JP5113516B2 - 移動通信システム - Google Patents
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Description
下り方向について説明すると、基地局制御装置RNCは、ソフトハンドオーバ状態にある移動端末に対してデータを送信する際には、このデータを複製した各基地局Node Bに送信する。各基地局は、この受信したデータに対して畳込み符号化(ターボ符号化)等を誤り訂正符号化処理を施し、更に、パンクチャ(puncture)処理を施してデータ量を削減してから同じ送信データがを移動端末UEに送信する。移動端末UEでは、各基地局(図1の例では、3つの無線伝送路)を介して届いたデータを合成して復号する。
符号化率1/2の畳み込み符号化を用いると、データ量は2倍に増加するが、Punctureによって、このデータ量を抑えることが可能である。
本発明の第1の移動通信システムは、異なるセクタ又は異なる無線ゾーンから1つの移動局宛てに無線信号を送信する機能を備えた移動通信システムにおいて、送信データに対して誤り訂正符号化処理を施す誤り訂正符号化手段と、該誤り訂正符号化処理されたデータを第1のパンクチャパターンでパンクチャして第1のセクタ又は第1の無線ゾーンから前記移動局宛てに送信する送信手段と、該誤り訂正符号化処理されたデータを第2のパンクチャパターンでパンクチャして第2のセクタ又は第2の無線ゾーンから前記移動局宛てに送信する送信手段とを備えたことを特徴とする。
図4は、本発明の第1の実施形態を説明する図である。
送信側では、送信データに対して畳み込み符号化処理、もしくはターボ符号化処理などの誤り訂正符号化処理を実施した後、それぞれ異なるパンクチャーパターンによりパンクチャ処理を施すことで複数種類の符号化データを得て、ここでそれぞれ、異なる無線伝送路を介して無線送信する。
すなわち、X0〜X8からなる送信データ(Information Data)を符号化率1/2で符号化し、A0〜A8、B0〜B8からなる符号化データを得る。そして、この符号化データについて第1、第2のパンクチャパターンにより、異なるパンクチャ処理が施された2つのデータ(puncture data#0,puncture data#1)を得る。ここでは、puncture data#0は(図4のencoded dataの左側参照)、A2、A5、A8、B1、B4、B7で示したビット部分を取り除くパンクチャ処理を行っており、puncture data#1は(図4のencoded dataの右側参照)、A1、A4、A7、B2、B5、B8で示したビット部分を取り除くパンクチャ処理を行っている。そして、Puncture Data#0は、第1の無線伝送路、Puncture Data#1は、第2の無線伝送路から送信される。尚、第1無線伝送路と、第2無線伝送路は、拡散コード、周波数、時間の少なくともいずれかにより分離可能な伝送路である。
各無線伝送路におけるパンクチャパターンは、予めデータ送受信側でネゴシエーションを取る必要がある。送信側で生成したパンクチャパターンをインチャネルで受信側に通知することも可能である。インチャネルで通知する場合には、符号化したデータに付与する情報を定義し、この情報に従って、パンクチャパターンを通知する。
最初に、送信データ(Information Data)を畳み込み符号化(好ましくは、送信データは既に誤り検出符号化処理が施されているとする)し、2つにコピーする。それぞれを異なるパンクチャパターンでパンクチャ処理し、ターボ符号化して無線伝送路に送信する。受信側でこれらを受信すると、ターボ復号して復号結果を得る。
但し、これらの復号の際には、他の無線伝送路から受信したデータによる補完は行わないものとする。
そして、最終的に、復号結果のうち、誤りが検出されなかった復号データを選択して、受信側でInformation Dataを得る。
図7の送信側の処理においては、ステップS10において、送信データ(誤り検出符号化された送信データ)をDHO部(ダイバーシティハンドオーバを行うための部分であり、ここでは、RNCが有するものとする)が受信し、ステップS11において、畳み込み符号化する。ステップS12において、パンクチャを行う。このとき、パンクチャパターンは、伝送路毎に異なるものを使用する。ステップS13において、パンクチャされたデータを送信する。
第2の実施形態では、送信側が、組織符号化(例えばターボ符号化)処理を実施した後、各無線伝送路に対して異なる冗長データを付与して送信する。
異なる冗長符号を付与したデータに対して、パンクチャなどのデータ量削減処理を実施したりしても構わない。また、元データに対して、第1の実施形態を適用しても構わない。例えば、データをインタリーブして各伝送路別に異なるパンクチャを実施することも可能である。
図9は、第2の実施形態で使うターボ符号化器の構成例である。入力データは、マルチプレクサ10に入力される。また、入力データは、RSC(Recursive Systematic Convolutional)符号化器RSC1に入力され、符号化された後、マルチプレクサ10に入力される。そして、マルチプレクサ10において、入力データとRSC符号化されたデータが多重されて出力データAとなる。また、入力データは、マルチプレクサ11にも入力される。入力データは、更に、インタリーバ12によってインタリーブされた後、RSC符号化器RSC2によって符号化され、マルチプレクサ11に入力される。マルチプレクサ11では、入力データと、インタリーブされてRSC符号化されたデータとが多重され、出力データBとなる。出力データAと出力データBは、それぞれ異なる冗長データとなる。
Information Data(好ましくは誤り検出符号化されたデータ)であるデータAは、図9の符号化器で符号化され、データAにそれぞれ異なる冗長データX0、X1が付加さて、Data#0とData#1とされる。Data#0とData#1は、受信側で、それぞれ冗長データX0、X1を使って、独立に、復号される。この復号が失敗した場合には、Data#0にData#1の冗長データX1を、Data#1にData#0の冗長データX0を更に追加して、データAを冗長データ、X0、X1を用いて復号する。このようにすることで、復号の失敗の可能性を小さくすることが出来る。
符号化の実施は、RNC(基地局制御装置)におけるDHO処理部で実施しても構わないし、基地局側で実施しても構わない。もちろん、この符号化とは別に、更に伝送路誤りに対する耐性を強化するために、更なる誤り訂正符号化処理を行っても構わない。
送信データであるInformation Dataは、コピーされて各無線伝送路用に配分される。ここでは、無線伝送路は2つであるとしている。それぞれの無線伝送路用のInformation Dataは、図9の符号化器で符号化され、それぞれ異なる冗長データxとyが付加される。そして、無線伝送路を介して、受信側に符号化されたデータが送られ、受信される。受信側では、冗長データx、y、xとyの双方を用いて、Information Dataを復号する。そして、セレクタで最も誤り率の小さいデータを選択して、元のInformation Dataを得る。
図12は、送信側のフローである。ステップS25において、送信すべきデータをDHO部が受信すると、ステップS26において、図9の符号化器を用いて伝送路毎にターボ符号化し、伝送路毎に異なる冗長データを生成する。ステップS27において、符号化したデータを送信する。
送信側では、ターボ符号化処理を実施した後、各無線伝送路に対して異なる冗長データを付与して送信する。但し、第2の実施形態とは異なり、データ送信前の処理として、組織データ(ターボ符号化前の元データA)部分に対して1stインタリーブ処理を実施する。更に、この1stインタリーブ処理されたデータを、各無線伝送路へ分割し、これに前述の符号化処理を実施した際に生成された冗長データを付与する。但し付与される冗長データは各伝送路で異なるようにする。更に、冗長符号を付与したデータ全体を2ndインタリーブ処理する。
受信側では、各無線伝送路から受信したデータに対して、2ndデインタリーブ処理する。その後、分割された元データの結合処理を実施する。この結合データに対して1stデインタリーブ処理を実施し、元データを取得する。このデータに対して、各無線伝送路から送信された訂正符号のうちの一つ以上を組み合わせて、データの復号化を行う。
この例では、符号化の際に、ターボ符号化を行い、データ量が3倍になり、パンクチャでデータ量が2/3になり、伝送路が2本あるとしている。元データの長さが90であるとすると、符号化により、長さ90の冗長データ1と2が生成される。したがって、全体の長さは、270となる。インタリーブした後に、伝送路に割り振るために冗長データでないデータを分割(セグメント)するとデータの長さが45となる。そして、データと冗長データをパンクチャすると、データの長さが30、冗長データ1、2の長さがそれぞれ60となり、1つの伝送路に送信するデータ長が90となる。パンクチャしない場合には、データ長45と冗長データ長90を足した、135が1つの伝送路に送信するデータ長となるので、かなり送信するデータ量が削減されている事が分かる。
送信データとしてのInformation Data Aを符号化して、異なる冗長データX0とX1を生成する。そして、データA部分のみ第1のインタリーブを行って、データBを生成する。次に、データを2つの伝送路に振り分けるために、データBをデータB1とB2に分割し、それぞれに、冗長データX0とX1を付加する。そして、元データ部分のみに第2のインタリーブを行い、伝送路に送出する。受信側では、B1及びB2を第2のインタリーブ処理に対応する第2のデインタリーブ処理し、データB1とB2を結合し、冗長データX0、X1を付加する。B1+B2に、第1のインタリーブに対応する最初のデインタリーブ処理を施し、データAを得る。データAを冗長データX0とX1を使って、復号することにより、最初のInformation DataであるデータAを得る。
図16は、送信側の処理である。ステップS40において、DHO部が送信すべきデータを受信すると、ステップS41において、ターボ符号化をこのデータに施し、ステップS42において、元データのみに第1のインタリーブ処理を施す。ステップS43において、インタリーブ処理後データを分割し、ステップS44において、分割データと符号化時に生成された冗長データを結合し、ステップS45において、結合後のデータを第2のインタリーブ処理する。そして、ステップS46において、データを伝送路毎に送信する。
Claims (1)
- 基地局から異なる無線伝送路を介して1つの移動局宛てに無線信号を送信する移動通信システムにおいて、
該基地局は、
送信データに対して誤り組織符号化処理を施して、組織データ、第1冗長データ、第2冗長データを得る組織符号化手段と、
該組織データの一部に前記第1の冗長データを付与して第1の無線伝送路を介して前記移動局宛てに無線信号を送信する送信手段と、
該組織データの他の一部に前記第2の冗長データを付与して第2の無線伝送路を介して前記移動局宛てに無線信号を送信する送信手段と、
を備えたことを特徴とする移動通信システム。
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