JP5077268B2 - 誘導加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、一般家庭、レストラン及びオフィスなどで使用される誘導加熱装置に関するものである。
従来、この種の誘導加熱装置で用いられる赤外線センサでは、赤外線センサの温度によって出力が変化するため、冷却手段を設けている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−24330号公報
しかしながら、前記従来の構成では、赤外線センサを冷却する冷却手段を必要とするために機器の大型化にともない冷却ファンの動作音も大きくなり使用者に不快感を与えるなどの課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、赤外線センサを冷却する冷却手段を不要、あるいは簡略化しても、赤外線センサの測定する温度精度が低下することのない赤外線センサを用いた誘導加熱装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の誘導加熱装置は、トッププレートを介して調理容器から放射された赤外線を検出する赤外線センサと、加熱コイルを支持する部材を取り付ける取り付け板とを熱的に接続したものである。
これによって、赤外線センサのヒートマスが大きくなり、赤外線センサの温度を安定にしたものとなる。
本発明の誘導加熱装置は、赤外線センサを冷却することなく正確に調理容器の温度を測定することができる。
第1の発明は、調理物を加熱するための調理容器を載置するトッププレートと、前記トッププレートを介して調理容器から放射された赤外線を検出する赤外線センサと、調理容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルと、前記加熱コイルを支持する部材が取り付けられ、前記赤外線センサと熱的に接続された取り付け板と、前記赤外線センサの受光した赤外線のエネルギー量に基づいて前記加熱コイルの高周波電流を制御して調理容器の加熱電力を制御する加熱制御部と、前記取り付け板の温度を低減する冷却部と、前記取り付け板の温度を測定する温度測定部とを有し、前記加熱制御部は、前記温度測定部の温度が一定となるように冷却部を制御するものである。これにより、赤外線センサのヒートマスが大きくなり、赤外線センサの温度を安定化することができる。
また、冷却部によって取り付け板の温度を低減することにより、赤外線センサの温度をより低温で安定化することができる。
さらに、加熱制御部が、温度測定部の温度が一定となるように冷却部を制御することにより、赤外線センサの温度の安定性を向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱装置のブロック図を示すものである。
図1において、調理物を加熱するための調理容器1を載置するトッププレート2と、トッププレート2を介して調理容器1から放射された赤外線を検出する赤外線センサ3と、調理容器1を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイル4と、加熱コイル4を支持する部材(コイルベース5)を取り付ける取り付け板6と、赤外線センサ3の受光した赤外線のエネルギー量に基づいて加熱コイル4の高周波電流を制御して調理容器1の加熱電力を制御する加熱制御部8とを有している。
調理容器1は、食材などの被加熱物を入れる容器であって、鍋、フライパン、やかんなどであって、誘導加熱によって加熱が可能なものである。
調理容器1は、誘導加熱装置の外郭の一部を形成するトッププレート2上に載置される。そのとき、調理容器1は加熱コイル4と対向する位置に載置される。トッププレート2は結晶化ガラスを使用することが多いが、それに限定するものではない。
赤外線センサ3は、測定対象物から放射される赤外領域の光または熱を受光して、出力が変化するものである。通常は、その出力を電気信号に変換し、必要な温度情報を取り出している。
赤外線センサには、大別して熱型赤外線センサと量子型赤外線センサがあり、熱型赤外線センサは、赤外線のもつ熱効果によってセンサが暖められ、素子温度の上昇によって生ずる素子の電気的性質の変化を検知する。
一方、量子型赤外線センサは、光によって引き起こされる電気現象を利用して光エネル
ギーを電気エネルギーに変換して検知する。
例えば、フォトダイオードの場合は光起電力効果が利用され、光を受けると光量に比例した電流が流れることを利用している。
加熱コイル4は、加熱制御部8の指示に従って動作するインバータ回路9から高周波電流が供給され、その電流によって高周波磁界を発生し、調理容器1に生ずる渦電流によって調理容器1が加熱される。
コイルベース5は、加熱コイル4を保持し、取り付け板6によって規定された位置にある支持バネ7によって支持され、トッププレート2と加熱コイル4の距離が一定になるように構成されている。
加熱コイル4と調理容器1の距離が離れてしまうと、加熱コイル4から発生する高周波磁界が調理容器1と鎖交する磁束の量が減ってしまうため、加熱出力が低下する。
したがって、加熱コイル4と調理容器1の距離は重要な要素である。そのため、図1のように加熱コイル4を載せたコイルベース5を支持バネ7によってトッププレート2に押し当てるような構成をとる場合が多い。
また、支持バネ7の位置によって加熱コイル4の位置も決まるため、加熱コイル4の水平方向の位置を規定するため、支持バネ7は取り付け板6に固定され、位置が規定されるように構成されている。
取り付け板6は、コイルベース5を支持バネ7によって支持すると共に、加熱コイル4と加熱制御部8やインバータ回路9等を物理的に仕切るためのものである。また、加熱制御部8やインバータ回路9が、加熱コイル4で発生させた高周波磁界によって誤動作することを防止する。
加熱制御部8は、赤外線センサ3、インバータ回路9、図示していないが操作部等が接続されている。加熱制御部8は、赤外線センサ3が受光した赤外線エネルギーの量に応じて出力される物理量、例えば出力電圧から調理容器1の温度に変換し、その温度に基づいて調理容器1の加熱出力の制御を行うためにインバータ回路9を制御している。
例えば、調理容器1の温度が過度に温度が上昇している場合には加熱を停止し、自動調理モードで動作している場合には、その自動調理内容に応じた温度となるようにインバータ回路9を制御する。
また、誘導加熱装置の使用者が加熱の開始や停止、あるいは加熱出力の調節を操作部より行った場合にも、加熱制御部8はインバータ回路9を制御して所望の動作となるように制御する構成としている。
以上のように構成された誘導加熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、使用者が図示していない操作部にある加熱の開始を入力するスイッチを押下することによって、加熱開始の制御命令を入力すると、加熱制御部8はインバータ回路9を動作させて加熱コイル4に高周波電流を供給する。これにより、加熱コイル4から高周波磁界が発生し、調理容器1の加熱が開始される。
加熱制御部8は、操作部を操作することによって使用者が設定した火力になるようにイ
ンバータ回路9を制御する。具体的には、例えばインバータ回路9の入力電流を検出し、その検出値を加熱制御部8に入力する。
加熱制御部8は、使用者が設定した火力とインバータ回路9の入力電流とを比較して、インバータ回路9の動作状態を変更する。このような動作を繰り返すことによって、使用者が設定した火力に制御し、その火力を維持するように加熱制御部8は動作する。
一方、調理容器1が加熱されて調理容器1の温度が高くなってくると、赤外線センサ3で検出された温度に基づいて加熱制御部8は、例えば検出温度が設定値(例えば、300℃)以上か否かを判断する。
検出温度が設定値以上であれば、異常な加熱であると判断し、検出温度が設定値未満であれば、正常な加熱であると判断する。加熱制御部8は、異常な加熱のときはインバータ回路9を一時的に停止させる等の制御を行い、正常な加熱のときは加熱を継続させる。
次に、自動調理機能の一つである、揚げ物の調理時について説明する。使用者が操作部にある揚げ物自動調理開始スイッチを押下した後、温度調節スイッチで設定温度を例えば180℃に設定すると、加熱制御部8は調理容器1に入れた油温が設定温度の180℃に到達するように赤外線センサ3により検出される温度に基づいてインバータ回路9の制御を行う。
調理容器1に食材が投入されて油温が180℃以下となると、加熱制御部8はインバータ回路9の動作状態を変更して油温が180℃となるように制御を行う。
このような誘導加熱装置で使用される赤外線センサ3は、加熱コイル4の発熱や、調理容器1の熱がトッププレート2に伝わり、トッププレート2からの放射などによって温度が上昇する。
図2は、本発明の第1の実施の形態における誘導加熱装置のフォトダイオードの温度による出力電流の特性を示す図である。
図2において、フォトダイオードの温度による出力電流の特性は、フォトダイオード自身の温度によって出力する電流値が変化する。フォトダイオードの温度が低いY度の時に比べて、温度が高いX度の時は測定対象物の温度が同じであっても出力される電流は大きくなる。
したがって、フォトダイオードの温度が変化してしまうと、フォトダイオードの出力電流と対象物の温度の関係が変化してしまい、結果として対象物の温度の測定誤差が増加する。
この影響を回避するためにフォトダイオード自身の温度を測定し、温度変換する際にフォトダイオードの温度で補正することによって、その影響を軽減することが可能となる。しかし、フォトダイオードの温度を測定する必要があり、構成が複雑となり、機器自体も高価になってしまう。また、フォトダイオードの温度に応じた補正値を演算、あるいは記憶する手段なども必要となる。
あるいは、フォトダイオードを冷却して、フォトダイオード自身の温度が上昇しないような構成をとる場合もある。しかし、その場合にはフォトダイオードの温度を一定に保つ必要があり、温度が揺らいでしまうと対象物の温度が一定であってもフォトダイオードの出力電流値が変化することになり、やはり結果として対象物の温度の測定誤差を減らすこ
とができない。
特に、冷却風を直接フォトダイオードに当てるような構成の場合はそのような状態に陥ることが多い。
また、冷却手段を設けた場合、機器が大型化する、あるいは冷却ファンの動作音がして使用者に不快感を与えるなどの課題もある。
そこで、本実施の形態では、赤外線センサ3と取り付け板6が熱的に接続されるように構成している。
既述のように、赤外線センサ3は温度上昇することなく、温度が一定であることが望ましい。しかしながら、誘導加熱装置で使用する赤外線センサ3では、加熱コイル4やトッププレート2からの輻射熱を受けて赤外線センサ3の温度上昇を避けることは困難である。
温度が上昇すると赤外線センサ3の出力値に影響を及ぼすため、その影響が測定温度の誤差として最小とするべく、赤外線センサ3の温度によって補正を行う、あるいは赤外線センサ3を冷却するといった方法が用いられる。いずれの方法においても、赤外線センサ3の温度が急激に変動すると赤外線センサ3の出力値が安定せず、補正が困難となる。
したがって、赤外線センサ3の温度が急激に変動しないようにヒートマスを持たせることによって、赤外線センサ3の温度が安定し、補正を容易にすることができる。
ここで、赤外線センサ3の温度とは、赤外線の熱あるいは光を受ける部分の温度を指している。これらは通常、赤外線センサ3の端子と接続されており、温度的にも近い値となっている。通常、赤外線センサ3を冷却する場合も受熱、あるいは受光部はパッケージで覆われているため直接冷却することはできないため、端子やパッケージ部を冷却している。
本実施の形態においては、熱的に接続する部分は端子やパッケージ部のことである。取り付け板6は、加熱制御部8やインバータ回路9全体を覆うために、大きな面積を有したものである。
また、加熱コイル4を支持するために強度も必要とされるため、厚みも必要である。したがって、取り付け板6は、大きな体積を持ち、十分に大きなヒートマスを有する。この取り付け板6と赤外線センサ3を熱的に接続することにより、赤外線センサ3は大きなヒートマスを有することになり、温度が安定しやすくなる。
以上のように、本実施の形態においては、加熱コイル4と加熱制御部8等を物理的に仕切り、且つ、加熱コイル4を支持する取り付け板6と赤外線センサ3を熱的に接続することにより、加熱制御部8やインバータ回路9が、加熱コイル4で発生させた高周波磁界による誤動作を防止できるとともに、取り付け板の大きなヒートマスにより、赤外線センサ温度を安定化することができ、赤外線センサ3の出力も安定することにより、調理容器1の温度を正確に測定することが可能となり、自動調理の温度制御性が良くなり、料理の仕上がりを向上することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2について説明する。実施の形態1と同一部分は説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図1において、赤外線センサ3を覆う金属ケース10を有し、赤外線センサ3と金属ケース10が熱的に接続されることによって、赤外線センサ3と取り付け板6を熱的に接続したものである。
誘導加熱装置では、加熱コイル4から高周波磁界を発生させているため、赤外線センサ3はその影響を受けて出力値が安定しない場合がある。とくに、赤外線センサ3としてフォトダイオードを使用した場合には、フォトダイオードの出力電流は通常μAオーダー以下であり、影響を受けやすい。この影響を受けにくくするため、赤外線センサ3を金属ケース10内に収納し、防磁する手法が用いられることが多い。
本実施の形態では、赤外線センサ3と金属ケース10を熱的に接続し、さらに金属ケース10を、取り付け板6と熱的に接続することによって、赤外線センサ3と取り付け板6が熱的に接続するように構成している。
以上のように構成された誘導加熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、赤外線センサ3は、金属ケース10によって覆われているために、高周波磁界の影響を受けることがなく、かつ、取り付け板6と熱的に接続されているためヒートマスが大となり、温度の変化を受けにくくなり、赤外線センサ温度が安定しやすくなる。
以上のように、本実施の形態においては、赤外線センサ3と金属ケース10を熱的に接続し、さらに金属ケース10を、取り付け板6と熱的に接続することによって、赤外線センサ3は、温度の影響も高周波磁界の影響も受けることなく正確に調理容器1の温度を計測することができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3について説明する。実施の形態1と同一部分は説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図1において、取り付け板6あるいは金属ケース10の材質をアルミで構成したものである。
アルミは、誘導加熱がしにくい材質であると共に、熱伝導率が良い材質であり、取り付け板6と金属ケース10自身が誘導加熱されにくく、赤外線センサ3と熱的に接続されて温度を均一にすることができ、赤外線センサの温度が不安定になることを防止すことができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4について説明する。実施の形態1と同一部分は説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図1において、赤外線センサ3は、加熱コイル4を支持する取り付け板6よりも下方に配置した構成としたものである。
実施の形態1〜3で説明したように、赤外線センサ3は、加熱コイル4から発生する高周波磁界の影響を受けるため、防磁手段が必要である。実施の形態2で説明したように、金属ケース10で赤外線センサ3を覆うことによって防磁することも可能であるが、取り付け板6も防磁の役割を果たすことのできるものであり、加熱制御部8は取り付け板6によって防磁されている。
赤外線センサ3は、取り付け板6よりも上の加熱コイル4側に取り付けても、取り付け板6の下方に取り付けても良いが、取り付け板6の下方に赤外線センサ3を取り付けることにより、より防磁効果を高めている。これにより、金属ケース10の板厚を薄くするなどしても十分な防磁効果が得られ、金属ケース10の簡略化が図れるとともに、赤外線センサが誘導加熱によるノイズの影響を受けにくくすることができ、赤外線センサが測定する温度の精度を高めることができる。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5について説明する。実施の形態1と同一部分は説明を省略し、相違点についてのみ説明する。図3は、本発明の第5の実施の形態における誘導加熱装置のブロック図を示すものである。
図3において、冷却部11を有し、冷却部11によって取り付け板6の温度を低減することができるように構成したものである。
以上のように構成された誘導加熱装置について、以下その動作、作用を説明する。
まず、赤外線センサ3は、取り付け板6と熱的に接続されているために、急激な温度の変動はしないように構成されている。しかしながら、調理容器1の加熱を継続すると加熱コイル4やトッププレート2の温度が上昇し、輻射熱を発する。その輻射熱によって、ヒートマスの大きい取り付け板6の温度も徐々に上昇するため、結果的に赤外線センサ3の温度も上昇することになる。
そこで、冷却部11によって赤外線センサ3を直接冷却するのではなく、ヒートマスの大きい取り付け板6を冷却することによって、赤外線センサ3の急激な温度変化を回避し、温度を一定にすることによって、赤外線センサ3の出力を安定化することができる。
以上のように、本実施の形態においては、冷却部11を有し、冷却部11によって取り付け板6の温度を低減するとすることにより、赤外線センサ3の急激な温度変化を回避し、温度を一定にすることによって、赤外線センサ3の出力を安定化することができる。
また、冷却部11としては、冷却ファンであってもペルチェ素子のようなものであっても良く、加熱制御部8と接続されている。加熱制御部8は、調理容器1の加熱時に冷却部11の冷却機能を開始し、加熱停止時には冷却機能を終了する等の制御を行っても良い。
また、冷却部11は必ずしも加熱制御部8と接続されている必要はなく、取り付け板6の温度を測定する温度測定部12を有し、温度測定部12の温度が一定となるように冷却部11を制御することにより、赤外線センサの温度の安定性を向上させることもできる。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6について説明する。実施の形態1と同一部分は説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図1において、赤外線センサ3には、大別して熱型赤外線センサと量子型赤外線センサがあり、熱型赤外線センサは、赤外線のもつ熱効果によってセンサが暖められ、素子温度の上昇によって生ずる素子の電気的性質の変化を検知する。
例えば、熱型赤外線センサのサーモパイルの場合、サーモパイルは赤外線エネルギーに応じた出力が発生し、その信号とサーモパイル自身の温度より測定対象物の温度を測定す
ることができる。
一方、量子型赤外線センサは光によって引き起こされる電気現象を利用して光エネルギーを電気エネルギーに変換して検知する。例えば、フォトダイオードの場合は光起電力効果が利用され、光を受けると光量に比例した電流が流れることを利用している。
熱型赤外線センサも量子型赤外線センサも、センサ自身の温度によって出力が変動するのは同じである。しかしながら、熱型赤外線センサの場合にはセンサ自身の温度との差で測定対象物の温度を測定することが通例である。
一方、量子型赤外線センサの場合はセンサ自身の温度との差で測定対象物の温度を測定するわけではないため、通常はセンサ自身の温度は測定されない。その代わり、温度を一定に保つように冷却して使用される場合や、非冷却で使用される場合もある。いずれにしても、赤外線センサ3は安定した温度で使用しなければ、測定対象物の温度を正確に測定することができないのは既述のとおりである。
本実施の形態においては、赤外線センサをセンサの温度を安定化させることによって、出力の安定化が図れる量子型赤外線センサとすることにより、赤外線センサの温度測定精度を高めることができる。
以上のように、本発明にかかる誘導加熱装置は、赤外線センサの温度を安定化し、調理容器の温度を正確に測定することができるために自動調理などの火力調節の性能が良いという効果を有し、一般家庭などで使用される誘導加熱装置に有効である。
本発明の実施の形態1における誘導加熱装置のブロック図 本発明の実施の形態1における誘導加熱装置のフォトダイオードの温度による出力電流の特性を示す図 本発明の実施の形態5における誘導加熱装置のブロック図
1 調理容器
2 トッププレート
3 赤外線センサ
4 加熱コイル
5 コイルベース
6 取り付け板
7 支持バネ
8 加熱制御部
9 インバータ回路
10 金属ケース
11 冷却部
12 温度測定部

Claims (1)

  1. 調理物を加熱するための調理容器を載置するトッププレートと、前記トッププレートを介して調理容器から放射された赤外線を検出する赤外線センサと、調理容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルと、前記加熱コイルを支持する部材が取り付けられ、前記赤外線センサと熱的に接続された取り付け板と、前記赤外線センサの受光した赤外線のエネルギー量に基づいて前記加熱コイルの高周波電流を制御して調理容器の加熱電力を制御する加熱制御部と、前記取り付け板の温度を低減する冷却部と、前記取り付け板の温度を測定する温度測定部とを有し、前記加熱制御部は、前記温度測定部の温度が一定となるように冷却部を制御する誘導加熱装置。
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