JP5018665B2 - データ通信システムおよびこれに用いる第1車載装置、第2車載装置、およびデータ記憶装置 - Google Patents
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Description
この車載装置は、GPSなどを用いて車両の現在位置を測位し、ハードディスクなどの記憶媒体に記憶された地図データに基づいて、車両の現在位置を示すシンボルや目的地までの経路を地図上に表示した地図表示画面をディスプレイなどに表示する。運転者は、ディスプレイに表示された地図表示画面を見ることで、車両の現在位置および目的地までの経路を容易に認知することができるため、快適に運転することができる。
また、第2車載装置は、データ記憶装置より送信された経路情報を受信し、その受信した経路情報に基づいて、走行経路の案内を行うように構成されている。
なお、上記データ記憶装置は、机上設置型のパーソナルコンピュータのように携帯できない装置であってもよいが、携帯電話機のように携帯可能な端末を用いてもよい。その場合、第1車載装置および第2車載装置と近接した場所までデータ記憶装置を移動できるため、ブルートゥース(登録商標)などの短距離無線通信を利用することができるようになり、利便性が向上する。
また、第1車載装置はデータ記憶装置から送信された特定情報が特定する識別情報に関連付けられた経路情報のみをデータ記憶装置に送信することになるので、その識別情報に関連付けられていない経路情報が送信されることを防止できる。
このように構成されたデータ通信システムであれば、請求項1のデータ通信システムと同様の効果を得ることができる。
また、データ記憶装置は第2車載装置から送信された特定情報が特定する識別情報に関連付けられた経路情報のみを第2車載装置に送信することになるので、その識別情報に関連付けられていない経路情報が送信されることを防止できる。
なお、上述した予め設定された時刻は、間隔をあけて複数設定されており、第1の車両の走行中は、その時刻を経過するたびにデータの送信が行なわれることとするとよい。 ところで、上述した請求項1から請求項5のいずれかに記載のデータ通信システムにおいて、識別情報は、車両の搭乗者を識別する情報であることとしてもよい。
以下に本発明の実施形態を図面と共に説明する。
(1.1)全体構成
本実施例のデータ通信システム1は、図1に示すように、車両に搭載されて用いられる第1車載装置10と、第1車載装置10を搭載した車両とは異なる車両に搭載されて用いられる第2車載装置20と、携帯電話機端末30と、からなる。
制御装置18は、CPU,ROM,RAM,I/O,およびこれらの構成を接続するバスライン等からなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、上述した第1車載装置10全体を制御する。また、この制御装置18は、上記ROMやHDD12などから読み込んだアプリケーションプログラムや各種データに従って、ナビゲーション関係の処理や、後述する各処理などを実行する。
第2車載装置20は、上述した第1車載装置10と同様の機能を有する位置検出装置21,HDD22,表示装置23,音声出力装置24,操作スイッチ群25,無線通信装置26、センサ入力I/F27、制御装置28などを有しており、第1車載装置10と同様のナビゲーションシステムの機能を有する装置である。
(1.2)第1車載装置10による処理
以下に、第1車載装置10が備える制御装置18により実行される各種処理について説明する。
(1.2.1)情報取得処理
情報取得処理の処理手順を、図4に基づいて説明する。本処理では、車両の経路情報を、ニックネーム(搭乗者を識別する識別情報)と関連付けて取得する。本処理は、車両の起動に伴って第1車載装置が起動したタイミングや、車両の搭乗者が乗降したタイミングで開始される。そして、本処理が実行されるごとに、HDD12には新しい経路情報がニックネームと関連付けられて記憶されることとなる。なお、搭乗者の乗降が行なわれたことの判定は、車内を撮影するカメラ、シートに掛かる荷重を測定する重量センサ、ドアの開閉を判定するドア開閉センサなどを用いて行うことが考えられる。
次に、車両が走行を停止したか否かを判定する(S3)。ここでは、搭乗者の乗降から車両の走行停止を判断する。車両が走行を停止していなければ(S3:NO)、そのときの時刻と、位置検出装置11が取得する車両の現在位置の位置座標と、走行中の道路の道路IDと、を示すデータを取得する(S4)。取得したデータは、HDD12にデータ群50として記憶される(図2(b)参照)。
(1.2.2)携帯向け情報送信処理
携帯向け情報送信処理の処理手順を、図6に基づいて説明する。本処理では、上述した情報取得処理にて取得した経路情報を、ニックネームと共に第1車載装置10から携帯電話機端末30に送信する。本処理は、第1車載装置10の起動中に常時実行される。
(1.3)携帯電話機端末30による処理
以下に、携帯電話機端末30が備える制御装置38により実行される各種処理について説明する。
(1.3.1)携帯情報受信処理
携帯情報受信処理の処理手順を、図7に基づいて説明する。本処理では、第1車載装置10から経路情報を受信する。本処理は、キー操作部35に対し、第1車載装置10から経路情報を受信するための操作がなされた際に開始される。
次に、第1車載装置10からパスワード送信要求を受け付けているか否かを判定する(S22)。パスワード送信要求がなければ(S22:NO)、再度S22を実行する。パスワード送信要求があれば(S22:YES)、第1車載装置10にパスワードを送信する(S23)。ここでは、パスワードを携帯電話機端末30の使用者に入力させ、入力されたパスワードを送信する。
接続完了の知らせを受信していれば(S24:YES)、経路情報の検索条件を第1車載装置10に送信する(S25)。ここでは、経路情報の検索条件を携帯電話機端末30の使用者に入力させ、入力された検索条件を第1車載装置10に送信する。
なお、S21における接続要求は、上述した携帯電話向け情報送信処理(図6)のS11における接続要求の判断と対応する。同様に、S22とS12、S23とS13、S24とS14、S25とS15、S26とS17がそれぞれ対応する。
(1.3.2)携帯情報送信処理
携帯情報送信処理の処理手順を、図8に基づいて説明する。本処理では、第2車載装置20へ経路情報を送信する。本処理は、キー操作部35に対し、第2車載装置20へ経路情報を送信するための操作がなされた際に開始される。
接続完了の知らせを受信していれば(S34:YES)、第2車載装置20に、経路情報の送信を要求する(S35)。ここでは、第2車載装置20に対し、携帯電話機端末30から経路情報を送信する旨を通知する。
(1.4)第2車載装置20による処理
以下に、第2車載装置20が備える制御装置28により実行される各種処理について説明する。
(1.4.1)携帯電話機端末からの情報受信処理
携帯電話機端末からの受信処理の処理手順を、図10に基づいて説明する。本処理では、携帯電話機端末30から経路情報を受信する。本処理は、第2車載装置20の起動中に常時実行される。
(1.4.2)経路情報に基づく経路案内開始処理
経路情報に基づく経路案内開始処理の処理手順を、図11に基づいて説明する。本処理は、第2車載装置20の操作スイッチ群25により、受信した経路情報に基づいて経路案内を開始する旨の入力がなされた際に開始される。
(1.5)効果
上述した構成のデータ通信システム1であれば、第1車載装置10が取得した経路情報を第2車載装置20で用いることができるため、第1車載装置10を搭載した車両(以降、第1の車両という)が行った場所への経路案内を、第2車載装置20が実行することができる。これにより、例えば、第1の車両に搭乗していた人が、その車両で行った目的地の名称や住所を正確に記憶していなくとも、第2車載装置20を搭載した車両(以降、第2の車両という)にて到着することができる。
[実施例2]
(2.1)全体構成
実施例2におけるデータ通信システム100は、図13に示すように、第1車載装置10と、第2車載装置20と、第1車載装置10および第2車載装置20とインターネット網2を介して接続するサーバ装置40と、からなる。
サーバ装置40は、サービスセンターなどの経路情報を統轄する施設に設置された装置であって、制御装置41、記憶装置42、通信インターフェース(通信I/F)43などを備えている。
(2.2)第1車載装置10による処理
以下に、第1車載装置10が備える制御装置18により実行される各種処理について説明する。
(2.2.1)情報取得処理
実施例2における情報取得処理の処理手順を、図14に基づいて説明する。本処理は、実施例1の情報取得処理と同じタイミングで開始される。
S73において、走行停止していないと判定されると(S73:NO)、時刻と、位置検出装置11が取得する車両の現在位置の位置座標と、走行中の道路の道路IDと、を示すデータを取得し、HDD12に記憶する(S74)。ここでは、S74にて取得した情報と、S72にて取得したニックネームの情報とを関連付けてHDD12に記憶する。S74にて取得した情報とニックネームの情報とは、図15に示すように、1つのデータ群51として関連付けられて形成されており、S74を実行するごとにデータ群51は増加していく。
また、所定の時刻を経過しているときは(S75:YES)、HDD12に記憶されている全てのデータ群51(本発明における経路情報とニックネームとを合わせた情報であって、以降単に走行履歴情報という)を、サーバ装置40に送信する(S76)。その後、HDD12に記憶されている走行履歴情報を消去し、処理がS73に戻る。
(2.3)サーバ装置40による処理
以下に、データ通信システム100のサーバ装置40が備える制御装置41により実行される各種処理について説明する。
(2.3.1)サーバ情報受信処理
サーバ情報受信処理の処理手順を、図16に基づいて説明する。本処理は、常時実行されている。
(2.3.2)サーバ情報送信処理
サーバ情報送信処理の処理手順を、図17に基づいて説明する。
接続要求があれば(S91:YES)、第2車載装置20に、パスワード(本発明における特定情報)の要求をする(S92)。ここでいうパスワードとは、ニックネームと対応してサーバ装置40に予め登録されているものであり、第2車載装置20の使用者は、そのパスワードを知っている場合にのみサーバ装置40から走行履歴情報を受信できるようになる。
(2.4)第2車載装置20による処理
以下に、第2車載装置20が備える制御装置28により実行される各種処理について説明する。
(2.4.1)サーバからの情報受信処理
サーバからの情報受信処理の処理手順を、図18に基づいて説明する。本処理は、第2車載装置20の操作スイッチ群25を用いて、サーバ装置40から走行履歴情報を受信する旨の操作がなされた際に開始される。
次に、サーバ装置40からパスワード送信要求を受け付けているか否かを判定する(S102)。パスワード送信要求がなければ(S102:NO)、再度S102を実行する。パスワード送信要求があれば(S102:YES)、サーバ装置40にパスワードを送信する(S103)。ここでは、第2車載装置20の使用者にパスワードを入力させ、入力されたパスワードを送信する。
検索結果の一覧を受信していれば(S106:YES)、第2車載装置20の表示装置23に検索結果の一覧を表示し(S107)、その中から希望の走行履歴情報を選択させる。表示される走行履歴情報の一覧は、実施例1の図9に示す一覧表53と同様の画面である。
次に、サーバ装置40から走行履歴情報を受信したか否かを判定する(S109)。走行履歴情報を受信していなければ(S109:NO)、再度S109を実行する。走行履歴情報を受信していれば(S109:YES)、受信した走行履歴情報をHDD22に記憶させ、その後、本処理を終了する。
(2.4.2)走行履歴情報に基づく経路案内開始処理
本処理は、走行履歴情報に含まれる経路情報(時刻、位置座標、および道路IDを示す情報)を用いて、図11に示す実施例1の経路案内処理と同様の処理を行うものであるため、説明を割愛する。
(2.5)効果
上述した構成のデータ通信システム100であれば、上記実施例1のデータ通信システム1と同様に、第1車載装置10が取得した経路情報を第2車載装置20で用いることができる。また、パスワードを用いることによる不要な経路情報を受信してしまうことの防止や、検索の手間を低減、および、本人が同乗していない場合の経路情報の流出防止などを実現できる。
[変形例]
以上、本発明の実施例1および実施例2について説明したが、本発明は、上記各実施例に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまでもない。
また、上記実施例2においては、所定の時刻となったときに経路情報をサーバ装置40に送信する構成を例示したが、所定回数S74の処理を実行したときに、S76に移行して経路情報を送信する構成としてもよい。
Claims (8)
- 第1車載装置と、第2車載装置と、前記第1車載装置および前記第2車載装置それぞれとデータ通信可能に構成されたデータ記憶装置と、からなるデータ通信システムであって、
前記第1車載装置は、
車両が走行した経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
前記経路情報取得手段により取得された前記経路情報と関連付けられる情報であって、前記車両の搭乗者を識別する情報または携帯電話機端末を識別する情報である識別情報を取得する識別情報取得手段と、
前記経路情報取得手段により取得された前記経路情報のうち、所定の前記識別情報に関連付けられた前記経路情報を、前記データ記憶装置に送信する第1送信手段と、を備え、
前記データ記憶装置は、
前記第1送信手段により送信された前記経路情報を受信する第1受信手段と、
前記第1受信手段が受信した前記経路情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記経路情報を、前記第2車載装置に送信する第2送信手段と、を備え、
前記第2車載装置は、
前記第2送信手段により送信された前記経路情報を受信する第2受信手段と、
前記第2受信手段が受信した前記経路情報に基づいて、走行経路の案内を行う経路案内手段と、を備える
ことを特徴とするデータ通信システム。 - 前記データ記憶装置は、前記識別情報を特定可能な特定情報を前記第1車載装置に送信する特定情報送信手段を備え、
前記第1送信手段は、前記データ記憶装置から受信した前記特定情報から特定される前記識別情報を、前記所定の識別情報とする
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ通信システム。 - 第1車載装置と、第2車載装置と、前記第1車載装置および前記第2車載装置それぞれとデータ通信可能に構成されたデータ記憶装置と、からなるデータ通信システムであって、
前記第1車載装置は、
車両が走行した経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
前記経路情報取得手段により取得された前記経路情報と関連付けられる情報であって、前記車両の搭乗者を識別する情報または携帯電話機端末を識別する情報である識別情報を取得する識別情報取得手段と、
前記経路情報取得手段により取得された前記経路情報と、前記識別情報取得手段により取得された前記識別情報と、を前記データ記憶装置に送信する第1送信手段と、を備え、
前記データ記憶装置は、
前記第1送信手段により送信された前記経路情報および前記識別情報を受信する第1受信手段と、
前記第1受信手段が受信した前記経路情報および前記識別情報を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記経路情報のうち、所定の前記識別情報に関連付けられた前記経路情報を、前記第2車載装置に送信する第2送信手段と、を備え、
前記第2車載装置は、
前記第2送信手段により送信された前記経路情報を受信する第2受信手段と、
前記第2受信手段が受信した前記経路情報に基づいて、走行経路の案内を行う経路案内手段と、を備える
ことを特徴とするデータ通信システム。 - 前記第2車載装置は、前記識別情報を特定可能な特定情報を前記データ記憶装置に送信する特定情報送信手段を備え、
前記第2送信手段は、前記第2車載装置から受信した前記特定情報から特定される前記識別情報を、前記所定の識別情報とする
ことを特徴とする請求項3に記載のデータ通信システム。 - 前記第1送信手段は、予め設定された時刻にて、前記経路情報と、前記経路情報と関連付けられた前記識別情報と、を前記データ記憶装置に送信する
ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載のデータ通信システム。 - 請求項1〜5のいずれかに記載されたデータ通信システムを構成する第1車載装置。
- 請求項1〜5のいずれかに記載されたデータ通信システムを構成する第2車載装置。
- 請求項1〜5のいずれかに記載されたデータ通信システムを構成するデータ記憶装置。
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