JP5092837B2 - 天井扇風機 - Google Patents

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Description

本発明は、天井面にねじ止め固定した取付金具に取り付ける天井扇風機に関するものである。
従来、この種の天井扇風機は落下防止用のワイヤを取付金具に固定するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
以下、その天井扇風機について図22および図23を参照しながら説明する。
図に示すように、天井面108の裏側に設けた電装ボックス107内に補助金具101をセットし、取付金具104を小ねじ105およびボルト106,ナット103で強固に固定することにより、ねじ類の緩みを防ぎ、ワイヤ102が補助金具101と取付金具104を連結して天井扇風機(図示せず)の落下を防止する。また、ワイヤ102を取付金具104の溝部201に引っ掛け、取付金具104を電装ボックス107の下部で固定するものである。
特開平6−88596号公報
このような従来の天井扇風機では、本体の設置工事において落下防止ワイヤの取り付け忘れが生じる場合や、また取付された場合でも不確実に取り付けられる場合には、ワイヤによる安全性が確保されず、また落下防止ワイヤの施工性も改善の余地があるという課題がある。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、落下防止ワイヤの施工性が良く、取り付け忘れや不確実な取り付けが起こらないようにするとともに、天井扇風機の吊り下げ部品の脱落や破損があっても、天井扇風機本体の落下に対する安全性が確保される天井扇風機を提供することを目的とする。
本発明の天井扇風機は、上記目的を達成するために、複数枚のファンを回転自在に備えた本体と、この本体の上部に固定されたパイプ状の接合管部と、この接合管部の上部に固定された球状のジョイント部と、このジョイント部の下面を着脱可能に支持する本体吊下金具と、この本体吊下金具に固定され、天井に取付けられる固定金具と、一端が前記本体に固定され他端に引掛部を備えた落下防止ワイヤと、前記固定金具に固定された落下防止ワイヤ取付具とを有し、この落下防止ワイヤ取付具は前記落下防止ワイヤの引掛部が掛着可能となるワイヤ掛着部を備えたものである。
また、他の手段は、落下防止ワイヤ取付具は、天井に取付可能な天井固定部を備えたものである。
また、他の手段は、落下防止ワイヤ取付具の天井固定部と天井との間に挿入可能な補助部材を備えたものである。
また、他の手段は、落下防止ワイヤ取付具は、固定金具に仮止め可能な仮固定部を有してなるものである。
また、他の手段は、ジョイント部に落下防止ワイヤを仮固定できるワイヤ取付部を設け、前記ジョイント部を本体吊下金具に装着することにより、前記落下防止ワイヤに設けた引掛部が落下防止ワイヤ取付具に設けたワイヤ掛着部に掛着可能としたものである。
また、他の手段は、落下防止ワイヤ取付具に設けたワイヤ掛着部は、先端が大なるワイヤ抜け防止部を備えたものである。
また、他の手段は、落下防止ワイヤ取付具に設けたワイヤ掛着部を、本体吊下金具の外側に設けたものである。
また、他の手段は、本体吊下金具内を横断する位置に、落下防止ワイヤ取付具の案内部を配置し、この案内部に嵌合して摺動する案内溝部をジョイント部に形成してなるものである。
また、他の手段は、落下防止ワイヤ取付具の案内部は下向きの傾斜を備えたものである。
また、他の手段は、落下防止ワイヤ取付具の案内部とジョイント部の案内溝部は、前記ジョイント部の中心外側に位置してなるものである。
また、他の手段は、本体吊下金具の凹球面に回り防止突起部を備え、ジョイント部は前記回り防止突起部が嵌合する回り防止溝部を備え、前記ジョイント部を前記本体吊下金具に装着するときに、前記回り防止突起部に前記回り防止溝部が嵌合する位置で、前記ジョイント部と当接する位置決め部を落下防止ワイヤ取付具に形成してなるものである。
また、他の手段は、ジョイント部は案内溝部に取付方向を示す表示を施したものである。
これにより、落下防止ワイヤの施工性が良く、取り付け忘れや不確実な取り付けが起こらないようにするとともに、天井扇風機の吊り下げ部品の脱落や破損があっても、天井扇風機本体の落下に対する安全性が確保される天井扇風機が得られる。
本発明によれば、本体吊下金具に吊り下げられた本体は、落下防止ワイヤと落下防止ワイヤ取付具と固定金具とにより、確実に天井に固定されることが可能となり、天井扇風機の吊り下げ部品の脱落、破損にともなう天井扇風機本体の落下に対する安全性を確保し、また、落下防止ワイヤの施工性が向上するという効果のある天井扇風機を提供することができる。
また、落下防止ワイヤ取付具は、天井に取付可能な天井固定部を備えたことにより、天井に直接的に固定されることが可能となり、天井扇風機本体の落下に対する安全性が向上する。
また、引掛シーリングのある天井面にアダプターを介して天井扇風機が設置されるときにも、落下防止ワイヤ取付具の天井固定部と天井との間に補助部材を挟んで落下防止ワイヤ取付具を天井に直接固定することができるので、本体は落下防止ワイヤと落下防止ワイヤ取付具とにより、天井に確実に固定することができる。
また、落下防止ワイヤ取付具と固定金具を仮止めすることにより、固定金具が天井から脱落した場合でも、固定金具は容易に落下防止ワイヤ取付具から外れるので、落下防止ワイヤ取付具により本体の落下を防ぐことができる。
また、落下防止ワイヤ取付具のワイヤ掛着部がジョイント部の挿入口である本体吊下金具の開口側に向いていることで、本体を設置しながらの落下防止ワイヤ取り付けが容易にできる。
また、落下防止ワイヤ取付具のワイヤ掛着部は先端が大なるワイヤ抜け防止部を備えたことにより、本体設置時には容易に落下防止ワイヤを掛着でき、また掛着した後には落下防止ワイヤが外れるのを防止することができる。
また、落下防止ワイヤ取付具のワイヤ掛着部を本体吊下金具の外側に設けたことにより、ワイヤ掛着部が本体吊下具の開口部よりも手前にあるために、落下防止ワイヤの掛着の状況を外観から容易に確認できる。
また、落下防止ワイヤ取付具に案内部を設け、この案内部に摺動可能な案内溝部をジョイント部に備えたことにより、本体を取り付けるときに、落下防止ワイヤ取付具にジョイント部を嵌合しつつ水平方向に摺動させることができるので、施工性を向上させることができる。
また、落下防止ワイヤ取付具の案内部に傾斜を設けたことにより、天井扇取付け位置より少し離れた場所から、斜め下方に摺動して取り付けることができ、設置作業を容易にすることができる。
また、落下防止ワイヤ取付具の案内部と、ジョイント部の案内溝部がジョイント部の中心より外側に位置しているので、正常な方向からのみジョイント部を装着することができ、さらにこの装着により、落下防止ワイヤの引掛部が落下防止ワイヤ取付具のワイヤ掛着部に確実に掛着することができる。
また、本体取り付けのときに、案内部に設けられた位置決め部により、ジョイント部の回り防止溝部と本体吊下金具の回り防止突起部が嵌合する向きで止まり、確実にジョイント部と凹球面部を嵌合させ設置することができ、取付時の施工性を向上させることができる。
また、ジョイント部は案内溝部に取り付け方向を示す表示を印字または成型により施したことにより、取付方向の間違いを防いで、ジョイント部と本体吊下具を確実に嵌合させることができる。
本発明の請求項1記載の天井扇風機は、複数枚のファンを回転自在に備えた本体と、この本体の上部に固定されたパイプ状の接合管部と、この接合管部の上部に固定された球状のジョイント部と、このジョイント部の下面を着脱可能に支持する本体吊下金具と、この本体吊下金具に固定され、天井に取付けられる固定金具と、一端が前記本体に固定され他端に引掛部を備えた落下防止ワイヤと、前記固定金具に固定された落下防止ワイヤ取付具とを有し、この落下防止ワイヤ取付具は前記落下防止ワイヤの引掛部が掛着可能となるワイヤ掛着部を備えたものであり、本体設置時にジョイント部の上端の開口部から出た落下防止ワイヤを、天井に取付けられた固定金具に固定された落下防止ワイヤ取付具のワイヤ掛着部に掛着されることにより、本体は落下防止ワイヤと落下防止ワイヤ取付具と固定金具とにより、天井と固定することとなり、天井扇風機の吊り下げ部品の脱落、破損対しても天井扇風機本体を安全に吊り下げることができ、また落下防止ワイヤの装着は、設置作業時に、本体設置時にジョイント部の上端の開口部から出た落下防止ワイヤを、天井に取付けられた固定金具に固定された落下防止ワイヤ取付具のワイヤ掛着部に掛着する作業だけであるため、落下防止ワイヤの取り付け作業を容易に行うことができるという作用を有する。
また、落下防止ワイヤ取付具は、天井に取付可能な天井固定部を備えてなるものであり、落下防止ワイヤ取付具が天井面に直接固定されことで、本体は落下防止ワイヤと落下防止ワイヤ取付具とにより、天井に確実に固定されることとなり、固定金具の脱落による本体落下を防止することができるという作用を有する。
また、落下防止ワイヤ取付具の天井固定部と天井との間に挿入可能な補助部材を備えたものであり、引掛シーリングのある天井面にアダプターを介して固定金具が設置されるときにも、落下防止ワイヤ取付具の天井固定部と天井との隙間に補助部材を挟んで落下防止ワイヤ取付具を天井に直接固定することができるので、本体は落下防止ワイヤと落下防止ワイヤ取付具とにより、天井と固定することとなり、固定金具の脱落に対して本体の落下を確実に防止できるという作用を有する。
また、落下防止ワイヤ取付具は、固定金具に仮止め可能な仮固定部を有してなるものであり、固定金具が天井から脱落時には、本体は落下防止ワイヤと落下防止ワイヤ取付具とにより、天井と固定されているために落下しないが、落下防止ワイヤ取付具の仮固定部により、固定金具は脱落時に落下防止ワイヤ取付具から外れるので、固定金具の天井からの脱落の影響を少なくして、本体を確実に天井に固定することができ、また出荷時から落下防止ワイヤ取付具と固定金具を挟持させ一体の部品としておくことで、固定金具を天井に取り付けるときに、同時に落下防止ワイヤ取付具を天井に取り付けできるので、取り付け忘れがなく、確実かつ容易に施工できるという作用を有する。
また、ジョイント部に落下防止ワイヤを仮固定できるワイヤ取付部を設け、ジョイント部を本体吊下金具に装着することにより、落下防止ワイヤに設けた引掛部が落下防止ワイヤ取付具に設けたワイヤ掛着部に掛着可能としたものであり、落下防止ワイヤ取付具のワイヤ掛着部がジョイント部の挿入口である本体吊下金具の開口側に向いていることで、落下防止ワイヤをジョイント部に仮固定でき、本体を設置しながら落下防止ワイヤの取り付けが簡単にできるという作用を有する。
また、落下防止ワイヤ取付具に設けたワイヤ掛着部は、先端が大なるワイヤ抜け防止部を備えたものであり、ワイヤ抜け防止部をもつワイヤ掛着部には、本体設置時には容易に落下防止ワイヤを掛着させることができるとともに、掛着した後には落下防止ワイヤが簡単に外れることはないという作用を有する。
また、落下防止ワイヤ取付具に設けたワイヤ掛着部を、本体吊下金具の外側に設けたものであり、落下防止ワイヤ取付具のワイヤ掛着部が本体吊下具の開口部よりも手前にあるために、落下防止ワイヤの掛着の有無を外観により容易に確認できるという作用を有する。
また、本体吊下金具内を横断する位置に、落下防止ワイヤ取付具の案内部を配置し、この案内部に嵌合して摺動する案内溝部をジョイント部に形成してなるものであり、本体取付けのときに、落下防止ワイヤ取付具とジョイント部を嵌合させつつ所定方向に案内して摺動させることができるので、挿入方向に対して左右にぶれないように最短距離で装着できるという作用を有する。
また、落下防止ワイヤ取付具の案内部は下向きの傾斜を備えたものであり、落下防止ワイヤ取付具に設けられた案内部に傾斜を設けることで、天井扇取付け位置より少し離れた場所から、本体下部を中心にしてジョイント部を回転するように装着できるので、設置作業が容易にできるという作用を有する。
また、落下防止ワイヤ取付具の案内部とジョイント部の案内溝部は、前記ジョイント部の中心外側に位置してなるものであり、落下防止ワイヤ取付具の案内部と、ジョイント部の案内溝部がジョイント部の中心より外側に位置しているので、落下防止ワイヤ取付具の案内部とジョイント部の案内溝部を嵌合させなければ、本体が設置できないため、常に同じ向きでの本体挿入を促すことができるという作用を有する。
また、本体吊下金具の凹球面に回り防止突起部を備え、ジョイント部は前記回り防止突起部が嵌合する回り防止溝部を備え、前記ジョイント部を前記本体吊下金具に装着するときに、前記回り防止突起部に前記回り防止溝部が嵌合する位置で、前記ジョイント部と当接する位置決め部を落下防止ワイヤ取付具に形成してなるものであり、本体取り付けのときに、ジョイント部の案内溝部と落下防止ワイヤ取付具の案内部を嵌合させて摺動させると、案内部に設けられた位置決め部により、ジョイント部が取り付け位置である凹球面部の直上で、ジョイント部の回り防止溝部と本体吊下金具の回り防止突起部が嵌合する向きで止まり、容易にかつ確実にジョイント部と凹球面部を嵌合させ設置することができるという作用を有する。
また、ジョイント部は案内溝部に取付方向を示す表示を施したものであり、取付方向を示す印字または一体成型による表示により、取付方向が容易に理解できるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図17示すように、本体1の上部周囲には回動自在に複数枚のファン2を、本体の上部中心部分には上方向に突出したパイプ状の固定軸3を設けている。この固定軸3の上部側面には貫通孔4を設け、この貫通孔4を介して固定軸3の外側にボルトナット5により、接合管部であるパイプ6の下部側面の貫通孔7と固定される。このパイプ6の上部側面に設けた貫通孔8を介して、球状のジョイント部であるボールジョイント9がハンガーピン10によって固定される。ボールジョイント9は、中心を通る垂直方向に設けた貫通孔11に下からパイプ6を通したあと、パイプ6の上部側面の貫通孔8にハンガーピン10を通し固定する。すなわち、本体1はパイプ6を介してボールジョイント9と略一体に固定される。
天井16には円盤状の固定金具15が木ねじで固定され、下方に凸状の本体吊下金具12は固定金具15にねじ止め固定されている。本体吊下金具12は、底面に貫通孔を有した凹球面13を設け、本体1に設けたボールジョイント9は、本体吊下金具12の凹球面13に着脱自在に装着されるものである。本体吊下金具12の側面に設けた2つの立ち上がり上部には外側に90度曲げられた曲部14を設け、曲部14を介して円盤状の固定金具15にネジで締結されている。このように、本体吊下金具12と固定金具15がネジで締結されることにより、ボールジョイント9が装着される装着空間(図示せず)が本体吊下金具12と固定金具15の間に囲まれて形成されている。
また、装着空間の上部には、本体吊下金具12とは別に落下防止ワイヤ取付具17が仮固定部18で固定金具15に仮止めされている。落下防止ワイヤ取付具17は、板金を打ち抜き、さらに折り曲げ加工したもので、ボールジョイント9の挿入側から順次、第1の垂直板部19、第1の垂直板部19、第1の水平板部20、第2の垂直板部21、第2の水平板部22、第3の垂直板部23を備えている。仮固定部18は、第1の垂直板部19と第3の垂直板部23の上部に内側で下向きに設けた逆L形の突起部24と、突起部24の下部内側に設けた半球状の突起片25で形成されている。
固定金具15には周囲2箇所に長方形の孔26を設けている。固定金具15を第1の垂直板部19と第3の垂直板部23の上部に内側で下向きに設けたL形の突起部24と、L形の突起部24の下部の内側に設けた半球状の突起片25で挟み込んで、固定金具15の長方形の孔26にL形の突起部24を嵌合させることにより、落下防止ワイヤ取付具17が仮止めされている。
また、第1の水平板部19に対し、直角かつ水平方向に第1の垂直板部19から第3の水平板部27を設け、第3の水平板部27の他端から内側へ下向きに、第1の水平板部19に対し並行にコの字状のワイヤ掛着部28を設けている。このワイヤ掛着部28の先端にはワイヤ抜け防止部29を設け、このワイヤ抜け防止部29は、先端が大なる返り部30を設けている。なお、ワイヤ掛着部28は本体吊下金具12の外側に露出して設けられている。
また、落下防止ワイヤ取付具17は天井16に取付可能な天井固定部31を有し、天井固定部31である第5の水平板部32は、第1の垂直板部19と第3の垂直板部23の上端から外側に水平方向に各々設けている。各々の第4の水平板部32には、貫通孔33を設けている。落下防止ワイヤ取付具17の天井固定部31と天井との隙間には、取付可能な補助部材であるスペーサー34を介し、天井16に木ねじ35で固定されている。すなわち、落下防止ワイヤ取付具17はワイヤ掛着部28を備え、固定金具15に仮止めされた状態で、スペーサー34を介し、天井に固定される。
また、一端が本体に固定されている落下防止ワイヤ36は、接合管部であるパイプ6の内部を通って他端に引掛部37を備え、引掛部37はワイヤで輪を形成している。ボールジョイント9には落下防止ワイヤ36が仮固定できるワイヤ取付部38を設けている。このワイヤ取付部38は、ボールジョイント9の中心を通る垂直方向の貫通孔11に設けられ、スリット39を形成している。このスリット39に、落下防止ワイヤ36の引掛部37が装着されている。また、ボールジョイント9の上部には、案内溝部40を設けている。この案内溝部40は、ボールジョイント9が装着空間を通り、本体吊下金具12の凹球面13に装着されるときに、落下防止ワイヤ取付具17の案内部である第1の水平板部19が摺動する溝である。そして、ボールジョイント9の案内溝部40を落下防止ワイヤ取付具17の案内部である第1の水平板部19に嵌合させながら、本体吊下金具12の凹球面13にボールジョイント9が装着されると同時に、ボールジョイント9のワイヤ取付部38に仮固定されている落下防止ワイヤ36の引掛部37が落下防止ワイヤ取付具17のワイヤ掛着部28に装着される。すなわち、ボールジョイント9が装着空間を通り、本体吊下金具12に装着されると同時に、本体1は落下防止ワイヤ36、および落下防止ワイヤ取付具17を介して天井16に固定される構成としている。
上記構成により、落下防止ワイヤ取付具17は落下防止ワイヤ36の引掛部37が掛着可能なワイヤ掛着部28を備えたことで、本体1設置時にボールジョイント9の上端の開口部から出た落下防止ワイヤ36を、天井16に取付けられた固定金具15に固定された落下防止ワイヤ取付具17のワイヤ掛着部28に掛着されることにより、本体1は落下防止ワイヤ36と落下防止ワイヤ取付具17と固定金具15とにより、天井16に固定されることとなり、それにより、天井扇風機の吊り下げ部品の脱落や破損に対しても天井扇風機本体を安全に吊り下げることができる。
また、落下防止ワイヤ取付具17は、天井16に取付可能な天井固定部31を備えたことで、落下防止ワイヤ取付具17が天井面に直接固定され、本体1は落下防止ワイヤ36と落下防止ワイヤ取付具17とにより、天井16に固定できることとなり、天井面から固定金具15が脱落する場合でも本体1を天井面に安全に吊り下げて保つことができる。
また、落下防止ワイヤ取付具17の天井固定部31と天井16との間に取り付け可能な補助部材であるスペーサー34を備えることで、引掛シーリング41のある天井面にアダプター42を介して固定金具15が設置されるときにも、落下防止ワイヤ取付具17の天井固定部31と天井16との間にスペーサー34を挟んで、落下防止ワイヤ取付具17を天井16に直接固定することができるので、本体1は落下防止ワイヤ36と落下防止ワイヤ取付具17とにより、天井16と固定することとなり、天井面から固定金具15が脱落する場合でも本体1を天井面に吊り下げて安全に保つことができる。
また、落下防止ワイヤ取付具17は仮固定部18にて固定金具15に仮止めすることにより、固定したねじの緩みなどで固定金具15が天井16から脱落するようなときには、落下防止ワイヤ取付具17は固定金具15から外れて残ることになり、本体1は落下防止ワイヤ36と落下防止ワイヤ取付具17とにより、天井16と固定されて保持されることになる。また出荷時から落下防止ワイヤ取付具17と固定金具15を挟持させ一体の部品としておくことで、固定金具15を天井16に取り付けと同時に、落下防止ワイヤ取付具17を天井16に取り付け施工できるので、取り付け作業が容易にできるものである。
また、ボールジョイント9に落下防止ワイヤ36を仮固定できるワイヤ取付部38を設け、落下防止ワイヤ36をワイヤ取付部38に仮固定し、ボールジョイント9を本体吊下金具12に装着することにより、落下防止ワイヤ36の引掛部37が落下防止ワイヤ取付具17のワイヤ掛着部28に掛着されることで、落下防止ワイヤ36がボールジョイント9に仮固定でき、落下防止ワイヤ取付具17のワイヤ掛着部28がボールジョイント9の挿入口である本体吊下金具12の開口側に向いていることで、本体1を設置しながらの落下防止ワイヤ36の取り付けが容易にできる。
また、落下防止ワイヤ取付具17のワイヤ掛着部28は先端が大なるワイヤ抜け防止部29を備えたことで、ワイヤ抜け防止部29をもつワイヤ掛着部28には、本体1設置時には容易に落下防止ワイヤ36を掛着させることができるとともに、掛着した後には落下防止ワイヤ36が容易に外れることはないものである。
また、落下防止ワイヤ取付具17のワイヤ掛着部28を本体吊下金具12の外側に設けたことで、落下防止ワイヤ取付具17のワイヤ掛着部28が本体吊下具12の装着空間よりも外にあるために、天井面に吊り下げられた状態を下から見あげたときでも、落下防止ワイヤ36の掛着状況を外観から容易に確認することができる。
また、落下防止ワイヤ取付具17に設けた案内部17aに嵌合して摺動する案内溝部をボールジョイント9に形成することにより、本体1を本体吊下金具12に取り付けるときに、落下防止ワイヤ取付具17とボールジョイント9を嵌合させつつ、水平方向に摺動させることで、挿入方向に対して左右にぶれないようにして、最短経路を通るように案内してボールジョイント9を装着することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態において、実施の形態1と同一部分については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図18〜図21に示すように、落下防止ワイヤ取付具17Aは、板金を打ち抜き、さらに折り曲げ加工したもので、ボールジョイント9の挿入側から順次、第1垂直板部19A、下方向に傾斜した第1傾斜板部43、第2垂直板部21A、第2水平板部22A、第3垂直板部23Aにより形成されている。また、落下防止ワイヤ取付具17Aの案内部となる第1傾斜板部43に嵌合するように、ボールジョイント9Aの案内溝部40Aがボールジョイント9Aの中心より外側に形成されている。
また、本体吊下金具12Aは凹球面13Aの内側に回り防止突起部44を設け、ボールジョイント9Aには回り防止突起部44が嵌合する回り防止溝部45を設けている。ボールジョイント9Aを本体吊下金具12Aに装着するときに、落下防止ワイヤ取付具17Aの案内部である第1の傾斜板部43を、ボールジョイント9Aの案内溝部40Aと摺動させ、本体吊下金具12Aの位置決め部である第2の垂直板部21Aにボールジョイント9Aが当接し停止した位置で、本体吊下金具12Aの回り防止突起部44にボールジョイント9Aの回り防止溝部45が嵌合するものである。また、ボールジョイント9Aの上部には案内溝部40Aに取り付け方向を表示する表示46を、印字または一体成型した構成としている。
上記構成により、落下防止ワイヤ取付具17Aに設けられた案内部に傾斜を設けることで、天井扇取付け位置の直下から離れた場所からの設置を容易に行うことができる。
また、落下防止ワイヤ取付具17Aの案内部と、ボールジョイント9Aの案内溝部40Aがボールジョイント9Aの中心より外側に位置することで、落下防止ワイヤ取付具17Aの案内部と、ボールジョイント9Aの案内溝部40Aがボールジョイント9Aの中心より外側に位置しているので、落下防止ワイヤ取付具17Aの案内部とボールジョイント9Aの案内溝部40Aを嵌合させなければ、本体1が設置できないため、設置作業者に対して正規の取り付け方法を促して、安全を確保することができる。
また、本体吊下金具12Aの凹球面13Aに回り防止突起部44を備え、ボールジョイント9Aは回り防止突起部44が嵌合する回り防止溝部45を備え、ボールジョイント9Aを本体吊下金具12Aに装着する時に本体吊下金具12Aの回り防止突起部44にボールジョイント9Aの回り防止溝部45が嵌合する位置でボールジョイント9Aを止める位置決め部を備えた落下防止ワイヤ取付具17Aを設けたことで、本体1取り付けのときに、ボールジョイント9Aの案内溝部と落下防止ワイヤ取付具17Aの案内部を嵌合させて摺動させると、案内部に設けられた位置決め部により、ボールジョイント9Aが取り付け位置の直上で、ボールジョイント9Aの回り防止溝部45と本体吊下金具12Aの回り防止突起部44が嵌合する向きで止まり、容易にかつ確実にボールジョイント9Aと凹球面13Aを嵌合させ設置することができる。
また、ボールジョイント9Aは案内溝部40Aに取り付け方向を指示する表示46を印字または一体成型で表示することにより、取付方向が容易に理解できるので、逆方向からの無理な取付操作を防ぎ、正規な取付作業にて安全を確保できるように取り付けることができる。
天井に取り付けた落下防止ワイヤ取付具を用いて容易に安全ワイヤが掛着でき、機器本体に安全ワイヤを取り付けることにより、重量の大きい天井より吊り下げられる機器の安全性の向上の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1の天井扇風機の組立部材を示す分解図 同天井扇風機の固定軸にパイプを係合する状態を示す分解斜視図 同天井扇風機の天井取付部材を示す分解斜視図 同天井扇風機の固定金具と落下防止ワイヤ取付具を組立状態を示す側面図 同天井扇風機の落下防止ワイヤ取付具の側面図 同天井扇風機の落下防止ワイヤ取付具の仮固定部を示す要部拡大図 同天井扇風機の固定金具の孔を示す要部拡大図 同天井扇風機の固定金具と落下防止ワイヤ取付具の取付状態を示す要部拡大図 同天井扇風機の落下防止ワイヤ取付具のワイヤ掛着部を示す要部拡大図 同天井扇風機の天井取付部材を組立てた状態を示す外観側面図 同天井扇風機の落下防止ワイヤ取付具を天井に取り付けた状態を示す断面図 同天井扇風機の落下防止ワイヤ取付具を天井に固定した状態を示す要部断面図 同天井扇風機のジョイント部の落下防止ワイヤの取付状態を示す外観斜視図 同天井扇風機のジョイント部のワイヤ取付部を示す要部拡大図 同天井扇風機の天井取付金具へのジョイント部の取付状態を示す斜視図 同天井扇風機の引掛シーリングのある天井面の天井取付部材を示す分解斜視図 同天井扇風機のアダプター使用時の組み立て状態を示した側断面図 本発明の実施の形態2の落下防止ワイヤ取付具の側面図 同天井扇風機の天井取付金具に本体を取り付けた状態を示す要部平面図 同天井扇風機のジョイント部の案内溝部を示す要部平面図 同天井扇風機の案内溝部と案内部とが嵌合しない状態を示した要部側面図 従来の天井扇風機の天井取付部材を組立てた状態を示す断面図 同天井扇風機の取付金具の要部斜視図
符号の説明
1 本体
2 ファン
6 パイプ(接合管部)
6A パイプ(接合管部)
9 ボールジョイント(ジョイント部)
9A ボールジョイント(ジョイント部)
12 本体吊下金具
12A 本体吊下金具
13 凹球面
13A 凹球面
15 固定金具
15A 固定金具
16 天井
17 落下防止ワイヤ取付具
17A 落下防止ワイヤ取付具
17a 案内部
18 仮固定部
28 ワイヤ掛着部
29 ワイヤ抜け防止部
31 天井固定部
34 スペーサー(補助部材)
36 落下防止ワイヤ
37 引掛部
38 ワイヤ取付部
40 案内溝部
40A 案内溝部
44 回り防止突起部
45 回り防止溝部
46 表示

Claims (12)

  1. 複数枚のファンを回転自在に備えた本体と、この本体の上部に固定されたパイプ状の接合管部と、この接合管部の上部に固定された球状のジョイント部と、このジョイント部の下面を着脱可能に支持する本体吊下金具と、この本体吊下金具に固定され、天井に取付けられる固定金具と、一端が前記本体に固定され他端に引掛部を備えた落下防止ワイヤと、前記固定金具に固定された落下防止ワイヤ取付具とを有し、この落下防止ワイヤ取付具は前記落下防止ワイヤの引掛部が掛着可能となるワイヤ掛着部を備えてなる天井扇風機。
  2. 落下防止ワイヤ取付具は、天井に取付可能な天井固定部を備えてなる請求項1記載の天井扇風機。
  3. 落下防止ワイヤ取付具の天井固定部と天井との間に挿入可能な補助部材を備えた請求項2に記載の天井扇風機。
  4. 落下防止ワイヤ取付具は、固定金具に仮止め可能な仮固定部を有してなる請求項1〜3のいずれかに記載の天井扇風機。
  5. ジョイント部に落下防止ワイヤを仮固定できるワイヤ取付部を設け、前記ジョイント部を本体吊下金具に装着することにより、前記落下防止ワイヤに設けた引掛部が落下防止ワイヤ取付具に設けたワイヤ掛着部に掛着可能とした請求項1〜4のいずれかに記載の天井扇風機。
  6. 落下防止ワイヤ取付具に設けたワイヤ掛着部は、先端が大なるワイヤ抜け防止部を備えた請求項1〜5のいずれかに記載の天井扇風機。
  7. 落下防止ワイヤ取付具に設けたワイヤ掛着部を、本体吊下金具の外側に設けた請求項1〜6のいずれかに記載の天井扇風機。
  8. 本体吊下金具内を横断する位置に、落下防止ワイヤ取付具の案内部を配置し、この案内部に嵌合して摺動する案内溝部をジョイント部に形成してなる請求項1〜7のいずれかに記載の天井扇風機。
  9. 落下防止ワイヤ取付具の案内部は下向きの傾斜を備えた請求項8に記載の天井扇風機。
  10. 落下防止ワイヤ取付具の案内部とジョイント部の案内溝部は、前記ジョイント部の中心外側に位置してなる請求項8〜9のいずれかに記載の天井扇風機。
  11. 本体吊下金具の凹球面に回り防止突起部を備え、ジョイント部は前記回り防止突起部が嵌合する回り防止溝部を備え、前記ジョイント部を前記本体吊下金具に装着するときに、前記回り防止突起部に前記回り防止溝部が嵌合する位置で、前記ジョイント部と当接する位置決め部を落下防止ワイヤ取付具に形成してなる請求項8〜10のいずれかに記載の天井扇風機。
  12. ジョイント部は案内溝部に取付方向を示す表示を施した請求項8〜11のいずれかに記載の天井扇風機。
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