。図2(b)は、装置本体100Aの第2内側面100qの構成を示す斜視図である。図2(a)及び図2(b)では、スキャナユニット3等が省略されている。図2(a)、(b)に示されるように、装置本体100Aは、ドア10が開かれた状態では、第1内側面100p及び第2内側面100qが見えるようになっている。装置本体100Aの入口近傍には、引出部材13を外側位置O(図1(b)参照)及び内側位置I(図1(a)参照)の間を案内するために、ガイド部材14R及びガイド部材14Lが設けられている。詳しくは、第1内側面100pにガイド部材14Rが設けられ(図2(a)参照)、第2内側面100qにガイド部材14Lが設けられている(図2(b)参照)。ガイド部材14R及びガイド部材14Lは互いに対向する位置に配置される。
ガイド部材14R、14Lの各々は、後述する引出部材13の被ガイド部13a〜13d(図3(a)参照)を案内するための部材であり、断面コの字状のガイド部15cを有し、装置本体100Aの前側から奥側まで略水平方向に延びている。ガイド部材14Rは、ガイド部15cに対して一段低くなる凹部15a、15bを有している。ガイド部材14Lは、ガイド部15cに対して一段低くなる凹部15a、15bを有している。そのために、引出部材13の被ガイド部13a〜13dが凹部15a、15bに落ち込む位置で、引出部材13が内側位置Iに配置されることになる。これにより、引出部材13は、ガイド部材14R、14Lによって装置本体100Aの内部の内側位置Iでガイドされる。
また、図2(b)に示されるように、ガイド部材14Lの下方には、感光体ドラム1へ駆動を伝達するためのドラムカップリング部材25、及び、現像ローラ40に駆動を伝達するための現像カップリング部材26が等間隔に水平方向に配置されている。ドラムカップリング部材25及び現像カップリング部材26は不図示の駆動源からの駆動力をカートリッジPに伝達する。ドラムカップリング部材25及び現像カップリング部材26は、ドア10が開状態にある場合には第2内側面100qの内部に退避した状態となっている。また、ドラムカップリング部材25及び現像カップリング部材26は、ドア10が閉じられる動作に連動して第2内側面100qからカートリッジP側に進入してくる構成となっている。『被規制部』としての規制壁部85は、装置本体100Aの内部で引出部材13の移動経路の脇に固定されている(図2(a)参照)。
図3は、引出ユニットU1の構成を示す斜視図である。特に、図3(a)は、第1側壁13pの内側面及び第2側壁13qの外側面が見られるように引出ユニットU1が上方から見られた状態の図である。また、図3(b)は、第1側壁13pの外側面及び第2側壁13qの内側面が見られるように引出ユニットU1が上方から見られた状態の図である。さらに、図3(c)は、第1側壁13pの外側面が見られるように引出ユニットU1が下方から見られた状態の図である。
引出部材13は、前側に前壁13rを有し、奥側に奥壁13sを有している。前壁13rには、引出ユニットU1をユーザが操作するための把持部28が設けられる。奥壁13sには水平方向に延びる板面を有するガイド板13Aが設けられる。第1側壁13pにおける前壁13rの側には被ガイド部13dが設けられ、第2側壁13qにおける前壁13rの側には被ガイド部13cが設けられている。また、ガイド板13Aにおける第1側壁13p側の端部に被ガイド部13aが形成され、ガイド板13Aにおける第2側壁13q側の端部に被ガイド部13bが形成されている。被ガイド部13a、13dはガイド部材14Rに各々ガイドされる。また、被ガイド部13b、13cはガイド部材14Lに各々ガイドされる。被ガイド部13a、13bは、引出部材13が外側位置Oにおいて傾かないように、押込方向D1に延びるように設けられ、更に押込方向D1及び引出方向D2に直交する幅方向で外側に突出した形状となっている。また、被ガイド部13c、13dは円柱形状で、同様に押込方向D1及び引出方向D2に直交する幅方向で外側に突出した形状となっている。
『カートリッジ支持部材』である引出部材13は、カートリッジPが取り外し可能に装着される『カートリッジ装着部』である装着部13fを有する。装着部13fは、後述するカートリッジPを装着可能な部位であり、引出部材13に一列に設けられている。各装着部13fの間は仕切り板13gで仕切られており、カートリッジPを装着する際の目安になっている。各装着部13fの下部には、開口部13eが形成されている。開口部13eを通して、カートリッジPに設けられた感光体ドラム1は、転写ベルト11に対して接触することができる。
図3(b)に示されるように、各装着部13fの端部には、カートリッジPを引出部材13の内部に装着するためのガイド部13h、13iが設けられている。同様に、図3(a)に示されるように、引出部材13の反対側には、ガイド部13j、13kが設けられている。ガイド部13h、13jの下方には、カートリッジPを引出部材13に対して位置決めするための位置決め部13h1、13j1が設けられている。
図3(a)に示されるように、引出部材13には、前述のドラムカップリング部材25が進入するための開口部13n、及び、現像カップリング部材26が進入するための開口部13mが設けられている。ドラムカップリング部材25及び現像カップリング部材26は、ドア10を閉める動作に連動して開口部13n及び開口部13mに進入してくる。その後、後述するカートリッジPのカップリング部材と係合して、カートリッジPに駆動力を伝達する。
図3(c)に示されるように、引出部材13の下部には、4つの『規制部材』としてのストッパ80が設けられている。ストッパ80は、引出部材13に対して回動可能に取り付けられており、付勢部材であるねじりコイルバネ81(図3(d)参照)により付勢されることでストッパ部80aが引出部材13の底面より突出する位置(第1位置)で維持されるようになっている。カートリッジPが装着されたときのストッパ80の動作や機能など詳細については後述する。
図3(b)、(c)に示されるように、引出部材13の側面には第2解除手段である解除作動部材90が設けられている。解除作動部材90は、引出部材13に対し矢印K1及び矢印K2方向にスライド可能に取り付けられている。解除作動部材90が矢印K2の向きにスライドさせられると、4つのストッパ80が回動し、引出部材13の下面よりも4つのストッパ80が突き出した状態に位置するようになっている。なお、図3(b)、(c)では、解除作動部材90は、矢印K1の向きにスライドされており、機能などの詳細は後述する。以上のように、引出ユニットU1は、引出部材13、ストッパ80、解除作動部材90を含んで構成されている。
図4(a)は、カートリッジPの断面図である。図4(b)は、カートリッジPを第1側面P1が見える方向から見た斜視図である。図4(c)は、カートリッジPを第2側面P2が見える方向から見た斜視図である。カートリッジPは、現像剤を収容する『現像剤収容部』であるトナー容器41を備え、装置本体100Aに着脱可能な構成となっている。 カートリッジPは、互いに異なる色のトナーを収容する『複数』すなわち4つである。図4(a)に示されるように、カートリッジPは、感光体ユニット8及び現像ユニット4が一体化されて構成される。感光体ユニット8は、感光体ドラム1、帯電装置2、クリーニング装置6、及び、クリーニング装置6により除去されたトナーを収容する廃トナー容器30を備える。また、現像ユニット4は、現像ローラ40、トナー供給ローラ43、現像ブレード44、及び、画像形成に使用されるトナーを収容するトナー容器41を備える。
前述のトナー容器41の内部のトナーは、図4(a)に示されるトナー供給ローラ43へ送り込まれ、トナー供給ローラ43及び現像ローラ40の外周に圧接された現像ブレード44によって、現像ローラ40の外周に塗布される。且つ、トナーには、現像ブレード44によって電荷が付与される。そして、装置本体100Aからの現像バイアスを現像ローラ40に印加することにより、感光体ドラム1に形成された静電像を現像する。感光体ドラム1の表面に現像されたトナー画像が記録媒体Sに転写された後、感光体ドラム1の表面に残ったトナーはクリーニング装置6によって除去され、廃トナー容器30の内部に収容される。トナー容器41の内部のトナーが消費された時には、ユーザはカートリッジPを交換することで再度画像形成を行うことができる。
図4(b)に示されるように、カートリッジPの第1側面P1には、装置本体100A側のドラムカップリング部材25より駆動力を受けるためのカップリング部材47が回転可能に支持されている。また、カートリッジPの第1側面P1には、現像カップリング部材26(図2(b)参照)より駆動力を受けるためのカップリング部材45が回転可能に支持されている。カップリング部材47は感光体ドラム1の一端に設けられていて、装置本体100Aからカップリング部材47が受けた駆動力は感光体ドラム1を回転させるようになっている。また、カップリング部材45が受けた駆動力は、中間ギア(不図示)を介して現像ローラ40及びトナー供給ローラ43に伝達されるようになっている。カップリング部材45の外周は、円筒状のリブで覆われていて、係合部71aを形成している。係合部71aは、トナー容器41の外側に固定されるサイドカバー71に設けられている。カップリング部材45は係合部71aに対して回動可能である。
また、図4(c)に示されるカートリッジPの第2側面P2には、係合部70aが設けられ、前述の係合部71aの対向側に係合部70aは配置されている。係合部70aも同様に、サイドカバー70に設けられている。係合部71a、70aは共に現像ユニット4に設けられている。
また、図4(b)、(c)に示されるように、廃トナー容器30には、係合部71a、70aを支持する穴部30a、30bが設けられている。廃トナー容器30に設けられた穴部30a、30bが、現像ユニット4に設けられた係合部71a、70aに係合することで、感光体ユニット8及び現像ユニット4は結合している。ここで、各係合部71a、70aは、各穴部30a、30bに対して移動可能な(回動可能な)構成となっている。そのため、現像ユニット4は感光体ユニット8に対して移動することができる。つまり、現像ローラ40は感光体ドラム1に対して移動可能な構成となっている。感光体ユニット8及び現像ユニット4の間には、図4(a)に示されるように『付勢部材』であるバネ9が設けられていて、バネ9が現像ローラ40を感光体ドラム1に対して所定の圧力で押圧している。
図4(b)に示すように、カップリング部材47の外周は、円筒状のリブで覆われていて、被ガイド部30cを形成している。また、図4(c)に示されるように、カップリング部材47の長手方向の対向側には、円筒状の突起が突出していて、被ガイド部30dが形成されている。また、図4(b)に示されるように、前述の被ガイド部30cの上方には、被ガイド部30eが設けられている。同様に、図4(c)に示されるように、被ガイド部30dの上方には、被ガイド部30fが設けられている。各被ガイド部30c、30d、30e、30fは、カートリッジPを引出部材13の内部に装着し、引出部材13の内部に位置決めするための機能を有している。
また、図4(c)に示されるように、カートリッジPの廃トナー容器30には、長手方向の一端の前方部に凹部30pが設けられている。また、この凹部30pには、カートリッジPを引出部材13に装着する場合に、図11(a)に示す規制壁部85及びストッパ部80aによる引出部材13に対する移動規制を解除する『第1解除手段』であるリブ30g(当接部)が設けられている。このリブ30gの長手位置は各カラーのカートリッジPによって異なった位置となっている。リブ30gは、複数の装着部13fの各々に対応するようにカートリッジPに設けられている。
図5(a)、(b)は、カートリッジP(例えばPk)を引出部材13に装着する工程を示す斜視図である。特に、図5(a)では、第1側壁13pの外面が前方に見えるように記載されている。また、図5(b)では、第2側壁13qの外面が前方に見えるように記載されている。カートリッジPは、引出部材13に設けられた装着部13f(図5参照)に各々装着される。ユーザは、実質的に重力方向である矢印Cの方向へカートリッジPの装着を行う。
図5(a)、(b)に示されるように、先ず、カートリッジPの両端部に設けられた被ガイド部30c、30dを、各々対応する引出部材13のガイド部13h、13jに対応するように装着する。次に被ガイド部30e、30fを、ガイド部13i、13kに対応するように装着する。カートリッジPは、各ガイド部13h、13i、13j、13kにガイドされて引出部材13の内部に装着される。
図6(a)、(b)は、引出部材13に対するカートリッジPの装着が完了した状態を示す斜視図である。図6(a)は、引出部材13を斜め上方から見て記載されている。図6(b)は、図6(b)は、引出部材13を斜め下方から見て記載されている。図6(c)は、図6(a)(b)の断面図である。引出部材13に対するカートリッジPの装着が完了すると、図6(a)、(b)に示されるように、各ストッパ80が引出部材13に各色のカートリッジPが収まった状態となる。この時のストッパ80の位置を第2位置とする。そして、所定の各カートリッジPが各装着部13fに装着されると、図6(b)に示す各ストッパ80の全てが引出部材13の底面よりも上方に位置することになる。これは図6(c)に示すようにカートリッジPの凹部に設けられたリブ30gがストッパ80の被当接部80cと当接し、ストッパ80を矢印L2の向きに回動させているからである。引出部材13へカートリッジPが装着されると、カートリッジPのリブ30gがストッパ80の被当接部80cに当接できないことから、ストッパ80が引出部材13の底面よりも下方に突出することになる。
図7(a)は、引出部材13が装置本体100Aに装着される工程を示す斜視図である。図7(a)に示されるように、引出部材13に設けられた被ガイド部13a〜13d(図5(a)、(b)参照)がガイド部材14R、14L(図2(a)、(b)参照)に案内されて押込方向D1へと移動され、引出部材13が装置本体100Aに装着される。
図7(b)は、引出部材13が装置本体100Aに装着される工程を示す断面図である。図8(a)は、引出部材13が装置本体100Aに装着される工程を示す断面図である。図7(b)に示されるように、各ストッパ80が引出部材13の底面よりも上方に位置するために規制壁部85(図2(a)参照)と干渉せず、引出部材13は装置本体100Aに装着される。また、ガイド部材14R、14L(図2(a)、(b)参照)は凹部15a、15bよりも一段高い位置にある。そのために、引出部材13の装着動作中は、図8(a)に示されるように、引出部材13に収容されている感光体ドラム1の表面が、規制壁部85及び転写ベルト11の記録媒体搬送面とは離間した状態を維持している。従って、感光体ドラム1の表面が規制壁部85に接触してしまったり転写ベルト11の表面に摺擦したりすることなく、引出部材13を装置本体100Aの内部に挿入することができる。この時、引出部材13は転写ベルト11の記録媒体搬送面と略平行に挿入される。ただし、後述するが、引出部材13に所定のものとは異なるカートリッジPが装着された場合には、引出部材13の下面よりも下方へ突出するストッパ部80aが規制壁部85に接触することになる。
図8(b)は、引出部材13が装置本体100Aの内部に完全に挿入された状態を示す断面図である。図8(b)に示されるように、装置本体100Aに対する引出部材13の装着が完了した状態では、引出部材13の被ガイド部13a〜13d(図5参照)がガイド部材14R、14L(図2(a)、(b)4参照)の凹部15a、15bに落ち込む。そして、装置本体100Aの内部で引出部材13の位置が下がり感光体ドラム1の表面が転写ベルト11の表面に当接するようになる。その後、ドア10を閉めると各カートリッジPが前述した不図示の押圧部材によって押圧されることで各カートリッジの装置本体100Aの内部での位置が維持される。以上のように、引出部材13は装置本体100Aの内部に装着され、また押圧部材の作用により、カートリッジPは装置本体100Aの内部で位置決めされる。
図9(a)は、ストッパ80の構成を示す斜視図である。図9(a)に示されるように、ストッパ80は、被支持軸80b、ストッパ部80a、被当接部80c、回り止め当接部80dの各部位を有する。ストッパ部80aは引出部材13に対して被支持軸80bを中心に回動可能に取り付けられている。そして、図3(d)に記載のねじりコイルバネ81によりストッパ部80a矢印L1の向きに付勢され、引出部材13のストッパ止め部材13t(図3(a)参照)と回り止め当接部80dが当接することにより図9(a)に示す回転位置で維持されている。なお、ストッパ止め部材13tは、図3(a)及び図12(b)にも示されるが、第1側壁13pの内面側から突出する棒状の突起である。
図9(b)は、リブ30gが被当接部80cを押圧して、ストッパ部80aの先端が上昇位置に位置する状態を示す斜視図である。図9(c)は、リブ30gが被当接部80cを押圧せず、ストッパ部80aの先端が下降位置に位置する状態を示す斜視図である。図9(b)、(c)に示されるように、カートリッジPの廃トナー容器30の一方の端部には凹部30pが設けられており、また、凹部30pにリブ30gが形成されている。ここで、カートリッジPが下降すると、カートリッジPが被当接部80cに当接して被当接部80cを押下げてストッパ部80aが矢印L2の方向へと回転する。そして、ストッパ部80aの板面は水平方向に沿う方向に向けられる(第2姿勢)。反対に、カートリッジPが上昇すると、カートリッジPが被当接部80cから離間して被当接部80cを浮き上がらせてストッパ80が矢印L1の方向に回転する。そして、ストッパ部80aの板面は水平面に対して所定の角度を有する状態で傾けられる(第1姿勢)。
図9(b)、(c)に示すストッパ部80aは、引出部材13に設けられている。ストッパ部80aは、装着部13fに対応するカートリッジPが装着されない場合には、引出部材13の移動経路に向かって端部が移動した『第1姿勢』である下降位置(第1位置)を取る。ここで、装着部13fに対応するカートリッジPが装着されない場合(未装着)とは、対応するカートリッジPと異なるカートリッジが装着される場合や、カートリッジPが装着されない場合の両方を含む(以下同じ)。また、ストッパ部80aは、装着部13fに対応するカートリッジPが装着された場合には、引出部材13の移動経路から端部が退避した『第2姿勢』である上昇位置(第2位置)を取る。なお、前述の『被規制部』である規制壁部85は、第1姿勢を取るストッパ80と接触して引出部材13の移動を規制する。前述の規制壁部85、ストッパ80は、引出部材13が外側位置Oから内側位置Iへと移動するのを規制する部材である。ストッパ部80aは、複数の装着部13fの各々に対応して設けられている。規制壁部85がストッパ部80aに接触することにより引出部材13の移動が規制されるようになっている。すなわち、ストッパ部80a、規制壁部85によって、引出部材13が外側位置Oから内側位置Iへと移動するのが規制される。このように、ストッパ部80aは、付勢部材によって付勢されて第1姿勢を取ると共に、カートリッジPに押圧されて第2姿勢を取る。
また、被当接部80cは、引出部材13に取り付けられるストッパ80に設けられ(図3(b)参照)、リブ30gに接触されて第2姿勢を取り(図9(b)参照)、引出部材13が外側位置Oから内側位置Iへと移動するの許容する。『第1解除手段』は、カートリッジPの長手方向で互いに位置が対応されたカートリッジPの所定位置に形成されたリブ30g、及び、ストッパ部80aから延びて回動によりリブ30gと当接可能な『当接部』である被当接部80cが該当する。
図10(a)は、各カートリッジPが装着された引出部材13の構成を示す裏面図である。図10(a)は、ストッパ80が外された状態で引出部材13の構成を示している。図10(a)に示されるように、リブ30gはカートリッジPに設けられる。リブ30gは、カートリッジP毎に長手方向で異なった位置に設けられている。尚、カートリッジの長手方向は、引出部材13の移動方向と交差する方向である。
図10(b)は、カートリッジPが装着された引出部材13の構成を示す裏面図である。図10(b)に示されるように、ストッパ80の被当接部80cも、対応する装着部13f毎に長手方向で異なった位置に設けられている。こうした構成により、引出部材13の各装着部13fに所定のカートリッジPが装着された場合に、カートリッジのリブ30gと長手位置が合うようになっている。
図9(b)に示されるように、引出部材13の装着部13fに所定のカートリッジPが装着されると、カートリッジPのリブ30gがストッパ80の被当接部80cに当接し、ストッパ80を矢印L2の向きに回動させることになる。回動されたストッパ80は引出部材13の下面よりも上方に位置することとなり、ストッパ80の作用が解除される(図6(b)、(c)参照)。
しかし、引出部材13の装着部に所定のものとは異なるカートリッジPが装着された場合、カートリッジPに設けられたリブ30g、及び、ストッパ80の被当接部80cの長手位置が合わず、図9(c)に示すようには両者が当接しないこととなる。この場合、ストッパ80のストッパ部80aは引出部材13の下面や引出部材13に装着された感光体ドラム1の表面よりも下側に突出することとなる。
このように、引出部材13の装着部13fに所定のものとは異なるカートリッジPが装着された状態で引出部材13を装置本体100Aに装着する動作を行った場合について説明する。
図11(a)は、引出部材13の装着部13fの1つに所定のものとは異なるカートリッジPが装着された状態で、引出部材13が装置本体100Aに挿入される状態を示す断面図である。図11(a)では、点線Xで囲まれた範囲内の装着部13fに対して所定のものとは異なるカートリッジPが装着されている。そのために、ストッパ80が回動せず、ストッパ部80aが引出部材13の下面や感光体ドラム1よりも下方に突出している。このような状態で引出部材13を装置本体100Aに挿入すると、ストッパ部80aが装置本体100Aの規制壁部85に接触し、それ以上は奥へと引出部材13を挿入することはできない。また、ここでは、所定のものとは異なるカートリッジPが、装置本体100Aに設けられた開口100xよりも装着方向の上流側で停止するように、規制壁部85、ストッパ80が配置されている。
このように、ある装着部13fで所定のものとは異なるカートリッジPが装着されている場合、引出部材13がそれ以上に奥に挿入できない状態となる。このとき、所定のものとは異なるカートリッジが装着されている装着部13fは、必ず、装置本体100Aのすぐ外側の位置である点線Xで囲んだエリアに位置することとなる。実施例1では、装着部13fにカートリッジPが装着されない場合やカートリッジPの装着が不完全でリブ30gが充分にストッパ80を回動させられない場合もストッパ部80aが下方に突出する。そして、引出部材13が装置本体100Aへ挿入されるのを妨げることとなる。
このように、引出部材13を装置本体100Aに挿入する途中で挿入できなくなることで、ユーザに引出部材13へのカートリッジPの装着に何らかの問題があることを知らせる。例えば、カートリッジの誤挿入、カートリッジの装着忘れ、カートリッジの不完全挿入等を知らせる。また、問題があるのは点線Xで囲まれたエリアにある装着部13fであることを知らせることができる。
その結果、ユーザは、引出部材13の挿入動作によって引出部材13へのカートリッジPの装着に問題があることを知ることができるため、画像のトラブルを予め回避できる。また、ユーザは、問題のある装着部13fを知ることができるため、すばやく対応することができる。
次に、前述したストッパ80の機能を所定のカートリッジPの装着如何に関わらず解除する『第2解除手段』に関し、図12及び図13を用いて説明する。
図11(b)は、引出部材13に形成された解除作動部材90の取付け形状の構成を示す斜視図である。図12(a)は、解除作動部材90の構成を示す斜視図である。図12(a)に示されるように、『第2解除手段』である解除作動部材90は、引出部材13にカートリッジPが装着されない場合に、ストッパ部80aに接触して第2姿勢を取らせ、引出部材13の移動規制を解除する。解除作動部材90は、作動部92及び把手部91を備える。作動部92は、作動軸部92aと、作動軸部92aの先端に形成された第1被支持部92cと、作動軸部92aの側面に所定間隔毎に形成される作動当接部92bと、を有する。作動軸部92a、第1被支持部92c及び作動当接部92bは一体成形されている。一方で、把手部91は、操作部91aと、操作部91aから延びる第2被支持部91dと、被支持部91dの側面で互いに180度逆方向に突出する第1位置維持突起91b及び第2位置維持突起91cと、を有する。操作部91a、第2被支持部91d、第1位置維持突起91b及び第2位置維持突起91cは一体成形されている。把手部91は、作動部92に対し2つの作動軸部92aを中心として回動可能に取り付けられている。
また、図11(b)に示されるように、引出部材13には解除作動部材90の取り付け部13zが設けられている。即ち、引出部材13には、作動当接部92bが通る複数の開口13x、2つの被支持部91d、92cをそれぞれ支持する支持部13v、13w、位置維持突起91b、91cが嵌る位置維持溝13yが設けられている。このために、第1被支持部92cは支持部13vに支持され、作動当接部92bは開口13xに挿通され、第2被支持部91dは支持部13wに支持される。
図12(b)、(c)は、解除作動部材90のストッパ80に対する作用を示す断面図である。図12(b)は、ストッパ部80aが下降した状態を示す。図12(c)は、ストッパ部80aが上昇した状態を示す。図12(d)は、解除作動部材90のストッパ80に対する作用を示す斜視図である。ここで、図3(b)及び図12(a)を参照して解除作動部材90の作用に関して説明する。解除作動部材90は、矢印K1及び矢印K2の方向にスライド可能に取り付けられ、作動当接部92bは開口13xを貫通してストッパの回り止め当接部80dに当接可能である。
図12(b)に示されるように、解除作動部材90が矢印K2の向きにスライドされている場合には、作動当接部92bはストッパ80に影響を与えない。
反対に、図12(c)及び図12(d)に示されるように、解除作動部材90が矢印K1の向きにスライドされている場合には、作動当接部92bはストッパの回り止め当接部80dを下方に押し下げることになる。そのために、ストッパ80は図9(b)に示す矢印L2の向きに回動し、ストッパ部80aが引出部材13の下面よりも上方に位置するようにできる。すなわち、引出部材13の各内側位置Iへの所定のカートリッジPの装着如何に関わらずストッパ80の作用を解除することができる。なお、図12(d)では、回り止め当接部80dの幅は広く形成されている。そのために、回り止め当接部80dは、実質的には、回り止め当接部80d及び被当接部80cが一体化されたのと同じ機能を有する。
図13(a)は、解除作動部材90のスライド位置を維持する機構を示す斜視図であり、図13(b)は、解除作動部材90のスライド位置を維持する機構を示す斜視図である。図13(a)に示されるように、位置維持突起には第1位置維持突起91b及び第2位置維持突起91cの2つある。解除作動部材90を矢印K2の向きにスライドさせて把手部91の操作部91aを回転させると、第1位置維持突起91bが位置維持溝13yに嵌り込み、解除作動部材90がストッパに影響を与えない図12(b)の位置で固定できる。反対に、解除作動部材90を矢印K1の向きにスライドさせ操作部91aを回転させると、図13(b)に示すように第2位置維持突起91cが引出部材13の端部にかかり、ストッパ80の作用を解除した図12(c)及び図12(d)の位置で固定できる。
解除作動部材90を採用することによりストッパ80の機能を所定のカートリッジPの装着如何に関わらずユーザの意思で解除することができる。そのため、ユーザビリティを向上させることができる。例えば、引出部材13を、カートリッジPが装着されていない状態で、装置本体100Aに装着することもできるため、トナー切れでカートリッジPを廃棄してしまった場合等でも装置本体100Aに引出部材13を装着してドア10を閉めておくことも可能となる。また、位置維持手段を採用することにより解除作動部材90をより確実に作用させることが可能となる。
実施例1では、ストッパ80を引出部材13の底面の第1側壁13pの側にのみ設けた。しかし、引出部材13の底面の第2側壁13qの側にも同様にストッパ80を設けてもよい。こうすることで、カートリッジPの不完全装着をより高い精度で検出することができ、かつ、引出部材13の移動の規制をより確実に実現できる。
以上のように、実施例1によれば、引出部材13にストッパ80が設けられ、引出部材13の各装着部13fに所定のカートリッジPが装着されている場合にのみストッパ部80aの機能が解除される。反対に、各装着部13fに所定のカートリッジPが確実に装着されていない場合にはストッパ部80aの機能によって装置本体100Aに対する引出部材13の挿入が規制される。従って、ユーザは、引出部材13の挿入時に、引出部材13へのカートリッジPの誤装着、装着忘れ、又は、不完全装着を知ることができる。また、ユーザは、問題のある装着位置も知ることができる。そのために、画像不良や画像劣化などのトラブルが未然に防止できる。また、ユーザはトラブルに素早く対応することができる。また、解除作動部材90を設けたことによりユーザビリティは向上する。
図14(a)は、実施例2に係る画像形成装置が備える引出部材113の構成を示す斜視図である。実施例2の引出部材113の構成のうち実施例1の引出部材13と同一の構成及び効果に関しては、同一の符号を用いて説明を適宜省略する。実施例2においても、実施例1と同様の画像形成装置100に適用することができるため、画像形成装置の説明は省略する。実施例2の引出部材113が実施例1の引出部材13と異なる点は以下の点である。実施例1では、引出部材13に対して、4つのストッパ80が設けられた。これに対して、実施例2では、装置本体100Aに対して、『第1規制手段』、『規制部材』である1つのストッパ180(図17参照)が設けられる。なお、実施例2では、引出部材113には、各装着部13fに対応してストッパ180を回転させて回転位置をコントロールする解除手段であるストッパガイド120が設けられている。ところが、図14(a)に示されるように、引出ユニットU2は、引出部材113と、4つのストッパガイド120と、を備える。引出部材113には、4つの装着部13fが形成されており、各装着部13fに対応してストッパガイド120が取り付けられている。
図14(b)は、ストッパガイド120の構成を示す斜視図である。図14(b)に示されるように、引出部材113を装置本体100Aに装着するための被ガイド部13a〜13d及び開口部13e等は、実施例1の構成と同様である。また、図14(b)に示されるように、引出部材113の底面の第1側壁13p側には、各装着部13fに対応してストッパガイド120が設けられている。ストッパガイド120は、第1ストッパガイド121及び第2ストッパガイド122を備える。この第1ストッパガイド121と第2ストッパガイド122は、引出部材113に対して、回動可能に取り付けられており、お互いが有するギア部121a、122dが噛合って連動する構成となっている。
図14(c)は、引出壁部113u及び引出凹部113aの構成を示す斜視図である。図14(c)に示されるように、引出部材113の下面には、『被規制部』としての引出壁部113uが設けられている。また、引出部材113の下面には、引出壁部113uに隣接して引出凹部113aが形成されている。この引出壁部113u及び引出凹部113aの構成は、図19(a)にも示されている。引出壁部113uは引出部材113の底面から突出して形成されている。引出壁部113uは、第1姿勢を取るストッパ部180aと接触して引出部材113の移動を規制する。また、引出凹部113aは引出壁部113uと隣接して押込方向D1の側にて凹むように形成されている。引出凹部113aは、引出壁部113uが引出部材113の底面から高く突出しなくてもストッパ部180aを規制できるようにするために設けられている。
図15は、解除手段であるストッパガイド120の構成を示す斜視図である。特に、図15(a)は、引出部材113の進行が規制されるときのストッパガイド120の動作工程を示す。図15(b)は、引出部材113の進行が促進されるときのストッパガイド120の動作工程を示す。図15(a)に示されるように、ストッパガイド120は第1ストッパガイド121及び第2ストッパガイド122を備える。第1ストッパガイド121及び第2ストッパガイド122はそれぞれ軸部121b、122cを中心に回動可能に引出部材113に設けられており、互いのギア部121a、122dが噛合って連動する状態となっている。図15(b)に示されるように、第1ストッパガイド121が矢印M1の向きに回動すると第2ストッパガイド122が矢印N1の向きに回動するように構成している。
第1ストッパガイド121は、実施例1のストッパ80と同様に、被当接部121cと回り止め当接部121dを有しており、ねじりコイルバネにより矢印M2の方向に付勢されている。そして引出部材113のストッパ止め部に回り止め当接部121dが当接する位置で維持されている。ここで被当接部121cは、実施例1と同様に、装着部13fごとに長手位置が異なって設けられている。
また、第2ストッパガイド122は、ガイドアーム122bとガイド突起122aを有しており、第2ストッパガイド122が矢印N1の向きに回転するとガイド突起122aが下方に移動する。このガイド突起122aは、引出部材113に対して、引出部材113の下面よりも下方まで移動する。
図16は、リブ30g、被当接部121c及びカートリッジPの配置関係を示す斜視図である。特に、図16(a)は、引出部材113の進行が規制されるときのリブ30g、被当接部121c及びガイド突起122aの位置関係を示す斜視図である。図16(b)は、引出部材113の進行が促進されるときのリブ30g、被当接部121c及びガイド突起122aの位置関係を示す斜視図である。図16(a)、(b)に示めされるように、実施例1と同様に、カートリッジPには、『第1解除手段』であるリブ30g(当接部)が設けられている。また、引出壁部113u及びリブ30gは、複数の装着部13fの各々に対応して設けられている。カートリッジPは凹部30pとリブ30gを有しており、このリブ30gの長手位置もカートリッジPごとに異なっている。
装着部13fに所定のカートリッジPが装着されると、図16(b)に示されるように、リブ30gが被当接部121cに当接して、ギア部121a及びギア部122dが互いに逆方向に回転する。このことから、第1ストッパガイド121が矢印M1の方向に回転し、第2ストッパガイド122が矢印N1の方向に回転し、ガイド突起122aは下方に移動する。
装着部13fに所定のカートリッジPと異なるカートリッジが装着される。そうすると、図16(a)のように、被当接部121cが上方に付勢されたままの状態となり、第2ストッパガイド121が移動せず、ガイド突起122aが下方に移動しない。
図17(a)は、装置本体100Aに設けられたストッパ180の構成を示す斜視図である。図17(b)は、ストッパ180の構成を示す拡大斜視図である。図17(a)に示されるように、装置本体100Aには、ストッパ部180aが設けられている。ストッパ部180aは、装着部13fに対応するカートリッジPが装着されない場合には、引出部材13の移動経路に向かって端部が移動した第1姿勢(第1位置)を取る。また、ストッパ部180aは、装着部13fに対応するカートリッジPが装着された場合には、引出部材13の移動経路から端部が退避した第2姿勢(第2位置)を取る。以下にストッパ180の構成に関して詳述すると、まず、装置本体100Aにはストッパ取付部190が取付けられている。ストッパ取付部190は、ストッパ180の被支持軸180bを回動自在に支持している。図17(b)に示されるように、ストッパ180は、被支持軸180b、ストッパ部180a、被ガイド部180cを有している。ストッパ部180aは、被支持軸180bを含む平面であり、被支持軸180bに固定されている。また、被ガイド部180cは、傾斜面が押込方向D1に向かうにつれて上昇する第1面180c1、第1面180c1と連続して傾斜面が下降する第2面180c2、第2面180c2と連続して傾斜面が上昇する第3面180c3を有する。
図18は、引出部材113が装置本体100Aに挿入される工程を示す概略図である。特に、図18(a)〜(g)は、装着部13fに所定のカートリッジPが装着されている状態で、引出部材113が装置本体100Aに挿入される工程を示し、ガイド突起122a及びストッパ180の位置関係を示す断面図である。図18(a)に示されるように、ストッパ部180aは矢印Q1の方向にねじりコイルバネで付勢されている。このときに、ストッパ部180aは、ストッパ取付部190の止め部190aに当接することで位置が維持されている(図17(a)参照)。
ストッパ180の動作に関して、図18(a)〜(g)を参照して説明する。先ず、引出部材113の装着部13fに所定のカートリッジPが装着されている状態で、引出部材113を装置本体100Aに装着する動作を行った場合について説明する。所定のカートリッジPが引出部材113の装着部13fに装着されると、図18(a)に示されるように、ガイド突起122aが下方に移動する。このときのストッパガイド120の位置を解除位置という。この状態から装置本体100Aに引出部材113が押込方向D1に挿入されていくと、図18(b)に示されるように、ガイド突起122aがストッパ180の被ガイド部180cの第1面180c1(図17(b)参照)に接触する。
さらに、引出部材113が装置本体100Aに押込方向D1に挿入されていくと、図18(c)に示されるように、ストッパ180が矢印Q2の向きにねじりコイルバネの付勢力に逆らって回転する。このストッパ部180aの回動によってストッパ部180aの先端が下降する(第2姿勢)と、ストッパ部180aが引出壁部113uに接触することが回避される。さらに、引出部材113が装置本体100Aに挿入されていくと、図18(d)、(e)に示されるように、ガイド突起122aが第2面180c2に当接しながら進行してストッパ180の回転位置はほぼ維持される。図18(e)に示されるようにガイド突起122aが第2面180c2に接触した状態で、引出部材113が装置本体100Aに挿入される。
そうすると、図18(f)に示されるように、ガイド突起122aが第2面180c2(図17(b)参照)から第3面180c3(図17(b)参照)へと乗り上げて、ストッパ部180aが矢印Q1の向きに回転して上昇する。ただし、この位置では、ストッパ部180aは引出壁部113uと当接しない(ストッパ部180aとガイド突起122aは長手方向でズレている)。さらに、引出部材113が装置本体100Aに挿入された場合には、ストッパ部180aの先端は元の位置に戻っている。ただし、このときには、ストッパ部180aは、既に引出壁部113u及び感光体ドラム1を超えているために、ストッパ部180aはやはり引出壁部113uと当接しない。
前述のように、リブ30g、被当接部121c、ガイド突起122a及び被ガイド部180cを含んで『解除手段』が構成されている。引出部材113の第2ストッパガイド122のガイド突起122aが下方に移動している状態では、ストッパ部180aは引出部材113の挿入を妨げないように回動する。4つの装着部13fにそれぞれ所定のカートリッジPが装着されている場合には、4つ全てのガイド突起122aが下方に移動している状態である。そのために、ストッパ180の前述の回動が4回起こってもストッパ部180aが引出部材113の挿入を妨げることはなく、引出部材113は装置本体100Aに円滑に装着される。
図19(a)、(b)は、引出部材113の装着部13fに所定のカートリッジPが装着されていない場合のストッパ部180aの動作工程を示す側面図である。図19(a)は、ストッパ部180aが引出凹部130aに入り込む状態を示す断面図である。図19(b)は、ストッパ部180aが引出壁部113uに近づいている状態を示す側面図である。ここでは、装着部13fに所定のカートリッジPが装着されていない場合の動作工程として、装着部13fにカートリッジP自体が装着されていない状態で、引出部材113を装置本体100Aに挿入する動作工程に関して説明する。
図19(a)に示されるように、装着部13fにカートリッジP自体が装着されていない場合には、図19(b)に示されるように、ガイド突起122aの先端は上方に位置している。このときのストッパガイド120の位置を非解除位置というこのために、図19(b)に示されるように、ガイド突起122aが被ガイド部180cと当接せず、ストッパ180が回動しない(第1姿勢)。このため、図19(a)に示すように、ストッパ180のストッパ部180aが引出部材113の下面の引出壁部113uに当接して、それ以上の挿入ができなくなる。これは装着部13fに所定のものと異なったカートリッジPが装着されている誤装着の場合でも、カートリッジPがきちんと装着されていない場合でも同様である。
前述したように、解除機構200は、カートリッジP、引出部材113及び装置本体100Aに設けられる機構である。すなわち、解除機構200は、カートリッジPの長手方向で互いに位置が対応されたカートリッジPの所定位置に形成されたリブ30g、及び、引出部材13に設けられて回動によりリブ30gと当接可能な被当接部121cを備える。また、解除機構200は、装置本体100Aに設けられて被当接部121cと連動して回動する『突起』であるガイド突起122aを備える。さらに、解除機構200は、ガイド突起122aが接触しながら通過することによってストッパ部180aに第2姿勢を取らせる『被当接部』である被ガイド部180cを備える。ストッパ部180aは、付勢部材によって付勢されて第1姿勢を取ると共に、被当接部121cが被ガイド部180cに当接することによって第2姿勢を取る。引出壁部113uは、引出部材13の裏面から引出部材13の移動経路に突出し、第1姿勢を取るストッパ部180aにより接触される。カートリッジPを引出部材113に装着しない場合には、引出壁部113u及びストッパ部180aによる引出部材113に対する移動規制が解除されるように構成されている。
以上のように、実施例2によれば、装置本体100Aにストッパ180が設けられ、引出部材113にストッパガイド120が設けられ、引出部材113の各装着部13fに所定のカートリッジPが装着されている場合にのみストッパ180の機能が解除される。反対に、各装着部13fに所定のカートリッジPが確実に装着されていない場合にはストッパ部180aの機能によって装置本体100Aに対する引出部材113の挿入が規制される。従って、ユーザは、引出部材113の挿入時に、引出部材113へのカートリッジPの誤装着、装着忘れ、又は、不完全装着を知ることができる。また、ユーザは、問題のある装着位置も知ることができる。そのために、画像不良や画像劣化などのトラブルが未然に防止され、また、ユーザはトラブルに素早く対応することが可能となる。
なお、実施例2の構成には『第2解除手段』である解除作動部材90が採用されていないが、実施例1と同様の解除作動手段が適用可能である。
図20(a)は、実施例3に係る画像形成装置に着脱されるカートリッジP3を斜め下方から見た斜視図である。実施例3においても、実施例1と同様の画像形成装置100に適用することができるため、画像形成装置の説明は省略する。実施例3の構成が実施例1の構成と異なる点は以下の点である。実施例1では、引出部材13に4つのストッパ80が設けられた。実施例2では、装置本体100Aにストッパ180が1つ設けられ、引出部材113にストッパガイド120が設けられていた。これらに対して、実施例3では、各カートリッジP3にであるストッパ280が設けられている。その他では、カートリッジP3の構成は、実施例1及び2のカートリッジPと概ね同様である。すなわち、図20(a)に示されるように、カートリッジPの廃トナー容器230には、下方に突出する突起状のストッパ280が設けられている。このストッパ280は、矢印T1及び矢印T2の方向にスライド可能に取付けられている。
図20(b)は、カートリッジP3の構成を示す断面図である。図20(b)に示されるように、カートリッジP3は、現像ユニット204及び感光体ユニット208を備える。現像ユニット204は現像ローラ40を有する。感光体ユニット208は感光体ドラム1を有する。また、感光体ユニット208は廃トナー容器230を有する。廃トナー容器230には凹部230aが形成されている。この凹部230aには圧縮バネ281が挿入され、凹部230aの最奥部に付勢部材である圧縮バネ281の基端部が固定されている。また、凹部230aにはストッパ280が挿入されている。ストッパ280は、圧縮バネ281の伸縮方向に延びて形成されるストッパ部280a、及び、圧縮バネ281の伸縮方向と直交する方向に凸状に形成される止め部280bを有する。前述の圧縮バネ281の先端部に、このストッパ280が配置されている。また、廃トナー容器230の凹部230aの開口入口には規制壁部230bが形成されている。こうした構成により、ストッパ280は、圧縮バネ281の伸びによって廃トナー容器230から突出方向へと付勢されている。同時に、止め部280bが規制壁部230bに当接することでストッパ部280aの突出が制限されている。
このように、カートリッジP3には、『規制部材』、『規制部』としてのストッパ部280aが設けられている。ストッパ部280aは、付勢部材によって付勢されて『第1位置』である突き出し姿勢を取る。また、ストッパ部280aは、押圧されるとカートリッジPの内部に収容されて『第2位置』である引っ込み姿勢を取る。すなわち、ストッパ部280aは、装着部213fに対応するカートリッジPが装着されない場合には、引出部材213の移動経路に向かって端部が移動した第1姿勢を取る。また、ストッパ部280aは、装着部13fに対応するカートリッジPが装着された場合には、引出部材13の移動経路から端部が退避した第2姿勢を取る。
図21は、廃トナー容器230を現像ユニット204側から見た斜視図である。特に、図21は、ストッパ280及び規制壁部230bの配置関係を示す。図21に示されるように、止め部280bが規制壁部230bに引っ掛かることにより、ストッパ部280aが廃トナー容器230から突出した状態に維持されている。また、反対に、ストッパ部280aに対して下方から圧縮バネ281の弾性力以上の力が加わった場合には、ストッパ部280aが廃トナー容器230の内部に引っ込むように構成されている。また、このストッパ280は、カートリッジPの種類毎に長手方向で異なった位置に配置されている。
図22は、引出部材213の構成を示す裏面図である。図22に示されるように、引出部材213の裏面には、複数すなわち4つの開口213x1、213x2、213x3、213x4が形成されている。引出部材213の裏面には、前述の開口213x1〜213x4に隣接して、長手方向で異なった位置に各々閉ざされた『第1解除手段』である閉部位213y(213y1、213y2、213y3、213y4)が設けられている。閉部位213yは、カートリッジPの長手方向でストッパ部280aの位置に対応されて引出部材13の底面に規定される板の部位である。『規制部』であるストッパ部280a、『第1解除手段』である閉部位213yは、複数の装着部13fの各々に対応して設けられている。閉部位213y1〜213y4は、前述のストッパ部280aを受け止める部位として機能する。
図23(a)は、各装着部213fに所定のカートリッジP3y、P3m、P3c、P3kを装着した構成を示す断面図である。図23(a)に示されるように、所定のカートリッジP3y〜P3kが『カートリッジ装着部』である装着部213fに装着されている場合には、ストッパ部280aは引出部材213の底面から下方へは突出しない状態となる。
すなわち、カートリッジP3y〜P3kが各装着部213fに装着されると、カートリッジP3y〜P3kに設けられたストッパ部280aが閉部位213yによって押し上げられる。そして、図23(a)に示されるように、カートリッジPの廃トナー容器230の中にストッパ部280aが引っ込み、引出部材213は問題なく装置本体100Aに装着されて画像形成が行われる。上記のように開口213xと隣接する閉部位213yによって『第1解除手段』が構成されている。
図23(b)は、ストッパ部280a及び開口213x1〜213x4の配置関係を示す概念図である。図23(b)に示されるように、引出部材213の押込方向D1で2番目及び3番目の装着部213fに所定のものではないカートリッジPが装着された場合には、次のようになる。すなわち、ストッパ部280aが閉部位213y2、213y3に当接できずに開口213x2、213x3から飛び出した状態となる。なお、引出部材213を装置本体100Aに装着するときの被ガイド部13a〜13dやカートリッジPを引出部材213に装着するときのガイド部13h、カップリングが進入するための開口部13eの構成等は実施例1と同様である。
図23(c)は、ストッパ部280a及び引出部材213の底面の位置関係を示す断面図である。図23(c)に示されるように、引出部材213の各装着部213fに所定のカートリッジP3y〜P3kが装着されずに、所定のものとは異なったカートリッジが装着された場合いわゆる誤装着の場合には、以下のようになる。すなわち、ストッパ部280aが引出部材213の底面から飛び出してくる(図では4箇所の装着部213fのうち、引出部材213の押込方向D1で2番目及び3番目の2箇所の装着部213fに誤装着がなされている)。
図24は、引出部材213の装着部213fに所定のカートリッジP3y〜P3kが装着されていない場合に、引出部材213を押込方向D1で装置本体100Aに挿入しつつある状態を示す断面図である。装置本体100Aには、『被規制部』としての規制壁部290が設けられている。規制壁部290は、装置本体100Aの内部で引出部材213の移動経路の脇に固定されている。図24に示されるように、前述のストッパ部280aが引出部材213の裏面から突出した状態で引出部材213が押込方向D1に挿入されると、ストッパ部280aが規制壁部290に当接してそれ以上の挿入ができなくなる。このように、規制壁部290は、第1姿勢を取るストッパ部280aと接触して引出部材213の移動を規制する。
以上のように、実施例3によれば、カートリッジPにストッパ280が設けられ、引出部材213の各装着部213fに所定のカートリッジP3が装着されている場合にのみストッパ280の機能が解除される。反対に、各装着部213fに所定のカートリッジPが装着されていない場合にはストッパ部280aの機能によって装置本体100Aに対する引出部材213の挿入が規制される。従って、ユーザは、引出部材213の挿入時に、引出部材213へのカートリッジPの誤装着、装着忘れ、又は、不完全装着を知ることができる。また、ユーザは、誤装着位置も知ることができる。そのために、画像不良や画像劣化などのトラブルが未然に防止できる。また、ユーザはトラブルに素早く対応することができる。
また、実施例3ではストッパ280は消耗品であるカートリッジPに設けられているため、装置本体100Aのメインフレームや引出部材213に設けられている場合に比べ耐久性は低く設定することができ、コストダウンが実現される。また、ストッパ280の破損時にはカートリッジPの交換で比較的容易に対応することができる。
[他の実施例]
実施例1〜3では、カートリッジとして、感光体ユニット8、208と現像ユニット4、204が一体となったいわゆるプロセスカートリッジの例を示した。しかし、本発明は図25に示すように感光体ユニット308が別体で現像ユニットがカートリッジとなっている現像カートリッジP4にも適用でき、またトナー容器がカートリッジ化されたトナーカートリッジにも適用できる。即ち、引き出し部材U4に現像ローラ340とトナー収納部341を備えた現像カートリッジP4が着脱可能になっている。尚、引き出し部材U4には感光体ドラム301、帯電ローラ302、クリーニングブレード306を備えた感光体ユニット308が設けられている。
また、実施例1〜3では、カートリッジP、P3を4つ並べたカラータンデム構成の例を説明した。しかし、カートリッジP、P3を1つ使用するモノクロカートリッジにも適用できる。その場合、誤装着については他機種の同形状のカートリッジが装着されてしまった場合などに有効である。
さらに、実施例1〜3では、転写ベルト11として、記録媒体Sを感光体ドラム1の表面に搬送し、感光体ドラム1の表面の現像像を直接に記録媒体Sに転写する転写ベルト11の例を示した。しかし、感光体ドラム上に形成された現像像が転写され、最終的に記録媒体に再転写する方式の中間転写ベルトであってもよい。
また、実施例1〜3では、引出部材13、113、213を、感光体ドラム1の軸線方向と垂直な方向に着脱する構成の例を示した。しかし装着方向は、感光体ドラム1の軸線方向と平行とする構成でも適用できる。その場合、引出部材13の装置本体100Aへの装着を規制する移動規制機構を構成する部材(ストッパなど)の位置や向きが変更されることになる。
以上の実施例1〜3等によれば、カートリッジPが引出部材13に所定の配置で装着されなかった場合に、引出部材13が装置本体100Aに挿入される動作時に、ユーザがその誤装着を認識することができる。そこで、画像不良や画質劣化等のトラブルが未然に防止される。
13・・引出部材、13f・・カートリッジ装着部、41・・トナー容器、80・・ストッパ、85・・規制壁部、100・・電子写真画像形成装置、100A・・装置本体、P・・カートリッジ、I・・画像形成位置、O・・カートリッジ装着位置

Claims (24)

  1. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    感光体に形成された静電潜像を現像する為の現像剤を収容する現像剤収容部を有するカートリッジと、
    前記カートリッジを取り外し可能に装着する装着部を有するカートリッジ支持部材であって、前記画像形成装置の装置本体の内側において前記装着部に装着された前記カートリッジが画像を形成するための内側位置と、前記装置本体の外側において前記カートリッジを着脱するための外側位置と、の間を移動可能なカートリッジ支持部材と、
    前記装着部に前記カートリッジが装着されない場合、前記装置本体に設けられた被規制部と当接して前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動するのを規制する第1位置と、前記装着部に前記カートリッジが装着された場合、前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動するのを許容する、前記第1位置から退避した第2位置との間を移動可能な、前記カートリッジ支持部材に設けられた規制部材と、
    前記カートリッジ支持部材に設けられた、前記装着部に前記カートリッジが装着されない場合でも、前記規制部材に接触して前記規制部材を前記第2位置に位置させる第2解除手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 更に、前記画像形成装置は、前記規制部材に接触して前記規制部材を前記第2位置に位置させる第1解除手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 記第1解除手段は前記カートリッジに設けられている請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記規制部は、付勢部材によって前記第1位置を取るように付勢されている請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記カートリッジは、前記感光体と、前記現像剤収容部と、前記静電潜像を現像剤を用いて現像する為の現像部材と、を備えたプロセスカートリッジである請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記カートリッジは、前記現像剤収容部と、前記静電潜像を現像剤を用いて現像する為の現像部材と、を備えた現像カートリッジである請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    感光体に形成された静電潜像を現像する為の現像剤を収容する現像剤収容部を備えた複数のカートリッジが着脱可能な複数の装着部を有するカートリッジ支持部材であって、前記画像形成装置の装置本体に対して、前記装置本体の内側の内側位置と、前記装置本体の外側の外側位置との間を移動可能なカートリッジ支持部材と、
    前記カートリッジ支持部材に移動可能で、前記複数の装着部に対応してそれぞれ設けられた規制部材であって、前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動する際に、前記装置本体と当接して前記カートリッジ支持部材が移動するのを規制する第1位置と、前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動するのを許容する、前記第1位置から退避した第2位置との間を移動可能で、前記装着部に前記カートリッジが未装着の場合、又は、前記装着部に所定のカートリッジと異なるカートリッジが装着した場合は、前記第1位置を取り、前記装着部に前記所定のカートリッジが装着した場合にのみ、前記第2位置を取る規制部材と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  8. それぞれの前記規制部材は、前記装着部に所定のカートリッジが装着した場合にのみ前記所定のカートリッジに設けられた当接部が当接して、前記第2位置に位置させる被当接部を有する請求項に記載の画像形成装置。
  9. それぞれの前記規制部材は、前記カートリッジ支持部材が移動する移動方向と交差する方向において、異なる位置に設けられている請求項又は請求項に記載の画像形成装置。
  10. 前記複数のカートリッジは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の現像剤をそれぞれに収容した前記現像剤収容部を備える4つのカートリッジであり、前記所定のカートリッジは、前記4つのカートリッジのうち所定の色の現像剤を収容した前記現像剤収容部と、を備えたカートリッジである請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記カートリッジ支持部材は、前記装着部に前記カートリッジが装着されない場合でも、前記規制部材に接触して前記規制部材を前記第2位置に位置させる第2解除手段を備える請求項乃至請求項10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記規制部材は、前記第2位置において前記規制部材が設けられた前記装着部が、前記装置本体に設けられた開口よりも、前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動する移動方向の上流側で停止するように、前記支持部材に設けられた請求項乃至請求項11のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  13. 前記規制部は、付勢部材によって前記第1位置を取るように付勢されている請求項乃至請求項12のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 請求項に記載の画像形成装置に着脱可能なカートリッジであって、
    前記複数の装着部のうち所定の装着部に装着した場合、前記所定の装着部に対応して設けられた前記規制部材に当接して、前記規制部材を前記第2位置に位置させる当接部と、前記所定の装着部とは異なる装着部に装着した場合、前記異なる装着部に設けられた前記規制部材を前記第1位置のままにする凹部と、を有するカートリッジ。
  15. 前記カートリッジは、前記感光体と、前記現像剤収容部と、前記静電潜像を現像剤を用いて現像する為の現像部材と、を備えたプロセスカートリッジである請求項14に記載のカートリッジ。
  16. 前記カートリッジは、前記現像剤収容部と、前記静電潜像を現像剤を用いて現像する為の現像部材と、を備えた現像カートリッジである請求項14に記載のカートリッジ。
  17. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    感光体に形成された静電潜像を現像する為の現像剤を収容する現像剤収容部を備えた複数のカートリッジが着脱可能な複数の装着部を有するカートリッジ支持部材であって、装置本体に対して、前記装置本体の内側の内側位置と、前記装置本体の外側の外側位置との間を移動可能なカートリッジ支持部材と、
    前記画像形成装置の装置本体に移動可能に設けられた規制部材であって、前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動する際に、前記カートリッジ支持部材と当接して前記カートリッジ支持部材が移動するのを規制する第1位置と、前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動するのを許容する、前記第1位置から退避した第2位置との間を移動可能な規制部材と、
    前記カートリッジ支持部材に移動可能に設けられた解除手段であって、前記装着部に所定のカートリッジが装着した場合にのみ、前記規制部材に当接して前記規制部材を前記第2位置に位置させるための解除位置と、前記装着部に前記カートリッジが未装着の場合、又は、前記装着部に所定のカートリッジと異なるカートリッジが装着した場合は、前記規制部材に当接せずに前記規制部材を前記第1位置に位置させるための非解除位置と、をとる解除手段と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  18. それぞれの前記解除手段は、前記装着部に所定のカートリッジが装着した場合にのみ前記所定のカートリッジに設けられた当接部が当接して、前記解除位置に位置させる被当接部を有する請求項17に記載の画像形成装置。
  19. それぞれの前記被当接部は、前記カートリッジ支持部材が移動する移動方向と交差する方向において、異なる位置に設けられている請求項18に記載の画像形成装置。
  20. 前記複数のカートリッジは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の現像剤をそれぞれに収容した前記現像剤収容部を備える4つのカートリッジであり、前記所定のカートリッジは、前記4つのカートリッジのうち所定の色の現像剤を収容した前記現像剤収容部と、を備えたカートリッジである請求項17乃至請求項19のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  21. 記録媒体に画像を形成する画像形成装置において、
    感光体に形成された静電潜像を現像する為の現像剤を収容する現像剤収容部を有するカートリッジと、
    複数の前記カートリッジが着脱可能な複数の装着部を有するカートリッジ支持部材であって、装置本体に対して、前記装置本体の内側の内側位置と、前記装置本体の外側の外側位置との間を移動可能なカートリッジ支持部材と、
    前記カートリッジに移動可能に設けられた規制部材であって、前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動する際に、前記装置本体と当接して前記カートリッジ支持部材が移動するのを規制する第1位置と、前記カートリッジ支持部材が前記外側位置から前記内側位置へ移動するのを許容する、前記第1位置から退避した第2位置との間を移動可能な規制部材と、
    複数の前記装着部それぞれ設けられた開口であって、前記装着部に複数の前記カートリッジのうち所定のカートリッジでない他のカートリッジが装着され場合にのみ、前記他のカートリッジに設けられた前記第1位置に位置する前記規制部材が貫通する開口と、を備え、
    前記装着部に前記所定のカートリッジが装着された場合は、前記規制部材は前記カートリッジ支持部材に当接して前記第2位置に退避することを特徴とする画像形成装置。
  22. 前記規制部材は、付勢部材によって前記第1位置を取るように付勢されている請求項21に記載の画像形成装置。
  23. 前記カートリッジは、前記感光体と、前記現像剤収容部と、前記静電潜像を現像剤を用いて現像する為の現像部材と、を備えたプロセスカートリッジである請求項21又は請求項22に記載の画像形成装置。
  24. 前記カートリッジは、前記現像剤収容部と、前記静電潜像を現像剤を用いて現像する為の現像部材と、を備えた現像カートリッジである請求項21又は請求項22に記載の画像形成装置。
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