JP5113832B2 - オキソステロイド化合物の還元による、またはハイドロキシステロイド脱水素酵素を用いるハイドロキシステロイド化合物の酸化によるステロイド誘導体の調製のためのプロセス - Google Patents

オキソステロイド化合物の還元による、またはハイドロキシステロイド脱水素酵素を用いるハイドロキシステロイド化合物の酸化によるステロイド誘導体の調製のためのプロセス Download PDF

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Description

発明の詳細な説明
(技術分野)
本発明は、1以上のヘテロ原子、1以上の二重結合、および/または環構造内に芳香族組成を含み、かつ、ステロイド環構造内の3,7,11,12または17位に、またはステロイド骨格の何れかの炭素原子部位のα位置に、少なくとも一つのオキソ基を有するステロイド構造(ABCD)を含む化合物(オキソステロイド化合物)のエナンチオ選択的な酵素的還元のためのプロセスであって、上記オキソステロイド化合物を、コファクター(補因子)であるNADHまたはNADPHの存在下にてハイドロキシステロイド脱水素酵素(デハイドロゲナーゼ)により還元するためのプロセスに関する。
さらに、本発明は、1以上のヘテロ原子、1以上の二重結合、および/または環構造内に芳香族組成を含み、かつ、ステロイド環構造内の3,7,11,12または17位に、またはステロイド骨格の何れかの炭素原子部位のα位置に、少なくとも一つの水酸(ハイドロキシ)基を有するステロイド構造(ABCD、つまりハイドロキシステロイド)を含む化合物(ハイドロキシステロイド化合物)の酸化のためのプロセスであって、上記ハイドロキシステロイド化合物を、コファクター(共存因子)であるNADまたはNADPの存在下にてハイドロキシステロイド脱水素酵素により酸化するためのプロセスに関する。
(背景)
ステロイド類は、コレステロールの環システムを有し、二重結合の数、感応基のタイプ、数、および位置、メチル基やアルキル基側鎖の数、結合の配置に関して異なる各化合物である。ステロイド化合物類は、動物の器官、菌類、植物の中に見出され、男性および女性の性ホルモン類、副腎皮質ホルモン類、ビタミン類、胆汁酸類、ステロイドサポゲニン類、心臓活性化物質、ガマ毒といった、数多くの生理活性を示すものである。
最初に解明され、少なくとも一つのケトンの機能を、環システム内にて、またはステロイド骨格に配された側鎖内にて有するステロイド類であるオキソステロイド類について、以下の記載により理解される。
最初に解明され、少なくとも一つのハイドロキシの機能を、環システム内にて、またはステロイド骨格に配された側鎖内にて有するステロイド類であるハイドロキシステロイド類について、以下の記載により理解される。
ステロイド類の数多くの生理学的な各効果によって、ステロイド化合物類やそれらの誘導体は、医学分野においても、治療薬や医薬品として多数使用されている。
例えば、プロゲストゲンやエストロゲンの誘導体類は、世界中にて避妊薬として使用され、アンドロゲン(テストステロン)は、成長促進剤として使用され、アンチアンドロゲンは、例えば前立腺ガンの治療に使用される。グルココルチコイド類(コルチゾーン、コルチゾル、プレドニゾロンおよびプレドニゾン)およびそれらの誘導体は、それらの抗炎症、抗アレルギー、および免疫抑制の各効果によって、皮膚病、リューマチ病、アレルギー反応、腎臓病、胃腸病、および他の数多くの病気の治療処理に広く使用されている。
生物学的に活性を示すステロイド化合物類の世界市場の規模は膨大である。互いに異なる各効果を有する種々なステロイド化合物類の生産では、生物学的な変換が重要な役割を演じる。それゆえ、ヒドロキシラーゼ類および脱水素酵素類による酵素反応は特に重要である。上記生物学的な変換の関係において、デルタ−1−脱水素化、11位ベータ−還元、20位ベータ−還元、17位ベータ−還元、3位および7位での立体選択的な還元、並びに、3位、7位、12位および17位での水酸基の立体選択的な酸化もまた、特有の役割を演じている。
産業上においては、ステロイド類に対する生物的な還元は、今までのところ、全く損傷していない各セルを用い、物質濃度が10g/lよりかなり下回る濃度にてのみ実行されている。よって、上記従来では、まず、第一に、生物学的な変換に対し関与する各酵素は、今までのところ、特定されておらず、かつ、それらの内容も不明であること、上記特定されず、不明なために、第二に、水性媒体中でのステロイド類の不溶性という一つの問題や、コファクターであるNADHやNADPHの再生が十分な程度ではないという他の問題を解決する、十分な技術的な解決法が見出されていないとい課題を生じている。
また、ステロイド類の酸化は、今までのところ、産業的においては化学的に実行されてきた。
分離された酵素類によるステロイド類のエナンチオ選択的な還元の試みは、G.カレラによる、1975年から1988年までの下記の各非特許文献1ないし9において、ほぼ記載されている。
Eur. J. Biochemistry 44, 1974 p. 401-405 Biotechnology and Bioengineering, Vol 17, 1975, p. 1101-1108 Enzyme Microb. Technol. Vol 6, July, 1984, p. 307-311 Biotechnology and Bioengineering, Vol 26, 1984, p. 560-563 J. Org. Chem. 51, 1986, p. 2902-2906 J. Org. Chem. 58, 1993, p. 499-501 J. Org. Chem., 53, 1988, p. 88-92 Enzyme Microb. Technol., Vol 10, June, p. 333-339 Archives of Biochemistry and Biophysics, 159, 1973, p. 7-10 Pedrini et al., Steroids 71 (2006) p 189-198
上記ステロイド類のエナンチオ選択的な還元では、種々なハイドロキシステロイド脱水素酵素(HSHD)が使用されており、コファクターであるNADHの再生は、本質的には、ラクテート脱水素酵素、フォルメート脱水素酵素、または酵母由来のアルコール脱水素酵素といった各酵素と結合により達成される。NADPの再生は、グルコース脱水素酵素の手段を用いることにより達成される。
上記溶解性の問題を克服するために、有機層として酢酸エチルおよび酢酸ブチルを用いた二相システムにて複数の各実験も実行された。また、二相システムにて分離された各酵素を用いて、通常は、10g/リットルを下回る濃度範囲にてオペレーション(変換操作)が実行された。達成されたトータルターンオーバー数(TTN=還元されたオキソステロイド化合物のモル数/使用されたコファクターのモル数)は、1000を下回る程度であった。この結果は、上記二相システムでのプロセスが、ホールセルを用いたプロセスと比較して経済的な利益が得られないことを示す理由である。
さらに、7α位から7β位への水酸基の変換が、酸化および還元の組み合わせにより達成されたことが記載された各論文がある。上記変換は、7αHSDHおよび7βHSDHの組み合わせによって達成される(非特許文献10)。
上記プロセスにおいても、変換オペレーションが、10g/リットルを下回る濃度範囲にて実行され、達成されたトータルターンオーバー数(TTN=還元されたオキソステロイド化合物のモル数/使用されたコファクターのモル数)が、100を下回っていた。この結果は、上記プロセスが、経済的には妥当ではないことを示す理由である。
本発明は、上記不利益や困難さを回避することを目標とし、オキソステロイド化合物類およびハイドロキシステロイド化合物類のそれぞれに対する、エナンチオ選択的な還元と酸化とを、より高いターンオーバー数、より高い濃度範囲、かつ、上記各コファクターのより高いTTNによりより経済性が高いプロセスを提供することを目的としている。
前述した従来のプロセスに加えて、上記目的は、
a)オキソステロイド化合物は、50g/リットル以上の濃度にて反応に供給され、
b)ハイドロキシステロイド脱水素酵素により形成された、酸化状態のコファクターNADまたはNADPは、一般式RxRyCHOHにて示される第2級アルコールの酸化またはC4−C6のシクロアルカナールの酸化によって連続的に再生され(Rx、Ryは、それぞれ独立に、水素、分枝または非分枝のC1−C8のアルキル基、および、Ctotal≧3を示す)、
c)別のオキシドレダクターゼ/アルコール脱水素酵素が、一般式RxRyCHOHにて示される第2級アルコールの酸化またはC4−C6のシクロアルカナールに対する酸化のためにそれぞれ使用される、ことによって達成される。オキシドレダクターゼは酸化還元酵素とも呼ばれる。
前述した従来のプロセスの別のプロセスでは、上記目的は、
a)ハイドロキシステロイド化合物は50g/リットル以上の濃度にて反応に供給され、
b)ハイドロキシステロイド脱水素酵素により形成された、還元状態のコファクターNADHまたはNADPHは、一般式RxRyCOにて示されるケト型化合物の還元またはC4−C6のシクロアルカノンの還元によって連続的に再生され(Rx、Ryは、それぞれ独立に、水素、分枝または非分枝のC1−C8のアルキル基、および、Ctotal≧3を示す)、
c)別のオキシドレダクターゼ/アルコール脱水素酵素が、一般式RxRyCOにて示されるケト型化合物の還元またはC4−C6のシクロアルカノンに対する還元のためにそれぞれ使用される、ことによって達成される。
本発明は、従来技術と比較されるように、ステロイド骨格での、エナンチオ選択的な、酵素による還元および酸化の各反応を本質的な改良を含む。本発明は、オキソステロイド化合物類の還元および酸化のそれぞれによって、酵素の使用無で対応するハイドロキシステロイド類に変換することを、従来技術での濃度範囲より大きく超えた濃度範囲にて可能にする。
本発明に係るプロセスでは、NADHまたはNADPHがコファクターとして使用される。用語としてのNADPは、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドフォスフェートを示し、NADPHは、還元状態のニコチンアミドアデニンジヌクレオチドフォスフェートを示す。用語としてのNADは、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドを示し、NADHは、還元状態のニコチンアミドアデニンジヌクレオチドを示す。
本発明の好ましい実施形態によれば、本発明に係るプロセスは、下記の一般式(I)の化合物を、オキソステロイド化合物として使用することを特徴としている。
Figure 0005113832
1は、水素、メチル基、水酸基、またはオキソ基を示し、
2は、水素、メチル基、水酸基、またはオキソ基を示し、
3は、水素、水酸基、オキソ基、またはメチル基を示し、
4は、水素、または水酸基を示し、
5は、水素、COR10−部(R10は、水酸基にて非置換または置換された、あるいは、C1−C4のカルボキシル基にて非置換または置換されたC1−C4のアルキル基)、または、R4およびR5が共にオキソ基を示し、
6は、水素、メチル基、水酸基、またはオキソ基を示し、
7は、水素、メチル基、水酸基、またはオキソ基を示し、
8は、水素、メチル基、またはハロゲン基を示し、
9は、水素、メチル基、水酸基、オキソ基またはハロゲン基を示し、
1、R2、R4+R5、R6、R8、R9の少なくとも一つは、オキソ基、または、R5は、COR10−部であり、
Figure 0005113832
上記オキソステロイド化合物の上記構造要素は、
ベンゼン環、または、0、1、または2個のC−C二重結合を有するC6の環状化合物である。
本発明の好ましい実施形態によれば、本発明に係るプロセスは、下記の一般式(I)の化合物を、ハイドロキシステロイド化合物として使用することを特徴としている。
Figure 0005113832
1は、水素、メチル基、水酸基、またはオキソ基を示し、
2は、水素、メチル基、オキソ基、または水酸基を示し、
3は、水素、水酸基、オキソ基、またはメチル基を示し、
4は、水素、または水酸基を示し、
5は、水素、COR10−部(R10は、水酸基にて非置換または置換された、あるいは、C1−C4のカルボキシル基にて非置換または置換されたC1−C4のアルキル基)、または、R4およびR5が共にオキソ基を示し、
6は、水素、メチル基、オキソ基、または水酸基を示し、
7は、水素、メチル基、オキソ基、または水酸基を示し、
8は、水素、メチル基、またはハロゲン基を示し、
9は、水素、メチル基、水酸基、オキソ基またはハロゲン基を示し、
1、R2、R4、R6、R7、R8、R9の少なくとも一つは、水酸基であり、
Figure 0005113832
上記ハイドロキシステロイド化合物の上記構造要素は、
ベンゼン環、または、0、1、または2個のC−C二重結合を有するC6の環状化合物である。
前記一般式RxRyCHOHにて示される第2級アルコールとしては、2−プロパノール、2−ブタノール、2−ペンタノール、4−メチル−2−ペンタノール、2−ヘキサノール、2−ヘプタノール、5−メチル−2−ヘキサノール、または2−オクタノールを用いることが好ましい。前記シクロアルコールとしては、シクロヘキサノールを用いる。
前記一般式RxRyCOにて示されるケトンとしては、アセトン、2−ブタノン、2−ペンタノン、4−メチル−2−ペンタノン、2−ヘキサノン、2−ヘプタノン、5−メチル−2−ヘキサノン、または2−オクタノンを用いることが好ましい。前記シクロアルカノンとしては、シクロヘキサノンを用いる。
以下では、前記一般式RxRyCOにて示されるケトンまたはC4−C6のシクロアルカノンのそれぞれ、かつ、前記一般式RxRyCHOHにて示される第2級アルコールまたはC4−C6のシクロアルカナールのそれぞれについては、一般的な用語である、補基質(cosubstrate)として要約される。
本発明に係るプロセスは、水性−有機溶媒の二相システム内にて実行されることが好ましい。補酵素の再生に使用される上記共存気質は、水に対し相溶性でないことが好適であり、上記水性−有機溶媒の二相システムの有機相を形成するものである。
本発明の可能な他の実施形態によれば、上記コファクターの再生に含まれない有機溶媒、例えば、ジエチルエーテル、ターシャリーブチルメチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、酢酸エチル、ヘプタン、ヘキサン、またはシクロヘキサンが、さらに、上記プロセス中に用いられる。
その上、本発明による上記プロセスのTTNを103以上とすることが可能である。
さらに、用いたオキソステロイド化合物またはハイドロキシステロイド化合物のそれぞれの少なくとも50%を、還元して対応するハイドロキシステロイド化合物または酸化してオキソステロイド化合物とすることが、2時間ないし96時間以内にできる。
本発明に係るプロセスの好ましい各実施形態は、オキソステロイド化合物類として、例えば、ケトリソコール酸(式(II))、デキサメタゾン(式(III))、4−アンドロステン−3,17−ジオン(式(IV))、1,4−アンドロスタジエン−3,17−ジオン(式(V))、エストロン(式(VI))、プレグネノロン(式(VII))、コルチゾーン(式(VIII))を用いることを特徴としている。
さらに、本発明に係るプロセスの好ましい各実施形態は、ハイドロキシステロイド化合物として、例えば、コール酸、ケノデオキシコール酸、12−オクソコール酸、3−ハイドロキシ−12−オクソコール酸、ケトリソコール酸、リソコール酸といった胆汁酸の種々な誘導体、または、ハイドロコルチゾーンも、使用される。
ハイドロキシステロイド脱水素酵素類について一般に理解されているように、上記ハイドロキシステロイド脱水素酵素類は、ステロイド骨格上において、ケト型基を水酸基へ還元すること、または、水酸基を対応するケト型基へ酸化することを、それぞれ触媒できるものである。それゆえ、上記酸化または還元のそれぞれは、ステロイド自体の環システム上にて(例えば、7−αハイドロキシステロイド脱水素酵素)、または、上記ステロイドの骨格構造の炭素部位上にて(例えば、20−βハイドロキシステロイド脱水素酵素)、生じる。
オキソステロイド化合物類の還元のために好適なハイドロキシステロイド脱水素酵素類は、例えば、3−αハイドロキシステロイド脱水素酵素(HSDH)、3βHSDH、12αHSDH、20βHSDH、7αHSDH、7βHSDH、17βHSDH、および11βHSDHである。
好適な3−αハイドロキシステロイド脱水素酵素は、例えば、シュードモナス・テストステローニ(J. Biol. Chem. 276 (13), 9961-9970 (2001))から得られ、3−α−ハイドロキシステロイド類の酸化、および、3−ケト胆汁酸類、プロゲステロン、4−アンドロステン−3,17−ジオン、5−α−アンドロスタン−3,17−ジオン等といった3−ケトステロイド類の還元のために、それぞれ使用することができる。
3−βハイドロキシステロイド脱水素酵素活性を有する好適な酵素類は、例えば、クロストリジウム・インノクム(Applied and Environmental Microbiology, June 1989, p. 1656-1659)、または、シュードモナス・テストステローニから得られ、3−β−ハイドロキシステロイド類の酸化、および、3−ケト胆汁酸類、プロゲステロン、4−アンドロステン−3,17−ジオン、5−α−アンドロスタン−3,17−ジオン等といった3−ケトステロイド類の還元のために、それぞれ使用することができる。
12αHSDHは、例えば、クロストリジア(Eur. J. Biochem. 196 (1991) 439-450)から得られ、12α−ハイドロキシステロイド類(例えば、コール酸)の酸化のために、および、例えば、12−ケト−胆汁酸類(12−ケトケノデオキシコール酸、デハイドロコール酸)といった12−ケトステロイド類の還元のために、それぞれ使用することができる。12−βハイドロキシステロイド脱水素酵素活性を有する、クロストリジアからの酵素類については、従来から記載されていて公知である(Biochim. Biophys. Acta 1988 Oct. 14; 962(3): 362-370)。
20−βハイドロキシステロイド脱水素酵素活性を有する酵素類は、例えば、ストレプトマイセス群の器官から得られ(The Journal of Biological Chemistry, 1977, Vol 252 No 1, Jan 10, 205-211)、コルチゾーンおよびコルチゾルの各誘導体(コルチゾーン、コルチゾル、コルテクソロン、プロゲステロン)を、対応する20−β−ハイドロキシステロイド類(例えば、20−β−ハイドロキシプロゲステロン)に還元するために使用することができる。
20−αハイドロキシステロイド脱水素酵素活性を有する、対応する酵素類は、例えば、クロストリジア、特にクロストリジウム・サイデンス(Journal of Bacteriology, June 1989, p. 2925-2932)、および、テトラヒメナ・ピリフォルミス(Biochem.J. (1994) 297, 195-200)から得られる。
好適な7−αハイドロキシステロイド脱水素酵素類は、腸内細菌、例えばクロストリジア(クロストリジウム・アブソナム、クロストリジウム・ソルデリイ)(Journal of Bacteriology, Aug. 1994, p. 4865-4874)から、エシェリチア・コリ(Journal of Bacteriology Apr., 1991, p. 2173-2179)から、バクテロイデス・フラギリス(Current Microbiology, Vol 47 (2003) 475-484)から、ブルセラ属から、およびユーバクテリウム属といった、他のものから得られ、7−α−ハイドロキシステロイド類(ケノリソコール酸)の酸化のために、かつ、例えば、7−ケト−胆汁酸類(ケトリソコール酸)といった7−ケトステロイド類の還元にそれぞれ使用することができる。
7−βハイドロキシステロイド脱水素酵素活性を有する対応する酵素類は、クロストリジアから、ルミノコッシ科(J. Biochemistry 102, 1987, p. 613-619)またはペプトストレプトコッシ科(Biochimica and Biophysica Acta 1004, 1989, p. 230-238)の各微生物から、ユーバクテリウム・エアロファシエンス(Applied and Environmental Microbiology, May 1982, p. 1057-1063)から、クサントモナス・マルトフィリア(Pedrini et al, Steroids 71 (2006) p 189-198)から、それぞれ得られる。7−βHSDHによって、例えば、ウルソデオキシコール酸を、ケトリソコール酸から生産することが可能となる。
17−βハイドロキシステロイド脱水素酵素類は、サイリンドロカルポン・ラジコーラ(J. Biochemistry 103, 1988, 1039-1044)や、ココリオボラス・ルナツス(J. Steroid Biochem. Molec.Biol. Vol 59, 1996, No. 2, p. 205-214)といったカビから、ストレプトマイセス科のバクテリア(Hoppe-Seyler's Z. Physiol. Chem., Vol. 356, 1975, 1843-1852)や、シュードモナス科のバクテリア(The Journal of Biological Chemistry, Vol. 252 No.ll, June 10, 1977, p. 3775-3783)や、アルカリジェネス科のバクテリア(The Journal of Biological Chemistry, Vol. 260, No. 25, Nov 5, 1985, p. 13648-13655)から得られることが知られている。
17−βハイドロキシステロイド脱水素酵素類は、17−βハイドロキシステロイド類の酸化のために、および、例えば、4−アンドロステン−3,17−ジオン、アンドロステロン、エストステロンといった17−ケトステロイド類の還元のために、それぞれ使用することができる。
17−αハイドロキシステロイド脱水素酵素活性を有する対応する酵素類は、ユーバクテリウムのスピーシーズ(Journal of Lipid Research, Vol. 35, 1994, p. 922-929)から得られることが記載されている。
11−βハイドロキシステロイド脱水素酵素類は、高等哺乳類から得られることが知られており、例えば、コルチゾルをコルチゾーンに酸化するために使用することが可能である。
しかしながら、ステロイド骨格上において、酸化反応および還元反応を触媒する他の何れのオキシドレダクターゼも、上記ハイドロキシステロイド脱水素酵素として使用することができる。
前述したように、例えば、シュードモナス・テストステローニから得られた17−βハイドロキシステロイド脱水素酵素類、クロストリジウム・インノクムから得られた3−βハイドロキシステロイド脱水素酵素類、またはバクテロイデス・フラギリスから得られた7−αハイドロキシステロイド脱水素酵素類を用いたとき、NADHまたはNADを再生するための、好適な第2級アルコール脱水素酵素類は、カンディダ属およびピキア属の酵母類から分離される。例えば、カルボニルレダクターゼは、カンディダ・パラプシロリス(CRCR)(US 5,523,223, US 5,763,236; Enzyme Microb. Technol. 1993 Nov; 15(l l):950-8)、ピキア・カプスラータ(DE 10327454.4)、ピキア・ファリノーザ(A 1261/2005, Kl. C12N)、ピキア・フィンランディカ(EP 1179595 Al)、カンディダ・ネモデンドラ(A 1261/2005, Kl. C12N)、ピキア・トレハロフィリア(A 1261/2005, Kl. C12N)、ロードトルーラ・ムキラギノーザ(A 1261/2005, Kl. C12N)、ロダロマイセス・エロンギスポーラス(A 1261/2005, Kl. C12N)、ピキア・スチピディス(A 1261/2005, Kl. C12N)から得られる。
さらに、NADHの再生もまた、上述したような、第2級アルコール脱水素酵素類/オキシドレダクターゼにより改善される。第2級アルコール脱水素酵素類は、ロードコッカス・エリスロポリス(US 5,523,223)、ノルカディア・フスカ(Biosci. Biotechnol. Biochem., 63 (10) (1999), pp. 1721-1729; Appl. Microbiol. Biotechnol. 2003 Sep; 62(4):380-6, Epub 2003 Apr 26)、ロードコッカス・ルバー(J. Org. Chem. 2003 Jan 24; 8(2):402-6.)、またはマイクロバクテリウムのスピーシーズ(A 1261/2005, Kl. C12N)からといった、放線細菌から分離される。
例えば、前述したように、クロストリジウム・パラプトリフィカムからの12α−ハイドロキシステロイド脱水素酵素類、ユーバクテリウムのスピーシーズからの17α−ハイドロキシステロイド脱水素酵素類、または、クロストリジウム・ソルデリイからの7α−ハイドロキシステロイド脱水素酵素類を用いたとき、NADPHまたはNADPのそれぞれを再生するための、好適な第2級アルコール脱水素酵素類/オキシドレダクターゼは、ラクトバシラレス目(ラクトバシラス・ケフィール(US 5,200,335)、ラクトバシラス・ブレビス(DE 19610984 Al; Acta Crystallogr. D. Biol. Crystallogr. 2000 Dec; 56 Pt 12:1696-8)、ラクトバシラス・マイノール(DE 10119274)、リューコノストック・カルノサム(A 1261/2005, Kl. C12N))の器官から、またはサーモアネロビウム・ブロッキイ、サーモアネロビウム・エタノリカス、あるいはクロストリジウム・ベイジェリンキイから得られる。
ハイドロキシステロイド脱水素酵素およびオキシドレダクターゼ/アルコール脱水素酵素の双方は、エシェリチア・コリ(E.coli)菌内にて、遺伝子組み換えにより上書きされた状態にて得られたものを用いることが好ましい。本発明に係るプロセスでは、ハイドロキシステロイド脱水素酵素およびアルコール/オキシドレダクターゼ脱水素酵素の双方は、完全に精製された状態、部分的に精製された状態、各細胞内に含まれたクルードな状態の何れでも使用可能である。よって、使用される上記細胞は、原型のまま、浸潤された状態、または分解された状態の何れでもよい。
オキソステロイド化合物およびハイドロキシステロイド化合部のそれぞれを、1kgにて変換するには、50000Uから10×106Uまでのハイドロキシステロイド脱水素酵素および50000Uから10×106Uまでのアルコール脱水素酵素が使用される(上限は無し)。上記酵素の単位1Uは、1分間に1μモルのオキソステロイド化合物を変換するために必要とされるハイドロキシステロイド脱水素酵素の酵素量を示し、また、1分間に1μモルの2−アルコールを酸化するために必要とされるアルコール脱水素酵素の酵素量を示す。オキソステロイド化合物およびハイドロキシステロイド化合部のそれぞれ1kgを、変換するには、ハイドロキシステロイド脱水素酵素を含むE.coliの10gから500gのウエットバイオマス、また、アルコール/オキシドレダクターゼ脱水素酵素を含むE.coliの10gから500gのウエットバイオマスが使用される(上限無し)。
上記プロセスでは、NAD(P)Hの再生は、酵素の組み合わせ法により良好な結果が得られる。
本発明に係るプロセスでは、コファクター、ハイドロキシステロイド脱水素酵素、アルコール脱水素酵素、水、オキソステロイド化合物、ハイドロキシステロイド化合物におけるそれぞれの回収のために、オキソステロイド化合物、ハイドロキシステロイド化合物の変換は、2−アルコールまたはケト化合物を含む2相システムにて生じさせることが好ましい。
さらに、コファクターの再生に関与しない、つまり、アルコール脱水素酵素により酸化され得る水酸基を含まない、かつ、同様に還元されないケトン基を含まない、別の有機溶媒を含んでもよい。
上記2相システムでの、水と相溶性でない有機溶媒成分の割合(容量)は、上記反応でのトータル容量に対して、10%から90%の範囲内、より好ましくは、20%から80%の範囲内である。水性部分(容量)は、上記反応バッチでのトータル容量に対して、90%から10%の範囲内、より好ましくは、80%から20%の範囲内である。
上記水に対し、バッファを加えてもよい。上記バッファとしては、例えば、5から10、より好ましくは6から9までのpH値を有する、リン酸カリウム、トリス/HCl、グリシンまたはトリエタノールアミンの各バッファを挙げることができる。さらに、上記バッファは、上記双方の各酵素を安定化または活性化するための、各イオン、例えば、マグネシウムイオンまたは亜鉛イオンを含んでもよい。
その上、ハイドロキシステロイド脱水素酵素、アルコール脱水素酵素の両酵素を安定化するための別の添加物を、本発明のプロセスに用いてもよい。上記添加物としては、例えば、グリセロール、ソルビトール、1,4−DL−ジチオスレイトール(DTT)またはジメチルスルホキシド(DMSO)が挙げられる。
NAD(P)Hの濃度は、水性相に対して、0.001mMから10mMの範囲内、特に、0.01mMから1.0mMの範囲内である。使用する各酵素の固有の各物性に依存して、反応温度は、10度から70度、より好ましくは20度から35度までの範囲内である。
本発明のプロセスにおいて達成されるTTN(トータルターンオーバー数=還元されたオキソステロイド化合物のモル数/使用されたコファクターのモル数)は、上記プロセスを用いることによって、102から105までの範囲内であり、普通は、TTN>103が選択される。
通常、還元されるオキソステロイド化合物類およびハイドロキシステロイド化合物類は、それぞれ、水への溶解性に乏しいものである。上記反応の間、基質は、完全に溶解した状態でも、不完全に溶解した状態で存在していてもよい。もし、反応混合物中において、基質が完全には溶解されていないとき、上記基質の一部は、固体状態となり、それゆえ、第3の固相を形成してもよい。
上記変換の間、上記反応混合物は、一時的にエマルジョンを形成していてもよい。本発明のプロセスでは、還元されるオキソステロイド化合物類および酸化されるハイドロキシステロイド化合物類のそれぞれは、上記反応バッチのトータル容量に対して、50g/リットル以上の量にて使用される。好ましくは、オキソステロイド化合物およびハイドロキシステロイド化合物類の50g/リットルから400g/リットルの範囲内にて、特に好ましくは、50g/リットルから200g/リットルの範囲内にて使用される。
コファクターの再生に関与しない、他の好適な有機溶媒は、例えば、酢酸エチル、酢酸ブチル、ターシャリーブチルメチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ヘプタン、ヘキサン、トルエン、ジクロロメタン、またはシクロヘキアン、またはそれらの互いに異なる組成の混合物が挙げられる。
NAD(P)Hの再生は、一般式RxRyCHOHにて示される第2級アルコールの酸化またはC4−C6のシクロアルカナールの酸化によって達成される。上記再生では、反応生成物として、一般式RxRyC=OまたはC4−C6のシクロアルカノンのケトン類が形成される。好ましい第2級アルコール類は、イソプロパノール、2−ブタノール、2−ペンタノール、2−ヘキサノール、2−ヘプタノール、2−オクタノール、4−メチル−2−ペンタノール、5−メチル−2−ヘキサノールといった脂肪族の2−アルコール類と共に、シクロヘキサノール、シクロペンタノールといった環状の第2級アルコール類である。原理的には、1,4−シクロヘキサンジオールといったジオール類の使用も同様に想定内である。
NAD(P)の再生は、一般式RxRyCOにて示されるケト型化合物の還元またはC4−C6のシクロアルカノンの還元によって達成される。上記再生では、一般式RxRyCHOHにて示される第2級アルコール類またはC4−C6のシクロアルカナール類が、反応生成物として形成される。好ましいケト型化合物は、アセトン、2−ブタノン、2−ペンタノン、2−ヘキサノン、2−ヘプタノン、2−オクタノン、4−メチル−2−ペンタノン、5−メチル−2−ヘキサノンといったケトン類と共に、シクロヘキサノン、シクロペンタノンといった環状のケトン類である、原理的には、1,4−シクロヘキサンジオンといったジオン類の使用も同様に想定内である。
本発明に係るプロセスは、例えば、ガラスまたは金属からなる反応容器内にて実行される。上記反応の目的のために、各組成は、上記反応容器内に個別に送られ、例えば、窒素または空気の雰囲気下にて攪拌される。使用されるオキソステロイド化合物に応じて、反応時間は、1時間から96時間までの範囲内、特に2時間から48時間までの範囲内である。この期間では、オキソステロイド化合物が、対応するハイドロキシステロイド化合物に少なくとも50%まで還元され、また、ハイドロキシステロイド化合物が、オキソステロイド化合物に、少なくとも50%まで酸化される。
以下では、本発明が、各実施例によってさらに詳細に説明される。
(実施例1)アンドロステン−3,17−ジオンの17−βハイドロキシ−4−アンドロステン−3−オン(テストステロン)への還元
A)補酵素再生のための4−メチル−2−ペンタノールを有する2相システム
17−βハイドロキシ−4−アンドロステン−3−オン(テストステロン)の合成のために、0.4ミリリットルの4−メチル−2−ペンタノールに溶解させた、100mgのアンドロステン−3,17−ジオンを、NADを0.1mg、シュードモナス・テストステローニからの遺伝子組み換え17−β−ハイドロキシステロイド脱水素酵素(J. Steroid Biochem. Mol. Biol. 44 (2), 133-139 (1993), Pubmed P 19871)を30単位(U)、ピキア・カプスラータからの遺伝子組み換えアルコール脱水素酵素(DE-A 103 27 454)を50単位(U)を含む、0.5ミリリットルのバッファ(100mMのトリエタノールアミン、pH=7.1、1mMのMgCl2、10%グリセロール)に加える。上記混合物を、常時攪拌しながら、24時間、室温にて反応させる。上記トータル反応容量中でのアンドロステン−3,17−ジオンの濃度は、約100g/リットルである。
上記反応が完了したとき、反応混合物は、例えば、上記反応混合物を有機溶媒にて抽出し、続いて、上記溶媒を蒸留により除去することによって処理されてもよい。
24時間後、使用されたアンドロステン−3,17−ジオンの約94%が、17−βハイドロキシ−4−アンドロステン−3−オン(テストステロン)に変換されていた。
アンドロステン−3,17−ジオンの、17−βハイドロキシ−4−アンドロステン−3−オン(テストステロン)への変換は、ガスクロマトグラフィーによりモニターされ確認された。上記変換のモニターの目的のために、ガスクロマトグラフィー装置(GC−17A、島津社製)が、キラル分離用カラムリポデックスE(12m、マケリ−ナーゲル社製、デュレン、ドイツ)、フレームイオン化検出器、キャリアガスとしてヘリウムを使用して用いられた。
B)補酵素再生のための酢酸ブチルおよび2−プロパノールを有する2相システム
17−βハイドロキシ−4−アンドロステン−3−オン(テストステロン)の合成のために、0.3ミリリットルの酢酸ブチルおよび0.1ミリリットルの2−プロパノールに溶解させた、100mgのアンドロステン−3,17−ジオンを、NADを0.1mg、シュードモナス・テストステローニからの遺伝子組み換え17−β−ハイドロキシステロイド脱水素酵素(J. Steroid Biochem. Mol. Biol. 44 (2), 133-139 (1993), Pubmed P 19871)を30単位(U)、ピキア・カプスラータからの遺伝子組み換えアルコール脱水素酵素(DE-A 103 27 454)を50単位(U)を含む、0.5ミリリットルのバッファ(100mMのトリエタノールアミン、pH=7.1、1mMのMgCl2、10%グリセロール)に加える。上記混合物を、常時攪拌しながら、24時間、室温にて反応させる。上記トータル反応容量中でのアンドロステン−3,17−ジオンの濃度は、約100g/リットルである。
上記反応が完了したとき、反応混合物は、例えば、上記反応混合物を有機溶媒にて抽出し、続いて、上記溶媒を蒸留により除去することによって処理されてもよい。
24時間後、使用されたアンドロステン−3,17−ジオンの約90%−95%が、17−βハイドロキシ−4−アンドロステン−3−オン(テストステロン)に変換されていた。
(実施例2)ケトリソコール酸のケノリソコール酸への還元
A)サーモアナエロビウム・ブロキイ由来のADH/2相システムによる補酵素の再生
3α−7α−ジハイドロキシ−5−β−コラン酸(ケノデオキシコール酸)の合成のために、0.5ミリリットルのメチルプロパノールに溶解させた、100mgの3α−ハイドロキシ−7α−オキソ−5−β−コール酸(ケトリソコール酸)を、NADPを0.1mg、クロストリジウム・サイデンスからの遺伝子組み換え7−α−ハイドロキシステロイド脱水素酵素(Pubmed AAB61151)を10単位(U)、サーモアナエロビウム・ブロキイからの遺伝子組み換えアルコール脱水素酵素を10単位(U)を含む、0.2ミリリットルのバッファ(100mMのリン酸カリウムバッファ、pH=8.5、1mMのMgCl2、10%グリセロール)に加える。上記混合物を、常時攪拌しながら、24時間、室温にて反応させる。上記トータル反応容量中でのケトリソコール酸の濃度は、約100g/リットルである。
24時間後、使用されたケトリソコール酸の約90%−98%が、ケノデオキシコール酸に変換されていた。
ケトリソコール酸のケノデオキシコール酸への変換は、HPLCによってモニターされ確認された。上記HPLCのために、分離用カラムEC125/4ネクレオデュール100−5 C18ec(マケリ−ナーゲル社製、デュレン、ドイツ)が、溶離液メタノール/水(80/20)を等濃度にて用いて使用された。
B)ラクトバチルス由来のADH(DE 10119274)/2相システムによる補酵素の再生
3α−7α−ジハイドロキシ−5−β−コラン酸(ケノデオキシコール酸)の合成のために、0.5ミリリットルのオクタノールに溶解させた、100mgの3α−ハイドロキシ−7α−オキソ−5−β−コール酸(ケトリソコール酸)を、NADPを0.1mg、クロストリジウム・サイデンスからの遺伝子組み換え7−α−ハイドロキシステロイド脱水素酵素(Pubmed AAB61151)を10単位(U)、ラクトバチルスからの遺伝子組み換えアルコール脱水素酵素(DE 10119274)を10単位(U)を含む、0.3ミリリットルのバッファ(100mMのトリエタノールアミンバッファ、pH=7.1、1mMのMgCl2、10%グリセロール)に加える。上記混合物を、常時攪拌しながら、24時間、室温にて反応させる。上記トータル反応容量中でのケトリソコール酸の濃度は、約100g/リットルである。
24時間後、使用されたケトリソコール酸の約70%−80%が、ケノデオキシコール酸に変換されていた。
(実施例3)1,4−アンドロスタジエン−3,17−ジオンの17−β−ハイドロキシ−1,4−アンドロスタジエン−3−オンへの還元
17−β−ハイドロキシ−1,4−アンドロスタジエン−3−オンの合成のために、0.4ミリリットルの4−メチル−2−ペンタノールに溶解させた、100mgの1,4−アンドロスタジエン−3,17−ジオンを、NADを0.1mg、シュードモナス・テストステローニからの遺伝子組み換え17−β−ハイドロキシステロイド脱水素酵素(J. Steroid Biochem. Mol. Biol. 44 (2), 133-139 (1993), Pubmed P 19871)を30単位(U)、ピキア・カプスラータからの遺伝子組み換えアルコール脱水素酵素(DE-A 103 27 454)を5単位(U)を含む、0.5ミリリットルのバッファ(100mMのトリエタノールアミン、pH=7.1、1mMのMgCl2、10%グリセロール)に加える。上記混合物を、常時攪拌しながら、24時間、室温にて反応させる。上記トータル反応容量中での1,4−アンドロスタジエン−3,17−ジオンの濃度は、約100g/リットルである。
上記反応が完了したとき、反応混合物は、例えば、上記反応混合物を有機溶媒にて抽出し、続いて、上記溶媒を蒸留により除去することによって処理されてもよい。
24時間後において、使用された1,4−アンドロスタジエン−3,17−ジオンの約90%−98%が、17−βハイドロキシ−4−アンドロスタジエン−3−オンに変換されていた。
1,4−アンドロスタジエン−3,17−ジオンの、17−βハイドロキシ−4−アンドロスタジエン−3−オンへの変換は、ガスクロマトグラフィーによりモニターされ確認された。上記変換のモニターの目的のために、マススペクトル測定装置付きのガスクロマトグラフィー装置(オートシステムXL、パーキンエルマー社製)が、FS−キャピラリーカラム(オプチマ−5MS、マケリ−ナーゲル社製、デュレン、ドイツ)、キャリアガスとしてヘリウムを使用して用いられた。
(実施例4)ケノリソコール酸のケトリソコール酸への酸化
A)サーモアナエロビウム・ブロキイ由来のADH/2相システムによる補酵素の再生
3α−ハイドロキシ−7α−オキソ−5−β−コラン酸(ケトリソコール酸)の合成のために、0.5ミリリットルのメチルプロパノールに溶解させた、100mgの3α−7α−ジハイドロキシ−5−β−コラン酸(ケのデオキシコール酸)を、NADPを0.1mg、クロストリジウム・サイデンスからの7−α−ハイドロキシステロイド脱水素酵素(Pubmed AAB61151)の遺伝子が組み込まれて上記7−α−ハイドロキシステロイド脱水素酵素が過剰に発現したE.coliのウエットバイオマスを10mg、サーモアナエロビウム・ブロキイからのアルコール脱水素酵素の遺伝子が組み込まれて上記アルコール脱水素酵素が過剰に発現したE.coliのウエットバイオマスを5mgを含む、0.4ミリリットルのバッファ(100mMのリン酸カリウムバッファ、pH=8.5、1mMのMgCl2、10%グリセロール)に加える。上記混合物を、常時攪拌しながら、24時間、室温にて反応させる。上記トータル反応容量中でのケノデオキシコール酸の濃度は、約100g/リットルである。
24時間後、使用されたケノデオキシコール酸の約80%が、ケトリソシコール酸に変換されていた。
ケノデオキシコール酸のケトリソシコール酸への変換は、薄層クロマトグラフィーによりモニターされ確認された。
B)ラクトバチルス由来のADH(DE 10119274)/2相システムによる補酵素の再生
3α−ハイドロキシ−7α−オキソ−5−β−コラン酸(ケトリソコール酸)の合成のために、0.7ミリリットルのメチルイソブチルケトンに溶解させた、100mgの3α−7α−ジハイドロキシ−5−β−コラン酸(ケノデオキシコール酸)を、NADPを0.1mg、クロストリジウム・サイデンス由来の7−α−ハイドロキシステロイド脱水素酵素(Pubmed AAB61151)の遺伝子が組み込まれて上記7−α−ハイドロキシステロイド脱水素酵素が過剰に発現したE.coliのウエットバイオマスを10mg、ラクトバチルス由来のアルコール脱水素酵素(DE 10119274)の遺伝子が組み込まれて上記アルコール脱水素酵素が過剰に発現したE.coliのウエットバイオマスを5mg含む、0.15ミリリットルのバッファ(100mMのリン酸カリウムバッファ、pH=7.5、1mMのMgCl2、10%グリセロール)に加える。上記混合物を、常時攪拌しながら、24時間、室温にて反応させる。上記トータル反応容量中でのケノデオキシコール酸の濃度は、約100g/リットルである。
24時間後、使用されたケノデオキシコール酸の90%以上が、ケトリソコール酸に変換されていた。

Claims (21)

  1. 1以上のヘテロ原子、1以上の二重結合、および/または環構造内に芳香族組成を含み、かつ、ステロイド環構造内の3,7,11,12または17位に、またはステロイド骨格の何れかの炭素原子部位のα位置に、少なくとも一つのオキソ基を有する下記のステロイド構造(ABCD)を含む化合物(オキソステロイド化合物)のエナンチオ選択的な酵素的還元のためのプロセスであって、
    Figure 0005113832
    上記オキソステロイド化合物は、コファクターNADHまたはNADPHの存在下にてハイドロキシステロイド脱水素酵素にて還元され、
    a)上記オキソステロイド化合物は50g/リットル以上の濃度にて反応に供給され、
    b)上記ハイドロキシステロイド脱水素酵素により形成された、酸化状態のコファクターNADまたはNADPは、一般式RxRyCHOHにて示される第2級アルコールの酸化またはC4−C6のシクロアルカナールの酸化によって連続的に再生され(Rx、Ryは、それぞれ独立に、分枝または非分枝のC1−C8のアルキル基、および、Ctotal≧3を示す)、
    c)別のオキシドレダクターゼ/アルコール脱水素酵素が、一般式RxRyCHOHにて示される第2級アルコールの酸化またはC4−C6のシクロアルカナールに対する酸化のためにそれぞれ使用される、ことを特徴とするプロセス。
  2. 上記オキソステロイド化合物として、
    Figure 0005113832
    上記の一般式(I)にて示される化合物が使用され、
    は、水素、メチル基、水酸基、またはオキソ基を示し、
    は、水素、メチル基、水酸基、またはオキソ基を示し、
    は、水素、水酸基、オキソ基、またはメチル基を示し、
    は、水素、または水酸基を示し、
    は、水素、COR10−部(R10は、水酸基にて非置換または置換された、あるいは、C1−C4のカルボキシル基にて非置換または置換されたC1−C4のアルキル基)、または、RおよびRが共にオキソ基を示し、
    は、水素、メチル基、水酸基、またはオキソ基を示し、
    は、水素、メチル基、水酸基、またはオキソ基を示し、
    は、水素、メチル基、またはハロゲン基を示し、
    は、水素、メチル基、水酸基、オキソ基またはハロゲン基を示し、
    、R、R+R、R、R、Rの少なくとも一つは、オキソ基、または、Rは、COR10−部であり、
    Figure 0005113832
    上記オキソステロイド化合物の上記構造要素は、
    ベンゼン環、または、0、1、または2個のC−C二重結合を有するC6の環状化合物であることを特徴とする請求項1に記載のプロセス。
  3. 上記一般式RxRyCHOHにて示される第2級アルコールとしては、2−プロパノール、2−ブタノール、2−ペンタノール、4−メチル−2−ペンタノール、2−ヘキサノール、2−ヘプタノール、5−メチル−2−ヘキサノール、または2−オクタノールを用い、上記シクロアルコールとしては、シクロヘキサノールを用いることを得ちゅとする請求項1または2に記載のプロセス。
  4. 上記プロセスは、水性および有機溶媒の2相システム内にて実行されることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のプロセス。
  5. 他の有機溶媒として、ジエチルエーテル、ターシャリーブチルメチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、酢酸エチル、ヘプタン、ヘキサン、またはシクロヘキサンを、さらに用いることを特徴とする請求項4に記載のプロセス。
  6. TTN(トータルターンオーバー数(TTN=還元されたオキソステロイド化合物のモル数/使用されたコファクターのモル数)が、10以上であることを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載のプロセス。
  7. 用いたオキソステロイド化合物の少なくとも50%が、ハイドロキシステロイド化合物に2時間ないし96時間以内に還元されることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載のプロセス。
  8. 上記オキソステロイド化合物として、
    Figure 0005113832
    ケトリソコール酸(式(II))を用いることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載のプロセス。
  9. 上記オキソステロイド化合物として、
    Figure 0005113832
    デクサメサゾン(式(III))を用いることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載のプロセス。
  10. 上記オキソステロイド化合物として、
    Figure 0005113832
    4−アンドロステン−3,17−ジオン(式(IV))を用いることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載のプロセス。
  11. 上記オキソステロイド化合物として、
    Figure 0005113832
    1,4−アンドロスタジエン−3,17−ジオン(式(V))を用いることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載のプロセス。
  12. 上記オキソステロイド化合物として、
    Figure 0005113832
    エストロン(式(VI))を用いることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載のプロセス。
  13. 上記オキソステロイド化合物として、
    Figure 0005113832
    プレグネノロン(式(VII))を用いることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載のプロセス。
  14. 上記オキソステロイド化合物として、
    Figure 0005113832
    コルチゾーン(式(VIII))を用いることを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載のプロセス。
  15. 1以上のヘテロ原子、1以上の二重結合、および/または環構造内に芳香族組成を含み、かつ、ステロイド環構造内の3,7,11,12または17位に、またはステロイド骨格の何れかの炭素原子部位のα位置に、少なくとも一つの水酸(ハイドロキシ)基を有するステロイド構造(ABCD、つまりハイドロキシステロイド)を含む化合物(ハイドロキシステロイド化合物)の酵素的酸化のためのプロセスであって、
    Figure 0005113832
    上記ハイドロキシステロイド化合物は、コファクター(共存因子)であるNADまたはNADPの存在下にてハイドロキシステロイド脱水素酵素により酸化され、
    a)上記ハイドロキシステロイド化合物は50g/リットル以上の濃度にて反応に供給され、
    b)上記ハイドロキシステロイド脱水素酵素により形成された、還元状態のコファクターNADHまたはNADPHは、一般式RxRyCOにて示されるケト型化合物の還元またはC4−C6のシクロアルカノンの還元によって連続的に再生され(Rx、Ryは、それぞれ独立に、分枝または非分枝のC1−C8のアルキル基、および、Ctotal≧3を示す)、
    c)別のオキシドレダクターゼ/アルコール脱水素酵素が、一般式RxRyCOにて示されるケト型化合物の還元またはC4−C6のシクロアルカノンに対する還元のためにそれぞれ使用されることを特徴とするプロセス。
  16. 上記ハイドロキシステロイド化合物として、
    Figure 0005113832
    上記一般式(I)にて示される化合物を用い、
    は、水素、メチル基、水酸基、またはオキソ基を示し、
    は、水素、メチル基、オキソ基、または水酸基を示し、
    は、水素、水酸基、オキソ基、またはメチル基を示し、
    は、水素、または水酸基を示し、
    は、水素、COR10−部(R10は、水酸基にて非置換または置換された、あるいは、C1−C4のカルボキシル基にて非置換または置換されたC1−C4のアルキル基)、または、RおよびRが共にオキソ基を示し、
    は、水素、メチル基、オキソ基、または水酸基を示し、
    は、水素、メチル基、オキソ基、または水酸基を示し、
    は、水素、メチル基、またはハロゲン基を示し、
    は、水素、メチル基、水酸基、オキソ基またはハロゲン基を示し、
    、R、R、R、R、R、Rの少なくとも一つは、水酸基であり、
    Figure 0005113832
    上記ハイドロキシステロイド化合物の上記構造要素は、
    ベンゼン環、または、0、1、または2個のC−C二重結合を有するC6の環状化合物であることを特徴とする請求項15に記載のプロセス。
  17. 上記一般式RxRyCOにて示されるケトンとして、アセトン、2−ブタノン、2−ペンタノン、4−メチル−2−ペンタノン、2−ヘキサノン、2−ヘプタノン、5−メチル−2−ヘキサノン、または2−オクタノンを用い、上記シクロアルカノンとして、シクロヘキサノンを用いることを特徴とする請求項15または16に記載のプロセス。
  18. 上記プロセスは、水性および有機溶媒の2相システム内にて実行されることを特徴とする請求項15ないし17の何れか1項に記載のプロセス。
  19. 他の有機溶媒として、ジエチルエーテル、ターシャリーブチルメチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、ジブチルエーテル、酢酸エチル、ヘプタン、ヘキサン、またはシクロヘキサンを、さらに用いることを特徴とする請求項18に記載のプロセス。
  20. TTN(トータルターンオーバー数(TTN=酸化されたハイドロキシステロイド化合物のモル数/使用されたコファクターのモル数)が、10以上であることを特徴とする請求項15ないし19の何れか1項に記載のプロセス。
  21. 用いたハイドロキシステロイド化合物の少なくとも50%が、オキソステロイド化合物に2時間ないし96時間以内に酸化されることを特徴とする請求項15ないし20の何れか1項に記載のプロセス。
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