JP4984790B2 - 車両のフューエルメータ制御装置 - Google Patents

車両のフューエルメータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4984790B2
JP4984790B2 JP2006262228A JP2006262228A JP4984790B2 JP 4984790 B2 JP4984790 B2 JP 4984790B2 JP 2006262228 A JP2006262228 A JP 2006262228A JP 2006262228 A JP2006262228 A JP 2006262228A JP 4984790 B2 JP4984790 B2 JP 4984790B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
amount
display
remaining amount
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006262228A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008082834A (ja
Inventor
安広 遠野
秀樹 村田
和司 平田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2006262228A priority Critical patent/JP4984790B2/ja
Publication of JP2008082834A publication Critical patent/JP2008082834A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4984790B2 publication Critical patent/JP4984790B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Level Indicators Using A Float (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)

Description

この発明は、車両のフューエルメータ制御装置に関し、特に、車両の走行状態の如何に関わらずフューエルメータの表示を正確におこなうことができる車両のフューエルメータ制御装置に関する。
従来より、車両においては、燃料タンク内の燃料残量をドライバーに認識させるため、運転席の計器類の中に、燃料残量表示計、いわゆるフューエルメータを設けている。
このフューエルメータは、燃料タンク内に設けたフロートセンサで燃料タンク内の燃料残量を検出し、この検出信号を制御装置内に取り込んだ後、制御装置内で表示処理された表示信号によって、所定の残量値を針等により表示するように構成されている。
このフューエルメータでは、フロート(浮き)を使ったフロートセンサで燃料タンク内の燃料の液面位置を検出しているため、車両の走行状態(走行時の加減速度、路面勾配等)により、実際の残量よりも多く又は少なく残量を検出するおそれがある。
このため、例えば、下記特許文献1に示すように、フューエルメータの表示速度を遅らせる等して、こうした表示誤差を少なくするように構成したフューエルメータ制御装置が知られている。
特開2005−31030号公報
ところで、車両は、様々な走行状態に応じて前後左右方向Gを受ける。これに伴い、燃料タンク内の燃料もタンク内で前後左右に揺動することになる。
このため、燃料の液面位置も大きく上下に揺動することになり、フロートセンサのフロートも上下方向に大きく移動することになる。
このとき、フューエルメータ制御装置では、所定回数検出した検出値の平均値等から、燃料タンク内の燃料残量の真値を推定して、フューエルメータの表示量を算出しているが、燃料残量と走行状態によっては、フロートセンサの検出値に所定の傾向が生じるため、定常走行時の値と加減速走行時の値との間にズレが生じる場合がある。
図6の模式図は、その所定の傾向を説明するための模式図である。この模式図は、ほぼ真四角の立方体形状の燃料タンクにおいて、フロートセンサを略中央位置に設置した場合における、フロートの上下動を表したものであり、上段が燃料残量が燃料タンク容量の約1/2より多い場合の模式図、下段が燃料残量が燃料タンク容量の約1/2より少ない場合の模式図である。
燃料残量が約1/2より多い場合、すなわち、燃料がタンク内エアよりも多い場合では、燃料タンクが前後方向に大きく揺動すると、エアが燃料タンクの前後位置に移動することになり、結果的に中央の液面位置が定常状態の位置より上方に上がってしまい、フロートが上方に移動してしまう。
これに対して、燃料残量が約1/2より多い場合、すなわち、燃料がタンク内エアよりも少ない場合では、燃料タンクが前後方向に大きく揺動すると、逆に燃料が燃料タンクの前後位置に移動することになり、中央の液面位置が定常状態の位置より下方に下がってしまい、フロートが下方に移動してしまう。
こうしたフロートの傾向から、図7の燃料表示特性図に示すように、(b)に示す加減速走行時には、燃料残量が多い状態で(a)に示す定常走行時の値より表示値が多く表示されることになり、燃料残量が少ない状態で(a)に示す定常走行時の値よりも表示値が少なく表示されるといったズレが生じるのである。
このズレに対しては、前述の特許文献1のように表示速度を低くしたとしても、基礎とする検出値自体が、真値と大きなズレがあるため、フューエルメータで正確な残量表示を行なうことができず、十分には対策することができない。
そこで、本発明は、車両のフューエルメータ制御装置において、走行状態によって変動する燃料タンクの燃料残量の表示量を、できるだけ定常走行時の値に近づけて、より正確な燃料残量を表示することができるフューエルメータ制御装置を提供することを目的とする。
この発明の車両のフューエルメータ制御装置は、燃料タンク内の燃料残量を検出する燃料残量検出手段と、該燃料残量検出手段の検出信号を受けて当該検出信号の変化に基いて燃料残量を表示する燃料残量表示手段とを備えた車両のフューエルメータ制御装置において、燃料残量の検出信号と車両の走行状態の検出信号とに基いて、前記燃料残量検出手段から求められる燃料残量表示手段の表示量を補正する補正手段を備え、前記燃料タンク内の燃料残量が、燃料タンク半分近傍の所定値より多い状態では、燃料残量検出手段の検出信号から求められる燃料残量表示手段の表示量を減少補正するものである。
上記構成によれば、補正手段によって、燃料残量と車両の走行状態に基いて燃料残量表示手段の表示量が補正されることになる。
このため、車両の走行状態に応じて変化する検出値と定常走行時の検出値とのズレ量を、補正によって少なくすることができ、より定常走行時の値に近い値を表示することができる。
また、上記構成によれば、燃料タンク内の燃料残量が多い時には、表示量が減少補正されることになる。
このため、燃料残量が多い場合に、車両の走行状態によって燃料残量の検出値が定常走行時の値よりも上昇しても、表示量を定常走行時の値により近い値にすることができる。
よって、車両の走行状態に関わらず、定常走行時の値により近い値で、燃料残量表示手段の表示を行なうことができる。
なお、燃料残量表示手段であるフューエルメータは、針表示のアナログタイプであってもよいし、液晶表示のデジタルタイプであってもよい。
また、車両の走行状態は、横Gセンサ、前後Gセンサ、勾配センサ等で検出してもよいし、舵角センサ、ペダルセンサ等による操作系のセンサから検出してもよい。
この発明の一実施態様においては、前記燃料残量検出手段の検出信号に含まれる検出値の所定回数ごとの平均を算出し、又は一定期間ごとの検出値の平均を連続的に算出する移動平均の平均化処理によって、燃料残量を算出するものであり、前記検出値の検出回ごとの変化に基いて、前記車両の走行状態を検出するものである。
上記構成によれば、車両の走行状態を、燃料タンク内の液面の変動によって検出することになる。
このため、前後Gセンサや横Gセンサ等を新たに設けることなく、燃料残量検出手段の検出信号の振幅を検出するだけで、フューエルメータの補正制御を行なうことができる。
よって、燃料残量検出手段に、走行状態を検出する検出手段としての機能も兼ねさせることで、コストを掛けることなく、燃料残量検出手段の検出値のズレ量を補正することができる。
この発明の一実施態様においては、前記燃料タンク内の燃料残量が、燃料タンク半分近傍の所定値より少ない状態では、燃料残量検出手段の検出信号から求められる燃料残量表示手段の表示量を増大補正するものである。
上記構成によれば、燃料タンク内の燃料残量が少ない時には、表示量が増大補正されることになる。
このため、燃料残量が少ない場合に、車両の走行状態によって燃料残量の検出値が定常走行時の値よりも降下しても、表示量を定常走行時の値により近い値にすることができる。
よって、車両の走行状態に関わらず、定常走行時の値に近い値で燃料残量表示手段の表示を行なうことができる。
なお、これらの補正方向については、個々の燃料タンクの形状等に応じて変更するようにしてもよい。
この発明の一実施態様においては、車両の走行状態の変動が大きい場合には、変動が小さい場合よりも燃料残量検出手段の検出信号から求められる燃料残量表示手段の表示量の補正量を大きく設定したものである。
上記構成によれば、車両の走行状態の変動量に応じて、燃料残量表示手段の表示量の補正量が変化することになる。
このため、走行状態の変動量に応じて変化する検出値と定常走行時の値との間のズレ量を、補正量を変化させることによって、確実に少なくすることができる。
よって、より定常走行時の値に近い値で、燃料残量表示手段の表示を行なうことができる。
なお、車両の走行状態を燃料残量検出手段の検出信号の振幅によって検出する場合には、振幅の振幅長さや振幅頻度等によって変動量を検出することになる。
この発明の一実施態様においては、前記燃料残量表示手段における表示速度を低速化する表示速度変更手段を備えたものである。
上記構成によれば、表示速度変更手段で表示速度が低速化されることで、フューエルメータの針等が徐々に表示目標値に移動することになる。
このため、フューエルメータの針等の急激な変動が抑制され、ドライバーに違和感を与えることをなくすことができる。
よって、フューエルメータ表示の外乱の影響を少なくして、表示値の精度の向上を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、燃料消費量を検出する燃料消費量検出手段を備え、前記表示速度変更手段が、該燃料消費量検出手段からの検出信号に基いて、燃料消費量が少ない時は、多い時に対して表示速度を低速化するように構成したものである。
上記構成によれば、燃料消費量が少ない時には表示速度が低速化されて、燃料消費量が多い時には高速化されるため、フューエルメータの針等は、燃料消費量が少ない時に燃料タンクの液面の変動の影響を受け難くなり、燃料消費量が多い時には燃料タンクの液面の変動をより正確に反映することになる。
よって、燃料消費量が少ない場合には、フューエルメータの針等の変動を抑えてドライバーに違和感を与えることをなくし、また、燃料消費量が多い場合には、ドライバーに燃料残量が減少していることを早期に認識させて、ガス欠の虞を回避することができる。
この発明によれば、車両の走行状態に応じて変化する検出値と定常走行時の検出値とのズレ量を、補正によって少なくすることができ、より定常走行時の値に近い値を表示することができる。
よって、車両のフューエルメータ制御装置において、走行状態によって変動する燃料タンクの燃料残量の表示量を、できるだけ定常走行時の値に近づけて、より正確な燃料残量を表示することができる。
また、燃料タンク内の燃料残量が多い時には、表示量が減少補正されることになる。
このため、燃料残量が多い場合に、車両の走行状態によって燃料残量の検出値が定常走行時の値よりも上昇しても、表示量を定常走行時の値により近い値にすることができる。
よって、車両の走行状態に関わらず、定常走行時の値により近い値で、燃料残量表示手段の表示を行なうことができる。
本発明の実施形態について、以下、図面に基づいて詳述する。
図1は第一実施形態の車両のフューエルメータ制御装置に関するシステムブロック図である。
フューエルメータ制御装置1は、燃料タンクT(図2参照)内に設置されるフロートセンサ2と、フロートセンサ2からの検出信号を受けて、表示信号を算出するフューエルメータ制御ユニット3と、運転席の計器内に設置され、フューエルメータ制御ユニット3からの表示信号を受けて、燃料残量を表示するフューエルメータ本体4とを備えている。
また、その他に、4つの車輪速センサ5a、5b、5c、5dと、その車輪速センサ5a、5b、5c、5dからの検出信号を受けて車速を算出する車速検出ユニット6と、さらに、エンジン(図示せず)に吸入される空気量を検出するエアフローセンサ7と、エンジンの回転数を検出するエンジン回転数センサ8と、車速信号、エアフローセンサ及びエンジン回転数センサ等の検出信号を受けて燃料噴射量等を算出するエンジン制御ユニット9と、その算出された燃料噴射量によって実際にエンジンに燃料噴射を行なう燃料噴射弁10とを備えている。
前述の車速検出ユニット6では、車輪速センサ5a、5b、5c、5dから4つの車輪の車輪速を検出し、この検出した車輪速から車速(車体速度)を算出している。例えば、4つの検出信号のうち、最大値を除く、3つの値の平均値から車速(車体速度)を算出している。
前述のエンジン制御ユニット9では、エアフローセンサ7、エンジン回転数センサ8等のエンジン状態を検出するセンサの検出信号に基いて燃料噴射量を算出している。
前述のフューエルメータ制御ユニット3には、前述のフロートセンサ2の検出信号の他に、エンジン制御ユニット9から車速と燃料噴射量が入力されるように構成している。
このフューエルメータ制御ユニット3では、フロートセンサ2の検出信号を取り込んで、目標値算定処理や時定数処理(表示速度処理)を行った上で、フューエルメータ本体4に表示信号として出力している。
ここで、時定数処理とは、車両の走行状態等によって変動する燃料タンクTの液面位置(液位)を、外乱の影響を除いて正確に表示するために、フューエルメータ本体4の針を、直接燃料残量値(目標値)に変化させるのではなく、徐々に燃料残量値(目標値)に近づくように表示速度をおくらせる制御(いわゆる「なまし制御」)を行うことをいう。
なお、時定数は、燃料タンクTの容量や燃費の違いにより適宜設定する必要があるが、例えば、燃料タンクTの容量を60リットル、燃費5km/リットル、フューエルメータ本体4の針の振れ角を90°としている場合は、時定数を30秒/1°(針を1°移動させるのに30秒の時間が必要)〜3000秒/1°(針を1°移動させるのに3000秒の時間が必要)の範囲内で、適切な値で設定することが考えられる。
本実施形態のフューエルメータ制御ユニット3では、この時定数のパターンを後述のように3パターンほど有しており、この3パターンの時定数を、給油や燃料消費量等によって切換えるようにしている。
次に、燃料タンクTの燃料残量を検出するフロートセンサ2について説明する。図2は、フロートセンサ2を示した概略模式図である。
この概略模式図に示すように、フロートセンサ2は、燃料タンクT内の略中央位置に設置され、フロート21とアーム22とセンサ本体23とで構成している。
フロート21は、ゴム製の円筒部材等で形成しており、燃料の液面Wに浮遊する状態に設置しており、燃料残量の増減に応じて、燃料タンクT内を上下方向に移動するように構成している。
アーム22は、長尺のロッド部材で形成して、一端をフロート21に枢着し、他端をセンサ本体23に枢着している。センサ本体23に枢着された回動支点22aを中心として上下方向に揺動するように構成している。
センサ本体23は、アーム22を軸支する共に、アーム22の揺動位置を検出し、その検出値を検出信号として前述のフューエルメータ制御ユニット3に出力している。
このように、フロートセンサ2は、燃料の液面位置をフロート21によって検出しているため、車両の走行状態によって検出値が変動することになるが、できるだけその変動を抑えるために、所定回数ごとの検出値の平均を算出したり、又は一定期間ごとの検出値の平均を連続的に算出する移動平均等の平均化処理を行っている。
しかし、前後Gや横Gが繰返し作用する走行状態が長期間継続するような場合には、こうした平均化処理を行っても、燃料タンクTの燃料残量に応じてフロートセンサ2の検出値に、所定の傾向が生じることから、真値から大きく外れることになり、正確な残量表示ができないことになる。
この所定の傾向は、燃料タンクTの形状等によっても変化するものの、基本的には、前述した図6の模式図に示すように、燃料タンクT内の燃料とエアの比率に応じて定まる。図6は、真四角の立方体形状の燃料タンクT内に、フロートセンサ2を略中央位置に設置した場合におけるフロート21の動きを示した模式図である。
燃料残量が燃料タンク容量の1/2より多い場合(上段)には、燃料タンクTの上部に位置するエアKの量が燃料Nの量に比較して少ない。このため、前方Gが作用した時も後方Gが作用した時もいずれも、エアKが前方又は後方に移動して、結果的に、フロート21の位置が上方に移動することになる。
このように、燃料残量が多い場合には、燃料タンクTがどのように揺動した場合でも、フロート21が上方に移動するため、検出値を平均化処理したとしても、真値よりも燃料残量を多く検出してしまうことになる。
一方、燃料残量が燃料タンク容量の1/2より少ない場合(下段)には、燃料タンクTの上部から中央に位置するエアKの量が燃料Nの量に比較して多い。このため、前方Gが作用した時も後方Gが作用した時もいずれも、燃料Nが前方又は後方に移動して、結果的に、フロート21の位置が下方に移動することになる。
このように、燃料残量が少ない場合には、燃料タンクTがどのように揺動した場合でも、フロート21が下方に移動するため、検出値を平均化したとしても、真値よりも燃料残量を少なく表示してしまうことになる。
このようなフロートセンサ2の傾向があることから、図7の燃料表示特性図に示すように、(b)に示す加減速走行時の場合には、(a)の定常走行時の場合のように、走行距離に応じてフューエルメータ本体4の針が直線的に降下するのではなく、Fから1/2付近までは比較的緩やかに降下して(L1)、1/2付近からEまでは急激に降下する(L2)ことになる。
この(b)に示すような表示特性となることで、ドライバーには違和感を与えることになり、さらには、フューエルメータ本体4の表示量に対する信頼性を損なうおそれもある。
そこで、本実施形態では、以下に説明する制御フローによって、この加減速走行時の表示特性と定常走行時の表示特性のズレ量sを少なくして、正確な燃料残量を表示するようにしている。図3は、本実施形態の制御フローチャートである。
まず、ステップS1で、車速検出ユニット6で検出された車速、エンジン制御ユニット9で算出された燃料噴射量、それと、フロートセンサ2によって検出された燃料残量を、フューエルメータ制御ユニット3に読込む。
次に、ステップS2で給油したかを判断する。具体的には、車速が0で、前回の燃料残量と今回の燃料残量を比較して8リットル以上の増加があったかを判断する。なお、この給油判定を行なう閾値は、8リットル以下であってもよいが、フロートセンサ2が走行状態等により誤って給油と判定しない程度の値とするのが望ましい。
ステップS2でYESと判定された場合、つまり、停車中に給油がなされたとみなされる場合には、ドライバー等には、フューエルメータ本体4の針の速やかな上昇によって給油確認をしたいという要求があるため、ステップS3に移行して、最も表示速度の速い第1時定数を設定する。
一方、ステップS2でNOと判断された場合には、ステップS4に移行して、表示目標値の算定を行なう。具体的には、図4に示す表示目標値算定の制御フローによって、表示目標値を算定する。
ここで、表示目標値を算定することで、前述した定常走行時の表示特性と加減速走行時の表示特性とのズレ量sを少なくするようにしている。
図4の表示目標値算定の制御フローは、まず、ステップS11で、フロートセンサ2の検出値の平均化処理を行なう。この平均化処理は、前述したように、燃料タンクT内の液面変動をできるだけ、フューエルメータ本体4に表示させないようにするために行う。この平均化処理によって、燃料残量のセンサ値(検出値を平均した値)を算出する。
次に、ステップS12でフロートセンサ2の揺動量の判定処理を行なう。この揺動量判定処理では、フロートセンサ2の検出値が検出回ごとに大きく揺動(変化)しているか否かを検出して、車両の走行状態が加減速走行等であるか否かを判定する。また、その揺動量(変化の幅や、変化の頻度)も検出して、その揺動量に応じて車両の加減速度合等も判定する。
その次に、ステップS13で補正値を算出する。この補正値の算出は、図5に示す平均値補正処理MAPによって行なう。このMAPは、縦軸をフロートセンサ2の揺動量として、横軸をセンサ値として構成しており、各マス目には各値での補正値を記載している。
各マス目の補正値は、センサ値の1/2を中心としてF側(満タン側)をマイナス方向に補正し、E側(カラ側)をプラス方向に補正する値を規定しており、また、センサ値の3/4と1/4の補正値を最も大きくなるように設定している。また、揺動量の大きさに比例して補正値の絶対値が大きくなるように設定している。なお、各補正値の単位はリットルである。
例えば、満タン容量が60リットルの燃料タンクTで、センサ値が45リットルで、揺動量が中程度と判断した場合には、60リットルのうち45リットルをセンサ値として算出しているため、センサ値の3/4の縦マスを選び、また、揺動量が中程度であるため、この縦マスの下から3マス目を選ぶことになる。こうした算出処理により、補正値「−4」を算定することになる。
その次に、ステップS14でセンサ値の補正処理を行なう。このセンサ値補正処理は、算出したセンサ値に補正値を加算することによって行なう。例えば、前述の例では、センサ値の45リットルに対して「−4」リットルの補正値を加算することで、「41」リットルを算出する。
最後に、ステップS15で、表示目標値を決定する。前述の例では「41リットル」を表示目標値として決定することになる。
このように、表示目標値算定の制御フローでは、フロートセンサ2で検出した値(センサ値)に補正値を加算することで、表示目標値を決定している。
この表示目標値の算出によって、定常走行時の検出値(真値)とほぼ同じ値を得ることができる。
この後、図3の制御フローに戻り、ステップS5に移行する。このステップS5では、燃料噴射量が設定値以下かを判定する。
ステップS5の判定でYESと判断された場合、すなわち、燃料消費量が少ないと判断される場合には、フューエルメータ本体4の表示速度を遅らせても、ドライバーに対する給油の動機付けに影響を与えることなく、また、走行状態等の外乱の影響によるフューエルメータ本体4の針の変動を抑える必要があるため、ステップS6に移行して、最も表示速度の遅い第2時定数を設定する。
また、ステップS5の判定でNOと判断された場合、すなわち、燃料消費量が多いと判断される場合には、フューエルメータ本体4の針の表示を速くして、燃料消費量の追従性を確保する必要があることから、ステップS7に移行して、第2時定数より応答性の高い(表示速度が速い)第3時定数を設定する。
そして、最終ステップであるステップS8で、ステップS3、S6、S7のいずれかのステップで設定された時定数に基いて、針が前述の表示目標値を表示するようにフューエルメータ本体4を駆動制御する。
なお、この制御フローでは、第二時定数と第三時定数を固定値として別々に設定しているが、時定数の値を、燃料噴射量の増大に応じてリニアに高速化するようにしてもよい。
次に、このように構成した本実施形態の作用効果について詳述する。
この実施形態の車両のフューエルメータ制御装置1は、フロートセンサ2の検出信号と、その検出信号の振幅とに基いて補正値を算出して(ステップS13)、その補正値でセンサ値を補正して(ステップS14)、表示目標値を決定している(ステップS15)。
これにより、燃料残量とその振幅に基いて、フューエルメータ本体4の表示量が補正されることになる。
このため、車両の走行状態に応じて変化する検出値と定常走行時の値とのズレ量sを、補正によって少なくすることができ、より定常走行時の値に近い値を表示することができる。
よって、車両のフューエルメータ制御装置において、走行状態によって変動する燃料タンクTの燃料残量の表示量を、できるだけ定常走行時の値に近づけて、より正確な燃料残量をフューエルメータ本体4に表示させることができる。
なお、本実施形態では、MAPを使って補正値を算出したが、係数等を掛けてリニアに、補正値を算出してもよい。
また、この実施形態では、車両の走行状態を、フロートセンサ2の検出信号の振幅によって検出している。
このため、前後Gセンサや横Gセンサを新たに設けることなく、フロートセンサ2の検出信号の振幅を検出するだけで、フューエルメータ制御装置1の補正制御を行なうことができる。
よって、フロートセンサ2に、走行状態を検出する検出手段としての機能も兼ねさせることで、コストを掛けることなく、フロートセンサ2のセンサ値のズレ量sを補正することができる。
なお、より正確に車両の走行状態を検出する場合には、前後Gセンサや横Gセンサを設けてもよい。
また、この実施形態では、燃料タンクT内の燃料残量が、燃料タンクT容量の1/2よりも多い状態で、フロートセンサ2のセンサ値を、減少補正している(図5参照)。
これにより、燃料タンクT内の燃料残量が多い時には、表示量が減少補正されるため、燃料残量が多い場合に、車両の走行状態によって燃料残量の検出値が定常走行時の値より上昇しても、表示量を定常走行時の値により近い値にすることができる。
よって、車両の走行状態に関わらず、定常走行時の値により近い値で、フューエルメータ本体4の表示を行なうことができる。
また、この実施形態では、燃料タンクT内の燃料残量が、燃料タンク容量の1/2よりも少ない状態で、フロートセンサ2のセンサ値を、増大補正している(図5参照)。
これにより、燃料タンクT内の燃料残量が少ない時には、表示量が増大補正されるため、燃料残量が少ない場合に、車両の走行状態によって燃料残量の検出値が定常走行時の値より降下しても、表示量を定常走行時の値により近い値にすることができる。
よって、車両の走行状態に関わらず、定常走行時の値に近い値で、フューエルメータ本体4の表示を行なうことができる。
また、この実施形態では、フロートセンサ2の検出信号の振幅が大きい場合には、振幅が小さい場合よりも、補正量を大きく設定している(図5参照)。
これにより、車両の走行状態の変動量に応じて変化する検出値と、定常走行時の値との間のズレ量を、補正量を変化させることによって、確実に少なくすることができる。
よって、より定常走行時の値に近い値で、フューエルメータ本体4の表示を行なうことができる。
また、この実施形態では、フューエルメータ本体4の表示速度を低速化する時定数処理(ステップS8)を行っている。
これにより、フューエルメータ本体4の針が徐々に表示目標値に移動することになるため、フューエルメータ本体4の針の急激な変動が抑制され、ドライバーに違和感を与えることをなくすことができる。
よって、フューエルメータ本体4の表示に外乱の影響を少なくして、表示の精度の向上を図ることができる。
また、この実施形態では、燃料消費量を算出するエンジン制御ユニット9を備え、フューエルメータ制御ユニット3は、エンジン制御ユニット9からの算出信号に基いて、燃料消費量が少ない時は、多い時に対して表示速度を低速化する時定数(第2時定数)を設定している(ステップS6)。
これにより、燃料消費量が少ない時には表示速度が低速化されて(ステップS6)、燃料消費量が多い時には高速化される(ステップS7)ため、フューエルメータ本体4の針は、燃料消費量が少ない時に燃料タンクTの液面の変動の影響を受け難くなり、燃料消費量が多い時には燃料タンクTの液面の変動をより正確に反映することになる。
よって、燃料消費量が少ない場合には、フューエルメータ本体4の針の変動を抑えてドライバーに違和感を与えることなく、また、燃料消費量が多い場合には、ドライバーに燃料残量が減少していることを早期に認識させて、ガス欠の虞を回避することができる。
なお、以上の実施形態では、フューエルメータ本体4を針表示のアナログタイプで説明したが、液晶表示のデジタルタイプのフューエルメータで、本発明を実施してもよい。
以上、この発明の構成と、前述の実施形態との対応において、
この発明の燃料残量検出手段は、実施形態のフロートセンサ2に対応し、
以下、同様に
燃料残量表示手段は、フューエルメータ本体4に対応し、
補正手段は、フューエルメータ制御ユニット3に対応するも
この発明は、前述の実施形態に限定されるものではなく、あらゆる車両のフューエルメータ制御装置に適用する実施形態を含むものである。
第一実施形態のフューエルメータ制御装置に関するシステムブロック図。 フロートセンサの概略模式図。 第一実施形態の制御フローチャート。 表示目標値算定の制御フローチャート。 平均値補正処理MAPを示した図。 フロートセンサの所定の傾向を説明する模式図。 燃料表示特性図を示した図であり、(a)が定常走行時の特性を示した図、(b)が加減速走行時の特性を示した図。
1…フューエルメータ制御装置
2…フロートセンサ
3…フューエルメータ制御ユニット
4…フューエルメータ本体

Claims (6)

  1. 燃料タンク内の燃料残量を検出する燃料残量検出手段と、該燃料残量検出手段の検出信号を受けて当該検出信号の変化に基いて燃料残量を表示する燃料残量表示手段とを備えた車両のフューエルメータ制御装置において、
    燃料残量の検出信号と車両の走行状態の検出信号とに基いて、前記燃料残量検出手段から求められる燃料残量表示手段の表示量を補正する補正手段を備え
    前記燃料タンク内の燃料残量が、燃料タンク半分近傍の所定値より多い状態では、燃料残量検出手段の検出信号から求められる燃料残量表示手段の表示量を減少補正する
    車両のフューエルメータ制御装置。
  2. 前記燃料残量検出手段の検出信号に含まれる検出値の所定回数ごとの平均を算出し、又は一定期間ごとの検出値の平均を連続的に算出する移動平均の平均化処理によって、燃料残量を算出するものであり、
    前記検出値の検出回ごとの変化に基いて、前記車両の走行状態を検出する
    請求項1記載の車両のフューエルメータ制御装置。
  3. 前記燃料タンク内の燃料残量が、燃料タンク半分近傍の所定値より少ない状態では、燃料残量検出手段の検出信号から求められる燃料残量表示手段の表示量を増大補正する
    請求項1又は2記載の車両のフューエルメータ制御装置。
  4. 車両の走行状態の変動が大きい場合には、変動が小さい場合よりも燃料残量検出手段の検出信号から求められる燃料残量表示手段の表示量の補正量を大きく設定した
    請求項1〜いずれか記載の車両のフューエルメータ制御装置。
  5. 前記燃料残量表示手段における表示速度を低速化する表示速度変更手段を備えた
    請求項1〜いずれか記載の車両のフューエルメータ制御装置。
  6. 燃料消費量を検出する燃料消費量検出手段を備え、
    前記表示速度変更手段が、該燃料消費量検出手段からの検出信号に基いて、燃料消費量が少ない時は、多い時に対して表示速度を低速化するように構成した
    請求項記載の車両のフューエルメータ制御装置。
JP2006262228A 2006-09-27 2006-09-27 車両のフューエルメータ制御装置 Expired - Fee Related JP4984790B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006262228A JP4984790B2 (ja) 2006-09-27 2006-09-27 車両のフューエルメータ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006262228A JP4984790B2 (ja) 2006-09-27 2006-09-27 車両のフューエルメータ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008082834A JP2008082834A (ja) 2008-04-10
JP4984790B2 true JP4984790B2 (ja) 2012-07-25

Family

ID=39353862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006262228A Expired - Fee Related JP4984790B2 (ja) 2006-09-27 2006-09-27 車両のフューエルメータ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4984790B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5205765B2 (ja) * 2007-02-13 2013-06-05 トヨタ自動車株式会社 条件変化によるタンク用液量計測手段における計測値の変化量検出装置、方法及びプログラム
JP5229077B2 (ja) * 2009-04-07 2013-07-03 株式会社デンソー 燃料残量表示装置
JP5536542B2 (ja) * 2010-05-28 2014-07-02 矢崎総業株式会社 燃料残量表示方法及び燃料残量表示装置
JP5402862B2 (ja) * 2010-07-12 2014-01-29 株式会社デンソー 液量表示装置
KR102331757B1 (ko) * 2017-04-04 2021-11-26 현대자동차주식회사 고성능 차량용 연료게이지의 응답성을 개선하기 위한 제어장치 및 제어방법

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01257222A (ja) * 1987-04-03 1989-10-13 Yazaki Corp 電子式燃料残量計
JP2005195449A (ja) * 2004-01-07 2005-07-21 Nissan Motor Co Ltd 液量計測装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008082834A (ja) 2008-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9827853B2 (en) Wading vehicle advisory speed display
US20100145638A1 (en) System And Method For Measuring A Fuel Level In A Vehicle Fuel Tank
US9175996B2 (en) Apparatus and method for displaying distance to empty of vehicle
US7844383B2 (en) Sideslip angle estimation apparatus and method and automotive vehicle incorporating the same
KR101836242B1 (ko) 차량 선회시 경사각 측정 방법 및 장치
CN111551230A (zh) 倾斜状态下油箱液位检测方法、系统及车载终端
CN110843787A (zh) 用于确定涉水状况的方法和系统以及具有该系统的车辆
JP4984790B2 (ja) 車両のフューエルメータ制御装置
CN106556454A (zh) 汽车仪表用的油量显示方法
JP4106634B2 (ja) 燃料残量表示装置とその表示方法
JP7096037B2 (ja) 車両の燃料残量算出装置
US20170088197A1 (en) Method of using pressure sensors to diagnose active aerodynamic system and verify aerodynamic force estimation for a vehicle
JP2010089577A (ja) 車両のスタビリティファクタ推定装置
JP5458465B2 (ja) 車両のフューエルメータ制御装置
JP2008185418A (ja) 道路形状算出装置及び車両センサ補正装置
JP2004317254A (ja) 燃料残量計測装置
JP4175211B2 (ja) 車両のフューエルメータ制御装置
KR101591528B1 (ko) 연료량 표시장치 및 그 방법
CN109974816A (zh) 车辆燃油显示控制方法、控制系统及车辆
KR20000010473U (ko) 연료 잔량 표시 장치
JPS63200017A (ja) 車両用燃料残量検出装置
JP2005274437A (ja) 車両用残燃料表示装置
JP2006105602A (ja) 車両用燃料残量表示装置
JP2004232547A (ja) 車両のフュエルメータ制御装置
JP2008114789A (ja) 車両の状態検出装置、状態検出方法、その方法を実現するプログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090330

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120110

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4984790

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150511

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees