JP5163041B2 - 光学素子固定装置及びその製造方法 - Google Patents

光学素子固定装置及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5163041B2
JP5163041B2 JP2007255293A JP2007255293A JP5163041B2 JP 5163041 B2 JP5163041 B2 JP 5163041B2 JP 2007255293 A JP2007255293 A JP 2007255293A JP 2007255293 A JP2007255293 A JP 2007255293A JP 5163041 B2 JP5163041 B2 JP 5163041B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedestal
optical element
adhesive
housing
element holder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007255293A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009086246A (ja
Inventor
美紀 八木
均 小栗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Osaka Cement Co Ltd filed Critical Sumitomo Osaka Cement Co Ltd
Priority to JP2007255293A priority Critical patent/JP5163041B2/ja
Publication of JP2009086246A publication Critical patent/JP2009086246A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5163041B2 publication Critical patent/JP5163041B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)

Description

本発明は、光学素子固定装置に係り、特に、光モジュール用の筺体の所定位置に光学素子を高精度に保持することが可能な光学素子固定装置及びその製造方法に関する。
従来、光通信、光計測などの光学電子分野においては、半導体レーザなどの光源、ニオブ酸リチウムなどの誘電体結晶上に光導波路を形成した電気光学素子、及び光ファイバなどをレンズを用いて互いに光学的に結合することが行われている。
このようにレンズを用いて光学的に結合する場合、光損失を最小限とするためにレンズを位置精度よく保持することが非常に重要である。例えば特許文献1には、図7に示すように、光モジュール用の筺体の所定位置にレンズを固定するためのレンズ固定装置において、レンズ101を保持するレンズホルダ102と、レンズホルダ102と接触する傾斜面を有する台座103を少なくとも2つ有し、台座103と筺体104、及び台座103とレンズホルダ102とを接合したレンズ固定装置100が記載されている。このレンズ固定装置100においては、レンズホルダ102を、横方向から2つの台座103で挟み込んで、台座を接着剤で固定することが記載されている。
特開2004−286966号公報
しかしながら、このようなレンズ固定装置100において、台座103が筺体104と当接する領域に接着剤を不均一に塗布して筺体104に接着すると、その長手方向(光軸方向)と横方向で該接着剤により不均一に応力が生じる。すると、該応力の差分によって台座103に位置ずれや歪みが生じてしまい、台座103上で固定されているレンズホルダ102の位置が変化してしまう虞があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、接着剤により生じる応力に起因した台座の位置ずれや歪みが生じ難く、筺体に載置された光学素子を高精度に所定位置に保持できる光学素子固定装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の光学素子固定装置は、光学素子を保持する光学素子ホルダ、前記光学素子ホルダと接触する傾斜面を有する台座、及び前記台座を載置する筺体を少なくとも備え、前記台座が前記筺体と接する底面は方形をなしており、該底面の、1組の対向する2辺においてのみ接着剤を略対称に配することで前記台座が筺体に固定されていることを特徴とする。
本発明の請求項2に記載の光学固定装置は、光学素子を保持する光学素子ホルダ、前記光学素子ホルダと接触する傾斜面を有する台座、及び前記台座を載置する筺体を少なくとも備え、前記台座が前記筺体と接する底面は方形をなすと共に、前記台座の底面において、少なくとも1組の対向する2辺がそれぞれ含まれるような領域に接着剤が略対称に配され、前記台座の前記接着剤が配された少なくとも1辺の近傍には、前記接着剤により生じる応力を緩和する手段が設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項3に記載の光学素子固定装置は、請求項2において、前記手段は、前記台座の底面において、前記接着剤が配された辺に沿って前記辺から内側に一部を欠落させてなる凹部であることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の光学素子固定装置は、請求項2において、前記手段は、前記台座の底面において、前記接着剤が配された辺に配された凸部であることを特徴とする。
本発明の請求項5に記載の光学素子固定装置は、請求項1乃至4において、前記傾斜面は、平面であることを特徴とする。
本発明の請求項6に記載の光学素子固定装置は、請求項1乃至5において、前記台座を少なくとも2つ有することを特徴とする。
本発明の請求項7に記載の光学素子固定装置の製造方法は、光学素子を保持する光学素子ホルダ、前記光学素子ホルダと接触する傾斜面を有する台座、及び前記台座を載置する筺体を少なくとも備え、前記台座が前記筺体と接する底面は方形をなしており、該底面において、対向する2辺がそれぞれ含まれるような領域に接着剤が略均等に配されている光学素子固定装置の製造方法において、前記光学素子ホルダを位置決め装置により保持し、所定の位置に配置する工程、前記光学素子ホルダに前記台座の傾斜面を当接させ、前記台座と前記光学素子ホルダ及び前記台座と前記筺体とを接着剤で仮固定する工程、前記位置決め装置による前記光学素子ホルダの保持を解除する工程、及び、前記領域において、前記台座と前記光学素子ホルダ及び前記台座と前記筺体とを接着剤を略対称に塗布して本固定する工程とを備えたことを特徴とする。
本発明の光学素子固定装置は、光学素子を保持する光学素子ホルダ、前記光学素子ホルダと接触する傾斜面を有する台座、及び前記台座を載置する筺体を少なくとも備え、前記台座が前記筺体と接する底面は方形をなしており、該底面の、1組の対向する2辺においてのみ接着剤を略対称に配することで前記台座が筺体に固定されている。
かかる構成によれば、接着剤は、台座の底面において、1組の対向する2辺にそれぞれ区分され、独立して配された状態にある。ゆえに、該2辺において接着剤はそれぞれ独立した状態で乾燥が進み、ひいては各々の辺において該台座と該筺体とを接着させる際に生じる応力は、互いに打ち消しあう方向に働く。従って、該台座に実際に影響を及ぼす応力は最小限に抑えられる。ゆえに、本発明によれば、接着剤を介して台座と筺体とを接着させたことに起因する応力により、台座に位置ずれや歪みが生じるという問題は著しく抑制されるので、光学素子を所望の位置に高精度に保持することが可能な光学素子固定装置及びその製造方法を提供することができる。
以下、本発明を、図面を参照して詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
図1は、本発明の光学素子固定装置10の第1実施形態を模式的に示した斜視図である。
光学素子1を保持する光学素子ホルダ2、光学素子ホルダ2と接触する傾斜面3aを有する台座3、及び台座3を載置する筺体4を少なくとも備え、台座3が筺体4と接する底面3bは方形をなしており、底面3bの、1組の対向する2辺においてのみ接着剤5を略対称に配することで台座3が筺体4に固定されている。
以下、それぞれを詳細に説明する。
光学素子1とは、例えばレンズやミラー等が挙げられる。レンズに関しては、例えば集光レンズであり、球面レンズ、非球面レンズ、屈折率分布型レンズ(GRINレンズ)等を用いることができる。
光学素子ホルダ2は、光学素子1を担持し、台座3と接着固定されることで、光学素子1を所定の位置に保持するものである。
光学素子ホルダ2は、台座3が2つある場合は、その形状は特に限定されるものではない。また、光学素子ホルダによる応力が台座3に均等にかかるように、台座3間の中間に位置するように設けることが好ましい。
台座3が1つである場合は、光学素子ホルダ2が円筒形であることが好ましい。本発明においては、光学素子ホルダ2の位置決めをした後、瞬間接着剤で仮固定をし、その後、例えばエポキシ樹脂系接着剤で本固定を行うので、台座3が1つであっても光学素子ホルダ2を位置精度良く接着することが可能である。
台座3は、筺体4と接着固定されており、少なくともその一面には傾斜面3aを有している。台座3の傾斜面3aにて光学素子ホルダ2と接触し、光学素子ホルダ2を所定の位置で保持している。傾斜面3aを有することで台座3の側面が常に上方を向くように配置されているため、接合作業を容易に行うことができる。傾斜面3aの角度θは、光学素子ホルダ2を保持する位置や作業性等を考慮して、適宜調節することができる。また、台座3の大きさに関しては、例えば底面が5mmX3mmである。
台座3と筺体4との接着は、接着剤5によりなされる。接着に関しては、台座3が筺体4と接触する底面3bで、対向する2辺3c,3dを含む領域に接着剤5が対称に塗布されて固定されている。このように、台座3の底面3bの対向する2辺3c,3dを含む領域に接着剤5が塗布されるので、接着剤5はそれぞれ独立して乾燥する。これにより台座3が筺体4と接着されることで、接着剤5により生じる応力が互いに打ち消しあう方向に働く。従って、台座3に実際に影響を及ぼす応力は最小限に抑えられる。ゆえに、台座3を所定の位置に精度良く保持することが可能となる。また、接着剤を塗布する辺は、図では光軸と並行な辺である3c,3dとしたが、必ずしも光軸と並行(台座の長手方向)である必要はなく、他の2辺であってもよい。
なお、台座3の底面3bは、必ずしも平面である必要はない。例えば、台座3の底面3b内の、接着剤5が塗布されない領域においては、窪み等を有していても良い。このように窪みを設ける場合、その形状は特に限定されるものではなく、曲面であってもよい。底面3bに窪みを設けることで台座3を形成するコストが抑えられる。また、熱や湿度等によって台座3に応力が生じた場合、窪みが該応力を拡散させることができ、台座3の変形や歪み、位置ずれを抑制することができる。このように、応力を緩和させる場合は、該窪みの形状を曲面とすることで応力の集中を防げることから好ましい。
筺体4としては、例えばステンレス基板、真鍮等を用いることができる。筺体4が台座3と接触する面は、図1に示すように平面状であってもよいし、傾斜等を有していてもよい。
接着剤5は、筺体4と台座3、及び台座3と光学素子ホルダ2とを接着固定するものであり、エポキシ樹脂系接着剤、アクリル樹脂系接着剤、ウレタン樹脂系接着剤、クロロプレンゴム系接着剤、シリコーン系接着剤、イソシアネート系接着剤、スチレン−ブタジエン系接着剤等を用いることができる。このうち、初期接着性が高く、耐水性、耐湿性、耐熱性、耐薬品性等に優れたエポキシ樹脂系接着剤が好ましい。また、接着剤5の台座3底面3bへの塗布量は、対向する2辺3c,3d(あるいは他の対向する2辺)を含む領域で同量とすることが好ましい。同量に塗布することで、それぞれ塗布した接着剤5により生じる応力が同程度となり、打ち消しあうように作用する。そのため、接着剤5の塗布量・乾燥の程度により台座3へ影響を及ぼす応力を極力抑制することができる。従って、該応力による台座3の位置ずれや歪みを抑制することができる。
このように接着剤5を同量塗布するには、簡便に再現性良く行えることからディスペンサー等を用いることが好ましい。
また、塗布した接着剤5が塗布した部位から移動してしまうと、接着剤5が台座3の対向する2辺3c,3dを含む領域から内部あるいは他の辺に入り込み、接着剤の広がりが不均一になってしまう。この場合、接着剤5が乾燥していく過程で台座3に生じる応力が、台座の光軸方向あるいは横方向でばらついてしまい、台座3に不均等に応力が生じる可能性がある。それゆえに、台座3に位置ずれや歪みが生じてしまう虞がある。従って、用いる接着剤5としては、塗布した部位から流れ出ないようにある程度の粘性を有したものがよく、例えば粘度が200Pa・s〜500Pa・sである接着剤5が好適である。
本発明の光学素子固定装置10は、接着剤5が台座3の底面3bであって、対向する2辺3c、3dに略対称に塗布されている。従って、台座3の2辺で均等に接着剤5が乾燥し、接着剤5により生じる応力が打ち消しあい、台座3に実際に影響を及ぼす応力は最小限に抑えられる。従って、該応力による台座3の位置ずれや歪みが生じ難くなる。ゆえに、所定の位置に簡便かつ高精度に光学素子ホルダ2を保持することが可能となる。
図2は、本発明の光学素子固定装置20の第2実施形態を模式的に示した斜視図である。
光学素子21を保持する光学素子ホルダ22、光学素子ホルダ22と接触する傾斜面23aを有する台座23、及び台座23を載置する筺体24を少なくとも備え、
台座23が筺体24と接する底面23bは方形をなすと共に、台座23の底面23bにおいて、少なくとも1組の対向する2辺がそれぞれ含まれるような領域に接着剤5が略対称に配され、台座23の接着剤5が配された少なくとも1辺の近傍には、接着剤5により生じる応力を緩和する手段が設けられている。
光学素子21、光学素子ホルダ22、筺体24に関しては、第1実施形態と同様である。
台座23の一部には、接着剤5が配された少なくとも1辺の近傍に沿って、前記1辺から内側に一部を欠落させてなる凹部26が設けられている。なお、図示例では台座23の長手方向において、対向する2辺23c,23dに凹部26が設けられているが、凹部26はこれに限定されるものではなく、凹部26は接着剤5が配されている辺であれば、1辺〜4辺に設けることが可能である。
台座23の両辺に設けた凹部26の深さは、例えば、0.5mm〜1mm程度である。この凹部26に接着剤5を塗布することで、接着剤5が凹部26から台座23の外周部に流れ出すこと、及び接着剤5が台座23と筺体との間に侵入することを抑制することが可能となる。従って、凹部26に塗布した接着剤5により生じる応力がより均一化し、該応力は打ち消しあうように作用するため、台座23に実際に影響を及ぼす応力を緩和することが可能となる。また、凹部26を設けたことで、接着剤5を塗布する場所が明確となり、簡便にかつ再現性良く、両凹部26に接着剤5を塗布することが可能となる。
凹部26に接着剤5を塗布する場合、台座23を適切な位置に配置した後に光学素子ホルダの外側壁面と台座23間、及び台座23の外側壁面と筺体間に瞬間接着剤を点状に塗布して仮固定する。その後凹部26にディスペンサー等を用いて接着剤5を塗布して本固定を行う。従って、簡便に所定の位置に台座3を接着固定することが可能である。
このような凹部26に塗布する接着剤5としては、凹部26から接着剤5が流れ出さない程度の粘度を有することが好ましく、例えば、200Pa・s〜500Pa・sの粘度を有する接着剤がよい。
なお、この凹部26は、図2に示したように、一連に形成されたものであってもよいし、断続的に複数形成されたものであってもよい。
第2実施形態の光学素子固定装置においては、接着剤5が台座23の凹部26に塗布されていることから、該凹部26から流れ出し難い構成となっている。従って、接着剤5を残る2辺に塗布することが可能である。本実施形態に示すような凹部26が台座23に形成されていないと、仮に台座23底面23bの4辺に接着剤5を塗布した場合、該4辺に塗布した接着剤5が流れ出し、台座23の全周に渡って接着剤が塗布されてしまう可能性が生じる。この場合、接着剤による応力が生じ、台座23に位置ずれや歪みが生じる可能性がある。
しかしながら、本実施形態のように台座23に凹部26を設けることで、接着剤5の流出が抑制される。従って、凹部26を設ければ台座23底面の4辺に接着剤を塗布しても、均等に接着剤による応力が生じるので、該応力は打ち消しあうように作用し、台座23に実際に影響を及ぼす応力は極力低減することが出来る。
なお、図4に示すような凸部を設けた台座を用いた場合も同様である。
図3は、筺体と接する底面33bに凹部を設けた三角柱状の台座33の一例を模式的に示した図である。図3(a)は斜視図、図3(b)は底面図、図3(c)は、図3(b)の底面図において、凹部36に接着剤5を塗布した際の図である。
凹部36は、台座33の底面33bにおいて、少なくともその1辺に設けてあればよいが、図2(a)及び図2(b)に示すように、台座33の底面33bにおいて、対向する2辺33c、33dに沿って2辺33c,33dから内側に一部を欠落させてなる凹部36を、設けることが好ましい。両辺に設けることで、接着剤5により生じる応力をより均等にさせることが可能である。また、両辺に設けた凹部の長さ、及び深さが同程度となるようにする。この凹部の深さは、例えば、0.5mm〜1mm程度である。この凹部36に接着剤5を塗布することで、接着剤が凹部36から台座33の外周部に流れ出すこと、及び接着剤5が台座33と筺体との間に侵入することを抑制することが可能となる。従って、凹部36に塗布した接着剤5により生じる応力がより均一化し、該応力は打ち消しあうように作用するため、台座33に実際に影響を及ぼす応力を緩和することが可能となる。また、凹部36を設けたことで、接着剤5を塗布する場所が明確となり、簡便にかつ再現性良く、両凹部36に接着剤5を塗布することが可能となる。
凹部36に接着剤5を塗布する場合、台座33を適切な位置に配置した後、光学素子ホルダの外側壁面と台座33間、及び台座33の外側壁面と筺体間に瞬間接着剤を点状に塗布して仮固定する。その後凹部36にディスペンサー等を用いて接着剤5を塗布して本固定を行う。従って、簡便に所定の位置に台座3を接着固定することが可能である。
このような凹部36に塗布する接着剤5としては、凹部36から接着剤5が流れ出さない程度の粘度を有することが好ましく、例えば、200Pa・s〜500Pa・sの粘度を有する接着剤がよい。
また、この凹部36は、図3に示したように、一連に形成されたものであってもよいし、断続的に複数形成されたものであってもよい。
図4は、凸部47を複数設けた台座43の一例を模式的に示した図である。図4(a)は斜視図、図4(b)は底面図、図4(c)は図4(b)の底面図において、接着剤5を塗布した際の図である。
台座43の底面43bを構成する少なくとも一辺に複数個の凸部47を設けることが好ましい。凸部47の大きさは、例えば、0.5mm〜1mm四方である。このように、複数個の凸部47を設けた場合、複数の凸部47の間に設けられた間隙47aに接着剤5を塗布することで、該接着剤が凸部47を超えて台座43の外周に流れ出し、流れ出た接着剤により不均等に応力が生じるということが抑制される。
また、上述した凹部36及び凸部47を組み合わせて用いてもよい。接着剤5が他の辺に流出することをより抑制することができるので、台座の位置ずれや歪みが生じがたく、位置精度良く光学素子を所定の位置に保持することが可能となる。
台座は、その傾斜面が平面であることが好ましい。台座の傾斜面を平面にすると、光学素子ホルダとの接着面において、接着剤での固定、あるいはYAGレーザでの固定が容易になる。つまり、台座の傾斜面が曲面であると、台座と光学素子ホルダとの接着面の上方への開口面積が小さくなる。そのため、接着剤による台座と光学素子ホルダとの固定には問題はないが、YAGレーザで固定する場合には、開口面積が小さいためにYAGレーザを該固定面に照射することが困難である。
台座の傾斜面を平面とした場合、台座の形状は、例えば図1〜図4で示したように三角柱があげられる。台座の形状を三角柱とした場合、三角形の長辺部分を該台座の底面とし、筺体と接着固定することが好ましい。筺体との接着面積を多くとれるので、より安定して台座を筺体に固定することができるとともに、光学素子ホルダ2による応力を広い範囲に分散させることができる。また、三角柱の斜辺が成す角度については、光学素子ホルダの固定位置等を考慮して、適宜調節することが可能である。
また、傾斜面が平面である場合、台座の形状は三角柱状に限られるものではなく、例えば、台形状であってもよい。
台座の傾斜面を曲面とした場合、台座の形状は、例えば図5に示すような構造となる。図5(a)は斜視図、図5(b)は底面図である。
台座53が光学素子ホルダと接する面53aを曲面とすることで、光学素子ホルダが台座に及ぼす応力を、より積極的に分散させることが可能となる。また、曲面53aの曲率に関しては、光学素子ホルダの固定位置等を考慮して、適宜調節することが可能である。
台座の傾斜面を曲面とした場合、台座が三角柱状の場合と同様に凸部67を設けることもできる。図6は、凸部67を有し、かつ傾斜面が曲面である台座53の一例を模式的に示した図である。図6(a)は斜視図、図6(b)は底面図、図6(c)は図6(b)の底面図において、接着剤5を塗布した際の図である。
図6に示すように、凸部67は、光学素子ホルダと接する傾斜面63aとは逆の面に設ける。複数の凸部67の間に設けられた間隙67aに接着剤5を塗布することで、接着剤5が凸部67を超えて台座63の外周に流れ出し、流れ出た接着剤により不均等に応力が生じるということが抑制される。また、光学素子ホルダと台座63とを接着した際、凸部67は台座63に生じる応力に対しての抵抗力となり、台座63の位置ずれや歪みを抑制することができる。従って、長期間に渡り位置精度良く光学素子ホルダを所定の位置に保持することができるので、信頼性の高い光学素子固定装置を提供することが可能となる。
また、凸部67は、図4の場合と同様に台座の光軸方向の面に設けることも可能である。この場合も同様に、凸部67間に接着剤を塗布する。
次に、本発明の光学素子固定装置の組み立て方法について説明する(図1参照)。本発明において、接着剤の塗布は第1段階と第2段階の2つの工程によって行う。第1段階は各部材を仮固定するための接着固定であり、瞬間接着剤あるいは光(紫外線)硬化型接着剤を用いることが好ましい。第2段階は各部材を本固定するための接着固定であり、上述した接着剤5を用いることが好ましい。
まず、光学素子位置決め装置(不図示)に設けられたアームαの先端に光学素子ホルダ2を取り付け、光モジュール用の筺体4の所定の位置に光学素子ホルダ2を配置する。
次に、光学素子ホルダ2に保持された光学素子1を通過して出射する光波を光検出器により検知しながら、光学素子ホルダ2を適正な位置に調整する。
光学素子ホルダ2の位置決めが完了した後、2つの台座3の各傾斜面3aを光学素子ホルダ2の各辺に当接させ、光モジュール用の筺体4に載置する。
光学素子ホルダ2及び台座3の配置が完了した後、光学素子ホルダ2の外側壁面と台座3間、及び台座3の外側壁面と筺体4間に瞬間接着剤を点状に塗布する。なお、塗布位置は接着面に対して略対称となるような点とし、硬化時の位置ずれを抑制することが好ましい。
仮固定用の接着剤として、光(紫外線)硬化型接着剤を用いた場合は、該接着剤を塗布した後に各機材の位置決めを行い、硬化光(紫外光)を照射して接着剤の硬化を行うことが好ましい。
その後、光学素子ホルダ2から位置決め装置のアームαを取り外す。
そして、各々の仮固定した箇所を、対向する2辺がそれぞれ含まれるような領域に接着剤5を略対称に塗布することで本固定する。以上で光学素子固定装置10の組み立てが完了する。
なお図2記載の第2実施形態においても同様である。第2実施形態においては、本固定用の接着剤5は、凹部26に塗布することが好ましい。
本発明は、光モジュール等に適用することが可能である。
本発明の第1実施形態に係る光学素子固定装置の一例を模式的に示した図である。 本発明の第2実施形態に係る光学素子固定装置の一例を模式的に示した図である。 応力緩和手段を有した台座の一例を模式的に示した図である。 応力緩和手段を有した台座の他の一例を模式的に示した図である。 曲面を有した台座の一例を模式的に示した図である。 曲面を有した台座の他の一例を模式的に示した図である。 従来の光学素子固定装置の一例を模式的に示した図である。
符号の説明
1 光学素子、2 光学素子ホルダ、3,23,33,43,53,63 台座、3a,23a,33a,43a,53a,63a 傾斜面、3b,23b,33b,43b,53b,63b 底面、3c,3d,23c,23d 2辺、4 筺体、5 接着剤、26,36 凹部、47,67 凸部、10,20 光学素子固定装置。

Claims (4)

  1. 光学素子を保持する光学素子ホルダ、前記光学素子ホルダと接触する傾斜面を有する台座、及び前記台座を載置する筺体を少なくとも備え、
    前記台座が前記筺体と接する底面は方形をなすと共に、前記台座の底面における少なくとも1組の対向する2辺がそれぞれ含まれる前記台座の外側壁面に、前記台座の外側壁面と前記筐体の面とに当接する接着剤が略対称に配され、前記接着剤は前記台座の底面と前記筐体との間に侵入することを抑制された状態で配されており、前記台座の前記接着剤が配された少なくとも1辺の近傍には、前記接着剤により生じる応力を緩和する手段が設けられており、
    前記手段は、前記台座の底面において、前記接着剤が配された辺に沿って前記辺の両端を残して前記台座の外周から内側に一部を一連に欠落させてなる凹部である、または、前記台座の底面において、前記接着剤が配された辺の両端に配され前記台座の外周方向に突出された凸部である
    ことを特徴とする光学素子固定装置。
  2. 前記傾斜面は、平面であることを特徴とする請求項1に記載の光学素子固定装置。
  3. 前記台座を少なくとも2つ有することを特徴とする請求項1または2に記載の光学素子固定装置。
  4. 光学素子を保持する光学素子ホルダ、前記光学素子ホルダと接触する傾斜面を有する台座、及び前記台座を載置する筺体を少なくとも備え、前記台座が前記筺体と接する底面は方形をなすと共に、前記台座の底面における少なくとも1組の対向する2辺がそれぞれ含まれる前記台座の外側壁面に、前記台座の外側壁面と前記筐体の面とに当接する接着剤が略対称に配され、前記接着剤は前記台座の底面と前記筐体との間に侵入することを抑制された状態で配されており、前記台座の前記接着剤が配された少なくとも1辺の近傍には、前記接着剤により生じる応力を緩和する手段が設けられており、前記手段は、前記台座の底面において、前記接着剤が配された辺に沿って前記辺の両端を残して前記台座の外周から内側に一部を一連に欠落させてなる凹部である、または、前記台座の底面において、前記接着剤が配された辺の両端に配され前記台座の外周方向に突出された凸部である光学素子固定装置の製造方法において、
    前記光学素子ホルダを位置決め装置により保持し、所定の位置に配置することで前記光学素子の光軸を調整する工程、
    光軸調整後の前記光学素子ホルダに前記台座の傾斜面を当接させ、前記台座と前記光学素子ホルダ及び前記台座と前記筺体とを接着剤で仮固定する工程、
    前記位置決め装置による前記光学素子ホルダの保持を解除する工程、
    及び、前記台座と前記光学素子ホルダ及び前記台座と前記筺体とを、前記台座の外側壁面に接着剤を略対称に塗布して本固定する工程とを備えたことを特徴とする光学素子固定装置の製造方法。
JP2007255293A 2007-09-28 2007-09-28 光学素子固定装置及びその製造方法 Expired - Fee Related JP5163041B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007255293A JP5163041B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 光学素子固定装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007255293A JP5163041B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 光学素子固定装置及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009086246A JP2009086246A (ja) 2009-04-23
JP5163041B2 true JP5163041B2 (ja) 2013-03-13

Family

ID=40659761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007255293A Expired - Fee Related JP5163041B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 光学素子固定装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5163041B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7090464B2 (ja) * 2018-04-26 2022-06-24 キヤノン株式会社 保持装置および光学装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3664028B2 (ja) * 2000-02-23 2005-06-22 三菱電機株式会社 撮像装置
JP4096588B2 (ja) * 2002-03-22 2008-06-04 コニカミノルタホールディングス株式会社 撮像装置
JP4327484B2 (ja) * 2003-03-20 2009-09-09 住友大阪セメント株式会社 レンズ固定装置及びその製造方法
JP2007158751A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Hitachi Maxell Ltd 撮像装置及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009086246A (ja) 2009-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4679906B2 (ja) レンズ固定構造
JPH1010362A (ja) 受動的に調整されたファイバーを有する光集積回路
JP2005520201A (ja) ファイバ及びレンズのグリッパ、光デバイス並びに製造方法
US20150131949A1 (en) Device comprising weldbonded components
JPH11326641A (ja) 光ファイバ波長フィルタおよびその製造方法
KR102474767B1 (ko) 섬유-엔드캡-고정구 정렬에서 정확도 향상을 위한 엔드캡, 조립체, 및 방법
JP2015169794A (ja) 光モジュール及び光変調装置
JP5163041B2 (ja) 光学素子固定装置及びその製造方法
JPWO2021187178A5 (ja)
TWI682196B (zh) 安裝高洛匈(rochon)偏光鏡之設備及方法
JP4012537B2 (ja) 光モジュール及びその作製方法
JP2004512563A (ja) 特に光学部品を備えるプレートなどの支持部材のパッシブアライメント法および装置
WO2019172254A1 (ja) 光ファイバモジュール及びその製造方法
JP2003322755A (ja) 光ファイバコリメータ
JP2020027165A (ja) 光接続デバイス
JP4763497B2 (ja) 光モジュールの結合構造及びその組み立て方法
JP2017173539A (ja) 光コネクタ及び光結合構造
JP3758762B2 (ja) 光接続部品
US11275216B2 (en) Optical fiber coupler
JP2021192107A (ja) 集積型grinレンズ及び光ファイバの接続方法
JPH0375608A (ja) 光導波路部品の実装方法
JPH06289065A (ja) 光学式センサにおけるコリメータのセンサ基板への取付構造
JP2901508B2 (ja) 光ファイバと光素子との接続方法
JPH03249612A (ja) レンズの取付方法及び装置
JPH11271561A (ja) 光ファイバアレイと光導波路チップの接合方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120326

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20120619

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120919

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121120

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121203

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5163041

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees