JP5295668B2 - 光触媒体の製造方法 - Google Patents
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(1)光触媒体前駆体化合物の粉末と粒径50nm〜200nmの有機物粒子との混合を焼成することを特徴とする光触媒体の製造方法。
なお、実施例および比較例における各物性の測定およびその光触媒活性の評価については、以下の方法で行った。
酸化タングステン粒子のBET比表面積を「NOVA1200e」(ユアサアイオニクス製)で窒素吸着法によって測定した。
酸化タングステン粒子の一次粒子径はBET比表面積から求めた。粉末のBET比表面積の値をS(m2/g)、粒子の密度をρ(g/cm3)とすると、一次粒子径d(μm)は、d=6/(S×ρ)の式で計算される。但し、一次粒子径dは、粒子が球形であるとした場合の直径である。酸化タングステン粒子(WO3)の密度は7.16g/cm3とした。
ポリメタクリル酸メチルの粒径は、「DLS−7000」(大塚電子製)で動的散乱法によって測定した。
X線回折装置(商品名「Rigaku RINT ULTIMA」または「Rigaku MiniFlex2」、理学電機製)を用いて測定した。試料のX線回折スペクトルを測定し、スペクトルから結晶相を求めた。またこのスペクトルについて酸化タングステン(WO3)の面指数(002)、(020)、(200)に由来する干渉線のピーク高さIsa、Isb、Iscを求め、これらと、標準試料における同面指数の干渉線のピーク高さ(Ira、Irb、Irc)の比の平均値(((Isa/Ira)+(Isb/Irb)+(Isc/Irc))×100/3)を、酸化タングステンの結晶化率(%)とした。尚、標準試料には、酸化タングステン(高純度化学製)を用い、この酸化タングステン結晶度を100%とした。結晶化度の値が100%を超えた場合は100%とした。
ガラス製容器(容量330mL)の底面に、粒子状の光触媒体50mgを15mm×15mmに広げ、ガラス容器内を合成空気で満たし、更に酢酸を14.7μmol注入した。1時間暗黒下で放置した後可視光照射を行い、光触媒作用によりアセトアルデヒドが分解し、その完全分解生成物である二酸化炭素の濃度をガスクロマトグラフィーで定量した。光源には紫外線カットフィルター(L−42、旭テクノグラス製)を装着したキセノンランプ(300W,Cermax製)を用いた。
5Lガラス製反応容器に、水250重量部、炭酸ナトリウム1.5重量部、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(15wt%) 4.7重量部、ペルオキソ二硫酸ナトリウム0.06重量部を仕込み、窒素雰囲気下、攪拌しながら80℃でメタクリル酸メチル61.5重量部を60分間に渡って連続的に添加し、さらに攪拌しながら同温度で60分間熟成して、重合体ラテックスを得た。この硬質重合体ラテックスに、水12重量部とペルオキソ二硫酸ナトリウム0.06重量部からなる水溶液を添加して攪拌し、その後、メタクリル酸メチル61.5重量部を80℃で60分間にわたって連続的に添加し、引き続き攪拌しながら同温度で60分間熟成して、重合体のラテックスを得た。また、重量法で求めたラテックス中の固形分濃度は31%であった。この重合体ラテックスを、−20℃の冷凍庫で24時間凍結させた後に融解させることで重合体粒子を凝集させた。この凝集スラリーを、遠心分離機を用いて1500rpm(470G)の条件で10分脱水し、得られた重合体のウエットケーキを80℃の真空乾燥機にて24時間乾燥させ、平均粒径145nmの球状ポリメタクリル酸メチルの乾燥粒子を得た。
ペルオキソ二硫酸カリウム(片山化学製,試薬特級)1.6g と水780mLを容量1Lの四口丸底フラスコに入れ、これに電気攪拌機、アルゴンガス供給ピペット、温度計を取り付け、オイルバス中で350rpmの攪拌速度で撹拌しながら約80℃に加熱し、温度が平衡に達した後、30分間アルゴンガスのバブリングを行った。ここにメタクリル酸メチルモノマー(和光純薬製,試薬特級)20mLを溶解させ、45分間反応させた。反応後、四口フラスコを室温で放冷し、平均粒径180nmの球状ポリメタクリル酸メチルを含むラテックスを得た。
メタクリル酸メチルモノマー(和光純薬製,試薬特級)150mLと水350mLを、容量1Lの四口丸底フラスコに入れ、これに電気攪拌機、アルゴンガス供給ピペット、温度計を取り付け、オイルバス中350rpmの攪拌速度で撹拌しながら約70℃に加熱し、温度が平衡に達した後、30分間アルゴンガスのバブリングを行った。開始剤として、開始剤として、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩(和光純薬製,試薬1級)0.38gを溶解させた水3mLを加え、6時間反応させた。反応後、四口フラスコを室温で放冷し、平均粒径490nmの球状ポリメタクリル酸メチルを含むラテックスを得た。
粒径145nmの球状のポリメタクリル酸メチル粉末6.0gに、メタタングステン酸アンモニウム(WO3として濃度50重量%の水溶液、日本無機化学工業製)とメタノールの混合溶液(酸化タングステンとして2.5mol/L)12.4mLを加え、3時間含浸した。その後、吸引ろ過により粒子を回収し、室温で一晩乾燥させた。得られた粉末を、空気中で毎分1℃で400℃まで昇温し、その後引き続きこの温度で5時間の焼成を行い、球状のポリメタクリル酸メチルを除去して酸化タングステン粒子を得た。この酸化タングステン粒子のBET比表面積は30m2/gで、ここから一次粒子径は28nmであることがわかった。また酸化タングステン粒子の結晶化率は59%であった。
焼成を450℃で行った以外は、実施例1と同様の方法で酸化タングステン粒子を得た。この酸化タングステン粒子のBET比表面積は21m2/gで、ここから一次粒子径は40nmであることがわかった。また酸化タングステン粒子の結晶化率は68%であった。その後、この酸化タングステン粒子に実施例1と同様の方法でPtの担持を行い、粒子状のPt担持酸化タングステン粒子を得た。
焼成を500℃で行った以外は、実施例1と同様の方法で酸化タングステン粒子を得た。この酸化タングステン粒子のBET比表面積は14m2/gで、ここから一次粒子径は60nmであることがわかった。また酸化タングステン粒子の結晶化率は97%であった。その後、この酸化タングステン粒子に実施例1と同様の方法でPtの担持を行い、粒子状のPt担持酸化タングステン粒子を得た。
平均粒子径が180nmの球状のポリメタクリル酸メチルを含むラテックス100mLを、回転数2500rpmで2時間遠心分離で沈降させ、2日間自然乾燥させてコロイド結晶のテンプレートを得た。網ふるいを用いて、425μm〜2mmの粒子に分粒した後、メタタングステン酸アンモニウム(WO3として濃度50重量%の水溶液、日本無機化学工業製)とメタノールの混合溶液(酸化タングステンとして2.5mol/L)7.3mLを加え、3時間含浸した。その後、吸引ろ過により粒子を回収し、室温で一晩乾燥させた。得られた粉末を、空気中で毎分1℃で500℃まで昇温し、その後引き続きこの温度で5時間の焼成を行い、球状のポリメタクリル酸メチルを除去して酸化タングステン粒子を得た。この酸化タングステン粒子のBET比表面積は21m2/gで、ここから一次粒子径は40nmであることがわかった。また酸化タングステン粒子の結晶化率は89%であった。その後、この酸化タングステン粒子に実施例1と同様の方法でPtの担持を行い、粒子状のPt担持酸化タングステン粒子を得た。
焼成を600℃で行った以外は、実施例1と同様の方法で酸化タングステン粒子を得た。この酸化タングステン粒子のBET比表面積は11m2/gで、ここから一次粒子径は76nmであることがわかった。また酸化タングステン粒子の結晶化率は100%であった。その後、この酸化タングステン粒子に実施例1と同様の方法でPtの担持を行い、粒子状のPt担持酸化タングステン粒子を得た。
平均粒子径が490nmの球状のポリメタクリル酸メチルを含むラテックス100mLを、回転数2500rpmで2時間遠心分離で沈降させ、2日間自然乾燥させてコロイド結晶のテンプレートを得た。網ふるいを用いて、2mm〜425μmの粒子に分粒した後、メタタングステン酸アンモニウム(WO3として濃度50重量%の水溶液、日本無機化学工業製)とメタノールの混合溶液(酸化タングステンとして2.5mol/L)7.3mLを加え、3時間含浸した。その後、吸引ろ過により粒子を回収し、室温で一晩乾燥させた。得られた粉末を、空気中で毎分1℃で500℃まで昇温し、その後引き続きこの温度で5時間の焼成を行い、球状のポリメタクリル酸メチルを除去して酸化タングステン粒子を得た。この酸化タングステン粒子のBET比表面積は9.2m2/gで、ここから一次粒子径は91nmであることがわかった。また酸化タングステン粒子の結晶化率は61%であった。その後、この酸化タングステン粒子に実施例1と同様の方法でPtの担持を行い、粒子状のPt担持酸化タングステン粒子を得た。
メタタングステン酸アンモニウム(WO3として濃度50重量%の水溶液、日本無機化学工業製)を90℃で一晩乾燥後、得られた粉末を乳鉢で粉砕し、乾燥粉末を得た。得られた粉末を、空気中で毎分1℃で400℃まで昇温し、その後引き続きこの温度で5時間の焼成を行い、酸化タングステン粒子を得た。この酸化タングステン粒子のBET比表面積は1.4m2/gで、ここから一次粒子径は599nmであることがわかった。また酸化タングステン粒子の結晶化率は27%であった。その後、この酸化タングステン粒子に実施例1と同様の方法でPtの担持を行い、粒子状のPt担持酸化タングステン粒子を得た。
焼成を500℃で行った以外は、比較例2と同様の方法で酸化タングステン粒子を得た。この酸化タングステン粒子のBET比表面積は2.0m2/gで、ここから一次粒子径は419nmであることがわかった。また酸化タングステン粒子の結晶化率は44%であった。その後、この酸化タングステン粒子に実施例1と同様の方法でPtの担持を行い、粒子状のPt担持酸化タングステン粒子を得た。
焼成を600℃で行った以外は、比較例2と同様の方法で酸化タングステン粒子を得た。この酸化タングステン粒子のBET比表面積は1.7m2/gで、ここから一次粒子径は493nmであることがわかった。また酸化タングステン粒子の結晶化率は46%であった。その後、この酸化タングステン粒子に実施例1と同様の方法でPtの担持を行い、粒子状のPt担持酸化タングステン粒子を得た。
焼成を700℃で行った以外は、比較例2と同様の方法で酸化タングステン粒子を得た。この酸化タングステン粒子のBET比表面積は2.3m2/gで、ここから一次粒子径は364nmであることがわかった。また酸化タングステン粒子の結晶化率は44%であった。その後、この酸化タングステン粒子に実施例1と同様の方法でPtの担持を行い、粒子状のPt担持酸化タングステン粒子を得た。
Claims (1)
- 光触媒体前駆体化合物の粉末と粒径50nm〜200nmの有機物粒子との混合物を焼成する光触媒体の製造方法であって、光触媒体前駆体化合物がメタタングステン酸アンモニウム、パラタングステン酸アンモニウム、タングステン酸(H 2 WO 4 )、塩化タングステンまたはタングステンアルコキシドであることを特徴とする光触媒体の製造方法。
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Applications Claiming Priority (1)
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| JP2008182395A JP5295668B2 (ja) | 2008-07-14 | 2008-07-14 | 光触媒体の製造方法 |
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