JP4983672B2 - 撮像装置及びそのプログラム - Google Patents
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Description
この撮像装置としては、スルー画像の表示中や動画像の撮影記録中に被写体である人物の顔を自動的に検出する顔検出機能を有するものがある。具体的には、この撮像装置は、画像から人物の顔の特徴を有する領域を抽出し、この抽出した領域の顔としての確からしさを顔評価値として評価する。そして、顔評価値が所定の閾値以上である領域を、顔部分の領域(以下、顔領域と呼ぶ)として顔検出枠で囲んで表示するとともに、この顔領域の画像情報に基づいて、自動合焦(AF)制御や自動露出調整(AE)制御を行う。
この問題を解決するため、顔評価値の大小に応じて、枠線の濃淡、枠線の色相、枠線を構成する線分方向表示率、および枠線の幅などを変化させる手法が提案されている(特許文献1参照)。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る撮像装置としてのデジタルカメラ1の概略構成を示すブロック図である。
このデジタルカメラ1は、自動露出制御、自動焦点制御、自動顔検出の各機能を備えたものであり、主として以下の各部を備える。
レンズ駆動回路8は、制御部7の指令に従い、レンズモータを駆動し、これにより、フォーカスレンズの光軸上の位置が制御される。
CCD2は、CCD駆動回路4から出力されるタイミング信号に基づいて、被写体の光学像を光電変換し撮像信号として出力する。
A/D変換器5は、CCD2から出力された撮像信号をデジタル信号に変換し、画像処理部6に出力する。
画像処理部6は、生成したYUVデータを順次SDRAM9に格納する。
シャッターキーは、ユーザが撮影予告を行うための半押し位置と、実際の撮影動作を指示するための全押し位置との2段階の操作が可能な所謂ハーフシャッター機能を有する。
以上のキー入力ブロック14の各キーの操作状態は、制御部7により随時スキャンされる。
そして、記録モードで撮影すると、SDRAM9に一時記憶された画像データがJPEG変換部11においてJPEG方式により圧縮符号化された後、外部メモリI/F12を介して、例えば各種のメモリカードにより構成される外部メモリ13に静止画ファイルとして記録される。
なお、フラッシュメモリ16は、ユーザにより設定されたデジタルカメラ1の各種の機能に関する設定情報も記憶する。
このFIFOバッファ17は、先入れ先出し式のエンドレス記憶するバッファであり、顔関連情報を5つ記憶した状態で新たな顔関連情報が入力されると、記憶していた5つの顔関連情報のうち最も古いものを、新たな顔関連情報に更新する。
例えば、第1〜第3メモリ領域に3つの顔関連情報A〜Cが既に格納された状態で、新たに顔関連情報Dが入力されると、この顔関連情報Dは、空き領域である第4メモリ領域に格納される。
まず、ユーザにより記録モードに設定され、かつ、顔検出機能がオンされると、ステップS1でモニタリング動作を開始する。つまり、毎秒30フレームの撮影が行われ、モニタリング画面としての表示部10の表示領域には、スルー画像が表示される。
なお、顔検出処理により顔が検出されない場合、顔関連情報を顔未検出とする。
すなわち、画像P、Q、Rでは、後列に大人である人物21〜24、前列に乳児である人物25の計5人が被写体である。これらの人物21〜25は、よそ見をしたり、視線をデジタルカメラ1から外したりしており、被写体の顔の位置や大きさは、画像中で変動している。
すなわち、画像Pについての顔関連情報では、顔の個数は「5」となり、顔の位置および大きさは、顔領域21P、22P、23P、24P、25Pとなる。
また、画像Qについての顔関連情報では、顔の個数は「5」となり、顔の位置および大きさは、顔領域21Q、22Q、23Q、24Q、25Qとなる。
また、画像Rについての顔関連情報では、顔の個数は「2」となり、顔の位置および大きさは、顔領域21R、23Rとなる。画像Rでは、人物22、24、25が横を向いているため、顔領域を検出できていない。
ステップS4では、FIFOバッファ17に新たに5つ顔関連情報が記憶されたか否かを判定する。この判定がYESの場合には、ステップS5に移り、NOの場合には、ステップS8に移る。
具体的には、上述の画像P〜Rについての顔関連情報の中では、画像Qについての顔関連情報が抽出される。
なお、記憶した全ての顔関連情報が顔未検出である場合には、画角中央に顔検出枠を表示する。
すなわち、顔検出枠を最新のものにロックし、この顔検出枠に囲まれた最新の顔領域内の画像に基づいて、ステップS7でのAF処理およびAE処理よりも高精度のAF処理およびAE処理を行う。
(1)顔検出処理を繰り返し実行し、FIFOバッファ17に顔検出処理で抽出される顔関連情報を順次入力し、FIFOバッファ17に記憶した5つの顔関連情報のうち顔の個数が最大であるもの、ここでは、画像Qの顔関連情報に基づいて、スルー画像Sに対して顔領域21SA〜25SAを表示した。
特に、スルー画像Sのように被写体の人物22、25の顔がデジタルカメラ1側に向いていない場合、従来では、顔領域を検出できず、顔検出枠が明滅するおそれがあるが、本発明によれば、スルー画像Sについても、顔検出処理の結果に基づいて、顔領域22SA、25SAを示す顔検出枠を表示できるから、顔検出枠が明滅するのを防止できる。
本実施形態では、デジタルカメラ1の動作が、第1実施形態と異なる。
本実施形態のデジタルカメラ1の動作について、図9のフローチャートを参照しながら説明する。
本実施形態では、第1実施形態のステップS4が省略されているため、ステップS24では、FIFOバッファ17に新たな顔関連情報が1つ記憶されるたびに、FIFOバッファ17に記憶した顔関連情報の中から顔の個数が最大のものを抽出することになる。
なお、画像Rについては、人物22、24、25の顔について顔領域が検出されていないため、顔領域22SB、24SB、25SBの算出に際して、画像Rについての顔関連情報は算入されない。
例えば、図10に示すスルー画像S上には、顔領域21SB〜25SBを示す顔検出枠が表示される。
(2)顔検出処理を繰り返し実行し、FIFOバッファ17に顔検出処理で抽出される顔関連情報を順次入力し、FIFOバッファ17に記憶した5つの顔関連情報のうち最大数の顔について、顔の位置および大きさを平均化した。具体的には、画像P、Q、Rの顔関連情報に基づいて、スルー画像Sに対して顔領域21SB〜25SBを表示した。よって、顔領域を検出できないスルー画像Sについても、顔検出処理の結果に基づいて、顔領域22SB、25SBを示す顔検出枠を表示できるから、顔検出枠が明滅するのを防止できる。
また、顔の位置および大きさを平均化したので、1つの顔関連情報に誤検出があっても、この誤検出の影響を緩和して、より正確に顔検出枠を表示できる。
例えば、上述の第1実施形態では、FIFOバッファ17に記憶した顔関連情報の中から顔の個数が最大のものを抽出したが、これに限らず、記憶した顔関連情報の中から顔の個数が最小のものを抽出してもよい。
このようにすれば、1つの顔関連情報で顔以外の部分を顔領域として検出した場合でも、その他の顔関連情報に基づいて、この誤検出の影響を除去して、顔以外の部分に顔検出枠が表示されるのを防止できる。
7 制御部(記憶制御手段、表示制御手段、撮影制御手段)
17 FIFOバッファ(バッファメモリ)
15 顔認識処理部(顔検出処理手段)
Claims (7)
- 顔検出機能を有する撮像装置であって、
モニタリング動作中、顔の個数、顔の位置、および顔の大きさを、顔関連情報として抽出する顔検出処理を繰り返し実行する顔検出処理手段と、
複数の顔関連情報を記憶可能なバッファメモリに、前記顔検出処理で抽出される顔関連情報を順次入力する記憶制御手段と、
前記バッファメモリに記憶した複数の顔関連情報のうち顔の個数が最大または最小であるものに基づいてモニタリング画面に顔検出枠を表示させる顔検出枠表示処理を繰り返し実行する表示制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。 - 顔検出機能を有する撮像装置であって、
モニタリング動作中、顔の個数、顔の位置、および顔の大きさを、顔関連情報として抽出する顔検出処理を繰り返し実行する顔検出処理手段と、
複数の顔関連情報を記憶可能なバッファメモリに、前記顔検出処理で抽出される顔関連情報を順次入力する記憶制御手段と、
前記バッファメモリに記憶した複数の顔関連情報のうち顔の個数が最大数のものを抽出する抽出手段と、
前記バッファメモリに記憶した複数の顔関連情報のうちの顔の位置や大きさが近い顔領域同士を平均化することにより、前記抽出した最大数の顔領域のそれぞれについて、顔の位置および大きさを平均化し、当該平均化した顔の位置および大きさに基づいて、モニタリング画面に顔検出枠を表示させる顔検出枠表示処理を繰り返し実行する表示制御手段と、を備えることを特徴とする撮像装置。 - 前記顔検出枠で囲まれた領域内の画像に基づく自動合焦および自動露出調整を行う撮影制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
- 前記表示制御手段は、前記記憶制御手段により前記バッファメモリに記憶された複数の顔関連情報の全てが新たな顔関連情報に入れ替わる毎に、前記顔検出枠表示処理を実行することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の撮像装置。
- 前記表示制御手段は、前記記憶制御手段により前記バッファメモリに記憶された複数の顔関連情報のうちの1つが新たな顔関連情報に入れ替わる毎に、前記顔検出枠表示処理を実行することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の撮像装置。
- 顔検出機能を有する撮像装置が有するコンピュータに、
モニタリング動作中、顔の個数、顔の位置、および顔の大きさを、顔関連情報として抽出する顔検出処理を繰り返し実行する処理と、
複数の顔関連情報を記憶可能なバッファメモリに、前記顔検出処理で抽出される顔関連情報を順次入力する処理と、
前記バッファメモリに記憶した複数の顔関連情報のうち顔の個数が最大または最小であるものに基づいてモニタリング画面に顔検出枠を表示させる顔検出枠表示処理を繰り返し実行する処理と、を実行させることを特徴とするプログラム。 - 顔検出機能を有する撮像装置が有するコンピュータに、
モニタリング動作中、顔の個数、顔の位置、および顔の大きさを、顔関連情報として抽出する顔検出処理を繰り返し実行する処理と、
複数の顔関連情報を記憶可能なバッファメモリに、前記顔検出処理で抽出される顔関連情報を順次入力する処理と、
前記バッファメモリに記憶した複数の顔関連情報のうち顔の個数が最大数のものを抽出する処理と、
前記バッファメモリに記憶した複数の顔関連情報のうちの顔の位置や大きさが近い顔領域同士を平均化することにより、前記抽出した最大数の顔領域のそれぞれについて、顔の位置および大きさを平均化し、当該平均化した顔の位置および大きさに基づいて、モニタリング画面に顔検出枠を表示させる顔検出枠表示処理を繰り返し実行する処理と、を実行させることを特徴とするプログラム。
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